でたらめ日記

平成17年03月分の日記

2005年
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平成17年03月31日(木曜日)

明日のプレス発表に向けて鶴見の工場へ機材の搬入。

シールド機の内部はとても狭いので大勢が作業の様子を見に行くことが出来ないし、
外の様子と同時と言うわけにも行かない。
そこでシールド機内部にビデオカメラを仕掛け、外に置いたモニターで見せようと言うのだ

前日交通事故騒ぎがあったものだから機材の最終確認などを午前中にやっていたら
プレゼン用のデータをWeb配信したJ社のS氏から電話が掛かってきた。
聞けば原因は不明だがデータのダウンロードが途中で止まってしまい、使えそうに無い
と言うのである。
私の自宅のように遅い回線を使って数10MB単位の大きなデータが落とせないと言う
経験はあるが、殆んどが2MB足らずだし一番大きくとも10MB足らずである。
中でも一番軽いであろうデータが途中までしかダウンロードできないとなると話にならない。

同氏からその後も電話が入り、色々やってみたがやはりダウンロードできないので
CD−Rに焼いて機材と共に持ち込む事となった。

あれこれあって、午後一には出発できず、2時ほどにポンコツ車で鶴見を目指した。
いつものように道は殆んど込んでいなかったので1時間程度で到着。
S氏を電話で呼び出してCD−Rを渡してから工場へ機材の搬入を開始した。

ところが、あれこれ設置してゆくうちにトラブルが発生した。
出るときに動作を確認したビデオカメラのスイッチが入らないのだ。
正確にはビデオモードでは正常に起動するのに、カムコーダーモードだと点滅する如く
オン、オフを繰り返すばかりでモニターに映像が映らないのだ。

まあ、持ち込んだのは古いHi8ビデオカメラ。
民生用だが3CCDを採用しており、当時のフラッグシップモデルではあるが、なにぶん
何年も放置していた物だから個人的には余り信用していなかった。
最悪の場合、明日の朝差し替えればよいので黙って帰ろうかとも思ったが、工場の担当者が
来たので正直にその事を話してたら原因が分った。
電源はシールド機の内部から取っていたのだが、マシン内部と後続代車との距離が
長くなることを考慮して、電圧が高めになっているにらしいのだ。

試しにカメラをシールド機から下ろしてテストしてみたら正常に動作したので、別途
コードリールを用意してもらい事なきを得た。

大汗をかきつつ帰路に着いた頃には時計は5時を指しており、会社に戻って残業しようかと
思ったが、またもや途中で気持ちが折れてしまった。

(2005.04.02)


平成17年03月30日(水曜日)

予期せぬ事態が起きた一日。

昨日は思いがけず一日を棒に振ってしまったので、遅れを取り戻す為に真面目に作業を
していた。
月曜日に撮影したビデオをパワーポイントを使ったプレゼンテーションで使える形式の
データにする為の簡単な編集などである。

ところが、昼前になって親父から掛かってきた電話に戦慄を覚えた。
母親が病院の車庫の柱に車を正面衝突させたと言うのだ。
同病院の医師の車に引っ掛けた以外は幸いにして運転していた母親も含め人的な被害は
皆無だったがエアバッグが開き車はかなり酷い状態らしいのだ。

例によって『牽引して帰えろう』というので急遽牽引ロープを持ってインプレッサで
駆けつける事になった。
初めて訪れる病院なので少々道に迷いつつも程なく到着。
ところが、着いて早々親父のずさんな状況判断に腹を立てる事になった。

事故の直後、警察が見聞に来たりしてバタバタしていたまでは許せるとしても、ディーラーに
連絡を入れていないし、車の状況を全く把握していないと言うのだ。
それこそ事故の直後にディーラーに連絡を入れ、状況判断をしてもらえばこの後の
事態が変わっていた可能性はゼロではない。

親父の頭には
☆ 恥ずかしいし、見っとも無いので自宅に牽引してから対策を考えたい
☆ JAFを呼ぶと法外な牽引料金を取られるが、自分でやればタダだ
の2点しか無い事がありありと分る。

親父曰く『シトロエンが壊れた時だって秋田から数百キロ何とか牽引して来たじゃないか』
と、『引っ張って行ける』事しか頭に無いが、実際に目の前にある車はサイドブレーキが
完全にロックしていて解除する事が出来ないのだ。

[写真:事故ったタント]
納車5日足らずで大破してしまったダイハツ・タント

サイドブレーキが何処でロックしているかは分らなかったが、少なくとも素人が無い頭を
捻らなくともディーラーに連絡を入れていれば玄人に状況判断してもらえたはずだし、
インプレッサで駆けつける時点でそれが分っていたら工具類だって持参していたはずだ。
しかし、親父は何も考えていないものだからその場で出来る事はサイドブレーキの掛かった
車を牽引ロープで無理やりに引っ張る事くらいしか残されていなかった。

しかも、エンジンオイルがダダ漏れしているにも拘らず、その場にいた関係者が
エンジンをかけて自走を試みたからたまらない。
忽ちメタルが焼けて(聞き覚えのある)カラカラと言う異音が駐車場に響き渡った。

これにて事実上ジ・エンドである。
ディーラーに遅まきながら連絡が付き『JAFに牽引されて』購入した店に運ばれた。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

事故を起した母親は運転暦20数年のベテランドライバーだから、そこらの初心者とは
違うはずだが、瞬間的にパニック状態に陥ったので原因はハッキリしない。
しかし、車の不具合からくる不可抗力ではなく、一瞬の気の緩みから来た不注意の
可能性が最も高い。
何故なら右足を切断した親父が左だけで運転できるようにする特殊器具を付けたまま
運転していたからだ。

母親がこの器具を付けたまま運転をする必然性は全く無いのだが、ほんの短時間しか
運転しないつもりだったので取り外すのが面倒だと思ったのかもしれない。

そんな状態で狭く急な斜面の地下駐車場へのスロープを惰性で降りていった時、
不意に先週まで乗っていたMT車の癖が出てしまったのだろう。
AT車なのにクラッチのつもりでペダルを踏んだらアクセルだった・・・としか考えられない。

いずれにしても納車されて僅か5日。 月賦をまだ一回も払っていない状態でほぼ廃車
状態というのは我が家の歴史はじまっていらいのことである。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

気を取り直し会社に戻ってプレゼン用データ作成の続き。

かなり遅くまで残業をして何とか仮のWebSiteにデータをアップロードする事ができた。

(2005.04.02)


平成17年03月29日(火曜日)

朝から稲城で写真撮影。
飛び込みだが、昔のお得意さんが再就職した建設会社から俊功写真の撮影依頼だ。

予定通り朝8時に稲城の料金所付近で待ち合わせ、現地に移動して撮影を開始した。
指定された場所で脚立に乗ってデジカメで撮影。
事務所にインクジェットプリンターを持ち込んでプリントアウトするだけの簡単な
仕事のはずだった。

ところが、サンプル出しが終わったので事務所の所長がお役所の監督官に電話をして
状況が変わってきた。
約束どおり10時に写真を持ってゆこうとしているのに、お役所の人は
『忙しくて今は会えない』と、言い出したらしいのだ。

これには所長も困惑を隠せなかった。
なにしろ、この写真を提出後、直ぐに事務所を撤去するカツカツのスケジュールで
動いているので、時間的な猶予が全く無いのだ。
仕方がないので見切り発車的にプリントを進めつつ、再度役所に連絡を取り、
午後一に写真の確認を取ってもらう事になった。

1人で事務所に残されて合否判定を待っていたところOKと電話が入った。
「これでやっと帰れる」と、内心思ったのだが
『追加で印刷してもらう写真があるので待ってくれ』と、非情な言葉が続いた・・・

結局、全ての印刷が終わり会社に戻ったのは6時過ぎになってしまったので、
残業をするつもりだった心が折れて帰宅する事にした。

午前中で終わるとばかり思っていたので散々だった。

(2005.04.02)


平成17年03月28日(月曜日)

撮影の為にまたもやポンコツ車で鶴見の工場へ。
この件での撮影は4回目。 完成状況の撮影である。

H親分が確信犯(?)的に遅刻してきた以外は予定通りに午前中の撮影を開始。
ところが、部品の押出状況を2つ続けて撮影して、3個目が出てくるのを待っていたら
なかなか出てこない。
工場の人達も状況を把握できず首を捻っていたが、恐らく部品が斜めに噛みこんだの
だろうと言う事で、先に昼食を食べる事にした。

ところが、午後になり直ぐに作業が始まるかと思ったが、噛み込んだ部品がなかなか
外れてくれないのだ
正直言って今日撮影した映像を3日後の報道発表のプレゼン用に編集する必要があるし、
当日同じ機械で実演も行うのでこの状況は非常にまずい・・・

結局、原因は特定できなかったのだが、何とか現状復帰した頃には夕方になっていた。
直ぐに撮影が始めたものの、4時間近い遅れはどうしようもなく終わったのは7時過ぎだった。

流石にこの時刻になると会社に戻って仕事をする気にはなれず、自宅に直帰した。

(2005.04.02)


平成17年03月27日(日曜日)

一寸したきっかけで久しぶりに奥方の実家へ行った。

日曜日の午前中、何もやる気が起きないので布団の中でヌクヌクしていたら奥方の
実家から電話が掛かってきた。
奥方出た途端に私に受話器がパスされたので何かと思ったら、義弟が使っている
パソコンの調子がおかしくなったと言うのだ。
状況を聞くとPCは起動するのだが、直ぐに画面が乱れて作業ができないので、
仕事のデータを取り出せないというのだ。
エマージェンシーコールが掛かってきては放っては置けないので、手持ちのグラフィック
カードを持って実家へと向かった。

到着して早々状況を確認しようとしたが、そんな時に限って問題が起きない。
まあ、画面が乱れ始めたら単体(スタンドアロン)ではどうしようもない為、
そうなる前に一番怪しいと思われるグラフィックカードのドライバのダウンロードを
する事にした。

ところがNTTの光ファイバーを導入しているにも拘らず10数MBのファイルの
ダウンロードがなかなか終わらない。
遅すぎてダウンロードが途中で止まってしまった位なので回線速度を計ってみたら
体感通り2M程度しか出ていなかった。
直接的な原因は分らないが、これには苦笑させられた。

不要な常駐ソフトを止め、PCを再スタートしてから再度ダウンロードを開始したが
体感速度には全く変化が無い。
幸いPCが止まる事も無かったのでデバドラのダウンロードの様子を見守る事にしたのだが
ふと気付いた事があった。
PCの天板(横蓋?)に明いている空気穴にびっしりと綿ぼこりが詰まっているのだ。
見れば古いPCだし、劣悪な環境で永らく使っていただろうから仕方がないが、
どう考えても良い状態とはいえない。
それを指摘して掃除をする為に蓋を開けたらCPUクーラーも含め、内部には相当量の
綿ぼこりが堆積していたのだ。

結局、データのダウンロードは最後まで出来なかったが、その間蓋を開けっ放しに
していたら画面が乱れる事は最後まで無かったのでトラブルの原因は熱暴走と考えるのが
妥当だろうと、結論付けた。
大した事をしていない・・・と、言うか何もしなかったが妙に感謝されて実家を後にした。

その後、いつものように彼方此方買い物ツアーをしてから帰宅した。

(2005.04.02)


平成17年03月26日(土曜日)

疲れていて何も出来なかった一日。

徹夜仕事の影響からか昼を過ぎても起きる事が出来ず、布団にもぐっていた。
散々寝過ごして時計を見たら昼の2時過ぎ・・・
寝るのにも少々飽きてきたのでモゾモゾと起き出して有りもので遅い昼食となった。

仕事が気になって仕方がないし、今日はダイハツ・タントが納車される日だったので
会社へ行くつもりだったのだが、結局やる気が起こらず一日家で過ごした。

(2005.04.02)


平成17年03月25日(金曜日)

徹夜明けで空回りした一日。

一睡もしない状態で普段どおりに会社に到着して、普段どおりに仕事をこなすつもり
だったが、そうは問屋が卸さない。
シールド機の移動状況を撮影したり、テレビを見るなど頭を使わない作業の時は全く
眠くないのだが、日記を書く程度でも頭を使うと忽ち睡魔に襲われてしまうのだ。

そんなことだからCG制作も実際には睡魔との闘いになってしまい、全く進まない。
お客さんからこの件で問い合わせがあったときも、受け答えはしたものの結局は
手につかなかったので、5時過ぎに帰宅した。

まあ、家に帰ったからといって何もする気にならなかったので撮り溜めていたビデオを
見たりしていたのだが、目を明けている事が出来ず、いつの間にか眠っていた。

(2005.04.02)


平成17年03月24日(木曜日)

相変わらずCGの続き。

昨夜の残業でかなりのところまで進んではいたのだが、会社への道中で気になって
仕方のない箇所があった。
つくった部品の中にテレビでも良く目にする連続的に色を変更する事で
『○○装置からXX装置への水の流れ』などの概念を説明する為の『グラデーションでの
流れの表現』が含まれていた。
これが終始出っ放しにしておいても全く駄目と言う事ではないのだが、システムの
流れ図にある個々の装置の説明なので唯の配管になって欲しいシーンがあるのだ。
ところが、この流れを表現する為に一つの部品の中に10以上のマテリアルを仕込んで
しまったのでオン・オフ設定も10箇所以上追加しないといけない。
これは大層面倒な作業なのでマテリアルチェンジは使用せず、ビデオ編集ソフトの
エフェクトをつかってサッサト片付ける事にしていた。

しかし、単純なクロスフェードを掛けるだけのシーンの為に2本のビデオ素材を作る
必要も生じるので、これはこれでデータの管理が面倒である。
なにより、一発レンダリングで済む仕事が複数本(回)のレンダリングが必要となり
手離れが悪い事この上ない。
そんな訳で、面倒は承知で無手勝流をとることにした。

作業は順調に進み夕方には9割近いところまで到達し、ゴールがボンヤリと見え始めた。
一応、このシーンは先方の意向を反映して作っているのだが、現物を全く見せていない
状態でゴールするわけにも行かない。
そこでこのシーンだけを無理無理にレンダリングしてサンプル出しをする事にした。

すると間髪いれず反応が来たまでは良かったのだが
『やはり横一直線に並べると個々が小さくなり過ぎて寂しい』と言い出したのだ。
これには全くもってトホホ状態である。
[CG:システムの説明:旧版] [CG:システムの説明:修正版]


電話での打ち合わせで一番右にある水槽を中央の下に寄せる事で横方向を折りたたむ事に
なったのだが、・・・・あれ、デジャブーか?
折りたたみ方は何パターンかあるのだが、結局のところパイロット版を作った際に
私が作ったレイアウトと変わらなくなってしまったのだ。
それも含め、位置関係のパターンを2つほど静止画で作ってサンプルだしをしたところで
タイムアップ。
ロケ前の作業は終了した。

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夜9時から新宿でロケ。
地下鉄を掘る為のシールドマシン組立ての2回目である。

とにかく、この工事は新宿のど真ん中の交通量の多い幹線道路の真下で工事を行うので様々な
困難が伴っている。
幹線道路を封鎖する訳には行かないので地下への荷下ろしをするにしても最小限の開口部
しか確保できない為、シールドマシンも原型を留めないほど小さく分解した上で、
狭い構内で組み立てるのだ。

10時過ぎに開口部から最後の部品が下ろされ、装着も滞りなく終わったので
昼過ぎから移動作業に移行した。
(↑ 便宜的にこういう表現を使っているが実際には昼夜が逆転しているので0時なのだ・・・)

前回は左側の壁際の開口部真下に組み立てたマシンの一部を中央よりに引きずってから
時計回りに90度回転させつつ手前に引っ張るという、大変な作業だった。
それに対して今回は左の壁際から右の壁際へ向かって直線的に動かすだけである。
素人考えで内心『これなら直ぐ終わる・・・』と、考えていた。

ところが、これが甘かった。
確かにコマ撮りした映像では左から右に移動するだけなのだが、作業が終了したのは
午前4時半過ぎ。
撤収して自宅に戻った頃には朝になっていたので久しぶりの完全徹夜になってしまった。

(2005.03.22に途中まで)
(2005.04.02)


平成17年03月23日(水曜日)

本日もCG制作。
部品が揃ったので上り坂八合目。ゴールが見える頂上に到達する最後の難関である。

しかし、一癖も二癖もあるキャラクター揃いなのでデータ量だけでも大層な量が有る。
その為表現方法を考えるだけでも大変なのに扱いづらくてどうしようもない。

夜中の12時近くまで掛かって4つある内の3つ目の途中まで仮設定をしたものの、
絶望的な気分になってきたので帰宅した。

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高等裁判所もライブドアに軍配を上げたらしい。
堀江社長を憎々しく思っているニッポン放送社長やフジテレビ会長は高等裁での
逆転満塁ホームランを期待していたようだがそうは問屋が卸さなかったようだ。

これによりニッポン放送がライブドアの子会社になる事は確定的な訳だから、
いよいよ堀江社長の手腕が問われる。

(2005.03.22)


平成17年03月22日(火曜日)

昨日に引き続きCG制作。

説明用の各機器を右から左に・・・力不足ででっち上げられない。
昨夜途中まで作っていたデータを呼び出してみると何かがおかしい。
作りかけていた蓋に当たる部品はおろか、出来上がっていた準主役マシンのボディー部分が
未完成の状態になっている。
・・・単に昨夜の最後にデータのセーブするのを忘れただけなのだが、こんな時に限って
自動セーブのデータも古いままだったする。(自己嫌悪)

気を取り直して作り込みを再開したところにG建設のH氏から電話が掛かってきた。
内容は当然『何処まで進んでいますかぁ〜』と言う事であった。
加えて前日に現在出来ている全てのデータを仮のWebSiteにアップロードしておいたので
それに対する修正依頼でもあった。

究極的には『年度末が迫っているので本年度中に処理したい』と言われてしまったのだが、
今のペースで行くとカンパケは難しそうだ。
そこで『仮納品して事務処理を行い、修正はゆっくりと・・・(?)』と、いうお得意の
手段に出たいと申し出てみた。
なにしろ此方でやっているCGの進捗が絶望的なのに加えて、先方でやってもらうはずの
簡単な追加撮影を何ヶ月も放置しているのでお互い様の部分もある。

電話の後、新作部分は脇の置いて電話で言われた部分の修正をする事にした。
なにしろパイロット版が異例の短さだったので『極力(尺を)長く』と言う意向により
あちこちに怠惰なシーンがあるのだ。
作っている最中に「これは間延びしているな」と思ったくらいだから間違いない。

サクッと修正を行ったものを再度Web配信して新作部分の制作を再開した。
ギミック(≒動き)のあるものは作りかけていた準主役マシンだけで、後は流用が
利くものと、基本的に動きの無いものだけである。
苦心して残りをそれらしくでっち上げたので、残る作業はアニメをつけて行く事である。

しかし、これがこれで大変である。
後々詳しく個別に説明シーンがあるので、この場面で過剰に説明する必要は無いのだが、
多少なりとも説明をするには更なる面倒な設定が必要になるのだ。
その兼ね合いを考えていたら作業がなかなか進まず、仮のカメラワークを設定して一日が
終わった。

[CG:システムの説明]
役者は揃ったんだけど・・・

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夕方のニュースだったと思うがある人の訃報を聞いて驚いた。
丹下健三氏が亡くなったというのだ。

丹下氏といえば日本を代表する著名な建築家であり、東京都庁を初めとした巨大建築物の
多くを手がけていたと言うから驚きである。

『高齢になっても手腕を発揮しつづけた人』というイメージがあったが同じニュースに
よると本格的な建築家デビューは案外遅かったようで、大学教授経由の遅咲きだったらしい。

いずれにしても後世に名を残す作品を数多く残したと言う事実は凄いし、羨ましい
としか言いようが無い。

ご冥福をお祈りします。(合掌)

(2005.03.23)


平成17年03月21日(月曜日) :春分の日

春分の日だが今日も仕事。
昼過ぎに会社に辿り着きCGの続きである。

いよいよ事実上の最終局面に突入。 放置していた一番長いシーンの作りこみに入った。
このシーンには一番最初に作った主役マシンを流用しつつ、先日まで作っていたショベルカーを
組み込んで使う。
しかし、ショベルカーは完全な脇役であり、主役マシンとの間に介在する他の機器類を
作りこんでやる必要があるのだ。
まあ、土砂ホッパーなどは箱の延長なので大した作りこみは必要ないが、準主役(?)の
ミキサーは後々の見せ方も考慮しながら作りこまないといけないので大層面倒だった。

結局、11時過ぎまで残業したが全てのキャラクターを作り終える事は出来なかった。
あ〜早く終わらせたいぃ〜〜

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朝、新聞の一面を見ると海賊に拉致された韋駄天の乗組員が無事に開放とあった。
福岡で起きた地震の詳細を読もうと思っていた時だったので、余計に安堵の念が強かった。

福岡の地震は海を渡り韓国にも被害をもたらしたくらいの大地震であるから甚大な被害が
出ているのは間違いない。
事実震源地に近い玄界島の家屋の多くが倒壊の危機にあると聞く。
しかし、現状では倒壊したブロックでお年寄りが一人亡くなった以外は死者は無いなど、
幸運が重なった事がうかがえる。

ここのところ『喉元過ぎれば・・・』にならない間隔て天変地異が起きているから、東京でも
防災対策を考える良い機会であろう。

(2005.03.22)


平成17年03月20日(日曜日)

お彼岸なので墓参り。

11時に現地集合と言われていたので10時半頃にポンコツ車で家を出たら、妹の運転する
インプレッサと蔵前橋通りで鉢合わせ。
そのまま松戸にあるお墓まで併走する事となった。

程なくしてお寺に到着したのだが、お彼岸ゆえに駐車場は一杯一杯。
僅かな時間しかいないので路上駐車をしようと画策するも、この近辺は非常に道路幅が
狭い為、適当な場所がなかなか見つからなかった。
結局、お寺の周辺を4、5周してやっと車を止め、お墓に辿り着いた頃には親父たちは
帰り支度をしているところだった・・・

お墓参りが終わったので、いつものように最寄のサイゼリヤに駆け込んだ。
(そもそも11時集合と言うのはこの店の開店時間を前提としている・・・・)
鱈腹食べて店を出ることには『お昼』真っ只中。 我々が入ったときにはガラガラだった
店内は客で溢れていたので、良い時間に入ったものだと実感した。

親父たちは市川のオートバックスに行くと言っていたが、私たち夫婦には興味が無いので
早々に引き返す事にした。
そもそも、何処へ行くのにも道はサンデードライバーの運転する車で溢れていて、快適な
ドライブは期待できない。
最初からそれが分かっているので何処へも出かけずに自宅でゆっくりする事にしたのだ。

しかし、自宅に戻り改めてポンコツ車を眺めると、金曜日に降った猛烈に汚い雨により
いつにも増して汚れきっている。
考えてみれば忙しい事もあり前回いつ洗車をしたか全く記憶が無い。
加えてワックスも全くかけていないので塗装の状態は悪くなるばかりだ・・・

ここまできたら全塗装するしか本質的な解決方法はなくなっているので、諦めて水洗い
だけして終わらせる事にした。
ところが、タールの類の油性汚れがブツブツと全体的に付着していて、いくら洗剤をつけて
こすっても全く落ちてくれない。
仕方がないのでコンパウンドや洗車用の粘土まで持ち出して落とそうとしたのだが、あまりにも
頑固にへばり付いており、打つ手なし。
やはり、全塗装を前提に耐水ペーパーで磨くしかなさそうである・・・

洗車を終わらせた後、『そろそろバジルの種でも蒔くか』と、不意に思いついた。
そこで植木鉢に溜めてあった土をポリエチレン製の仮鉢に入れ、ベランダに置いてある
枯れたバジルから種や葉をむしって土に混ぜ込んでやった。
まあ、奥方がわざわざ取っておいてくれた種を蒔けば良いのだが、なにしろ思いつきで
やっているので深い意味は無い・・・・

ガーデニングもどきが終わり、一息ついて取り溜めたビデオの消化に取り掛かった。
30分程度のアニメやクイズ番組はお風呂に入るときにまとめてみる事が出来るので
本数をこなす事が出来るが、1時間単位のバラエティーやドラマはどうしても後回しに
しがちでだぶついている始末なのだ。
・・・が、続けてビデオを見ているのも飽きるので、結局2時間程度見た時点普通のテレビに
切り替えてしまった。

『鉄腕ダッシュ』を見ている途中でお腹が空いてきたのでパスタを作って食べるか、外食を
するか迷った結果、小岩のホワイト餃子を食べに行く事にした。
1人前10個で400円程度なので回転寿司を食べるよりもリーズナブルである。

ホワイト餃子へ行くのはこれで3回目だが1つだけ心に決めていた事があった。
それは『カウンターに座る』事である。
ここの餃子は『焼き餃子』と言いつつも、実際には全体が油で上がったように、こんがりと
狐色に仕上がっており、初めて食べたときには調理方法を想像する事が出来なかった。
まあ、調理法自体はオフィシャルサイトに載っていたので後日分かったのだが、一度は
それを自分の目で見ておきたかったからだ。
そんな訳で、他の客は一人もいなかったが夫婦揃ってカウンターに陣取った。

普通(?)の餃子は鉄板(フライパン)に生の餃子を並べたところにお湯を差し、
『蒸し』あがった後に『焼き』の工程に入る。
ところが、ここの餃子はコチコチに冷凍状態でフライパンに並べられる。
そこへ大量のお湯を差すので蒸すのではなく『煮』ている状態なのだ。
解凍が進み水分が少なくなったところに、今度はお玉で3、4杯の油を注いでしまう。
当初は水と油とが混ざった液体で煮ているのだろうが、水分が粗方飛んでしまった後には
『揚げ』に近い状態となる。 (これが全体がパリパリの正体なのだ)

はっきり言って大量の油を使う料理は台所が油まみれになるので極力やりたくない。
その為、お土産に冷凍餃子を買ってきたが、自宅では普通の餃子として調理することに
なるだろう。

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『あるある大辞典U』を見たあとのニュースをみて驚いた。
九州福岡県で震度6弱の大地震が起きたと言うではないか。
昨年末の新潟地震といい、スマトラ地震といい、同じような風景が続く事に『次は東京か』
と、考えてしまった。
やりたくは無いが、本格的に災害対策をしないと洒落にならなくなってきた感がある・・・

(2005.03.21)


平成17年03月19日(土曜日)

土曜日だが午後から仕事。

またもやコタツで寝てしまった事もあり、テレビをつけても頭がスッキリしない。
ありあわせの材料で朝食(?)を食べ、昼過ぎに会社に辿り着いた。

新しいシーンへの着手の前に昨日作ったCGのチェックとタイムラインへの組み込み
作業を行った。
お客さんにどのような評価をされるかは分からないが、修正前よりもずっと分かりやすく
なった気がする。

「さあ、次のシーンだ・・・」と、思ったのだが、全体を通して見てみたところ、以前
作り直したCGにレンダリングミスがあることに気づいた。
否、元のプログラムに問題があったにも拘らず、作った当時レンダリング方法を間違って
いた為に表面化しなかっただけなのだ。
仕方がないので問題の箇所を修正し、仮のレンダリングをしてチェックしてみたのだが、
やはり本式のレンダリングをしないと良いか悪いか判断できない部分もある。

結局、レンダリングをしかけて帰宅したのは11時を回っていた。

(2005.03.21)


平成17年03月18日(金曜日)

久しぶりに仕事にドップリ集中できた一日。

今回のメインイベント的なCGを後回しにし、その他のシーンのチェックしていたら
無性に気になるシーンに突き当たった。
『凝集とはなんぞや』と言うシーンなのだが、映像の並び順にも問題があるし、概念的な
説明をナレーションでもしていないので分かる人にしか分からない不親切なシーンに
なっている。

この件について担当のH氏が『イメージキャラクターを作って概念を単純化する』案を
出していた事もあり、着手する事にした。
しかし、ナレーションも無しにダラダラと映像を流すのには限界があるので、あくまでも
簡略化した映像にしざるを得ない。

途中、G建設のA氏から岡山ロケ関係の見積書を出してくれと言われ作業が中断したものの、
最後までレンダリングが出来たので、まあ良いだろう。

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作業が上手くいったのでレンダリングの間、兄貴とビールを飲んでいた為か、自宅に
戻ってテレビを見ていたら無性にインスタントラーメンが食べたくなった。
『出前一丁』の買い置きが有ったので鍋のお湯が沸くのを待っていたら武器商人のSから
電話が掛かってきた。
まあ、電話の内容は相変わらず他愛の無い事だったのだが、電話をしながらラーメンの
調理をしたのがまずかった。

茹で上がった麺をザルで湯きりし、鍋に粉末スープを入れてお湯を入れた瞬間、異変に
気づいた。
醤油ラーメンのはずなのにカツオだしの様に色が着いていないのだ。
「あれ?! 出前一丁ってこんなだったかな」と、思いつつ振り返ったらテーブルの上に
粉末スープの袋が置いてあった。
別のスープを溶かしたのだから違った色になった事には納得できたものの、『じゃ、何の?』
と、いう疑問がわき上がったのは当然である。

慌ててゴミ箱をあさったところ、発見されたのは『高野豆腐のダシ』。
「問題ないか・・・」と思い、出前一丁のスープも投入したのだが結果は『大問題』だった。
なにしろ高野豆腐用なので丸い味の上に妙に甘いスープになってしまい、ジャンキーな
インスタントラーメンとしては上品になりすぎてしまったのだ・・・

そんな訳で、お腹はふくれたものの妙な不満が残ってしまった。

(2005.03.17)


平成17年03月17日(木曜日)

何だかんだで仕事にならなかった一日。

例によって昨日訪問した現場向けの見積書を作る事となり、その間はCG制作はおざなりに・・・
まあ、見積書つくりも仕事なのだが、慢性的に遅れている仕事が気になって仕方がない。

何度かの校正を経て出来上がった見積書を昨日もって行けなかったビデオのサンプルと共に
発送が終わったのは、何故か6時過ぎ。
ここからCG制作に復帰したものの、なかなか波に乗れず1シーンだけ作ってジ・エンド。

(2005.03.17)


平成17年03月16日(水曜日)

何年かぶりに新しい会社の現場を訪問する事となった。

何ヶ月もかけてビデオ編集をするのも仕事ではあるが、その元ネタを撮影するのも仕事で
ある、と同時に定期的な撮影は運転資金に直結する貴重な財源なのだ。
これを逃す手はないので、否応無く気合が入る。
しかし、手ぶらでは此方の能力を分かってもらい難いので、話に上がるであろう以前作った
ビデオをVHSにダビングして持ってゆく事にした。

ところが、ここからプチトラブルの連鎖が始まった。
ダビングしてあった編集済みのビデオを探していたら、いつも使っているデジタルビデオ
デッキが不意にエラーを起こしてテープが出てこなくなったのだ。
「どうしてだろう」と、テープの入り口を覗きこんだところ、テープがローディングの途中で
止まっており、にっちもさっちも行かない状態だったのだ。

仕方がないので軽くテープを押し込んだのだが、これがトラブルに止めを刺してしまった。
デッキはテープをイジェクトしようとガチャガチャいい続けるようになってしまったのだ。
この手の故障は簡単に直る(?)と、思いきやユニットをそっくり交換されて法外な
修理代を請求される事があるので、慌てて分解することにした。
しかし、『お見事!!』と、しか言いようの無い、完璧な状態でカセットハーフを噛み込んで
どうにもならない状況なので諦めざるを得なかった。

新宿へ行った帰り道に秋葉原による事にし、気を取り直してダビングは別のデッキやる
事にして昼食をたべていた。
しかし、10分やそこらのビデオなので食べているそばから最後のシーンの音声が聞こえ
てきたので慌てて食卓を立つ始末・・・

それでも出発には間に合う状態なので気をよくしていたのだが、巻き戻しをして内容を
確認してからイジェクトボタンを押したのにテープが出てこないのだ。
否、途中までは出てくるのだが、カセットが何かに引っかかっている様子なのだ。

なにしろダビングに使ったVHSのデッキは最近全く使っていなかった物なので機械的に
油切れを起こしているのかもしれないと思い、何度か出し入れをしたが埒が明かない。
頭にきたので無理やり引っ張ったらビデオテープが千切れて出てきてしまった・・・
この時点でタイムアップ。結局新宿の某事務所へは手ぶらで行く羽目になった。

親父と二人インプレッサに乗り新宿を目指したところ、またもや妙な事が起きた。
信号待ちでエンストしてしまったのだ。
最初は『ボケッとしていたので』クラッチワークに失敗したのかと思ったが、何かがおかしい。
異常にアイドリング時のエンジン回転が低く、アクセルをあおってやらないと信号待ちの
度にエンストしてしまう事が判明した。

内心『2cvじゃあるまいし・・・』と、思いつつも商談が先決なので騙し騙し乗って
帰りにディーラーへ行く事にしたのだ。

予定通り1時半に事務所のあるマンションに到着。
打ち合わせも順調に進んだが、見積書がないと話を進められないと言うので予想外に早く
事務所を後にする事になった。

帰り道に午前中に壊してしまったDVCAMのデッキをツクモ電気に持ち込み、ついでに
買い物をする事にした。
ところが、車を妙なところに止めていたものだから早々に親父に呼び戻されてしまい、
ビデオライトの電球を買うにとどまった。

更に帰り道、行きつけのスバルを目指すが信号の度にエンストする状況は変わらないので
騙し騙しの運転が続く。
まあ、走行中に止まるわけではないし、エンストしても直ぐにセルが回るので私にとっては
大した苦痛ではなかったが・・・

20回はエンストしつつ、ディーラーに飛び込んで原因を調べてもらったところ、アイドリングを
司るバルブが固着しており、交換しないと直らないと言うではないか。
まあ、エンジン内部の部品ではないので交換に要する手間は大したことが無いらしいが、
ディーラーにもメーカーにも在庫が無いので、今日のところは部品の発注だけして帰らざるを
得なかった。

ところが、車庫から車が出てくるのを待っていたら、先ほどの営業氏から
『この車、エアバッグの部品がリコール対象になっています。30分程で交換できますから』
と、店内で再度待ち呆ける事となった。
(その間、お茶も何も出なかったので親父が腹を立てていたことはいうまでも無い)

結局、会社に戻ったのは5時近く。
そこから仕事を再開したものだから(私の)エンジンは絶不調。
夜まで残業したがあまり進まなかった。

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竹島を巡って日本と韓国との間でいざこざが続いている。
日本は『国際法上、紛れも無く日本の領土』であると主張しているし、
韓国は『否、日本への併合を元々認めていないからわが国の領土である』とし、軍隊を常駐
させて実効支配をしている。

『戦後日本への帰属が正式に承認されている』と言う話を鵜呑みにするならば日本が有利と
なるし、『日本よりも先にうちの国の領土であるとの宣言文が残っている』との主張を
信じれば韓国が有利となる。
(・・・北朝鮮もこの話に割り込んできているが、根拠はわからない)

北方領土も魚釣島も竹島も同じ領土問題なのでそれによって得られる利益を考えると双方が
譲らないのも良く分かる。
まあ、『歴史的な事実』を何処まで掘り下げるかの線引きをしないと『ヨーロッパの大半は
ローマ帝国の物』という頓珍漢な答えが導かれるかもしれないし、国という枠組みと人々の
心情とは別次元の問題という事も有るから難しい。

むしろ分からないのが日本の外務省のスタンスだ。
喧嘩腰の他国とゴタゴタを収集させる作業が大変なのは分かるし、私だって積極的にやりたい
とは思わない。
しかし、そもそも公僕の仕事とは『私を捨てて公を取る』もののはずだからメリットになる事は
積極的にやって貰わないといけないのに、一事が万事『穏便に・・・』と時間ばかりが無駄に
流れている。
これは由々しき事態だ。

日本の絶対的な優位を口にするなら国際裁判所の判断を仰げば直ぐに解決するの事だろうし、
お互いの主張を冷静に戦わせ、お互いに納得するのであればどちらに帰属しても遺恨を残さない
筈だ。

何か事を起こして失敗する事を恐れるあまり何もしないのではペーパードライバーのゴールド
免許と同じで何の意味も無い。
『外務省』の看板を上げているのならば積極的に外務をこなして貰わないと『害無省』ではなく
『害有省』だ!

(2005.03.17)


平成17年03月15日(火曜日)

朝から単発編集の続き。

元々『編集と言っても簡単でいいから』と、言われていたので手の込んだ事はするつもりが
無かった上に『予算が無いから』と、猛烈に値切られてしまっていた。
そんな訳でクロスフェードも殆ど使わず時間軸に沿ってザクザクと繋いで行ったものの、
メインカメラとサブカメラの映像が別々では個人的に気分が悪い。
結局、前後関係を其れなりに見ながら怠惰に編集し終えたのは3時過ぎになってしまった。

できたビデオを今度はDVDに焼いたり、ラベルを印刷したりしながら発送の準備もしていたが、
諸々の事情が重なり、発送が終わったのは8時過ぎになってしまった。

根を詰めて仕事をした事もあり、疲れたので久しぶりに自宅で夕飯を食べるべく帰宅した。

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ニッポン放送を巡るライブドアとフジテレビの抗争が激化し、『焦土作戦』などという
実に物騒な単語を耳にするようになった。
『ニッポン放送をライブドアに牛耳られるくらいなば資産価値を大幅に下げてしまえ』と
ポニーキャニオン株をフジテレビに売却してしまう事を画策したと言う。
『クラウンジュエルの売却』とも言われる手法らしいが敵対買収に対するあからさまな
対抗手段であるとともに、実にえげつない。

まあ、堀江社長の方も、『メディアとITの融合がいかなる物であるか』のビジョンを
示していないのも歩み寄りの切欠を見出せない理由の一つだ。
しかし、日枝会長も亀淵社長もポニーキャニオンの社長も『あくまでフジサンケイグループで』と
強調していたが、そこには『会社は株主の物』という基本理念が抜け落ち手いる気が
してならない。

堀江社長の言を曲解して『10年後にテレビがなくなっているなんて有ってたまるか』
と、反発する気持ちは分からないでもないが、『今の状況がベストであると』思った途端に
衰退が始まる事に早く気づいて欲しいものだ。

(2005.03.17)


平成17年03月14日(月曜日)

相変わらず、ノロノロと仕事。

G建設のH氏に編集の進捗状況と言い訳のメールを書いたりしながらCG(?)の制作を
していたら携帯電話が鳴った。
電話はT建設のN所長からだったが、その内容にチョッピリ驚いた。
『隣の工区を担当するS建設でも記録ビデオを作りたいらしいけど、やる気ある?』
二つ返事で電話番号を聞いたのは言うまでも無い。
一応社長にこの事を報告し、打ち合わせのアポを取ってもらった。

その後は手を止めずに出来る箇所からCG(?)を片付けて行ったが、ゴールが見えない。
その上、先週撮影に行ったJ社のK氏から請求書やら、何やらの問い合わせが入った。
ようするに『年度末なので、本年度中にこの件のお金を清算する事が最優先で、品物は
後回しでも構わない。』と、言うのだ。
しかし、『お金を先にもらって作業は後回し』と、いうのも何だか変だし、後回しにしていたら
いつ出来るかわからない。
そこでG建設の仕事を(またまた)中断して、サッサト片付ける事にした。

・・・とは言ってもデータの取り込みだけでも其れなりの量があるので、キャプチャ作業を
するだけで夜中になってしまった。

(2005.03.17)


平成17年03月13日(日曜日)

完全休養の一日。

夜中の仕事から帰り、寝たのが明け方だったのでいつもの時間に起きられるはずも無い。
日曜日は12時くらいに起きることが多いのだが、今日は3時近くになっていた・・・・

ノコノコ起き出して遅い昼食を食べようとしたところに実家から電話がかかってきた。
軽自動車を買い換える件で一悶着あり、家族会議に参加しろと言うお達しだったのだ。
まあ、私はこの件の当事者では有るが、下手に発言して責任を押し付けられても心外なので
傍観者を決め込んでいた。
しかし、全く話を聞いていなかった兄貴がディーラーからの電話を取ってしまった為に
普段から鬱積していた怒りが爆発して、契約凍結騒動に発展していたのだ。

当然トラブルの元であるチャランポランな親父には筋を通してもらわないと、コジれて
拗れてしまった関係の修復は出来そうに無いのだが、腹に据えかねている兄貴が面と向かって
口を利く状態に無い。
そこで私が兄貴の代弁をしざるを得なくなったのだ。
・・・が、如何に非難が集中しても当の親父に逆切れ状態で開き直られてしまっては
攻めようも無く、曖昧な形で家族会議はお開きとなった。

自宅に戻り、遅〜い昼食を食べてから買い物に出ることにした。
・・・とは言っても、家を出たのはサザエさんが終わるくらいの時間なので、開いている
店も限られる。
一番買う物の多い篠崎の河内屋へ到着した時点で『蛍の光』が流れており、落ち着いて
買い物どころではなかった。
その後、サミットとぱぱすに寄って少々の買い物をして帰宅したのは9時近く。
中途半端な時間に食事をしたので未だ空腹感は無かったが、ミニピーナツパンを食べたら
『あるある大辞典』の途中で気絶してしまった。

居眠りをしてようやく頭がスッキリしたのでニュースを見ながら税金に関する書類を
書く事にしたが、相変わらず分かりにくい事、甚だしい。
結局、同封された説明書を夫婦揃って引っくり返しながら見て、書き終わった頃には
日付が変わっていた。

(2005.03.14)


平成17年03月12日(土曜日)

ロケまでの間、だらけた一日。

前日の夜、帰宅した兄貴と『シンプソンズ』のDVDを見ながら鱈腹ビールを飲んで
しまい、またもやコタツで寝入ってしまった。
そんな訳で9時半くらいまで寝ていたのに眠りが浅く、疲れが抜けないし、
夜のロケの事を考えるとエンジンが掛からない。
それでも『王様のブランチ』を見終えたら会社へ行こうかと思っていたのだが、
『台湾温泉ツアー』みないな番組を見始めたら止まらなくなってしまった・・・

結局、会社に辿り着いたのは5時半くらい。
この時間になると流石にCGの続きをする気にはなれず、ロケ機材の整理をしたり、
兄貴をお花茶屋まで送っていったりしただけで出発の時刻になってしまった。

新宿トンネルを通過するのに10分位かかったものの、それ以外は順調。
定刻である9時前に事務所に顔を出して撮影内容の確認をする事が出来た。
ようするに狭い投入口から部品を降ろし、ある段階まで組み立てたシールド機を次の
部品の搬入に備えて移動するだけの話である。
しかし、『一部』と言っても直径10mを超える鉄製の輪っかであるから人力で動く
ような代物ではない。
よって時間をかけて慎重に作業を行うので撮影時間・・・否、延べ撮影時間は短いが
待機時間がとても長いのだ。
夜の10時の作業開始からノントラブルだったが、作業が終わったのは日付が変わった
午前3時ちかく。
自宅にとんぼ返りしてお風呂に入り、布団にもぐりこんだのは5時くらいになっていた。

やれやれ・・・

(2005.03.14)


平成17年03月11日(金曜日)

一応順調に仕事。

何故一応なのかといえば、明日土曜日の夜中にロケの以来が来てしまったからだ。
まあ、以前もらった予定表でいうところの月曜日の夜中が2日早くなっただけだし、
『休み明け』にするには少々ヘビーな仕事なので気楽な感じもある。
しかし、週末が大幅に潰れるのは間違いないので面倒なのも間違いない・・・

ロケの事は一先ず脇においてCG制作のつづきである。
ハッキリ言ってタイムリミットが迫っているのに作業に加速感が無いが、一応2速ギアに
シフトした事は間違いない。

今日やったシーンもCGと言うのもオコガマシイ、どちらかと言うと意味のあまり無い
繋ぎのシーンを作り直すにとどまった。
しかし、タイトル画面に使った静止画をそのまま20秒も使い続けるのも『飽きる』ので
説明ビデオの背景にクルクル回るCGを使って少々捻りを利かせたかったのだ。

[CG:イントロシーン]
基本データを使いまわして、でっち上げ?

たったこれだけの事だが、相変わらずトライ&エラーに時間がかかり一日仕事になって
しまった。
ロケの準備もあるし、明日も出勤だな・・・

(2005.03.14)


平成17年03月10日(木曜日)

朝から昨日の実験の続き。

色調整の問題の解決方法を模索していたが、1スリーブ読み込むのに平均して30分以上
かかってしまい、かったるい事この上ない。
ここに至ってUSB2.0にしたのに思ったほど読み込みスピードが速くない気がして
きたのでそこで比較する為にオンボードのUSBにケーブルを差し替えてみたら同じ条件で
40分以上という数値が出てきた。
まあ、1.1と2.0との差が出ているのは間違いないが、どうにも納得が行かない。

そこで、信頼の置ける自分のメインマシンでスキャニングしてみると1スリーブを20分で
読み取る事が出来たが、これまた劇的に早い気もしない・・・

考えて見ればネガカラーフィルムの読み込みは、単純に読み取るのでは無く、ベースの
色をキャンセルしつつデータを反転する為に計算が必要なのだ。
スキャナー自体にCPUが入っていてこの作業をやってくれれば話は違うのだろうが、
現実にはそんな物は存在しないからPC側の性能が純粋にデータの転送に跳ね返る。
同じUSB2.0でもPEN3とPEN4との差が有る様な無い様なのは、そのせいと
考えれば納得できなくも無い。

昼食を食べてコジマ電気へ。
『使っているケーブルがUSB2.0に対応していないのでは』と、いう一縷の望みを
持ちつつケーブルを買いに行きつつあれこれ考えていた。
『最悪の場合、スピードアップのためにスキャナを買い増せば・・・・』と、思い
店員を呼び止めて情報収集をする事にした。

すると
『読み込みはPCの性能に多少左右されますが、最高画質になるとインターフェースの
スピード差は殆ど関係無くなりますとメーカーも言ってます』と言われてしまった。
私の予想は悪い意味で的中してしまったようだ・・・

そんな訳で、買ってきたケーブルで読み込みが早くなるはずも無く、振り出しに戻ったが、
これ以上実験を繰り返していても仕事にならないので工程をまとめて親父たちに披露する
事にした。

しかし、事もあろうに工程を何手か説明しただけで『そんな面倒な事はやってられない』
と、親父はギブアップしてしまった。
その後、親父が『デジカメでフィルムを複写したら・・・』と、思いつきで言い出したので
一応試してみたが、色調整が上手くいかずこれまた挫折・・・

結局、今回の実験での出費は2千円程度だったが、丸二日棒に振って疲れきった。

(2005.03.11)


平成17年03月09日(水曜日)

何だかんだで仕事にならなかった一日。

明け方に帰宅したものの、普段の時間に出社して残務処理からスタートした。
兎に角急いでいるらしく、撮影した写真をメールに添付して送らないと昨夜の作業は終わらない。
ところが、親父に『顔写真の仕事が入ってきたのでスキャニングのやり方を教えろ』と
言われ、後ろであくびをしながらせっつくので調子が狂う事この上ない。

M氏から催促の電話がかかってきてしまい、焦りまくったが何とか午前中に発送して
一段落した。

午後からは本腰を入れてスキャニングの実験をした。
昨年までは受け取ったネガフィルムを普通にプリントしてから専用の型で抜いて顔写真を
作っていたのだが、一番安いL版でもそれなりのコストが掛かる。
しかし、最近マイブームとなったネットプリントならばL版の単価もコストダウンできるし、
途中の処理を工夫すれば2枚分を焼きこむ事も可能となるので更にお得なのだ。

しかし、実験を始めて早々、様々な問題が発生した。

先ずはスピードの問題。
35mmのネガフィルムからプリントに回す事の出来るデジタルデータを取り出すのだから
かなりの精度で大量のデータを扱わねばならない。
しかし、作業に使う事にしたPENVマシンは何年も前のPCなので当然USBは1.1。
これをスピードアップする為にコジマ電気で一番安いUSB2.0の拡張ボードを買い
サクットインストールした。

次は色調整の問題。
使っているキャノンの9900Fの色調整がどうにも上手くいかない。
これ以前のフィルム専用スキャナの時もそうだったが、プレビューした画像と似ても
似つかぬデータが出力されるので頭にくることこの上ない。
しかも、やっと良い色が出たと思い、調整用のデータをセーブしても後から使う時に
その色が出るとは限らないので更に頭にくる・・・

『道具を使いこなしていないから』と、言われればそれまでだが、何台か使ってきた
エプソンのスキャナではこういうことが無いのでどうにも肌に合わない気がする・・・

結局、夜中までかけてあれこれ実験を繰り返し、それなりの結果が出るようになったが
親父たちに説明するには至らなかった。

トホホ・・・

(2005.03.10)


平成17年03月08日(火曜日)

魔のダブルヘッダー。朝から晩までロケ尽くしだった一日。

朝7時にポンコツ車に乗り込み、鶴見の某工場で新工法の実験の撮影からスタート。
被写体はそれほど大きいわけではないが、肝心な部分が実験中は土のブロックに隠れて
しまう為、それを補うために2台のカメラであっちへ行ったり、こっちへ行ったりと
落ち着かなかった。

実験ゆえに順調に動かなかった場面もあったが、辛うじて全工程を終了。
3時過ぎには工場を出ることが出来た。

ところが、いつもは空いている湾岸道路が珍しく渋滞しており、ダラダラとしか流れない。
撮影でくたびれていたので眠くなるし、結構辛かった。

何とか会社に到着して機材を降ろし、ストロボと反射チョッキと安全帯を持ち、次のロケの
装備をして自宅に戻った。

次のロケは新宿の地下鉄工事現場。
今回はWebPage用の写真だというので、デジカメと三脚だけあれば何とかなる。
それに『作業開始は夜中の12時だと言うので30分前に入ればOK』と聞いていたので
自宅でテレビを見ながら時間を潰していた。

ところが、ここからが良い事なしだった。
時間が中途半端だったので、なんとなくコタツで横になったら、うっかりして
15分ほど寝過ごしてしまったのだ。
慌ててポンコツ車で家を出たが、そんな時に限って矢鱈と信号につかまる・・・
事務所のあるビルのタワーパーキングに着いたら『入り時間』に5分ほど遅刻していた。

しかも、駐車場でプチトラブルが発生した。
工事現場は目と鼻の先なのでこの駐車場に停めたいのに、管理人が受付にいないのだ。
24時間OKのホテル駐車場だと聞いていたのでこれには戸惑った。
入り口は開いていたので車を突っ込むか、鍵をつけて放置しようかとも思ったが、
初めての人間に動かせる車ではないし、駐車券が無いと後が面倒だ。

仕方がないので5分くらい待っていたのだが、管理人が戻ってくる様子は無く焦るばかり。
これ以上待っていたら作業開始に間に合わないので、別の駐車場に車を止め、機材を持って
奪取する羽目となった。

慌てふためきながらエレベーターに乗り、『遅くなりました〜』と言いつつ、事務所に
駆け込んだのだが、もぬけの殻・・・
既に12時近くになっていたので再度エレベータに乗り、現場に直行する事にした。

しかし、現場に入ったは良いが、連絡をもらっていたM氏や、サポート役のK氏も含め、
知った顔が何処にも無いのので、何をどう撮ればよのか途方にくれてしまった。
仕方がないので会社経由で再度事務所に連絡を入れ、夜勤のA氏が駆けつけたときには
12時を回っていた。

悪い時には悪い事が重なる物で、『夜12時に作業開始』と聞いていたにも拘らず、実は
この時点で既に最初の部品を構内に下ろし終えており、次の部品を下すまで待つ事になった。
しかも、夜中の1時を過ぎ、『そろそろ吊り上げるかな・・・』と言うタイミングで
『お昼休憩』に突入。 更に待ち呆ける事となったのだ。

2時近くになり、やっと作業再開。
今度は順調に吊り上り、あっという間に構内へシールド機の部品が降りたのだが、
時計を見たら3時近くになっていた。

撮影が終わったので事務所に顔を出し帰路に着いた。
流石に帰り道はガラガラだったが、自宅に辿り着いたのは4時近かった。

(2005.03.10)


平成17年03月07日(月曜日)

ロケの準備もあり、ダラダラと仕事。

前日の夜になって『ロケ順延』の連絡が入ったのでビデオ編集を続行。
以前仮編集をした際に画質について評判の悪かったシーンをCGソフトを使って
映像を作リ直す作業をしていた。

画面中央にある『処理土』の写真がナレーションにあわせて4箇所に吸い込まれて行き、
それぞれ『道路』や『堤防』のビデオが迫り出してくるようにする。
一見して技術的にも難易度も高くない説明映像なのだが、例によってなかなか終わらない。
4つの処理土と4箇所のビデオの出入りするタイミングと映像の再生と静止の間隔の設定など
変数が折り重なるからだ。

結局、このシーンを作り終えるのが精一杯だったが、早く帰って早く寝る必要もあるので、
久しぶりに7時前に帰宅して夕飯を作る事が出来た。

(2005.03.10)


平成17年03月06日(日曜日)

若干イレギュラーな一日。

日曜なのに珍しく9時前に起き出し、地域の防災訓練に参加する事にした。
回覧板によると、昨年の定期防災訓練は悪天候により2度とも中止になったので、今回の
訓練自体がイレギュラーな物だった。

予定通り9時に『地震が起こりました〜!』と、町会の人が自転車でふれ回り始めたので
自宅裏の公園に集合した。
しかし、2度にわたり回覧板を回したにも拘らず、回覧板メンバーの出席者は我が家だけ・・・

『寒いし、眠いからサボればよかったか?』と、自問自答しつつ、見た事もないご近所さんと
1本のロープにつかまり電車ごっこ(?)状態で環七をわたった所にある広い公園へと
移動した。

まあ、やる事と言えば模擬消火器を使った消化訓練、三角巾の使い方の実習、倒壊家屋での
ジャッキやチェーンソーを使い方(?)なのでそれほどの緊張感がない。
むしろ地元の少年野球部の小学生がチェーンソーを見て興奮状態で乗りのりだった。

最後は地元消防団による放水練習で締めくくられたが、寒い屋外に2時間もいたので
体が心から冷えてしまった。

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防災訓練が終わり、昼食を食べてから上一色の実家へ行った。
訓練中にも電話がかかって来たのだが、親父が物欲モードに入っていて軽自動車の試乗に
付き合えというのだ。

促されるがまま、先ずはダイハツへ行った。
お目当ては『タント』なのだが、実際には前日までに話が可也のレベルまで進んでいる為、
試乗して最終確認と言う程度らしい。

早速タントの試乗をしたが、軽自動車とは思えない巨大なドンガラに大人4人乗車だった上に、
ノンターボの4速ATなのでキビキビとした挙動とは言いがたい。
まあ、ロングホイールベース故に後部座席の乗り心地は悪くないらしいが、運転席ではそれを
感じる事はあまり無く、面白みを見出す事はなかった。
ドンガラ故に親父の車椅子や撮影機材を積むのには適しているが、背が高すぎて都内で駐車場
事情は間違いなく悪いだろう・・・

あーも、こうも無く、続けて三菱のディーラーへ向かった。
目当ては半自動的に『ek−ワゴン』になったが、ここで多少番狂わせがあった。

兎に角、猛烈に安いのだ。
信頼の回復とともに新規顧客を確保したいのか、最初の見積もりの時点で値引率がべらぼうに
高いので、込み込みで100万円を大きく切る数値が出てきたのだ。

まあ、見積もったek−ワゴンは客寄せ用のバーゲン商品なので、発売から間もないタントと
値引率を比べても大した意味は無いのかもしれないが、親父の場合105万円の車を100万円で
買うよりも110万円の車を100万円で買う事に意義を見出している節がある。
しかし、車検までの定期点検技術料が全て無料。プレオの下取りもトップレベルの数字を
提示されると、不必要物欲からスタートしている話なのに大いにグラグラ来たようだ。

・・・てな訳で、急遽試乗もすることになった。
乗ったのは見積もりをしたバーゲン品。
他社の量販車種と同じでノンターボで極普通の車種だから特筆する物は何もなし。
数年前の軽自動車とは比較にならないほどマトモナ車になっているという意味では決して
悪くないが、面白くもなんとも無い。
その上、ATが3速なので都内のストップ&ゴーではむしろ問題ないが、少しでも巡航しよう
ものならジージーという騒音と、『更に1速』という躓き感に苛まれる。

加えて肝心の車椅子がギリギリで載るか否かという事が分かると親父は急速に色あせて見え
始めたらしく、値引率が高いことにも不安を覚え始めてしまったようだ。

まあ、親父がどんな車を選ぼうと自分の金(?)で買うのだから、所詮私には関係の話だ。

(2005.03.07)


平成17年03月05日(土曜日)

疲れが溜まっていたのでダラダラ。

最近土日もダラダラ仕事をしていたのでスパッと休む事にして惰眠を貪っていたら、
午後の2時過ぎまで寝ていた。
流石にここまで寝るとスタートが遅くなりすぎて、全てが中途半端になってしまった。

有り合せの食料で昼食をとった直後におやつ(?)を食べたので大いに満腹になり、
不健康この上ない。
そこで散歩の兼ねて近所の日産へ車の試乗へ行く事にした。
目当ては最近発売された小型車『ノート』である。

一見するとマーチの派生車種に見えるが、『新車情報』によるとフランス車的な乗り味の
しっかりとした車に仕上がっているらしい。
それを確認する為にディーラーの店内をウロウロしていたが、なかなか営業が寄ってこず、
試乗どころの話ではない。

元々普通の車なのでベタ惚れする要素は全くないので、サッサト帰ろうかと思ったところに
やっと営業がやってきたので直ぐに試乗することとなった。
・・・が、重めのパワステには好感をもてたものの乗り味もシートの出来も特筆する物はない。
せめて前席が後部座席くらいの乗り心地であれば違った乗り物に感じられたのだろうが、
概して面白味が感じられなかった。

こうして家に帰ったのだが、実家に行く用事があったのでついでにサイゼイアで夕食を食べて
一日が終了した。

(2005.03.06)


平成17年03月04日(金曜日)

東京に季節外れの大雪が降ったが朝から昨日の続き。
たまたま奥方が有給を取って休みだった為、送り迎えを気にすることなく出社した。

昨日ショベルカーの形状定義が終わったのにアーマチュアの組み込みが思ったように
行かないだけでなく、油圧シリンダーに妙な角度に捻れてしまう件を悩み続けた。

最初は何らかの手順の不備によって起こる不具合かと思い、何度も繰り返して確認を
していったのだが、何回やっても結果は同じなのだ。
そこで、中間的解決法として2本一纏めになっていたシリンダーを分割する事で他からの
影響を無くする方法を思いついた。
取り扱う部品数が増えるのは厄介ではあるが、悩んでいる時間が勿体無いので背に腹は
換えられない。

そう妥協しつつ、実際のアニメの実験に入ったら次の問題が発生した。
ショベルカーの上半身を振り回すと全ての油圧シリンダーがバラバラに動き始めてしまい、
どうにもならなくなったのだ。

このままでは先だっての妥協も苦労無意味になってしまうのでパニックに陥った。
しかし、落ち着いてWebのチュートリアルを読み返したところ解決法を発見するに
至っただけでなく、悩んでいたアーマチュアの連動の答えも見出す事が出来た。
・・・が、たったこれだけの事で気がつけば夕方になってしまった。

その後、別のシーンのアニメ(?)にも着手したが結局切りの良いところまで進む事が
出来ず、8時過ぎに帰宅する事にした。

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用事があったので兄貴とともに新小岩の某所へ。
武器商人のS氏から『物』を受け取るだけの話なのだが、前日携帯電話の電池が
切れてしまたが為に約束をすっぽかしていたのだ。

気がつけばS氏と会うのは今年は初めてだったので、当然挨拶は『明けまして・・・』に
なってしまったのは言うまでもない。

その後、S氏がアンテナ用の伝線を買いに行きたいというので近所のホームセンターへ
行ったのだが、閉店後だったので100満ボルトへと向かった。
しかし、所望していたケーブルを見つける事が出来ず結局自宅に送ってミッション終了。

(2005.03.06)


平成17年03月03日(木曜日)

朝から本格的にCGの仕事に復帰。
永らく放置していたショベルカーの仕上げをする事にした。

ハッキリ言って過剰な作りこみをしてしまった為に時間がかかった事は否めないので、
残りの下半身を作って、動きを加える算段でいた。
キャタピラ部分は全く動かないので『それらしく』作ってあれば事足りるのである。

しかし、相変わらず全く何もないところから『それらしい』物を作る事が苦手なので
いつの間にか手にはショベルカーの模型を握っていた・・・

過剰な作りこみを終え、一応形状が完成。
あとはこれを如何に動かすかを考えるのみとなった。
[CG:ショベルカーほぼ完成]

今まで手がけたアニメの殆どは『回転』と『移動』の組み合わせで構成しているが、
ショベルカーの関節にこれを適用すると非常に煩雑な物になってしまう。
そこで初めての試みとしてモデルに骨組みと関節を組み込む『armature』なるものに
挑戦する事にした。

しかし、全く初めて扱う機構なので右も左も分からぬ手探り状態。
Webのチュートリアルを見たり試作品を作ったりしてどうにか使い方が分かってきた
のは夜中の話。
加えて、どのようにアーマチュアを組み込めば考えているような動きになるかが
解決できなかったり、おかしな挙動を示す油圧シリンダーがあったりと、煮詰まってきた。

そんな訳で自宅に戻ったら日付が変わっていた。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

朝から西部グループのドン、コクド前会長堤義明逮捕の話題で持ちきりであった。
政財界だけでなく、スポーツの振興にも力を注いだ超著名人が『小菅の住人』になって
しまった歴史的な大事件だと思う。

各局こぞって『堤氏がいかに独裁的であったか』のエピソードを取り上げるなかで
象徴的なのは会議の風景だった。
会議のスタートが社長(会長?)への挨拶から始まるのは普通だと思うが、堤氏が椅子に
座った後に『座っていいよ』と言われるまでその場にいる人間は席に着く事が出来ない
と、言う映像には寒気がした。

『優秀な社員、考える社員は要らない』と、公言し、実際に末端に至るまで全てを自分の
考えで動かす事ができたと言うのは、ある意味超人的な能力だった事が想像できる。
しかし、この状況は本部にいるヒトラーの許可がないと部隊を動かせなくなった降伏
直前のドイツ軍や、大きくなり過ぎて統治が出来なくなったローマ帝国のように見えてしまう。

(2005.03.04)


平成17年03月02日(水曜日)

仕事ではあるが若干息抜き。

寝不足のせいか一昨日からの3日酔いなのか体調がスッキリしない。
それに加えて、会社に辿り着いてメールをチェックしたらH親分から
『昨日のCGを一部修正して』くれとカウンターパンチが・・・
親分が『OK』を出さないと他の仕事に身が入らないので、午前中はCGの修正となった。

ビデオ撮影の仕事が2本ほど入ってきた事もあり、昼食後コジマ電気へ行った。
修理に出していた小型ビデオカメラの引き取りが主な任務だが、PC用のマウスを新調
しようと考えたのだ。
なにしろキーボードよりも使用頻度が高いポインティングデバイスであるにも拘らず、
どうしても手に馴染まず、長時間使っていると手が猛烈に痛くなってくるからだ。

原因はキーボード台と腕の位置が合っていない事やマウスが安物だからではなく、
スイッチの配置が人間工学に基づいていないからに他ならない。
そこで目星をつけていたロジクールのホイール付きトラックボールを買うつもりだった
のだが、いつの頃からか在庫を持たなくなってしまっていたようだ。
まあ、マイクロソフト製の同等品が置いてあるからというのも理由の一つだろうが、
此方の場合、異様に筐体(キョウタイ)が大きいが気に入らずパスとした。

最終的に見繕ったのがアーベルの光学マウスだった。
[写真:アーベル光学マウス]
新旧のマウス比較:左が新しく買ったマウス(約2700円)
調べたら平成15年の
9月初旬 以来の新しいマウスで、この6年間で4個目のメインマウスだ。

何気なく手を添えるだけで人差し指が無理なくホイールを捉えることが出来るのが気に入った。
まあ、個人的には『ボールマウス』の方が滑らかに動く気がして好きなのだが、時代の流れには
逆らえなくなってきたようだ。
会社に戻り早速使ってみると、重いボールがない故に圧倒的に操作感覚が軽いのだが、
転がり感が無い上に、スイッチのクリック感が弱いのがチョッピリ残念だった。
・・・が、手に馴染む道具なので使い込んで行けばデメリットは気にならなくなるだろう。

新たなる名刀(?)を手に入れたのだから仕事もバサバサと・・・とは行かない。
夕方になっても体調が戻らなかった事もあり、久しぶりに早く家に帰って料理をする
事にして明日に控える事とした。

(2005.03.03)


平成17年03月01日(火曜日)

朝から鶴見で出張撮影。

なにしろ前日暴飲暴食をしたものだから軽い二日酔いに寝不足が加わって体調はイマイチ・・・
それに機材の積み込みが出来ていなかった事もあり、母親に迎えに来てもらって、自宅に
ある機材を積み込んで8時過ぎに慌てて出かけることとなった。

前回8時15分に出て10時到着だったのに対して、今回は10時半集合なので余裕が
あるのは分かっていたが、順調すぎて現地には9時前に着いてしまった・・・
仕方がないので時間調整を兼ねてロイホで朝食。(ホタテ粥の美味しかった事・・・)
[写真:ほたて粥]

ドリンクバーで1時間以上時間を潰して工場へ到着。
前日の打ち合わせに従って行き成り撮影を開始したのは良いが、三脚の立てられない
状況での撮影となり、面食らってしまった。
前回、前々回共に使わなかった写真用三脚があればこんな事は無かったのだから、慣れが
裏目に出た形となってしまった。

まあ、その後の撮影は順調そのもので、予定通り午前中で撮影を終わらせる事が出来た。
そこで営業のA氏と昼食を食べてから駅に送り、帰りがけ葛西の河内屋で牛乳x2、卵x1、
豆腐x2を買ってから会社にもどった。

普段であればこれで本日の業務は終了・・・と、言いたいところだが、昨日の親分から
頼まれたCGが残っているのでサクット残業である。
内容としては昔作ったCGの部品を修正して一丁上がり!と高をくくっていたのだが
やり始めて番狂わせがあった。
バックアップしてあったDVDからCGのデータを引っ張り出して作業を開始しようと
思ったのだが、何かがおかしい・・・
カッタービットの形状を途中から大幅に変更を加えていたはずなのに、『Final』と
書いてあるフォルダーの中から出したデータはどれも変更前の物だったからだ。

暫くして別のディスクの別のフォルダーに本来のデータが入っていただけと判明したが、
二日酔いゆえの勘違いにしても気がつくのに時間が掛かりすぎた。

その後の作業は形状はそれほど変わっていないはずなのに、予想以上に部品点数が
増えた為にデータが重くなって難航してしまった。
結局メールにデータを添付して送ったのは11時を大きく回ってしまった。

なかなか仕事が楽にならないなぁ〜

(2005.03.01)


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