でたらめ日記:平成18年年総集編

目次

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平成18年12月分の日記

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平成18年12月19日(火曜日)

ヘロヘロと仕事。

今日も今日とてCGの続きを作っていたら何とかゴールが見えてきた気がした。
しかし、明日は新宿までロケに行かねばらないので何となく落ちつかない。

機材の準備もあるので、適当なところで切り上げて早めに帰宅するつもりだったのだが、
例によって作業は延々と続くので『切りの良い所』がなかなか見つからない。
結局、無理やりにデータ配信をして帰宅したのは11時過ぎになってしまった。

冬の朝のロケは憂鬱だなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.12.20)


平成18年12月18日(月曜日)

ノロノロと仕事。

朝一でメールチェックをしたが、スパムメールしか届いていなかったので引き続き
CGの修正を続ける事にした。
先ずは先週末にレンダリングをしたCGを整理し、一通り繋げるところから始めた。
それこそ一度作ったCGの手直し版なのでそれ自体は右から左で終わったのだが、
見ているうちに気に入らない点が見つかったので自主的に修正を加えたりしながら
新しいシーンのレンダリング準備を進めていった。

兎に角、レンダリングをしている間も休んでばかりもいられない。
2台のマシンを使っているので1台でレンダリングしている間にもう1台でデータの
修正を続けていると時間に切れ目がなくなってくる。

日記もまともに書けない状態で気がつけば日付が変わっていた。
このままCGを仕掛けて帰ろうかとも思ったが、クライアントに途中経過を知らせる
意味でも、出来たところまでをWeb配信する事にした。
結局、データの変換や『配信しました』とメールを出したりしていたら1時近くになっていた。

やれやれ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.12.20)


平成18年12月17日(日曜日)

今日もまたダラダラ。

眠りが深かったせいか目覚まし代わりのラジオも全く聞こえなかった。
布団の中でゴロゴロし続けた結果、気がつけば昼を過ぎていた。
流石にこのままではいけないと思い、起き出すことにした。

さて、有り物で昼食を済ませ、葛西の巨大DIYショップ『HOMES』を目指した。
水溜りが出来て難儀している幌の補強に使う部材の調達の為だ。
正直に言うと純正の幌を買い直すなり、幌を一から作り直したほうが理想的なのだが、
折角作った幌を捨ててしまうのも忍びなかったからだ。

水溜りが出来る原因は幌に弛みが出来るためなので、要は幌を内側から補強してやれば
良いだけの話した。
『幌の梁に針金を掛ける』とか、『幌の内側にゴムバンドを取り付ける』などいろいろ
考えたが、どれも調整が難しい上に手軽とは言い難い。
そこで、幌の内側全体に大きなダンボールを仕込むことを考えたのが
11月末だった。
幌生地が湿気で緩んでもダンボールが屋根の役目を果たすので水溜りが出来ない筈だった。
しかし、暫くしたら防水の甘い箇所から染み込んだ水分でダンボールが強度を失い、
結局水溜りが出来た経緯がある。

駐車場に車を止め、目当ての物が置いてあったと記憶している場所に直行した。
上記の事態を踏まえ、探していたのはプラスチックで出来たダンボール、通称『プラダン』だ。
要は水が染み込んでも強度が変わらなければダンボール作戦は有効と考えたのだ。
前回(横浜営業の帰り)に寄った時に見た覚えが有るので、あっというまにプラダンを発見。
値段も600うん十円と安価だったので万々歳だ。

さて、プラダンを持ったままだと他の買い物も出来ないので、とりあえず車に積む事にした。
とは言っても、畳ほどの面積の薄い板を折り曲げずに車に収めるのに少々悩んだ。
悩んだ挙句に予定したたのと粗同じ状態、即ち幌と梁の間に沿わせて屋根代わりに収める
事にした。
長さを調整していないのでリアウィンドが全く見えなかったが、とりあえず何とかなった。

邪魔な荷物を置いてしばし店内をうろついた。
しかし、開店当初から比べると随分と個性が薄くなってしまい、『こんな物、誰が買うのか』
と言う見ているだけで楽しいと言うものが少なくなった。
辛うじて面白いと感じたのが巨大カラーコーン。
売り物なのか、単なるディスプレイ用なのかは分からないが、他で見られないものが
見る事ができるのは楽しい事だ。
奥方に大うけしたので記念写真まで撮ってしまった。
[巨大カラーコーン]
超巨大カラーコーン。
これを使っている現場は見た事が無いが、単なる飾り物ではないと思う。 

結局、DIYショップ側では面白いものが見つからず、併設されているスーパーマーケットで
ビールを一箱と舞茸、バター2箱、牛乳2Lを買って河岸を変えることにした。

次に向かったのは『Mr.シェフ』だった。
目的は無かったので、巡回パトロールの様なものだ。
ビールは買ったばかりなので、結局レトルトカレーを買うに留まった。
続けて河内屋に行ったものの、目ぼしい物が見つからず何も買わずに帰路についた。

さて、時計を見たところ既に7時を大きく回っていた。
時間が時間だったので家に帰って料理をする気力が失せてきたので、外食をする事にした。
しかし、大食いする気にはならないし、気の利いたものも思いつかなかった。
考えた挙句、久しぶりに『加真呂』でハンバーグを食べてから帰宅した。

去年の今日一昨年今日


(2006.12.20)


平成18年12月16日(土曜日)

ダラダラと休み

仕事は気になるので何となく10時くらいに起きたものの、何もする気にならない。
有り物でブランチを作り、『王様のブランチ』をみるという、いつもの週末となった。

さて、テレビを見終え、しばし悩んだ。
HDDの中に堆積したビデオを消化するのも週末の過ごし方として間違っていない。
しかし、部品を買ったところで止まっているポンコツ2cvの修理をしないと、雨の日に
乗れない『使えない車』になってしまうからだ。
悩んだ結果、やはり修理を優先する事にした。

まあ、修理といっても基本的には消耗しきってつかえなくなった部品を買った部品と
入れ替えるだけの作業だ。
むしろ時間が絶ち過ぎてワッシャーの位置がどうなっていたかを思い出すのが問題だった・・・

[ワイパー部品] [ワイパー部品]
純正ワイパードライバーセット(写真左)とその内訳(写真右)
ワイパードライバーアッセン、取り付け用ナット(内外各1)、ワッシャー、ゴムパッキン、抜け止め
[ワイパー部品]
部品を交換したワイパーユニット(バルクヘッド側から見た図)
[ワイパー部品]
組み付けたワイパードライバーのアップ
動きが渋めだったので一応、軸にCRCを吹き付けておいた

ワッシャーの位置を思い出しつつあっという間に組み立て完了。
引き続きワイパーユニットを車へ取り付ける作業に入った。
電気配線はカプラー1箇所だけなので迷う事は無かったが、『どのネジで止めていたか』を
思い出すのに又もや悩む私・・・

スタートが遅かったのであっという間に日が暮れて焦ったが、何とか取り付け完了。
軸にCRCを吹き込んでから組み立てたてたものの、交換前とは比較にならない『渋さ』で
あるのは間違いない。
『もし動かなければワイパーモーターの交換か・・・』とビクビクしながらスイッチを
入れたところ、呆気なくワイパーは動き始めた。
何往復かさせてみたが動きが渋いという事もないし、『ギッタン、バッタン』という
異音も無くなったので完璧だ。

さて、止水用のパッキンも新しくなったので、雨漏りチェックをしたいところだったが
すっかり暗くなっていたのでパスした。
これでどんな雨でも大丈夫・・・とはいかないのが我家のポンコツ車の困ったところだ。
上記の作業を始める直前も幌に溜まった水溜りの処理から始めたくらいで、これをどうにか
克服しないと雨に弱い点は変わらないのだ。

まあ、この点については絶好のデバイス(?)がある事を知っているので明日にでも
何とかなりそうだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.20)


平成18年12月15日(金曜日)

相変わらずCG。

今やっている作業は基本的に先週作ったCGの修正なので半ば終わった気分でいる。
その為か、イマイチ手が動かないというか、やる気が起こらないと言うか・・・
さっさと切り上げて他のCGに掛かりたい気分になってきたものの、目の前の仕事を
打破しなければどうにもならない事には変わりが無い。

そんな中、S建設のY氏から『トンネルの完成映像を撮ってくれ』との指示が来た。
ビデオ撮影は作業が終わらないと金にならないCGと違って日銭(?)を稼げるし、
気分転換になるので願っても無い事だ。
直ぐに『来週はいつでも良いですよ』と返信したのだが、結局夜になっても返事は来なかった。
まあ、相手は完成したトンネルなので気楽なものだ。

夜まで作業を続け、一応データの整理整頓が終わったので順次再レンダリングを開始したが、
流石に全部は終わらないまま帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.20)


平成18年12月14日(木曜日)

のろのろと作業再開。

昨夜、ディープに飲んだせいか、朝から二日酔いだ。
幸い吐き気は殆どないのだが、その代わり一日中両腕が引きつっていたと言うか、痺れて
いたというか・・・・
いずれにしても暫くは酒はいいです・・・

さて、CGの修正が足踏み状態で全く進んでいない。
当初はカメラアングルを一部変え、色調整をするだけだと思っていたのだが、部品を
あっちにやったり、こっちに移したりしていてレンダリングもままならない。
恐らく後からの修正を考えながらやっていたのだろうが、全編のデータを1本のファイルに
纏めておくのにはレイヤーの数が心細くもある。

はたまた、バッテリーロコなどの部品に『わかり易いようにアウトラインを書いてくれ』と、
言ってくる人がいて、困り気味だ。
こちらとしては添え物的な部品は極力手を抜くことで存在感を薄めているつもりなのだが、
チェック役が複数いると人によって視点や論点が随分と違う事を痛感する。

結局、Pythonスクリプトの修正を含め、夜中までチクチクやっていたが、
イマイチはかどらなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.15)


平成18年12月13日(水曜日)

今日もCG修正の続き。

朝一番にメールチェックをしたところ、T室長から返信メールが入っていた。
曰く、以前修正するとか、しないとかいっていたセグメントの変更は『画面が暗くなる
可能性が高い』と言う理由で見送られることになった。
正直言ってこれはありがたい。
もし、セグメントの構造を変更しようとすると、それにかかわる手間が尋常ではないからだ。

ところが、夜に行われる飲み会の事が気になって、どうにも仕事に集中できない。
あれこれサンプル出しをしたり、変更したりせねばと思いつつも、雑念が次々と湧いてきて
手が止まってしまうのだ。

結局、仕事に関しては満足な成果を上げられぬまま、飲み会に突入した。

面子は隊長、兄貴、S床屋、Mr.North、Kちゃん、武器商人、私、私の奥方の8人。
遠方(?)から来る人もいて遅れると連絡が入っていたが、結果的に10分遅れ程で、
全員集合となった。

[写真:] [写真:]
[写真:]
数年ぶりに合った顔も多いが、流石に高校時代からの旧知の仲間だ。
1杯目のビールから全員ハイテンションで会話が進む。
[写真:] [写真:]

大酔っ払いしている間、デジカメを三脚につけてブレボケ写真を連写。
1枚では失敗写真だが、繋いでみたら結構面白い動画になった。
インチキ動画その1(01.wmv)その2(02.wmv)その3(03.wmv)

今日はサワーとカクテルが半額と言う話なので、大生2杯の後は奥方の飲んでいた『生キーウィサワー』を
がぶ飲みした。
味はキーウィーそのものなので、酸味の利いた甘さがとても美味かった。
[写真:生キーウィサワー大]
今回始めて飲んだ生キーウィサワー。 3杯目はデっかくなっちゃたぁ〜

[写真:] [写真:]
[写真:] [写真:]
まあ、場所が場所なので料理の写真はあまり撮らなかったが、ビーフンが相変わらず美味かった。

宴会コースではなかったので、時間を気にせずに飲んでいたら、あっという間に3時間経過。
ぼちぼち終電が怪しくなってきた人もいるので宴会は終了した。

さて、帰ろうかと思いきや、兄貴が飲み足らないと言い出したので立ち飲み屋でプチ2次会。
Kちゃん、S床屋を含めた5人で子一時間バカ話の続きをした。

結局、帰宅したのは日付が変わった頃だったが、実に楽しい一日であった。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.14)


平成18年12月12日(火曜日)

よたよたと仕事。

正直言うと、半分は納品を済ませたつもりになっているので『アクセルベタ踏みハイトップ
最高速』から『3速裏道流し』にシフトダウンしている。
結果として”やる気”が途切れた感じになり、作ったデータの捏ね繰り回すことに終始した。
まあ、その場限りの無手勝流で作った部品をPythonスクリプトを使って管理する
形に移行させる作業なので後からの作業が楽になるのは間違いないが・・・

それよりも明日の夜に予定されているプチ同窓会の方が気になってならない。
多忙なK氏からの幹事を指名された事もあって、携帯メールがどしどし届く事に興奮が
否応無く高まってくる。

仕事の進捗や修正に関するメールをクライアントに出したものの、返事が無かったので
早々とビールを大量摂取して帰宅した。

(2006.12.13)

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『時効と死刑』

つい先日は『崖の上で動けなくなった野良犬の大救出劇』でニュースやワイドショーが
騒いでいたが、それ以降は石原真理子の暴露本出版くらいしか耳に入っていない。
仕事でテンパッていた上に、親父が朝から晩までスカパーを見ているのでリアルタイムな
話題はもっぱら新聞に頼っていた事もあるだろう。

そんな中、2つのニュースが印象に残った。

一つ目はトラックによるひき逃げ事件が時効を迎えたという話。
轢いた自転車を植え込みに隠した事からも100%自覚があるはずなのに逃げてしまうと
いう卑劣な犯罪だ。
それが、たったの5年で時効になった事に解せない思いで一杯だ。

今件も含め、毎度のことながら『車』が絡んでくると、何故こうも大目に見てもらえるのかが
不思議でならない。
故意にしろ過失にしろ人を傷つけたり死なせたという『結果』が同じなのにもかかわらず、
車を使えば罪が軽くなるというのが法律の不条理だ。

先ほど聞いた辞め検弁護士によると法律そのものが明治時代に作られたもので、鋼鉄製の
自動車を前提にしていなかったという。
しかし、それよりも『産業優先』という国策が働いていると考えた方が分かり易い気がする。
自動車は物流や営業に無くてはならない国繁栄の根幹であり、諸々の公害病も各種談合も
含めた『必要悪』と考えている節がある。
極めて前時代的な話だが『大きな成果を得る為の尊い犠牲』だから我慢してくれと言って
いるように思えてならない。

話を時効に戻す。
時効が誰の為にあるのかは神学論的な話になりかねないが、多くの被害者や遺族の為の
物とは思えない。
法律が許しても絶対に許さないというのが多くの被害者の心情だろう。

では加害者の為か?
サスペンスドラマの一コマとして『時効がきても罪の呵責からは逃れられない』とか
『時効までの間、十分に苦しんだ』という解釈が存在する。
しかし、『お話』の中では同情的なお膳立てが成立できても、現実世界では逃げ得に
成りかねない。
今回の件に当てはめると前途ある子供をひき殺した上に隠ぺい工作までしておき、
たったの5年で『はい、それまぁ〜でぇ〜よ♪』ってのを納得できる人のほうが少ないだろう。

では警察の捜査体制の問題か?
事件が起こると捜査員が動員されるが、動員できる人数は有限なのが現状だ。
案件が複数あれば『難易度』によって割り振れる人数は変わってくるし、その実『費用対効果』や
『優先順位』ってものも存在するから『当て逃げ物件事件』は門前払いになったりする。

しかし、今回の話は限りなく殺人に近い傷害致死事件だ。
止まっていた車のミラーをへし折ったとか、おかまを掘って逃げたのとは訳が違う。
それにも拘らず人を死に至らしめた道具が『車』となると、5年で捜査が打ち切りになって
しまう。
捜査員もさぞや歯がゆい思いをしていることだろう。

民事の時効はまだ先なので全てが終わったわけではないが、空しさしか感じない。

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2つ目は大阪浪速区で姉妹二人を殺害した被告に死刑判決が出た話題。

この鬼畜が姉妹を襲った理由は当初『ゴト師から抜けたかったから』という風にも聞いた
ものの、それよりも『自分の母親を殺した時の快感を忘れられなかった』と言うのが話が
真しやかに伝わってきた。
しかも、出所したら、またやりたいと嘯いている事からも、こりゃ、完璧に病気です。

こんな人間に単なる懲役を科しても何の意味も無い。
臨床心理士によるカウンセリングや脳改造までを視野に入れた更正教育や人格矯正を
導入しなければ、当人には単なる罰ゲーム程度しか感じないのだろう。
そんな訳で、今回の死刑判決は極めて妥当な話だ。
これで無期懲役なんて温情判決(?)が出ていたら何年か先に第三の被害者が出ることは
必至だから、死刑もまた矯正教育の一環と言えなくも無い。

まあ、郷田マモラ氏の漫画『モリのアサガオ』もそうだが、死刑制度には大いに疑問がある。
冤罪だった場合に取り返しがつかないという事もあるが、根本には『法律で人殺しを禁じて
おきながら、国は合法的に人殺しをする』という矛盾にあると思う。

されど、『死刑』と『無期懲役』との差が天と地ほどの差がある現状を何とかしない限り、
『死刑廃止』は夢のまた夢の話だ。
『終身刑』や『仮出所無しの無期懲役』、はたまた『懲役200年』なんていう制度が
出来ない限り、溝は永遠に埋まらないと素人でも分かるのだけどねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.12.13)


平成18年12月11日(月曜日)

朝からバタバタ。

帰りが遅かったので寝坊しつつ朝食の用意をしていたら携帯電話がなった。
出てみたら、またしても親父からの転送電話で直ぐにT室長に折り返すことになった。

内容は当然CGの修正の件だったが、手元に資料が無い事もあってイマイチ先方が
何を言いたいのかが良く分からない。
仕方が無いので遅〜いADSLでCG動画をダウンロードして確認したところ、ようやく
T室長の指摘が分かった始末だった。

バタバタと出社したところ、今度は同じ件についてM氏からのRESが着ていた。
すると、またしてもPDF形式の手書きの資料が大量に添付されており、大幅な修正の
必要性を直感した。
とほほ・・・

さて、メールには『(資料を)見たら電話をください』と、コメントが付いていたので
M氏に連絡をつけたところ、やはり図面やメールでは通じていない事があり、修正の
方向性が確定した。
基本的にはカメラアングルを調整する事で『ボロが出ないようにする』だけなので、
一義的には複雑な構造物には手を付けずに済みそうだった。

しかし、手をつけようと思った矢先に足踏み状態となった。
連日の残業の間、場当たり的に部品を切ったり、張ったりしていたので部品同士の関わり
具合がグチャグチャになってしまっていたのだ。

そんな訳で、またしても夜中まで作業をしたものの、大して進展しない終わった。

(2006.12.12)

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『7&YでCD購入』

毎日、朝から晩まで仕事をしていると本当に何処へも行く機会が無くなってくる。
ネット通販でなんでも買える便利な時代なので大して困らないと思いきや、シングルCDを
買おうとして少々悩んだ。
Amazonの場合、1500円以上では送料無料なのだが、それ未満だと送料が掛かるからだ。
(まあ、確実に売っていると思われる秋葉原に行く電車賃を考えれば安いのだが・・・)

そこで考えたのが音楽のネット配信だった。
音質には疑問がるものの、CDでもポンコツ車のカーステレオか小型のラジカセで
聞くていどなので殆ど問題にならない。
しかも、1曲200円くらいで買えるのだから、言うこと無しだ。

そんな訳で検索を掛けてみると『働きマン』のOPやED、
水木一郎氏の『豪石!超神ネイガー 〜見だが おめだぢ〜』まで配信されている!

しかし、どれも購入には至らなかった。
前者と後者とでCODECが異なる上に、肝心の串田アキラ版『風よ光よ』は何処からも
配信されていないのだ。(12月上旬現在)

そんな訳でやはりCDシングルを買う必要が生じたところで、ようやく『7&Y』の事を
思い出した。
セブンイレブンには兄貴を駅に迎えにいった帰りに寄る事が多いし、送料が無料なので
全て丸く収まるって寸法だ。

Amazonと比べると商品数は少ないかもしれないが、ネット通販の選択肢の一つとして
便利に使えそうだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.12)


平成18年12月10日(日曜日)

日曜日だが今日も仕事。

連日の仕事疲れが出たらしく、気がついたら昼近くまで爆睡。
有り物で昼食を食べてから仕事に出た。

最初に提示されていた納期(?)を過ぎていたものの、拡大解釈をすれば
『月曜日に使う為の前週末作業終了』
と言うことになるので、今夜中に仕上げれば面目は保てる。
・・・ていうか、先方も完全に出来上がることを想定していない様子なので、大して
重要ではないのかも知れない。

さてさて、今日のお題は『道路に車を走らせるの巻』だ。
走らせる車は例によって『有り物』のインチキ車を流用するので事実上、いかにして
振り付けをするかに集約される。

今回つかったのはパスアニメだ。
少し前の作品ではテンパッていたこともあって通常のアニメを使ってしまい、かえって
難儀した。
それに対してパスアニメなら複雑な経路を設定してもアニメ設定は1次元で足りるので
便利な事この上ない。

しかし、今回の場合は三車線分のデータを複数用意する必要があるので、設定だけでも
それなりの掛かってしまう。
その上、道路と車はカメラ視線の変更中に出現させるつもりだったので、『車の無いトンネル』も
必要があった。
全てをCGの透過設定でこなす事も出来るが、合成すべき物が他にも存在するのでビデオ編集で
合成させた方が何かと楽だ。
そんな訳で、2台のマシンで分担させてレンダリングを行った。

・・・が、全ての素材が揃ったのは夜中の2時近くの事。
それからビデオ合成をしてサンプルをアップロードしたので帰宅したのは3時になった。

cars01.wmv ・・・ 約6秒、約0.8MB

去年の今日一昨年今日

(2006.12.12)


平成18年12月09日(土曜日)

午後から仕事。

どうにも疲れが取れないため、『王様のブランチ』をノンビリと見ながら出社して
昨日の続きをする事にした。

さて、トンネルが大凡出来ているので『後は車を走らせるだけ』のつもりでPCに向かった
ものの、道路が無ければ車は走れない事に突き当たった。
共通の断面を作って引き伸ばしたり回転させたりすれば苦も無く出来上がると思ったものの、
道路に引く白線(車両通行帯)をどう引けばよいかで手が止まってしまった。
それこそ今はインチキして作り、後から指示を受けて修正すればよいだけの話だが、
それにしたって修正点は少ないに越した事は無い。

ところが、こんなときに限っていくら検索を掛けてもそれらしい画像も情報も得られない。
『高速道路 分岐 車両通行帯』などと思い当たる文言で検索を掛けても肝心の白線の
写っている映像に行き着かないのだ。
どうすべきか15分くらい悩み続けていたところ、作業場の片隅に免許証の更新時に
もらう『交通の教則』があったことを思い出した。
早速めくってみると『ビンゴ』とはいかなかったものの、少なくとも参考になるデータが
あったのでそれを元にでっち上げる事にした。

・・・が、気がつくと日付がかわってしまった。
一応道路はできたものの、車のデータを読み込んだりしているうちにソフトがハングアップ。
このまま作業を続ける気力が失せたので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.12)


平成18年12月08日(金曜日)

第一回の締切日。

昨夜も夜中まで作業を続けたので、残ったのは『トンネルが完成して車が走るシーン』のみとなった。
画コンテにすると2コマ分くらいだ。

少々遅めに出社してみると珍しく連続してRESがついていた。
しかし、完成間近というこのタイミングになって『xxはスチールセグメントの方が・・・』
とか、『土木の暗いイメージを払拭したいので色合いは明るめにしてください』とか
いう内容に少々キレ気味に返信メールを書き綴った。
すると、とりあえず修正は後回しにしてこのまま『前進してくれ』との指示が入ったと共に、
色合いについては先方の『言葉足らず』である事が分かった。
まあ、よい。

しかし、そうは言ってもメールで意思の疎通を図るには的確な返信を書いたり、サンプル
画像を作ったりする必要もあって時間だけが過ぎていった。
そんな訳で、作業がまともに進まぬまま昼が過ぎてしまった。

そんな中、ひょんな事から躓いた。
今回のCGは2本のトンネルをY字型に繋ぐ『お話』なので通常とは違った断面が
どうしても出てくる。
特にYの字の『又』の部分の繋がりをどう誤魔化そうか思案したが、結局妙案が浮かばず
図面を元に現実に近い方式の部品を作らざるを得なくなった。

結局、タモリ倶楽部が始まる頃まで作業を続けたが、トンネルが完成するに留まった。
とほほ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.12.12)


平成18年12月07日(木曜日)

ヘロヘロな状態で仕事。

事実上、今日中に目処を付けなければ明日のクランクアップなど夢のまた夢だ。
朝から否応無く巻きを入れて作業をしていた。

今日の作業は『起承転結』の『転』の終わり近くの場面。
シールド機での切削を終えた後、トンネル内部での付帯作業前後のお話だ。
事実上、大掛かりなアクションは無いので気が楽なのだが、新たに組み込む部品もその都度
出てくるので牛歩あるいわ匍匐前進くらいのスピードしか出せない・・・

ちょっとした転機は地盤改良のシーンだ。
トンネル内部からボーリングを行い、薬液を注入して土が崩れないような処理を行う
作業なのだが、CGでは『イメージシーン』として割愛している。
しかし、ボーリングの後に薬剤を注入したことを暗示する『霧のようなもの』をパーティクル
エフェクトで作る途中で手が止まった。
パーティクルは便利な機能である反面、メモリー消費が多いし、レンダリングにも時間が
掛かる難物でもある。
結局のところ、静止画で使うのなら別だが、短時間で作らねばならない3DCGの『添え物』
として使うのにはリスクが高すぎる。
そんな訳で、それっぽいものをビデオ編集ソフトで処理すべく、マスク用の動画を
でっち上げた。

あーだ、こーだしているうちに、あっと言う間に夜中になってしまった。
まだまだ完成には程遠い状況だが、途中経過をアップロードして帰宅したら1時過ぎになってしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.08)


平成18年12月06日(水曜日)

グロッキー気味なれどCG

昨日は思ったように作業が進まなかったので『今日こそは』と、思ったものの
T室長からのリクエストに応えていたら時間はみるみる過ぎていった。

作業が足踏み状態になった理由はモーフィングにある。
Blenderには形状のポイントデータを登録してアニメーション化する機能があるが、
使い方を覚えていたつもりでいたら、バージョン2.42で仕様に変更が加わったらしく
右往左往してしまったのだ。
仕方が無いので不本意ながら旧バージョンのBlenderで作ってからデータを読み込む
作戦を取ってみた。

ところが、作ったデータに不備があったものだから調整の必要が発生した。
まあ、設定した『Keyポイント』の位置を移動させたり、削除するだけなのだが、
編集したらモーフィングしてくれなくなり面食らった。
幸い、対処法が見つかったので事なきを得たが、チュートリアルの類が無いので、簡単な
ことでもハラハラドキドキだ・・・

夜になり新しいシーンに突入したが、途中でビールを飲み始めた事もあり、効率は急減速。
10時過ぎに帰宅したところ、ビデオをみているうちにシャットダウン・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.12.07)


平成18年12月05日(火曜日)

眠い目こすって仕事。

連日根を詰めているせいか、朝はスッキリ起きられず寝坊気味のスターとなった。

さて、一気に歩を進めようと作業を続けていたが、気持ちに反してなかなか結果が出せない。
頭の中では『あと何手で終わる』というプランがあるにも拘らず、同じところをウロウロ
したり、逆戻りを繰り返している。

そんな中、例によって出来た分をサンプルとしてアップロードしたところ、夜になって
T室長からメールが入った。
主に表現技法についてのリクエストなので編集ソフトでチョチョイと直せる箇所もあるが、
抜本的に部品を修正しなければいけない部分もある。

結局、メールを返信したり、仮のサンプル出しがおわったのは夜中になってしまった。
先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.12.06)


平成18年12月04日(月曜日)

正念場の一週間。

引き続き、朝からCGの続きだ。
昨日は『起承転結』の『承』位まで進んだと思われるが、後半が残っているともいえる。

次に作るシーンは極論すれば紙芝居形式でザクザク進められるのだが、流石にそれでは
高い金を取ることが出来ない。
そこで、ビデオ編集ソフトの場面転換効果を使って誤魔化すつもりだ。

しかし、その為には『中身』を作らねばならない。
鉄骨の組立てシーンは不要にしても、部品としての鉄骨や足場は必要だ。
それにも増して悩んだのが『断面をどう見せるか』だった。
一つ前のシーンでも似たようなことをしているが、見せるものが違うので見せ方が変わって
くるからだ。

散々悩んだ挙句に方針は決めたが、サンプルだしには至らなかった。
先はまだ遠い。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.06)


平成18年12月03日(日曜日)

悩んだ挙句に午後から仕事。

兎に角、急ぎの仕事を片付けない事には落ち着いて車の修理も出来ないものの、
そうかと言って雨に日にバンパーのスプレー塗装はできないのが頭痛の種だ。
それに今日は午後から錦糸町でなぎらさんのトークライブがある事が大いに気になった。
私は直接的なファンではないが、テレビに出ている古参有名人の話芸を『無料』で聞ける
イベントなので気にならないほうがおかしい。
しかし、自分の仕事能力を考えると1シーンでも多く進めておかないと後が辛くなるのは
何時もの事だ。
結局、後ろ髪引かれる思いで仕事に出ることにした。

さて、会社についてメールチェックをしたところ、土曜日なのにT室長からメールが入っていた。
曰く、『特殊セグメントの組立てをもう1リング欲しい』と、言うのだ。
1リング分しか作らなかった理由は、正直言って『抜ける手は極力抜こう』と思っていた
ためなので、確かに2リングくらいあった方が見栄えもいいし分かり易い。
そんな訳で、新しいシーンは先延ばしにしてセグメント組立てを追加する事にした。

あれこれデータの修正をしていたら海外小包が届いた。
先週発注を掛けた2cv用のワイパー部品がアメリカから届いたのだ。
[写真:海外小包]
本来必要だったのはワイパーの付け根にある軸受けセットだけなのだが、ついでなので
シートゴム50個セットも同時に発注したのでこのサイズの箱になったのだろう。
今回の内訳は以下の通り
内容単価個数値段
ワイパーの付け根キット(純正品)$42.952セット$85.90
シートゴム(50個セット)$39.501セット$39.50
小 計

$125.40
送 料

$20.00
合 計

$145.40

先日バンパーを輸入したときよりも若干の円高傾向(約170円/$)なので、合計で
1万7千円くらいだろう。

[写真:ワイパー部品セット]
・・・で、これが懸案のワイパー部品。 ビニール袋に『ヘヘマーク』の入った純正キットだ。

実はFPSさんでこの部品を探した時に、
より安価な社外品($17.8!)と言うのもあった。
しかし、見積もりついでに問い合わせたところ、『お勧めしません』と、返事があった。
なんでも、『リンケージ(軸だろうね)の径が太すぎてヤスリでのアジャストに苦労させれます』
と、いう話なのだ。
それこそ旋盤か何かで一発”引いて”やれば済む話かもしれないが、腕に覚えのある人なら
ともかく、素人が迂闊に手を出すのは怪我の元だ。
その点、純正はそんな事をする必要が無いわけだし、ワッシャーやパッキンも一式付属して
いるので、素直にこちらを買った訳だ。

さて、届いた部品を組み付けないと『雨の日に乗れない車』のままだが、とりあえず
CG制作に没頭する事にした。
幸い、リクエストは同じ事を1サイクル増やすだけなので、アニメーションデータを
流用することが可能だ。
しかし、シールドトンネルの性格上、リング毎に巻き立て角度を変える必要があり、
そっくりそのままとはいかないのだ。
そんな訳で、あっちを直したり、こっちを直しているうちに時間だけは一人前に
過ぎて行った・・・

結局、その後につながる部分やら、ネットへのサンプル配信が終わっら夜中になってしまった。
何となく目処がたっているような、そうでないような・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.12.04)


平成18年12月02日(土曜日)

半分仕事、半分やすみ

仕事を進めなければならないが、奥方が休みなのでスロースタートだ。
それでもそこそこ早めに起きて王様のブランチを見ながらインチキな広島風お好み焼きを
食べてから会社に向かった。

先ずは昨日作ったCGのチェックをしつつ、新しい場面の進め方を検討した。
とりあえず、設定の面倒くさい『セグメント組み立て』のシーンをクリアすれば、一足飛びに
大雑把なシーンに移行することが出来る。
その為には今のシーンを確実に作りこむ必要がある。
ヤッパリ面倒くさい・・・

どうにかこうにかセグメントの組み立てシーンを作ったので掘進シーンへ突入だ。
少々サービス過剰気味だがシールドジャッキまで組み込んで1リング分掘進した後、
カメラアングルをトンネル全体を見渡すように変更してから一気に掘り進める設定にした。
しかし、レンダリングが終わったものを見たところ、シールドジャッキがセグメントに
食い込んだり、掘進速度が予想外に速かったりとメタメタだった。
そんな訳で設定を調整し直して再レンダリングだ。
トホホ・・・

あちこち修正した結果、夕方には一応今日作った分は完成したのでWeb配信して作業終了。
いざお花茶屋を目指した。
お花茶屋と言えば当然向かったのは『東邦酒場』だ。
半月くらい前にもここで飲んだくれた気もするが、今日は期間限定の特別メニューが
用意されていると言うので逃すわけにはいかなかったのだ。

面子はと言うと基本的にF探偵、私夫婦の3人だけ。
『歩くビア樽』にして『ラーメンマニア』の宣教師は宿題が溜まっていると言う理由により
ラーメンとウーロン茶だけをやっつけて帰っていった。

[写真:トロサーモン]
トロサーモン(だったかな)うまぁ〜

[写真:山イモ磯辺揚げ]
山イモ磯辺揚げ。 素朴だけど旨いンだよねぇ〜

[写真:中華トマトサラダ]
定番の中華トマトサラダ

[写真:アジの姿作り]
アジの姿作り(だったかな?) 脂が乗っていて旨かったっス

[写真:イカ明太]
イカ明太子(だったかな?)

[写真:テールラーメン]
そいでもって、メインイベントであるテールラーメンだ。
牛テールの良質な出汁が出ているので、アッサリしているが確りとした味のスープだった。
”御代わり”をしたいくらいだったが、これにて本日のパーティはお開きとなった。
ビールを3杯、緑茶ハイを2杯、ウーロン茶を1杯飲んだと記憶しているが、自宅に
戻って『エンタの神様』を見ているうちに撃沈した。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.03)


平成18年12月01日(金曜日)

不意にバタバタ。

出社して直ぐ、昨夜仕掛けて帰ったCGのチェックからスタートした。
2台のPCに合計3本のレンダリングを仕掛けて帰ったが、どれも10秒未満の短い
シーンと言うこともありトラブル無く終わっていた。
まあ、セグメントピースが他のピースをすり抜けて動くなどの不具合はあったが、
この際大した事では無い・・・

さて、完成には程遠いが、『作業を進めています』と、いうアピールをする為にも、
ここまでのデータをアップロードする事にした。
毎度の事ながら、これが一番手っ取り早く話を進められる方法だからだ。
そんな訳で、データ変換を開始した。

基本的にはAVI形式のファイルをストリーミング再生の可能なWMVに変換する作業だが、
レンダリングしたCGを編集ソフトで加工してからの作業も伴う。
Blenderにはこの手の単純編集をする機能もあるらしいのだが、相変わらず勉強不足なので
古い古いソフトのお世話になった・・・

ところが、編集の途中でPCが突然ハングアップした。
『デバイスドライバーの不具合』とエラーメッセージがあるものの、相変わらず原因不明の
ハングアップだ。
これを気にして度々データをセーブするので大したダメージは無いのだが、再起動したら
データを満載しているHDDが認識されなかったのには驚いた。
幸い軽い熱暴走だったらしく、程なく認識を始めたので問題は無かったが、何度遭遇しても
嫌な体験だ。

一人、小さな胸を痛めていたところに2番目に受けたくないメールが入った。
・・・H親分からだった。
親分がらみの仕事を上野駅で打ち合わせてから早3ヶ月経つので、大いに気にしていたが、
実質的には全く進んでいない事は言い訳のしようが無い。

前回は親分の知り合いでもある『T室長の仕事でバタバタしてまして・・・』と、答弁したが、
同じ言い訳を2度続ける訳にもいかない。
まあ、実質的には同じ理由で進んでいないのだが、その辺を上手くぼかしつつ、苦し紛れの
資料を添付して謝った。

そんな事をしていたせいか、CGデータの配信が出来たのは午後になった。
毎度配信をしても返事が返ってくるまで時間が掛かる事が多いので、HDDデータの
バックアップでもしているかと思ったが、少々甘かった。
今日に限って間髪いれずに感想やらのメールが舞い込んできた。
内容としては『概ね良好』らしいが、『画コンテの変更を検討しています』と言うのには
少々眉をひそめた。
まあ、変更後の画コンテが出るまでは今のままで進めるしかない。

今日も12時近くまで作業をしていたが、奥方を迎えに行く用事が出来たので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.02)


平成18年11月分の日記

11/01 11/02 11/03 11/04 11/05 11/06 11/07 11/08 11/09 11/10
11/11 11/12 11/13 11/14 11/15 11/16 11/17 11/18 11/19 11/20
11/21 11/22 11/23 11/24 11/25 11/26 11/27 11/28 11/29 11/30


平成18年11月30日(木曜日)

相変わらずCGの続き。

仮とはいっても納期まで1週間しかない為、否応無く巻きが入る。
情けない話だが、これくらいのプレッシャーが掛からないとギヤがトップまで入らない
のかもしれない。

先ずは昨日作りこんだデータのチェックとレンダリングだ。
先方から送られてきた画コンテには多くのコマがあるが、一連の動作に多くのコマを
使ったものや、大して意味の無いコマもある。

今回のコマはどうかと言うとその逆で、難易度はそれほど難しくは無いが、いろいろな物が
出てくるので手間がそれなりに掛かるのだ。
幸いにして昨日の内に形状の作り込みは進めてあるので、作業時間の殆どがアニメーション
設定に費やされた。

一応、夜までチェックを行いレンダリングを仕掛けて帰った。

去年の今日一昨年今日

(2006.12.02)


平成18年11月29日(水曜日)

今日も今日とてCG制作。

とりあえず朝からデータの制作を続けつつ、冒頭場面のレンダリングを画策した。
その為にパソコンを2台重ねて置いてあるのだから使わない手は無い。
サブマシンでレンダリングをしている間にメインマシンで更新を続けると言う算段だ。

さて、今日の目標は言わば2コマ目に当たるシーンだ。
レンダリング中の1コマ目はシールド機が遠くからトンネルを掘ってきて、キーデバイスを
組み込む場所でとまる所まで。
絵コンテに従うと、次はバッテリーロコが特殊セグメントを運んで来るシーン、特殊
セグメントを組み立てるシーンが続くのだ。
その際、画面にはバッテリーロコやセグメントを組み立てるエレクターと呼ばれる部品が
出てくるのでインチキでも作っておかねばならない。

この作業をしていて痛感するのは、自分に『それっぽい物を作るセンスが無い』という事だ。
ビデオや写真を参考にしないで作ろうとすると、何故かそれらしく見えない物になるし、
参考があると過剰に作りこんでしまうという具合だ。
それこそバッテリーロコ以前にセグメントを載せる台車なんぞは単なる板に車輪を付ければ
十分に使えると思うのだが、1時間掛けてもアンバランスな物にしかならなかった。
とほほ・・・

夜まで掛けて何とか2コマ目の作り込みの目処がついたが、相変わらずレンダリングに
至らなかった。
・・・と、いうかビールを盛大に飲んでしまい、仕事が進まなくなったので9時に帰宅。
1時間くらいテレビを見ていたら爆睡してしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.30)


平成18年11月28日(火曜日)

のろのろとCG制作。

最も面倒くさいと思う部分に目処がついたので、本格的な作り込みを開始した。
極論すればトンネル掘り以外の部分は大した動きが無いので『止め画に等しい』と、
楽観している部分がある。

しかし、いざ着手してみると新たに造らなければならない部品があれこれ出てくるので
なかなか思ったように進んでくれない。
セグメントを運ぶバッテリーロコなんぞは複雑に作る必要は無いものの、今回のキーデバイス
となる『特殊セグメント』の大きさを考えるとリアルサイズに作るべきか悩んでしまう・・・

それなら出来ている部分のレンダリングをすればよいようなものだが、どのくらいの間合いで
全体を進めるべきか悩んでいる部分もあるため、足踏みが続いた。

結局、11時近くまで手を動かしたものの、レンダリングには至らなかった。
先はまだ、何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.11.29)


平成18年11月27日(月曜日)

今日もまたCG。
・・・と、いうか、まだ諦めきれずにPythonスクリプトに挑んだ。

兎に角、この手法のメリットはシールド機の動きとセグメントリングの出現を1つの
アニメーションデータで制御できる事にある。
8月にやった方法も一応は1本のデータで制御しているが、シールド機がトンネルに沿って
滑らかに動かないという問題があったからだ。
この反省からシールド機の動きは是が非でもFollowPathで制御したかったが、
今回のPythonスクリプトが成功しない場合にはセグメントリング用のアニメーションを
別途用意する必要が出てきてしまう。
これはあらゆる意味で面倒くさい・・・

そんな訳で相変わらず『The Blender Python API Reference 日本語版』を眺め続けた。
しかし、書いてある全てのモジュール(?)について具体的な例文が書いてある訳
ではないので基本知識のない私には難物なのだ。
(逆に言うと基本知識さえあれば、十分以上の情報量があるのだろう・・・)
最初の日に書いた『エラーは出ないが無意味なプログラム』に対して、リファレンス
マニュアルにある文言をあれこれ足して行き、エラーが出るたびに書き直す日々なのだ。

ところが、人間と言う物には適応力と言う物があるらしく、暗号文のような意味不明の
文章も3日も反芻いると違って見えてくる。
モジュールやらサブモジュールの位置づけや前後関係がオボロげながら分かってきた
気がしたところ、エラーが出ない組み合わせに行き着いた。
エラーが出ないと言うことは即ち数値の取り出しに成功したのだ。

#################################
#				#
# 軌道上を動くマシンにあわせて	#
# トンネルが出来てゆくスクリプト#
#   blender2.42a / Python2.4	#
#	(2006/11/27)		#
#				#
#################################

import Blender
from Blender import Ipo

CF=Blender.Get("curframe")	# 現在のフレームを取得
SF=10				# デバッグ用の表示コマ

SP = 0.006			# 最初の表示ポイント
Pich = 0.002025			# 表示用のリングピッチ

MAX = (1.0,1.0,1.0)		# MAXの定義 縮尺=1.0 
MIN = (0.0,0.0,0.0)		# MINの定義 縮尺=0.0 

RC01 = Blender.Ipo.Get('Speed01') 		# Ipo”Speed01”を取得
RCL  = RC01[Ipo.CU_SPEED].__getitem__(CF) 	# 現フレームにおけるSpeedの値

##############################################
# Get Object Data (オブジェクトデータの取得)#
##############################################

SSeg001 = Blender.Object.Get("S-Seg001")
SSeg002 = Blender.Object.Get("S-Seg002")
SSeg003 = Blender.Object.Get("S-Seg003")
		:
		:
	   (中略)
		:
		:
SSeg459 = Blender.Object.Get("S-Seg459")
SSeg460 = Blender.Object.Get("S-Seg460")

############################
# Tunnel MAX/MIN (On/Off)#
############################

if CF < SF : SSeg001.size= MAX	# 指定コマでデバック用の表示
elif SP+(Pich *	0) < RCL:	# Ipoの数値が指定以上のとき
	SSeg001.size= MAX	# 	→   表示(大きさ=1)
else: 				# それ以外では
	SSeg001.size= MIN	# 	→ 非表示(大きさ=0)
				
if CF < SF : SSeg002.size= MAX
elif SP+(Pich *	1) < RCL:
	SSeg002.size= MAX
else: 		
	SSeg002.size= MIN
				
if CF < SF : SSeg003.size= MAX
elif SP+(Pich *	2) < RCL:
	SSeg003.size= MAX
else: 		
	SSeg003.size= MIN

		:
		:
	   (中略)
		:
		:
				
if CF < SF : SSeg460.size= MAX
elif SP+(Pich *	459) < RCL:
	SSeg460.size= MAX
else: 		
	SSeg460.size= MIN
上記ソースファイル → 
test03.py
簡略化したサンプルのセット → sample01.blend ・・・ 約470KB(lzh圧縮)

ところが、出来上がったものの、喜んでばかりもいられなかった。
何故なら最新バージョンのBlenderでしか動かないプログラムなのだ。
参考にしたリファレンスマニュアルが最新版を基にしているので、ある意味当然なの
かも知れないが、普段から使っている2.73aで動かす為の知識が無い事が悔しい。
まあ、これを機に2.42に移行すべき時期なのかもしれない。

さて、今後の事はともかく、仕事を進める事にした。
とりあえず2本目のトンネルにも同じスクリプトを組み込み、期待した効果が出ることを
確認してからクライアントにサンプル出しをして本日の作業は終了。
スクリプトを使ったビデオのサンプル → tunnel01.wmv

納期が迫っているので巻きを入れることにしよう。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.28)


平成18年11月26日(日曜日)

夕方から仕事。

日曜日だが、昨日サボってしまった仕事が気になったので2時過ぎに会社に行った。

今日の課題は何と言ってもPythonスクリプトの克服だ。
Ipoデータの数値を取り出すことさえ出来れば、今後の仕事にも大いにプラスになる。
それを考えて少々過剰に時間を使っているのだが、どうにも答えを見出せない。

当然インターネットで検索を掛けるのだが『Blender Python ipo』というキーワードで
ヒットする日本語のサイトは辞書のような物なので勉強不足の私には意味が分からない。
せめて各種モジュールのチュートリアルがあれば足ががかりになるのだろうが、それが
見つからない為に、上記のリファレンスマニュアルに書かれた文言を半日捏ね繰り回した
しかし、いつまで経っても数値を取り出すことが出来なかったのだ。

悔しいが、なにも出来ないまま一日を終えることが出来ないのでセグメントリングの
名前変更を延々と行って作業終了。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.27)


平成18年11月25日(土曜日)

結局一日休み

仕事が気になったので少々早く起き出したが、『王様のブランチ』を見ていたら家を出る
タイミングを逸してしまった。
それに『明日は雨になるらしい』と聞くと2cvのバンパーの塗装をやっておきたくなった。

そんな訳で、番組が終わったあと自宅から一寸離れたDIYショップに自転車で買出しに出た。
ここには色数は少ないが、1本200円一寸の缶スプレーが売っているからだ。
迷わず白のスプレーとマスキングテープをゲットした。

ところが、わざわざ出てきたのだから『ほかに何か面白い物はないか?』と、店内を
うろついてしまう私・・・
当然時間はダラダラと過ぎていく・・・

奥方に促され帰宅し、作業を始めようと持ったが、状況は芳しくなかった。
冬なので寒いのは仕方が無いが、スプレー塗装には風が禁物だからだ。
元からの怠け癖も手伝って塗装作業は順延にする事にした。

しかし、ここで何もしなかったら仕事をサボった意味がない。
アース不良で点かなくなった方向指示器の改善をする事にした。
単にアースケーブルを引くだけの作業だが、丸型の圧着端子を雌ネジの代わりに使う
作戦がうまくいった。

さて、ここで終わらせるも時間的にまだ早い。
トランクリッドの再塗装やボンネットの継ぎ目へのコーキングなど、出来る事は数々
あるが、どれも今日無理やり始める程の事ではない。
むしろ、以前から問題になっていたインパネ(?)への雨漏りについての考察をする事にした。

正直言ってこの雨漏りが具体的に何処から来る物かはよく分からないが、一番怪しいのは
『お約束』のワイパー周りだろう。
しかし、ワイパーの根元のパッキンをチェックしてみても雨漏りをするほど隙間が
あるようには思えなかった。
そこで、多少脱線ぎみになるが、ワイパーモーターユニットを外して見る事にした。

苦心してワイパーユニットを外し、穴をガムテープで仮止めし、水を掛けてみたところ
ジワジワと雨漏りする場所が見つかった。
どうやらワイパー穴とベンチレーションシャッターの間のパッキンからも水が染み込んで
いるようだ。
とりあえず一歩前進だ。

ところが、外したワイパーユニットにも懸案事項があった。
ワイパーの動き自体は問題ないのだが、何時の頃からか軸がガタガタに緩んでいたのだ。
正直言って入っていたものが抜けるとも考えられない箇所なので謎としか言いようがないが、
これもまた雨漏りの原因になりかねないので修理するに越した事はない。
日暮れが近くなったので、部品を家の中に持ち込み、原因の究明をしてみた。

しかし、部品をじっくり見ても、やはり謎は謎のままだった。
軸と軸受けは部品の前後で圧着してあるので中から何かが抜けるということはありえない。
それなのにクリアランスが大幅に広がっているのが理解しがたかった。
そこで、少々強引にスプライン部をこじ開けて軸と軸受けがどんな構造になっているかを
確かめたところ、ようやく原因が分かった。
結局のところ、軸受けのメタル(プレーン・メタル・ベアリング)と軸の両方が長年の
稼動によって磨耗してしまっていたのだ。
メタルが磨り減るのは仕方が無いが、メタルよりも固いはずの軸が磨耗している事に
少なからず驚いた。

これを修理するには少なくともメタルを交換する必要があるが、調べてみても
リペアパーツなんぞは存在していないようだ。
よって、この部品をそっくり交換するか、ヤフオクに出品されているワイパーユニットを
落札するかなどを含めて調べて回った。
すると、ちょくちょくお世話になっているFPSに安価な社外品があることわかったので
状況を聞くメールを出した。
時差の為に直ぐには返事がないが、これで何とかなりそうだ。

・・・てな訳で、暫くポンコツ2cvは雨の日に乗れなくなりそうだ。
(ていうか、いつまで乗り続けるのか?)

去年の今日一昨年今日

(2006.11.26)


平成18年11月24日(金曜日)

朝から新宿で打合せ。

新宿・花園神社の程近くにある事務所に10時という約束なので、9時少し前に
迎えに来てもらい、電車に乗った。
ここへの最寄り駅は地下鉄の新宿三丁目駅になるが、それだと乗換え時間や運賃が
別に掛かるので、あえてJR新宿駅から歩く事にしているのだ。
しかし、車よりも時間が読めると言ってもハラハラドキドキだ。

幸いにも順調に現地に到着。
早速事務所に入って打合せを始めたのだが、竣工検査やらが続いたらしく担当のY氏は
まともに準備が出来ていなかったらしい。
結局、こちらから送った参考資料を何度か見つつ30分程度で終わってしまった。
なんだかなぁ〜

さて、折角都心に出てきたので寄り道を画策した。
自宅で使うDVD−Rのメディアが底をついてきたし、昨日買えなかったCDも買いたい。
それに輸入食品屋でお買い得品をチェックしたりと、暗に秋葉原を念頭に入れていた。
しかし、時間的には少々早いので各種ショップが開いているとも限らない。
結局のところ、山積している仕事が気になるので大人しく買えることにした。

この心がけが良かったのか、ホームで電車を待っていたら不意にCGの解決策を思いついた。
連日、パスの上を動くペアレントしたデータの位置データを何で読み取るかを悩んで
いたからだ。
結局のところ、パスを使ったアニメはXとYだけの単純な2次関数なので、シールド機の
X座標やY座標を読み取る必要は無かったのだ。

しかし、ここから先が進まない。
Pythonスクリプトを使ってパスアニメのデータを取得するだけだと思ったものの、
いざやってみると不勉強ゆえに使いこなせないのだ。
夜になってようやくパスアニメのIpoカーブ(だったかな)をスクリプトから認識させる
事ができたものの、それど終わった・・・
とほほ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.11.26)


平成18年11月23日(木曜日) :勤労感謝の日

奥方が休みなので休み。

仕事が気になって仕方が無いが、まだ危機感を抱くほど緊迫していないので休めるうちに
休む事にしたのだ。

さて、今日は雨と言う話もあったが、最新の予報によると降水確率は20%程度になっていた。
『これなら自転車で駅まで行けるだろう』と、いう話になり、9時半頃に掛かってきた
F探偵の電話を契機に活動を開始した。

ところが、駅に向けて自転車を走らせようとしたものの、なかなか前に進まない。
漕ぎ出した瞬間、タイヤの空気が抜けている事に気づき、足止めを食ったのだ。
再び家の鍵を空け、空気入れを引っ張り出したのだが、ホースを抜いた瞬間にタイヤ
チューブから勢い良く空気が逆流してきた。
・・・どうもムシ(エア・バルブ)が経年変化で崩壊していたらしい。
玄関先の荷物の中を探したところ、パンク修理セットの中からムシ用のゴムチューブが
辛うじて1個だけ出てきたので空気を入れることが出来た。

ようやく走れると思ったものの、外はチョッピリ寒く感じられた。
まあ、薄手のジャンバーで凌げるレベルなのだが、少しだけ手袋が恋しくなったので、
家に戻って探し始めた。
ところが、手袋を入れていたと記憶しているオートバイ用のジャンバーが何故か見つからない。
奥方曰く、『ハンガーに吊るしておくと型崩れするので畳んだのではないか?』と、
言うのだが、荷物が多すぎて直ぐには見つからなかった。

そうこうする内に奥方の意識は箪笥の上に乗せてあった『銀マット』に行っていた。
これなら水溜りができて難儀しているポンコツ2cvの幌の補強が出来るのではと言うのだ。
寸法の問題があるので直ぐに取り付けられるかは分からないが、当ててみるくらいは直ぐに
出来るので車まで持って行くことにした。

ところが、いざ幌にあてがってみると、横幅も前後長も長過ぎるので直ぐには使えなかった。
それこそ寸法を合わせて裁断すれば良いのだが、少々勿体無い気もする・・・
結局、成り行き上、大きなダンボールを幌の内側全体に入れて補強し直す事になった。
[写真:裁断したダンボール]
[写真:ダンボール屋根の2cv]
ダンボールを幌の内側にセットした2cv。

ダンボールの上から幌を掛けたところ、弛みも無くなり、実に塩梅が良くなった。
考えてみたら、いくら幌の長さを正しく調整しても水に濡れると思いっきり伸びる生地なので
この方法(?)は正解かもしれない・・・
長々と関係ないことに時間を使ったが、ようやく自宅を出ることが出来た。

1時少し過ぎに錦糸町駅に到着。
向かったのは例によって錦糸町の楽天地だが、この期に及んでどの映画を見るかに迷った。
ラインナップとしては
 ・ソウ3
 ・氷の微笑2
 ・トゥモロー・ワールド
 ・フラガール
 ・地下鉄<メトロ>に乗って
 ・椿山課長の七日間
以上6本あったが、生理的に受け付けないと言う理由で『ソウ3』が外れたし、
『氷の微笑2』は『1』を見たことが無いのでピンと来ない。
浅田次郎氏原作の2本はそれなりに味わいがあるだろうが、映画としては一寸弱い気がした。

よって最後まで残ったのは『フラガール』と『トゥモロウ・ワールド』だった。
『フラ・・』は評判がとても良い作品なので見て損は無いと思ったものの、実話なので
展開や結末が見えているのが一寸、難である。
そんな理由により、『トゥモロウ・ワールド』を見る事にした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

映画の後、奥方がコンタクト屋さんに行くと言うので、ファーストキッチンで小腹を
満たしてから京葉道路を横断する事となった。
一寸怪しげなビル(?)に入り、眼科(??)を経て商品を受け取るのだが、休日の
せいか思いがけず早く終わってしまったらしい。
待たされる事を前提にファーストキッチンに行った奥方としては不本意だったようだ。

さて、次に向かったのは『アルカキット』だ。
ここには100円ショップもあるし、輸入雑貨屋もあるので、買い物をしたり見て回った
だけでも気がつけば7時過ぎになっていた。
ヘトヘトになったので帰ろうかとも思ったが、エスカレーターから見えた
『パン、スープ、ソフトドリンク、サラダ食べ放題』と言う文言が気になり、1階から
レストランフロアへ逆戻りする事にした。

どんな店だろうかと思ったら、並んでいるのはハンバーグやオムライス、スパゲティーと
言ったファミレスレベルの料理ばかりだった。
それでいてメインディッシュに当たる料理は1500円位するので決して安いとは思えない。
しかし、デニーズあたりでも単品料理が1000円くらいで、ドリンクバーやサラダは
別勘定になることもあるので法外と言う事ではない。
食べずに帰ったら疲れた状態で料理をした挙句、スナック菓子を食べて気絶するのが
『オチ』なので素直に食べて帰ることにした。

オムライスやカルボナーラが少々気になったが、炭水化物ばかり摂取しても意味がない
のでエビフライつきのハンバーグを頼みバイキングへGO!
まあ、味に関しては何を食べてもファミレスレベルというか、業務用食材の加工品としか
言いようのない無個性な料理だった。
しかし、所詮は『食べ放題』なので文句を言う方が野暮だ。
塩分過剰ということが無いのが唯一の救いで、結構な勢いで食べ続けてしまった。
(料理の写真を撮った後、今日撮った写真が全て低画質モードだった事に気づいた・・・)

気がつけばアルカキットが閉店するような時間になっていたので帰路に着いたところ、
想定外の雨が降ってきた。
まあ、小雨だったので対して濡れずに自宅に戻ったが、流石にくたびれた。
出来れば、このままお風呂に入って寝たかったのだが、明日の打合せに持って行く資料を
もって帰るのを忘れていたので会社に取りに行った。
それこそプリンターで資料を打ち出して終わりにしても良かったのだが、それだけでは
会話が続かない気がした。
そんな訳で、隣の工区のビデオをサンプルとしてアップロードしたりと余計な時間がかかり、
帰宅したら日付が変わってしまった。

やれやれ・・・

(2006.11.24)

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『トゥモロー・ワールド』

ペアで1000円の激安チケットとは言っても、どうせ見るなら見応えのあるものに
したいと思い、悩んだ挙句に『トゥモロー・ワールド』を見る事にした。
テレビで頻繁に流れているCMが気になっていたからだ。
粗筋はというと・・・
舞台は子供が生まれなくなってしまった近未来(西暦2027年)。
世界の大都市は崩壊し、辛うじて残っているイギリスには難民が押し寄せ、テロが横行していた。
エネルギー省の官僚セオはジュリアン率いる地下組織に拉致され、ある少女を海まで連れて行く事になる。
ところが、この少女にが人類の未来を変えるかもしれない存在である事をセオは想像もしていなかった。

まあ、15秒のCMを見るだけでも『少女の秘密』は分かってしまうくらいだし、
本編でも早々に明かされるので、それ自体は『結末』を予見させる物ではない。
よって、『少女を目的地まで運べるか?』が話の本筋になっている。

・・・感想は、良いとも言えるし、悪いとも言える。
例によってネタバレになる可能性があるので細かく書けないが、単なるロードムービーと
考えるには重い話しだし、SFというには踏み込みが浅い。
あちこちに『ドンパチ』や『爆発』シーンがあるのだが、テロや殺害シーンなので
嫌悪感と悲壮感しかない。
結末は『やれやれ』ってな感じで、終わったような、終わらないような・・・

結論としては『絶対に現実になって欲しくない生々しい明日』を見た気分になったものの、
『プレデター』と同じで、訳も分からずその場に投げ出され、流れてゆく感覚もあった。
井筒監督がこの映画をどう評価するか一寸興味がある。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.24)


平成18年11月22日(水曜日)

そわそわと仕事。

今日も基本的にはCG制作がメインだったものの、休み明けの朝一に打ち合わせが控えて
いる事が気になってならない。
しかも、前夜に出したサンプルへのRESが付かないので、このまま闇雲に作業を続けて
よいものかと躊躇ぎみとなった。

実質的な作りこみよりも、シールド機を滑らかに動かす方法の検討などをしていたら電話が鳴った。
親父から即パスされたので何かと思ったらコジマ電気からだった。
何のことは無い。 修理に出したプリンターが仕上がってきたのだ。
月末になるような話だったので思いがけず早く感じたが、ようするに大した不具合では
なかったのだろう。

そんな訳で昼食後にコジマ電機に向かった。
実はこの電話が無くても行くつもりだったので私には好都合だった。
と、言うのも携帯電話を目をつけていたSo702iに交換するつもりだったからだ。
電話機の使用期間10ヶ月以上の機種変更で『1円』特価だったからだ。

とりあえずプリンターは無視して携帯電話の売り場へ行ってみると、前回来たときには
店頭から無くなっていた『白色』の電話も置いてあった。
よって即店員を呼んで・・・とはいかなかった。

と、言うのも現在使っているpreminiUsはデザインや反応速度に不満が無い
どころか全ての点において満足しているからだ。
(カメラはオマケと考えているので深く論じない)
それに対してSo702iは大きさや手に持った感覚には満足しているものの、preminiUsを含めた
ソニエリの携帯としては凡庸と言うか無個性と言うか・・・
まあ、、今後Movaが無くなる方向にある訳だし、FOMAは電話機の機種変更が簡単である
事も含めてとりあえず1歩踏み込む事にした。

てな訳で、P203→F210i→So505i→preminiUsに続き、So702iが
私の5代目の携帯電話に就任したのだが、使い始めて直ぐに不満点が表面化した。
カメラしても音楽再生にしてもメニュー画面から選択する形式になっており、ホットキーが
存在しないのだ。
まあ、どちらも頻繁に使う機能ではないが、preminiUsが便利だった分、不便に感じるのだ。

音楽再生にも不満がある。
再生フォーマットがソニー専用の『ATRAC3』からiPodなどでも使える『AAC』になったのは
よいのだが、埋め込まれているはずの『アーティスト名』などの各種データが表示されないのだ。
まあ、現実問題として表示されていなくても音楽は聴けるし、対応メディアが128MBから
一気に2GBまで拡大しているメリットもあるので痛し痒しだ。

兎に角、携帯電話で遊んでばかりも要られないのでCG制作に戻る事にした。
今日の課題はシールド機の移動をいかにスムーズに行うかの検証だ。
前回は時間的に考える余裕が無かった為、位置と角度を使った通常のアニメを使ったのだが、
曲線を含むシールドトンネルを掘るという動作の設定を考えると得策とはいえなかった。

そこで当然の如くパスアニメに挑む事にした。
まあ、ツールボックスの中から呼び出して軌道に沿って配置するだけなので、大層難しい
と、言う事はない。
慣れない作業ゆえに調整に手間取ったが、それを見越して作った簡略化した軌道なので
自分としては早くできたと思われる。
次は作った『軌道』にシールド機を『ペアレント』するだけで基本的にはOKだ。
IPOウィンドウにSpeedカーブが作成されるのでこれを利用すれば、途中で止まったり、
ユックリ進んだりする調整も可能なので便利な事この上ない。

しかし、シールド機が動き出したからと言っても悩みは尽きない。
軌道を動くシールド機の位置を読む出す方法が思いつかないため、セグメントのオン/オフの
設定用スクリプトを書けないのだ。
これについてはネットで調べるなり、先輩諸兄に質問するなどする事にして、気にしていた
打合せの資料をまとめて一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.24)


平成18年11月21日(火曜日)

今日もがっつりCG制作。

昨日に引き続き短納期の説明用CGに注力する事にした。
事実上、トンネルの作り込みが出来れば全工程の5割にも達するような代物なので、
キッチリと作りこんでおかないと安っぽい物になってしまうからだ。

今日もトンネルの基準となるカーブのRと角度のゲージを作りつつ、加工したセグメントを
仕込んでいったが、手作業が多くてなかなか進まない。
Pythonスクリプトを駆使すれば『Dr.H』並にチョチョイのチョイなのかも
しれんが、相変わらずの不勉強にて候・・・

夜までに2本目のトンネルと特殊セグメントの再加工を終わらせたが、シールド機の移動
経路の定義に躓き作業終了。
帰宅してからウルトラセブンをつまみにビールを飲んでいたが、風邪が治りきって
いないのか妙に苦かった。

[CG:シールドトンネル]
作り終えたトンネル。 何となくいい感じだが、道半ばだ。

(2006.11.22)


平成18年11月20日(月曜日)

今週もCGからスタート。

週末には新宿へ打合せに行く事になっているが、とりあえずは納期の切られている
T社技研のCG制作を先行させる事にした。

さて、本日最初の作業はシールドトンネルの制作だ。
先週末に作ったセグメントは本件の主題ではあるが、トンネル全体の中では一部なのだ。
その為、キーデバイスに到達するまでのトンネルを作りこんでおかないと、説明に
行き着かないのだ。
その点、今回の元ネタにしたトンネルはかなり長い経路を再現しているので、流用するのが
手っ取り早い。

しかし、手っ取り早い反面、(現実を反映している為に)移動経路が複雑な上にカーブが
緩めなのが難点だ。
それこそ、流用できるのは『先行トンネル』の分だけなので、どっちしても『後行トンネル』は
一から作らねばならない。
『急がば回れ』と言う事もあるのでトンネル自体を作ることに決めたのだ。

まあ、作業としては基本となるセグメント1リングを極力単純化した経路を通せば
良いのだが、曲線部を作るためには『Rのセンター』を決めねばならない。
それこそ、インチキして作ることは簡単なのだが、セグメントリングをコピーする事を
考えると『割り切れる数字』とか『切りの良い数字』で作ったほうがクールな作業が
可能になる。
それを頭に入れつつ『どうすべかぁ〜』と、パソコンに向かった。

しかし、どうにも能率が上がらない。
私は元々怠けの者なので集中力の持続時間が短い事に加えて、朝から妙な具合に頭が痛いのだ。
風邪だと思ったので食事のたびに薬を飲んだのだが、なかなか良くならない。
結局、頭痛が治まったのは夕食の後だった。

そんな訳で普段なら(?)ささっと出来るような計算に妙な時間がかかったり、出てきた
数値どおりに回転コピーを掛けても思った位置に止まらなかったりと、ダメダメ続きだった。
しかも、作業の最中に先方から『あれこれ修正してくれ』と、メールが入り、形状定義の
やり直しをせざるを得なくなった・・・
まあ、まだ気持ちに余裕があるので、どうって事は無いが、先はまだ何も見えていない・・・

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『3万倍』

夕飯前に妹が仕事から帰って来るや否や、『新小岩まで送ってくれ』と言われた。
何かと思ったら携帯電話を買い換えるのだと言う。
去年の今頃も同じような事を言っていたような気がするが、欲しいと思ったら何が何でも
手に入れたい性分だからいたしかない。

それにしても、昨年大枚払って買った携帯電話を1年足らずで最新型に切り替える
必要性には、真底疑問を感じる。
私も仕事をしている都合上、携帯電話を常に持ち歩いているが『繋がればOK』なので
型遅れで十分だと思っている。
今まで電話機に掛けた最高額が確かP203の4000円で、その後のF210iは
事務手数料込みで3000円、衝動買いしたSO505iも今使っているpreminiUsも
共に『1円』てな具合だ。

ところが、今回妹がゲットしたのは最新型のSH903iだったらしい。
私や兄貴などが貯めたポイントやら何やらをつぎ込む事でかなりの割引があったらしいが、
Docomoショップでの話なので3万円近くしたのは間違いないだろう。
・・・って事は妹の電話機と私の電話機との価格差は3万倍あることになる。

この価格差を別な物に置き換えるなら片やトヨタの『マークX』片や方向指示器の電球と
言ったところか?
それでいて電話やメールなどの基本機能は大差が無いのだから悩んでしまう。

価値観の違いと言ってしまえばそれまでだが、その差は私には理解不能なほど大きい・・・

(2006.11.21)
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『自作幌の困った現状』

平成18年11月20日(月曜日)


半月前にとりあえず張り替えた2cvの幌だが、未だ完成には程遠いのが現状だ。

幌生地の前後長を調整しなかった為、弛みがあるのだ。
まあ、先日高速道路を走った時にも幌は飛ばなかったので、見てくれに目を瞑れば
晴れの日には問題は無い。

しかし、この状態で雨が降ったら間違いなく水が溜まって幌が落ちる事が分かっていたので、
内側に折りたたんだ段ボール箱を差し込んで様子を見ていた。
最初の雨の後に車を見に行ったところ、水溜りは最小限に留まった。
[写真:幌の現状・前から]
[写真:幌の現状・後から]
幌の現状。 内側にダンボールを入れているが、雨が降るとヨレヨレになる。

ところが、車を動かそうとして驚いた。
シートがビショビショに濡れていたのだ。
何が起きたのか直ぐに分からなかったが、どう考えても雨漏り以外には考えられない。
使った生地は『防水ナイロン』なので俄かには信じたくなかったが、『結露』と言う次元の
水量ではなかったのだ。

そこで『防水スプレー』を使ってみた。
玄関に置きっぱなしになっていた買い置きの防水スプレー丸々1本を幌全体に塗布した
ところ、とりあえず雨漏りだけは止まったようだ。
しかし、それでも雨の日にはヨレヨレになるので、湿度の影響を相当受ける生地であるのは
間違いないようだ。

『やれやれ、一安心』と、思っていたら甘かった。
今朝、奥方を送って行こうと車に乗ろうとしたら、今までになかった大量の水が溜まっていたのだ。
そっと乗り込んで内側から水を流そうと思ったが、夜の内に幌が耐え切れなくなったらしく
後部座席は既にビショビショ・・・
ダンボールを仕込んだ位置の関係で運転席と助手席が無傷だったのが不幸中の幸いだった。
とほほ・・・

まあ、それもこれも幌のテンションを調整すれば全て解決するのかもしれないが、
週末に雨が降ったら、それまでだ。
とりあえず、その場限りの対処療法で乗り切るしかなさそうだ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.11.20)


平成18年11月19日(日曜日)

雨の日曜日。

前夜の余韻でいつも聞こえるラジオは全く聞こえず、気がついた時には聞いたことのない
番組に松任谷正隆さんが出ていた。
(カンニングで学校を卒業したエピソードはショッキングだった)

さて、ノロノロと起き出してお好み焼き作りから一日が始まった。
山芋と小麦粉を入れる順番を間違え、奥方に罵詈雑言を浴びせられたが、生地が緩めだった
にも拘らず、バッチリ裏返す事が出来たので『勝てば官軍』だ。
(1週間の運気を全て使い切ったと言う説が有力)

雨が途切れることなく降っていたので車関係の作業は出来ない。
映画を見に行くにしても雨の中を動くのは面倒くさい。
結局、買い物ツアーに出たのだが、自宅を出たのは3時を大きく回っていた。
いつものようにダラダラとテレビを見ていたら船越栄一郎氏のサスペンスドラマに
遭遇してしまったからだ・・・

最初に行ったのは例によって篠崎の河内屋。
ここには先週も着たが、買うのが随時消費する『日配品』ばかりなので、豆腐x2丁、
焼きソバx4袋、牛乳x2L、ミソx1kg、ココナツミルクx1缶、冷凍ソーセージx1袋、
お米x5kgと盛大に買い込んでしまった。
多分、来週も来るだろう・・・

次に向かったのはサミット。
今日は買い物と言うよりも、溜まりに溜まった牛乳パックをリサイクルに回しに来たのだ。
先ほど米を買ってしまった事も有り、ここで買ったのはマッシュルームと小豆の缶詰に加え、
揚げ玉に留まった。

次は一寸気になるジャンクフードがあったので最寄のミニストップへ向かった。
しきりにCMを流している『海鮮フカヒレまん』が如何なる物かを確かめたかったのだ。
店に入って早々、目当ての物はレジの横で直ぐに見つかったのだが、妙に小さく感じた。
CMでは比較対照はアイドルタレントの手だけということもあるが、想像の3割引って感じだ。
それでいて値段は198円と一人前。
高級そうな材料を使っているので仕方が無いのかもしれないが、個人的には外見だけでも
ディズニーランドの餃子ドッグくらいの大きさにして欲しかった・・・

これで味がイマイチだったら嫌なので、1個だけ買って店内で試食をする事にした。
[写真:海鮮フカヒレまん・その1]
[写真:海鮮フカヒレまん・その2]
奥方の手と比較しても小さな肉まんを2つに割ってみると、『海鮮』といっているだけ
あってエビやフカヒレ(本当かな?)が散見できるが、絶対量は少ない。

・・・と、写真ばかり撮っていると奥方にドヤサレかねないので早速食べてみた。
味は・・・悪くない。
キンカハムスープ味を殺さないような味付けなのか、くどさが無い味だった。
スーパーで買った安物の場合、塩辛いだけで肉の味もにも感じないということがあるが、
それがない分、美味しく食べることが出来た。
夏に食べた通販の中華まんは更に優しい味だったが、あちらは1個千円近い事を考えると
200円近い値段も悪くない。
まあ、納得しつつも度々食べる事は無いだろうが・・・

次はドラッグストア『ぱぱす』だ。
目当てである(先週買い忘れた)『クリーム肌水』をカゴに入れた後、何か買う物は
無いかと店内を回ってみたが、所詮衝動買いするような物は何も無い。
時間が時間なので帰路につくことにした。

ところが、外は相変わらずの雨。
緩んだ幌に溜まった雨水を流していたら窓ガラスに滝が出来る状態だ。
それを見ていた奥方は、先週見た長靴の事が気になってならなくなったらしい。
結局、進路を変えて『靴流通センター』へ向かった。

目当ての長靴は外見上普通の長靴となんら変わらないのだが、雪の上を歩く時にも
滑りにくいように靴底に折りたたみ式のスパイクがついているのだ。
この手の靴が雪国で使われている事をテレビで知っていたものの、雪の少ない東京では
見たことが無かった。
それが先週何となく寄ったところ多数並べら得ている事に気づいたのだ。

まあ実際問題、雨の日には2cvで送り迎え(?)をするので奥方が雨合羽で自転車通勤する
事は無いから長靴もスパイクも必要ないものだ。
よって、先週さんざん見ているにもかかわらず、同じ物を手にして悩む悩む・・・
買っても直ぐに使わない事は分かっているものの、車で送り迎えができない事は実際に
あるので、結局買って帰った。

帰宅して直ぐに夕飯の準備。
冷凍庫に長らく鎮座していた鶏肉の塊を使ってのシチュー作りだ。
何時もの癖で鍋は忽ち材料で一杯となり、かき混ぜるのも困難な状態になった。
まあ、それが料理の醍醐味でもあるのだが・・・

その後は、だらだら、たらたらとテレビを見て週末が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.20)


平成18年11月18日(土曜日)

ダラダラと全休。

2cvの幌の調整やら家の片付けなど、やる事は様々あるが実際には『王様のブランチ』を
皮切りに寝正月(?)状態だった。

夕方、奥方が同窓会に行くというので駅まで送って後、テレビを見ながら『黒い豚カレー』に
お餅1個とソーセージを入れた物を食べたり、スナック菓子をもりもりと食べていたら
『IQサプリ』の途中で気絶してしまった。

次に気が付いたのは9時半頃だった。
『見る価値無し』と、思いつつも『エンタの神様』を見ていたら小腹が空いてきたので
ソバを茹でて食べたりしていた。
しかし、『恋のからさわぎ』が終わり、『ナイナイサイズ』が終わったら当然
12時過ぎだった。
まあ、奥方が向かったのは新宿なので終電は遅くまであるのだろうと思ってビデオを
見続けていたところ、1時過ぎになってようやく電話が掛かってきた。
『もしもし〜、終電なくなっちゃったぁ〜!』
「はい、ポンコツ白タクで直ぐに向かいまぁ〜す!」

車に積みっぱなしになっていた荷物を下ろしてから出発し、新宿南口に着いたのは
1時45分くらいの事。
何度か会った事のある奥方の同級生一人を乗せての夜中のドライブは、渋滞ばかりの
昼間では考えられない程快適でありつつも、巡航スピードが速い分制動力で劣る2cvの
ブレーキにはオーバーワーク気味だった。

結局、佃島経由で自宅に戻ったのは3時近かった。
自他共に認める方向音痴の私だが、良く知っている範囲のドライブだったのが幸いだった。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.20)


平成18年11月17日(金曜日)

一日中CGに没頭。

昨日は新しいセグメントのCGに取り掛かったものの、預かってきた図面では構造が
分からないところで止まってしまった。
そこで担当者にその旨を伝えたところ、直ぐに図面を添付したメールが届いた。

結論から言うと私の想像は殆ど当たっていたので、作った分はそのまま使えたのだが、
対となる別のトンネルは寸法だけでなく分割数が違うことが分かった。
まあ、寸法が変わっても作り方が変わるわけではないので次々片付けるだけだ。

夜には一通りの形状設定が終わったので既存のデータとの接続を試みたのだが、
シールド機を走らせる調整で躓いた。
迂闊に続けると後が大変なので11時くらいで作業終了。

(2006.11.18)


平成18年11月16日(木曜日)

一寸だけシフトアップ。

昨日はビデオ編集を途中まで進めたせいか、妙な安堵感があって手が動かなかった。
すると午後になってこのビデオの担当者であるS建設のY氏から電話が掛かってきた。
オドオドしながら電話に出たところ、幸い仮編集したビデオが概ね良好との事で、
一安心した。
ところが、このてのビデオ制作が始めてのY氏からしてみると、この先の進め方を
事細かに文章化する事に難儀しているらしく、来週早々に打合せに行く事になった。
良くも悪くも、お客さんの反応があるのは良い事だ。

S建設の件が一歩進んだので、次はT建設の新工法ビデオだ。
基本的に表現方法は難しくないのだが、超短納期仕事なので進められる事はどんどん
やらねば後から大変だからだ。

さて、シールドトンネルなので基本はセグメントの組み合わせになる。
今回は特殊な素材を使ったり、特殊な形状をしているだけで1リング分を作れば
後は連続コピーするだけだ。
そこで、預かってきた資料の中から基本となる図面(イラスト?)をスキャナーで
読み込んで大きさや位置関係の基準に使う事にした。

ところが、またしてもスキャナーが駄々をこねて動いてくれない。
USBケーブルを繋ぐとシステムから認識するし、グラフィックソフトからユーティリティが
起動するにも関わらず、プレビューの途中でハングアップしてしまう・・・
今日はシステムを再起動させたら動き始めたので事なきを得たが、全くもっていい加減に
して欲しいものだ。

スキャニングした画像を少々加工してから本格的なデータ作成を開始したが、ある程度
形が出来始めると確認しなければいけない事がポロポロと出始めた。
結局10時くらいまで作業したが、それ以上進められなくなったので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.17)


平成18年11月15日(水曜日)

今日もスロースタート。

朝一番にメールチェックをしたところ、T建設のM氏からメールが入っていた。
前日、見積書を作っていた際に少々確認したいことがあった為、念のため問い合わせたところ、
結局、該当する項目の『有り、無し』2種類の書類を出す事となった。

早速データを修正して印刷する事にしたのだが、こんな時に限って常用しているプリンターの
調子が悪い事に気づいた。
プリンタヘッドを駆動する歯車あたりから異音がして印刷が途中でずれたりするのだ。
まあ、普段使っていない補助のプリンターがあるので問題は無いのだが、使い慣れた道具が
不調なのは気分の良い事ではない。
見積書の発送を母親に預け、プリンターを修理に出しに行った。

向かったのは何時ものコジマ電気だ。
以前にも同じプリンターを修理に出したことがあると共に、買い替えを考えている
携帯電話の下調べだ。
さっさとポンコツプリンタを窓口に預け、携帯電話売り場で『So702i』を見たのだが、
少々がっかりした。
目当てにしているカラーである『白』が店頭から無くなっていたのだ。
まあ、日曜日に別の店で売っているのを見かけているので市場から無くなったわけでは
ないのだが、『買い替え1円』は近所ではここだけなので微妙な話だ。
安価に機種変更の出来る『10ヶ月』という縛りが解けるまで10日余りという、この時期に
悔しい事柄だった。

会社に戻り仕事を再開した。
取り合えず、一昨日の仕事は後回しにして効率の良い地下鉄関係の編集を続行する事にした。
先週末も同じ仕事をしていたものの、不意に着手したCGが元で躓いたので、細かい事を
無視してザクザク繋ぐ事を主眼に作業をしていった。
まあ、これまたコンテンツ(内容)の前後関係などは先方に確認する必要があったり
するのだが、勝手気ままに繋いで行ったところ、9時近くに全体像が出来上がった。

しかし、10分強を目指しているにも拘らず、20分近いボリュームになってしまった。
ここに説明用のCGや図版、解説文を加えてゆく都合上、後から更に大胆な削除が
必要になる・・・

取り合えずダラダラ状態のサンプルをWebにアップして時間を稼ぐ事にした。

(2006.11.16)

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『帝王健在』

昼間、コジマ電気に行った時、何となくプリンターのコーナーにも行ってみた。
修理に出したのと同じ使い勝手のプリンターは幾らぐらいで売っているかの確認だ。
しかし、想像に反し、売り場の様子が自分の認識と違っている事に気が付いた。

修理に出したエプソンのPM−850PTは6色インクを採用した高画質プリンターだと
思うが、当時から『バリバリの高性能モデル』という扱いではなかったと記憶している。
むしろ、コンパクトフラッシュやメモリースティックなどのデジカメメディアのスロットルが
有り、PCに繋がなくても単独で印刷できる事が売りだった。
うちの親父のようにパソコン側の操作を覚えるのが億劫(おっくう)な輩にはピッタリの
プリンターだったと思う。

ところが、時代は進みPM−850PTの受け皿は一層の『単純化』と『高性能化』に
分岐してしまったようだ。
前者はE−700などの『お家プリント』に特化したモデルで、既に一見するとパソコン用の
プリンタには見えない風貌になってしまった。
しかし、最大印刷サイズがポストカード止まりなので個人的には選択肢には入りようが無い。
対して高性能化は『スキャナー』を飲み込んだ複合機として、売り場のスペースを取っていた。
これ1台あればパソコンのお絵かきソフトを使わなくても年賀状の類まで作れてしまう
のを『売り』にしているらしい。
それでいて2万円台前半から売られているので、現在の主流になる勢いだ・・・

この事象を見て、自分が市場の流れから外れてしまったとまでは考えないが、エプソンも
キャノンもプリンターと言う商品を売る事に心血を注いでいる事がひしひしと伝わってきた。

・・・と、ここまできて、やっとタイトルの『帝王』に辿り着く。

プリンター売り場に並べられている商品を見ている間、否応無く耳に響いたのが
ささき いさお氏の歌う『エプソン・つよインク』のテーマソングだった。
同氏のCMソングはヒーロー物調の『ドキレイダー』から続いているよだが、引き続き
進化したヒーロー『つよインク200』の凄さを相変わらずの美声で歌い上げている。
(CGアニメのプロモーションビデオも結構凄い)

最近アニメや特撮の主題歌は歌っていないと聞くささき氏だが、まだまだ帝王健在って
事もひしひしと感じた私だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.16)


平成18年11月14日(火曜日)

一日中雑用(?)。

仕事はいろいろあれど、一番ホットなのが昨日の話だ。
まあ、受けるとも断るとも言っていないので何なのだが、手ごろなおもちゃではある。

はたまた、新工法とは言っても他所の会社でも同じコンセプトの工法は散見できるので
目新しくもない。
それでいて表現としてはそれ程難易度が高くなさそうなので、『有り物』のデータを
流用する事で直ぐにもサンプルが出せそうな物なのだ。
そんな訳で、既存の仕事は放っておいて、見積書を作りつつサンプルCGをつくっていたら
ほぼ一日が終わってしまった。

ところが、例によってほろ酔い加減になったところでメールチェックをしたらT室長から
別件も含めてメールが入った。
『M氏から連絡があると思うけど、昨日の話、とりあえず12月10日を目安に進めてね』と・・・
酔いもさめるような強行軍になりそうだ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.11.14 TU)


平成18年11月13日(月曜日)

不意に戸塚まで営業。

朝、新聞を読みつつ出社の仕度をしていたら母親から電話が掛かってきた。
何かと思えば『直ぐにT建設のT室長に電話をしてくれ』という、いつもの転送電話だった。

不安を感じつつ、折り返し電話をかけたところT室長は開口一番『今忙しい?』と、
切り出されたので、「暇と言う訳ではないです・・・」と、切り返した。
すると『技研までこられない?』と、言われたので「大丈夫です。今日でもいいですが」
と、言う事になり、神奈川県戸塚にあるT建設の技術研究所へ向けてポンコツ2cvを
走らせる事となった。

事前に紙の地図を見たところ、目的地は概ね国道1号線で横浜新道の料金所の近く
なので、何となく分かった気分で走り始めた。
しかし、相変わらず頼りにしているのは古いパナソニックのカーナビだ。
ポンコツ車の発する騒音で指示が聞こえなかったり、うっかり手前の料金所で降りてしまって
迂回する時に予期せぬ場所にバイパスが出来ていたりと小さなトラブルはあったが
11時過ぎに技研に到着した。
[写真:T建設技研にて]

私としても今日の訪問は急に決まった事だが、先方にとっても急な話だったらしく、
案内されたのは設計室(?)の片隅だった。
内容としては例によってトンネル築造に関する新工法の説明ビデオなのだが、またしても
CG主体になるらしい。
ビデオ自体も目標5分と短いのは良いのだが、納期は年内と釘を刺されてしまった。
正直言って今抱えている仕事よりも面白いのだが、どの仕事を後回しにするかで
頭が痛くなりそうだ。

資料を預かり技研を出たら12時くらいになっていた。
このまま直帰してもよいのだが、片道2時間弱掛かるので軽く昼食を食べる事にした。
その旨を経理(母親)にメールしたところ『美味しい物でも食べてきなさい』と返事があった。
ところが、太い街道筋と言っても気の利いた店が見当たらないし、直ぐ近くがICなので
あまり遠くまで足を伸ばす気にもならない。
どうしようかとウロウロしていたところ、目に入ったのは『カッパ寿司』の看板・・・
見渡す限りファミレスも見当たらないので、仕方なく入った。

しかし、朝食が若干重めだったのに加え、時間的にいつもよりも早かったせいか6皿
食べたら満腹になってしまった。
しかも、ランチ時なので1皿税抜き90円。 自分の貧乏性に苦笑しながら帰路についた。

『ヒデ夕樹』の名曲をシャウトしながら高速を走り、何となく湾岸道路に入った。
(ついでなので葛西のDIYショップに寄り道する事が頭の片隅にあったのは間違いない)

目的は2cvの幌の補強材だ。
先日貼り直した幌は晴れの日にはそれなりにピンとしているのだが、雨が降ると元通りに
垂れ下がってしまう。
それを補う為に畳んだダンボール箱を梁に差し込んでいたものの、その前後左右に
盛大な水溜りが出来ただけでなく、雨漏りまでしていた。
水溜りに関しては幌のテンションを再調整する事で改善できるかもしれないが、雨漏りは
正直言って想定外だった。
防水ナイロンという品名を頼りに発注したものの、屋外での使用に耐える完全防水では
無かったのかもしれない。
そんな訳で、テンションの調整と合わせて防水処理をする必要があるものの、それまでの間、
防水と水溜り対策に使える手軽な材料が無いかを探しにきたのだ。

最初に見たのはお風呂の蓋だ。
2cvの幌の左右幅は約1mなので巻き取り式のお風呂蓋ならばピッタリの幅の製品が
ありそうな気がしたのだ。
しかし、残念ながら並んでいるのは使えそうに無い既製品ばかりだった。
この店では巻き取り式の蓋のコマ売りしていた時期があり、自宅用に買ったことがあるが
販売フロアーの改変に伴い売れない物は排除されてしまったようだ。
結局、2cvの塗装に使ったペンキを追加用に買って帰った。

自宅に車を置き会社に行ったが、結局午前中の打合せの報告やらなんやらをしたくらいで
仕事にならなかった。

(2006.11.14)


平成18年11月12日(日曜日)

一日中買い物。

昨日はバタバタしたのでその分遅く起床。
それでも近所の朝市に行き、買い物をスタートした。
朝一特価に加え、本格的な冬に突入したせいか野菜が妙に安く、あれこれカゴに入れて
いたら奥方が早々にギブアップする重さになった。

『アッコにおまかせ』を見つつ、昼食を食べ、午後から本格的な買い物ツアーへ出かけた。

最初に向かったのは篠崎の河内屋。
いつものように鰹節1袋、豆腐2丁をカゴに入れたまでは良いが、@25円の焼きそばが無い・・・
その後、くるみ1袋やパスタやらを買ったものの、イマイチ精彩を欠いたまま店を後にした。

次に行ったのはスズキのディーラーだった。
最近発売された新型軽自動車『セルボ』のチェックだ。
ポンコツ2cvを駐車場に止めたところ、隣に置いてあったのがセルボだった。
事前に写真で見ていたが、軽自動車ながら尖がったデザインというか、個性的というか、
存在感のあるエクステリアに思えた。

直ぐそばに若い営業がいたので、断った上で実車に乗り込んだところ、少々驚いた。
細部に渡ってデザインが作りこまれており、100万円強の車とはにわかに信じられない
くらいだった。
直接比較していないものの、パッソ/ブーンのレベルは軽く超えていると思われる。

つづけてシートチェックだが、これまた驚いた。
軽自動車のシートは単に座れるだけで十把一絡げ、『座り心地』を論じられるものは皆無だった。
ところが、セルボのそれは従来の軽自動車のそれとは全く異なる乗り心地・・・
異例なほど柔らかくストロークしつつお尻を支えてくれる機能を有していると見た!
まあ、くっついてきた営業氏が、あまり乗り気でないらしく早々に店を後にしたが、
2cvの買い替え候補に入れても良いくらいの車に思えた。

次は奥方の命によりUSB接続の扇風機を探しに、最寄のコジマ電気に行った。
ところが、店に近づくにつれ見えたのは車の列だった。
今の時間PS3が残っているはずも無いので、車列の意味は理解しがたい・・・
行列に並ぶ気にならないので、直ぐにヤマダ電機へ向かう事にした。
・・・が、ヤマダはヤマダで長蛇の列が出来ていた。
こちらの列も意味が分からないが、並んでまで入る気がしないのも同じなので、早々にパス。
大回りして『100満ボルト』を目指す事にした。

ところが、迂回しているうちに行きがかり上、偶に立ち寄る『ショップ99』に出くわした。
特に必要なものがあるわけでもないが、何となく寄ったところ、あれこれ欲しくなる・・・
買ったのは主に『切りタンポ鍋』の材料なのだが、それ以外にもいつの間にかカゴは一杯と
なるのがこの手の店の恐ろしいところだ。

少々疲れ気味なれど『100満ボルト』に到着。
目当てであるUSBファンを探したのだが、発見できなかったので隣の『ピカソ』に
河岸を移す事にした。
しかし、ここでもUSBファンは見つけることが出来ず、特価品の梅干1kgと
キットカットを買って次に行ってみよう!

疲労困憊ながら次はドラッグストアー『ぱぱす』。
トイレの洗浄剤やらの細かいものを買いつつも、当初年頭にしていた『クリーム肌水』を
買い忘れるという醜態を演じた。

帰り道、午前中に寄ったジャンボに改めて寄り、きりタンポ鍋の材料を買い足して帰宅した。
『鉄腕ダッシュ』を見ながら鍋の準備をし、『功名が辻』を見ながら、がっつり食べたら
直後に気絶。
気を取り直してお風呂に入って週末が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.13)


平成18年11月11日(土曜日)

朝から健康診断へ。

ありがたいもので、奥方の会社の定期健康診断には『家族枠』ってのが有る。
毎日デスクワークばかりで運動せず、加えてビールばかり飲んでいるので健康のことが
気になる『お年頃』の私には願っても無い事なので今年も便乗させてもらう事にした。

雨の降る中、向かったのは去年と同じ銀座(?)のクリニックだ。
寝坊により、少々出だしが遅れたが、10時過ぎに検査を開始。
、採尿、採血、身長、体重、聴力チェック、視力検査、胸部レントゲン、バリュームを
飲んで胃のレントゲン、心電図、血圧、脈拍、医師による問診までやって昼頃に終わった。

今回、右目の視力が0.7に落ちていると言われた。
フォーカスエリアが狭くなったというよりも、乱視によって解像力が落ちているのは
間違いない。
しかし、普段の生活には支障が無いので眼鏡やコンタクトレンズのお世話になるかは
まだ考えないつもりだ。

さて、健康診断が終わったので待望の昼食だ。
昨夜から何も食べていないので、何でもいいから食べたいと思いつつも、奥方に連れられて
行ったのは歌舞伎座の近くにある老舗のシチュー屋『銀の塔』だった。
[写真:銀の塔]

ここのシチューは去年も食べたので上手い事は承知しているが、いかんせん値段が高い。
グラタンに至っては目が回るほど高い・・・
店の並びには『ジンギスカン食べ放題1500円』なんてのも有るので少々食い下がって
みたが、『年に一度の贅沢』という奥方には逆らえるはずもない・・・

ここはシチューが名物の洋食屋なのだが、注文をするかしないかの間に『つき出し』が
でたり、セットのご飯は茶碗で出てくるなど、純日本風な面もある。
[写真:つき出し各種]
しかも、これらがどれも塩気が強い典型的なご飯のおかずなのだ。

[写真:グラタン]
[写真:シチュー]
対して、グラタンもシチューも塩分はさほど強くなく、バターとチーズと小麦粉、あるいわ
牛肉そのものやエキスで食べさせるような感じだ。
何度食べても美味いが、ヤッパリ伝票を見ると気が遠くなる・・・
[写真:伝票]

銀の塔を出た後、近くのプロントでコーヒー&ケーキだ。
わざわざデザートを食べる必要も無いのだが、今回もクリニックで金券をもらったので
ついつい寄ってしまったのだ。

さて、何はともあれ、直ぐに帰るのは少々勿体無い。
銀座や有楽町にこれといって用事がある訳でもないのだが、とりあえずソニープラザへ
行ってみる事にした。
しかし、ソニプラは他所で見かけない物があって楽しい反面、自分達は少々門外漢な
気もするのでホワイトニング歯磨き粉『セッチマ』の大チューブだけを買って店を出た。

この後どうするかを考えつつ有楽町駅に向かって歩いていたところ、あるビルの一階で
『ラジオの公開録音』のような物をしていた。
まあ、聞こえてきたのは下手な掛け合い漫才のようなトークなので、そのまま駅に
向かおうとしたのだが、続いたトークに足が止まった。
『・・・モーツアルトの死因って未だに分かっていないんですよね。
その謎に日本の刑事が挑むというストーリーです』と、意味不明なのだ。

怪訝に思い引き返したところ、暫くしてピアノとヴァイオリンによる演奏が始まった。
出だしは聞き覚えのある刑事ドラマだが、所々に継ぎ目無く有名なモーツアルトの
曲が織り込まれる不思議な音楽。
杉ちゃん&鉄平の『刑事クラ 〜モーツァルト殺人事件〜 』のミニコンサートだったのだ。

曲を聞いている間にスタッフからチラシが渡され、合点がいった。
杉ちゃん&鉄平はクラッシックをより身近に感じてもらう事を主眼としたユニットで、
アニメの主題歌をクラッシックアレンジした『アニクラ』も彼等の作品なのだ。
今回の場合、より広い層のウケを狙って刑事ドラマの主題曲とモーツアルトをミックスした
のは非常に面白い。
聞きながら人知れずくすくす笑っていた。

ミニコンサートの後、CDの即売が始まったのだが、結局手は出なかった。
千数百円と安い上にサイン入りという点に惹かれたのだが、どうしてもピアニスターHIROSHIを
思い起こさずにはいられない。
クラッシックと他のジャンルの曲をミックスアレンジする点では同じだが、
HIROSHI氏の場合は一人なのでピアノ1台のみのステージだ。
しかも、その演奏テクニックは『超絶』の域に達しているので、『混ぜ込みました』と、
言うだけでは比較にならないのだ。
そんな訳で、杉ちゃん&鉄平を心の中で応援しつつもその場を後にした。

さて、さて、これからどうしようと考えた。
少なくともお腹が一杯なので、あれこれ食する気にはならないものの、帰宅するには
一寸中途半端な時間だった。
あれこれ考え、向かったのは有楽町駅前の交通会館だった。
2年位前に新聞で『カップ切りたんぽ』なる物の存在を知ったのだが、東京ではここにある
秋田物産売り場でしか売っていないらしいのだ。
それを知って昨年(だったかな?)何かのタイミングで寄ったものの、時間が遅かった
ので閉店していたのだ。
よって今日はそのリベンジだ。

生徒会の演説以下と思われる、どうしようもなく下手糞な右翼の演説を尻目に交通会館に
入ったところ、方向音痴の私としては異例の速さで秋田物産店に辿り着いた。
すると、目当てである『カップ切りタンポ』は直ぐに見つかったものの、1人前で700円
近い値段には少々躊躇した。(値段の事は事前に知っていた・・・)
躊躇した挙句、インスタントではなく、生の切りタンポをゲット。
あわせて銘菓『きんまん』をゲットして帰宅した。

家に辿り着き、暫くテレビを見ていたが疲労からか途中で気絶。
再起動後も何もする気になれず、早々に寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.13)


平成18年11月10日(金曜日)

一日中、編集作業。

昨日に引き続き、地下鉄関係の編集を続けたが、相変わらず牛の歩みだ。
基本的には細部の調整は後回しにして、ザックリと全体を繋ぎ合わせる作業をしている
つもりなのだが、一寸した事で躓いてしまう。

今日の場合、シールド機の投入状況の前にマシンスペックを書き連ねようとしたところ、
背景が必要になった。
隣の工区の場合、工場で撮影したビデオが有ったのだが、こちらにはそれに当たるものが
何も無いので手っ取り早くでっち上げる事にした。
手元にあるパンフレットを見たところ、大きさや細部が一部異なるものの、隣の工区で
使われたシールド機とよく似ていたからだ。

ところが、大分時間を掛けて作り終えてみたところ、何となくバランスがおかしい。
細部は合っているはずなのに、隣あったスポークについているカッタービットの位置
などが妙に詰まっているのだ。
『スポーク単位では合っているのに何故??』と、悩んでいたが、暫くしてようやく
スポークの本数が違っている事に気づいた。
直径でいうと前回が10mなのに対して、今回は6.9mと小さいのだから、当然と
言えなくもない・・・
部品を一度分解してから繋ぎ直すのに大分時間が掛かってしまったのは言うまでも無い。

その後、ビデオのデータを途中まで繋ぎ始めたが、取り止めが無いので帰宅した。

(2006.11.13)

去年の今日一昨年今日


平成18年11月09日(木曜日)

今日はビデオ編集。

連日お客さんの反応が無いが故にサボり気味だ。
しかし、作業が進まない事には『請求書を出す事も出来ない=収入が無い』と、経理担当の
母親から言われてしまうと立つ瀬がない。
あれこれ相談した結果、一番作業効率の良い地下鉄工事の編集を優先させる事にしたのだ。

この件についても当然お客さんの要望や意見を聞かないと行けないが、8割がたは
隣の工区のビデオのフォーマットで作ることが出来る。
途中まで作ってしまえばお客さんが重い腰を上げるかもしれないし、問題が無ければ
そのまま進められるかもしれない。

そんな訳で、S建設のビデオ編集を続けて一日が終了した。
と、言ってもまだ始めたばかりだが・・・

髪の毛が鬱陶しいので、帰宅して夜中に散髪した。
記録を調べたところ、前回切ったのは9月の初旬だったので、2ヶ月での切り直しだ。
まあ、バリカンは使えば使うだけ元を取れるので、小まめに切ればいいのってことか・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.11.10)
(2006.11.13 一部加筆)


平成18年11月08日(水曜日)

覇気無く仕事。

今日もまたお客さんからのメールはゼロ。
こちらで勝手に進めてくれという事なのかもしれないが、それを含めて何らかの音信が
欲しいのだ。

それと同時に音信不通だった各社が同時に『何時できるんだ?』と、言ってくる事が怖い。
それ故に全ての仕事に中途半端な形で手を付けているのが現状だ。

と、毎日同じような事を書いていたら、H親分の仕事も気になってきた。
8月半ばに『CGをこんな感じで進めておいてくれ』と、言われて以来、何もしていなの
だから何時怒られても仕方が無い。
そこで、CGの前段階としてナレーション原稿的なものを推敲する事にした。

親分から『参考にしてくれ』と言われた短いビデオがあるのだが、それをそのまま3DCGに
する事は可能だが、流石にマルパクリはご法度だ。
そこで文言を書き出し、盛り込むべき内容をを精査する事で動画化の足がかりにする寸法だ。

ところが、元の文章を書き出して編集を始めた途端に手が止まった。
元々究極的に短く纏めた説明文なので、語尾を変える程度では全く同じになってしまうのだ。
仕方が無いので単語を一部入れ替えたり、別の行の内容を追加していたら話が続かなく
なってしまったのだ。

いろいろ考えてみたが、それ以上妙案が浮かばず作業終了。
とほほ・・・

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『日本語を理解できない日本人』

ひらがなが多く、漢字を書いても誤字脱字が多い大学生。
若者の活字離れが言われるようになって久しい昨今、パソコンやワープロ、携帯電話の
普及によって鉛筆やペンで文章をつづらなくなった現代人にありがちな話だ。
否、私もその一人だから良く分かる。

こんな紋切り型の出だしで始まった11月8日のクローズアップ現代だが、その内容は
より深刻だった。
上記のような大学生が社会に出たはいいが、書いてある注意書きの意味を理解できずに
会社に損害を与える事態が現実になってきたらしいのだ。

例として挙げられたのは某大手電機機器メーカーの工場。
22歳の男性は工場内で使われる研磨剤の製造工程のチェックをしていたところ、
規定とは違う数値を示している事に気が付いた。
制御盤には『数値に差異が見られた場合には上司に報告する事』と、書かれていたが
『差異』という意味が理解できなかったらしい。
当然出来上がったのは不良品な訳で、結果的に100万円以上の損害を与えてしまった
と言う、何ともお粗末な話しだ。

ところが、話はここで終わらない。
『日本語の意味が分からないなんてことがあるのか?』と、思った会社側が半信半疑で
工場で働く若者にアンケートを実施したところ、『制御』や『循環』と言った基本的と
思われる単語の意味を理解していない輩がポロポロ出てきたと言うのだ。
信じられないやら、呆れるやら・・・『ザ・シンプソンズ』のホーマー・シンプソン並み
って事なのか?

番組は『理解度の低い輩ほどメールばかりやっていて、読み書きをしていない』と言う
集計を経て、『どうすれば日本語力を向上できるか』という話に移っていった。
(1日中メールばかりやっていると言う男の子は、平仮名と絵文字を使った短いメールしか
出さない。 漢字は難しいから=頭は極力使わないって構図だ) 結局のところ、一日数時間、みっちり日本語を勉強し直させるのが最良の手段らしい。
最高学府を卒業したはずの人材を会社が教育し直すという奇妙な現象だ。

昨今の『単位未履修問題』や『ゆとり教育の弊害』とは直接関係ない話のはずだが、
日本人の基本学力が低下している事だけは間違いなさそうだ。

えっ、私はどうかって?
私はどんな短い文書や日記のRESにも時間を掛けて考える事にしているので、彼らよりは
マシだと思ってます。
仕事に支障が出るほど腕組みしていると言う話はありますがね・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.11.09)


平成18年11月07日(火曜日)

ほぼ一日中CGのつづき

どの仕事も『とりあえず』着手して進めているものの、今ひとつ覇気が無いというか、
終わりが見えない・・・
それでも手を動かさない事には終わらないので今日はCGだ。

さて、シールド機自体は作り終わっているので鉄製の函型セグメントの制作をする事にした。
この部品は夏にあくせく作った物と基本は同じなのだが、緩いU字型坂道を築造する為に、
極僅かながらテーパーが付いている。
しかも、この工法の特徴に従い、上下左右に連結させる為、少なくとも上下2種類の
鋼殻を作らないと上手くトンネルが作れないのだ。

しかし、一見単純な形状なれどそれなりに作り込んでおかないと、かえって後から面倒
なのは以前作った時と同じだった。
兎に角これが面倒くさい。
夜には綺麗に出来上がったが、これを動かす事を考えると頭が痛い・・・
[CG:鋼殻トンネルとシールド機]
鋼殻トンネルとシールド機
緩〜い坂道を再現する為に、微妙なテーパーがつけてある

出来上がったサンプルをメールに添付して、質問と共に担当のK氏に送って作業終了。

(2006.11.08)

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『メインサーバーに不安増大』

11月の初めに私が主力として使っているレンタルサーバーに接続できない事があった。
どう考えてもサーバー側の問題だったのでサポート係にメールを出したが、音信不通。
完全復旧したのは不具合に気付いてから30時間近く経っていた。
しかも、サポート担当からの返信が無いし、オフィシャルサイトの障害情報も8月から更新
されていないし、身請け先となった大阪のサーバー会社のサイトには障害情報の項目
すらないので打つ手が無い。

この不具合の原因は何だったのか誰も教えてくれない為、止むを得ず2chを
検索したところヒットがあった。
原因は至極単純なもので、それまで富山のにあったデータセンターのデータを大阪の
ソフトバンクIDCのデータセンターに移し変える事にあったらしい。
それならそうと事前に『xx日○○時〜xx日○○時まで移転作業を行います』と
オフィシャルサイトに案内を出すなり、メールを配信すればよいはずなのに・・・
と、不満が絶えない。
しかも、2chによれば○BI−NETの譲渡先となったJ○esウェブホスティングという
業者は個人データの流出やら長時間のサーバーダウンを連発した過去があるらしい。

まあ、会社のWebSiteやメールアドレスも含めて丸4年も使っているサーバーなので
大事が起きない限り契約を解除するつもりは無いが、何だか嫌〜な気分になってきた。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.08)


平成18年11月06日(月曜日)

やる気ゼロの月曜日。

出社して直ぐにメールチェックをしたが、今日も仕事に関するRESが付いていない。
まだ、余裕があるのか、それとも既に諦めているのかは不明だが、納期を切られて
圧力を掛けられないと本領を発揮できない私としてはやり辛い・・・

HDDの余裕も限界に達しようとしているので、不要データの削除やバックアップの準備を
していたら一日が終わった。

(2006.11.07)

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『船の上のピアニスト(The legend of 1900)』

兄貴に誘われるがままビールを飲んでいたらスカパーで『船の上のピアニスト』をやっていた。
何年か前にテレビで見た事のある作品だが、非常にクールな映画なので改めて見直してみた。

主人公である1900(ナインティーン・ハンドレッド)の生い立ちに始まり、ある夜
突然ピアノの演奏に目覚めてゆくあたりは、正しく伝説的天才のエピソードとして華がある。
(現実じゃないけど・・・)
嵐の夜、ストッパーをはずしたグランドピアノと共にホールを滑りながら演奏を続ける
エピソードやジャズピアニストとの決闘(?)も実にクールで面白い。

しかし、その結末は何とも言えずやるせない。
船の上で生まれ、船の中が唯一の世界になった引き篭もり青年の末路と言ってしまえば
それまでだが、『1900は何故船を下りなかったのか?』または『原作者は何故1900が
死ぬ結末を書いたのか?』。
どちらも同じ事だが、多くの選択肢の中から選んだ結末はどうしようもなく悲劇的であり、
『この映画って何だったの?』と、いう疑問が残る。

ゲーテのファンタジー小説『ファウスト』の最後で、主人公ファウストは感極まって
『とまれ、汝はいかにも美しい!!(Verweile doch,du bist so shoen!")』
と口走った事で悪魔メフィストフェレスとの契約を終えてしまう行がある。
無限にあるはずの言葉の中で『ファウストは何故その言葉を口走ったのか?』または
『ゲーテは何故”契約終了”の言葉にそんな長ったらしい言葉をあてがったのか?』

『船の上のピアニスト』と『ファウスト』には共通点が全く無いが『何故?』を反芻して
いると、『何故?』の種類が何となく似ている気がしてくる。
まあ、どちらも凡人には分からない世界なのかもしれないけどね・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.11.07)


幌を作ろうピンポンパ〜ン!(03)

平成18年11月05日(日曜日)

3連休の最終日。

前夜の余韻と共に、日曜日ゆえにゆっくり寝ていたい気もしたが、幌加工の作業が
止まっているので、遅めの朝食を食べてから動き始めた。

先ずは窓枠部品の接着から本日の作業を開始した。
一見大変そうな作業だが、上下(前後?)方向に関しては位置決め用のベロが出ているので、
左右の中心を探すだけで殆ど終わったも同然だ。
鉛筆で部品の内と外に線を引き、両面に接着剤を塗って『エイ!ヤッ!!』と貼り付け、
次の工程だ。
先ほど引いた内側の線のさらに内側に沿って生地を切り落とし、折り返して窓枠に接着
すればOKだ。
[写真:窓枠を接着した状況]
窓枠を接着して・・・

[写真:生地の不要箇所の切り落とし]
内側を切り落とし・・・

[写真:生地を折り返して接着]
生地を折り返して、この工程は終了

次は全端の棒の取り付けだ。
これまたグルリと全体を接着してゆくのだが、1面ずつ接着しないと位置決めもままならない。
慎重に位置決めをして最初の接着、乾いたら次の面の接着といった具合に作業を進めたが、
途中で接着剤が無くなり、急遽近所に買出しに行った。
とほほ・・・
[写真:棒を幌に接着]
棒を幌生地で巻くように接着していった。

続けて梁に当たる2本の横棒をカシメ玉で固定したら完成目前だ。
[写真:組み終わった?幌の全体図その1]
[写真:組み終わった?幌の全体図その2]
組みあがった(?)幌
[写真:全端部]
全端も上手い具合に出来ました。

ところが、窓ガラスを嵌める工程に入った頃にはとっぷりと日が暮れていた。
作業中、奥方はずっと『夜の内に作業をしていれば・・・』と、グチっていてシンクロ率は
低下の一方に・・・
正直言って、酔っ払いに返す言葉は無いので、ひたすら愚痴に耐えながら二人係で
窓を嵌めていったところ、6時半くらいに幌は完成した。

さて、奥方は嫌気が差したのか『取り付けは来週に持ち越そうと』言ったのだが、
ここまで出来ていれば取り付けるのは造作も無い事だ。
トランクリッドを家の中に運び込み幌に組みつけようと試みた。
ところがどうやってもトランクリッドと幌のヒンジとが噛合わないのだ。

「もしかして部品を逆さに固定したのでは?」と、一瞬焦ったが、デジカメで撮影した
写真を確認したところ、間違いはなさそうだ。
頭を捻った結果、ようやくクローム・トリムの事を思い出した。
早速、幌のヒンジとトランクリッドを並べたところへ嵌め込んだらアッサリと組みあがった。
この部品はてっきりヒンジを覆い隠す為の目隠しだとばかり思っていたのだが、実は
『関節そのもの』だったのだ。
他の箇所でも感じたが、2cvは薄い板を曲げたり折ったりして造った単純な
部品が多いにも関わらず、実に良く出来ている事を痛感する。

安価な材料を最低限の手数で加工しているだけなので、トヨタの誇る超絶
プレス技術の足元にも及ばないが、素材の選択や設計の巧みさには驚きの連続だ。


[写真:トランクヒンジ構造のアップ]
トランクヒンジの断面構造。 薄い板を丸めた物同士を組み合わせた単純なものだ。

夫婦揃って、ひとしきり感心した後、いよいよ来る前組み付けた。
まあ、ボルト2本を留めるだけなので10分も掛からず取り付けは終わったのだが、
この期に及んで情けない失敗に気が付いた。
元々幌生地の前後の長さを2m強と採寸していたので、入手した生地を切らずに使ったところ
5cm程長かったのだ・・・
そんな訳で、初心者が立てたターフと同じで、雨が降ったら水が溜まって、天井が落ちる事
必死の情けない幌になってしまったのだ。

まあ、長い分には調整が出来るものの、流石に外して再調整する元気も残っていなかった
ので、水溜り対策だけして来週に持ち越しとした。
とほほ・・・

[写真:仮完成した幌・斜め前から見た図]
翌朝撮影した現在の状況
[写真:仮完成した幌・斜め後から見た図]
[写真:仮完成した幌・真後ろから見た図]
一見しわが寄っている程度だが、内側からダンボールで補強をしている・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.11.06)


幌を作ろうピンポンパ〜ン!(02)

平成18年11月04日(土曜日)

今日も幌製作のつづき。

なにしろ根がぐうたらな人間なので休日は早起きするのがつらい。
前日は2時からのタートだったが、今日は昼過ぎの作業開始となった。

さて、前日取り外した流用すべき部品を新作の幌に組みつけていった。
先ずは左右のゴムロープを幌の袖口に通し、末端を例の部品にカシメてから最終的な
接着をし、末端をカシメ玉で固定する工程だ。
しかし、場所といい、角度といい一人では作業できない箇所なので奥方を呼ぶことにした。
ところが、思い切ってカシメパンチを叩いても上手く部品が固定されない。
カシメ玉が短いのかとも思ったが、よくよく調べてみると生地を固定させる為に使った
タッピングビスが元で部品が浮き上がっていたのだ。
わざわざ買いに行ったネジを全て外すのも癪だったが、中央の1箇所のみを残して
両サイドをカシメる事にした。
とほほ・・・
[写真:組み始めた幌] [写真:組み始めた幌]
組み始めた幌

いよいよ幌らしい形になってきたので、次は『全端の棒の接着』を使用と準備をしていた。
しかし、突然F探偵から東邦酒場への誘いが入ったので作業が中断する事にした。

もう一息のような気がする・・・

→ つづきを見る

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『東邦酒場』

夕方、探偵からの緊急招集により東邦酒場オフ会が催された。
集まるのはF探偵、宣教師、私、奥方といった、いつもの面子である。
[写真:東邦酒場]
[写真:東邦酒場:店内その1] [写真:東邦酒場:店内その2]

ところが、集合時間である6時を過ぎても探偵が来ない。
暫くして『これから家を出る』とメールが入ったので乾杯の練習をしつつ待つ事になった。
[写真:イカ刺し]
イカ刺し。 新鮮なイカは甘いです。

[写真:カツ煮]
カツ煮。 何故か一度も頼んだことが無かったメニューの一つ
正直言って、ご飯に乗せたくなった

[写真:鳥の唐揚げ]
鳥の唐揚げ。 これまた普通すぎて頼んだことが無かった

探偵が合流し、ようやく本格的にバカ話が始まった。
携帯電話のナンバーポータビリティの話や、デジカメの話をしたような気がするが、
ひたすら『料理がうまい!』を連呼していた以外はよく覚えていない・・・

[写真:イカマヨサラダ]
イカマヨサラダ

[写真:焼き秋刀魚]
焼き秋刀魚

[写真:四川風奴]
イカマヨサラダ

[写真:ぶりのカマ焼き]
ぶりのカマ焼き

[写真:串焼き各種]
焼き物各種

[写真:トマトサラダ]
トマトサラダ

[写真:ソーセージ玉子]
ソーセージ玉子。 見たまんまの味ですが、毎回頼んでしまう・・・

[写真:ポテトサラダ]
ポテトサラダ

[写真:あじ姿造り]
あじ姿造り

[写真:フレンチトースト]
フレンチトースト。 裏メニューなのだが、あまりにも美味かったのでおかわりしてしまった

[写真:みそきゅうり]
みそきゅうり

[写真:チャーハン]
今日はチャーハンで〆ました

帰宅したのは10時半くらいだったので奥方に『幌作りの続きをしよう』と言われたのだが、
酩酊状態での作業は危険を伴うので寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.06)


幌を作ろうピンポンパ〜ン!(01)

平成18年11月03日(金曜日) :文化の日

休みなれど超スロースタート。
今週こそポンコツ2cvの幌を完成させようと思いつつも、テレビを点けっ放しにして
いると、なかなか腰が上がらない。
調子に乗ってダラけていたら昼を回ってしまった。

先ずは先週間違えてしまった幌の幅の調整から始める事にした。
折り返す前の左右の幅を1100mmと計ったつもりだったのにも拘らず、折った状態で
1100mmある・・・
片側約50mm折り返しているので、袖口を片方切り落とせばそのまま使える計算だ。
迷わず、接着剤がギリギリだった助手席側を切り落として、再び折り返した。

ところが、どっこいギッチョンチョン・・・
モンテカルロさんから譲ってもらった部品に幌を組み付けようとしたら幌生地の左右が
足りないのだ!
慌てて寸法を計り直したが、自分で書いた設計図どおりだった。
つまり、採寸が間違っていたことになる・・・
正直言って幌生地の左右幅は今ひとつハッキリしていなかったので、モンテカルロさんが
部品を発送するのに使った古い幌生地から採寸した。
まあ、後から思えば我家のポンコツに付いていたのと大差の無い古い生地だったので、
相当収縮していた可能性が高い。
せめて組み付ける部品で現物あわせをすれば良かったと、思いつつも後悔、先に立たず。
とほほ・・・

先週のように長ければ切り直しが利くが、短いのでどうしようもない。
選択肢として『生地を買い直す』『諦めて純正品を注文する』なども考えたが、所詮は
駄目で元々なので、切り落とした袖口を接着して作業を続ける事にした。

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さて、次の作業の前に一寸買い物に出た。
接着剤の使用量を甘く見ていたため、足りなくなったのと、部品の組みつけにタッピング
ビスが欲しくなったのだ。
ところが、接着剤はどこにでもあるものの、所望している長さのタッピングビスが売っていない。
(あるいはステンレス製でバカ高い・・・)
恐らくタッピングビスは実家に行けば手に入ると思ったが、ネジの5、6本の為に
行くのも面倒だったのだが完璧に裏目に出たようだ。

仕方なく接着剤だけ買って帰路についたところ、家の近所のエアコン部品屋が目に入った。
LANケーブルや電気配線も置いてあるプロショップなのでもしかしたら・・・と、
思ったらビンゴだった。
[写真:タッピングビス]
[写真:接着剤G17]
最初からここに来るべきだったようだ・・・
また、とほほ・・・

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帰宅して、ようやく本格稼動だ。
幌生地の端(後ろ窓の下側)を先週外した部品に接着しつつ、タッピングビスで留めていった。
本来はカシメた上で接着しているのだが、ここを広げるのは危険なので止むを得ない処置だ。
仮に経年変化で接着剤が剥がれてきても、ビスで留まっていれば、いきなり全てが
外れる事も無いと目論んだのだ。
[写真:組み付け状況]
タッピングビスで生地を固定している状況

さて、この次の作業をするには既存の幌から各種部品を外さねばならなければ続行できない。
奥方にも手伝ってもらい、幌を外す工程に入った。
基本的な作業は『幌の交換方法』と同じでトランクリッドを固定しているボルト2本を
外すところから始まった。
[写真:トランクの固定ボルト]
トランクを止めている2箇所のボルトを外すと・・・
[写真:トランクを外している状況]
トランクリッドが幌ごと外れる

幌交換の際の『お約束』としてヒンジ部品の『抜け止め』である『クローム・トリム・エンド』を
外さなければならない。
[写真:問題の皿ビス] [写真:さび付いて回らない]
トリムエンドを固定している皿ネジ。
新品時から定期的にチェックしない限り、外れない可能性が高い

  ところが、このネジは錆び付いていることが多く、回そうと思ってもねじ山を舐めてしまう
事が多いようだ。
トランクリッドを外すのには片側が外れれば良いので『ねじ取り剤』なる物も併用しながら
試したところ、上手く外れたのは1箇所に止まった。
(当然他はドリルで破壊した)

こうしてトランクリッドが外れたのだが、トランクヒンジは酷いの一言だった。
[写真:サビサビの部品郡] [写真:降り積もったサビ]
腐食して崩壊した部品

ヒンジの溶接が自然に千切れるなど、サビによる侵食が広範囲にわたっている事は
分かっていたが、まさかここまでとは思わなかった。
トランクリッドを外した途端、サビで崩壊した部品がコーンフレークの如く降り積もった
くらいで、逆に言うと、今までヒンジの役目を果たしていた事自体が不思議だった。

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さてさて、流用すべき部品を回収したものの、サビや塗り損ねたペンキが付いているので
直ぐには組みつけられなかった。
そんな訳で、ポンコツ2cvをブルーシートで覆い隠し、夜は部品の清掃作業となった。

皿ネジを外す事に成功したトリムエンドを奥方が磨いている間、私はもう一方をどう
するべきか悩んだ。
ドリルを使って幌の部品から外せても、結局ネジがトリムエンドに残っていては
流用できない事になる。
すでにダメで元々な状況なので、ドリルを使って残留したネジの場所を削ったところ、
上手い具合に穴が開いてくれた。
トリムエンドはアルミの無垢材で出来ているので、これならタッピングビスで固定できる。
[写真:クローム・トリム・エンド]
何とか使えるようにしたクローム・トリム・エンド

夜の9時過ぎまで、こんな感じで作業を続けたが、これ以上続けられなくなったので終了した。

→ つづきを見る

去年の今日一昨年今日

(2006.11.06)


平成18年11月02日(木曜日)

のろのろとCGの続き。

朝一でメールチェックをしてみたが、相変わらず何処からも仕事関係のメールは入って
いなかった。
昨日の仕事に関しては本編集への取っ掛かりが出来たのだが、その前の仕事のCGが
中途半端なところで止まっていたので続きをする事にした。

ところが、資料を収めていたファイルが見当たらなくなった。
まあ、無くても困らないような物ばかりなのだが、シールド機の図面を見たいと思った
矢先なので非常に歯がゆい・・・
幸いにして外見の仕上げ作業だったので、ビデオを見ながら何となくでっち上げて行った。
しかし、たったそれだけでも、『あっちのバランス、こっちのバランス』を考える必要が
あり、結構な時間が掛かってしまった。

夜には完成したので、帰宅した兄貴と祝杯(??)を上げて一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.06)


平成18年11月01日(水曜日)

引き続き仮編集。

昨日の段階で9割がたの部品編集を行っていたので、今日は完成を目指して単純作業を
ひたすら続けた。
ただ、単純作業といっても一部前後関係が反転している箇所もあるので、あれこれ
入れ替えながら整合性をつけるのが『編集処理』の醍醐味でもある。

あれこれやり続け、夜には全ての部品編集が終わったので、全体編集に向けての
枠組みをピックアップする事にした。
今回のビデオは先月作ったビデオと殆ど同じフォーマットで作れるのだが、個別の
事象も多い為、どこにどれを当てはめるかを順序だてないと後が面倒なのだ。

「結構なボリュームになるなこりゃ〜」と、思いつつ、羅列した文章をメールに添付して
お客さんに送って作業終了。

去年の今日一昨年今日

(2006.11.02)


平成18年10月分の日記

10/01 10/02 10/03 10/04 10/05 10/06 10/07 10/08 10/09 10/10
10/11 10/12 10/13 10/14 10/15 10/16 10/17 10/18 10/19 10/20
10/21 10/22 10/23 10/24 10/25 10/26 10/27 10/28 10/29 10/30
10/31


平成18年10月31日(火曜日)

朝からまじめに(?)お仕事。

昨日に引き続き、パーツ単位での編集を続けていったところ、時間の掛かる事・・・

メインカメラとサブカメラの2台体制だった撮影はデータ量も2倍近いので時間が掛かる。
1台で撮影した回の方が楽にも思えるが、実際には後々の編集を考えて
『撮れる時に撮れる物を撮る』
事が多いので前後関係がバラバラな事が多いのだ。

そんな訳で、夜までかけて出来たのは全体量の9割がた・・・
目処がついてきたような、そうでないような・・・

先はまだ遠い。

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『挑戦者ソフトバンク』

ナンバーポータビリティー(以下MNP)が導入されて始めての週末に騒動が勃発した。
ソフトバンクにMNPの受付が殺到した為にシステムが不安定となり、2日とも早々に
受付を停止してしまったのだ。
MNPは『入る顧客』だけでなく『出る顧客』が発生する為、NTTとauにも影響が
発生し、ブーイングの嵐となった。

この件においてソフトバンクの旗色は非常に悪い。
『ADSLの価格破壊』をうたって無料モデムをばら撒いた時にも、実際に使えるまでに
3ヶ月や6ヶ月待たされたり、解約の手続きが上手く機能しないなどのトラブルを
発生させた『前歴』を指摘する向きもある。
言われてみれば確かにそうだ。
それこそ、統合直後のメガバンクだけでなく、東証ですらシステムダウンするのだから、
MNPの受付でパンクするのは読みが甘いと言われても仕方が無い。

さて、孫社長の毎度の手法は既成概念を破壊し、規制緩和を進める事で広く消費者に利益を
もたらすというものだが、そこにはドン・キホーテ的な印象が常に付きまとう。
巨大な既得権益者に一矢報いようとする庶民のヒーロー像があると同時に、己の能力を
過大評価する傾向があるように見える。
否、実際には1兆数千億円の借金ができる巨大企業になっているにも拘らず、中小企業的な
体質が抜けていないのではないのかと思えてしまう。
『通話料0円』というサプライズも孫さんらしいかもしれないが、販売店の人間も
報道でその内容を知ったと言う話しを聞くと、脇が甘いとしか言いようが無い。

まあ、考えてみるとNTTの母体はもろに国策企業だし、auに至っては国際電電と
トヨタがタッグを組んだ超巨大勢力だ。
敵に回すのには大き過ぎる様が、益々風車に突進してゆくドン・キホーテとダブってしまう。

しかし、既得権益にあぐらをかいている輩は見ていて気分のいいものではない。
料金は高いし、電話機のデザインに不満のあったDOCOMOの製品もauが力を
付けてきたからこそ、差が少なくなってきているのだから、ソフトバンクにも更に
頑張ってもらいたいものだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.31)


平成18年10月30日(月曜日)

もたくたと仕事。

先週末にやった作業に関してはお客さんの反応があれば何かをしなければいけないが、
なければ他の仕事が出来る状態になった。
それこそ同じ件のCGを途中まで進めていたので、形状定義の完成を目指すまで歩を
進めようかと思った。
しかし、抱えている仕事はこれだけではない。
H親分の仕事はもう少し無視するにしても、新宿でやった地下鉄工事の編集は一切進めて
いなかったので、かなり心配になってきた。
そこで、心を落ち着かせる為にも六本木の仕事を一時停止して地下鉄の仕事に着手した。

この仕事はつい先日完成した隣の工区と同じフォーマットで構成すれば大枠が決まる
のだが、個別の事象も多いので全く一緒ではない。
そこで全体編集をする前段階として、『カッター部品搬入』とか『前胴搬入』のように
撮影日時や内容別に粗編集を重ねる事にした。
極論すれば、ここで作った『プロジェクトファイル』を時系列に並べれば全体編集と
同じ意味になるのだ。

しかし、相変わらず最初から足踏み状態になった。
メインカメラの撮影時のホワイトバランスが上手く取れておらず、色調整が必要なのだ。
作業としては大したことは無いのだが、諸般の事情でMSP7.0ではなく旧版である
5.2Jを使うため時間が掛かるのだ。
それこそ、編集時でバサバサ切り落とす事は分かっているのでファイル単位での色調整は
本来不要なのかもしれないが、編集は水物なので考えずに手を動かした。
(レンダリングが終わるのを待っていたとも言う・・・)

夜になり、ようやく素材が揃ったのでシーン毎の仮編集を始めた。
殆どが夜の8時、9時に撮影を始め、終わりが明け方の3時、4時って状態だったので、
改めて見返していると感慨深い物がある。
そんな事を10時くらいまで続けていたが、編集の途中でハングアップが頻発するように
なったので作業を中止した。

怪しげなHDDを酷使している事に一抹の不安を感じながら帰宅した。

(2006.10.31)

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『校長先生の珍回答』

連日、『いじめ自殺』や『必修科目未履修』の話題がテレビニュースのトップになっているが、
悲しい事にそれが引き金になったかのごとく、新しい自殺のニュースが駆け巡っている。

驚いたのは保護者の前で校長や担任教師が『いじめが有りました』とハッキリと話した
ビデオが先行して報道されていると言う事。
そして、それがあるにも拘らず、相変わらず
『あの時、アー言ったのは、長時間拘束されていて意識が朦朧としていたから』とか
『言葉によるいじめと自殺の因果関係は確認できない』
と、平然と言って述べる校長と教育委員会の思考原理だ。

信じられない事に校長の弁の究極的な落とし所は
『因果関係については死んだ生徒に聞かないと分からない』
と、なっているようだ。
『いじめが原因で自殺します』と遺書に書いても『額面どおりに受け取るべきか分からない』
と、都合よく解釈して自殺ゼロを実現している人たちにとって
『死人に口無し』は便利極まりない。
『盗人に追い銭』にしない為にも自殺は絶対にやってはならないと、思う。

それにしても、『必修科目未履修』の責任を感じて自殺した校長先生も、ある意味情け無い。
『そんな事、何処ででもやってますよ』と、責任を微塵も感じない輩と比べれば、まだ
まともなのかも知れないが、江戸時代じゃ有るまいし、校長が死ぬ事で未履修がチャラに
なるなんて事はありえない世だから『無駄死に』に等しい。
やはり、迷惑をかけた生徒を無事に送り出してから退職するのが、責任の取り方だったと思う。

気軽に他人を殺し、気軽に自殺をする・・・
変な世の中になったものだ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.10.31)


幌生地を折りはじめたけど・・・

平成18年10月29日(日曜日)

午後から作業。

気が付けば昼近くまで惰眠をむさぼった為、前夜仕込んだおでんを食べてテレビを見て
いたら2時過ぎになってしまった。
流石にこのまま一日を終えるのは勿体無いので、いよいよ幌生地の加工をする事にした。

部屋を片付け、何ヶ月か前に購入した生地を広げて作業を開始したものの、『布』は
私にとって未知の素材ゆえになかなか手が動かない。
素人考えで行けば既存の幌から採寸した図面を元にザクザク切断して、折り返し、接着
するだけなのだが、それすら難しい。

購入した生地の横幅は1200mmと言う事になっているが、両端にホツレ止め処理が
されているので、化粧切りをしないと全ての作業を始められない。
しかし、片側に基準線を引こうとしたのだが、金属や木材と違ってヨレヨレしているので
端から15mmのところへ印をしても、定規を置くと直線にならないのだ。

まあ、実家から2m物の金属定規を持ち出してきたので辛うじて片側に線を引くまでは
できたが、反対側を平行に切り落とすのは更に難題だった。
それこそ、この裁ち落しで幌の寸法が決まってしまうのだから、失敗は許されない。
しかし、上記と同じ理由で平行に寸法を出すのは至難の技なのだ。
考えた挙句、基準線に差し金で直角を出し、巻尺で寸法を決めて印を打っていってから、
2m定規で線を結んでみた。
引いた線は打った点を通らない事があるが、一応平行な布地が出来上がった。

さて、次は左右両端の折り返しだ。
幌全体を引っ張って固定する『ゴムロープ』を通す為の袖口であり、両端を折り返して
接着するだけの構造になっている。
鉛筆と定規を使い基準線を引いて接着材を塗るのだけの話だが、ここでも悩む私。
上から下まで両端を折り返してしまうとゴムロープの端は袋の中になってしまい、
フックを引っ掛けられなくなってしまう。
恐らく、工場での順番は下端の固定が最初になると思うが、既存の幌を分解しないと
ゴムロープを取り出せないため、50mmほど接着しない分部を残して折り返しを
接着していった。
[図:幌の構造]
寸法を出して裁ち落とした幌生地
[図:幌の構造]
鉛筆で書いた線に沿って接着剤を塗っていった

接着剤を基準線に沿って塗り、付属のヘラで延ばしていったところ丁度良い幅に広がって
くれたのは良いのだが、正直言って片側を施工した時点で接着剤が足りなくなってきた。
それこそ片側だけ施工して買出しに行けばよかったのだが、ヘラに付いた余分な接着剤を
反対側に塗ってしまったので後に引けなくなった。
結局無理やりに塗り伸ばす事に成功したのだが、終わってから横幅を計ったら計算よりも長い・・・
どこかで寸法を取り間違えたようだ・・・
[図:幌の構造]
左右両端を折り返した幌生地
作戦成功! ・・・と、思ったら寸法が違っていました。 ガックシ・・・

まあ、短いわけではないのでやり直しはきくが、接着剤が無いのでどうしよもない。
結局、それを含めて買出しドライブに行き、週末が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.30)


幌の部品を分解する話

平成18年10月28日(土曜日)

何となく全休。

山積みの仕事を無視している為、否応なしに2cvの改修をせねばならないものの、
全塗装を強行した時の勢いは無い。
では、何をすべきかを考えると幌の掛け換えの準備を始めた。
掛け換えの作業を進めると、否応なく既存の幌を分解する必要に迫られるのだが、
それ以前の段階すら着手していなかったのだ。

先ずはモンテカルロさんから譲ってもらった部品の加工から始めた。
我家のポンコツ車のトランクヒンジは錆びて朽ち果ててしまっている為、交換する事に
したものの、中古ゆえに幌の残骸が付いたままになっている。
細かい構造は分からないが、外見上はリベット(カシメ玉)2箇所の止まっているだけ
なのでそこから攻める事にした。

ところが、わざわざ買ってきたドリルの刃を食い込ませた瞬間にリベットが回転を始めて
二進も三進も行かなくなった。
ヤスリを地面に置いてドリルの回転で削り落とす事も試みたが、上手く食いついてくれない・・・

しばらくオロオロしていたところ、見かねた奥方が手を出してきた。
プライヤー2丁を使ってリベットを固定し、ドリルを回す作戦だ。
ところが、リベットが小さい為、クランプするのには限界がある。
状況は変わらず、ドリルの刃は抜けそうに無い・・・

作業は頓挫し、「やっぱり、幌の自作なんて無理だったのか・・・」と、思った直後に
もう、どうにでもなれ!
と、プライヤーでリベットを引っ張ったところ、アッサリと引きちぎれた。
考えてみればリベットやカシメ玉はアルミや真鍮などの柔らかい金属で出来ている
ので、最初からドリルは必要なかったのだ。
この為にわざわざドリルを買いに行った事が大いに勿体無く思えてしまった。
トホホ・・・
[写真:ヒンジの部品その1]
[写真:ヒンジの部品その2]
2つに分解した部品

部品が外れたので構造を観察してみたところ、幌生地の端部を外した部品にカシメてから
グルリと1回りさせる形で接着している事が分かった。
試しにカシメてある部分をドライバーで引き起こそうと思ったが、金属疲労+サビの
腐食で折れる可能性が多大なので触らない事にした。

[図:幌の構造]
幌生地を固定するための構造断面

さて、ここに幌生地を接着すれば作業が先に進むのだが、外した部品も若干サビが
発生している為、接着の支障になりかねない。
一応、サビ落としをしてから次のアクションを考えることにしたところで手が止まった。

おっかなビックリで、作業は進まない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.10.30)


平成18年10月27日(金曜日)

成り行き上、昨日の続き。

昨夜、Web配信を行ったビデオをに対する反応が来るのを今や遅しと待っていたところ、
午後になってようやく電話が掛かってきた。
ところが、担当のK氏は電話に出るなり昨日の話しを脇に置いて
『以前、仮編集した(Web配信)したビデオデータをもらえるか?』
と、切り出してきた。

こちらとしてはお客さんの要望に答える必要があるので、如何なるフォーマットで出しても
差し支えない。 しかし、目的(ターゲット)が分からないと、何かと支障がでるのでるのもまた事実だ。
そこで、何に使いたいのかをよくよく話を聞いてみると、昨日のビデオと同じく放送局に
送って使いたいらしい事が分かった。
それならば業務用フォーマットで発送するに越した事がないので昨日のビデオも含めて
ダビングする事にした。

さて、昨日のビデオはデータの羅列でしかないので、以前のビデオの用意を始めた。
これとて編集済みのデータを右から左にコピーすれば頭を使う事は無いのだが、
個人的に『時間的に短すぎるのではないか?』と、思い始めてしまった。
長いビデオを短くするのは難しい事ではないが、短いビデオを長くするのは問題が起こり易い。
そこで、何となく再加工を始めてからコピーを始めた。

データが揃ったのでDVCAMとDVDにダビングをすれば作業が終わりだ。
しかし、短いビデオと言っても10分のダビングに同じだけの時間が掛かるのは仕方が無い事だ。
途中で下らない間違いに気づき、やり直すのにも同じだけの時間が掛かってしまう。

そんな作業の最中、下らない作業に時間を割くことになった。
先日の雨が元で壊れた居間のテレビを運び出す作業を否応なくやらされたのだ。
しかし、運び出すのはブラウン管式としては最大級の52インチテレビだ。
重量が何十キロあるのか分からないが、弟と二人が掛かりで引きずり出すのに10分以上
掛かってしまった。
兎に角、このテレビはただデカイだけで歴代のテレビ史上、音質、画質共に最低としか
言いようが無い・・・

そんな肉体労働が間に入った事も有り、ビデオのダビングが終わったのは6時過ぎに
なってしまった。
この後、送り状とラベル印刷をして母親に発送を頼んでこの件は終わったが、他の
作業をするのには時間が中途半端になってしまったので9時過ぎに帰宅した。

(2006.10.30)


平成18年10月26日(木曜日)

一日中ビデオと格闘?

昨日は六本木にロケに行ったが、撮っただけでは終わらない。
今回は私が編集を行うのではなく、資料として某所に提出する為の物なのだ。
その為、取捨選択するためにもクライアントに早急に見せる必要があるのだ。

さて、撮影した動画をダビングする為にも加工するためにもHDDに取り込んでいくのだが、
流石に三脚を使っているので手ブレを起こした物は無い。
しかし、カメラが古い為に露出不足を起こしている箇所もあるし、色温度を逐一測定して
いない為、納得に行かない色の箇所も散見できる。
まあ、色調整や露出補正は私がやらなくとも先方で2次加工する時にすれば良いだけ
なのだが、やはり見ていて気分のいいものではない。
バリエーションくらいのつもりで各種補正を加えていった。

夜になって一通りの作業が終わったものの、この先どうするかが問題となった。
上記のように最終的には極力生に近い状態のデータを渡す必要があるのだが、その前に
現場サイドの検閲(?)を受ける必要がある。
一応『何を撮ったか』を見せる為に、Web配信の用意はしたものの、テレビ画面と
ビデオのモニターとでは見え方に違いが有るのが気になる。
そこでVHSかDVDにダビングして送るのが手っ取り早いのだが、最近の現場事務所には
ビデオとテレビの視聴環境があるとはかぎらないのだ。

その辺の事情をお客さんに問い合わせるメールを書いて作業終了。
昨日のロケのせいか、背中が痛くてしかたが無い・・・

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『帳尻あわせ』

某公立高校で『必修科目を教えていない為、生徒が卒業できない』と言う事が発覚したが、
調べてみたらこのインチキは全国各地で行われていたことも分かり、大問題になりつつある。
そもそも、このインチキを隠蔽する為に公文書に嘘を記載していた事も分かり、果ては
刑事事件に発展する可能性まである。
社会保険庁の『分母調整』と同じく大量の処分者が出る事は必至だが、気の毒なのは
インチキの代償(補習)を押し付けられる生徒達だ。

ニュースを見ていて苦笑するのは各校の校長先生の答弁だ。
『過去に遡って調べたところ、10年前からやっていたことが判明しました』と、
他人事を決め込む輩もいれば、
『倫理的地理の授業』という新語を持ち出し、『地理の授業を受ければ倫理も履修したと
みなすと考えていた』と、いい年こいて意味不明の説明をする者もいる事だ。
誰もが口で謝っても、どれだけ酷い事をしたかを理解していないのが凄い。

この間のいじめ自殺の時と同じで、書類上の数値を上げるためには公文書の改ざんも
常套手段と考える団体の性癖が見え隠れする話だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.27)


平成18年10月25日(水曜日)

午後から六本木にロケ。

昨日とうって変わってよい天気になったので、朝からロケの準備を始めた。
機材については最初から最低限にするつもりでいたのだが、問題は車をどうするかだった。
一応会社のインプレッサを仮に押さえていたが、貴重な足車なのでできれば使いたくない。
ところが2cvは日曜日からストップランプとバックランプが点かなくなるアクシデントに
見舞われ公道を走れなくなっていたのだ。

そこでダメモト。にわかチェックを始めたところ、バックランプの点かない理由は
直ぐに判明した。
明るい場所で見たところ、一目瞭然。
トランスミッションに設置されているバックランプ用の配線が抜けていたのだ。
外した覚えは無いし、ギボシなので車の振動で外れるような代物ではない。
三角のサイドパネルを1週間開けっ放しにしていたので悪戯をされたのかもしれないが、
切断されたわけではないから可愛いものだ。

次がメインイベントであるストップランプのチェックだ。
土曜日から何もしていない状態なので、先ずはヒューズが切れていないか確認したところ、
どれも切れている様子は無いし、腐食もしていない。

はっきり言って手詰まりだが、ブレーキスイッチの配線をいい加減な電線で直結して
車の後ろに回りこんだところ・・・点いている!
もしかしたらバックランプも関係しているのかと思い、実験してみたが変化は無い。
否、あるはずが無い・・・
結局のところ、『原因不明で復旧』と言う、お得意のパターンになってしまった。
そこまで楽しませてくれなくても言いンだけどねぇぇ・・・

そんな訳で、インプレッサを徴用する必要が無くなったことを伝え、燃料を補給してから
昼過ぎに六本木を目指して出発した。
まあ、朝一ではなく、午後2時に事務所に顔を出して打ち合わせなので、これ以上楽な事はない。
ところが、ドッコイ、ギっちょんちょん・・・
1時15分くらいに六本木交差点に着いたので軽く昼飯でもと、思っていたら
駐車場が空いていない!

撮影機材があるので極力現場の近くに止めたいと思っているにもかかわらず、行くところ
行くところ、ことごとくふさがっているのだ。

周辺をぐるぐる回っていたら、反対車線に空き駐車場を発見!
迂回してたどり着いたら既に車がいる・・・
くやしいので、その場所を5周ほどしたら新たな空きが見えたので慌てて向かったのだが、
自分の前にいた車が駐車場に吸い込まれていった・・・
ぐやじぃぃ〜〜!!

時間は無常に過ぎてゆき、約束の2時が迫っても空きスペースは見つからなかった。
仕方がないので担当者に電話を掛けて待ってもらう事にしたが待てど暮らせど車は
動かないし、空きスペースも見つからない。
僅かな可能性にかけて狭い裏通りを走っていたら違法駐車のオンパレードだ。
そこを慎重に走っていたらババァが運転するBMW5シリーズが対向車線からねじ込んで来た。
元々擦れ違うのがやっとの道幅なのにババァの車幅間隔なので、ポンコツ2cvは
行き場を失ってしまった。
こうなると二進も三進も行かないので、仕方無く縁石に乗り上げて無理やりに擦れ違った。

こんな事が何度かあり、結局、車を止めるまで1時間近く六本木交差点界隈を放浪して
いた事になる。
気温が高かった上にノロノロ運転だったので、オーバーヒート(?)でエンストする事
3、4回。 全くもって、仕事をする前からぐったりだ。

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さて、向かう事務所は建設中のビルの4階にあるのだが、ここへ行くのはこれが初めてだ。
事情は連絡済みとはいえ大幅に遅刻しているので、否が応でも余計に緊張してしまう。
ところが、最寄のエレベータが調整中だというので、別の場所のエレベータを使って
くれと、経路を説明された。
そこで乗り口のある下のフロアーを目指したのだが、建設作業中のビルの中は方向感覚が
怪しくなってくる。
幸い経路を示した立て札が見つかったので迷子にはならなかったが、方向音痴の私には
緊張に拍車を掛ける事となった。

事務所に行き、K氏に言われたI氏を訪ねたところ、
この方も何やらバタバタ右往左往していた。
暫く待って現場に向かったのだが、I氏は『現場を案内してくれ』と、言われただけで
撮影内容を知らなかったのだ。
そこでK氏に連絡を取ってもらったのだが、K氏も所長から連絡を頼まれただけで
イマイチ分かっていないらしいのだ。
仕方が無いので方々に電話をかけて『何を撮影したいのか』を問い合わせて、ようやく
合点がいった。
話を聞くと年末にテレビ局が取材に来る事になったものの、その頃には粗方の工事が
終わってしまうので、今の様子が伝わらない。
そこで、(雑然としているが)今のHOTな様子を撮影しておきたいと言う事らしい。
結局のところ、今編集しているビデオとは直接関係の無いが、お金になるのだから
別に問題は無い・・・

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撮影を終えて地上に上がってきたのは6時過ぎの事。
相変わらず一人で機材を運んで撮影する上に、久しぶりの撮影だったので体中が痛い。
そんな訳で、駐車場に戻り、先ずはコンビニで飲み物を購入。
会社にメールを入れたりして小休止をしてから車を出した。
すると表示された駐車料金は4500円だって・・・
30分毎に500円の駐車場に4時間以上止めているのだから当然なのだが、やっぱり
安い金額とはいえない。
土地が余っていないから仕方ないのだろうが、やっぱり六本木は好きになれないな。

普段なら仕事を続けている時間ではあったが、自宅に戻って一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.26)


平成18年10月24日(火曜日)

朝からCG。

今日は午後からロケの予定が入っているたが、夜半から降り始めた雨は一向に止む気配が
ないどころか、激しさを増していた。
まあ、昨日の話しから察すると屋内(地下)の撮影なので雨の影響があるのは機材の
搬入搬出の時くらいだ。
しかし、いくらカメラだけ気をつければいいといっても雨の日の撮影にいい思い出が無い。

そんな訳で担当者であるT建設のK氏に朝一で電話をかけた。
「エッグですけど、おはようございます。」
『何?』
「雨が降ってますね」
『降ってるね・・・』
「撮影、明日に延期できませんか?」
『そうしようか』
と、アッサリ延期が決まった。

出社して早速CGの続きを始めた。
今日の目標はカッター部の完成だ。
一番面倒くさい『カッターリングの形状定義』は終わっているが、カッタービットを
配置しないと土山を彫ることが出来ない訳だし、第一格好が付かない。

しかし、これらのビットの形状は大概写真やイラストを元にでっち上げる事が殆どだ。
特殊なビットならともかく、アップになる事は無いので『それらしい物』が付いていれば
良いのだが、私はそれが一番苦手なのだ。
今回は図面に形状の平面図が出ているので大きさと位置はそのまま使えるのだが、立体
構造や支柱はデッチアップとなる。
あっちのバランスとこっちのバランスを調整する作業は時間が掛かるし、やっていて
じれったいのだ。

カッタービットが一応出来たので、次は『とげとげ』だ。
正式名称は知らないが、補助的に土山を掘る為の物だというのは素人にも分かる。
上記のカッタービットと違って単なる『とげとげ』なので後回しにしたのだが、いざ
着手すると結構面倒くさい・・・
ビデオの静止画からトゲの本数は読み取れるので、そこから大凡の配置間隔を割り出して
いったのだが、完成してみたら太さや高さが雰囲気に合わず、何度か調整を加えた。

夜にはカッターがほぼ完成したのでサンプル出しの為にもアニメ設定を加える事にした。
ぐるぐる回転するカッターとも違うが、特定の角度を往復するだけなのでさほど難しくない。
しかし、一寸悩んだのが『コピーカッター』の動かし方だ。

このシールド機は四角いトンネルを掘る為の物である上に、カッターの軸がセンターに
無いので下側の両隅に掘り残しができてしまう。
そこで、両隅に達する時だけ出てくるアニメ設定にする必要があるのだ。
まあ、基本的にはカッターの動きに合わせて出たり入ったりするだけなので難しくない
のだが、カッターリング用のアニメとコピーカッター用のアニメがばらばらに存在する
事が気になる。
特定の角度に達したら出始め、特定の角度で止まり、逆転したら引っ込むという
スクリプトを書けば言いだけの話だが、経験不足故に『どのような計算式』にすれば良いか
思いつかな無いのだ。
まあ、所詮はサンプル出しなので今回は無手勝流で済ませたが、今後の課題が残った。

[cg:掘進機制作途中]
制作途中の掘進機。 動画版はこちら → machine03.wmv(約2MB)

去年の今日一昨年今日

(2006.10.26)


平成18年10月23日(月曜日)

今週もスロースタート。

山積みになった仕事をどのように片付けるか迷うが、やはり先週着手したCGの続きを
やる事にした。
CGに没頭していると他の仕事が出来なくなるが、どの仕事もつまみ食いで進められる
ような物じゃないので仕方が無い・・・

ところが、昼ごはんを食べた後、暫く仕事場を追い出される事になった。
親父に福祉関係の来客があるらしく、人数的に4畳半では手狭だからだ。
そんな訳で、向かったのはコジマ電気。
前から目をつけている携帯電話を買う算段だ。

まあ、今使っている携帯電話に不満は全く無いので交換する『必要性』はゼロに近い。
しかし、同じレベルで気に入った携帯電話が『1円』で売られている事を知って以来、
どうにもこうにも落ち着かないのだ。
このままでは仕事に集中できないので、煩悩を振り払う為にも買ってしまう事を決意した。

店に着いて直ぐ、商品を手に取り『色をどうするか考えている人のポーズ』を取った。
ところが、普段なら呼びもしないで声を掛けてくる店員が何時まで経っても寄って来ない。
フロアーには家電関係の店員はいるのだが、肝心のドコモの係員は客よりも重要なのか、
書類と睨めっこをして微動だにしない。
まあ、一言声を掛ければ良かったのだろうが、何だか馬鹿馬鹿しくなってきたのでデジカメの
コーナーを冷やかして帰る事にした。
[写真:20周年記念パッケージ]
Windowsの棚に『20周年記念パッケージ』を発見。
いろいろオマケが付いているらしいが、基本的に興味無し

帰り道に実家の近所で巨大クレーンが目に入った。
総武線の線路に掛かっている歩道橋を諸々の理由により撤去する工事なのだが、見ていて
奇妙な印象を持った。
それこそ、仕事ではこれよりも大型のクレーンを目にしているはずだが、広い場所や
高層ビルの間など見慣れぬ風景の中での事。
それに引き換え生まれて以来30余年見慣れた風景に現れた”それ”は非現実感を伴っていた。
ゴジラやウルトラマンが目の前に現れたら、きっとこんな感覚なんだろうと思った。
[写真:20周年記念パッケージ]
場所もクレーンも見慣れているはずなのに不思議だ

会社に戻ったので仕事を再開しようかと思ったが、親父への来客はまだ居座っていた。
仕方が無いので弟の部屋で漫画を読んでいたところ、やっと帰ってくれた・・・と、思いきや
一人だけ問診のような事を続けていたのだ。
結局、仕事場に戻れたのは3時近くになってしまった。

ポチポチとCGの作業をしていたら携帯電話がなった。
昨日の今日なので「F探偵かな?」と、思ったところT建設のK氏からだった。
今はこの件の仕事に没頭しているのでビクビクする必要な無いのだが、完成に向かっている
とは言い難いので出るのが怖かった事・・・

恐る恐る電話に出たところ、編集の進行状況の問い合わせではなく、追加のビデオ撮影の
依頼であることが分かり胸を撫で下ろした。
曰く『明日か明後日くらいの午後から来られるか?』と言う事なので早起きも不要で
楽チンそのものだ。
当然「いつでも大丈夫です」と、即答したが、むしろ撮影自体が久しぶりだし、足車の
2cvが直ぐに動かせない状態である事が
気に掛かった。
まあ、余裕はあるのでどうにでもなる。

夜までCGの作業を続けていたところ、懸案だったカッターの造型が上手くいったので
兄貴とビールを飲み始めたら酒が進む事進む事・・・
いつも以上にハイテンションのまま帰宅したものの、ビデオを見ている途中で寝てしまった。

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『メイドさん受難』

’06年現在、総合オタクタウン秋葉原の象徴が『メイドさん』と言っても過言ではない。
彼の地を歩いていると、いたる所でチラシ配りをしているし、兎に角目立つ存在だ。
中にはタレント性を持たせて活動の場を広げるなど、単なるコスプレの域を超えた
存在になりつつある。
(日曜日のプチオフ会の時、視線の先にメイド服を着た女の子談笑していたが、彼女達と
共に入ってきたのが60絡みのおっさんだったので大いに気になった・・・)

ところが、そんな彼女達に痴漢行為を行う不貞の輩が出現したと、各テレビ局はこぞって
報道を始めた。
しかし、どの局を見ても、なんだか切り口がシックリと来ない。
痴漢も立派な犯罪だから報道されるのも分からなくも無いが、何だか珍奇な物を見るかの
ような雰囲気で、『痩せ型、目がね、チェックのシャツ、黒いズボン』という犯人像は
最後の最後に持ってくる有様。
結局、追っかけているのは卑劣な犯罪者ではなく、被害者側に立つメイドさんなのだ。

街にオタク狩りが現れて以来、警察官の職務質問が増えたという報道も別の日にあったが、
不特定多数の人と物が集まるカオス世界には善人以外も多く集まるという事だろう。
私は年に何回かしか行かない町だが、悪所には近づかない事にしよう。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.24)


平成18年10月22日(日曜日)

結果的に全休。

日曜日としては異例の9時過ぎに起き出したものの、何だかやる気が起こらない。
昨日も昼前に作業を始めたものの、ストップランプが点かない原因が思いつかないし、
午後から出掛ける予定があったので、大きなことが出来なかったのだ。

2時半くらいに自転車で自宅を出て一路秋葉原を目指した。
F探偵のサイトにある掲示板のプチオフ会を兼ねて、ヨドバシカメラでデジカメの物色だ。
ところが、出る間際までウルトラセブンの名作『狙われた街』を見ていたため、少々遅刻。
待ち合わせの場所に行ったところ、F探偵、越谷の尻軽女さん、藤原海苔太君と既に
全員集合していた。

直ぐにデジカメのコーナーへ行き、あれこれ小型のデジカメを見ていったが、主役である
越谷の尻軽女さんは初心者だからか目をグルグルさせていた。
一通り商品を見た後、『記録メディアを買うならあそこが安い』と、某所へ移動しようと
思ったのだが、雨が落ちてきた。
まだポツポツって感じだったので迷ったが、結局近くの喫茶店でデジカメ談義の続きを
遣って解散した。

さて、帰り道は探偵の新型FXであるスズキ・エブリーを運転させてもらった。
それなりの車齢の軽自動車なのでクラッチにもアクセルにも『癖』があるが、大した
問題ではない。
これ以上削る物が無い『究極的にシンプル』な車のはずなのに、古くても雨風が防げて
エアコンも効く上に、iPodで音楽まで聴けるのだから日本製の軽自動車って
『凄い』の一言だ。
(駅の駐輪場に止めた自転車まで積んでもらった!)

帰宅したものの時間が時間なので作業が出来るはずも無い。
そこで『ちび丸子ちゃん』でも見ようとテレビを点けたら日本シリーズの第2戦だった。
これだから、あたしは野球が嫌いなんだよぉ〜!!

これが元で毎週見ている番組は全てお流れになった。
結局、12時前に寝てしまったとさ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.10.23)


平成18年10月21日(土曜日)

今週も2cvいじり

先週無理やりに全塗装を行った我家のポンコツ2cvだが、未だ完成には程遠い状態だ。
塗装で言えば刷毛跡や液ダレを削り落とし、クリアー塗料で上塗りをしなければいけないし、
幌やバンパーの交換、雨漏り対策など数え上げれば切が無い。

しかし、方向指示器やヘッドライトを組み付けないと公道を走れないのも、また事実。
バンパーのサビも雨漏りもは昨日今日の話では無いので「あえて」無視するにしても、
自動車として使えないのではオブジェでしかない。
そんな訳で、奥方が塗装の仕上げをするのと平行して外した部品を組み戻す事にした。

すると例によってサイドパネル(三角の奴ね)の方向指示器が点いてくれない。
原因は『アース不良』だと分かっているのだが、サビの侵食を止める為にも塗装は欠かせ
ないので痛し痒しだ。
アースの引き足しを考えつつも、適当な電線が無いので後回しにする事にした。

次は後ろの方向指示器だ。
まあ、ネジが各三箇所、電線も各三箇所ギボシを差し込むだけなので大したことは無い。
むしろ自作したプラスティックカバーの雌ネジの付け直しに手間取った。
そんな訳で、直ぐに作業は終わった筈なのだが、動作確認をしたところストップランプが
点かない上に、右側のウインカーが妙に暗い事に気がついた。

方向指示器については「ここだけ違うワット数の電球が入っていたのかな?」くらいの
気持ちでカバーを外してみたが、電球には問題が無かった。
しかし、カバーを外した状態で方向指示器を動かしたところ、どういうわけか車幅灯と
ストップランプまで同時に点滅してるではないか!
「どおりで暗いはずだ・・・」などと言っている場合ではない。

玉切れの類で無いことだけは確かだが、直ぐに配線をチェックしてみたが上記の通り、
繋ぎ忘れの起こるような代物ではないので頭をひねっても答えが出ない。
確認の為に、ウインカーリレーを弄っていたら正常だった左方向まで動かなくなるなど、
次第に傷口が深くなってゆく・・・
(リレーは直ぐに直った・・・別の問題を抱えているけど・・・)

唸っていても良いアイデア(?)が浮かばなくなったので自転車で実家に行く事にした。
群馬のシトロエンショップ・モンテカルロさんに発注していた荷物が届いたと連絡が
入っていたからだ。

[写真:モンテカルロさんからの荷物]
群馬のモンテカルロさんからの荷物。感謝感激です!

発注したのはワイパーブレード2本と『トランクのヒンジ』だ。
実は我家のポンコツは幌の交換を長らく放置していたのが祟って、トランクヒンジや
その付近の部品サビてボロボロになってしまい、トランク自体が落ちてしまう可能性が
出てきたのだ。

[写真:モンテカルロさんからの荷物]
窓枠の下は既に半分消失している

実はこの部品は幌にリベット止めされている為、独立した部品としては入手することが
出来ない特殊な部品なのだ。
否、本来は幌を交換する際に自動的に交換される物なので、本来は『交換不能』なのだ。
しかし、『幌の自作妄想』というコンテンツを立ち上げ、それようの材料を殆ど集め
終わった事も有るので、ワイパーを注文する際に”さりげなく”相談したところ
『本来幌の付属品だが、まだ再利用できそうな物がある』と、譲ってもらえる事に
なったのだ。 ありがたやぁ〜

直ぐにでも幌の掛け換えをしたいところだが、それよりもウインカーを直さなければ
幌どころではない・・・
自転車を漕ぎつつ気がついたのは『またしても』アース不良だった。
あれこれ確認しているうちにウインカーのユニットを外した状態で動く事に気づいては
いたが、それ自体が『異常な状態』である事に気づいたのだ。
電球が点灯するのは『電気が流れているから当然』なのだが、ボディーがアースになる事で
回路が成立するのだから『中吊り状態』で作動する事自体がおかしいのだ。
結局、取り付けネジの当たる場所を磨いてから”確りと”ネジを締めたら正常に動き始めた。

ところが、一難さってまた一難。
『ナンバー灯のカバーが汚れているな』と、思い、掃除をして組み戻したら、またしても
点かない・・・
これまた、サビによるアース不良なのは間違いないのだが、逆に言うと今まで点いていた
事の方が不思議な状態だったのだ。
あまりにもサビが酷かったのでヤスリでゴリゴリ削って、ようやく点くようになった。

しかし、日が暮れるまであれこれ試したが、ストップランプだけは点いてくれなかった。
その上、この時点になって初めてバックランプまで点かない事に気がついた。
トホホな気分になったが、これ以上はどうする事も出来ず、作業終了。

車が動かせないので近所のスーパーへ買い物に行って一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.23)


平成18年10月20日(金曜日)

のそのそとCG仕事。

ビデオのストーリ作りがある程度まとまってきたので、清書をしてお客さんにメールした。
これで形の上では手が離れたのでCGに集中する事にした。

ところが、そう思った矢先に恐怖の電話が掛かってきた。
親父の受け答えに聞き耳を立てていたら・・・
『はい、いつもお世話になっております。』 → 売り込みの類じゃないな・・・
『えぇ、えぇ・・・、ははは・・・』→ 親父も知っている人だな・・・
『それから、お加減はいいんですかぁ・・・』 → 病気になった事のある人だな・・・

親父も良く知っていて、大病を患った人ってことは・・・
やっぱりH親分だった!(泣)
受けたくない電話は数々あれど、その中でもブッチ切りのダントツナンバーワンだ。
恐る恐る電話に出たところ、当然聞かれた質問・・・
『で、何処まで進んでるの?』
進んでるもなにも、親分の仕事をバックレる事、早2ヶ月。 
やらなきゃ、やらなきゃと思いつつも全く何も出来ていないので言い訳のしようが無い。
仕方が無いので有りのままに現状を伝えると、意外にもあっさり話題を変えてくれた。
その代わり、岡山で撮影したビデオの一部を静止画として取り込む仕事を依頼された。
難しい仕事ではないし、『直ぐに欲しい』と言うので超特急で作業した事はいうまでも無い・・・

その後、CGの制作に復帰したのだが、キーポイントになるカッターの形状を上手く
作ることが出来ず頓挫した。
オマケに宣教師が遊びに来たのが切欠となり、つられて大酒を飲んでしまって、デンジ・エンド

(2006.10.23)

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『盆暗(ぼんくら)』

ニュースやワイドショーで毎日いじめ自殺や殺人事件、北の核実験に加え、数年間で
数日しか仕事をせずに満額の給料を貰っていたなんて公務員が発覚するなど大凡スッキリ
出来る話題が無い。

そんな中、宝くじを偽造して3億円を騙し取ろうとした20歳のプータローが逮捕された
話には不本意ながら笑ってしまった。

この男、数字の部分を切り取り、テープで貼っただけのお粗末な偽造券を3枚持ち込み
その場で”御用”になったらしいのだが、
『直ぐにバレるとは思わなかった。生活が苦しく、遊ぶ金欲しさにやった』
と言うコメントには呆れ返った。

これを聞いた時に思い浮かんだ言葉が『盆暗』だった。
広辞苑でこの言葉の意味を引くと
(もと、ばくちの語で采を伏せた盆の中に眼光がとおらないで常にまけるという意)
ぼんやりしている人、うつけもの

と、ある。
単に知能指数が低いというよりも『物事を見通す能力の欠けている人間』、『思慮の浅い人間』
の事だと理解している。

今回の詐欺男の場合に当てはめると、自分の作った偽造券が『直ぐにはバレない』と
思う『自惚れ』に加え、『偽造を見破られないだろう』と『窓口の人を盆暗扱い』する
大盆暗だ。

そもそも、ろくに仕事もせずに『遊びを優先さる人生観』ってのが私には理解できない。
・・・え、こんな下らない文章を書いているなら仕事しろよって?
はい、その通りです・・・反省しています・・・

(2006.10.20)

去年の今日一昨年今日


平成18年10月19日(木曜日)

今日も匍匐全身状態。

引き続き台本の枠組み作りをしていたが、やはりお客さんの意見もいかないと、これ以上
進められる状況でなくなってきた。
しかし、どう説明すれば良いかも含めて悩みは尽きない。
現実逃避の為にもCG制作を進めることにした。

今回のシールド機は一見すると単純な形状なのだが、外形が四角な上に、回転軸が中心に
無い特殊な構造をしている。
今まで経験したことの無いものを作ると言うのは技術的に面白いと言えば面白いのだが、
『それらしい』物に見えるようになるまでの先は長そうだ。

11時半くらいまで作業をしたものの、見通しは立たなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.20)


平成18年10月18日(水曜日)

うつうつと仕事。

引き続きビデオのストーリー作りをしてみるが、やはりシックリとこない。
仮のタイトルとして『xx通り地下通路整備工事 ○○・XX建設共同企業体』と、して
みたが、そこへ『〜 △△工法実施工記録 〜』と、サブタイトルを付けるべきか、
はたまたメインタイトルとサブタイトルを交換するべきか・・・
主語をどうするかを決めかねている状態で手が止まった。

しかし、このままでは同じ事の繰り返しなので気分転換にCGに着手する事にした。
同じ工法のCGを作ったばかりなのでセグメントなどは流用可能だが、やはりシールド機は
一から作る必要がある。
ただ、今回のシールド機は同じ工法ながら今までに手がけた事の無い動きをする為、
興味深いと言う事も有った。

ところが、以前もらった資料にはユニークな構造の『肝』になる回転軸の位置寸法が記載
されていなかった。
この寸法(位置関係)が分からないと切刃自体の寸法を割り出せない為、定規で測った
数値から比率を割り出してみた。
しかし、出来上がった物は何だか形がおかしい・・・

何とも釈然としない事も有り、図面をスキャニングしてCGソフトに取り込むことに
したのだが、またしても下らない躓きに陥った。
使用したキャノンのスキャナーはUSB接続なのでケーブルを繋げば直ぐにスキャンが
可能なはずなのに上手くいかない。
グラフィックソフトを起動させ、スキャナーを呼び出すところまでは問題ないのだが、
なぜかプレスキャンのまま先に進めないのだ。
不思議でしかたが無い・・・

都合3、4回ほどPCを再起動させて様子を見たが自体は進展しない。
しかたが無いのでオフィシャルサイトにある『自動インストールサービス』を使って
ドライバーの更新・再インストールを行ってみたが状況は変わらなかった。
流石に頭にきたのでドライバ以外のアプリケーションを総入れ替えして、やっと作業が
出来るようになった。
正直って、キャノンのスキャナーと私とはフィルムスキャナーの頃から延々と相性が
悪いらしく、使うたびに似たような事を繰り返している気がする・・・

さて、今日は親父の誕生日会というか、会社の創立35年の記念という名目の食事会が
行われる事になっていた。
ところが、自ら6時半に予約を入れたのにも拘らず、5時半を過ぎた時点で『早く出掛ける
準備をしろよ』と言い出した。
向かう店は小岩なので車なら10分も掛からないのにだ・・・
本人は『時間は常に前倒し、余裕を持っている』つもりらしいが、これほど無駄な時間の
使いかたはないし、相手や周りの都合は眼中に無い我侭もいいところだ。
私が『まだ1時間前だろ!』と一喝したら暫く大人しくしていたが、結局6時過ぎに
出掛けていった。

奥方が遅くなりそうな事が分かっていたし、仕事が中途半端だったので私が店に着いた
のはを6時半丁度だった。
それにも拘らず、先発隊は既に一通りの料理を食べ終わったに近い状態だった。
やっぱり前倒しか・・・・

40分ほど遅れて奥方が到着。
更に料理の注文を重ね、鱈腹食べて店を出たのは8時頃だった。
まだ時間的に早いし、少々歌いたかったので兄弟揃って近くのカラオケボックスへ直行。
2時間ほど歌い続けたが、私は自主的に『ヒデ夕樹しばり』だった。
やっぱ、誓いのバラードはいいわぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.10.19)


平成18年10月17日(火曜日)

朝からモタくたと仕事。

今日の目標は『簡易編集データのアップロード』と『ビデオのストーリー作り』だ。

さて、データのアップロードは概ねデータを変換するだけだと考えていたのだが、
先週編集した物を改めて見直したところ無用に長いと言う事に気が付いた。
特に『マシンの引き移動』はビデオテープ足掛け3本にわたって撮りっぱなしにして
いた物なのでスピード調整がまだまだ足りないのだ。

そこで、10倍速にスピード調整した加工済みデータからマシンが静止しているシーンや
カメラの前で人が邪魔をしているシーンを更に切り詰めた。
これを更に10倍速に設定したので、結果的に100倍以上のスピードアップとなった。

しかし、『もういいだろう』と、データ変換したものの、何となく見てみたら、まだまだ
長すぎるように感じた。
まあ、最終的には本編集の時に調整すればいいわけだし、お客さんの意見も聞くべきだ。
そのままアップロードしようかとも考えたが、やはり生理的に受け付けられず再々調整して
から配信にかけた。
そんな事もあり、相変わらず予定していた時間を大幅に遅くなってしまった。

データ配信が出来たので今度はストーリー作りだ。
例によって5W1Hに当てはめれば大枠になるのだが、『xx土木工事』というタイトルで
ストーリーをつくっても、なんだかシックリこない。
もともと新工法の実施工状況として撮影を始めた経緯があるので、考えてみれば当然
なのかも知れない・・・
思いついた文言をポチポチと打っていったが、とても人に見せられるレベルではないな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.10.18)


平成18年10月16日(月曜日)

朝からド緊張・・・

朝食を食べ終わり、奥方を送り出そうと思っていたら携帯電話がなった。
また親父かと思ったら、なんと相手はT建設のK氏だった。
この人に関する仕事はポチポチと進めてはいたのだが、実際問題他の仕事のアオリもあって
ろくに進んでいなかったのだ。

そんな訳で用件は当然『何処まで進んでますか?』という、最も聴きたくないセリフから
はじまった。
しかし、手元にある素材を繋ぎ合わせたまではいいが、それをどう膨らませればいいかで
頓挫していた事も有り、何を聞かれてもシドロモドロになってしまう私・・・

兎に角、状況を打開する為にはK氏と打合せをするべきだし、手駒を見せて
『何もしていないわけで無い』と言う事を主張する必要があるのだ。
結局、K氏も何だかんだ忙しいらしい事も有り、例によってデータのWeb公開で
お茶を濁す事にした。

ところが、K氏から名詞を貰っていなかった事も有り、先方のメールアドレス分からなかった。
この場合『わが社の名前で検索をかけて空メールを送ってください』と言うのが最も
正確で手っ取り早いのだが、少なからず負い目がある。
そこで受話器越しにメールアドレスを聞いてメモを取る事にした。

取りあえず電話を切り、直ぐにメールを出そうと試みたのだが、自宅のADSLモデムが
通信不能な状態になっていた。
仕方が無いので何度かリセットを繰り返してみたのだが、回線がつながる様子が無い・・・
やむをえず携帯電話からメールを出してみた。
ところが出した途端にメールは返ってきてしまう・・・

メールデーモンのメッセージを見たところ『相手側ホストの都合で送信できません』と、
かいてあったので「もしかしたら携帯メールを受け付けないのか?」と思えてきた。
そこで、会社に走りPCからメールを出したところエラーが出なかった・・・と、いうのは
勘違いだった。
エラーメッセージはウィルスチェックソフトにスパムメールと選別されたらしく、
専用ホルダーに紛れてしまったのだ。

こうなるとK氏に確認しなければどうにもなら無い。
直ぐに連絡を取ってみたのだが、生憎現場にいるらしく『折り返します』と言われてしまた。
結局、電話が掛かってきたのは昼休みが終わる直前だった上に、知らされたメアドに
『いい忘れた部分があった』という単純ミスだった・・・・
アドレス帳を書き直してメールを送ったところ、直ぐに返信があり事なきを得たが、
妙な気を回した事がこんな全時代的なトラブルになるとは・・・

妙な疲労感を感じつつ仕事に戻ったが、この仕事は何処から手を付ければよいか漠然と
し過ぎていて牛の歩みになってしまう。
止せばいいのに昨日やった全塗装の件をダラダラと書き始めたりしたことが足を引っ張り、
帰宅は11時近くになった。

(2006.10.17)
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『いじめ自殺者は0人』

福岡で起きた『いじめが原因と思われる自殺』は『元担任教師が切欠で起こっていた』と
朝から晩までセンセーショナルに報じていた。
焼香に来た元担任教師に対して少年の親はカメラの放列の前で罵声を浴びせ続け、果てには
『(自殺した少年は)からかい易かったから』という言質まで取るに至った。

この教師はベテランの域に達する教師でありながら相当問題の多い人物だったらしく、
いじめの率先の他にも人権侵害に至るような言動をいろいろと行っていたと畳みかけた。
元日本テレビの熱血アナウンサーはこの件を報じている最中、怒りに震え、ついには
悔し涙を流し始めてしまった。
マスコミとしたらその教師の顔と名前を公表し、吊るし上げたいと喉から出掛けている
かに思えた。

さて、この事件で一番悪いのは誰なのかは未だわからない。
元教師も酷いが、いじめに関するコメントが二転三転する無責任な校長も相当酷い。
しかし、先生方を取り仕切る教育委員会や某組合が腐りきっている故の結果に思えてならない。

通常、組織と言う物は地位が上がれば上がるほど、それに比例して責任も大きくなって行く。
例えば学校で何かが起きた場合、それが良いことでも悪いことでも、本人を直接
知っているはずの担任ではなく校長先生がインタビューを受ける。
それは学校の責任者だからだ。
教育委員会ともなれば校長先生の上司に当たるはずだから、当然いじめ自殺の件についても
道義的であっても相当な責任を追う立場にある。
この場合の『責任』とは、マスコミの前で頭を下げ事だけではなく、『自殺の原因を解明
する』ことを含んでいる。
それにも関わらず、こと後者の話になると急に消極的になる傾向にある。

兎に角、教育委員会の思考論理は『表題』に顕著に現れている。
他のいじめ自殺の報道でも引用されていたが、教育委員会が公表している過去数年の
いじめ件数は毎年2〜3万人原因を分類しない自殺者は毎年100数十人いるらしい。
それにも拘らず、『いじめが原因と認定する自殺者は0人』という結論を導き出している。

例え『いじめが元で自殺します』という遺書をマスコミを経由して突きつけられ、
『いじめがありました』と、親の前で認めておきながらも『いじめが自殺の原因であるかは
分からない』と、サラリと言ってしまう精神構造を私は理解できない。
確かに世の中には額面どおり受け取ってはいけない文章というのはあるかもしれないが、
『いじめが元で自殺します』という文章を教育委員会の会議にかけも、自殺した人間の
心を分析出来るはずが無い。
身内から問題が発生することを嫌う隠蔽体質故に、『分からなかった』と結論付けるのが
”落ち”だろうし、そんな会議の内容は苦労して情報開示しても黒塗りで出てくる可能盛、大だ。

今回の事象を見ていたら、何故か崩壊直前のソ連の報道を思い出した。
各地の『責任者』が共産党の集会などで現状を報告するわけだが、
『同士、書記長!xx地方の作物は例年通り豊作です。』という報告に対してゴルビーは
『君はそれを本当に信じているのかね?』と、苦笑しながら問い正したという逸話めいた物だ。
農作物の出来は天候に左右されるから悪い年だって有るはずだが、責任を取るのが嫌な上に
体制が崩壊する末期状態なので現実を無視した数値を報告することが慣例化していたのだ。
しかも、そんな出鱈目をみんなが『知らぬふり』を決め込んでいた。

科学によって作られた理想の世界観の正体が『矛盾に満ちた幻』だった事は歴史に裏付け
られている。
しかし、固い殻の内側にいる人たちにとっては未だ覚めぬ夢なのだろうか?

去年の今日一昨年今日

(2006.10.16)


平成18年10月15日(日曜日)

2cvの全塗装2日目。

奥方のテンションは全く下がらず、日曜日だと言うのに9時過ぎに作業を再開した。
兎に角、今日の目標は2度目の全体塗装だ。
昨日は下地が良い場所も悪い場所もあったので不均一だったが、一応1層目を塗ったので
順調な作業を期待していた。

しかし、そんな思いは一刷毛目から打ち砕かれた。
同じ塗料を塗り重ねているにも拘らず、濃度の如何に関わらず1層目の塗料が2層目を
弾いてしまうのだ。
仕方が無いので『返し筆』どころではなく刷毛を捏ね繰り回す感じになった。
そうする事により既存の塗料となじみ始めるのか、辛うじて塗り重ねることが可能に
なるのだ。
はやり、自分の知識と違った一寸特殊な塗料だったらしい・・・
泣きを言っても仕方が無いので、奥方と共に二人が掛かりで『塗料を塗り広げ』
いったところ、3時過ぎに一応2度無理目を完了した。

[写真:2度塗り目完了:斜め前からの図]
[写真:2度塗り目完了:正面からの図]
[写真:2度塗り目完了:斜め後ろからの図]
2度塗りめを終了。 遠目にはピカピカになった!

ところが、塗料の濃度が不均一だった為か、あるいわ上記のような基本を無視した塗装を
行った為か、ところどころ元のグレーの面が透けて見えるのだ。
個人的には3度塗り目を行う必要性を感じたものの、2度塗り面は乾ききっていないし、
塗料が底を付いていない状態だ。

同じ塗料を買うのには葛西まで走る必要があるが、ライトや方向指示器を外した状態だし、
生渇きの状態で走るのは塗装面にとって自殺行為だ。
事実上『今日の作業はここまでか?』と思ったのだが、奥方は果敢にも部分的な3度塗りを
開始してしまった!
作業中に何度も話題に上ったのだが、新車では絶対に考えない遊びをしている訳で、
ここまで来ると『どうにでもなれ!』って感じなのだ。

その後、ヘッドライトを塗ったりして本日の作業完了。
遠目には艶々でピカピカだが、近くに寄ると刷毛目と液垂れだらけなので、来週は
それらの水研ぎとクリア塗装が待っている。

その後も新規購入したバンパーの塗装や幌の架け替えも残っているし、レストア作業
まだまだこれからなのだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.16)


平成18年10月14日(土曜日)

『2cvを刷毛塗り全塗装!』

朝からポンコツ2cvのレストアに没頭。

土曜日は大概昼近くまで寝ているが、今日は奥方が張り切っていることもあって8時半に
活動を開始した。

前夜に引き続き2cvの部品の状況を追跡したところ、なんと最寄の配送センターに
到着していると言う事が分かった。
夜の内に成田を出ているので当然とは当然だが、母親に着払いの送料を渡すのを忘れて
いたこともあったので、先ずは外食を兼ねてポンコツ車で家を出た。

実家の母親にお金を預け、いつものようにサイゼリヤに向かったのだが、生憎開店前・・・
仕方が無いのでその足で最寄のマクドナルドに行く事となった。
[写真:2cv]
Macの駐車場にたたずむポンコツ2cv
[写真:ベーグルサンドセット]

ベーグルサンドセットを食べ始めて直ぐに母親から電話が入った。
予想通りとはいえ、9時に到着したと言うのはタイミングが良すぎるくらいだ。
食事の後、近所のDIYショップでシリコンシーラントとコンパウンドを買ってから
荷物を回収して帰宅した。
[写真:バンパーのダンボール]
バンパーの入っていた段ボール箱。 航空便の迅速さは凄い!

さて、注文した物が全て揃っている事を確認したが、それを脇に置いて先週の続きを始めた。
ずばり『はけ塗り全塗装作戦』の開始である!!
敢えて書かなかったが、先週買ったペンキも今週探していたタミヤパテも全てここへの
布石だったのだ。

この件は元を正すと奥方の
『みじゅいろの、つぅるっつぅるっの2cvにするぅ〜!!』
という言葉が発端になっている。
即ち錆びサビのポンコツ2cvをピカピカツルツルの2cvに変身させる計画であり、
『その為にはウン10万円出してもかまわない』と、言う気合の入った話しなのだ。
(幌の色として『ダークベージュ』を探していたのもこの計画の延長上にある)

しかし、そうは言っても全塗装というのは大事だ。
全塗装を依頼する金額があれば程度の良い中古車が選り取り緑だし、埼玉のキャ○ルに
行って美味しいフランス車を満喫する事もできるのが実情だ。
それ故に塗装屋さんに見積もりを取る事すら金額が怖くて出来なかった始末だ。
(昨年末にメールで見積もりを取ったら、『現物を見ないと分かりません』と言われた・・・)

そこで誰もが考える(?)のが缶スプレーを使った塗装だろう。
『近所迷惑を顧みず』という事をクリアーすれば、安価に塗装をすることが出来るはずだ。
なにしろ購入当初から心底ボロな固体だったので初期レストアのころから塗り替えと
言わないまでも同じ色の塗料はずっと探していたのだ。
しかし、現代の自動車において『灰色』なんてのは絶滅しているし、その他の汎用品も
含めても希望に近いものすら見つからなかった。
そんな事もあって初期レストアの際には2種類のプラサフで何となく近い状態にしたままで
現在に至っている。

今回奥方が希望した『水色』と言うのもまた微妙な中間色なのでメガネに適う物が皆無だった。
強いて言えば日産マーチのエアブルー〈#T11〉が近いらしいのだが、オートバッ○スの
類の店で売っていない上に、若干緑に色が傾いたメタリック(マイカ?)なのだ。
奥方はあくまでも緑色や赤を含まない、白に青(ブルーではなくシアン)が入った
ソリッドな水色希望していたのだ。

まあ、『無いなら作ればよい』と言う考え方も有るが、それだとコンプレッサーや
スプレーガンなどの投資が必要になるので大事になる。
『それならプロに任せた方が・・・』と考えてしまうので、話が元に戻ってしまうのだ。

ところが、先週葛西にある巨大DIYショップに行ったところ何となく見た住宅用ペンキの
コーナーに奥方の希望する色の塗料を発見してしまった。
当然スプレー塗料ではないので刷毛かスプレーガンが必要になるが、前者なら風で他所様の
家の壁を汚す事も無いし、大した道具も不要と言うメリットもある。
まあ、『液垂れ』や刷毛むらが発生する可能性はスプレーの比ではないが、後処理で何とか
ならなくも無い。
むしろ『こうなったら刷毛塗りしかない!』と覚悟をきめたのだ。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

話を元に戻す。

そんな訳で二人掛かりでマスキングやらなんやらと、本格的に塗装する準備に取り掛かった。
奥方はマスキングもそこそこに『早く塗ろうよ!』と主張したが、私としては
やはり塗装の基本は下地作り
と、言う点は外せなかった。
兎に角、我家のポンコツは心底ポンコツなのでボンネットやトランクリッド、タイヤハウスなどの
一部は400番くらいの粗い耐水ペーパーから水研ぎを始めなければいけない程、酷い
コンディションだったのだ。
これについては先週もやったつもりなのだが、1週間足らずで風化が進んだ気もするので
改めてチェックをしながら外せる部品を外していった。
[写真:塗装直前:前から]
[写真:塗装直前:後ろから]
塗装直前の水研ぎ状況
前のオーナーがつけた凹みやその後に出来た火脹れの補修は最低限に留めた

すると、初期レストアで補修した筈のサイドパネルや取り付けボルトが想像以上に錆びて
いることが判明した。
単なる表面処理にとどまらず、今後もいたるところを補修する必要があることに頭を抱えた。
[写真:水研ぎ中のサイドパネル]
水研ぎ中のサイドパネル。 ちなみに黄色く見えるのは初期レストアで塗ったパテ
[写真:ウインカーの取り付け穴]
ウインカー取り付け穴のアップ。 水が染み込んでボロボロに錆びていた!

奥方にせかされた事も有り、いよいよ塗装を開始した。
どこから塗るか悩んだ結果、一番塗り易いボンネットから始めることにした。
[写真:塗装開始!]
ボンネットから塗装を開始

ところが、この塗料の性質なのか猛烈に塗りにくかった。
ボンネットの全長は1.5mくらいあるが、刷毛のラインは1ストロークで3分の1も続かないのだ。
最初は塗料が濃すぎたのかと思ったので少々薄めたところ、今度は塗料が上手く乗らず
ムラが出来る始末・・・
刷毛を使った塗装は親父の趣味に無理やり付き合わされる形で何度となくやってきたが、
こんな事は初めてだった。
基本通りに作業が進まないため、不本意ながら『返し筆』をしたりして無理やりに塗り
広げていくしかなかった。

どうにも納得のいかない状態で何処まで作業を続けるか迷ったが、奥方に促される形で
サイドパネル1枚を除いて全ての面の塗装を行った。
しかし、『1回塗り用の塗料』と書いてあっても1回で終わらない物は終わらない。
最後に塗ったトランクリッドの写真を見ると分かるが、刷毛目とか液垂れ以前に下地が
透けて見えるの状態なのだ。
[写真:トランクリッド]
日暮れ直前に塗ったトランクリッド。 暗がりで塗ったのでメタメタだ・・・

当然重ね塗りをする訳だが、如何に速乾性の塗料と言っても一層目が乾いていない状態では
百害あって一利無しだ。
それに完全に日が落ちてしまった状態では作業を進められるわけも無く、ざっと後片付けを
してから近所へ買い物へ行って一日が終わった。

<→ 翌日につづく>

去年の今日一昨年今日

(2006.10.16)


平成18年10月13日(金曜日)

仕事をしたような、しなかったような・・・

出社して直ぐにメールチェックをしたところ、例によって届いているのはスパムメール
ばかりで仕事に関係する物は皆無だった。
それこそ前日完成したビデオの発注なり修正依頼を期待していたのだが・・・

仕事は山積みなのだが、それ以外にも難題が発生していた。
実家の足車である兄貴のインプレッサのセルモーターがまたしても不調になったのだ。
症状は以前と全く同じで、セルを回してもモーターが空転したり、異音を立ててエンジンが
掛からない事が頻発しているのだ。
この症状に陥っても3、4回セルを回せば辛うじて始動するので今日まで放置していたが、
いつ何時出先で動かなくなっても不思議ではない。
そんな訳で、昨年
12月と今年の4月に引き続き分解清掃をすることにした。

[写真:インプレッサのエンジンベイ]
インプレッサのエンジンベイ概観。 丸印がセルモータの位置
[写真:セル・モータ]
スカスカしているので作業性は良い

通算3回目だけあって順調に取り外しは終わり分解清掃を始めた。
不具合の原因は相変わらずスラッジによって回転軸の動きが重くなっていたからなので、
CR−Cを吹きつけながら無理やりギアを回すと『それなりに』動くようになってきた。
しかし、動くようになったと言っても滑らかとは言い難いし、そもそも半年毎にスラッジで
固着する事自体が異常に思える。
やはり根本原因を絶たない事には半年後に同じ事をする事になる。

素人ながらに考えたのは一番大きなベアリングの油切れだ。
しかし、そこへアクセスする為に分解しなければならない電磁石部分のネジ2本がどうしても
外れてくれなかった。
工具箱の中に丁度よいドライバーが入っておらず、前回分解した時にネジのアタマを
相当ナメてしまったのだが、今回はそれに輪を掛けてナメまくってしまった・・・
あれこれ手を尽くして片方を外すことができたが、もう一方は『ネジハズシ剤』を
使っても外すことが出来なかった。
結局、ねじ山を完全にナメてしまいジ・エンド。
まあ、分解できたとしても肝心のベアリングを交換できるとは限らないので諦めてることにした。

さて、油を注したセル・モーターを組み戻せば作業は終わりだが、一番この車を使う
母親に現状を伝えたところ『また同じ事になるならセルを交換したほうが良いのでは』
と、言う事になった。
しかし、スバルの純正品は相当高価だろうからと言う事も有り、中古品を探しに
自動車部品のジャンク屋へと向かった。
(ここには幼稚園時代の同級生のいるらしいのだが、名前も顔も全くわからない・・・)

ところが、ストックヤードを探してみたものの、一見似てはいても全て非なる物であり、
探しているセルモーターは見つからなかった。
仕方が無いので型式を書いたメモだけを置いて帰ったところ、その道中で連絡が入った。
同業者で目当てのセルモーターを持っている店を見つけたらしいのだが、提示された価格は
予想外の9千円。
まあ、高いと言っても店の利益は千円程度なので仕入れ価に近いのだが、4、5千円位を
考えていたので即答を避ける事にした。

早速インターネットであれこれ調べてみたが、状況は芳しくなかった。
ネットオークションにはインプレッサ用のセルモーターがそれなりに出品されて
いるのだが、WRX用がほとんどで目当のFG2用『23300-AA380』は皆無だった。
結局、『絶対数が少ない為、中古市場には出回っていない』という結論に達した。

最終的に
☆ 純正品交換 → 5万円コース
☆ リビルド品への交換 → 1.6万円コース
☆ 中古品への交換 → 1万円コース
以上3つの案が出たものの、最終的にはオーナーである兄貴の意見を仰がなければならない
ので、結論は先延ばしとなった。

この後、仕事に復帰したものの、何をやっても中途半端な状態だったので10時前に帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『海外取り寄せ、損か?得か?』

月曜日からサボりにサボっていたポンコツ車の補修作業を始めたのだが、それが切欠で
ボロボロに錆びたバンパーを新品に交換する事にした。
それこそ、昨日今日錆びた訳ではないので、もっと早く交換してしまえば良かったのだが、
車の買い替えも視野に入れていたので放置していたのだ。

問題は何処に発注を掛けるかだ。
2cvのバンパーは方々から取り寄せることができるのだが、業者によって値段が様々なのだ。

国内A社国内B社国内C社海外F社
\32,550\23,100\13,500※\8,394($69.95)
※1ドルを120円で計算 。

一概にボッタクリと切り捨てるわけには行かないが、単純に国内の3社を比較しても
1万円単位での差がある。
そんな訳で海外を視野に入れると更に差が広がる計算だ。
以前、座席用のゴムを注文して味をしめたこともあり、アメリカの業者に発注を掛けた。

ただし、バンパーはお世辞にも小さな部品ではないので送料が気になるところだ。
いくらバンパー自体を安く買ってもアメリカからの送料は”それなりに”請求される
事が予想された。
そこで、オイルエレメントやブレーキパッドなどの消耗品を同時に発注して、国内業者の
最低価格との差を縮める作戦に出た。

商品国内C社海外F社
フロントバンパー\13,500$69.95
バンパーテープ\0(上記に含まれる為)$4.5
ブレーキパッド\4500$28.88
ブレーキワイヤー\2,450$20.48
オイルエレメント2個\2,500$17.90
小 計\23,350$141.71(\16,956)

『小計』の時点で6千円強の差額が生まれているが、航空便だと送料は確実に1万円を
超える事が予想された。
そこで考えたのが『船便』だ。
到着に4週間から6週間掛かる上に商品追跡が出来ないなどの不便があるが、何年も
放置していたくらいなので、全く問題にならない。

「えいや!」と、火曜日の昼間にオンラインオーダーを掛けたところ、翌日返信が来た。
(アメリカのショップだが、日本人スタッフがいるので日本語でやり取りが出来るのだ)
内容は『クレジットカード番号と有効期限をFAXで送って欲しい』
『商品は揃っているので、連絡があれば直ぐに発送できる』
『送料はヤマトの送料代引きで70ドル前後+消費税です。到着は1週間以内です。』
と、言うものだった。

当然、悩んだのは最後の行だ。
船便の送料を5千円未満と目論んでいたので予算オーバー(?)になるが、アメリカの
国際郵便(?)の航空便と比べれば大幅に安い。
しかも、船便だと1ヶ月かかる物が、航空便なので1週間以内に届くと言うのはうれしい。
以前、シートゴムを船便で買った時にも感じたが『時は金なり』なのだ。

最終的にはカードの決済時期のレート換算と着払い送料が出ないと総額は確定しないが、
結果的に国内のC社で購入した方が若干安かったかもしれない。
この業者が安い理由はヨーロッパの業者から仕入れているからと分かったので、
『次はそこに直接注文すれば更に安いか?!』と、考えたりもした。
まあ、滅多にやらない部品の発注にハラハラ、ドキドキしたり、リスクを負うのも何なので
今回は善しとしよう・・・

ちなみ、この文章を書いている時点で荷物が『米国ヤマト運輸 シアトル支店』を出荷
したところまで把握している。

P・S
夜中に再度チェックしてみたところ、既に成田に到着していて、国内宅急便に乗っているらしい!
考えてみると凄い話だ。

(2006.10.13)

14日の朝一で部品が届いた。
送料は『70ドル前後で着払い』と言う事になっていたので「8500円くらいかな?」と、
思っていたら『8375円』という結果となった。

[写真:送料着払いの伝票]
送料着払いの伝票。 

メールで予告されてはいたが、送料と共に消費税を請求された。
伝票に記されている『課税標準 20,562円』の意味はイマイチ分からないが、
関税というわけでもないし、送料に対する税金でもないようだ。

結果的に国内の某ショップで買った方が2千円ばかり安上がりという結果になったが、
主にパンパーの大きさ故に送料が嵩んだのが原因だ。
しかし、このショップに在庫が無ければヨーロッパからの便を何週間か待つことになる訳だし、
ケース・バイ・ケースともいえる。

やはり、外国からと言うよりもその都度、見積もりや在庫の確認をしてから発注を掛け
なければ、一概に何処が安いとは言えないようだ。

今回の2千円は楽しい授業料だったと思えた。

(2006.10.16)


平成18年10月12日(木曜日)

朝からナレーション組込みの仕上げ。

昨夜は録音してきたナレーションをタイムラインに配置するにとどまったので、今日は
本格的な調整作業である。

録音の際にI氏にもいわれたのだが、画面との同期をすると共に、間延びぎみのところを
積極的に切り詰めていった。
しかし、もともとPCででっち上げた仮ナレーションで間合いを計っていたので削れる
箇所は最低限にとどまったし、『工法の特長』の項では逆に時間が延びてしまう事態になった。
まあ、何事も『間合い』と言うものが必要で、それを無視すると耳障りで不自然な物に
成りかねないので痛し痒しだ。

ナレーションの配置が終わったので今度はBGMとのレベル調整だ。
これはナレーションの配置ほど難しい訳ではないのだが、主観が絡んでくるので何度やっても
悩みが尽きない。
それこそ、自分なりにOKを出すものの、全体をレンダリングして見直す度に気になる
箇所が出てきたやり直しになる。
今回はWeb配信するまでに、それを3回も繰り返した。

後はお客さんの反応を待つしかないので、久しぶりに10時前に帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『嫌われ松子の一生』

『セカチュウ』や『電車男』のように小説を映画化したものを間を置かずテレビ化したり、
『タイヨウのうた』のように、ほぼ同時に映像化するパターンも出てきた。
無名作家の書き下ろしを映画化するのとは違って、リスク無くある程度の収益や視聴率が
確保できるし、相乗効果も狙えるから増える一方だ。
『嫌われ松子の一生』もCM制作の鬼才を監督に据え映画化されたことが記憶に新しい。
映画版を見るに至らなかったものの、興味があったのでついつい見てしまった。

第1話の感想は『歯がゆくってならなかった』に尽きる。
主人公松子が殺され、死体で発見されるところから始まる物語は悲壮感に満ち溢れている。
それにも拘らずセクハラ校長にしても校長の腰巾着の教頭にしても、どちらかと言うと
コメディ調の配役で固め笑いを誘う。
しかも、メインBGMは明るく軽快な『イン・ザ・ムード』。
内容の陰鬱さとは180度違った方向性を持たせているのが印象的だった。

主人公である世間知らずのお嬢チャンはつかないでよい嘘をついたり、同僚教師の財布から
黙ってお金を拝借したりして転落してゆく。
本人は善意でやっているつもりでも、罪は罪。思慮が浅いと言うか、何と言うか・・・

絵に描いたような幸せな善人が転落人生を歩む『暗い物語』と『明るい雰囲気』の
落差が物悲しさを倍化させている。

要潤が演じる元生徒が松子の人生にどう関わってくるかが興味深いし、来週も見なければ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.10.13)


平成18年10月11日(水曜日)

午後からナレーション録音の立会い。

朝、自宅でのろのろと出掛ける用意をしていたら親父から電話が掛かってきた。
「なんだろ?」と、思いつつ出たところ
『T建設から電話が掛かってきたので、折り返してくれ』
と、言うのだが、指定された電話番号は携帯電話に登録されていなかった。
まあ、このタイミングで会社に電話を掛けてくる人間は限定されるのだが、念のため
「誰さんから掛かってきたの?」と、訪ねたら。
『わかんねぇ』と、相変わらずやる気なし。
転送電話よりも性質が悪い・・・

憤慨しつつ指定した番号に電話を掛けたところ、予想通り午後からナレーションの立会いを
するI氏だった。
問題はその内容だ。
恐る恐る用件を聞いてみたところナレーション原稿を一部修正したいと言われた。
I氏曰く『語尾に変更と文言の削除』と言われたものの、今の今まで放っておいて当日の
午前中に原稿修正というのには眉をひそめた。

早速会社に行き、メールに添付された原稿を確認したところ、確かに大した修正とは
いえないレベルだった。
それこそ、最初の読み合わせの際に口頭で修正しても間に合うレベルと言えなくも無いが、
一応N女史に原稿を転送してから会社を出た。

天気は良くなかったが雨に降られる事無く水道橋駅に到着。
いつものように徒歩で都営三田線の春日駅近くにあるマンションを目指した。

さて、仕事の前に腹ごしらえだ。
目的地の周りを見渡し、入ったのはマクドナルドの隣の豚カツ屋だった。
前回は少々ギリギリでのスタジオ入りだったので、今回は余裕を持って会社を出て
ゆっくりと食事を楽しむつもりだった。
ところが、昼時だった事もあり店内は人でごった返していた。
若干躊躇したが、カウンター席に空きが見えたのでズカズカ入っていたら、待たされた事・・・
結局、目論見がハズレ、慌てふためいて店を出た。

予定通り(?)にスタジオに到着。
N女史と雑談をしていたところ間を置かずT建設のI氏が到着したので、直ぐに読み
合わせが始まった。
まあ、今回のビデオは工事記録ではなく工法の説明なので具体的な文言が少ないうえに、
私がでっち上げた文章を基にしているので専門性が薄かったのかもしれない。
本番直前での原稿修正だったのにも拘らず、殆ど問題も無く本番録音に入った。

1回目の録音の後、通しで聴きなおして問題点をリストアップ。
2回目で訂正とバリエーションを録音するといういつものパターンとなった。
時として再々追加録音をすることがあるが、今回は2回でキッチリ終わった。
録音技師が余計な事をしなければ、もう少し早く終わった筈だが、善しとしよう・・・

天気が怪しいし、忙しいので新小岩にとんぼ返りをして、駅前アーケード街に行った。
非常に下らない話だが、ポンコツ車の板金に使う為に『タミヤパテ』を買いたかったのだ。
車の板金なので通常は車用の『薄付けパテ』を使うところだが、案外高いからという理由だ。

ところが、見事に当てが外れる事となった。
2、3軒有ったと記憶していたおもちゃ屋の類が1軒も見当たらないのだ。
見落としたのではないかと引き返す際にも探したが、やっぱり影も形も無かった。
少子高齢化の影響かどうかは分からないが、街のおもちゃ屋は『絶滅危惧種』に思えてきた。

会社に戻り、早速持ち帰ったナレーションの組込み作業に入った。
今回もWAVファイル形式のデータをCD−Rで貰ってきたので、DATからの取り込み
作業も無く、切り出し加工を行う事ができた。
一応、夜中までに全ての配置を終わらせたが、仕上げには微妙な調整が必要なので
完成は明日へと持ち越しになった。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.12)


平成18年10月10日(火曜日)

のろのろと仕事。

今日は午後からナレーション録音の予定・・・と、思っていたら勘違いだった。
打合せのメールを確認したところ、またしても日付を1日間違って記憶していた・・・
まあ、無駄足を踏む前に気が付いたのだから問題ない。

さて、目の上のタンコブである編集を一日続けたところ、ある程度まとまってきた。
しかし、手元の素材を繋ぎ合わせただけなので、まだ部品レベルなのだ。

取りあえず、先方からの催促が入る前にアクションを起こさねば・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『裸の王様』

一昨日、北朝鮮が行ったと言われる『地下核実験』が眉唾である可能性が高くなってきた。
その根拠は
1.核実験にしては爆発力が小さい
2.空気中の放射性物質が検地できない
以上2点に集約できるらしい。
いずれも実験が失敗して核爆発が起きなかったか、最初から核兵器でなかったかと考え
られなくも無い。

ただ、上記の実験が小型ロケットに乗せられる核爆弾(戦術核)によるものだとしたら
同じような結果が得られるらしく、専門家は戦々恐々としているらしい。
なにしろ『目の曇った人間には探知できない人工衛星』を打ち上げる事のできる国なので、
戦術核どころかトランクサイズの核爆弾、あるいはボールペンサイズの核爆弾だって
作れるかもしれない・・・
きっと、将軍さまの指導を受けて科学力を集結すれば『ど○でもドア』くらい右から左だろう!
(褒め殺し終わり)

まあ、実験が失敗、あるいは偽装だったとしても対外的には『地下核実験』は成功した
訳だから、それに見合った責任を負ってもらうだけの話だ。
北朝鮮と言うよりむしろ、中国が今後どう動くかが興味が沸いてくる。

(2006.10.11)

去年の今日一昨年今日


『ポンコツ車のレストア開始?』

平成18年10月09日(月曜日) :体育の日


結局、3連休。

仕事が溜まっているので会社に行きたい気が半分有ったが、結局寝過ごしてしまった。
だらだらと食事をしたり、テレビを見ていたらあっという間に2時過ぎになってしまった。
このままでは昨日や一昨日の繰り返しになるので遅まきながらポンコツ2cvの補修を
することにした。

我家のポンコツ2cvは購入以来ろくに洗車もしないまま乗りっぱなしにしてきた。
特に不動に陥った時期や仕事が重なって全く乗れなかった事も有って最後にワックスを
掛けてから2年以上が経過していた。
それが祟ったのかサビの進行が加速度を増し、あちこち火脹れが発生していたのだ。

特に酷いのが右前のタイヤハウスだった。
平成12年の大晦日に当て逃げ(?)された 傷はサビもせずそのままなのだが、
ウインカー近くに発生したクラックがいつの間にか酷い火脹れになっていたのだ。
[写真:補修箇所]
[写真:補修箇所アップ]
着手した補修箇所。 クラックを剥がす前を写し忘れた・・・

早速、めくれ上がった塗装片をマイナスドライバーなどで剥がし、下地処理に入ったところ、
この場所は前のオーナーによって補修された場所だと判明した。
火脹れした塗料片の厚みが0.5mm以上あったので「異常に厚いな」と感じていたが、
ヤスリがけをしたところ、下地塗料の下にパテの層が見つかったのだ。
そもそも、購入当初からあちこちに傷やら凹みがあったし、ところどころ色が変わって
いる車なので不思議ではない。

そんな訳で、直しはじめたら全身パテ盛りだらけになる可能性がある。
正直言って買ってきたポリパテで足りる範囲でしか直さない方針で作業を始めた。
[写真:ホツルのポリパテ]

さて、さびを落としたところにパテを盛る訳だが、今回買ったホルツのポリパテは歯磨き粉
くらいの粘度しかない。
ポリパテは化学変化で硬化するので厚く盛っても問題はないのだが、硬化前に垂れてる
可能性が高いので、薄めに塗り重ねつつ処理を行った。
(まあ、厚盛りしても削り落とす分が勿体無いしね)
[写真:補修途中]
『塗り→削り』を3回繰り返し、やっとここまで
本当は薄付けパテで更に細かい傷を埋め、サフェーサー、水研ぎと作業を進めたいところだが、
そこまでやるとメニューは無限に増えてしまう。
奥方に『あと何年乗るつもりだ』と一括されたことも有り、最低限の補修で止める事にした。

まあ、ボディーワークはやり始めると大層面白いのでさっさとやれば塗装にも着手
出来たのかもしれないが、結局のところ上記の箇所プラスアルファくらいをパテ処理した後、
洗車をして終わりになった。
やはり、連休と言わず、週末にコツコツやらないと終わりそうに無いな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.10.10)


平成18年10月08日(日曜日)

今日もスロースタート

またしても昼近くまで爆睡していたが、お腹が空いたので起き出した。
有り物で昼食を食べ、いつものように『アッコにおまかせ』『噂の東京マガジン』を
見終えたら、当然2時を過ぎた。

流石に2日続けて引き篭もるのも嫌なのでポンコツ車でドライブに出る事にした。
向かったのは葛西の巨大DIYショップだが、何ヶ月ぶりか分からないくらい久しぶりだ。
(後から日記で確認したら2月の19日以来なので7.5ヶ月ぶりだった)
まあ、探しているものを『自作』するなら近所のDIYショップでも用事はこなせるのだが、
面倒なんで既製品がないかを探しに行ったのだ。

ところが、半年以上来なかった事も手伝って、店内は随分と様変わりしていた。
『こんな業務用建材、誰が買うんだ』と言った類の物が影を潜め、ありふれた物プラス
アルファーな品揃えに変わっていたのだ。
しかも、1階フロアーの4分の1くらいが食品や酒も扱うスーパーに改装されており、
面食らった。
ビールの値段を調べたら最安値を更新していたので1ケースをゲット。
他にも食品を買い、車に押し込めてから再びDIYショップ側の買い物をすることにした。

さて、上記のように陳列商品が大幅に縮小された為、探していた物は見つからなかった。
よって、早々と方向転換して車の補修材やペンキを見て回った。
ポンコツ2cvは何時手放しても良いように手を掛けないで乗っているものの、これ以上
風化が進むと普段乗るのにも支障が出かねないからだ。
悩んだ結果、紙やすり、ペンキを買って店を後にした。

今までのパターンからするとこの後は隣になるイトーヨーカ堂に行くのだが、流石に
寄り道をする名目がないのでパス。
それこそ、先ほどビールを買ってしまったので河内屋に寄るのもためらったが、一応
MR.シェフのチェックだけした。
・・・が、お買い得品には出会えなかった。

時計を見たら7時を回っていたので帰宅しようかと思ったが、一応オートバックスにも
寄ることにした。
結果、先ほど買うのを躊躇したチューブ入りのポリパテだけを買って店を出た。

道路事情の関係(??)もあって次は100円ショップに寄った。
すると、駐車場にスバル360が止まっていたので、ついつい横付けしてしまった。
[写真:スバル360との記念写真]
スバル360との記念写真。 何故か奥方にウケが良い車だ。

100円ショップは来る度に商品が入れ替わっているので何度来ても飽きないのだが、
『以前、ここで売っていた筈なのに』って事もしばしば有る。
実は、葛西まで探しに行った物を以前見た覚えが有るのだが、残念ながら探しても見つから
なかった。
それでも何だかんだ買い物カゴには商品が入っているのだから不思議である。

流石に疲れていたので帰り道にあるトンカツ屋によって夕食終わり。
帰宅してからもテレビを見るだけ見て終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.10)


平成18年10月07日(土曜日)

だらだらと休養。

惰眠をむさぼっていたところ、母親からの電話で目が覚めた。
まあ、『連絡が入ったら兄貴を駅まで迎えに行ってくれ』と言う他愛の無いものだったが、
これが無ければ昼過ぎまで寝ていたのは間違いない・・・

ノソノソと起き出して例によって『王様のブランチ』を見ながらブランチだ。
ところが、プリントースト作ろうと思っていたにも拘らず肝心の牛乳がない。
仕方が無いので近所のスーパーに自転車を走らせた。

ブランチを食べて一息ついたものの、特にする事がない。
否、本当は沢山あるのだが、平日の疲れも手伝ってやる気が起きない。
そんな訳で、いつものように夕方までビデオの消化していた。

一通りビデオを見た後、再び近所のスーパーへ向かった。
朝市も安いものが沢山あったが、夕方は夕方で『キャベツが1個100円』などの広告の
品があれこれあるからだ。
まあ、主に夕食用の具材を買うにとどまった。

だらだらとテレビを見ながらポテトチップやらなんやらを食べていると、どうしてもお腹が
空く時間が遅くなってくる。
私は料理をするのが嫌いじゃないので「今日はラーメンを作ろう!」と、台所に立ったのは
9時過ぎの事。
買ってきたラーメンにはスープが付いているのでお湯で溶かして、茹でた麺を入れれば
食べられるが、野菜炒めぐらいは上に乗せたいと考えた。
すると肉を炒めている最中に盛大な火柱が上がった。
まあ、私が炒め物をするときは常に全開バリバリなので良くある事だが、後から見たら
換気扇のフィルタが焦げていた・・・
[写真:換気扇の焦げ跡]
焦げた換気扇のフィルター。 奥方からファイヤー禁止令が出た・・・

遅い夕食を食べてマッタリしていたら、11時過ぎに妹から呼び出しのメールが入り、
ファミレスに行った。
流石にラーメンの後なのでコーヒーも進まず、ピザを少々つまんで不健康な夜は更けていった。

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『人造人間キカイダーThe Animation』

突然の『ライオン丸』復活にショックを受けていたら、今度はキカイダーがアニメで
復活すると言う情報が飛び込んできた。
『世も末かな?』と、思いつつもどんな感じなのかは自分の目で見ないことには評価できない。
ところが、放送は『MXTV 土曜午後10時30分』からという。
毎週カーグラフィックTVを録画している時間なので少々悩んだが、キカイダーを
録画する事にした。

第1話『孤独な人形』を見終えた感想は概ね良好だった。
特撮版ではなく石ノ森章太郎氏の漫画を画風まで忠実に再現する画作りでアニメ化した物だった。
不完全な良心回路という行(くだり)は特撮版にもあったが、『コウロギのジェミニーを
ピノキオの良心』にするというエピソードが出てくる辺りも漫画そのものだ。

流石に第1話なので今後の展開までは分からないが、原作通りならば先が分かって
しまうと言う事も有る。
まあ、『それでも楽しめるか』というのが作品としての評価基準になる訳だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.10)


平成18年10月06日(金曜日)

悶々と作業。

とにかく六本木のビデオ編集が目の上のタンコブ状態・・・気になってしかたがない。
それにもかかわらず、作業をしていてもメリハリがないというか、面白くないと言うか・・・

いずれにしても早急に処理をして他の作業をしたい気分だ。

(2006.10.10)

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『ウィキペディア・サーフィン』

日ごろ分からない事や度忘れした事があると、ついついインターネットで検索を掛けてしまう。
中には純日本人(例えば中○田ヒデ)を『在日朝鮮人だ!』などと、事実無根の噂を垂れ
流している場合も有るが、それを含めて情報の宝庫であるのは間違いない。

情報の宝庫と言えばやはり百科事典だろう。
古今東西の森羅万象に関する情報を1つにまとめて物が百科事典だが、言葉や物は常に
増殖と風化を続ける性格がある。
その点ネット上の百科事典『Wikipedia』は紙数に限度がない上に常に更新を続けている。
素人でも気軽に参加できるため、内容の正確さが何処まであるかは不明だが、誰かが
間違いに気づけば直ぐに修正を加えられる。
ある意味究極の百科事典だろう。

さて、先日の『ライオン丸』もそうだが、個人的には子供の頃(30うん年前)にライブで
見ていたテレビ番組の内容を詳細に覚えている事は少ない。
どれも正義の味方が悪の組織と戦う『勧善懲悪』であった事は覚えているが、格闘シーン
以外のストーリーは殆ど記憶にない。

ところがWikipediaではそんな大昔の特撮番組の詳細まで分かってしまう。
監督や俳優の名前だけではなく、全ての話のタイトルや必殺技、挙句に当時の裏話まで
書いてある場合も有るから興味深い。
しかも、文言にはWikipedia内のリンクが貼られている場合もあり、一度入り込むと
なかなか出てこられなくなる・・・

『ネットサーフィン』という言葉があるが、時として『便所の落書き』のような屑情報に
しかで合えない事もある。
それに比べて『ウィキペディア・サーフィン』の情報は広くて深く、洗練されていて読み
応えがあるから非常に楽しい。
中にはかつてのヒーローが最近の作品に脇役として出演していた事に気づかず
地団駄踏んだり、一番興味を持っていた頃のアニメの声優が若くして次々と亡くなって
いる事に悲しんだりもする。

まあ、これらを知っていても”生きる上”で何の役にも立たないのだが、子供の頃に
感じた漠然とした穴を埋めのに役立っている。

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ウィキペディア・サーフィンの事を先ほど書いたところ、永らく確認しそびれていた疑問を
思い出した。

10年位前にシトロエン・ゲームラリー(だったかな)で出題されたカルトクイズに
『ドラえもんの初代声優はだれ?』ってのがあった。
本放送時に私は幼稚園児だったので正確な記憶があるはずがないが、記憶のデータベースを
掘り起こしたところ聞き覚えのある男性の声が出てきた。
しかし、同時にダミ声のおばさんだったような気もして確信がもて無かった。

そこで『自信は無いけれど』という前提で『富田耕生』氏の名前を上げたところ、他方で
『野沢雅子』さんという説が上がり、それが大多数となった。
まあ、野沢さんなら『ダミ声』で演じていても不思議ではないので、私もその時は納得した。

ところが、不意にウィキペディアで検索してみたところ、ついに結果が出た。
ドラえもんの初代声優は『富田耕生』
しかも、ウィキペディアの記述には続きがあって、
『野沢雅子さんは2代目』とあった。

30うん年前の印象的な記憶はどちらも間違っていなかったらしい。
正直言って、これには自分でも驚いた。

まあ、『それがどうした!』と、言われたらそれまでだが、下らない知識も正しいに越した
事は無いですから・・・

(2006.10.06)
去年の今日一昨年今日

(2006.10.06)


平成18年10月05日(木曜日)

ちょぼちょぼと仕事。

編集の前段階のような事を始めたが、やはり編集方針を決めないと先に進めなくなった。
しかし、お客さんの方からのリクエストが全くないので手探りであるのは否めない。

結局のところ、手元にある映像は実施工全体の一部分なので、これを使って全体を
再構築する必要がありそうだ。

担当のK氏に連絡を入れたいような、入れたくないような・・・

(2006.10.06)

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「風よ!光よ! まだ来ない!!」

『怪傑ライオン丸』の主題歌である『風よ!光よ!』を聞きたいが為にAmazonでCDを
注文した訳だが、この文章を書いている時点ではまだ到着していない。
朝から何度もポストを見に行くが状況は全く変らないのだ。

まあ、Amazonの配送状況で確認すると、到着は『10/06〜07』になっているので不当に
遅れているわけではない。
しかし、注文をしたのが一昨日(3日)の昼間なのに、この待ち時間は少々解せない。
なまじっか昨日(4日)の早朝に『お客様からご注文いただいた 商品を本日発送させて
いただきました。』なんてメールを寄越したものだから、余計にそう感じる。
(佐○のメール便だからなのか伝票番号での検索ができない・・・)

考えてみると、今までAmazonで古本や中古CDを買ったことがあるのだが、新品を直に
買うのはこれが初めてだ。
中古品はAmazonから直接はなく、登録している業者が個別に発送を行うので中1日も
有れば届いた気がする。
通販は扱う商品点数が少ないほど小回りが利くが、Amazon程の規模になるとCD1枚の
発送にも何段階もの余計な工程が加わるのか?

ぷんぷんビーーーム!

こういう状況になるとネットによる音楽配信の有りがたさを感じてしまう。
音質云々の問題を無視すれば『待ち時間無し』で何時でも何処でも好きな歌や曲を入手
できるのだから便利極まりない。

そこで各種音楽配信サイトで『風よ!光よ!』などのヒデ夕樹氏の歌が入手可能かを
調べてみたが、全くカスリもしない。
やはり”この手のコンテンツ”を求るパイが小さいと言うか、一部のJ−POPとは
隔たりがあるようだ。

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『ヒデタ樹 スーパー・ベスト』

悶々とした気分で仕事をしていたら夕方4時過ぎに佐川の兄ちゃんがやってきた。
封筒(?)が固いダンボール紙で出来ている為、ポストに入らなかったらしい。
[写真:佐川メール便]

そう、待ち焦がれたCDがついにやってきた。
ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~ だ!!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0009RJE1A

1 海のトリトン
2 夢の舟乗り
3 おいらは淋しいスペースマン
4 ブロッカー軍団マシーンブラスター
5 小さなわが家
6 わが子よ
7 忍びのテーマ
8 力石徹のテーマ
9 風よ光よ
10 ゴーゴー・キカイダー
11 戦え!!人造人間キカイダー
12 フラッシュ!イナズマン
13 鉄人タイガーセブン
14 戦え!ウルトラマンレオ
15 青春の旅立ち
16 さすらいのスターウルフ
17 駆けろ!スパイダーマン
18 誓いのバラード
19 この木なんの木
20 日立この木なんの木 (Vocal Version)

早速CDを聴きながらこの文章を書いているが、
電流火花が体を走っている!
しびれるぅぅ〜!!

これだけソウルフルでカタルシスに満ちたCDが2千円足らずで手に入った事に
涙がちょちょ切れている。
今度カラオケに行ったら自主的にヒデ夕樹縛りで端から歌ってしまうかもしれない。
(イナズマンFをシャウトしたら血管が切れそうだな・・・)

それにしても携帯電話でこのCDを丸々聞こうとするとメディア容量が足り無くなったし、
ウルトラマンレオはもう1曲の主題歌も聴きたくなった。
欲しい欲しい病に火が点かないように気をつけねば・・・

(2006.10.05)

去年の今日一昨年今日

(2006.10.06)


平成18年10月04日(水曜日)

いまいちエンジン不調。

六本木の仕事は、ある程度キャプチャーが進んだので編集に着手しようかと思ったのだが、
編集方針を決めていないのでどこから手を付けるべきか躊躇した。
悩んでいても作業は終わらないので、とりあえず不要に長い『マシンの引き回し』シーンを
ザックリ繋いで10分の1くらいに圧縮する作戦に出た。
なにしろDVテープ2本に渡って撮りっ放しなので、そのままでは使いようがないのだ。

ところが、繋ぎ合わせを始めて直ぐに3本目のテープの存在に気が付いた。
恐る恐る再生してみたところ、既にキャプチャーしてあった部分の前段階が写っていた。
これまた1時間近くあるので「どうしようか」と思ったが、素直にキャプチャーを
することにした。

3本目のテープ(撮影順序からすると1本目)の前半には、何のシーンか良く分からず
使えるか否か判断の出来ないシーンが写っていたが、とりあえず『引き回し』だけを
取り込んでディスクスペースを空ける作戦だ。
まあ、撮影の途中でテープを取り出したらしく、タイムコードが途切れていてキャプチャーに
一手間掛かったが一応完了。
本格的な時短作業に移った。

さて、手持ちのソフトで出来るのは10倍速までなので、テープ1本が約90分を9分に
するのが限界だ。
諸般の事情により編集ソフトはMSP5.2Jを使ったせいか変換スピードは、かなり遅い。
加えて早い段階で色調整もしたかったので更に時間が掛かる事・・・
結局、このシーンの素材作りで丸一日近く掛かってしまった。

帰りがけに缶ビールを3本ほど飲んだが、久しぶりのせいか気持ちが悪くなった。
肝臓が疲れているのか?

(2006.10.05)


平成18年10月03日(火曜日)

のろのろと仕事復帰。

昨日は脱線してしまったので、遅れを取り返すべく作業を再開した。
しかし、HDDの残量の少なさは変わっていないので、悩みは尽きない。
自分で撮影した分のキャプチャーが終わったので全体量を確認したら溜息が出た。

正直言って、取り込むデータはこれだけではない。
全体を見直して不要なデータを削除するとか、長時間の定点撮影を100分の1くらいに
『時短』するとかしないと、CGの作業スペースが確保できない。

複数の仕事がこう着状態になっているが、コツコツとやるしかなさそうだ。

(2006.10.04)

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『風よ!光よ!』

日曜日の夜中に妙な特撮番組を見てしまったせいか、火曜日の昼間になっても主題歌が
頭の中をぐるぐる回っている。

ドラマの内容は旧作と全く違って珍奇でエロいところがあるが、反芻しているうちに
評価が微妙に変わってきた。
『ガイキング』のように主役メカのデザインだけを流用しつつも『異世界物』にひねって
いるので素直に感情移入できなかったり、『妖怪人間ベム』のように設定をそのまま
引き継ぎながら、説明的過ぎて全く面白くないのよりもましかもしれないと思い始めたのだ。
そんな下らない事を仕事の合間に考えているので、クッシー(串田アキラ氏)の歌う
主題歌が頭から離れる様子はない・・・

離れないものだから余計な事を考えた。
「CDって売っていないのかな?」と。

しかし、串田氏の歌う『風よ!光よ!』は放送開始直後なので流石に未発売。
そこで旧作を視野に入れる検索を掛けると『なつかしの特撮主題歌集』の類にヒットが
あったものの、絶版商品な上にマニアックな人気が有るのか結構高価だった。
そこで目線を変えて検索を掛けたところ、耳から鼻水が出るようなCDに行き着いた。
私がこよなく愛する『マシンブラスター』の主題歌を含むヒデタ樹氏のベスト版だ!!

このCDはスーパーベストと謳っているだけあって、1曲目が『海のトリトン』に始まり
最後は『この木なんの木』で終わるというので、聞く前から涙がちょちょぎれそうだ。

早く届かないかなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.10.03)


平成18年10月02日(月曜日)

先週の続きのはずが脱線。

先週に引き続き、ビデオのキャプチャーをするつもりで朝からパソコンに向かった。
キャプチャーは一度設定をすると、暫くは手が空くので探偵から頼まれた雑用をする
筈だった。

雑用と言うのはMOに収められたデータをバックアップするだけの事。
ところが、預かったMOをドライブにマウントさせてみたところ、ところどころ読めない
データがある。
確かに探偵にそんな事を言われた気もするが、『はい、そうですか』では面白くない。
なんとか成らないかと足掻く事にした。

MOは光磁気ディスクに分類される記録メディアなので書き込み時以外は磁気の影響を
受けることはないし、ケースに入っているので物理的に傷つく可能性も低い。
しかし、ケースのシャッターは簡便なものだし、ドライブ内部の気密はあまり高くないので
タバコの煙や細かい埃が結構付く事がある。
そんな訳で、読めなくなったディスクへの対処は『クリーニング』しかない。
MOのシャッターを手で開け、軟い布なので曇りをふき取り、埃の類をブロアーで
吹き飛ばす訳だ。

そんな処理を加え、改めてディスクをマウントさせてみると、読めなかったファイルが
読めるようになった。
しかし、残念ながら全部を読めるようになった訳ではないので、同じ事を何度も繰り返す。
すると、また少し読めるようになる・・・

作業がなかなか進まないのには別の事情もある。
WindowsPCではMACフォーマットのディスクを読む事ができないので
どうしても専用ユーティリティーを噛ます必要がある。
ところが、元々標準的なソフトではないせいか、MOの読み書き遅延やらの関係も有るのか、
作業中にフォルダーの中身が表示されなくなったり、ディスク自体を認識しなくなったり
するのだ。
とにかく、あらゆる意味で安定しない。

なんだかんだで一日掛けてしまったが、この間のファイルの復活と一緒で読めない
ファイルは読めないままだった。
チョッピリ悔しい・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.10.03)


平成18年10月01日(日曜日)

朝一で秋葉原へ。

前夜、探偵から電話があり、宣教師と共に秋葉原へ行く事になっていたのだが、実際には
用事らしいものは何もない。

彼の地に到着し、主に探偵の後を追いかけながら町を歩いていたら怪しげな外国人が
中古のカメラを売っているのが目に付いた。
その中で大いに気になったのがマミヤの中盤カメラRB67ProSだ。
仕事で偶に使っているカメラだが、親父が30年ばかり前に買ったカメラなので
相当ヤレている。
それと比べると、怪しい外人の売っているRBはピンサラと言ってもいいコンディション
だし、プリズムファインダーと6x8版のオートワインダー付いている!
思わず「ハウ・マッチ?」と尋ねたら『カメラに書いてある』と日本語が返ってきた。
慌てて値札を探したところ、プリズムファインダーに『30,000円』と書いてあった。

内心『キターーーーー!』ってな状態だが、生憎持ち合わせがない。
・・・というか、どう考えても使う機会がない。
1年に1回使うか使わない中盤銀塩カメラに3万円かけるのなら、コンパクトデジカメを
買うほうが遥かに現実的だ。
同じく、ニコンFM2にモータードライブMD−12とf=35mmくらいの単焦点
レンズがついて売っていたが、35mmの銀塩は上記のRB67よりも使っていない始末だ。
少なからず後ろ髪を引かれたが、その場を後にした。

その後、私があきばお〜で安いミニDVテープを10本、探偵が激安のCD−Rを
10枚スピンドルで3個買ったが、雨が降ってきたので1時間足らずで秋葉原を後にした。

帰りがけに新小岩のデニーズで遅い昼食を食べながらバカ話に花を咲かせて帰宅した。
すると、奥方はまだノンビリしていたので一寸ごろ寝してから買い物へ出掛けた。
まあ、鰹節x2袋、きな粉1kgx1袋、冷凍ほうれん草と、細かく買い物籠に入れたが、
米の在庫が無い事を不意に思い出したのでセーフ。
念のため自宅近所のスーパーに寄り、ブロッコリーや特価品のひき肉を買って帰宅した。

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『ライオン丸G』

寝る前にHDDレコーダーに堆積していたタモリ倶楽部をDVDに追い出していたら
『予約録画が出来ない可能性が有ります』的なメッセージが出た。
まあ、ファイナライズを掛けるだけだったので直ぐに終わったのだが、どの番組が
影響するのかを確認する為に、番組表を見たところ気になるタイトルが目に入った。
『ライオン丸G』
どう考えても”あの”特撮時代劇しか思いつかない。

慌てて録画予約を入れ、正座して時を待った。

ば〜ん!

核戦争を思わせる画像処理された映像が流れつつ、石橋蓮司さん(だと思う)の重々しい
ナレーションが始まったので『北斗の拳』の様なSFかと思ったらイキナリ肩透かしを
くらった。
『なぁ〜ん、ちゃって!』と、軽いノリのナレーションに変わり舞台が2011年の
新宿歌舞伎町(ネオ歌舞伎町)である事が知らされた。
なんじゃこりゃぁ〜!!!
主人公の名前は『獅子丸』と踏襲されて入るが、ホストの源氏名。
(ネオ歌舞伎町で最低と評価されたダメダメホスト)
借金をチャラにする為に、同じような借金を抱えたキャバクラ嬢と共に『ホスト狩り』の
囮になるというのが第1話の筋書きだった。

『巨人の星』などのスポ根物は現代では『笑いの対象』にされてしまうので、それを
避ける為にもお茶らけるのも分かる。
ある意味『シャンゼリオン』に近い設定かもしれないが、それにしても酷い。
世界観やセリフにしても、聞くに耐えられないような卑猥な表現が含まれていて、
とても子供の見ている時間では放送できない番組だ。

唯一の救いは主題歌を串田アキラ氏が歌っていることだろう。
ポップ調の軽薄なノリにアレンジされたヒデ夕樹の名曲『風よ光よ』を熱い魂で
歌い上げている。

第1話はジョンレノンのような風貌のホームレスから刀を受け取り
『風よ、光よ、忍法獅子変化〜!』
と変身したところで終わってしまった。

仕方がないので、毎週見ることにしよう・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.10.02)


平成18年09月分の日記

09/01 09/02 09/03 09/04 09/05 09/06 09/07 09/08 09/09 09/10
09/11 09/12 09/13 09/14 09/15 09/16 09/17 09/18 09/19 09/20
09/21 09/22 09/23 09/24 09/25 09/26 09/27 09/28 09/29 09/30


平成18年09月30日(土曜日)

一日完全休養。

出社して昨日の続きをやるかとも思ったが、やっぱりやる気なし。
11時頃に起き出し、『王様のブランチ』を見始めた。

奥方が私が寝ぼけている間に買い物に行った為、『王様〜』の後も引きこもりだ。
新聞のテレビ欄を見たら『赤い霊柩車』シリーズの再放送がある事に気づいた。
しかし、相変わらずHDDレコーダーの中には見ていないビデオで溢れ返っているので、
再放送は裏プロセスで録画しながら消費してゆく事にした。

ところが、順調にビデオを消費していた最中に『ディスクの残量が無くなりました』みたいな
メッセージが出て裏録画が止まってしまった。
慌てて不要なファイルを消して録画を再開したものの、結局、見ないで消してしまった。
ウルトラマンのゴモラの前編でやって以来の単純ミスだが、つくづくトホホな気分だ・・・

その後、徹底的に見ていない特番の類を消費したり、DVDにダビングして一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.02)


平成18年09月29日(金曜日)

朝からメタメタ。

出社して早々、ダビングをする為の用意を始めた。
一応、前夜のうちにPCへの取り込みを終えていたので、ミニDVテープにダビングすれば
納品に回せる算段だ。

それこそ、先方がどのような編集をするかは私の知った事ではないので、撮影日時順に
連続再生用のリストを作り、ダビングしている間は手持ち無沙汰になる。
その間に他の仕事が出来ると言えばできるのだが、一寸油断するとエラーが出て止まる事が
あるので監視作業はやっていて損はない。

なんだかんだで2時過ぎにダビング終了。
続けて簡単な送り状とラベルシールをつくったので、これを新宿まで届ければ、この件は
一応終わりだ。
まあ、自分で行くのが一番手っ取り早いのだが、一日中テレビを見続けている両親に
持って行ってもらえば、その間次のキャプチャー作業が出来る。
そんな訳で、腰の重い両親をたたき起こして(?)一件落着。

さて、次の仕事といっても、取り敢えずは昨日と全く同じ事の繰り返しだ。
ビデオテープから取り込むポイントを設定してHDDにデータを取り込んで行くのだが、
またしてもディスクスペースの問題に頭を抱えた。
昨日やったビデオの取り込み量が過剰だった事が響いて、いよいよHDDの遣り繰りが
怪しくなってきた。
それこそ、先日買ってきた60GB-HDDをフル活用するつもりだったのだが、中古故か
M/Bとの相性なのか挙動が怪しい・・・
結局、一部のデータをDVD−Rにバックアップしてスペースを空けて、ようやく作業を
開始したのは夕方になってしまった。

しかし、睡眠不足なのか、風邪をひいたのか、何と言えず体調が悪い。
ボンヤリとした不快感なので作業が出来ないわけでもないのだが、何時にも増して
集中力が持続しないのだ。
こんな時はスパッと仕事を止めて家で寝ようかとも思ったが、積みあがった仕事の事を
考えると寝ていもいられない。
幸い、夕食を食べたら調子が戻ってきたので作業を続行。
なんとか日付が変わる前に帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.02)


平成18年09月28日(木曜日)

一日中、キャプチャー作業。

一応、昨日の夜中で一区切りついたので、朝から新しい仕事に着手する事にした。
ハッキリ言って、隣の工区のビデオだ。
しかし、編集を始めるにあたって台本を作る必要があるし、データの取り込み作業や
CGも作らなければならない。
お客さんからせかされてはいるが、どれも時間のかかる事は先方も承知しているので、
他の仕事とのバランスを考えながら進めるだけだ。

ところが、データの取り込み作業だけはどうしても今日中にやらなければいけない
状況に追い込まれてしまった。
工事の発注元である鉄道会社の展示館で放映するビデオを作る為に、こちらの映像を
一式欲しいという話が先週の月曜日にあったからだ。
その際、『今週一杯に』と、緩く期限を切られたので「それだけあれば大丈夫だろう」と、
高をくくっていたのだが、あっという間に週末になってしまったのだ。

さて、日記を書くのもそこそこにキャプチャーの設定作業を開始した。
取り込むべきビデオはメインカメラとサブカメラでバラバラに撮影していたものを
一時期バックアップをかねてフルカセットに纏めてあった。
これによって随分と見かけの本数は減ったのだが、なんだかんだ5〜6時間分ある事には
変わりがない。
それを普段であれば10分程度のビデオに編集してゆくのだから、元ネタにするのには
1時間分でも多すぎる。
しかし、概して多め多めにキャプチャーしてしまうのが常である。

そんな事もあってデータ量や編集時のことを考えブレーキを掛けつつ取り込み設定を
するのだが、今回は他所様が編集を行うのでという事もあってブレーキを戻し気味に
なってしまった。
結果的にデータ量の増える事増える事・・・

爆発的に増えてゆくデータ量に気をもんでいたらキャプチャー中にエラーメッセージが出た。
『ディスクス容量が足りません。』

仕方がないのでキャプチャーを途中で止めて他のHDDにデータを移す事を検討したのだが、
一寸したチェックミスにより、ファイル形式を間違えている事に気がついた。
もちろん、このまま編集する事も出来るし、最悪通常形式に変換する事もできるのだが、
データ量が多すぎてコピーだけでも1時間以上掛かりそうな状況だ。
午前中の作業が無意味になってしまうが、空いているHDDをマウントして、作業を
最初からやり直すことにした。
とほほ・・・

昼食後、午前中にエラーが起きた箇所までのキャプチャーが終わったので、新たなる
取り込み設定を開始したのだが、どうにも塩梅が悪い。
空きスペースが十分以上あるHDDをマウントしたせいか、ギリギリまでデータを
切り詰める必要はない事が手伝ってかブレーキが午前中以上に甘くなっていった。
しかも、他人がどのように使うかを一々考えているのが馬鹿馬鹿しくなってきた事が
重なって、不要データの増殖は加速度を増していった。

そんなこんなで、気がつけば夜中の1時過ぎになった。
テープ代は掛かっても生テープ同士のデジタルダビングにして置けばよかったかと、
少々悩みつつ帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.29)


平成18年09月27日(水曜日)

ビデオの仕上げ作業に没頭した1日。

ふらふらと出社し、先ずはナレーション組み込みの続きを始めた。
昨夜のうちに3分の2近くまで作業を進めたのであっという間に終わるかと思ったが、
そうは問屋が卸さなかった。
仮に作ったナレーションに対して文言が何箇所も増えているので、どうしてもそのシーンを
でっち上げないと(?)いけないからだ。

追加になったのはカット数にすると3、4カットくらいだろうか。
しかし、前後関係も考慮しないといけないし、何日も時間を掛けている猶予は残っていない。
そこで、少々強引だったがCGソフトに画像を取り込んで切り貼りしたもので穴を埋めてみた。

これにて全体が出来上がった訳だが、音声レベルの微調整には毎回悩まされる。
ピークメーターによる客観的な計測もさることながら、ナレーションとBGMとのバランスは
主観が絡んでくるのでトライ&エラーの繰り返しになる。
結果的に出来上がったデータをアップロードなどが全て終わったのは夜中だった。

明日は別の仕事に集中したいな・・・

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『ドネルサンドは萌えているか?』

日曜日の日記に書き忘れたのだが、錦糸町からの帰り道に新小岩駅の駅前でドネルサンドの
屋台カーを見かけた。
[写真:新小岩]
ドネルサンドの屋台。
背を向けて電話をしているのが売り子だが、キムチ売りのおばちゃんが一緒にいる

軽自動車を改造した小さくてショボイ物だったが、屋台の中では例の肉塊がロースターで
ゆっくりと回っているし、売り子(?)はトルコ系(?)の外人と言った具合だ。

ドネルサンドが日本に広まったのが何時なのかは知らないが、どうしても秋葉原の屋台を
思い出してしまう。
秋葉原の中央通にワンボックスカーを改造した屋台を見るようになったのは2、3年くらい
前だと思うが、その後ビルの軒下に居を構えるようになった。

それでもって、今年は広末パーキングも程近い場所に競合店が出店しただけでなく、
閉鎖したコインパーキングにも屋台カーが出るなど非常にホットな状況と言える。
[写真:新小岩]
[写真:新小岩]

一般客から見て秋葉原が『食の乏しい場所』であったのは随分昔になった感があるが、
秋葉原にドネルサンド屋さんが増える理由もイマイチ分からない。
世界中から多種多様な人が集まる場所柄がドネルサンドの定着する下地になったと想像
できるが、何とも言えず不思議である。

新小岩の駅前にドネルサンド屋さんが居続けるかどうかは怪しいが、秋葉原の屋台の
燈が消えない事を望んでいる。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.28)


平成18年09月26日(火曜日)

ナレーション録音の為にバタバタ。

いよいよと言うか、ようやくというか、ここ半月ドタバタやっていたビデオのナレーション
録音の日がやってきた。
やる事はいつもとなんら変わらないので、さっと行ってさっと戻り、サクッとデータを
並べれば一丁上がり・・・のはずだ。
しかし、録音は午後からなので午前中は日記を書いたり、持参するナレーション原稿の
印刷をしたりして過ごし、昼過ぎに会社を出た。

雨の降る中、水道橋駅に到着。
徒歩にてスタジオのあるマンションを目指したが、1時までには若干の余裕があったので、
安いマグロ丼の店に入った。
上手くもなんともない丼物を食べ終わって外に出たところ、見たことのある人とすれ違った。
明らかにこれからナレーションの立会いをしてもらうK氏だったのだが、スタジオとは
逆方向に歩いている・・・・
慌てて呼び止めたところ、『行き先は分かったのでコンビにでも行こうと思って・・・』
と、言う。
しかし、約束の時間が迫っているので其のままスタジオへ向かった。

未だに慣れないセキュリティの厳しい玄関に緊張しつつエレベータを上がり、スタジオへ。
挨拶も程ほどに読みあわせを行い、早速録音が始まった。
ところが、今日のN女史は何時に無く緊張気味だった。
普通、一寸した失敗などその場で読み直すなり、後からまとめてやり直してザクザクと
進行するのに、シールド機の寸法を箇条書きに読み上げる一節をなかなか克服でき
なかったのだ。

百戦錬磨のN女史を苦しめたのがこの一節だ。
推力:891kN/u、カッタートルク:11,100kN/m
一般人の日常会話では絶対に使わない単位の連続なので、そもそもどのように
読んでいいかよく分からない。
もちろん辞書を引くなり、ネットを検索すれば答えに辿り着けそうなものだが、
単位と言うのは面白いもので『/u』を毎平米(まいへいべい)と発音しても、
パー平米(パーへいべい)と発音しても間違いではない。
流石のN女史も原稿を前に困り果てたとか・・・

しかも、こんな時に頼りになるのが『クライアントの立会い』の筈なのに、生憎所長
レベルではないので決定権がある訳でもない・・・
仕方がないので両方を録音する事になったのだが、この場所を読もうとすると過度に
緊張するらしく、シドロモドロになっているのが痛いほど分かる・・・
結局、N女史としては異例の5テイクを重ねて録音終了。
1回の録音が1時間で終わらなかった事は確かにあったが、N女史のリテークで延びたのは
初めてだった。

録音が終わり、近所の喫茶店でK氏と簡単な打合せ。
雑談を交えつつ、バリエーションはどちらを採用するかや、新たに追加になった箇所の
表現方法などの摺り合わせを行った。

雨が降っていた事も有り、寄り道はせずに会社へ戻って作業を開始した。
今回はDATではなく最初からWAV形式のデータをCD−Rで貰ったので取り込みの
一手間が省けて楽チンだった。
これをいつもの調子で部品に分けていき、タイムラインに割り振っていった。

途中でテロップや説明画像の修正箇所があったため、半分までしかナレーションを組み
込めなかったが、それでも夜中の1時過ぎになってしまった。
どうなる事やら・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.27)


平成18年09月25日(月曜日)

何となくソワソワしていた一日。

今週は明日のナレーション録音を筆頭にやることが重なるので、何となく気ぜわしい。
それにも拘らず、相変わらず手が動かない・・・

何もしないのも落ち着かないので依頼の有ったDVDの焼き増し作業を行った。
この作品はナレーションを入れていないので何時までたってもβ版だが、先方がそれで
良いと言っているのだから仕方がない。
明日は今件についても打合せをしなければいけない・・・

焼き増しが終わったのでラベルを貼れば出荷に回せるが、悔しい事にラベル用シールが
1枚足りない・・・
買出しに行くのも馬鹿馬鹿しいので、他に使えるシールはないかと探したのだが、
製品納品用のラベルまで底をついていている事に気がついた。
悔しいがそんな訳もあってコジマ電気に向かった。

店に着き、早速シール用紙を探したところ『製品納品用』のラベルは直ぐに見つかった
のだが、『仮納品』に使っているラベルが見つからない。
まあ、同じロットで同じラベルが貼ってあれば問題ないので前とは違うがELECOMの
安いラベル用紙を買ってDVD−Rのコーナーへ行った。

会社の・・・と言うより、私の基本姿勢として製品の納品には日本製のメディアを
使うことにしている。
5年後、10年後に読めなくなるのは仕方がないとしても、台湾製だとそよれりも
ぐっと読めなくのが早い『気』がする。
まあ、製品の場合はクレームが来たら新しくプリントすればどうにでもなるが、
データのバックアップに使うことを考えると恐ろしくて使う気になれない。
(『焼き捨て御免』の一時記録は別だが・・・)

もちろんこの手のメディアは同じ製品を比べたら秋葉原の方が安いのだが、ビクターへの
OEMなどを選ぶと30枚で2千円と納得価格で買うことが出来る。
ところが、このスピンドルをカゴに入れてDVDケースのコーナーに行ったところ、
何だか様子がおかしい。
TSUTAYAに置いてあるようなハードケースや数10枚を纏めて入れられるカバン型の
ケースなどはあるものの、1枚毎にいれるプラスティックケースが影も形もないのだ。

不思議に思って店員に聞いてみたが『店頭にある以外は取り寄せになる』という。
確かにDVDレコーダーでテレビ番組を録画したりする場合は1枚毎のケースは
不便な事が多い。
パソコンで言うと液晶モニター全盛の今時に、売れもしないCRTを1点でも展示して
おくのと同じで、スペースの無駄なのは明らかだ。
駄々をこねるのも面倒なので、適当なケース入りのメディアを買って帰る事にした。

会社に戻ってラベルを印刷し、貼り付けが終わったのでこの件の作業は終了。
続けてビデオの取り込みを行うつもりだったが、何となく気が乗らず、雑用をして終わった。

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『嫌ぁ〜な事件、事故』

作業中にテレビを点けていると信じられない事件事故が耳に入ってくる。
先ずは嫌ぁ〜な事故。
公園に遊びに行こうとしていた保育園児の列にライトバンが突っ込み、死傷者が出る
事故が起きた。
運転手曰く、『カセットを変えようと余所見をしていて、子供の列には気づかなかった』
と言うのだが、にわかには信じがたい話だ。
余所見をしていたと言うよりも、カセットをひっくり返す事に意識が集中し、アクセルを
踏んでいるのを忘れていたのではないか?と想像してしまう。
『注意一秒、怪我一生』と言うが、
怪我一生xアクセルを踏み続けた時間=今回の事故
と、いう計算が成り立つ。
しかし、いくら悔やんでも後の祭りなのは言うまでもない。

今度は嫌ぁ〜な事件。

20日未明に大阪で無職の女性橋本佳奈さんを刺殺して逃亡していた松前邦彦容疑者が
24日に札幌で逮捕された。
殺害後に自分の預金を100万円ほど下ろして逃亡資金にしていたらしいが、逮捕された
時には3万円しか所持していなかったという。
変装の為に毎日服を変えていたというが、金が無くなったら死ぬつもりだったと言うから
馬鹿としか言いようがない。

この事件の何が嫌かと言えば容疑者のナルシズムと自己顕示欲だ。
こやつは『別れ話が元で殺した』と言ってはいるが、そもそも1ヶ月程度しか交際をして
いないどころか、その間で既に拒否反応を持たれていたようだ。
1ヶ月間も会っていなかったにも拘らず、女性の自宅に押し入るように訪ね、殺してしまう
野郎の思考論理が全く理解できない。
ナルシスト故に『拒否される理由が分からなかった』と考えるのは勝手だが、一方通行の
関係であったは間違いないだろう。

しかも、連行される際にマスコミに見せた満面の笑顔には嫌悪感を感じた。
自分のやった事の酷さや罪の重さは微塵も感じず、『やったぁ〜、俺、注目の的だよぉ〜』
と、でも言いたげだった。
変装といいつつ、早朝に真っ黒なサングラスを掛けるなど、一見して怪しいというから
『自分がどう見えるか』なんて想像力も持ち合わせていないのだろう。

これらを踏まえて弁護士が『精神鑑定』に持ち込むのが想像できるが、それでは病気と
嗜好を十把一絡げに論ずるのと同じ暴論だ。
予想が当たらない事を望むしかない。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.26)


平成18年09月24日(日曜日)

昼過ぎに錦糸町へ映画。

先月、新聞屋さんから映画の割引チケットを買っていたこともあり、錦糸町に出来た
ショッピングモールに行く事にした。
2枚1000円の激安チケットだと錦糸町楽天地なので駅から近いが、今回は錦糸町
OLINASにあるシネコンなので一寸遠かった。

何も食べずに家を出たので映画の前に軽く食事をする事にした。
しかし、家を出るのが一寸遅かったせいか、見ようとした映画が始まるまで20分程
しかなかった。
幸いショッピングモールなので食べ物はファーストフードから高級料理まで選り取り緑。
つるっと讃岐うどんを食べる事も考えたが、何事も食事はゆっくりと味わいたい主義だ。
結局、『ホットツナチーズクレープ』を映画館に持ち込んでから食べる事にした。
[写真:クレープ屋さん]
オプションでコラーゲンをいれてくれるらしい。

オリナスの中にあるシネコンは去年『銀河ヒッチハイクガイド』を見た市川のシネコンと
同じTOHOシネマだ。
楽天地などの伝統的な映画館と違って椅子の段差が強い為、前の人の頭を気にする
懸念はほとんどないのが◎(二重丸)だ。

さて、2時間半以上の映画にぐったりとした後、オリナスの中を散策しつつ、早めの
夕飯を食べる事にした。
しかし、場所柄か高級レストランが並んでいるものの、バカ高い料理を食べる気にも
なれないし、ここまできてマックやケンタ、ミスドってのも何である。
それでも何かないかと探し回っていたら安価な中華料理店『平和園』に行き着いた。
[写真:平和園]

雰囲気としてはチェーン店展開しているような感じだが、店の前に置かれている写真入の
メニューを見ると一寸違う気もしてくる。
いずれにしても中華丼や玉子丼が530円(税込み)だと言うので味は別にしても
気に入った。
私が中華丼、奥方が玉子丼を注文して一寸待っていたら熱々の丼が出てきた。
[写真:中華丼]
中華丼 530円。 結構なボリュームがありました。
[写真:玉子丼]
玉子丼 530円 ちなみに、付属のスープはセルフサービスでお変わり自由。

一口目に化学調味料系の味が気になったものの、その後はどちらかと言うと薄味。
まあ、私はそれくらいで丁度良いし、無用に濃い味で料理を出すよりも良心的だ。
次回オリナスで映画を見た後も、きっとここへくるだろう・・・

満腹になった後、ちょこっとオリナス見学の続きをしたものの、やはりブランド品が
多いせいか、居場所がない・・・
結局、アルカキットのダイソーに移動して少々買い物してから帰宅した。

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『パイレーツ・オブ・カリビアン2』

今日見た映画は『パイレーツ・オブ・カリビアン2 デッドマンズ・チェスト』だった。
ハッキリ言って夏に封切りされ、今にも終わりそうな映画だが前回映画券をゲットした
時に楽天地に掛かっていなかった為に見られなかったのだ。

しかし、この映画を見るには前回同様に若干の躊躇があった。
『2』と題されているくらいで第1弾があるにも拘らず、見ていないからだ。
それこそ『TSUTAYAに行けばいつでも借りられる』という頭が有ったものの、
未だに見ていなかった。

じゃ、他はというと個人的には『X−MEN』や『スーパーマン』が気になるものの、
奥方の反応はイマイチ・・・
そんな事もあって2ヶ月前の念願がようやくかなう事になった。

さて、映画の感想はというと、2時間半以上よくもまあアクション(ドタバタ?)が続く
映画だなぁ〜ってところだろうか。
落ち着いた『静』のシーンと『動』のシーンのコントラストが有れば良いのだが、
前者が殆どないまま物語が展開してゆくので付いて行くのがやっとなのだ。
まあ、これでダビンチコードなみに情報量が多かったら何が何だか分からないもしれないが、
アクションとアクションを繋ぐ為にストーリーを作っている気すらしてくる。

それにしても海底の海賊軍団の造形にしても海獣『クラーケン』にしても特撮の出来は
絶句するしかない。
何処がCGで、どこがミニチュア、どこがメーキャップなのか継ぎ目が全く分からない。
とてつもない金額と時間、人と技術が関わっているのには恐れ入る。

しかし、一番歯がゆかったのは、こんなに壮大なストーリーが『尻切れトンボ』で
終わっていた事だ。
まあ、見る前から聞いてはいたが、ここまで肝心なところが抜け落ちているとは・・・
ここまで肩透かしを食わされると『3』を映画館で見るかどうかは微妙だ。

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『東京カワイイ★ウォーズ』

帰宅したのが8時一寸過ぎだったので『功名が辻』をHDDレコーダーで録画しながら
見ていた。(つくづく便利だ)
9時からは大概『あるある大辞典』を見るのだが、大河ドラマを見終えてビデオを止め
たら『エビちゃん』や『モエちゃん』がTV画面に大写しになった。
大して興味のない世界だが、NHKで何故扱うのかも含めて気になり、何となくそのまま
見てしまった。

曰く、現在の日本のファッションを牽引しているのは若い女性向けの普段着の市場だという。
エビちゃんやモエちゃんなどの超人気モデルがファッションショーで着ている服が
携帯サイトを通じてリアルタイムにバンバン売れているというのだ。
そしてそこのにあるキーワードが『カワイイ』である。

それこそ、経営再建中の某足袋屋さんもエビちゃん頼み。
長時間のディスカッションを経て削られたワンポイントが『これ、かわいいぃ〜』
という鶴の一声ならぬ『エビの一声』で即刻追加、商品化されるというのだから凄い。

この手の話なので当然『109』も舞台になったが、こちらはもっと凄い。
二十歳になったばかりの技術も経験も全くないギャルがデザインした服が作ったそばから
売れてゆくというのだから、おじさんには理解不能の世界だ。

比較対照として『この道、数十年』のブランドオーナーや有名デザイナーが出てきた。
小さな店から初めてバブル期に急速に会社を大きくしたものの、バブル後に失速して
今は再開を目指して休止中のブランドを若手マーチャンダイザーに託す話。
あるいはモードの世界に身を投じ、一着ごとに命を削るような仕事をして入るが、
日本に買い付けに来るディーラーは減る一方といった話など半ば『プロジェクトX』の
前半部分のようだ。
現在の『カワイイ』と伝統的な『モードやブランド』は方向性が違うだけでなく、世界観も
全く違っているが、ここまでギャップがあると笑うしかない。

しかし、『どちらの肩を持つか?』と問われれば伝統派に軍配を上げたくなる。
伝統派のやっている手法やスピード感がギャルのそれと合っていないのは間違いないが
ああも見事に『必要なのはかわいいと感じる直感。経験も勉強も不要』と言い切られると
技術や経験を積み上げる『修行』してきたのは無意味だったのかと怒りすらこみ上げてくる。

まあ、何事もその場の思いつきや苦労なくして得た物は廃れるのも早いはずなので、
スタイルを維持する為に食事制限やジム通いを欠かさないモデルさんと違って、ポイ捨て
される可能性が絶大だ。
そんなギャルたちが『浮き沈み』を『苦い経験』と捉えるか『根拠無き自信』に繋げるかは
関知しない。

それにしても停滞の著しいモード業界が『ギャル市場』の熱い息吹を恥も外聞も捨てて
取り込みざるを得ないというのも象徴的な話だった。
『東京カワイイ★ウォーズ』と銘打っているだけあって、これってやっぱり戦争なのか?
くわばら、くわばら・・・・

去年の今日一昨年今日


(2006.09.25)


平成18年09月23日(土曜日) :秋分の日

朝からお墓まいり。

土曜日は昼近くまで寝ている事が多いので10時前の起床も早起きってんじだ。
ポンコツ2cvの後部座席に満載していた撮影機材を纏めて下ろし、道すがらに弟夫婦を
拾って松戸を目指した。

ところが、お彼岸だからか祭日だからかは分からないが、道はどこも大渋滞。
兄貴から『車が止まったか?』とメールが入ったので速攻で否定するメールを出して
ダラダラ交通に耐えることにした。

江戸川を渡り終え、千葉に入ったものの渋滞は相変わらずだった。
弟に迂回路を教えてもらって何とかお墓の駐車場に到着したものの、後続のインプレッサが
到着したのはさらにそれから20分近くたっていた。
聞くとバカな親父が電動車椅子で先に出たものの、疲れた上に時間が掛かってしようが
無いのでピックアップしてもらったと言う。

さて、家族全員が何年被りに揃ったせいもあって、お墓の前は大渋滞になった。
しかも、次から次にお墓まいりに来る人があるので駐車場をあける為にもさっさと
『お清め』に行く事になった。
まあ、ハッキリ言って墓参りの後の食事の為に集まったといえなくも無い・・・

『バカな親父が電動車椅子を止めた』という理由により、墓から一寸離れたガストに
行く事になったまでは良いが、昼時も重なってか店内は混みこみだった。
しかも、ホール係も調理係もテンパッテいるらしく、ハンバーグは届くがセットのご飯が
来なかったり、逆にご飯が届いて料理が来ない状態だっり冷めたステーキが届いたりと
滅茶苦茶だった。
まあ、所詮はファミリーレストランなので怒るだけ無駄だ。
目一杯の時間を掛けて食べ終わった後に、河岸を変えてデザートを食べる事にした。

次に向かったのは最近良く行く別のファミレスだった。
途中で弟夫婦がスクーターに乗り換えたりしたものの、直ぐに到着。
後続の妹達を席取りをしながら待つ事となった。
ところが、何時までたっても後続のインプレッサはやってこない。
一応メールを出したり電話を掛けたりしたが返信が全くな為、状況がつかめないのだ。
大分経って連絡がついてみると、またしても親父をピックアップする為に行ったり来たり
しているという・・・
周りの忠告を無視して車に乗らない車椅子で独善先行した親父の我侭のせいだ。
結局、面子が揃うまで先発組みは30分以上も待たされた・・・

普段デザートを食べながらコーヒーをがぶ飲みする私だが、昼に食べた料理で胃がもたれた
せいか、今日に限っては水をチビチビ飲むのが精一杯だった。
結局、なんだかんだで1時間半か2時間ほどバタバタやっていたが、眠くなってきたので
帰宅。
取り溜めたビデオを消化しつつ夕方に一寸買い物に行ったくらいで一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.25)


平成18年09月22日(金曜日)

連絡ごとの多かった1日。

出社して直ぐにメールチェックをしたところT建設のK氏からメールが入っていた。
「やっとナレーション原稿がきたのか?」と期待したものの、開いてみたらテロップを
1箇所修正してくれというレベルだった。
直ぐに『了解しました』と返信したものの、正直言って今日がナレーション原稿を入れる
表の限界期日なのだ。
文末にその事を催促しようかと思ったが、最悪の場合私のナレーション案を送って
誤魔化すつもりで断念した。

そんな原稿が届いたのは昼ごはんの後だった。
ところが『容量があるので2本に分けます』と書かれていたのは良いものの、添付されて
いたのは全体の3分の1程度・・・
しかも、残りが直ぐに来ることを期待して待っていたのだが、一向に届かない。
「迷惑メールチェックに引っかかったのでは?」と不安になったのは言うまでも無い。

手を空かして待っているのも何なので、昨日おとといの悪足掻きをそこそこに、新しい
作業を開始する事にした。
S建設のY氏から連絡が入り、『展示会で使うらしいので仮編集以前に手持ちのデータを
ザッと一まとめにしてくれ』と依頼されたのだ。
平たく言えば『編集は向こうでやるので元データを欲しいという』話だが、テンパッテ
いるので正直その方がありがたい。
自分でやる、やらないは別にして取り込み作業は必要なので『来週中に収める』くらいの
緩い約束をして電話を切った。

取り込みを行うHDDの用意をしていたところへ、今度はT建設のI氏から電話が入った。
この人の仕事でもナレーション録音をしないといけないにも拘らず、連絡があったのは
メールを含めても1ヶ月ぶりなのでのんびりしている・・・
曰く、こちらから送った請求書は問題無いと言う事、先日作ったβ版のDVDをさらに3枚
送ってくれと言う事に続き、ようやくナレーションの話になった。
一応、ナレーションにあたる文言はテロップで入れているので書き起こせば直ぐに
原稿は出来上がる。
問題は例によって立会いのタイミングなのだ。
N女史が忙しいのも相変わらずだが、I氏も方々へ飛び回っているらしく落ち着かない。
まあ、上記のビデオはβ版でどうにかなっているらしいので、録音自体は急がないが
何ヶ月も未完成と言うのは妙な話だ。
「来週早々に1本録音するので、その時にスケジュールを聞いてみます」と言う事で
電話を切ったが、どうなる事やら・・・

暫くバタバタやっていたところ、夕方6時近くになってやっとナレーション原稿の
後半(?)部分が届いた。
全体を通しで見たところ、私の素案を9割くらい其のままにして、問題のある箇所を
直している程度だった。
まあ、いいか・・・

さて、届いたエクセル形式の原稿は画像が沢山はってある為に無意味に重い。
N女史に転送する為にも不要な部分を削除したところ7MBのデータは22KBに
なってしまった。
まあ、テキストデータだけなので当然であると共に、過剰な大きさの画像を張っていた
事にひたすら反省するしかない・・・
このままで発送して終わりにしても良いのだが、この際もう一手間掛けた方が喜ばれる。
即ちプレーンテキストに出力して、適当な箇所で改行して物に編集するのだ。
文字の大きさなどはエクセル形式のままでも印刷設定でどうにでもなるのだが、実際には
改行位置の調整などはテキストファイルや簡易ワープロ形式の方が便利なのだ。

そんな事をやっていたら結構な時間になってしまった。
いろいろと考える事が多いせいか、ビールを飲んでしまったせいか思ったように手が動かず、
10時過ぎに帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.25)


平成18年09月21日(木曜日)

駄目駄目の一日、その2・・・

気温や湿度が下がり、爽やかな朝を迎えられる季節になったものの、気分は優れない。
仕事が相変わらず山積みである事が主な要因だ。

出社してメールチェックをしたものの、来ているのはSPAMメールだけで仕事のメールは
全く無い。
今日明日にもナレーション原稿をN女史に送らないと何を言われるか分からないのだが、
とりあえずは投げたボールが帰ってくるのを待つしかない。
仕方が無いので、昨日の続き。 消去してしまったデータのサルベージをする事にした。

DVDにバックアップする為に4GB単位に分割した時の事を考えると、総量はだいたい
40GBくらい思われる。
それに対して、消さずに残っていた完成直前と思われるデータは25GBくらいなので、
10数GBのデータが吹っ飛んだ計算になる。
CGのデータは不要に増える傾向にあるので一概には言えないが、差額が存在する
事だけは確かだ。

さて、こうなるとファイル復活ソフトだけが頼りだ。
有料ソフトが無料ソフトよりも頼りになるのは間違いないが、復活させる原理が大幅に
違うとは考えにくい。
数KBのテキストファイルすら文字化けの嵐である現状を考えると有料ソフトでプラス
何パーセントするけるかは相当厳しいものがある・・・
所詮は3ヶ月前に終わった仕事なのでフリーソフトヲ使う事にしたのは言うまでも無い。

それにしても不思議なのはサルベージできたファイルの古さだ。
CGにしてもプロジェクトファイルにしても、最終的に納品版をレンダリングするのに
必要なデータが揃えば他は目を瞑る事が出来るし、極論をすればプロトタイプの類は
サルベージする必要すらない。
其れにも拘らず、復活できたファイルは何故か最終版を避けたかのような古いデータ
ばかりだったのだ。
せめてCGをレンダリングする為のオリジナルファイルをサルベージできたなら
『レンダリング済みCG』の項目は無視できるのだが、何故か出てくる何百という
ファイルは見覚えのあるものばかり・・・
ひたすら苦笑するしかない。

半ば諦めつつ作業をしていた中、S建設のY氏から電話が掛かってきた。
Y氏の仕事は100%無視して日々を送っていたので電話に出る事すら躊躇したものの、
幸いにして(半ば)別件だったので事無きを得た。
しかし、別件により期限付きの仕事が増えた事には違いが無い・・・

兄貴がビールを買ってきたことを良い事にひたすら飲みまくって一日が終わったのは言う
までも無い。

(2006.09.21)

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『日の丸君が代裁判』

都立学校の入学式、卒業式などで日の丸を掲揚し、君が代を斉唱する事を教育委員会が
処分を加えて強制するのは『思想、良心の自由を保障した憲法に違反すると』主張した
裁判の判決が東京地方裁判所で出た。
『強制は違憲』
精神的な慰謝料を含め、原告の勝訴といえる。

さて、この判決に関する個人的な感想を言うと『まあ、当然かな』と、言ったところだ。
何故なら、日本よりも国旗や国歌の斉唱を厳格に取り決めているはずのアメリカでさえ、
『強制は違憲』という判決が出ているくらいだからだ。
他所の国の判決云々というより、『服務規程』と『憲法』を天秤に掛けた時、どちらが
重いかという話なので後者に軍配が上がっただけの話だ。

だけどね、
私はそういう式典の席では、起立して君が代を歌うので、彼らの肩を持つつもりは毛頭無い。

何故かって?
私にも思想、良心の自由ってものがあるからだ。

普通に考えれば国旗や国歌の無い近代国家の方が不自然なわけで、日の丸と君が代に
代わるものが無い以上、私は自分の意思で立ち上がり、歌うだけの話だ。

裁判の論点になっていたように、懲罰を伴って何かを強要する=他人の自由を制限する事は
憲法違法に問われても仕方が無い。
彼らにしてみれば日の丸と君が代は忌まわしい過去の象徴であり、国旗、国歌では無い
からそうするに値しないという信念から来るのかもしれない。
それこそ、新聞に載っていた原告の一人の言からは『立たない事は正義、立つ事は悪』とも
取れる心情が汲み取れる。
しかし、判決が示したのは『立たなかった事が正しかった』ではないし、『日の丸君が代が無意味』
という物でもない。

起立しようがしまいが、君が代を歌おうが歌わまいがは『当人の自由』かもしれないが、
何人も生徒やその親に対して起立&斉唱しない事を強要する権利有している訳では無い
平たく言えば自分が他人から『立つ事』を強要されるのは憲法違反であると同時に、
他人に対して『立たない事』を強要するのも違憲だ。

一寸脱線すると成人がタバコを吸う事は合法かもしれないが、ポイ捨てする権利を持って
いる訳ではない。
道にゴミを捨ててはいけない事などは小学生でも知っているのにも関わらず、大の大人が
ポイポイ捨てるから罰則を科す事になってしまったという、恥ずかしい話だ。
それと同じで、国旗や国歌にしたって自然に立って歌うことが国としての第一歩だと
思うのに、明文化して懲罰を科さないといけい状態に至った事自体が異常に思える。
授業の始まりと終わりに『起立と礼』をすることを深く考えずにやっていたが、それに
罰則を科すのも『起立と礼をしないのも自由だ』というのも、どちらも尋常ではない。

日本は某国と違って『自由』が存在する国かもしれないが、自由と言う単語を
振り回せば何をして良い訳ではない。
『国歌斉唱時にできれば立たないで欲しい』と呼びかけ、『威力業務妨害』に問われた
教師がいると聞くが、その場の責任者でも無い人間が責任者の考えと相反する意見を
吹聴する『自由』てのが存在してよいのか?
この教師を擁護する人間に言わせると『立ちなさい!』と叫んだ教頭や都議の方が『有罪に
なるべきだ』と言うが、厳粛であるべき式典を混乱させる一因を作った事は間違い無い。
懲役や罰金だとかの内容は別にしても責任を取る必要があると言うのが私の意見だ。

今回の裁判で原告は勝訴したかもしれないが、その主張を他人に強要するならば
容易に立場が逆転する表裏一体の判決であると私は認識している。

兎に角、制限を伴わない自由と言うのは存在しないと言うのが、私の基本理念である。

(2006.09.22)


平成18年09月20日(水曜日)

不意にダメダメな一日。

今日も朝一でメールチェックをしたもののお客さんからの連絡は入っていなかった。
すると、ナレーターのN女史から電話が掛かってきた。
当然のことながらスケジュールの確認なのだが、当のお客さんが無しのつぶてなので
返答に困った。

いい加減この仕事に区切りを付けたかったのでK氏の転勤先の事務所に思い切って電話を
することにした。
ところが、事務のお姉さんに『今席を外しています』と言われたまま何時まで経っても
返信が来ない・・・
現場に出たりしていれば連絡が取れないのも当然なので追っかけ電話は失礼だ。
結局、K氏から電話があったのは夕方4時になってしまった。

滞っていた仕事が1本進んだので次の作業に移りたかったのだが、長らく放置していた
HDDの整理をすることにした。
現在抱えている仕事は多く見積もっても4本なのでHDDは4台あれば事足りる。
100GBオーバーのHDDはバックアップ用に回したとしてもディスクスペースは
本来は潤沢にあるはずだ。
それにも拘らず、忙しくて不要データの追い出しが間に合わなくなってきて、二進も
三進も行かなくなってきたのだ。
先日買ってきた中古のHDDを絡めつつ、各ドライブに入っているデータをリストアップ
してDVDに追い出す準備をすすめていった。

ところが、その最中にとんでもないミスが発覚した。
3ヶ月ほど前に編集を終わらせたデータをバックアップせずに消去していたのだ。(TT)
しかも、消去したのは1週間ほど前。
今の仕事でコアにテンパッていた為、原本と複製とを確認する事無く削除していた体たらく・・・
まあ、終わった仕事なので実害は無いものの、精神的なショックは大きい。

気を取り直して調べなおしたところ、進行状況で言うと8割程度のデータが残っている
事が判明したものの、製品を再出力するのには程遠い。
何とかならないかと頭を捻っても、どうにもならない・・・

そこでフリーのファイル復活ユーティリティーを駆使してデータのサルベージを始めたの
だが、消去から時間が経っているので救えるデータに限りがある。
結局、夜中まで作業を続けたが、見通しは全く立たなかった。
トホホ・・・

(2006.09.21mn)

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『安部新総裁』

予想通り自民党の総裁選挙で、安倍晋三官房長官(52)がブッチ切りの強さを見せ、
新総裁に当選した。
たまたま開票結果発表の場面を生で見たが、当人にしてみるとそれでも予想外に票が
少なかったらしく、一瞬ギョとした表情をしたように見えた。
しかし、有効票の66%が安部氏に入ったのだから人気の程が伺える。

それにしても、今回の総裁選を『出来レース』とか『小泉劇場:第二幕』と揶揄する
向きもあるが、これが今の自民党に吹いている風そのものなのだから部外者が口を挟む
余地は無い。

しかし、自分に投票権が無いせいもあって選挙の演説や開票速報を通常番組を押しのけて
放送する様は、何となく空虚だ。
日本は議員代表制を取っている故に、自民党新総裁が事実上の次期内閣総理大臣を
意味する事は重々承知しているが、他人事に思えてならない。

安部新総裁は『社会保険庁の解体』や『北朝鮮問題』などで手腕を振るうつもりらしいので、
大いに期待をしているが、来年の選挙で負けたらそれで終わりとの話もある。
新政権が始まる前から『後の話』をするのも失礼だが、そうならない為にも長期政権を
担えるように頑張ってもらいたいものだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.21)


平成18年09月19日(火曜日)

のほほんとした一日。

出社して直ぐ、いつものようにメールチェックをしたがスパムメール以外入っていない。
正直に言って仕事が山のようになっているものの、お客さんに投げたボールが帰って
こないと、進まない状態になってきている。
それにも拘らず一向に連絡が入らないのだからどうしようもない。
直接電話をかける実力行使も考えたが、この仕事にばかり関わっていては他の仕事が
進まないので無視する事にした。

結果的に今日は何も出来ぬままに終わった。

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『2cv運転免許?』

私は徒歩で出勤するのだが、帰りはほぼ100%車で送ってもらう。
家の者が駅を行き来する時も必ず車で送り向かいをするのが我家のしきたりなのでお互い様だ。
(バス交通を全く当てにしていない事が一因)

ところが、今日は少々事情が変わっていた。
普段、家の者の足車に使っているインプレッサが車検に出てしまったのだ。
2年前のようにプレオをメインに使っていてインプレッサがサブだったら問題なかった
のだが、無いものは無いから仕方が無い。
そんな訳で兄貴を駅に迎えに行くのにポンコツ2cvが徴用された。
否、私がスクーターで自宅まで行き、2cvに乗り換えて迎えに行っただけの話だ・・・

帰り道に兄貴の指示により、いつものコンビニでビールを購入。帰宅と同時に飲み始めた。
ところが、私が帰宅する段になって『誰が運転するの?』と言う話になった。
インプレッサもMTなので母親にしても妹にしても運転できるはずなのだが、何故か頑なに
拒否されてしまったのだ。

まあ、長い間運転したことの無い、癖のある車を運転したくない気持ちはわからないでも無い。
実際問題、ライトやワイパースイッチの配置が普通の車とは違っていたり、『アクセルを
床まで踏むと戻らなくなる事があるから注意』とか、言われたら尻込みするのも分かる。
所詮は兄貴を迎えに行くだけのワンポイントリリーフなので明日の夕方まで一寸我慢
するだけの話だ。

結局、一人でトボトボ歩いて帰りましたとさ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.20)


平成18年09月18日(月曜日) :敬老感謝の日

なんだかんだで結局、仕事。

朝、目覚まし代わりのラジオからさだまさしさんの声が聞こえてきたので布団の
なかでくすくす笑いながら過ごした。
しかし、このまま寝ているのも何なので起きだす事にした。

さて、あり物でブランチを食べようかと思ったところ、今日は『吉野家の牛丼復活祭』で
ある事を思い出した。
きっとバカみたいに人が出ているだろうと思ったが、買い物ついでにポンコツ2cvで
出掛けてみた。
すると・・・・いるわいるわ! 小岩にある最寄の店の前には30mばかりの行列が
出来ており、警備員が最後尾についていた。
ここには駐車場が無いので千葉街道沿いの店に行ってみたところ、こちらも長蛇の列&
車で一杯!
『バカじゃないの!』と、車の中で吐き捨てつつ、諦めて篠崎の河内屋で買い物にいった。

河内屋の後、サミットでも買い物をして帰ることにしたのだが、悔しいので新小岩の
吉野家の様子を見に行ってみた。
・・・どこも同じ風景が広がっていた。
まあ、行列に並びさえすれば食べられるのは分かっているが、次にします・・・

自宅に戻り、遅い昼食を食べ一休み。
しかし、金曜日の夜にレンダリングしたCGをビデオのタイムラインに組み込む作業が
残っていたので、一寸だけのつもりで会社へ行く事にした。

早速、レンダリング済みのデータを拾い出し、後処理を加えて組み込んで一丁上がり。
続けて金曜日に撮影してきたビデオを取り込んで組み込んで全体が完成した。
ビデオのレンダリンをしたり、データ変換をしたところ6時半頃にアップロードが終わった
のでお客さんにメールを出す準備をしていた。

ところが、確認の為に何度かビデオを見直すうちに、以前お客さんに指摘されていた
シーンが抜けている事に気がついた。
何となくナレーションの中に組み込まなかったので半ば忘れたまま作業をしていた為だ。
それこそ、このシーンを組み込むことで益々再生時間が長くなるし、先方が熱心で無い
ならしらばっくれる事も出来る。
しかし、思い出した自分がここにいるのは間違いない。
悩んだ挙句、『簡単に済ませる』事を前提にCGに着手した。

すると、2時間ほどでCGおよび組み込みが完成、後処理を施してサンプルのアップロード
準備に掛かった。
しかし、またしても全体を通しで見ていたら気に食わない点がポロポロと出てくる・・・
それこそ、今しがた完成させたCGも『意味が分からない』可能性を感じ始め、再び
修正せざるを得なくなった。

その後も、あちこち気になる事が出てきた為、気がつけばまたしても2時になってしまった。
これで完全に終わったはずだが、後はお客さんの反応次第だ。

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『バッタ君、バッタさん』

普段会社へは徒歩で行くが、今日は『さっと行って、さっと帰る』つもりだったので
奥方の自転車で行く事にした。
すると奥方から『タイヤの空気が抜けているかもしれない』と言われたので自転車を
外に出しつつ、空気入れの用意をしていたら何やら飛び跳ねているのが見えた。
バッタである。

庭のプランターに何がしらか緑を植えているせいなのか、毎年必ず同じ種類のバッタを
見かけるので、出会うたびに『ヨッ! バッタ君!!』と挨拶をしている。

ところが、今年は梅雨がなかなか終わらなかったせいか、見かけるのが例年よりも1ヶ月
ばかり遅い気がした。
時に2匹でいる事もあるが、今年見かけたのは大概痩せっぽちが1匹だけ。
今年はこれで終わりかなと思ったら、今日は丸々と太ったバッタが隣にいるではないか!
[写真:バッタx2]

どっちがオスでどっちがメスだかは調べていないが、何となくカップルっぽい。
ってことは『バッタ君ならぬバッタさんか?』

猫の額ほどの庭だが、様々な生き物が息づいている様子を見るのは楽しいもンだ。

『追記』
後からこのバッタの事を調べたところ『オンブバッタ』という種である事が分かった。
バッタの名前と言えば『トノサマバッタ』とか『ショウリョウバッタ』くらいしか覚えて
いなかったが、確かに『オンブバッタ』と言う名は聞き覚えがあった。
てっきり子供の間での俗称と思いきや『メスがオスをオンブするような習性がある為
ついた』正式名称で、『バッタ目オンブバッタ科オンブバッタ亜科』に分類されるらしい。

結論として丸々と太っているほうがメスで細〜い方がオスらしい。
まあ、正式にカップルとなっているかは不明だが・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.19)
(2006.09.20:追記)


平成18年09月17日(日曜日)

基本的に今日も全休。

昼前に友人からの電話で起きたものの、眠りが浅いのかスッキリしない。
その後も布団の中でウダウダしていたが、お腹がすいてきたので起きる事にした。

しかし、雨が降っている事もあって基本的には何もする気になれない。
相変わらずビデオの消化などをして過ごしていたら探偵から連絡が入り夜に掛けて
東邦酒場へ行く事が決まった。

探偵から用事により一寸遅れると連絡があったので少々遅めに出発したが、6時ほどに
東邦酒場に到着。
結果的に探偵も20分遅れほどで到着し、途中でS武器商人が合流したので5人での
バカ話が始まった。
[写真:東邦酒場]
見慣れた店内だが、『元祖ラーメン』の暖簾が!

さて、東邦酒場で食べる料理はどれも上手いのだが、今日のメインイベントは東邦ラーメンだ。
マスターが拘りに拘り抜いた材料で作ったものなので、一見普通だが一味違う。
テールラーメンも食べに着ます、はい・・・

東邦の後、妹に呼び出された事もあってファミレスでお茶を飲んでから帰った。

(2006.09.19)


平成18年09月16日(土曜日)

完全休養。

前夜もテレビを見ながら居眠りをしていたくらいだから、スパッと起きられるはずもなく、
気がついたら昼になってしまった。
例によって『王様のブランチ』を見終えたので、どうするか悩んだが、何もする気に
なれなかったのでビデオを消化する事になった。

しかし、これだけで終わるのも勿体無い。
と、言うのは大袈裟だが、引きこもってばかりでは面白くないので近所に買い物だ。
徒歩で行ったので大したものは買わずにささっと帰ってきた。

結局、何もしない一日だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.19)


平成18年09月15日(金曜日)

ショボショボとお仕事。

出社して直ぐにCGのチェックをしたところ、オールクリアーどころかエラーでハング
アップしている始末・・・
人が見ている間は普通に動いているのに、終わり間際とかでエラーになるなんて、この
データは呪われているのでは?と、思えてくる・・・
しかし、泣いても騒いでも終わらないものは終わらない。
ひたすらエラーが出ない事を祈るか、細かくデータを分割してレンダリングするしか
ゴールに辿り着く方法はない。

それにしてもお客さんからの反応が全く無い。
昨日までのサンプルはカッターが動いていない以外は問題が無いはずだが、あくまでも
私が勝手気ままに作ったCGだ。
『いや、ここはこうしてくれ』とか、『これじゃ駄目だよ』と言って貰った方が、お客さんの
意向に沿う事になるし、それが作品を一緒に作ったと言う事になるはずなのだが何も無い。

一応アクセスログを見るとサンプルをアップロードするたびに誰かが見ている形跡があるが、
何回メールを送っても何も言ってこないのが気に掛かる。
特にナレーション録音の立会いが出来るとか、出来ないとかの連絡が無しのつぶてなのが
困ったチャンだ。
超多忙のナレーターN女史と今回の仕事に熱心で無いのでは?というお客さんとの間に
挟まれ戦々恐々としているのだ。

さて、CGのレンダリングをしている間は基本的に何も出来ない。
こんな時は他のビデオ編集の仕事をするのも『有り』なのだが、ようやく雨が上がったので
新宿へ撮影に行く事にした。
今回のビデオに『路線のある明治通りは交通量が多い』というシーンがナレーション原稿を
作った後に必要になったからだ。

親父達が買い物に出掛けてしまったので会社を出るタイミングが一寸遅くなってしまったが、
3時過ぎに新宿に到着した。
少々インチキして作ったCGと同じ角度で道路の様子を何度か写したが、所詮は10秒
程度しか使わないシーンだ。
雨は降らないものの、日が落ち始めているのは明らかなので程ほどのところで切り上げ、
T建設JVの事務所へ向かった。
兎に角、ナレーションの事も含め、RESが全くつかないので顔を見て話をしたかったのだ。

ところが事務所に入り『xxですけど、Kさんいらっしゃいますかぁ〜』と言ったものの、
中にいたJV職員の人は何だかポカぁ〜んとした顔をしている。
直ぐに我に返って『・・・Kさんだったら引っ越しましたよ。聞いていませんでしたか?』
と、言われたものの、聞いてれば当然訪ねたりはしない・・・
連絡先を控え、『なんだかなぁ〜』という気分で事務所を後にした。

帰り道に秋葉原へ寄る事にした。
仕事が忙しかったので気分転換という事もあるが、実際にはパソコン用のメモリーを
買いに着ただけだ。

駅を降りて直ぐに最寄のソフマップに入り価格調査を開始したところあまり芳しくない。
何ヶ月か前に調査した時にはノーブランドバルクの1GBのDDRメモリーが1万円位
だったのに今は1万3千円くらいと、3割以上も高くなっているのだ。
DDR2の方がDDRよりも若干安い傾向にあるものの、ほとんど差が無いので買い換える
のなら前者の方がベターなのは当然だ。
しかし、買い替え計画は全く進んでいないし、今のマシンはサブ機として残るのでメモリー
増設しておいて損にはならない。
そんな事もあり、安い店は無いかと放浪する事になった。

メイド服やコスプレなど萌え系の女の子が幅を利かせている事を改めて確認しつつ
あちこち歩いたものの、何処も似たり寄ったりの価格だった。
逆に中古価格の下限は8800円(在庫無し)と、一時期ならば絶対に手を出さない
価格だが、新品よりも何割か安いのは間違いない。
それこそ、一時期は『中古品の方が高い』と言った捩れ現象が起きていたくらいだから、
適正化されてきたと、考えられなくも無い。
結果的にソフマップで2枚1万9800円(バッファロー製)の中古を買って帰路に着いた。

会社に戻りCGのレンダリングが終わっているかを確認したところ・・・駄目だった。
原因を究明するつもりは無いが、むしろ撮影に出る前に一度データをセーブするべきだった
と、後悔先に立たずだ。

タモリ倶楽部が始まる頃に一通りのレンダリングが終わったが、ほとほと疲れた・・・

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『THE BIG ISSUE JAPAN(ビッグイシュー日本版)』

電車で新宿へ行くと、表題の雑誌を売っているおじさんを必ず見かける。
同じ場所で売っているのだから当然だが、それが一体どんな雑誌なのかは知るはずも無かった。
しかし、何かの拍子にそれが『住まいを持たないホームレスの社会復帰支援を目的とした雑誌』
だと聞き、余計に見てみぬふりをするようなった。

時が経ち、定期購読している無料雑誌(毎月郵送されてくる)でBIG ISSUEを取り上げて
いたのが切欠で、改めてその成り立ち等を知る事になった。
曰く
1.販売者(ホームレス)は最初、同誌を10冊無料で受け取る
2.1冊200円で販売すると、内110円が販売員の収入となる
3.以後、1冊90円で仕入れ販売を続ける事ができる

BIG ISSUEを販売する間、販売員は顔写真入りの登録証(番号入り)を提示し、
身なりや言動にも気をつけ、販売のプロに徹する必要があるそうだ。
逆に言うと、これ等の制約を守れず、事務局が通報を受けない場合は仕入れを止められる
事も有り得るらしい。

と、ここまで読んで『なぜBIG ISSUEを買うことがホームレスを自立させる事になるのか』
が、分かるものの、肝心の雑誌の内容は分からない。
元はこの手の問題に真剣なヨーロッパ(イギリスかな?)から来た物なので硬派な内容で
ある事は想像できるが、近所で売っていないのでどうしようもない。
やはり『百聞は一見にしかず』と言うわけで、ポケットに切符を買ったお釣りがジャラ
ジャラいっていたので1冊買ってみた。
[写真:BIG ISSUE]
新宿駅南口にいた販売員に『1冊ください』と、言ったところ『最新版でいいですか?』と
言われたくらいで、何冊かバックナンバーも置いてあるようだ。


受け取ったBIG ISSUEは雑誌と言うよりも小冊子と言うか、パンフレットと言うか・・・
オールカラーで見栄えはするものの、表紙を入れても全32ページしかないので200円と
言う価格はとてつもなく高く感じられた。
(内容を読む前だったし、普段から無料雑誌を浪費している免罪符と言う気もした)

さて、肝心の内容だが、真面目に考えさせられた。
まず、表2は目次と共にBIG ISSUEの説明。上でも書いたような料金の内訳と通報先などが
併記されている。
最初の目に入ったのはダンサー真島茂樹さんのインタービューが1ページ、つづいて海外
からビヨンセ、クリスティーナ・アレギラのインタビューが各2ページ載っていた。
内容はどれも単なる『成功談』『人となり』というよりも『こんな紆余曲折を経て今に
至っている』と言う構成になっている。

ページをめくって行くとBIG ISSUEの卒業生の経験談、ホームレス経験のある作家の自伝
など『いかにホームレスからの社会復帰が難しいか』がにじみ出てくる話が続く。
また、ホームレスよりも厳しい貧困や差別などの問題にも触れている。
一貫して静かだが、広く世界の現実を其のまま伝えようとするジャーナリズムを感じだ。
(大げさかな?)

安易に左傾した反体制誌だったらどうしようと思って買ったが、想像以上に読み応えの
ある内容が続く事に少なからず驚いた。
それでいて人生相談や4コマ漫画、本の紹介、読者のページなどもあるなど、普通の雑誌の
コンテンツを網羅しているので入り口は沢山用意しているって感じだ。

それこそ、世の中には公園をブルーシートで占拠しているホームレスに食料を配給する事で
『支援』だとか『人権』とか言っている輩もいる。
施しを受けるほうも『公共支援施設は規則が厳しくて嫌だ』と公園に舞い戻る輩も多い聞く。
BIG ISSUEの目指している世界観はそれとは違っている事を確認できたのは収穫だった。

見聞を広げる為にも一読をお勧めする。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.19)


平成18年09月14日(木曜日)

明けても暮れてもCG・・・

出社して直ぐにやったのは当然仕掛けて帰ったCGのチェックだ。
恐る恐るCRTの電源を入れてみるとエラーメッセージは無く、ビデオデータも再生できた
ので胸を撫で下ろした。

しかし、レンダリングが終わったのは3分の2程度の長さでしかない。
残りの3分の1をレンダリングしないとタイムラインに組み込めないのだ。
早速コマ数の設定を変えてレンダリングを始めたところ、案外早く計算が終わった。
冒頭のシーンは1コマの計算に50秒台掛かるが、このあたりは20秒台前半なのが
利いているのだろう。
やれやれ・・・

出来上がったCGをタイムラインに組み込みつつ、後処理を開始した。
このシーンは『地下や地上の既設埋設物に影響を与えない云々』の説明なのでいろいろ
苦心したわけだが、パパッと通り過ぎていくだけではなんだか分からない。
そこで所々で画を止め、マーキングとテロップを入れて補足するのだ。
枚数で言うと6枚程度でしかないのだが、いざ着手してみたら案外面倒で、時間の掛かること、
掛かること・・・

しかも、『ついに完成した!』と思った矢先にシールド機のカッターが回っていない事に
気づきがっくり来た。
まあ、気が付けば夜の10時過ぎになってしまったのでお客さんが会社にいるはずも無く、
サンプルのアップロードと現状をメールで発送して作業が続いた。

途中、奥方を迎えに行ったり、残りの修正作業をしていたら、夜中の1時を回ってしまった。
再々レンダリングを仕掛けて帰ったが、未だに不安が残る・・・

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『飲酒運転を考える』

酩酊状態での飲酒ひき逃げや事故が続いたせいか、テレビでは連日各局で検証番組が
続いている。
論点は『何故飲酒運転が無くならないのか?』『逃げた方が罪が軽くなる』『アルコールが
運転に及ぼす影響』『日本には飲酒運転を許容する下地がある』・・・などなど、科学的な
物から感情的な物まで多岐にわたっている。

しかし、これらの報道による警鐘がどれだけ有効かはかなり疑問だ。
飲酒運転による事故は昨日今日始まったことではなく、常に起こってきたはずだ。
福岡の死傷事故があまりにもセンセーショナルだった為か、キャンペーン的にピックアップ
しているだけでは意味が無い。
これらの報道により『飲酒運転撲滅の徹底』と『逃げ得の排除に向けた法整備』が進めば
良いのだが、『なるほど、こうすれば危険運転致死で摘発されないんだ』と、要らぬ
知識を広げて終わりでは意味が無い・・・

ちなみに、私は酒も車の運転も両方好きだが、飲酒運転を繰り返す輩の気持ちが全く理解できない。
『酔っ払って事故を起こしたり、警察のご厄介になるから』と言うよりも、飲む時は
きちっと酒やつまみの味を堪能したいと言うことだ。
車にしたって、『転がして何ぼ』の物だから、人より遅くても自分で運転しないと
面白くも何とも無い。
F1やWRCがどんなに凄いのかは想像の範囲を超えていることもあるが、人が運転する
様子を見ているくらいならば2cvで登坂車線を走っている方が楽しい(??)のだ。

そんな訳で、酒と車のどちらかでミスって両方(否、それ以上)失うくらいなら、
最初からやらないのが一番だ。
想像力を働かす以前に『飲んだら乗るな、乗るなら飲むな』で十分なのにねぇ〜

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『中央道大事故を考える』

飲酒運転がらみの事故が続いたかと思っていたら、今度は雨の高速道路で大事故が起こった。
ジャックナイフ状態で止まったトレーラーに後続車が次々と突っ込み子供を含む4人が
亡くなるという恐ろしい事故だ。
しかも、事故が起きたのが『度々大事故が起こる魔のカーブ』と報じられていた。

『果たして、起こるべくして起こった事なのか?』
今回の事故の原因が進んでいない為、『誰が悪いのか?』を具体的にあげている局は
なさそうだが、六本木放送局は『度々事故の起こるカーブを何とかできなかったのか?』と、
暗に道路の構造的な欠陥とか道路行政の無策と言う単語が喉から出そうな雰囲気だった。
まあ、見る側がうがった見方をしているだけかもしれないが・・・

もしもあの場に自分が車を走らせていたと仮定するとやっぱり一義的に悪いのはドライバー
だと思いざるを得ない。
『下り坂で加速しないとトレーラーは次の坂を上れないから』という証言だけを取り上げれば
『道路を平らに作らなかった設計ミス説』に繋がらなくも無い。
しかし、『下り坂を80km/h以上で走らないと次の上り坂の途中で車が停止してしまう』
事だとは到底思えない。
低速ギアで登坂車線をノロノロ走れば良いだけの話で、それが出来ないなら『過積載』などの
別の問題を孕んでいる事になる。
燃料費や運送コスト、納期との絡みがあるのは分かるが、この際、別次元の話だ。

ではカーブがキツイから事故が多発するのか? 私にはそれだけとは思えない。
東京湾トンネルのような真っ直ぐの場所でも追突事故は多発すると聞いた事があるからだ。
何年か前に見た番組の中で、とある交通アナリストは『これは構造的な欠陥ですね』と
断言していた。
その人の仮説を持ち出すと、カーブと直線の違いこそあれ、坂道を伴う為、事故が起き易い
という結論を導く事が出来る。

1.車が下り坂にさしかかる
2.車の速度が自然に上がってくる
3.車間が詰まってぶつかる

あるいわ
1.車が下り坂にさしかかる
2.車の速度が自然に上がってくる
3.恐怖心から速度を落とす
4.上り坂に差し掛かる
5.車が失速する
6.車を加速させる
7.加速していない車に追突する
・・・と、いった具合だ。

しかし、そのメカニズムを聞いて納得がいかない点も多かった。
確かに坂が車に与える物理的な要因とドライバーの心理が相まって事故が起きているケースが
あるのは分かるが、それを道路のせいにするのは他人事も甚だしい。
上記のアナリスト曰く、『壁に引かれたラインが道路に対して平行なので坂である事が
分からないから』と、指摘していたが、所詮は瑣末の話だ。
壁の模様を気にして脇見運転するのでは本末転倒だし、時速何kmに減速すれば追突しない
なんて方程式は存在しない。

むしろ、『自分の車の加速感』や目の前にいる車との『相対速度』を『感じる取る事』が
重要だと思う。
これは人から教わって身に付く物ではないから常に感性を磨く必要がある。
それが嫌なら新型レクサスなどの超ハイテクに金を払うか、運転手を雇った方が世の為だ。

話を中央道の事故に戻すと『当時は雨が降っていたのだから速度規制をすべきだった』と、
批判をするのは簡単だが、規制速度を守るか守らないかはドライバー次第だ。
魔の急カーブを是正する方法は究極的には山を削るか橋を架けるかして道を真っ直ぐに
するしかない。
しかし、それは到底無理な話なのだからカーブの向こう側に注意をしつつ、適度な車間距離と
速度を連続的に考えるしか無いではないか!

まあ、この世に『絶対』という事はありえないから、その場にいて事故に巻き込まれないとは
言えないが、教習所で習う運転の『イロハのイの字』の話に思えなくも無い・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.15)


平成18年09月13日(水曜日)

さすがにヘロヘロ状態。

前夜は3時までパソコンに向かっていた為か目が覚めたのはいつもよりも30分近く
遅くなってしまった。
まあ、奥方も残業疲れでグロッキー気味だったしのでユックリ目に朝ごはんを食べ、
雨が降っていたので車で送ってから出社した。

出社して直ぐに前夜仕掛けたCGを確認してみたのだが、エラーによってハングアップを
起こしている・・・
念のため動画ファイルも確認してみたが、エラーによって再生不能だから頭にくる。
途中まででもレンダリングが出来ていれば、諸々の指針になるのだが、残業が無意味に
なってしまった。

気持ちを入れ替え、改めてレンダリングへのセッティングを開始した。
少なくともいつも通りの方法ではハングアップする事が確認済みなので、他の方法を
探さないと先に進めないからだ。
すると試行錯誤しているうちに3D−Viewでならレンダリングできることに気が付いた。
しかも、1コマのレンダリングに1分かかると思っていたCGが場面によっては20秒
位で進むことがわかった。
元々全体のデータ量は多いがカメラに写るのは極一部なので当然といえば当然だ。

ところが、またしても壁に突き当たった。
調子よくレンダリングが進んでいたと思いきや、意味不明のエラーメッセージを表示して
またしてもハングアップしてしまったのだ。
ただ、仮想メモリーがらみでシステムに強い負荷が掛かったというよりも、プログラム
内部のエラーっぽい・・・
現在使っているのはBlenderの2.37aなので最新バージョンである2.42や2.41を
試すことも考えたが、Phythonスクリプトの挙動が2.37aと微妙に違っていたので諦めた。

そうなると当然2.37aで作業を続けるしかない。
念のためシステムとソフトを再起動させ、最もクリーンな状態でレンダリングを始めた
のだが、やはりハングアップしてしまった。
しかし、ダイアログウインドのエラーを見ると明らかに、Phythonスクリプト絡みの
エラーであることが分かった。

慣れないスクリプトプログラムとはいえ、非常に単純なものなのでバグは無いはずなのだ。
あれこれ試した結果、原因は不用意に読み込んでいた編集途中のスクリプトにあると判明。
セグメントをオン/オフするためのスクリプト以外を削除してようやく次のステップに進めた。

不要なスクリプトを削除したのが利いたのか、今まで以上に快調なレンダリングが
出来そうだった。
そこで、大事をとって今までの半分のコマ数で仕掛けてみたところ、そこまでは成功したので
残りもレンダリングに入った。
ところが、今度こそプログラムのバグの類らしく、終わり間際でハングアップしてしまった。
仕方が無いのでハングアップしたと思しきコマ数の前までをさらに分割してようやく
全編のレンダリングが出来た。

すると全編を見ることではじめて気が付くミスや不具合に気づき、結局作業は逆戻りだ。
まあ、目処は付いているので気は楽だが、お客さんの反応を考えると気が重い・・・
今もレンダリングの様子を見ながら日記を書いているが、帰るタイミングが悩ましいところだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.13)


平成18年09月12日(火曜日)

メタメタの状態で仕事。

例によって昨晩仕掛けたCGのチェックから作業スタートだ。
ところが、時間をかけて慎重に設定をしたつもりだったにも拘らず問題は山積していた。
動かなければいけないものが止まったままだったり、途中から出現すべきものが最初から
画面に出っ放しになったりと、使い物にならない・・・
余程短くて単純なものでもない限り、一発通過できない事を改めて痛感した。

早速問題点を洗い出して修正を始めたのだが、前夜にやらかしたミスが意外なほど根深く、
なかなかレンダリングにかかれなかった。

やっとこさレンダリングを開始し、待つことウン時間。
タイムラインに組み込んで「一丁あがり!」と、思いきや何かがおかしい・・・
前夜に作った前半部分と先ほどレンダリングした後半とで表示されている部品の位置が
違っているのだ。
昨日と今日とでどちらが間違っているかといえば、当然今日の分だ。
まあ、その差は微妙だし、カメラの移動速度が速いので誤魔化しが聞くので全部のやり直しは
せず、中間部分の場面だけ作り直すことにした。

ところが、作り直した中間部分をタイムラインに組み込んだところ前とも後ろとも微妙に
合わないではないか!
『5分前の自分は無責任な他人』と常々思っているが、前夜ともなるとその比ではない・・・
後日通しで再レンダリングをする事を念頭に大幅な修正を加えつつ、ようやくこのシーンを
クリアーすることができた。

さて、最後に残ったのが超難物の『シールドトンネルと既設埋設物との位置関係説明』だ。
パワーポイントなどの二次元イラストでは分かり辛いだろうから三次元で、という発想で
着手したは良いが、データ量が多くなりすぎて二進も三進もいかなくなっていたのだ。
まあ、後回しにしたからといって自然に軽くなるはずも無く、作りそびれていた残りの
部品を作り足して余計重くなった・・・・

さて、このシーンのアニメーション設定はトンネルを掘ってゆくシールド機をカメラで
追いかけるだけなので、本来はそれほど複雑とはいえない。
しかし、地上にも地下にも複数の物体を配置しているので三次元で動きを設定しないと
意図を表現できない難しさがある。
加えて使用メモリーが1GBに達しそうな重たいデータ故に自動バックアップが掛かる度に
1分近くフリーズに近い状態になるし、ちょっとした事で強制終了がかかったりする。

能率がまったく上がらないのでいい加減焦ってくるのだが、焦れば焦るほどフリーズや
ハングアップを連発して見通しが全く立たない・・・
お客さんには『明日の朝完成予定』と大見得を切った手前、何もしないで帰るわけには
行かないので少なくともサンプル出しをしたいところだ。
それにも拘らず、全体のレンダリングどころか1コマのテストレンダリングすら真っ黒け・・・
二進も三進いかないどころか四進も五進も行かない感じだ。(← 既に支離滅裂)

あーでもない、こーでもないと繰り返し、無理やりにレンダリングを仕掛けたのは
夜中の三時近くになっていた。
1コマレンダリングするのに1分かかるとして、出社時に終わるか終わらないかってとこだ・・・

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『命名の儀』

今日は先日お生まれになった天皇家の男の子の名前が発表されるとあって、マスコミは
朝から大騒ぎだ。
予定通り3時過ぎに発表されるとまた大騒ぎ・・・まあ、慶事だから目を瞑ろう。

しかし、悠仁(ひさひと)親王の名前がテレビから流れる度に、なんだか自分が呼ばれた
ようなコソバユイ気分になった。
私の名前がヒサヒロだからだ。

片や生まれながらに未来の日本の象徴、尊敬の的。
片や年がら年中ピーピーいっているウダツの上がらないヒラリーマン。
一字違いで大違いとはこの事だ。

まあ、有名になってチヤホヤされるよりも、納期を気にせずに納得のいく仕事をしたい私である。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.13)


平成18年09月11日(月曜日)

週明けもCGに集中。

土曜日の夜中に仕掛けて帰ったCGのチェックから作業を始めたところ概ね良好。
しかし、ビデオ編集ソフトでタイムラインに組み込んでみると少々尺が足りない・・・
加えて、説明の文言と画面に出る画像が微妙に噛み合っていない気もしてきたので
素直に修正して再レンダリングしてこのシーンは終わりにした。

さて、CGはこれで終わりではない。
最初に着手したのに終わっていない超大物の他にも短いCGが残っていたので、こちらを
先行させる事にした。
このシーンはエアジャッキ(エアバッグと言うべきか)を使って掘進中も形状保持をする
装置の説明なので、それほど複雑怪奇な物ではない。
肝となるエアバッグを一つ作り、円周上にコピーしたら一丁あがりだ。

しかし、アニメーションを付けるにあたって別の部分に問題がある気がしてきた。
エアバッグはシールド機の内側にあるのだが、カメラをシールド機の外から中へ移動
する際にどうしてもシールド機の内部が見える場面があるのだ。
それこそシールドジャッキくらいは右から左に作れるが、それだけでは余計にドンガラの
偽物感が増してしまいそうで一人悩んだ。

悩んだ結果、手を動かすことにした。
それほど重要なシーンではないが、簡単に作れるものは作って誤魔化す事にしたのだ。
しかし、あっちを作れば、こっちが目立つし、ここを作ればあっちもあった方が良いと、
いった具合で切が無いのだ。

半ば無駄な作業を2時間ばかりやってからアニメーション設定に入ったものの、エアジャッキの
表現方法に躓いた。
エアバッグはシールド機全体と比べると非常に小さなものなので拡大しないと動きが
分からないからだ。
資料として渡されたパワーポイントは正にそのような状態で作ってあったのだが、
それだと全体が見渡せないので意図が半分しか伝わらない気がする。
否、試行錯誤の中、時間短縮のためにパワポの二次元アニメを踏襲したパターンにも挑んで
みたが、なまじ忠実に作っている為か肝心のエアジャッキが殆ど見えないのだ。
トホホ・・・

試行錯誤をして行き着いたのはシールド機全体をやや後方から見るアングルだ。
エアジャッキ殆ど見えないが、『外側から圧力を加えています』を表現する矢印を配置して
動かす事にした。
しかし、これまた非常に重いデータ故にレンダリングを始めたはい良いが終わるか
分からないので帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『9・11に思う』

国際貿易センタービルにジャンボジェットが特攻した日から5年が経ったが、世の中は
良くなるどころか悪くなるばかりだ。
怒りに震え、振り上げた拳を直接関係の無い国の一般人に振り下ろすと言う愚考を
『テロとの戦い』という錦の御旗で誤魔化しているようでもある。

『9・11』を巡っては数々の疑惑があると聞くが、聞けば聞く程、確かに怪しく感じられる。
『携帯電話でかかってきた最後の言葉』→携帯電話が繋がる筈の無い高度なのに何故?
『ペンタゴンに飛行機が突っ込んだ生々しい防犯ビデオ』→肝心の飛行機の写っている
はずのコマが公表されていない。
・・・etc
数え上げれば切が無く、何冊も告発本が発売されている。
まあ、歴史的な大事には『裏があるのでは?』とか『でっち上げでは?』と言った疑惑が
つき物だ。
アポロ月着陸も『特撮疑惑』があり、それを裏付けるデータが数多く存在するらしいから
『9・11疑惑』も、その一種出しかないかもしれない。
最近聞いて大笑いしたのは政府による『9・11の調査費用』が『クリントン大統領の
スキャンダルの調査費』の七十分の一に過ぎない、 と、いう話。
携帯の電波が届く届かない以上に、いかにアメリカ政府が真相究明に消極的なのかを
如実に物語っているように思える。

・・・・・
話題が戦争なので文章を書いていると段々と収拾が付かなくなってくるのでこの辺で・・・。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.12)


平成18年09月10日(日曜日)

完全休業。

仕事が気になるが、たまには休まないと疲れが抜けない悪循環に陥る。
そんな訳で昼過ぎまで惰眠をむさぼってから、のろのろと起き出した。

しかし、テレビを見終え、買い物ツアーへ行こうと思ったものの、『暑いので外出は無理』
と、奥方に一括されて身動きできずテレビを見続けた。

それでもサザエさんの後に『ぱぱす』にだけ行く事にした。
引きこもっている事に耐えられないということもあるし、ゴキブリホイホイやカビ取り剤の
類を買いたかったからだ。

まあ、これ以外は夜中まで何もしなかったんだけどね・・・
ニンニン・・・

(2006.09.12)

去年の今日一昨年今日


平成18年09月09日(土曜日)

夕方から仕事。

仕事が溜まっているので出社するつもりではいたが、疲れが溜まっているせいか昼まで
爆睡してしまった。
まあ、爆睡といっても常に仕事のことが頭から離れないので熟睡とは言いがたいので、
リハビリもかねて3時くらいまで馬鹿馬鹿しいテレビを見てから自宅を出た。

本日のお題は『セグメントのアニメーション設定』だ。
本当は1日くらいでサラッと終わらせるつもりが、形状の設定に実質4日も時間をかけて
しまったという誤算だらけの週末なのだ。

ところが、原因不明ながら妙に作業が重い。
継ぎ手金物に無用な作りこみをしてしまったことが一因だと思うが、何かをする度に
何秒かフリーズ状態に陥るのだ。
メモリー使用量が極端に多くなると起こり易いトラブルだが、Blenderのメモリー使用量は
300MB程度なので一寸解せない・・・

終始そんな感じだった為か能率が一向に上がらず、気が付けばまたしても夜中になった。
なんとかレンダリングを仕掛けられたものの、終わりが何時になるのかが見えないので
帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.12)


平成18年09月08日(金曜日)

今日も朝からCG仕事の続き。

今日のお題はセグメントの加工だ。
昨日作った継ぎ手金物をセグメントの中に配置し、説明用のCGにしなければならないのだ。
その為にはボルト穴とボルトボックスをセグメントにつけなければならない。

まあ、ボルト穴は平面にあるので至って簡単だ。
穴を開ける面を一部引き剥がし、円を合成して面付けしてやるだけだ。
それに比べるとボルトボックスは曲面の中にあるので加工が厄介だ。
単純な形状同士なのが不幸中の幸いだがBlenderのブーリアン演算にはいつも悩まされて
きたので考えるだけで憂鬱になる・・・

あーでもない、こーでもないと作業をしてセグメントが出来たのは夕方になった。
継ぎ手金物もキッチリ仕込んだのでいよいよアニメ設定である。
ところが、セグメントのマテリアルを透過設定した途端に壁にぶつかった。
ボルトボックスのあるのセグメントの内面に透過率の違う面が出来上がってしまったのだ。
正直言って極僅かな違いだし、時間的な事を考えると先に進んだほうがメリットが多い。
しかし、なまじ原因が分からないトラブルなので悩みは尽きない・・・

考えた挙句、セグメントの作り直しをする事にした。
最初にやった手法と同じでボルトボックス自体は同じなので、必要な曲面を取り出して
ブーリアン演算を行ったのだが、少々頭をひねって曲面の分割をより多くして、より滑らかな
結果が出るようにしてみた。
・・・・・・・・・この作り直しに要した時間は実に3時間。
『何やってるんだ!自分!!』と自戒の念に苛まれた。

一応、上記の中途半端な物と違い。不満の無い完璧なCGが出来たがったと自負したものの
ライティングが上手くいかなかったりと、後処理に時間が掛かった為、レンダリングまで
行き着かなかった。

トホホ・・・

[CG:継ぎ手金物]
パンフレットのCGを軽く超えた出来だが・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.09)


平成18年09月07日(木曜日)

駄目駄目の一日。

いい加減、継ぎ手金物を仕上げて次のシーンに移らないと落ち着かなくなってきた。
しかし、朝からデータの見直しをしつつ作業を進めてみるが、気持ちとは裏腹に進まない。
このままだと昨日の反復になってしまうので半ば強引に作業を切り上げパーツのひとつが
出来たのは3時過ぎだった。

しかし、これで終わったわけではない。
図面には形状は似ているが寸法の違う部品が記載されているからだ。
もちろん其のまま使ってごまかしても良いのだが、部分的に直せばよい気もしてきたので
着手したのが運のつき。
短時間で終わったとはいえ、1時間以上たっぷり掛かったしまった。

悩んだのは最後に残った部品。
図面では真っ直ぐな棒状なのに、カタログではCGに『インサート(Y字)』と説明が
ついているのだ。
それこそ真っ直ぐなら一から作っても大した時間は掛からないのだが、カタログのCGの
に雰囲気を合わせるとなると『一手間』では済みそうに無い。
これまでに作った継ぎ手金物は写真もあるので深く考える必要は無かったが、図面と
カタログのイラストとどちらを採用するかで作業内容が変わってくる・・・

悩んだ挙句にイラストの形状を採用する事にした。
現実の継ぎ手金物をどのような手法で定かではないが、ネジを切るのだから『歯の立つ』
素材なのだろう。
そう考えるとストレートの棒状につくり、スリットを入れたり曲げたりの二次加工して
セグメントに埋め込んでいると考えられなくも無いからだ。

Y字状の継ぎ手が出来上がったのは夜中の事だった。
さて、これらの部品をセグメントに配置すれば1シーンが作れる。
・・・が、セグメント側の加工も必要なのを忘れていた。
ボルト穴を開け、ボルトボックスを付けるだけといえば、だけなのだがやり始めてわかる、
その厄介さ・・・

また日付が変わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.09)


平成18年09月06日(水曜日)

今日も空回り。

朝から昨日の続きである継ぎ手金物のCG製作に没頭していた。
しかし、図面を何度も見たり、CADデータから取り出した形状を利用しているにも拘らず
一向に終わりが見えない。

ハッキリ言って説明用の部品なので意味が通じれば現物どおりである必要は無いのだが、
何故かそれっぽい形になってくれない。
プレス型の図面を7年くらい見ていたので其れなりに読み取る能力が残っているはずだが、
今回のような3次元物体となると別の能力が必要らしい・・・

『遅くとも今日中の部品完成』と夜中まで足掻いていたが結局形にならなかった。
ナレーション屋さんからはスケジュールの確認メールが入ってくるし、嫌だ嫌だ・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『祝・紀子さま御出産』

兎に角、朝早くから全メディアがこの話題で盛り上がっていたが、『男児出産』の一報が
入った途端に更に拍車が掛かった。
チャンネルを何処に回しても同じ話題を強要されるのには閉口したが、この話題意外には
耳を塞ぎたくなるような酷い話が目白押しなので1日くらいはいいか・・・

さて、当然出てきたのが『皇室典範見直し論争』の先送りだが、ここで頓挫させたら何の
ための有識者会議だったのか分からなくなる。
慌てる必要はなくなったのだから、『女系天皇容認』と『女性天皇容認』をごった混ぜに
せずに納得の出来る開かれた会議の継続を希望する。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.07)


平成18年09月05日(火曜日)

一寸気の抜けた一日。

クライアントに動きが無いので、その分落ち着いて仕事が出来る。
本当は表(裏?)の締め切りが目の前にあるので切羽詰った状態なのだが、昨日を
乗り越えたせいか緊張感が無くリラックスしていた。

今度こそ大物のCGを仕上げるかとも考えたが、実際にはそれ以外のCGも進めねばならない。
そこで一見楽そうなセグメントの製作をする事にした。
今回のセグメントは玄人が見ると一見してノーマルセグメントで無い事は分かるのだが、
素人目には特徴が良く分からない物だ。
それもそのはず、違いは外ではなく中にあるからだ。
この工事の為に開発された特殊ジョイントを使っているのが『ミソ』らしいのだ。

しかし、素人同然の私にはその意義が良く分からない・・・
よく分からなくても仕事はしないといけないので図面を基に作り始めた。

ジョイント(継ぎ手金物)は1つのセグメントピースに形状が異なる5種類ほどが埋め
込まれれいるのだが、その内の3種類は形状が良く似ているので手抜きが出来るかもしれない。
そこで簡単そうな『U字形』のジョイントから片付ける事にした。
これはネジ状のリブが付いた鉄筋をU字形に折り曲げ、雌ネジを切った物に見えるので、
鉄筋を作れば直ぐに終わると思ったからだ。

しかし、いざ着手してみると自分の認識の甘さに頭を抱えた。
『ネジ』は比較的簡単に作れるのだが、何度やっても滑らかに曲がらず、歪な形状になって
しまった。
『一度の曲げられないなら徐々に』と思い、ネジの1単位を加工して曲げようと試みるも
あえなく失敗。
歪になる範囲は少なくなるかもしれないが、滑らかでないのは先ほどと大差が無い・・・
『小さくしか出てこないから誤魔化すか?』と悪魔のささやきに負けそうになったが、
隠しようの無い『粗』なので自分が一番やりたくない手法だ。

最終的にはヤッパリ無手勝流。
上記の手法と大差は無いのだが、滑らかに繋がる部品を無理やりに作って回転コピー
させてそれらしいものに仕上がった。
[CG:U-JOINT]
U形の継ぎ手金物。これで終わりじゃございません。
何とか1つ目の部品が出来たので次に着手したのだが既に『なんでも鑑定団』のやっている
ような時間になっていた。
巻きを入れて次の部品の形状を作っては見たが右から左に出来るはずも無い。

締め切りが無く、時間がたっぷりあれば楽しい仕事なんだけどねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.09.06)


平成18年09月04日(月曜日)

駄目駄目な一日。

昨日のうちに動画をアップロードしたので運がよければ外回りは不要となるのは分かって
いるが、相手がある事なので『まな板の鯉』だ。
出社して恐る恐るメールチェックをしたのだが返信が全く無い・・・
アクセルログを調べると少なくとも二人ほど動画を見た形跡があるのだが反応が無いのだ。
(まあ、中間版なので感想云々を言えない部分もあるが・・・)

仕方が無いので担当のK氏に電話を掛けてみたのだが、現場に出ているらしく不在。
『昼には戻ると思います』と言われたので雑用をしながら時間をぶつし、午後に
ようやく連絡が取れた。
ところが、K氏も忙しいのか反応がイマイチだった。
先週末に出したメールも昨日出したメールも『受信』は確認しているが、内容を読んで
いるようで読んでいない状態・・・
正直言って会話が成り立っていない。

そんな訳で話はナレーション録音の立会いとタイムスケジュールについて終始した。
N女史は1ヶ月以上休み無しで綱渡りのスケジュールをこなしている状態なので、迂闊に
スケジュールをねじ込んでドタキャンでもしたら、四方八方に迷惑をかける事になりかねない。
まあ、ナレーション原稿の推敲がろくに出来ていないので今日明日『お任せ録音』に
回すのは土台無理な話だ。
しかし、肝心のK氏はこの期に及んでも『上の者に相談しないと分からない』と、
煮え切らない・・・
結局、全く成果の無いまま電話を置いた。

トホホな気分になっていたところに追い討ちを掛けるようにN女史から電話が入った。
案の定、切羽詰っているらしく『今日明日のお任せ録音が有るのか無いのか』の確認だ。
しかし、ついさっきの電話からして直ぐに結論が出るはずも無い。
そこで『極力15日に立会いで録音する方向に話を持ってゆく』と事にして電話を置いた。

さて、何だか落ち着かないまま中途半端な時間になった。
兎に角CGの作業は続けないといけないのだが、髪の毛がメルトダウン状態に突入。
集中力はいつも以上に続かないし、頭も呆けボケ。 酒を飲んでいないのに気持ちが悪い。
結局、メールやら電話の応対に頭を痛めて帰宅した。

帰宅して直ぐ、バリカンでセルフ散髪して、やっと落ち着いた。
しかし、流石に酒を飲む気分にはなれなかった。

(2006.09.05)


平成18年09月03日(日曜日)

空回りの一日。

納期ではないものの『9月頭に第2回試写会』という話になっていたので今日は正念場だ。
今日一日で何処まで歩を進められるかは時間との勝負なので早々に出社するつもりだった。

しかし、体が動かない。
7時前に鳴り始めたラジオで最初の覚醒をしたものの、金縛りにでもあったように
布団から起き上がれない。
氷川きよし君の新曲(ウルトラマン映画の主題歌)の紹介があったような気がしたが、
ラジオが切れたら再び眠りに落ちてしまった。

まあ、眠っていても仕事が気になって仕方なく、全くリラックスできない。
夢の中で『夢から覚めた』夢を何度も繰り返し、起き上がって何かをしなければと
躍起になっているのだが、実際には起き上がれないのだ。
疲れているのが『体』なのか『心』なのかは分からないが、どうにもならなかった。

結局『起動』したのは11時過ぎの事。
すぐに会社に行って仕事をする事も考えたが、昨夜から何も食べていない状態なので
腹ごしらえをする事にした。
ところが、買い物にもいけない日々が続いていた為、何を作るにしても材料が足りない。
もちろん作って作れない事は無いのだが、ハムとキュウリしか乗っていない冷やし中華
とか、卵の入っていないお好み焼きというのは味気ない・・・

仕方なく、近所のスーパーに買出しに行った。
店内をいつものコースを通って玉ねぎ、にんじん、牛肉、鶏胸肉、卵、豆腐、納豆、
牛乳、アボカドと買っていったら野菜コーナーのおばさんが
『はぁ〜い、朝市のねぎは後五分で高くなっちゃいますよぉ〜、いくらだか知らないけど
と、言うの慌ててゲット。
真っ直ぐ立っていられない量の買い物かごを持ってレジに滑り込んだ。

帰宅してから早速お好み焼きを作りを始めたが、調子に乗って野菜を刻んでいたら
とんでもない量になっていた。
それに加え、生地に入れた麺汁が多すぎたのかお好み焼きとは一寸違う食べ物になって
しまった。
トホホ・・・

食休みをかねてテレビやビデオを見ていてたら既に2時を大きく回っていた。
そんな事もあって、ノロノロと家を出たら会社に着いたのは3時近くになっていた。
またもトホホ・・・

さて、気を取り直してビデオ編集&CGの続きだ。
当初の予定として最初に出てくる最も長いCGでガツンとインパクトを与えるつもりだった
のだが、正直に言って時間切れに等しいくらい時間が少なすぎる。
そんな訳で完成度は低めでも、短時間でそれっぽく作るシーンに専念する事で時間を
有効利用する事にした。

結局、今日作ったのは短いCG部品を2箇所と図版の書き起こし1箇所にとどまったが、
どうにかサンプルのアップロードまで漕ぎ着けた。
帰宅したのは2時近くになったが、場合によっては新宿へ打合せに行かなくても済むので
良しとしよう。

それよりもナレーションの方が不安だなぁ・・・

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『靖国への合祀基準とは何か?』

小泉首相が8月15日の終戦の日に靖国神社に参拝した事が物議を醸し出したのは
記憶に新しいが、9月3日の東京新聞の朝刊の片隅に載っていた
『海保職員の合祀を靖国神社が拒否』
という記事に少なからず驚いた。
[写真:東京新聞の記事]

朝鮮戦争の際、日本の海上保安庁が機雷の掃海作戦をする極秘作戦があったと言うのも
驚きだし、それにより死者が出ていたと言うのも驚きだ。
しかし、この記事のタイトルになっている靖国神社が合祀を拒否がした理由が
『合祀の範囲は太平洋戦争の戦没者まで』
としたところに、なんとも言えない不合理さを感じた。
いわゆる戦後の裁判によって処刑されたA戦犯は『戦没者なのか?』という根本的な
疑問が出てくるからだ。

靖国神社の公式サイトにある『靖国神社概要』に照らせば『零戦で特攻した兵隊さん』は
入れて、『東京大空襲で亡くなった一般人』は入れない『線引き』があるのが分かる。
また、東郷平八郎元帥のように神格化されていた軍人にも拘らず、『戦死ではない』という
理由で祀られていないというのも理にかなっている。(死因は病死。個別に東郷神社に祀られた)

では『合祀の範囲は太平洋戦争の戦没者まで』と言っているのに『終戦後』の裁判で
処刑された人(いわゆるA級先般)が靖国神社に入れた根拠は何か?
戦勝国による裁判の是非はあるが、『国の為に』戦争の責任を取って死んでいったという
解釈をしているのだろう。
ようするに終戦=1945年という年月による縛りではなく、『太平洋戦争で殉じた』
という概念によるものだと考えられなくは無い。

話を海保職員に戻そう。
自分の意思によって勝手に危険海域に入って事故死したではなく、あくまでも
国からの指令を受けてかの地に赴いた海保職員が祀られない理由はなんだろうか?
軍人以外も祀られていると聞くので『海上保安庁』という職業は理由にならない。

今で言う平和維持活動だからか?
大っぴらに出来ない任務で派遣され、死後も死亡理由を国の都合で伏せられていたの
だろうから『限りなく国に殉じている』ように感じる。

結局のところ
『二次大戦の後、日本は戦争を一度もしていないので戦死者はいない』
『戦争に行ったわけではないので戦死ではない』
と、いう建前があるからだろう。
それからすると自衛隊員が祀られていないという噂も現実味を帯びてくる。

なんだかなぁ〜

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それにしても、靖国神社に関しては何か物議が生まれる度に文章を書くのだが、
『靖国神社の特異性』『旧厚生省との政治的な関係』『東条英機は自分を靖国に祭るなと
命令書(?)を残していた話』『合祀と分祀』『入りたくないのに入れられた人と
入りたいのには入れない人』など、書いている途中で毎回収拾がつかなくなる。

そんな訳で、あちこち抜けている気もするが、敢えて今回はここまでにする。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.04)


平成18年09月02日(土曜日)

グダグダの一日。

奥方が休日出勤だというので私も平日と同じに起きて朝食作りからスタートした。
しかし、今日は『来訪者』があると言う話なので片付け物をしながらの慌しい朝になった。

奥方を送り出した後、『来訪』するという予定になっている『ケーブルテレビ』に
連絡を入れてみたが、話中なのか繋がらない。
そもそも『何をしに来るのか』イマイチ分からない話だが、想像するに『来なくても
困る内容』では無い。
しかし、『今日の午後なら家に誰かいます』とFAXを入れたのは私なのでスッポかす
のも失礼な話しだ・・・

携帯電話や家電から何度か掛けなおし、連絡が着いたのは12時過ぎだった。
手元のチラシに『担当者直通電話』と書いてあったくらいだから電話に出たのは
恐らく作業をしてる当人だったのだと思う。
その為か、『折り返し電話します』と言われたまま更に待つ事となった。

折り返しの電話が入ったのはそれから子一時間たった1時過ぎの事。
電話口で『極力第一希望の時刻にお伺いします』と言われた物の、それだと3時から
5時と言った時刻になってしまう。
そこで「用事があるので、できれば直ぐにでも着て欲しい」と言ったところ、これから
向かう場所の次に来てくれると言う話に落ち着いた。
やれやれ・・・

来訪者を待っている間、車庫代を払いに行ったり、メールチェックをしつつ、ひたすら
HDDレコーダーに溜まったビデオをDVDにコピーしていった。
しかし、1回に焼き付けられるのは1層メディアの上限である4GB止まりだ。
『高画質モード』『標準モード』などの画質によっては収められる本数は変わるが
HDDをダイエットさせるには、ひたすら『焼いて、消して』をするしかない。
不要なビデオの削除も含めて『記録可能時間』を4時間から40時間にする事が
出来たものの、蓄積したデータの整理は一朝一夕ではすまないと言う事だ・・・

ケーブルテレビの人が来たのは2時過ぎくらいだった。
予想通り作業はテレビのアンテナ端子に専用の計測器を着けて電波信号が所定のレベルに
達している事を『確認』するだけの事だった。
そんな訳で、実質的な作業時間は5分程度だった。

サービスマンが『これで2011年以降の地上デジタル化にも対応出来ますよ』と、
言われたので「何時頃から地上デジタルが見えるンですか?」と聞いたら
『対応は終わってますのでテレビを用意すれば直ぐに見えますよ』
と言うのには少なからず驚いた。
放置しているUHFアンテナが益々無用の長物になってしまったと言う事だ・・・

ようやく自宅での用事が終わったので会社へ向かった。
しかし、兄貴から頼まれたデジカメ写真の印刷で躓いた。
基本的には印刷設定を済ませれば放置して置けるのだが、兄貴のカメラを借りた会社の
人が撮影しているので露出や色に相当問題があるのだ。
兄貴は『あまり深く考えないでいいよ』と言うものの、私の性分としてはその手の事が
気になって仕方が無いのだ。
そんな訳で一通りの修正をして印刷設定するのに随分と時間が掛かってしまった。

これで放っておけると思ったら甘い。
印刷ボタンを押してしまえば機械任せに出来る気もするが、実際には紙の追加やインク
切れのチェックを人間がする必要がある。
加えて多くの猫が徘徊している環境ゆえ、何が起きるか分からないので結局人間が傍に
いないとハプニングに対応できないのだ。
そんな訳で、枚数が大層多かった事もあるが、自分の仕事に着手できたのは夕方になって
しまった。

本日のお題は埋設物関係のCGのアニメ設定だ。
既に時間切れに近い状態なのでどれも完璧は望めないが、やることをやっておく必要がある。
出来損ないでもインパクトのある場面を作っておけば打合せの間頭を低くしていれば
何とか嵐を乗り切ることが出来る・・・

ところが、疫病神にでもとり憑かれているらしく、時間を掛けても掛けても上手くいかない。
何とかして今のシーンの最初の場面でも動かそうと躍起になったが、結局挫折した。

明日が正念場だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.03)


平成18年09月01日(金曜日)

ナレーションに振り回された一日。

出社してメールチェックをしていたらナレーターのN女史から電話が掛かってきた。
今やっているビデオのナレーションを依頼しようと思ってメールを入れておいたのだ。

しかし、話を始めて早々に状況が芳しくない話になってきた。
以前にも聞いたことがあるが、春と秋にカーナビ用のデータの更新作業と言うのがあって
何10日も身動きが取れなくなると言うのだ。
今がその時期であるに加えて週明け早々には出張で東京にいなくなるらしく、いつもの
ように立会い録音をしようとすると9月の中旬になってしまうと言うのだ。

それだとビデオの納期にも引っかかってしまうので問題が出てくる。
打開策として『電話で打合せをしてのお任せ録音』と言うのがあるが、そもそもナレーション
原稿があるような、無いような状態なので直ぐにGOを出せる状態ではない。
否、有るような、無いようなってのは『無い』のと同じだし、クライアントの承認を
取っていないので話にならない・・・
『月曜日に打合せに行く予定なので連絡を入れます』と言って電話を切ったが、この件は
つくづく巡り合わせが悪いようだ。

さて、こんな事があったので今日はCGは後回しにしてナレーション原稿の作り直しに
没頭する事にした。
以前作ったのはあくまでも全体の流れを決める為の叩き台に過ぎず、文言が少な過ぎるのだ。
本当はこの作業をクライアントにも手伝って欲しいものだが、実際にはやってくれる
人の方が少ないのだ。

文言を決めながら、同時にスピーチソフトを使って仮のナレーションを作っていった。
これも有っても無くても良い物だが、場面転換の物差しに使えるので便利なものだ。
出来たデータを逐一タイムラインに置いて場面の調整をしていったらだんだんそれっぽい
物になってきた感がある。

毎日終わりそうで終わらないCGをやっていた事も有って何だか落ち着かなかったが、
今日の作業は不思議と心が落ち着いた。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.03)


平成18年08月分の日記

08/01 08/02 08/03 08/04 08/05 08/06 08/07 08/08 08/09 08/10
08/11 08/12 08/13 08/14 08/15 08/16 08/17 08/18 08/19 08/20
08/21 08/22 08/23 08/24 08/25 08/26 08/27 08/28 08/29 08/30
08/31


平成18年08月31日(木曜日)

悶々とした一日。

朝から延々とジオラマの作りこみを行っていたが、なかなかアニメ設定まで漕ぎ着けない。
実際に動かすのはシールド機とカメラだけなのだが、作りこむほどに『何かが足りない』
気がして手が止まるのだ。

それに『どうすれば最も分かり易いか』を考えていると次の一手を打てない。
今回のトンネルは概ね道路に沿った経路で作っているのだが、地下の浅い場所を掘るため、
カメラを地上にすべきか、地下に置くべきかが微妙なのだ。

カメラを地上に置いて動かせば配置した自動車や高速道路などはハッキリ分かるものの
地下にある他のトンネルとの関係は分かり辛い。
そうかと言って地下にカメラを置くと地上部の部品が見えなくなる・・・
なんとも、あちらを立てればこちらが立たずだ。
まあ、諸事情を考えてカメラは地上に置く事にしたものだが、焦燥感が漂う為か
心のモヤモヤは晴れない。

そんな折、夜になって今件の担当者であるT建設のK氏からメールが入った。
今一番見たくない名前ではあったが、内容は『必要なCADデータがあれば言ってください。』
程度だったので安堵した。
まあ、『9月頭に第2回目の試写会』と言う話を反故にする訳にもいかないし、明確な
締め切りがあった方が瞬発力を発揮できるので好都合ともいえる。
そこでCGのサンプルを添付しつつ先方の予定を聞いたり、ナレーション屋さんに
スケジュールの問い合わせをしたりして一日が終わった。

宣教師のマッコルリで悪酔い気味だな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.01)


平成18年08月30日(水曜日)

くたびれモードで仕事の続き。

連日夜中まで仕事をしているためか、相変わらず朝はスッキリ起きられない。
目覚まし代わりのラジオからサイコロ占いの『チンチロリン』と言う音がハッキリと
聞こえるのだが、次に気がつくと『今朝の三枚おろし』が・・・

出社して直ぐCGの続きだ。
今日もトンネル以外の高速道路や支柱、歩道橋なんぞを作っていたら時計がぐ〜るぐるぅ〜!

後もう少しなんだけど、思ったように進まない・・・

[cg:制作途中のジオラマ]
制作途中のジオラマセット。 あと一歩なんだけどなぁ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.08.31)


平成18年08月29日(火曜日)

呆けボケッとCG。

納期が迫っているのにも拘らず一向にCGのレンダリングに漕ぎ着けず焦るばかり。
そうかと言ってインチキをやって後で困るのは自分なので兼ね合いが難しい・・・

朝からシールド機の移動アニメの微調整を始めた。
昨日のうちに9割がた出来てはいたが、確認をしたところセグメントリングと干渉して
いる箇所が彼方此方にみつかったのだ。
これがパスアニメだったら軌道を調整するだけで位置と角度の両方を調整可能なのだが、
普通のフレームアニメを使っているので痛し痒しだ。

何とかトンネル部の設定が終わったのだが、これだけではレンダリングに移れない。
このアニメの目的は『トンネルを掘りました』だけではなく、『多くの近接埋設物を
避けながら掘りました』にある。
それを表現する為には他にトンネルや高速道路などの部品を作り込まなければいけないのだ。

まあ、『そんなものがあります』と言う説明用なので厳密に作る必要は無いのだが、
一手間、二手間で済む話ではない。
有り物の電車や自動車を仕込見始めたものの、いつの間にか以前作った電車(E231)の
作り直しをしている自分・・・
やり始めると時間を忘れて作りこんでしまい、結局今日も終わらなかった。

[CG:E231改訂版]
E231改訂版。
以前は1両目の半分くらいしか画面に出なかったので・・・なんて言っている場合じゃない!!

去年の今日一昨年今日

(2006.08.30)


平成18年08月28日(月曜日)

朝からダラダラと仕事。

昨日は日曜日だったのに夜中まで仕事をしたせいか、頭が朝からボケボケ・・・
スッキリと目覚める事ができず、立ち上がったのは『今朝の三枚おろし』が終わった頃だった。

会社に辿り着き、先ずは昨日つくったシールド機の仕上げから作業を開始した。
基本的な部分はほとんど出来上がっていたのでフィッシュテールを作りこみ、全体を
チェックしてからトンネル軌道に乗せる準備を始めた。

ところが、軌道(パス)をシールド機が動くところまではすんなりとできたのだが、
肝心のセグメントリングの出現が同期してくれない・・・
なにしろ粗忽物の私が作ったプログラムなので何処にバグが隠れているか分からないので
簡略化したデータを作って動作確認をしたところ問題が出る事出る事・・・

先ず躓いたのはオブジェクトへの名前の設定だった。
なにしろ500数十個の部品に手作業で番号を設定していったので途中で番号があちこち
飛んでいた。
まあ、それ自体は想定内だが、350の後が360になっていたのには一寸凹んだ。

次に遭遇したのは設定は間違っていない(はず)なのに一定以上のオブジェクトが
制御できない事だった。
当初、Pythonスクリプトから出るエラーの意味を理解できなかった為、何度もソースを
見返したりした。
しかし、『一定以上の個数』と言うのが気になって来たのでプログラムの構造を
変えてみたところ、やっとまともに動くようになって来た。
どうやら配列変数に組み込む事のできる許容量を超えたデータを入力しようとした為らしい。

こうしてテストモデルはクリアしたものの、肝心のパスアニメに組み込むと動作しない
状態が続いたので頭を抱えた。
間もなく原因は判明したのだが、要するに『ペアレント設定をしたオブジェクトの
座標値はアニメーション中には変化しない』と言うものだった。
まあ、これは『パスアニメだったから』起きた事ではなく、ペアレント設定して動かす
時の仕様なので諦めるしかない。
それと同時に当てが完璧に外れた事に再び頭を抱えた。

この後どうすべきか悩んだが、悠長にしている時間は無い。
仕方が無いのでパスアニメを基準にして原始的なアニメ設定をして乗り切る事にした。
夜中までやってどうに軌道上を動くようにはなったのだが、今回は途中で何度か動きを
止める必要があるので、それがどう影響するかが少々不安である。

[cg:シールド機]
今回動かすシールド機
これが軌道を動き回るのは明日以降か?

去年の今日一昨年今日

(2006.08.29)


平成18年08月27日(日曜日)

半分休み、半分仕事。

昨日は仕事が気になりつつも休んでしまったので余計に気になって仕方が無い。
そんな訳で、『アッコにおまかせ』『噂の東京マガジン』を見終えた時点で自宅を出た。

さて、本日のお題は『シールド機の製作』だ。
シールドトンネルを作り終えたのでそこを動く主役たるシールド機がどうしても必要なのだ。
まあ、今回だと『xxと○○で障害物をかわして』と言った説明用なので現物に忠実に
作る必要も無いのだが、私にとって『力の抜きどころ』の方が難しいのだ。

そんな訳で、資料を基にザクザクと作ってゆくのだが、カッタービットの配置などを
して行くと否応無く作業性は落ちてくる。
しかし、手を掛ければ掛けるだけ良いものになるので、ついつい手の込んだ事をしてしまう。

一応9割9分まで作り終えたのだが、気がつけばまたしても日付が変わっていた。
やれやれ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.08.28)


平成18年08月26日(土曜日)

結局、一日中ごろごろ。

昨日の仕事の続きが気になって仕方が無いが、テレビを見ているとやる気が失せてくる。
それこそ『王様のブランチ』を見終わった時点で家を出れば何とかなったのだろうが、
3時を過ぎ、4時になるともう駄目である。
結局、近所のスーパーへ買い物に行った以外は家で延々とテレビとビデオをみて過ごした。

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『おばはん刑事!流石姫子ファイナル』

新聞のテレビ欄にこのタイトルを見つけ少々驚いた。
各放送局のサスペンスドラマ枠には数々のシリーズものがあるが、人気作が終わると
言うのはなかなか無いからだ。

さて、今回のお話は最初から『警察幹部による事件の隠蔽』が主軸になって進んだ為、
殺人トリックの解明は添え物程度。
むしろ『親子の愛とは?』『警察が守るべきは正義なのか組織なのか?』と言った
いつもは味付けに使うテーマがメインになったため、推理ドラマ性はかなり希薄だった。

しかし、鶴見辰吾さんの演ずる所長が犯人に刺されて手術を受けた後のシーンは
さながら変身ヒーローが自分の正体を明かしたかのようなカタルシスを感じた。

ラストシーンでは北村総一朗さんと中村玉緒さんが教会で結婚式&キスシーンまで
用意されるなど、華々しくも完璧な終わり方だったと思う。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.28)


平成18年08月25日(金曜日)

朝から不真面目にCG。

本日のお題は『シールドトンネルの製作』だ。
まあ、同じような事は何度もやっているが、今回は新しい試みとして、シールド機の通る
軌道をCADデータを元に再現し、シールドセグメントのリングを配置することにした。
実際問題、あまり厳密にやる必要はないのだが、軌道は直線だけでなく、大小のRが
何箇所もある為、でたらめに作るとかえってうまく作れない事があるのだ。

そんな訳で前日に読み込んだCADデータの軌道に沿ってセグメントのリングをちまちまと
配置していった。
しかし、直線部分は簡単なのだが、カーブの部分には随分と苦労した。
基準となる円弧の中心点を使ってリングをコピーしてゆくのだが、現物と同様にリングを
テーパー加工をしないと接合面が上手くつながらない。
それを『直線から円弧』『円弧から円弧』『円弧から直線』といった各部で微妙に変える
必要があるので予想以上に時間が掛かった。

ようやくコピーが終わったので次のはパーツ(オブジェクト)の名前の統一作業に入った。
今回はシールド機を軌道上を動かした際に、Pythonスクリプトを使って自動的に出現
させる事にしているのでオブジェクトの名前は重要なのだ。
もちろん現在の名前を逐一拾ってゆく事も可能だが、それだと手作業が多くなって
スクリプトを使ううまみが半減してしまう。
その為、面倒極まりないがスタート地点から順番に『Seg001』『Seg002』と通し番号を
振っていった。

しかし、始めたはいいが、数が多すぎてやってもやっても終わらない。
少しやっては全体を見渡し、「まだこれだけか・・・」と、やる気が失せてくるので、
先は見ずに画面に集中することにした。

結局、終わったのは夜中の12時半過ぎ。
オブジェクトの数は最終的に569リングもあった・・・
実際のトンネルでは幅の狭いセグメントも使うので、もう少し数が多いと思うが、工事の
大変さを痛感した。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.28)


平成18年08月24日(木曜日)

今日もCADデータと格闘

昨日に引き続きいろいろ考えてみたが、やはりCADデータはDXFに変換した方が
メリットがありそうだ。
DXFなら手元にあるアドビイラストレータで読み込んで画像データに加工することも
できるし、Blenderに読み込んで位置や大きさの基準としても使えるからだ。

そんな訳でフリーソフトを中心にDWGをDXFに変換できるソフトを探してみたのだが、
ヒットのあるのは試した事のある物ばかりで上手く変換できない。
いい加減諦めようかと思ったが、もう少し粘って検索をしたところ有料ソフトの
『機能制限版』に行き着いた。
制限と言っても1回の起動で変換できるファイルが3本に限られている程度なので、
今回の用事では十分すぎるくらいだ。

片っ端から変換をしたところ、ようやくフリーのCADソフトでも読み込む事が出来る ようになった。
しかし、一番使いたいファイルをBlender、イラストレータ共に読み込む事が出来ない・・・
どれも付け焼刃で使っているソフトばかりなので原因を見つけるのは私には無理だ。

そこでダメで元々・・・フリーCADソフトでファイルを読み込み、不要なデータを極力
削除したデータを作って再チャレンジしてみた。
すると細かい問題はあるものの、どうにか二次利用が出来る段階に移行できた。
やれやれ・・・

読み込めるようになったDXFファイルをBlenderに読み込んで加工をはじめたのだが、
慣れないせいもあって順調とはいえなかった。
データフォーマットの関係から読み込んだ直後に1千分の1くらいに縮小しないと
画面に収まらなかったりするし、意図せずZ軸方向に展開されているデータもあったのだ。
折角変換したデータを極力利用する為にも初期の作業が重要な訳で、それに慣れるまでに
大分時間が掛かってしまった。

加えてBlenderでは円弧データを読み込めないので作業を補助する為にJPEG画像を
背景にしたところ、例によって作業効率が猛烈に落ちる・・・
CADで言えば『ある点を中心とした半径xxの円弧』とか『2つの円弧に接する
半径xxの円弧』みたいな設定ができない(知らない?)事もあって、時間だけが
過ぎていく。
結局、日付が変わるまで作業をつづけたが、終わりそうで終わらなかった。
ただただ、疲れだけが残った。

去年の今日一昨年今日

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『冥王星、惑星失格』

一週間ほど前のニュースで『太陽系の惑星が3つ増えるかもしれない』と報じられたが、
すったもんだの末、『冥王星を惑星から除外する』という結論に達したようだ。
子供の頃から『水金地火木土天海冥』と刷り込まれた常識が一夜にして覆った歴史的な事件だ。

しかし、それを聞いた親父はいつものように椅子にふんぞり返って
『それがどうした、生活に何か影響があるのか』と、無関心・・・
確かに冥王星が影響のある生活を送っている人の方が稀有だろうが、少なくとも時代劇の
再放送を『ハシゴ見』するよりも知るべき知識だと思う。

それこそセーラームーンの仲間にセーラーセレスやセーラーカロン、セーラー2003UB313が
加わるのか?と、いう冗談を口にした人がいたが、セーラープルートの立場が・・・
って、心配する私の方が変か?

(2006.08.25)


平成18年08月23日(水曜日)

何ともスッキリしない一日。

昨日に引き続きCGの仕込み作業をしていたが、お世辞にも順調とはいえなかった。
シールドトンネルの軌跡をCAD図面から読み込もうと目論んだのだが、手元にある
データが上手く読み込めないのだ。

原因は明確極まりない。
データ形式が汎用の『DXF』ではなく、AutoCADの『DWG』形式なので、
手元にある古いソフトでは処理が出来ないのだ。
これは昨日今日始まった話ではないのでそれなりのCADソフトを1本もっていれば
済むのだが、データ変換の為だけに買うのは勿体無さ過ぎる。

そんな時に頼りになるのがフリーソフトなのだが、AutoCADのバージョンや
寸法データの書式によっては変換できない事が多いのだ。
辛うじて内容の閲覧だけは出来るので画面のハードコピーを使った無手勝流も視野に入れて
いるものの、ヤッパリ空しい・・・

何か良い方法は無いかと検索をしつつ、夜中まで出来る作業を続けたが、ハッキリ言って
足踏み状態だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.24)


平成18年08月22日(火曜日)

朝から(?)CG制作。

昨日は丸一日をアニメーションに使う便利なプログラムの勉強に費やしたが、実際の
CGに組み込まなければあまり意味が無い。
そこで本格的にシールドトンネルの制作を開始した。

今回のトンネルに使うセグメントには特殊なジョイントが使われているらしいが、取りあえず
それは後回しにして1リング分の部品加工から始めた。
ところが、作り始めて早々に作りづらさを痛感した。
今までは1リングを5分割、6分割、8分割といった具合に作ってきたのだが、今回は
何故か7分割と中途半端なのだ。
構造の簡単なAセグメントですら回転コピーの角度を『51.4287142857142』といった具合に
入力しなくてはならず作り辛い事この上ない。

そんな訳で1リングを作るのに半日も掛かってしまったのだが、この後の配置を考えると
憂鬱になってくる・・・
気晴らしに雑用をして一日が終わった。

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『訪問サポートの押し売り?』

会社で作業をしていたら電話が掛かってきた。
最近掛かってくる電話は『売込みが9割5分』で仕事がらみである事は殆どないので、
そのつもりで出たら、ヤッパリそうだった。

今日の売り込みは『パソコンのサポート』だったらしく、しきりに『迷惑メールは
きませんか?』とか『スパイウェアってご存知ですか?』と畳み掛けてくる。
しかも、こちらの話を100%理解していないせいか、なんとも言えず会話がかみ合わない。

最終的に
『ウィルスチェックソフトではスパイウェアはチェックできません。
そこで、お客様を訪問して無料チェックをさせて頂いています。』
と、なんとも気味の悪い事を言い出した。

ネズミやシロアリのチェックと称して床下や天井裏を見せてくれと言うリフォーム
業者がいるが、それと同じで何をされるか分かったものではない。
そもそも、見ず知らずの人間が訪ねてくるだけでも十分迷惑なのに、作業場に通して
パソコンを弄らせるなんて出来るはずが無い。
『個人上情報保護の為にスパイウェアチェックを』と口にしつつ、良からぬソフトを
インストールされたり、情報を抜かれたりするリスクの方がはるかに怖い。

「ソースネクストのウィルスセキュリティーをインストールしていてウィルスチェック、
迷惑メールの仕分け、スパイウェアの検地、ファイアーウォール機能まである。
それにシステムの構築直後にインストールして、常にチェックしているのでスパイウェアの
進入は考えられない」と、言ってようやく電話を切ってくれた。

電話やインターネット関係の売り込みは多いが、正確な知識と情報を持っていないと
怖い話である。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.23)


平成18年08月21日(月曜日)

何となくお勉強デー

盆休みで呆けた頭を活性化すべく、ビデオ編集作業を再開した。
まあ、不要な部分をカットしたり、怠惰な部分のスピード調整をするくらいなので、
否応無くCG制作が目の前に立ちはだかってくる。

今回のビデオは地下鉄用のトンネル築造の記録なので、またしてもシールド機とシールド
セグメントが関わって来る。
まあ、全体におけるCGの比率はかなり低めなのだが、作品の品質とアピールする上でも
多少インパクトのある映像を作る必要があるのだ。

今回で言うと都会のど真ん中&浅い場所を掘る工事なので、既設埋設物を方々で避けながら
行ったらしい。
それを2次元の図面で説明する方法もあるが、専門的過ぎて素人には全く分からない
映像になってしまう。
それをCGで説明すれば何倍か分かり易い物になるはずなのだ。

ところが、いざ作る段階になると色々と悩ましい事に直面する。
地上のビルや車は添え物なので思い切って簡略化(手抜き?)する事が可能だし、シールド
トンネルも其れなりにデータ量を落とす事もできる。
しかし、穴を掘っているそばからトンネルが出来てゆく様子を表現するのには大量に
作った部品を的確なタイミングで表示したり消したりする必要があるのだ。

これを実現する方法はいくつもあって無手勝流もその1つなのだが、場合によっては
100を超える数の部品に逐一アニメーション設定を加えることを意味する。
正直に言ってやる前から気が遠くなってくるし、後日スピード調整の必要が出てきたら
それを何度も繰り返す事になるのでゾッとする。

そこで便利な道具の登場だ。
幸いにして3DCGソフト『blender』はこの辺の対策として『Python』という
プログラミング言語を使うことが出来る。
今回で言うと『ある条件になったら特定の部品を表示する』だけの初歩的なプログラムで
事足りるが、本来はもっと複雑怪奇な事をクールにこなす事が出来る。

しかし、ここに至ってもまた悩ましい事に直面する。
Pythonを使ってセグメントのON/OFFを制御するプログラムは何年か前にも作った
事があるのだが、残念ながら其のまま動いてくれない。
blenderがバージョンアップを繰り返した際に微妙に仕様変更が加わる為か、Pythonの
仕様変更かは分からないが、『構文が違います』とつっけんどんに言われるのだ・・・
当時も付け焼刃の知識で辛うじて作ったプログラムなので、当然何処がいけないか早々
理解できるはずも無い。

そんな訳で勉強のしなおしをする事にした。
時間が無い時には落ち着いて出来ないが、ある時にやっておけば後から楽が出来るからだ。
先ずは取っ掛かりを探すべくチュートリアルの類を検索したのだが、不思議と見つからない。
仕方が無いのでPython自体のチュートリアルをポチポチと打ち込みながら雰囲気を
確かめていったところ、夜になってようやく古いプログラムレベルでのON/OFFが
出来るようになった。

#
import Blender

CF=Blender.Get("curframe") # 現在のフレームを取得 #
DebugFrame=45		# デバッグ用のフレーム設定 #

ON= (1.0,1.0,1.0)	# ONの定義  縮尺=1.0 #
OFF=(0.0,0.0,0.0)	# OFFの定義 縮尺=0.0 #

## Object Data Get ##

DSeg01=Blender.Object.Get("Seg001")	# オブジェクト"Seg001"をDSeg01に代入 #
DSeg02=Blender.Object.Get("Seg002")	# オブジェクト"Seg002"をDSeg02に代入 #
        :
        : (繰り返しなので途中は省略)
        :
DSeg39=Blender.Object.Get("Seg039")	# オブジェクト"Seg039"をDSeg40に代入 #
DSeg40=Blender.Object.Get("Seg040")	# オブジェクト"Seg040"をDSeg40に代入 #

#########################
#     Tunnel ON/OFF 	#
#########################


if CF < DebugFrame:
	DSeg01.size= ON		# デバッグフレーム以下では表示 #
elif CF > 249:
	DSeg01.size= ON		# 249コマ目以降で表示 #
else:
	DSeg01.size= OFF		# それ以外では非表示 #

if CF < DebugFrame:
	DSeg02.size= ON
elif CF > 252:
	DSeg02.size= ON
else:
	DSeg02.size= OFF
        :
        : (繰り返しなので途中は省略)
        :
if CF < DebugFrame:
	DSeg40.size= ON
elif CF > 322:
	DSeg40.size= ON
else:
	DSeg40.size= OFF

→ 
test01blen(lzh形式にて圧縮)
→ test01.py
(BlenderはVer2.37 PythonはVer2.4を使用)

まあ、これはこれで良いのだが、セグメントを表示するタイミングを人間が考え、
コマ数を指定する点でスマートではない。
否、元のプログラムを見たところシールド機の位置を取得してどうにかしようと考えた
跡があるのだが、当時は無手勝流で押し通してしまったらしい・・・
そこでプログラムを最初から見直し、『シールド機が通過したらON』になるような
プログラムにしてみた。
また、取得したオブジェクトの代入部分が煩雑だったので配列(?)を使って多少
なりともスッキリさせてみた。

#
import Blender

CF=Blender.Get("curframe")	# 現在のフレームを取得 #
SF=10				# デバッグ用の表示コマ #

ON = (1.0,1.0,1.0)		# ONの定義  縮尺=1.0 #
OFF= (0.0,0.0,0.0)		# OFFの定義 縮尺=0.0 #

Body=Blender.Object.Get("Body")	# オブジェクト"Body"を代入 #
BX=Body.LocX			# BodyのX座標を取得 #

# 配列DSegに"Seg001"〜"Seg040"を代入#

DSeg = 		[Blender.Object.Get("Seg001"),
		Blender.Object.Get("Seg002"),
			:
			:(長いので省略)
			:
		Blender.Object.Get("Seg039"),
		Blender.Object.Get("Seg040")]

if CF < SF : DSeg[0].size= ON		# 現在のフレームがSF未満なら DSeg[0]をON #
elif DSeg[0].LocX < BX:
		 DSeg[0].size= ON	# BodyのX座標値がDSeg[0]のX座標を超えたらDSeg[0]をON #
else: 
		DSeg[0].size= OFF	# それ以外ならDSeg[0]をOFF #
			:
			:(長いので省略)
			:
if CF < SF : DSeg[39].size= ON		# 現在のフレームがSF未満なら DSeg[39]をON #
elif DSeg[39].LocX < BX:
		 DSeg[39].size= ON	# BodyのX座標値がDSeg[39]のX座標を超えたらDSeg[39]をON #
else: 
		DSeg[39].size= OFF	# それ以外ならDSeg[39]をOFF #
→ test02.py

これでシールド機の移動スピードを調整してもセグメントの出現タイミングは調整不要
なので随分と楽になった。
しかし、まだ納得のいかない部分もある。
現在のテストモデルではセグメントを40しか用意していないものの、Pythonにおける
制御部分は手作業で長々と入力する必要がある。
この部分を『for文』とか『While文』で自動化できれば部品数が100でも1000でも
楽に制御できる筈だが、いざやってみると思った事が出来ないのだ。

結局、日付が変わるまであれこれ試してみたが、所詮は付け焼刃の知識・・・
勉強が足りない事を痛感した。

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『使えないインターネット』

盆休み中、日記の更新は自宅のADSL回線で行っていたのだが、繋がらない時があった。
回線にノイズが紛れ込んでいる為なのか、地域のADSL回線全体に問題があるのかは
不明だが、開設当初から繋がらない時は徹底的に繋がらないのだ。
我家のADSLは一番安価な1Mbpsなので接続スピードが遅いのは納得できるのだが、
調べ物をしたい時などに何時間も繋がらないと存在意義が怪しくなってくる。
それこそ『光回線に変更しろ!と、いう暗黙の圧力では?』と冗談の1つも言いたくなる。

使えないと言えば昨日は一日中ブログの更新が出来なかったのには面食らった。
当初はブログサービスを提供してくれているTeacupのサーバーメンテナンスにより
夜までには復帰するはずだったのだが、トラブルが発生したらしく夜中になっても
復旧しなかったらしい。

まあ、基本的な文章はテキスト打ちをして自分のWebSiteにアップしているので
レンタルblogは、あくまでも補助に過ぎない。
しかし、Blog版のみにリンクをしている人や携帯電話からアクセスしている人も
多いのでおざなりにする訳には行かない。
そんな訳でデータが飛ばずに復旧した事に一先ず胸を撫で下ろした次第だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.22)


平成18年08月20日(日曜日)

パーティーへGO!

去年、一昨年に引き続き、今年も某企業の社員家族慰労パーティーに潜入した。
上手い食事とビールを好きなだけ飲めるのでこれほど楽しみな事は無い。

しかし、開場の直後にメロンが300円、巨峰が500円などという価格のバザーが行われ
るので食事以前から臨戦態勢なのだ。
11時開場なのにもかかわらず自宅に9時半ころ迎えに来てもらい、奥方の実家を経由して
池袋へ向かったところ、珍しくすんなりと駐車場に入る事が出来た。
その足で会場に上がり、時間きっかりに”よ〜いドン!”だ。

定刻になってパーティーが始まったのだが、今年は例年と違って立食パーティ形式なので
何となく落ち着かなかったが、ガパガパと飲み食いを続けた。
[写真:パスタ]
パスタコーナーでの一枚
パスタも当然美味いが、調理に使う巨大なチーズ製のボールがいつも気になる

ある程度酒が回ってきた頃に余興が行われる。
今年はクラウンマジシャンのミニーちゃん(だったかな?)だ。
手品にジャグリングや風船芸を組み合わせたものだが、音響やライトの演出が無いので
最初のうちは誰も見ていないに近い状態だった。
後半のバルーンアートになると持ち直したが、宴会の悲哀を感じる・・・
[写真:クラウンマジシャン]
手品部分は会場が広すぎてパンチがイマイチだったが、後半のバルーンはうけていた

マジックショーが終わり暫く経ったところで大抽選会に突入した。
しかし、早々と関係者の名前が呼ばれてしまい一寸気が抜けてしまった上に立ち続けている
事に疲れてきた。
そこでトイレからの帰りに会場前で紅茶を貰い椅子に座って飲んでいたら、不覚にもそのまま
寝てしまった・・・
胸に着けたネームプレートを外された事にも気づかなかったくらい熟睡していたようだ。

パーティーが終わり自宅まで送り返してもらったのだが、相当酔っ払っていたらしく
其のまま撃沈。
気がついたらサザエさんが始まっていた。
流石に昼間の酒が抜けきらず、直ぐには食欲が湧かなかったが、頭痛が治まってから
例の肉まんを食べる事になった。
テレビの通販番組(ディノスチャンネル)で紹介されていた物だが、高級素材を大量に
使っているので安くは無いが、何度も見るうちに食べたくなった巨大肉まんなのだ。
旅する通販:横浜編
[写真:巨大肉まん]
横浜「聘珍樓」の極上饅
ちなみに乗せている皿は普段パスタを食べるのに使っている物だ

味は濃厚な物を予想していたのに反してアッサリさっぱりしていた。
あまりにも大きいので何個も続けて食べる事は出来ないが、上品な味なので機会があれば
また食べたいと思った。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

こんな感じで今年のお盆休みは終わったが、何もしなかったにも拘らず、リフレッシュ
した感覚が何となく弱かった。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.21)


平成18年08月19日(土曜日)

何もしない最終日。

明日は午前中からバタバタしそうなので、今日も何もしない事を決め込んだ。
例によって起きぬけに『王様のブランチ』を見る事からはじめ、長らくHDDの残量を
圧迫していた『火災捜査官 紅蓮次郎』をかわきりにドラマの類を消費していった。
流れで『富豪刑事』を3本、キムタクの『HERO』を見たら結構な時間になった。

さて、『もしもツアーズ』の後、いつものように『IQサプリ』がやるのかと思ったら
バレーボールによりつぶれている・・・
仕方が無いので再度HDDの消化をする事にしたのだが、帯に短し襷に流しだった。
そこで選んだのが『シベリア超特急5』だった。
映画評論家の水野晴郎氏が送り出した『シベ超』シリーズの最新作だが、
マジソンズ博覧会の 『最低映画館』にシリーズが2作も掲載されているので『怖いもの見たさ』だ。

見た感想はと言うと、噂に違わぬというべきか、想像以上というべきか・・・
本編の始まる前に水野氏の事前解説が入るのだが、これが「よく恥ずかしくないな」と言う
程の自画自賛に苦笑してしまった。
そして本編が始まるが同氏が『アクションに次ぐアクション』というより、緩かったり、
陳腐なチャンバラだったりと『目を覆いたくなるシーンの連続』だったりする。

役者に関しては大物や実力派を配しているのだが、水野氏が演じる探偵気取の『山下陸軍大将』の
存在により全てが破壊されてしまう。
5作目になってもセリフは棒読み。 小学生の学芸会だってもっと上手い子はいるだろに・・・
それこそガッツ石松さんが満州浪人(だったかな)の一人として出てくるが、こちらは
上手くないが、それなりに味のある演技をしている。

そんな作品の続編が今後も作られるらしいというのが最大の謎だ・・・

実はシベ超を見ている間に少々バタついた。
配達が月末になると聞いていた通販の肉まんが一週間ほどで届いてしまったのだ。
まあ、WebSiteには『お届けは1〜2週間程度』と書いてあったので驚く事でも
ないのだが、冷凍便で来たのにも拘らず冷凍庫が一杯だったのだ。

別件で奥方の両親が近所まで来ていたので3個持って行ってもらったのだが、それでも
結構大きな段ボール箱が1箱丸まるのこっている・・・
そもそもは明日の集まり事の際に奥方の親戚筋にあげるつもりで買った分なので、その時に
持参する手もあるが、冷凍食品を車に積んだまま放置するのは気が引ける。

考えた末にクール宅急便で発送することになったのだが、ここでもバタバタした。
何ヶ月か前に近所に営業所が出来たのでそこへ持ち込む事にしたのだが、クール便を
扱っているかが良く分からなかったのだ。
念のためインターネットで調べてみたのだがそれについての記述は特に無く、悩むばかり・・・
結局、ダメモトで行ってみたらそのまま発送できた。 案ずるより生むが易しだったようだ。

一寸だけ買い物をしてから帰宅してシベ超の続きや、一連のおバカ番組を見て一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.21)


平成18年08月18日(金曜日)

開き直って休み。

いつものように目覚まし代わりのラジオで目が覚めたのだが、何だかおかしい。
平日は遅くとも武田鉄矢さんの『今朝の三枚おろし』で起きるのだが、今日は気がついたら
野村邦丸さんの声が・・・
完全に休みボケだ。

さて、今日も用事の類はないのだが、何もしないのも気が引けてきた。
そこで、夏休みの宿題と言う事でもないが、2cvの幌補修に向けての採寸作業を
してみた。

ところが極わずかな時間しか掛かっていないにもかかわらず、連日の猛暑故に汗だく&
日焼け状態だ。
いかに普段直射日光に当たっていないかが良くわかる。

一応、採寸が終わったので幌の加工を始めようかとも思ったが、時間的に中途半端
だったので躊躇した。
加工を始める=現在の幌を分解する事を意味するので作業が終わるまで車を動かせなく
なるからだ。
この時間を最小限にするためには『あれが足りない、これが足りない』となった時の
事も考えておく必要がある。
そこで施工手順をリストアップするなどの思考実験を繰り返しているうちに日が暮れた。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.19)


平成18年08月17日(木曜日)

気がつけば引きこもり。

そろそろ仕事に行くかと頭で考えても、体が動かない。
辛うじて新聞を取りに行ったものの、それ以外は居間で延々とテレビを見て過ごした。

そろそろ休むのにも飽きてきたかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.08.19)


平成18年08月16日(水曜日)

図らずも三越で豪遊(?)

仕事が山積みなので会社に行きたい気もするが、奥方が休みなのでエンジンが掛からない。
午後、夜勤から帰ってきた兄貴を実家へ送った後、そのまま買い物に出る事になった。

しかし、買い物は昨日したばかりなので買うべき物は大してない。
それこそ新聞チラシの入っていた近所のDIYショップに行く案もあったが、つい先日も
何も買わずに帰ってきたばかりで、その二の舞になる事必死だ。

そこで、何となく日本橋三越に遊びに行く事にした。
新宿や六本木はどうにも肌に合わないのに比べ、三越は皇居の手前にあるせいもあって、
身近な気がする。
さらに言うと、使える場所の限定された商品券がそれなりの枚数手元にあった事もある
のだが、それを含めても大した意味はない・・・

よって、駐車場から送迎バスを降りたはよいが、行く場所がない・・・
仕方がないので地下の食品売り場をウロウロしていたが、近所のスーパーと違って
出す気の起こらない値段の物ばかりで空回り間が強い。

そんな事もあって何か見る物はないかと案内板の前でパンフレットを広げていたら
案内係のお姉さんが声を掛けてくれた。
『特に目的はなく来たけど、何かないかと思って・・・』と、言ったところ催事場で
『ウォーレス&グルミット展』をやっている事を教えてもらった。
このイベントの事は何かで聞いた覚えがあったが、正直言って行き当たりばったりで
出くわすとは思っていなかった。

早速新館の催事場に上がったところ、巨大なグルミットの縫いぐるみが出迎えてくれた
のだが、内容を漠然としか聞いていなかったので若干躊躇した。
しかし、同作品の映画を見てファンになった事もあったので入る事になった。

さて、肝心の展示内容だが、作品で使われた人形やセットなどが置いてある他に作品や
メイキング映像がDVDでエンドレス上映されていた。
しかし、全体の7割くらいが説明用のパネルばかりで多様性に乏しい気がした。
失火により最初期からの30年分の資料が灰になってしまったのも一因かもしれないが、
チョッピリ不満が残った。
[写真:WG展記念写真]
一応記念写真。 小心者ゆえに台に乗らなかったのでアンバランスだな・・・

イベントをクリア(?)した後、またしても行き場所に悩んでしまったのだが、歩き疲れた
上に小腹がすいてきたので一休みする事にした。
ところが三越だけあってコーヒーとケーキのセットで1000円以上が当たり前・・・
貰い物の商品券を使う事を前提にしているのでお金の心配をする必要はないし、普段は
飲まない高級なコーヒーを飲むのも悪くないのだが、根っからの貧乏性に小心者が加わり
店に入れない・・・

そうこうする内に小腹が大腹に変わってきたので、お茶ではなく食事をする事にした。
千円のコーヒーを飲むのは勿体無いが、2千円のシチューなら・・・という発想なのだ。
それでは何処が良いかと探し回った結果、テレビでも名前を聞いた事のあるグリル満点星に
入る事にした。

ところが「さ〜て、何を食べるかなぁ〜」と、思ったものの小心者故には冒険は出来なかった。
著名な洋食屋だから『ハズレ』は有り得ないが、一皿の料理に三千円だすなら1500円の
料理を2品を頼みたくなる・・・
結局、私が『名物オムレツライス』、奥方が『ハンバーグステーキ』と言った、ど定番
で庶民的な料理を注文した。(各1,580円)

どちらも自家製デミグラスソースが旨かったです。

[写真:オムレツライス]
グリル満点星の『名物オムレツライス』

[写真:ハンバーグ]
奥方はハンバーグステーキ。 マッシュポテトも目茶うまでした

お腹が一杯になったところで買い物を再開したが、やっぱり向かったのは地下の食品売り場
だった。(情けない・・・)
週末に集まり事があるので、その際に渡すプレゼント(?)と共に、自宅で食べるケーキを
買って帰った。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.17)


平成18年08月15日(火曜日)

堕落した1日。

8時少し前に起き出し、妹を駅に送ってゆく事から一日が始まった。
遅めの朝食を食べ、12時くらいに実家にいる兄貴を駅に送って一段落だ。
しかし、『今日こそは買い物ツアーに行くぞ!』と思ってはいたものの、撮り溜めた
ビデオを見ているうちに、またしても気絶・・・
結局、出掛けたのは夕方になってしまった。

いろいろと忙しかった事もあり、気がつけば買い物ツアーは1ヶ月ぶりくらいとなった。
その為か、普段は手に持って歩く買い物カゴをショッピングカートに乗せ、買うわ買うわ・・・
まあ、嵩があるだけで金額は大したことはないのだが、相変わらず何人家族なのか分からない
レベルの買い物なのだ。
そんな買い物を河内屋、ピカソとハシゴした後、自宅近所のスーパーにも行ったのだが
何故かここでは空振り。
野菜の摂取が少ないのは痛感しているが、価格高騰の煽りもあって買い物カゴに入るのは
野菜以外の物に終始した。
『このままじゃいけない・・・』と思い、辛うじてブロッコリーとモヤシを買って帰った。

そんな取り止めのない一日だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.15)


平成18年08月14日(月曜日)

しらばっくれて休み。

いつものように目覚まし時計代わりのラジオやテレビを聴きながらゴロゴロしていたら、
妹から電話が掛かってきた。
妹曰く『こっちは停電しているのだけで、そっちはどう?』というのだ。
しかし、テレビが映っているくらいだから停電はしていない。
そこで改めてテレビをみたら、東京の都心や西部、神奈川県や千葉県浦安を含めた広い
範囲で停電が起きているらしいのだ。
幸い、妹のいる実家は早々に復旧したらしいが、原因が分からない停電だったので
テレビは大騒ぎをしていた。

それから暫くして妹から別件の電話が入り、奥方を含めた3人で買い物に行く事になった。
買い物の後、その流れで実家に行き、有りもので食事をして帰った。

自宅に帰った直後、『ほん怖』の傑作選をやっていたのでしみじみと見ていたが、それを
見た直後に気絶・・・
次に気づいたら夜の7時過ぎになっていた。
転寝も3時間やってしまうと一寸長すぎたようで、頭が痛かった。

明日こそは動かねば・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.08.14)


平成18年08月13日(日曜日)

今日もお休み。

何もする気にならなれないので延々とテレビを見ていた。

結局、気がついたら新聞を取りに行く事もなく丸一日引きこもっていた。
休みだからいいか・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.08.13)


平成18年08月12日(土曜日)

朝から完全休養。

何もかも忘れて昼間で爆睡するのもアリだったが、9時過ぎにスッキリとした気分で
目が覚めた。
まあ、ガツガツと何かをする気にもなれないのでごろ寝をしながら『王様のブランチ』を
見ていた。

一通りビデオとテレビを見た後、いざリンガーハットへゴー!
最近、野菜をあまり食べていないと言うだけの理由だ・・・

結局、何もしない一日だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.14)


平成18年08月11日(金曜日)

モタモタと仕事。

仕事は山のように残っているが、今日を乗り切れば盆休みに突入する気分だ。
そんな訳で最後の気力(?)を振り絞っての出社だ。

本日の難題は編集途中のビデオの試写会だ。
別の仕事によって試写会自体が1ヶ月近く順延となった事は否定のしようがなく、
どんな事を言われるか朝から戦々恐々としていた。
しかし、行ってみない事には結果は出ない。

そこで、少しでも良い物を持って行こうと思い、午前中いっぱい足掻いたのだが、所詮は
付け焼刃なので上手くいくはずもない・・・
結局、前日にレンダリングしたデータをDVDに変換し、それをVHSにダビングして
会社を出た。

向かったのは新宿にある事務所なのだが、上記以外にも少なからず不安があった。
先ずは集合時間だ。
試写会の件は先週電話があったのだが、そのとき走り書きをしたメモを無くして
しまった事にあった。
仕方がないので担当のK氏に確認のメールを入れたのだが、音沙汰無しだったのだ。

加えて初めて行く事務所である事も不安要素だった。
工事自体が殆ど終わって事務所を統廃合する事は知っていたのだが、電話やメールで
用事を済ませていたので行った事がなかったのだ。
まあ、事前に住所や地図は貰っていたのだが、出掛けるタイミングが若干遅くなったので
方向音痴の私は少々焦った。
新宿駅で地図を出して事務所があると思しき方向に歩いていたら、背広姿のM氏を発見!
無事にたどり着く事が出来た。

『統廃合にもほどがある』と、言いたくなるほど狭い事務所に入り、早速試写会が
始まった。
当然いたるところで『あーでもない』『こーでもない』とチェックが入る。
しかし、W所長の『で、何時ごろできるの?』と、いう言葉にはしどろもどろになった。
曰くあまり凝る必要ないので9月早々に再度試写会をやって半ばに納品できればOK
らしいのだが、H親分の仕事とのバランスもあるので頭を抱えるばかりだ。

こうして問題を山積しながら事務所を出たのだが、一仕事終わった気分になった。
そこで寄り道を画策したのだが、新作PCの計画は全く進んでいないので秋葉原に
行っても徒労に終わる可能性が高い。
そんな訳で目の前にそびえる高島屋に入り、暫く涼む事にした。

まあ、高島屋に入ってもブランド品を見る趣味はないし、ベスト電器にも用事はない。
と、言うわけで、東急ハンズをボケ〜っと見て回る事にした。
するとあれこれ見ているうちに『ハンズならでは』の用事を思い出した。
2cvの幌補修に使う『カシメ玉』の検索である。

最初、アクセサリー自作のコーナーやハトメの置いてあるコーナーを探したのだが
考えているようなものが見つからない。
そこで1フロア上にある工具売り場で店員を呼び止めて聞いてみたが、『このフロア
にはないので、下だと思う』と言われて逆戻り・・・
先ほど散々見て回ったので素直に店員に聞いたところ、フロアーの端っこに案内され
ようやくご対面となった。
近所のDIYショップやネットで探しても見つからないものがあっさり見つかるのだから
やっぱりハンズは面白い。
カシメ工具を含めても400円足らずだったので素直に買って帰った。

今夜は久しぶりに仕事を忘れて眠れそうだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.13、14)


平成18年08月10日(木曜日)

一日中ぼけぼけ

連日のロケ疲れなのか朝からスッキリしない。
奥方を車で会社まで送り、行きつけのGSで燃料補給をして帰ってきただけで大汗をかいた。

明日は仮編集をしたビデオを持って新宿まで打合せに行く事になっているが、最悪明日の
午後一にダビングをすれば間に合うのでハッキリ言ってやる気はゼロだった。
よって、ノロノロと出社して仕事を始めたが、何事にも集中できずに一日が終わった。

(2006.08.11)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『Nikon D80発表』

昨日ロケから帰ってからネットの定点チェックをしたところ、インプレスの情報サイトに
『Nikon D80発表』の文字を発見した。
ニコンのオフィシャルサイトにD80を暗示する『ディーザー広告』が発売までのカウント
ダウンを含めて載っていた位だから予定通りと言える。

しかし、早速スペックチェックをしてみたところ大いに驚いた事があった。
使用メディアがSDメモリーカードなのだ!
D80はD70の後継機種だしD200の下位モデルに当たるハイアマチュア、もしくは
高性能普及モデルなのでコンパクトフラッシュ(以下CF)が踏襲されるとばかり思っていたからだ。

しかし、いくらCFに高速性や安定性があっても今のトレンドはSDに振れているのは
間違いないと痛感していた。
福田探偵や宣教師に『2GBのバルク品が5千円以下だった』と言われると少々の事に
目を瞑りたくなるのが人情だ。
ひよったと言われようがこのトレンドを否定できる者はいない筈だ。

同時に思った事があった。
機械を1から設計するする時に問題となるのが『規格品』の存在だと聞いたことがあるからだ。

今回で言うとCFやSDはニコンがどんなに駄々をこねようと勝手に大きさを再定義する
事は難しい。
D2やD200などのハイエンド機との互換性を考えるとCFを選びたくなるのも山々だが、
メディアとコネクターの容積が設計の足かせになるのだ。
デジカメは常に0.1mm以下のギリギリ設計を迫られているはずだからメディアの変更は
設計の自由度に直結している。
空きスペースはメカや電子基盤の余裕にも振れるし、大容量のバッファーメモリーにも
使えるのだから良い事尽くめだ。

まあ、CFの方が大容量化が容易かもしれないが、何らかの原因でデータ消失が起きた
事を考えると『メディアを1枚しか使わない』と言うのは非常に恐ろしい。

交換は多少面倒だが、適当な容量のメディアを複数枚使ったほうが安全だし利口だと思う。
それにD80は最初からSDの上位バージョンであるSDHCにも対応しているから益々
CFの上位論は揺らぎつつある。
そんな訳でSDメモリーカードの採用が私の中では『1000万画素』『ペンタプリズム』
『カメラ内での画像修正』などを押しのけたサプライズに思えた。

D200は発売から大して時間が経っていないにも拘らず『名機』の称号を与えた感が
あるが、D80はそれに引けを取らない部分が多い。
デジカメの下克上はまだまだ止まらないようだ・・・

(2006.08.10)

去年の今日一昨年今日


平成18年08月09日(水曜日)

地下鉄工事のロケ2日目。

朝6時過ぎに強い雨音で目が覚めた。
前日、疲れきった状態で大酒を飲んだせいで体調はイマイチだが行かないわけにもいかない・・・
今日も基本的に構内での撮影だが昨日と違うのは大雨が降っている事だ。
その分の装備をノロノロと準備をしていたら出発が一寸遅くなってしまった。
しかも、雨のせいか普段よりも道路事情が悪く、新宿に着いたのは7時40分くらいになった。

ところが、いきなりハプニングに遭遇した。
毎回止めているコインパーキングの空きが今日に限って全く無かったのだ。
ただでさえ時間の余裕が無くなっている状態での駐車場探しなので大いに焦った。
結局、通りを挟んで反対側にある2番目に最寄のコインパーキングに車を止めたのだが、
機材の運搬距離は何倍にもなるので面倒極まりない。
しかも、雨は止んでいない・・・
仕方がないのでカメラはビニール袋で包んで小脇に抱え、傘を指した状態で機材を引っ張って
歩く羽目にあった。 とほほ・・・

8時一寸過ぎに構内に機材を持ち込んだところ、タイミングよくY氏と会う事が出来たので
作業状況を確認したところ、『いろいろトラブっていて掘進はまだ始まらない』と言われた。
まあ、その分昨日撮れなかったセグメントの運搬シーンの続きなどを余裕を持って撮れる
のだから悪い事ばかりではない。

しかし、ハッキリ言って今日の撮影コンディションは最悪だった。
クーラーが全く無いトンネル内なので気温は朝から30℃以上あるし、雨の影響で湿度は
90%近い蒸し風呂状態なのだ。
水をチョコチョコ飲んだり、風の流れのある場所を探したりなどの自衛手段を取らないと
熱中症と背中合わせなのだ。

そんな中をあっちへウロウロ、こっちへウロウロやっていたら、忽ち5時過ぎになった。
一応、予定していた全てのコンテンツの撮影をする事が出来たのでY氏に挨拶をして
地上に出たら雲間に青空が見えているではないか!
傘を差す必要がない分楽だったが、駐車場への道のりが猛烈に遠く感じられた。

さて、機材をポンコツ車に積み込んだので直ぐに帰ってもよかったのだが、疲れきって
いたので一寸休む事にした。
汗を大量にかいたので少々塩分を取りたかったのだが、とてもでも無いがラーメンを
食べたいという心境に無かった。
こんな時こそフライドポテトが食べたいところだが、見渡せる範囲にはファーストフードが
なかったのでドトールコーヒーに駆け込んだ。

すると、コーヒーを飲みながらボケッとジャーマンドッグを食べていたら現場の入り口に
傘を置き忘れたことを思い出す事ができた。
仕方が無いので一度車に戻ってヘルメットと反射チョッキだけ着て取りに行った。
心底ヘトヘトニなったが全て丸く収まった感じだ。

自宅に戻ってお風呂に入ったら何もする気が無くなった。
そこで残業から帰ってきた奥方と共に近所のラーメンチェーン店に足を運んだ。
(昼間は食べられ無かったと言う事もあるしね)
ここのラーメンは『スープがどうの』とか『素材に拘って』以前の味なのでお世辞にも
旨いと感じる代物ではない。
しかし、『拘っている』と称する割りに何の印象も残らない味と違って、2年に一度
くらい、急に食べたくなる事があるから不思議だ。
[写真:くるまやラーメン]
定番の味噌ラーメンを選択。

相変わらず塩辛いし、脂ぎっているが何故か憎めない・・・
止せばいいのにスープまで飲み干して店を出た。

家に帰ったらバタンQだった事は言うまでも無い。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.11)


平成18年08月08日(火曜日)

魔のダブルヘッダー当日。

車で迎えに来てもらい電車で上野を目指した。
9時40分に改札口という事なので9時前に新小岩から電車に乗れば十分間に合うタイミングだ。
秋葉原で山手線に乗り換えてやれやれと思い呆けっとしていた。
ところが、『次は東京、東京です』と無常なアナウンスが聞こえてきた。
普通に考えれば隣の駅で気づきそうなものなのに、潜在意識が親分を避けたのだろうか・・・
我が事ながら不思議でしょうがない。

痛恨のミスにより時間を無駄にしたものの、一応待ち合わせ時間前に到着した。
これで親分が来ていなければベターだったのだが・・・
まあ、取り合えず最寄の喫茶店に入ることにした。
しかし、全く作業をしていないので最初から打合せの体をなしていなかった。
こちらも手ぶらで行ったが親分の方も諸般の事情によりナレーション原稿を進めていない
というのだ。
結局のところ仕事の進捗状況云々よりも王監督再入院の話のほうが長かった気がする・・・

打合せ(?)が予想外に早く終わったのでとんぼ返りしてロケ機材の積み込みだ。
この頃は一応雨は降っていなかったが、台風が近づいているらしいので何時また降り始め
無いとも限らない。
今回の撮影は基本的に構内で行う為、雨の影響があるのは機材の搬入時だけだが、
短時間でも嫌なものは嫌なのだ。
いざと言う時の事を考えつつ積み込みをしていたら案外時間が掛かってしまった。
その上、昼間なので新宿へ着いたのは昼近くになってしまった。

さて、機材を持って構内に下りたのだが、何となく人気が無い。
時計を見たら昼休みの時間帯なので当然だ。
作業をしていないので当然撮影も出来ないし、そもそも何処にある何を撮るかの打合せを
しないと撮影どころではない。
そこで、担当のY氏が来るのを暫く待つ事にした。

しかし、1時を回って職工さんが動き出してもY氏の姿が見えないので、やむをえず
事務所へ行ってみる事にした。
するとようやくY氏を発見。 忙しそうだったが半ば無理やりに現場に連れ出して
撮影内容の確認をする事が出来た。

さて、本日のお題は先週の続きではあるが『シールド掘進』『セグメント組立て』を筆頭に
『ストックヤードからの移動シーン』『セグメントの運搬シーン』『切刃への搬入シーン』
etcと多岐にわたっている。
しかし、肝心の『掘進』及び『セグメント組立て』を昼の勤務中には4リング程度しか
行わないらしいのだ。
『セグメント運搬』等はそれに付随する作業だし、長い道中をバッテリーロコで運搬したり
するので1工程を連続的に撮影するのは不可能なのだ。

実際、新宿3丁目側で『セグメントの積み込みシーン』やバッテリーロコの『発進シーン』を
撮影しただけで4時を大きく回ってしまった。
この後どうするべきか迷ったものの、機材を新アイテム『引っ張り車』に積み込んで
新宿7丁目側の立坑に移動。
セグメントを特殊なクレーンで吊り上げるシーンの撮影をしたところでタイムアップに
なってしまった。
最後に撮ったシーンは後から聞いたところ吊り上げたセグメントをさらにバッテリーロコに
乗せないといけないので不完全だったらしい。
それも含めて、やはり半日で残り全てを撮るのは無理だったようだ・・・

よって、狭〜い仮設階段を通って機材を8m程下ろして引っ張り車に括り付け、約500mを
だらだら歩いて3丁目側の立坑に帰還。
しかし、例によって仮設階段を15mばかり上がったり降りたりしながら機材を地上に
上げなければ行けないので当然足腰に来る・・・
何とか駐車場のポンコツ車に機材を戻し終わったら暫く肩で息をする状態だった。

さて、このまましらばっくれて帰ったら不測の事態を招きかねない。
入り口の名札盤を見たところ中にいる事を示していたのでY氏を探して再び構内に入った
いくら探しても姿が見つからない。
7丁目側に移動する時に『私も後から行きますから』と言われたものの、会わず終いだった
ので、てっきり3丁目側にいるとばかり思ったのだが影も形もないのだ。

なんとなく釈然としないまま地上に上がって事務所に行ってみたのだが、こちらにも
Y氏の姿が見当たらない。
事務のお姉さんがいたのでY氏のことを確認したところ『まだ現場ですよ』と言われたので
再び現場へ・・・(なにやってるんだ、自分!)

すると、入り口からJV職員が出てきたのでY氏の事聞いたら
『Y氏なら切刃で計測をしていますよ』
と、あまり聞きたくない事を言われてしまった。
まあ、構内電話で連絡が取れると言われたものの、顔を見て話しておきたいので再々度
シールドトンネルをトボトボ歩いてやっと打合せの続きが出来た。
結局、往復2kmも余計に歩いてしまった。
トホホ・・・

こうして帰路の着いたのだが途中で秋葉原による事になった。
奥方から『発売された浜省のベストアルバムを2枚ともゲットせよ』という特別任務を
受けたからだ。
しかし、夜7時を大きく回った時間帯は極めて駐車場事情が悪く、なかなか車を止められない。
頼みにしていたコインパーキングすらいつの間にか無くなっていた事に戸惑いつつ
周辺を走り回る事10分・・・ようやくCDショップでミッションを終える事が出来た。

このまま自宅に戻って明日のロケ準備をすればよかったのだが、母親の誘いに乗って
会社に行ったのが運の尽き。
夕食を食べるつもりがそのままビール&発泡酒を4本飲んで酩酊状態に突入・・・
自宅に戻ったら小腹がすいたのでカップ麺を食べる為のお湯を沸かしてもらっている間に
爆睡モードに突入してしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.10)


平成18年08月07日(月曜日)

一日中そわそわ

明日は午前中にH親分と打ち合わせた後に撮影が控えているので何となく仕事に集中
できない。
ロケについては先週の続きだし、眠い目をこすって出掛ける必要がない分気楽なのだが、
問題は親分との打合せなのだ。
なにしろ6月の中旬に打合せをして以来、資料に目を通した以外なにもしていないのだ。

まあ、T建設のT室長の仕事でテンパっていたので遊び呆けていたわけではない。
T室長とH親分は会社は違うが公私共に付き合いがある人なので、名前を出せば
仕事の内容も『ドッブリ度』も説明できてしまう。
それに、H親分は仕事には恐ろしいほど厳しいが極めて温厚な人なので怒鳴りつけられる
ような事はありえない。
しかし、そうだとしても私は小心者なので気が気でない。

そんな時こそ仕事にのめり込めば気分転換になる筈だが、生憎手元にあるのは殆ど
仕上がっている粗編集か、未着手のCGアニメばかり・・・
正しく『帯に短し襷(たすき)に長し』なのだ。

結局のところカラ回りを繰り返して一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.10)


平成18年08月06日(日曜日)

基本的にダラダラ。

連日の猛暑により下手に外に出る気になれない。
そこで、午前中の比較的涼しい内に近所へ買い物に言った後は、日が暮れるまで引きこもる
事にした。
(家にいる間はひたすらHDDレコーダーに溜まった『世界まるみえ』を見続けた)

『笑点』『ちびまるこちゃん』『サザエさん』を見終えるといつもは『鉄腕ダッシュ』を
見るのだが、生憎というか日テレは巨人戦をやっている・・・
日も暮れて幾分涼しくなってきたので車でDIYショップを目指した。
しかし、目当ての押入れスノコが殆ど売れ切れていて見当たらない。
敷布団の下にいくらかでも涼しく寝るのが目的だったのだが、考える事は皆同じのようだ・・・

結局、他に行くところもなかったのでそのまま帰宅して日曜日は終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.06)


平成18年08月05日(土曜日)

だらだらと全休。

朝は何となく寝過ごしていたが、おりからの暑さ故に爆睡とは言えない。
10時過ぎに起き出してテレビを見ていた。

ここしばらくバタバタが続いてまともに買い物にも言っていない。
しかし、やっぱりこの暑さゆえに2cvで出掛けるのは、チョッピリきつい・・・
結局、昼間はエアコンの掛かった部屋でゴロゴロしていた。

日が暮れ『IQサプリ』が始まった頃に花火の音が聞こえてきた。
毎年恒例の『江戸川花火大会』だ。
ベランダにキャンプ用の椅子を出して最後まで観覧した。

花火の直後、近所の回転寿司に駆け込んだ。
先週末は混雑していて見送ったのだが、上記の花火大会と近所の盆踊りが重なったので
すんなりと入れるのではないかと踏んだのだ。
結果はビンゴ!
フロア係りの人数が少ないのか、実際に座るまで5分くらい待たされたが、基本的に
店内はガラガラだった。
暫く食べている内に客が大挙して押し寄せてきたが、頃合を見て脱出した。

去年の今日一昨年今日

(2006.08.06)


平成18年08月04日(金曜日)

ボケボケっと仕事。

なんとも言えずエンジン不調だが、流石に二日続けてサボりモードと言う事ではない。
ポチポチとだが、テロップ画像の製作作業をしていた。

昼過ぎだったろうか、兄貴が夜勤明けで帰ってくるというので駅まで迎えに行く事になった。
ところが、いつもは通過するのに5分と掛からないバス通りが10分たっても殆ど動かない。
駅のほうで異常事態が起きているは間違いないが、思い当たる節があった。
午前中に駅から程近い場所で包丁を振回した男に警察官が切りつけられ、威嚇も含めて
拳銃を4発発射したとニュースで報じていたからだ。

駅のロータリーが見える場所まで出たところ、案の定事件の起きた方面の道路を片側
封鎖しており、警官が交通整理をしているのが見えた。
(ついでに日テレ、テレ東、フジテレビの中継車が止まってたな・・・)
帰り道は普通に走れたものの、結局駅との往復に40分以上掛かってしまった。

さて、夕方になってS建設のY氏から電話が入った。
半分は請求書の件だったが、半分は順延となった撮影日時についてだった。
曰く、来週早々に撮影をしてほしいと言う事だが、生憎火曜日は午前中にH親分との
打ち合わせが入っている。
そこで「水曜日はいかがですか?」と、提示したところ返事は苦々しかった。
元々、間もなく作業終了と聞いていたが、水曜日だと到達する可能性が高く撮影チャンスが
限られてしまうと言うのだ。
そうかといって月曜日だと作業が順調に進むとは限らないため、その日の様子を見て
再度確認の電話をして火曜日に撮影にするつもりだったらしい。

ってな訳で、火曜日は午前中は上野で親分と打ち合わせ、午後は新宿へ撮影という
ダブルヘッダーになってしまった。
まあ、撮影に関しては元々後半日のつもりだったし、最悪水曜日も予備日に出来るので
問題ないだろう。
深く考えると頭が痛くなるので、気にせずビデオ編集の続きをして過ごした。

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『信じられない話』

つい先日も同じようなタイトルで時事ネタを書いた気がするが、耳を疑うような事件が
日々起こっているのだから信じられない。

『とくダネ!』のオープニングトークの初っ端から小倉さんがキレていたので何が
あったのかと思ったら岐阜の裏金問題だった。
官官接待や飲食費を捻出するために空出張やらの不正経理を繰り返して裏金をつくった
までは良かった(?)が、情報公開法の波が押し寄せてきた。
困った県庁職員(??)は職員組合の口座に金を移したりと隠蔽に奔走したものの金額が
多すぎて隠し切れない。
仕方がないので一部をユニセフに寄付したり、ごみに混ぜて捨てたり、敷地内の焼却炉で
焼却したというではないか・・・
まあ、焼却したと報告して懐に入れたとも考えられなくもないが、呆れ返ってものも
言えないとはこの事だ。

そもそも官官接待にしても職員の飲食代も後ろめたい物でなければ必要経費として正しく
計上すれば良いだけの話だ。
それを空出張の類の不正経理で捻出した上で焼却するに至ったと言う事は関係者一同が
『やってはいけない事と知った上』で『やってはいけない方法で処理を行った』事になる。
マネーロンダリングは『汚い金』を『綺麗な金』に洗浄する事だが、今回だと『血税』を
『汚い金』にした逆マネーロンダリングだ・・・

昔、バスの運転手がつり銭の10円をポケットに入れて懲戒免職になったと言う話を
聞いた事がある。
それに照らし合わせるのならば、この件にかかわった人間は一人残らず懲戒免職になった
上で、全額弁済させなければ誰も納得しないだろうて・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.08.06)


平成18年08月03日(木曜日)

エンジン不調の一日。

最近、暑くてかったるくて会社への道のりが遠くに感じられるのか、気が付けば10時
出社が当たり前になってしまった・・・
とことん堕落している事が自分でも分かっているが、スッキリしないのは間違いない。

今日も何とか会社に辿り着き、パソコンに向かったのだが、何故か何時にも増してやる気が
湧いてこない・・・
こんな時にはプア〜っと、聖地に赴いて気分転換をするというのも有りなのだが、特に
欲しいものや見たいものも無いので二の足を踏んでしまう。
・・・と、言うか、この炎天下に外を徘徊するのは体に良いはずが無い。
ヘロヘロになって帰って麦ジュースなどを飲んでしまえばそれで一日が終わってしまう。

・・・結局、何処にいても駄目な事には代わりが無いので外出せずにやり気が起こるのを
待つ事にした。
結果、下らない調べものやなんやらをして一日が終わった。

二日続けてビールを抜いたせいだろうか・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.08.04)


平成18年08月02日(水曜日)

ボケボケっとした一日。

兎に角、物事に集中できない日々が続いており、今やっている仮編集の仕事も終わりそうで
なかなか終わらないのだ。
・・・単なる飲みすぎかもしれない。

ポチポチと動画データを繋いでいたら電話が鳴った。
出るとT建設のK氏からだった。
開口一番『xxの編集の状況はいかがですか? 上映会はいつ頃出来そうですかねぇ〜』
と、畳みけられ少々焦った。
幸いにしてゴールが見えかかっていたので「間もなく形になると思います」と、切り返したが
約束を半月もバックれているので正直ドキドキものだった。
(まあ、これが2週間前だったらもっとシドロモドロだったろうけどね・・・)

すると大して切羽詰っているわけでもないらしく、『それじゃ、別の人にも声を掛けないと
いけないので、メールでいいですから連絡をください。』と言って、電話は終わった。
ところが、その電話の直後にK氏から再び電話が入った。
上司のM氏の予定を加味して来週の金曜日に上映会を行いたいと言うのだ。

それだけあればアッセンブル編集は余裕のヨッちゃんで終わるし、場合によっては
CGにも着手できるかもしれない。
と、これくらいのプレッシャーを受けないと『巻き』の入らない私って、やっぱり怠け者・・・

エンジンを再始動して編集を続けていたら、H親分からメールが入った。
退院後、無事に職場復帰したとの挨拶だったので、当たり障りの無いメールを返したところ
『xxビデオの打合せがしたいが』と、”障り”のあるメールが帰ってきた。
まあ、打合せを断る理由もないし、親分の顔も見たい事もあるが、この件の作業は
全く手付かずなので思いやられる・・・

なんとも言えずメリハリの無い作業を夜まで続け、一日が終わった。

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『亀田興毅 世界タイトル獲得』

ハッキリ言ってどうでも良かったのだが、『亀田興毅vsファン・ランダエタ』戦を
見てしまった。
今まで亀田兄弟の試合というよりも、ボクシングの試合なんぞ見た事が無かったのにも
拘らずであるが、『おしゃぶり&おしめ』にマジ切れした人間の実力がどのようなものかを
一応確認したかったのだ。

但し、音は消してみていた。
純粋に動きだけを見たかったからだ。

結果は・・・なんだコリャだった。

ランダエタ選手は花道(?)を単純に走ってくるだけのアッサリとしたものだったのに
対して、亀田選手はエレベータに乗って地下からの登場・・・
ランキング1位のランダエタ選手に2位の選手が挑む筈なのに、なんだかチャンピオンの
防衛線のようなイントロだった。
アウェイとはいえ、随分と偏った演出だ。
テレビ局が大々的にバックアップしているせいもあるが、亀田選手の過剰なまでに派手な
登場シーンが鼻についた。

さて、試合開始。
お互い終始決定打を与えないまま最終ラウンドまで進んでいったが、
2ラウンドあたり(ニュースで確認したら1Rだった)で亀田選手がスリップ(?)したり、
後半に流血したりといい所無し。
否、ラウンドが進むと亀田選手はパンチを出しきれずクリンチばかりしたりと、素人目には
フラフラしていた。
対するランダエタ選手は最後までコンスタントに動き続けていたと言うか、もう1、2ラウンド
くらい続けられそうな余裕すら感じられた。

で、試合終了。
私にはランダエタ選手に分があるように感じられたが、結果は亀田選手の判定勝ち。
これにより『WBA世界ライトフライ級チャンピオン』のベルトを手に入れた訳だが、
見事にとは言いがたかったと思う。

今回の辛勝を糧に本物のチャンピオンを目指して欲しいものだ。

(2006.08.02 試合直後に執筆)
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『チャンピオン亀田を取り巻く明暗(コントラスト)』

素人目に『あれで判定勝ち?なんで!?』と、思った例の一戦。
釈然としないのは私だけではなかったようで、TBSの電話はなりっぱなしだったらしい。

そんな訳で帰宅後にネットやテレビのニュースを見ていたら、会社によっての取り上げ方に
コントラストがあることに気づいた。

『毎日新聞ネット版』
亀田の勝利を報じながらも、その判定には疑問を呈していた。
一応、歴代のチャンピオンのコメントを乗せバランスを取っていたが、『暗部』がある事を
示す切り口に感じられた。

『フジテレビ・スポルト』
夜中のスポーツニュースで亀田戦を取り上げ、キャスターは『採点の数字を見ましたが
僅差だったようです』のような事を言っていた。
コーナーの終わり辺りにランダエタ選手のコメントを紹介
『亀田は弱いボクサーだ。 人間としてももっと強くなってもらわなくては』
『なんなら、今日もう一度やってもいいよ』みたいな事を言っていたらしい。
加えてWBAに訴えるまではしないものの、判定は受け入れられないとの事。
そりゃ、そうだよな・・・

『テレ東のスポーツニュース(?)』
『亀田、ランダエタ戦は判定の結果、亀田選手の勝利。 しかし、判定には疑問が残りました。』
と、短いながらも事象を的確に纏めていた感じだ。

『その時、歴史が動いた』
初の日本人世界チャンピオンとなった白井義男とカーン博士との物語。
まあ、この番組を見たわけでもないし、亀井戦とは直接関係ないが、アンチテーゼに思えて
ならない・・・

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しかし、総じて言えるのは日本のボクシング界に『亀田兄弟』が必要であると言う事。
低迷した人気を底上げする為に少々の事には目を瞑り、マスコミとタッグを組み、
業界全体で『作り上げた』スターであるのは間違いないだろう。
故に歴代チャンピオンは『明』については話すが『暗』についてはコメントを差し控える
と言う形で苦言を噛み殺しているらしい。

それとマスコミが特定の人間を持ち上げるはいつもの事だが、なんだか裏があるようにも
思えてならない。
特に紅白の裏番組に『総合格闘技』を持ってきていた局はヤクザがらみのトラブルで
視聴率を取れるソフトウェアを手放したばかりだ。
その為、何とかして数字の取れるコンテンツはないかと考え、育ててきた亀田兄弟を
いまメインストリームに乗せようと躍起になっているというのは下衆の勘ぐりだろうか?
(レコード大賞の日時をずらしてでも防衛戦を大晦日に持ってくると言う説も流れている)

しかし、格闘技やスポーツは本来『盛り上がればOK』では成り立たない。
強い人間が勝ち残ると言う単純かつ本質的なものが抜け落ちたら単なるショービジネスに
なってしまう。
そうなったらボクシング人気の底上げどころでは無くなってしまうはずだから、
『面白ければ何でも有り』の路線とは一線を画す必要がある。

まあ、私にはどうでもいいのだけどね・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.08.03)


平成18年08月01日(火曜日)

不意に躓いた日。

ビデオの仮編集も佳境に入ったので、一気に仕上げるつもりで作業を続けた。
昨日までにセグメントの組み立てをやったので、残るコンテンツは『残土のリサイクル』と
到達状況くらいだろう。
そんな訳で、昨日までのプロジェクトファイルの後ろに以前作った『残土のリサイクル』の
プロジェクトファイルを読み込んで時間調整などをしていく事にした。

ところが、サブのプロジェクトファイルを読み込み、チョコチョコと弄っている真っ最中に
ビデオ編集ソフトがハングアップを起こしてしまった。
OSはマルチタスキング対応でもアプリの内部ではシングルタスクみたいなものだ。
よって、何かのアクションをこなしている間にマウスであちこちクリックしたのが
いけなかったのかもしれない。
その時はそう思いながら1バージョン前のプロジェクトファイルを読み込んで5分前の
状態まで作業を戻す事になった。

しかし、サブのプロジェクトファイルを読み込み、僅かなステップしか手を加えていない
にも拘らず、またしてもハングアップが起きてしまった。
これはとてもおかしい・・・

どうにも納得が出来ないが、とりあえず古いファイルの後にサブのプロジェクトファイルを
読み込んだ状態でファイルを保存してから作業を再開してみた。
同時にワンステップ進む毎にファイルを上書き保存すると言う原始的なバックアップ法を
試みた。

それにも拘らずハングアップは起き続けた。
たった2、3箇所のデータを削除したり移動させるだけなのでシステムに対しての
ストレスは殆ど無いはずにもかかわらず、上書き保存の最中にもハングアップが
起きるのだ。
長い事このソフトを使っているがこんなトラブルは初めてだ。
正直途方にくれてしまった。

全く糸口が掴めないまま時間ばかりが過ぎてゆく。
このままでは流石にまずいので利用しているデータの『色温度調整』をしながらあれこれ
考える事にした。
しかし、幾ら考えても特別な事は何もしていないので、頭を抱えてしまった。

色温度調整も粗方終わり、夕飯を食べてから再チャレンジをする事にした。
原因が掴めないのだから、こうなると無手勝流しかない。
作業中のプロジェクトファイルにサブのプロジェクトファイルを読み込ませるのではなく、
動画データを1本ずつ配置してゆくアッセンブル編集をしてみる事にしたのだ。
最も基本的な作業なのでこれでトラブるはずはないし、仮の起きたら動画データ自体に
不具合がある事になる。

また、作業中のプロジェクトファイルに他のプロジェクトファイルを読み込ませた事が
原因ではないかと仮説を立ててみた。
以前(否、最近も)メディアスタジオPRO7.0のプロジェクトファイルに旧バージョン
(MSP5.2J)のプロジェクトファイルを読み込んで保存をするとファイルエラーで
読みこめ無くなるというトラブルを経験した事がある。
回避策としてプロジェクトファイルを7.0で一度読み込み、上書きしたデータ作る
と言う手法に行き着いた。
当然今回のデータもその手順を踏んでいるので『そんな事は無いだろう』という、半信半疑の
状態での作業である。

しかし、結果から言うとアッセンブル編集をする限り、エラーは起こらなかった。
理解に苦しむが、サブのプロジェクトを読み込んだ事にトラブルの原因があったらしい・・・
納得は出来ないが、作業は続けないといけないので先に進んだが、ますますこのソフトが
嫌いになってきたのは間違いない。

とほほ・・・

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『この親にしてこの子あり』

夕方のニュース(?)を見ていたらボクシングの亀田選手が計量で一触即発という
話題を報じていた。
8月2日の試合を前にした計量の際に相手選手から『おしゃぶりと紙おむつ』を渡される
という挑発を受け、乱闘寸前になったというのだ。

しかし、試合前に相手を見下し、挑発するパフォーマンスをするのは珍しい事ではない。
・・・ていうか、亀田選手はその筆頭と言うか、マスコミを前にした恒例行事になっていて、
今回も調印式の時にキューピー人形を渡したというから単なるお返しに過ぎない。

それなのに、あの激昂(げっこう)ぶりは頂けない。
ボクシングは勝って何ぼの世界だから、謙虚で礼儀正しくても試合に勝てないのでは意味が無い。
よって自分の強さに酔いしれ、自己催眠状態に追い込むのは別に悪い事とは思わない。
しかし、普段から他人を見下す事を何とも思わないのに、同じ事(?)を返されて
頭に血が上るのは人間としての度量が小さいと思われても仕方が無い。
しかも、トレーナーである親父まで同じくらい興奮して罵声をはきながら騒ぐ様は
『この親にしてこの子あり』なのかなと思ってしまう。

相撲の横綱と違ってボクシングのチャンピオンに『品格』は必要ないかもしれないが、
『人間力』を養っておかないとこの先どうなるのかが心配である。
その意味では第1戦目で大敗を喫するのも良い薬になると思うが、果たして結果は?

去年の今日一昨年今日

(2006.08.02)


平成18年07月分の日記

07/01 07/02 07/03 07/04 07/05 07/06 07/07 07/08 07/09 07/10
07/11 07/12 07/13 07/14 07/15 07/16 07/17 07/18 07/19 07/20
07/21 07/22 07/23 07/24 07/25 07/26 07/27 07/28 07/29 07/30
07/31


平成18年07月31日(月曜日)

朝から新宿へロケ

6時20分に起床して機材を積み込み、6時40分に自宅を出発した。
新小岩近辺で若干渋滞気味だった以外は順調そのものだったので、予定よりも大幅に
早く新宿に到着した。
(朝食はドトールコーヒーにてスーモーキーチキンベーグルサンド)

8時近くになったので構内に入っていったが、担当のY氏の姿が見当たらない。
今回はシールド機での掘進風景やセグメント組み立て以外にもいろいろと撮影する
事になっているので立ち会ってもらわないとまずいのだ。
暫く待ったが現れる雰囲気でも無いので、中央制御室で呼び出してもらい、ようやく
合流することが出来た。

まずは大まかな流れを掴む為に切刃や土砂ピットを回って撮影ポイントを押さえていった。
大体の状況が掴めたのでY氏の代わりのS氏と共に撮影を開始した。

先ずは地上にて『セグメントピース』の搬入風景の撮影だ。
単にトラックで運ばれてくるセグメントを門型クレーンで下ろすだけなのだが、今日に
限って時間配分が意外とタイトらしい。
昼勤の間に4リング分しか掘進をしない事もあるが、全てのセグメントを午前中に
下ろしてしまう予定だからだ。

にも拘らず、私が機材を搬入し始めた時点で既に1リング分は下ろし終えていたし、
Y氏と別の場所で打合せをしている間に搬入が始まったりしてタイミングが合わない。
これ以上少ないチャンスを逃すわけには行かないので三脚を据えて暫く待つことにした。

ところが、待てど暮らせど搬入が始まらない。
正確に言うと構内でセグメントの移動を行う『パレット』が所定の位置に来ないのだ。
地上にいる担当者が流石におかしいと感じたので連絡を取ってみたところ、地下の
リフトかクレーンの調子が悪く、構内での移動が出来ないらしい。
あ〜りゃりゃ〜

とりあえずセグメントの搬入が出来ないことがわかったので泥水や残土の搬出状況を
撮影することになった。
しかし、今回のトラブルが以外に深刻である事が知らされた。
構内でのセグメントの運搬が出来ないと言う事はセグメントの組み立ても出来ないと言う
事であり、その煽りで掘進も滞ってしまったと言うのだ。
これにはまいった・・・

仕方が無いのでクレーンの親父さんにお願いして『セグメントが中に入るシーン』や
掘削土の処理ピットなどを撮影していったが、今日出来るのはここまで。
結局、1時過ぎに駐車場を後にした。

遅い昼食を食べようと余所見をしながらポンコツ車を走らせて行ったが、琴線に触れる
物が見当たらない。
仕方が無いので新小岩のサイゼリヤに入った。

ところが、ディアボラ風チキンとターメリックライスを平らげ、ドリンクバーのカプチーノを
飲んでいたら親父から電話が入った。
何かと思ったら夜勤明けの兄貴が間もなく駅に着くので迎えに行けと言うのだ。
そんな訳で、私としては珍しくコーヒーは3杯しか飲まず店を後にした。

実家に兄貴を下ろし、直ぐに自宅へと戻った。
車に積んだ機材を降ろすという事もあるが、シャワーを浴びたかったのだ。
(今日はこの季節としては珍しく涼しかったので意外なほど汗をかかなかったが・・・)
ところが、自宅の前に軽トラックが2台ほど止まっていて、自宅の庭で何やら作業をしていた。
ここに至ってようやく水道パイプの交換工事の事を思い出した。

工事のおっちゃんに声をかけたところ『間もなく水道管がつながりますから水も出せますよ』
と、返事があったものの、今は水が出ない事には変わりが無い。
仕方が無いので、水風呂に浸かるだけで終わり。
トホホ・・・

車で迎えきてもらい会社へ到着。
ビデオ編集の続きを始めたのだが、流石に節々が痛いだけでなく、眠いし、だるい・・・
そんな訳であまり能率が上がらぬまま終わった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『理解不能な出来事』

新聞やテレビを見ていると理解に苦しむ事件が多すぎる。

先ずは埼玉の市営プールで起きた小学生の死亡事故。
流れるプールの給水口に吸い寄せられたら大人でも脱出不可能らしいので、子供など
一たまりも無かっただろうに・・・
似たような事故は昔から何度もあるが、今回の事故で分からないのは給水口のふたを
いつ、誰が、何の目的で外したかが分からない事だ。

開園前にメンテナンスか何かの為に外して元に戻すのを忘れたのか?
それとも客のいたずらなのか?
いずれにしても過失では済まされない重大な事だと思う。

加えてポンプを止めようとも、客を待避させる事もなく事故が起きてしまった危機意識の
無さは信じられない。
これは施設管理者に限った事ではなく、プールで遊んでいた大人の客にも言えることだ。
ふたがいつ外れていたかは報じられていないが、外れている事に気づいてから10分程度の
短い時間で女の子は吸い込まれたらしい。
もしも客が疎らで目撃者がいなかったとしたら『犠牲者は一人ではなかった』なんて
事にならないとも限らないのだから、監視員云々と言う以前に誰も気が付かなかったの
だろうか?

早く続報を聞きたい。

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ここ2、3日で急にカルト集団『摂理』の事を耳にするようになった。
キリスト教を独自に解釈とか言いつつ、教義の中にお釈迦さま(?)が出てくるなど、
宗教と言うには余りにも滅茶苦茶だ。

信じられないのはそんな荒唐無稽な集団に有名大学の若者が傾倒していると言う事実だ。
まあ、『サークル活動』と称して近づいてくる為、本人も気が付かないうちに接触
している事もあるかもしれないが、気持ちが悪い事この上ない。

しかし、考えてみれば『荒唐無稽な事を信じさせる』点においては詐欺もカルトも大して
変わりが無い。
その意味でいうと中途半端に論理的であるよりも、破綻しているのがバレバレばくらい
荒唐無稽な方がが人の心を動かし易いのかもしれない。

トンデモ教祖は現在国際指名手配中と言うのにも拘らずカルト集団自体は残っているのも
よく分からない。
中に入ってしまい外部との接触を絶たれるとマインドコントロールが自然に解けるのは
難しいと言う事なのか?
それとも幹部クラスがが金集めの為に組織を温存させているのだろうか?

いずれにしてもこの手のカルトは後から後から出てくるのだろうなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.08.01)


平成18年07月30日(日曜日)

不意にバタバタ。

午前中に映画を見に行くつもりで早起き(?)していたところにピンポンが鳴った。
奥方が出たところ、近所で不幸があったらしく夕方からみんなでお通夜に行くとの事。
我家は共働きゆえに近所との交流が希薄になりがちだが、逆にこんな時にこそ存在感を
誇示しておくのも悪くない。
お通夜に出席する方向で話をして、外出したのだ。

ところが、妙なところでプチトラブルに遭遇した。
いつものように新小岩駅から電車に乗ったのだが、ポケモンのスタンプラリーの為か、
お子様連れの親子が異様に多い。
すると、その中にいた5歳くらいの男の子が私の目の前で『スポーン!』と見事に
ホームと電車の間に嵌ってしまったのだ。(足を滑らせたのかな?)
とっさに腕を広げていた為か線路までは落ちなかったのだが、私が引き抜いた後に
ビービー泣いていた。
小さい子供を置いてさっさと電車に乗ってしまう親の精神状態が良く分からん・・・

さて、今回も新聞屋さんから激安チケットを買ったので映画を見に行くことになったのだが、
正直言って大いにタイミングが悪かった。
錦糸町楽天地のスクリーンが半分になったのが響いて、選択肢は極めて少なかった上に
見たいと思っていた『パイレーツ・オブ・カリビアン2』は掛からなかったのだ。

しかし、『ポケモン』を見る趣味はないし、『日本沈没』はピンとこない。
『サイレントヒル』は個人的に若干興味があったものの、基本的にホラーは苦手なのでパス。
では『ゲド戦記』と思ったものの、流石に公開初日だけあって立ち見状態・・・
結局、消去法で残ったのが『ブレイブストーリー』だった。
券買所のタイムチャートを見たところギリギリで初回に滑り込むことができた。

映画を見た後に昼食。
当初は食事をしてから映画を見るつもりだったのだが、上記の理由により後回しになって
いたのだ。
しかし、かなりお腹がすいていたにも拘らず、琴線に触れる物が見あたらないので前回も
入った喫茶店(?)でパスタを食べる事にした。
ところが、『クリームパスタとドライカレー上がりました〜』と、厨房のバイト君が
言っているにも拘らず、レジのバイト君は別の仕事に没頭中・・・
流石に厨房のバイト君が痺れを切らせて出てきてくれたから良かったが、危うく奥方が
暴れれだすところだった。

食事の後、ヨドバシカメラに寄る用事も無いので新小岩に戻り、日配品を買いつつ帰宅した。
お通夜までは若干間があるので、出かける時に仕掛けた『バルサン』の後始末や
掃除をしたり、2cvのライトスイッチを交換したりして過ごしていた。

すると時計は忽ち5時を過ぎ、着替えをしている真っ最中に『ピンポ〜ン〜』
慌てて飛び出してみると喪服を着た近所のおばさん達が立っていたので
「今、着替えているので直ぐ行きます」と言ったら『xx分のバスに乗るので、”そこの
バス停”で待ってますからね』と言われた。

ところが、普段まったくバスを使わない上に、目的地も詳しく聞いていないので
”そこのバス停”が何処だかよく分からない・・・
まあ、近所のバス停の数は限られていたし、言われた時間まで15分以上あったので
おばさん達に無事合流できたが、冷や汗をかいたのは言うまでも無い。

お通夜のお清めの後、来た道を引き返してきたのだが、リーダー格のおばさんが
ファミレスに行こうと言い出した。
まあ、立石駅で分かれても良かったのだが、弔問外交よろしく素直に付き合うことにした。
しかし、日曜日の夜8時だけあって家族連れでごった返していた為、ドローとなった。

慣れない礼服と靴で疲れきり、帰宅してから間もなく気絶した。

明日は朝からロケだが不思議と落ち着いているな・・・

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『ブレイブストーリー』

ベストセラー作家、宮部みゆきさん原作のファンタジー小説を”その筋”で有名な
『GONZO』がアニメーションを制作すると言うだけで十分に話題作だ。
しかし、この映画を選んだのは『消去法で残ったから』なので、元々過度の期待は持っては
いなかった。

案の定、アニメーションの出来、声優陣の質は想像以上に良かったのだが、何か物足り
なかった気がする。
全ての登場人物は個性的で特徴がハッキリしていたし、主人公から脇役に至るまで有名
俳優やお笑いタレントで固めているという念の入れようも悪くなかった。
しかし、絶対的な時間が短すぎて消化不良を起こしていた感じなのだ。

異世界を扱った話なので異世界『ビジョン』でどのくらい時間が経っても良いのだが、
『長い旅』をしたようには感じられなかった。
主題歌をBGMに雪のシーンなどを配して時間の経過を表現していたのだろうが、
なにしろ異世界なので季節が移り変わったとも限らないからだ。
特に『見習い勇者』が『宝玉(?)』を集めることで経験地を上げて行くあたりは
1時間数十分では余りにも短すぎだと思う。

原作小説を読んでいないので何とも言えないが、26話構成でじっくりと描かないと
勿体無かったのかもしれない。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.31)


平成18年07月29日(土曜日)

何となく休み。

連日の疲れにより、目が覚めたのは12時近くになっていた。
(いつもなら心地よく聞こえるラジオは特番だったらしくガーガー騒がしくて記憶に無い)
流石にこのまま寝続けるのも何なのでテレビを点けたが、気だるい事この上ない。

夕方あたりから激しく雨が降ってきたの『隅田川花火』はどうなるのかと思ったが、
どうやら現地は降っていなかったらしい。
テレビで花火見物をしながらビールを飲んで一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.31)


平成18年07月28日(金曜日)

朝から昨日の続き。

昨日は不意のトラブルにより1日分の仕事が吹き飛んだので、主にそのリカバー作業だ。
まあ、同じ事を二日続けるので能率はそれなりに上がるのだが、単純作業の繰り返しなので
CGや図版の描き起しとは別の疲れを感じる。
作業をするうちに目がショボショボしてきて集中していられなくなるのだ。

そんな事を繰り返しつつ7時頃には前日のポイントまで辿り着いた。
短時間で仕上がった上に、昨日よりも内容の密度は高くなっているので気分は悪くない。
しかし、この先も基本的には同じ事の繰り返しなので気が滅入ってくる。

11時近くまで作業をしたが疲れたので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.31)


平成18年07月27日(木曜日)

情けない一日。

午後になり、図版の書き起しが一段落ついたので実写映像のつなぎ合わせに入った。
正直言って、ここまでくれば一気に作業は加速する。

ところが、夜10時を過ぎた頃、ビデオ編集ソフトの調子がおかしくなった。
次のバートへの最後のシーンが一寸短かったので静止画をカット&ペーストしようと
したのにデータがコピーされないのだ。
仕方が無いので編集ソフトを一度終わらせて再起動させたのだが、『Error・ファイルが読めません』
と、非情なメッセージが!!

この状態になったことが以前もあり、『有償でよいから何とかならないか』とソフト
メーカーに掛け合ったことがある。
しかし、このメーカーのサポートは評判が悪いことで有名で、検証もせずに『無理です』
と、言われた事がある。
そんな訳で、諦めるしかない。

ほぼ1日分の作業が吹っ飛んでしまったのは、やっぱり痛い・・・

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『オークション三昧』

仕事が忙しくてゆっくりと買い物にも行けない事もあるが、ネットオークションの
お世話になることがある。
必要に駆られてもあるが、相次いで商品が届いた。

昨日届いたのは2cvのライトスイッチボックスだ。。
先日の日記にも書いたが、ケース自体が割れてしまったので修理が非常に難しい状態に
陥ったものの、買おうとすると1万2、3千円はするので躊躇していた。
それが納得の価格で出品されていたので速攻で落札したのだ。

コメントによると3年ほどしか使っていないようなので、外見はピカピカしているし、
クリック感もカッチリしている。
週末にも交換しよう・・・

そんでもって、今朝は17インチのCRTが到着した。
調子の悪かったCRTを修理するつもりで壊してしまったのが切欠で落札したのだが、
送料含めても3000円も掛かっていない。
この価格なら、もし壊れても修理に出さずに他のオークション物件に買い換えた方が
良いと感じてしまう。

家や会社に死蔵されているポンコツCRTをどうにか処分して、安いうちにストックして
おくかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.28)


平成18年07月26日(水曜日)

一進一退の一日。

朝からビデオ編集用の図版を書き起こしていたが、何となく集中できない。
事実上の着手から1週間も経っていないので、それなりに進んでいるとも言える筈なのに
焦りのようなものを感じてしまうのだ。
まあ、兎にも角にも手を動かすしかないのだが・・・

そんな折、大阪から急な電話が入った。
先週くらいに『展示会で使いたいので過去に作った3本のビデオを1枚のDVDにまとめて欲しい』
との依頼を受けて、直ぐに発送したのだが、今朝から急に再生が出来なくなったというのだ。
最初から再生できないのならば『こちら』の不手際の可能性があるが、昨日までは
問題なかったらしいのでプレーヤーの不具合と言うこともありえる。
しかし、たったそれだけの事で大阪まで行ってられないので新しいDVDを送って
様子を見ることになった。

前回もフジフィルムの日本製メディアを使ったので、それ自体は不安は無い。
しかし、念には念を入れて4倍速でじっくり焼いて発送にまわした。
これで何とかなれば面目立つ。

さて、ヤマト運輸で発送した後、何の気なしに100満ボルトへよってみた。
秋葉原へ行く暇が無いせいもあるが、市場の動向が若干気になったのだ。
しかし、所詮は家電量販店のようなものなのでCRTが置いてあると言うことも無く、
目新しい物は見つけることができなかった。

会社に戻って夜中まで作業を続けたが、すっきりとしない状況はまだまだ続いた。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.27)


平成18年07月25日(火曜日)

なんとなくピリピリ。

ビデオ編集用の画像書き起こしが思ったように進まないので不安ばかりが募ってくる。
一応現状についての説明をメールで送って謝ったが、文句のひとつも言われて当然なので
どんな返信が来るかヒヤヒヤしていた。

加えて、週間天気を見たところ明日は曇りらしい。
今週のどこかで撮影に行かねばならないと思っていたが、先週末と予報が変わってしまい、
心の準備がイマイチだ。

まあ、相手の都合もあるのでアポ無しで行く訳にも行かない。
そこで担当のY氏にメールを送って対応を待つことにしたのだが、そんなときに限って
なかなか返事は来ない・・・
遊び呆けているわけにも行かないのでビデオ制作の続きをはじめた。

今やっているのは言うなれば『この工事は・・・』の類。
5W1Hの『いつ、何処で、誰が、何』を説明する重要なシーンだ。
先日までやっていた『新工法説明ビデオ』だと、この辺はサラリと通り過ぎたり、
何も無かったりするので楽なのだが・・・
ボヤいてばかりいられないので、ひたすらお絵かきソフトと格闘を続けた。

夕方を過ぎた頃だろうか、S建設のY氏からやっと電話が掛かってきた。
曰く、機械の整備か何かがあるらしく、明日の昼間は掘進を行わないらしい。
『連絡が遅れてすいません』とY氏は言っていたが、この際大した問題ではない。
むしろ、撮影を何時にするかの方が重要だ。

なにしろ東京は明け切らない梅雨の真っ最中なので、『雨に降られなければ』儲けモンだ。
早めに素材を撮り終えたい故に『今週中』と言われていたが週末も含めて雨っぽい。
しかし、日曜日が『曇り』で週明けは『曇りのち晴れ』と言った感じで、明日よりも
コンディションは良さそうだ。
結局、ロケは週明けにする事に決めて万事丸く収まった。

以後、夜まで図版の描き起こしをしていたが、結局T建設からは何も言ってこなかった。
暫くこのままの状態が続けば落ち着けるのだが・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.26)


平成18年07月24日(月曜日)

なんどもグダグダの一日。

いつものように出社して直ぐにメールチェックをしたが、スパムメール以外に新しい
メールは着ていなかった。
てっきり昨日発送したDVDが届いた云々といったメールが入ると思っていたので、
一寸肩透かしを食った形だ。(急いでいる口調だったのにねぇ〜)

気を取り直してビデオ編集だ。
冒頭の説明シーンなので既存のビデオ素材をつなぐと言うよりも、図版を書き起こす
必要があってなかなか進まない。
まあ、手抜きをする為に以前貰ったパワーポイントのデータを加工したりしているのだが、
文字の追加や全体のレイアウトを考えながらの作業はスローペースになりがちだ。

そんな事をしていたらナレーターのN女史から今後のスケジュールを伝えるメールが入った。
肝心の先方がいろいろ忙しい上に、内部に『ナレーション無しでも十分分かり易い』と
言った意見があるらしく、なんとなく積極的でない雰囲気だ。

しかし、大概のビデオはナレーションが入ることを前提に組み立てている。
ナレーション代わりのテロップでも分かり易いというは『説明専用のCGが成功している』
事でもあるが、文章を読むのと同時に映像も見るというのは余り感心しない構成だ。
『ナレーション有りバージョン』『無しバージョン』を使い分けるのはお客さんの自由
なので、スケジュールを提示して反応をうかがう事にした。

一応、午後になってT室長から返信があったが、『その件はI氏と相談して』という
感じで、ナレーションの立会いに来る雰囲気でもない・・・

CRTの調子がますます悪くなってきた。
昨日までは画面に縞模様が現れたときにCRTの背を軽く叩くだけで復帰してくれたが
今日は何かの振動の後、急に3分の1絞りか、2分の1絞りくらい暗くなったり明るく
なったりを繰り返すようになった。
困ったものだ・・・

いよいよ代替品の必要が生じてきた訳だが、やっぱり秋葉原に行くのは面倒くさい。
そこで、駄目で元々、CRTのケースを開けてみたところ何となく不具合の原因が
分かった気がした。
大量のネコの毛と細かい砂埃が全体的に堆積していたのだ。
我が家の猫は外出自由なので足を拭かずに室内に入ってくる。
そんな大猫、子猫が引っ切り無しに上に載るのだから放熱用のスリットから次々に入り込ん
だのは間違いない。
薄々そうじゃないかとは感じていたがここまで酷いとは思わなかった。
[写真:CRTを開けたら・・・]
お食事時には拡大表示しない方が良い状態・・・

さて、こここらどうするかと考えた。
所詮は知人から貰った10年物の中古品なのでスパッと買い換えるのがベストだと思う。
しかし、堆積した誇りを除去すれば何とかなるかもしれないという素人考えもある。
ここでもダメモト。 コジマ電気でエアダスターを買ってきて『ぶしゅしゅ〜〜!!』
と吹き飛ばしてみた。
こざっぱりとしたCRTを組み戻し、電源を入れてみたら・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
電源が入らなくなったぁ〜(涙)

念のため、電源のオン、オフを子一時間繰り返してみたが状況は変わらない。
エアダスターを吹いた時に結露→ショートが起きて、トドメを刺したのかもしれない。
とほほ・・・

このままでは仕事にならないので、自宅にある最後のCRTを持ってきたが、これまた
齢(よわい)10ウン年の中古品なので大層調子が悪い。
『もしかしたら明日の朝には元に戻るのでは』という一縷の望みをもって作業を続けたが、
どれもこれも駄目ダメだ・・・

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『液晶時代にCRTを問う』

CRTが壊れてしまい、切羽詰った。
不本意ながら急遽CRTを入手するする必要が生じた物の、いまやSCSIデバイス並みの
レガシーデバイスなので選択肢は限られてくる。
それこそ、ビデオ編集のみに特化させるなら液晶モニターに交換するする事も十分に
『有り』だが、写真の色味や露出を正確に見るのには経験上CRTに軍配が上がるので
私には必須なのだ。

そこでポンコツCRTで時間を稼ぎ、自宅に死蔵している壊れたソニー製CRTを
修理に出すことを考えたのだが、『幾ら掛かるか』よりも『何時直るか』の方が
問題だ。

結局、ネットオークションで相場を調べる事にしたのだが、正直って唖然とした。
自宅に転がっている壊れたCRTよりも新しそうなCRTが軒並み1000円
くらいで出品されているのだ。
しかも、500円と言う物件も数多くあるので、送料を加味しても十分過ぎるほど安い!
夜のうちに速攻で入札、落札、入金を済ませてしまった。

しかし、落札の後、いろいろと考えさせれた。
私にとってCRTは必要不可欠な物だが、ベターであってベストではない。
CRTはどうしても無駄な発熱量が多いので室温上昇の原因となり、夏はエアコンの
お世話になる原因のひとつとなる。
電気の使用量が多いと言うことは無停電装置の容量も余計に必要とする訳で、少なからず
リスクファクターとなっているのだ。
一言で言ってエコじゃない。

真剣に使っている人間がそう思うのだから、できの良くなった液晶モニターで事足りる
人が激増しているのも良く分かる。
需要が激増しているから液晶は安くなるし、性能の向上にも拍車が掛かるという物だ。

今回、CRTを激安でゲットできたのも結局液晶のおかげだと言うのは間違いないが、
『次』がどうなるかはまだ分からない。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.25)


平成18年07月23日(日曜日)

完全休養?

お腹を出して寝ていた為か、6時前にトイレに起きたものの、気が付いたら昼を過ぎていた。
それでいて頭がボ〜っとしているというか、なんともスッキリしない。
(単なる寝すぎか?)

ノロノロと起き出していい加減な昼食を食べ、しばらくテレビをみてうだうだしていた。
しかし、流石にそれだけで終わるのも勿体無いので、近所のスーパーに買出しへ行って
から会社へ行った。
もちろん、DVDの発送準備のためである。

昨日のうちにDVDは1枚できていたので、ラベルを印刷すれば直ぐに発送できる。
しかし、お客さんがその先の元受にディスクを渡してしまったら手元には何も残らない。
もちろん、そうする前に先方でDVDをコピーすればよいだけの話だが、それができる
とは限らない。
一応、私の手元にもサンプルを残したいという気もあったので、2枚ほど焼きましてから
ラベルを直接印刷して作業終了。
明日車で持っていってもらうかと思ったが、時間的に間に合うので宅配便で発送して
丸く収まった。

所要時間、約2時間。 正直言って丁寧すぎたな・・・

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『欽ちゃん球団セ〜フ!』

今週もいろいろな事件事故があったが、なんとも解せないのが欽ちゃん球団だった。
お笑いコンビ『極楽トンボ』の山本圭一が愚かにも未成年少女に悪さをしてしまったのを
発端として監督を務める欽ちゃんが球団を辞めると言い出した。
まあ、悪さをした奴がいるのは間違いないから、そいつらに責任を取らせるのは当然だ。

しかし、欽ちゃん自身が責任を感じ、『監督を辞任』するなら未だしも、何の関係も無い
他の選手に連帯責任を問うのは何とも理解しがたかった。
ある人は『欽ちゃんの潔癖さ故』と表現していたが、選手や関係者に対しての相談も無く
たった一人で決断したのはヤッパリ行き過ぎだったと思う。

回りからの『辞めないでコール』によって元の鞘に戻った形だが、ある意味欽ちゃんの
手を離れて独り歩きを始めたといってもいいのかもしれない。

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『綱渡りのPC環境』

毎日、長時間にわたってPCに向かっているが、最近いろいろと問題が生じてきた。

まずはPC本体のパワー不足だ。
PEN4の3Ghz、メモリーも1.5GBと大盤振る舞いだが、先日のような強烈な
CGデータを読み込ませたときには息切れをするようになった。
もちろんメモリーをM/Bの上限である4GBまで増設すればある程度改善すると思うが
CPUはこれ以上アップデートできないので頭打ちだ。

そう考えるとシステムの総入れ替えを構想しているが、忙しいことも手伝ってなかなか
先に進んでいない。
まもなく本格的な64ビット時代が来ると分かっているので新型の2コア64ビット
CPUにするまでは決めているが、INTELにするかAMDにするかすら決めかねている。

ハードをドラスティックに一新するとなるとソフトも総入れ替えする覚悟が必要となる。
幸いにして目星はつけているのだが、新しいソフトを直ぐに使いこなせるとは限らない
という不安がある。

・・・と、ここまでは、ある意味贅沢な悩みだが、切実な問題が発生した。
毎日酷使しているCRTの調子がどうにもおかしいのだ。
ネコが飛び乗ったりした一寸したショックにより画面が細かく滲んでしまい、画像を
扱っているときには猛烈に嫌な状態になるのだ。
[写真:危機的なCRT]
妙な縞模様が出る以外にも細かいノイズが

ノイズが出ても軽く叩いてやると直ぐに元に戻るので放置しているが、何かの加減で
直ぐにノイズは出る。
また叩くの繰り返しで今に至っている。

しかし、いまやCRTはISAデバイス並みの旧態化した存在らしく、近所の家電
量販店には液晶モニターしか置いてないのだ。
普通ならばさっさと液晶モニターに移行して良いようなものだが、微妙な色の深さの
表現力を考えると単純に置き換えられないのだ。

そんな事を書いている最中にも、なんだかCRTが点滅している・・・
今日、明日が山か???

去年の今日一昨年今日

(2006.07.24)


平成18年07月22日(土曜日)

結局、休み?

「ダビングをしたり発送をしたりしなければ・・・」と考えていたらゆっくりと
寝ていられなかった。
しかし、そうかと言って起きられず、布団の中でQRを聞きながらグズグズしていたら
10時近くになってしまった。

ノロノロと起き出してブランチを作りつつ『王様のブランチ』を見ながらダビングを
していった。
しかし、コーヒーを飲んだりお菓子を食べたりしているうちに暫く気絶。
中抜きで『ブランチ』を見ながらダビングは続けたところ、4時間近いボリュームになった。

番組が終わったので取り込んだビデオの編集を始めた。
なにしろ、いい加減に録画をスタートし、いい加減に止めたりしたので不要な箇所が
多すぎるからだ。
面倒な作業ではあるが、VHSではこういう芸当はできないわけだし、考え方によっては
帰って楽チンだ。
不要部分のカットが終わったのでDVDにダビングをしたところ、データレートを
下げていたおかげで4時間の映像を1枚に納めることができた。
VHSならばどんないい加減なテープでも1本100円位するわけだし、やっぱり
『今はDVDの時代だ』と痛感した。

作業が終わったので会社に行ってラベルを張るか、直接印刷すればメール便で発送
できる状態になった。
しかし、最悪、月曜日に持ってゆけばいい訳だし、あまりの気だるさに面倒くさくなった。
結局、これにて本日の営業は終了した。

さて、夕食をどうしようかと考えていたら、奥方が『青戸のDISHへ行こう』と言い出した。
会社でやった花見の2次会(?)か何かで行ったときに食べた餃子が滅茶苦茶おいしかった
らしい。
幸い今日は雨が降っていないので自転車で青戸居酒屋『くいものやDISH』を目指した。

青砥駅の程近く、本屋『林檎堂』の裏手にあるこじんまりとした店が『DISH』だった。
中に入ると居酒屋というよりもお洒落なBARっぽくもあるが、厨房では1mくらいの
火柱が上がる事もあってベースは中華らしい。

私はハイネッケン、奥方は梅酒サワーを注文しつつ最初に届いたのは餃子だった。
[写真:自家製餃子]
自家製餃子 380円。 ちなみに水餃子もある
ジューシーとは聞いていたが、一口食べて上あごをベロンチョ・・・
おなかが減っていたとはいえ、うかつだった。

[写真:エビチリ]
次に届いたのは優しい辛さのエビチリだ。
春巻きの皮で作ったお皿と共に食べたら、思いのほか食が進んだ。

[写真:ジャージャー麺]
ジャージャー麺
畳み掛けるように届いたのはジャージャー麺。
細麺を甘辛い肉味噌が覆っていて、これまた食が進む。

しかし、どの料理も1品の量が少なめなので、いつもの調子で頼んでいたら切が無い。
そこで、ビールのお代わりはせずに『ご飯セット』なるものを頼んでコストダウンに
励むことにした。

[写真:ご飯セット]
ご飯セット 300円。 濃厚なワカメスープとキムチ付き
とどいたご飯に残しておいたエビチリやジャージャー麺の肉味噌を乗せて食べたら
これまた美味かった。

これで終わりというのも一寸寂しかったので『おすすめ』の中からもう一品注文した。
[写真:かぼちゃチーズ焼き]
坊ちゃんかぼちゃのミートチーズ焼き
タイトルだけではどんな料理なのか想像し難かったものの、出てきたのはグラタン風の
料理だった。
蒸かした小さなカボチャの中に肉味噌(?)を詰め、ピザチーズを乗せて焼いた感じか?
味は案外、見た通りだった。

こんな感じで1時間程食べていたら結構お腹がいっぱいになった。3900円(?)也。
ここは『お通し』を出さないのがポリシーらしく、一人2000円で収まった。
東邦酒場や韓国村へ行くといかに馬鹿みたいな飲み食いをしているかを痛感する・・・

帰り道も当然自転車な訳で、それが効いたのか帰宅したらテレビを見ながら寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.24)


平成18年07月21日(金曜日)

なんとなくダラダラ。

先ずは母親を駅まで送る事からスタートした。
昨日作り終えたDVDと共に、請求書を先方に届けるためである。
もちろん、私が行っても良いのだが、その間仕事が止まるので今日は頼むことにしたのだ。
(それこそ、親父も一緒に行くようなことを言っていたが車にその姿は無かった)

会社に着き、早速ビデオ編集の仕事に戻ることにした。
『今月の中ごろくらい』という話をしたまま放置しているので気が気でない・・・
ところが、昼くらいまでポチポチと作業をしていたらI氏からメールが入った。
何かと思ったら、『先ほどもらった動画をパワーポイントで使いたいけど、なんとかなるか?』
というのだ。
それこそ納品したDVDとほぼ同等の映像は常にサーバーへアップしてあるので、それを
使えばよいはずだが、相手は素人さんだから仕方が無い。
一応、縦横サイズを調整したり、MPEG1圧縮したりしたバージョンを作ってから
改めてアップロードしてあげることにした。

しかし、しばらくしたら、またもやI氏からメールが入った。
曰く、『メールをもらいましたけど、データはアップロード済みでしょうか?』というのだ。
状況が分からなかったので一応サーバーの状況を確認した上で「はい、アップしてあります」と
返信したのだが、しばらくして『7月21日の項目が表示されません』と泣きが入った。
「ブラウザの更新ボタンを押してみてください」と返信したら『読めました』と
言ってきたのは言うまでも無い・・・

夕方になりS建設のY氏から電話が入った。
ここの現場では通常さっさと済ませる『シールド掘進シーン』と『セグメント組み立てシーン』を
撮っていなかったので案の定、その件だった。
だが、問題はその後だった。
どこからの依頼なのかはよく分からないが、撮影した映像を『全て』見せてくれというのだ。

以前、テレビ局が来るというのでシールド機の搬入シーンをDVCAMにて貸し出した
ことがある。
それで済めば一番楽なのだが、DVCAMが掛かるビデオデッキを持っている人は稀有
だから他の方法を考えなければいけない。
それにも拘らず『できれば月曜日までに欲しいのですが』と言われてトホホな気分になった。

後々のことを考えて、関係する全てのデータをHDDにキャプチャする事も考えたが
正直言ってそれだけで大層な手間かが掛かってしまう。
そこで、自宅のDVDレコーダでダビングする事を画策して編集作業を続けることにした。

ダビングの件もあったので早々と帰宅しようと考えていたが、結局奥方を迎えに行ったのが
夜中になったので遅くなってしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.24)


平成18年07月20日(木曜日)

ちょっぴりムカッときた一日。

昨日も夜中まで作業をしたので少々遅めに出社したところ、T室長からメールが入っていた。
OKサインかと思いきや、またしても修正指示だった。
まあ、DVDによる納品までの猶予は十分にあるし、私の手違いも含まれていたので
素直に修正を行った。

テロップデータを差し替え、ビデオにレンダリング&データのアップロードを終わらせ
関係各位へのメールを書いていたら昼過ぎになった。
ところが、そのメールを発送しようとしたところ、I氏からのメールが入っている
事に気が付いた。
しかも、先ほどとは別の修正指示だった物だから・・・
バカヤローーー!!と、心の中で叫んだのは言うまでも無い。

メールを出してから改めてビデオの修正に入った。
まあ、修正といっても午前中にやったのと同じレベルの極簡単な物ばかりなのだが、
殆ど完成している作品の修正は非常に微妙なものなので時間ばかり掛かってしまう。
些細なミスに気づく度に修正とレンダリングを行き来するばかりになる。

結局、母親から頼まれたワープロ打ちを挟んだりした為、DVDを焼き終わったのは
またしても夜中になっていた。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.21)


平成18年07月19日(水曜日)

順調とは程遠かった一日。

昨日の続きをしようと思いつつメールチェックをしたらT室長からメールが入っていた。
てっきり、一昨日納品したパースCGにRESが付いたのかと思ったが全く違っていた。
先方から送られてきたPDFファイルに基づき『完成予想図』を修正したのだが、
事もあろうに『施工途中図を修正してくれ』と、いうのだ・・・
根本的な発注ミスなのか、最初から両方必要だったのかは定かでないが、指示通りに
作業して文句を言われた気分になった。
(まあ、大人なので冷静に対処・・・)

修正内容は大したことが無いので早速はじめよと思った矢先、別のメールが入った。
先週末、スッタモンダシタビデオをさらに修正しろと言うのだ。
まあ、寄って集って好き勝手なことを言っている傾向があるため、次のイベントまでに
いろいろ出てくるとは思っていたが・・・

気を取り直してCGとビデオの修正を始めた。
CGの方は有り物のデータを再度読み込んで合成させるだけなので間もなく終了。
午後一に発送してビデオの編集に集中することにした。

ところが、CGを発送して直ぐにT室長からメールが入った。
曰く『マシンを上に移してくれ』と、言うのだ。
まあ、これについては半ば予想していたが、添付された資料に基づいて作業したので
『あえて』しらばっくれていた。
しかし、このメールには続きがあるにも拘らず、意味が良く分からない。
「もしかして、こういう事でしょうか?」と以前作ったサンプルを添付して質問して
ようやく作業が終わった。

さて、今度こそビデオ編集の続きだ。
修正点は4つほどあるのだが3つまでは至極簡単なものだった。
しかし、1点についてはCGの作り直しが伴うので時間がそれなりに掛かった。

CGを差し替え、ビデオのレンダリングを行い、出来上がったデータをサーバーにアップ。
関係各位にメールを出したら夜中になっていた。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.21)


平成18年07月18日(火曜日)

チョッピリ穏やかな一日。

昨日の内にCGを発送してたので一寸だけのんびりする事が出来る。
まあ、着手が遅れに遅れた仕事があるのでほんのわずかだったが・・・

そんな訳で新しい仕事に着手した。
地下鉄工事の記録ビデオだが、『ざっとつないだ状態で持ってきてくれ』と言われて
早2ヶ月・・・
やり始める事でほんの少しだけ心が落ち着いた。

ところが私の悪い癖で、やっつけ仕事がどうにも肌に合わない。
頭では『ザクザクッとつないでさっさと納めちゃえ!』と分かっているのだが、『遅れた
お詫び』という心理が加わってしまうのだ。

結局、イントロ部分の駅名リストを作るだけで1日が終わってしまった。
トホホ・・・

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『U局が熱い!』

VHF局が充実した東京ではUHF局は意外とマイナーな存在だ。
東京タワーに向けてアンテナを立てるだけで『1、3、4、6、8、10、12』と
7局も受信できるのでU局用のアンテナをわざわざ立てるのは少数派といえる。

それにも拘らず、新居に2本のUHFアンテナを追加したのはV局に無いU局ならではの
味を知ってしまったからだ。
しかも、超高層ビルの周辺対策としてケーブルテレビ『もどき』が導入されて、視聴
できるU局が増えた事で更に加速した。

例えばV局を見ていて『馬鹿馬鹿しい』と思ってチャンネルを変えると1時間枠で通販番組が
やっていたりする。
もちろんこちらも馬鹿馬鹿しいと言えなくも無いが、偶に身を乗り出すような『見つけ物』が
有ったりするのがたまらなく面白い。

アニメも興味深い。
パイが大きく深い為か、V局でもゴールデンタイムや深夜枠にアニメがあるのは当たり前
だが、そこに収まり切れない多くのアニメがU局で放送される。
久作の再放送もさることながら、U局オンリーの作品も数多いので、そんなものを
端からチェックしていたらHDDレコーダーが何台あっても切が無い・・・

さて、私がチェックしているU局番組は・・・

1.新車ファイル・クルマのツボ(チバテレ)
三本和彦がMCをしていた長寿クルマ番組『新車情報』の後番組だ。
メーカーの『ちょうちん』にならず、良し悪しを評価していく精神は受け継いでいるが、
三本氏のような歯に衣着せぬ言動は薄まったため『新車情報』と同等と言うことでもない。

2.カーグラフィクTV(チバテレ)
テレビ朝日制作の深夜番組だったが、何時の頃からかU局に移転していた。
それでいて制作はテレ朝で行っているのだから不思議だ。
しかし、CS向けにハイビジョン制作をしているというから気合が入っているようだ。

3.円谷劇場(MX)
ウルトラマンをはじめとした円谷作品を放映しているファンには堪らない番組だ。
先週終わった『怪奇大作戦』に続けて『ウルトラセブン』が始まったのはベタ過ぎて
チョッピリ残念だったが、やっぱり見てしまう
そんな中、第一話『姿なき挑戦者』の冒頭のナレーションに驚いた。
『キリシマ隊長 38歳、東京出身』・・・

4.妖怪人間ベム(MX)
先週末、HDDレコーダーで番組予約をしている途中で気が付いたので試しに録画してみた。
すると、完全オリジナルの新作だった!!

あとから調べたところ7月から始まっていたようで、見たのは第3話だったらしい。
兎に角、基本設定は30年前と全く同じ。
1話を見ていないので旧作との繋がりは分からないが、当時と全く同じ風貌のベム、ベラ、
ベロが当時のまま現代によみがえったのだ。

しかし、正直言って違和感の塊だった。
旧作はヨーロッパの童話のような、どこかオドロ、オドロシイ世界観が良かったが、
新作の舞台は何故か現代の日本・・・
それにも拘らず出てくるモンスターは狼男やらハーピーなどの欧米流なので地域性も
ヘッタクレも無い状態なのだ。

説明的な台詞が多すぎるのも気になった。
そのままラジオドラマになるんじゃないかと言うくらいのレベルで、画が演じていない
感じがした。
恐らく見続けていっても、この違和感が変わることは無いだろうなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.07.21)


平成18年07月17日(月曜日) :海の日

休日だがバタバタ

世の中は3連休らしいが、私は諸般の事情によりゆっくりもしていられない。
強い雨音で目が覚めたくらいで天気はお世辞には良いといえない状態だったが、
先ずは妹とその友達をディズニーランドに送ってゆくことから一日が始まった。

8時ちょっと過ぎに友人をピックアップした妹が我が家に到着。
運転手を交代して浦安を目指した。
道中の天候は『断続的な小雨』程度。
雲が動いていることからもかなり流動的な様で、晴れは見込めない。
「こんな天気に良くやるよ」と思うが、それがディズニーランドのなせる業か・・・

休日だけあって順調にディズニーランドに到着したので、駐車場前で妹たちを下ろそう
としたら思いっきり怒られた。
この時はじめてディズニーランドの駐車場に『送迎の車は10分間無料』と言うシステムの
存在を知った私。
何事も経験ですな・・・

一仕事終えた気分で帰路に着いたが、家に帰っても食事を作る気もしない。
そこで奥方とともに朝マックでも食べるつもりで家を出たのだが、どうも食べたいものを
思いつかない。
時間的に朝マックから昼マックに切り替わっていたし、昨晩もファミレスに長居した経緯も
あるのでその手の店は永遠したかった。
近所のカレー屋も悪くは無かったが、バリエーションが豊富と言うわけでもないので
短いインターバルで行く程の感動は無い。

そんな事を考えて車を走らせていたところ、辿り着いたのは『かつや』だった。
ところが開店時間の10分前だったのでドアには『準備中』の札が下がっていたので
発作的に車を再発進させた。
しかし、考えてみたら他の店を探す間に10分くらい直ぐに過ぎてしまう可能性が高い。
奥方にそういわれ、素直に駐車場で待ってから『朝とんかつ』を食べることが出来た。

さて、自宅に奥方を下ろし、私は会社で仕事だ。
CGのレンダリングが終わっていなかったし、ビデオの仮編集も着手していない状態では
落ち着いて酒も飲んでいられないからだ。

出社して先ず例のレンダリングから始めた。
ハングアップの原因は『メモリー不足』だと分かっているので、要するに分割して
レンダリングを行い、後から合成するしかない。
そこで、前回上手くいかなかった『背景』+『芝生+植え込み』の2分割ではなく、
『背景』+『手前の芝生+植え込み』+『奥の芝生+植え込み』の3分割にする事にした。

すると当然すんなりレンダリンが終わったのだが、合成作業を行ってみると上手く
”馴染まない”箇所がでてしまった。
分割する際に不要な部品を排除してレンダリングをしているので、合成の際にマスキングが
無用に面倒なのだ。

それに加えて新たに追加した植え込みの形状がどうにも気に入らなくなってきた。
他の場所から移植しただけなので角度によっては気にならないのだが、インチキな造形
なので目だって仕方ない。
諸々の事情が重なり、あちこち直し始めたら時間の経つのが早いこと・・・

結局、これ以外にも放置していたパース図のバリエーションを作ったり、メール発送を
していたら時間切れ。
辛うじて前準備だけはしたものの、ビデオの仮編集には辿り着かなかった。

そうこうする内に妹をディズニーランドへ迎えに行くことになった。
一応、キャンプに行っていた両親は帰っていたのだが、母親はディズニーランドへの道を
よく知らないというので私が運転することになった。

予定の時刻に妹たちを拾ったところ、『食事をしたい』というのでファミレスへ向かった
のだが、時を同じくして兄貴が迎えにきてくれと連絡をよこしてきた。
普通なら其方を優先させそうなものだが、車がいたのはまだ舞浜付近だったので、否応無く
待たせざるを得ない。
すると、『駅の近くで飲みながら待っている』と連絡が入ったので、ファミレスに直行した。

ところが、ファミレスに着いた途端に改めて『xxで飲んでいる』とメールが入ったので
お目付け役として私が派遣されることになった。
(・・・ていうか、飲み会で散々飲んで帰ってきた後に普通一人で飲みなおすか?)
結局、生ビール2杯を飲み、つまみを2品くらい注文した時点で撃沈寸前だったため、
帰宅した。

そんな1日だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.18)


平成18年07月16日(日曜日)

久しぶりに完全休養。

どの仕事も完全には終わっていないが、休める時に休んでおかないと能率が落ちるからだ。
そんな訳で久しぶりに爆睡を決め込んだのだが、こんな時に限って妹から下らない
メールが何度も入って寝てもいられなくなった。
結局起きたのは昼近くになった・・・

いつものように『アッコにおまかせ』『噂の東京マガジン』を見終えたので買い物にでも
行こうかと思ったが、奥方はあまり乗り気ではない。
そこで、最近疎かになっていた2cvの整備をすることにした。
エンジンの始動性や調子は絶好調なのだが、ライトスイッチの接触が悪く、上手く点かない
事が多くなったからだ。

まあ、原因自体は分かっていた。
ライトスイッチボックスが経年変化等で割れてしまい、電極が踊っているからだ。
車検を通す為に昨年末に一度修理を試みたのだが、完全に治っていなかった為、症状が
悪化してきたのだ。
[写真:壊れたライトスイッチ]
再度壊れたライトスイッチボックス
あまりにもお粗末な仕事なので写真も携帯電話にて行った・・・

症状として
 ☆ ボックスの部品にヒビが入っており、動作に支障が起きている
 ☆ スイッチボックスを閉じる3つのねじ穴の2個が『バカ』になっている
 ☆ 雌ネジの部品が折れて外れてしまっている

以上3つの不具合をエポキシ系接着剤で接着、固定、充填したつもりだったが、ことごとく
接着剤が剥がれ効き目が失せていたのだ。
[写真:壊れたライトスイッチ]
ひび割れたスイッチボックスの部品
スイッチ棒を前後に固定するボール付きバネの力に負けたらしい・・・

前回の修理が殆ど意味を成していないため、どうすべきか当然迷った。
しかし、場当たり的な対処両方が無意味だと分かっていたのでスイッチを完全に外して
検討することにした。

しかし、どんな接着剤を使うにしても接着面積が狭い上に力が掛かるので補修には
限界があるようだ。
材質のせいだろうか、100円ショップで買ったエポキシ接着剤は爪を立てると呆気なく
剥がれた位で『食い付いて』いない・・・
こうなったら『あの手』で行くしかない。
半田ごてを取り出し、ひび割れを溶接してみたところ、思った以上に上手くいった。
[写真:壊れたライトスイッチ]
半田ごてで溶接したスイッチボックス

これでいけるかと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。
『他も溶接してしまおう』と、折れた雌ネジの部品にこてを当てた途端、ポッキリ折れて
しまったのだ。
まあ、ねじ山のバカになった部品なので有っても無くても大勢に影響は無いが、
『折れた』と『折った』との差は大きい・・・

さて、ねじ山を直すために、次の手を打つことにした。
要するに谷だけになっているのだから、山を足せば良いわけで、その為にプラスティックを
溶着することを考えた。
引っ張り出してきたプラモデルのランナーに火を点け、ロウソクの要領で垂らす作戦だ。

ところが、いざやってみるとプラモのランナーは直ぐに火が付き、燃え始めるものの
想像していたようには垂れてくれなかった。
と、言うよりスキーの滑走面を直す時と混同していたようだ・・・

仕方が無いので機転を利かせて荒療治。
燃えながら解けているランナーをネジ穴に突っ込んでみたのだ。
最悪、タップを使ってねじ山を切ってやる必要があるが、ネジ穴さえ上手い具合に充填
できれば半歩前進できるからだ。

・・・が、結果は半歩後退となった。
ランナーも部品も同時に解けるのだが、材質が違う為か溶着には至らないのだ。
しかも、一番重症だった場所に至っては突っ込んだランナーが折れてしまい抜けなくなり
二進も三進も行かなくなった。
幸い電気ドリルで穿ったら元に(?)戻ったが、修理とは程遠い状態だ・・・

結局のところ、生きているネジ穴1箇所を除いて補修は不可能となった。
まあ、エンザートなどを使ってネジ穴を作り直す事も考えたが、折れた1箇所に関しては
どうにもならない。
悔しいが中古なり、新品なりのスイッチボックスを入手するのが手っ取り早いという結論に
達したので、針金でケースを縛って組み戻した。
見てくれも悪いし、挫折ともいえる状況だが、ライトは動作するのでよしとしよう・・・
(秋葉原で半用品のスイッチを買って組むことも考えたが、雰囲気が変わっちゃうしねぇ〜)

ライトがまともになったので買い物へ行こうと思ったが、奥方は洗濯の途中だった。
と、言う事は若干の時間があるという事なので、作業をチョッピリ続けることにした。

最近、ブレーキを思いっきり踏んだ後、キャリパーの戻りが悪い感覚がある。
もちろんブレーキが利かないわけではないので何とかなるが、ブレーキタッチが変わる
というのはどんな車でもいい気分がしない。
特に2cvのブレーキタッチは好きな部類なので尚更である。

しかし、ブレーキ整備はとてもリスキーだし、『買い物に出る前にちょこっと』で済む
はずも無い重整備だ。
当然、ブレーキパッドの残量確認程度にするつもりでボンネットを開けたのだ。

ところが、前回ブレーキパッドを外してから早うん年。
車検に出す朝、業者が来る直前にサクット外して確認した記憶があったにもかかわらず、
今回はどうやっても外せないのだ。
仕方が無いのでヘインズを持ち出して『どうやったかな?』と腕組みをしていたら
『どうしたの? 故障? バッテリー??』とか言いながら近所のタクシー屋さんが
やってきてしまった。
「いえ、最近忙しかったので定期整備です」と言って取り繕ったが、どうもこの人は
苦手なのだ。
以前、この人のタクシーがバッテリーを上げてしまった時に2cvのバッテーリーで
掛けてあげたことがあるので、それを恩に感じているまでは良い。
しかし、記憶をたどっている時真っ最中にやって来て
『へぇ〜、こんな(英語の)マニュアルが読めるんだ』と、言われると集中できなくなる。

結局、下手な事は続けられないと感じ始めたので、作業をやめて買い物に出た。
行ったのは例によって篠崎の河内屋、本一色のサミット、近所のぱぱすの3店のみ。
しかし、牛乳、冷凍ソーセージ、米などを買ったので金額以上に重量が嵩んだ・・・

夜は思いつきで作ったパスタを食べた後、妹に呼び出されたので近所のファミレスへ行って
コーヒーをガブ飲みして終わった。

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『Blender2.42リリース!』

[バナー:blender2.42]
blender公式サイト:http://www.blender3d.org/

私も使っているフリーの3DCGソフトBlenderの新版がリリースされた。
昨年12月23日に2.40がリリースされた直後、1ヶ月を経ずして2.41が
リリースされるなど、きめの細かいバージョンアップには頭が下がる。

さて、今回のバージョンアップは数値にすると『0.01』なのでマイナーバージョンアップ
程度に思うかもしれないが、実際には相当なステップアップをしているらしい。
不勉強の為まったく新機能を追いかけていないが、液体のシミュレーションや
オレンジプロジェクトで使われた新機能を多く取り込むなど、生半可な進歩ではないようだ。

それこそ、新機能の類は『今まで難しかった事を楽に出来る』物もあるだろうから
勉強に値すると思うが、相変わらず納期に追われているとなかなかねぇ〜

オリジナル作品を作ることも頭の片隅に有るが、それよりも抱えた仕事をサクット
進めるテクニックに振ることの方が先決だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.17)


平成18年07月15日(土曜日)

土曜日だが普通に出勤。

奥方も通常出社って事もあったが、仕事が片付いていないことに加えお坊さんがお経を
あげに来る事になっていたからだ。
このお坊さんは無類のパソコン好きなので、お経の後の雑談は専らその手の話に終始した。

さて、本日の作業はパースCGの修正だ。
一応、金曜日の夜に着手していたものの、どうにも調整がうまくいかず、レンダリングが
出来ないでいたのだ。
そこで、原因を探りつつ不具合を潰し手行くことにした。

しかし、膨大なポイント数を設定したパーティクルエフェクトを使っている為もあって
調整を加えても塩梅が悪い・・・
以前は『芝生なしの背景』と『芝生+植え込み』の2枚をグラフィックソフトで合成して
納品したが、今回は幾らレンダリングを試みてもハングアップしてしまうのだ。

こうなると人間様が幾らヒステリーを起こそうがベソをかこうが作業は全く進まない。
結局、6時過ぎに限界に達し、早々と帰宅した。

自宅に帰り、カップラーメンを食べながら撮り溜めたビデオをみたりしていたが、
眠くて目を開けていられなくなり撃沈・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.17)


平成18年07月14日(金曜日)

仕事にならなかった一日。

仮とはいえ一仕事終えた感じなので、次の仕事に着手するつもりだったが、目の前には
パースCGの修正が横たわっていた。
まあ、昨日の今日の話だし、直ぐに出来なくても文句は言われない。
第一、連休を挟むので週末になんとなすれば、どうとでもなる・・・

それよりも一日中気だるいというか、薄ら眠くて何をやっても集中できない。
そんな訳で、溜めに溜め込んだ日記を書いて終わり。

しかも、毎週、楽しみにしているタモリ倶楽部も放送されず、不満の残る一日だった。

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『うそ、嘘、ウソ』

仕事が忙しくてリアルタイムで書けなかったが、世間ではいろいろなことが起きていた。

秋田の小学生殺害遺棄事件の畠山容疑者が突拍子も無い供述を始めたと報道された。
『彩香ちゃんと川を見に行った際に転落した』と言い出したらしいのだ。

まあ、4月に遺体で発見された直後から『もしかしたら同容疑者が・・・』と噂はされて
いたが「やっぱりね」と思った半面、どうにも納得できなかった。
というか、話の整合性が何処にも無いのだ。

例えば容疑者の言うように川へ行ったときに『誤って』転落したとして、助けに行かな
行かなかった何故?
一時的にパニックを起こして助けなかったとしても、何故『事故がおきた』ではなく
『行方知れずになった』と申し出たのか?

はたまた『自分で起こした事件』を『他人が関与したかもしれない事故』に見せかける
のが目的なら何故警察に『事件を視野に捜査しろ』と主張していたのか・・・
兎に角、その場限りの嘘で取り繕った人生を送ってきた人だし、今回の供述とされる
話も所詮は関係筋のリークかもしれないので鵜呑みにするのは危ないかもしれない。

いずれにしても、真実が明らかになるのはまだ先のようだ。

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その場限りの嘘を重ねたといえば、例の嘘つき大国だ。
拉致した韓国人に『救助された』と言わせてみたり、『幸せに暮らしていた』と
合成写真を渡してくる。
それにもかかわらず『平和や人権』を口にする厚顔無恥さ・・・
しかも、日朝平壌宣言を一方的に無視して打ち上げ花火の如くミサイルを連射したりと、
やりたい放題・・・

まあ、それもこれも先軍政治がキーポイントだろう。
昔から独裁者を気取る人間が最も恐れているのが『軍によるクーデター』らしい。
他国を滅ぼす能力を有する集団を身近において置くのが我が身を守る最も有効な方法で
あると同時に、それが自分に向けられれば簡単に始末されかねない。
その為、『自分に歯向かえば死あるのみ』と言った恐怖によって支配するか、『自分に
味方すれば美味しい思いが出来るぞ』と飴をばら撒いて懐柔するかだ。
今回の事件を将軍様に当てはめると後者だろうか?
ガス抜きの溜めにも方々でミサイルを撃たせてストレスを発散させたようだ。
(間違ってもミサイルで消えてしまうお金で国民を飢餓から救う発想は無い)

国連安保理での決議に懲罰条項が入る可能性は低いが、先を見守りたい。

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テレビで見るたびに苦笑するのが『放火ブロガー・クマエリ』の映像だ。
自ら『日本一熊田曜子に似ている』とか『アイドルを目指しています』と公言するが、
人間としての中身は『並以下』もいいところだ。
まるで『仏作って魂入れず』かのごとき話だ。

まあ、恵まれた容姿をチヤホヤシテほしいという感覚は理解できなくも無い。
私を含め、WebSiteやブログを公開している人間は少なからず自己顕示欲の類を
持ち合わせている。
しかし、ブログのコンテンツの為(?)に身銭を切ってラーメン屋を食べ歩くなどの足を
使ったネタ探しをする人もいるが、ある意味自己満足でやっていることだ。
仕事じゃないのだから気の利いた話題が無かったり、面白い文章が書けなければ
更新しなくても文句は言われない。
しかし、クマエリのやったのは事もあろう放火だったわけで、全くもって開いた口がふさがらない・・・
(世が世なら火あぶりだ)

爆笑問題の漫才じゃないが『アイドル萌え〜』は良いが、『体育館燃え〜』はダメだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.15)


平成18年07月13日(木曜日)

朝から幕張メッセへ納品。

昨夜焼き上げたDVDを持ち、ポンコツ2cvで幕張を目指して走り出した。
今回のイベントの題名はは『CONET2006』。
[写真:CONET2006]
和名として『建設機械と施工技術展示会』と書かれている通り、およそ一般的な人が行く
イベントでは無い。
一応『10時開場』と聞いていたが、そんな所へ開場直後に行く人は関係者くらいなものだ。
そんな事もあり、チョッピリのんびりと会場入りした。

エントリーの後、早速T建設のブースへ行き、DVDを差し替えてもらった。
当然再生できたので一応納品完了である。
それこそ、この期に及んでも新しい意見が出たが、それらに一々応じていたら毎日
通うことになるので、受け流してその場を後にした。

さて、仕事が溜まっているので直ぐに帰るべきだが、折角来たイベントなので一通り
見てゆくことにした。

[写真:会場の様子]
広い会場は各社のブースで埋め尽くされていたものの、初日の朝一だけあって人気もまばら。
余裕を持って見ることが出来た。

しかし、やはり私ですら場違いというか、門外漢という感覚があった。
展示されているのは高所作業車や大型ブルドーザー、大型クレーンを初めとした土木機械が
多いので親近感が無い。
むしろ『働く車好き』の小学生くらいの方が楽しめるのだろうが、実物展示がほとんどで
自分の仕事の参考になる他社のビデオは殆ど見受けられなかった。
[写真:実物展示その1] [写真:実物展示その2]

[写真:数少ないキャンギャル]
決定的なのは会場の雰囲気の殺風景さだ。
一応写真のようなキャンギャルがいる事はいるが、ごく一部の大会社だけだし、当然
人数も限られている。
高所作業車で実演をする女性もいたが、当然ミニスカートという訳がなくパンツルックの
昔のお姉さんだったりする・・・

はたまた、会場の端の方で手拍子が聞こえてきたので行ってみたら、展示してある
作業車両の周りで数人のギャルが飛び跳ねながら踊りまわっていた。
しかし、華やかな舞台とは裏腹に周りで手拍子をしているのはダークカラーのスーツを着た
野郎ばかり・・・ハッキリ言って異様な光景だった。

会社に戻ったのは12時半くらいだった。
帰って直ぐメールチェックをしたところ、知らない人からメールが入っていた。
まあ、T建設の人なのでSPAMメールという事ではない。
しかし、内容はまたしてもCGの修正・・・、しかもパース図の大幅改修だった。

文言にすると『防音壁の削除』と『転回路の削除』というものだが、運が悪いことに
転回路の前後にはパーティクルで作った芝生が・・・
お先真っ暗って感じだ。

結局、夜まで修正作業を続けたが、思ったように仕上がってくれなかった上に、
G建設から細かい仕事の電話が入ったので気分転換もかねて先行させてしまった。
未完のまま帰宅したが、眠くて仕方が無かった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月12日(水曜日)

納品の為、朝からバタバタ。

午前中に新宿へDVDを届ければ一応、一息つける。
それにはサクッとDVDにデータを焼くだけだが、クオリティー向上のためには
昨日の夜に仕掛けたCGと差し替える必要がある。

ところが、レンダリングの終わった2本のCGをタイムラインに組み込んで愕然とした。
レンダリングは完璧に出来ているのだが、根本的なプログラムミスがあって使えないのだ。
オープニングで『車が車をすり抜ける』シーンは誰からも指摘されていないので、
しらばっくれる事にしたが、『地下で施工しているように見えない』と難癖をつけられた
シーンはレンダリングに一晩はかかるので諦めざるを得ない。
(まあ、そもそも入れ替える必要は無いと思っていたし・・・)

そんな訳で、朝一で入った修正依頼をベースに修正を加えることにした。
単純な誤字レベルの物や「今頃言うなよ」みたいな注文も含まれていたが、『掘削土は
何とかならないか』というどうにもならない物が未だに入っている・・・
まあ、それは無視して他のシーンを弄り始めたのだが、編集後のデータ変換時間を
考えると午前中の納品が怪しくなり始めた。

そんな時、DVDを届けるはずだったI氏から電話が入った。
何かと思いきや、単純にメールで指示した修正はどこまで出来るかという事だった。
それこそ『泥』以外は全て終わっていたが、『全てやると午前中の納品は無理』と
伝えて『3時過ぎに現地納品』という事で話はまとまった。

こうして時間的余裕が生まれたので(止せばいいのに)細々としたCG修正も含め
あちこちのブラッシュアップを開始した。
特にオープニングの『車をすり抜ける車』だけは何とかしたかったのだ。

このデータが使えなかった理由はカメラの移動経路が微妙に異なっていたからだ。
結果、ビデオ編集ソフトで合成したときに『一致しない』箇所が目立って一体感を
阻害しているのだ。
しかし、絶対的な時間が限られるので昨夜仕掛けたのと同じデータでは時間がかかりすぎる。
そこで発想を変え、データ量が比較的少ない『地下部側』のCGを修正してレンダリング
することにした。

素材が揃ったので、後は編集ソフトに組み込んでビデオファイルとして出力するだけだ。
データを差し替え、怠惰な箇所を改めて切り詰めてレンダリングを仕掛けたら、人間は
ひたすら待つだけだ。

ところが、待ち時間が異様に長く感じられた。
時間的余裕が無い中での待ち時間なので相対的に長く感じられるだけでは無い。
諸般の理由により6年前に買った古いバージョンのビデオ編集ソフト(MSP5.2J)を使って
いたので絶対的な待ち時間も長いのだ。
(古いソフト故に使えるCPU命令セットはMMX止まりでSSE、SSE2などのターボが
利かないから)

1時半を過ぎ、遅々として進まない状況に不安が募ってきた為、博打を打つことにした。
レンダリングを止め、MSP7.0Jにデータを読み込みレンダリングをやり直したのだ。
流石にレンダリング効率の差は圧倒的で、作業は順調に進んだかに見えた。

続けてデータをMPEGに変換してからオーサリングソフトに読み込んでDVDが
焼けるまでが、また待ち時間だ。
こうなると運を天に任せる・・・否、コンピューターの計算が終わるまで人間は待つだけだ。
2時半近くに1枚目のDVDが焼けたが、万が一事を考え、もう1枚焼き焼き・・・

DVDが焼き終わったのは2時50分。
待ち合わせは『3時くらい』というアバウトなものなので文句を言われることは無いが、
電車だと遠回りなので車で出ることにした。

道路事情が良かったので3時ちょっと過ぎには幕張ICを降りたので、念のため連絡を
入れることにした。
しかし、事前にメールで知らされた電話番号に掛けてみたが一向に出る気配が無い。
念のため、転送したメールのリンクを使って掛けなおしてみたが状況は変わらない。
「まあ、作業の真っ最中で忙しいだろうし、着信履歴が残ったから良いだろう」
と、思い歩を進めることにした。

3時15分、幕張メッセ周辺に到着。
事前にチェックしていた最寄と思われる駐車場を探してウロウロしたが、結果的に
それが裏目に出た。
公式Webサイトに出ていた『周辺の駐車場』はあくまでも略図でしかなく、とんでもなく
離れたところにあったのだ。
そんな訳で、周辺を一周した後に車を止めるのにさらに時間がかかってしまった。

3時30分、幕張メッセに到着。
メールに書いてあったホールを探してウロウロしたが、方向感覚が掴めずオロオロだ・・・
仕方が無いので「今、迷ってます」と知らせるために先ほどの電話番号に電話を掛けてみた。
すると長い呼び出し音の後に電話に出たのは女の人だった。

何かおかしいと思いつつ「・・・あの、Aさんと違いますか?」と聞いてみたが、どう
考えても、相手は中国訛りの片言の日本語・・・
結局、『・・・わからない』と一方的に電話を切られてしまった。
唖然としつつ、メールのリンクから電話を掛けてみたが出る前に電話を切られてしまった。
どうやらT建設のI氏から伝えられた番号は間違っていたようだ・・・

3時40分。
こうなると開き直るしかないので会場を目指して改めて走り始めた。
すると、会社経由で私の携帯番号を聞いたらしくI氏から電話がかかってきたので、
ようやく「今、ホールの前にいます」と伝えることが出来た。

入り口が分からずこの期に及んでもウロウロしたが、無事にI氏と合流することが
出来たので早速DVDのチェックをすることにした。
先ずは持ち込んだDVDを認識するかどうかだが、流石に今時のメディアとプレーヤー
なのであっさりとクリアした。

ところが、再生を進めるうちに『ここ、もう少しカット出来るかもしれませんね』
とか、『このテロップ、xxに変えられませんか』と要望は尽きることが無い。
加えてビデオ編集ソフトを変えた際のチェックミスまで発生した為、明日の朝最納品
するという話になってしまった。
まあ、自他共にその方が良いけどね・・・

失意まではいかないが、若干トホホな気分で会社に戻り、早速修正作業に入った。
まあ、弄るところはさほど多くないので直ぐに終わるだろうと思っていたが、甘かった。
仕上げ段階の作品のチューンナップは効果が希薄な上に時間ばかりかかってしまう。
結果的に終わるようで終わらない状態に陥ってしまった。

結局、DVDを焼き終わり、自宅に帰ったのは1時過ぎだった。
流石に疲れた・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月11日(火曜日)

納品前日の一踏ん張り

本日のお題は『エンディングの制作』と『ナレーション代わりのテロップ入れ』だ。
エンディングは『尺』としては大したボリュームを必要としないものの、どのような
映像を使うかを悩むところだ。
そこで、面倒だが着実に進められるテロップ制作をすることにした。

実は今回のビデオでは、テロップらしいテロップは非常に少ない。
よって、ナレーション代わりのテロップは最終的には削除されてしまう運命にある。
その為、極力手をかけたくない作業ではある。
こんな時、通常はビデオ編集ソフトのテロップ機能を使うのが得策だ。
テキストベースの原稿を用意し、カット&ペーストすれば基本データが完成する。
オン、オフの時間や色、板付けの設定もその場で出来るので便利なものだ。

ところが、こんな便利なものを全く使っていない。
どういう訳か、文字の色が素抜けになり、ノイズが走ったりする事があり、まともに
使えないのだ。
しかも、原因不明だからどうにもならない。
(常に起きる訳でも無いので前回出来心で使ってみたが、ヤッパリ駄目だった)

そんな訳でグラフィックソフトを使って1枚ずつテロップを作ることになった。
この方式のいい所は文字間隔や行間の設定だけでなく、板付けも自由自在な事だ。
逆に悪い点はαチャンネル設定を人間が手動で行う必要があるなど、『面倒な事』に尽きる。

「何か良い方法は無いかなぁ〜」と日和ながらも、本質的にはビデオ編集ソフトを変える
くらいしか無いので今はどうしようもない。
兎に角、無手勝流で順番にデータを作って貼り付けていった。

こうして残るはエンディングだけとなった。
PCを使ったインチキナレーションから割り出した秒数は概ね13秒前後。
余韻を持たせたとしても20秒は必要ない。

例えばH親分の仕事の場合、いい加減な映像のを背景にしてビデオの中で使った
CGや実写映像をスクロールさせたりする。
まあ、同じ会社でも極力違うパターンを使いたいのが人情だし、会社が違えばなお更だが、
時間的な問題もあって同じパターンを採る事を考えた。
ところが、いざ使うシーンを洗い出そうとしても印象的なシーンが少ない作品なので
『帯に短し襷に長し』なのだ・・・

結局、場面の選定は後回しにして背景用のCGアニメをでっちあげることにした。
まあ、時間が押している事もあって作中で使ったCGデータを流用したものだが、
エンディングにふさわしく『印象的に見えるように』仕立て直してみた。
しかし、全体をレンダリングしてみないと分からないことが多い。
なにしろ全てが思いつきなので効果が吉とでるか凶と出るかが分からないのだ。

そんなわけで、レンダリングしながら他のシーンの修正や全体編集をしていた。
・・・凶と出た。
方向性が間違っているとは思わないが、少々インパクトが弱い。
百歩譲ってこのまま使うことも考えたのだが、貼り付けたテクスチャーがフリッカーを
起こすという情け無い不具合が気になって仕方が無い。
結局、あちこち直した上に『ピカー』っと光る演出を加えて再度レンダリングしてみた。
すると、ベタな演出ではあったが苦笑するほど決まったのでそのまま使うことにした。

[CG:エンディングCGA]
でっち上げたエンディング用アニメ
ending01.wmv

まだまだ細かい不具合はあるが、全体の素材が揃ったので一応納品できる状態となった
のでサンプルをアップロードし、メールを出してから差し替え分の修正作業を始めた。
実際には半ばやる気が失せ始めていたのでビールをがぶ飲みしながらの作業していたら、
夜中になってしまった。

明日が勝負だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月10日(月曜日)

疲れが抜けないままの週明けも仕事。

出社して朝一でメールチェックをしたが、夜中にアップロードしたビデオへのRESは
ついていなかった。
張り合いが無いと思いつつも、修正箇所を潰す時間も必要なので作業を続ける事にした。
すると昼近くになって修正依頼を伴うメールが入った。

しかし、内容を精査(?)してみると『上方から見た図は地下で施工しているように見えない』
とか『実施工状況の掘削土が柔らか過ぎる』と言った妙な指摘も含まれていた。
確かに『上から見た図』には街灯やガードレールが見えるように配置してあったが、
横断歩道などの白線は透過設定を加えて地下を演出したつもりだった。
そもそも、そのシーンに至るまではずっと『地上を見上げるカメラ位置』→地下での
作業としか見え無い筈なのだが・・・

後者の土に至っては『それが現実』なのでどうしようもない。
昨年夏と今年の春の2回撮影に行ったが、場所が100m程度しか離れていない事もあって
土の様子はあまり変わりが無い。
否、むしろ最近撮った映像の方が土の状態は緩くて水っぽく、期待に沿えないのだ。
結局、「現場に問い合わせてみますが」とだけ返信したが、望み薄なのは間違いない・・・

そんなやり取りをしていたら、夕方近くに『納品日時の確認』に関するメールがはいった。
曰く『12日の午前中なら本社にいるが、現地へ持ち込むなら云々・・・』と、あった。
つまり、完全に納期が切られた形になったのだ。

現状で言うと最もボリュームのある『施工手順』に目処がついたので以前作った
『実施工状況』を加工して繋ぎ、『特長』のパートの後に適当なエンディングをでっち
上げる必要がある。

と、少々の不安は無いわけではないが、『納期!』と言ってもナレーション録音をして
いないので『仮』の粋を出ない。
今日も夜中まで作業を続けたが、どこか気楽な感じだった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月09日(日曜日)

日曜日だが昨日の続き。

疲れている為か目覚まし代わりのラジオの内容を全く覚えていない。
しかし、家を出て会社に行かない事には仕事を始められない。

無理やり起き出しブランチを作ろうと炊飯器を開けたところ、どういう訳だが内釜が
安っぽいアルミ製のものに変わって『オコゲ』が出来ている・・・
元の『鍛造厚釜』は何処へ行ったのかと洗濯を始めた奥方に尋ねたところ『こっちにあるよ』
と、答えられた。
「あるならいいや」と、思いつつ冷蔵庫を開けたところ、タッパーの中に入っていた
冷ご飯に混ざった玄米がジャイアントコーンくらいに膨れているではないか!
不思議な事があるな・・・と、奥方に声を掛けたところで目が覚めた。
・・・起きたと思ったのは夢だったのだ。

時計を見たら既に11時を回っている。
『このままじゃいけない』と奮起し、今度こそ本当に起き出してシャワーを浴びてから
昼食を作って食べ終わったら2時近くになっていた・・・

例によって昨夜仕掛けたCGのチェックからスタートした。
するとメインマシンの方は問題なく終わっていたのだが、サブマシンは予定の半分も
進んでいない・・・
1コマのレンダリングに8分以上掛かっているのだから当然だが、CPUの処理能力と
いうより完全なメモリー不足である。
こんな事なら1本だけでも1GBのメモリーを買うべきだったかと、一寸後悔しつつも
無視して他の作業を続ける事にした。

本日のお題は最終的な鳥瞰図への視点移動と仕上げである。
ライトや質感の設定に不具合があったりと完成にはもう少し時間が掛かるかもしれないが
鳥瞰図に着手さえすれば何とかなる。

しかし、『鳥瞰図への視点移動』そのものは大した事は無い。
むしろ問題なのは出来上がった道路を走る車の動きである。
まあ、交差点を横切る車と停止線で止まっている車は『施工前』のデータから流用が
可能だが、アンダーパスを走る車の動きは一寸面倒なのだ。

一応、前夜から着手はしていたが、直線移動→下り坂の凸R→半ばの直線→下りの凹R→直線
→上りの下り坂の凹R→半ばの直線→下りの凸R→直線移動と言う工程をプログラムする
必要が有るだけでなく、走らせる台数分のアニメ設定が発生するのだ。

こんな時、パスアニメを使えば楽できる事は分かっている。
しかし、しばらく使っていなかったので『練習』から始める必要があった。
まあ、『急がば回れ』と言う事もあるのでこれを使うべきだったのかもしれないが、
兎に角、テンパっているので練習時間が惜しかったのだ。
結局のところ、距離は短いが進むのが面倒なぬかるみ道を通ってしまったのに等しい。

出来たところまでを端からレンダリングして行き、編集ソフトで繋いでいったら、
夜中近くには一応『作業手順』は形になった。
「まだまだ修正は加えないといけませんが・・・」と注釈を入れたサンプルをアップロード
してから帰宅した。

やれやれ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月08日(土曜日)

午後から仕事

少々遅く起きて会社に出るつもりだったが、疲れている上に奥方が起きないせいか私も
起きられない。
『起きなきゃ、起きなきゃ・・・』と布団の中で思っていたところ、気がつけば昼を大きく
回っていた・・・

慌てて起き出し、有り物でブランチ(っていうか完全に昼食)を食べて家を出たのは
2時過ぎだった。 ロボコン0点

出社早々、CGの続きだ。
昨日までにシールド機による掘進は終わっているのでゴールも間近かである。
そんな訳で本日のお題は『鉄筋工』と『コンクリート打設工』だ。
同じ事をオープニングでもやっているので当初は部品の流用及び加工のみで押し通す
つもりでいた。
しかし、木曜日に横浜精密さんで『正確な鉄筋の組み方』を見た為、迷いが生じた。
模型とCGは同じ場所で使う可能性が高い為、細部の互換性があったほうが説明が
し易いのでは?と考えた。

しかし、はっきり言って鉄筋もコンクリートも一般的なもので、今回の工法用ではない。
しかも、アップにするなら話は違うが、『引き』の状態の方が分かりやすいので
作りこんだとしても目に留まることは無い。
そう考えた結果、当初の予定通り流用&加工で済ませる事にした。

そこで部品の加工をして配置して行ったのだが、またしてもデータ量の爆発に直面・・・
途中で何度もハングアップする羽目になった。

またしても夜中になってしまい、出来たところまでのレンダリングを仕掛けて帰った。
出だしが遅かった事もあるが、能率が上がらない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月07日(金曜日)

なおもCGのつづき。

昨夜着手した『鋼殻』の部品加工の続きである。

基本的な考えとして鉄筋を組み、コンクリートを打つ為には鋼殻の枠組みにスリットを
開けなければいけないのだ。
しかし、スリットの開け方は全て同じと言うわけではなく、少なくとも3種類存在する。
一番加工しやすいパターンを先行して作り、更にそれを加工して他のバージョンを作る
事にしていた。

ところが、散々苦労して出来上がったものをコピーしたところ、またしてもデータ量が
爆発的に増えてしまった・・・
これでは再びハングアップの危機に怯えながらプログラムする必要があるので、一寸
した思い付きにより穴あけ前後のパーツを全長の半分で繋ぎ合せ、アニメ設定で
ひっくり返す事にした。

これだと絶対的なデータ量は約半分にしかならないが、データ節約用の外枠のみと違って
何処から見ても使えると考えた。
しかし、アニメ設定を始めたところクダラない不具合に遭遇。
パッチ用の部品を作る必要が生じたりして時間ばかりが過ぎてゆく・・・

今日も夜中まで作業を続けたが、終わるようで終わらない状況に変化はなかった。
とほほ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月06日(木曜日)

午後から綱島へ

ついに第一裏納期が来てしまったが、正直言ってCGはまだ未完成だ。
なんとなくゴールらしきものは見え始めているが出来ていないものはどうしようもない。
会社を出るギリギリまでCGアニメやパースの続きをやり、サーバーにアップロード。
出来上がったものを一応DVDに焼いて出発した。

インターネットの乗り換え案内で調べた通りに渋谷で東急東横線に乗り換えたが、人ごみが
凄い上に、始めて乗る路線なのでオロオロするばかり。
切符を買っている間に乗りたいと思っていた『急行』が出てしまったので、仕方なく
鈍行に乗る事にした。
まあ、考えていたよりも大幅に早く会社を出たので、これでも全く問題無し。
それどころか、綱島駅に着いたのは待ち合わせ時間よりも1時間近く前だった。

そんな訳で、遅めの昼食を食べる事にしたが、初めて来る土地なので右も左も分からない。
一応、駅前なのでマクドやケンタなど一通り揃っているのだが、時間調整を考えると
ファーストフードでは間が持たない。
そこで適当な店は無いかとウロウロしていた。

すると駅から少し離れた場所に激安ラーメンチェーン『幸楽苑』を見つけた。
はっきり言って好んでラーメンを食べる方ではないし、ファーストフードと変わりが無い
類の店だ。
しかし、食べもしないで味を論ずるのは失礼だし、少々興味がわいた。
しかも、店頭でメニューを見ていたら中国人のアルバイト君に『直ぐ座れます』と言われ
成り行きによって入ることになったのだ。

メニューを見たところ、基本である『中華そば』は税別290円也。
一応、セットメニューも合って若干割引になるが、そこまでガッツリ食べる気もしない
ので餃子だけ付けて注文した。
まあ、それでも500円足らずだから高いものではない。

しばらく経って、ラーメンだけが届いた。
[写真:幸楽苑の中華そば]

激安ラーメンという事で、ついついライバル(?)である『びっくりラーメン』と
比較してしまうが、チャーシューが沢山乗っているというのが第一印象だ。
しかし、味に関しては特筆するところは無い。
ハンバーガーと一緒で『空腹を満たす』為に食べると言うレベルで、思い出すだけで
お腹が鳴るという類のものではない。
(まあ、10数年前に赤坂の立ち食いそば屋で食べた『ゴムひも』のような最低ランク
では無いので拒否まではしないが・・・)

それよりも餃子なのに随分と待たされた事の方が重大な事だった。
時間調整も兼ねていたので問題はないが、味について特筆するようなものではない・・・

食事を終えたので待ち合わせ場所に行ったのだが、誰もいない。
心配になり携帯電話に転送したメールを何度と無く確認したが、待ち合わせ場所も時間も
間違いない。
それにも拘らず、迎えが来る時間の5分前になっても知った顔が何処にも見つからないのだ。
正直言って私は人の顔と名前を覚えるのが大の苦手なので不安は倍増した。

予定時刻である2時近くになって、やっとホームの方からT室長が現れた。
しかし、私の顔を見るなり『あれ、まだ誰もいないの?』と言う状態だ。
T室長は『あっちにも出口があるのかな』と言いつつ駅に沿って歩いていってしまったが、
綱島駅に東口がいくつもあるはずは無い・・・

しばらくして、ようやくI氏とO氏が東口に到着した。
(っていうか、最寄の店でユックリと昼食をしていたらしい)
しかし、待てど暮らせど迎えの車がやってこない。
道が細い上に交通量があるし、駅周辺に車を止められるところが少ないので仕方が無い。
(実際、地元の人でなければ躊躇するような狭い道や強烈な曲がり角の連続だった)
結局、迎えの車が到着したのは予定していた14時を20分ほど過ぎていた。

さて、打ち合わせ(?)を行う為に向かったのは精密模型を制作する専門会社『横浜精密』さん。
私の作っているCGと平行して、展示会用の模型を作っているのだ。
同社のWebSiteを見ると大手のゼネコンを筆頭に相当ディープな依頼をこなす
ワークショップであるのは分かる。

内心『どんな工房なんだろう』と心躍らせていたが、着いたのは想像に反して小さな
町工場風の建物だった。
・・・否、香ってくる機械油の匂いといい、前の会社にいたときに散々打ち合わせや
納品に行った中小町工場そのものなのだ。
(まあ、私の職場はそれ以下だが・・・)

到着して直ぐにT室長達は模型のチェックを始めたが、私は手持ち無沙汰となった。
先方からすれば私も客の一人にカウントしているが、正直言って私の仕事は何も無いのだ。
一応、T室長に『(この模型で)気になるところはあるかね』と話を振られたが、私には
悪いところは見つけられなかった。
まあ、経験豊富な職人さんが4人がかりでやっているのだから当たり前だ。

しかし、納品まで1週間を切っているにも拘らず、室長達の『ここはもう一寸こうならないか』
とかいう要望は果てしない・・・
CGなら縮尺や部品構成も(いやいやながら)変更可能だが、巧妙に組み込まれ、分解
不能な箇所もあるらしく、社長は戸惑いを隠さなかった。
まあ、『時間が許す限りお客さんの要望には応えたい』という職人気質には頭が下がる。

こんな感じで、雑談やらには参加したものの、結局私の出番は回ってこなかった。
それこそ、出掛けに慌てふためいて焼いたDVDもこの場では披露できなかった。
否、その場に有ったパソコンは型が古すぎてDVDドライブが乗っていなかったのだ。
(CGソフトも持っていったが、あれじゃまともに動かなかったろうなぁ〜)
再び横浜精密のH氏に綱島駅まで送ってもらい解散となった。

さて、こんな感じで時間を浪費してしまったが、真っ直ぐ会社に帰る気になれなかった。
帰ってからCGを作る為にもPCのメモリー増設を検討したのだ。
しかし、秋葉原に着き、店頭の価格表を見て再び頭を抱えてしまった。
PC−3200のDDRメモリーも価格がこなれており、バルク品なら1GBでも9千円を
大きく下回っていたにも拘らず、最新版であるDDR2メモリーの方がDDRよりも安い・・・
そんな現実を目の当たりにして、躊躇せざるを得なくなったのだ。
結局、新型マシン組み立てを視野に入れた為、メモリーは買わずに帰ってきた。

かったるいが、会社に戻りCGの続きを始めた。
昨日までにマシンが到達立坑に到達しており、発進立坑への再投入及び連続掘進の
シーンまではプログラム済みだった。
よって、残りは『鉄筋工』、『コンクリート打設』『最初の鳥瞰図への視点移動』で
済むはずだった。
しかし、昼間精巧な模型を見てしまった為、ナレーションの読み間違いというか、勘違いが
ある事に気がついたのだ。

結局、部品の一部を加工しなければいけなくなり、時間が読めなくなってしまった。
しかも、夜中まで部品加工を続けていたが、途中で訳が分からなくなってしまい帰宅した。

かすかに見え始めたゴールは幻だったらしい・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月05日(水曜日)

どんよりと仕事。

出社早々、
昨夜仕掛けたCGのチェック → データ変換 → アップロード → 関係各位にメール
と、いったお決まりの作業となった。

しかし、時間短縮の為に2台のPCを使っているが万事上手く行っているとはいえない。
メインマシンでデータを作り、サブマシンでレンダリングしている間にプログラムの続きを
するという形態をとっているのだが、レンダリングの最中に不具合に気が付くと言う事が
しばしばあるのだ。

今回、試験的に背景に地層のテクスチャを貼った逆さドームを配置しているが、テクスチャの
『継ぎ目』の位置を調整しなかった事に気がついたのが随分と遅くなってしまった。
気がついた時点で背景の調整をしたまではよいが、編集ソフトでつなぎ合せた際に
それが目立ってしようがない。
当然、既に終わったと思うシーンを背景『だけ』の為に1からレンダリングせざるを得ない・・・
レンダリングスピードが今の10倍速ければ気が楽だが、そうは問屋が卸さないのだ。

そんなドタバタを続けていたらヤッパリ夜中になってしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月04日(火曜日)

朝からCG

前日までに説明の多い(手の掛かる)最初の3分の1位まで終わってはいたので、そこまでを
サーバーにアップロードしてから続きに挑んだ。
しかし、お客さんから次から次にいろいろな要望が来るので思ったように進まない。
結局、昼間のうちに細かい作業をして、夜中にかけてヘビーな仕事の続きをすると言う
状態がつづいた。

全体の3分の1を大きく超え、半分位は進んだと思うところまでレンダリングを仕掛けて
帰った。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月03日(月曜日)

週明けだが気が重い。

昨夜ファミリーレストランで暴飲暴食をしたせいか、明け方まで寝付く事が出来ず
眠い事この上ない。
(ドリンクバーだからといってコーヒーやらを8杯飲んだのがいけなかったか・・・)
しかも、両親は商売繁盛の祈願にかこつけて豊川稲荷を経由して遊びに出ている。
何となくやる気が起きないのは言うまでも無い。

出社早々、先ずは仕掛けて帰ったCGのチェックだ。
一応全てのレンダリングは無事に終わっていたのでビデオ編集ソフトで合成してみた
ところ、大小様々な不具合が見つかった。
まあ、それでもサンプル出しには使えるのでデータ変換してサーバーにアップロード。
続けて関係各位にメールを配信してRESを待ちつつ、作業のの続きにはいった。

先ずは地上を走る車のスピードから調整を開始した。
所詮インチキだし、現実を反映する必要は無いのだが、交差点を走り抜ける車がどれも
『暴走気味』なのだ。
しかも、オカマを掘るどころか車の中をすり抜ける車もある始末・・・
単純なチェック漏れだが量が多いので修正が大変だった。

そんなところへT室長からメールが入った。
午前中にアップロードしたCGの修正依頼を含んでいたが、またしても納品したつもりの
CGに手を加えてくれと言うのだ。
一応「直ぐ出来ると思いますが、一寸待ってください」とメールだけ入れ、現在の
作業を続ける事にした。
それこそ着手すれば10分足らずで終わる仕事も含まれていたが、3歩進んで2歩下がって
ばかりではゴールは近づかないからね・・・

地上部のアニメ設定を終え、レンダリングを仕掛けてから依頼されたCGの修正に入った。
1本のCGについては壁に看板を掛けるだけだが、資料を集めてからでないと見てくれが
悪くなってしまう。
そこで、それは後回しにしてパース図の修正を先行させる事にした。
まあ、アンダーパスの上に掛けた『梁』を取り除く簡単な作業なので直ぐに終わると
踏んでいた。
ところが、またしてもレンダリングが出来ない状態に陥ってしまった。
このパース図は昨日、一昨日とトラブルを起こした道路の元ネタになっている事もあり
元々多くの問題を抱えているのは間違いない。
しかし、辛うじて1発レンダリングをした記憶があったので『全く出来ない』事に
納得がいかず何度も何度も間違いを繰り返す事となった。

結局のところ、どうしてもレンダリングが出来ないので前回納品に使ったデータを
確認して、ようやく『部分合成』をした事に気がついた。
パーティクルでできた芝生を置いてあるレイヤーをオフにしてレンダリングしたところ
無事に納品する事が出来た。
とほほ・・・

さて、結構な時間になっていたので引き続きアニメ設定を続ける事にした。
ここに至ってやっと良さそうなカメラアングルが見つかった為、部品の移動などを
設定してみたのだが、途中でどうでも良い『吊り下げワイヤー』の作りこみなどを
やり始めてしまい、足踏み状態が続いた。

加えて以前から気になっていた2段式になっている油圧ジャッキのアニメ設定を
自動化について考察を始めてしまった。
しかし、手元にあったと思った資料が見つからなかった上に、実験を含めると実用化の
道は遠い。
そんな訳で、今回は無手勝流で乗り切り、後回しにする事にした。
(普段からの不勉強が祟った・・・)

11時過ぎにレンダリングを仕掛けて帰ったが完成には至らなかった。
見通しがついた気もするがゴールはまだ遠い。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『子猫元気』

実家で飼っている猫が子供を産んでから早2週間くらいが経過した。
(押入れの奥でいつの間にか生んでいたので正確な誕生日は誰もカウントしていない)
生まれて間もないのにも拘らず丸々しているし、ネズミというより既に猫っぽいなど成長が
著しい・・・
子供の数が3匹と少ないからか、それとも母猫がまじめに育てているからなのか???
いずれにしても可愛い盛りの第一段階だ。
[写真:猫親子]

[写真:猫たち]
こっち向いてよぉ〜

可愛いい表情を撮りたいのは山々だが至近距離でストロボを焚くのは少々抵抗がある。
そこで携帯用の三脚に据え付けて撮影してみたが、写せるのはじっと寝ている時だけ・・・
仕方が無いので肉球を拝見・・・

[写真:肉球その1]

[写真:肉球その2]

外を出歩く大猫たちと違い、まだ歩けないので肉球は真珠のように光り輝いているし、
ぷよぷよ感はなんともいえない気持ちよさだ。

可愛く、元気に育って欲しいものだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.04)


平成18年07月02日(日曜日)

日曜日だが仕事。

仕事の続きを・・・と思いつつも、体が言う事聞かず待たしても昼近くまで寝てしまった。
まあ、夢の中でCGを作っているのだから体が休まっているかは怪しい・・・
チャチャッとありもので昼ごはんを食べ、奥方と共に『猫ランド』こと仕事場へと向かった。

兎にも角にも昨日の続きだ。
重くてどうしようもないCGを何とかしないと、肝心の『施工手順』の説明シーンを
作り始められないのだ。

さて、データが重いのだから軽くしてやれは良いと考え、データのチェックを始めた。
車の形状自体は相当手を抜いているので「データに異常があるとすればポイントが
ダブっているのでは?」と思って試した見たらビンゴだった。

形状を反転コピーしたりする時に作ったデータを消し忘れることは有る。
しかし、せいぜいあっても100や200程度だ。
ところが、ある一群のポイントを選択して『重複するポイントを消去する』ボタンを
押したところいきなり1万数千ポイントの重複が検出されわが目を疑った。

もしかしたらと思い、トラックのデータを選択して重複点検出をしたら、単体でも1万以上の
ヒットが見つかった。
諸悪の根源はこれだったようだ。

このトラックは元は説明CGの添え物的に作ったトラックだった。
しかし、パース図を作る際に色々な車を走らせようと冷凍車風のコンテナを乗せて使った。
ところが、資料無しに物を作れない私はそれらしい写真を見てしまった。
すると何となく写真にあわせて過剰に作りこみをしてしまい、データの爆発的な増加の
原因になってしまったようだ・・・

そんな訳で重複点を徹底的に消したところデータ量は劇的に少なくなっていった。
しかし、それでも1コマのレンダリングに2分近く掛かったりレンダリング前にハング
アップを起こしたりと挙動が安定しない。
仕方が無いのでトラックの量を減らしたりして、ようやくまともにレンダリングを
始める事が出来た。

PEN4-3Ghzのメインマシンに地上部のシーンを仕掛け、2.8Ghzのサブマシンで
地下部の設定を始めた。
通常ならば一番作るのが大変なシールド機やセグメントピースは1ヶ月前作りこみが
終わっているので基本的には楽が出来る。
しかし、カメラアングルを考えながら進めないと肝心の説明がおぼつかなくなる。
そこで地上から地下へ降りてきた後の挙動をあれこれ考えていたのだが、なかなか
良いアイデアが浮かばないまま時間だけが過ぎてしまった。

気がつけば夜の10時近く。
普段ならばこのまま作業を続けるのだが、妹がファミリーレストランで待っていると
言うの駆けつけることになった。
そんな訳で仮のレンダリングを仕掛けて作業終了。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.04)


平成18年07月01日(土曜日)

仕事にならなかった一日。

兎に角、表の締め切り日を通過した事が気になって仕方が無い。
だが、何とか昼前に起きだしたものの会社に行ったのは2時近くになってしまった。

昨日のうちに箱庭セットを作り終えていたので早速アニメーション設定に取り掛かった。
先ずは地上から地下へのカメラの移動軌道だけを設定し、データ量が過剰気味な地上部を
走る自動車の流れを決める事にした。
自動車なので動きとしては基本的に真っ直ぐだし、カーブを曲がろうとする車を何台か
紛れ込ませればあっという間に終わると踏んだのだ。

ところが、設定を始めた矢先に頓挫した。
動きの設定自体は単純なのだが、たったそれだけの事なのに度々ハングアップしてしまうのだ。
データの量が多い以前に何かがおかしいと思うものの、直ぐに見つからない・・・
インチキな車のデータが怪しいと睨みつつも思い当たる節が無いのだ。

ハングアップするCGソフトと格闘していたら宣教師がやってきた。
既に5時半を過ぎており、東邦酒場へ行こうと言うのだ。
悶々としているのも嫌だし、気分転換も必要だ。
しかし、仕事が気になって仕方ないので帰ってから続きをやるべく、ノンアルコールで
押し通す事にした。
そんな訳で、本日は車で出た。

6時チョッと過ぎにお花茶屋に到着。
探偵はまだ電車の中だったので先に始めていたら、生ビールの御代わりをしたところで
やっと面子が揃った。

しかし、いざお馬鹿な会話が始まってしまうと果てしなく続く。
普段殆どアルコールを飲まないと言う探偵だが、私の代わりとばかりに飲むは飲むは・・・
しかも、それに負けじと宣教師もグラスを開け続けるたのだ。
(その間、私はウーロン茶を5杯は飲んだ)

そんなこんなで気がつけば11時を過ぎてしまい、提灯の燈が落ちる始末。
結局、当てが完全に外れ、仕事の続きは出来なかった。

トホホ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.04)


平成18年06月分の日記

06/01 06/02 06/03 06/04 06/05 06/06 06/07 06/08 06/09 06/10
06/11 06/12 06/13 06/14 06/15 06/16 06/17 06/18 06/19 06/20
06/21 06/22 06/23 06/24 06/25 06/26 06/27


平成18年06月28日(水曜日)

朝からモタモタ。

4月のミーティングで『6月末納品』と言う事だったが、事実上1週間くらいは余裕が
生まれたようだ。
しかし、他の仕事も手付かずで置いてある事を考えると手を抜くわけにも行かない・・・

今日の目標は昨日完成しなかったパートの完成だ。
しかし、元をただすと先週末に終わらるつもりだったので、遅れ気味だ・・・

一応、昨日のうちに当初の問題は解決していたので、ナレーションにあわせて続きを
作っていった。
まあ、カメラアングルを何コマで変えるか位なので大した作業ではない。
チョチョいとやって次に進むつもりだったのだ。

ところが、いざ出来上がったCGアニメにインチキなナレーションを重ねてみると
説明が足りない気がしてきた。
正確には同じ画を表示させ続けるのではなく、ナレーションを明示(暗示)する画が
あるべきなのだが、テンパっているせいかアイデアが浮かばない。
この時点ですでに9時を回っていたくらいで能率が上がっているとはとても言えない
状態だった。

しかし、手付かずのシーンが多く残っている事を考えると立ち止まってもいられない。
流石に新しいシーンに着手する元気は残っていなかったので先週末に撮影してきた
ビデオのキャプチャーや大枠の仮組みをして終わった。

先はまだ遠い・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『事件事故あれこれ』

ここのところテンパっていて日記も書き溜めていたので時事ネタを書いている暇もない。
しかし、忘れてしまうのも難なのでチョッとだけ。

■ 医師宅放火殺人事件 ■
両親や親族に医者や関係者の多い家系に生まれた高校生の長男が『勉強しろ』と強く
言われた事にキレてしまい『環境をリセット』したという空しい事件だ。
中学時代までは『天才、秀才』とちやほやされていたものの、高校に上がった途端に
凡人になってしまったという少年。
継母(?)との人間関係や親の期待などが圧し掛かっていたのは分かるが短絡過ぎるのは
間違いない。

同時にこの少年の『リセット』と言う言葉尻を捕らえて『最近の子供はゲームやドラマの
影響を受けすぎだ!』と分かったような口を叩いている輩も短絡的過ぎる。
過去、『小説』の読みすぎと称された事件もあっただろうし、映画も人の心を動かしたろう。
テレビ、パソコン、インターネットの時代に入り情報量が爆発的に増えたと言うだけの話だ。

古代文字を解読したら『今時の若者ときたら・・・』と書いてあった、という笑い話(?)が
有るがそれと同じレベルの話だと思う。

■ セレブ令嬢誘拐事件 ■
時給100万円と言われるカリスマ整形外科医の令嬢が誘拐され、3億円もの身代金を
要求された事件は僅か半日ほどで呆気なく終結してしまった。
下見をするなど計画的だった部分がありつつも、行き当たりバッタリな犯人のオウン
ゴールのような気もする。

しかも、別の強盗事件の犯人として逮捕状が出ていたというから重ね重ね迂闊な連中だ。
誘拐事件を起こさなくても遅かれ早かれ捕まっただろうが、改造拳銃を持っていたと
いうのはチョッと怖いか・・・

■ FIFAワールドカップ日本敗退 ■
私はスポーツ番組に全く興味が無いので全く見ていなかったが、日本が負けたのは
仕方ない。
現在残っているチームのプレーをニュースで見るだけでも『残るべきチームが残っている』
と言う印象がある。

雑誌やスポーツ紙は本大会が開始早々に悪者探し、というか戦犯の吊るし上げを始めて
していたが日本が負けたのは監督云々以前にそれなりの必然があったのだろう。
それこそ残業から帰ったらオーストラリア戦の2点目が入った後だった。
すでに負けムードが漂っていたが3点目が入った時の守備に回った選手の動きは
素人目にも気概が抜け切っていた。
疲れ切っていたの分かるが、それは相手にとっても同じ事。
攻撃の勢いに足がもつれて着いて行けず呆気なくシュートを許してしまった感じだが、
レッドカード覚悟で『足がもつれたと見せかけて引き倒す』事もできたはずだ。
まあ、所詮は『タラレバ』の話か・・・

蛇足ながら疑問に思う事がある。
何故毎回監督を代える必要があるかだ。
オカちゃんで勝てなかったのでトルシエに変え、また駄目だったので今度はジーコ。
神様ジーコでも1次リーグを上がれなかったので大会が終わる前に今度はオシム・・・
まあ、4年と言う月日は誰にとっても短く無いので、面子が常にリセットされる
と言う事もあるかもしれないが、ノウハウと言うものは一朝一夕に積み重なる
物ではないはずだ。

それこそジーコは選手としては神様だったかもしれないが、監督業は1年生。
サッカープレーの事は熟知しているかもしれないが、監督としての技量がどれくらい
あったのかは良くわからないのに要請したのは何故なのか??
しかも、その4年の経験をフィードバックせずに放逐してしまう感じが何だか妙だ。

まあ、最終的には選手の技量を底上げすべきなのだろうが、『TOTO』はそれに
貢献しているか、相当怪しい・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.29)


平成18年06月27日(火曜日)

二日酔いも軽やかに朝からCG。

なんだかんだ横槍が入ったりして、なかなかCGの後半部分が進まない。
頭に思い浮かんだ構図にすべくカメラをセッティングをしてみたのだが、パースが強く
付いてしまい意図した通りにならないのだ。
仕方が無いので”あーでもない、こーでもない”と弄っているうちに何となく答えに
行き着いた感じになってきた。

ところが、別の問題が発生した。
鉄製の箱の内側の色が外側の色と混ざって斑(まだら)になってしまうのだ。
これには困った。

原因は何となく想像がつく。
図面で言うと厚みが20mmくらいの鉄板の内と外はを別の色に塗り分けているのだが、
(CGソフトの中で)何10メートルも離れると計算の誤差に入ってしまうのだ。
超焦点レンズの設定にするとこの傾向が顕著に出る事は経験的に知っていたが、回避策が
わからない。

仕方が無いので板の厚みを調整したり、わざと部品を合体させなかったり、いろいろな
方法を試してみたが結局何をやっても無駄だった。
結局、斑が出ない距離と焦点距離を探り出して誤魔化すという対処両方を使うしか無かった。
(チョッピリ悔しい)

そんな事をしていたらT建設のI氏からメールが入った。
昨日作った鉄筋が『鉄筋ぽく見え無い』らしいのだ。
色についてクレームが来るのは覚悟していたが、『ぽく見え無い』と言うのには困った。
自分なりに検討した結果、使った鉄筋の量が多すぎてゴチャゴチャしているからと
言う結論に至った。

そういう訳で完成カットを見ながら鉄筋量を概ね半分くらいに減らしてみた。
資料が無いので何ともいえないが、現実にこれだけの鉄筋を減らしたら手抜き工事どころの
騒ぎではない筈だ・・・
しかし、それでも細かい部品の集合体であるのには変わりがないので、見える範囲内に
コピーしてゆくだけでもメモリー使用量はうなぎ上りだ。
なんとかかんとかレンダリングしてサンプル出しをしたが、最近こんな事ばかりしている
気がする。

夜中まで残業したものの、決め手には至らなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.29)


平成18年06月26日(月曜日)

朝から絶不調。

出社早々、週末に作ったCGをデータ変換し、サーバーにアップロードする事から始めた。
仮納品まで、もう間が無いので兎に角出来たところまでを公開しつつ、先に進むためだ。
すると、今回は関係者全員にメールを出した事もあって複数の人からRESが入った。
そこには修正指示だけでなく、『7月xxの○○に使いたいのですが、間に合いますか』と
心配そうなメールも含まれていた。
この時点で影も形も無いのだから私も心配だ。
しかし、今まで無かった反応なので『糠に釘より』も遥かに嬉しい・・・

さて、朝のうちは先週末の続きをするつもりだったのだが、RESが如何にも熱いので
修正を優先させる事にした。
まあ、アニメーションの設定をチョチョいと直すだけの物もあるのだが、レンダリングは
其れなりに時間が掛かる。
そこで変更箇所だけをレンダリングして編集ソフトで合成する事にした。

ところが暫くして『忘れてました』と言うタイトルの別のメールが入った。
トンネル工事なので型組みをしてからコンクリートを打設するシーンがあるのだが、
『鉄筋が入っていない』と言う指摘だった。
まあ、その事は私も分かっていたが、かなり短いシーンだし、作業を次々に進めなければ
いけない状態だったので”敢えて”入れなかったのだ。

と、言うわけで鉄筋を組み込む作業を開始した。
しかし、いざとなると鉄筋をどのように組めばよいか分からない。
そこでネットで検索を掛けて見たが分かったような分からないような・・・
結局、それっぽい写真を参考に鉄筋を配置して合成し、サンプル出しをしてみた。
鉄筋の色や明るさなどについては最高の余地が有るが、兎に角一度見てもらってから
直す事にして本日の作業は終わった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『韓国村で兄弟会議』

仕事は気になるが夜は新小岩にある焼肉屋『韓国村』で兄弟会議だ。
本当は昨日という話もあったのだが、面子が揃わず順延になっていたのだ。
まあ、今日とて妹は用事で遅くなりそうなのでいつもよりも大幅に遅れての開始となった。

初っ端のビールが届く前にいつもの『お通し』が届いた。
ここの料理はどれも美味いが、お通しもまた美味い。(私は特にもやしが好きだ)
[写真:お通し]

ビールが届いて直ぐにユッケが届いた。
マグロの赤身に等しい瑞々しい生ひき肉に卵黄が組み合わさるとまろやかさもヒトシオだ。
[写真:ユッケ]

続いて焼き物がぞくぞくと届き始めた。
[写真:牛タン] [写真:牛タン焼き状態]
先ずは牛タン(写真を撮る間もなくロースターへ)
牛タンは歯ごたえがあって脂身が少ない印象があるが、案外高カロリーだとか・・・
うまぁ〜

[写真:豚三段バラセット] [写真:豚三段バラセット]
豚の三段ばら肉(サムギョプサル)セット。
脂身タップリのばら肉、サンチュ、ニンニク焼きがセットになっているので必ず注文している。
(・・・て、言うか既にメニューを見る必要なし?)

[写真:カルビと上ハラミ]
サムギョプサルと格闘していたらカルビと上ハラミが各2人前届いた。
カルビは焼肉の王道だが、個人的には上ハラミの方がすきだな。

[写真:レバ刺し] [写真:チョレギサラダ]
暫くしてレバ刺しとチョレギサラダが届いた。
焼肉屋でもレバ刺しを扱わなかったり常備していないところも有るが、ここでは必ず食べられる。
やっぱり塩ごま油でしょぉ〜!(と、いいつつニンニク醤油も・・・)

[写真:カムジャジョン]
結構な勢いでビールを飲み続け、例によって兄貴が無理をを言い始めた。
兄弟会議では無理ムリ定番になった『カムジャジョン』だ。
外はサックリ、中はモチモチ、うまぁ〜!
(でも、裏メニューなので幾らなのか定かではない・・・)

[写真:ハラミおかわり]
夕食として考えると尋常ではない量を食べているはずだが、ついついハラミの御代わりを
してしまった。(またしても写真を撮り損ねた・・・)
[写真:マッコルリ]
私としては珍しく生ビールは2杯しか飲まずにマッコルリに方向転換した。
(兄貴はこの時点で4、5杯は飲んでいたな・・・)

[写真:トッポキ] [写真:テグタンクッパ]
食欲大魔王の妹がこの期に及んで『トッポキ』と『テグタンクッパ』を頼んだ。
私は既にお腹一杯だったので味見程度しか食べなかった。

[写真:スジョンガ]
こうして散々食い散らかしたシメはサービスの『スジョンガ』だ。
本国では生姜を使ったりするらしいが、ここのは殆ど砂糖水だ。
しかし、癖が無くてのみ易いので好きだ。
[写真:マンガ]
レジのそばには置いてあるのは韓国の有名な漫画家の直筆色紙だそうだ

月曜日から美味い肉をガッツリと食べながらの大酒・・・ご馳走様でした!
先が思いやられると思いつつも今年初めてのカラオケに行って夜中までフィーバーしてしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.29)


平成18年06月25日(日曜日)

一応、全休日

疲れた溜まっているし、眠くて仕方が無い。
しかし、休みの日は休みの日なりにやる事もある。
さっさと起きて近所のスーパーの朝市へ行くつもりだったが、奥方は乗り気で無かった為、
活動開始は2時近くになってしまった。

先ず向かったのは奥方の実家だった。
先週預かった甥っ子の写真の焼き増しが出来てきたのだ。
まあ、原本もあるので持ち主に渡すのが筋だが、焼きました写真の一部は関係各位に
配られる事になるので丸投げすることにしたのだ。

実家への用事が終わったので買い物ツアーへ行く事にしたが、奥方が『小腹が空いた』と
言い出したのでサイゼリヤへ寄ることにした。
あくまでも『小腹』なので注文したのはマルゲリータピザとフライドポテト、そして
ドリンクバー2つだけだったが、ひょんな事から思いかけず長居(?)をする事になった。
テーブルには一般のメニューのほかに『子供用のメニュー』があるのだが、これの表紙が
間違い探しに成っていたのだ。
[写真:間違い探し]
お子様メニューの間違い探し 携帯電話のカメラで撮ったので分かりづらいかも

しかし、メニューは子供用でも『間違い探し』は大人級だった。
5、6個までは直ぐに見つかったのだが、8、9の難易度は極端に高くなり、10個目を
見つけるまで相当な時間を要してしまった。
(長く見えれば見るほど思い込みが入る余地が生まれて見つけ難くなったのかもしれない)

そんな訳で1時間ほどして買い物ツアーへ突入した。
最初に向かったのは例によって篠崎の河内屋。
鰹節を2袋、豆腐を2丁、牛乳2Lを含め、細々と買い込んで店を出たところ、米を
買うのを忘れた事に気付き、逆戻り・・・

気を取り直して次に向かったのはドラッグストア『ぱぱす』
夏本番を前にして虫除けスプレーやかゆみ止め、サラサラパウダーシートなどの細かい
物を買い込んだ。
何か買い忘れたような気がしたものの、思い出せないので次ぎ行ってみよう!
(家に戻ってから湿布だと気付いたが、肉離れはほぼ完治したので、問題なし)

次は近所のスーパー
河内屋で日配品は買ってしまったので特別に欲しいものは無くなったが、キャベツが
安売りされている事に気付き、急遽寄ることにしたのだ。
すると玉ねぎも特売されていたので、そちらもゲット。
2階に上がり牛薄切り肉とカップ焼きそばを買ったが、考えてみればどれも特売品だ・・・

次に向かったのは近所の園芸店の隣に併設する雑貨屋。
料理をする時に使う耐熱計量カップやガラスボールを相次いで割ってしまったので
買いなおす事にしたのだ。
店の中を散策したところ早速耐熱ボールが見つかった。
しかし、店にあるのは自宅にあるのと同じサイズの多きもの物だけ。
『大は小をかねる』かもしれないが、今欲しいのは小さ目のボールだったの。
はたまた、パイレックスの耐熱計量カップも置いてあったが、残念ながら1L物の巨大な
カップだけ。
使い出があるかもしれないが、チョッと持て余すサイズだ・・・
結局、どちらも大きすぎると言う結論に達し買うには至らなかった。

そこで最後に向かったのは近所で最も大きいDIYショップ『ビバホーム』だった。
ここにはDIYグッズだけでなくフライパンや鍋などの台所用品も充実しているので
パイレックス製品も充実しているに違いないと踏んだのだ。

ところがいざ検索をしてみるとあったのは以前使っていたのとほぼ同じ500ml用の
耐熱計量カップのみでガラスボールは見つからなかった。
勿論これだけ買って帰る事も考えたが必要な物が揃わないと言うのも何だか気持ちが悪い。
仕方が無いので敢えてガラスではなくプラスティック製の耐熱計量カップ1個を買って
帰宅した。

この後、兄弟会議が開かれる可能性があったのだが、面子が足りなかったので流れてしまった。
まあ、体調がイマイチだったので結果的には良かったのかもしれない。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.27)


平成18年06月24日(土曜日)

半分休み、半分仕事。

少々ノンビリと起きだしたところ、梅雨とは思えない良い天気だった。
仕事が思ったように進んでいないので出社したいと思いつつも、平日の疲れが溜まっていて
やる気が起こらない。
特に『王様のブランチ』なんぞを見ていると余計にやる気が失せてくる・・・

お腹が空いた飲んで何か食べよう思い、有り合わせの材料でドライカレーを作った
ところ、思いつきで作ったにしては美味しかった。
ところが、食べ終わって横になったら目を開けていられなくなり気絶。
気がついたら1時半を回っていた。

流石にまずいと思い2時過ぎに自宅を出た。
CG制作も必要だが、折角の晴れ間なので少々撮影したい映像が合ったので外出
しようとおもったが、なにやら親父が母親を拘束してくだらない作業をしていた。
結局、撮影に出たのは3時近くになっていた。

さて、向かったのは東京駅の程近くにある昭和通りの立体交差点だ。
今回のビデオは『アンダーパス道路』を作る為の工法なので、完成品の画が是非とも
欲しかったのだ。
まあ、どこでも良かったのだが、身近に思いつくのはこの辺りだっただけの話だ。

しかし、多少の不安もあった。
立体交差点をそれらしく撮影するにはかなり高い目線で撮影する必要があるが、
気軽に入る事の出来るビルがあるか未知数だからだ。
それこそ今時はセキュリティーにも煩いだろうからアポ無しでビルに入るのは至難の技だ。
まあ、現地に行ってみなければ『有る』とも『無い』とも言えないので見切り発車した・・・

地下鉄宝町駅を降りて辺りを見回したところ、やはりあるのはお堅い会社のビルばかりだった。
しかも運悪く土曜日なのも重なって、入れそうなビルは皆無にも思えた。
ところが普段の行いがよいのか歩道居を発見した。
流石に真上からの撮影は出来ないが、アンダーパスの出入り口がばっちり写るので
画としては悪くない。
タップリ30分くらい掛けてビデオとスチルの撮影をして歩道橋を後にした。
[写真:宝町の立体交差点]
交差点の見え方はイマイチだが、アンダーパスはバッチリだ

直ぐに会社に戻りCGの続きをやりたい気もしたが、買い物を頼まれていたので久しぶりに
秋葉原に寄ることにした。
忙しかった上に用事も無かったが、4月23日以来、実に2ヶ月ぶりの事だった。

小型とはいえビデオカメラ一式を入れたバッグを持っているので末広町駅を出て
真っ直ぐLAOXコンピューター館を目指したが、あまりにも久しぶりなので色々と
店も様変わりしていた。
『萌え系』のキャラクターショップが繁盛しているのは相変わらずだが、ジャンク屋が
刀削麺屋さんになっているなど、新しい楽しみも増えた感じだ。

チョッと驚いたのはPCサクセス本店前にドネルサンドの店ができていた事だ。
車を改造した屋台から始めてLAOX近くのビルの軒下を借りていた店が本格的に
店を出したのかと思いご祝儀のつもりで1つ食べる事にした。
[写真:ドネルサンド屋さん]

店頭に書かれている注文方法として『サイズ(S,M,L)』を選択し、ソースを選ぶ
だけだ。
まあ、あくまでも小原を満たす程度でよいため大きさはSを選び、辛いのが苦手なので
ヨーグルトトマトソースの『アレクサンダー』を注文した。
[写真:ドネルサンド]

キング・ケバブ秋葉原のドネルサンド

前回ドネルサンドを何時食べたか覚えていないので、当然どんな味だったかも忘れていた。
それもあって、先週食べたウェンディーズのハンバーガーの余韻もあって『ガツン』と
した肉の味を想像したが、良い意味で違っていた。
ウェンディーズダブルは肉の占める割合が全体の6割近くあるのに対して、ドネルサンドは
主体がキャベツの千切りだ。
サラダの中に肉が入っているとでも言おうか、あくまでも肉は脇役に徹しているのだ。
しかし、それが悪いわけではない。
お腹が空いている時には『ガッツリ』もウェルカムだが、小腹を満たすのであれば
ドネルサンドのSで十分だと思った。

小腹を満たしたので引き続きLAOXを目指したが、なかなか距離が縮まらない。
土曜日だし、久しぶりの晴れ間なので軒先に多くのジャンク品が並んでいるからだ。
基本的に買うべきものは見つからなかったが、PCIバスのSCSIカードが50円で
売られているのを見て『多分使う事は無いと思うけど・・・』と思いつつゲットした。
多分、暫くは動作確認もしないだろう・・・

フラフラと歩いてようやくLAOXコンピュータ館に辿り着いた。
目的はドットプリンター用のインクリボンと連続用紙だ。
ケタタマシイ音を立てるドットインパクトプリンターも連続紙も巷では殆ど見なくなった
ので、地元のショップでは手に入らなくなっていたからだ。
まあ、母親曰く、決算時期=1年に1回しか使わないので量は要らないのだが、店頭には
5センチ厚くらいの箱しか置いていないので選びようが無い。

こうして重い荷物が増えてしまった事もあり、駅を目指す事にした。
ところが、ドネルサンド屋さんのプレハブが以前と同じ場所にあることに気づいた。
先ほど食べた店は2号店なのかとも思ったが、よくよく見ると店先に書かれているURLが
全く違っていた。
結局、ライバル店が新たに生まれただけだったようだ。
(今度はこっちを食べてみよう・・・)

6時半頃に会社に戻り、CGの続きを始めたのだが、思ったように作業が進まない。
気ばかり焦るが、どうしようもないので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.26)


平成18年06月23日(金曜日)

ぐったりとCG

昨日はいろいろあって新しいシーンに着手しきれなかった。
そんな訳で朝から気持ちを切り替えて作業に没頭する事にした。

今日のお題は『○○工法の最大の特長』と言うシーンだ。
新工法なので従来工法とはあちこち違っているのは当たり前だが、それを分かり易く
説明するにはそれなりの方法を考えなければならない。

一寸迷った結果、自動車用のアンダーパス道路をでっちあげて説明用画像にする事にした。
何故迷ったかと言えば、本編(主題)とは関係ない部分に力と時間を注ぐ必要があるからだ。
見栄えがよく、インパクトが生まれる反面、作業全体は足踏み状態となった・・・

あれこれやっているうちに、またしても夜中になってしまった。
作業は其れなりに進んでいたが、残業を終えた奥方を迎えに行く事になり、10時過ぎに
帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.26)


平成18年06月22日(木曜日)

今日もひたすらCG

出社して直ぐ、昨夜仕掛けて帰ったCGを確認したところ、無事にレンダリングが終わって
いたので仕上げ作業に入った。
地上部と地下部をビデオ編集ソフトで合成することで完全版になるのだ。
まあ、例によってマスクデータの一部が不完全だったりして何度か再調整が必要だったが
昼過ぎには『完全版』と称してデータをアップロードする事が出来た。

最初のシーンが出来たので他の作業に入った。
ビデオ編集ではCGアニメばかりではなく、本の表紙に当たる『タイトル』も必要になる。
私にデザインセンスがあれば別だが、それが無い上に時間的な制約もあるので概して
その場凌ぎに成りがちだ。
しかし、そうは言っても『それは無いだろ〜』と突っ込みを入れられるようなお粗末な
物ではCGとのバランスが合わなくなる。
故にチャチでも一応考え考え作るのでそれなりに時間が掛かってしまう・・・

あれこれ作業をしていたら夕方になってT室長から電話が入った。
アップロードしたCGに対する指摘や感想を言われるのかと思いきや、それをさらりと
すり抜けて別の話になった。

4月に名古屋にある工場へ撮影に行ったときに、『ついで』なのでデジカメでも写真を
何枚か撮ってきたのだが、『もっと高解像度のデータは無いか』と言うのだ。
詳しい事情を聞くと、近々行われる工事の現場にその写真を使った看板を立てる事に
成ったそうなのだ。
ところが、以前収めたデータはトリミングをしたり軽く圧縮を掛けているため、見掛けの
データサイズは小さくなっていた。
先方は『それでは小さいのでもっと大きく・・・』とT室長に言ってきたらしい。

しかし、現実的にはこの考えは半分間違っている。
画素数は多く、圧縮率は低めのデータが理想であるのは認めるが、看板が大きくなれば
なるほど全体を見るためには距離が必要になるので既存のデータでも『不足』という
事はほとんど無いからだ。
室長にこの事を話したところ、『分かった』と言いつつ『もしあるようなら送って』と、
言われ話は終わ・・・らなかった。
話は突然1年位前に作ったビデオに飛んだのだ。

基本的に終わった仕事なので収めたデータは適当に使ってもらっている。
ところが、プレゼン用か何かで一部を切り抜いて使った時、問題のある場面があるというのだ。
まあ、ナレーションを切った状態で見れば『不具合』と見えなくもないが、実際には
H親分と『あーでもない、こーでもない』とやりあった挙句の着地点なので必然性が
あるのだ。

しかし、そこだけを使おうとすると使いづらいのは確かだ。
結局、元のデータを探して調整したデータを送る事になってしまった。
忙しい最中に余計な仕事を気楽に振ってくるものだ・・・

そんな事もあり、何となくやる気と動きがチグハグになってしまい、元からの仕事は
ほとんど進まなかった。

先はまだ何も見えていない・・・(by中西 龍)

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『ボルト&ナット』

夕方くらいに自分宛に小包が届いた。
一昨日落札したマンガ本のセットが早々と到着したのだ。

落札したのは田中むねよし氏の『ボルト&ナット』の1〜11巻セットだ。
自動車雑誌TIPOに連載されている若干オタッキーな漫画だが、本屋に行った際に
たまに立ち読みするくらいで単行本は見た事が無かったので全体像は良く知らない漫画だ。
しかし、実話ともフィクションともつかぬ『オバカ』な世界観は大好きだ。

ところが、つい先日何気なくオークションを検索したところ2件ほど出品されていたので
入札したが、翌日『落札ありがとうございます』というタイトルのメールを読むまで
完全に忘れてしまっていた・・・

まあ、実際問題読みたかった漫画をトータルで考えて格安にゲットできたのは喜ばしい。
特に漫画をまとめ読みするのが大好きな私としては積み上がったマンガ本を見ているだけで
嬉しくなってくる。

・・・が、仕事が忙しかったため、開封できなかった上に会社に置いてきてしまった有様。
情報量が多いので慌てる必要は無いが、一寸悔しかった。

[写真:ボルト&ナットのセット]
今回落札した漫画本のセット。 梱包を解いたのは翌日だった・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.23)


平成18年06月21日(水曜日)

朝からまじめにお仕事。

普段であれば日記を書いたりネットを徘徊したりするが、テンパってきたので仕掛けて
帰ったCGのチェックからスタートだ。
すると、メインマシンで仕掛けていた『地下部』の映像は問題なく終わっていたものの、
サブ機でレンダリングしていた『地上部』は見事(?)にハングアップしていた・・・

気を取り直して本日の作業だ。
出来ていたデータだけでは完成したとはいえないので、それらをビデオ編集ソフトで
組み合わせてサンプル出しをする事にした。
まあ、地上部が無いので間の抜けた映像なのだが、『こんな感じでやってます』位の
アピールには十分だ。

いろいろと問題がある事を承知の上でデータをアップロードし、メールを出してから
細かい修正をしていた。
すると、珍しく速攻でRESがついた。
曰く、『完成した地下通路と人間の比率が合わない』というのだ。
まあ、既存のデータを流用していたし、コンクリートをどの位打設して仕上げ寸法に
するかも分からないので当然だ。
[CG:地下通路修正前]
修正前の地下通路。 正直言って「天井が高すぎるよなぁ〜」と思っていた・・・

しかし、メールにあった『自動車を走らせたら』の部分は敢えて無視する事にした。
何となく作った地下通路が意外と気に入っていたと言う事も有るが、道路(アンダーパス)
にするとなると、地上部も大幅に弄る必要があるからだ。
結局、トンネル以外の縮尺を調整して誤魔化す事にした。
[CG:地下通路修正後]
修正後の地下通路。 人間と壁の絵を2倍にしてみたら雰囲気が良くなった。

こんな事を夜まで続けていたが、やればやるほど良くは成るが、一向に先に進まない。
切が無いので調整を加えた地上部のレンダリングを仕掛けて帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.22)


平成18年06月20日(火曜日)

今日もひたすらCG

兎に角、昨日終わらなかったアニメーション設定から作業を開始した。
基本的には用意した部品をマシンに合わせて動かしたり、画面に出したりするだけだが、
個数が多いので結構面倒だ。
それに画コンテに書き込んだ時間(尺)に合わせてカット割をしているつもりだが、
最終的にレンダリングしてみないと間合いが不安は収まらない・・・

さて、シールド工事は機械でトンネルを掘り抜いただけ終わるわけではなく、付帯する
仕上げ工事を必要になる。
CGもそれに準拠するわけで、用意してあった部品の設定が一応終わったのでその他の
部品を作る事にした。
まあ、付属品といっても仕上がった床や壁などだ。
しかし、地下通路という単純な設定にしたつもりでもそれらしい雰囲気になかなか
ならない・・・

そこで時間を稼ぐためにも関連するシーンのレンダリングをサブマシンで始めた。
・・・が、とてつもなく遅い。
メインマシンにメモリーを振ってしまったのでメモリーが512MBしか(!?)無い為に
一コマのレンダリングに5分近く掛かってしまう有様だ。
正直言ってこのままレンダリングを続けるべきか迷ったが、其のまま放置してメイン
マシンでの作業に集中する事にした。

夜になって一通りの準備が出来たのでレンダリングを仕掛けて帰ったが、果たして
どんな感じになることやら・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.21)


平成18年06月19日(月曜日)

もたもたと仕事。

如何に旨い酒とはいっても連日飲み続けているので少々飲み疲れぎみだ。
不味い発泡酒の二日酔いとは違って耐え難い訳ではないが、昼を過ぎても夕方になっても
何となく抜け切らない感覚があるって感じだ。

さて、出社早々、書き溜めていた日記をチャチャッと書いてから写真のスキャニングを
始めた。
昨日会った甥っ子の写真なのだが、1冊しかないので焼き増しが出来ないかと頼まれたのだ。

基本的に元ネタのない写真を焼き増しするには複写するのが定番だが、現像や焼付けの
管理が自分で出来ないし、金が掛かって仕方がない。
その点、デジタルの方が色の傾きやコントラストは見たまま出る事が多いので品質管理が
しやすいともいえる。

正直言って気に入らないキャノンのスキャナーを設置してスキャニングを始めたのだが
初っ端から難問に突き当たった。
写真が立派な台紙に張り込まれているのでスキャナーのガラス面に密着せず、2mm程
浮き上がっているのだ。
スキャナーはガラス面に焦点を会わせているのて、当然一寸ピンボケ気味になる。
まあ、あくまでも一寸なので画像補正で何とかならなくもないが、補正を掛けすぎると
画像がイガラっぽくなるので最低限にしなければならない。
その境界線の見切りが結構面倒だった。
(それこそデジカメで複写した方が早いか、とも思ったが複写のセッティングも突き詰めると
大変なのだ・・・)

ようやくスキャニングが終わったので、続けてネットプリントに出す事にした。
普通のL版プリントの場合、同時プリントで15円〜20円前後が主流だと思うが、
探すと10円を切るお馬鹿な価格を掲げているところもある。
実際10円プリントに100枚単位でプリントを出した事があるが、紙が少々薄いくらいで
品質には全く問題がなかった。

今回は紙質重視というか、以前注文を出した事のある名古屋の業者に依頼した。
まあ、それでもL版12円、2L版35円なので安すぎるくらいだ・・・
上記のピントの問題が気になるので到着まで一寸ドキドキものだ。

一仕事終わったので本業に復帰した。
兎に角、1本でも2本でもCGを仕上げてしまわないと納期が迫っている。
そこで最初からアニメーション設定をすることにした。

オープニングは大体30秒くらいのシーンなのだが、地上と地下の2重構造になっている。
先ずはその間、地上の道路には車が走り続けてもらう必要がある。
しかし、タダでさえデータ量の多いシーンなので同じ車に何度も行ったり来たりしてもらう
設定をするのだが、それはそれで結構面倒なのだ。
その上、そんな重いデータを1発レンダリンしたら何時終わるか分からない。
そこで編集で合成する事を前提に地下部の設定にはいった。

地下ではシールド機でトンネルを掘る訳だが、新機軸の掘り方を30秒にまとめるのは
時間配分が結構大変だ。
詳しい掘り方は別項に譲るとしても途中を端折りつつ其れなりに動かさなければならない。
そのバランスに苦慮しつつ設定をしていたら夜中になってしまった。

仮のレンダリングを仕掛けて帰ろうかと思ったが、非常に中途半端な状態だったので
そのまま帰宅した。

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『テポドン外交』

テレビも新聞もサッカーの話題と共に北朝鮮がテポドン2号の発射準備を進めている
という情報で緊迫している。
武器輸出のための試射とも、アメリカとの二国間協議を引き出す為とも言われているが
実際に撃ったとしたらいろいろな意味で取り返しのつかない事に成るのを分かっている。
それにも拘らず、こんなとんでもない事を遣ろうとしているのだから腹立たしいやら
あきれ返るやら・・・

宗主国ともいえる筈の中国もロシアも小さな国の暴君には昔から頭を痛めているらしいが、
そうかと言って強い態度に出ないのは『この鉄砲玉はまだ使える』と考えてるのだろうか?

去年の今日一昨年今日

(2006.06.20)


平成18年06月18日(日曜日)

チョッピリバタバタ

何となく寝過ごしてしまい、目が覚めたのは昼近かった。
いつものように『アッコにおまかせ』『噂の東京マガジン』を見てから行動を開始した。
しかし、夜は甥っ子の誕生パーティーがあるので自由に動ける時間は大して無い。
そこで、昨日いけなかったダイハツのディーラーへ行った。

目的はエッセだ。
2cvからの乗り換え候補を長らく考えているが、現時点でエッセは値段といい、装備と
いい、デザインといい非常に高い位置にあるからだ。
それこそ一気に購入してしまってもいいと思っているくらい気に入っているのだが、
正直言って少なからず不満があるのだ。
まあ、発売から半年しか経っていない車なので仕様変更や追加があるとは思えないが
その不満を聞いてもらいたいとうのが主な趣旨だった。

ディーラーの駐車場にポンコツ2cvを止めたところ、営業さんが近づいてきた。
後から気がついたら店長だったのだが、かつて同じ仕様の2cvにも乗っていた
くらいの車好きの人だった。
駐車場で暫く話した後に店内で突っ込んだ話になったのだが、結論から言って商売には
ならなかった。
エッセに至るまでに候補に挙がった車の良い点、悪い点、やその理由、そしてエッセに
感じている不満やら思いのたけを吐き出したら店長さんも返す言葉が無くなって
しまったらしい。
最終的に『あと、半年か1年経てばラインナップが変わるかもしれませんので』と、
言われダイハツを後にした。

さて、4時過ぎには迎えの車が来ると聞いていたので寄り道をせずに帰宅した。
すると案外早く迎えの車が到着したので慌てふためきながらプレゼント用のおもちゃ
(貰い物)を積み込む事になった。

向かったのは池袋の某ホテルの日本料理店。
子供の誕生日パーティーとは言っても完璧に親族の宴会だ。
奥方側で飲む事が出来るのは私くらいなので生ビールをガパガパ飲んでいたところ、
先方のお母さんのリクエストで日本酒が出てきた。
ウェイトレスのお姉さん曰く『石川の天狗舞でございます』なんといったものだから
私も味見をさせてもらった。
色はガラスの徳利を通して見える琥珀色とも言える濃い黄色。
それだけでも十分に危険だが、一口飲んで『これは危ない』とつい口走ってしまった。

静かな宴会がだったが、楽しいひと時だった。
(最近連日飲んでいるな・・・)

去年の今日一昨年今日

(2006.06.19)


平成18年06月17日(土曜日)

朝からダラダラ。

寝苦しかった事もあり9時過ぎに起き出し、いつものように『王様のブランチ』を
見始めた。
一応それを見終えたら一寸買い物をしつつ仕事に出るつもりだったのだが、実際には
そうはならなかった。

テレビを見終え、奥方が洗濯をしたりしているうちに外出するタイミングが遅くなった
のも一因だが、基本的に全てを始める時間が遅かった感じだ。

さて、先ずはポンコツ2cvでダイハツのディーラーへ行こうと思ったのだが、ガソリンは
空っぽだし、小腹が空いてきた。
そこで行きつけのGSへ行ってから改めてダイハツへ行こうと思ったのだが、奥方は
空腹ゆえにご機嫌斜めだ。(半分大げさ)
そこで進路を市川へ変える事にした。
向かうはニッケコルトンプラザにあるウェンディーズだ。

元をただすと私が先週のロケの際に六本木で食べたウェンディーズのハンバーガーが
旨かったと口にしたからだが、チェーン店と言っても店の数が少ないので市川が
一番近そうだったからだ。

30分近く掛けてコルトンプラザに辿り着き、ウェンディーズを探したところ、駐車場
から見ると一番遠い位置にある有様。
そこに行き着くまでにはマクドナルドもミスドだけでなく、モスバーガーまであるので
目移りの連続だ。

さて、店について何を食べようかと思ったが基本的にテリヤキ味やバーベキュー味が
あまり好きではないので結局ノーマル味のハンバーガーを頼む事にした。
問題は肉の枚数だ。
一寸勘違いしていたのだが、ウェンディーズのミートパティは1枚100gらしい。
てっきり3枚で200gだと思っていたのだが、実際には300gになってしまう。
2枚入りでも十分満足していたし、あれ以上に肉が増えたらパンやトマトの存在感は
一層無くなって『肉だけを食べている』感じになりかねない。

わざわざガソリンを炊いてここまで来たのだから試してみたい気も半分あったが、
二人とも同じダブルセットを食べる事にした。
すると注文直後にハンバーガーは出てきたのだが、焼き立てだったのか肉が猛烈に熱い。
(とろけるチーズが液状になる位だから相当のものだ)
しかも、食べて見るとヤッパリおいしかった。
マクドナルドよりもモスの方が美味しいと思っていたが、ウェンディーズは間違いなく
肉の味において頭抜けている。
マイナーなブランドでは有るが、もっと店舗数が増えても良いと思うのだが・・・

ハンバーガーに二人とも満足しつつ帰路に着いたのだが、生憎大渋滞だった。
ショッピングモールへの行き帰りの車が多いのも分かるが、そこに繋がる道がどれも
細いというのが原因だろう。
あまりにも車が流れないため来た道へ復帰する事が出来ず、結局別のルートで
東京方面を目指す事になった。
それこそ市川インターから篠崎までは無料区間なので高速に乗る事も考えたが、高速への
道も渋滞を起こしていたので車の少ない道を走った。
それでも地元に戻るのに30分以上たっぷり掛かった・・・

買い物をしていないことを思い出したので、そのまま近所のスーパーへ行き、牛乳やら
豆腐を買って帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.19)


平成18年06月16日(金曜日)

朝からまじめにCG。

朝から雨が降っていたので奥方を車で送ってから出社した。

昨日、過剰に作りこんでしまったデータを見直す作業から始めたのだが、やはり最初の
シーンなのでそのまま使うのが一番良い気がしてきた。
インパクト重視ということも有るが、工法の趣旨を説明するにはこれ位やらないと
分かり難いだろうと思ったからだ。

さて、そのままアニメーション設定に掛かろうかと思ったが、同じファイルに読み込んで
いた別のシーンの部品ことが気になって仕方がなくなってきた。
それはシールドセグメントだ。
[CG:シールドセグメント]
シールドセグメントはシールドトンネルを作る際に用いる基本部品なのだが、1リングを
数個のパーツに分割したものを組み立てて行く物だ。
よって、今までも何度となく作品に登場させているのだが、これが大いに曲者なのだ。

1リングを数個のパーツに分割していると書いたが、その割り方は一定ではない。
Aセグといわれるパーツはセグメントの断面図をぐるりと回転させたものを適当な
角度で分割すれば直ぐに作れる。
ところがK(Key)セグと呼ばれる部品の左右はB、Cセグメントはクサビの役割をして
いる為、角度をつけてカットされている。
これが非常に作りづらいのだ。
[CG:Kセグ]
Kセグメント。キーセグメントとも呼ばれ、抜け止めになる

使っているCGソフト『blender』にも形状の『和や差』を算出する機能があるので
カットするところまではそれ程難しくはない。
しかし、切り落とした面にできるピン角の『C面落とし』が何度やっても上手くいかないのだ。
勿論、時間を掛けてユックリ考えれば納得の行くものが出来るのだろうが、毎度カツカツの
スケジュールでやっているので常に場当たり的な作業になってしまう。

次の問題が解像度とデータ量の兼ね合いだ。
セグメントは1リングや2リングではなく、画面に見える限り延々と使われる為、下手を
すると猛烈に重たく、扱いの面倒なデータになってしまう。
そこで、荒が目立たない程度に解像度≒1部品あたりの面の数を減らす必要がある。
ところが、データ量を優先させて面を減らしてゆくと曲面が滑らかにならず、段々に
なってしまいがちなのだ。
[CG:シールドセグメント]
小さな画面では分かりづらいが、拡大すると段々が目立つ
主役ではないので気にしない人も多いが、私は気になって仕方がない・・・

一応、レンダリングの設定によってこの段々を目立たないようにすることも可能なのだが、
上記の3部品はデータ量が少ないためか、意図しない影のようなものが出てしまうのだ。
これでは意味が無い・・・

今回はどうしようかと考えた考えた結果、とりあえず誤魔化しオプションを使わなくても
段々が目立たない解像度でセグメントを作り直すことにした。
データ量が増えて扱いづらくなる事は必至だが、今回はこの形式のセグメントの出てくる
シーンが少ないので何とかなるだろうという見切り発車でもある。

そんな訳で、セグメントを作り直したら非常に気持ちの良い物が出来上がった。
まあ、既存のデータを再編集しているため、『欲を言えば・・・』というところが残って
いるのだが、現時点では最高の出来である。

多少の脱線を経て最初のシーンの作りこみに戻った。
しかし、データを眺めているうちに過剰と思っていた作りこみでも『物足りなさ』を
感じ始め、再修正を始めてしまった。
それが祟ったのか、今日もアニメ設定に辿り着けなかった。

先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.19)


平成18年06月15日(木曜日)

今日もCG

昨日途中までやりかけたCGを引っ張り出し、作りこみを進めようと思ったのだが、
考えてみたらシーンの長さを決めていなかった。
もちろん書き送り式にシーンを作り、後から調整するのも良いのだが、それだと長すぎたり
短すぎたりした時に面倒が多い。
基本的にシーンの長さはナレーションの長さで決まるような物なので、合成音声の
ナレーションを作る事にした。

残念ながら前夜に出したメールへの返信が無いため、相変わらずフリーソフトを使う
しかないのだが、改めて検索して見るといろいろなヒットがある。
基本的にマイクロソフトからリリースされているスピーチエンジンを使うため、声質や
喋り方は殆ど変わらない。
しかし、WAVファイルに直接音声を出力出来るソフトを見つけたので早速使ってみた。
それまではスピーチソフトに勝手にしゃべってもらったものを別のソフトで録音していた
のだが、ソフト間の行ったり来たりが結構面倒だったのだ。

こうして一通りのデータが揃ったものの、そのままでは使えない。
単語と単語の区切りが意図しないような事が多いため、ところどころにスペースを入れたり
して調整していたからだ。
これらを音声編集ソフトで再調整して、ようやく時間の基準になりそうなデータになった。
まあ、目安でしかないのだけどね・・・

出来たデータを下に秒数をコンテに書き込み、改めてCG制作に復帰した。
同じ題材を扱っているのでどのシーンからはじめても良いのだが、一応最初のシーンから
着手した。
最初だけあって工法の概要を示す重要性を帯びているシーンなので、ついついデータが
大盛りになってしまった。

そこまでやる必要があるのか自問自答しながら10時過ぎに帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 
『欲しい欲しい病』

朝、仕事始めのコーヒーを飲んでいたら親父が『昨日コジマ電気に行ったんだけど・・・』
と、話を切り出してきた。
何かと思ったら
『ニコンのD200ってあるじゃないか・・・買わないか?』というのだ。

ハッキリ言って近年ビデオの仕事はあってもスチルの仕事は全く無い。
あったとしてもビデオと込みなので助っ人を頼んでいるし、それ以外はミノルタの小型
デジカメで事足りるのが現実だ。
そんな訳で、デジイチが必要だとは思っていない。
それにも拘らず、相変わらず『仕事が来たときに使えるのだからいいじゃないか、買おうよ』と
訳の分からない事を言っている。
来る見込みが限りなく低い機材を買って、どのように儲けを出すかなどとは毛ほども
考えていないのだ。

そもそも、朝8時半に起き出し、夜10時過ぎまでテレビの前から梃子でも動かない人が
20万円のデジカメを買ったからと言って写真を撮りに出るとは到底考えられない。
単に写真が撮りたいのならミノルタやニコンのデジカメだってあるし、『画質が気にくわない』
『液晶モニタが見えない』のであればF4だってコンタックスG1だって放置してある。
『現像所が近所に無いからだめだ』なんて発想がどこから出てくるのか不思議でならない。

挙句の果てに『趣味用に買うんからいいじゃないか』と言いうが、趣味の道具を会社に
買わせるという丼勘定を悪い事だと思っていないらしい。
『99%遊びでも、1%仕事にかかわっていたら買ってしまう』というのが昔からの
口癖だが、会社の借金の大半が回収の見込みの無い先行投資だったのだから性質が悪い。

しかも、『人生には無駄も必要だ。無駄があるからここまで来られたんだ』とか、
『会社で買うんだから会社(=私)が払うのは当然』暴論を吐く始末・・・
むちゃくちゃである。
所詮、使い倒す事よりも、買い物に意義を見出す困った人なのだ。

まあ、こんな会話は日常茶飯事だ。
別の日にも『ノートパソコンが買いたい』『無線でインターネットができるってテレビで
やっていたから』と言っていたが、親父とパソコンとの相性の悪さは天下一品である。
20年くらい前から何度となく向き合った直後に投げ出す事を繰り返してきた。
そんな人が今更画面の小さなノートパソコンを買っても『メガネが無いから見えない』を
口実にして終わるのは火を見るよりも明らかだ。

それこそ、昨日2年ぶりくらいに作業場のパソコンの前に座ってキャンピングカーの
パーツ屋のサイトを覗こうと思ったらしいが、直後から『なんて書いてあるか見えない』
『やり方を忘れた』『教えてくれたっていいじゃないか』の連発だった。
IEのアイコンをクリックし、お気に入りのなかから登録済みのサイトを選ぶだけなのに
この調子なのだ。

まあ、妹や弟など不特定多数で使っているパソコンなのでアイコンの位置やお気に入りの
順番や内容が変わる事はありえる。
しかし、目の前に表示されている日本語を『読む事』や『考える事』を最初からを放棄
しているので話にならない。
アイコンは『タバコ屋の角を右に』という道の覚え方と似ているが、タバコ屋がパン屋に
変わったら目的地に着けない人と同じ状況だ。

テレビのワイドショーでパチンコ依存症をみて『精神力が弱いからだ』とか言っているが
自分が同じである事を認めたがらない。
まあ、死ぬまで直らないだろうな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.16)


平成18年06月14日(水曜日)

一応、まじめにCG制作

そろそろ本格的にテンパって来た気分なので準備作業から開始した。
基本的にパース図でも使ったマシンや付属パーツの一部を流用してアクションをつけて
行くつもりなのだが、それだけでは足りない。
当然、部品を新たに作る必要もあるのだが、昔作ったCGの流用も可能だ。

そんな訳でナレーション原稿を元に必要な部品をあちこちから集めつつ、新作部分も
作り始めた。

ほぼ一日そんな作業をしていたら、夜になってT室長からメールが入った。
先日送ったナレーション原稿を盛大に添削してくれたのだ。
私もそれなりの経験値があるし、もろもろの知識を駆使して原稿を書いたつもりだったが、
内容を確認して見ると言葉が足りなかったり、勘違いも多かったのだ。

随分と肉付けされた原稿を見ているうちに、何となく音声に直したくなってきた。
前のビデオではフリーの音声合成ソフトを使ったのだが当然納得の行くものでは
なかったので、少々検索してみた。
しかし、音声合成ソフトあ有料、無料も含め数々のヒットがあったが、琴線に触れる
ものはなかなか見つからなかった。

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『音声合成ソフト』

パソコンでワープロの文章やメールを読ませるソフトは結構昔からあったと思う。
しかし、主に目の不自由な人の利便を考えた物なので『いかにもパソコン』と言う
レベルのものばかりだった。

ところが、今回『読み上げソフト』で検索をかけてヒットのあったペンタックス製の
ソフトのデモを聞いて度肝を抜かれた。
まるで本当の人間が喋っているとしか思えない自然な話し振りだったからだ。
http://voice.pentax.co.jp/pentaxtts/case.html

まあ、サンプルだけでは「人が喋っているのでは?」と考えてしまうが、製品デモの
ページで文章を打ち込んでみたところ2度びっくりした。
ナレーターや声優といわれる人は数多くいるが、これだけキッチリ喋れる人はなかなか
いない気がする。
それこそ、値段によっては飛びつきたくなるほどだった。

ところが、WebSiteの何処を探しても値段に関する記述が無い。
まあ、これだけのソフトが2万や3万で買えるとは思えないが、ナレーション録音1回分
くらいで買えれば安い気もする。

そんな訳でメーカーに問い合わせのメールを入れたが、返事はまだ来ていない。
他社も含めこの手のソフトは一般のパッケージソフトとして市場に出まわせると言うよりも
受注生産に近いのかもしれない。

チョッピリ勿体無い気もする。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.15)


平成18年06月13日(火曜日)

なんだかんだで作業進まず。

朝いつものように出社してメールチェックをしたが、今日もスパムメールしか入って
いないので作業に入る事にした。
ところが、この件のデータを保存しているHDDの残量を確認したところ、10GBを
割り込んでいた。
まあ、当面の作業はCG制作なのでこのまま続けても良いのだが、先日のようにうかつな
データを作ってしまうとディスクの使用量が爆発的に増えてしまう事になりかねない。
そこで不要なデータの洗い出しをすることにした。

今回のディスクにはつい先日納品を終えたG社の編集データが丸々入っているのが
容量圧迫の直接原因になっていた。
しかし、ささっとバックアップして消してしまいたい反面、経験的に暫くは其のままに
しておきたい気分が半分ある。
終了直後の仕事には部分的に修正したCGなど、付帯的な別仕事が発生する事がたまに
あるからだ。(事実、先日もあった)
依頼があってからデータをレストアすれば良いだけの話だが、バックアップしたばかりの
データを書き戻す作業も結構面倒なのだ。

そこでいつでも消せるように別のHDDにデータをバックアップしつつ、DVDに書き
込める容量に分割する作業を暫くする事になった。

ところが、そんな最中、土曜日に撮影に行った現場のK氏から電話がかかってきた。
「忙しい最中に追加の撮影か?!」とビクビクしながら出たところ違う話だった。
諸般の理由により地元の録音スタジオを使う予定になっているのだが、そこのスタッフが
撮影中のビデオを見てみたいと言い出したらしいのだ。
こちらとしては『積極的に見せる必要は無い』ものの、いろいろなシガラミが絡んで
いるらしいので断るわけにもいかない。
仕方が無いのでミニDVテープにコピーして発送する事になった。

この件の作業をしているうちにビデオテープの在庫が尽きている事に気づいた。
ダビングをして発送する分はあるものの、それが終わったら撮影に回す分が無くなって
しまう・・・

面倒くさいがコジマ電気に買出しに出る事になった。
着いて早々、格安のDVテープセットが見つかったのでミッション終了。
しかし、とんぼ返りするのも寂しいので暫く店内を見回していた。
すると、ヤッパリと言うかなんと言うか・・・パソコン用のCRTが全く置いていない。
あるのは液晶モニターばかり出し、殆どがセット売りの付属品だった。
つい先日武器商人へCRTを譲った時に「そういえば最近コジマにあったかな?」と、
思っていはいたが、既に駆逐済みだったようだ・・・

コジマから帰り、ダビング作業をしていたところ、途中から兄貴と酒盛りになってしまった。
結局、CGの着手には至らなかった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 
『荒川線追突事故』

いまだにチンチン電車と呼ばれているかは定かではないが、東京で唯一の路面電車
荒川線で列車同士の追突事故がおき、多数の怪我人が出たと聞いた。
荒川線は自動車と同じ道路を走る特殊な形態ゆえに普通の電車以上に事故と隣接している
気がするのだが、不思議と事故の話は記憶に無い。

昼くらいだったろうか、関係者によって事故の原因が明らかにされたが、
『試運転の事は慣例として通達していなかった』と聞いて大いに苦笑した。
『今までこれでやってきて事故が無かったので』というのだから危機管理意識が無いとも
言えるし『荒川線って、のどかなのねぇ〜』と笑ってしまいたくもなる。

直接の原因は後続車の運転手が前を良く見ていなかった可能性が高いので、試運転の
事を知っていても起きたかもしれない。
しかし、その路面電車の性格上、軌道内に自動車がいる可能性は普通の電車以上に
高いのだからヒューマンエラー以外の何物でもない。

ハイテク装備を導入するまでもなく、自動車では当たり前なのにねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.06.14)


平成18年06月12日(月曜日)

朝からデスクワーク

午後一でH親分との打ち合わせが入っているので何となく落ち着かない。
今回は親分が所用で東京駅近くまで来るのを見計らっているので気楽では有るが、
『雨が降らなければ俺も行く』と、親父が訳の分からない事を言っていたのが鬱陶しい。

片足の無い親父が東京駅まで行く方法はいくつか有るが、基本的に他人の手を煩わせて
自分は楽する事しか考えていない。
松葉杖を使うのがもっとも自由度が高いはずだが、『練習する』と言う概念がないので
退院したときから全く進歩していない。
よって車椅子を使う事になるが、腕力を使うのが『疲れる』という理由で暗に『押してくれ』
と、言ってきたので最初から無視する事にした。
結果的に本人は楽だが、周りが一番手数の掛かる『自走車椅子』で早々と出かけていった。

午前中は大した事はできないのでナレーション原稿の続きを書いていたらH親分から
電話が入った。
曰く『1時の予定に一寸遅れそうなので30分遅くしてくれ』との事。
まあ、親分も忙しい人だし、私としてはその分ユックリ出来るので親父にも連絡を入れて
昼食を食べる事にした。

ところが、昼食の後にお茶を飲んでいたら親父から電話が入った。
母親に掛かってきた電話なので内容は良くわからなかったが、なんだか『急げ急げ』と
騒いでいるのが聞こえてきた。
この電話の後、間もなくして会社を出たのだが、東京駅で『銀の鈴』へ向かって歩いて
最中に親父から電話が入った。
曰く『今どこ? 早く早く・・・』
ニュアンスから大よその状況は分かったが、相変わらず肝心のところが抜けている・・・

直ぐに銀の鈴広場に到着したものの、親父の姿が見つからない。
一瞬「銀の鈴広場って他にあったかな?」と馬鹿な事を考えたが、改めて辺りを見回し
たら直ぐそばの喫茶店で親父とH親分がお茶を飲んでいたのだ。

結局のところ、午前中の用事が昼過ぎまで押していたH親分だったが、電話の直後
あっさりと終わってしまったらしく、当初の時間にやってきたらしい。
親父は仕事に興味が無いのでもっぱら親分と雑談する事で自己完結していた。

さて、本筋である打ち合わせに入るため、河岸を変えるのかと思いきや、引き続き同じ
喫茶店で話を続ける事となった。
・・・と、いうか、現時点ではナレーション原稿も形を成しておらず、元となる資料と
データの入ったCD−Rを受け取って全てが終わってしまったに等しい。
場合によっては親父だけで済んだ仕事かもしれないが、あくまで彼は蚊帳の外か・・・

この後、寄り道をしようにも仕事が溜まっているし行くところも無い。
改札を出ていないのでそのまま秋葉原に行く事も出来たが、実際問題時間の浪費にしか
ならないのでとんぼ返りした。
(改札を出なくても結局往復料金を取られた・・・)

会社に戻り仕事を再開した。
兎に角、仮の納期は目の前にあるのにも拘らず、作品は影も形も無い状態。
まあ、頻繁に進捗状況の問い合わせを受け、その度に仕事を中断されるよりも気楽だが、
先方の焦り具合やモチベーションも分からない。
何となく距離感がつかめないと言う感覚だろうか・・・

いずれにしてもやる事はやらなければならない。
ナレーション原稿をでっち上げる事で『こんな感じにする予定です』というポーズを
とりつつ、CG制作の場面設定を思い描いていった。

先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.13)


平成18年06月11日(日曜日)

完全に休み。

前日は丸一日仕事をしていたので完全休養を決め込んだ。

しかし、そんなときに限ってくるのがお邪魔虫。
玄関の呼び鈴が鳴ったので恐る恐る出て見たら見るからに新聞屋と分かる出で立ちの
気の弱そうな同年代の兄ちゃんがいるではないか。
『あのぉ〜読売新聞なんですが・・・』と言われた時点で「いりません」とキッパリ断った
のだが、『1週間お試しキャンペーンなのでお願いします。その後取ってくれとは思って
いませんから』と言うのだ。
なんだか泣きそうな位下手に出ているし、こちらにデメリットも無い。
助けるつもりでOKを出した。

そんな事があった以外は基本的に何もしなかった。
いつものように『アッコにおまかせ』と『噂の東京マガジン』を見たものの、その後
ビデオを見続けるのも馬鹿馬鹿しい。
そうかと言って日配品くらいしか買うものも無いのでガッチリ買い物ツアーへ行く気も
起こらないという状況だった。

そこでややユックリ目に自宅を出て、なんとなく亀有のイトーヨーカ堂へ行く事にした。
しかし、前回同様、近づけば近づくほど渋滞がひどくなって挫折。
直ぐにユーターンを決め込んだものの途中によるところを見出せず自宅の近くまで
戻ってきてしまった。

そこから自宅近所のスーパーは目と鼻の先だったが、昼食が軽めだったので何やら
小腹どころか大腹が空いてきた始末・・・
このままでは遭難する恐れがあったので行きつけのパン屋に駆け込み、店先で空腹を
満たしたのだった。

この後、ドラッグストアー『ぱぱす』経由でスーパーヘ行き、当初の買い物を実行。
直ぐに帰宅していつもの日曜日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.12)


平成18年06月10日(土曜日)

朝から六本木へロケ。

6時半に起床し、カメラ類を積み込んで7時過ぎに自宅を出発した。
概ね8時着を念頭にしての行動だが、基本的に時間を指定されたわけでもないので
お気楽、極楽である。

土曜日の朝にしては流れが緩やかだったのか1時間掛かって六本木に到着。
考えていたよりも遅めの到着だが、荷物を持って現場に行ったら誰もいないどころか、
作業帯は出ていないし、構内入り口には鍵が掛かっていた状態なので事実上の一番乗りだ。
(現場は狭いので朝礼の類は別の場所でやっているのだ)

作業帯を出していない故に普通よりも更に狭い敷地内にモタモタと撮影機材を運び込んで
いたら、ようやく職工さんたちが到着。
構内入り口も開けてもらえたので本格的に荷物の運び込みが出来るようになった。
さらに5分ほどして担当のK氏も到着。
簡単な打ち合わせをしつつ、順次撮影のセッティングに取り掛かった。

今回の撮影は地下歩道(通路)用のトンネルを掘る工事の記録撮影だ。
別のビデオと多少リンクしているが基本的に1ヶ月ほど前にことごとく頓挫した撮影の
リベンジでもある。
まあ、順調に掘れるようになったので召喚されたので作業は順調そのもの。
地上と地下に1台ずつカメラを用意し、状況に応じて行ったり来たりしながら撮影を
していた。
ちなみに、肉離れを起こした足も問題なし。
流石に激しい運動や全力疾走をする事はまだ出来ないが、荷物を持って階段を上り下り
する限りでは支障が無いまでに治癒したようだ。

午前中に2ストロークの途中まで作業を進め、昼休みに突入した。
さて、何を食べようかと思ったがラーメンや脂っこいものは食べたい気分ではなかったので、
またしてもウェンディーズへ行く事にした。
前回と同じもので十分だったが、折角ここまで来たのだから他で食べられないメニューを
食べてやれと思い、『ウェンディーズ・ダブルセット』なるものを注文した。

単純に使っている肉の量が2枚になるだけのハンバーガーだが、きちんと肉の味がする
事を確認しているので存在感がどこまで増えるかに興味があったのだ。
実際、トリプルと言うメニューもあるが、それだと肉の量は200g近くまで増大する。
そこまで行くと午後の作業に響きそうだったので間を撮ったと言うべきか・・・
[写真:ウェンディーズダブルセット]
ウェンディーズ・ダブルセット。ポテトが揚がっていなかったの後回しになった

フライドポテトが揚がっていなかったので飲み物とハンバーガーだけ持って席に着き、
早速かぶりついてみた。
すると、1枚でも存在感の合った肉が2倍入っているだけあって『肉を食ってる〜!!』
って感覚がしっかりとある。
それどころか、パンの存在を忘れさせるくらいのインパクトがあった。
肉自体には何の存在かも無い某社の製品とは大違いだ。

ところが、ハンバーガーを半分ばかり食べた頃になってもポテトが届かない。
他の客の持つトレイの料理を見る限りポテトは既に揚がっているようなので忘れられている
としか思えない状況だ。
昼休みは十分にあるものの、ハンバーガーとコーラとの『三角食べ』との兼ね合いもある
のでレジにチョッピリアピールしてようやく届いたと言う有様だった。

さて、1時ちょっと前に現場に戻ったところ、なにやら気配が怪しい。
悪い意味ではなく、午後からやると聞いていたシールド鋼管の回転作業をさっさと済ませて
しまおうと言う思惑だったらしい。
チャチャとカメラを用意して撮影する事が出来たが、『ノンビリ始めるだろう』と
高をくくっていたらトンでもない事になっていたかもしれない。
ノリのいい現場はこれが怖いともいえる・・・

午後からの作業も大きなトラブルが無かったので定時に撮影を終える事が出来た。
運び込んだ機材の量は相変わらず気が滅入る量だったが、今回から導入した『引っ張り車』の
おかげで楽して車に戻る事が出来た。

ところが、機材を車に積み込み、駐車料金を払う段になって少々まごついた。
コインパーキングの料金表示『8000円』に驚いたものの、30分400円のところへ
10時間停めてしまったのだから仕方が無い。
たまたま前回と違うコインパーキングに停めてしまったのでクレジットカードが使えない
事もあり、現金で払う事にした。

しかし、手持ち5千円札を入れようと何度トライしても戻ってきてしまう。
何事かと思って、よくよく機械を見ると札は『千円札』しか使えない事になっていたのだ。
仕方なく、目の前にあったコンビニに駆け込んだのだが、ジュースか何かを買うにしても
5千円札2枚を両替してくれと言いにくい。
そんな事もあり、セブン銀行で金を下ろしてようやく駐車場を脱出できた。
今後何度もくる事は無いと思うが、良い教訓となった。

自宅に戻りってシャワーを浴びた後、早々にビールを飲んだらジ・エンド。
疲れていた事もあり、夕食を食べて直ぐに寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.12)


平成18年06月09日(金曜日)

なんだかんだで仕事にならなかった一日。

目覚めると雨が降っていたので奥方を会社に送り届けるところから一日がスタートした
ところ、後で聞いたら入梅したと言うではないか。
何となく気が滅入る季節の到来だ。
この季節になると毎年妙な咳が出始め、1ヶ月以上苦しむのだが、今年も仕事が忙しいので
なかなか行く切欠を見出せない。
何らかのアレルギーであるのは想像に難くないのだが、専門医で無いと分からないのでね・・・

さて、出社してメールチェックをしたがお客さんからのメールは全く入っていない。
その分、落ち着いてナレーション台本の推敲ができるが、仕事に対しての反応が全く
無いのは重ね重ねやる気が萎える・・・

午後になってようやく反応があったかと思いきや、何となく先方の意味が取れなかった。
曰く『マシンをもう少し鮮明に』とメールには書かれていたのだが、色彩的に地味だと
言っているのか、画面内のマシンの大きさが『小さい』といっているのかニュアンスが
微妙なのだ。

早速その事を問い合わせたところ、『マシンがボケている』と画像を添付してきたので
確認したらズッコケタ。
(内部の)不特定多数の人にダウンロードしてもらえるように仮のWebSiteに
データを上げているのだが、何故かサムネイル用の小さな画像を保存してしまった
らしいのだ。

仕方が無いので改めてリンクを使ったダウンロードの仕方をメールに書きつつ、アップ
済みのデータを添付してこの件は終わった(のかな・・・)

さて、抱えている仕事にもいろいろある。
上記のCGやナレーション原稿と会社は同じだが別系列の撮影依頼を受けていて、明日は
朝からロケである。
岡山ロケ以来、機材のバッテリー充電やなんやらをしていなかったので、自宅を出るときに
仕掛けてきたりしたが、車への積み込みは全く出来ていない。
ナレーション原稿の編集は自宅でも続けられるので、6時過ぎに帰宅する事にした。

・・・が、事実上仕事にはならなかった。
友人である武器商人Sからのヘルプ要請があり、死蔵していたCRTを売却する事にして
いたからだ。
そもそも、前日の時点で『CRTが壊れたので土曜日の午前中に秋葉原に付き合ってくれ』
と、言われていたが、生憎その時間はロケの真っ最中の予定だ。
日曜日ならOKと思ったものの、考えて見れば自宅に死蔵しているCRTをあげてしまえば
直ぐに方のつく話だ。
相変わらず『どうやって引き取りに行ったらいい』と返してきたが、秋葉原に行く事を
考えればこちらで持って行くのはやぶさかではない。

そんな訳で、指定された新小岩の酒屋で待ち合わせ、代金代わりのビール1ケースを
受け取りつつ、Sの自宅へCRTを持ち込んだ。
持って行ったCRTは公称19インチという物なので17インチと比べると僅かに大きい
程度だが、実際に狭い机において見るとその差は歴然としていた。
特にそれまで置いてあった三菱製のCRTと比べると奥行きが長くなっているので
『デカイ』としか言いようが無い・・・

まあ、今回のCRT自体、他所から1年以上前に貰って放置していた物なので、いつまで
使えるかは分からない。
しかし、蓋を開けてみたら『ビール1ケースで売るのは勿体無かったかな?』と思える
程の代物だったので武器商人にも満足してもらえた。

こうして自宅に戻ったものの、奥方からの帰るコール無いので落ちつかない。
最近料理らしい料理を作っていなかったのでハンバーグなんぞを作って待っていたのだが
結局、迎えに行ったのは夜の10時過ぎ・・・
帰宅して、ものすごく遅い夕食を食べた後に『タモリ倶楽部』と『検索ちゃん』を見て
終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.12)


平成18年06月08日(木曜日)

何となくノンビリしてしまった一日。

前日パース図のCGを『出来ました。ご意見、ご要望をお待ちしています』とアップロード
したのでボールは向こう側にある。
アクセス履歴を確認すると見た形跡があるので先方の出方を待つしかない。

さて、パース図の仕事は本来の以来であるビデオ編集からはかなり横道に反れた仕事
なので本道に戻ることにした。
兎に角、ナレーション原稿を本格的に作らないことには当て嵌めるべき映像が浮かんで
来ないので、それから着手することにした。
本当はとっくの昔に作っておかなければいけなかったのだが、それどころでは無かったのだ。

一応、2回目の会議の時に無理無理作った『原稿もどき』に対してあれこれ肉付け
する形で作業を始めてみた。
あれから時間が経ち、先方からも各種資料が送られてきたので羅列するだけでも其れなりの
形になる。
しかし、T室長の考えた『特長』は同じポイントから多岐に渡って膨らんでいるので
口語調に纏めるのには骨が折れる。
しかも最初の文言があまりにも多いため、それに続く他の特長のボリュームが極端に
少なくなってしまい、バランスが悪い・・・

あれこれ考えながら推敲していったものの、収拾がつかなくなってしまったので10時前に
帰宅した。

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『安全とコストはトレードオフなのか』

港区で起きたエレベーター事故について進展が全く無い。
しかし、ブレーキに何らかの異常があったのは間違いない気がする。
停電なのでエレベータに閉じ込められるのは『問答無用でブレーキが掛かる』故と
新聞に書いてあったが、確かにそうだ。
エレベーターが惰性で天井に激突したり、自由落下するよりも遥かに安全だからだそうだ。

それにしても、メーカーであるシンドラー社は『哀悼の意以外はノーコメント』を貫いている
故に多くの日本人から反感を買っている。
その裏には『原因が分からないうちに謝ると言うことは非を認めた事と同じ』という
ヨーロッパ的でドライな考えがあるらしい。

ここで使う例えかは分からないが、満員電車で隣にいる女性に睨まれた男性が
カバンが当たったのかと思い『すいません』と謝った事が『痴漢を認めた』のと同義語に
なってしまうのに似ている。

しかし、『世界で第2位の大メーカー』と声高に言っても日本での実績は1%程度なの
だから弱小もいいところだ。
シェアが低いのは世界一エレベーターの乗り心地に煩い日本人のニーズに合っていない
だけの話であって『価格』だけではないはずだ。
大野 北さんも言っていたが『郷に入っては郷に従え』は必要だと思う。

さて、9日朝の新聞を読んでいたら『エレベーターがコピー機のリースと同じ』と
業界のからくりが載っていた。
すなわち、エレベーター自体はタダ同然で納品し、メンテナンスで儲けを出すという
基本システムがあるらしいのだ。
シンドラーのシェアが官公庁に限っては高いのは1円でも安いところが落札するという
事だが、同時に『メンテで稼ぐ為のバッタ売り』だった事が想像に難くない。

ところがそんな思惑を知ってか知らずか、『より安く』を主眼にメンテナンス業務を
別の業者に移してしまった。
『14ヶ月もメンテナンスしていない製品に責任なんてもてましぇ〜ん』とあからさまに
ヘソを曲げた態度を取っているシンドラーの不満も分からないでもない。
しかし、メンテの旨味を取り上げられた場合、部品の供給を渋ったりする事はシンドラーに
限らず他のメーカーでもあるという話は笑っていいのか悪いのか・・・

まあ、メンテを引き継いだ業者が再三にわたってシンドラーにチェックを依頼しても
無しのつぶてだったとも聞くし、トラブル報告の引継ぎが出来ていなかったりと
『誰が一番悪いのか』が未だに見えない事件である。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.09)


平成18年06月07日(水曜日)

ピリッとしない一日。

前夜ハングアップを繰り返すCGと格闘しながら飲んだ発泡酒がいけなかったらしく、
朝から軽い二日酔い状態。
朝食を食べて少し動けば軽くなるかと思ったが一向に良くならない最悪のパターンだった。
先週はビールや発泡酒を連日3、4本飲んでいてもこんな事は無かったので銘柄が体に
合わないようだ・・・

嫌〜な気分のまま歩いて出社して昨日の続きを始めたのだが、相変わらずハングアップ
する症状は変わりがない。
本当は抜本的に原因を探求すべきなのだが、時間を掛けられる状況にはないので無手勝流で
押し通すことにした。
すなわち一括レンダリングは諦め、可能な範囲でレンダリングを行いグラフィックソフトで
合成するのだ。

結局、この作業をするだけで半日を費やしてしまった。
げっそりである。

この件の仕事は此れだけではないので続きをやるべきなのだが、どうにも調子が上がらない。
夕方になっても二日酔いの感覚が残っているような、何となくドンヨリと感覚なのだ。
連日根を詰めているのでたまには気分をリセットすべく久しぶりに7時前に帰宅した。

しかし、夕食を食べテレビを見ていたらバラエティー番組が猛烈に煩く感じられ、
10時前に目を開けていられなくなってしまった。
そんな訳で、そのまま撃沈した。

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『事件報道あれこれ』

仕事場にいると一日中テレビが点いているのでいろいろなニュースが聞こえてくる。
今ホットなのは『秋田小学生殺人』と『シンドラーのエレベーター』だ。

豪憲君の死体を遺棄したとして逮捕された容疑者女性の2面性はあちこちに見出せる。
子供の運動会だからと仕事を休んだり、子供の写真を回りに見せる『子煩悩な母親像』と
子供が煩いからといって段ボール箱に詰め込んだり、食事をまともに与えていなかったりと
虚像と実像との差が分かり易すぎる・・・

テレビの取材を受け『自分の娘の事を警察がもっと真剣に調べてくれたらこんな事に
ならなかったかもしれないのに・・・』という平坦な言葉も聞いていてムカついてくる。
娘の死の真相を知りたい親の言というより、『警察は嫌い』という反権威性や、自分を
『被害者の母親』にして注目の的になりたいと言う自己顕示性というか・・・
まあ、どう転んでも豪憲君を誰が遺棄したのかを『一番知っている人間』が『誰がやったのか』
と、言っているのだから大嘘つきなのは間違いない。

『シンドラーのエレベーター』は異常な事としか言いようがない。
しかも、同じような事が日本だけでなく海外でも起こっているらしいのだから話にならない。
『我々は世界xx位のメーカーです』と自分たちの優位性を根拠に責任逃れをしているが
信用については『世界最低』にある事をどこまで認識しているのやら・・・

報道を見ていると『管理会社が悪い』とか『製造は中国でやっているから』と早速
トカゲの尻尾を模索している往生際の悪さにクラフトマンシップは存在していない。
メーカーというより商社の感覚なのかもしれないと言ったら、商社怒るかもしれないな。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.08)


平成18年06月06日(火曜日)

ハングアップに苦しんだ一日。

パースのCGも大詰め。
信号機を配置し、空き地を適当物で埋めれば完成というところまで漕ぎ着けた。
連日夜中まで作業をしていたので一寸遅めに出社してボケッとしていたが、早い時点で
データとしては完成に至っていた。

ところが、元のデータが出来たのにも拘らず納品用のJPEGデータが出力されない。
レンダリングのたびにCGソフトがハングアップしてしまうのでどうにもならないのだ。

ハングアップの原因の半分はメモリー不足だ。
ガードレールから信号機、街灯にいたるまで街並みを作るために数多くの部品を配置したり、
芝生を表現するためにパーティクルエフェクトを何重にも掛けたりしたので、いつの間にか
猛烈に重いデータになってしまったのだ。

ソフトの片隅に表示される『メモリ使用量』を見ると前日まで500MBくらいだった
のに、今日は800MBを突破し、最終的には1300MBなんて事になっていたのだ。
一応PCのメインメモリーを1.5GBにまで引き上げているのだが、ここまでくると
焼け石に水というか、直ぐにハングアップしてしまうのだ。

しかし、いくら部品数が多くても単にメモリー量の問題というのにも解せない点がある。
OSには仮想メモリーって便利なものがあるのでメモリーが足りなくなったらHDDに
データをスワップさせるようになっているからだ。

そうなるとデータそのものに何か問題がある可能性も出てくる。
事実、前日作ったデータをベースに『街灯』を何本か追加しただけなのにデータ量が
100MB近く多くなったりして驚いているのだ。

あーでもない、こーでもないと打開策を探し続けていたところ、迂闊に行ったテクスチャーの
設定が余計な挙動の一因になっていた事に気がついた。
しかし、そもそも抜本的な原因と言うわけでもないので、一部のレイヤーをオフにすると
テストレンダリングが出来るようになった程度の話である。
故に、小さな不満を修正してレンダリングをしようとすると再びハングアップする始末。

結局、日付が変わり、1時近くになって中間的な画像を何枚か出力したが、T室長に
発送するのには至らなかった。

トホホ・・・

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『祝!ソニーα100発表』

仕事の合間に情報サイトをチェックしたところ、ソニーから噂のデジイチが発表された
事を知って早速公式サイトへアクセスした。

いやぁ〜久しぶりに『キターーーーーーーー!!』って感じである。
コニカミノルタから『αブランド』を引き継いだソニーだったが、廉価版の第一弾にして
ここまで戦闘力の高い商品で参入するとおは思っていもいなかったからだ。

アンチシェイク機能を継承したのは想定の範囲内として『1020万画素』というのは
D70やKISSデジに対してのアドバンテージになっている。
しかも、オリンパスの独壇場だった『ゴミ取り機能』まで搭載しているのには驚いた。
ハッキリ言って『アンチシェイク』と『ダストリダクション』のどちらか一つが付いている
だけでも十分魅力的なのに両方付いているのだから鬼に金棒だ。
逆に8割のシェアを持っているといわれるニコンにもキャノンにはどちらの機能も未搭載
ってのは不思議な感じだ。

α100の出現の前までは私もFマウントのデジイチを考えていた。
理由は『レンズを何本か持っているから』に他ならない。
しかし、どのレンズもデジイチで使おうとすると焦点距離が1.5倍相当になってしまう
ので常用するには無理のある物ばかりという現実がある。
よって『標準ズーム』も同時に購入する必要は避けられない。

加えてストロボの問題も出てくる。
F4とセットで使っていた専用ストロボがあるものの、デジイチでは使えないらしいのだ。
レンズの焦点距離については目を瞑ったとしても此れは致命的である。
結局のところ手持ちのレンズが使えるといっても一から出直しと変わりがない事になる。
これは痛い・・・

実は浮気を考える原因の一つもストロボにある。
現在使っているミノルタDiMAGE7のストロボがα100でもそのまま使えるのだ。
元々銀塩α用のストロボなので当然と言えば当然だが、これは乗り換える大きな口実になる。

カールツァイスのレンズシリーズが出てくるあたりも擽られる。
高級シリーズとしての位置づけなので飛びつく事は出来ないが、魅力的なレンズが今後も
出てくる事は大いに歓迎できる。

当分F4を手放す予定は無いのでFマウントのニコンレンズも残しておくつもりだが
D70やD50よりもα100が魅力的に見えるのは間違いない。
本当にデジタルカメラの世界は下克上である。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.07)


平成18年06月05日(月曜日)

妙な具合に仕事。

出社し、いつものように朝のメールチェックをしたが仕事のメールは入っていない。
前日CGの進捗状況を先方に送ったので反応を期待していたのだが、良いとも悪いとも
言われないと張り合いがなくなる・・・
丸投げを決め込んでいるのかもしれないが、少なからず空しく思えた。
そんな事もあり、何となく手が動かず日記の更新に無駄な時間を使ってしまった。

流石に夕方になるとエンジンが掛かってきたのでCGに復帰した。
それこそ昨日までに相当詰まってきいるので今日中に仕上げることも出来ると踏んでいた。
しかし、ふと来た道を振り返ってしまう私・・・
不満に思える点に気づいてしまうと直さずにはいられなくなり当然ゴールは遠のいた。

・・・直すところを直してやっと新しい仕事。今日の課題は信号機だ。
なにしろ『交差点』が主題なので信号機無いとサマにならないからだ。
しかし、相変わらず想像で物を作るのが苦手な私はついつい写真をみてしまう。
見てしまうとついつい忠実に作ってしまいたくなるので時間ばかり掛かってしまった。

一応夜中には形になったが、信号だけ作っても完成したわけではないのが情けない。
今日も自分のセンスの無さを呪ってしまった。

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『巨悪(?)は眠らせない(??)』

村上ファンド(通称)の代表者である村上氏がインサイダー取引を認め逮捕された。
まあ、逮捕される以前の『事情聴取』の時点で阪神ファンのオバちゃんは『捕まって当然』
とか『ざまーみろ』見たいな事を言っていた。
感情で物を言っているので仕方が無い面もあるが、村上氏本人が言ったととおり
『儲け過ぎたので嫌われた』のは間違いない。

しかし、IT長者(?)=巨悪と位置づけ、重箱の隅をつついて抹殺することで溜飲を下げる
というのは私にはシックリトこない。
村上被告や堀江被告が巨額の利益を上げた裏で損をした人や、泣きを見た負け組みが
いたのは間違いない。
そんな人が株式投資やエセIT、M&Aで楽して儲けている人を憎み、『勝ち組、負け組み』
=格差固定社会が何となく嫌だというのは私も分かる。

だが、そんな負け組みの人の中にだって『額に汗して働かない人』が含まれることを
忘れてはいけない。
株も相場も一攫千金を狙うギャンブルみたいなものだから競馬やパチンコと変わりがない。
勝つとか負けるとかは時の運や本人の資質によるところもあるのだから、スッテンテンに
なった時、『儲けた人を恨む』のは諸刃の剣だ。

それよりも何よりも『社会保険庁』のお役人のように国民から預かったはずのお金で
放蕩の限りをつくしながら『お咎め無し』ってのはどう考えても釣り合いが取れない。
インサイダー取引で儲けると言うのはあってはならない事だが、そこから出た利益の
一部は税金として国庫にはいるのだからマイナスばかりではない。
その点、社会保険庁にはマイナスばかりが目に付くし、それを是正したりする自浄
能力は残っていないようだ。

村上氏が『最近、日本が嫌になってきた』と言う話もシンガポールに拠点を移そうと
思った理由もその辺と無関係ではないだろう。

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『神の左手悪魔の右手映画化』

日記を書いていた時、『楳図かずお』氏の漢字が上手く変換できなかったので検索を
描けたところ、同氏の公式サイトに行き着いた。
最近オロナミンCのCMにも出演しているし、相変わらず活躍しているなぁ〜と思ったが
サイトの表紙に
映画『神の左手悪魔の右手』2006年7月渋谷アミューズCQNにて公開!
の文字を見て正直言って仰け反った。

楳図氏の作品が映像化されるのは案外少ない気がするが、久々に目にしたのが
スプラッターホラーである事にショックを受けた。
「まさか、あの残酷シーンを実写で・・・」と、考えただけで顔が引きつったし、
公式サイトにあった『予告編』を見ただけで少々気持ちが悪くなった。
映画『神の左手悪魔の右手』に興味が無いわけではないが、エグイ映像の連続になるのは
間違いないので見ないだろうな・・・

まあ、楳図氏の作品にはホラー以外にも多くのSF作品がある。
それらが映像化されないのは不思議な気もするし、『独自の世界観』があるので創作力の
枯渇したハリウッドに打って出るのも面白いかもしれないと思ってしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.06)


平成18年06月04日(日曜日)

仕事もしたけど基本的には休み。

連日実家の兄貴とビールをがぶ飲みしているせいか一寸疲れ気味だ。
爆睡する程快適な気温ではないが、スッキリ目覚めることが出来ずに気がつけば昼近くに
なってしまった。

テレビを見ながらあり物で昼食を食べ、2時過ぎに買出しに出ることにした。
向かったのは、例によって篠崎の河内屋だ。
豆腐や乾燥わかめ、お米や焼きそば麺、納豆なんぞを買い込んで店を後にしたが、
なんだかんだ言って毎週のように来ているな・・・

このまま帰宅して仕事に出ることも考えたが、何となく感ずるものがあり三菱の
ディーラーへ向かった。
ズバリ新型車『i(アイ)』の試乗が目的だ。

一寸来ない間に改装されたショールームの前にポンコツ2cvを止めると、目の前に
パールホワイトのiが止まっていた。
早速、シートの座り心地をチェックしたりしていたら、そのまま試乗に出る事になった。
流石に社運を掛けた力の入った車だけあり、私の中のランキングを駆け上がった感がある。
(詳しくは近日中に『くるまねぇ〜』に書くつもり)

試乗に満足して帰宅。 すぐに自転車で会社へと向かった。
先ずは昨夜レンダリングの終わっていたCGの後処理だ。
ビデオ編集ソフトにおいて場面転換の処理を加えているため、動画データを差し替えて
出力をしないといけないからだ。
先方の指定は『xx版からH鋼を外したもの』なので音のデータは不要だが、どのように
使うかは分からないので一応音声の有無で2パターンを作ってみた。
これをいつものレンタルサーバーにアップロードした後、お客さんに念のためアドレスを
書いたメールを出して一件落着だ。

続けてやり掛けていたCGの続きを始めたのだが、一寸やそっとで終わるような物ではない。
そこで現時点でのサンプルをT建設のT室長に送って早々に帰宅した。

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『事件あれこれ』

夜、『堂本兄弟』を見ていたらオープニングの冒頭にニュース速報が出た。
『秋田の小学生殺害事件容疑者女性逮捕』の文字が出た事は分かったものの、0.5秒ほど
出てすぐ消え、暫くしてまた0.5秒という不親切なものだったので分かったような
分からなかったような・・・

お風呂にお風呂テレビを持ち込み番組を見ていたら今度は『彩香ちゃんの母親逮捕』に
変わり、驚いた。
まあ、雑誌の見出しをみていると『あの母親が怪しい』と言う話は随分前から出てはいたが
本当にそうだったので複雑な気分だ。
現時点では分からないことのほうが多いが、「もしかしたら・・・」と、考えてしまう。

港区のエレベーター事故も良くわからない。
エレベーターには何重もの安全装置が付いている事は素人だって知っている。
にも拘らずドアが開いたまま上昇するなどと言う事が起こったのだからただ事では無い。
そもそも、不具合が頻発したエレベーターを何故抜本的に直すことが出来なかったが
問題だ。
稲川淳二さんの怪談ではないが、詳しく調べてみたら底の方に風化した死体があった
診たいな事にならなければいいなと、ふと思ってしまった。

『芸術選奨文部科学大臣賞』などという大層な章を受賞した画家が盗作をしていたのでは
ないかという疑惑。
オリジナルを描いたとされる画家の話を聞く限り、同士の疑惑は限りなく黒に近い。
しかし、当人は『盗作ではない』と強弁を繰り返しているので話は平行線のままだ。
それこそ二人を同じ席に並べて討論させない限り着地点は見出せないだろう。
(きっと和田氏は出ないだろうが・・・)

一寸笑ったのは『スタメン(cx)』での和田氏の後輩(?)に当たる現役美大生3人に
よるディスカッション。
曰く
画家と言うのは普通画風をパクるにしても何処かにオリジナルの要素を入れたがるはず。
それにも拘らず細い線1本にも拘って再現していることを考えると
オリジナルを愛としか思えない。
(意訳)
つまり、和田氏はスギ氏の作品を心から愛するあまり、作品を飲み込んでしまったとでも
言うか、オリジナルとパクリの区別が付かなくなってしまったのではないかと言うのだ。
同じ事(?)をコメンテーターとして出演していた『ショコタン』こと中川翔子ちゃんも
言っていた。
彼女は楳図かずお氏の作品を愛するあまり真似して描いていると『楳図先生が降りて
時がある』というのだ。
それはそれで怖いが言いえて妙な話だ。

和田先生がショコタンくらいに素直になる日が来るのだろうか?

去年の今日一昨年今日

(2006.06.05)


平成18年06月03日(土曜日)

午後からぐうたらと仕事。

土曜日なので、いつものように2時過ぎまで『王様のブランチ』を見てから出社して
CGの続きを始めた。

本日の課題は『立て込みの完成』と『割り込み仕事のやっつけ』だ。
昨日も一日(?)かけて建物を作っていたが、他所も同じペースで作っていたら完成が
いつになるかは全く分からない。
他にも仕事を抱えている訳だし、こんな本論ではない部分に時間を掛けても意味が無いので
手抜きする方法を考えた。

それは昔作ったデータの使いまわしだ。
かなり前に作った説明用ビデオのCGに『団地のようなもの』とか『家のようなもの』を
何種類か作った事を思い出したのだ。
この時も随分と手を掛けて作りこんだものの、実際には『引き』でしか使わなかったので
結果的に過剰な作りこみになった気がある。
故に、今回のような『その他大勢』のような使い方には十分使えると踏んだからだ。
(考えてみれば道路を走っているインチキな乗用車もそのときの物だ)

そこでバックアップメディアの中からそれと思しきCGデータを引っ張り出し、建物の
データだけを読み込んで配置してみた。
すると少々の難が無い訳ではないが、それなりに見栄えのする画になってきたではないか!
まあ、相変わらず箱庭と言うか、ペーパークラフトっぽい画像ではあるが、最終的に
判断を下すのはクライアントだ。
各部を調整しながら余白を埋めるように建物を配置しつつ、『割り込み仕事のやっつけ』
にも着手した。

前日、G建設のH氏から無理無理に頼まれた仕事なのだが、納品したビデオで使っている
CGの一部から特定の部品を無くして欲しいというのだ。
もちろん、動画を画像修正するのではれば大層な労力が掛かるし、上手くいかないことは
分かりきっている。
しかし、自分で作ったCGなので、指定された部品を削除してレンダリングしなおせば
良いだけの話だ。
素直にサブマシンでレンダリングを仕掛け、CGの作りこみに戻ることにした。

さて、残っているのは街灯と信号機だ。
信号機は部品数が多いものの、いい加減に作ってもそれっぽく見えそうなので街灯から
作り始めることにした。
しかし、いざ着手してみると資料が少ないので何となく雰囲気が出ない。
そこで現地で撮影した写真に写っていた街灯を元に作ってみたのだが、良いよな悪いような・・・

そうこうする内にサブマシンに仕掛けていたレンダリングも終わっていた。
チャチャッと編集ソフトでタイムラインに組み込めば配信できなくもないが、それなりの
手順があるので5分や10分で終わる訳は無い。
いずれにしてもこの時点で夜中になってしまったので帰宅した。

[CG:立体交差点の完成予想図]
完成間近(?)のパース図

去年の今日一昨年今日

(2006.06.05)


平成18年06月02日(金曜日)

朝から不真面目にお仕事。

いい加減、今やっている仕事を止めて次のステージに移りたいのだが、思ったように終わら
ないのでそうもいかない。
一昨日に引き続き、建物の作りこみをする事にした。

作業開始前に考えたのは『なぜ小学生のお絵描き』になってしまうかだ。
所詮は余白を埋めるだけの物なのでリアルに作りこむ必要は無いのだが、写真をヒントに
チョコチョコと作ると”そうなってしまう”のだから困ってしまう。
やはりその辺がセンスの無い凡人故なのか・・・

そこで、遠回りと分かっていても1軒毎にそれなりの作りこみをする事にした。
小学生のお絵描きレベルの物が20個あるよりも、それなりの物が5個あったほうが
見栄えがするからだ。
もちろん同じ家でも屋根や壁の色を変えれば隙間を埋めてゆけるし、後日使いまわす事も
考えての事だ。

しかし、やってみると1軒作るだけでも猛烈な時間が掛かり、思ったペースで仕事は
進まない。
その上、G建設のH氏からお金にならない頼まれ事をされてしまい時間だけが過ぎてゆく。

結局、今日も終わらなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.03)


平成18年06月01日(木曜日)

今日は那須まで出張。
岡山ロケを含め、一通りの撮影が終わったと言えるのでビデオ編集の打ち合わせだ。

今回も交通手段はポンコツ2cvを使う事にしたのだが、余程の渋滞でも無いかぎり
片道3時間もあれば十分だ。
シャワーを浴びてヒゲを剃り、払いそびれた車庫代を払ったりしていたら予定した
9時を30分ほど過ぎてしまったが大した問題ではない。
いつものように汗拭きタオルとペットボトル2本、距離計代わりのカーナビを積み込んで
出発した。

例によって平井大橋から首都高に乗ったが、順調そのものだった。
車の量が結構あったのでガラガラとは程遠かったが、サンデードライバーがいないせいか
全体が一定のペースで流れている感じだった。
この状態が東北道に入ってからも続き、道中は終始渋滞とは無縁だった。

そんな事もあり西那須野ICまで一気に走ってもよかったのだが、トイレに行きたかった
ので大谷SAへ入った。
すると、車を止めて早々、何故か台湾からと思しき観光客に取り囲まれてしまった。
彼らにはポンコツ2cvが余程珍しいらしく、『写真を撮ってもいいですか』とか、
『いつごろの車なんですか』などと興奮気味言われた。
(うっかり「昭和の終わり頃の車です」って言ったら『今、昭和何年?!』と
キャーキャー言ってたな・・・20年くらい前って言えばよかったと後から反省)

12時一寸過ぎに那須塩原ICに到着。
アポを取っている1時にはまだ余裕があるので、いつも行く回転寿司へ直行した。
ここでも熟練パテシエによるワサビワークは見事と言う域に達している。
刺身を剥がすと3mm角くらいに極薄に塗布してあり、まるで瞬間接着剤並みなのだ。
当然サビ抜きとの味の差を見出すのは難しい・・・
(こんな使い方では無駄だな労力なので全部サビ抜きで良いじゃないかと思う)

珍しく7皿ほど食べて店を出る頃には丁度いい時間になっていたのでH親分のいる
技術研究所へ直行した。
エントリーを済ませ、中へ入ると親分とH氏がいつものミーティングルームに入るところ
だった。
パソコンを用意してもらい、持参したDVDに入っている動画の説明をしながら1時間半
くらいで打ち合わせは終わった。
(もう一寸絞られるかと思ったが、H親分もいろいろ忙しいらしい)

呆気なく仕事が終わったのでお気楽モードに突入。
打ち合わせ前に電話をくれた福田探偵とお喋りをしてから向かったのは『スーパーあさの』
此方へ来ると必ず寄ってしまう巨大な地元スーパーだ。
[写真:スーパーあさの外観]
スーパーあさの外観
[写真:スーパーあさの内観]
いつ来ても活気に満ちている店先

奥に入ると普通(?)のスーパーマーケットだが、ここの醍醐味はテント下の賑わいだ。
地元や近隣で取れた野菜や果物が東京では考えられない安値で所狭しと並んでいる様子は
いつ来ても圧巻だ。
しかし、ここ最近の日照不足で葉物野菜の値段は猛烈に上がっているので、安い筈だが
あまり感動が無い。
一応、スイカやメロンなども並んでいたが、どれも小振りな物ばかりだし、夏野菜の
季節はもう少し先なのかもしれない。

そんな訳で、親父からリクエストのあったメロン4個(@380円)と2個入りレタス
(@80円)を2袋だけ買って帰路に着いた。

帰り道も至極順調。
小菅近辺で下り線が渋滞していたようだが、上りは渋滞知らずで一気に自宅まで戻った。

まあ、これにて本日の営業を終了しても良かったのだが、H親分の近況報告や残っている
仕事が気になったので一応出社した。
結局全く仕事にならないまま、10時過ぎに帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.02)


平成18年05月分の日記

05/01 05/02 05/03 05/04 05/05 05/06 05/07 05/08 05/09 05/10
05/11 05/12 05/13 05/14 05/15 05/16 05/17 05/18 05/19 05/20
05/21 05/22 05/23 05/24 05/25 05/26 05/27 05/28 05/29 05/30
05/31


平成18年05月31日(木曜日)

一応まじめにCG。

今日のお題は『ガードレール』と『建物の配置』だ。
後者は時間的な見通しが利かないので当然前者からスタートした。

ガードレールは外へ出るとあちこちで見かける物だが、いざとなると寸法や形状は見当が
つかないので出社途中にちょっぴり観察。
会社についてからはインターネットで検索する事にした。

しかし、ガードレールと言ってもメーカーも形状も様々あるらしく、CGの参考になる
ような具体的な図面が見当たらなかった。
そこで今朝方の観察した『縦方向』の大体の寸法とデータとネットで辛うじて見つかった
『横寸法』の平均値を元にデッチアップする事にした。

ガードレールの断面形状を思い出しながら直線を分割したりしてゆき、引き伸ばせば
一応それっぽいものが出来上がった。
難しかったのは、固定用のポールや台座、それと端部の部品だった。
端部の部品はガードレール本体以上にバリエーションに富んでいるからだ。
迷った挙句、断面を曲げたり伸ばした部品を使って一番シンプルな形状に落ち着いた。

基本的な部品が出来たので今度はひたすらコピーしていった。
当然、直線部分が一番作業が楽だし、センターの分かっている交差点のR部も楽なの
だが、微妙に曲がっている箇所があちこちにあるので手が掛かった。

こうしてガードレールの設置が終わったのだが、全体図としてレンダリングしてみると
案外目立たない・・・
ある事自体が自然だからかもしれないが、労力の割りに画面への影響が少ないので
妙に空しくなった。

そこで作りこみの最後となる『建物の配置』を始めたのだが、これがまた上手くいかない。
取材のときに撮った写真を元に簡略化した家やビルを作ってみたのだが、小学生の
お絵かきかみたいで雰囲気がでないのだ。
まあ、建物も写真を元に精密に作れなくもないが、徒労になるのは必至だ。
力の抜きどころが見出せないまま、今日も夜中になってしまった・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.01)


平成18年05月30日(水曜日)

ちょっぴりバタバタ。

出社して早々、昨日やりかけていた『植え込み』の作り直しを始めた。
昨夜の失敗の原因というか現実味が無かった理由は質感云々というよりも縦横比や縮尺が
出鱈目だったように思う。
そこで元になる形状データを引き伸ばしたり、縮めたりしていたら昨日よりかは雰囲気が
出てきた。

それこそ作りこみはこれで終わりではないが、多少なりとも作業が進んだのでデータが
壊れないうちにサンプルをT室長に送って様子を見ることにした。

サンプルデータを送り、一息ついたところへ新宿のT建設JVから電話が掛かってきた。
電話に出るなり先々週ドローとなったビデオ編集の打ち合わせをしたいと言う事となった。
ところが、先方の希望としては『6月1日の午前中に来てほしい』と言うのだが、その日は
午後から那須にいるH親分との先約が入っているので完全に無理だ。

素直に「1日は出張が入っていて無理です」と伝えたところ急遽午後から打ち合わせを
する事になった。
無理な予定を通すよりもそのほうがずっと良いからだ。

そんな訳で、昼食を食べてから電車で新宿へ向かった。
肉離れの足は走るのは無理だが普通に歩けるところまで治ったのでリハビリにもなる。
会社を出るのが一寸早かったので駅の本屋で時間調整をしつつ歩いたが、それでも約束して
いた2時よりも大分早く事務所に到着してしまった。

ところが久しぶりに来たJVの事務所は、なんだか妙に散らかっているし雰囲気が慌しい。
明らかに事務所を引き払う為の引越し準備中って感じである。
猛烈なスピード工事だったので予想は出来なくもなかったが、現実はそれ以上に早かった
ようだ。
電話をくれたK氏もその真っ最中だったらしく、顔を会わせてから打ち合わせを始めるまで
5分ほど待たされてしまった。

さて、打ち合わせにはK氏と共に当初の担当者であるM氏も同席することになった。
しかし、実際には事前に資料をメールにて発送しておいたので内容の確認をするに
留まり、残りの時間は『お金と納期』の話となった。

私にとって『納期』は極力聞きたくない単語の一つだ。
もちろんスケジュールが順調な時には張り合いにもなるが、身は一つしかないのに
平行して複数の仕事があるのは恐怖以外の何者でもない。
幸いにしてM氏としては『上から催促されていないので、いつでもいい』と、言われた
ものの、6月末に納品すべきビデオが順調に進んでいるとはいえないのだ。
一応、どちらの仕事もT建設の仕事なので7月半ばまで待ってもらうことにして
打ち合わせはあっという間に終わった。

さて、せっかく新宿に来たのだから寄り道でもしたいところだが、そうしようにも
見たいものが全く思いつかない。
仮に秋葉原だったとしても同じ状態なので素直に会社へ帰ることにした。

ところが、会社に戻ってからはピリッとしなかった。
昨日今日の進捗状況が芳しくないこともあるが、考える事が多く手が動かない状態だ。
結局、本格的にエンジンが掛かったのは夕食後。
一応夜中まで作業を続けて『縁石』を張り巡らせたが、見た目は全く変化が無い・・・

なんだか空しい・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.05.31)


平成18年05月29日(月曜日)

朝から不真面目にCG制作

何だかんだあって先週は仕事が疎かになってしまったので今週はリキを入れて作業
するつもりで出社した。
しかし、いざイスに座ってしまうといつものサボり癖がでてしまい、なかなかエンジンが
掛からなかった・・・
そんな訳でCGに取り掛かったのは午後になってからだった。

今日の目標は『芝生の作りこみ』と『縁石の作りこみ』だ。
立体交差点のパースなので中央分離帯に芝生や植え込みがあった方がリアルだし、
道路に縁石はつき物だからだ。

先ずは縁石の作りこみから始めた。
縁石は断面図を引き伸ばしたりすれば比較的簡単に作ることの出来る物なので一寸
考えると大した事のない部品なのだが、実在する道路や交差点は必ずしも作りやすい形状を
していないのが困り者だ。
道路が沿って一定の断面を作ってゆく作業は地味で手が掛かる割りに見た目に寄与せず、
途中で飽きてきてしまった。
そこで頭を切り替えるためにも『芝生』を作ることにした。

さて、芝生をどのように作るかを考え、今回はマニュアル本に書いてあった
『パーティクル』を使うことにした。
動く部品として使うと水や炎としても使えるが、静止部品として使うと髪の毛や草なども
表現できる便利な機能だが、滅多に使わないものなのでマニュアル本を片手に四苦八苦だ。
(例によって各パラメータの意味を半分くらいしか分かっていないので暗中模索?)

しばらく悪戦苦闘しているうちに何となく様になってきたので、それを下敷きにして
独自の作り込み加えたら一層雰囲気が出てきたので隣接するもう一箇所の芝生を
作ることにした。

ところが、同じ手順を踏んで同じようにやっているはずなのに、何故か雰囲気が違う。
先に出来たのが『芝生』だとしたら、後から作ったのは『人工芝』か田んぼの『稲』の
ようなのだ。
[CG:植え込み]
中央分離帯の芝部などの試作
[CG:手前の芝生]
何となく上手くいった手前の芝生
[CG:奥の芝生]
何故か田んぼっぽい奥の芝生

どこに原因があるのかが分からず頭を抱えていたが、暫くして『パーティクルの量が少ない』
故だと分かった。
パーティクルを使う手法は比較的簡単にリアルな表現が出来る反面、増やせば増やすほど
メモリーも使うので処理がどんどん遅くなると言うジレンマを抱える事となった。

とりあえず表示に時間の掛かる部品は特定のレイヤーに追い出し、引き続き植え込みを
作ることにした。
これまたパーティクルで作る事にしたが、着手したところ芝生以上にデータ量が多くなって
途中で収拾がつかなくなってしまった。

一から作り直す事も考えたが、既に日付が変わるような時間だったので今日はここまでとした。

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『ネットワークDVDがやってきた(4)』
自宅のネットワーク編

いよいよここからが本番だ。
自宅にDVX-500を持ち帰り、引き続き実験をする事になった。

会社でやったのと同じで適当なLANケーブルを見繕いってDVX-500をIPルーターに
繋ぎ、PCへのソフトウェアのインストールと各種設定をして準備完了だ。
しかし、最大の問題は11bの無線LANでどのくらい滑らかに再生できるかだ。

自宅にADSLを導入する際に『安く済ませる』と言う理由によりモデムはレンタルで
ではなく、自前で用意する事の可能な『1Mコース』を選んでいた。
故に理論スループット11Mbpsの帯域を使い切ることは無かったのだが、動画の
再生となると話が違ってくる。

良くて『紙芝居』、悪くて『視聴に耐えず』を覚悟して2階に置いてあるPCで録画した
『富豪刑事デラックス』を再生をしてみた。
すると、意外や意外、予想以上にスムーズに動画が再生されるのだ。
多少高めのビットレートで録画していたせいか、動きの激しい場面では画が止まり、
音も出なくなるが、ビットレートの低いシーンも多いので実験の際には8割以上の部分を
普通に視聴することが出来た。
『見たら消す』ような番組であれば長時間モードで録画することで対処できそうだ。

我が家の環境ではインターネットTV『GAO』を低画質モードでも殆ど視聴できない
事と比較しても大満足と言えるが、より一層理想的な状態で視聴するにはどうするべきか
思案中だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.30)


平成18年05月28日(日曜日)

今週は錦糸町へ映画を見に行った。

例によって新聞屋さんから激安チケットをゲットしていたからなのだが、イレギュラーな
理由により何を見るかをいつも以上に迷った。

一つ目は見たいと思っていた『Vフォー・ヴェンデッタ』が既に終わってしまった事。
世の中にいろいろな映画があるが、個人的には『妙な雰囲気の映画』が好きなのだ。
これは単純な『サイコサスペンス』や『SFファンタジー』なら良いと言う物でもない。
『Vフォー』は謎の主人公は最後まで仮面を外さないと聞くし、近未来SFっぽい設定で
ありながら、実は過去の歴史をベースにしているとも聞きいた。
その辺を見たかったのだが、タッチの差で終わってしまった。
(肉離れにならければ良かったんだけどね・・・)

二つ目は錦糸町楽天地からスクリーンが4つも消えてしまったこと。
前日、前々日に何を見ようかと新聞を見た時に『やけに掛かっている映画が少ないなぁ〜』
と、感じてはいたがいきなり5から8が閉鎖されていたとは想像できなかった。

まあ、近所のショッピングモールに相次いでシネコンができたりして、結果的にスクリーン
数は増えているのかも知れないが、超大作映画ばかり競って上映してもなんだか空しい。
むしろ都会へ行かないと見られない『ミニシアター系』を掛けるスクリーンとして
存続してほしかったのだが・・・
(実際、非常に小さいスクリーンだったしね)

そんな訳で何を見ようかと考えたが、選択肢は極端に少なくなった。
ランナップとしては『ダ・ヴィンチ・コード』『デイジー』『明日の記憶』『寝ずの番』
『ピンクパンサー』5種類だけだ。
しかし、『寝ずの番』と『ピンクパンサー』は夜の部の各1回ずつだし、待ってまで
見たいと思わなかったので残るは3本。
『デイジー』と『明日の記憶』はベタ過ぎるし趣味ではないのでパスしたので
結果的に『ダ・ヴィンチ・コード』しか残らなかったが、それはそれで悩ましかった。
封切り直後の超大作なので立ち見の可能性があったし、映画評論家の評価は殆どが『酷評』
と、言える物ばかりだったからだ。
しかし、実際見るものはこれしかなかったし、見ないで作品の評価もできないので渋々
見に行くこととなった。

1時過ぎに自転車で家を出て電車で錦糸町まで辿り着いたが、上映時間を確認していな
かったので1時間半ほどの待ち時間が出来てしまった。
仕方がないのでウィウンドショッピングをしたり、お茶を飲んだりしてから映画館へ
上がっていった。

ここで一つの考えがあった。
洋画は字幕で見たほうが雰囲気があって良いのだが、この映画のように情報量の多い
物は文字数の制約から意味が余計にわからなくなってしまう可能性がある。
そこで”あえて”日本語吹き替え版を見ることにしたのだ。

すると上映時間の30分前だというのに人気が疎らだった。
正確には館内の廊下に並んでいたのだが、長蛇の列とは言い難かった。
実際問題『立ち見になるかもしれません』と脅されて並んだもの、余裕を持って座る事が
できたし、私たちが見た回も最終的に満席だったとは思えない。

さて、ダ・ヴィンチ・コードのあらすじは
ルーヴル美術館館長が館内で死体となって発見された。
館長と会う約束をしていたハーヴァード大教授ラングドンは、フランス警察より
捜査協力を求められるが、いつの間にか事件に巻き込まれ追われる事となる。
無実を証明するに館長の孫娘の暗号解読官と共に残された暗号を追ってゆくが
そこには・・・
てな感じだろうか。

世界中で大ベストセラーとなった問題作を映像化した作品だが、確かにクリスチャンが
大騒ぎするのは良くわかる。
しかし、ベースとなった『謎』は小説が発行された後に放送された番組で『既知』となった
物が多く、意外性は薄らいでいるかもしれない。
実際、その手の番組を何本か見ていたので意味が取れない所は無かった。

しかし、それらを追うだけで既に時間を使い果たした感があったのもまた事実。
暗号の解読シーンは主人公の頭の中でのみ展開されるのでアナグラムという単語を
知らなければ『どのような手法なのか』すら分からない。
また、高度な数式の中に謎を隠すあたりも、『そんな風に情報をインサートできるんだ』
位にブラックボックス化して見るに留まった。
それらにも知識があれば、より面白く『知的好奇心』をくすぐられるのだろうが、頭の
良い人がさらっと解いて先に進むだけなのでピンとこない・・・

まあ、結果的に2時間半の時間を全く感じることなく見ていられたので面白い映画だったが、
原作がどうだったのかが気になり始めた作品でもある。

買ってもなかなか読まないだろうけどね・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.05.29)


平成18年05月27日(土曜日)

仕事が気になるが、何となく休み

ぼよよ〜んとした感覚のまま9時くらいに起き出し、『王様のブランチ』を見始めた。
朝、目覚めて雨が降っていた時点で、徒歩や自転車で出かける事がとても億劫となり、
引きこもるか移動手段にポンコツ2cvを使うかの二者択一となったからだ。

幸いにして『王様のブランチ』の後には見入ってしまうような番組が放送されなかった
ので、一寸ビデオを見てから車で出かける事にした。
買い物ツアーという事もあるが、それよりもプジョーの1007を見たかったのだ。

思い起こせば1007の事を知ったのは1年以上前になる。
しかし、『プジョー初の4桁シリーズ』とか『両側スライドドアの個性派』と聞いても
直ぐには触手が伸びなかった。
ところが、日本への正規リリースが始まり、自動車番組で取り上げられたのを見ていたら
案外『考えてもいいかな?』と、思い始めたのだ。

理由は幾つかあるが、テレビなどで見たところシートの出来や乗り心地が売れ筋の
206と違い、『おフランス志向』の可能性があったからだ。
加えて同じプラットフォームのシトロエンC2、C3が相次いで値上げ(?)となり
買い替え候補から一歩遠のいた為、その位置に割り込んできた感じでもある。
(詳しくは『くるまねぇ〜』に書くつもり)

念願だった1007への試乗の後、引き続き買い物ツアーへ突入した。
いつものように篠崎の河内屋へ行き、冷凍ソーセージ、おかか、豆腐、牛乳・・・etc
と、買い込み次へ移動。
実際問題殆ど買うものがなくなった状態だったが自宅近所のスーパーヘ寄り、ビールと
お菓子類を買って帰宅した。

夕食を食べ、一通りテレビを見終えたのでお風呂に入ろうと追い炊きスイッチを押した
までは良かったが、一寸横になったら目を開けていられなくなりそのまま撃沈した。

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『ネットワークDVDがやってきた(3)』
会社のネットワーク編

イレギュラーな形とはいえ、DVDを再生できただけではこの機械の真価はゼロに近い。
やはり、ネットワークに接続してデータを再生しない事には大枚払った意味が無いのだ。

さて、ハード的な接続は事実上LANケーブル1本で片がつく。
HUBやIPルーターを使うのならストーレートケーブルを使い、それらを使わずPCと
直結するのならクロスケーブルを使う点はPCのネットワークと変わりがない。

ソフトの設定も基本的にはPCに準じている。
DVX-500自体がDHCPに対応しているのでルーターに繋げば小難しい設定を
する事無くあっさり終わるし、当然手動設定も可能だ。

次にPCをデータサーバーにするためのソフトをインストールする必要があるが、付属の
CD−ROMからインストールするなり、ユーザー登録して無料版を入手してインストール
するだけの話だ。
デフォルトでは特定のフォルダー(My Videosなど)しか読まない設定になっているので
データはそこへ放り込むようにするか、必要があれば読み取る場所の追加をするくらいで
使い始めることができるのだ。

しかし、最大の関門があるとしたらDVX-500側の最終設定だ。
プレーヤー側で任意のサーバー名とサーバーのIPアドレスを設定するだけで準備は
終わるのだが、リモコンでの文字入力が現在どうなっているかが表示されないため、
数字、大小英字の切り替えがイマイチ上手く行かないのだ。

もしも数字だけ連続して入力し、ピリオドは後から入力できれば効率が上がるだろうし
既存の設定をコピーしたり、編集が得きれば良いのだがそれすらできない。
故に間違った設定をした場合には設定を一度破棄して最初からやり直さなければいけない
ので大層面倒くさい・・・

しかし、入力するデータ量は高が知れているので一度設定が終わってしまえば大した
問題ではないだろう。
もちろんサーバーPCのIPアドレスが度々変わるとか、四六時中サーバーが増減する
コアユーザーは一々面倒かもしれないが、慣れるほどあのリモコンでアドレスを
入力する人もいないだろうしね・・・

そんな訳で、IPの設定が終わってしまえば、アイコンをクリックするだけで動画の
再生が可能となった。
最初は会社のメインPCにサーバーソフトをインストールしてみたが、100BASEの
有線LAN接続なのでコマ落ちも皆無で非常に快適だった。
それこそ会社でビデオ作品を作り、視聴するときには諸般の事情によりファイルを分割して
出力する必要があったりするが、これを使えばDVD用MPEG2ファイルだけで事足りる
事になる。
その為、場合によっては『仕事場に導入しても良いかな』とも思った。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.29)


平成18年05月26日(金曜日)

朝から昨日の続き。

出社して見ると昨日仕掛けて帰ったビデオの変換が終わっていた。
ところが、縦横サイズを半分にしているのにもかかわらず、データ量は1GBを大きく
超えているではないか!
これではネット配信しようにも借りているサーバーに置ききれない。
そこで『配信できないので郵送するので待ってください』とH親分にメールをだした。

すると、暫くしてH親分から
『打ち合わせついでに、こっち(那須)に来ない?』とメールが入った。
まあ、昨年暮れ以来会っていない気がするので顔を見に行くのはやぶさかではない。
T室長の仕事が大いに気になるが『営業』も仕事のうちなので来週早々にでも
那須へ行くことにした。

さて、今日中に発送をする必要がなくなったので妙な欲が生まれてきた。
1GBのデータをDVDに焼くのは一寸勿体無い気もするので、画素数を上げたデータを
入れたくなったのだ。
まあ、変換にはまたもや時間が掛かるのは目に見えているが、焦る必要はない。
那須へ行く前までにノンビリやってもいいし、前日に届くようにメール便で送っても
OKだからだ。

そんな訳で再びデータの変換作業を始めたのだが、結局1日掛かりになってしまった。
我ながら時間の使い方がイマイチだ・・・

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『キャノンが銀塩から撤退』

朝、新聞を読んでいてこの見出しに驚かないはずはなかった。
何ヶ月か前にニコンが銀塩から事実上の撤退を表明した後も何事もキャノンの動きはなく、
デジタル、アナログ共にトップを目指すのかと思った矢先だったからだ。

速攻で福田探偵にメールを入れたところ折り返し電話が掛かってきて10分あまりも
この件について話し込んでしまった。

しかし、結局のところ『寂しいねぇ〜』なんて言っている人間が銀塩を全く使っていない
のだからパイが小さくなるのは当然のことか・・・

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『ネットワークDVDがやってきた(1)』
入手編

午前中、兄貴を駅まで送って帰ったらオークションで落札したネットワークDVD
プレーヤーが届いていた。
日曜の夜中に落札し、月曜日の朝一で入金したのにその後の連絡がなかなか入らなかった上に
一時期は『やられたか!?』と思ったくらいだ。
(ヤフーゆうパックのサーバーメンテの関係でコンビニで引き取ってもらえなかったり、
手続き後丸一日『荷物追跡』が出来なかったりと、プチトラブルがてんこ盛りだった)

さて、話を元に戻すと、今回の商品は長瀬産業で発売されていたネットワークDVD
プレーヤー『TransGear DVX−500 』だ。
http://www.transtechnology.co.jp/homenetwork/item/dvx500/index.html

一見すると単なるスリムタイプのDVDプレーヤーだが、いくつかの特徴がある。

特長その1:パソコン用の動画データを再生できる。

DVDプレーヤーで再生できるのは普通はDVDのみである事が多くなり、VIDEO-CDが
再生できないプレーヤーもある。
コーデックで考えるとMPEG2およびMPEG1の再生しか出来ない訳だ。
しかし、このプレーヤーの場合パソコンではメジャーなDivX形式のMPEG4データを
再生できるのだ。
やった事はないが、DivXで圧縮をかけると2時間ものDVDをCDに収まるサイズに
圧縮しても視聴に適うというので持て囃されているらしい。

また、パソコンとの親和性でいうと、ISO形式のディスクのデータを読むことができる
のも大きい。
上記のDivXを使い、CD−Rに焼いて所持している動画ファイルをDVDやビデオCDに
変換しなくても再生できてしまう。
同じく本来DVDビデオ形式にオーサリングしないと再生できないMPEG2ファイルも
ISOのデータ形式で焼いても再生できる自由度はうれしい。

特長その2:ネットワークに対応している

特長1も非常に重要だが、『ネットワークDVD』の真骨頂はNICを装備し、ネットワーク
上のデータを再生できる事にある。
例えばパソコンにTVチューナーカードを導入してテレビ録画をするのは簡単だが、
それを『どうやって見るか』は結構悩ましい。
パソコンのCRTなり液晶モニターで見るも悪くはないが、普段目にしているテレビとは
色再現や諧調表現など、いろいろな意味で見え方が違う為しっくりこない。
(そもそもテレビとパソコンとでは画像の表示方式が大きく違うため差があって当然なのだ)

そうかと言って『見たら消す』程度のドラマをいちいちオーサリングしてDVDに焼いて
から見るのも結構面倒だ。
そんな時、ネットワークDVDプレーヤーなら、PCのHDDの中にあるデータを
そのまま再生できるので超が付くほど便利なのだ。
実は今回DVX−500を買ったのはパソコンで録画したドラマを見るためなのだ。

まあ、普通に考えるとDVD/HDDレコーダーを買い足すなり、『ダブ録』機に
買い換えるほうがスマートなのだが、今回は6000円足らずで入手できたし、
『パソコンをビデオ代わりに』は、これらを買う以前からの『妄想』だったのだ。

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『ネットワークDVDがやってきた(2)』
接触編

ビールの空き箱と新聞紙で厳重に梱包された中から出てきたDVDプレーヤーは想像以上に
綺麗な物だった。
表面パネルが鏡のようになっており、単なるプレーヤーとしても様になる。

しかし、オークション物件なので動作確認をしないと良いとも悪いとも言えないし、
出品者の評価も出来ない。
すると、いきなりトラブル発生。
電源は入るのだが、リモコンを使おうと本体のボタンを押そうとトレーが出てこないのだ。

まあ、この症状はネットの書き込みで多く目にしているのでトラブルというよりも仕様に近い。
LITE−ON社製のDTD−166Sという安価なドライブを使っているらしいのだが、
ディスクをクランプする部品の不具合(?)がとても多いからだ。

それこそドライブの上部を軽く叩くとトレイが出るという話もあるが、いずれにしても
このままではDVDの再生すらできない。
仕方がないので到着早々ねじ回しのお世話になることになった。

[写真:DVX-500]
長瀬産業のTransgear 『DVX-500』
到着早々分解&ドライブ換装?の図

天板を外すと古い形式のIDEケーブルにつながったDTD−166Sが露になったので
駄目で元々だが他のドライブと交換できないか試みた。
(ドライブは金属製のテープで”封印”してあるのだが、明らかに前のオーナーによって
剥がした跡がある・・・)

すると手元にあるどのドライブを繋いでも電源を落として再起動した時点でDVDド
ライブが繋がっていない状態になってしまう。
換装実績をググってみてもやはりLITE−ON社製かそのOEM以外は皆無だった。
しかし、面白いものでDTD−166Sを繋いで起動をかけた後に他のドライブを接続
すると何事もなかったかのように動作するのでドライブ以外の機能が正常であることも
確認できた。

[写真:DVD-ROMの読み込み画面]
ISOフォーマットのDVD+Rのデータを読み込んだ状態
漢字のディスク名、ファイル名もきちんと表示される

本体の機能が確認できたので残るは鬼っ子であるDTD−166Sをどうすべきかだった。
ネットでの情報を元に取り出しボタンを押した直後にドライブの頭を軽く叩いたらいとも
簡単にトレイが出てきた。

[写真:ドライブを軽く叩くの図]
情報どおりドライブの頭を軽く叩いたらトレイは出てきたが・・・

しかし、ディスクをマウントして見ると今まで聞いた事のないようなノイズとサウンドを
撒き散らす上に先ほど読めた筈のディスクを読み取ってくれないのだ。
元々このドライブには期待をしていなかったし、ネットワーク接続を主体に購入したので
想定の範囲内だ。
しかし、スタンドアロンで使えないのもいざという時に不便なので換装用のドライブを
入手するべきか否かは悩んでいるところだ・・・
(天板を開けたまま使うというのも手だけどね)

去年の今日一昨年今日

(2006.05.26)


平成18年05月25日(木曜日)

思いがけず、親分の割り込み

今日も徒歩にて会社へ向かっている最中に携帯電話にメールが入った。
誰からだろうと思ったらH親分からだった。

親分曰く用件は
『以前のナレーション原稿はあるか』と『岡山ロケを含めたすべての動画素材を見たい』
と、いうものだった。
T建設のCGが思ったように進んでいないのが気になるが、こちらも対処しないと
後で余計に面倒くさくなる。
その為、登社早々に優先的に作業を開始した。

先ずはナレーション原稿の発掘だ。
何年か前の仕事であるため、当然データはすべてDVDにバックアップを取ってあるので、
その中から原稿と思しき書類を見つけるだけの話だ。
ところが、出てきたナレーション原稿にはいくつかのバリエーションが混在していたり、
追加分が別のファイルになっていたのだ。

まあ、バリエーションが複数あるのはいつもの事なのだが、特にH親分が先頭に立って
やっている仕事の場合、録音当日の追加や修正もかなりの頻度で行われる。
よって、最終的な原稿というのは殆どの場合ワープロ書類としては残っていないのだ。

結局、出てきたナレーション原稿と完成済みのビデオの台詞とを聞き比べてバリエーションを
排除したり、修正したりしていたら午後になってしまった。

1本目の仕事が終わったので引き続き動画の整理に取り掛かった。
これに付いては1年以上前から着手していた仕事なので一部はハードディスクにデータを
コピー済みだったものの、調べてみたら途中の1回分がまるまる抜けていたのだ。
まあ、いずれにしても岡山ロケの分はキャプチャー作業からはじめる必要があったので
それを含めて作業を始めたのだが、何しろ大変な量があるので時間のかかること・・・

否、問題はむしろこの後やってきた。
膨大な量の動画データを親分に送るのには少なからず圧縮をかけないとどうにもならない。
縦横サイズを変えて圧縮率を高くすればネット配信も可能かもしれないし、サーバーに
収まらない量であればDVD−Rに焼いてメール便で送った方が早くて安いのだ。
しかし、コーデックにWMVを使おうと思った事が躓く切欠となった。

WMVへの変換はマイクロソフトからダウンロードできるフリーソフト(?)を使うと
きめ細かい設定ができてよいのだが、複数のファイルを連続して変換する方法が
なかなか見つからなかったのだ。

一応、普段使っているビデオ編集ソフト(MSP7.0)はWMV9形式に対応している
はずなのだが、デフォルト状態で出てくる設定は8ばかりなのだ。
この件について公式サイトに設定方法の解説があるにはあるのだが、何度やっても
うまくいかず、半ばあきらめていたのだ。

だが、流石に手作業で1本づつ処理するのは現実的ではない。
そこで、嫌々ながら試行錯誤したところやっとバッチ処理を行うことができるようになった。

しかし、できる様になったものの今度は『妙に時間がかかる』という別の問題が発生した。
変換の様子を傍で見ていると数秒間『ビューーーー』っと変換したかと思うと暫し沈黙する
といった具合で、結果的なスループットが異常に低いのだ。

そんな状況をじっと眺めていたが、日付が変わるまでに終わる見通しが全く立たない為
兄貴と酒盛りを始めて一日が終わった。

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『頭の良いお馬鹿さんたち』

表題の称号を与えたいのは『社会保険庁』のインチキ職員達だ。
国民から集めた保険金をあたかも自分達のポケットマネーであるかの如く浪費した挙句、
責任を全く取らずに『このままでは破綻するので』とツケを関係ないはずの国民に戻そうと
するどうしようもない奴らだ。

そんな背任集団がまたしても面白いことをやってくれた。
民間から登用された長官から『徴収率を上げろ』と言われたのを聞いて何を血迷ったのか
分子ではなく分母を弄る小手先作戦に出たというから呆れ返った。

その際、『収入が少なくて保険料を払えない』等の支払い免除(猶予?)制度を本人の
確認を取らずに勝手に遣ってしまったというから普通の人間の感覚とは思えない。
国会でこの点を指摘されたお偉いさんは
『手続きに問題があったかもしれないが元々有資格者(??)なのだから法律的に問題はない』
みたいな事を言っていたが、本当に問題ないのかぁ〜??

ちょっと考えると本人が署名捺印して提出する書類なのだから『有印私文書(公文書?)偽造』に
問われかねないと思うが、そうされるとは聞こえてこない。
偽造が罪に問われないように都合の良い条文を作ったのだとすると正に『お手盛り』だ。
社会保険庁のお役人がご飯の入ったお櫃を抱えていて、一般国民が茶碗を出すと
『財政が厳しいので我慢しろよ』と仏様のご飯くらいしか盛り付けないのに、身内の
茶碗はこっそりと『てんこ盛り』にするようなものだ。

この文章を書いている最中に『分母操作』はかなり以前から行われていたとの証言が
報道され、再々度呆れ返った。
曰く、民間から長官を招くずっと以前から『徴収率』の集計前に『分子操作』を勝手に
行い、集計後に元に戻す事を繰り返していたらしい。
その間、操作に利用された人間には全く知らされていないので『保険料の未払い』は
そのまま続いている訳だ。
書類を操作して『良い数字』を提出すれはお役人達のボーナス査定は良くなるかも
しれないが、国庫に入るお金は少なくなっても増えるはずもない・・・

この状況が何かに似ているなと思ったらソビエト連邦の末期状態そのものだった。
農水省(?)の役人かなにかが『同士書記長、今年もこんなに豊作です!』と、報告して
いたが、数字の操作、捏造が慣例化している事を知っているゴルビーは
『本当に豊作だと思っているか』と、詰め寄ったシーンがあったように記憶している。

兎に角、社会保険庁の懲りない面々に法的にも社会的にも制裁が加わらなければ、
傷は広がるばかりだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.26)


平成18年05月24日(水曜日)

もっさりと仕事。

昨日に引き続き歩きで会社を目指したところ、幾分調子がよくなった感じがした。
極力負担をかけないよう注意していると殆ど痛みを感じず歩ける場面もあるものの、
調子に乗っていると筋肉の一部がストライキを起こして激痛を感じるといった具合だ。

[写真:肉離れの状況]
浅黒かったフクラハギの内出血は随分と引いてきた。
しかし、土踏まずの上はあまり変わりがない。

会社にたどり着きメールチェックをしたが、今朝もこれといったメールは来ていなかった。
それこそT建設のT室長からビデオのデータ切り出しに付いて『出来た』とか『出来ない』
と、言ったメールが来ると思っていたからだ。

すると雑用をしているうちに案の定T室長から電話がかかってきた。
曰く、添付したソフトを使ってみたのだが、ファイルを上手く切り出せないというのだ。
私なりに実験をしてから送ったソフトなので『出来ないはずはない』のだが、どのレベルで
出来ないのかが良くわからない状態のだ。
結局、T室長が『もう暫く弄ってみる』と言って電話を切ってしまったので私としても
スッキリしない事となった。

T室長の話が気になって仕方がないので暫く原因を調べていたところ、室長から原因
判明のメールが入った。
聞いてみれば単純な話で、例のソフトでは対応していない『MPEG』ファイルから
データを切り出そうとしていたのだ。
その旨をメールに書いた気もするが、室長はそれなりの年齢の方なのでイマイチ理解
していなかったのかもしれない・・・

まあ、それはそれとして解決策を伝えないと仕事が手に付かない。
加工しようとした元データがうちから納品されたCD−Rに入っていたものであれば
拡張子をリネームと新しいソフトのインストールで対処できる事はわかった。
しかし、散り散りになったデータを元にしているとも限らないので加工しやすい
データを新たに作って配信することにした。

お金にならない事に時間をかけてしまったのでCG仕事に戻ったのは夕方になってしまった。
メインとなる部品に付いては概ね合格点が出ているので今日はその他の部分の作りこみを
する事にした。
なかでも中央分離帯や安全地帯などの道路の作りこみだ。

基本的には縁石と同じ断面の部品を伸ばしたり曲げたりして作っていったのだが、
ある程度作った時点で問題に直面した。
今回のCGは実在する交差点を航空写真を元にアウトラインを作成したのだが、4本の
道路が特殊な角度で交わっているのだ。
その為、看板に書かれた『完成予想図』を見ながら作った部品が上手く組み込めないのだ。

結局、前日までに作りこんだ主要部品を交差点に近づけて完成予想図との差を縮める
手に出たのだが、どうやっても雰囲気が合わなくなってしまった。

あちらを立てれば此方が立たず・・・
完成はまだまだ先になりそうだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.26)


平成18年05月23日(火曜日)

だらだらと仕事。

足は良くも悪くもなっていないが連日車で送り迎えしてもらってばかりいては体が
鈍ってしまう。
昨日の夜などは左足だけ一見して分るくらい酷くムクんでいたくらいだから、筋肉を
全く動かさない事が良い筈がない。
そんな事も含め、久しぶりに歩いて会社へと向かった。
足をかばうあまり、引きずり気味なので早く歩ける筈もない・・・
途中、肉離れを起こした歩道橋を上ったりして、10分ほどの道のりを15分くらい
掛けて会社に辿り着いた。

さて、いつものように朝のメールチェックをしたが相変わらずSPAMメールとDMくらい
しかメールは入っていない。
急な仕事の依頼はいやだが、昨日やその前の仕事に対してのRESが何もないのも少々
寂しく思えなくもない・・・

昨日は夜中まで根を詰めてCGを作った反動なのか、なんだか気が抜けて仕事に身が
入らなかった。
一応CGソフトを立ち上げて気に入らなかったライティングの調整を試みたりしたが
思ったように行かない上に、途中でソフトがハングアップしたりしてトホホな気分になった。

そんな時には勉強あるのみだ。
『必要は発明の母』と言うが、『疑問は勉強の父』なのだ。(←今、勝手に作った)
普段から買い込んだ説明書もまともに読んだ事がないが、Webで公開されている
日本語マニュアルを読んでみると疑問の答えを的確に見出せるし、体得するのも早いのだ。
そんな訳で、存在理由の分らなかったボタンの意味が理解できたし、完全とは行かない
までも答えに一歩近づいた感があった。

そんな事をしていたら電話が鳴った。
ナンバーディスプレーを見ると『非通知』になっていたので「また売り込みかな?」と
思いつつでたらT建設のT室長だったので大いに焦った。
昨日送ったCGに関してのお小言の一つも貰うのではないかと思い緊張したものの、
ふたを開けてみたら直接は関係のない『相談事』だったのだ。

内容としては『プレゼンの時に既存のビデオを部分的に使いたいが、どうすればよいか』
と言う物だ。
正攻法としては『ビデオ編集ソフト』を使うのが最も手っ取り早いし、理想的なのだが
フリーソフトではないので少なからずお金が掛かってしまう。
まあ、スーパーゼネコンなんだからそのくらいのお金がない筈もないが、暗に『フリーソフト
でなんとなからないか』と言われると即答のしようもない。
「調べてみます」と言って電話を切った。

さて、極論すると欲しい場所の指定さえしてもらえれば切り出し作業を私がやるのが
最も手っ取り早い。
それに伴う手間代を貰える保障は全くないが、アフターサービスの一環としてやるのは
やぶさかではないからだ。
しかし、テンパっている時に割り込まれないとも限らないので素直に調べてみる事にした。

キーワードとしては『フリーソフトで簡単に』である。
『窓の杜』と『Vector』を探してみたところ、それっぽいソフトがあったので
早速ダウンロードしてみたところほぼビンゴだった。
『CutMovie』
http://hp.vector.co.jp/authors/VA029859/umovie.html

これはUnitMoveiという『複数の動画ファイルを連結して出力する』フリーソフトパッケージ
の中に含まれるツールで、文字通り『動画の一部分を切り出す』為のソフトなのだ。
切り出す作業も実に単純明快。
加工したい動画ファイルを指定して、切り出したい場面を『XX時間○○分△△秒xxコマ』
〜『XX時間○○分△△秒xxコマ』といった具合に入力するだけで忽ち切り出しが
行われるのだ。

まあ、このソフトを使うのには別のフリーソフトのファイルが必要だったり、切り出したい
場面が複数箇所ある場合には、その都度ファイル名を手作業で直さなければならない、
また、MPEGに対応しないなどの難点が無い訳ではない。
しかし、これだけの事をビデオ編集ソフトを使わなくても簡単に出来るのだから難点を
補って余りあると言える。
その辺の事情をレポートしつつ、T室長にメールを出して一件落着だ。

その後もお金にならない質問の電話が今日に限って続き、何となくテンションが上がらない。
結局、兄貴が帰ってきたのでビールを飲み始めて業務終了。

自宅に戻ったら戻ったで、テレビを見ているうちに目を開けていられなくなり、早々と
寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.24)


平成18年05月22日(月曜日)

色々な意味で不調

肉離れを起こした足は安静にしていれば痛くも痒くも無いが、相変わらず内出血が
引いていない。
加えて朝起きたら喉が猛烈に痛くて、咳まで出て来た。
無理をすると直りが余計に悪くなるので今日も迎えに来てもらった。

さて、朝のメールチェックをしたところオークション関連以外にこれと言ったメールが
入っていなかったので放置している仕事にようやく集中できる運びとなった。

今回の仕事は『パース図』と呼ばれる完成予想図のようなCGだ。
未だ着工していない道路を掘り返してこんな工事をしますよ・・・の要素も含めて
以前作ったシールド機のCGを組み込んでゆくわけだ。

ところが、この仕事のオファーがあったのはゴールデンウィーク前の事。
事実上、GWはS建設の撮影と仮編集に費やしてしまったし、明けて直ぐには岡山ロケ。
それが終わってからはH親分の仕事の最終編集・・・てな感じだった。

そこへ最悪の電話が掛かってきた。
この仕事の発注元であるT建設のT室長から進捗状況の問い合わせだったのだ。
まあ、室長程の人となると自体を達観しているので知りたいのは『本当に進捗状況だけ』
なのだが、事実をそのまま伝える勇気も私には無い。
それこそ、シールド機とシールド鋼管を配置しただけでは半月前に送ったサンプルと
変わりが無いといわれても仕方が無いからだ。

『明日、ワーキングがあるので現状でいいからサンプルを送ってくれ』と、言われて
テンパったものの、流石に5時やそこらにはどうにもならず、12時近くまで掛かって
無理無理に発送した。

この仕事、どうなる事やら・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『フリーター・ニートは控除の対象外に?』

朝刊の見出しに引き続き、朝のワイドショーで
『フリーターやニートと呼ばれる扶養家族は控除の対象から外す』という案が国会に
提出されるとか、されないとか言う話だ。

政府案(?)の定義付けとしてニート、フリーターが働かない理由は『親のすねをかじって
いられるから』と言う切り口だ。
アルバイトをしようと、引きこもりをしようと『扶養控除』という枠がある故に親も
甘い顔をしている。
しかし、それが無くなれば親は子供に対して『働け』と強く言うのではないかと言う論法だ。

ところが、この法案には例によって問題が山積している。
先ずは『ニート・フリーター』と『働きたいが働けない人』を何処で切り割するかが定か
でない事だ。
一応、これらには其れなりの定義があるのだろうが、『本当にやる気のある司法浪人』と
『定職に付かない免罪符としての司法浪人』を税務署の人が逐一査定し行くのかは
大いに疑問だ。

次にそんな法律が施行されてもニートやフリーターは意に介さない可能性が高い事だ。
『とくダネ!』の報道内で遊び呆けている若者にこの件の意見を求めても
『扶養控除ってなんですかぁ〜??』といった感じだのだ。
結局のところ、扶養控除の枠が撤廃されようがされまいが、働く気のない奴や社会との
接点を持とうと思わない人間には『馬耳東風』、『今日、耳、日曜〜』なのだ。

かじるスネがある限り人間って変わらないと思う。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.23)


平成18年05月21日(日曜日)

連荘でお休み

流石に二日酔い気味だったが惰眠を貪るには暑すぎたので程ほどで目が覚めた。
残っていたカレーを食べてブランチとし、例によってテレビを見続けていた。

さて、折角の日曜日なので買い物なり、車の試乗などに行きたかったのだが、再三に
渡って奥方から拒否された。
曰く『怪我人なんだから大人しくしていなさい』との事。
ご無理ごもっともです、はい・・・

結局、新聞を取りに行った以外は家でゴロゴロして一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.22)


平成18年05月20日(土曜日)

何となくお休み。

半月ほど放置してある仕事が気になってしょうがないが、昨日調子に乗って歩いたせいか
足が明らかに腫れているし、内出血が酷くなっている。
そんな事もあるので何もしないで家に居る事にした。

基本的には『王様のブランチ』や撮り溜めたビデオの消化に勤め、夕方は東邦酒場にて
大盛り上がりとなった。
奥方に再三に渡って酒を控えるように言われたのでセーブしたつもりだが、旨いつまみと
バカ話はいつもの事だ。

『東邦ラーメン』は旨かったけど、ビールの飲みすぎもあり奥方の1杯を分けてもらう
ので十分だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.22)


平成18年05月19日(金曜日)

今日もグズグズと仕事

足の調子は良くも悪くも進展していない。
まあ、ゆっくりとなら歩いて歩けない事は無いのだが、大事をとって車での出社となった。

出社早々、先ずは午後の打ち合わせに使う資料の印刷から始める事にした。
こんな物はとっくの昔に刷り終えていてもよさそうなものだが、ズルズルと先送りに
なっていただけの話だ・・・

続けて仮編集したビデオの変換作業を開始したのだが、その最中にまたしてもK氏から
電話が掛かってきた。
嫌な予感と共に出てみたところ予感は的中した。
曰く『今日の打ち合わせですが、予定が立たなくなったので再延期してもらいたい』
との事。
次の予定については追って連絡を入れるという事になったものの、少なくとも今日明日は
どうにもなら無い雰囲気だ。

・・・てな訳で午後の予定が狂い、G建設の納品作業に集中する事にした。
昨日持ち帰ったビデオテープのコンディションが悪かった原因は分らないが、デッキの
調子が芳しくない可能性があった。
そこで自宅に置きっ放しになっていた小型のDVカメラに2回ほどダビングしてから
再度持ち帰る事にした。

昼食を食べ、取り敢えず自宅で作業をする事にした。
ところが、ビデオをハードディスクレコーダでダビングを始めてみたところ、昨日と同じで
途中から画がベロベロになっているではないか。
データ云々よりもビデオテープ自体がおかしい可能性が高いので、2本目のビデオを
ダビングする事にした。

ところが、こちらでもトラブルが発生した。
1箇所ではあるが一瞬だけ画が飛ぶ箇所が見つかったのだ。
それこそ1コマくらいなのでボケッとしていたら気が付かないレベルではあるが、
何度も繰り返しみていたら絶対に気が付くだろうし、H親分はこの手のトラブルに非常に
厳しい人なのだ。
それに自分でも完璧とはいえない物を納品したら後々嫌な記憶が残るのでクリアして
おかないとスッキリしない。

そんな事もあって、少々悪あがきをする事にした。
問題になるのはほんの一瞬なので差し替えてしまえば言いだけの話だ。
幸い先ほどベロベロになったビデオもこの場面については問題が無かったので、部分的に
ハードディスクレコーダに読み込み、編集機能で繋ぎ合わせてみたのだ。

しかし、所詮この手のレコーダーの編集機能には限界がある。
コマ送りで編集点を探していってもタイムコードと画が微妙に異なる事があるのだ。
それにコーデックにMPEG2を使っている為だろうが、切り張りをする前後で画が
一瞬止まってしまうので使い物にならないのだ。

もしかしたら回避策があるのかもしれないが、そんな事を調べるよりもパソコンから
直接ダビングをしたほうが遥かに手っ取り早いのは明らかだ。
それにCD−Rのメディアの在庫が心細かったので買出しのついでに会社に戻る事にした。

すると母親から携帯電話に着信。
兄貴が仕事から帰ってくるというので駅経由でコジマ電気に行き、買い物をしてから会社に
戻ったのだった。

ダビング作業の傍ら、ビデオデータをMPEG2に変換してDVDは一丁上がり。
延々とラベルシールを貼ってからCD−Rへのデータ焼きをしていったが、今時の
メディアとドライブは高速対応なので呆気なく作業は終了した。

納品処理については母親に任せて本日の作業は終了。
中途半端な時間だったので帰宅する事にした。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.22)


平成18年05月18日(木曜日)

のろのろと仕事

足の調子は僅かに良くはなっているが、それほど良くもなっていない。
なんでもないつもりで歩こうとすると激痛が走るのだ。
今日も車で迎えに来てもらっての出社である。

登社早々メールチェックをしたところG建設のH氏からメールが入っていた。
曰く1箇所だけ修正点があるが完成とみなすとの事。
実はこの場面を作る時、自分でもトンネルの太さを寸法に比例して差を付けるべきか
悩んだ結果差を付けなかったのだ。
そんな事もあるので午後の打ち合わせが気になりつつも素直にデータを作り直す事にした。

程なくデータが出来たので編集作業に戻った。
まあ、昨日のうちにある程度の量をこなしていたし、絶対的な残り時間は少ないので簡単に
出来そうなものを掻い摘んで処理する事にした。
ところが作業を再会して早々、今日お邪魔するT建設JVのK氏から電話が入った。
曰く、『本日午後の打ち合わせですが、明日に延期してもらえますか?』との事。
こちらとしては特別な用事があるわけでは無いので順延して問題は何も無い。
そんな訳で打ち合わせは明日に延期となってしまい、上がったテンションがまた下がった・・・

のろのろと仕事をしつつ、今度はG建設の納品の事が気になり始めた。
一番数の多いCD−Rも10数枚だし、VHSとDVDは各2なのでやり始めれば大した
時間は掛からない筈だ。
しかし、VHSのデッキは自宅に置きっぱなしだしDVDに関しては思うところあって
DVDレコーダーで変換する事を画策していた。
よってオリジナルのビデオデータをDVテープにコピーして帰宅後に処理するつもりで
ラベル印刷などの作業を続ける事になった。

もろもろの作業が終わったのでCD−Rに収めるデータへの変換作業やDVへのコピーを
開始した。
出来上がったデータを各種コーデックで変換するだけなので大した作業ではない。
まあ、どんなコーデックを選択するかは考えどころだが、普段使っている3、4の
形式に変換し、簡単な説明書きをつくればコピー作業が始められるところまで行き着いた。

ところが、DVへのコピーを始めて早々、オープニングを見ていたら些細な事が気になって
どうしようも無くなってきた。
3DCGで文字列が飛び回った後、メインタイトルが出るようにしていたのだが、文字の
輪郭にある必要の無い『バリ』のような物が映っていたのだ。
実はこの『バリ』は以前から何となく目にしていたのだが、Web配信用に変換する際の
ノイズのような物と思っていたのだ。

なにしろメインタイトルに不具合があるというのでは文句を言われ兼ねない。
いてもたってもいられなくなり、修正作業を始める事にした。
しかし、オリジナルのデータを見たものの、それらしいバリの原因は見当たらない。
正確には静止画として1コマをレンダリングするとなんでもないのに『ビデオ』として
レンダリングするとバリのような物が発生するのだ。
正直言ってこれには困った。

解決策を暫く考えていたところ、無圧縮の動画ファイルとしてレンダリングをすると
バリが発生しない事に気が付いた。
正確なことは分らないが、動画を圧縮する際に発生する不具合のようだ。
少々回り道となるが、無圧縮の動画ファイルを出力した後に既存のファイルと繋ぎ合わせて
事なきを得た。

・・・と、思ったら甘かった。
修正したタイトルが画面に出終わった直後にタイトルの『影の濃さ』が変わってしまう事に
気が付いたのだ。
これはビデオ編集ソフトでのトランジットエフェクトが原因なのか、出来上がったデータと
以前のデータとの間に圧縮上の微妙な差が生まれた可能性があった。
しかし、いざ検証してみると、どう対処両方を試みても回避策が見つからないのだ。
これには大いに困った。

まあ、この件以外は全く問題が無いし、先ほどのバリと違ってそれをどうこう言う
人も居ないだろうと考え、作業を打ち切る事にした。
そうでもしないと足踏みしたまま、何も進まなくなったからだ。

そんな感じで何となく煮え切らない作業を経て帰宅。
持ち帰ったDVテープを使ってサクッとダビングを済ませることにした。
ところが、ビデオデッキを仕掛けて試しに再生してみたらブロックノイズの雨あられ・・・
素直にダビングが出来たのでテープのコンディションなんて全く頭に無かった訳で、
予定が根底から崩れてヤケ酒を飲みたい気分だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.22)


平成18年05月17日(水曜日)

何となく一進一退。

「今日は普通に歩けるようになるのでは?」と期待していたが、正直言って昨日と
さほど進歩していなかった。
そんな事もあり今日も母親に迎えに来てもらい会社へと向かった。

朝のメールチェックをしてみたが昨日の夜にアップロードしたビデオに対してのRESは
付いていなかった。
アクセス履歴を確認したところ視聴済みなので連絡があるまでは他の事が出来る。
取り敢えずこの件は忘れてT建設JVの打ち合わせ準備をする事にした。

一応、一通りのキャプチャー作業を終わらせてあるので撮影日付毎に仮編集すれば
恰好のプレゼン資料になると踏んでいた。
ところが、改めて見直してみると取り込んだ量が尋常で無いので右から左に終わるような
物ではない。
そこでラッシュ編集は脇に置いて、初期に作った画コンテを元に素材の『有る無し表』を
作ってみた。
出来たデータをメールに添付して送ってからK氏に電話を掛けたところ直ぐに連絡が付き、
明日の打ち合わせの時間が決まった。

アポが取れたので引き続きラッシュ編集をする事にした。
まあ、所詮はプレゼン資料なので色調整などは不要なのだが、色温度が狂った映像を
眺めていると我慢できなくなるのが人情だ。
時間の無駄と分りつつも各種の調整をしながら映像を繋いでいった。

しかし、夜中までやったものの、全てのデータを編集するには至らなかった。
(やっぱり回り道が問題化・・・)

去年の今日一昨年今日

(2006.05.19)


平成18年05月16日(火曜日)

調子の上がらなかった一日

朝、布団から這い出てみたら、一応二本足で直立する事が出来た。
昨日の左足は爪先立ちまでしか出来なかったので随分と良くなっていると言えるが、体重を
掛けたり瞬間的に伸ばしたりすると激痛が走る。
よって、まともに歩けない状況には代わりが無い・・・
そんな訳で、母親に車で迎えに来てもらい会社へと向かった。

会社に着き、朝のメールチェックをしたがビデオの修正指示やCGの催促は入って
居なかったので取り敢えずは一安心。
放置してあるCGの準備をしながら今後の仕事について思案する事にした。

すると昼過ぎにG建設のH氏からメールが入った。
曰く、日曜日にアップロードしたビデオサンプルに対する最終的な修正指示だったので
最優先で処理する事にした。
私にとって大きな仕事が1つあるよりも小さな仕事の予定が3つ重なっている状況の方が
ストレスだからだ。

メールで指示された修正点は4つあった。
1つ目はテロップの文字の変更1箇所、2つ目は蛇足的なナレーションの削除だったので
20分ほどで終了した。
問題は『特長』のコーナーで表示される説明書きが2箇所変更する必要があったことだ。
このシーンもグラフィックソフトでデータを作り直し、CGソフトの方で差し替える
だけなのだが、文字数が極端に増えてしまったページがある為、単純作業ではこなせ
なかった。

まあ、データを貼り付ける形状データを若干調整してから変形アニメを作り変える
だけなのだが、着手してから日が経っているので以前と同じようにいかなかったのだ。
暫くデータと格闘して一応出来上がったが、随分と回り道をしてしまった・・・

そんな中、新宿のT建設JVから電話が掛かってきた。
内容としては、そろそろビデオの編集に取りかかれるはずなので、初期のコンテに対して
有るデータと無いデータの切り分けの打ち合わせをしたいと言う物だった。
まあ、『何時いつまでに仮編集してくれ』という話ではないのでどうにでもなるが、
納期まで1月半を切っても集中できず、放置している仕事があるので正直一番聞きたくない
話だった・・・

さて、CGソフトでのレンダリングが終わり、作り変えたデータを組み込みが終わったのは
夕方くらいだった。
しかし、ノーチェックでサンプル出しをするのも気が引けたので改めて全体を見直す事に
したところ、非常に些細な事ではあったがナレーションの間合いやBGMの音量などが気に
なって仕方が無くなった。
この辺は半ば自己満足の世界でもあるが、「大丈夫だろう」と思った後から駄目出し
された事もあるのでやっておいて損は無い。

しかし、あまりにも微妙な調整なので、やっている本人にすら差を見出すのが難しい
領域に踏み込んでしまう事が多い。
ファインチューニングはやってもやっても終わらないのだ。

結局、最終的にWebSiteにサンプルをアップロードしたのは7時過ぎになって
しまい、他の仕事への着手には至らなかった。

何となくテンパってきた感じだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.17)


平成18年05月15日(月曜日)

朝から病院へ直行

湿布を貼って一晩様子を見たものの症状には変化は無く、まともに歩けない状態だった。
当然クラッチ付きの車も運転できないので母親に迎えに来てもらい、病院に行く事にした。

先ず向かったのは親父が入院した某病院。
ここを選んだのは中規模な病院だが穴場的な要素により『直ぐに診てもらえそう』と言う理由だ。

ところが、『整形外科の先生が今日は休みなので』と、いう理由で診てもらえなかった。
整形外科の医者が不在の件については母親が事前に電話で聞いていたらしいがのだが、
親父の担当の外科医が『診てもいいんじゃないか』と内示をしていたらしい。
しかし、受付で拒否されたら引き下がるしかない。
もしも親父がいたら『存在しない政治力』で横車を押しかねないが、そんな恥ずかしい事を
してまでので診てもらいたく無いので素直に引き下がった。

さて、次に何処で診てもらうか迷った。
放って置いても直りそうな症状なら実家近所の病院に行く事も考えたが、想定外の
怪我であれば結局紹介状を出されて他所へ行く事になる。
そんな訳で気が進まなかったが近隣では大手の病院に行く事にした。
紹介状が無くても受け付けてくれる事もあるが、大きい故に患者数も多く、故に待ち時間も
破格に長いらしい。
しかし、椅子に座っていれば痛くも痒くも無いのでじっと我慢する事にした。

すると最初に名前を呼ばれたのは座り始めて2時間半後の事。
簡単な問診と触診の後に『俗に言う肉離れですね』と、あっさり言われた。
まあ、そんな事だろうと思っていたのでベタベタの想定内事案になってしまった訳だ。

『一応レントゲンを撮っておきましょう』と言われ、他所に回され更に子一時間が経過。
最終的な担当医の結論は『やっぱり肉離れ』だった。
基本的に無理をせず安静にしていれば自然に治る怪我らしいので痛み止めだけ貰って
帰ることになった。
すると帰り際にお医者さんから
『ところで、なんで階段を駆け上がったの?』と、聞かれたので包み隠さず
「運動不足なので、偶には・・・と、思いまして・・・」と答えたら苦笑されてしまった。

これで一日が終わったのでは勿体無い。
会社に戻り昨日遣り残した仕事や雑務をしていたが大きな進展は無かった。

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『elephants dream DVDが届いた!』

夕方、私宛に国際郵便でDVDビデオが送られてきた。
昨年夏に予約を入れた3DCGアニメなのだが、プロのクリエイターを半年に渡って
監禁・・・否、缶詰にして制作されたショートフィルムだ。

[写真:Elephants dream DVD]
この作品の何が凄いかというと全編に渡ってフリーのCGソフト『Blender』で
作られている点だ。
『Blender』は私も使っている3DCGソフトだが、単に3DCGを作るだけでなく
エフェクトや音声を含めた編集作業までやっているらしい。
如何に自分がこのソフトを使いこなしていないかを痛感する・・・・

さて、ケースを開けると2枚のDVDディスクが目に入る。
テレビの放送形式を考慮して『NTSC』と『PAL』の2枚組みになっているのだが、
PCでディスクを開くと制作に用いられた3DCG、テクスチャ、音声、などの全ての
オリジナルデータが同梱されているのでこれ以上ない練習、研究、勉強の素材といえる。

これらのデータは今後Webでも一般公開される可能性も有るらしいが、暫くはDVDを
買った人間が独占的に見ることのできるデータである。
まさに全てのBlenderユーザー&ファン必携のアイテムといえる。

Blender Foundationオフィシャルサイト
http://www.blender.org
Blender Foundation の e-shop
http://www.blender.org/e-shop/product_info.php?products_id=84
orangeプロジェクトサイト
http://orange.blender.org/

去年の今日一昨年今日

(2006.05.16)


平成18年05月14日(日曜日)

弱り目に祟り目だった一日。

昨日は一日不調だった事もあり、久しぶりに12時過ぎまで爆睡してから起き出した。
まあ、起きたからと言って何か特別な事をする気にもならなかったので岡山で買ってきた
『金ちゃんラーメン(カップ)』を食べて空腹を満たした。

例によって『アッコにおまかせ』と『噂の東京マガジン』を見た後、ナスカの地上絵に
関する番組が始まってしまった。
非常に興味深い番組であったが、このまま見ていたら今日も仕事にならないので、
後ろ髪引かれつつ会社へと出かける事にした。

ところが、普段から通勤路にしている歩道橋の階段を勢いよく駆け上がったところ左足の
フクラハギが途中で分断したかのような『ブキッ!』といった違和感とともに激痛が走った。
未だかつて経験したことのない感覚だったが、筋肉の異常であることは間違いない。

携帯電話を持っていたので助けを求めても良かったのだが、ゆっくりとなら歩けなくも
なかったので自力で歩いて会社に辿り着いた。
しかし、所詮は日曜日なのでどうしようもない。
一応、湿布を貼って様子を見たのだが良くなるはずもなく、諦めて仕事を続ける事にした。

夜中まで仕事をする傍ら、インターネットで調べてみたが『肉離れ』の可能性が高そうだ。
そこで無理やりにデータのアップローをまで行い、明日は朝から医者に行く事にした。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.14)


平成18年05月13日(土曜日)

仕事をするつもりがお休み。

またしてもコタツで寝てしまった為か眠りが浅く、9時過ぎには活動を開始した。
ところが、どうにも体温が上がらないというのか、体調がイマイチ・・・
喉が痛くて仕方が無いし、時折咳が出る始末だ。

加えて外は雨。
仕事が気になって仕方が無いが、マイナスのファクターが多過ぎて鬱々としてきた。
結局、いつものように『王様のブランチ』を見ているうちに仕事に行く気が失せてしまった。

そんな訳で、丸一日外へは出ずにテレビばかり見て過ごしたが、体調は終始イマイチだった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.14)


平成18年05月12日(金曜日)

なんとなくトホホな一日

昨日着手できなかったナレーションの組み込み作業を行おうと思ったが、相変わらず
雑念が多くて仕事が手につかない。
結局、ナレーションの分割作業に入ったのは夕方になってしまったのだが、ファイルへの
分割が終わってしまえばこっちのもの。
タイムラインに組み込めば夜までには完成すると高をくくっていた。

ところが、そうは問屋は下ろさなかった。
いざナレーションを組み込みはじめたら、オープニングそうそうに『尺』が足りなくなって
しまったのだ。
毎度の事ながらナレーション原稿が決まらないとシーンの長さが決まらないものの、
大概は少々の調整で誤魔化してしまう事が多い。
今回の作品はかなり初期に『仮ナレーション原稿』と呼ばれる物があり、それに沿って
各シーンの長さを決めていたので大きくは変わらないと思っていた。

しかし、最終的に収録したナレーションは『1行の文字数』が増えただけでなく『行数が
増えて』いたので増加量はいつもの比では無いのだ。

結局のところ、CGの間の取り方を調整しない事にはどうにもなら無い状態だったので
増加分に適当な画像をはめ込んでナレーション組み込みを進めていった。
一応夜中にはラストシーンまでに漕ぎ着けたが、やればやるほど尺足らず名部分が出る
ので気が滅入っていった。

週末も仕事だな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.05.14)


平成18年05月11日(木曜日)

朝からダラダラ

昨日収録したナレーションをビデオに組み込む作業が気になるものの、岡山を筆頭に
続いているロケの後処理を先行させる事にした。
特に経費の精算は細かいレシートが多いので、早くやらないと忘れてしまいかねない。
そうなると身銭を切る事になるし、請求金額も算出できなくなってしまうから重要だ。

そんな訳で、2cvにガソリンを入れて燃料代を割り出したり、報告書を書いたりで
半日を費やしてしまった。

この後、その他の諸々の雑務をしているうちに一日が終わってしまい、作業は進まなかった。
トホホ・・

(2006.05.12)
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『古新聞に驚く』

岡山ロケによって二日間家を空けていたのだが、その間ホテルに泊まった夜と朝に
若干テレビでニュースを見たくらいだった。
(2cvに搭載しているラジカセは安物なので感度が低くて聞こえないことが多い)
たった2日とは言っても情報から離れていると何だか浦島太郎になって気分がする。

そこで頼りになるのは新聞である。
前日、前々日に配達された新聞なので、ある意味『古新聞』だが、自分の知らない
情報が満載されているので『ニュースペーパー』であるのは間違いない。
それこそ前にいた会社で、お昼に古新聞を漁って読んでいたら社長から
『古新聞なんて読むな! 読むなら新しい新聞を読め!!』と言われた事があるが、
1ヶ月前の新聞でも私にとっては新鮮な話題が満載されていたのだ。

話を戻して奥方が読まれる事なく積んであった新聞を読んでいて
『え゜っ・・・』と驚いた記事が2件もあった。

1.曽我町子さん死亡。
2006年5月7日昼頃、国立市内の自宅マンションで
病死しているのを訪れた知人が発見。
享年68歳。

新聞の見出しで『初代オバQの声優』として紹介されているが、『電子戦隊デンジマン』の
ヘドリアン女王役などの女優として私にとっても印象深い大御所である。

テレビアニメは世代交代が進んで曽我さんのような大御所がでる事が無くなったと
思っていたが、調べてみるとつい最近まで活躍していたそうだ。
ご冥福をお祈りします。(合掌)

2.オペル:日本における販売を中止

日本におけるオペルという車は元々不安定な位置づけにあった。
VWがヤナセと袂を分けた時、代わりに扱い始めたのがオペルだったが大手外車屋の
営業力を持ってしてもバカ売れしたとは言い難い。

そもそも、かなり昔から日本に入っていたメーカーではあるが、取り扱うディーラーが
あっちへ行ったり、こっちへ行ったり落ち着かない。
GMの日本法人で扱うようになってからは『オペル』はメーカーではなく『シリーズ名』
的なくくりに格下げされた感があったが、まさか販売を断念するとは・・・

それこそ日本においてはシトロエンやヒュンダイよりも一般受けすると思うのだが、
自動車ってのはつくづく難しい商品のようだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.12)


平成18年05月10日(水曜日)

午後から外回り

明け方に帰宅したものの、午後1時から小石川でナレーション収録の立会いがあるので、
休む訳にも行かない。
何事も無かったかのようにいつもの時刻に起き出して朝食を食べてから出社した。
まあ、午前中からガツガツと仕事をする気にもなれないし、できないので持参する資料の
プリントアウトやらの準備をして昼食を食べずに電車に乗った。

早めに会社を出たので12時半一寸すぎにはナレーションスタジオのあるマンションの
近くまで辿り着いた。
何か食べようと思い辺りを見回したところ『丼物』のファーストフード店があったので
マグロ丼を食べた。(味は・・・特筆するレベルに無かった)

予定通りにマンションに到着。
毎度の事ながらエントランスで27階を呼び出してから中に入ると言うセキュリティーに
オロオロしながらエレベータを上った。
何ヶ月ぶりかにナレーターのN女史に再会し、挨拶をしている最中にクライアントである
G建設のH氏が到着したので待ち時間ゼロで打ち合わせに入った。

さて、今回のナレーションは昨年秋に仮納品した後、数ヶ月放置されていた作品用である。
今年に入ってかなり立った時点で『急いで仕上げろぉ〜!』とばかりに突貫作業で
CGの作り直してナレーションを残すのみと成っていたのだ。

相変わらず『新工法』系のビデオなので辞書には載っていないような専門用語が散見
できるものの、N女史はやはりプロ中のプロである。
読み方やアクセントの確認を何度か行った後に本番の録音に突入。
録音後にチェックをしたところ間違いが何箇所か見つかったものの、その分のやり直しを
含めても録音時間は子一時間しか掛からなかった。
事前に練習はしているらしいが、本番での間違いの少なさや的確さは見事としか言いようが無い。
H氏も大層満足して会社に戻っていった。

録音済みのDATを受け取り、帰路に着いた。
ところが、切符を買ってホーム行こうとした時にマナーモードにしていた携帯電話に
着信がある事に気が付いた。
母親からだったので何かと思ったところ、新宿のS建設JVのY氏から電話が入ったと言う。
内容としては『撮影をした時の忘れ物が届いている』と言うものだったが、別件で
『5時までに請求書を持ってきてくれ』という用事もあるという。
そんな訳で、水道橋から新小岩駅に向かい、改札口で母親から請求書を受け取り、再度
新宿へ向かう電車に乗ったのだ。

新宿駅南口を出て花園神社が程近いS建設JVへトボトボと歩いた。
朝方は若干涼しいくらいだったのに昼頃には猛烈に蒸し暑くなったので早くも夏のようだ。
大汗をかきつつ事務所に上がるとY氏がいたので早速請求書を渡しつつ、忘れていった
『小型液晶モニター』の『ワイドコンバージョンレンズ』を受け取った。
実は液晶モニターを忘れた事はかなり早い時点で気づいていたのだが、直後のロケの時には
見つからなかったので諦めていた物だった。
それ故に出てきた事はやっぱりうれしかった。

問題はワイコンの方だ。
それこそ上記のモニターは古くて小さな液晶なので常用していたとは言い難い。
対してワイコンは外す事の方が稀有な位の物だから無くなっていたとしたら大層困る物だ。
ところがメインカメラには倍率の違う別のワイコンをつけて撮影をしていた為、忘れた事
すら気づかないと言う体たらくだったのだ。
帰り際にはしつこい位に確認をしている筈なのにこの始末だから、いい加減自己嫌悪だ・・・

一仕事終わったので帰ろうかと思ったが、折角なので一寸だけビックカメラに寄る事にした。
岡山ロケの時にワイコン用のレンズキャップを無くしてしまったからだ。
(まあ、無いと仕事にならないと言う物ではなのだが、やっぱり悔しい・・・)
しかし、初めて行った店内に戸惑いつつ見て回ったが発見できなかったので、ダメモトで
店員に聞いてみることにした。
すると『もう有りません』とサラッと言われて終わり。
内心「それじゃ、何時まであったんだ」
と、突っ込んでやりたくもなったが、この手の人間に何を言っても時間の無駄だ。
諦めて帰路に着いた。

その後、自宅に直接帰っても良かったのだが、昼に録音したナレーションDATが
ちゃんと聞ける事を確認したかった。
そんな訳で、光ケーブルによる取り込みだけを行い、分割作業はしないで帰宅した。

流石に疲れていたので11時にはコタツでダウンした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『団塊世代「次」の仕事』

ナレーション録音が無事に終わり、一息ついていた時にN女史がこの本を見せてくれた。
内容としては『団塊の世代』と言われる人たちが如何に仕事に向き合い、生き抜いてきたかを
100数十人を例に挙げて振り返るというものだ。
プロジェクトXのような『過去の成功物語の羅列』というよりも社会を引きついてゆく
世代への指針であったり、リタイア後の『次の仕事』への展望でもあるようだ。

何を隠そうN女史も取材を受けた一人だそうで、過労死寸前まで仕事一筋に生きてきた
仕事人間なのだ。
この本を発端に暫し『仕事とお金』の話となったが、ある意味『永遠の命題』である。
私よりも若い筈のH氏は『早くリタイアしたい・・・』と呟いていたが、リタイヤ後の
長い人生を充実した物にするのに必要なのは『お金』だけでは無いはずだ。

折を見て読みたいと思っている。

[写真:]
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062129612/qid%3D1147323046/249-9471120-9393153

去年の今日一昨年今日

(2006.05.11)


平成18年05月09日(火曜日)

成り行き上、岡山ロケ2日目。

撮影本番を前にして、目覚ましがなる前に起床した。
正確には諸般の理由で寝ていられなくなったのだ。

1つ目は例のエアコン故障による暑さ。
相変わらず室温は30度あったが、乾燥しているので汗をかけば我慢を出来る状態だったが、
喉の渇きはどうにもなら無い。

2つ目・・・というか、こちらの方が重要。
泊まった部屋には外の光が入る窓が無いため、時間の感覚が全くつかめないのだ。
もちろん壁には時計が掛かっているが、常夜灯が無いので部屋の明かりをつけないと
何時だか分らないという不親切さなのだ。
よって寝過ごして昼夜逆の6時に起きたとしても全く気づかない筈だ。
仕方が無いのでテレビを点けて『朝』である事を確認しつつ、しばらくベットの上で
体が目覚めるのを待ってから食事に行く事にした。

食事の引換券だけを持ち食堂へ行った。
一応、ブッフェ形式の食べ放題と称しているのだが、普段起きていないような時間なので
胃腸が目覚めていないし、そもそも食欲が増すような物が並んでいない。
『1泊食事付きで2,980円なんだから文句を言うな!』ってレベルなので、味は
想像どうりだ・・・
当然大食いすることも無く、コーヒーを2杯飲んで終わりとなった。
[写真:ホテルの朝食]
ブッフェ形式の朝食
和食と洋食が選べたので洋食を選んだが・・・見ての通りだ

荷物を持ち8時半ほどにチェックアウトして現場事務所を目指した。
撮影は早くても昼近くだが、昨日撮影したビデオを事務所にある別のカメラにコピーして
欲しいと言われていたからだ。
ところが、予定通り9時ほどに事務所に付いたが、M氏の影は無い。
まあ、同氏が居なくても手筈どおりカメラとDVケーブルが置いてあったので構わず
ダビングを行った。

電話でM氏にその事を伝えたところ、『コピーしたテープを所長に渡してくれ』と
言われたのだが、所長も忙しい人なので掛かってきた電話を捌く間、暫く待ち呆けとなった。
そんな事もあり、発進立坑へ行こうと思った矢先にM氏が事務所に到着。
簡単な打ち合わせをしてから改めて立坑へと向かった。

10時一寸前に発進立坑に到着したものの、撮影開始までは相変わらず『待機』が続いた。
到達側に行っていたバッテリーロコが戻るのを待ち、午前中の作業が終わるのを待ち、
機械が予定通り動くのを確認できるまで待ち・・・と、いった具合だ。

撮影が始まったのは11時半頃だった。
職工さん達に多少早めに午前中の作業を止めてもらい、機械メーカーの人と3人で
静かに撮影を開始した。
しかし、例によって諸般の事情により想定している通りに機械が動いてくれない。
『あーでもない、こーでもない』とM氏とメーカーの人が試行錯誤をしつつ、どうにか
機械内部の撮影が終わった。

問題は機械の外側での撮影だ。
場所は昨日と同じ到達立坑の泥の中なので足場が相変わらず悪い。
それでも昨日は撮影用に片付いていたのだが、今日は通常作業の真っ最中なので、モルタルの
プールが再び出現していたくらいだ。
まあ、撮影自体は単純な物だったので30分足らずで終わったのだが、ひっくり返らない
ように足元に注意するのが精一杯でベストの撮影だったかは分らない・・・

こうして1時前には地上に上がり、撮影終了。
到達立坑の物置に置きっぱなしにしていた三脚を回収してから事務所に居るM氏と
少々の打ち合わせをして岡山ロケは終了した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

撮影が終わったので帰路に着こうと思ったがお腹が空いていたので高速に乗る前に
食事をするつもりだった。
しかし、道すがら目にするのはファミレスやラーメン屋ばかりなのでピンと来ないので
カーナビに従って走っていたら大きなスーパーマーケットがあったので飛び込んだ。
お弁当にしてもお土産にしても期待は出来ないが、一寸ばかり思いついた事があったからだ。

買い物カゴを手にしてインスタントラーメンのコーナーへ行ったところ、
あった! ありました金ちゃんヌードルが!!
[写真:金ちゃんヌードル]
何ヶ月か前に『トリビアの泉』で取り上げられたラーメンだが、メーカーが徳島なので
静岡以北では売られていないローカル商品だ。
東京には売っていない為、名古屋ロケのときにも当然探したのだが何故か入手ができず、
地団駄を踏んだ事があるのだ。

しかし、いざその商品を目の前にしたといっても所詮はカップラーメンだ。
宣教師のように『朝昼晩ラーメンでよい』(?)という人種ではないので何個買うか
躊躇してしまった結果、奥方の指示を仰ぐ事にした。
すると『箱買いしなさい』とのメールが・・・・

そうは言ってもお店の人に『箱でください』と言い出せず、チキン味x16個、カレー味
x4個の合計20個をレジに持って行って店を後にした。
税込みで@100円なので2000円也。安いような高いような・・・
(後から調べたら結構高いらしく、100円代前半である事の方が多いようだ)

さて、スーパーを出て暫く走ったところ相変わらず入りたくなるようなレストランは
見つからないどころか、いつしか立派なバイパスに入ってしまい、食事は絶望的に
なってしまった。
結局、直ぐに岡山ICに到着したので素直に高速に乗る事になった。

PM 2:35
瀬戸PAにて小休止
取り敢えず高速に乗って最初のPAによって何か食べる事にしたのだが、生憎そこには
コンビニ+軽食コーナーのよな物しかなかった。
食事は次にするかとも思ったが、お腹が空いているのは間違いないので結局、
『かしわおにぎり3個入り210円』を買って食べた。
[写真:かしわおにぎり]

経費で落ちるのだからもっと高い物を食べても文句は言われないが、一番安いおにぎりを
食べている私って・・・
ODO:86520

お土産物を選んだりしていたので少々長居したが、それでも30分ほどでPAを出た。

PM 3:55
龍野西SAにて小休止
食事の直後という事もあるが、眠くて仕方が無い。
疲れも溜まっているので30分ほど仮眠してた。
ODO:86563

PM 5:46
西宮名塩SAにて小休止
インターバルとしては早いが燃料が空になったので今回2回目の給油だ。
23.5L ODO:86645

PM 8:50
守山SAにて小休止
ODO:86850

名古屋に入り丁度半分走った事になる。
少々長めに走ったし、ここいらで食事をすることにした。
ところが、券売機の前で「何を食べようかなぁ〜」と考えている最中に蛍の光が聞こえてきた。
慌しく片し始めているので9時には閉店してしまうらしい。
併設されている売店でおにぎりかサンドイッチでも・・・と思ったが棚は空っぽだし、
こちらも店じまいの最中。
結局、慌てて豚汁定食を頼んだ。
[写真:豚汁定食]
丼に入った豚汁with丼飯にコロッケが1枚付いて550円。
煮詰り過ぎなのか濃い目の味だったが、美味しくいただきました。

PM 10:55
遠州SAにて小休止
一気に距離を稼ぐつもりだったが疲れが見え隠れしてきたのでトイレ休憩
ODO:86958

日付が変わってAM 01:50
東京まではもうあと僅かだが、中井SAにて小休止
疲れているがゴールまで一気に走ろうかと思ったものの、燃料が空では走れない。
GSのあるSAに寄ろうかと思ったが、道中の燃費を正確に測れなくなるので携行タンクの
4.5Lをもって最後の給油とした。
ODO:87129

AM 03:25
無事に自宅に到着。
やっぱり岡山は遠かった。

興奮が冷めやらなかったが、シャワーだけ浴びてサッサト寝る事にした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『岡山ロケを振り返る』

往復約1500kmの道のりを短時間で往復する。
普通に考えれば、その『足』に古いポンコツ車を選択する事はありえないだろう。

平らな道ではアクセルペダルを床まで踏んでも80km/hが目一杯。
下り坂ではなんとか100km/h出せるが、上り坂では登坂斜線を3速ギア60km/hで
えっちらおっちら走るのが限界の車である。
加えて『壊れたらどうしよう・・・』という言葉が頭の片隅にちらついている始末だ。

それこそ、ミラのようなボンバンどころか軽トラックにまで後塵を配したくらいで、現代の
車ならより一層の余裕を持って走る事が出来た筈だ。

しかし、普段使い慣れた全ての装備を使えるということから言って、交通手段に車を使った
のは間違いでは無かったと考えている。
もちろん2cv以外の車の方が楽チンなのだが、千数百キロの道中がこれほど印象深い
物になるとは限らないし、知らない人と車の話題で盛り上がると言う事も無いだろう。

まあ、出来る事ならハイドロシトロエンで鼻歌交じりに爆走したいものだが、時間さえ
許せば2cvで何処まででもいける気がしている。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.17)



去年の今日一昨年今日

(2006.05.11)


平成18年05月08日(月曜日)

撮影当日。

AM 06:45
2cvの運転席で足を縮めて寝ているのには限界があるので熟睡できる筈が無い。
そんな事もあり、目覚まし時計が鳴る前に起きる事にした。
早速、多賀SAを出発しようかと思ったが、 燃料が底を着いていたので給油をしてから
走り出した。
23L ODO:86191

[写真:最初の給油]
最初の給油

AM 08:05
大坂付近を通過。天気も良いし順調そのものだ。

AM 08:18
西宮名塩SAにて小休止。
ゴールまで200kmを切ったし、ある程度の余裕はありそうなので食事をする事にした。
今朝起きた時点で雨は止んでいたけど、日が出たら猛烈に蒸し暑い!

トイレへ行った後、何を食べようかとベンチで思案していたら東京から来たと言う
職人さんと2cvについてしばらく雑談をしてしまった。
やっぱり、我がポンコツ車は動いていても、止まっていても注目の的なのだ。

職人さん達が先に出発したのでやっと食堂に入ることが出来た。
まあ、朝っぱらから大食いする気にもなれないので当たり障りの無いカレー(500円)
なんぞを注文してしまった。
[写真:ビーフカレー]


AM 08:58
お腹も膨れたので長居をした西宮名塩SAを後にした。
ODO:86312

AM 10:17
一寸長めに走り、福石SAにて小休止。
順調そのものなので最後の小休止をしつつ、現地にいるM氏に近況を伝える電話を入れた。
その結果、事務所ではなく到達立坑で待ち合わせる算段となった。
ODO:86415

その後も渋滞とは無縁のまま山陽道を爆走し、昼前には岡山ICを降りることが出来た。
そこで、一般道に出てからM氏に再度電話を入れたところ、『作業が遅れる可能性が
高いのでホテルの手配をしてもらった方が良いかもしれない』と、嫌〜な話を聞かされた。

まあ、仕事が今日終わるにしても、しないにしても1泊するメリットは大いにある。
元々9日の予定が8日に早まった事自体怪しい話だったので、元に戻ったと言う事か・・・
そう考えて奥方にビジネスホテルの手配をしてもらった。

その後、30分ほどで到達立坑に無事到着。
昼休みでグッタリしているM氏と落ち合う事が出来た。
が、本日予定した撮影が出来ない事が決まったらしく、構内の下見をして午後まで
休憩となった。
トホホ・・・

さて、右も左も分らない土地だし、遠出するほどの時間も無いので近くのコンビニで
おにぎりを買ってお座なりの昼食。
一寸ゆっくりしてから午後の会議が開かれる事務所へと向かった。

ところが、住所は分っているものの、カーナビの案内が行き届かない狭い住宅街故に
事務所付近を何周もしてしまった。
極近くにいるはずなのに事務所が見つからず、いつしか打ち合わせの時刻に遅刻してしまった。
なくなくM氏に泣きの電話を入れたところ、ようやく辿り着いたのだった。

さて、打ち合わせに参加したとは言っても私は手を空かす事となった。
今日はM氏がH親分から指示されていた撮影は出来ないものの、ついでなので別の撮影を
頼まれたのだが、それも夕方5時過ぎにならないと着手できないからだ。

何もしないのも手持ち無沙汰なので30分くらい到達立坑付近の撮影などをしていたが
所詮は高が知れている。
時間を持て余してプラプラしていたら、M氏に『発進立坑を見てみますか?』と、誘われる
がままに着いて行った。

まあ、発進立坑といっても既に到達しているのでプラント類は全く動いていない。
雰囲気だけ撮って20分くらいで帰る筈だったのだが、M氏に次から次へと用事が入り
帰れる様子でなくなった。
仕方が無いので現場の直ぐ近くを通る新幹線を撮影したりして過ごしてしまった。

夕方、ようやくM氏の用事が終わり到達立坑に戻ってきた。
今回の立坑は入り口が垂直の梯子になっているため荷物を下ろし難い構造になっている。
そこで、カメラだけを別にして、三脚類はロープを使って段階的に降ろす作戦となった。
楽チンでよい。

しかし、ハッキリ言って撮影場所は最低最悪だった。
土木建築の現場に砂やホコリ、泥は付き物だが、今回の到達立坑は足元がハツリっぱなしの
ガラだらけの上に、緩〜いモルタルに等しいきめ細かい泥が堆積しているのだ。
足元を確認しながら進まないと30cmばかり足が沈む事になりかねないし、カメラ機材の
置き場も全く無い状態だった・・・

そんな中で無理無理に撮影を行い、地上に上がったのは7時近くになってしまった。
くたびれていたので一番重い三脚だけを倉庫に置いてホテルに向かった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

奥方に予約してもらったホテルは現場から車で20分くらいだったろうか、『駅前ホテル』を
謳っているくらいで岡山駅の間近にあった。
しかもポンコツ2cvの古いカーナビでも『電話番号』で検索が出来たくらいで、決して
新しいホテルではないようだ。
(カーナビで検索できたといっても、回りのビルにまぎれてしまい、一寸迷った)

とりあえずホテルに併設されているタワーパーキングに車を止め、カメラ類だけを持って
チェックインする事になった。
価格はなんと、1泊朝食付きで2980円!
2泊目以降は3,673円になるらしいが、現金特価のサービス価格だ。

フロントで宿泊費を払いルームキーを受け取ったのだが、何やら部屋の間取り図を示しつつ
2つある鍵の使い方を説明された。
しかし、我ながら余程疲れていたらしく聞いているようで聞いていなかったのだ。
故に部屋に入ってから戸惑う事になった。

エレベータで7階に上がりルームキーで『711』のドアを開けて中に入ると、センサーが
あるらしく自動的に内廊下(?)の明かりがついた。
すると短い廊下の突き当たりに更に『711』と書かれたドアがあったのでもう一つの
鍵で開けようとしたのだが、どうしても開かないのだ。
『おかしいなぁ〜』と思いつつガチャガチャと鍵を抜き差ししていたら内廊下の明かりは
『すっ・・・』と、消えてしまった。

ようするに内廊下の明かりは人の気配を察すると自動的に点き、時間が経つと自動的に
消えるようになっているだけの話なのだ。 しかし、鍵は開かないは明かりは消えるはで一人でパニクってしまった。

2分ほど悪戦苦闘しているうちに『711』と直角に『768(だったかな?)』と書かれた
もう一枚のドアがあることに気が付いたので、ダメモトで鍵を挿してみると呆気なく
ドアが開いたではないか!
フロントのお姉ちゃんが『本日のお部屋はこのような配置になっておりまして』の意味を
この時点でやっと気が付いた私はおバカさん・・・

ほぼシングルベッドとテレビしかない狭い部屋に荷物を下ろしてようやく一息ついた。
ドアの直ぐ横に小さな湯沸しポットとティーパックがあるものの、水は入っていないので
『どうすれば良いのか』頭をひねった。
その結果、入り口近くにあるもう一つの部屋がトイレ付きユニットバスである事に
やっと気が付いた。
ネットで安いホテルを検索した時に『大浴場があるがバス、トイレ共同』という記述を
見た覚えがあるが、ここがまさにそれだったという事か・・・

[図:ホテルの部屋の間取り]
泊まった部屋の間取り 

己の馬鹿さ加減に涙が出たところで食事に出かけたのだが、どうもピンと来ない。
そもそも泊まるつもりがなかったので『何処に何があるか』なんて事を調べていたかった
事もあるし、気が付けば9時を過ぎてたので居酒屋くらいしかやっていないのだ。
まあ、一人で居酒屋も悪くは無いが、一昨日東邦酒場でディープに飲んだ余韻もあったし、
長距離ドライブで疲れきっていた為か、お腹が空いているのに食欲が無いのだ。

結局、暫くトボトボあるいて行き着いたモスバーガーでハンバーガーセットを食べて
ホテルに戻った。
[写真:モスバーガーセット]

大浴場で一風呂浴びてから寝る事にしたのだが、エアコンが壊れているのか室温が
30度以上もあって暑くて眠れない。
普通に考えればフロントに文句を言うところだが、極限まで疲れていたのか正常な判断が
出来なくなっていたらしい。
結局、浴衣も脱いでパンツ一丁で寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.15)


平成18年05月07日(日曜日)

不意に劇的になってしまった一日。

昨日に引き続き惰眠を貪る事も無く起き出したものの、特にやることも無い。
あり物で朝食を食べながらテレビを見ていたら親父から電話が掛かってきた。
曰く『連休前に先延ばしになっていた岡山ロケを連休明け早々の9日に行うらしい』
と、言うだけの話だ。
ハッキリ言ってそんな事務連絡は『上意下達』で終わる筈なののに相変わらず
『詳しい事は電話させる』と転送電話なのだ・・・

そんな訳で、ムカつきながらも岡山にいる担当のM氏に電話を掛ける事になった。
(まあ、やり掛けていた仕事が宙に浮いているのも気持ちが悪いしね・・・)
ところが、以前と同じで何度掛けてもお話中&留守番電話になってしまい連絡がつかない。
M氏は中間管理職的な忙しい立場にある上に現場は地下トンネルなので致し方ない。

何度かコールしているうちに面倒くさくなってきたので親父に仕事を振る事にしたものの、
そもそも全くタッチするつもりが無いらしく、『電話番号を確認してみる』と、新しい
電話番号を知らされて終わりとなった。
しかし、新たに告げられた番号に電話してもやっぱり『留守番電話』になってしまい、
連絡が取れない事には変わりが無い。

結局、M氏と連絡が取れたのは11時半頃の事。
しかし、話も何も先ほど親父から聞いた事以外に聞く事は無いのにも拘らず、些細な
情報すら間違っている部分があるから転送電話以下である。
しかも、M氏は作業の立会い中だったらしく、話の途中で『30分くらいしたら折り返し
電話する』と、電話が途切れてしまった。
私としては入り時間の確認以上に『現地の地図をFAXで送ってくれ』と、言いたかった
だけだったのだが・・・

すると、M氏の電話が切れた直後に携帯電話に着信があった。
「早速M氏からか?」と思ったが、番号を見るとM氏のものではなく、先ほど親父から
告げられた新しい番号だった。
違和感を感じつつ出てみたら電話の向こうから
『こちら○Xキャンプ場ですが、電話いただきましたか?』と、・・・・
確かに電話は掛けたが、間違いだったようだと伝えて電話を切ったが、親父は重ね重ね
『使い物にならない転送電話』である・・・

さて、M氏の電話を待ちながらテレビを見ていたが、予定していた昼近くになっても
掛かってこなかった。
もしかしたら『掛けなおしてくれ』と、言うのを聞き間違えたかとも思ったが、仕事が
忙しくて掛けられない可能性も相当高い。
そう思いながら新幹線の時刻表を調べたりしていたが、結局転寝を始めてしまった。

事態が動いたのは3時半を過ぎた頃だった。
ようやくM氏から電話が掛かってきたのだが少々話が深刻そうだった。
曰く『午前中に9日と言ったばかりですが、作業が8日に成りそうです』と言うのだ!
まあ、午後の打ち合わせまでに来てくれと言うものの、実際に作業を行うのは夕方5時過ぎ
なので「まあ、何とかしますよ」と言って電話を切った。
名古屋といい、岡山といい、前日に『明日来てくれ』と言われると、もはや笑うしかない・・・

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こんなやり取りによって岡山ロケが決定したのだのだが、悩みは尽きなかった。
新幹線を使うのが一番楽なのは分りきっているものの、持って行ける機材が極めて限られて
来るのが最大の難点だからだ。

夕方、この件の報告も兼ねて会社(実家)にビデオテープと送られてきたFAXを取りに
行った時点でも相変わらず迷っていたくらいだ。
しかし、作業場のイスで使っているクッションを手に取り心に決めた。
少々無謀だがポンコツ車で走る事にしたのだ。

なにしろ複数本の三脚やバッテリーライトなどの撮影機材だけでなく、ヘルメットや安全靴、
反射チョッキ安全帯に至るまで2cvに積みっ放しにしている。
バッテリー類の充電を確認した後にカメラを積み込めば何処へでも行ける状態なので
気楽と言えば気楽である。
構内に持ち込む物は最低限にしたとしても、『いざとなったら車に戻れば何とかなる』
と、いう安心感がる。
逆に装備を絞って持っていった場合、『カメラが壊れた』とか『電池が切れた』なんて
事があった時点で即アウト・・・何もかのパぁ〜だ。

普段よりも少々早めに夕食を食べて8時半頃に自宅を出発した。
走り出して早々に雨が降り始めたのは一寸不安だったが、なにしろゴールデンウイークの
最終日なので基本的に道はガラガラだった。
唯一、首都高の渋谷近辺を走っている時に少々詰まり気味になったが、それ以降は爆走
する事が出来た。

PM10:12
鮎沢SAにて最初の小休止
ODO:85845
[写真:鮎川SA]
今回も概ね100kmインターバルで休むつもりだったので鮎沢まで来たが、3時間運転は
一寸長いな・・・

PM11:58 日付が変わる頃、ほぼ夜中の12時に牧之原SAにて小休止。
雨がかなりの降っている以外は順調そのものだが、手が痺れている・・・
ODO:85967

AM 1:22
美合SAにて小休止

100kmインターバルで1.5時間で概ね計算が成り立つようだが、下り坂では
100km/hを許容する走り方をしているので名古屋ロケの時よりもハイペースで
距離をこなしているようだ。
次で寝るかな・・・
ODO:86062

AM 3:25
多賀SAに到着。

大分距離を稼いだしこれ以上は危険なので寝る事にした。
ODO:86191

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『冒険のアイテム』

今回のような長距離には其れなりの準備が必要である。
私にとってマストなアイテムというと・・・

1.カーナビ(パナソニックKX−GT10)
[写真:カーナビ]
古いパナソニック製の一体型のカーナビだ。
購入してから7、8年経つ古い製品である上に、一度も地図ディスクを買い直していない
ので現在では時々頓珍漢な指示を出してくる。
今回でいうと山陽道の一部分が『出来ていない』事になっていたので危うく超大回りを
させられそうになった。
しかも、つい先日横浜に行った時には一日GPS電波を受信できず使い物にならなかったり
と、個体としても怪しくなりつつあった。
(出掛けに急遽買い替えも検討した)

しかし、私は自他共に認める方向オンチなので有ると無しでは雲泥の差がある。
幸い今回は終始安定して動作してくれたので当分使えそうだ。

2.ペットボトル
運転中は兎に角何も出来ないので暇である。
もちろんラジオやCDは点けっぱなしにしているが、それ以外はすることが無い。
そんな時、喫煙者であればタバコをぷかぷかさせるのだろうが、私は吸わない人間なので
水を飲む事にしている。
その際、サービスエリアによる度に自販機で買っても経費で落ちるのだろうが、基本的に
貧乏性・・・否、貧乏なので自宅から空のペットボトルに水やコーヒーを入れて3本ほど
持って行くのだ。

すると、暇な上に口寂しいので結構な頻度で飲んでしまう。
1時間半から2時間のインターバルで500mlボトル1本から1本半ほどを飲んで
しまうのだから、少々異常かもしれないが・・・

・・・で、中身が無くなったらSAで無料で飲めるお茶を詰め替えたり、別途持って行った
インスタントコーヒーを入れたりしてゆく。
例え無料のお茶が無くても洗面所に行けば水だけは汲めるので、私にはそれで十分だ。
(まあ、最後に寄った洗面所の水は不味かった・・・)

3.クッション

イタフラの車のシートは出来の良い物が多い。
恐ろしく初期設計の古いはずの2cvもご多分に漏れず乗り心地が良いのだが、ゴムの
取替えをサボっているのでお尻が沈みすぎる傾向にある。
加えて座面の布地がオリジナルではない為か、ゴムを吊る金具がお尻に当たって妙な
ストレスを感じる事が多いのだ。
それを緩和する為に薄いクッションを敷いているのだが余り効果がなくなっていた。

そこで今回は会社で使っている高性能クッションを持って行くことにした。
このクッションはいわゆる『低反発スポンジ』を使った物なのだが、そこらで売られている
安物とは一寸違う超高性能クッションなのだ。
[写真:作業椅子とクッション]
ロフテー枕工房:LUXES(ラクセス)ヒップピロー

昨年末、新宿の高島屋でこのクッションに出会い、その座り午後地の良さに感動したのが
切欠て奥方からプレゼントされた経緯がある。
もともと事務イス用ではなく自動車で使う事を前提に設計されているので、今回初めて
本来の目的に使う事になったと言える。

結果は言うまでも無く良好であった。
これさえあれば貧弱な軽自動車のシートもイタフラ並みになるかもしれない。

そして、究極てきなアイテムは『覚悟』かもしれない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.05.12)


平成18年05月06日(土曜日)

朝からダラダラ

休みに突入する事ができたものの、何となく爆睡する気にもなれず9時過ぎに起き出した。
しかし、やる事と言えば『王様のブランチ』などのテレビや撮り溜めたビデオの消化
くらいで、普段の土曜日と変わりが無い・・・

夕方は待ちに待った『東邦酒場オフ会』があるのでウキウキしているものの、それまで
テレビを見ているだけでは一寸勿体無い。
そこで、懲りもせず1007を冷やかしに行く事にしたのだが、やっぱりディーラーは
連休中は営業しないらしく空振りに終わった。

折角車で出てきたのにこのまま帰るのも癪だ。
そこで全く用事は無いが気の向くままに車を走らせ、コジマ電気に辿り着いた。
・・・が、やっぱり用事がわる訳でも無いので30分もしないうちに時間を持て余し始めた
ので隣のDIYショップに移動した。
ところが、ここでもめぼしい物が見つからないので、自宅近所のスーパーで一寸した
買い物をして帰宅した。

帰宅して暫くボケッとしていたら福田探偵がやってきた。
つい先日ニコンのデジタル一眼レフカメラ『D50』を購入したと言うので、死蔵している
ニコンF4用のレンズを試してもらおうと思ったのだ。
貸したのは『純正35−70mm f2.8ズーム』と『シグマ 55mm f2.8マクロ』の2本だ。
当然の事ながら、どちらも問題なく動作するようなので、自分で何がしの『デジいち』を
買ったときの指針になるのではないかと期待している。

さて、夕方5時半過ぎに妹に車で迎えに来てもらい、新小岩で『武器商人』ことS氏を
拾いつつ、お花茶屋の
東邦酒場を目指した。
予約をしていた6時に少し遅れる形で店に入ったところ、既に福田探偵がメートルを
上げていた。

その後、仕事を終えた床屋のS氏も合流して計4人になった頃に予約を入れていた
名物『草鞋コロッケ』がテーブルに載せられた。
[写真:草鞋コロッケその1]
私はこれが始めてだったのだが、やっぱり冗談抜きにでかい!!
これだけ大きなコロッケが550円というのはもはや出血大サービス品としか思えない・・・
[写真:草鞋コロッケその1]
[写真:草鞋コロッケその1]
[写真:草鞋コロッケその1]
中身はこんな感じ

元々リクエストを出した武器商人にも頑張ってもらい、何とかやっつけたもののいつもよりも
料理の注文は少なかった気がする。
(生ビールを3杯までお代わりした事は覚えているがそれ以降は良く覚えていない・・・)

ここでは馬鹿話をするのが常だが、今日は珍しく写真の話がメインになりディープな
会話が延々と続いた。
(後から電話の履歴で確認したところ11時近くまでやっていたらしい・・・)

去年の今日一昨年今日

(2006.05.11)


平成18年05月05日(金曜日) :こどもの日

今日も今日とて午後から仕事。
昨日と同様に午前中はゆっくりと過ごし、午後から出社して編集作業の続きだ。

仕掛けたまま帰ったデータは無事にレンダリングが終わっていたので分割作業をして
から、本編のアッセンブル編集だ。
基本的には各カメラのデータを元に制作した『速度調整済み』データを時々切り替えながら
繋いでゆくだけなので難しい作業ではない。
むしろ前回作った前半部分と整合性や長さの調整の方が面倒だったくらいだ。

程なく映像の繋ぎ合わせが終わったので、チャチャッとBGMをつけて完成。
全体をレンダリングしてからWeb配信形式に変化にし、仮のWebSiteにアップ
ロードして一段落。
お客さんにサイトのアドレスや同じ日に撮影したデジカメのデータを添付して発送が
終わり、ようやく休みに入る事ができた。
(まあ、仕事はいくらでもあるのだけど・・・)

去年の今日一昨年今日

(2006.05.11)


平成18年05月04日(木曜日) :国民の休日

休みだけど今日も仕事。

今日も午後から奥方と共に出社して仕事をするつもりだったが、着いて早々に妹が
『外食に行こう』と言い出した。
朝食が若干遅めで重かったのでパスしようかと思ったが結局促されるがままに車に
乗り込んで近所の100円寿司へ向かった。

休日故に平日の昼間よりは込み合っていたが、駐車場にも空きがあったし10分ほど
待ってからパカスカ食べ始めた。
しかし、いくら食べても美味い物とは言い難い・・・

1時間ほど食べて店を出たが、妹が『亀有のイトーヨーカドーに遊びに行こう』と言い出した。
未だ行った事の無い店なのでチョッピリ興味があるものの、このまま遊び呆けていると
仕事が進展しないので妹の意見は却下して帰社した。

さて、今日の仕事は主に編集の続きだ。
既にキャプチャー作業は終わっているのでアッセンブル編集をするだけなのだが、後々の
本編集で組み込む事を考えると其れなりのクオリティーに仕上げても損は無い。
そこで、前回思い付きで作ったデータに再度チューニングを施してから新作部分に着手した。

ところが暫くしたところで、どうしてもサブサブカメラの映像を使わねばならなくなった。
まあ、無いなら無いでどうとでもなるのだが、やはりあった方が内容に厚みが生まれる
ので使いたくなったのだ。

しかし、今となっては戦力外宣告をしたカメラで撮った映像なので、露出や色もかなりの
バラバラで使い難いデータなのは致し方ない。
そこで例によって各種補正を行う事にしたのだが、思いつきで古いバージョンのソフトを
使っていた為に時間ばかり掛かってしまった。

結局、データ変換が終わるのを夜中まで待っていたが、終わらなかったので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.05)


平成18年05月03日(水曜日) :憲法記念日

休みと言えば休みだが、一応仕事。
世の中はゴールデンウイーク真っ只中だが、やる事が山積しているので半分仕事である。

平日と殆ど変わらない時間に起き出して朝食を食べ、ポンコツ2cvに乗って奥方と
ともに会社へ向かった。
と、いいつつ折角の休みなので近所のプジョー屋さんに『1007』を見るために
若干寄り道をする事にした。
ところが、連休中は店も休みらしく、いきなりの空振りとなった。

そのまま会社へ直行するのも『有り』だったが、一寸癪だったのでオートバックスに
寄ってみた。
しかし、めぼしい物は見つからず30分ほどで店を後にした。

さて、会社についたのは2時くらい。
早速昨日撮影してきたビデオのキャプチャー作業を開始した。
調子に乗って足掛け4本のテープに渡って撮影したので結構な手間がかかった。

引き続き各パート毎に簡易編集を行っていったが、地道な作業なので時間ばかりが過ぎていった。
一応部品にあたるデータは作ることができたので引き続き全体的な編集に取り掛かろう
かと思ったが、すでに7時を回っていたので作業中断。
食事をしてから続きをするか否かを考える事にした。

ただし、自宅に戻って有り物で食べるのも一寸面倒くさいし、外食も一寸飽き気味だ。
そこで最近行っていないところはないかと考えたところ、蔵前通りにステーキ、ハンバーグ屋
『加真呂』がある事を思い出した。
ここへはつい最近もアタックしたのだが、時間的な問題からか準備中で入れなかったのだ。

今日は休日なのでダメ元で行ってみたところ無事に入ることができた。
単純に比較する事はできないが、専門店だけあって値段が安い割にはいい味出しると思う。
肉ばかり食べるのもなんだが、マクドナルドに何回行っても満足できないのに対して
満足感を得られるのでまた行く事になるだろう。
[写真:ハンバーグセット]
これ以上無いって言うほどシンプルだけど美味かった

その後は結局仕事には戻らず、帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.04)


平成18年05月02日(火曜日)

丸々一日新宿で撮影。

昨日大ボケをかました現場で今日こそは本番の撮影である。
撮影内容としては先週Uターンさせたシールド機を10数メートル吊り上げると言う物。
Uターンもイベントとしては大きなものだが、それ以上のメインイベントと言って間違いない。

さて、昨日の内に三脚類を降ろしていたのでカメラ類などを往復せずに搬入できたので、
楽に撮影準備に入ることができた。
基本的に昨日下見(?)をした時と同じ位置にカメラをセットしたが、来客がある為か
整理整頓されていたので楽だった。

Y氏と話をした結果、リフトアップは概ね10時半ころからスタートすると言うことが
分かったが、来客への説明などがあるので多少時間はかかりそうな気配だった。

予定の時刻近くになり作業開始。
モーター音とともにゆっくりと確実にリフトアップが開始した。
直径7m、重量数十トンはあろうかと言う構造物を僅か4本のジャッキで吊り上げる様は
大空魔竜かホワイトベースが浮かんでいるかに見えた・・・

結構な勢いで吊り上げているのだが施工上ロッドジャッキの交換作業も必要なため、
午前中はロッド2本分くらい上げて昼休みとなった。
しかも、午後は1時半から作業再開と言うから随分とのんびりしているとも言えるが、
見学のお偉いさんたちに時間を合わせていると言ったほうが正しいかもしれない。
時間に余裕があったのでマクドナルドでビックマックセットをゆっくり食べる事ができた。

アナウンスどおり午後から作業再開・・・と思いきや、職工さんは待機しているものの、
なかなか吊り上げを再開しない。
予想通り2時近くに見学の皆さんがやってきてJV職員に説明を受けたり、彼方此方で
写真を撮ったりして時間は過ぎていった。
結局、吊り上げが始まったのは2時半くらいだった。

しかし、作業が始まってしまえば順調そのもの。
案外早く吊り上げ作業は進んで行くので、その間私は上に行ったり下に行ったりと
バタバタ走り回っていた。
[写真:吊り上げ状況]
吊り上げ中のシールド機。 『吊り荷の下には入るな』はここでも基本だ。

気が付けば3時過ぎにはリフトアップは終了し、発進架台の移動作業に突入した。
これについては『やらないかもしれない』と聞いていたのだが、吊ったままだと文字通り
宙ぶらりんな感じで締りがないので大歓迎だ。

架台の引き寄せ作業の前に『シールド機の腹の部分を撮影してくれ』と慌しくリクエスト
されたりしてバタバタした。
しかし、作業が始まってみると1時間強ほどで呆気なく終わってしまった。

今日はノントラブルで作業が終わったので気分良く帰り支度をできるが、唯一憂鬱な事があった。
それは荷物の運び出しだ。
重い荷物の一部を昨日の内に運び込んでいたため今朝は楽だったが、調子に乗って3台目の
カメラやバッテリーライト類まで持ち込んでしまったからだ。
我ながら調子に乗りすぎたか・・・

そんな折、またもや若手のM君が『手伝いますよ!』と声をかけてくれた。
若さゆえに力を持て余している・・・のか、どうかは分からないが手伝ってくれる人を邪険に
扱う訳にも行かないので素直に運んでもらう事にした。
しかし、さしものM君にとっても尋常な量ではなかったようで、中間地点の踊り場との間を
2往復した時点で一休み・・・
世間話をしてから駐車場との間を2往復してようやく運び終えた。
M君からも『張り切りすぎですよ・・・』と笑われてしまった。

運んだ荷物を車に積み込んで小休止した時点で5時半を過ぎていた。
流石にこの後他の仕事をする気になれなかったので自宅に戻って本日の営業は終了した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『偉いぞセブン銀行』

朝、新宿の駐車場に着いたのが7時半だったので軽く朝食を食べる事にした。
ところが、リュックサックの中を掻き回しても財布がない事に気が付いた。
前日、会社で経費の清算をするために財布を出したまま忘れてしまったようだ。
これは非常にまずい・・・

水やコーヒーは持ってきているので最悪食事ができないのは仕方がないにしても、この
駐車場はクレジットカードが使えないのだ。
よって、現金がなければ駐車場を出られないので、お金を工面する必要が生じてしまった。

幸いにして1枚だけキャッシュカードを持っていたのだが地元の信用組合のものなので
新宿に支店などあろうはずもない。
忌々しいが手数料を払ってCD機で下ろすしかなさそうだった。

しかし、辺りを見回したところ銀行もキャッシュコーナーらしきものも見えない。
仕方がないので最後の望みをかけてセブンイレブンへと向かった。
すると、今となっては当然なのか『セブン銀行』の端末が置いてあり、信用組合のキャッシュ
カードも使える事も分かり安堵した。

ところが本題であるお金の引き出しをしようとしたら手数料の表示に驚いた。
平日 8:45〜18:00 手数料無料
それ以外の時間 105円
時計を見たらまだ8時前だったので昼休みに引き出すことにして店を後にしたが、支店でも
ない限り手数料を取られるのは当たり前だと思っていたので無料の時間帯があること事態が
驚異的なことに感じられたのだ。

なんだか財布代わりに使いたくなった気分だ。
凄いぞ! 偉いぞ!! セブン銀行!!!

去年の今日一昨年今日

(2006.05.04)


平成18年05月01日(月曜日)

週明け早々、勇み足・・・

先週に引き続き新宿にあるS建設JVの現場に出張撮影だ。
『前日までに準備が終わっているはずなので8時までにきてください』と言われていたので
6時半過ぎに自宅を出発した。
月曜日だが道はそれなりに空いていたので予定通り1時間ほどで駐車場に到着。
荷物の運び込みを開始した。

狭くて急な階段や通路を2往復ほどして荷物を降ろし、撮影準備に取り掛かった。
ところが、しばらくして妙な事に気が付いた。
8時を大きく過ぎていると言うのにラジオ体操の音楽が聞こえてこないどころか、人気が
殆どないのだ。

当初は『月曜日だから朝礼は8時半からなのかな?』と勝手に解釈していたのだが、職工さんが
ボチボチ着始めたのは8時半を大きく回っていた。
その上、朝礼を始める様子もないので疑問は募るばかりだった。

原因は担当のY氏が現れてやっと分かった。
Y氏はわたしの顔を見るなり
『今日は・・・・?』と、半疑問形で聞いてきたので
「マシンのリフトアップって今日でしたよね」と返したところ、
『えっ、リフトアップは明日ですよ。 その旨、メールに書いておいたのですけど・・・』
「がちょびぃ〜〜ん!!!」

まあ、朝っぱらからトンダ大ボケであるが、笑い話で済むから全く問題は無い。
それこそ『昨日でした』では取り返しは付かない撮影ばかりなので、ポジティブに考える
事にして帰る事にした。
嵩張る三脚類だけは置いていったのは言うまでもない・・・

苦笑しつつ昼前に登社。
昨日撮影してきた写真の整理や雑用をしていたが、明日も早出なので早々に帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.03)



平成18年04月分の日記

04/01 04/02 04/03 04/04 04/05 04/06 04/07 04/08 04/09 04/10
04/11 04/12 04/13 04/14 04/15 04/16 04/17 04/18 04/19 04/20
04/21 04/22 04/23 04/24 04/25 04/26 04/27 04/28 04/29 04/30


平成18年04月30日(日曜日)

ちょっくら戸塚方面にドライブ。
昨日は体調不良で何も出来なかったので早々と起き出して活動を開始した。
(長く寝すぎたので体中が痛い・・・)

まずは近所のスーパーへ買出し。
奥方は完璧にゴールデンウィークに突入しているので纏め買いの必要は無いが、今朝食べる
物が一寸寂しかったからだ。
いつものように卵と牛乳、ビールやらを買い込み早々に帰宅して『広島焼き』リベンジだ。
回を追う毎に下手になる焼き方を初歩から見直し、揚げ玉も使って焼いたところ久しぶりに
まともな物が出来上がった。
やはり、何事にも基本が大事ということか・・・

さて、お腹が膨れたところでドライブに出る事にした。
金曜日に話しのあった『原宿交差点』とやらを見学に行く事にしたのだ。
ただし、あくまでも『撮影依頼』があったわけではないのでそれ自体ではお金にはならない
可能性は高い。
それ故にデジカメ以外の機材は持って行かなかった。
(本当は小型のビデオを用意していたのだが、玄関に置き忘れたのだ・・・反省)

奥方と共にポンコツ2cvに乗り込み、いざ戸塚を目指した。
一応事前に場所の目星はつけていたし、カーナビも装備して行ったのだが、一寸情け無い
状態に陥った。
カーナビの本体が不調なのかアンテナの接触不良なのかは不明だが、衛星を捕捉したかと
思った矢先に電波を受けなくなるのでカーナビの体をなさなかったのだ。
結局、途中から車に積みっぱなしにしてあった古い地図を見つつ1号線に辿り着いた。
交差点から一寸入ったところにあるスーパーに有料駐車場があったので素直に駐車。
早速撮影を開始した。

さて、目的地である『原宿交差点』は横浜市戸塚区にある国道1号線と環状4号線との
交差点と、いうよりも『渋滞ワーストワン』で有名な交差点らしい。
近々この交差点を立体交差にするらしく、その模様をシミュレートしたCGを作るのが
依頼内容だ。

ただ、普通の写真を撮ったのでは意味が無いし、面白くもなんとも無い。
事前に受け取っていたパースのサンプルは鳥瞰とまでは行かないまでもかなり高い
画角で撮った事を前提としたものだからだ。
そこでデジカメを一脚に取り付け、目いっぱいに伸ばした状態でシャッターを切ってみた
ところ、我ながら面白いアングルの写真になった。
[写真:普通の目線] [写真:一脚を使った目線]
普通の目線での写真(左)と一脚を使った写真(右)

しかし、冷静になって見直してみると交差点からの距離が近すぎて想定した位置に
CGを組み込むのは難しく思えてきた。

そう思いつつ辺りを見回したら一寸離れた場所に大きな歩道橋を発見。
とぼとぼ歩いて行ったところまずまずの写真になった。
本日の撮影時間は約1時間。私にとっては毎度の事だが、奥方からみたら・・・
[写真:原宿交差点]
歩道橋からの1枚。 画角的にはこのくらいでも良いが、交差点自体が遠いかな?

ロケハンが終わったので帰路に着いたのだが、トホホな事が続いた。
なにしろ、そこは国道1号線。黙って走っていても自動的に日本橋に辿り着けるのが
当たり前の一級国道だ。
なのも考えずに走り出し、暫くして横浜新道に突入して快調に飛ばしていた。
ところが、第3京浜との分岐点で後続のバイクに進路を塞がれ気が付けば第3京浜に
入ってしまったのだ。
まあ、このまま走って首都高に入れば良いだけの話だが、来た道よりも遠回りなのは
間違いない。
何となく港北ICで降りたところ100円取られるは、道に迷うは・・・
よせばいいのに頼りにならないカーナビを再起動させて道案内をさせたところ、途中から
電波を受信しなくなりフリーズ。
遠回りに遠回りを重ね、R246を通って帰ってきた。
とほほ・・・

帰宅後、今朝食べ残したお好み焼きを食べつつビールを飲み、10時には寝てしまった。
明日は朝からロケだ。
あ〜、面倒くさい!

去年の今日一昨年今日

(2006.05.01)


平成18年04月29日(土曜日)

不調だった一日。

土曜日なのでゆっくりと寝ていられるのだが珍しく早々と起き出した。
初夏を思わせる陽気に加えて伸びきった髪の毛の鬱陶しさで寝ていられなくなった
と言うのが正しい。
マイバリカンを持ち出して一人で坊主頭にし、優雅に朝風呂に入りながらテレビを見ていた。

お風呂には1時間ほど入っていたが、流石にお腹が空いてきたので出たが、大した物は無い。
前日の残り物やお菓子をつまんだりしながら『王様のブランチ』を見ていたが、『夜遊び
番長』のコーナーが始まる前に気絶。
次に気づいたのは既に夕方になっていた。

目覚めた後、暫くビデオを見たりしていたのだが、なんだか頭が痛くて仕方が無い。
中途半端な居眠りしたせいだと思ってテレビを見続けていたが、一向に頭痛が止まる
様子が無いどころか軽く寒気まで感じるようになった。

仕方が無いのでお茶漬けを食べてから薬を飲んで7時前に寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.01)


平成18年04月28日(金曜日)

グダグダの1日。

何もかもが中途半端なところで止まっているので、今日はガツンと何かを進めるつもりで
CG仕事に着手した。
ところが、機械内部のディテールアップ(細部の再現)はやればやるだけリアルになって
楽しい反面、本来セグメントに隠れて殆ど見えない部分でもある。
途中から考えを元に戻し、セグメント作りをする事にした。

夕方くらいには形になってきたので一人悦に入っていたら電話が掛かってきた。
出たところこの件の最高責任者であるT室長だった!
最近進捗状況を報告していなかったのでお小言の一つも貰うと思ってビクビクしていた。
ところ、出てきたのは『今作っているCGを使ってパース図を作ってくれ』と言う物だった。
丁度形状定義が終わったところなので『宅ファイル便』経由で送られてきたサンプルを
元にパース図を作る算段となった。

ところが送られてきたの図はあくまでもサンプルなのでそれに『手を入れる』のでは
まずいらしい。
しかし、『原宿交差点』と言われても一体何処にある交差点かも知らないし、どんな
雰囲気の場所なのかも全く分らないのでお手上げになった。
しかも、T室長は物事を達観していると言うのか動じないと言うのか、『写真のストックが
あるはずなんだけどなぁ〜』と、言いつつも結局肝心の写真は見つからなかったらしい。
まあ、今回はこの前のように『30分なんて無茶な事は言わないから』といっていたので
場合によっては現地を下見に行くつもりで電話を置いた。

その後、インターネットで原宿交差点についての調べをしてみたが、やはりパース図の
参考になりそうな写真は手に入らなかったのでCGの続きをして1日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.01)


平成18年04月27日(木曜日)

朝からバタバタ。

朝、出社しようと思った矢先に携帯電話が鳴った。
親父からの電話だったがのだが、ようやく岡山との連絡が取れたらしい。
曰く『諸般の事情により週末には撮影が出来そうに無い』との事。
この仕事にトラブルや遅延は付き物だが、最近そんな話ばかりだ・・・

さて、気を取り直して仕事である。
CGの仕事も気がかりだが進み具合が微妙なので目先を変えて他の作業をする事にした。
一昨日撮影してきたビデオのバックアップと取り込み作業だ。
隣の工区をやっているT建設よりも編集への着手は後になるのは分っているが、遅かれ
早かれやる作業だし、気分が乗っている時の方が手早く出来るからだ。

今回の撮影は2台のカメラを使ってそれなりの長さを撮影したが、速度調整をしないと
実際には組み込む事が出来ない。
しかし、速度調整をするにしても、やっぱり取り込みは必要になるので極力不要な部分を
削りつつ気長にキャプチャーしていった。

その後、編集ソフトに読み込んで更に不要部分を削り、速度調整をしたらシールド機は
滑らかに動き出した。
・・・それを見ていたら何だかムズムズしてきたので結局頼まれもしない簡易編集を
してアップロードまでしてしまった。

ビデオの編集が終わったので、ようやくCG仕事に復帰した。
実際、本体部分はかなり仕上がっているデータなので手を入れても殆ど改善したように
感じられないのでセグメントピースの続きを作る事にした。
ところが2、3日CGから遠ざかったせいか、なかなか調子が上がらない。
セグメントピースは一見すると単純な箱なのでざっくりと作るのは簡単だ。
しかし、作りかけていた部品の構造に気に入らない部分を見つけてしまい修正していたら
夜中になってしまった。
・・・が、見た目は変わらない。

今日もトホホだった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.28)


平成18年04月26日(水曜日)

何となく悶々とした一日。

2日続けて新宿方面にロケへ行ったので、今日はその後処理が主たる作業であるが、
ナレーション録音のスケジュール調整に関するメールのやりとりやら何やらもあって
何となく気ぜわしいスタートとなった。

落ち着かない理由はもう一つある。
週末にあると聞いている『岡山ロケ』の連絡が全く来ないからだ。
先週末の内示としては『27,28,29日の何れか1日』だが、最終掘進の推移により
最終決定となるらしいのだ。

また、移動手段も決めかねていた。
正直言って車で行くのが一番自由度は高いが、移動時間と疲労は一番高い。
対して新幹線を使うのが体力的には楽でよいのだが、運搬できる機材が限られるし、
撮影開始時間によっては旅館の手配をする必要もある。
結局のところ、先方からの連絡が無いことには何も決められないのだ。

それに加えて社長(親父)は全ての仕事に関して全くもって他人事。
『岡山に連絡を取ったのか? (先方が)連絡を忘れていたって事もあるぞ!』と、
朝から晩までクダラないテレビ番組に噛り付きつつ吐く言葉なので頭に来ない方がおかしい。
無視をして自分の仕事に集中する事にした。

しかし、2時になっても4時になっても連絡は来ない。
何だかんだ言ってもロケに行くのは私だし、全ての段取りをするのも私しかいない。
腹立たしいが岡山にいる担当者の携帯電話に連絡を入れることにした。
ところが、最初の一回目は話中。
暫くして掛け直したが、その後はずっと『電波が届かないか、電源が・・・』という訳で
音信不通なのだ。
それこそ先方からFAXでも入っていれば事務所に電話も入れられるが、それも含めて
何も無いので手の打ちようが無い。
結局、親父が朝一で電話を掛けると言う事にして、この件は先送りとなった。

その後、細々とした事で残業をしたが纏まった仕事は何も出来なかった。
あーー嫌だ嫌だ・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『100ギガぽっち』

ビデオ編集をする際にキャプチャーしたデータをHDDに保存するが、個人的には40GB
で十分以上だと思っている。
デジタルビデオの生データは9分強で約2GBの容量になるが、単純計算で180分以上の
データを保存できるからだ。
実際、『xx工法説明ビデオ』とか『○○工事記録』なんていうのを作る事が多いが、
見る側からすると10分強が見ていられる限界の長さなので、いかに40GBが膨大かは
想像に難くない。

しかし、複数の仕事を掛け持ちをしたり、過去に作った関連データを一部取り込む時
などには40GBでは手狭になる事が多い。
加えて80GBのHDDとの価格差は100円程度なので、今更40GBのHDDを
買う事は現実的ではなくなった感がある。
まあ、今に始まったことではないが・・・

さて、手元に120GBのHDDが1台ある。
3、4年位前に買った初めての100GBオーバーのドライブであるが、古いゆえか
オンボードIDEポートからは認識がうまくいかないようになってしまった。
幸いにしてRAIDカードなどの拡張IDEポートであれば多少認識に時間は掛かるが
問題なく使えているので今に至っている。

とは言っても、決定的な問題があるのは間違いない。
いい気になって使っていて重要なデータを吹っ飛ばしたのでは目も当てられないので
ネットオークションで処分する事にした。
しかし、今時の情報時代に何の処理もしないで放出して面倒な事が起きないとも限らない。
私もその辺は心得ているのでいい加減なデータでディスク全体を上書きする事にした。

・・・が、こんな単純な事をする為に専用ソフトが高値で販売されている理由が
痛いほど分った。
CG仕事で1GB以上のファイルが出てくると『でかいなぁ〜』と感じるが、それを
100本作らないとディスクはいっぱいにならない量だからだ。
それこそ、40GBでも猛烈な時間と手間を掛けてこの手の作業をやった記憶があるが、
120GBはその3倍という途方も無い量なのだ。
結局、細々とした作業の合間にやっていたせいもあるが、丸一日掛けても終わらなかった。
(我ながら能率の悪い・・・)

しかし、今となっては120GBはそれほど大きなドライブとは言えなくなってきた。
先日も160GBのドライブを買ったばかりだが、以前のように『1万円以内で』という
枠内でドライブを選ぶと『250GB』まで入手可能だ・・・
しかも、上には上があるのでゲップが出るどころか吐き気を催すほどだ・・・

そんな事を感じていたら電車の社内広告を思い出した。
『たった100億円ぽっちで人を殺すなんて・・・』(富豪刑事)
単位もなにも全くかけ離れているが、猛烈なインフレ思考であるのは共通している。
それにHDD内臓DVDドライブが全盛の今日では80GB未満のモデルはカタログ落ち
しているので事実上160GBが最低ラインだ。
故に『100ギガ』は相対的には『ぽっち』な量になってしまった感じがある。

1GBのHDDが1万円になった時に心底安くなったと感じた事もあったが、それから
何年経ったのだろうか?
あ〜、嫌だ嫌だ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.27)


平成18年04月25日(火曜日)

今日も朝から新宿へロケ

7時に起き出し、7時半に新宿へ向かったところ約1時間で到着した。
『朝9時に事務所へ連絡を』と話は付いていたので、時間的な余裕はあったのだが、
朝食を食べる時間はあまりなかった。
そこで駐車場から一番近くにあったマクドナルドでいい加減なブレックファーストを
食べてからY氏に連絡を入れたのだった。
[写真:ソーセージマフィンセット]
ソーセージマフィンセット 350円
時間がなかったし、量を食べたくなかったので・・・

暫くしてY氏と合流。早速荷物の運び込みを始めつつ、状況説明を受けた。
本日の作業は『下り路線』のトンネルを掘り終えたシールド機を到達立坑 でUターン
させる作業の撮影だ。
前日までの作業は順調なので本日も予定通り11時くらいにはUターン作業を開始すると
説明を受けたので、それに合わせて諸々のセッティングをする事となった。
極めて狭い通路と階段を何度か上り下りして、ようやく荷下ろし完了。
定点カメラとフリーカメラの用意をして今や遅しと作業開始を待つ事にした。

しかし、暫くしてやってきたJV職員の人が
『開始作業が遅れているみたいで、午後からスタートらしいですよ』と言うではないか。
まあ、重量が数10トンもある巨大な機械をジャッキだけで動かすのだからミニカーを
動かすような簡単な事ではないのは熟知しているつもりだ。
簡単に『スっと』動くだろうと思った同種の撮影に10時間も掛かった経験もあるので
2、3時間の遅れなんて物の数ではない。
そんな訳で地上部の様子を撮影したりして午後までの時間を潰す事にした。

ところが、地上の撮影を終えて地下に降りたところシールド機の角度が変わっている
事に気づき大慌てをした。
幸い動かした角度は極僅かだったし、懸案事項があるためか午前中の作業はそれを機に
終わってしまったので大した問題にはならなかった。
むしろ私に『午後から』と伝えたJV職員が目を白黒させていた・・・

昼休みになったのでおにぎりでも買いに行こうと地上に上がったら空は可也怪しい雰囲気。
セブンイレブンで買い物を済ませて外へ出たら案の定、雨が降り始めたので慌てて地下に
降りていった。
まあ、直ぐに降り止んだらしくて撮影への影響も全くなかったのは幸いだった。

さて、午後の撮影は順調そのものだった。
狭い場所で大きくて重い物を動かすので慎重の上にも慎重な作業をしていたが、立坑は
それ用にあつらえた場所なので障害物が殆ど無いからだろう。
5時を過ぎた頃にはUターンは完全に終わって、最終位置への準備作業に入った。

ところが、たまたま所長がいらしたので挨拶をしたら『今日の作業はここまでですよ』と
言われて戸惑った。
素人考えではセッティングが終われば10分くらいで最後の位置に移動できると思って
いたし、別のJV職員に横移動までやるような事を聞いていたからだ。
しかし、僅かな望みを持って待機していたが、結局行われたのは明日の最終準備と微調整
だけだったので徒労となってしまった。
とほほ・・

職工さんが全て帰った後も一人でカメラ機材の片づけをしていたら一番若いJV職員の
M君に『手伝いましょうか?』声を掛けられた。
『地獄に仏』と思いつつも他人を頼っていると体がなまってしまう。
そこでやんわりと断ったのだが、結局一番重い荷物を駐車場まで持たせてしまった。
ありがたや、ありがたや・・・

車に戻りって作業終了の報告をメールしたところ、母親から電話が入った。
すると昨日堀内カラーに出したフィルムはまだ取りに行っていないというのだ。
まあ、夜に取りに行くつもりだったらしいが、それだと結果を知るのは明日になってしまう。
ポジなので露出や色などが不安だったこともあり結局自分で取りにいった。

その後、自宅に戻ったのは8時過ぎ。
夕食を食べてしばらくテレビを見ていたが11時前にコタツで撃沈した。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.26)


平成18年04月24日(月曜日)

イベントてんこ盛りの一週間の始まり

午後から撮影に行かねばならず、午前中はその準備以外は手につかない。
会社に置いてあったRB67の最終チェックをして11時半頃に出発した。

渋滞に巻き込まれなかったので1時間程度で新宿に到着。
いつものコインパーキングに車を止め、仕事前に昼食を食べることにした。
ところが食べ物屋は選り取り緑なのにもかかわらず食べたいものを思いつかず、貴重な
時間を浪費していった。

散々うろうろした結果、飛び込んだのは吉野家。
豚丼に失望した経験があるのでメニューから鶏炭火焼丼(?)をチョイスした。
[写真:鶏炭火焼丼]
値段はかつての定番牛丼と比べて決して安くは無いが味はなかなか良い。
次があったら、また頼むだろう。

そうこうする内に約束の1時が近づいたので機材を抱え慌てて構内へ入っていった
のだが、予想に反してK氏の影も形も無い。
仕方が無いので携帯電話の使える入り口近くに戻り事務所に電話をかけたところ
午後の打ち合わせ中だったようだ。
ゆるい約束ではあったが、食後直ぐに走る必要は無かったようだ・・・

10分ほど待ってK氏が到着したので打ち合わせをしながら完成直後のトンネルに
入って行った。
当然『何処が良さそうですかねぇ〜』と言った具合の会話をしながら歩いていたのだが、
検査後の最終補修作業をしている為、撮影できるポイントは限られていた。
仕方が無いのでドンドン奥へ奥へと歩いていったら一駅分歩いてしまった。

すると仕事があるらしくK氏は立会いを離脱していまし、後戻りしながら一人で撮影を
する事になった。
一応今回は完成写真に順ずるフォーマットでの撮影なので使うのはポジフィルムだ。
いつものようにデジカメでポラ代わりの写真を撮ってから本番に挑むのだが、必然的に
長時間露光となるため1アングルの撮影に猛烈な時間がかかる。

しかも、『行き』に目星をつけていた箇所を撮影しつつ戻ってみたら補修作業が終わり
撮影可能な場所が増えているではないか!
撮らずに帰って一番後悔するのは自分なのでフイルムを詰め替えて撮影をしたのだが、
そんな目で見てゆくと『惜しい』と思うアングルが彼方此方みつかるのだ。
結局、頭の隅で『使わないだろうな』と思いつつも一通り撮影をしたところ、地上に
戻ったのは5時近かった。
[写真:地下鉄トンネル]
本日の撮影風景 1年後くらいにはここに地下鉄が通る

さて、このまま直帰しても良かったのだが、諸般の事情により京橋の堀内カラーへ
寄る事にした。
実際問題、新宿にも堀内カラーがあるし、明日も新宿にロケがあるので京橋へ行く
メリットは殆ど無い。
しかし、一人で忙しくしなくても会社で暇を持て余している人に外へ出るチャンスを
与えるというのも一興だからだ。
(それにしても、前回堀内に何時来たのかを思い出せない・・・)

会社にRB67を戻し、明日撮影に行く現場の担当者に確認の電話を入れたりして
本日の営業は終了。
明日の準備もあるので8時前に帰宅した。

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『写真産業の凋落』

朝、ネットの定点観測をしていたら『マミヤ写真事業から撤退』と言う記事に少な
からず驚いた。
つい最近、ソニーがミノルタの『α』を引き継ぐと聞いて安堵したばかりだったので
余計にショックが増した感じなのだ。

写真業界は銀塩から確実にデジタルに移行しているが、フィルムをCCDなどの
イメージャーに置き換えるだけでは生き残ってゆけないと言うのが現実らしい。

次に消えるのは・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.24)


平成18年04月23日(日曜日)

半分休み、半分仕事の買出し

午前中、近所のスーパーへ買い物へ行った。
昨日買い物ツアーに行ったので必要はなかったのだが、半ば散歩だ。
やはり必要な物は少なかったが、特売の豚肉と鶏肉があったのでゲットして帰宅した。

帰宅後、今週も広島焼きを作ったのだが、先週にも増して問題を連発。
結局何だか分らない料理になってしまった。
無念・・・

このままではいつもの日曜日と同じになってしまうので仕事の買出しへ行く事にした。
絶対的に必要なのはブローニーのポジフィルムだけだが、少々悶々としていたので
錦糸町ではなく秋葉原のヨドバシを目指した。
(電車賃は片道10円しか違わないしね・・・)

秋葉原のヨドバシについて早々、何となく寄ったPC用品売り場に『特売品コーナー(?)』
がある事に気づいた。
殆どがLLG775のM/Bばかりだったし、値段も琴線に触れる物でなかったので
サッサと離脱しようと思った。
ところが足元にバッファローのDVDマルチドライブが置いてあり、手書きの値札は
なんと2990円!?
[写真:DVDドライブ]
最新型のドライブではないだろうが1層メディア±16倍速、2層±8倍速で書き込みが
出来るので十分以上だ。
置いてあるだけ纏め買いしようかとも思ったが、冷静に考えると馬鹿馬鹿しいので
メインマシン用の1台だけ買ってフィルムのフロアーへ向かった。

フィルムのフロアーでブローニーのポジフィルムを手に取ったが、いつも若干悩む。
同じ感度のフィルムが富士フィルムでも3種類くらい出ているので慌てて手を伸ばすと
いつも使っているRDPVとは違う製品を買いそうになるからだ。
加えてRDPVがベストであるかどうかは検証した事が無いので、他のフィルムはどうかと
若干悩む。
しかし、使ったことの無い物を使うのは不安なので今回もRDPVを買う事にした。

さて、折角秋葉原に来たのでヨドバシ以外も見ることにした。
必ずしも直ぐに必要では無いのだが、若干挙動のおかしいHDDがあるので入れ替えを
行いたいと思っていたのだ。
しかし、例によって価格表を見て悩んでしまう。
はっきり言って40GBのドライブが複数ある方が仕事を捌きやすいのだが、今や
80GBのドライブとの価格差は100円程度なので現実的ではない。
そこで80GBのドライブを2台買って帰ることを考えたが、現在の台数を考えると
一寸多過ぎる気もする。
それこそ怪しいドライブをオークションで放出した利益で後から買い足す事も考え
ているので出費は最低限にしたい。

そんな事を考えて価格表を見直したら160GBのドライブが8千円弱で売っていた
ので1台買って帰社した。

会社に行ったのはCGの続きをするつもりだったからだが、実際には買ってきたHDDの
フォーマットやデータの移し変えをするに留まり、一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.23)


平成18年04月22日(土曜日)

結局ダラダラと休み。

またしてもコタツで寝込んでしまったのだが、9時頃に目が覚めた。
午後から仕事をするつもりではあったが、とりあえず午前中はゆっくりとテレビを見ながら
過ごす事にした。

すると携帯電話に着信が入った。
何かと思ったらまたしても親父からのいい加減な転送電話だった。
『xxシールドのKさんに直ぐ電話してくれ』と言われたのだが、その現場にはKさん
と言う人はいない。
直ぐに『よく似た名前の別の作業所』の事だと分ったので親父にその事を指摘したら
『どっちでも良いじゃないか』だって・・・
いくら言っても『ヌカに釘』なので怒るのも、馬鹿馬鹿しくなってきた。

さて、SGシールドの事務所に電話を掛けたら直ぐにK氏がでたので手っ取り早く仕事の
打ち合わせとなった。
昨年末にシールド機が到達したので予測はしていたがトンネルが完成したので完成写真の
撮影依頼だったのだ。
写真と共にビデオも撮る必要があるので機材は多くなるが、一つの仕事の転機になりそうだ。

さて、久しぶりに写真撮影の仕事が入ったのでフィルムも買いに行かねばならないが、
撮影は月曜の午後からなので慌てる必要は無い。
そもそも午後から仕事に行くと言っても、能率が上がらないことは目に見えているので
今日は全休にする事にした。

なんだかんだ3時頃までテレビを見た後、若干庭弄りをしてから買い物ツアーへ出た。
先ずはドラッグストアーぱぱすだ。
洗剤の類が少なくなっていたのであれこれ買い込んだのだが、他には目ぼしい物が見つから
なかったで次に行く事にした。

次はショップ99
超極細毛の歯ブラシというと『システマ』が有名だが、ショップ99で売っている歯
ブラシも侮れない。
高価な歯ブラシを長期間使い続けるよりもは安価な歯ブラシを定期的に交換した方が
歯磨き効果は高くなるからだ。
そんな訳で在庫分も含めて纏め買いした。

帰り道にドン・キホーテ系ディスカウントショップ『ピカソ』に寄った。
正直言って目的も無くわざわざ来る気になれない店だが、通り道にあるので”ついで”
に寄っただけだった。
ところが、いざ寄ってみると激安品の『チョコレート詰め合わせ』があったり、お米の
在庫が少なくなった事を思い出したりして買い物カゴは結構満杯になってしまった。

これ以上買う物も無さそうなので帰宅したが、何だか猛烈に空しい気分だった。
面白い物が無かったせいもあるが、仕事にしても遊びにしても全てが中途半端な感じで
スッキリしないのだ。
そんな事もありテレビを見ながらワインをがぶ飲みしてサッサト寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.23)


平成18年04月21日(金曜日)

今日もダラダラ

お客さんからの催促が入らないのをいい事にCGの作りこみをしているが、工法の説明を
する上では意味の無い部分もある。
その為、何処かで作業を切り上げるつもりなのだが、雑念が多くてどの作業にも集中
出来ない状態が続いている。

そんな訳で、残業をしてはみたが落としどころが見つからなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.23)


平成18年04月20日(木曜日)

仕事をしたような、しなかったような一日。

出社して、いつものようにメールチェックをしたところH親分からメールが入っていた。
内容は技術的な事でもなく、ビデオの内容でもなく、前日に発送した請求書についてだった。
もしこれが『値切り』であれば頭にも来るが、ありがたい事に『追加作業分はどうカウント
するのか?』と、言う問い合わせだったのだ。

この件で残った作業は事実上ナレーション吹き込みだけだが、完成前である事には変わりが無い。
その為、中間的に必要経費を請求しただけで、全額どころかプラスアルファーを貰うのは
大いに気が引けたのだ。
それに、相手はお得意さんだし、何処までが見積もり内でどこからが追加作業かは大層
ファジーな商売をしている。
請求をすれば貰えるのはわかっているが、そうかと言ってガッポリ貰う訳にはいかない。

そんな事もあり、仕事を全くしない親父に電話をさせる事になった。
すると、お金の話もソコソコに『来週岡山へ撮影に行ってくれ』と言う話が持ち上がった。
よくよく話を聞いてみると1年前くらいに何度か工場へ撮影に行ったりした作品の
流れであり、『急な話』ではあったが『今頃来たか』という感想のほうが強かった。
新宿での撮影予定ともバッティングしないし、実質撮影時間は大したことも無さそうなので
気分はもう『連荘ロケ』モードだ・・・

そうは言ってもやるべき事が山積みだ。
上記の追加作業に関する見積書も作成しなければいけないし、終わりそうで終わらない
CGの続きもやらなければいけない。
結局、残業までしてチョコマカやっていたが、ガツンと片付いた感覚はなかった。

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『どうなる竹島問題』

韓国がドイツで行われる『海底地名』に関する会議で独自名をつけようと躍起になっている。
日本としては『竹島は日本の領土である』というのが前提となっているから勝手な事は
されては困るとばかりに対抗措置を取る為の測量をしようとした。
ところが、この行為は国際法で認められているにも拘らず韓国政府は『拿捕も辞さず』
と、極めて硬直的な態度をとっている。
日本としては穏便に済ませようと公式、非公式に交渉を重ねているが現時点で調査船は
出航していないのでこう着状態が続いている。

どうするのが一番良い事なのかは難しいが、韓国が会議で『独自案を提案しない』と
確約が取れない限り、調査船を出すのが当然の権利だと思う。
もしも日本の調査船が拿捕されるような事があれば面倒くさい事になるかもしれないが、
恥をかくのは韓国政府だ。
韓国政府は国連に対して『拿捕したとしても紛争では無いです』と先手を打ったらしいが、
何をいわんやだ・・・

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さて、この件について先ほども六本木放送局で報じていたが、聞けば聞くほど竹島が
日本に帰属すると考えざるを得ない。

韓国が根拠として出してくる古地図は場所も大きさも不正確な子供の漫画レベルなのに対し、
日本が提示するのは(竹島の名前が松島になっているらしいが)位置や大きさも現代でも
使えそうな高精度な物だ。
位置や大きさを認識していない島を当時どうして『わが領土』と認識しえたのか大いに
疑問となる。

笑ったのは、韓国は古地図の欠陥を指摘されてから、位置関係を調整した物を博物館で
展示しているらしい。
韓国の学生はそんな捏造品を見て『これこそ独島がわが領土である証拠』と刷り込まれる
というから哀れに思えてくる。

また、『島根藩に竹島を韓国の物と認めさせた』とする古文書があるらしいが、これまた
インチキも甚だしい。
島根藩となんらか交渉をしたとされる朝鮮人がいたのは間違いないが、その人物は
『外交官(通信使?)』と身分を詐称した『一人の漁師』だったらしい。
しかも、たとえ島根藩の担当者が漁師を外交官と勘違いしたとしても、幕府の許可もなく
外国に領土を明け渡す事などありえようも無い。
仮にそんな事があれば島根藩は取り潰しになるのは目に見えているのだから、メリットは
全く無い。
よって、文書がまがい物であったのは間違いない。

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実はこの手の話を『嫌韓流』で読んで以来、随分と韓国政府に嫌悪感を持つようになった。
自分達を『世界一優秀な民族』と思い込むのも『被害妄想』をもつのもは勝手だが、
今回の『調査の阻止、妨害宣言』にしても自分達の利益になるなら国際法も無視する
というのは異常な事だ。

ハッキリ言って竹島に思い入れを持つ日本人は漁師さんと一部の政治家だけで、私を含めた
大多数の国民は領土問題があること自体関心がなかったはずだ。
よって『間違いなく日本の領土』と分っているが、国際法廷で白黒つけようとしている。
領土が減るのは大問題だが、問題を抱えたまま仲良くしてゆくのは難しいからだ。
それにも拘らず韓国政府は『領土問題は無い』と無視し続けている。
外務省にももっと積極的に動いてもらいたいと思う一方、やっぱり聞く耳持たずの
態度は鼻持ちならない。

何故、韓国政府が法廷に出てこないかについてコメンテーターが言っていた事が印象的だった。
曰く
『法廷に出ると言う事は客観的な証拠を出す事になる』→『今までの嘘や歪曲が表ざたになる』
→『政府転覆』
と、いう最悪のシナリオを辿るのではないかと言うのだ。
『反日』と同様に『竹島』は引き合いに出せば簡単に国民を制御できる便利な道具なので
領土や資源以上に、それを失いたくないのだろう。

韓国にしても中国にしても先方は戦争覚悟で事に臨んでいる気がするから、毅然とした
態度で臨まなければ舐められる一方だ。

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『Xoopsに挑む(4)』設定編

ようやくスタート地点にたった訳だが、何から始めたらよいのか全くわからなかった。
そもそも、Xoopsに対する知識が限りなくゼロなのでWebSiteとしてカスタマイズ
しようにも右も左もわからない。
仕方が無いので管理者メニューの中を片っ端から見て回ったり、ネットサーフィンをしたり
しながらカスタマイズに関する予備知識を得る事にした。

<テーマを使って装飾を変える>
Xoopsには最初から3種類の『テーマ(themes)』が付属してくる。
これを『システム管理』→『一般設定』の中で選択する事により、サイトの装飾を
簡単に変更する事が出来る。
それこそフリーのテーマというのも配布されているので難しい事を考えなくても
気軽にやってのける強力さ(技術的垣根の低さ)はブログと感覚が似ている。

しかし、何処をどうすれば分らない状態だと言っても、会社のサイトのトップページに
全く関係の無いXoppsのアイコンが表示されているのも考え物だ。
そこで『themes』ホルダーの下にあるテーマを収めたサブホルダーの1つをコピー、
リネームし、更に中に入っていた『logo.gif』に会社の表紙画像を上書きしてオリジナル
テーマをでっち上げる事にした。

ちなみに元のロゴ用の画像はそれほど大きなものでは無い。
その為、大きな画像が表示されるかどうか自体が不安だったが、テーマを設定したら
呆気なく表示された。
しかし、やはり無意味に大きな画像だったので見ているうちに鬱陶しく思えるようになり
仮に縦横比を半分に縮小して現在に至っている。

<ユーザーグループを編集する>
『システム管理』の中に『グループ管理』と言う項目がある。
これはユーザー管理とも関係しているが、要するにログインするユーザーに『グループ』
という枠を設ける事で、提供するコンテンツを差別化できるという事だろう。
CGIによる入室制限よりも高度だし、他にどんな部屋があるかを知られずにすむとも
考えた。
しかし、それを知ったのは暫く経っての事。
最初にこの設定を開いた時は何が何だか分らなかった。(今も正確に分っていないが・・・)
[画像:グループ管理]
ユーザーグループ編集画面
モジュールを追加しているので初期設定とは異なります

ここではページにおける『各種モジュール』の有効・無効設定をする事が出来る。
つまり、ログインをしないユーザー『ゲスト』には何も見せないという設定が出来る。
それを『よく分らない状態』で弄っているうちに体得して行ったのだが、迂闊に設定を
変えたらトップページに『ログイン』が表示されなくなってしまい、戻し方が分らなかった
のでXoopsを再インストールしてしまった・・・

<ブロック管理を編集する>
Xoopsを語る上で『ブロック』というのは結構大きいと思えた。
上記の『グループ管理』と直接リンクしているのだが、この編集画面により『ログイン』
『お問い合わせ』などの項目の表示位置や表示の『オン・オフ』できる。
表示項目のカスタマイズはブログにもあるが、あちらではテキストエディターの
お世話にならないといけないし、『どの文言が何を意味するか』は少なからず勉強を
しないといけないので垣根が高い。
その点、Xoopsは『右』、『左』、『中央・左、中、右』の5段階(?)の設定を
マウスだけで行えるので強力だ。

また、WebSiteを『部品』と言う単位で作ってゆくと言うのもXoppsの特徴だ。
後述するモジュールも部品として追加して行き、サイトのデザインだけでなく、ブログ
などの機能を作りこむ事が出来るのだ。
(つづく)

構築中のサイト:エッグフォートWebSite別館 http://eggphoto.or2.ne.jp

去年の今日一昨年今日

(2006.04.21)


平成18年04月19日(水曜日)

仕事にならなかった一日。

明日行うビデオ撮影の打ち合わせをしなけいけないと思いつつも、電話に出た親父が
相手の名前を聞いていなかったので誰に聞けばよいか朝から躊躇していた。
そんな折、タイミングよくY氏から電話が入ったので無事に打ち合わせをする事ができた。

すると、一連の作業を始めるのは『明日』らしいが、『撮影は5月1日を予定してくれ』
と、言われて一寸ずっこけた。
ただ、よくよく話を聞いてみると5月1日の前にも大きな作業があるらしいが、先方で
撮る予定だとわかった。
見積書を出す時点でその作業がある事は織り込み済みなはずだが、予算の事を考慮して1日
だけの依頼にする意向だったらしい。
しかし、どちらも重要なイベントなので仮に素人が撮って、まともに写っていないとしたら
作品の見せ場が1箇所大きく減ってしまいかねない。
まあ、予算の問題であれば致し方ないと思いつつも、最終的に公開するのはお客さんだ。
その辺の事をさり気無く織り込みながら電話での打ち合わせは続いた。

しかし、今回の撮影場所は以前潜った場所から何100メートルか離れた所にある。
発進式の撮影をして依頼この現場には呼ばれなかったので撮影場所が実際にどうなって
いるかがさっぱりわからない状態なのだ。
出たとこ勝負の無手勝流も出来なくは無いが、時間的に余裕があるので現場を見ておいて
損は無い。
そんな訳で、午後から新宿へと向かった。

探偵から電話があったので予定よりも若干遅くなったが2時半くらいに事務所に到着。
簡単な打ち合わせをしてから現場に下りていったが、するとこれが猛烈に狭い。
交通量の多い都会の道路の真ん中に入り口を作ったが為に開口部が狭いのは仕方が無い。
しかし、入り口が狭いだけでなく、階段も急だし、通路も入り組んでいると言う具合で
機材を持ち込むのには最低のコンディションなのだ。

しかも、やっと降りたと思った思った場所は中間地点だったので肝心のシールド機は
更に下の階に降りないと見えないと言うのだ。
当然シールド機の見える場所まで降りて現状を確認してみた。
[写真:到達したシールド機]
到達したシールド機

この場所は到達したシールド機とこれから掘進を始める坑口が見える位置ではあるが、
よく考えてみると今回のイベントを撮影するのにはちょっと画角が悪い。
そんな訳で、中二階に行ったり、更にその上にある仮足場に上がったりしながら
ネチネチと『火曜日も撮影した方が良いのでは・・・』と繰り返した。
すると事務所に戻る途中で『やっぱり撮る方向で検討を・・・』と言う事になり、
事務所に戻り一服しているところに偶々所長が帰ってきたので撮影が確定した。

事務所を出たのは3時半頃だったので某所に寄り道でもしようかと半分思ったが、
行ったからといって特に用事がある訳ではない。
しかも小型のビデオカメラを持っていたので動き回るのも面倒くさくなってきた。
そんな訳で会社に戻る事にした

会社に戻ってからCG制作の続きをしていたが、考える事が多すぎて殆ど進まなかった。

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『Xoopsに挑む(3)』初期画面に戸惑う編

インストールが終わりサイトが出来上がったのだが、いざアクセスしてみると想像と
全く違った光景が広がっていた。
[写真:出来上がったトップページ]
エラー(?)だらけのトップページ

何の設定も行っていない初期状態なので殺風景なのは仕方が無いとしても画面を埋め
尽くしてエラーメッセージのような文字列が鬱陶しくってたまらない。
「もしかしたらインストールが上手くいっていないのでは?」と、思い、試しにログイン
してみたらログインできる。
しかし、表示される全ての画面に先と同じ類の文字列が出続けていて、まともな状態とは
思えない。
[写真:こっちも理解できないメッセージ]

メッセージの内容は全くわからないが、制御言語である『PHP』が関与している事は
ほぼ間違いが無い。
そこで手っ取り早くググッてみたところPHPのバージョンによっては不具合が起こる
という事が書かれていた。
しかし、自家製のサーバーならともかくレンタルサーバーの言語バージョンをユーザーが
どうのこうの出来るわけではない。

結局、手詰まりとなったので、全てのデータを削除してゼロからやり直すことにした。
しかし、慎重に確認をしながらインストールをやり直してみたが、手違いが見つからない。
それにも拘らずエラーメッセージは出続ける・・・

「やっぱりマニュアル本が無いとだめなのかな?」と、思ったのだが、何となくログインして
『システム管理』の項目を眺めていたら『一般設定』と言うのが目に入った。
そこで何となく設定項目を見たところ『デバックモードを有効にする』→『PHPデバグ』
なる設定があるの気づいた。
「もしや」と思ってデバグモードをオフにしてみたろころ例の鬱陶しい文字列は出なくなった。
結局のところ文字列はエラーメッセージではなく、デバックの為の物だったらしい・・・

これでやっとスタート地点に立った訳だ。
(つづく)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『名物に・・・』

『名物に上手い物無し』と聞くが、お土産屋さんで売っている物は『美味い』『不味い』
以前にありふれている事が気に掛かる。
著名な特産物がある土地は極限られているし、仮にあったとしても会社のお土産に
鰻の蒲焼や生うどんを持って行くわけにはいかない。
結局、『xx饅頭』『○○最中』『△△クッキー』と言ったロケーションフリーな
お土産になってしまう。
ハッキリ言って場所を表すのは包み紙に書かれた文字列だけと言うのも空しい。
ラジオを聴いていたら『一番の土産は土産話』と言う事を言っている作家がいたが
言いえて妙だ。

とは言っても、そんな『下らない土産物』も土産話の入り口くらいには使えなくは無い。
そんな訳で先日名古屋に行った時にも馬鹿馬鹿しいと思いつつも幾つかのみやげ物を
買ってきた。
ところが、『売れ行き(?)』が悪かったのか奥方の会社用に渡した分が2個ほど帰ってきた。

[写真:名古屋コーチン]
名古屋名物:名古屋コーチン(!?)写真をクリックすると・・・

ハッキリ言ってこれを買ってきたのは受け狙い以外の何者でもない。
『名古屋コーチン』と書いてあるので名古屋土産の筈だが、店先で一人苦笑した一品だ。
けして某『銘菓』ではない!

岡山では何を買ってくるかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.20)


平成18年04月18日(火曜日)

何となくボケボケっとした一日

昨日は朝から挫折感を味わってしまった事もあり後味が悪かったが、明後日は一寸大きな
撮影が入っているのでそれが終わるまではゆっくりも出来ない。
そんな谷間の1日なので気楽にCGの続きをして過ごすつもりだった。

さて、先ずは昨日中途半端に終わっていたCGへのロゴ入れの続きだ。
使える大きさのロゴマークやベクトル形式のデータが無いかを再度インターネットで検索
していったのだが、どうしても1社だけ見つからなかった。
それこそ小さな画像でも拡大して書き起こせれば良いようなものだが、あまりに小さ過ぎる
のでそれも出来ないのだ。
結局、後から差し替える事を前提に小さなデータを引き伸ばして貼り付ける事にした。

ロゴが揃ったので早速データを貼り付けようと思ったが、社名のデータを眺めていたら
一寸不満を感じ始めた。
各社の社名もロゴマークと同様に独自のレタリング(書体)で作られている為、安易に
ワープロ打ちして置き換えるのは難しい物が多いのだ。
一応集めたデータは今回の利用に使えそうなレベルにあるのだが、オーバースペックとは
言い難い・・・
それに元々ベクトルデータでは無い、どこかからスキャニングした代物なので拡大すると
滲みやノイズが混ざっている状態なのだ。
まあ、ロゴマークや社名のレタリングの大きさやバランス、書き込む位置なども
あくまで仮なのだが、見ているうちにベクトルデータで書き換えたくなってしまった。

そんな訳で、この後は夜までかけてベクトルデータへの書き換え、サンプル出しをしてから
帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『Xoopsに挑む(2)』アップロード編

Xoopsを設置するためには先ずソフト自体を入手しなければならないが、公式サイトへ
行きダウンロードするだけなので楽チンだ。
最新安定版である『2.0.13a JP』ダウンロードしてみたが、解凍後のファイルサイズが
5MB程度しかない事に驚かされた。
(しかも、実際にアップロードするのは『html』ホルダー内の約4.5MB)

次にこれらのファイルをサーバーにアップロードしなければならないが超えなければなら
ない垣根がある。
それは『MySQL』が使えるサーバーかである。
私は2つのレンタルサーバーを使っているが双方ともに『PHP』と『MySQL』という二つの
制限をクリヤーしているし、『Xoos』や『MovableType』へも公式対応を表明している。

ところが古くから使っているメインのサーバーは『MySQL』の初回設定が有料だというのだ。
まあ、サーバーを使う全ての人間が使う機能でも無いので分らなくも無い。
しかし、使い物になるかならないか分らないソフトを『試す』為にお金を払うのは一寸
気が引けた。
幸いもう一方のサーバーは最初から無料で『MySQL』を使えるようになっているし、ディスク
容量にも余裕があるので素直にそっちを使う事にした。
(それこそメインのサーバーはコンテンツを全て置き換える目処が付いてからでも遅くない)

さて、いつも使っているFTPソフトで前出のデータをアップロードすればインストール
作業に入れる筈だが、一寸したトラブルに遭遇した。
たった数MBの容量しかないが、その中には1000本近いファイルがあるらしいので
アップロードにはそれなりの時間がかかる事は想像に難くない。
ところが、何がいけないのか分らないが、アップロードの最中にFTPソフトが
ハングアップしてしまうのだ。
FTPソフトでエラーが起こるとファイル名だけ記録されてトラブルの原因になる事が
あるが、幸いにして途中から書き込みが行われないだけらしい。
何時、どのファイルがエラーの原因になるのかがわからないので他の作業をしながら
『ハングアップしたらリセットして再びアップロードを試みる』という事を繰り返して
やっとアップロードが終了した。

ここまでくれば後は終わったも同然だ。
サーバーでこれらのプログラムを動かすためにFTPソフトでパーミッション(属性)変更が
必要になるが、どのファイル(フォルダ)をどの設定にするかも指示してくれるし、
確認もしれくれる。
また、CGIプログラムと違って環境設定などは自動的に行われるので入力するのは
『MySQL』のサーバー名やパスワードなどパラメーター程度だ。
テキストエディターも不要だし、初心者(時に経験者でも)を悩ませる鬼門を通らずに
済むので簡単なのだ。
後は画面に表示される確認事項に対して肯定してゆくだけであっという間に作業は完了だ。
(『MySQL』の設定が出来ているにも拘らずデータベースを認識しないというトラブルに
遭遇したが、恐らくタイムラグなのだろう)

完了の画面が出たらポータルサイト(?)の出来上がりだ。
当然設定を全く行っていないので何の機能も持たないが、『ホームページを作る知識ゼロ』で
トップページが出来上がった事を意味する。

しかし、完成したトップページを見て大いに戸惑う事になった。
(つづく)

去年の今日一昨年今日

(2006.04.19)


平成18年04月17日(月曜日)

グダグダの一日

週明け早々、朝から六本木へロケに向かった。
先週末はマシントラブルによりドタキャンとなったのでリベンジである。

作業は今日も一日中行われているので慌てて行く必要は無いのだが、渋滞が嫌なので
7時半に家を出た。
すると流石に週末と違って30分と言うわけにはいかなかったが、子一時間で到着。

機材を持って現場に歩いている最中に担当のK氏から電話が入った。
「またドタキャンか!?」と一瞬焦ったが『何時ごろ来る予定ですか?』と言われて
拍子抜けした。
「いま、現場に向かって歩いている最中ですので、間もなく到着します・・・」
てな感じなので出だしは順調である。

週末と違って多少窮屈な作業帯に機材を運び込み様子をうかがったところ、作業は
未だ始まっていないようだった。
今回の工法だと鉄の箱物(セグメント)を1個分掘進しないと次のセグメントを下ろ
せない仕組みになっている。
そこで機械が動かないうちに地上と地下の2箇所にカメラをセットし、作業が始まるのを
今や遅しと待つことにした。

しかし、掘進作業はなかなか始まらないので、地上に上がりクレーンを撮ったり、泥土
輸送のトラックを撮っていた。
ハッキリ言って地下の撮影は今日何ストロークも行われるので地上の撮影を先行させる
事にしたのだ。
『新工法』という事ではないが、地上の方でも小さな見せ場が幾つかあるからだ。
特にセグメントの搬入は施工の一部なので重要な映像なのだ。

ところが作業が始まらないのでセグメント置き場が無くなる様子は一向に無い。
そこでダメモト、警備員に予定を知っているか聞いてみた。 
すると『昨日のうちに今日の分も全部搬入したので今日は来ないですよ・・・』
と、つれない返事が返ってきた。
セグメントが来るシーンが撮れないとなると地上に立っている意味は半分以上失われた
事になるし、次が今日のようなベストコンディションであるとは限らない。
2重の意味でがっかりした。

仕方が無いので地上のカメラを仮に片付け、地下の様子を見ることにした。
すると、暫くしていたらマシンが轟音を上げ掘進が始まったようなので撮影を開始した。
まあ、撮影が始まったと言っても動きは遅いのでコマ撮り撮影に近いので気楽なものだ。

しかし、1時間ばかり撮っているうちに違和感を覚えた。
1ストローク分の施工が何時までたっても終わる気配が無かったからだ。
まあ、この手の施工は地下埋設物のコンディションに左右されるので、昨年の夏に同じ
機械による同じ工法を別の場所(極近所)でも撮影した時と違っても不思議ではない。
しかし、それにしても遅い・・・
どれくらい経ったか分らないがカッターが止まり、職工さんが元押しジャッキの油圧を
抜き始めた時には「やれやれ」と思った。

・・・が、気が付くと緩めたジャッキは1本だけ。
作業が終わったと言うより、出入りがしやすいようにしたといった趣なのだ。
そして機械屋さんの言葉がトドメを刺した。
『これからマシンをばらしますから、今日は無理っぽいですね・・・』
がちょびぃ〜〜ん!!

一度ならず二度までもマシントラブルとは付いていない。
暫く様子を見守っていたが状況が変化しているようにも見えなかったので担当のK氏と
相談をして午前中で撤収をした。
K氏も苦笑していた事は言うまでも無い・・・

時計を見たところ昼近くだったので直帰することも考えたが、帰って昼食を作って
もらうのも面倒だろうと考えた。
何処で食べるか迷った挙句、入ったのは六本木交差点のアマンドの直ぐ隣にある
『ウェンディーズ』だった。
まあ、気の利いたものは他にあったのだろうが何となくハンバーガーが食べたくなったのだ。

考えてみるとウェンディーズに入るのはこれが始めてな気がする。
何を食べるか入り口で悩んだが、結局ベーシックな『ウェンディーズバーガーセット』を
注文して一人寂しく食べて帰ってきた。
[写真:ウェンディーズバーガーセット]
ウェンディーズバーガーセット560円(税込み)
所詮ファーストフードだが、きちんと肉の味がする点はマックよりも高得点だ

あれこれあって会社に戻ったのは2時過ぎ。
朝っぱらから妙な挫折感を味わってしまったせいか、なかなか仕事が手に付かないので
目先を変えて調べ物をする事にした。
今作っているCGのマシン側面に各社の名前とロゴを入れることになったので資料を
集める必要があったのだ。

ところが、T社に関しては手持ちの資料もあったし、ネットで探したところベクトルデータ
まで入手できたものの、その次が続かない。
2社目のロゴはアルファベットの域を出ないのでどうにかなる見通しはついたものの、
3社目に至ってはロゴマークを探す事自体が困難と言う有様。
辛うじて見つかった小さなロゴマークを元にデータを作るか、素直にT室長経由でデータを
もらうか迷っているうちに夜になってしまった。

結局、全てが中途半端なまま一日が終わった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『Xoopsに挑む(1)』

先週の事だが、定期購読(?)している無料雑誌を読んだのを切欠にして『XoopsCube』への
挑戦を始めた。
このソフトを公式サイトのトップページにある言葉を借りて表現すると
XOOPS Cube(ズープス キューブ)は、PHP言語を用いたコミュニティサイト
構築用ソフトです。PHPおよびMySQLが利用可能なサーバであれば、約 5 分で
インストールでき、直ちに当サイトのようなユーザ登録型コミュニティサイトを
立ち上げることが可能です。必要な環境など、詳細についてはこのページ
お読みください。

http://jp.xoops.org/ より抜粋
Xoopsの事はブログ用ソフトを探している時に知ったのだが、ブログ専用ツールでは無い
事が直ぐに分ったので深く追求しなかったし、毎日チェックしている情報サイトがXoopsで
作られていた事にも気づいてもメリットには気づかなかった。
しかし、上記雑誌を見て初めて琴線に触れる物があったのだ。

Xoopsというソフト及びXoopsにより作られたWebSiteとそうで無いSiteとの違いを
考える時、Blogツールとブログサイトの『手軽さ』が思い浮かんだ。
ブログは『Weblog』という物が単純化し、日記風のサイトを簡単に作れる故に
『個人のホームページを持つ』という垣根を大幅に低くしたと考えられる。
その理由はレンタルブログの場合、個人情報をチョコッと書いて申し込みさえすれば
『HTML』や『FTP』などの懸案事項はおろか『ホームページ制作ソフト』の
存在すら考えずにサイトを立ち上げられる事に起因する。
自己流とはいえ本流に沿ってWebSiteを作ってきた私には逆にその辺の『手軽さ』や
『存在理由』がイマイチ理解でなかったくらいだ・・・

話をXoopsに戻すと、これを使うと日記風サイトに限らずWebSite全体を
深い知識無しに作ることが出来るらしいのだ。
しかも、それかかなり強力らしく、単なるサイトというよりも『ポータルサイト』を
作る能力を有しているらしい。

実はこの『ポータルサイト』という点に大いに注目した。
私の場合、試作したCGやビデオのデータを何処ともリンクしていない仮のWebSiteに
アップロードしてやり取りする事がある。
まあ、これ以上無いほど単純な構文を使っているので更新作業も殆ど苦にならないのだが、
そこへアクセスするにはメールでアドレスを知らせる必要がある。
これはセキュリティーの事を考えているからでもあるので、強化しようと思えば更に
パスワードを設ける事も出来る。

しかし、『サイトの設置』『データのアップロード』『パスワードの設定』『サイトの告知』は
それぞれ別々の作業なので仕事が忙しくなると結構煩雑になってくるので悩みの種だった。

そこでXoopsの利用を考えた。
データをアップするレンタルサーバーは大概1箇所なので事前にトップページのアドレス
だけ知らせておき、アクセス後に『新規登録データ』のような形式で書き込んでおけば
良い。
その際、ブラウザでデータのアップロードもコメントの書き込みも出来るし、更新履歴も
自動的に作られる。
しかも、アクセス制限をかける事も簡単だ。

そんな訳でCG仕事の最中にXoopsをダウンロードして設置の実験をしてみた。
しかし、新しい分野の話なので右往左往する事になった。
(つづく)

去年の今日一昨年今日

(2006.04.17)


平成18年04月16日(日曜日)

朝からダラダラ

とにかく平日の疲れを徹底的に取るために、徹底的に寝続けたら昼になった。
ある意味、普段の日曜日と変わらないって事か・・・

チンタラと起き出して先ずはブランチ。
今週もまた広島焼きを作って食べたが、回を重ねる毎に下手になってゆく気がするのは
気のせいだろうか?
『ためしてガッテン』のビデオを改めて見て勉強をしなおさねばいけないかもしれない・・・

主成分がキャベツと言えども猛烈な量を入れているので当然身動きが取れなくなった。
本当は買い物にも行きつつ車の試乗でもしたい気分だったのだが、結局ビデオを見たり
しているうちに日が暮れてしまった。

そして夜は新小岩にある焼肉店『韓国村』で久々に兄弟会議だ。
しかし、全員明日は朝から仕事なのでいつもよりも酒のペースは上がらない。
その反動なのか兎に角食べる食べる・・・
一同ほとんど会話をしないで黙々と肉を食べ続けていた為か、1時間もしたら
満腹状態になったのだが、それでもあれこれ追加注文を続けたのだ。

結局、カラオケは無しだったので8時前には撤収したが、『やり遂げた感』が無いのは
一寸不満だった。

明日はロケか・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.16)


平成18年04月15日(土曜日)

朝からロケ

先週打ち合わせに行った六本木の現場に出張撮影に行かねばならなかったが、連日の
疲れがたまっているせいか、目覚ましがなってもスパッと起きられなかった。
それ故、『7時に起きて7時半に出発』のつもりが起きたのは7時半過ぎになり、
簡単な朝食まで食べてしまったので出発も8時半を回ってしまった。

まあ、一日中同じ事を繰り返す作業なので『何時でもいいですよ』と言われていたし、
10時前に撮り始めれば諸条件も悪くはならないから何も問題は無い・・・
土曜日の朝だけあって渋滞もなく、あっさりと六本木に到着。
現場近くのコインパーキングに車を止め、機材を持って作業帯に入ったのは9時一寸
過ぎだった。

すると作業帯にはこれから降ろすであろう鋼管が準備されていたので慌てて撮影
準備を始めた。
しかし、流石に担当者に連絡を入れておかないと後から問題が起こらないとも限らない。
カメラを三脚にセットしてからK氏に電話をかけてみた。
すると『あっ、ごめ〜ん、電話するの忘れていたぁ〜』と、実にフレンドリーな
答えが返ってきた。
なんでも昨晩マシントラブルがあったらしく、順調に直っても動き出すのは夕方に
なるというのだ。

こちらとしても「早く言ってよぉ〜」と泣きのひとつも言いたいところだが、折角
来たのだから鋼管を下ろすシーンでも撮れないものかと聞いてみた。
しかし、タイミングの悪いことにそれすらも何時やるかわからない状況だというのだ。
結局、見積書だけ置いて本日の営業は1時間足らずで終了した。
加えてコインパーキングが1時間千円だったのには驚き、トホホな気分で家路に着いた。

帰宅後、昼食を食べながらテレビを見て過ごしていたが、このまま終わるのも勿体無い。
プジョー1007を冷やかしに行きたくもあったが、すでに5時近かったので買い物
ツアーだけして終わらせた。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.16)


平成18年04月14日(金曜日)

朝からまじめにお仕事。

例によって前夜に仕掛けて帰ったCGのチェックから仕事を開始したが、完成の
域に達していたCGなので1発クリア!・・・にはならなかった。
否、修正した箇所については問題が無かったのだが、背景に使っていた画像の設定を
勘違いしてしまったのだ。
直ぐに修正をかけて再レンダリングを始めたが、修正を行った事を提示するだけなら
失敗作でもなんら問題は無い。
データ変換をしてアップロードして一丁上がりである。

G建設の仕事に目処がついたのでT建設のCGに取り掛かろうと思ったが、明日は
朝から六本木でロケがあるのでその準備をしなければならない。
そんな訳で他の仕事に集中できないので早々に帰宅して準備をして一日が終了した。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.16)


平成18年04月13日(木曜日)

今日もビッチリとCG仕事

カッターフェースに過剰とも思える作りこみをしてしまったが、マシンの筐体を
作らないとアニメ化も出来ない。
ところが、実写映像を見ているうちにカッタースポークの形状が若干違っている
事に気づきまたしても後戻りをしてしまった。
そんな訳で、本体への着手は昼近くになってしまった。

さて、肝心の本体だが、今までに何度も作ってきた円筒形のシールド機と違い
箱型をしている。
しかも掘り終えたトンネルの中を引き戻す事が出来るように本体を何分割化に
出来る構造になっているらしい。
その為図面にはいくつかの分割線が入っているのだが、ロケの時にはそんな事を
聞いていなかったので詳しく撮影してこなかった。
その為、イマイチ構造が分からず作業が進まなくなってしまった。

仕方がないのでその辺は放っておいて、構造の分かっているカッター面に飛び
出した部分を作りこんでお客さんにサンプル公開をする事にした。
『今まで掛かってここまで出来ました。 続きはもう一寸待ってください』
と、言い訳が出来るからだ。

そこで、本体は簡略化しつつも過剰作りこみをしたカッター面がよく分かるように
高解像度の静止画を作ることにした。
その際、普段は全く使っていない『レイトレーシング法』を使うとともに格好のよい
影がつくように調整をしてみた。
すると実にご機嫌なサンプルが出来上がった。
[CG:角型推進機]
今回のCGサンプル画像
正直言って自分の作ったCGには空気感が無い事を常々悩んでいたのだが、それが
影の無い故の事だと再認識した。
暫く惚れ惚れしながら見とれてしまった・・・

続けて動画のサンプルも作ってみた。
動画に関しては特に難しい事はしていない。
メインカッターは90度の角度でしか動かないし、コーナーカッターもくるくる回る
だけだから全く問題が無い。
むしろ、メインカッターに隠れて殆ど見えないスクリューコンベアが一番面倒くさい。
(まあ、やり方は心得ているので苦でもないが・・・)
hamonicaCGA001.wmv・・・動画版(約2MB)

ちなみに動画をサンプルを作るときにも上記と同じレイトレーシングを使う事を
考えてみた。
しかし、普段の方法(ラインスキャン)で1コマレンダリングするのに2秒程度なのに
対してレイトレだと40秒以上掛かる有様。
格好の良いぼやけた影の計算に時間が掛かるのは分かるが、こんな単純なアニメに
20倍の時間が掛かるのでは気が遠くなってくる。
何か良い手があるのかもしれないが、考えている暇も無いので後回しにする事にした。

さて、仕事が終わったわけでもないのに一息ついた気でいたら電話が鳴った。
誰かと思ったらG建設のH氏からだった。
いよいよと言うか、やっとと言うか、ビデオの最終的な修正指示だった。
相変わらず『今更そんな事言うのか?』と言う類のことも含まれてたが、概ね
大した修正ではなかったので早速作業に着手した。
しかし、レンダリングに時間の掛かるシーンばかりだったので夜中までやっては見たが、
完全に終わる事は無かった。

まあ、いいか・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.15)


平成18年04月12日(水曜日)

今日もまじめにCG仕事。

昨日のうちにカッター面については6割がた終わっていたのでその他の部分に着手
するつもりだった。
しかし、出来上がったと思ったCGと名古屋で撮影してきたビデオを見比べていた
ところ、図面には詳しく記載されていない部品が付いている事に気づいた。
無ければ無いでどうにかなってしまう気もするが、作りこんでおいてもバチは当たらない。
チョコチョコッと追加することにした。
残る大きな部品はそれこそ箱型の『本体』のみとなったのだが、上記の部品もそうだが、
細部に拘り始めたら最後、なかなか先には進めなくなってしまった。

そんな作業を今日も夜中まで続けたら随分とリアルなモデルになってきたが、レンダリング
してみた姿はパッと見は昨日と大差なかった・・・
布団に入っても目を瞑ると黄色と桃色の点とポリゴンが浮かんできてなかなか眠れなかった。

[CG:推進機00]
制作途中のマシン。 もう一息のような、そうでないよな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.13)


平成18年04月11日(火曜日)

朝からドップリとCG制作

今朝もG建設からの連絡が入っていない事を確認したのでT建設のCG制作に本腰を
入れることにした。

先ずは昨日スキャニングした図面を切の良い縮尺でプリントアウトする事から始めた。
ところが、手元にあるのはプリンターではA4までしか出力できないのであれこれ調整して
出てきたのは原本と殆ど同じものになってしまった。
これでは殆ど意味が無いので縮尺を無視して印刷しなおす事も考えたのだが、それだと
図面によって縮尺が違ってくる。
仕方が無い事かもしれないが、考えているうちにばかばかしくなってきた。

そこで、一寸嗜好を変え、CGソフトの『バックグラウンド表示』を使う事にした。
[CG:BG表示]
Blenderのバックグラウンド表示

これを使うと表示した図面に部品をフリーハンドで置いてゆく事が出来るので、いちいち
定規で採寸と計算をしなくても作業が出来るのだ。
しかし、使っているグラフィックカードの性能のせいもあるかもしれないが、この表示を
ONにしていると処理が重くてかったるくなるデメリットもある。
そんな訳でONにしたり、OFFにしたりしながらの作業である。

全体の雰囲気を見ながら各部を作っていたところ、夕方にはかなりの部品が出来てきた。
しかし、今回の機械はパッと見では単純な形をしているので、細かいところも作らないと
現実味が沸いてこない。
そこで一寸悪乗り気味に作りこんでいったところ、局所的には雰囲気が出てきたものの
全体的には停滞気味になってってしまった。

そんなところへT建設のT室長から電話が入った。
てっきりCGや画コンテの進捗状況を聞かれるとばかり思っていたら、『メールを送った
から見てくれ』と言うの早速開いてみたら、今やっている仕事のパンフレットに載って
いるイラストだった。

T室長曰く
『これに先日名古屋で撮ってきたマシンの写真を顔だけ張ってくれ』
と、言う所までは問題ないのだが、 『30分でやってね』と言うのには驚いた。
それこそ半日あれば作りかけのCGを使って見栄えのするものを作れるのだが、30分と
言うタイムリミットで出来る作業は高が知れている。
しかも、そのために撮ってきた写真があるわけではないので合成に使える画像をビデオから
探すだけでも一苦労。
画像をキャプチャーして苦し紛れの切り張りをして発送したら丁度30分経っていた。

これ以上無いくらいの『やっつけ仕事』の後もCG制作を続けたが、夜中になっても
完成には至らなかった。
しかし、帰宅後も目を瞑るとポリゴンが浮かぶくらい没頭した一日だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.12)


平成18年04月10日(月曜日)

週明け早々、エンジン不調。

今日もまたお客さんからの連絡がないので新しい仕事に本腰を入れる事にした。
しかし、それならそうで先日もらった図面を加工したほうが採寸作業がしやすいので
スキャナーを用意することにした。
ところが、USB接続のできるスキャナーを宣教師に貸しっぱなしにしていた事を思い出し
頓挫してしまった。

それこそ加工をしないで図面を使うのも良いのだが、イチイチ端数を伴う係数で
計算をするよりも切の良い数字を使ったほうが手っ取り早いのだ。
それにコピーとは言え、1枚しかない図面に思いつきで書き込みをしてしまうと後から
見辛くて仕方がない。

「はやり何とかしなければ」と、思案することにした。
すると、押入れの中に古いエプソンのスキャナーGT−5500がある事を思い出した。
このスキャナーでも解像力は十分なのだが、SCSI接続である事が元でトラブルに
見舞われた。
メインマシンには諸般の事情によりSCSIカードを接続していたので第一関門はクリアー
していたが、SCSIケーブルを探して接続したものの、何故かスキャナーを認識して
くれないのだ。

それこそDOSの頃ならいざ知らず、SCSIデバイスもWINではプラグ&プレイが
利くはずなので認識されない事には何も進まない。
何度スキャナーをリセットしてもコントロールパネルの『ハードウェアの追加』を実行
しても全く反応がないのだ・・・
下らない事で躓いて作業は進まず、いい加減自己嫌悪だ。

こんな時は他の事をするに限る。
丁度母親からインプレッサのエンジンが掛からない言われたので面倒を見ることにした。
まあ、想像はついていたが去年の暮れと同じ症状、即ちセルスターターの不調だ。
クランキングモーターは回っているのだが、軸が固着しているらしくフライホイールに
ギアが噛み合っていないのだ。
そんな訳で早速セルスターターを取り外すことにした。

3箇所のボルトと電源カプラーを外して様子を見たところ、案の定スラッジでガビガビ。
手でも軽く動かなければならないはずのギアが指先に思いっきり力を入れても
ユルユルとしか動かないのだ。
正直言って昨年末にCRCで応急処置をした時よりも酷くなっていた。

仕方がないのでセルスターターの分解を始めたのだが、どこまでやれば所定の場所の
給油をできるのかが素人にはよくわからない。
結局、分解できる場所をすべてバラらして、固着したギア部分を取り出すことに
成功したのだが、バッチイ事この上なかった。

さて、固着の原因であるスラッジを如何にして除去すべきかを考えたが、やっぱり
CRCを吹きつけ、手で動かしながら洗い流す原始的な方法を取ることにした。
それこそスラッジリムーバーの類に付け置きするのがベストだろうが時間が掛かるし
買いに行くのが面倒だったからだ。

ところが固着の原因になっているスラッジが想像以上に厚い皮膜になっているらしく、
何10回スプレーをして、ウエスで拭き取っても出てきた油は真っ黒いままなのだ。
このまま地道な作業を続けるかどうか迷ったが、最初とは比較にならないほど軽く
動くようになって来たのでグリスを塗りつつ組戻すことに決めた。

迂闊にバラしたので向きのわからない部品があったり、ちょっとした勘違いがあったりで
組み立てに時間が掛かってしまったが、一応作業終了。
エンジンに取り付けてみたら無事にエンジンが掛かったので問題はなかったようだ。
やれやれ・・・

わき道の逸れてしまったので、今度こそ本業に復帰。
改めてスキャナーに挑むことにした。

先ずエプソンのサイトへ行って動作状況を確認したところ、XP用のドライバは存在
しない事が判明した。
要するに古い機種なのでOSの汎用ドライバを使ってくれという事なのだろう。
しかし、それにしたってOSから認識しないのでは話にならない。
再びスキャナーをリセットしたり、ケーブルを抜き差ししてみたがプラグ&プレイが
始まる様子はなかったのでスキャナーの故障を疑い始めた。

ところが、何かの拍子に『デバイスの追加』を実行したところ呆気なく認識を開始した。
作業が出来るようになったのは有難いが、正直言って訳がわからなくなった。

その後は『突然認識されなくなくなった』のようなトラブルも起こらず、順調に
スキャニングを行ったのだが、CG仕事を始めるには中途半端な時間になって
しまったので帰宅する事にした。

帰って早々に親父から電話が入り、暫く音沙汰のなかった現場の撮影が決まった。
日銭を稼ぐのには好都合だが予定になかった話なので気が重い・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.10)


平成18年04月09日(日曜日)

普通の日曜日?

またもコタツの中で寝てしまい、何となくスッキリとしない目覚めとなった。
ブランチを食べようと思ったが、近所へ買出しに行ってから考える事にした。
私は概ね『広島風お好み焼き』を作ろうと決めていたが、買い物に行った先で心変わり
する事は少なくないからだ。

近所のスーパーに行き、先ずは特売品のカレールーをゲット。
引きつづき、ブランチ用の食材をピックアップしていったが、帯に短し襷に長し・・・
『あそこへ行った方がこれは安い』と言う物が重なったが、ガソリン代や手間隙を考えると
あまり意味が無い。
午後から買い物へ行く事は決めていたが、それまで何も食べない訳には行かないので
適当に買い集めて帰宅した。

予定通り広島風お好み焼きを食べ終わり、暫くテレビを見てから買い物ツアーに
出る事にした。
しかし、時計を見たら3時近かったので一寸で遅れ気味だ。

実際問題、買わなければいけないものはお米くらいなので近所のスーパーなり、いつも行く
サミットで買えば30分もかからない。
篠崎の河内屋や99ショップへ行ったら行ったなりに色々買い込む事は目に見えている。
しかし、毎週毎週同じところばかりでは面白くない。
そこで今日のお題は『新規開拓』となったのだ。

先ず向かったのは最近開店したサミット立石店
単純に距離の事だけ言えば鹿骨の方が近いが、コジマ電気が併設されているので
行ってみない手は無い。
駐車場に上がって行き端っこに車を停めたら後から入ってきたVWビートルが直ぐ
横に停まった!
思わず写真を撮ってしまった。

[写真:2台のボロ車]

さて、始めてくる店と言っても並んでいる物はいつもの店と変わりが無い。
分りきった事だが、棚の並びや位置関係が違うだけで値段もいつもと同じだ。
結局、いつも買う『あきたこまち』だけを買ってコジマ電気に移動したが、買う物が
あるわけでもないので一回りだけして店を後にした。

次に向かったのは亀有に出来たイトーヨーカ堂
住宅展示場の跡地につくられた事もあって遠目に見て『でっかいなぁ〜』と、思った
くらいの複合商業施設だ。
恐らく葛西のイトーヨーカ堂と同規模だと思うが、実際に自分の目で見たいことには
全貌が分らない。
そんな訳で行ってみる事にしたのだ。

ところが、亀有に近づくにしたがって渋滞は酷くなる一方。
「もしかしたら・・・」と、思ったが、やっぱりイトーヨーカ堂が元で渋滞になっていたようだ。
結局、その列を見ただけで行く気が失せてしまし、迂回して白鳥のハナマサへ行って
本日の買い物ツアーは終了した。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.10)


平成18年04月08日(土曜日)

半分仕事、半分休み。

平日よりも一寸遅めに起き出し、小型のビデオカメラだけを持って六本木へ向かった。
正直言って電車で行くか、車で行くかを出かける10分前まで悩み続けた。
六本木にしても新宿にしても都心に渋滞は付き物なので、時間が読めないのが鬱陶しい。
まあ、今回に限っては『午前中に行きますからぁ〜』くらいの緩い約束なので問題が
起こることもないのだが、そもそも2cvにとって『渋滞』は鬼門である・・・

そんなことを朝風呂に入りながら考えていたが、軽いとは言ってもカメラを入れた
バッグを持って自転車に乗るのは大変だし、昼から雨になると言う予報も加味して
ポンコツ2cvで出発したのだ。
結果的に土曜日の午前中という事が幸いしたのか1時間程で到着。
取り越し苦労だったようだ。

以前潜った事のある作業帯近くにある駐車場に車を止め、手筈通りK氏に電話を入れた。
すると今回の現場はグッと六本木交差点よりにあるというのでトボトボと歩いて合流した。

早速現場に下りてみると見覚えのあるシールド機がセッティングの真っ最中。
ここでの特長をや現状を聞きつつ本番撮影の予定の打ち合わせをして1時間程簡単な
撮影をして地上に上がってきた。
結局撮影は土曜日になってしまったが、逆に言うと今日と同様に渋滞に巻き込まれずに
来られそうだ。
仕事の緊張に初夏を思わせる暑さが重なってチョッピリ汗をかいた状態で帰路に着いた。

さて、時計を見るとまだ12時前なので、この後どうしようと考えた。
このまま帰るのも『有り』だが、折角自分からは来ようとは思わない都心に来ているので
寄り道をしない手はない。
それこそ電車で来る事を考えた理由の一つは『秋葉原で乗換えをする事』もあったので
彼の地に赴く気はあった。
しかし、冷静に考えると秋葉原に具体的な用事があるわけではない。

そんな事もあり、銀座を経由する事にした。
何週間か前の『王様のブランチ』で紹介されたリンツのカカオ99%チョコをゲット
する為だ。
ところが銀座と言う場所柄もあって、なかなか駐車場が見つからない。
方向感覚を見失わないように注意しながらブロックを一周したところ『Times』の
看板が目に入ったので飛び込んだらプランタン銀座だった・・・

若い女性で溢れかえる店内をすり抜けつつ向かったのはソニープラザだ。
[写真:ソニープラザ]
別にソニプラに来なくてもリンツノチョコレートは買えそうなものだが、先日新宿へ行った
ときにはリンツの『リの字』も見つけられなかったくらいで無いところには無いらしい。
そんな訳でソニプラデビューとなった。

若い女性で溢れかえる眩いばかりの店内に入ったところ早速目当てのチョコレートを
発見した。
テレビで『ハイカカオチョコレートが健康に良い』と言うの事が相次いで取り上げられた
からだろうが、『リンツ99%』だけでも結構なスペースを割いていたくらいだ。
30分300円の駐車料金ギリギリまで店内を見て回ったが、結局約500円のチョコを
2枚だけ買って帰ることにした。

地上に上がってみると雨が降り始めていたので早々に帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『究極のチョコレート』

ハイカカオのチョコレートは体に良いという話を最近彼方此方で耳にするようになった。
チョコレートと言うと甘いお菓子の筆頭のように思えるが、ここで言うチョコレートは
カカオを『通常の倍以上使った物』やなので概ね50〜60%以上の物が該当する。
しかし、私はそんな能書きよりも前に『どんな味がするのだろう』と言う興味があったので
86%チョコを2年位前から食べていた。

そこへ来て『王様のブランチ』でソニープラザの特集があったときに今回の『リンツ99%』
が取り上げられたので大いに興味が沸いたのだ。
[写真:リンツ99%チョコ]
リンツの99%チョコ!

事前にネットで検索をかけたところ『なんじゃこりゃ〜』とか『苦い〜!』みたいな
反応しかなかったし、パッケージにも
『いきなり99%にはチャレンジせずに70%、86%と徐々に慣らしてから』
見たいな事が書かれているので内心ワクワクしていた。

・・・で、ソニープラザで買ったリンツのカカオ99%チョコレートを早速たべてみた。
カレールーのパッケージを思わせるビニールを剥がした下から現れた真っ黒な板を
割って口に入れたところ、やっぱり『甘い』とは言い難かった。
しかし、『良薬は・・・』のような強烈な苦さや渋さは無く、純粋なカカオの風味が
して実に面白かった。
油分が殆ど無いので口の中でユックリと舐めていると舌が上顎に吸い付くような
ザラつくような不思議な食感は86%チョコでも味わえない。

最大の違いは食べ終わった後かもしれない。
普通は食べ終わる直前の味が徐々に無くなってゆく感じがするものだが、このチョコは
全く違う深くて強い風味に変化する感覚があった。
こんな体験は初めてだ。

この文章を書きながらあれこれ検索していたら明治製菓からも99%チョコの発売が
決まったようだし、世の中には更に100%チョコなどという物も存在するらしい。

冒険の旅は続く・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.10)


平成18年04月07日(金曜日)

今日も朝からだらだら

4月だと言うのに異例の寒さの中を出勤。
朝一でメールチェックをしたものの、相変わらずG建設からの連絡は入っていないので
仕事は滞ったままになった。
それこそ新しい仕事に本腰を入れるべきなのかもしれないが、中途半端に始めたデータの
バックアップ作業が思ったように進まずどっちつかずなのだ。

加えて明日は朝っぱらから六本木まで打ち合わせを兼ねたロケハンに行かねばならないのに
両親(社長)に夜からキャンプに出かけてしまう。
そんなことだからテンションが上がるはずもない・・・

そんな中、G建設のH氏から相次いでメールが入った。
すわ完成に向けての打ち合わせかと思いきや、テロップの文字を都合2箇所変更するに
止まり進展したとは言い難い。
結局、夜まで中途半端な雑用を続けていたまま新しい仕事にまでは手を伸ばせなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.10)


平成18年04月06日(木曜日)

朝からマッタリ

コタツで寝ていたせいか朝食を食べても体温が上がりきらず、エンジン不調。
昨晩沸かした風呂に入り髭だけ剃って出社した。

先ずはいつものように朝のメールチェック。
兎に角、今の仕事をいい加減切り上げない事には落ち着いて新しい仕事に没頭できない。
こちらとしてはボールをお客さんに投げたので、其れが返ってくるまでは落ち着こうにも
落ち着けないのだ。
しかし、そんな気持ちとは裏腹に今朝も修正指示のメールは入っていなかった。

仕方が無いので次の仕事の準備活動をする事にした。
CGに関しては昨日から着手しているが、ビデオ編集には以前撮影した実施工時の映像を
織り込む事になるので所在を確認する必要もあったり、HDDのディスクスペースを開け
たりと雑用もてんこ盛りだ。

そんな中、六本木の現場から電話が入った。
昨日の打ち合わせから帰った直後にT室長からメールで内示があったのだが、同じ工法を
使う工事の記録ビデオを作る事になったというのだ。
それこそT室長から『営業に行ってくれ』とメールに書かれていたものの「いつ電話するか」
「どうアポを取るか』と悶々としていたので好都合ではあった。

電話は早速の撮影依頼を含んでいたものの、去年撮影を行った場所は作業が終わっており、
今回の場所には入ったことが無い。
しかも、更に話を聞いてみると現場事務所自体が敷地内に出来たビルの中に移動したらしく、
打ち合わせに行くにしても場所が分らない事が分った。
結局『近くまで着たら携帯電話で呼んでください』ということで話は終わったが、土曜日に
六本木まで行かねばならなくなった。

さて、G建設からの連絡が入るまでは改めて空き時間同然となった。
不要データのバックアップやら削除をしつつ、新しいCGを入手した図面を元に書き直す
つもりで作業を続けていた。

すると夕方、いつもナレーションをお願いしているN女史から電話が入った。
N女史には『3月中にG建設の仕事をお願いするつもりです』と内示をしておきながら
反故になっていたので文句の一つも言われる覚悟で電話に出た。
するとその件とは全く関係の無い見積もりについての問い合わせだった。

ところが『営業用資料CD−ROM制作、最終的に500枚納品』というくらいしか
分っている点は無く、漠然としすぎて見積もろうにも見積もれないのだ。
やはり元のお客さんから内容と方向性、品質や予算などを事細かに打ち合わせない事には
「制作費は50万円から100万円の間ですね」くらいしか言いようが無い。
それについてはN女史にしても同じ事で、途方に暮れつつの電話なのだ。
そんな漠然とした話を分らない者同士で30分近くしたので疲れ果ててしまった。

結局、そんな事があった上に夜になってもG建設からの連絡が入らなかったので、
新しい事をやる気が起こらず、9時前に帰宅した。

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『お掃除三兄弟セット』

夜中、酒を飲みながらテレビをザッピングしていたら『ディノスチャンネル』で
表題のお掃除グッズセットを紹介し始めた。
内容は電気の要らない手動式掃除機『ぱくぱく』、掃除機のヘッドを換えるだけで絨緞に
からみ付いた髪の毛や細かいゴミもとれる『ミラクリーナーPRO』、従来の洋服用
ブラシの欠点を改良し後処理も楽な『ベストトレッサー』の3点セットだ。

http://www.dinos.co.jp/defaultMall/sitemap/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=375537&DISP_NO=002002005001&CERT_DISP_NO=002002005001&ORD_HTML_CL=&SPECIAL_NO=&ORD_PATH_CL=0&LIST_PAGE_NO=001

これを見て苦笑したそこのあなた!
『カラフルになっただけで何も変わっていないじゃないか』何て言ってはいけない。
元々究極的に完成された製品なので
色くらいしか変える必要が無いのだ!!

これらを秋葉原でパートの前で始めてみたのが何時だったか思い出せないが、軽く
10年以上経っているのは間違いない。
テレビでやっていたのと同じようなセールストークを人だかりの中で聞いていたら
無性に欲しくなり『パクパク』と『ベストトレーサー』を買った事がある。
(ミラクリーナーを買わなかったのは慢性的に床が見えなかったから・・・・)

ちなみにディノスチャンネルでの税込価格は6510円也
かなり高価にも思えるがWebサイトにある動画説明をみたら欲しくなる事請け合いだ。

あとは勇気と努力と決断力! by マーフィー岡田(C)

去年の今日一昨年今日

(2006.04.07)


平成18年04月05日(水曜日)

朝から何となくそわそわ

午後から新宿へ打ち合わせに行くため、其れに向けての準備をする事にした。
とは言っても、画コンテなどを作っている時間的な余裕は無いので、CG制作に何となく
着手する事にした。
打ち合わせはまだ2回目なので、持って行く資料は『狭く深く』よりも『広く浅く』の
方がアピールできると思ったからだ。

先ずは元となる形状(単純な箱)を定義し、ビデオから起こした写真を見ながらカッターの
スポークなどの太さを定義してゆく作業となった。
本当は設計図のような具体的な数値を書いた資料があれば作業も手早く進むのだが、
今回のマシンの場合、比較的単純な形状をしているのでどうにかなってしまう。

しかし、資料が少ないと言う事は『バランスを見ながら』という、非常に時間のかかる
作業になってしまうので、効率的とは言いがたい。
残念ながらタイムリミットが来ても見せられるサンプルにはならず、今回は諦めざるを
得なくなった。

予定通り電車に乗り新宿を目指した。
朝から雨が降っていたが、センタービルまでは地下街を通って行けるので傘は持って
行かなかった。
(逆に持って言ったら帰り道は途中下車をするかもしれないし・・・)

若干時間調整をしてから指定された会議室に入ると既に面子はそろっており、挨拶も
そこそこに会議は始まった。
だが、持って行った資料は一昨日間に合わせで作った物ばかりなので会議のたたき台
にはなっても一寸アピールが足りず、もっぱら『工法の特徴(特長)』の掘り下げと
『模型屋さん』との打ち合わせになってしまった。
まあ、人数が多いと、どうしても時間は余計に掛かってしまうようで、たったそれだけの
事でも終了は5時過ぎになってしまった。

課題を山積した状態で帰社したが、相変わらずH親分からの反応が無い。
今日の件に本腰を入れて着手する事も考えたが、関係する作業所で別のビデオを作る
予定があるとのメールが入ってしまった。
まあ、経営的にはうれしい事なのだろうが、仕事が重なる事を考えると鬱々としてきた。
そんな訳で、久しぶりに8時前に帰宅した。

夜、お風呂に入ろうと思い沸かしたまでは良かったが、テレビを見ているうちに立ち上がる
ことが出来なくなり、コタツで撃沈した。

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『サイコキラー?』

あまりホットな話題でもなくなったが、『小学生投げ落とし殺人』の容疑者にまつわる
話題をワイドショー番組では連日取り上げている。
前向きで明るく、人当たりがよいので彼を悪く言う人間は殆どいない。
小学生を投げ落とし、続けざまに女性を投げ落とそうとした連続殺人犯と温和で真面目な
キャラクターを誰も結び付けられずにいるのだ。
それこそ『何故投げ落としたのか(投げ落とそうとしたのか)』を容疑者自身も語って
いないし、捜査員も引き出せていない事が不気味さに拍車をかけている。

実は容疑者が出頭する前日に今回のタイトルでこの件を途中まで書いていた。
しかし、無関係な人間が憶測に基づいて事件の事を書いても何の意味も持たないと
感じ、途中で破棄した経緯がある。

『他人が死んでゆく様に興奮する人間』 →『他人の命を奪う事で自分の存在の優位さを感じる人間』 →『人の生き死にを左右できる絶対的な存在になったかと錯覚』 →『自分は神になった』

『自らの欲求がエスカレートして行った結果の暴走』 そんな有りがちな設定で事件をブラックボックスに押し込めようと考えてみたが、
蓋を開けたら何処にも引っかからない結果となった。
兎に角、どこからも『何故』『どうして』と言う答えが出てこない事が不気味なのだ。

まあ、ワイドショーで報じられる裏事情(有る事、無い事を含む)を聞いていると
『本音と建前を使い分けてゆくうちに収拾が付かなくなった人間』と考えられなくも無い。
しかし、書いても書いても答えが出る事は無い・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.06)


平成18年04月04日(火曜日)

朝からダラダラと仕事

昨日の反動もあり多少のんびりと家を出ようとしたが、ゴミを捨てようと集積場に
行ったところ何も置かれていなかった。
「随分早く回収したのねぇ〜」と、一瞬思ったが今日がゴミの回収日でない事に
気づいたのはその直後だった。
元々火曜日にはゴミの回収は行われないのだが、春に行われた各種の改変が曜日感覚に
ズレをもたらしたのだ。

と、言うのもいつも曜日感覚の基準にしているテレビ番組が相次いで放送枠や曜日が
変更になったからだ。
今朝の場合、新聞のテレビ欄に『怪奇大作戦』の見たときには「あっ、水曜日から火曜日に
変更になったんだよなぁ〜」と、頭で分っていたはずだが『怪奇大作戦=水曜日』という
生活習慣は体にしみこんでいたようだ・・・
昨日の事といい、朝からボケボケだ。

そんな訳で会社に着いてからもなかなか調子が上がらない。
それこそ明日は本当に新宿へ打ち合わせへ行く事になっているので、今の仕事をさっさと
切り上げてプレゼンの準備やらもしたいところだ。
しかし、最後の『水がトンネルの中を流れるシーン』の作りこみがなかなか終わらない。
セットの立て込みは昨日のうちに終わっていたのだが、『水そのもの』の動きの設定を
4方向にしなければならないので調整が面倒なのだ。

以前作った物を単純に流用しただけで其れらしく見える箇所もあるのだが、この設定は
Webのチュートリアルで見つけた『高度なテクニック』を流用しているのでイマイチ
理解し切れていない点もあからだ。

水の設置が終わったので今度はセットの最終調整だ。
まあ、機械的に動かす所は無いので事実上『色の透過設定』だけなのだが、データは
以前作った物の流用だった事が逆に作業を面倒にさせた。
不要な部品を削除した際に『マテリアル設定』がグチャグチャニなってしまった為か
共通の透過設定を適用しているのに上手く消えてくれないのだ・・・
結局、部品の一部を作り変えてようやく自体が収集した。

最後のパーツが出来たのでこれをタイムラインに組み込めば『一丁あがり!』と、
思っていたのだが、組み込もうとしたら直す事を誰もが忘れていた部分が見つかった。
まあ、直すと言っても大した手間は掛からなかったのだが、気が付かなかった事のほうが
ショックだった。

8時半頃に一応全体を通しての編集が終了したのでサンプルを作り、いつものように
アップロードをし、お客さんに通知のメールを出して早々に帰宅した。
新しい仕事に着手する気になれなかったのは言うまでも無い・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『FunnyPetsPlus』

新年度になり色々と新番組が始まっているが、チバテレビで『ファニーペッツ』が
始まったというのには驚いた。
これは『Popee the ぱ ふぉーまー』、『ガラクタ通りのステイン』に続く増田龍治監督に
よる3DCGアニメだとは知っていたが、『ステイン』が地上波で放映されなかったので
全く期待していなかったのだ。

満月から現れたUFOの大編隊。
そのうちの一機が地球に落下してしまう。
落下したUFOに乗っていた宇宙人「クレセント」と「コロナ」の2人は、
1人の女の子「ファニー」に拾われるのだが、わがままで気分屋なファニーの
もとで、2人はペットになって共同生活をおくることとなった・・・
(公式HPからの抜粋)
・・・と、いうあらすじは付いているが、例によってそんな物は関係ないシュールな
アニメのようだ。
本編は6分くらいだが、声の出演の井川遥さんなどによるトークコーナーが追加
され、15分枠で放送されるので『Plus』ならしい。

ワールドワイドな放送を考えているからか声優が付いていると言っても歓喜の声とか
奇声を上げたりするだけなので何も考えずに気楽に見ることができる。
しかし、相変わらず『プチ残虐』なシーンや『登場人物が死ぬ(?)』シーンがあったりと
子供には見せられない方向性だ・・・(だから夜中にやっている?)

この調子で行くと『また』放送自粛回が発生しないとも限らないので毎週チェックする事に
しよう・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.05)


平成18年04月03日(月曜日)

朝からカツカツ

週明け早々、新宿までプレゼンに行かねばならず、バタバタしていた。
と、言うのもG建設のCGがなかな切り上がれず、この件の準備が全く出来ていなかった
からだ。
流石に『でたらめ日記』を書いている暇もなく、あたふたと書類をでっち上げる事にした。

先ずは見積書作り。
普通の仕事では考えられない事だが、今回もお得意様からの仕事なのでプロジェクトが
動き出してから金額の帳尻を合わせる形のなのだ。
一応『xxx万円くらいで』という内々の金額を伝えられているので、それに合う形で
項目と単価を決めると言う見積書だ。
これが物を売ってマージンを取る『商社』であれば金額によっては『商売になるか否か』
と言う事もあるが、この仕事は殆どが『手間仕事』なのでやっている方としても適正
価格が何処にあるのかは全く分らない・・・

次に手を付けたのはビデオ編集の素案作り。
前回の打ち合わせの際に座長から『たたき台が無いので話が進みません』と言われたので
ある意味、見積書以上に優先しなければならない書類だ。
それこそ画コンテ形式でナレーション案と図版を使って見せるのが一番良いのだが、
タイムリミットまで1時間半ほどしかない・・・
仕方が無いので思い付く文言を箇条書きにし、それに多少の色をつける程度で急場を
しのぐ事にした。

これで終わりにしても良かったのだが、一寸寂しい。
本来は画コンテに使う事を考えていた『この工法の特徴』、『従来方式との違い』を
簡単なイラストに書き起こす事にしたのだ。
しかし、所詮付け焼刃なので格好の良い物にはなかなかなら無いのは当たり前の話だ。
一応、無理無理に印刷してファイルに収め、自宅で着替えをしつつ大慌てで新宿への
電車に乗った。

まあ、平日の昼間なので駅にさえ辿り着けば時間は十分に読める。
今回も最悪のケースを考え、マージンを多めに取っていたのでセンタービルに着いたのは
打ち合わせ時間の20分前だった。
流石にこのタイミングでエントリーするのは早すぎるので、自分宛に転送したメールに
書いてある会議室の番号と腕時計を引っ切り無しに見ながら時間を潰していた。

ところが、「そろそろ受付に行くか」と思い、改めてメールを読んだところ思いがけない
文言が目に入った。
『4月5日のxx工法○○製作会議ですが・・・』

あれ、今日って・・・3日じゃないか!!

何故日付を間違えたのかが分らず、少々パニック気味になった。
電話で確認しようにも恥ずかしくてお客さんには掛けられない。
仕方が無いので会社に電話を掛け、置き忘れたメモ帳になんと書いてあるかを確認した
ところ、そこにも
『4/5 2回目打ち合わせ 午後15時半くらい』
と書いてあると言うのだ。

CG制作で頭がいっぱいになっていたせいか、『4月早々』と言う点が日付と曜日を
すっ飛ばした状態でインプットされてしまったようだ。
我ながら恥ずかしいやら、情けないやら・・・
受付に上がって恥をかかなかったことが不幸中の幸いだった。

心底トホホな気分で会社に戻った。
しかし、中途半端な時間に外出したのでペースがなかなか戻らない。
・・・というか、超スロースターター故にエンジンが掛からないのだ。
結局、夜中までCGの続きをやっていたが満足の行く作品には行き着かなかった。

明日が本当の正念場になるかもしれない。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.04)


平成18年04月02日(日曜日)

イベントの為に埼玉へ。

日曜日なので多少寝坊したが、朝食を食べて10時半頃に奥方と共にポンコツ2cvに
乗り、『古代蓮の里』を目指した。
第9回となる『フレンチ・ぴくにっく』に参加する為だ。

2cvを買ってから6、7年が経つが、よく考えてみるとこの車でこの手のイベントに
参加するのは初めてだった。
結婚する前に『ツールド・ジャポン』『F’s Night』などに参加した事があるものの、
どれも
福田探偵のお供のようなもの・・・
唯一自ら参加しようとしたイベント(たしか『シトロエン・ゲームラリー』)は急遽
自宅探しをする事になったのでドタキャンした始末。
その後も何度か誘いを受けたが休みやタイミングが合わなかったりしてただけで
『イベント嫌い』な訳ではない。

事前に探偵から『首都高は混むだろう』と言われていたので三郷まで下道で走り
『東京外環→東北道』で加須まで辿り着いた。
トータルで1時間半ほどだから大した距離ではないのだが、高速に乗って早々に
頼りにしていたカーナビの調子が悪くなったので一寸焦った・・・

『古代蓮の里』の駐車場にはフランス車を中心に4、50台の車が集まっていた。
この手の集まりなので2cvが何台も来ていたが、私にはむしろルノーカングーが3台並んで
いる姿の方が珍しく思えた。
[写真:古代蓮の里駐車場]
[写真:古代蓮の里駐車場] [写真:古代蓮の里駐車場]
[写真:ルノー・カングー]
[写真:C5と2cv]
C5ブレークと我が家の2cv
ポンコツ過ぎて逆に人だかりが出来ていた?

個人的な趣味で注目した車が何台かあった。
[写真:シトロエンGS] [写真:シトロエンGS]
シトロエンGS
全体的に緩いラインがたまらなく好きな上にBXよりも遥かに柔らかい足周りなので
欲しくなってしまう車の一つだ。
この個体はピカピカだし、色も絶妙!

[写真:Uさんだぁ〜]
そんなGSのボンネットを開けているところへ、人だかりが出来ていた。
聞き覚えのある声がしたのでいってみたら・・・やっぱりU田さんだった。
前回お見かけしたのは6年ほど前だと思うが、記憶にあるよりも若々しい事に驚いた。

[写真:シトロエン・AMI8]
シトロエンAMI8
2cvの後継車種として作られたAMIシリーズの最上位車種(?)だが、市場において
短命だった事もあり2cvよりも遥かにレアな車だ。

[写真:シトロエンGSブレイク] [写真:シトロエンGSブレイク]
シトロエンGSブレイク?
GSも何台か来ていたが一寸気になったのはこの1台。
フランス車には伝統的にサルーンの荷物室を伸ばしたワゴンタイプがあるのでGSにも
ブレイクボディーがある事は不思議ではない。
しかし、この車は後部座席自体が無い2ドアハッチバック。
クーペというよりも狩などに使うシューティングブレイクと言ったところだろうか?

フランス車以外にも珍しい車があった。
[写真:ジネッタ前景] [写真:ジネッタ後景]
ジネッタG−4
イギリス製のレーシングスポーツカーだと言うことくらいしか知らないが、カングーが
大型車に見えてしまうくらい小さな車だ。
そんなボディーに2000ccクラスのエンジンを載せているのですから・・・

[写真:ブルーバード]
日産ブルーバード
ピカピカにレストアされているが、古い車の知識が無いので調べた。
すると初代っぽい!
そうだとすると1960年代前半の車と言う事になるので参加車の中では最高齢だろう。
助手席側のBピラーに花瓶がセットされていたりして凛とした印象の車です。

[写真:レンジローバー]
実行委員(?)達の間近に置いてあったレンジローバー。
可愛そうにボンネットにドーナツは置かれるは、ケーキは置かれるは・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

話には聞いていたがフレンチぴくにっくはイベントといっても何もしない。
只々車を眺めながらお喋りをしたり、お菓子を食べたりと気楽な集まりだ。

実際問題直接面識のあるのは福田探偵とM田師匠くらいなのでなかなか会話の輪に
入ってゆく事も出来ず、偶にポテトチップをつまみながらウロウロ、おろおろする
ばかりだった。

そんな状態で過ごしていたら1時半頃に雨が降ってきたので『撤収コール』が
掛かり、『花もり』へ移動する事になった。
何が待ち受けているのか分らないまま2次会に参加したところ『いかにも有りがちな』
ノリの大パーティーとなった。
しかし、ここでも話の輪に入れず、初めてお会いするS氏と奥方の3人で取り留めの無い
話を続けていた。

そんな状態が3時間くらいつづくと帰る人も出始め、誘われるがまま隣のテーブルに
合流する事になった。
正直言って始めてお会いする人達だし、その筋では名の通った兵(つわもの)ばかり
なのでビクビクしなが輪に入った。
するとその中になんと『赤黒飯店』のH氏がいらっしゃったのだ!
H氏とはHPの相互リンクをしているしメールでも何度かやり取りをした事のあるが
当然ながら初対面だった。
しかし、自己紹介をしたところH氏も私の名前を覚えていてくれてた上に一目置いている
と言うからカナリ焦った。
しかも、いつの間にか『濃い人扱い』になっていたので大いに困ってしまった。

そんな楽しい馬鹿騒ぎが7時半頃まで続いたが、3次会に参加する精神力が残って
いなかったので素直に帰ることにした。
帰り道も順調だったのは幸いだったが、帰宅して『あるある大辞典』を見ている途中で
気絶した。

そんな週末だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.03)


平成18年04月01日(土曜日)

気分的には半分休み、半分仕事。

連日の残業疲れでスパッと起きる事が出来ず、目が覚めたのは11時過ぎ。
流石にこれ以上寝ていると仕事に行くタイミングを逸するのでノソノソト起き出した。
例によって『王様のブランチ』を見ながらブランチを食べ、週末の買い物を済ませて
4時過ぎに会社に辿り着いた。

さて、今日の作業は昨日終わらなかった『特長』部分の続きと共に何箇所かある『トビラ』の 作り変えだ。
『特長』の仕上げはいろいろと手が掛かるので、トビラ部分から着手した。

[図:旧トビラ]
[図:新トビラ]
新旧のトビラ。 パイロット版(上)のデータを元に一寸いじった・・・

まあ、殆ど変えていないと言われればそれまでだが、『特長』のパートで使った背景を
移植して奥行きを付けてみた。
それこそトビラは動かないのでグラフィックソフトだけ作ってもよかったが、特長と
同じように動きを加える事も考えたので3DCGソフトにて制作した。
(どっちでも良かったんだけどのね・・・)

トビラを作り終えたので特長のつくり込みだ。
基本的に『3つの特長』が出てくるところまでは出来てたので文字列の『出し方』と
『消し方』の設定だ。
多少手を抜く為に文字列のデータを入れ替えるだけで3種類作れるようにしたので、
1本できれば直ぐに終わりだ。

ところが、いざやってみると彼方此方動かしたり、ひねったり、透過させたりしているので
タイミング調整が思っている以上に面倒なのだ。
しかも出来上がったデータをタイムラインに組み込んで見たところ思った通りに設定が
動いていない箇所が露見したのでやり直しだ。
当然最後には出来上がったが複数のアニメを複雑に組み合わせた場合の調整が難しい
事はシーンの長さとは関係が無い。

だいぶ夜が更けてきたが最後の一踏ん張り。 最後の新作部分に着手した。
ある意味H親分の思い付きでもあるのだが、オープニングに出てきた施工中のトンネルが
完成し、『水が流れる画を作れ』と言うのだ。

このシーンのカメラアングルや機械の位置関係などは引き継ぐ事が出来るし、新作部分で
動くのは水の流れだけになるので『セットを組み立てれば直ぐに終わる』と高をくくっていた。
ところがいざ着手してみたところ異様にデータが重い。
最初は部品点数の多いシールド機を4台も出していたからだと思っていたのだが、
どうもそれだけでは無いらしい。
ソフトの実行状況を表示するウインドには意味不明な無数のエラーメッセージが出ており、
どこかに不具合があるのは間違いない。
しかし、心当たりを潰してみてもエラーは収まらない・・・・

結局、日付が変わってしまったので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.03)


平成18年03月分の日記

03/01 03/02 03/03 03/04 03/05 03/06 03/07 03/08 03/09 03/10
03/11 03/12 03/13 03/14 03/15 03/16 03/17 03/18 03/19 03/20
03/21 03/22 03/23 03/24 03/25 03/26 03/27 03/28 03/29 03/30
03/31


平成18年03月31日(金曜日)

朝からスロースタート。

連日遅くまで作業をしているのでなんとも言えず朝は気が重い。
まあ、前夜もサンプルをアップロードしておいたので午前中は呆け気味だ。

・・・で、もって仕事に復帰だ。
今日の主な作業は『工法の特長』パートの作り変え。
コンテの変更により表示する文字数が変わった事もあるが、パイロット版で単純に
切り替わるだけだった文字列を3DCGで表示する事にした。
これはお客さんから指示があったからというよりも作品品質の底上げの為の方策である。

今回の工法の場合、公式には3つの特長があるのだが、それらを『最初にどう出すか』
続いて『どう切り替えるか』などを考えるだけでも無限の方法がある。
オープニングで使った文字列がクルクル回って出る手法が案外好評だった為、それに
順ずる形にしつつも、一寸部品を足すなどして変化を与える事にした。
単純に3つの特長が飛んでくるのではなく、文字列が金属製の筒に入った状態で飛んでくる
仕掛けを作ってみたのだ。

ところが、出来上がったCGを見たら演出過剰な気もしてきた。
飛んできた筒が『パカッ』と開いて中から看板状の文字列が出てきたり、閉じている間に
文字を切り替える仕掛けにしたのだが、そもそも金属製の筒が本編の何処かで出てきて
いた訳ではない。
まあ、尺が足りないのを無理やりに伸ばす必要があるのならそれも『有り』かもしれないが
時間の無駄と言うか、はっきり言って蛇足である。
結局、金属製の筒は削除して全体を纏める事にした。

しかし、気が付けばまたも日付が変わるよな時刻。
明日は土曜日なので無理やりサンプルをアップロードする必要も無いので帰宅する事にした。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.03)


平成18年03月30日(木曜日)

朝からのろのろと仕事。
夜中のうちにサンプルをアップロードしておいたので多少呆けた状態での出社となった。

本日の課題として『オープニングタイトルを完成させる』と言う事も重要だが、その他に
『従来工法では時として渋滞の原因に』というナレーションに合う映像を見つける
必要が残っていた。
それこそイメージ映像なのでいい加減な映像を嵌めてしまえばよいのだが、そんな物は
撮影した事は無いからどうしよもない。
お客さんもそれを承知で『出来れば・・・』と、コンテに注釈をつけていたくらいだ。

しかし、この絵がないとナレーションと全く関係の無い『有り物』の空撮映像が暫く
続くのも事実なので締りが無い。
一か八かであったが、午後から小型カメラを持って出かける事にした。

ところが、『今、この辺で渋滞している』とか『ここで工事をしている』という情報を
検索しないで出たので何処へ行くか悩んでしまった。
一応小回りが利く様にスクーターで出掛けたのだが、2時間走っても所望するような
スチュエーションには巡り合えず、結果的に地元でそれっポイ映像を撮って戻った。
しかし、あくまでも『それっポイ』止まりの画なのでタイムラインにはめ込んでも
どうにもしっくり来ない・・・
もっと本腰を入れて撮り直しに行くか、表現方法を工夫するかしないと使えないかな・・・

会社に戻りCGの続き。

昨日完成しなかったオープニングタイトルをどう締めくくるか暫し腕組み・・・
妙案が浮かばなかったので昨日貼り付けたパイロット版の時のロゴなどを部品として
CGの中に取り込み、2次利用してそれっぽく加工する事にした。
派手に、格好良くしたいのもやまやまだが、『シンプル・イズ・ベスト』と、言う事もある。
(ネタが尽きたと言う事もあるがパイロット版の雰囲気も大切にしたいしね)

そんなこんなで一応体裁を整えたものの、気が付けば日付が変わっていた。
相変わらずお客さんからの反応が無いのでサンプルのアップロードは明朝でも問題ない。
しかし、今朝と同様で今10分で終わる事を先延ばしにするとお客さんがサンプルを
見るのは半日後になってしまうので一手間かけてから帰ることにした。

ゴールがかすかに見えてきたかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.31)


平成18年03月29日(水曜日)

今日はオープニングタイトル作りに着手

いろいろと修正しなければいけない箇所はあるのだろうが、振り返ってばかりいると
何時までたっても完成しない。
目指しているのはもちろん100%の品質のだが、未完成では公開できないからだ。

朝(?)から始めたオープニングタイトル作りだが、正直言ってそれ以前から随分と
悩んでいた場面の一つなのだ。
と、言うのも、打ち合わせの際に工法の名称が何を意味しているのかを入れる事に
なったのだが、原文が長すぎて画面の中で収まりが悪い事この上ないからだ。

一応、着手の随分前にお絵かきソフトの中で文字だけを並べて「何処で区切るか」
とか「何処で改行するか」などのシミュレーションは行っていたので、途中までは
すんなりと進んだ。
しかし、文字を並べただけの画面をどうすればインパクトのあるシーンになるかを
考えたりしていたら時間は見る見る過ぎていった。
(それこそ感覚だけが勝負になるので一定の答えと言うものが無い・・・)

夜11時を過ぎた頃にやっと視聴に耐えそうな物が出来上がったのだが、会社名や
補助的な文字列をどのように入れるかでまた手が止まってしまった。

暫く考えながらデータをこねくり回していたが、日付が変わっても良いアイデアが
浮かばなかったので、今日作った3DCGのタイトルの後にパイロット版で使った
2Dの静止画を貼り付けて今日のところはお茶を濁す事にした。

サンプルをWebにアップロードして帰宅したら1時近くになっていた。

[CG:OP-Title01]
深い意味は無いが横長画面からスタート

[CG:OP-Title02]
奥の方から何かが飛んでくる

[CG:OP-Title03]
切もみしながら飛んでくるぅ〜

[CG:OP-Title04]
英語の文字列でした

[CG:OP-Title05]
何箇所かの文字の色が変わって・・・

[CG:OP-Title06]
色の変わった文字がスピンをしながら中央に・・・

[CG:OP-Title07]
何処からとも無く漢字も飛んできて

[CG:OP-Title08]
タイトルが(途中まで)完成!(動画版 → 
op-title01.wmv

去年の今日一昨年今日

(2006.03.30)


平成18年03月28日(火曜日)

今日もまたCG仕事

前夜仕掛けたCGをWebへアップロードしてから中途半端になっていた設定を始めた。

CG制作は概ね『基本データ制作』が6〜7割、アニメーション設定が3〜4割と言った
ところと考えている。
つまり、『アニメーションをつける』時点で工程の半分は折り返している事が多い。
しかし、一口にアニメーションと言っても『カメラアングルの移動』や『機械の動き』の
他に内部構造の説明の為に部分的に『透過』設定をしたりする。
シーンが長ければ長いほど、そして部品点数が多ければ多いほどやる事が多くなるので
面倒が多い。

それと共に悩ましいのがライティングだ。
形状を定義してアニメーションをつければ『出来たも同然』とすることも可能なのだが、
ライトの当て方や種類によって折角設定した質感(Material)が無意味になったりする
ので気が抜けない。

実を言うとCGのライティング設定も私にとって苦手の一つなので、それなりに集中を
しないと終わりの見えない作業になってしまう。
まあ、私の請け負っている仕事の大半は『フォトリアリスティック』な物ではないので
影も不要だし、少々いい加減でも文句を言われた事は無い。
しかし、どうにも意図したとおりにならずに終わらせたデータを後から検証したら
『形状を浮き上がらせる為に当てているライト』が『立体感を殺している場合』もあったり
するので悩みは尽きない。

今回は前夜の失敗ライティングを一度破棄し、1からやり直した上に、途中から使った
事のないライトを試したりしたので丸々一日掛りの作業になってしまった。

日々勉強なのだ。

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『ニュースあれこれ』

親父が一日中テレビをザッピングしているので否応無く色々なニュースが耳に入ってくる。

【割りばし死亡事故裁判→医師無罪】

判決理由の中では医師に過失があった事を認定しているのにもかかわらず無罪判決が
出るという奇妙な結果となった。
医療裁判はその密室性故に医師が無罪になる事が多いが、それらとは微妙に違った側面が
垣間見られる。

一つ目は未熟な医師が未熟な知識の元に判断を下してしまった事。
この時仮に他の医師の助言を受けてMRIを掛けていれば結果的に助からなかったとしても
死期をずらす事が出来たかもしれない。
(この件が教訓となってMRIが頻繁に使われるようになったと言う話もあるらしい)

二つ目は医師が『患部は見たが人を見ていなかった』という事。
未熟なれど医療知識があるという事が『うろたえる親の話は聞く必要が無い』と考えた
理由かどうかは分らない。
しかし、ベテランの医師と言えども検査機器だけで病気の原因が全て理解できるとは
限らないのだから問診は絶対に充実させるべきである。
これは患者にも言える事で、うちの親父のように病院に定期的に言っても
『医者や看護婦にどんな冗談を言うか』ばかりを考えて自分の体調の変化については
口にしない人間もいる。(困ったものだ)

三つ目は『そもそも論』
この事件が起きた時に初めて聞いたのだが『団子は横に食え』ということわざ(?)が
昔からあるらしい。
確かに割り箸が喉に向く角度で綿菓子を食べていたから起きた事故なので、このことわざを
知っていたら不慮の事故は起きなかったかもしれない。
まあ、ことわざを知っていたか否かに関わらず、一寸した想像力を働かせれば危険を
予見することは不可能では無かったはずだ。
親は医師に対して『何故あの時にもっと・・・』と口にしているが、同じ事が親にも
言えなくはない。

【姉歯元建築士の妻、飛び降り自殺】

現時点で遺書が見つかっていない為、世間からのバッシングが原因なのか、病気を苦に
したのか、それとも将来を慮(おもんばか)ったかは分っていない。
しかし、死んで解決する問題は多くは無い。
耐震強度を偽装したマンションは今も放置されているし、それが元で路頭に迷っている
人が大勢いる。
それにもかかわらず、傍から見れば『死んでお詫びをしなければいけない人間』が表面
だけ詫びる素振りを見せ、陰で舌を出しているのが現実なのだ。

合掌・・・

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『スゴ録のHDDに挑む』

宣教師がジャンク品の『スゴ録』を入手したというので興味を持った。
なにしろ不動品なのでテレビ録画という本来の目的には使えない為、入手早々に部品に
分解すると言う暴挙に出た。
否、『新品ではやりたくても、やれなかった』と言った方が正しいか・・・

想像通りプラスドライバー1本で中から160GBのHDDを取り出す事が出来たし、
PCにマウントさせてみたらデータは見えないものの、フォーマットすれば普通に使え
そうだと分った。
同じIDEドライブでもDVDドライブの方は上手く認識してくれず、使い道がなさ
そうだが、1勝1敗なのでジャンクとしても『ハズレ』ではないだろう。

さて、予てからの課題(?)としてスゴ録のHDDから生データを取り出せるかどうか
と言うのがある。
基本的にスゴ録の場合、データのバックアップは書き込み可能なDVDに頼るしかないが
それはそれで時間や手間がかかるのが悩みどころだ。
もしもそれをPCで直接行う事が出来れば『手間を省く』事ができるかもしれないし、
『間違って消してしまったデータの復活』も可能かもしれない。
そんな事もあり、HDDと格闘する事にした。

しかし、上でも書いたが少なくともWindowsでは認識できないファイルフォーマット
ではないし、宣教師曰くMacOSでも認識しなかったそうだ。
要するに未知のディスクフォーマットで領域確保しているのだから見えないのが当たり前だ。
(見えない方が都合の良い事も多いだろうし・・・)

分らない事は直ぐ検索。
インターネットを使って色々と情報を探してみたがスゴ録のファイルシステムについてや
『認識できました』という報告にも行き着かなかった。
しかし、今回の件に近いケースとして、同社のチャンネルサーバー『コクーン』には
『Lunux系のOSが使われていると言う事』や『コクーンのデータをLunux系の
OSでバックアップとレストアをする』という記事に行き着いた。

まあ、コクーンとスゴ録のファイルシステムが同じだと言う確証は無い。
しかし、Linux系のOSの方がいろいろなファイルシステムに柔軟に対応できるので
試してみる価値はある。
ところが不勉強ゆえにLinuxの知識は殆ど無いのが現実だ。

そこで試してみたのは『Knoppix』と『Berry Linux』だった。
どちらも数多く存在するLinuxディストリビューションなのだが、どちらもCDから
直接起動する事が出来るのでHDDへのインストールが不要という特徴がある。
つまり『お試し』レベルであればHDDに領域を確保する必要が無いのでリスクも少なく
なると言う算段だ。

先に試したのは『Berry Linux』。
何時買ったのかは忘れたが雑誌に起動可能なCD−ROMが付録として付いていたので
手っ取り早い。
しかし、残念な事に『スゴ録HDD』を認識する事は無かった。

続けて『Knoppix』も試してみた。
こちらは雑誌で読んだのを切欠にISOデータをダウンロードし、CD−Rに焼いて
持っていたのだ。
しかし、こちらでもOSからHDDを認識してくれなかった。

これにて実験終了・・・では何だか物足りない。
と、言うのも実験に使った物はどちらも最新版とは言えないのでM/Bのオンボード
NICを認識しなかったりする状態だったからだ。

そんな事もあって最新版を試そうと思ったが、起動できるCDを作るのには当然
生のCD−Rが必要になってくる。
もちろん在庫を持っているので焼き付けるだけの話だが、成功する確率がかなり低い
実験なのでチョッピリ臆してしまった。

仕方が無いので『Knoppix』の最新版(4.02)を若干リスキーだがWinの入った
HDDに同居インストールすることにした。
すると最新版だけあってオンボードデバイスをすんなりと認識してインターネットにも
接続できたし、いつも使っている3DCGソフトのLunux版も簡単に使えた。
しかも、先ほどまでは全く反応の無かった『スゴ録HDD』がデスクトップに
『アイコン』として見えていたのだ!

ただ、「これは、やったか!!」と、思ってアクセスしてみたがエラーメッセージが
出てパーテーションとしては認識していなかった。
デフォルトのままでは認識できないファイルシステムを使っているのか、それとも
単純に未フォーマットのHDDなのかは現時点では分らない。
この先の検証にはそれなりの勉強が必要になるが、仕事が詰まっているので残念ながら
中断だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.29)


平成18年03月27日(月曜日)

今日もスロースタート。

先ずは土曜日の夜に仕掛けて帰ったCGを変換してアップロードする作業から開始したが、
お客さんからの反応が無い状態が続いた。
まあ、大概のRESは修正指示なので、それが無いと言う事は(良い悪いは別として)
作業だけは進める事ができるので集中する事にした。

しかし、いくら悩んでも懸案事項の的確な処理方法に行き着かず、無手勝流を使い始めた
ものの、途中でどうにも上手くいかなくなる始末。
結局、やり方を変えて1からやり直したところ何とか形になった。

・・・が、この時点で時計を見たら夜10過ぎ。
カメラアングルの移動などのアニメーションをつけ、補助的なパーツをでっち上げたら
11時過ぎ・・・
一応レンダリングを仕掛けて帰ったが、ライティングはメタメタだった。

そろそろ目処をつけないと次の仕事に影響が出るな・・・

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『麻原彰晃、死刑確定?』

麻原被告の裁判に動きがあった。
弁護団が控訴趣意書を所定の期間内に提出しなかったと言う理由により、裁判所は
控訴を棄却。
定石に従えば麻原被告の死刑は確定する目算が強くなった。
弁護団としては『精神疾患』を盾にして時間を稼ぐつもりだったようだが、露骨に
やり過ぎて自滅してしまった感じだろうか。

まあ、麻原以外のオウム裁判で認定された事実を積み上げてゆくと、当人が『言った、
言わない』にかかわらず死刑判決が出るのは誰にでも分りきった事だ。
しかし、一連のオウム事件の首謀者と目されている人間の裁判が、殆ど真実を語らないまま
結審してしまう事を危惧する声も良く分る。
何度殺しても殺し足りないない破廉恥な犯罪者であっても、このまま死刑にしてしまったら
『殉教者』になってしまう可能性が捨てきれないからだ。

今の法制度の中で単純に死刑を廃止するのも難しいが、同時に『懲役300年』などの
懲罰を制定するのも難しいと聞く。
しかし、難しいからと言って永遠に先延ばしするのも立法府の怠慢も甚だしい。

歪んだ物を歪んだままで放置すると歪みは大きくなるばかりなのにねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.03.28)


平成18年03月26日(日曜日)

錦糸町へ映画を見に行った。

例によって新聞屋さんから激安チケットをゲットしていたのだが、決め手となる映画が
無かった上に仕事が重なっていたので今日までずれ込んでいたのだ。

個人的にはジェット・リーと中村獅童が競演した『Spirit』気になっていたものの
『格闘技で泣いたことありますか?』という妙なキャッチフレーズが鼻についていた。
奥方はと言うと『シリアナ』や『クラッシュ』などの社会はミステリー(?)を
候補に上げたが、前者は未だ錦糸町には着ていないし、後者はアメリカ流のうそ臭さが
気になった上に井筒監督の評価もイマイチ・・・

そんな折、前日に新聞を見ていたら『ウォレスとグルミット』が目に入った。
恐らくジャンルとしては子供向け映画だろうが、『子ぎつねヘレン』や『南極物語』の
ような『おかみ推薦』的映画では無さそうだし、CG全盛の現代におけるクレイアニメ
にも興味がある。
他には候補も無さそうなので時間を見計らって家を出た。

さて、自転車で駅に向かったが、朝から何も食べていなかったので腹ごしらえをする事にした。
こんな時には『パパッパッパッパ〜』とファーストフードを食べがちだが、上映時間を
考えると慌てる必要も無い。
そんな事もあって何年かぶりに『茹でたて生パスタ』の店に行く事にした。

ここはサイゼリヤ並みに安いがその名の通り『生パスタ』を『茹でたて』で食べられるのが
特徴である。
しかもパスタ専門店なので切が無いほどバリエーションが豊富なので迷ってしまう。
迷った挙句に私は『春キャベツとマスタードのクリームパスタ子悪魔風』、奥方は
『モッツァレラチーズとトマトのパスタ』を注文した。
[写真:春キャベツとマスタードのクリームソースパスタ]
春キャベツとマスタードのクリームパスタ子悪魔風
[写真:モッツァレラチーズとトマトのパスタ]
モッツァレラチーズとトマトのパスタ

奥方の頼んだパスタは何処の店にもある物なので味もそれに準じていた。
それに対して私の頼んだマスタードクリームソースは見た目は普通のクリームパスタだし、
一寸想像がつかなかった。
しかし、一口食べてみたら『なるほどねぇ』と言った感じ。
ソーセージのダシの出た薄めのクリームソースに粒マスタードが沢山入っているので
チョッピリ酸味も感じるさっぱりとしたパスタだった。全くと言って辛くない。

それこそ、こんな分析が出来るくらいだから複雑な料理とはいえない。
しかし、『粒マスタードにこんな使い方もあったのか』と、目からうろこが落ちた感じだ。

さて、ドリンクバーでお腹がガバガバになる前に店を出て、錦糸町に移動した。
上映時間までには30分近くあったので一寸迷ったが素直に列に並んで待つ事にした。
スクリーンの小さい『シネマ8』なので定員も少ないが、列に並んで待っていたのは
最終的に30〜40人くらいだったので全く問題が無かった。
それよりも客層としては殆どが小学生くらいの子供なので上映中にピーピー騒がないかと
言う方が心配だった。

・・・で、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(以下W&G)』の感想だが、
正直言ってここまで面白いとは予想していなかった。
近年、アニメとしては『ロボッツ』『チキン・リトル』の2本を見たが、どちらも対象
年齢が低い事もあったが、それ以上に作品として物足りなさが残った。
其れに対して『W&G』は子供が見ても分る単純な内容であるだけでなく、大人が見ても
十分に楽しめる要素が散りばめられている感じなのだ。
それらは良く言えば『遊び心』だが、悪く言うと『毒気』や『皮肉』も含まれているので
比べるとしたらティムバートンの『コープス・ブライド』辺りと比べないと釣り合わない
作品なのかもしれない。
見終えたら他の短編や『チキンラン』も見たくなってしまった。

映画の後、ちょっぴりウインドショッピング。
本屋で500円の名作映画DVDが1割引とあったので『バスターキートン』と
『雨に歌えば』の2本を購入してから、特に用も無くヨドバシカメラをぶらついたが、
取り立ててめぼしい物も無かったので帰宅した。

家に帰り小休止してからポンコツ2cvで買い物ツアーに出たが、時間が押していたので
篠崎の河内屋とピカソの2件に行っただけであっさりと終了。

帰宅し昼間に食べたマスタードクリームソースのパスタに挑戦して一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.27)


平成18年03月25日(土曜日)

やる気が空回り

朝、コタツで目覚めたので取り敢えず『王様のブランチ』を見始めた。
相変わらず若い女の子たちがキャピキャピしているだけのシーンが多いが、『カカオ
99%のチョコレート』を知る事が出来たりするので案外侮れない。

さて、2時になり番組が終わったので仕事に行こうとしてが『時空ロマン唐招提寺』と
言う番組のCMが流れて大いに気になった。
『1200年倒壊せず!金堂を守った天平の超技術』と言うキャッチコピーが特に刺激的に
感じたからだ。
以前にも見た事のあったような番組なのでビデオをセットして出かければ良かったのだが
冒頭を見ただけでその場を立つことが出来なくなってしまった。

この手の番組を見て思う事は『現代科学でも未だ解明できない事』が有ると証明している事。
一寸横道にずれた表現になるが『月にロケットが飛ぶ時代に幽霊なんてありえるか』
と、暗に科学万能を口にする人がいる。
しかし、天平時代の木造建築が何度と無く修理を受けたものの千年以上倒壊する事無く
存在する理由を科学では解明しきれていないらしいのだ。
一応『心柱(しんばしら)』や今回取り上げられた『組み物』の免震構造とか、効果には
着目されているものの、『説の一つ』でしかないと言うから不思議な話だ。

何事も妄信してしまったら先には進めないと言う事だろう。

現代の英知を結集しても再現が不可能な部分が存在する事があるというのも悩ましい。
『千年もつ建物を建てるには樹齢千年以上の木を使う』という話は昔聴いたことがあるが、
そんな木はこの世に殆ど存在しないので札束を積み上げても買う事が出来ない。
また、『組み物に使う木は一番良い木を使え』と言っても天平時代のように年輪がしまった
木は現代では存在していない。
いずれも気の遠くなるような年月と自然環境(地球環境?)が複雑に絡んで出来上がった
代物なので人間の縮尺ではどうにもならない部分でもある。
(よって宮大工の棟梁たちの苦悩は机上の計算ではどうにもならない事ばかりだ・・・)

まあ、そんな小難しい事を考えながら番組を見ていたが、見終えた後もなかなかエンジンが
掛からない。
それこそ、「今日は完全休業にして明日仕事をすれば・・・」とも考えたが、映画を
見るに行くにしても、時間的に見たい映画が終わってしまっていた。

結局、グズグズとしていたので会社に着いたのは5時近くという体たらく。
それなりに集中して仕事はしたものの、昨日から考えている課題は解決するには
至らず夜中に帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.27)


平成18年03月24日(金曜日)

朝から不真面目にお仕事。

今日も今日とて前夜に仕掛けたCGの再調整からスタートとなったが、流石に直すべき
箇所は少なくなってきた気もする。
そんな訳で、チェックを兼ねた仮レンダリングの合間に新しいシーンの制作に着手した。

このシーンは新工法以前の極めて基本的な説明なので細かい作りこみは本来不要だ。
しかし、昔から場当たり的にこなして来た手法に疑問を感じ、どうにかCoolな
処理方法はないかと悩んでいた手が完全に止まってしまった。

結局10時くらいに帰宅したが、ずっと悩みは尽きなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.27)


平成18年03月23日(木曜日)

朝からどっぷりとCG仕事

いつものように前夜仕掛けたCGのチェックから作業を開始したが、今日もまた不具合が
ポロポロと見つかり、『3歩進んで2歩下がる』状態が続く。
『難易度は大して高くない』と楽観視していた今回のシーンでも複数の部品に複数の
アニメ設定が絡んでいるので見落としが多い事・・・

それを避ける為に画素数を落として仮レンダリングをするのが『最良のバグ取り方』と
分ってはいるが、それにも時間が掛かるのでついつい手を抜いて泥沼に嵌ってしまう・・・
ワイヤー放電をやっていた時と全く同じパターンだなぁ〜

『何だか大したことをやっていないなぁ〜』と、感じつつ日付が変わるまで作業をしたが
最後までは進まなかった。
そろそろ切り上げたい気分だ。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『永田議員って・・・』
午前中、偽メール問題に関する衆院懲罰委員会の質疑の生中継があった。
見ていたのは自民党の平沢議員による一部分だが、永田議員の受け答えには少なからず
引っかかる事があった。

質問に対する答えが何度も聞いた事のある内容で、
まるで台本を読んでいるようなのだ。

永田議員(民主党?)としては、この期に及んで同議員にまたしても口を滑らされ、
言質を取られないようにする為には必要だったのかもしれない。
しかし、偽メールを持ち込んだN氏の実名が(ようやく)出てきた以外は以前からと
同じ文言を使った弁明の繰り返しなので、何も解明されていないままなのだ。

N氏と知り合った経緯についても同じ内容を繰り返していたが、ほんの数ヶ月前に
取材と称して知り合っただけの人間を
『自分の三十数年間の人生経験、人物観に 照らして、この人が嘘をつくようであれば、
自分の全人格を否定するような話だ』
と言い切るほど信じてしまう精神構造は全く理解できない。

しかし、永田議員は政治家ではなく、実は俳優だと考えれば納得が行く。
ヘッダー情報も何もない紙っぺらのメールを心底信じ込んでエキサイトしたりする様は、
台本に沿って役を演じきっている俳優に見えてならない。
そうとでも考えないと『何でも簡単に信じ込んでしまう』だけでは説明がつかないからだ。

今回は演出家N氏の台本により『小泉劇場』の一幕を盛り上げてしまったのだが、
終わらせ方までは誰も考えていなかったのかもしれない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.24)


平成18年03月22日(水曜日)

一日中CG
この期に及んでも『従来工法』の説明用機械のデザインにOKが出ず、進みたくとも
進めない。
休み前に送っておいたサンプル画像に対する感想が帰ってきたのが午後イチくらいに
ずれ込んだ挙句に『チップの色は黒の方が・・・』と、また変更。
まあ、CGなので色の変更は大した問題ではないのだが、変更後のサンプルを送ろうとした
矢先に別の箇所にチェックが入りまたやり直し・・・

「ご無理ごもっとも」とばかりに調整して送ったつもりだったのだが、肝心の画像を
添付し忘れて苦情のメールが入るという醜態をさらしてしまった。

その後は修正依頼が来なかったので勝手にOKが出たとみなしアニメーションを付け
始めたのだが、思い付きで始めた手法が上手く行かず難航。
帰宅したのは11時半近くになってしまった。

なんだかスッキリしないし、落ち着かない・・・

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『釜山港へ帰れ』盗作裁判の行方

ネットニュースに加え新聞夕刊で読んだが、チョー・ヨンピルが歌い日本でも大ヒットした
韓国歌謡曲『釜山港へ帰れ』が『忠武港へ帰れ』の盗作であるとの裁判が韓国人歌手の
遺族(母親?)から起こされ、ソウル地裁は前者が盗作であると認定したと言う。
(但し、詩の内容は一部違っているので賠償金は減額)

これを聞いた時の私は
『韓国は自他ともに認めるコピー天国だから、大ヒット曲でもありえるのかな?』
と、思ったものの何だか釈然としないものを感じていた。

この話題が今朝の『とくダネ!』で詳細に報じられ、アウトラインが分ってきた。
やっぱり妙な裁判なようだ。

[釜山港へ帰れ盗作裁判関係図]
『釜山港へ帰れ』盗作裁判:関係図

今回『盗作をした』との判決を受けた『釜山港に帰れ』の作詞作曲家ファン・ソヌ氏の
主張を時系列に並べると
・ 1967年当時、既に『釜山港・・』は未発表ながら出来ていた
・ A氏は当時の生徒であり、『釜山港・・』を練習させていた
・ A氏が『歌手デビューしたいので”釜山港”を自分の故郷に変えさせてくれ』と
嘆願したが、ファン氏は却下
・ 1970年、A氏はファン氏の下を離れ勝手に『忠武港へ帰れ』を発表したが鳴かず飛ばず・・・
・ 1971年、A氏は軍隊に入り消息不明(死亡?)
・ 1976年、そんな事は全く知らず、ファン氏はチョー・ヨンピルへ『釜山港へ帰れ』を託した

と、言う流れらしい。
確かに未発表であったのなら、それを証明するのは難しい。
結局、裁判ではどちらの『詞』が先に世に出たかを基準に争われたのでA氏に軍配が
上がったようだ。

しかし、妙なのは『忠武港へ帰れ』の作曲もファン・ソヌ氏であると言う事実。
A氏の嘆願を却下したのだから『曲は使っても良い』とファン氏が言ったはずは無い。
つまりA氏は『勝手に使った』のと同義となるはずだから、上告したファン氏はその点を
突付くはずだ。

はたまた、この裁判がいつ起こされた物かは定かではないが、『釜山港へ帰れ』が
ヒットした直後とは到底思えない。
一審である事を考えると『先に世に出ていたと言う事実が金になる』と、最近になって
気づいた人間が親族の身辺にいたと考えるのが妥当だろう。

いずれにしても大ヒット曲をめぐる裁判の行方には興味があるので、聞き耳を立てる
事にしよう。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.23)


平成18年03月21日(火曜日) :春分の日

お彼岸なので朝から墓参り

10時半頃に弟夫婦をポンコツ車でピックアップし、松戸を目指した。
近年まれに見るほど順調にお寺に着いたが、先に来ていると思っていた両親と妹がいない。
すると駐車場に車を止めている真っ最中に電話が入り、10分ばかり待たされた。

墓参りをそつなく(?)こなし、恒例のお清め。
ファミリーレストランで食事会をしてから帰宅した。

さて、相変わらず仕事が詰まっているので会社へ行きたい気持ちが半分、面倒なのが
半分という中途半端な状態。
しかし、コタツでビデオを見ていたら睡魔に襲われ、あえなくダウン。
やっぱり仕事はサボってしまった。

しかも、買い物へ行くタイミングも逸して、結局墓参り以外は何もしなかった休日だった。

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『祝・WBC日本優勝』

日本がWBCで優勝したのを知ったのは夕方のニュースだったと思う。
墓参りに行くのに渋滞に遭遇しなかったのは『世の中はこの件で盛り上がっていたから』
と、いう可能性も高いが、それ以上の感慨はなかった。

さて、初めてだったという事もあったが、WBCを取り巻く事情にはマイナス要因が多い。
例えば審判の殆どがアメリカ人だったというのもサッカーのワールドカップでは考え
られない異常な光景だし、1次、2次リーグの組み合わせ方法にも疑問が多い。
アメリカが勝ち抜き易い組み合わせだったのは明らかだが、そんな横車が横行してしまう
構造は順次取り払ってゆかないと公明正大なスポーツイベントというよりも、興行優先の
スポーツショーになってしまう。
まあ、私にはどうでも良い事だが・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.22)


平成18年03月20日(月曜日)

月曜の朝から新宿へ

『8時45分までに受付を』と、指示されたので逆算して電車に乗ったのは当然の事ながら
通勤通学の満員電車。
中途半端な早起きで下がったテンションが更にさがる・・・
まあ、遅刻してはいけないと思い、マージンを過剰にみていたので新宿には8時に着いて
しまったので、ロッテリアで朝食を食べてから打ち合わせに行く事が出きた。
[写真:オムレツサンドセット]
オムレツサンドセット。 可もなく不可もなくって味・・・

さて、某ゼネコンに辿り着きエントリーしたものの、この先が良く分らなかった。
例によって親父が電話を受けていたせいもあるが、通されたのはメモとは違うフロアー
だった上に、打ち合わせを行う会議室が何処なのかさっぱり分らないのだ。
すると、会社に電話を掛けて確認をしている最中に、会議室に通じる通路のドアが開き
部屋が分りかけた直後に先方のお偉いさん(T室長)から逆捕捉。
無事に打ち合わせを始める事ができた。

ところが定刻になったのにも拘らず会議室に集まったのは私とT室長の二人だけ。
T室長があちこちに連絡を入れている間にI氏が顔を出した事により部屋を間違えて
いる事に気づいた有様・・・

こうしてタラタラとしたテンションで打ち合わせはスタートしたのだが、誰一人として
この件について明確なビジョンを持っていないため、早くも空転気味。
途中で展示会に設置する模型の業者さんが加わって部分的には話は進んだものの
結局次回の打ち合わせ日時を確認して1時間半の会議は終了した。

寄り道をせずに会社に戻り仕事に復帰した。
先ずは土曜日に仕掛けて帰ったCGをチェックから作業をスタートしたところ、細かい
不具合が見つかったので逐一修正。
タイムラインに組み込んでサンプルをアップロードしてから次の作業に移った。
兎に角、マシンの形状定義が終わらなければCGの新作部分を作るには至らないので
週末にかけて出来上がったデータを同じサイトにアップロードしてお客さんの反応を
待つ事にした。

ところが、アップロードしたCGを何となく眺めていたら『これでいいのかな?』と、悩み始めた。
あくまでも『従来工法ではこんな風にやっていました』という説明の為のCGなので
元々機械のデザインはあまり意味が無い。
それに加え参考となる写真やイラストが手元に無かったのでネットで見つけた分り辛い
小さな画像を元に『でっち上げた』物だったからだ。
[CG:推進機デザイン案その1]

そこで深い意味は無いが、ビデオ内で使っているマシンのデザインを一部流用した
別バージョンをつくり再度アップロードしてみた。
[CG:推進機デザイン案その2]

まあ、これはこれで頼りない気もするが、お客さんの反応をまっていたところ、やっと
反応があった。
曰く『方向性としては1でよいが、切刃は添付資料のデザインの方がベター』『色は
ベージュ系で』というリクエストが入ったので早速修正。
[CG:推進機デザイン案その3]

たぶんこれでOKだと思うが、既に夜が更けていたのでアニメの設定には行き着かなかった。

先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.22)


平成18年03月19日(日曜日)

引きこもり同然だった一日。

気がつけば今日もコタツで目覚めたのでスッキリしない朝だった。
何も作る気にならなかったのでカップ麺を食べて昼食とし、ダラダラとビデオを消化したり
して大半の時間を潰した。

夜になり鍋物を食べる事にしたのだが、有り物では一寸食材が足りない気もしたので
近所のスーパーに買出しにいった。
外出したのはそれくらいだ。

明日は朝から新宿へ打ち合わせに行かねばならず、面倒くさい・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.20)


平成18年03月18日(土曜日)

半分休み、半分仕事。

ロケの疲れなのか起きようにも起きられず、布団を出たのは10時過ぎだった。

仕事が溜まっているので会社に出ようと思いつつも、エンジンがなかなか掛からず、
会社に着いたのは3時過ぎになっていた。

一応旧版部分の作り変えは終わらせたつもりだったのだが、お客さんからの指摘により
一部を再修正しなければいけなくなった。
まあ、修正自体は大したことではないのだが、複数のカットに跨っているので影響は
少なくない。
それこそ、やり方によっては折角作り込んだ部品の形状まで弄らないといけなくなるから
その辺は慎重に検討しつつ、一寸ズルイ手まで使ってこの場を切り抜ける事にした。

・・・で、レンダリングをしている間にやっと新作部分に着手した。
内容としては今までのCGよりも複雑と言う事は無いのだが、それなりのボリュームと
重みがあるので気は抜けない。

なんだかんだ夜中近くまで作業を行い、形になってきたがアニメの設定までは至らなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.20)


平成18年03月17日(金曜日)

調子が上がらなかった一日。

前日の名古屋日帰りロケの疲れが出たのかコタツで寝てしまい、イマイチスッキリしない
状態で出社。
パソコンに向かうが何から手を付けるか迷っている間に時間だけが過ぎていく・・・
今日が金曜日である事を認識しているはずなのに、調子が乗らない為か何度と無く月曜日
であるかの錯覚に陥った。

結局、細かい作業をしたくらいで、ロケのラッシュ編集も新作CGも中途半端な状態の
まま11時過ぎに帰宅した。

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『WBC:日本準決勝進出』

昼のワイドショーを見ていたらMCの大和田獏さんが安堵のあまりその場に崩れ落ちた。
メキシコがアメリカに勝ったため、他力本願ながら日本が準決勝進出を決めたからだ。
アンパイヤならぬ例のアンポンタン審判がホームランをエンタイトル2ベースと言い張った
事が逆にメキシコナインの闘志に火を点けたいう話もあるくらいだ。

さて、私は野球と言うスポーツが好きではないので因縁となる3度目の日韓戦がどう
なろうと別にどうって事はないと思っている。
しかし、いかに韓国チームが一次リーグから6連勝を続けているといっても勝負は
時の運というのもある。

韓国にとって最高のシナリオはこのままWBC初代チャンピオンになる事だが、
個人的には韓国が負けなしのまま初代チャンピオンになってくれれば『チャンピオンに
負けたのだから仕方が無い』と、諦めがつく。

しかし、逆に言うと土曜日の準決勝で韓国が日本に負けるのが最悪のシナリオともいえる。
『3敗もしているチームが何故決勝に?』と、逆切れする可能性があるからだ。
なにしろ、ダントツ最下位だった楽天ですら全敗したわけではないくらいで韓国が負け
ないと言う保障は何処にも無いのだから・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.18)


平成18年03月16日(木曜日)

名古屋ロケ当日

寝袋に入って寝ていたが、寒くて6時半頃に目が覚めた。
トイレから帰り「さて、これからどうしようか・・・」と、思った矢先に
『あのぉ、すいません・・・』と声が聞こえた。
呼ばれた方を見ると背の高い兄ちゃんが立っていて
『伊勢湾岸の方に行きたいんですが乗せて貰えませんか?』と言われたのだ。
方向はドンピシャなので不都合は皆無だが、ドンピシャ過ぎて薄気味悪いくらいだった。

そんな訳で、7時ちょい前に浜名湖SAを出発した。
ODO:84541 ODO:84465 ODO:84347

[写真:ヒッチハイクの兄ちゃん]
2cvのエンジン音の中で居眠りするヒッチハイクの兄ちゃん
人間の適応力って凄い・・・

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自分でも良く分らない状態でヒッチハイカーを乗せたのでペースは乱れまくり・・・
降りなければいけないICに気づかぬまま通り過ぎて湾の反対側に着いてしまった。
(兄ちゃんには好都合だったみたいだか)
名港中央ICの出口で兄ちゃんを下ろしてペースを戻そうと思ったのだが、
不慣れな土地で勝手が分らない事もあり、その後も思ったように目的地に向かって走る
事ができずウロウロ、オロオロ・・・

途中で給油をしたりもしたので子一時間掛かりつつ一応現地を確認。
まあ、迂回に手間取ったと言っても時間は持て余し気味なのでデニーズでモーニングだ。
(典型的な工業地帯なのでここに辿り着くのにも随分と時間が掛かった・・・)
[写真:デニーズ知多店]

ゆっくりと朝食を食べ、コーヒーを2杯飲んだら丁度良い時間になったので工場へ向かった。
この手の工場はセキュリティーが煩いので一寸びくびくしながら受付に行ったところ、
先方の営業さんが事前に話をつけていたので優しい対応でパス。

構内に入って営業のO氏に電話を掛けて迎えに来てもらい、駐車場で暫く待機。
見学会に来た人たちを運ぶマイクロバスの後をつける形でマシンの置いてある場所へ移動し、
早速撮影を開始した。

まあ、被写体はシールド機なので慌てる必要は無いが、バタバタと撮影をしていたら
見学会は終了したらしくお客さんは早々に帰ってしまった。
それに続き、工場自体も昼休みに入ったためO氏と二人だけ残って撮影を続行した。
・・・と、言っても駄目押しの撮影を含めても予想通りあっという間に作業終了した。

12時15分くらいにO氏を見送り帰り支度をしたが、工場内の安全上の理由で
昼休み中に車を動かすのには制限があるので30分くらい時間をつぶしてから
帰路に着いた。
こちらは雨模様なのでゆっくり帰ろう・・・

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13時56分、高速に乗ってそうそう
刈谷PAにて一休み。
お土産を見つつ昼食を食べる事にした。
[写真:刈谷PA]

折角名古屋に来ているので味噌カツを食べる事にした。
感想は・・・良くも悪くも噂通りだな。
喉が渇く甘辛さには着いて行けないよぉ〜
[写真:味噌カツ丼]
味噌カツ丼680円也。 名古屋人って不思議・・・

ちなみにこの刈谷PAっていうのは一見して分るくらいに真新しい施設だが、
『お役人臭』を徹底的に排除した民間主導である事がハッキリ感じられた。
土地土地のお土産が置いてあったり、レストランコーナーがあるのは他と変わりがないが
PAやSAというよりも一寸したショッピングモールやフードコートのような様相なのだ。

[写真:刈谷PA]
券売機も一寸だけ変わっていて、お金を入れてボタンを押すと出てくるのは『食券』
と言うよりも『商品交換券』だ。
と、言うのも上記の『味噌カツ丼』のスイッチを押した瞬間に厨房ではオーダーが
入る仕組みになっているので、客は呼び出しがあるまで待つだけなのだ。

正しくジャスト・イン・タイム、トヨタのお膝元って感じがプンプンした。

刈谷PAを出て幾らも経たなかったのだが、味噌カツが効いているのか眠くて仕方がない。
そんな訳で、15時10分に赤塚PAでダウン。
30分くらい仮眠をしたらスッキリしたので再び走り始めた。

16時30分、親父から電話をくれとメールが入ったので遠州豊田にて小休止。
[写真:デニーズ知多店]


16時05分、富士川SAで小休止中
雨は時折激しく降っているが、この後は一気に行けるかな?

19時33分、中井SAで最後の休憩
雨は相変わらず降っいるが極めて順調。
高井戸で何か有るような表示があったが解消されている事をのぞみたい・・・

21時30分頃、無事に自宅に帰還
箱崎で詰まった以外は問題無しだった。

BXなどのハイドロシトロエンだったら、もっと楽で快適なドライブだった思いつつも
2cv流の楽しさを実感した。
[写真:走行距離85000km]
帰りの道中でポンコツ車の走行距離が85000kmを超えた。
このまま所有していた気持ちが半分、卒業したい気も半分・・・

去年の今日一昨年今日

(主要部分を携帯電話から投稿、2006.03.17に編集)


平成18年03月15日(水曜日)

朝一で電話が入り、新しいビデオの制作をする事になった。

それ自体は喜ばしい話だが、その際に
『名古屋の工場での見学シーンの撮影とかできるかな』 と、言われたので
「もちろん大丈夫ですよ」
と、答えたら
『それじゃ、16日だねぇ〜』
と、言われた。

・・・カレンダーを見て目を疑った

ガチョビィィ〜ン! 明日ぢゃねぇがぁぁ〜!!

まあ、一人でやっているから小回りが利くけれど、急すぎるな・・・

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突然の名古屋ロケの準備に追われ、CGの仕事が手につかない。
撮影内容はそれほど凄い物ではないので、経験を元に『持って行かなくても困らない機材』を
装備から除外する事はできる。
しかし、トラブルは何時どんな形で現れるか予想ができないので必然的に何処へ行くにも
同じ機材をそろえざるを得ないのが現実だ。
カメラの電池、バッテリーライトの電池を立て続けに充電を行いつつ、三脚類を車に
乗せたりサブカメラをチェックしたりと会社と自宅でバタバタやっていた。

そんな中で一寸したアクシデントがあった。
今回は工場での大型機械の撮影なので条件が揃えば照明機材は不要となる事が多い。
しかし、工場の照明は撮影を前提にしたものではないので念のため持ってゆかないと
不安がある。
(カメラを三脚に据え、照明を当てるといかにもプロっぽいしね・・・)

そこでスタジオ用の照明機材を持って行く事にしたのだが、滅多に使わない機材なので
ライトスタンドを友人に貸し出していたのだ。
友人に仕事の事を伝えたところ、機材は知人(組合の同業者)のところにあると
言うので取りに行く段取りをしていた。

ところが、メールでのやり取りを何度かした後、友人から電話が入り、
『預けていた人が葬式の為に地方に行っているらしく、連絡が取れない』と、言われたのだ。
まあ、バッテリーライトもあるのでスタジオライトは無いなら無いで何とでもなる。
そう考えればライトスタンドも要らなくはなるのだが、逆に友人のほうが気にしたらしく
急遽ヨドバシへ行って入手する事意なったのだ。

こんなバタバタ状態の中、何時に東京を出るか迷った状態で帰宅。

最終的に自宅で夕食を食べて22時少し前に出発した。

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23時32分、中井PAで小休止。
車がポンコツ2cvなので80km/h以上出す気にもならない事もあるが、100kmまたは
1.5時間くらいのインターバルでの休憩するのが良いようだ。
ODO:84347
[写真:中井PA]

日付が変わって01時45分、日本坂PAで小休止
夜の内に何処まで走るかが思案のしどころだな・・・
ODO:84465 ODO:84347
[写真:日本坂PA]

03時34分、浜名湖SAで泊まり
ゴールまで100km位まで近付いたし、切がないので仮眠します・・・
[写真:浜名湖SA]

去年の今日一昨年今日

(主要部分を携帯電話から投稿、2006.03.17に編集)


平成18年03月14日(火曜日)

朝からまじめにCG。

そろそろ、旧版からの差し替え作業を終わらせて新作部分に入らないといけない気分に
なって来たのだが、終わるようで終わらない。
あちこち形状を変更したので見えていいては困る部品が見えるようになってしまったので、
どう辻褄を合わせるかで先週から悩んでいたのだ。
それでも午前中には見通しが付いてきたのだが、それが終わったら次の難題が噴出する
『匍匐前進状態』だ・・・

夜になり、この件のゴールが見えた感じがしたのでサンプルをWeb配信しようとデータ
変換をしていたら、またしても下らない間違いが・・・
まあ、間違いは極一部なので『間違いがありますが』と、注釈をつけてサンプルを配信し、
レンダリングをやり直して帰宅した。

ようやく新作部分に着手できそうだ。

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『やっぱりおかしいPSE』

周知がされなかったが為に『4月から中古家電が売れなくなる』と大騒ぎになったPSE
マークの問題に動きがあった。
曰く『ビンテージ物などについては簡単な審査により流通OK』とする見解が発表されたのだ。
これで文化の一翼を担うシンセサイザーや真空管アンプが廃棄処分を免れるので大いに
結構・・・とは思えなかった。

『なんとかしてくれ』と陳情していた音楽家の集団も言っていたが
『誰がどんな基準でOKを出すのかが不明確』
だからだ。

また、その他の家電についても『検査機器を無料で貸し出す』とか『人を派遣する』とか
言っているが、法律施行まで半月となった今になってどうなるはずも無い。
それこそ中古家電業者は把握されているだけで3万店、古物商を合わせると6万店もあるらしい
ので、はっきり言って絵に描いた餅でしかない。

そもそもPSEマークの施行猶予期間は『メーカーが在庫を捌く為の時間』と考えると
中古業者に周知されなかった理由も説明が付くくらいだから、
『平成13年3月以前の製品についてはその限りではない』
と表明するのが最も理にかなっている。
これなら無駄な費用も時間も掛からないし、全てが丸く収まる。

まあ、『PSEマークにより国民の安全を守る』という精神は間違ってはいない。
しかし、実際問題マークが付いた製品が絶対に安全だとは誰も思っていないし、マークが付いて
いようが、いまいが、事故が起きた時に責任を取るのは『役人ではなくメーカー』だ。

それこそ『事故が起きた時』を強調するのならば自動車のほうがもっと重大だと思う。
しかし、安全基準が何度改正されてもかなりの確率で古い車は生き残っている事と今回の
PSEマーク騒動の矛盾について何も感じないのだろうか?

今回の騒動の根幹に
結婚手当てが『有り』あるのなら独身手当ても『有り』
と言うのと同じ、一般人には理解できない論理が働いている気もする・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.15)


平成18年03月13日(月曜日)

週明け、仕事に復帰。

・・・のつもりだったが、何故か細かい事が重なり仕事に集中できない。
特に昨日購入た部品を組み込まない事には落ち着いてレンダリングもできないからだ。
先週来、一体何度目になるか全く分らないがメインPCを引き出し、部品の交換を始めた。
まあ、CPUファンは昔と違ってドライバーなどの工具が不要なので、ものの1分で
交換終了。
ファンが暗闇で青く光る事を知ったのは交換後だった。

問題は電源ユニットのクーリングファンだった。
先週末に一度分解していたので難無くファンを取り出す事はできたのだが、試しに回して
みたら風量が殆ど変わらないではないか!!
[写真:ジャンク品の8cmファン]
交換しようと思ったジャンクの8cmファン
蛍光色のファンを選んだのは一番安かったからもあるが、半分は洒落

またしても『安物買い』をしてしまったのではないかと思ったが、それよりも現状のまま
では空調性能に不安があるので何とかしなければならない。
そこで、旧メインマシンに使っていた高性能ファンを試しに付けてみる事にした。
このファンは自分としては異例の高値で買った『高回転、高風量』のブランド品だが、
家族から散々『煩い』とクレームが付いていた挙句、自分でも耐えられなくなって外した
経緯のある『暴れん坊』だ。

ところが、意外な事に交換してみると風量は多いがとっても静かに回っているのだ。
「あの煩いファンが何故?」と思ったが、先ほど交換を断念したジャンクファンを
M/Bの電源端子に付けてみたところ、十分な風量で回り始めた。
要するにこれらのファンにはプラスとマイナスの電源の他にセンサー用のケーブルが
存在するが、これが接続しないと最低限の回転しかしないらしい・・・

[写真:改造電源ユニット]
改造を行った電源ユニット。 暴れん坊を有効利用できました

そんな訳で鼻つまみ者であった高性能ファンの働き口が見つかったし、PCも元通りに
なり、無事に本業に集中できるようになった。
・・・と思ったら、そうでもなかった。
不意に掛かってきた電話に親父が出たところ、相手はT建設の広報部だったのだが、
用件が去年作ったビデオのCGに関する事だったので話を私に振ってきたのだ。
状況が分らないまま電話を掛け直し、
「CGと言う話ですが、印刷原稿か何かに使うのですか」
「どのあたりの場面を」などを質問したのだが、『社内で話としては聞いて言るが内容を
知らないので見てみたい』と、言うくらいで内容については分っていないらしい。

そこで「サンプル映像をネット配信しましょうか?」と、提案したのだが
『いや、データのCDとして欲しい』と、ツッケンドンな物言いをされる始末で、どうにも
話が噛み合わない・・・
最終的にビデオをDVDで収める事で話は終わったのだが、何だか釈然としない・・・

何だか嫌な気分になったのでサッサとこの件を済ませようと思い、DVDの元ネタを
探しているうちにハタと気づいた。
親父がCDとCGを聞き間違えたのだ!

先方は社内用の資料としてのディスクが足りなくなったので『データCD』を注文した
つもりだったのに長々と噛み合わない話をされたので半ば喧嘩腰になったのではないか?
そう考えると全てに説明が付く。

親父に「CDとCGを聞き間違えなかったか?」と問いただしたら
聴いた瞬間にCGと思ったから、もう分らん
と、開き直られた。
思い込んだら最後、人の話が耳に入らない人だから仕方が無い・・・
発送手続きを済ませて、この件は忘れる事にした。

今度こそCGに復帰と思ったが、妹から電話が入り、『部屋(作業場)を使いたいから
9時過ぎには帰れ!!』と、言われてしまい、仕事が中途半端になってしまった。

なかなか上手くいかないねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.03.14)


平成18年03月12日(日曜日)

今日はお休み。

昨夜の酒宴で『秋葉原に新しいビルが開店したらしい』と言う事が話題に上ったのが
切欠で『それじゃ見にいくべか・・・』と言う成り行きになった。
でもって、探偵のBXに乗り込み宣教師と共に彼の地に赴いた。

『多分あのビルだろう』と辿り着いたのは『秋葉原UDX』。
先にオープンした『秋葉原ダイビル』と合わせて『秋葉原クロスフィールド』と呼ばれる
複合商業施設としての機能を持つらしい。
しかし、今のところレストランなどの飲食施設が『AKIBA−ICH』としてオープン
したものの、上層階の『東京アニメセンター』などは後回しになっているようだ。
よって、飲み食いする場所が増えたくらいで、自分には大した変化には感じられなかった。

『そうは言っても何か見るものは無いか?』と、エスカレーターを上がったところ
イベントスペースのような場所に奇妙な車が置いてあった。
[写真:ELICA概観]

一同興味津々で近づいてみたら『Eliica』だった。
慶応大学が研究開発を行っている超高性能電気自動車だ。
この車については雑誌やテレビで何かにつけて見た事があるが、実車を見るのは初めてだ。
ナンバープレートが付いているだけでなく、エアコンも付いているし、内装もきっちり
作りこんである立派な車だ。

[写真:ELICA前景] [写真:ELICA背面]

8輪の電気自動と言うだけでも十分サイバーだが、デザイン的にも面白い。
特にリアへ流れてゆくようなルーフとドアのデザインはシトロエンDSのマルパクリと
言っても良いくらい似ている。
しかし、オマージュと考えれば悪くは無い。
各自写真を撮りまくった。

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新しいビルの見学が終わったので秋葉原散策に突入した。
一応私にはCPUファンを買うと言う目的があったが、「アキバなら何処ででも手に入る」
と、思っていたのでF探偵と宣教師の後についてぶらついた。
途中、50枚スピンドルのDVD−Rを買ったりしながら、暫く歩いたらお腹が空いて
きたので、目に入った新しそうなレストランビルに入り寿司を食べてから『サクッと』
クーラーを買って帰るつもりだった。

ところが、いざパーツショップに入ってはみるが、置いてあるのは馬鹿高い高性能クーラー
ばかりで、所望している安価なリテール相当品が見つからないのだ。
とにかく片っ端から店をあたったが、無いものは無い・・・

結局、「ツクモの本店ならあるだろう」と来た道を戻ったところ、『ツクモex』が
目に入ったので、ここでゲット。
その際、ついでにジャンクのクーリングファンを買ったのだが、ここで『ジャンク品買い』
に火がついてしまい、駐車場までの途中でジャンクの電源ユニットまで買ってしまった。
・・・が、探偵の車の中に置き忘れてしまった。(情けない)

[写真:DVD-R]
50枚スピンドルのDVD−R。 約1500円
台湾製の安物だが東京電○工業向けのOEMと同じものらしい・・・

[写真:新しいCPUファン] [写真:新しいCPUファン]
何の意味も無いが、LEDによりケースの中で青く光っている・・・

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秋葉原から帰り、暫くビデオを消化してから買い物ツアーへ出かけた。

まあ、「買うものと言えば卵と豆腐くらいだろう」と思ったものの、いざ篠崎の河内屋へ
行ってみたら買うわ買うわ・・・
何しろ先週は旅行に行っていたので買い物は奥方が会社帰りにする程度だったからだ。
豆腐2丁、味噌1kg、くるみ1袋、紅生姜1袋、冷凍ソーセージ1袋・・・etc
これだけ買っても夕食で使う豚肉と卵が含まれていない始末だ。

「次ぎ行ってみよう〜」と、サミットへ。
ここへは空いたペットボトルと牛乳パックをリサイクルに出しにきただけなのだが、お米の
在庫が尽きかけている事を思い出した。
結局、お米を買ったもののお米も卵も値段が合わず、自宅近所のスーパーで買って帰った。

夕飯は先週の旅行の成果を見るべく予定通り『広島風お好み焼き』を作った。
[写真:広島風お好み焼き]

材料はありふれた物だが、修行(?)の成果は絶大で、今までに無い新しい定番メニューに
なりそうだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.13)


平成18年03月11日(土曜日)

寝坊をしつつも午後から仕事。

出社して真っ先にCPUファンの状態が気になったが、幸いにして爆音は収まっていた。
そこで仕掛けていたCGの確認を始めたところ、またしても異音が出始めた。
要するにCPUが計算を始めて熱を持つとファンとヒートシンクが干渉を起こすのだ。
これには困った。

変な話だが、リテールクーラーのクーリングファンはヒートシンクにねじ止めされている
訳では無く、プラスチック製の部品で吊り下げられているだけの構造をしている。
その為、ちょっとその部品を突付いてやるだけで一時的に音は収まるのだが、直ぐに
異音が出始める始末なのだ。
仕事に集中したいので『無視しよう、しよう』と思っていたが、何度目かには頭に来て
部品を強く押したら今度こそ音が収まったので『やれやれ』と思った。
・・・が、暫く作業をしていたらPCが何の前触れも無く『プツン』とシャットダウン
したまま、何度スイッチを押しても起動しなくなってしまった。
トホホ・・・

今日、何十回目かはわからないが、PCを引っ張り出してみたところ、一見して原因が
理解できた。
なんとクーリングファンの羽が2枚も折れており、ファンの回転を阻止していたのだ。
重ね重ね情けない・・・

[写真:羽が折れたCPUファン]


折れた羽を取り出したところ一応ファンは回り始めたのだが、前にも増して異音が出る
上に、回転バランスが崩れているので『ブワワワ〜』っと振動する始末。
加えて電源ユニットの風量が極端に低下している事に気づいたので、これ以上の作業を
断念せざるを得なくなった。

結局、サブマシンに長めのCGを仕掛け、一度帰宅。
夜は東邦酒場にていつものメンバーでコアな話題で大盛り上がりした。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.13)


平成18年03月10日(金曜日)

朝からもたもたと仕事。

前夜に仕掛けたCGのチェックから作業を開始し、タイムラインへの組み込みや
お客さんへのメールを出したりしてからメインPCの復旧作業に入った。

昨日やったのはM/BをGIGABYTE社製の『GA-8IG1000PRO Rev2.0』から同社の
『GA-8IPE1000 Rev2.0』に交換したところまでだ。
2枚のM/Bは細かな差異はあるものの、基本的に同じチップセットを使ったほぼ同じ
型番の製品なのでシステムHDDもそのまま使えるはずと、踏んでいた。
しかし、何度再起動しても『PCの構成が大幅に変わったので認証をやり直おせ』の
ところでハングアップしてしまうので困っていたのだ。

それこそ最近もOSのインストールやらシステム再構築をやったばかりなので、それ自体は
苦にならないのだが、仕事が立て込んでいるので時間が勿体無い。
そこで、OSのクリーンインストールは最後の手段に取っておき、基本に立ち戻る事にした。
グラフィックカード以外の拡張カードを全て外し、最低限の構成で起動させ、様子を
見る事にしたのだ。

すると、それがヒット!
問題なくMSとの認証作業が行われ、システムHDDはそのまま使い続ける事ができた。

・・・が、暫くチェックをしているうちに何かがおかしい事に気付いた。
スピーカーの電源が入っているのにもかかわらず、サウンドカードから音が全く出て
いないのだ。
まあ、オンボードのサウンドカードは動いているので仕事にならないわけではないが、
全てのデバイスドライバーはそのまま引き継がれているはずなので、音が出ないのは
気分のいいものではない。
仕方が無いので原因を探ってみたところ、OSからPCIバスのサウンドカードを認識
していないことまでは分った。
しかし、何度再起動させても認識を始める様子が無い・・・
結局、PCを引っ張り出して、カードを別のバスに挿し直したら正常に動くようになったが
納得がいった様な、いかないような・・・

PCが無事に直ったので2台体制での作業を再開した。
ところが、その直後何処からとも無く聞こえるクーリングファンの振動音が気になり始めた。
カードリッジ化したHDDのクーリングファンは極めて安物のなので、ちょくちょく
異音を立てるのだが、それとは出所が違っているのだ。

仕方が無いので何度と無くPCを引っ張り出しては中を覗き込むのだが、その度に
異音は収まるので原因がCPUファンである事に辿り着くのに随分と無駄な時間が
掛かってしまった。
まあ、原因が分ったら思い当たる節があった。
前日、PCが突然動かなくなった原因を探っている時、クーリングファンにうっかり
電源ケーブルか何かの部品を噛み込んでしまったからだ。
(情けない・・・)

しかし、汎用ファンが付いているタイプならば何とかなるが、CPUの付属品は
交換ができない構造になっているだ。
結局のところCPUファン自体を交換しないと本質的には交換しないと直せないので、
音は気になって仕方が無いが、そのままの状態でレンダリングを仕掛けて帰宅した。

ところが、帰宅した後、親父と兄貴から立て続けに『PCが猛烈に唸っているけど大丈夫か?』と、
電話が入り、苦慮した。
火を噴くような状況ではないと分っていても、一抹の不安が残った。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.13)


平成18年03月09日(木曜日)

朝からまじめにお仕事。
出社早々、下らない事で親父と喧嘩になってしまい、嫌な気分で作業の続きだ。

今日も前夜仕掛けて帰ったCGをチェックしてみたところ、問題点のてんこ盛りだった。
こんな時はちょっとやそっと直したくらいではバグは無くならないので、一通りの問題を
直した上で、画素数を落として仮レンダリングするのに限る。
そして仮レンダリングをしている間に別のCGのデバッグ作業をしていた。

ところが、夕方に何となくメインマシンをリセットしたところ起動しなくなってしまった。
これと言って思い当たる節がないので「熱暴走だろう」と思い電源を落として夕食だ。

しかし、お茶を飲んで「そろそろ良いだろうと」思って電源を入れたにも拘らず、相変わらず
マシンは沈黙を守っている・・・
手のひらで排気を受けてみると未だ熱々の空気が出てたので、廊下に出して再度冷やして
から再起動を試みたのだが状況は変わらない・・・

こうなると作業どころではないので本腰を入れてチェックを始めた。
取りあえずCMOSのクリアーや部品構成を最低限にしたりと、初歩的なところから始めたが、
電源を入れても『ぴっ!』というBIOSの起動音が鳴らない状態なのだ。

「もしかしてBIOSが飛んだのか?」とも思ったが、試しにメモリーを外した上体で電源を
入れると『ピピピピピピピピピピピピピピピ!!!』と、けたたましいエラー音がする。

原因は分からないが何かがおかしいのは間違いない。
単体ではこれ以上の検証はできないのでサブマシンでWebをチェックしたりもしたが、
原因につながる情報は得られない。

そこで極力やりたくなかったがストックしておいたM/Bを使って部品のチェックを
したところ、正常に起動するではないか!
・・・原因は不明だが、どうやらM/Bがおかしくなったらしい。
故障したままでは戦力にならないので正常なM/Bでマシンを組み戻したのだが、残念ながら
システムHDDが起動してくれなかった。

仕方がないのでOSのインストールからやり直すかとも思ったが、既に11時を回っていたので
今日は作業を止める事にした。

嫌だ嫌だ・・・

[写真:M/B交換状況]
どうせM/Bの交換をするなら、楽しみながらやりたいものだ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.09)


平成18年03月08日(水曜日)

今日も朝からCG。

出社してみたところ、前夜仕掛けて帰ったレンダリングが終わっていたので早速チェック
したところ、例によって微妙な問題が発覚した。
パイロット版では単純なグラデーションだった背景を『地中っぽい』雰囲気に換えたのだが
確認を怠ったため、テレビに映した時に暗すぎるのだ。
(まあ、地中だから暗くて当たり前だが、CGはそんな矛盾をいくつも抱えている・・・)

その他にも細かい不満や修正点が見つかったので、修正してレンダリングして確認したら
今度は何とかなったようなのでビデオ編集ソフトでタイムラインに組み込んだ。

さて、修正は2シーンだけではないので次の場面の修正だ。
何処をやるか迷ったが、一番長く、複雑なシーンに着手する事にした。
このシーンは工法の施工手順を説明する為のものなので、長いシーンの中で『あっちを
動かし』『こっちの部品を透かし』『こっちを回転させる』などと言う物なので、慎重に
やらないと頭がスパゲッティーになる。

幸い最初のデータに対してアクションを次々に追加して行き、場合によってはレイヤーを
移動させるなどの構造にしていたので形状データの修正は最低限で何とかなった。
しかし、いざレンダリングしてみたら引き継がれていないアニメ設定や構造があり
調整はまだ必要なようだ。

問題点を確認するためにも3本ばかりのデータのレンダリングを仕掛けて帰宅したら
11時半を回っていた。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.09)


平成18年03月07日(火曜日)

朝からCG作業。

今回のビデオは今期(つまり今月)中に仕上げねばならないのが分りきっているが、
なかなか決めるべき箇所が決まらず、進まない。
CGで言うと『部品の色を如何するべきか』とか『背景の有無は』などと言う事を今に
なって言い始めている始末・・・
要するにそれが決まらない事には作業が進まないのだ。

そんな訳で今日も何度目かのサンプルを作って仮のWebサイトにアップロードして、
先方の意見を聞いたところ、ようやくOKがでたようだ。
(後から茶々が入る可能性は否定できない・・・)

修正が概ね終わっている2本のCGを再度確認して、レンダリングを仕掛けた頃には9時を
回ってしまったので帰宅した。

先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.08)


平成18年03月06日(月曜日)

旅行明けでどよよぉ〜ん・・・

「遊び呆けた分、仕事に専念しなければ」と、頭では分っているが、根が怠け者なので
エンジンはなかなか掛からない。
メールチェックをしてみるとH氏から
『プレゼンに使いたいので、以前作ったCG(静止画)を一部加工して送って欲しい』
と、別件の依頼があった。
ウォーミングアップも兼ねて着手した。

この編集に関するデータは全てDVD−Rにバックアップしてあるので、所定データの
レストから始めなければならない。
まあ、必要なのは数本のCG用データなので本来大した量ではないのだが、何度となく
作り変えているため『どれが必要としているデータか』は展開してみないとわからない。
その為、それと思しきデータを纏めてコピーせざるを得ない・・・

レストアが終わったので早速修正作業を開始した。
必要なデータは直ぐに見つかったので指示通り不要な部品を外してレンダリングして
「一丁上がり!」・・・と、思ったら何だか雰囲気が違う。
以前の画と比べたら直ぐ分ったが、背景用のデータが抜けていたのだ。
まあ、肝心のデータを再度探してレストアするだけの話だが、またしても展開に時間が
掛かった上に、展開したデータ量は5GB。
4枚のCGを加工してメールで送る事を考えると明らかに無駄の多い作業だった。

CGを送った後、旅行の記録を少々日記に書いたりしていたが、どっぷりと作業を
するには中途半端な時間になってしまったので帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『タイムマシン経営?!』

旅行中新聞を読む事ができなかったので知らなかったが、ソフトバンクがボーダフォンの
日本法人を買収すると言う話が持ち上がったらしい。
私はドコモユーザーなので直接の利害関係が無い事もあるが、それを聞いても『へぇ〜、
そうなんだぁ〜』位にしか感じなかった。

しかし、旅行から帰り新聞やらテレビを見ていたらいろいろと考えさせられた。
一番大きいのが1兆数千億円とも2兆円とも言われる買収をソフトバンクは借金で賄うと
言う事を世間が概ね好意的に受け止めている事だ。
中身や質は違ったとしても物事を一から起こすのではなく他社をお金で買って自分の物に
するのだからライブドアのやっていた事となんら変わりが無いからだ。

今回の場合、ボーダフォンとソフトバンクの思惑が噛み合っているため敵対的買収では
無いが、少しでも遺恨が含まれた場合『汗水流して築き上げた成果を金でかっさらう気か!!』
と、総スカンを食いかねない状況に思えてならない。
しかも、今回の買収方法を『タイムマシン経営』と解説を入れる評論家(?)がいたのには
驚いた。
曰く『時間とお金をかけて作り上げる市場における位置付けと顧客をお金で一気に買い取る』
ところから来る既存の手法らしい。
ライブドアによってマネーゲームのようなM&Aが行われていた時には聞かない言葉だった
ので強く印象に残った。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.07)


平成18年03月02日(木曜日)

広島行

旅行中、余裕があれば
ブログ版 に先行して書くと思いますが・・・


平成18年03月01日(水曜日)

今日もCGの続き。

雨が降る中、出社して直ぐに作業に取り掛かったところ、早速H氏から電話が入った。
曰く、指示を受けて修正を行ったものの、結果を見てみると様々な不具合があるらしい。
「言われてみれば確かにそうかもしれない」事ばかりなので素直に再修正をすることになった。

まあ、どれも複雑とはいえない修正なのだが、一部のデータを弄ると別のパーツに干渉したり
する事が多いので作業は遅々として進まない。
あれこれ考えることが多いので、取りあえず簡単にできる部分を済ませ、サンプルの静止画を
メールに添付してから別の箇所の修正を続けた。

そんな折、兄貴宛に荷物が届いた。
話には聞いていたので早速メールで知らせたところ、中に入っているデータDVDを焼き
増しして欲しいと返信が入ったのでサブマシンでヤッキ〜!

しかし、直ぐに終わると思っていたものの、片手間にやっているものだから時間のロスが多く、
気が付けばタイムリミットが近づいてきてしまった・・・
ラベルの印刷をするかどうか迷ったが、再度メールを出したところ辛うじて余裕はあったらしく、
何とか間に合わせることができた。

母親とともに車で駅まで行き、兄貴に焼きましたデータディスクを渡し、会社にとんぼ返り・・・
作業の続きだ。
『太くしてくれ』と言われたジャッキの無理無理に調整して何とかスキンプレートの下に
押し込め、レンダリングを開始した。
ところが、出来た動画をチェックしたところ『白だと分かり辛い』と言われて調整をした部品が
別の部品とほとんど同じ色であることに今頃気が付いた体たらく・・・
気が付けば10時を大きく回っていたのでWebにアップロードした後にメールで言い訳を
して作業を終了した。

明日から広島だ!

去年の今日一昨年今日

(2006.03.01)


平成18年02月分の日記

02/01 02/02 02/03 02/04 02/05 02/06 02/07 02/08 02/09 02/10
02/11 02/12 02/13 02/14 02/15 02/16 02/17 02/18 02/19 02/20
02/21 02/22 02/23 02/24 02/25 02/26 02/27 02/28


平成18年02月28日(火曜日)

朝からだらだらと仕事。

会社に出てみたら、昨夜アップロードしたCGに対してのRESが付いていた。
曰く、機械の構造的について勘違いをしていたようで、またもや形状の修正を余儀なくされた。

一寸ずつバランスを見ながら形状を修正していったが、どうも塩梅が悪い。
送られてきた略図に合わせるだけだと、位置関係や雰囲気がイマイチ合わないのだ・・・
遅々として進まずストレスが溜まってくる。

そんな折、午後2時ころに携帯電話が鳴った。
予定通り、自宅の給湯器を交換に来た業者の人だった。
30分程で来るというので、立会いと片付けのために自宅へ向かった。

前の持ち主から引き継いだ給湯器は齢10余年。
先週末はかなりトホホな状態だったが、『最後のご奉公』なのか昨日は普通に動いていた
のが妙に可愛い。
業者の人が来るまでの間、記念写真を撮ってしまった。

写真を撮っているうちに業者の兄ちゃんが到着。
寒空の下、一人でたっぷり2時間掛けての交換作業は丁寧そのものだった。
それこそ業者によって取り付け作業費も前後するだろうが、『いい仕事』をしてくれた
と思う。
(異業種の作業を見ているのは結構楽しかったし、「一朝一夕にはできないなぁ〜」と、感じた)

無事に給湯器の取り付けが終わったので会社に戻って作業の続きだ。
図面を見ているうちにジャッキの数や位置を変えたりしたが、一応形になってきたので
レンダリングしてサンプル出しをして作業終了。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.28)


平成18年02月27日(月曜日)

朝からCGに没頭。

週末に作業ををしなかったものの、頭の中で練っていた構想を元に構造定義のやり直しだ。
しかし、先週もそうだったが、慎重にアプローチをしていかないと影響があちこちに出た
挙句に収拾がつかなくなってしまう。
その為、極力『部分的に長さを変える』とか『単純に削除する』または『全く新しい部品を
くっつける』程度にしながれの作業となった。

先ずは手始めに『構造の説明』用CGの仮組みが終わったのでサンプルビデオを作り
仮のWebSiteにアップロードして指示を仰ぐ事にした。
それと同時にサブマシンで本レンダリングを仕掛けつつ、別のシーンの変更に着手した
のだが、同じ事を何度やっても上手くいかない・・・
最後の最後に『単純な勘違い』があった事に気づいたのだが、夜中になってしまったので
あきらめて帰ることにした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『PSE(Product Safety, Electrical Appliance & Materials )』

仕事があまり順調とはいえないので、夜中にバリカンで頭を丸める事にした。
兎に角、髪の毛が耳に掛かる程度に伸びてくると鬱陶しくって何事にも集中できなく
なるからだ。
・・・ていうか、床屋代節約の為にやっているいつもの事だ。
奥方がコタツで転寝していたので一人で鏡を見ながらのセルフカットになったが、15分
程でおおむね良好な仕上がりとなった。

「さて、後片付けをしてお風呂に入るか・・・」と、思いつつ、ふとバリカンを見たら
最近密かに話題となっている『PSEマーク』が入っていた。

このマークは経済産業省のお達しにより
電気用品の製造、輸入、販売等を規制するとともに、電気用品の安全性の
確保につき民間事業者の自主的な活動を促進することにより、電気用品による
危険及び障害の発生を防止する。
を趣旨とし、基準をクリアしている事をの表示する為のものだ。

仮に電気屋さんの店頭に同じような商品があり、PSEマークの有る物と無い物とが
あったとしたら、前者を買うべきである。
それは『安全だから』と、言うよりもマークの無い製品は近々に市場から抹殺される
運命にあるからだ。
(個人売買は可能だが業者による販売は禁止となる)

よって、バリカンにこのマークが入っているのは喜ばしい事なのだが、内心複雑なものが
あった。
何故なら、マークの付いている家電製品を自宅では2、3個しか確認していないからだ。

この事は今週の『噂の東京マガジン』で取り上げられる前に新聞で知っただったが、
確かに家電製品が元で火事になったり感電したりという事故は無くなったほうが良いに
決まっている。
しかし、ビンテージアンプのように『このアンプではないと出ない音がある』
のような文化的な部分までバッサリと切り捨ててしまう構造になっているのが大問題だ。

バブル崩壊以後、『物は捨てるものではなくリサイクルするもの』という概念がようやく
定着しつつあるのだが、ある意味この精神に逆行するものともいえる。
それにこんな法律がある事、そしてPSEマークが付いている製品と無い製品が市場に
混在している事を知らない人が大多数である事が何よりも不可解だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.28)


平成18年02月26日(日曜日)

何もできなかった日。

朝の目覚ましラジオが止まった直後にまたしても眠りに沈没。
昨日ほどではないが、眠くて仕方が無いのだ。
これで10時過ぎに無理やり這い出していなかったらどうなっていたことか・・・

先ずは起き抜けに近所のスーパーへ買い物へ行く事にしたが、あいにく外は雨。
それなりの強さで降っているので、なんとなく嫌〜な気分だ。
しかし、昨日引きこもってしまったので、いかない訳にはいかない。
結局、ジャガイモ、たまねぎ、卵、キャベツ、牛乳と買い込んだ。

さて、ブランチにホットケーキを食べながらテレビを見ていたが、その後どうするか
少々迷った。
早急にCGに当たりを付けなければならないので、『会社へ行かねば』という気持ちが
ある反面、一日やそこらでどうにもならない作業量なのだ。
・・・と、言うより、どう料理すべきか頭を抱えている状態なのだ。
そうこう迷っている間も雨が降り続き、外へ出る切欠を見失ったまま夕方に成ってしまい
結局そのまま引きこもってしまった。

明日、親分から『終わった?』なんて電話が入らないことを願ってやまない・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『給湯器ねぇ〜』

車の買い替えについては常々考えていたが、思いがけず別の買い替えを迫られた。
ガス給湯器が壊れてしまったのだ。
まあ、中古で買った家に元々付いていた給湯器の事だし、かれこれ10数年ものだから
無理も無い・・・

一応金曜日にメーカーのサービスを呼んで点検をしてもらったのだが、蓋を開けてわずか
5分で『部品の製造停止に伴い修理不能』と、引導を渡された。
・・・て、言うかサービスの人曰く、電話で型番と症状をを聞いた時点でだめっぽい事は
分かっていたそうだ。
(そんな訳で、チェックは無料だった)

こうなると給湯器の買い替えをせざるを得ないが、問題はどこで買うかだ。
一番手っ取り早いのは契約しているガス会社を経由する方法だ。
そこで『現在使っている機種の同等品くらい』という曖昧な基準で見積もってもらったら
『20数万円くらい』と、いう金額が出てきた。
給湯器本体30〜40%OFF+リモコン+工事費は法外に高いとは思わないが、中古の
軽自動車が買えそうな金額は小さくない。

そこでインターネットで検索をしてみると、激安店が結構ある事が分かった。
その中からあれこれ検討した結果、本体70%OFFという店があったので
WebSiteから見積もり依頼をしたら10分ほどで電話確認が入った。
電話口の営業は若いアンちゃんらしく、少々マニュアルチックなトークではあったが、
まあ仕方が無い。
12万円強の見積もりが出たので、そのまま発注をかけた。

果たしてどうなることやら・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.02.26)


平成18年02月25日(土曜日)

ぼけぼけっとした一日

CGの修正作業を進めねばならないので会社に行こうと思ったが、体が言うことを聞かない。
目覚まし代わりのラジオを布団の中で9時聞いた後、再度寝てしまうのはいつもの事だが
最近としては珍しく昼近くになってもすっきりと起きる事ができなかったのだ。

まあ、流石にその頃にはお腹が空いてきたのでノソノソとおき出したのだが、何もする気が
しなので、いつものように『王様のブランチ』をぼけっと見ていた。

さて、普段(?)なら番組が終わった頃にはお腹も膨れて次のアクションを起こしている
のだが、自分でも不思議なくらい何もする気が起こらない。
それこそ仕事は明日やるなり、しらばっくれるのも有りなのだが、買い物へ行く気力が
起こらない・・・
結局、ブランチの後、よく分からない特番を「面白くないなぁ〜」と、思いながら見たり、
ビデオをていたら、6時に気絶・・・
次に気がついたのは7時過ぎだったのだが、目を開けていることができず寝続けた。

その後、8時過ぎに覚醒したので夕食をたべながらドラマを見たりして一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.25)


平成18年02月24日(金曜日)

朝から不真面目にお仕事。

昨日の打ち合わせを受けてビデオ制作のやり直しをすることとなった。
しかし、4ヶ月近く放置してあったのでどのHDDにデータを入れたか直ぐには分からず
右往左往・・・
しかも、ビデオ編集ソフトでプロジェクトファイルを読み込んでみたら『xxのファイルが
更新されているか、見つかりません』と、無常なエラーが出てしまったのだ。

一瞬慌てたが、よくよくファイル名を見たら1年前に奈良で撮影した分である事が分かった。
要するに、これに関しては別途DVDにバックアップが取ってあったので、HDDが手狭に
なった際にバッサリと削除してしまったのだ。

そんな訳で、データのレストア作業に取り掛かったが、たった3枚とはいえ時間が掛かる。
おまけに一部のファイルが少々怪しいらしく、一括コピーしようとするとCRCエラーを
起こす始末なのだ。(やっぱり安物はだめだな・・・)
まあ、大半のファイルは今回の編集に使っていないので大丈夫だろうが、一応個別に
コピーを繰り返していったら何とかなったようだ。

さて、データのレストアが終わったので早速作業を開始した。
今回もCGの修正がメインだ。
ところが、機械の構造がかなり変わるのでどうすべきか悩ましい。
一度決まってしまった形状データや動きを再度分解するのは正直言って大事なのだ。
(放置期間が長いので、どう組み立てたか忘れている部分もあるしね)

今回の場合、単純に新しいパーツで機械を覆ってしまうのが一番手っ取り早いのだが、
それだと昨日もらってきた図面とは別物になってしまう可能性が高い
やはり慎重にやらないと後から何を指摘されるか分からないのだ。

結局、構造をどう変えるのが手っ取り早いのかを悩みつつ、データを分解していたら
わけが分からなくなってしまった。
場合によっては修正ではなく1から作り直したほうが早いのではないかと考えつつ
一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.25)


平成18年02月23日(木曜日)

那須へ編集の打ち合わせへGO!

9時10分:自宅の駐車場を出発。
車中で飲む水やらコーヒーやらを準備するのを忘れていた為、正直言って少々出遅れた。
いつものように平井大橋ICから首都高に乗ったところ、車は多いがそれなりに流れて
いたので一安心した。

その後はいたって順調そのもの。
大谷PAにてトイレ休憩しつつも12時前には那須塩原ICに到着した。

さて、約束の時間まではまだ間があるので食事をする事にしたが、その前に車の燃料だ。
大丈夫だとは分っていたが、燃料タンクがすっ空かんだからだ。

ところがちょっと期待外れが事があった。
那須塩原ICの直近には太い国道が2本もあるため、ガソリンスタンド自体は選り取り
みどりなのだが、かなりの範囲を走ったにもかかわらず、セルフ給油のGSが全く無いのだ。
仕方が無いので回転寿司で昼食を済ませてから適当なGSにて給油した。

さて、午後一から予定通り打ち合わせに突入した。
なにしろ昨年秋から放置してあった仕事の続きなので、正直言って関係者一同何から
どう手を付ければ良いか全く分らない状態だ。
できればナレーションだけ入れて『ハイ出来上がり』にして欲しいと私とH氏は悲願
していたのだが、やっぱりH親分は黙っていなかった。
CGを見ているうちに『xxの部分、図面と違っていないか?』と言い出したのだ。

そう言われて図面と照らし合わせてみると確かに違っていた。
否、間違いと言うより実施工に使われると思われる最新版の図面が、CGを作るのに使った
プロトタイプや実験機の構造とかわっていたのだ・・・
これに関するCGの構造変更を考えただけでブルーな気分になった上に、親分からは
『月曜日までに何とかなるか?(笑)』と、本気とも冗談とも思えない発言が飛び出しだ。
流石に「無理です」と即答したが、早急に処理しないといけない事には変わりが無いで
これまたブルー・・・
結局、2時間半ほどの打ち合わせはため息で終わった。

仕事が終わったので帰路に着こうとしたが、ここへ来て”あそこ”へ寄らないわけには
いかない。『スーパーあさの』だ。
ここへ来ると理性を失いながら買い物をする傾向があるが、今回はイマイチだった。
見切り品とは思えないイチゴが4パックで480円、キーウィーフルーツが7個入りで
150円というホームラン性の高いヒットはあったが、ホームランには至らないって感じだ。
まあ、それでも1500円分ほどの買い物をして帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『ながった事にしてください・・・??』

表題はラジオで聞いた駄洒落だが、メール問題が元で辞意を表明したとされる民主党
議員が会見で言うのではという皮肉めいたものだ。
『武部幹事長、一難去ってまた次男』ってのにも大笑いしたが、ハッキリ言って永田議員の
やってしまった失敗は笑って済ませる次元のものではない。

『間違い発言をする度に議員辞職していたら質問なんて出来ない』なんて強弁していた
議員もいるが、許せる間違いと許せない間違いがある。
今回の件は限りなく後者あるのだが、それを認めてしまうと民主党自体に存亡にかかわる
ので『包み紙は間違っていたが中身は本物』みたいな苦しい言い訳を始めている。
しかし、自分勝手な御託を並べて間違いを間違いと認めない態度は、同党が忌み嫌っている
自民党や官僚機構となんら変わりが無い。

こんなところこそが民主党が自民党に後塵を拝している原因ではないのか?
『嫌な地主を追い出したらもっと嫌な奴がやってきた』だけは御免こうむりたい。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.24)


平成18年02月22日(水曜日)

昨日に引き続きサブマシンの復旧作業。

朝、そろそろ出社しようと思った頃に親父から電話がかかってきた。
案の定転送電話だ・・・

話によるとH親分から電話が入り私に『代わってくれ』と、言われたようだが出社
していなかったので折り返し電話をしろというだけの話だ。
この電話を切った直後に今度はH氏から電話が入り、明日那須の技研まで打ち合わせに
行くことになった。

ただ、それだけの話なので本来は転送電話にする必要もないが、要するに親父は仕事に
一切タッチしていないので、ある意味必然化している。
ところが、親父はその状況を分かっているはずなのに
『打ち合わせの話なんて聞いていないから報告がないから対応できなかった』
と、ぶつくさ言われてしまった・・・
そんな事言われても打ち合わせの件は私も今日の今日聞いたことなんだからさぁ〜

気を取り直して復旧作業を再開した。
基本的にシステムHDDは順調に動いているので、バックアップデータからレストア
することの繰り返しだ。
ところが、これがあまり上手くいかない。
『アクロニス』を使って抜き出した圧縮ファイルからあれこれデータをコピーしていた
のだが、何故か度々フリーズが掛かってしまうのだ。
よって何度となくリセットスイッチを押しながら作業をしていたが、結局圧縮データを
入れていたHDDが不調だったかららしい・・・

夕方まで作業をしていたが、明日の出張のこともあるので昨日よりも早めに帰宅した。

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『党首討論、堀江メール、妙な展開』

先週から話題騒然となっている、いわゆる『堀江メール』だが、自民党を切り崩す
どころか民主党の旗色はあまりにも悪い。

まず、あのメールを堀江容疑者が自ら入力した可能性は限りなくゼロに近い事が
様々な検証により明らかになっている。
しかも、堀江容疑者の指示を受けた第3者によるメールであったにしても、至急という
わりに時間に余裕があったり、『秘密の裏金』の処理に表の名目を付けようとしたりと
支離滅裂との指摘もある。

それでも民主党の前原代表は『QTをお楽しみに』と、言っていたので党首討論には
少なからず期待をしていた。
しかし、蓋を開けたら『二の矢』がないどころか内容の無い『肩透かし』もいいところだった。
曰く『国政調査権の発動を確約しない限り握っている証拠は出さない』と、逆切れ気味・・・

これにはコメンテーターも唖然としていたようで、『国政調査権が発動されない事を前提に
した逃げではないか?』と、いう意見も飛び出した。

メールの真偽や、裏金の有無の追求よりも、責任を取るべき人間がきちんと責任を取ら
無い限り、民主党は今度こそ大変なことになる可能性が高い・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.02.22)


平成18年02月21日(火曜日)

成り行き上、サブマシンの再構築作業。

朝、会社に出てみると、昨日ディスクチェックをしたままで帰ったHDDのチェックが
無事に終了していた。
恐る恐る中身をのぞいてみると一応一通りのデータが確認できたので、念のため
丸ごとバックアップを取ってから復旧作業をする事にした。

先ずはダメ元でHDDをマウントしてみたのだが、当然の事ながら起動してくれない。
何とか起動しようとするのだが『xx.DLLが見つからない』とかいうエラーが出るのだ。

まあ、エラーにも良いエラーと悪いエラーがあるが、ある意味このエラーは前者に思えた。
そこで、一縷の望みを持ち、WinをインストールCD−ROMから起動を掛け、回復
コンソールを使う事を試みた。
ところが、回復コンソールを試す以前にOSからHDDが認識されないのだ・・・
BIOSからは一応認識されているのでソフトウェア的な不具合と思うのだが、マウント
場所を変えても、何をやっても状況は好転しないのだ。

10分以上同じ事を繰り返した時点で、諦めるてOSのクリーンインストールを始めた。
すると不思議な事に、今までまともに動かなかったはずのシステムHDDがまともに
動くではないか!
『もしかしたら、このまま元通りになるのではないか?』と、一瞬思ったのだが、
クリーンインストール後にデータのコピーをしようとしたら、やっぱり挙動がおかしい・・・
素直に保存してあった古いシステムHDDにデータを入れ替えてから本格的なシステム
構築に入った。

ところが、バックアップデータを入れたHDDを何故か認識してくれない。
ハッキリ言ってこっちのほうが困った。
サブマシンのデータが飛ぶ事自体は想定内だが、バックアップデータをいれたHDDには
編集途中のビデオデータやら何やらで満杯になっている。
しかも120GBも・・・・
ぞっとした・・・

結局のところ、メインマシンにマウントし直したところデータは全て健在である事を
確認できたのだが、どうも疑心暗鬼が募ってきた。
仕事が無いのに大枚を払うのは嫌だが、HDDの入れ替えも視野に入れるべきなのかも
知れないと思いつつ作業を止めた。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.22)


平成18年02月20日(月曜日)

何となく調べ物デー

昨年秋からナレーション録音を残して頓挫している仕事について、まだ連絡が入らない。
先週、痺れを切らしてメールを出したら『今週親分と時間を作って・・・』云々と、
返事があったので期待をしていたのだが・・・まだ掛かりそうだな、コリャ。

そんな訳で、他の作業を続行する事にしたのだが、ファイルの名前付け作業は進まない。
着手さえすれば集中して出来るはずなのだが、最初の一歩がなかなか踏み出せない。
それに、度々リセットが掛かる事が予想されるので何となく嫌ぁ〜な気分がするのだ。

結局、いつものように遊び疲れて『やる気』が起こるまであれこれ調べ物をしながら
妹から押し付けられたデータのバックアップ作業をしていた。
いつもの事だが、バックアップの際にDVD−Rを使うので一応大事を見てサブマシンで
平行して作業をしていた。

ところが、夕方になってサブ機の様子がおかしくなってきた。
最初は外付けのドライブを認識しなくなった程度だったのだが、最終的には【CTRL+ALT+DEL】
でもリセットできない状態に陥ってしまった。
仕方がないので強制的に電源を落としてリセットを掛けたところ、OSが起動しなくなって
しまった。
まあ、所詮はサブマシンだし、仕事が立て込んでいるわけでもないから大した問題でも
ないのだが、今まで動いていたものが突然動かなくなるのは良い気分はしない。
当然原因を探る事になった。

まずはBIOSから認識されるか?などの基本的なところからチェックを開始した。
すると、BIOS画面の『プライマリー・マスター』の項目にはHDDが表示されるのだが、
よく見るとドライブ情報がすべて表示されていないようなのだ。
・・・何かがおかしい。

実を言うと先週も同じような事があったので慌てず騒がずHDDのマウント場所を
オンボードのIDEからPCIバスで拡張しているIDEに変更してみたところドライブ
情報は表示されるようになった。
しかし、相変わらず起動はしてくれないので事態は変わらない。

そこで、困ったときの便利ツールの登場だ。
バックアップユーティリティ『アクロニス』の緊急ディスクで起動を掛け、HDDの現状を
覗いてみることにした。
すると、所定の場所にHDDは認識されるもの無常にも表示されたのは『ローカルディスク』
という文字列・・・
当然の事ながら中身は表示されないのでデータを吸い出す事も無理っぽい・・・

まあ、大変なトホホ状態ではあるが、なにぶんサブマシンなので実害はあまり無い。
しかし、バックアップが取れるに越した事が無いので、駄目元でメインマシンにHDDを
マウントしてみる事にした。
すると運良くマウントに成功・・・・したと思ったが、OSの起動とディスクチェックが
始まり、深刻そうなエラーが延々と続くのだ。

結局、10分ばかりエラーの列を眺めていたが、直ぐには終わりそうに無かったので
PCをそのままにして帰宅した。

仕事は詰まっていないので、ゼロからシステム構築をする時期なのかもしれない。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『デジタル放送のジレンマ』

20日付の東京新聞を見ていたら『デジタル放送における時報放送を取り止めに』のような
見出しが目に入った。
直感的に『今時の人は時報なんて気にしていないのかな?』と、思ったのだが、記事を
読んでゆくと全くの認識違いと言う事に気がついた。

答えを先に書くと『デジタル放送の時報は不正確である可能性がある』からだそうだ。

メカニズムはこうだ。
放送の電波は非常に高速度で送られてくるので地上アナログ放送は”ほぼリアルタイム”に
受信されるのに対して、デジタル放送は『データ圧縮』→『送信』→『データ展開』という
プロセスを経るのでどうしてもタイムラグが発生するらしい。
それが1秒未満の時間であれば『時報の秒針を外す』だけで何とか誤魔化せるが、都内でも
2秒、関東近郊ともなると3秒の誤差が発生してしまうそうだ。
この差は誤差と言うのにはあまりにも大きい。

まあ、希望的な観測で言うと、IT技術の進歩によってこの誤差は今後小さくなると思う。
しかし、トリノオリンピックの現地インタビューのような時間遅延(ディレイ)がこんな
身近に存在すると言うの『灯台下暗し』のように感じられた。

アナログ放送が終了する2011年7月までにどこまで技術が向上するかも見物だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.21)


平成18年02月19日(日曜日)

週末なので買い物ツアー。

先週やってきた『新日○ハウス』の営業に捕まったら面倒なので、いつものテレビも見ずに
外出するする事にした。
しかし、例によって朝食は食べていないので腹ごしらえからする事にした。
どこへ行くか迷ったが、道すがらということもあって、先週も行ったベーカリーレストラン
マルコへ行くことにした。

店に入ると直ぐに席に通されたが、先週と違って店内には結構な人数のお客がいた。
中には小さな子供もいて多少声を立てていたが、来客の平均年齢はかなり高めなので
雰囲気は相変わらず落ち着いている。

今日頼んだのは『煮込みハンバーグ』と『チキンのトマトクリームソース煮』だ。
メインディッシュが届くまでの間、例によっておいしい焼きたてパンを椀子そば形式で
食べ続けた。

[写真:カボチャのスープ]
カボチャのスープ:ポッテリしたものを想像したが、案外さらっとしてた。
それでも”味が薄い”という事はなく、ダシが利いている美味しい

[写真:美味しいパン]
今日もいろいろなパンが出てきました。 どれも美味しかったです。

[写真:煮込みハンバーグ]
先週も気になった煮込みハンバーグ:熱々だし、デミソもすっきり

[写真:チキンのトマトクリームソース煮]
これまたクリーミーで美味しかったです。

この店の料理はどれもこれも美味しいのでチョクチョクくる可能性が高まった。
そこで携帯電話を使って会員登録をする事にした。
まあ、どんなメリットがあるかは未知数だが、とりあえずグレープジュースを1杯ゲットした。
[写真:グレープジュース]
ウェルチあたりのグレープジュース。 グラスワインも選べたのだが、なにぶん車なので・・・
(この携帯カメラは逆光やハレーションにめっぽう弱いようだ)

こうしてお腹いっぱいになったので、本格的に買い物ツアーに突入した。
まず向かったのは葛西にある巨大DIYショップ『HOMES(ホームズ)』だ。
まあ、特別欲しいものがあったわけではないが、ここに来ると他では見ることの出来ない
珍しい物が沢山並んでおり、飽きることはない。
あれこれ思い付くがままに店内を見て回っていたが、結局買ったのは特価品のヘアカラーと
温湿度計のみだった。

次に向かったのは業務食材の店『MR.シェフ』だ。
最近は篠崎の店で事足りるのでここに来ることが減っていたが、ヨーグルトに入れる
ターメリックの大缶はここが一番安い。
直接比較するのもこくな話だがドラックパパスにて120g入りのウコンは1000円
くらいするが、GABANのターメリックだと500g入りでも600円足らずなのだ。
流石にこれだけの量を食べるのは大変なので、多少割高でもっと少ない商品はないかと
思ったが、極端に量が少なくなってしまう。
しかも、80g入りで300円代なので当然却下となった・・・

結局、ターメリック以外に買うものが無かったので河内屋に移動した。
しかし、こちらはこちらでめぼしい物が無い。
1箱88円のコーンフレークを2つと、鰹節を1パック買っただけでこの店も後にした。

次はピカソ。
いつものように牛乳とクランチチョコ、そして激安品のスパゲティーを買い、そのまま
隣にある100満ボルトへ移動した。
ところが店員にオール電化を妙に勧められ、多少うざったく感じつつ店を出た。

最後に行ったのは『靴流通センター』だ。
買い物をしていたときに気がついたのだが、履いていた激安スニーカーが崩壊を始めて
いたからだ。
しかし、靴に大枚払うのも忍びないので店頭においてあるバーゲン品を見たのだが、
以前買ったような『お買い得品』が無く、どちらかと言うと『バッタ物』的な安物ばかりだった。
(値段は1000円くらいだが・・・)

仕方がないので店内の靴を見て回ったが、2000円出すにしても考えているような靴が
なかなか見つからない。
そこでなんとなく目線を変えてみたところスニーカータイプの安全靴が1980円だった
ので、あっさりこれに決定した。
4Eなので横幅もたっぷりしていたし、マジックテープ形式なので履いたり脱いだりも楽だ。
その上、履き替える事無くシールド構内にも入れるので願ったりかなったりだ。

夜はきりたんぽ鍋を食べて一日が終わった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『敷居の高いオール電化』
100満ボルトへなんとなく入ったところ、「実演をしますので」と、店員に捕まった。
まあ、単にIHクッキングヒーターを使ったお湯を沸かす実験だったのだが、熱心な店員
故に、あれこれ質問攻めにされた。
要するに『オール電化』の奨めだった。
曰く『京都議定書により二酸化炭素の排出量を抑えるために、オール電化を推進している』
との事なのだ。

店員に『今、電気とガスで幾らくらい支払っていますか?』と、聞かれたので正直に答えた
ところ、『オール電化にすると、これだけトータルコストが下がります』と、言われたと
同時に『一度お家を見させてください』と強力に主張して来たのだ。

実際問題、オール電化は実に理にかなっている。
レンジでお湯を沸かす場合、IHヒーターでのエネルギー効率は90%程であるのに対し、
ガスでは50%ほどだという。
つまり、半分程度のエネルギーは本来の目的を全うせず無駄になってしまっている上に、
大量の二酸化炭素を排出しているのだ。
これは構造が全く異なるので縮めようのない差になって現れる。

まあ、そんな事は重々承知の事だ。
以前自宅に『オール電化ってご存知ですか?』とセールスマンが来たときも同じような
会話になった。
その時、「これこれ、こういう事でしょ」と、言ったらセールスマンに
『そこまで知っている人は珍しいですよ』と、煽てられたので
「ウランの精製や太陽電池パネルを作るのにも石油を使うんですってね」と言ったら
渋い顔をして帰っていた・・・

そんな訳で、店員の言っている事は分るが、ハッキリ言ってうざったい。
・・・が、会話を続けるうちに何故家を見せろというのかが分ってきた。
要するに、コストダウンが図れるのは分っていても立地条件的に置けない家があまりにも
多いかららしい。

IHヒーターだけなら問題はないが、給湯器を電化するのが難しいのだ。
ガスの場合、二酸化炭素を大量に排出する代わりに極めて高いカロリーをもっているので、
リアルタイムにお湯を作ることが出来る。
しかし、電気ヒーターのカロリーはガスよりも遥かに低いので、大容量のタンクに
『バッファリング』しないと潤沢にお湯を使うことが出来ないのだ。
このタンクが実に大きなものなので置ける家は20〜30軒に1軒らしい。
それと同時に『無理だと思う』といわれた家でも工事の人間が行って測ってみたら置けた
とか言うケースもあるので『見せてくれ』とうのも分らぬでもなし。

確かにトータルでのコストダウンが図れるのでガス給湯器を交換するのを切欠に
『オール電化』に切り替える選択肢は『有』だと思う。
しかし、いくら助成金(?)が出るし、機器の絶対寿命が長くても無料とは到底いえない。
少なからぬローンなり、出費が伴うのだ。
しかも、店のチラシには何故か大型液晶テレビがローンに組み込まれており、妙なところで
儲けられているのでは?と、穿った考えを持ってしまう。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.20)


平成18年02月18日(土曜日)

だらだらとした休日。

二日続けてコタツで寝てしまい、目が覚めたのは9時過ぎ。
そのまま寝続けるのもなんとなく疲れそうだったので、とりあえず『王様のブランチ』を
見ながら簡単な朝食だ。

『王様のブランチ』を見終えた頃、ポンコツ車にて外出することになった。
先週に引き続き、フェイシャルエステ(?)の実験台になるために奥方を青戸にある
ショップに送り届けた後、一人さびしく放浪である。

運悪く空財府を入れたリュックサックを持ってくるのを忘れたため、待ち時間にお金を
掛けることが出来ないので、足は必然的に大型DIYショップへ向かった。
・・・と、言っても、元々探している物がある訳でもないので1時間半ほどうろついて
いたら疲れ切ってしまった。
しかも、店員に間違えられたのか2度も知らない人に声を掛けられてしまい、最後は
駐車場の入り口にあるベンチでボケッとしていた。

時計を見たらようやく2時間が経過したので、そろそろ『帰るコール』があるのでは
と、思い再び青戸に戻ったところ10分ほどでピックアップすることができた。
その後、無性に肉が食べたくなったのでサイゼリヤに駆け込み一日が終了した。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.20)


平成18年02月17日(金曜日)

不真面目にお仕事。

2日連続で道草を食ってしまったので流石に遊ぶのにも疲れてきた。
そんな事もあって、たらたらと編集作業の準備作業をすることにした。

既にキャプチャー作業は終わっているので時間軸に沿って順次繋いでゆけば形にはなる
のだが、無手勝流でやるのでは後から面倒なことが多い。
一応撮影した日付でフォルダー分けはしているのだが、個々のファイルはキャプチャー時の
利便性を考えて数字の羅列にしているからだ。
まあ、取り込みは時間軸に沿って行っているので、数字のファイル名でソートして配置する
のには便利なのだが、何を撮ったシーンなのかが分らないと、編集時に余計な手間が掛かる
事がある。

そこで、数字のファイル名の後に簡単な説明文を付ける作業をする事にしたのだが、何故か
思ったように進まない。
何を撮ったシーンなのかを確認するために一部をメディアプレーヤーで再生したり、
サムネイル表示をしたりする至極単純な作業なのだが、たびたびOSが勝手にリセット
してしまうのだ。

ハッキリ言ってこれについては原因不明としか言いようがない。
別件でもこのPCは度々リセットが掛かるのだが、『デバイスドライバーが原因で・・・』
と、原因が曖昧なのだ。
まあ、使っているデバイスドライバは故あって古いまま使っているものや、メーカーによる
更新の行われない物もあるので、ある意味仕方が無いのかもしれない。

結局、すべての名前付け作業をする事無く、一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.20)


平成18年02月16日(木曜日)

二日続けでCGIと格闘。

掲示板CGIプログラムである『YYBBS』と『Joyful Note』をリンククラブ・ホスティング・
サービス(以下LHS:旧式のハイドロオイルじゃないよ)に移植する作業に再挑戦した。
『Joyful Note』に関しては昨日の内に殆んど完成していたので事実上『YYBBS』の
調整である。

『YYBBS』の設定は昨日も途中まで行っていたのだが、内部構造が大幅に変わっていた為、
途中で頭の中がスパゲッティー状態になって訳が分からなくなってしまったのだ。
(旧版ではプログラムは1本だったが、現在は複数のファイルを読み込む形式に変わっている)

まあ、基本的には旧版の設定を確認しながら『D:』で始まる絶対パスなどに変更する
のが殆んどなのだが、部分的にはそれをすると逆に不具合が起こる箇所もあったりと、
トライ&エラーの繰り返しだ。

ところが、何度確認してもどうしてもうまく行かない事があった。
流石に2日続けて同じ事を繰り返しているのでかなり早い時期に過去ログを含めたデータの
変換に成功したのだが、アイコンのメニュー選択とサンプル表示がどうしても出来なかったのだ。
何故出来ないのだろうと頭を捻るが、CGIプログラミングなんて勉強した事がないので
右も左も分からないのだ。
[画像:アイコンが選択できない!]
何故かアイコンのメニュー選択も表示も出来ない・・・

一応、書き込みも出来るし、管理画面にも入れるようになったので掲示板として使えない
事はないのだが、はっきり言ってアイコンの選択が出来てこその『YYBBS』である。
これを解決しないと「はい、出来ました」とはいい難い状態だ。

そんな訳でソースリストを引っくり返してみたところ、アイコン選択に関係のありそう
なのは一箇所だけなのだがイマイチ要領を得ない。
アイコンのファイル名と通称を2種類の配列変数に代入して扱っている事までは何となく
分かってきたものの、あれこれ弄っても相変わらずメニューもサンプルも表示できず行き
詰ってしまった。

何時間ソースリストを眺めていても埒(らち)が明かないので、気分を変えるために
『Joyful Note』の設定を行う事にした。
まあ、こちらは1ページ当たりの表示行数とファイル名の設定をやり直したところ、
呆気なく設定に成功してしまった。
そんな訳で、再び『YYBBS』との格闘に戻る事になった。

ソースリストを見ているうちに変数の書き方が微妙に変わっている事に気付いた。
即ち旧版で『icon1』『icon2』とされていたところが『ico1』『ico2』になっていたり、
コメント行の表記も変わっていたのだ。
しかし、所詮それも付け焼刃の知識なのか、あれこれ調整したものの、状況に変化はない。
悔しいがお手上げ状態だ。

仕方がないので基本に戻り、殆んど弄らない状態でどうなるかを確認する事にした。
すると、意外にも呆気なくアイコンの指定ができる事が分かった。
やはり、どこかで設定を間違っていたのだ。
<旧版(v4.8)のアイコン指定>
# アイコンを定義(上下は必ずペアで)
@icon1 = ('bishop1.gif','bishop2.gif',・・・'queen2.gif');
@icon2 = ('僧正A','僧正B',・・・,'女王B');
(一部省略)

<新版(v5.5)のアイコン指定>
# アイコンを定義 # → 上下は必ずペアにして、スペースで区切る
$ico1 = 'bishop1.gif bishop2.gif ・・・ queen2.gif';
$ico2 = '僧正A 僧正B ・・・ 女王B';
(一部省略)

答えが分かったら意外と簡単だった。
旧版と新版との差異は
 1. 変数『icon1 icon2』を『ico1 ico2』に変更
 2. 頭の『@』を『$』に変更(配列変数ではなく、普通の変数?)
 3. データのくくり方を('ファイル名','ファイル名')から'ファイル名スペースファイル名'に変更
以上の3つだが、CGIプログラムにおける配列やら変数の使い方が絡んでいるので
素人にはなかなか分かりにくかったのだ。
[画像:セレクトメニューもOK]
やっと正常に動くようになりました

まあ、所詮はボランティアのようなものだが、昨日までできなかった事が出来るように
なったのでスッキリした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『検証不能のグレーメール』

国会におけるBLT問題が新たなる曲面を迎えている。
民主党の議員によると堀江前社長が武部自民党幹事長の息子の口座に3000万円を
振り込むように指示したとするメールがあるとぶち上げたからだ。
選挙の際の武部氏と堀江氏との仲にはただならぬものが感じられたが、このメールを
額面どおりに受け取ったら『なるほどねぇ〜』と、思わざるを得ない。

しかし、どうも釈然としない。
こんな巨大スキャンダルをぶち上げたにも拘らず、メールの信憑性を裏打ちする情報を
一切出して来ないからだ。
はっきり言って『こんなメールがあります』と言っても、表に出てきているのは本文を
抜き出して打ち直した物なので信憑性の判断は全く出来ようも無い。
しかも、告発した議員はその情報ソースを一切秘匿しているので、一体どこから出てきた
情報かも全く分からない。
それどころか『エイチ・エス証券副社長の野口氏の二の舞になりかねないから』と、
暗に『公表したら暗殺の可能性がある』とでも言いたげだ・・・

民主党の議員は『何を出しても捏造と言われるから』と、プリントアウトしたデータ以外は
出し渋っているが、何も出さないのでは『ガセネタ』と言われても仕方がない。
確かに電子データは捏造や改ざんも可能かもしれないが、せめてメールヘッダーくらいは
検証しない事にはねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.02.17)


平成18年02月15日(水曜日)

図らずもCGIプログラムと格闘。

仕事の傍ら、F探偵から掲示板の巡回を頼まれているのだが、正直言ってスパム書き込み
には誰もが閉口している。
殆んどが中国などからの書き込みなのでワンクリック詐欺というよりも、単なる広告の延長
なので無視しするなり、削除してしまえばそれまでだ。

しかし、一日に何度も削除するのも面倒極まりないので、自動対応してくれるプログラムを
検討したのが
先週の事だったが、何故か全く動かない。
当初、パーミッションの問題だと思っていたのだが、FTPソフトで設定を変えようとしても
エラーが出て弾かれるのだ。

ところが、それから色々と調べを調べるうちに、F探偵が借りているリンククラブ・
ホスティングサービス(以下LHS)のサーバーのOSはUNIX系ではなく、Windows系が
使われている事が判明した。
つまり、パーミッションの設定はユーザーがする必要がないと同時に、絶対パスの設定が
根本的に違う事に気がついたのだ。

UNIX系のパス設定の例: /users/xxxxxx.jp/cgi-bin/aska/aska.cgi
LHSでのパス設定の例: D:\\users\\xxxxxx.jp\\cgi-bin\\aska\\aska.cgi
(↑ 『D:』で始まり、バックスラッシュの変わりに『\\』で区切る?)
・・・と、ここまで分かったものの何処をどう直せばよいのかがイマイチ分からなかった。

ところが今日の夕方、何の気なしにスパム対応版のパス設定を何箇所かいじってアップロード
したところ、呆気なく動き出したのだ!
結局のところ『aska.cgi』に関しては「ライブラリ取り込み」と「ログファイル」のたった
2箇所を『D:』で始まる形式に書き換えるだけだったのだ。

その際、笑えるアクシデントがあった。
いきなり従来の掲示板にデータを上書きした場合、どんな自体に陥るか分からないので
表紙からはリンクを張らずに作業をしていた。
暫く調整をして順調に動いている事を確認している最中の実験中の掲示板にスパム書き込みが
行われたのだ。
どうやら『aska.cgi』などの掲示板プログラムを探し出し、自動的に書き込みを行う
ロボットプログラムがあるようだ。 恐ろしい・・・

・・・てな訳で、とりあえず一枚目の掲示板を対策版に差し替え、他の掲示板の調整に
着手する事にした。
それぞれ別のCGIプログラムは使われているものの、調整の『肝』は全く変わらない。
しかし、パス設定以外の『画面設定』などの引継ぎがうまく行かず、悪戦苦闘。
『画像掲示板』と呼ばれている物はもう一息と言うところまで漕ぎ着けたが、『居酒屋』と
呼ばれる掲示板はCGIプログラムの構造が大幅に変わっているので右往左往した。
結局、何処をどう弄ったのか、自分でも良く分からなくなってしまい、一から設定を
やり直す事にして一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.16)


平成18年02月14日(火曜日)

第3次秋葉原自主パトロールに出発

午前中、昨日格闘していたブログのプラグインについて調べていたが、それでも動かない
原因には到達できず終い・・・
悶々とした時間が続く・・・

相変わらずお客さんからの連絡が入らない状態なので、久しぶりに彼の地のパトロールに
出ることにした。
しかし、もともと欲しい物があるわけではないので、いつものようにヨドバシカメラに入り、
いつものコースで秋葉原の裏通りを歩いたが、目ぼしい物が見当たらない。

唯一気にして見ていたのはメモリースティック(以下MS)用のカードリーダー・ライターだった。

最近買い換えた携帯電話のカメラは画素数こそ多いものの画質としては最低ランクのものだ。
まあ、普段からデジカメは持ち歩いているので本気で撮るのならば携帯電話なんぞ使う
必要な無い。
しかし、”どうでも良い物”の撮影に500万画素のデジカメを使うのも面倒だし、道具は
使い倒してナンボなので意識的に使うようにしている。
その為、撮影した画像をパソコンに取り込む際には当然カードリーダーが必要になってくる。
はっきり言って買い換える前の携帯電話の頃からデジカメ機能には満足していなかったので
会社にあるエプソンのプリンター『PM−850PT』のカードリーダーを使っていたが、
自宅では読み込めないし、いい加減面倒くさくなってきたのだ。

そんな訳で彼方此方見て回ったところ、『MSのみ』であれば500円で売っている事を確認した。
しかし、前述の通りこのカメラ(?)の画質には不満足なので、今後使い続けるとは思え
ないし、携帯ではminiSDカードを使う機種が多いようだ。
そんな訳で『MS以外も』読み書きできる機種を中心に探し回った。

それこそ1000円出せば選り取りみどりだし、800円程度の激安品も数多く目に入った。
しかし、頭の片隅にあったのはSony製の純正MSリーダー・ライターだった。
正直言って上記と矛盾するが、当面miniSDカードを使う予定はないのでMSだけでも
事足りるし、携帯電話を音楽プレーヤーとして使うにはこれが必須となる。
はっきり言ってコアに使い続ける事は無いと思っているので、一寸使って、サッサと
オークションで流してしまえば良いのでは・・・と、考えたのだ。

事前に業界での最安値をうたっている店をチェックしていたので、手にとってレジに行く
一歩手前にまで至ったが、持ち合わせが足りない・・・
結局、カードが使えないということが分かりこの件はドロー。
店で2番目に安いマルチカードリーダー・ライターを買って買えることにした。

[写真:Multi Card Reader/Wrighter]
エレコム製マルチカードリーダーライター、780円也
もっと安い製品もあったが、スタイリッシュな製品を選んだ

この後もたらたらと歩いていたが、やはり目ぼしい物はないので帰ろうかと思ったが、
献血センターの呼び込みが目に入ったので久しぶりに寄る事にした。
検査採血の際になかなか血が出ず血管を掻き回されたのには驚いたが、最終的には
成分献血をする事が出来た。

帰り際、貰った景品(?)の類の中にスナック菓子のような物が含まれていた。
『いつもの景品ですが、今日はバレンタインデーなので・・・』と言われて納得した。
だが、いくら義理チョコでもおっさんに貰ったのでは有り難くもなんともない・・・

これ以上何もする事がなくなったので帰路に着いた。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.15)


平成18年02月13日(月曜日)

一日中ダラダラ・・・

ビデオのキャプチャは終わっているので、仮編集の段取りに入るつもりでいたのだが、いざ
PCの前に座って定点ネットサーフィンをしていたら煩悩が膨れ上がって止まらない・・・
気がつけば『Movable Type』のプラグインソフトのチューニングに没頭していたのだが、
先週末から全くと言っていいほど進展がない・・・

結局、兄貴を駅まで迎えに行くと言うのでついでに車に乗って帰り、自宅でもその続きを
していた始末だ。
それでも全く原因がつかめないのだから不勉強としか言いようがない・・・

仕事にしろ、遊びにしろ、『昨日よりも一歩でも進歩』しないのは一寸悔しい。
そんな訳でニートにはなりきれない私だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.14)


平成18年02月12日(日曜日)

買い物デーだったような、そうでなかったような・・・

またしてもコタツで寝込んで朝を迎えたのだが、ドアチャイムでたたき起こされた。
奥方がノソノソと出て行ったところ、セールスマンに捕まったらしく、なかなか帰って来ない。
そんな所に私が顔を出したら余計に話が長引くと思い部屋の中で聞き耳を立てていたら、
セールスマン独特の明るくも図々しい態度のトークが聞こえてきた。

ようやく開放された奥方に話を聞くと『住宅リフォーム』だったらしい。
名刺を見ると大物演歌歌手を起用したテレビCMを流しているような大手のリフォーム会社
なのでリフォーム詐欺という事ではないようだ。
しかし、他人の家を外から見て『ベランダの手摺が錆びていますね』『玄関の上の板が
弛(たる)んでますね』と、指摘しつつ『一度見せてもらえますか?』と言われたら
いい気分はしない。
どうやら来週また来るような事を言っていたらしいので居留守を使うか、ガツンと凹ますか
対応を考え中だ。

さて、だらだらとテレビを見ながら時間を浪費していたが、流石にこのまま引きこもるのも
勿体無い。
多少遅くなったが夕方から近場の買い物ツアーに出かけた。

先ず向かったのはドン・キホーテ系ディスカウントショップ『ピカソ』だ。
ここでは奥方が会社で配る義理チョコと牛乳、イチゴカプリコと外国製クランチチョコなどを
買ったが、それ以外には目ぼしい物が無かったので店を後にした。

次に向かったのは『ショップ99』だった。
主たる目的は玄関用のサンダルくらいなのだが、いつものように行ったら行ったで、色々と
カゴに入れたくなる物が多い恐ろしい店だ。
最近人気の無くなり始めたニガリや携帯電話のイヤホンマイクも99円(税別)なので
深く考えずにポンポン買ってしまう・・・

最後に行ったのはサミットストア。
河内屋へ料理用の紹興酒やクルミを買いに行く予定もあったのだが、どうしても必要な
物ともいえないのでここになった。
まあ、主たる目的は発泡スチロールトレイをリサイクルに回すだけだったのだが、カップ
ヌードルが特売になっていたので6個も買って帰った。

さて、夕食をどうしようかと考えたが、”これ”と言って食べたいものが思いつかないし、
作る気力もあまりない。
そこで、今年初めてマクドナルドへ行く事になった。
(割引クーポン券があるからだが・・・)
いつもならビッグマックセットしか食べないのだが、トリノオリンピック記念と言う事で
『イタリアンチキンサンド』『マンチャー』『エスプレッソーネシェーク』と一通りの
限定メニューを注文した。

まあ、所詮はマックのメニューなので味は想定の範囲内・・・
結局のところ、イタリアンと言うのなら生トマトにオリーブオイルの線で行けば良いような
ものだが、癖を無くすためなのかトマトケチャップの範疇を出るものでは無かった。

マンチャーは『朝マック』のハッシュドポテトを小さく丸めた物にチーズを混ぜ、衣を
少しつけてある程度なので、これまた想像の付く味。
美味しいと言えば美味しいが、量が少ないのが玉に瑕だ。

最後の『エスプレッソ・・・』は甘すぎてコーヒーっぽさが弱い感じがした。
恐らくバニラシェークに別のソースを足しているからだろうが、ビターテイストを期待
しているとギャップに驚くくらい甘いのだ。

この後は大人しく自宅に戻って終わり。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.13)


平成18年02月11日(土曜日) :建国記念の日

休みだが何かとバタバタ。

またしても妹の依頼により奥方が実感台として駆り出される事になった。
妹の友達が化粧品会社に勤めているらしいのだが、近所のショップでの実習を兼ねた
商品モニターらしい。(興味がないので余り深くは聞いていない・・・)
10時過ぎにやって来た妹と奥方をポンコツ車で店まで送り届け、『迎えに来いやぁ〜』と
電話が入った2時くらいまで自宅でテレビを見続けていた。

さて、朝からお餅を2個しか食べていなかったので遅い昼食を食べる事になった。
自称グルメの私はサイゼリヤ以外のファミレスには極力行かない事にしているのだが、
偶には他所の味を試したいと思った。
しかし、当て所なく走ってみてもピンと来る店が思いつかないので、回転寿司にするか
マックにするかなど車内で論争となった。

暫く走るうちに『前を通る度に気になるが良く分からない店』がある事に気がついた。
環七に面して『ベーカリーレストラン』と大きな看板が上がっているのだが、パン屋なのか
レストランなのか、その意味を取りかねていたからだ。
しかし、物は試しだし、どうせ暇なので入り口まで行ってみようという事になった。

こうして辿り着いたのが『ベーカリーレストランMARUKO』だった。
http://www.maruko.org/
[写真:マルコ外観]
一之江インターの間近で、環七沿いにあるのだが、正直言って道路からは店本体の雰囲気は
分かり辛い。
ガソリンスタンドの横をすり抜けるように駐車場へ入って、ようやく店の全貌が分かった。
入り口に置いてあったメニューを見たところ、ランチメニューの殆んどが1000円以下
と、安価だし、内容も大手ファミレスチェーンと一線を画していそうなので入店する事になった。

階段を上がり、フロアーに入ると目の前にはグランドピアノが置いてあった。
張り紙によると夜の部ではピアノの生演奏も聞けるらしく、(客が少ないせいもあるが)
実に雰囲気が良い。

席に通され、改めてメニューを見たが、やはりどれも安い。
妹と奥方はイタリアンチーズハンバーグ(だったかな?)を選んだが、私は敢えて
一番安い和風ハンバーグを注文する事にした。
煮込みハンバーグも捨て難かったのだが、万が一『安かろう、悪かろう』の濃〜い味付けの
料理が出てきたら堪らないと、予防線を引いたのだ。

暫くたって真っ先に出てきたのが焼きたての白い丸パンだった。
[写真:白パン]
マーガリンの大きさと比較すると直ぐ分かるように、このパンは直径が50mm位しかない
小さなものだ。
焼き立てなのでとても暖かく且つ柔らかいので一同共に忽ち食べ終わってしまった。
非常に美味しいパンだが、あまりに小さいので当然物足りない・・・

すると、料理が届くまでの間に立て続けに小さなパンが幾度も届けられた。
[写真:フランスパン] [写真:パンの寄せ合わせ]
白パン、フランスパン、かぼちゃパン、ライ麦パン、クロワッサンと5種類ほどのパンに
共通しているのは小さいが焼きたてで美味しい事だ。
しかも、これらは食べ放題というのが『ベーカリーレストラン』の真骨頂のようだ。

[写真:トマトのクラムスープ]
パンを堪能するうちに注文した料理が届きだした。

セットメニューのスープはトマトベースだが具と出汁にクラム(アサリやシジミ)を使った
初めて口にする美味しさだった。
自宅でもトマトベースのスープを作る事は多いが、魚介類との組み合わせを考えた事は
全くなかったので意外性のある、初めての味だった。

[写真:和風ハンバーグ]
和風ハンバーグ

私の注文した和風ハンバーグは言ってみれば平凡な味だったが、そうかと言ってマイナス点も
見出す事は出来なかった。
何も考えずに箸を使ってみたのだが、非常に柔らかく出来ていてナイフを使う必要は
ないくらいだった。

[写真:サラダ]
大根と帆立のパリパリサラダ

一皿だけ注文したサラダは特別凄いものではないが、写真を見ても分かるように其れなりの
手間を掛けているようだった。
結果的に料理の量はそれほど多くないが、味も良く、納得の価格だと思った。
実は小さいと思ったパンも『如何ですか?』と聞かれるたびに一つ二つと食べていたので
気がつくと身動きできないくらいに食べていた・・・
(これって貧乏人の性?)

何より良かったのは奇声を上げて走り回るお子様や傍若無人なアホ学生が居ない事だ。
雰囲気が洒落ているし、味も大手のファミレスチェーンとは一線を画していた。
恐らく、チョクチョク行く事になるだろう。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

遅めの昼食を堪能した後、帰り道にディスカウントショップに寄り道をしたりしながら
夕食のメニューを検討する事になった。
実家の両親は二人ともキャンプに出かけてしまったし、末弟は仕事か遊びで夜中まで
帰ってこない。
その為、兄貴と妹を交えた4人で鍋を囲む事にしたのだ。

鍋の材料と言ってもあり物で足りる物ばかりなので、買うのは肉とネギ程度にした
上で、実家ではなく我が家の方でセッティングをする事にした。
自宅に客を通すのは何ヶ月ぶりかだったので、これまた久しぶりに部屋を綺麗に片付ける
ことが出来た・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.02.13)


平成18年02月10日(金曜日)

風邪でイマイチの一日。

薬を飲んで一晩ユックリ寝たので、一応朝には普通の食事が出来るまでには体調が戻っていた。
しかし、内臓が筋肉痛を起こしているような違和感といい、喉のひりひり感といい、完全な
状態とは言い難い。

一応普通に会社に行き、一日中何もせず大人しくしていた。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『Movable Typeに悪戦苦闘』

現在、自分のWebサイトにおいて2つのブログを運用している。
一つが
『でたらめ日記』のブログ版、もう一つが自動車のコンテンツ『くるまね〜』だ。
前者は無料掲示板で有名なTeacupの運営してる無料のブログだが、後者にはサーバーへの
設置や設定を自分で行う『Movable Type』を利用している。

二者にはそれぞれ、良い点、悪い点があるが、正直言って9対1くらいで無料ブログに分が
あると、思っている。
どちらもブラウザ経由で文章を書いたり、画像を貼り付けたりしてサイトを作ったり、
部分的なデータ修正で全体の装飾を簡単に変える事が出来るという点では同じだ。
しかし、携帯電話からの閲覧や書き込みを考えると『Movable Type』は対応しているとは
いい難いレベルに留まっている。
そんな訳でたらたらと文章をアップロードするだけなら多くの無料ブログの方がメリットが
多いのだ。

それにもにも拘らず、『Movable Type』も使おうと思ったのは、もはや『知的好奇心』としか
言いようがない。
フリーのブログと違って自由度が格段に高い分、カスタマイズも自由自在なので、使いこなせば
かなりのパワーツールになるのは間違いないからだ。

しかし、実際には不勉強ゆえに装飾の変更もままならない状態なのが実情だ。
フリーのテンプレートをコピーペーストすることで、若干デフォルト状態からは変えて
いるのだが、正直言ってそれすらもサンプルどおりになっていない気がするのだ。

そこで、あれこれ調べているうちにテンプレートを簡単に交換する事の出来る『StyleCatcher』
と、言うプラグインがある事を知った。
これを使うとフリーのブラグによくあるようにマウスのワンクリックで様々なテンプレートを
設定することができると言う触れ込みなのだ。

ところが、いざ挑んでみたが一筋縄ではいかなかった。
それ自体がCGIプログラムである為、パーミッションの設定も必要だし、運用の為には
何箇所かのパスを通さないとエラーを起こして動かないのだ。

あれこれ弄っているうちに最初に出ていたエラー状態は脱して、テンプレートの読み込みの
直前状態までには至っている感じになった。
しかし、実際にはデータは読み込めない状態だし、書き換えも適っていない。

『Movable Type』を使いこなす道は全くの闇の中って感じだ・・・

[画面:StyleCatcher不動の図]
『StyleCatcher』不動の図:半分動いているようにも思えるが・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.02.13)


平成18年02月09日(木曜日)

仕事以外でバタバタ。

朝、会社に行ってみると、私の椅子の上に黒いバッグが置いてあった。
弟から話に聞いていた壊れたDELLのノートパソコンだ。
ビデオのキャプチャー作業は粗方終わった事だし、動かないパソコンを放置しておくのは
生理的に受け付けないので早速取調べ(?)を開始した。

症状としては
1. スイッチを入れると薄っすらと文字らしい物が見えるが画面は真っ暗。
2. xxのファイルが無いのでWinを起動できないという意味のエラーが出て止まる
・・・てな感じで、芳しくない。

一応『2』のメッセージが出るということはBIOSもHDDもそれなりに動いている事を
表しているのでM/B破損レベルの故障では無さそうだった。
しかし、ネットで検索してみたところ、あまり良い状況とも思えなくなってきた。
電源を入れると薄っすらとロゴマークや文字が見えると言う事は液晶自体は生きていても
バックライトが点いていない可能性が高いからだ。
バックライトが点かない理由はいくつか考えられるが、はっきり言って素人に出来る修理
方法は現物交換程度しかない。
パソコンを更に分解して使われている液晶パネルの型式をゲットできれば専門店で買うなり
ジャンク屋で同じPCを買って分解する事が考えられる。
しかし、一寸触ってみたが液晶部分のネジ穴が2箇所しか見つからず、分解には至らなかった。

そんな事もあって、別の方面からアプローチをする事にした。
駄目で元々、キーボードを外し液晶の根元のコネクターを弄ってみる事にしたのだ。
すると、意外や意外。 マトモに作動するようになったのだ。
思うに何らかの衝撃によりコネクターが外れかかったのが原因ではないかと結論付けた。

ところが、キーボードを組み戻し、OSのインストールをしようとすると液晶が再び
点かなくなるという一番嫌な無限ループに入ってしまった。
キーボードを外し、暫く弄っているとまた点くようになるので、その付近の接触不良である
可能性は高いのだが、イマイチ場所を特定できないのだ。

そんな状態が暫く続けていたら、F探偵からのヘルプ依頼の電話が入った。
探偵のWebサイトには2つの掲示板が設置してあるのだが、どちらも海外からのスパム
書き込みが酷く、対応に苦慮しているらしい。
そこで、スパム書き込みを防止できる最新版を設置しようとしたらしいのだが、上手く
動いてくれないらしいのだ。

205で迎に来てもらい、早速調査が始まった。
私もCGIの設置を沢山やっているとはいえないが、動かない原因は
1. Parlのパス
2. ファイルの保存先設定
3. ファイルのパーミッション
この3つくらいしか思いつかない。
しかし、1に関しては一般的に修正が不要な事が多いし、事実、動いているCGIを確認しても
パスは正常であった。

2について探偵は、以前のバージョンでは特に指定がないので設定を変えた覚えがないと、
言うくらいだし、特に弄らないといけない設定も見つけられなかった。
しかし、怪しいと言えば怪しい・・・

実は原因として真っ先に疑っていたのは3のパーミッションだった。
CGIはテキストファイルに記述されたプログラムだが、転送しただけでは動かない。
それが『単なるテキスト』なのか『実行可能なプログラム』なのかをFTPソフトで設定
してあげる必要があるのだ。
ところが、探偵のつかっているMacのソフトではそれらを設定する項目が見当たらない。

仕方がないのでCGIソフトの元のWebサイトにあるFAQを見ていったらMacでも
FetchというFTPソフトであれば設定が出来るという事がわかった。
早速ソフトをダウンロードしてパーミッションを確認したところ、全てのポイントにチェック
が入っている状態。 つまり『なんでもあり』の設定になっていたのだ。
この状態は『指定どおり』では無いのだが、プログラムとしても動くのではないかと思われた。
結局解決の糸口は見えず、失意の元に会社に戻った。

しかし、ノートパソコンの液晶もそうだが、原因が分からないのも納得がいかない。
早速、同じCGIソフトをダウンロードして設置の実験をしてみた。
すると、ダウンロードしたファイルには一切手をつけない状態でも動作する事が2つの
サーバーで確認できた。
結局のところ、原因は『データを保存する為のフォルダーを作っていなかった事』と、
『パーミッションの設定』にあったのだ。
やはりパーミッション設定は『何でもあり』では動いてくれず、説明書通りに指定したら
呆気なく動いてくれた。
これにて一件落着・・・

CGIの疑問が解けたのでノートパソコンの修理に復帰した。
・・・と、言うものの液晶が不安定なのは相変わらずで、点いたり点かなかったりが続いた。
しかし、駄目なのは液晶だけなので、最悪の場合CRTなどの外部モニターに繋げばパソコン
として使えない事は無い。
何もしないで放って置くのも嫌なので、OSのインストールをする事にした。

例によってキーボードのネジを外し、仮組みの状態で液晶がついたところで作業を始めた
のだが、最初のディスクチェックの状態から先に進まないのだ。
もしかしたらHDDにも少なからず不具合があるのではないかと思い、HDDを取り出し、
デスクトップパソコンにマウントして中身を見ていたらウイルスチェックソフトがメッセージを
出すようになった。
「むむ・・・これはおかしい」と、思いウイルスチェックをしたところ、出るは出るは・・・
都合2300本近い感染ファイルが見つかったから恐ろしい。
これでは液晶がどうのこうのと言う以前に動かなくなっても不思議ではない。

一応ウイルスの駆除は終わったものの、持ち主の希望もあり、HDDのフォーマットから
クリーンインストールを開始した。
その途中で、液晶パネルの配線がキーボードのネジを隠している蓋に挟まっているのを発見した。
いつからそうなっていたのかは定かではないが、元々線の長さには余裕は無く、タイトな
取り回しをしていた可能性は高い。
一応、線を挟み込まない位置に引っ張ってからカバーを付けた後は液晶はついていた。

OSのインストールが順調に進み、各種ドライバーのインストールも終わったので、ネットに
接続してパッチを当てていたら弟がやってきた。
インストールした付属のXPはサービスパック2以前の物だった為、パッチも膨大な量に
なり、待ち時間に雑談をしていた。
すると、このパソコンの持ち主はかなりの粗忽者らしく、パソコンに対して詳しくない弟が
閉口する事が多いらしい。
本人は『1を聞いて10を知る』と豪語しつつも、実際には『10を聞いても1も理解できない』
困ったチャンらしい。
パソコンについて知らないとか分からないのは初心者では当たり前だし、それを恥じる必要は
無いのに、知ったかぶったりや勝手な解釈をするらしい。

そんなこんなで一応作業の目処がついたところで帰宅した。
どうも風邪をうつされたらしく早々とダウンした。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.10)


平成18年02月08日(水曜日)

不真面目にお仕事。

昨日に引き続き、キャプチャー作業を行っていたが、今日は主にサブカメラのデータが
主になった。

なにしろ、撮影は一人でやっているので違ったアングルからの撮影ってものは、なかなか
難しい物がある。
そこで広角レンズにて全体を固定撮影しておきつつ、サブカメラで彼方此方移動しながら
その他の映像を撮影するのが常になっている。
ある意味サブカメラは『味付け』として撮影しているので丸々取り込んでも内容が重複する
だけで邪魔くさくなってくる。

そんな訳で、あれこれ考えながらキャプチャー作業を行ったら案外早く終わってしまった。
しかし、これをどう料理するかを考えると頭が痛くなる・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.02.09)


平成18年02月07日(火曜日)

一応キャプチャー作業の続き。

いつものようにタラタラと作業を開始したところ、メインカメラのデータ取り込みは
一応終了した。
しかし、サブカメラのテープは丸々4本もあるので頭が痛い。
それこそ、NGではない部分をそのまま繋いでいったら、あっという間に1時間以上の
大作(?)になってしまうので、線引きが難しい・・・
撮影済みのビデオを見返してみるとシールド機の移動シーンがかなりのボリュームを占めて
いるのだが、工事全体の流れからすると一部分に過ぎない。(見せ場ではあるけど・・・)

結局、サブカメテープの取り込みを途中までやったが、メインとの兼ね合いもあるので
程ほどのところで止めて明日に持ち越した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

夕方(だったかな?)テレビを見ていたらニュース速報が流れた。
何かと思ったら秋篠宮妃紀子さまご懐妊というから少なからず驚いた。
もちろん皇室における明るい話題としての驚きであると共に、皇室典範改正論議の最中故の
サプライズである。

それにしても分からないのは小泉首相が何故こんなにも皇室典範改正を急ぎたがるのかだ。
小泉首相のいつもの思考回路により『結果ありき』で、形だけの論議(?)が進み、数の
論理で自動成立する事を目論んでいるようだが、余りにも拙速すぎる。
何やら『歴史に自分の名前を残したいが為の功名心』に思える挙動が多すぎるのが鼻に
つく。

現代は男女平等の社会なので女性が天皇になれないのはおかしいと言う考えは一理あるので、
未来の事を考慮しての論議は必要だと思う。
しかし、愛子様に次期天皇の可能性が生まれのは遥か先の話だ。
それをほんの数ヶ月で決めなくてはいけない『理由』を国民の多くが思っているはずだ。

この『ご懐妊』により、国会決議を凍結するなり、論議を継続するなりすればよいのだが、
首相は未だに『そんな事は想定の範囲内→法案可決』しか頭に無さそうなのが少々こわい・・・

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おりしも今日2月7日は『北方領土の日』。
私も新聞の片隅に小さく載っていた内閣府の広告を見るまで全く気が付かなかったが、
実際問題テレビではBLT問題やら皇室典範の話題で盛り上がっていたので、全く耳に
する事は無かった話題だ。

あまりにも報道が無いので、何か無いかとWeb新聞をみたところ、『小泉首相:北方領土
返還大会欠席』というのが目に入った。
首相も国会の予算審議やらで忙しいのは分かるが、先日の『表参道ヒルズ』のイベントには
行って、『北方領土・・・』に行かないと言うのは意味不明だ。

[写真:北方領土の日の公告]
音頭を取る筈の人がメッセージも無く欠席とは・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.02.08)


平成18年02月06日(月曜日)

イマイチ乗り切れなかった一日。

久しぶりに弾けた飲み方をしてしまったので、当然二日酔いだ。
まあ、大したレベルではないのだが、最近深酒をしていなかったのでボヨヨ〜〜ン、と
した感覚が一日中続き何にも集中できない。

結局、仕事にも手が付けられず一日が終わった。

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『ニュースあれこれ』

テレビを点けているとBLT問題は相変わらず続いている。

『B』
イギリスでBSEに感染したという少女のビデオが遺族の希望により公開された。
病床に臥し、呂律の回らないいたいけな少女の映像に付けられたテロップが強烈だった。
『それでもアメリカ牛を食べますか?』
・・・私は吉牛を1年に1、2杯食べられればいいだけです。

『L』
堀江容疑者が相変わらず犯罪への関与を認めないので、インサイダー取引やスイスの隠し
口座だの、外堀を埋める為の報道が目立つ。
その中でもスキャンダラスに報じたれているのが沖縄で自殺した元側近の一件である。

確かにこの事件には謎が多いが報道の切り口には若干疑問がある。
報道各局のプロデューサーはこの件を『自殺に見せかけた他殺』にしたいらしく、
『何故睡眠薬や氷を買ったのか?』『使われた包丁が購入された包丁と違う』『見た事の
無い血染めのシャツが落ちていた』と疑問点のみを取り上げている。
しかし、只々疑問だけを取り上げて、有りもしない密室殺人を演出するのが正しい報道の
有り方であるかは甚だ疑問だ。

遺族や関係者が自殺だと考えたくないのは尤もだが、密室殺人や結果的に密室で死亡した
他殺であるなら、その証拠を提示してもらいたいものだ。
このままでは『謎の黒い組織が物音を立てず、証拠を残さずに行ったのでは?』なんて
何処かのアニメの題材のようだ・・・

『T』
今件は何一つ解決に向かっていないにも拘らず、殆んど報道されなくなってしまった。
代わりに出てきたのが『東横イン』の違法建築問題か・・・

例の開き直り会見の後に形だけの詫びを入れたものの、それで違法建築がどうにかなる
なるわけでもない。
案の定、各都道府県に当局から告発のお達しが出たらしいからヒューザーのオジャマモンと
同じような立場になってしまったようだ。

どのタイミングでの会見かは知らないが、開き直り社長の涙の会見は苦笑もんだった。
各局で社長の人となりや内部告発を連日やっているものだから、
『あんなの心からの涙じゃねぇよなぁ〜』と、思われる事請け合いである。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.07)


平成18年02月05日(日曜日)

今日もだらだら。

少々遅めに起き、午前中は近所のスーパーへ買い物へ行ってから昼食だ。
予定通りお好み焼きを作ったのだが、思うところあって使いかけのそば粉を生地に使ってみた。
このそば粉は何処かで安く買ったものだと思うが、つなぎが多いのか全くソバっぽさが無いからだ。
案の定、山芋的な効果を醸し出し、美味いお好み焼きになった。

あらかたテレビを見終えたので西瑞江のダイソーへ行った。
本当は葛西の巨大DIYショップに行きたい気もしていたのだが、夜は東邦酒場へ行く事に
なっているので遠出や長居は出来ないからだ。

恐らく1時間くらい店内を回っていたと思うが、目ぼしい物が見つからない。
何となく手には取るが、『別に買うまでもないか・・・』の連続だった。
結局、買ったのはゴム紐と格子状網、コタツの足を嵩上げする為の発泡スチロールブロックに
留まった。

時間が押していたので帰ろうかと思ったが、併設されている『紳士服のコナカ』のワゴンセールが
気になり、寄り道だ。
はっきり言って、私は服装には無頓着なので「着られれば」何でも良い方だ。
そんな訳で、ポロシャツやカジュアルシャツが400円程度で売られていても魅力を感じない・・・

ところが、何となく下着シャツを手に取ったところ、『40円』と書かれていたので驚いた。
まあ、生地は薄めなので冬に着るには『難有り』かも知れないが、こんなに安いシャツには
激安通販でもお目にかかった事は無い。
そんな訳で、5枚ほど買ってしまったのだが、それでも200円だから笑える。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

帰宅して妹に連絡をいれてから、いつものように車で送ってもらい『東邦酒場』へ行った。

いつもの事ながら、美味い料理に舌鼓を打ちつつ、時事ネタやどうでも良い事で大盛り上がりした。

[写真:煮込み]
いつ食べても美味い煮込み 美味い、美味すぎる!!!
[写真:鯵なめろう]
鯵なめろう 素朴な料理だが、これまた絶品だった
[写真:じゃがいもフライ]
じゃかいもフライ ジャガイモにパン粉をつけて揚げた物。
こんな食べ方があったかと、目から鱗が落ちた・・・(大袈裟)
[写真:ブリカマ]
鰤(ブリ)のカマ焼き 脂が思いっきり乗っていて超うまでした
[写真:四川風冷奴]
四川風冷奴 簡単な料理だと思うが、ピリ辛タレを自宅で再現できなくてねぇ〜
[写真:串焼き]
これまた、いつ食べても美味い串焼き
4種類あるが届くと直ぐに手が伸びるので写真を撮ったのはこれだけ・・・

正直言って飲みすぎた・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.02.06)


平成18年02月04日(土曜日)

完全なる引きこもりデー

布団の中でラジオを聴きながらヌクヌクしていたが、出している顔が猛烈に冷たくて堪らない・・・
無理やりに寝続けるのもなんなので、9時過ぎに起き出して『王様のブランチ』を見はじめたものの、
ダラダラとお菓子などを食べながら見ていたものだから、1時過ぎに気絶。
再び目覚めて、またお菓子なんていう自堕落な生活だった。

個人的には何処かへ買い物へ行きたかったのだが、結局新聞を取りに行った以外は家を出なかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.06)


平成18年02月03日(金曜日)

真面目にお仕事。

昨日に引き続きビデオのキャプチャー作業をしていたが、一朝一夕で終わるような量ではない。
一応メインカメラのデータを8割程度取り込んだが、サブカメラの映像もあるのでもう暫く
掛かりそうだ。

CGはどうしようかなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.02.06)


平成18年02月02日(木曜日)

ノロノロと仕事復帰?

私は本質的に怠け者だが、常に『仕事しなけりゃなぁ〜』と、思いつつ遊び呆けていた。
それが長く続いたので流石に遊びつかれてきた。

そんな訳で端からキャプチャー作業を始めることにした。
しかし、撮影順にデータを取り込むにしても、例によって巨大な物体を何日にも渡って
ユックリと移動や搬入を行っている映像なのでデータ量は膨大になってしまう。
もちろん、ゆっくり動くのを承知しているのでコマ撮り自動撮影をしているが、それでも
10分近くあるので、後処理が必要だったりする・・・

さて、最初のキャプチャーが終わった後にデータを確認をしたところ、取り込み自体は
成功していたものの、『参照ファイル形式』を使ってしまった事に気が付いた。
もちろん、参照ファイル形式のまま編集を続けることも出来るのだが、運用上面倒な事に
出くわした事があるので、『標準形式』でキャプチャをやり直すことにした。

ところが、最後の1本の取り込み範囲設定に問題があった為、キャプチャーに失敗して
しまい、全てのファイルがパぁ〜になってしまった。
それこそ、参照ファイル形式ならばOKなのだが、標準形式では規格外の長さという事なので
ファイルを分割せざるを得ない。(もしかしたら大丈夫ではないかという期待があったが・・・)

そこで3回目のキャプチャー。
正直言ってキャプチャーの間は何もする事がないので雑誌を読んだり、裏プロセスで
調べ物をしたりしながら待つ必要がある。
まあ、メインマシンが2台あるので別のテープのキャプチャーをすると言う事もあるのだが、
些細なが原因で取り込みが止まったりすることがあるので気がきではない。

ふと見ると、最後の1本の取り込みをしていたので「やれやれ、ようやく終わる」と、思い
つつ目を離したのだが、暫くして様子がおかしい事に気付いた。
何故かテープが巻き戻っているのだ。
ソフトの状況を確認するとキャプチャーは終わっていない表示になっているので、完全に
エラー状態だ。

結局、同じシーンのキャプチャーをする事4回目にして、ようやく作業が終了した。
これも遊び過ぎたバチではないかと思ったが、結構な時間になっていたので帰宅した。

(2006.02.03)

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会社で使っているクッションはとても座り心地が良いのだが、底付き感を感じたり、お尻が落ち
着かなかったりするのが気になっていた。
そこで、つい先日折りたたんだプチプチをクッションの下に敷いて様子を見ていたのだが、
今度はモゴモゴする感覚を覚えるようになってしまった。

ところが今朝、敷いてあったプチプチが粗方弾けている事に気付いたのでクッションだけに
戻したついでに何の気なしにクッションの前後を180度回転させてみた。
すると、実にシックリきている事に気がついた。

このクッションは単純な低反発ウレタンではなく、立体的な形状をしえいるので方向性が
あることは重々承知していた。
しかし、それを考慮したうえで2ヶ月間使っていた方向が、どうやら間違っていたらしい。
トホホ・・・

[写真:作業椅子とクッション]
凹んでいる方をお尻に持ってゆくのが正解だったようだ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.02.02)


平成18年02月01日(水曜日)

ボケッとした一日。

昼休み、入札中のネットオークションが気になったのでチェックをしていたら、F探偵からの
相談事を思い出した。
『200万画素未満でも良いから安価なデジカメの狙い目は無いか?』と言う物だ。
200万画素のデジカメもかつては高嶺の花だったが、新品における現在の流行は500万を
遥かに超えている。
その為、中古価格もかなり低いと言えるのだが、逆に数が多すぎて決め手に掛けるのだ。

そんな中で思い出したのがFUJIのFinePix30iだった。
このカメラは200万画素クラスながらポケットにスッポリと収まる超コンパクトボディーに
MP3プレーヤー機能を加えたユニークな製品である。
例のソニー製メモリーライターはナンダかんだいって3千円近く出さないと入手できない事が
分かってきたので、同じ金を出すのならこれも面白いのではないかと考えたのだ。

ところが詳しく調べてみると30iという製品を『カメラ』として考えるとオートフォーカス
機能を持たない『パンフォーカス』機である事が分かった。
つまり特定の物体に焦点をあわせる機能は持たず、深い被写界深度を使い全域にピントが合った
写真が撮れる機構である。
まあ、明るい屋外であればそこそこの近距離撮影まで出来てしまうらしいが、実際には概ね
1m以上離れなければピントが合わない事を意味するから汎用性は低いと言える。
よって、純粋にカメラとして考えると上位機種である40iや50iがどうしても欲しくなってしまう。
(さらによくよく調べるとマクロモードがあるので近距離撮影も可能だが、『通常モード60cm〜∞、
マクロモードでは約8〜15cm』という事。
つまり両モードのハザマにある15cm〜60cmは明るい場所でないと設計上ピントが合わない!)

そこで40などを見るが、それはそれで悩みは尽きない。
こちらはオートフォーカス機構を持っているので居酒屋の料理を写したりも可能なのだが、
当然30よりも若干取引相場は高くなる。

また、MP3再生にも少々疑問が出てきた。
確かに一連のカメラではMP3再生はできるらしいのだが、それには不恰好な専用リモコンを
使う必要があり、本体のみでは何も出来ないのだ。
結局のところ、『オマケ』として割り切った方がよさそうだ・・・

そんな中、ふとミノルタにも同じような形のカメラ『DiMAGE X』シリーズがある事を
思い出した。
こちらにはMP3などのオマケ機能は無いのだが、レンズが全く飛び出さない光学3倍ズーム
レンズを持つなど、カメラとして考えるとより本格的なものだ。
しかし、当然の事ながら人気も高く、相場はかなり高くなってしまう。

ところが、安価なミノルタ製デジカメを検索しているうちに、『DiMAGE E323』という、見た事も
聞いた事も無いカメラが出品されている事に気付いた。
このカメラをGoogleで検索を掛けても日本語でのヒットは全く無いので海外専用モデル
かとも思ったが、よくよく調べてみたらSANYOからのOEM製品である事が分かった。

そうなると気になったのはSANYO製のデジカメだ。
調べてみるとサンヨー製のデジカメの実績は意外なほど長く、SMAPの草g君がCMを
やっていた『Xacti(ザクティ)』以前から相当な量を作っていたらしい。
メーカーとしてもマイナーである事を実感しているらしく、OEMとして出荷したり、動画機能を
充実させたりと独自路線を歩んでいたようだ。

そこで改めて検索すると安価でよさそうな物件がそれなりに出ている事に気付いた。
まあ、超コンパクト機という事ではないが、画素数でいうと1クラス上のカメラに付属品が
多数付いた物件もあったりと、興味は尽きない。

・・・そんな事をしていたものだから、時間は昼休みで終わる訳が無い。
気が付けば結構な時間ネットオークションを徘徊していたことになる。
それと同時に、今世間で話題のネットトレーダーの気分を少しだけ味わった気がした。

去年の今日一昨年今日

(2006.02.02)


平成18年01月分の日記

01/01 01/02 01/03 01/04 01/05 01/06 01/07 01/08 01/09 01/10
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平成18年01月31日(火曜日)

一寸だけ作業。
まあ、言ってみれば駄物なので書く事はない。

昼食後、買出しのためにコジマ電気に行ったついでに、例のメモリースティックリーダー・
ライターについて聞いてみることにした。
はたしてソニー製以外でマジックゲート(著作権保護技術)対応のリーダー・ライターが
存在するのかについてである。
すると、予想通りというか、聞くまでもないというか、ソニー以外でマジックゲート対応の
製品は存在しないと言われてしまった。
しかも唯一であるはずのソニー製リーダー・ライターも扱っていないと言うから話にならない。
秋葉原の最安値といかぬまでも、そこそこであればポイントカードを使って買おうと思って
いた野望は潰えてしまった。

やっぱりマジックゲートは狭き門だ。

今日も新しい仕事の話は全く無いまま1日が過ぎていった。

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『夜中のアニメってやっぱり凄い』

夜、ぷっすまを見た後にHDDレコーダー内のデータ追い出し作業をやっていた。
この手の作業は掃除と同様に切羽詰ってからやるのでは大変だと痛感した。

データをDVDにコピーしたりファイナライズをしている間は何も出来ないのでテレビを
見る事になる。
すると見覚えのあるデッサンの狂った(?)キャラクターが画面に現れた。
『闘牌伝説アカギ』だった。
末弟が原作コミックを積み上げていたので、ついつい読んでしまった作品だが、麻雀を
殆んど理解していない私には良く分からないことが多い作品だ。
しかし、場(作品)に漂う緊張感や奇抜な展開と言う事は麻雀を知らない私にも理解できる。
この辺は『哭きの竜』や『ギャンブラー自己中心派』も同じだ。

さて、『アカギ』を見ていて気付いたのはCGを多用している事だった。
アニメと言っても基本的に麻雀なので動いているのは上半身だけだし、極めて限りがある。
故に手や麻雀パイの描写が作品の九割(?)近くになるのだが、そこにCGを多用している
のが非常に面白い。
麻雀パイには多くの種類があると言っても一度形状定義をしてしまえば色や質感は自由自在だ。
最も容量があり、重要な部分をCGで省力化することで人物などの部分の品質を上げるなり、
一定に保つ利点がありそうだ。
特に放送中の『鷲巣麻雀』の場合、麻雀パイの4分の3が透けて見えるガラス製という設定
なのでヌメヌメと光りながらグリグリカメラ視線が動くシーンは見ものであった。

しかし、苦笑した事もある。
主役であるアカギ元々内向的で口数が少なくキャラクターな上に『ポン、チー、カン』
位しか台詞がないので誰がアフレコを行っているのかサッパリ分からなかった。
まあ、スタッフロールに『萩原聖人』さんを見つけても、声と名前がリンクしなかったけどね・・・

対照的なのは適役である鷲巣の声『津嘉山正種』さんだった。
こちらは名前を見ても全くピンとこないが、喋る度に顔が脳裏に浮かぶ有様だった。

また、ナレーションの古谷徹さんも良い味を出している。
あの声を聞けるのは『CGTV』だけになってしまったと思っていたが、淡々とした語り口は
場の雰囲気を引き締めるのに一役買っている。

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夜中のアニメは品質が高く、バラエティーに富むので見ていると切がない。
『アカギ』の後、何の気なしに『ガラスの仮面』にチャンネルが合ってしまったが運の尽き・・・
こんな物を見ていたら睡眠時間は全て吹っ飛ぶし、HDDレコーダーは何台あっても足りない
のは自明の理だ。

面白くて堪らないが、なるべく近づかないようにしなければ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.02.01)


平成18年01月30日(月曜日)

仕事だったような、そうでないような・・・

いつもどうりに出社したが、相変わらず仕事の話がないので雑用をしながら
時間を浪費していた。
すると、G建設のH氏から電話が入った。

内心「やっと例の仕事か・・・」と、思ったら、さにあらず。
つい先日出し直したはずの請求書に再び茶々が入って、またしても出し直してくれ
というから堪らない。
まあ、経理上のミスでもないし、H氏が悪いわけでもないのないので誰にも文句を
いう気もしないが、完全に入金スケジュールがずれてしまった。

こんな事があるので下手な先行投資は出来ないのだ。

結局、夕方から妹にTSUTAYAにつき合わされ終わった。

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『まず〜いBLT』

BLTと言っても『ベーコン・レタス・トマト』の略称ではない。
今回の国会における野党が与党を攻めるためのキーワード『BSE、LiveDoor、
TaishinGisou(耐震偽装)』の略称なんだそうだ。

とにかく今の与党は数の原理で何でも出来る政権なので、野党としては正攻法で
アプローチをかけても門前払いを食らう。
よって与党のアキレス腱であるあるBLTを攻める作戦に出たらしい。
しかし、ちょっと見た限り相変わらず予算委員会を空転させるだけの空しい論戦に
なっているようだ。
まあ、送る約束していた事前調査団を送らなかったのは大臣の決定的なミスだった
かもしれないが、所詮は抜き打ち検査ではないのだからどれくらいの意味があったかは
野党も十分にわかっているのではないかと思う。

フジテレビのニュースで木村太郎さんが言っていたが、この件についての論点は
『肉が危険か否か』ではなく『契約を守らなかった事』にあるそうだ。
アメリカと言えば有名な契約社会であるにもかからず、日本に対してはあっさりと
破ってしまったことに問題があるのだと言うのだ。
生肉業者としては『あっ、間違えました。次から気をつけます』位の認識しかない
ないらしいが、国内での契約違反あるいわ、日本がやらかした契約違反であれば
こんな穏やかな(?)話ではないはずだ。

『検査に行きますよぉ〜』に大した意味がない事を実証したのは耐震偽装も同じだ。
ハイヤーを外に待たせてチョチョイと行う検査には儀式程度の意味しか無いし、
今回のように偽装や手抜き、インチキの類が幾重にも行われた事を考えると性悪論を
前提にした検査を行わなければ意味がない事になる。

はたまた『東横イン』の検査後違法改装も悪質なケースと言えよう。
今回の違法改装も『検査を受ける』事を前提に行っているインチキなわけで、
社長は大して悪いことをやったとは思っていないところがすごい・・・

ライブドア事件はますます堀江氏に逆風が吹いているが、着地点は見えていない。
野党は自民党の各議員がイメージ戦略に堀江氏を利用したのだと声高に叫んでいるが
『与党の議員数は粉飾決算だ!!』と言うのは一寸言い過ぎじゃないですかねぇ〜

何を隠そう私は先の選挙で民主党に入れた口だが、必ずしも民主党が自民党に
とって変われる磐石な政党だとは思っていない。
街頭インタビューをすると『ライブドアってなんとなく胡散臭いと思っていた』と
言う意見を聞くことがあるが、はっきり言って民主党にもそんな雰囲気が無い
訳ではない。
民主党が政権を取り切れないのにも、どこか漠然とした不安感を感じているから
のように思えてならないのだ。

そんな中、東京新聞で面白いコラムを読んだ。
堀江氏は何故自分で起こした会社名『オン・ザ・エッジ』を捨て、買収した
『ライブドア』の社名を残したのかという話。
無料プロバイダーとしてデビューした当初のライブドアは老若男女の芸能人を
数人起用して華々しくスタート。
社長はイケメンの上に人脈豊富な青年だったと言うことに堀江氏はコンプレックスを
持っていたのではないかと言うのだ。
まあ、これは主観に基づいた憶測の可能性もあるが、確かにそう言われて見ると
中古車会社『JAC』を買収して『ライブドアオート』にした文法が当てはまらない。

いずれにしても赤坂のサンドイッチやで食べたBLTをもう一度食べたい私です・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.30)


平成18年01月29日(日曜日)

完全に引きこもり。

朝のラジオも殆んど聞こえず、気が付けば昼近くになっていた。
『このままじゃいけない・・・』と、心では思ったものの、起きたのは1時近くだった。

個人的にはテレビを見た後、どこかへ出かけるつもりだったのだが、奥方は気乗りしない
と、いうので出られずじまい。
結局、新聞を取りに行った以外は一歩も家を出なかった。

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『新たなる魔法の扉』

先週携帯電話を買い換えたのだが、音楽機能が使えない事に悩んでいる。

最初の関門は如何にして『ATRAC3形式』で圧縮するかだった。
MP3形式での圧縮を掛けるソフトは有料無料を含めて数多く存在するのだが、ATRAC3形式で
圧縮をするソフトは極めて少ない事が判明した。
一応、あれこれ検索した結果、無料ソフトでもリアルネットワークスの『RealPlayer』と
ソニーの『SonicStage』であればATRAC3圧縮を掛けた音楽ファイルを出力できる事が
分かった。

ところが、変換を行ったデータを手持ちのメモリースティックDUO(So505iの付属品)に
コピーして再生しようとしたが『再生できるデータがありません』と表示されてしまう。
当然のことながらファイル名を変えたりフォルダー名を確認したりを繰り返したが再生でき
ないのだ。

仕方がないので取扱説明書をよく読み返すと音楽再生をする為には『マジックゲート対応の
メモリースティックDUOを使う必要がある』と言う事が分かった。
確かに使ったメモリースティックは『MagicGate』対応を示す書き文字は入って
いない・・・
なんとも釈然としないが、いずれにしても16MBのメディアに入るデータは高が知れて
いるので『MagicGate』対応のメディアをオークションで入手する事にした。

64MBのメディアが自宅に届いたのは29日の午後の事だったが、自宅にはリーダー・
ライターがないので実験は翌日となった。
[写真:2種類のメモリースティックDUO]
2種類のメモリースティックDUO
色と文字以上に2枚のメディアの違いは多いようだ・・・

しかし、変換したデータを入手したメモリースティックに転送したにも拘らず自体は進展しない。
相変わらず同じエラーメッセージが出て門前払いなのだ。
仕方がないのでネットで再々度検索してみた結果、どうやらリーダー・ライターもマジック
ゲート対応の物が必要らしい事が分かった。

分かってしまえばそれまでだが、なんとも言えず納得がいかない。
MagicGate(マジックゲート)は『著作権保護技術』と添え書きがあるように違法な
コピーによる被害を防止する技術らしい。
しかし、越えなければいけない魔法の扉が何重にもあるのは気持ちが良い物ではない。
こうも関門が多いと違法コピーから守りたいのは『著作権』ではなく、『ソニーの利益』
ではないのかと勘ぐりたくなる。

もしかしたらATRAC3はMP3よりも高音質の圧縮コーデックなのかもしれないが、
ソニーを通らないと何も出来ない狭き門であるのは間違いない。
はたして専用メモリーライターまで入手すべきかどうか悩んでいる最中だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.30)


平成18年01月28日(土曜日)

なんとも言えずスローな一日。

いつものように10時近くに起きて『王様のブランチ』を見始め、続けてナスカ文明を
扱った特番を見ていたら夕方になった。(当然だ)
何もしないのも嫌なので奥方を囃し立てて買い物へ行く事にした。

向かったのは篠崎の河内屋。
いつものように鰹節や冷凍肉の類と特売品のワインとカールスバーグを3本ほど買って
買い物終了。
次に何処へ行くか迷ったが他に行くところを思いつかなかったので、早々に帰宅した。

結局、6時半くらいにビールを飲み始めて一日が終了した。
なんだかなぁ〜

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王様のブランチを見ている最中に自宅の電話が鳴った。

この電話が鳴る事自体滅多に無いのだが、あっても殆んどの場合は売り込みの類である。
案の定電話がらみのセールスだったので、奥方は早々に受話器をパスしてきた。

内容としては電話回線をNTTからKDDIに変更すると基本料金が300円ほど安くなる
という物だった。
しかし、ADSLやプロバイダー契約の絡みもあるので実際には安くなるどころか高くなって
しまうのが現状なのだ。
その辺を承知で現状維持していることを『噛んで含めて』営業氏に説明してやったら
諦めたようだった。

ところが、電話を切るのかと思った瞬間『では、ダイアルアップはいかがですか?』と、
食い下がってきた。
普通ならば従量課金される通話料金も含めて定額にするサービスがあるというのだが、
今更ダイアルアップに戻るメリットは全くない・・・
その事を懇切丁寧に説明してあげたら、今度こそ電話を切ってくれた。

この手の電話は親父式に門前払いするのも手だが、暇なので付き合ってみただけだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.30)


平成18年01月27日(金曜日)

結局何も出来なかった一日。

書くべきことが見つからない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.30)


平成18年01月26日(木曜日)

またしても開店休業。

煩悩の暴走が止まらないと言う事もあるがあれこれ調べ物をしていたが、その延長により
午前中は地元にある大型DIYショップへ行った。
目的は安価なスポンジシートを探す事である。

作業場では椅子に座ってPCに向かっているのだが、安物の椅子ゆえに座面のスポンジは
たちまちペッタンコになってしまった。
このままでは木の椅子に座っているのと同じなので、誕生日に奥方に買ってもらった
自動車用クッションを引いている。

このクッションは誕生日プレゼントになる程のすばらしい座り心地のクッションではあるが、
残念ながらおフランス車のシートと違い、30分くらい座っていると底付き(ストロークエンド)を
感じるようになる。
まあ、それでも板椅子に座るよりも遥かに座り心地が良いのだが、要するにストローク感の
少ないスポンジをクッションの下に敷けばよいのではと考えたのだ。

しかし、いざDIYショップに行って見たが、店の規模のせいもあって選ぶほどの製品は
置いていなかった。
まあ、唯一置いてあったスポンジを買っても良かったのだが、他に使えそうな物はないかと
店内を放浪しているうちにエアーキャップ(いわゆるプチプチ)が目に入った。
最初でこそ何気なく見ていたのだが、1枚では弱いエアーキャップも何重かに折り畳めば
考えている用途に使える事に気が付いた。
しかも、これなら会社にも丸めて置いてあるではないか!
苦笑しつつ会社に帰り実行したのだった。

これで仕事に集中できるな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.27)


平成18年01月25日(水曜日)

一日中悶々。

なにか作業をせねば・・・と思う反面、気になる事を調べているうちに時間が流れてゆく。

そこへG建設のH氏から電話が入った。
すわ、中断していた仕事の話かと思いきや、請求書関連の話だった。
昨年末に撮影を行い、先日納品を済ませたビデオの請求先を修正してくれと言うのだ。
何しろ相手は大きな会社なので、時と場合によって本社に請求を出したり内部別会社に
したりと面倒くさい。
今回は見積書のあて先である内部別会社宛で請求書を出したのだが、一寸気の回しすぎ
と、いうか、行き違いになってしまったようだ。

直ぐに請求書やらなにやらの再発行を行って発送したが、単発の仕事の場合はこういう
事があると入金日がずれ可能性があるので難ありだ。
それを考えるとDP屋として順調だった頃の方が経営は安定していたのだろうと痛感する。

適当な時間に帰宅してカレーを作ったが、前回ほどのインパクトが無かった。
玉ねぎを入れていないせいなのか、それともオレガノを入れたからか・・・
いい加減に調理しているので、味は一期一会だ。

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『悪銭身につかず』

テレビでは一日中ライブドア問題を取り上げているが、他の容疑者は粉飾を認める供述を
しているのに対して堀江容疑者は取り調べに対して署名拒否をしている状態。
正直言って大きく進展しているとは言い難い。

毎日同じような事を報じていると見る側も飽きてくるので放送局は別の標的を探し始めている。
今日の標的はネットトレーダーだった。

例のジェイコム株の誤発注で濡れ手に粟の大儲けをしたネットトレーダーを取材し、
一日中パソコンの前に噛り付き、短時間に大量の株を売り買いして利ざやを稼いでいる
様子に『眉をひそめるの図』だ。

世のサラリーマンや一般労働者が『身を粉にして』或いは『額に汗して』働いても一生
手にする事の出来ない金額を一瞬にして稼いだり、損したりしても涼しい顔をしている
トレーダーにMCやゲスト一同は憤懣やるかたない様子・・・
その中で山本晋也氏がつい口にしたフレーズが”タイトル”である。
流石に言い過ぎたと感じたのかCM明けか何かで弁解をしていたが、苦笑するしかない。

まあ、このコメントはある意味、世のおじさん達の本音を的確表していると思う。
『働かず(?)に株で儲けている奴なんてろくでもない』『さっさと破綻して無一文になれ』
『そうなったらいい気味だ』・・・etc
テレビの街頭インタビューを見ていても、新聞の投稿欄を読んでいても同じような意見を
目にするのは至極時事的なのだろう。

しかし、一時の感情に任せた過剰反応は危険だ。
堀江氏の肩を持つ訳ではないが、M&Aされたくなければ株式を上場しなければ良いだけ
だし、株取引が『悪』であると分かっているのであればサッサと株式市場を閉鎖すれば
良いだけだの話かもしれない。
それにも拘らず、そうならないのはデメリットよりもメリットの方が多いからに他ならない。
究極的な解決方法は社会主義かもしれないが、それが『絵に描いた餅』なのは歴史が証明
しているではないか!

去年の今日一昨年今日

(2006.01.26)


平成18年01月24日(火曜日)

今日も開店休業。

朝いつものように通勤路を歩いていたが、歩道橋を上る事を一瞬躊躇した。
土曜日に降った雪が中途半端に残った挙句にガビガビに凍っていたからだ。
[写真:歩道橋の残雪01]

この歩道橋は総武線の線路を越えるため作られた物だが、普段人通りが少ない上に北側の
階段は日当たりが悪いのか想像以上に解け残っている。
しかも、シャーベット上になった後に再度凍ってしまっているので、滑りやすく危険極まりない。

[写真:歩道橋の残雪02]
手摺につかまりながら階段を上りきったら、またびっくりした。
歩道橋の上も一面ガビガビだったのだ。

(写真にも写っているが)北側の階段と違い、其れなりに日が当たっているので解けていても
良いような物だが、見渡す限り見事に解け残っているのだ。
しかも、階段と同じで解けかかってから再び凍っているので歩き難かった事・・・
結局、この状況は南側の階段の途中まで続いていた。

・・・で、会社についてからは昨日と同様で、事実上何もしなかった。
我ながらプレッシャーが掛からないと仕事に身が入らない事が情けない。

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『分かりやすい報道?』

今日も朝からライブドア関連の報道一色だった。
各局競って弁護士やルポライターなどを招致して自体を事細かに分析していたが、やはり
局毎に微妙なカラーが存在する。
もっと踏み込むと番組のプロデューサー(?)によって随分と切り口が変わっている。
やっぱりというか、六本木の放送局の午前中のワイドショーはそれが端的に現れていた。

以下は私が呆けながら見ていた物なので、細かい内容について一言一句正しいとは思わないが・・・

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

(A)
昨年末に行われたライブドアの株主総会の際に、『何故一般株主に配当が無いのか』を巡って
堀江(前)社長の解任動議が提出された映像が流れた。
この際、堀江氏は『株主さんの為にこんなに頑張っているのに・・・』と、涙を見せながら
自分の正当性を主張していた。

(B)
ビデオは株主総会の数時間後行われた忘年会に切り替わる。
ライブドアを賛美する替え歌が歌われ、今では容疑者となった主要なメンバーまでもが
上着を脱ぎ捨てての乱痴気騒ぎ・・・
株主総会での表情とは全く違う、まるで学生サークルのノリである。

(C)
ビデオの後、MCとコメンテーターを交え、ライブドアの違法性についての問題を上げ連ねる。

(D)
映像は堀江容疑者が収監されている東京拘置所への中継に切り替わる。
『何か新しい情報はありますか?』MC
『はい、堀江容疑者はスーパーフリー事件の和田受刑囚の隣に収監されているようです。
偶々空いていたからのようです』記者

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

ライブドア事件の根底には『モラル意識の欠如』『学生サークルの”ノリ”での暴走』
『バレなきゃOK』など、スーフリ事件との共通項を見出せる事は間違いない。
しかし、例え正しくても事件とは全く関係の無い情報を列挙する事で『ライブドア≒スーフリ』
のイメージを植えつけようとする意図を感じざるを得ない。
(『和田受刑者の隣』と言う話は他でも報道されているが、実際には裏は取れていない)

テレビの場合、時間的な制約があるのでそうしていると言う話も聞いたが、安易で危険な
手法に思えた。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.25)


平成18年01月23日(月曜日)

一日中やる気なし

昨日1円で買った新しい携帯電話の事が気になって仕方がなく、あれこれ調べていた。
基本的な使い方は前の電話と同じだし、電話帳のデータは店の方で転送してくれていたので
普通に使う分には何の問題も無い。
しかし、送受信済みのメールをメモリースティック経由で転送しているのにも拘らず、
フォルダー分けをしたメールが思ったように保存がされないのだ。
やはり同じメーカーの直接後継機種でも、微妙にデータ構造が違うのではないかと考え、
手持ちのデータ転送ソフトやDocomoのデータリンクソフトも試してみたが、駄目だった。

だが、結論から言うとこれらは私の勘違いだった。
メモリースティックにメールデータを保存する際、てっきりホルダー毎にファイルが作成
されると、ばかり思っていたが、実際には『M.S.前件保存』を選択すると全データが一括して
保存されるだけの話だったのだ。
結局、新しい電話の中にホルダーを作り、仕分けをしなおす必要があったようだ・・・
(メモ代わりのメールが数本だから良かったものの、沢山あった場合にはどうするんだろう??)

次に気になったのは音楽機能だ。
電話及びカメラとしての機能はSO505iもPremini-US(SO506is)も変わりが
無いが、ミュージックパネルという内臓ソフト(?)により音楽プレーヤーとして使うことが
出来るのだ。
しかし、残念な事に普通の音楽プレーヤーとは勝手が違っている。

先ずはコーデックの問題。
音楽プレーヤーは『MP3プレーヤー』と、言い換えられる位、コーデックにはMP3が使われ
る事が多いが、この電話やソニーのネットワークウォークマンなどではATRAC3と言う
コーデックが採用されており、MP3との互換性は全く無い。
いろいろ調べてみるとMDプレーヤーの圧縮コーデックを発展させたと言う経緯があるので、
それなりに歴史はあるらしいが、実際問題デファクトスタンダードとは言えない状態だ。

その上、MP3と違って変換用のソフトが極めて限られているようで、少なくともアマチュア
プログラマーによるソフトは存在しないし、ソニー製(?)のソフトに行き着くのにも大分
時間が掛かってしまった。
しかもやっとの思いで見つけたソフトを使ってみても再生に至っていない。

こんなダラけた一日だった。

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『ホリエモン逮捕』

一日中テレビから流れてくるのはライブドアの強制捜査関係の話題ばかりだった。
そこへきて夕方のニュースを見ていたら『堀江社長間もなく逮捕』と興奮気味で伝えていた。
早晩逮捕されるとは思っていたが、こんなに早いのは正直言って意外だった。

その理由は『前から目を付けられていたらしい』と言う事だ。
ライブドアは何かにつけてマスコミに取り上げられていたが、大きな転機がフジテレビを
念頭に置いたニッポン放送の買収騒動らしい。
その際に用いた『時間外取引』が極めて違法性が高いという理由により当局は調べを進めていた
らしい・・・

これを加味するとオジマモンの逮捕はいったい何時になるのか??

去年の今日一昨年今日

(2006.01.24)


平成18年01月22日(日曜日)

家族連れで品川へ行った日。

2、3日前に妹から連絡が入り、品川プリンスホテルのブッフェ・レストラン『ハプナ』に
行く事にしていたのだ。
奥方と共に環七でタクシーに乗り、実家を経由して母親と兄貴をピックアップしてから
新小岩駅を目指した。
胴元(?)である妹は8時半に現地入りして予約券をゲットしてくれていたので余裕で
入る事が出来た。

ハプナの『食べ放題』については『王様のブランチ』などでも取り上げられてたので知って
いたので否応無しに期待していた。
しかし、人の話・・・特にタレント志望の女の子の舌ほど当てにならない物は無い。
流石に『何だコリャ?! 支配人を呼べ!!』と暴れてしまうほどでは無いのだが、
旨いものを食べたと言う感覚は最後まで無かった。
まあ、秋葉原の飲茶食べ放題のような後悔の念は持たなかっただけランクは上だ。

結局、身動きが取れなくなる寸前まで食べ続けて店を後にしたが、兄貴が秋葉原に行くとか
行かないとか言い出した。
しかし、昨日の今日だし切符を買ってしまった為、兄貴を除いて普通に新小岩まで帰り、
タクシーで実家まで戻った。

これで一日が終わってしまうのも少々つまらないし、妹が買い物をしたいと言うのでコジマ
電気へ行く事にした。
すると、何の気なしに覗いた携帯電話コーナーに1円で機種交換の出来る電話が目に入った。
それこそ、年末などのタイミングによって年に何回か1円携帯は出現するが、珍しく
『一寸欲しいな』と以前から狙っていた機種だったからだ。

狙っていたのは『Prosolid』と『Premini-US』だ。
どちらも同等品がFOMAでリリース予定になっているが、あえてムーバを選んだ。
一時期よりも電波状態も大分良くなってきたと聞くし、それこそSH701iSは非常に魅力的
だった。
しかし、今使っているSO505iよりも薄くて軽い携帯電話が欲しかった事もあるし、
買ったはいいが1度しか使っていない車用充電器やもあったりとムーバには未練があったのだ。

Prosolidはカメラを内蔵していない故にDocomoの携帯電話としては異例の薄さを実現して
いるのだが、昔は付いていなかったのだから割り切る事は容易な事だ。
それこそ、最近携帯電話のカメラが故障しており、イライラする事が多い理由は、
『使う気になれないほど画質には不満があるが、仕方なく使うと思った時に使えない』
からだ。
しかし、クールなデザインは気に入っていると言っても、少々ビジネスライクでお洒落とは
違ったデザインだ。

対するPremini-USはどちらかと言うとデザイン至上主義で、色指定がポップ過ぎる気もする。
しかし、薄くて軽いという意味ではProsolidを超えているし、事実上中身は今使っている
SO505iと余り変わらないので、使い方を覚えなおす手数は最低限に出来る。
いずれにしても、両機共に個性的で他では得難い良さがある。

そんな訳で、店員を呼び止めて在庫を確認したのだが、Prosolidは黒のみとなるし、Premini-USは
在庫切れというから再び悩んでしまった。
まあ、Prosolidでも良いのだが、どちらかと言えばPremini-USが欲しかったので今後
入荷の予定についてをDocomoのジャンバーを着た店員に聞いてみたのだ。
すると『はっきり言って厳しいです・・・』と、暗に打ち止めを宣告されたのだが、
念を押して調べてもらったところオレンジが1台だけ残っていたというのだ。
一応Prosolidの実機と並べて手にとって見た結果、少々派手なPremini-USをゲットした。
[写真:新旧の携帯電話]
新しく入手したPremini-US(左)と元のSO505i
中身は大して変わらないが、薄くて軽くなったのは嬉しい

コジマ電気での買い物が終わり、いつもの流れでTSUTAYAへ行ったが、個人的には
借りたいビデオがなかったので1時間くらいプラプラしてから帰宅した。

結局、夜中になるまでお腹が空かなかったので、夕食は食べなかった。(当然か・・・)

去年の今日一昨年今日

(2006.01.23)


平成18年01月21日(土曜日)

東京に大雪が降った日

またしてもコタツで寝てしまったのだが、9時頃寒さで目が覚めたら外は大雪だった。
何故だか、はしゃぎたい気分でデジカメを持って外へ出たのだ。

[写真:雪の東京その1] [写真:雪の東京その2]
まとまった雪が東京に降るのは久しぶりだなぁ〜

[写真:雪の2cv]
湿った重い雪がポンコツ車にも10cmくらい積もっていた

まあ、フリースの上着を着ていたものの裸足にサンダルのスエット姿で長時間
遊んでいられるわけも無い。
写真を撮ってすぐ家に戻り、いつものように『王様のブランチ』を見ていた。

『王様のブランチ』が終わったので買い物に出ることにした。
それこそこんな日に大して必要でもないものを買いに行くのは馬鹿馬鹿しいのだが、
普段しないことをするのはとても楽しい。
それこそ慣れない雪道を走って事故を起こすのは嫌だが、経験をしない限り何時まで
経っても初心者のままだ。
そんな訳で、路面状況を慎重に吟味しつつ走り始めた。

駐車場は裏通りにあるのだが、環七の裏道のようになっている為、交通量は意外と多い。
その為、雪は降り続いていたものの、シャーベット状になっている程度で雨と殆ど
変わりがない状態だった。
しかし、ちょっと油断をしていると突然雪の溶けない道路が目の前に現れたりするので
気が抜けない。

そんな調子でドライブを楽しみつつ篠崎の河内屋に到着した。
必要なのは乾燥わかめ、ゴマ、豆腐くらいだったが、あれこれ見ているうちに買い物
カゴは順調に重くなっていった。

さて、わざわざ車で出てきているのにこれだけで帰るのもつまらない。
そこで何かないかと考えるうちにオートバックスに辿り着いた。
しかし、そもそも買うものがないので10分でウィンドショッピング完了。
さっさと帰宅することにしたが、近所のスーパーで夕市がある事を思い出したので、
行く先を変更した。
・・・が、何を見ても決め手にかけるものばかりで、結局ここで買ったのはネギに
とどまった。

さて、スーパーを出たのは4時過ぎだった。
雪はまだ降り続いていたが弱くはなっていいた。
しかし、日が落ち始めていたのか気温が急激に下がって路面状況が怪しくなってきた。
タイヤで踏んでいるの雪自体は大して変わらない筈だが、ストップ&ゴーの時に
確実にタイヤが滑り始めているのが分かる。
チェーンなしにこれ以上ウロウロするのは危険すぎるので家に帰った。

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アメリカ牛肉輸入緊急停止

輸入を再開した筈のアメリカ牛だが、脊髄の一部がついたままの肉が発見された
とかで急遽ストップをかけたと聞いた。
若干過剰反応にも思えたが、日本政府の対応は正しかったと思う。

賛否両論あるが、日本では国が全頭検査という厳しい検査体制をとっているのに対して
アメリカは業者がそれをやっても良いといっているにも拘らず検査を認めないという
奇妙な国だ。
自分たちの実力を過大評価し、他人を過小評価するいつもの癖により、『お客さんの
要望は受け入れない』という逆サービス精神は見事としか言いようがない。

まあ、『アメリカが利益を得られないのは不利益を被っているのと同じ』という理由で
他国と自分勝手な通商条約を交わすのは黒船の頃から変わっていない。
彼らにとってそれは西部開拓時代からの自然な事なのかもしれないが、押し付けられる
側は堪らないよ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.22)


平成18年01月20日(金曜日)

情報収集のために日本橋へ

昨日は国会の参考人招致を見ていたために外出が出来なかった。
そこで今日こそは!と心に決めてカノープス社のショールームショールームの
ある日本橋へ向かった。
まあ、ビデオ編集システムはカノープス以外にも沢山あるのだが、一番安く
感じるからに他ならない。

ウォーキングも兼ねて東京駅から日本橋一丁目まで行ってみるとショールームは
直ぐに見つかった。
第一印象は『想像以上に狭かった』事。
どうやら商品の紹介よりセミナー用のスペースにフロアーを割り振っているから
らしいのだが、PCシステムが横長のスペースの両脇にあり、中央に受付が
あるだけの簡素な作りだった。

ショールームに入ると50歳代後半と思われる客がハイビジョン編集システムに
ついての説明を受けている真っ最中で当分終わりそうに無い。
はたまたもう一人いるお姉さん店員はマニュアルだか書類を抱えてPCシステムに
噛り付いている様子で声が掛けづらい・・・
そこでお姉さんのシステムを覗こうとしたところ、ようやく私の存在に気づいて
くれたのだ。

検討しているのは『EDIUS』という編集ソフトだ。
このソフトには約8万円する『フルセット版』と約3万円の『サブセット版』がある
のだが、Webサイトにある差異を読んでも今使っているソフトとの置き換えには
どちらが向いているのかが分からない。
その件をお姉さんに詰め寄ったところ、『それならサブセット版で十分です』と、
あっさり言われゲームセット。
その後、細かい確認をしてみたが、サブセットといっても削られている機能は
極わずかのようなので安心して買うことができそうだ。
まあ、実際に購入するのは纏まった入金があってからにしようと心に決め、
ショールームを後にした。

さて、時計を見たらまだ3時前なので秋葉原へ行くことにしたのだが、正月休み
明けに行った時以上にやる事がなかった。
地下鉄で末広町駅で降りた為、毎度のパターンとは逆方向に歩く形になったが
目的が全くないので何をするにも決め手にかけた。
それこそ、ノートパソコン用のUSB2.0カードや新しい(?)DVD−Rドライブが
欲しいという思いはあるものの、それを買ったからといって劇的に面白いことが
あるわけでもない。
買った瞬間は『ウヘヘ』と思うかもしれないが、現実的にはスピードさえ気に
しなければUSBカードもDVD−Rドライブも買うメリットは殆ど無いので
面白くないのだ。
結局、当て所なく日が暮れるまで歩き続けたが、プーランチョコの86%を売っている
輸入食品店を開拓したくらいで琴線に触れる物には出会えずじまいだった。

[写真:プーラン]
NOIRはカカオ86%のビターチョコ、Ligneは砂糖不使用のマグネシューム入り
この日買ったのはチョコレート2枚だけ(各270円)

去年の今日一昨年今日

(2006.01.21)


平成18年01月19日(木曜日)

結局何も出来なかった日。

昨日発送のできなかった書類とCD−Rを午前中に発送を終わらせたら、一応
取り急ぎする事は無くなった。
よってキャプチャー作業の続きを始めれば良いようなものだが、いろいろと妄想が
広がって手につかない。

考えているのはビデオの編集システムについてだ。
現在使っている編集システムは基本的に6年ほど前に購入したDV専用キャプチャー
ボードとトランジェットエフェクト(場面転換)用グラフィクボードとの組み合わせに
よって成り立っている。
根幹をなす部分に専用ハードを使っているのは、理由は低い性能のPCでも業務をこなせる
為の配慮であって、今となっては大した意味は持たない。
否、むしろソフトウェアがハードウェアに縛られるという形になっており、先に進め
無い状況にありつつあるのだ。

そこで考えたのがシステムの総入れ替えだが、悩みは尽きない。
キャプチャーボードはオンボードのIEEE1394で事足りるので問題ないとしても、ソフトを
どうすべきかが迷っているのだ。
一応候補は頭にあるものの、『今と同等』+アルファで十分なので過度な投資はしたくないし、
安いと思って飛びつき、またしてもハードに縛られるのも嫌な事だ。

まあ、それらをいつも行くツクモのプロショップで聞くのも良いが、抱いている全ての
疑問に答えてくれるとも限らない。
そこで候補として考えているカノープス社のショールームへ行く事を画策した。

・・・が、今日は耐震偽装問題の参考人招致があったので出そびれてしまった。

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『ライブドアショック??』

今日も朝からライブドアの話題で持ちきりだった。
しかも、堀江社長の元側近(マスコミ各社でこの表現を使っているが微妙??)が、沖縄で
自殺体となって発見されたとあって、更にヒートアップしてきた。
この機を逃すなとばかりにライブドアと堀江批判一色となった。

しかし、ライブドアは悪いのかもしれないが、それに乗じて自分たちの落ち度を他人のせいに
したがっている輩が横行しているのも鼻に付く。
世界で2番目の規模を誇ると言うにも拘らず、処理能力が低くさばかりでなく
『先を読む能力の低さ』を露呈してしまった東証も悪いし、ライブドア関連というだけで
株の担保価値をゼロ査定にしてしまった証券会社の判断も批判に値しよう。

『個人投資家かが増えすぎたからいけない』というのなら個人を追い出すなり、売買単位を
増加させれば言いだけの話だが、それは昨今の株価好調の原動力を切り捨てる事を意味するし、
『デイトレードは悪だ』『マネーゲームは悪だ』と言うのなら株式市場を閉鎖すればよい
だけだが、自由経済の封殺になってしまう。

『汗水垂らして働かないのは悪だ』『金で金を稼ぐなんて悪だ』というのも一寸おかしい。
ジッとしているだけでお金が入ってくる事を悪と考えると駐車場やアパート、マンションの
経営も悪になってしまうし、頭脳労働だって立派な仕事だ。
増して体が不自由で『デイトレードや株式投資でしか金を稼げない』なんて人から、その機会
間で奪ってしまったら・・・

いずれにしてもルール違反をしたり悪い事をやる輩は追い出すなり、是正する必要が
あるが、それによって関係の無い人間が迷惑を被るというのだけは避けてもらいたいもんだ。

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『斜陽の写真産業』

先日ニコンが『銀塩から手を引く』と聞いたときは驚いたが、正直言って『コニカミノルタ』の
写真産業からの退場はそれ以上に驚いた。

ニコンの場合『手を引く』と言ってもF6とFM10は残っているわけだし、デジタルに
集中する事によりメリットも感じられる。
それに対してコニミノの場合はデジタルを含めてのカメラからの撤退である上に、フィルムや
印画紙などの部門も閉鎖してしまうのだから市場に対する影響は大きい。

小西六兵衛さんも草葉の陰でさぞや嘆いている事だろう・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.20)


平成18年01月18日(水曜日)

作業が噛み合わずバタバタ。

先ずは昨夜の続きからスタート。
印刷した『会社案内』とサンプル写真を確認してから送り状をつくり、全てのデータを
CD−Rに焼付けて資料が揃った。
これらを封筒に入れ発送すればこの件は終了するのだが、肝心の封筒の在庫なかった。

無ければ買いに行けば済む話しだが、両親共に外出中だったので私は留守番の身。
まあ、電話があるとしても大半が売り込みなので無視して買い物に行けばよかったが、
今日発送しても明日届くわけでもないのが実情だ。
その為、外出している母親にメールを入れて後回しにする事にした。

さて、時間が勿体無かったので次の作業だ。
正月早々にほぼ完成段階にあったビデオの最終調整である。
指示に従って最終的に不要とみなされたシーンを削除し、タイトルを差し替えるだけなので
大した時間は掛からなかった。
続けて完成したビデオをPC用のデータに変換し、CD−Rに焼き付けて一丁上がりだ。

しかし、そこから先が順中に進まなくなった。
母親が帰ってきたので『会社案内』の件を封筒にいれて発送してもらえば良かったのだが、
後口とまとめて発送すれば2度で間が避けられると考えてしまったのが失敗だった。
編集の終わったビデオは実験の記録なのでそれほど重要な物ではないはずだが、曲がりなり
にも『商品』だ。
自分で使うディスクならば鉛筆でメモすれば事足りるが、お客さんに出荷する商品に手書きや
ラベルを貼らず真っ白な状態では流石に気が引ける。
ちゃちゃっとラベルを作り、VHSビデオにもダビングをすれば直ぐに終わると踏んで
ラベルシール作りを始めたのだが、デザイン能力が低い為になかなか印刷まで至らない。

気が付けば日が暮れたどころが夕食の時間も過ぎてしまい、結局発送すら出来ず終いで
帰宅せざるを得なくなった。
昨日も疲れを感じたが、それ以上に妙な疲れを感じてしまった・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.19)


平成18年01月17日(火曜日)

朝から真面目にお仕事。

昨日の夜に引き合いのあった顧客向けに『会社案内』とプレゼン用資料をまとめる作業だ。
それこそ『WebSiteを見てくれ』で済む事も多いし、写真やビデオにしてもメールや
ネット配信でどうにでもなる。
しかし、先方は更に先にある顧客に対してのプレゼンに使う『紙焼きの資料』を要望
しているのでややこしい。

私はメールもWebSiteもテキスト直打ちを行っている。
見てくれは良く出来ず、複雑な事は出来ないが、その代わりにデータが軽くて済むし、
互換性が高いのでそうしているのだ。
よって『会社案内』程度のワープロ打ちをするだけでも、滅多に使わないワープロソフトを
使うので思ったように進まないのだ。
やりなれない事をするストレスって結構辛い・・・

平行して編集済みのビデオもサンプルとして同じCD−ROMに収めることにした。
ビデオの撮影、編集、3D−CGまでやっている事を示すのには少々派手な物の方が良い
のだが、矢鱈な物を入れて後から問題なっても堪らない。
そこで当たり障りの無さそうなビデオを入れる事にして、変換作業を行った。

そんな事をしつつ、例の『ヒューザー小島社長』の国会証人喚問を見ていたら、電話があった。
なんと昨日預けたばかりの2cvの車検がもう上がったと言うのだ。
工場の親父さん曰く『2、3日で上がるでしょう』と言っていたので早いと思ったものの、
素通しなので1日で上がるのは不思議な事でもない。

お金を用意して車を取りに行ったら親父さんは
『突然エンジンが止まった』とか『サイドブレーキ思いっきり引っ張ったら戻らなかった』
と、笑いながら話していたが、調整するほどの探究心は無い人なので、私も多くは語らなかった。
何はともあれ、これで2年間は乗り続けられる事になった訳だ。
(良かったような、そうでないような・・・)

車を駐車場に戻し、会社に戻って仕事再開だ。
ビデオの変換は終わっていたので次は写真のプリントをする事にした。
実際問題、仕事を受けるとなると動画よりも静止画・・・つまり写真撮影がメインに
なるのでインパクトがありつつも見てくれの良い写真を見繕って数枚印刷する事にした。
しかし、そのまま印刷したのでは何処の誰が、いつ撮った写真か分からないのでキャプションを
入れる作業でまた一手間増えてしまった。

結局、全ての作業を終えたのは8時過ぎ。
なんだか妙に疲れた一日だった。

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『報道あれこれ』

毎日親父が見ているテレビの音をCRT越しに聞いて仕事をしているが、今日のメニューは
目白押しだった。

先ずは『ライブドア』の強制捜査。
子会社による『風説の流布』により親会社であるライブドア社が巨額の利益を得ていた
と言う事件の捜査は市場全体に影響を及ぼしたようだ。
ライブドア関連会社の株価が下がるのは当然だろうが、全く関係のない会社までが
『IT企業』と、いう漠然名くくりにより株価を下げたというから驚きだ。

しかし、報道各局の切り口は辛らつを通り越して悪意すら感じられるものもある。
『ホリエ流錬金術の破綻』とかいうキャッチフレーズ(?)まで使い、ホリエモンを
『無能な虚業家』とこき下ろしている。
フジテレビの日枝会長や亀井静香にマイクを向ければ『それ見た事か』と言うコメントが
出るのは当然の話で『出る杭』を叩くのに余念がない。

まあ、ライブドアのやったとされる事は悪い事には違いないが、テレビ局にモラルや倫理を
語る資格があるかは甚だ疑問がある。
スクープ映像と称してヤラセを行ったり、堀江社長だけでは飽き足らず、その秘書をタレント
待遇でバラエティー番組に出演させておいて『何をいわんや』である。

それこそ下がるだけ下がったライブドア関連株を買い占めて売りぬこうとする投資家が出る
のは必死なのだから、過熱報道は新たなる虚業家のタネを蒔く行為にも思えてくる。

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次は連続幼女誘拐殺人事件の犯人宮崎勤の最高裁判決が出た。
聞くまでもなく判決は『死刑』だったが、聞くまでもない事を聞くのに要した年月は
余りにも長過ぎる。

それにも拘らず同じような事件が続くのは、どこかに根本的で構造的問題があるからだろう。

例えばあるところに『味噌汁を飲まない人間』が二人いたとしよう。
Aさんは大豆アレルギーの為、味噌汁を飲むと発疹がでるので飲めない
Bさんは味噌汁が泥水のように見えるので、気持ちが悪くて飲めない
健康に良いとされるにも拘らず味噌汁を飲まない事には違いが無いが、その理由は全く異なる。

しかし、裁判は事件の経緯やそのメカニズムの追究には機能せず、争点が『精神疾患』
なのかそれとも『人格障害』なのかに摩り替わってしまった感がある。
味噌汁の例えと同じで、傍から見ていると同じに見えるが全く違う事が同じレベルで論議
された挙句に明後日の方向に進んでしまっているがそもそもの問題なのだ。

宮崎被告を死刑にするのは簡単だが、それでは何の解決にもならないと思う。

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続いて耐震偽装問題にかかわるヒューザーの小島社長の国会証人喚問だ。

前日まであれだけ『喋る』と、言うだけでなく『喋ったら困る人が出ますよ』と、
うそぶいてた人が後ろに座っている弁護士と相談しなければ一言も喋らなかったのだから
妙な話である。

これは『罪に問われるから喋らない』為のグダグダ作戦の賜物だったのかもしれないが、
案外その場の雰囲気でハッタリをかましただけとも思えてくる。
いずれにしても後ろの補佐人との間に衝立でも立て、委員長の許可がないと話ができない
仕組みにでもしないと何回証人喚問をやっても同じだろう・・・

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最後は阪神大震災から11年の話。

私は東京近郊にしかいない為、被災した彼の地がどれ程復興したか、それともしていないのかを
知りたかったのだが、『ライブドア』と『証人喚問』に『宮崎勤の判決』が加わって殆んど
報道されなかった。
これこそがテレビの限界だと思った。

しかし、阪神大震災は人の心から風化して行っても耐震偽装は現在進行形の危機だ。
過去から学ばず、忘れるのは楽だし簡単だが、それでは進歩が無さ過ぎる。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.18)


平成18年01月16日(月曜日)

半分サボリ、半分仕事。

朝、奥方を送り出してから2cvを車検に出しに行った。
一昨日引取りに行った車検屋さんが10km離れていたのに対して今日行く店は1km
程度の隣町(隣丁目?)だ。
この店にしようと思った理由はズバリ素通しだ。
送られてきた見積もりメールによると『不用な整備をしないので格安』とあったくらい
なので、ブレーキ分解をともなう24ヶ月点検をスルーできると考えたからだ。

ところが店のあるはずの住所に行ったのにもかかわらず車検屋さんは見つからなかった。
WebSiteに『目印』として書いてあったjomoのGSとその向かいにある保険会社の
赤い看板は確かにあるのだが、それらしい工場は影も形も無いのだ。

狐につままれた思いで電話を掛けてみたのだが話中と留守番電話が続き繋がらない。
・・・と、いうか土曜日から何度か掛けているのに繋がったことが無いし、連絡を
くれとメールを送っても返信が無い。
結局のところ音信普通で存在の怪しい店を頼りには出来ず、帰らざるを得なかった。

車を駐車場に戻し出社したが、やっぱり車検のことが気になって仕事に気が入らない。
一応候補は何箇所もあるのだが近所でも付き合いたくない業者だったり、遠すぎて面倒
だったりと、『帯に短し襷に長し』なのだ。

最終的に電話をしたのは近所にあるPTA絡みの自動車工場だった。
ここのおじさんは結構な無精者なのでブレーキドラムの分解など出来ようはずが無い。
しかし、24ヶ月点検をしないのであれば話は違う。
事情を話して納得してもらったうえで持ち込む事となった。

特に大きな問題が見つからない限り2、3日で終わるとと言っていたが帰ってくるまで
チョッピリ不安でもある・・・

2cvの車検が片付いたので、やっと仕事に集中できるようになった。
そこでキャプチャー作業からスタートだ。

管理しやすいように撮影日時と内容でフォルダー分けをしつつ、取り込みを続けるが
やっぱり量が多すぎて半日やそこらで終わるわけが無い。
6時半頃まで作業をして帰宅した。

私が帰宅して間もなく奥方が帰ってきたので夕食だ。
ところがカレーを温めていざ食べようと思った矢先に携帯電話に着信があった。
誰かと思いきや親父からで、何かと思ったら
『新しい引き合いがあったから今から言う番号に電話をしてくれ』
と、相変わらず仕事にはノンタッチの丸投げ転送電話だ・・・

初めて話をする人と右も左も分からぬ会話をするのにゲッソリした。

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年が明けてから2週間足らずだが、テレビからは良いニュースは聞こえてこない。

年末行方不明だった男の子は諏訪湖から水死体で見つかったし、少女誘拐殺人の
犯人は未だ手がかりすらつかめない。

耐震強度偽造の温床である『天下り』や『アメリカからの黒船型圧力』である事に
ムカつきつつも下々は置き去り&しわ寄せの構図は変わりそうも無い。

そんな事を考えながら仕事をしていたらニュース速報のジングルが聞こえてきた。
何かと思ってテレビ居間のテレビを覗き込んだら『ライブドアに強制捜査』と報じて
いた。
まあ、世間を挑発的に騒がせている社長のいる会社なので、それくらいの事が
起こるのも傍から見ていると『想定内』かもしれない。

ところが、その後のテレビ報道を見ていたら少々奇妙な印象を受けた。
強制捜査の容疑はライブドア社とその関連会社による企業買収時にかかわる
『証券取引法上の風説の流布』+アルファであるらしいが、それが本当だろうと
無かろうと関係が無い感じがした。
つまり、世間を翻弄する子悪党の首を取ったかのような加熱ぶりなのだ。

正直言って私は堀江氏の事を余り好きではない。
バッファローズの買収を門前払いされ、ナベツネにこき下ろされた頃は未だ良かったが、
フジテレビの買収を表明したり、衆議院選挙に出馬したりと、あからさまな行為が
鼻につくからだ。

しかし、ホリエモンがやっている事の全てが悪いとは思っていない。
ハッキリ言って企業買収で膨れ上がった会社と言う意味ではライブドアモ楽天も
大差が無いし、IT成金を忌み嫌うのは貧乏人のヤッカミだと思う。

恐らくこの事態は堀江社長の進退問題など様々な広がりを見せると思うが、ホリエモンは
大株主だから挫けないだろう。
『出る杭は打たれる』のが日本の国民意識だが、それくらいで挫けるような生半可な
野郎ではないと期待してやまない。

それよりも、この査察を今日に設定したのは明日の耐震偽装証人喚問から国民の
目を逸らす為にではないか言うのは、穿った考えだろうか・・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.16)


平成18年01月15日(日曜日)

おフランス車の聖地、埼玉へGO!

前日、2cvの車検に難儀している事をF探偵にメールしたところ、同士のプジョー205を
埼玉へ修理に持ってゆくと言うので同乗させてもらう事にした。
もちろん安くて面白そうな車の情報を得る為である。
8時半頃に自宅に迎に来てもらい、205を積んだセーフティーローダーで北を目指した。

辿り着いたのはその筋では有名な『くるま工房・車楽(しゃらく)/キャロル』さん。
BXやAXを筆頭にXMやエグザンティア、ルノー5やフィアットパンダなどを幅広く
揃えているお店だ。
[写真:車楽]

店の裏手に回ると廃車になったと思しきBXや2cvが所狭しと置かれており、中には
VASAやDSのように普通ならば本の中でしか見る事のできない車も多い。
同行した奥方に言わせれば『自動車屋さん』というよりも『博物館』のような状態だ。
[写真:VISA−GT] [写真:車楽の裏て01] [写真:車楽の裏て02]

到着早々セーフティーローダーから探偵の205を降ろし、メカニックのチェックを受けたところ
原因はラジエータ経路のプラスティック部品の破壊と判明した。
結局、対応部品への交換は15分くらいで完了。
205を降ろした直後に乗せた代車を再び降ろし、205を乗せて帰れる事になった。
[写真:乗ってきたローダー01] [写真:乗ってきたローダー02]
F探偵が205を運ぶのに調達してきたセーフティーローダー
預けてかえるつもりが、呆気なく直ったので積み戻した図

さて、私の本題は2cvの代替車の検討である。
店先には数多くの面白そうなラテンの車が選り取りみどりなのだが、『面白そう』と思う反面
『金の掛からない日本の軽自動車にするべきか』と心が揺れ動いている。
私は自他共に認める決断力の無い人間なので、背中を押してもらうべく、205、パンダ4x4、
AX−GT、2cvと、いろいろな車を試乗させてもらった。

しかし、どれも癖だらけの車で奥方が乗りこなす事は一寸無理っぽい物ばかり・・・
その上、いろいろな車に試乗した後の奥方の結論は『2cvに乗り続けるべし』であった。
そんな訳で、『給料の3か月分号MarkU』の発見には至らずに車楽さんを後にした。

そのまま帰りっても良かったのだが、M氏の所有する綺麗な2cvがあるという情報により
探偵が205を買った某自動車屋さんに寄る事になった。
ここはラテンでもイタリアの車に強いお店らしく、フランス車以上に刺激的ではあった。
しかも凄腕のメカニックがいらっしゃるので安心して触手が伸びそうなものだが、残念ながら
決め手になる車とは出会えなかった。

久しぶりに自動車漬けの濃い一日であったが、キャビンの中央の席に座っていたので
お尻が痛かった・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.16)


平成18年01月14日(土曜日)

2cvの車検がらみでバタバタした一日。

例によって午前中は布団の中でヌクヌクしていたのだが、不意の電話で起きざるを得なくなった。
電話の相手は2cvの車検をお願いしている西新井の車検屋さんだったのだが、話によると
『リアのブレーキドラムの分解をする事が出来ず、24ヶ月点検を行えない』と、言うのだ。

実はその件で前日にも『ドラムを分解する工具を探しているが、見つからないので時間が欲しい』
と、電話が入っていたのだが、結局のところギブアップ宣言である。
有りあわせの物で朝食を食べてから、取る物もとりあえず2cvを引き取りに行った。
まあ、ギブアップしたといっても果敢にトライした上でのギブアップなので怒る気は全く無い。
それどころか自分にも不認識な事があった訳で終始ペコペコしながら店を後にした。
車を全く見ずに、いきなり外車料金を取ろうとする業者とは雲泥の差だ。

西新井からの帰り道に「次は何処に出そうか」と思案した。
地元の某ディーラーでは『受入れる』と、言っていたものの、出来れば行きたくない。
そこで考えたのが『有明テクニカルセンター』だった。
距離としては埼玉へ行くよりも遥かに近いし、メーカー直営の車検工場なのでこれ以上無いくらい
安心できる。(金銭面を除く)

自宅に一度戻り、WebSiteで営業時間などを調べてから有明を目指したが、念のため
電話にてアポを取る事にした。
ところがここで大どんでん返し。
上記の車検屋さんと同じ理由、つまりブレーキドラムを分解する工具を持っていないので
2cvの車検はできないと言うのだ。
これには驚きを通り越してしまった感があるが、出来ないと言われればそれ以上どうにも成らない。

結局、ガリバーの一括見積もりで見つけた地元にある車検代行屋さんにオンライン予約を
入れ、連絡を待つ事にした。
しかし、いつまで絶っても連絡が入らないし、電話を掛けても留守番電話のままなので
近所へ買い物に行って一日が終わった。

何とも言えず疲れてしまい、珍しく深酒してしまった。
(↑ 発泡酒350mlx2、日本酒1合?)

去年の今日一昨年今日

(2006.01.16)


平成18年01月13日(金曜日)

何となく開店休業。

相変わらずお客さんからの連絡がないのでビデオ編集に着手する事にした。
しかし、あれこれ当たっているのにもかかわらず見積もりの際に提出した仮画コンテの
データがいくら探しても見つからない。
まあ、それが無ければ先に進まない訳でもないが、二度手間になる部分が多いので
見つけるに越した事は無い。

散々探しても見つからず諦めかけた時に、ふと思い出した。
「見積書を届ける前日にメールでデータを送ったような・・・」
そう考え探したところ、最後の最後にやっとエクセルのデータファイルを見つける事が
できた。

これでOKと思ったものの、徒労感があったので着手はお預け。
来週こそ真面目に向き合おうと心に決めたのだった・・・
(↑ 我ながら???)

(2006.01.16)

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仕事(?)をしていたら携帯電話に着信があった。
メモリー登録していない番号ではあったが、車検屋さん以外にはこの番号を知らせていない
ので直ぐに出た。

すると相手は車検屋さんではあったものの、2cvを預けた店ではなくネットで見積もりを
依頼したヤ○ト車検からだった。
開口一番『車検はもうお済ですか?』と問われたので「はい、もう出しちゃいました」と返した。
しかし、この店は徒歩で行けるほどの近所にあるので値段の折り合いが付けば次回(?)
出す事もあり得る。
そこで後学のためにも値段を聞くことにした。

ところが、ネットで車に関する各種情報を発信したはずなのに『お車は何ですか?』と言われ
てしまい唖然とした上に最終的にはじき出された金額は『約10万円』だと言うではないか!
千円や2千円高い位であれば『地の利』と考え目を瞑るが、一昨日出した店の見積もり
約8万6千円(リサイクル料込み)と比べてしまうと、明らかに高い。

理由を聞いてみると、やはり出てきたのが『外車料金』だ。
この業者は
『(日本車以外は)慣れていないので、技術的な事情だ』と、苦しい言い訳をしていたが、
実物も見ずして外車だからというだけで『技術的難易度』を判断する根拠が全く理解できない。

例えば日本車にしたってスズキ・アルトとトヨタ・セルシオの整備に関する難易度が同じで
あるはずが無い。
また、インプレッサだって1.5Lの自然吸気エンジンと2.0LターボのWRC仕様の車と
では整備性に雲泥の差があるはずだ。
それにも拘らず車検証のメーカー欄に外国メーカーの名前が入っているだけで5千円から
1万円以上も高くなるのだから頭に来る。

あまりにも腹立たしかったのでその事を追究したら
『カローラよりもVWの方が整備性がいいって話も聞いた事があります』
と、車検屋さんが口にしたくらいで単なる言い訳でしかないらしい。
それが分かっていて上乗せするのだから、まさしく確信犯だ。
(↑日本語としては間違った使い方だが・・・)

まあ、そんな事を言う業者とは金輪際付き合う気がしないので関係ないかもしれないが、
結局のところ『外車は難しい』『外車は壊すといけないので扱わない』
と言うのが古くから日本の自動車関係者にある迷信や商慣習であるように思えてならない。

扱った事の無い車を整備するのも技術屋の勉強の内だと思うのだが、『外車は鬼門』という
不文律が日本では健在のようだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.12)


平成18年01月12日(木曜日)

今日も怠惰な一日。

ポンコツ2cvを車検に出してしまったので思う存分仕事をする事にしたが、根っからの
怠け症なのでエンジンがなかなか掛からない。

流石に「このままではいけないと」サブカメラのデータをマスターテープにダビングする
作業を始めたが、最近撮影したものなので大した量は無い。
この流れで編集用のキャプチャー作業を始めても良いのだが、撮影量が多いので迂闊に
着手すると無駄骨になりかねない。
そこで以前見積もり書と共に提出した画コンテを探したのだが、なかなか出てこずタイムアップ。

面白い話も無いなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.01.13)


平成18年01月11日(水曜日)

成り行き上、2cvの車検に奔走した一日。

お客さんの反応を待つまでもなく、別のビデオの編集準備をすれば良いようなものだが、
ポンコツ2cvの車検の事が気になって仕方がない。
朝からネットであれこれ検索したり、前日見積もりを依頼した店からのメールが入って
いないか等をチェックしていたら昼になってしまった。
しかし、結局考えているような安価で近所にある車検屋さんは見つからなかった。

本当ならば過去3回車検をお願いしている業者に依頼するのが一番安くて早いのだが、
先方からの連絡が入らないし、こちらから電話を掛けても全く反応がない。
一応電話番号は生きているのだが、掛けても留守番電話のままで何処へつながっているか
全く分からない。

そこで、連休中にガリバーの『一括見積もり』を行って返事のあった車検屋さんを詳しく
チェックしたところ、西新井にあるIオートが候補に挙がってきた。
少々遠いのが難なんだが、一番安い上に代車が無料だと言うのだ。
これで引取りと納車が無料だったら更に良いのだが、それも2千円だというので手間暇を
考えれば法外とは思えない。
メールによると『出来れば一度見せてください』と書いてあったので、仕事を無視して
持ち込む事にした。

しかし、何の準備もしないで持ち込むのではダメダメなのでライトを車検対応の物に換え、
荷物を一通り降ろしてから西新井を目指した。

片道10km強もあったので大変だったが、店の対応はまずまずだった。
まあ、24ヶ月点検を行うに当たってはリフトアップしたり、分解しないといけない箇所が
あるので、作業を始めないと見積もりのまま素通しと言うわけにも行かないらしい。
2cvを扱った経験のないらしいのが少々不安だが、ギアやライト周りの操作だけを
伝えて代車の三菱リベロで帰ってきた。

自宅に戻ったのが5時近かったので本日の業務は終了となった。

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帰宅し、あれこれ片付け物をしてから夕食を作り始めた。
週末にひき肉を買ってあったし、ニンジンやジャガイモもあるのでハンバーグへ一直線だ。

奥方が帰ってきた頃に料理の下準備が終了して、後は焼くだけとなった時に携帯電話がなった。
8時頃だったので誰だろうかと思ったらF探偵からだった。
『何か面白い車でも見つかったのか?』と思い出てみたら、SOSの依頼だった。
どうやらジャンボーグ9こと(?)プジョー205が故障したらしく、コンビニでスタックして
いるらしい。
そんな訳で、料理をお預けにして代車のリベロで浦安を目指した。

電話で聞いた非常に分かりやすい道順に従い走ったところ、30分ばかりでコンビニの
駐車場に到着。
早速牽引ワイヤーを取り付けて探偵宅を目指す事にしたのだが、私は道に不案内なので
探偵がリベロを運転する事になった。

エンジンが掛かっていないため、ブレーキサーボが利かない事と牽引ワイヤーの張り具合に
注意をしながら走る事、1時間あまり。
牽引をした事はあるが、されるのは初めてだったので良い経験となった。

牽引中に感じたのは、やはりシートの出来の事。
リベロのシートは商用車にしては秀逸だと思っていたが、プジョーのシートはまるで
ソファーのような乗り心地だった。

探偵の205は『GTI』なので完璧なバケットシートだ。
その為、固めの座り心地でも不思議ではない筈だが、呆けて座っていると柔らかく包み
込まれるような感じなのだ。
ところが、ハッとしてシート地を触ってみたが、布張り自体はリベロと大差がない。
それにも拘らず薄くて柔らかい上質の皮製ソファーに座っている錯覚に何度となく襲われた
のだから不思議である。

おフランス車、恐るべし!

去年の今日一昨年今日

(2006.01.12)


平成18年01月10日(火曜日)

3連休明けというよりも、本当の意味での正月休み明けか?

3日も惰眠を貪っていた為か、普段は全く耳に入ってこない目覚まし代わりのラジオが
7時前から聞こえてきた事に少し驚いてしまった。
余裕を持って朝食の用意をし、余裕を持って奥方を送り出した後、余裕を持って新聞を
読んでいたらいつもと変わらない時間になってしまった・・・
出社して正月にアップロードしたビデオデータに対するアクセスログを見たら、何度か
視聴した形跡があったので連絡を待つ事にした。
しかし、昼を過ぎても夕方になっても何の反応も無かった。
まあ、その間他の仕事をしていればよいのだか、同時に2つの仕事をしていて良い記憶が
無いので開店休業となった。

・・・で、何をしていたかというと何時ものように調べ物だ。
ポンコツ2cvの車検が間近に迫っていると言うのに、過去3回やってもらった業者からの
連絡が入らないので2、3日前からWebにていろいろ調べているのだが、流石に焦りを
感じてきたのだ。

まあ、車検業者は星の数ほどあるので何処が一番安いかを調べているだけなのだが、
商用バン同然のポンコツとは言っても一応外車扱いなので妙な所に出して法外な
『外車料金』を取られるのが嫌だからだ。
(実際、外車料金と称して5000円以上余計に取るところが多い)

一応のアクションとして連休中に中古車会社ガリバーの『車検一括見積もり』なるサービスで
近隣と思われる車検屋さんの見積もりを取った。
しかし、当然安い見積もりばかりではないし、仮に安くても遠くに預けるのも気が引ける。
そんな理由により身近なところにある立会い車検のできる場所を探したのだが、なかなか
思っていたようには行かなかった。

贅沢な車に乗っている訳ではないのに、こんな時だけは『外車は贅沢品なのか?』と、
思ってしまう一日だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.11)


平成18年01月09日(月曜日) :成人の日

3連休最終日。

気がつけば今日もまた12時過ぎまで布団を出られず、午前中を棒に振ってしまった。
しかし、起きたと言っても何かする気にもなれず、テレビやビデオを見ていたら
あっと言う間に夕方になってしまった。

このまま引き篭もっていても良いのだが、織り込みチラシを見たら近所のスーパーで
安売りをやると言うので、ノロノロと出かけることにした。
4時からの夕市だったので限定品のひき肉は無くなっているのではないかと思ったが、
慌てて行ってみたら楽々ゲット。
発泡酒やロールケーキなどを買って店を後にした。

歩きだったので普通はこのまま帰るのだが、”くっちゃねぇ〜”が続いたので少々
離れた場所にあるパパスヘ行く事にした。
欲しかったのはマウスウォッシュだけだったが、それだけでは何なので入浴剤などを
買って帰宅した。

結局のところ、何の実りも無い3連休だった。

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夕方のニュースを見ていたらデトロイトモーターショーの話題を取り上げていた。
ホンダが乗用車部門とトラック部門で北米カー・オブ・ザ・イヤーを取得したと
いう話題をサラリと通過して、中国製の車の話しになった。

中国製品と言うと『安物』というのが大方の日本人のイメージがあるが、ご多分に
もれず取り上げた中国車も非常に安かった。
排気量や寸法が表示されていなかったのでクラスがハッキリしないのだが、恐らく
カローラ位のクラスだろうか。
『最も安いとされる韓国車の半額の100万円程度』と、いうから安いのにも程がある。

しかし、車と言うのは実際に走らせて見ないことには評価は出来ない。
車に疎そうな女子アナが『シートはちょっと固いようだ』みたいな事を言っていたが、
到底参考になるものには思えない。
続けて自動車評論家とされる人が出てきて、『いろいろな車に似ている気がする』とか
『多分、日本の軽自動車くらいの性能』と、言っていたが、分かったような分からない
ような・・・

しかし、テレビに映る中国車は実に立派な仕上がりというか、安っぽさの無い物に
見えたので、試乗が出来きるのであれば乗ってみたいものだ。

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全くもって、どうでも良い映像がテレビで流れていた。
新成人を祝うイベントで傍若無人に振舞う新成人をモザイクを掛けて写した映像の事だ。
イベントを前にして泡盛を一升瓶でラッパ飲みする輩や覆面プロレスラー県議ともみ合う
お馬鹿さんなどに今年もモザイクや画像処理をして報道していた。
果たしてこの映像にどんな正義や意義があるのか私には理解できない。

一応放送局側には『新成人と言っても未成年が含まれている可能性があるから』という
建前によってお馬鹿さん達にモザイクを掛けているらしい。
取っ組み合いや飲酒を行うなどの違法行為を行った輩が法律上の未成年であった場合、
それをモザイクをしないで報じてしまうと少年法の報道制限(?)に抵触する訳だ。

しかし、ハッキリ言ってこの考え方や消極的過ぎると思う。
『祝う会』に出席する時点で満20歳に成っているか否かの論議は必要かもしれないが、
曲がりなりにも自分たちが新成人であると言う事を宣言するイベントでもあるのだから
十分『成人と同等の扱い』にしても構わないはずだ。
加えてお馬鹿な事をしている輩は人よりも目立ち、積極的にテレビに映ろうとしてやっている
としか思えない節がある。
それであれば彼らの願いを叶えるのも報道の使命だと思う。
報道が元で就職内定が取り消されようと、婚約が無効になろうと自業自得なのだから、
そうなってから報道にイチャモンをつけても無意味な事だ。
運がよければチェック機関により人権救済の命令が出るかもしれないが、後の後悔先に
立たずだ。

この件について10日の朝の『とくダネ!』でメインキャスターの小倉さんも同じような
意見を持っていると言っていたから、来年に期待したい。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.09)


平成18年01月08日(日曜日)

多少動いた一日。

目覚まし時計代わりにかけているラジオで目が覚めてものの、あまりにも
布団が気持ちよいので出るに出られない。
しかし、このままでは昨日と同様に昼間で寝てしまいそうな予感がしたので
起きだす事にした。

さて、テレビやビデオを見て過ごすのも一日だが、連日引き篭もっているのも
つまらないので外出することにした。
最初に向かったのはダイハツだった。
年末に発売されたばかりの新型軽自動車『ESSE(エッセ)』を見たかったのだ。

この車については事前にあれこれ情報を得ていたが、実写は写真で見ていたよりも
キュート度が高く、なかなかよろしい。
殆どの男性にとっては少々可愛すぎるのかもしれないが、『走り』を強調する余り
目つきが悪くなったり、乗り心地が悪くなるのよりも余程ましだ。
よって、妙に若い男へ媚びたイメージのするムーブカスタムよりかは欲しい気分だ。

しかし、仮に購入するとなると最高グレードしか選ぶ気にならないのが気になる。
これは『自分以外にも運転してもらう為にATを選ぶ』と言う何時もの基準が
働く事もあるのだが、前面に押し出している『低価格』が対他社用(特にスズキ)への
コケオドシに思えてくるからだ。
まあ、2cvへの買い替え候補に入れても良いが、スパイシーな車ではない。

ダイハツを後にして今度は買い物ツアーに突入した。
まずはサミットで発泡スチロールトレイや牛乳パックを置きつつ、チョボちょぼと
買い物をした。

次は篠崎の河内屋。
鰹節や冷凍ソーセージ、大袋の春雨などを買い込むなど、いつ来ても楽しい。

これにて帰宅しようかと思ったが、何か物足りないので青戸のアタックへ行った。
まあ、特に目的があった訳ではないが、行ってみると個別包装の切り餅が1.8kgで
500円だったりして侮れない。
気がつけば買い物籠がずっしりと重かった。

明日はどうするかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.09)


平成18年01月07日(土曜日)

だらけて何もしなかった日。

妹からの電話で目を覚ましたものの、既に12時を回っていたと言う体たらく・・・
寝るのにも飽きてきたので起きだす事にした。

しかし、起きたからと言っても表は寒くて仕方が無い。
結局のところ、コタツに入ったが最後、出られなくなってしまった。
いつものように延々と撮り溜めたままになっていたビデオを消化して時間が流れて
いった。

夜になり、何か食べようかと思った頃に妹から電話が入り、流れで外食をする事になった。
向かったのは例によって最寄のサイゼリヤだ。
ここで1時間半ほど飲み食いし、ドラッグストアで買い物をしてから実家へ行って、
おしゃべりの続き。

結局、自宅に戻った頃には日付が変わっていた。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.09)


平成18年01月06日(金曜日)

朝から開店休業。

予想通り昨日アップロードしたビデオについてのRESが全く付かないので
お客さんは休みが続いているようだ。
もちろん、やる気になればやる事はいろいろあるのだが、両親は夜からキャンプに
出かけてしまうと言うので私もサボることにした。
と、言うわけで午後から秋葉原へ初詣へ行く事にした。

いつものように駅を出て先ず向かったのはヨドバシカメラだ。
仕事やら遊びの買い物でポイントが4、5千円分たまっていたのでパ〜っと
使ってしまう事にしたのだ。
しかし、4、5千円っ言うのはパソコン製品を買うのには少ないし、細かい部品は
ヨドバシで買うのは得策とは思えない。
そこで止まったまま放置してあった職場の掛け時計を買い換える事にした。

正直言って今は100円ショップでも掛け時計は売っている位で、安く買おうと
思えば下には下がある。
どうせ買うならヤッパリ電波時計が欲しくなった。
それと同時に時間を見ることの出来るデバイスは身の回りに数々あるので高い金は
出したくない。
結果的に一番安い1980円の電波時計をゲットした。
[写真:電波時計]
一番安かった壁掛け電波時計。 味も素っ気も無いが、これで十分だ。

ちょっと面白かったのは壁一面に掛けられている時計の時刻が殆どバラバラ
だった事だ。
普通のクオーツ時計ばかりならまだしも、時間調整機能のある電波時計も一つずつ
バラバラなので苦笑してしまった。
店員さんにこの事を皮肉交じりに聞いたら『電波時計ではないものも混ざっていますから』
と、頓珍漢な答えが返ってきた。

続けて向かったのはヘアドライヤー売り場。
奥方が使っている安物のドライヤーの電源コードが異常加熱を起こしているらしい
ので、買い換える事にしたのだ。
ドライヤーも残りのポイントで買うつもりなので、高価な物は買えない。
しかし、時計と同様で下には下がある製品なので選り取りみどりともいえる。
そこでマイナスイオンの出るやつを見繕うことにした。

ところが、マイナスイオンドライヤーの棚ですら結構広い。
最高額のうん万円は無視するとしても手頃な3千円前後の製品ですら数多くある
上に、性能の差はワット数以外には把握できない。
流石に一番安い1000円以下のドライヤーはパスして2500円位のイオン
ドライヤーをゲットして店を出た。
[写真:ドライヤーの取扱い説明書]
奥方に大受けしたドライヤーの説明書の一節。
曰く『マイナスイオンは非常に小さいため、目には見えません。』(!?)

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さて、河岸を変えようとヨドバシを出たところ、つくばエクスプレスの入り口
近くの歩道で何かを売っている露天商が見えた。
何かと思い近づいてみたら、紙製の人形がピョンピョン飛び跳ねていた。

仰天したのはその人形が人間の言葉を理解すると言う触れ込みで売っていたことだ。
足元に聞き分ける(?!)とする言葉のリストがパウチされて置いてあるのだが
『あいさつ、腹筋、背筋、ジャンプ、・・・etc』10種類くらい書かれていた。
そして確かにお客のリクエストに対して逐一(?)反応して動く優れものなのだ。
私はビックリ仰天した。

その名は『ジョニー君』。
説明書きによると100年以上前のヨーロッパ生まれの『手品』らしいのだが、
何故人の声を聞き分けるのか、そして何故動くのか全く理解できず1000円で
1つ買ってしまった。
それこそ複数組み合わせると裏技が使えると聞いて纏め買いしていた若者がいたが、
『ジョニー君の背中にセットするタネ』が分かれば自分でも作れるのではと考え
一つだけにしたのだが・・・
[写真:不思議な紙人形ジョニー君]
秋葉原の路上で生き生きと踊っていたが、種明かしを見て絶句した。(くぅ〜・・・)

奇妙なジョニー君を買った後、今度こそ秋葉原に初詣だ。
平日の筈なのに人が多いのには驚いてしまったが、これといって欲しいものがある訳
ではないので殆ど歩き回っただけとも言える。
歩いている間に浮かんだ煩悩の赴くままにアッチヘより、コッチヘよりしていたが、
結局買ったのはIDE機器をUSB2で接続するアダプターとジョニー君だけだった。
[写真:IDEtoUSB2.0アダプター]
当初、安価な5インチベイの空箱を探していたのだが、実際はこれで事足りる

今年は何回秋葉原へ行くことやら・・・

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帰宅して暫くしたら妹から電話が入った。
明日、妹の仕事が終わり次第、両親が先発している富士宮のキャンプ場に行く
手はずになっているのだが、妹いわく2cvで行くのが嫌らしく兄貴のインプレッサで
行きたいと、言うのだ。
私がキャンプクラブの定例会に行くのは2年ぶりだし、特に今回は餅つきを行う重要な
イベントが待っているので力が入っている・・・
当然私は2cvで行きたいので突っぱねたら、奥方に話をつけたいから掛け
直すというので電話を切れた。

何時間かして夕食が終わった頃に再び妹から電話が掛かってきた。
ところが、キャンプ場周辺の道路が全て凍結してしまったのでキャンプ自体が流れて
しまったと言うのだ。
青天の霹靂というべきか、こうして車の話はどうでも良くなってしまった・・・

寒いのは嫌だがつき立てのお餅を食べられると楽しみにしていたのになぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.01.09)


平成18年01月05日(木曜日)

遅ればせながら仕事始め。

実際問題、お客さんの大半は本格始動していないのでガツガツ仕事をする必要は無い。
しかし、昨年末に受け取ったビデオの編集を放置しているとおちおちサボってもいられない。
例によって午前中はくだらない調べ物に没頭して、午後からのスロースタートだ。

ところが、送られてきたビデオは前回と同様にLPモードで記録されていた上に、
何箇所もタイムコードが途切れていたので取り込み作業が面倒になってしまった。
まあ、困った時の無手勝流。 一度別のテープにダビングしてからキャプチャーした。

さて、キャプチャーが終わったので早速組み込み作業に入ったのだが、上手くいったような
行かなかったような・・・
実験は同じ事を何回かやっている筈なのだが、その時の都合によって実験機の天地が
変わるので、より良く写っていても使えないコマがあるのだ。

そんなこんなで気がつけば7時を回ってしまった。
はっきり言って今日仕上がらなくても誰からも文句は言われないのだが、ダラダラ
やっているとサボリ時間が短くなる!
結局、残業して形にし、ネットにサンプルを上げて作業終了。

これで明日は思う存分初詣に行ける・・・

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残業を終え帰宅したら奥方がテレビを見ながら遅い夕食を食べていた。
やっていたのは『オースチン・パワーズ ゴールドメンバー』。
マイク・マイヤーズ主演の超お下劣で超お馬鹿な映画だが、一度も見たことが無かった
少々気になっていた。
昼間には『新春おバカ映画SP』と称して同『デラックス』を放送していたので
録画しておいたのだが、『ゴールドメンバー』は裏(表)の『古畑任三郎』を優先
させたので押さえる事ができなかった。

しかし、正直言って録画しなかったのは正解だったようだ。
噂にたがわぬお下劣&お馬鹿の連続には苦笑しかできなかった。
その内容の無さは(まともに見たことは無いが)ピンクパンサーシリーズと同じかも
しれない。
逆に言うと、同じ理由により固定客がいるのも良くわかる・・・

ところが、苦笑の連続の映画を見た後に放送された帯番組に衝撃を受けた。
色褪せしたり、変色してしまった白黒写真やネガを修復する職人の紹介というので、
てっきりパソコンを使うのかと思ったら違っていた。
なんと紙焼き写真やネガを直接化学処理してプリント当時のコンディションに修復
するという予想を超えたものだった。

実際問題、写真の褪色はコントラストが低下するという単純なものではなく、色自体が
抜けてしまったりもする。
これはデータ自体が無くなってしまう事を意味するので、スキャニングでは復元できない。
また、褪色は不特定、不均一に起こるのでマスクを作っての部分調整も限界がある。

ところがリボテックという会社にかかると、そんな写真やネガフィルムを『再現像』
する事により限りなく元に戻してしまう事ができるらしいのだ。
そんな凄い事を考え、実現してしまった会社が日本にある事に驚いた次第だ。

オースチン・パワーズは心底おバカだったが、それを見なかったらリボテックの
事を知らずにいたかもしれないのだから、巡り合わせとは不思議なものである。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.06)


平成18年01月04日(水曜日)

正月休み最終日。

本当はリハビリの為にも9時くらいに起きて、新年挨拶を兼ねて仕事に出るつもりだった。
しかし、気が付けばまたもや11時・・・ 予定は脆くも崩れ去った。

開き直って豪勢な昼食。
1時間近く掛けて作った『タンドリーチキン定食』は思いのほかボリューム満点で、ユックリ
食べていたら昼を大きく回っていた。

そんな訳で奥方と実家に行ったのは夕方になってしまった。
ところが、着いて早々に日本酒が振舞われたので仕事を始める切欠を逸してしまい、飲みモード。
挙句の果てに母親から年賀状を作ってくれと言われたので、結果的にその作業で一日が
終わったようなものだ。

やっぱり明日が仕事始めになってしまった。

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MXTVでは水曜日夜11時半から『円谷劇場』と言うタイトルで円谷作品を放送している。
昨年末『ウルトラマン』が完結したので次は『ウルトラセブン』だと想像していたら
『怪奇大作戦』だというからぶっ飛んだ。

怪奇大作戦は大昔に『ウルトラQ』のムックに併載されていた事で知っていたが、直撃世代
ではないし、マイナー作品だからか全く見たことが無かった。
そんな訳で私にとっては正真正銘の新番組なのだ。

そんでもって第一話『壁抜け男』を固唾を呑んで視聴した。
・・・渋すぎるとしか言えない作品だった。
しかし『壁抜け男』というとんでもない設定を先に考え、それに対して後からSF的な
こじ付けで話を構成している感じだった。

さて、主題は噂どおり『人間の怖さ』のようだ。
ウルトラマンやウルトラセブンにも人間の愚かさや身勝手さを扱った作品はあるが、
あくまでも全体の中の一部であり、宇宙人(怪獣)vs巨大ヒーローの味付けでしかない。
ところが怪奇大作戦では『現代社会の問題や矛盾』を主題にし過ぎてSF考証が味付けや
ご都合主義に使われているとも取れかねない。
上記のムックで一番印象に残っていた第24話『狂鬼人間』のように、本来は2時間たっぷり
掛けて映画化できる主題を20数分に押し込めてしまった為に詰めが甘くなってしまったようだ。
精神喪失を扱った作品ゆえに放送コードに引っかかり欠番化してしまったと言うから勿体無い。

まあ、そんなところが『怪奇大作戦』であり、円谷作品なのであろう。
毎回心して見続けたいと思う。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.05)


平成18年01月03日(火曜日)

何もしなかった正月三日目。

ダラダラとテレビを見続けていたので布団に入るのは結果的に3時、4時になってしまった。
そんな訳で定刻に起きられるはずも無く、今日も起きたのは昼近くだった。

例によって有り物で食事を済ませつつ、テレビを見始めたら直ぐに夕方だ。
今日は実家に年賀の挨拶へ行こうかと思っていたのだが、イマイチ気乗りしないので、
自転車で買い物に出ることにした。
まあ、近所のスーパーが開いていないので大した物は売っていない事を察して奥戸街道の
河内屋でビールを数本買ってしまった。
ビールを買ったらツマミが欲しくなったので迎側の99ショップに入りピーナツと特価品の
豆腐を買い、ついでに牛乳も買って帰宅した。

帰宅後、再び実家へ行くか否かを検討したが結局、気乗りしないままビールを飲み始め
一日が終わった。

明日から仕事を始めるかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.01.04)


平成18年01月02日(月曜日)

正月二日目。

特にやる事が無い上に雨がパラついていたので出不精になってしまった。
延々とくだらない番組をザッピングした挙句に辿り着いたのは通販番組だったりする・・・

夕方は奥方の実家へお年賀の挨拶へ行き、大酒を飲んで帰ってきた。

明日はどこかへ行くかなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.01.03)


平成18年01月01日(日曜日)

実感の全く無い元日。

前夜はテレビのザッピングをして4時位まで起きていたので、早起きできるはずも無い。
それが祟ったのか、昼近くに起きて1階に置いてあった携帯を見たら探偵から
初詣(秋葉原)へ行くと言うメールが入っていた。
2時間も前のメールなので『完全に寝ていた』とゴメンネメールを入れる情けなさ・・・

何はともあれ先ずは腹ごしらえ。
・・・と、言っても年末に買い物をしなかったので自宅には大した物は無い。
年賀状を書きながら煮ていた黒豆をポツポツ食べるのにも飽きてきたのでインスタント
ラーメンやら缶詰を食べていたがどうにも味気ない。

何とも言えず不満が募ってきたので自転車でコンビに行く事にした。
ところが、探していた無地の年賀葉書も無いし、目ぼしい物も無いも置いていなかった
ので作戦を変更。
蔵前橋通り沿いにある中古車屋を見て回ることにした。

もはや完全なペーパードライバーとなった奥方に車の運転をさせる為にも
『乗り出し20万円』なんていうオートザム・キャロルは可愛いかな?と思った。
しかし、時期的な理由もあってATは3速のようだ。
都内をダラダラ走るだけなら3速ATも”アリ”だが、正直言ってポンコツ2cvより
ギアが少ないのはボツだ。
結局のところ、危ない香りのするアルファ145以外は琴線に触れる車は無かった。

帰宅し、(ビールが無いので)ワインを飲みながらテレビをあれこれ見ていたが、
イマイチ面白くない。
何か歯ごたえのある物を食べたくなり、トンカツ定食が頭の中を駆け巡ったのだが
飲酒運転をする訳にもいかず不満がつのる・・・

結局、お風呂に入って寝てしまったのだが、明日は何か普通の食事をしようと
心に決めた。

なんだか妙な元日になってしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.01.01)


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