でたらめ日記

試験的にブログ版日記を作ってみました。
http://hello.ap.teacup.com/heayan/


平成17年11月分の日記

2005年
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平成17年11月30日(水曜日)

朝から那須でロケ。

9時に作業開始すると言われたので、それに間に合うように5時半に家を出たところ、
食事やトイレ休憩を含めて3時間でG建設の技術研究所に到着した。

今回の内容はシールドトンネルを作る際にセグメントピースを使わず内部で打設しながら
掘進をする事の出来る工法の実験の記録だ。
前日に送られてきたワープロには写真も何も添付されていなかったので、どんな規模の
実験なのか想像できなかったが、現物を見るとセグメントピースの一部分だけを
模擬的に作る簡素なものだった。

早速カメラ機材を配置して撮影を開始したが、基本的に装置自体は殆ど動かない物なので
変化に乏しい。
仕方が無いのでセメントを捏ねているシーンや装置をクレーンで吊り上げるシーンが
目立つ撮影になってしまった。

まあ、基本的に作業は順調に進んだので予定表通り3時半には作業終了。
ざっと片づけをして4時には技研を後にした。

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さて、仕事が終わったので直帰しても良かったが、折角なので寄り道する事にした。
向かったのはいつも行く大型の八百屋だ。
ここでは現地で取れた野菜を含めた数多くの一次産品が所狭しと並んでいる上、激安なのだ。

大きな泥付ねぎ10本で198円とか何故かなかなか手に入らないヤーコンが三本入りで
98円などが目白押しなので、いつも理性を失って買い物をしてしまう。
レジに5個入りのメロンのダンボールを持って行き『アームスメロン5個ですね』と、
言われて初めて我に返ったくらいだ・・・

結局、3千円ほどの買い物をして帰路に着いた。

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那須行きの車中で広島の小学女児殺人遺棄事件の容疑者が逮捕されたとの報を聞いた。
土地勘のある人間により、短時間で行われた犯罪なので犯人逮捕は時間の問題と思って
いたが、先ずは一安心と言ったところか・・・

しかし、捕まったのは出稼ぎの日系ペルー人。
日系人だと就労ビザも簡単に取れると言う事で安易に日本にやってきて犯罪に手を染めて
しまったのかと思うと制度の不備にまで思いを馳せる。

それにしても、今回の事件は未だ釈然としない物がある。
聞くとこのペルー人には本国に同じ年の子供がいるというのに何故手に掛けてしまったのか
という根本的な理由が明らかになっていないからだ。

DNA鑑定が決め手になったと言うが、何処から出てきたどんな物かにもよるし、解明に
期待したいと思う。

去年の今日一昨年今日

(2005.12.01)


平成17年11月29日(火曜日)

朝からダラダラ。

昨日撮影してきたビデオのバックアップかキャプチャーを行おうかと思ったが、
HDDは相変わらず中途半端なデータで溢れている。
それに、明日も早朝から那須までロケに行かねばならず、大きな事をする気にならない
のでDVDへの追い出し作業を続ける事にした。

夕方まであれこれやっていたが、結局状況に余り変化が無かった。

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データのバックアップ作業をしていたらテレビで国会中継がやっていた。
例の『構造計算書偽造問題に関する参考人招致』である。

しかし、基本的に全員責任のなすりあいと言うか、『万全を尽くしてたが、してやられた』の
オンパレードなのが腹立たしい。
『終の棲家』のつもりで大枚叩いたのに、ある日突然『危ないから出て行け』と言われた
住人はそのやり取りを聞いて怒りや空しさを感じたのは必死である。

さて、今回の参考人招致の中でも、やはり小嶋社長が一番際立っていた。
時折見せた感情的、恫喝的な言動が彼の性格を端的に現した感がある。
まあ、それ以前でも理路整然と話していると言うよりも、持論を大声で他人に押し付ける
だけの強弁家にしか見えなかった。
自己顕示欲なのか自らを『オジマモン』と呼んでくれと言っていたが、とんでもない
『クワセモン』だと言えよう。

いずれにしても、この問題はマンションを買った人だけが置き去りにされているのが
恐ろしい。
『姉歯物件』の所有者だと言うだけで、『家賃とローンの二重払いになるから』と、
いう理由で転居も出来ないのだから難民同然だ。
地震でマンションが崩れる前に、本当に自殺者が出ないとも限らないので緊急避難的措置
(公的資金投入)は止むを得ないかもしれない。
しかし、新潟の地震や台風で被害を受けた人たちへの対応とのバランスを考えると
話は単純ではない。

はたまた、今回の問題は何故か先物相場を思い起こす。
マンションを供給する会社はあれだけ大きな物件を何十件と捌き、瑕疵担保責任を負って
いるの、いざ事が起こってしまうと何故か『公的資金』に頼らないといけない程行き詰って
しまう。
要するに身の丈に合わない巨額の商品を僅かな資産で運用出来る訳だからハイリスク・
ハイリータンの『先物相場』だと感じたのだ。
これはお金でお金を作り出す仕事だから『物づくり』や『クラフトマンシップ』とは
相反する存在だ。

いずれにしても『地図に残る仕事』ならぬ『歴史に残る汚点』を自ら作り出してしまった
責任を感じない限り、被害者には何遍頭を下げても無意味だ。

去年の今日一昨年今日

(2005.12.01)


平成17年11月28日(月曜日)

朝からロケ。

朝8時に新宿の現場で行われる朝礼に出席する必要があるので、6時半ちょっと過ぎに
自宅を出発したところ、ゆとりを持って到着できた。

最寄のコンビニでおにぎりを買ってから朝礼にでたところ、今回アポを取ってきたK氏が
いたので打ち合わせをする事が出来た。
本日の撮影はシールド工事の際に出てくる泥水を新木場にある専用ブラントに運搬して
インバート材にする工程の撮影だ。
その為、新宿の現場での『泥水の積み込み』のシーンを撮影した後、T建設のS氏と共に
プラントへ移動する予定になっていた。

ところが、急に誰も付いてこないと言う話になり、一人だけで新木場の現場へ移動する
事になった。
まあ、場所は大体分かっているし、新宿に戻らずに直帰出来るので悪い事ばかりではない。
9時過ぎには新宿での撮影を終え、新木場へと向かった。

自動車がダラダラとしか流れていなかったので1時間以上掛かって新木場に到着。
例によって現地をズバリ見つけることが出来ず、付近を1周してから現地入りした。

さて、先ほど貰ったメモを頼りに現場にある制御室にいるであろうM氏を訪ねたのだが
『隣のプレハブにいます』と、言われてしまい、そちらに行ってみた。
ところが、言われたプレハブに入るのを少々躊躇した。
偉い人と思われる人たちが集まって、何やら会議のような事をしているが見えたからだ。
しかし、声を掛けないと撮影を始められないので恐る恐る顔を突っ込んで見たところ、
『制御室にいるNに話をしてあるから、その指示に従ってくれ』と、言われてしまった。

まあ、偉い人たちは皆さん忙しいので仕方が無い。
制御室経由でプラントの方にいたN氏を見つけ出して、ようやく撮影を始めることが出来た。
ところが、撮影を始めた矢先に泥水の荷下ろしが終わってしまった。
しかも、別の工程を全て撮影した後も一向に泥水を積んだトラックが来ないのだ。
結局、泥水を待つ事1時間経って、ようやく帰路に付く事が出来た。

帰り道に昼食を食べてから会社に寄ったが、何かをするのにも中途半端な時間になって
いたので、早々に帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2005.11.29)


平成17年11月27日(日曜日)

今日はお休み。

昨夜は飲みも食べも9分目で抑えた為か、二日酔いも殆ど感じずスッキリと目覚めた。
普段の日曜日ならそのまま昼くらいまで寝続けるのだが、今日は兄貴と共に秋葉原に
行く予定になっていたので起き出した。

しかし、日曜日の朝もなかなかエンジンが掛からない。
兄貴には『12時半頃に迎えに行く』とメールを打った後、ブランチを作り始めたのだが、
何だかんだで忽ち昼になってしまった。

少々遅刻気味で実家から兄貴をピックアップして彼の地を目指した。
車で秋葉原に行った時、駐車場を何処にするかいつも悩むのだが、コインパーキングに
止めそこねて、暫し放浪してしまった。
最終的には思うところあってヨドバシカメラに行くことにした。
兄貴が物欲モードに入っている為もあるが、ヨドバシカメラの駐車場のキャパを実感
してみたかったのだ。

何しろ日曜日の午後なので駐車場はさぞや込んでいるだろうと思いきや、歩行者を
係員が捌いているうちにアッサリと駐車する事が出来た。
しかも、地下4階5階には空きがあると言うのだから恐るべきキャパである。

深い深い駐車場から地上に上がり、ヨドバシの中を少々チェックしてから街に繰り出した。
目に付くのは、メイド服のお嬢さんが町の彼方此方に立って客引きをしている事だ。
まあ、萌ブームの副産物だし、それ自体は見慣れてきたが、ヤフーBBのセールスをして
いる人までメイド服を着ている意味は分かりかねた・・・
考えてみると秋葉原にはたまに行くが、日曜日となると何時頃行ったか覚えていない。
基本的に混沌とした町である事には変わりが無いのだが、久しぶりに感じた『殺気』の
ような空気にうんざりとした。

2時間ほどウロウロした後に、私はあきばおーでTDKの日本製50枚スピンドルを
2500円で購入したが、兄貴の目当てである安価な中古メモリーは見つからず、
ヨドバシカメラに戻ってきて作戦終了した。

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帰宅して、今度は買い物ツアーへ出ることにした。
週末の買い物以外のトピックスとして壊れた電気鍋の引き上げと買い替えの検討である。

先ず向かったのは篠崎の河内屋。
鰹節x2袋、料理用の日本酒2L、クルミx1袋、豆腐x1丁、3個入り納豆x1、
冷凍インゲンx1袋、冷凍ソーセージx1袋、牛乳x2L・・・etcを買い込んで
コジマ電気に移動した。

ところが奥方が鍋を修理に出す時から目をつけていた土鍋風電気鍋が今週も在庫切れ。
仕方が無いので今度はヤマダ電機へ行ってみたが、こちらには別の鍋しかなく
『食材を買いに行かなければ間に合ったのでは・・・』と、ネチネチとイヂメられちまった・・・

牛乳パックを捨てる為によったサミットには目ぼしい物が売っていなかったので、
真っ直ぐ帰宅しようとおもったが、時間としては少々中途半端だった。
そこで、切れたままになっていた2cvのヘッドライト用バルブを買いにオートバックへ
行くことにした。
・・・が、ここで同じ並びにもう一軒のコジマ電気があることに気づいた。
駄目元で寄ってみたところ、これがジャストミート!
諦めていた鍋を買う事が出来た。

このあとオートバックス経由で帰宅して一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2005.11.29)


平成17年11月26日(土曜日)

土曜日だが一応仕事のようなもの。

奥方の会社が年末の追い込みの為に通常業務と言うので、私も昨日の続きである。
昨日、吸い上げるだけ吸い上げて書き戻しの出来なかったデータをひたすらバックアップ
してゆく作業の繰り返しだ。

しかし、仕事のデータや遊びのデータやらと、色々あるのでバックアップメディアも
悩むところだ。
DVD+RWにバックアップしてあった仕事のデータは純国産のDVD−Rメディアに
固定化してゆく点は動かないし、それによって空いたディスクに最近の仕事のデータを
仮バックアップするのもOKだ。

ところが、スゴ録で録画した新車情報などは画質も低いし、今後見る可能性は不明なので
高価なメディアを使うのは勿体ない。
一応国産だけど、風評の悪い−Rを使う事にしたものの、3枚くらいしか残っていなかった
ので全てで使うのには至らなかった。

はたまた悩みの種は特に容量の半分程度しか使っていないデータが2枚分ある事。
あわせてDVD一枚分の容量ならば、無理やりに1枚にまとめる手もあるが、
片面1層メディアでは再圧縮をしない限り収まらない中途半端な量なのだ。
こんな時こそ台湾の安価なメディアを使いたいところだが、自宅に置きっぱなしに
したまま、持って来る機会を逸していたのだ。

いろいろな事を考えつつ、それ以外のデータをバックアップしていたら夕方になった。

夜勤明けの爆睡状態から目覚めた兄貴が起き出したのと時を同じくして、妹が帰って来た。
・・・そんな訳(?)で兄弟会議が行われることになった。

いつもなら母親に車で送ってもらうのが通例なのだが、末弟が小旅行に車を持ち出して
いたのでタクシーで『韓国村』へ向かった。
相変わらず、全てが美味かった!

去年の今日一昨年今日

(2005.11.29)


平成17年11月25日(金曜日)

本日も開店休業。

何もやる気は起こらないが、こんなに暇な時期も珍しいのでHDDのデータを追い出す
算段をする事にした。
しかし、バックアップ用のメディアが底を着いていたのでコジマ電機に買出しに行った。
本当は秋葉原に行きたいところだが、留守番をしている建前上遠出は出来ないからだ。

さて、基本的なスタンスとしてDVD−Rは日本製に限るのだが、その手の製品だと
コジマでも案外手ごろな価格で手に入る。
もちろん1枚100円近くなってしまうが、安心料と考えれば十分に元が取れる。

そう考えながら製品を選んでいたらFujiのプリンタブルメディアが20枚で1880円
と言うのが一番安いと結論付けた。
同じ値段で4倍速だとしても良いくらいだが、今日買ったのは8倍速だからモアベターだ。

納品用の在庫も無いので1パックと言わず纏め買いしようかとも思ったが、少々悩んだ。
考えてみると1度しか書き込んでいないDVD+RWメディアがかなりあるので、それらを
−Rに固定化すればより柔軟な運用が出来るからだ。
まあ、その場合データのバックアップをする前にバックアップのバックアップを取る作業が
余計に掛かってしまうが、仕方が無い。 
結局、20枚入りのDVD−Rを1パックだけ買って会社に戻った。

会社に戻ってから早速『DVD+RW』データを吸い出し始めた。
なにしろ書き換え可能なのでその場限り、行き当たりばったりでつかっていたので、仕事の
バックアップ以外にも遊びで使ったものも数多い。
それこそ新車情報が出てくること出てくること・・・
大して興味の無い車を扱った物ばかりなので単に消してしまっても良いようなものだが、
放送が終了してしまった今では勿体無く感じてきた。
仕方が無いのでそれらも盛大にバックアップしていたら忽ちHDDが満杯になってしまった。
(尺取虫方式でバックアップするに越した事は無いが、能率があがらないしね・・・)

吸出しが進んだので書き出しをしないと、作業が進まないので端から焼付けを始めた。
ところが、仕事から帰ってきた妹が昨日のリベンジをするというので結局新小岩へ出る
羽目になり、作業は中断だ・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

DOCOMOショップに着き直ぐに昨日所望していた携帯電話の値段を確認したところ
殆ど変わりが無かった。
妹はしきりに首を捻っていたが、結局諦めたようだった。

さて、そんな訳で今度は私の用事を進める事にした。
11月からドコモの料金体系が変わった事はCMやネットで知っていたのだが、手続きを
しないと適応されないというのだ。

まあ、本来は携帯のメニュー画面からも手続きは出来るはずだが、情けない事にパスワードを
勘違いして打ち込んだのが原因でロックが掛かっていたのだ。
そんな訳で料金体系の再設定とパスワードの変更をしてもらっていたら、妹が横から
割って入ってきた。
先ほど諦めた筈の携帯電話の見積もりを出してもらうと言うのだ。
しかし、現実は甘く無く、ポイントやキャンペーン価格をテンコ盛りにしても期待してた
金額には程遠かったらしい。

ところが、カタログをめくっているうちに一世代前の901iの存在が浮上し、5000円程
安い事が判明。 結局買い換えてしまった。
確かに安くなったかもしれないが、携帯電話に1万2、3千円も出す精神は良く分からん・・・
この後、会社帰りの兄貴と合流して帰宅。
仕事の続きをしつつビールを飲んで一日が終わるかに見えた。

ところが、夜だと言うのにT建設の人から電話が入った。
突然何かと思ったら『プラント処理の撮影なんですが』と、言うので「何時頃ですか?」と、
聞き返したら『明日の土曜日か、月曜日にお願いしたいのですが』と言われて驚いた。
流石に今の状態で明日のロケに行く自信も無いので、当然のごとく月曜日にしてもらった。

水曜日も那須にロケだし、早起きが面倒くさいなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2005.11.26)


平成17年11月24日(木曜日)

朝からやる気なし。
親父たちは親戚の結婚式に出席する為に遠出をしたまま音信不通(?)なのでガツガツ
仕事をする気にも成らないので開店休業を決めこんだのだ。

しかし、昨日発送したDVD−Rが多少なりとも気になった。
最近ヤマト運輸に行きメール便を出す度に『メール便は込んでおりますのでお急ぎの
場合はお勧めできません』と、言われているからだ。
ところが、いつものように公式サイトの検索欄に伝票番号を打ち込んだところ意外な結果が出た。
遅れがちとか言っておきながら朝の8時前には『配達完了』つまり、ポストに投函されて
いたのだ。
まあ、東京と横浜間の配達なので本来驚くような事はないのだが、『遅れ気味』と釘を
刺されながらも呆気なく届いたのだから気が抜けてしまった。

先にあった受付のお姉さんの言を額面どおりに受け取ると、『人気が出てきた為に
流通量が多くなり捌ききれなくなっているから』と、結論を出したくなるのだが、
穿った見方をすると『宅急便の方が優先的に届けます』とか『もう少し儲けさせて下さい』と、
言われているかのようだ・・・

さてさて、仕事(?)が終わったので真面目にサボリ。
『でたらめ日記』を書いたりブログ『クルマねぇ〜』を書いているだけで夕方になった。
改めて自分の遅筆に驚いた。

そこに妹が仕事から帰ってきて、急遽DOCOMOショップへ行く事になった。
妹はまたまた携帯電話を換えるというのが目的だが、私も新料金プランへの移行手続きを
したいと思っていたので同行する事にした。

車の止められるショップとなると限られているので行徳にあるショップへ行ったのだが、
店頭に並んでいる価格表を見て妹は渋い顔をしている。
新小岩で見かけたと主張する型番の電話が、その店では2万6、7千円で売られている
かららしい。
携帯電話に万金を出す必然性を理解できない私には2万円でも3万円でも意味の無い話だが
妹にとっては大問題らしい。
結局、肝心のものが手に入らないと分かったので店を後にした。

これからどうするかと考え、素直に新小岩の店を目指す事にした。
(まあ、素直に最初からそこへ行っていれば済んだのかもしれない・・・)
ところが、何処へ行っても渋滞に次ぐ渋滞。
新小岩の店の営業時間は7時までと言うのに、小岩にたどり着いた時点で6時50分に
なっていたので諦める事になった。

一日何もしていなかったのに、妙に疲れを感じて帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2005.11.25)


平成17年11月23日(水曜日) :勤労感謝の日

一応休みなのでダラダラ。

前夜さんざんビールを飲んだ為もあるが、コタツで寝入ってしまい目覚めが悪い。
9時過ぎに一度覚醒したものの、依然として夢うつつ・・・
結局、まともに目が覚めたのは11時近くになっていた。

さて、例によってあり合わせの物でブランチを作る事にしたが、今日はジャジャン麺にした。
明洞や大久保で食べたジャジャン麺の味は強いて言うならデミグラスソースに似ていた。
そこで、炒めた挽肉と玉ねぎにレトルトのハヤシライスソースを加えた物を生の讃岐うどんに
掛けて出来上がりだ。
一応、料理としてはまとまっているが、やっぱり本場物とは一寸違う。
そもそ『ジャジャン』という物の正体が分かっていないのでパチモンの粋を出ないのだ。
なんだかんだ言いながらビデオを消化しながらの食事になった。

食事が終わり、ビデオを見るのにも疲れてきたので外出する事にした。
主な用事は昨日できなかったDVDの発送と少々の買い物だが、その前にネコランド
(実家)に寄った。
妹に猫軍団に餌やってくれと頼まれていたからだが、行くと2階で末弟がゲームをやって
いたので行くまでも無かったのかもしれない。

気を取り直してヤマト運輸に行き、メール便でDVDを発送して本日のお仕事は終了。
晴れて車の試乗なり、家電量販店めぐりが出来るようになった。
ところが、最寄のコジマ電気に行こうとしたら駐車場渋滞になっていた。
特に買いたい物がある訳でないし、週末にも行く予定があったので今日はパス。
方向転換してヤマダ電機を目指した。

ところが、こちらもまた渋滞。
正確にはヤマダ電機へ行く車の列かは定かでないが、交差点までの僅か10m程の距離が
いつまで経っても縮まらないのだ。
渋滞にはいい思いをしたことが無いので路地に入って早々に脱出して99ショップへ向かった。

99ショップではアボカドとタッパー、歯ブラシなどチョボチョボとした物ばかりを
買い込み終わり。
これで帰っても良かったが、続けて青戸のアタックを目指した。
こちらでは大好きな黒糖もろみ酢x2、スナック菓子などをちょこっと買ってレジに
並んだところ、5個入り200円の今川焼きが置いてあったので即ゲット。
買い物ツアーを終えて自宅に戻った。

さて、帰宅してビデオの続きを見たりしていたが、なんだかスッキリしない。
これと言ってやるべき懸案事項も無いのだが、やる気が無いわけでもないと言った
実に宙ぶらりんな感じなのだ。

結局、9時過ぎに兄貴を駅に迎えに行った後、奥方と二人でマクドナルドで遅い夕食を
食べて一日が終わった。

なんだかなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2005.11.24)


平成17年11月22日(火曜日)

事実上、昨日の続き。

出社して直ぐ、昨夜仕掛けて帰ったMPEG1変換が終わっていることを確認した。
先方から『MPEG1で』と言われているので、これで作業終了のはずだった。
しかし、全部で1.5時間分もあるのでMPEG1圧縮と言えども800MBを超えて
いてCD−Rには収まらない容量になっていたのだ。

そこで少々脱線して高画質データを入れることを試みる事にした。
本来CD−Rに入らないのならDVD−Rに焼くだけの話なのだが、今慌てて発送しても
大した意味は無い。
明日は旗日なのでお客さんは出社していないはずだからだ。

そんな訳で先ず仕掛けたのはWMV(ウィンドウス・メディア・ビデオ)。
高画質高圧縮の動画フォーマットだがMS社が設定し、推奨するフォーマットなのが
どうにも気に入らず、つい先日まで使っていなかった。
しかし、試験的に使ってみると単純なMPEG4圧縮と違ってサーバーからデータの
ダウンロードをしながら並行処理で再生を行う、いわゆるストリーミング再生が滑らかに
出来るのは間違いない。

ところが、データ変換に使っているメディアスタジオPRO7.0(MSP7.0)はWMVの
最新版であるWindowsMedia9が発表される前のソフトなので多少ややこしい。
公式WebSiteにあるQ&Aを見るとWM9への変換にも対応できると書いてある
のだが、その手順通りに設定してもエラーが出てしまうのだ。
昨日もこの件で随分と悩んだのだが、先ずはデフォルト状態でも出力可能な設定の中
から『悪くなさそうな設定』を選んでみた。
結果的にファイルサイズはMPEG1と大差ないながらブロックノイズの少ないデータが
出力された。
しかし、所詮縦横が360x240pixなので高画質と言っても高が知れている。

そんな訳で、改めてオリジナルと同じ720x480pixでの出力設定を探す事にしたのだが、
やっている事はWebSiteに書いてあるのと同じ事の繰り返しだ。
しかし、何も考えずに作った設定が『選択リスト』に並んだりしたかと思えば、何度も
確認しながら順序立ててやっている設定が表示されないなど上手くいかない。

半ば諦めかけてきたので中途半端な設定を全て削除してから一から設定をしたところ
思いがけず希望する設定で出力が出来るようになった。
これ以上弄ると元の木阿弥になりそうなので連続処理の設定を仕掛け、ひたすら
作業終了を待つ事にした。

しかし、流石に高画質高圧縮の変換だけあって一筋縄では行かなかった。
連続処理の設定をしてエンターキーを押したのは午後1時過ぎだったはずだが、3時に
なっても4時になっても終わる気配が無い。
結局、全てのレンダリングが終わったのは予想外の7時過ぎになってしまった。

まあ、DVDへの焼付けも直ぐに終わったので直ぐに発送しても良かったのだが、ラベル
くらいは張りたかったし、やはり今日発送しても大した意味が無い。
そこで、兄貴を駅まで迎えにいったりしつつ、ゆっくりとラベル印刷作業などして
本日の作業を終了とした。

去年の今日一昨年今日

(2005.11.24)


平成17年11月21日(月曜日)

のんびりとした1週間のスタート。

一応、発進式のビデオを納品してしまったので気分は軽い。
HDDの中に溜まりに溜まったデータのバックアップやら先々週撮影したビデオのデータ化
などやる事はあるが、尻を叩かれている訳でもないので牛歩である。
しかも、親父たちは親戚筋の結婚式に出席にかこつけて3時くらいには出かけてしまったので
事実上の留守番である。
遊びにも行けないので仕事をするしかないが、なかなかエンジンは掛からなかった。

それでもT建設のH氏からの依頼である『ビデオをデータ化して送ってくれ』と、言うのが
最優先事項であるのは間違いない。
ノロノロとだが、尺取虫方式でキャプチャーしていった。

しかし、今回のデータ化はいつもの編集に向けての作業と違って、多分に『作業記録』を
兼ねている。
その為、編集では怠惰すぎて使えないシーンも含めてキャプチャして行ったところ、
膨大な量になってしまった。
時間にすると1.5時間分だ。

まあ、セグメント組み立ては2リング分撮影しているので1リング分を取っ払うだけでも
随分違うのだが、「これだけの撮影をしましたよぉ〜」と、いう無言のアピールである。

夜の7時過ぎにキャプチャが終わったのだが、作業はこれで終わりではない。
1.5時間のデータをDVDに収める事は可能だが、『ワーキング』の際の資料に貼り付ける
のには不適切なデータ形式といえる。
その為、先ずはMPEG1形式で変換を済ませ、続けて高画質・高圧縮なコーデックで・・・
と、思ったのだが設定が上手く行かない。
結局、MPEG1のみを仕掛け、兄貴を駅に迎えに行きつつ帰宅した。

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『人気番組が終わった理由』

今日のビデオキャプチャー作業は延べ再生時間1.5時間以上に及ぶ量なので、キャプチャー
設定とキャプチャー作業を含めると更に時間が掛かっている。
しかし、バッチ処理によるキャプチャーが始まると人間は只待つだけなので、その間日記を
書いたり、ネットサーフィン何かをしていた。

さて、最近はじめた『クルマねぇ〜』ブログで『新車情報を見て・・・』という下りを書くに
当たって司会の三本和彦氏の漢字を一応確認する事にした。

すると、三本氏と新車情報で検索を書けたところ、とあるコメント突き当たった。
先日終了した、毒舌自動車番組「新車情報」の名物キャスター三本和彦氏が、
モーターファンのサイトで後日談を記している。
クルマ曼荼羅:三本和彦

その最終回で、なぜ人気番組の新車情報が突然終わってしまったのか? 
その裏話を披露している。28年の放映を通じてあれほど視聴者の信頼を得た
番組なのに、TVK内での扱いといったら…。そりゃ辞めたくもなるわな。

http://www.mrspider.net/mt/mt-tb.cgi/39
ナンだそりゃぁ〜!!
ご高齢だと聞いているので、体力的な限界から辞めたのだとばかり思っていたので、早速
出典となっている三本氏のブログ『新車情報よもやま話』をアクセスした。

・・・・確かに、『辞めたくもなるわな。』な状態。
逆に『よくぞ27年間我慢した』と、言いたくもなる悲惨な状態だったらしい。

テレビ局の制作事情などはアウトローの私には想像すら出来ない世界だが、クリエイティブ
とはかけ離れた官僚主義の縮図のような嫌な印象が残った。

去年の今日一昨年今日

(2005.11.22)


平成17年11月20日(日曜日)

怠惰な日曜日。

今日は地域の防災訓練があると回覧板が回ってきたが、結局寝坊してパス。
それどころか気が付けば12時を回っていたので、寝すぎで腰が痛い・・・

ノロノロと起き出して取敢えず昼食を食べながらテレビを見るいつもの状況。
撮り溜めたビデオを少々消化していたら夕方になってしまった。

普段なら単に買い物に行くなり、引き篭もって終わりだが、今日は仕事が残っていた。
一昨日ダビングを断念したビデオを発送しないと一区切り付かないからだ。
そんな事もあり、奥方と二人でポンコツ車で外出。
会社でサクット(???)ダビングを済ませ、ヤマト運輸から発送した。
(その間2時間?)

さて、仕事が終わったので一寸買い物。

先ず向かったのは100満ボルト。
今月の初めに壊れた電気なべを修理に出したものの、4000円の見積もりが
出たのでキャンセルした。
よって、代わりの鍋の市場調査である。

一番安いのはユーパ製で約2000円。
正直言ってこれで十分とも言えるが、鍋というよりも浅く広いのでお好み焼きなどを
焼くのに適しているようにも思える。
この製品はコジマでも同じような値段でうられていたのでここで買うまでも無い。
それに、奥方が目を付けていた”より深い電気鍋”はコジマよりも1500円も高い
ので却下。(型式が同じかは不明だが・・・)
結局、他に見るものも無いので河岸を変える事にした。

次は真隣にあるドン・キホーテ系の店『ピカソ』。
重要な買い物ではないが、牛乳やら豆腐やらの日配品がないと心細いからだ。
豆腐と牛乳までは予定通りだったが、その後、チョコ棒、イチゴカプリコと
ジャンク系のお菓子がかごに入った。
最後に米が無かった事に気づき無洗米を物色したところ、10kgで2500円
などという安米を発見した。
まあ、味は期待できないが、貧乏舌には高い米は猫に小判だ。
合計で3000円強を支払って店を出た。

次はコジマ電気。
前回見た電気鍋が売っていれば買う気もあったが、残念ならが在庫が無かった。
まあ、今日は鍋物にする予定ではないので、先延ばしにして帰ることにした。

ところが、帰宅した直後に同じ店から電話が入り
『修理キャンセルになった鍋が帰っていますので、取りに来てください』だと・・・
間が悪いったらありゃしない。

そんな週末だった。

去年の今日一昨年今日

(2005.11.21)


平成17年11月19日(土曜日)

一応休日。

前日の夜はタモリ倶楽部を見る前に撃沈してしまったものの、朝は妙に寝ていられず
9時過ぎに起きてしまった。
例によって『王様のブランチ』を見ながらの朝食になった。

さて、テレビを見終えたので有楽町に行く事になった。
浜田省吾の新曲にあわせて作られたビデオクリップがあるのだが、あまりにも凝って作った
ので、その枠を飛び出したらしい。

向かったのはニッポン放送のスタジオ。
話によると有楽町駅から目と鼻の先らしいのだが私は地図を全く見ていないので何処だか
さっぱり分からない。
チケットぴあで予約した3時半にはかなりの余裕があったので問題は無かったが、結局
隣のブロックを一周してから間違いに気づいた体たらくだった。

さて、『TwoLove〜二つの愛の物語〜』と題されていると通り、オムニバス形式の2本の映画だ。
1本目は『I am a father』を基にした時任三郎さん主演の『キャッチボール』。
住宅会社に勤めるお父さんは新潟に単身赴任中。
そのお父さんとキャッチボールをする為に子供だけでの二人旅が始まる。

ところが、出荷を見送りたはずのトラックが事故を起こし、材木の調達に奔走する羽目に。
同じころ子供達は・・・
ビデオクリップとして何度も見たので映像自体は目新しくもないが、ストーリーが
分からなかったので興味深かった。
しかし、概ね予定調和というか、若干食い足りない感じが残った。

10分の休憩を挟んでの2本目は『Thank you』を元にした『君と歩いた道』
15歳の夏。
主人公大吾のクラスに2学期の始まりとともに現れた転校してきた美少女真琴。
身の上を全く話さず、一人心を閉ざす少女に大吾は引かれていく。

ある日、秘密の一端を見てしまうが・・・
甘く切ない青春ストーリーなので、見ていて遣る瀬無い。
しかし、ストーリーが後日談になってからは、主題歌の歌詞に頼ってしまったと
いうか、説明不足というか・・・
個人的には一寸不満が残ってしまった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

映画を見終えて外に出ると、5時過ぎになっていたので当然真っ暗。
このまま帰るのも何なので食事をする事にしたところ、『万世パーコーメン』という、
文字が目に入った。
明らかに『肉の万世』の関係店だが、有楽町まで来てチェーン店のラーメンを食べる
気もしなかったが、とりあえず値段だけでも見て行く事にした。
(当て所なく彷徨っても仕方が無いからね)

地下に降りて早速店を見つけたが、やっぱり食べるには至らなかった。
場所を考えると安いかもしれないが、ただそれだけの話だ。

結局、一階にある『リプトンコーナー有楽町』という所で食べ放題料理を選択した。
柱としてはケーキ、パスタやサンドイッチなどの軽食のバイキング料理1000円強に
紅茶の飲み放題450円をつけて1時間の戦いである。

皿を持って料理を取りに行くと一畳くらいのテーブルにケーキと軽食が所狭しと
並べられていた。
しかし、保温されていないので、味は悪くないがどれも冷めていてイマイチだった。
フライトポテト、ジャーマンポテト、ポテトグラタン、と言った具合にジャガイモを
使って嵩増しをしているのも見え見えだ。
(それについつい手を出してしまう私だったが・・・)

ただ、オムハヤシのデミグラスソースはなかなかの物で、それだけ食べに行っても
損は無いかも知れないと思った。
ケーキ類も安いながらも材料に気を使っているのか、安っぽさや油っぽさを感じず
概ね良好だった。
まあ、料理を3皿食べた後にはなかなかデザートも入ってくれなかったが・・・

食べ放題だと、ついつい食べ過ぎて目を白黒させる馬鹿夫婦だった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

食事をした後、そのまま帰っても良かったが、駅との間にはビックピー館があるので
何となく寄る事にした。
しかし、一寸買いたい物はあっても自宅の近隣にヤマダやコジマが乱立しているのに
電車で荷物を抱えて帰る気もしない。
結局、タラタラと商品を見はするが、何も買う気が起こらなかった。

さて、他に見るものは無いかと考え、おもちゃ売り場を見る事にした。
しかし、当然眺めているだけで、欲しい物があるわけではない。

ところが、フロアを歩いているうちに、東南アジア系の女性に声を掛けられ。
呼び止める声は日本語だったが、内容は英語だったので逃げたくもなったが、無下に
断るのも大人気ないので耳を傾けると、商品を手に取り『ヒビキ?ヒビキ?』と繰り
返していた。
そこは『仮面ライダー響鬼』の変身ベルトやアイテムの置いてあるコーナーなので、
それにまつわる玩具を買いたいのは分かるのだが、イマイチ女性の要求が理解できない。
会話は英語が主体である事もあるが、こちとら肝心のキャラクターについて全く知識が
無いので余計に分からないからだ。

しばらく噛み合わない会話を繰り返した後に、女性はキャラクターカードを見せらえた
のだが、オートバイに乗っている事からも響鬼ではなく、竜騎あたりのキャラクターに
思えた。
タイ(?)と日本では放送にタイムラグがあるだろうから、もしかしたら響鬼ではなく
それらのキャラクターグッズを買いたかったのかもしれない。
しかし、そうだとしても、前作、前々作のグッズは売っていないのだから仕方が無い。
結局、話が前に進まない事で女性の方が折れてくれて、拙い国際交流は終わった。

去年の今日一昨年今日

(2005.11.21)


平成17年11月18日(金曜日)

納品に向けて最後の仕上げ。

出社して直ぐに昨夜仕掛けて帰ったビデオの確認からスタート。
当然問題なくレンダリングされていたので、遅ればせながらWeb配信して最終調整に入った。

最終調整といっても事実上音声レベルの平均化だ。
今回のようなライブ撮影の場合、挨拶などの重要な音が欠落してしまったら大問題に
なるので、保険の為にもサブカメラを回している。
しかし、テレビ局や大手プロダクションと違って”音声さん”を置いていないので音声レベルが
結構バラバラなのだ。

それこそ蚊の鳴くような小さな声の部分は本編集の最中に各種ツールで視聴に耐える水準まで
調整しているのだが、最終的に耳で聞いた時に大き過ぎて聞こえるところや、その逆もあるので
前編通しで見ながらレベルメーターと耳でチェックする作業なのだ。

例によって微妙な作業なので時間は見る見る過ぎて行き、気がつけば日が暮れていた。
まあ、ある水準を越えると採算割れの自己満足の世界に入ってしまうので編集作業は終了。
DVテープにデータをコピーしてダビングのマスターにすることにした。

続けて写真のCDを作ったり、ラベルシールを作ったりする作業だ。
まあ、CDの焼き焼きは早いドライブを使ったのであっという間に終わらせ、面倒なラベルの
制作のみとなった。
ところが、夕食を挟んで作業をしていたら妹がテレビを見る為に作業場を占拠してしまい、
印刷はプリンターを床に置いてする有様・・・
しかも印刷の終わったラベルを『押し切カッター』で切断しようとしたら、カッターの下を猫が
横切ったり、荷物を引っくり返したりして作業を邪魔する・・・
そんなこんなで会社での作業が終わったのは8時近くになってしまった。

しかし、これですべてが終わった訳ではない。
VHSにダビングして夜9時までにヤマト運輸に持ち込まないと納品した事にならないからだ。
自宅に置いてあるDVカメラにビデオをセットし、30分掛けてVHSにダビングしていった。

ところが、最後の最後のシーンで『完』の文字が画面に入ってきた時に音声が一瞬切れてしまった。
『何事か?!』と思った直後、ブチブチと音声レベルが乱高下・・・
元のデータは何度も確認しているので、原因はダビングに使ったDVテープである事は直ぐに
分かったのだが、いずれにしても使い物にならない・・・
元々ぎりぎりのスケジュールで作業をしていた為、結局発送には至らなかった。

何とも後味の悪い一日だった。

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テレビも新聞も一級建築士による構造計算書の偽造問題で持ちきりだ。
本来震度7でも耐えうるように設計する所にインチキをやってしまったので震度5強でも倒壊の
危険があるというから深刻だ。
倒壊するということは周りにあるビルや一軒屋も被害を受ける事になるから問題は広がりを
見せつつある。

それにしてもテレビのレポートに答える姉歯建築士のコメントには奇妙な印象を受けた。
口では悪い事をしたと言っているにもかかわらず悪びれている様子が無いと言うか、どこか
他人事のようで腹立たしくもある。

この話は発注した業者にも問題が有りそうなので経過を見守りたいと思う。

去年の今日一昨年今日

(2005.11.19)


平成17年11月17日(木曜日)

相変わらずスロースタート。

完成目前なのが分かっているのにも拘らず、雑念が多くて手が動かない。
今日も本格的にエンジンが掛かったのは昼を大きく回っていた。

昨日までの編集をざっとチェックしてから本日のお題である『直会』部分のアッセンブル
編集及びテロップやBGMなどを入れる仕上げ作業に入った。

いつも直会部分で悩むのは代表者挨拶の長さである。
人によって若干の違いはあるものの、1分未満で終わる人はまずいない。
『紹介されましたxx建設の○○です。本日はまことにオメデトウございます・・・』を
含めると2分以上話す事が殆どなのだ。
そんな物を見て喜ぶのは挨拶をしている本人くらいで、見せられる方は堪ったものではない。
この手のビデオは『文言の記録』が目的ではなく、『こんな事をやりました』と、言う事の
『アリバイ』に近いのだ。
よって、一律で1分程度に切った上で聴衆の映像を挿入したりするのに時間が掛かるのだ。
まあ、手の掛かり方は玉串奉奠程ではないので”お茶づけさらさらよっ!”みたいなぁ〜

いろいろやって夜の10時過ぎには一応の形にはなった。
しかし、レンダリングして通しで見てみると、まだまだ怠惰なシーンや音声レベルに不満の
あるシーンがボロボロと見つかった。
まあ、それらは他愛の無い物なので仮のWeb配信をしようと変換作業を始めたのだが、
元データは約30分、6GBもあるので高画質で変換をしていたら夜中に成ってしまった。
しかもサーバーに収まらないサイズという二重のトホホ感を味わい、やり直し・・・
夜の内に配信する計画がオジャンになったのでレンダリングを仕掛けたまま帰宅した。

(2005.11.18)
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

朝CXの『とくダネ!』を見ていたら、昨年起こった『奈良少女誘拐殺人事件』を
取り上げていた。
1年経ったのを契機に被害女児の親の手記が発表されたのもそうだが、同時に加害者の
手記も公開されたらしい。

最愛の我が子を理不尽に奪われた心の傷は1年で癒えるはずも無く、立ち直れないでいる
様子が痛々しい。
それに対して小林被告の手記は『後悔は本当、信じて』と書いてあるものの情状酌量を
求める為の自己弁護に過ぎないようだ。

さて、この話題を見て不意に『去年の今日何をしていたか』が気になった。
事件や醜悪な加害者の顔は明確に覚えているが、自分が何をやっていたか、どんな
仕事でテンパッていたかは思い出せないのだ。

まあ、人の記憶とはそういうものなので、自分で自分の日記を読んで感慨に浸った。
この『でたらめ日記』は殆どの場合翌日に書いている。
遅筆なので忙しい仕事の後では書く意欲が湧かないし、酔っ払っていることが多いから
だが、そんな文章でも補助記憶になっているのだ。

・・・が、一寸読み返すだけで誤字脱字がポロポロと出てくる。
見なけりゃ気づかなかったのにねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2005.11.17)


平成17年11月16日(水曜日)

朝からエンジン不調。

発進式のビデオをさっさと仕上げて、たまには秋葉原にでも行きたい気分になったものの
雑念が多すぎて仕事に集中できないでいる。
結局、仕事以外やる事が無くなったので編集作業に復帰した。(ヲイヲイ)

今日のお題は『玉串奉奠』
各方面を代表するお偉いさんが神職から玉串(お榊)を受け取り、祭壇に納めて拝礼する
典型的な神道儀式だ。
この時、何が困るかと言うと『関係者の同拝』がある事だ。
1台のカメラで拝礼者と同拝者を同時に撮影する事は不可能なので、サブカメラを使って
それを補う事にしている。
しかし、その場合編集をする際、2つの映像の時間軸を同調させた上で一画面に収める
必要が生じる。
誰に言われたでもなく、”良かれ”と思って勝手にやっている事なので自業自得だが、
合成用マスクを作ったり、位置や大きさを調整したりと非常に面倒なのだ。
(その点、カメラ1台の方が圧倒的に仕事が速い・・・)

結局、一日をこの場面に費やしてしまったと言っても過言ではないが、流石にこれだけ
では終われない。
明日の完成を目指し、『神酒拝戴』と『直会の部』に着手しつつ、各部を調整した。

去年の今日一昨年今日

(2005.11.17)


平成17年11月15日(火曜日)

なんとも言えずローテンション。
奥方が寝過ごしたりしたので、その分ゆっくり(?)出社した。

会社の玄関を開けるとそこにはダンボール箱が2つ積み上げられていた。
オークションで落札した中古の無停電装置(UPS)2台が早速到着したのだ。
1台しかなかったUPSの電池寿命が尽きたので何とかしなければと、悩んだ結果
ネットオークションに同じ物を複数出品した人(業者?)がいたので、まとめて落札したのだ。
[写真:オムロンのUPS BX50LF]
落札したオムロンのUPS BX50LF。 色以外の外見はBX350と殆ど変わらない

今まで使っていた同社のBX350との差は電池容量が増えた事と色がベージュから
グレーになった位しか見当たらない。(恐らく同じ金型で作っているのだろう)
しかし、裏から見ると大きな差異がある。
UPSとPCをシリアルケーブル(RS232C)でつなぐ事で、電池の状況を表示したり
停電時には自動的にアプリケーションを強制終了させるツールが使えたりするのだ。
まあ、停電でデータが飛ぶの防ぐ為の保険として導入したので、最初は電気配線のみで
運用を開始した。

ところが、いろいろと作業をしているうちに新しい機能とやらを確認したい衝動を
抑えられなくなってしまった。
我ながら悪い癖である・・・

こうして実験を始めたのだが正直言って難しい事は何も無い。
付属のシリアルケーブルでPCとUPSを接続した後にCD−ROMからユーティリティ
ソフトをインストールするだけの話だ。

しかし、PCからUPSが認識されない。
最初は『通信ポートの設定なのでは?』と思ったものの手動でCOMポートの番号を設定
するなどしてみたのだが、通信エラーか何かで音信不通なのだ。
イマイチ納得がいかなかったのでもう一台のUPSと交換してみたり、シリアルケーブルを
交換してみたりしてみたが、ヤッパリ駄目だった。

まあ、電池の残量が見れない事は少々残念なものの、停電が起きなければシャットダウン
ソフトなど使う事はないのだから困る事も無い。
と、言うより今までも其れでやってきたので何も気にする事ではない。
そう結論付けて仕事に集中する事にした。
(思うに、この不具合で大量に放出されたのではないかと睨んでいる・・・)

てな訳で相当遅くになってから編集作業に復帰した。
基本的には昨日キャプチャしたビデオを時系列で並べてゆくいつもの作業なので、
ある意味機械的に作業は進んだ。

しかし、玉串奉奠のシーンではメインとサブの2台分の動画を組み合わせて構成する
つもりなので効率が一気に落ちた。
一応、『神事の部』は概ね並び終えたので詳細の作業は明日に持ち越して帰宅した。

11時過ぎになっていた。

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昨日からテレビも新聞もラジオもロイヤルウェディングの話題で塗りつぶされている。
そんな中、たまたまMSNニュースを見たら宮内庁から通達が出ていたにもかかわらず、
NHKが皇居から出てくる車列を空撮していたとして大目玉を食らったという。
通達の文章の意味を取り違えたのか、それともサービス精神から来る悪乗りだったのかは
良く分からないが、情けなさ過ぎる・・・

確かに紀宮さまと黒田さんとの結婚は目出度いし、誰もが注目する話題である。
しかし、チャンネルをどこへ変えても同じ話題を取り上げているのは思考停止に陥って
いる感もあるのでバランス感覚を持って欲しいものだ。

(2005.11.16)


平成17年11月14日(月曜日)

朝から不真面目に作業開始。

お客さんからは何も言って来ないが、放置している編集が気になって仕方が無い。
しかし、諸々の雑用やらをしている内に時間だけが過ぎて行くいつものパターン・・・
結局、キャプチャー作業を開始したころには日が暮れ始めていた。

10時くらいまで残業をして一応取り込み作業は終わった。
なんとなくデータ量を見ると安全祈願祭が約25GBあるのに対して今回は約17GBだ。
まあ、出席人数も随分シュリンクしていたので当然かもしれないが、編集が楽に終わって
くれるかどうかは別問題だ。

あぁ〜気が重い。

(2005.11.15)


平成17年11月13日(日曜日)

ぐうたらな日曜日。

昨日に引き続き惰眠を貪っていたが、奥方が跳ね起きたので何事かと思い釣られて
起きたら10時だった。
寝ぼけ眼で玄関を見たら奥方が財布を持って出て行ったので理由を思い出した。
近所のスーパーで全国の駅弁・空弁の即売会をやるとチラシが入っていたのだ。
私も着替えてスーパーへ向かった。

スーパーに行くと早速ゲットした焼き鯖寿司をカゴに入れた奥方が店頭でジャガイモを
買うか否か迷っている最中だった。
聞けば、まだ開店から間が無いのですべての弁当の在庫があるという。
それでは、という事で私も店内に入って物色し、『米沢・牛肉弁当 牛べこ』をゲットし
他の買い物を済ませて帰宅した。

自宅に戻って早速『焼き鯖寿司』と『牛肉弁当』を食べ始める事にした。
先ずは『焼き鯖寿司』から。
[写真:焼き鯖寿司]
焼き鯖寿司は良くある鯖寿司のように鯖を酢で〆るのではなく、文字通り鯖を
焼いてから舎利の上にのせてあるので、味は想像の通りだ・・・

さて、問題は牛肉弁当の方だった。
[写真:牛べこ弁当パッケージ] [写真:牛べこ弁当中身]
此方は紐を引くと過熱されるタイプのお弁当なので、さぞや熱々になると思いきや
何となく暖かいと言うレベルで肩透かしを食った。
食べ始めてみると、勿論まずいと言う事は無いのだが感動するには程遠い味。
しかも、例の加熱システムにより上げ底になっている為か、ご飯の量も驚くほど少ない・・・
これで1,000円ということを考えると、『峠の釜飯』にした方が良かったかなと、
一寸後悔した。

ご飯を食べた後、暫くテレビを見ていたが選挙に行く事にした。
少々イレギュラーな時期にも思えるが、葛飾区の区長選挙と区議会議員選挙なのだ。
この為に昨日の夜まで選挙カーが喧しく回っていたわけである。
まあ、個人的には某政党や某政党は気に食わないし、事実上の与党である某政党には
どうも好きになれない国会議員が関わっている。
結局、消去法により某政党に入れる事にした。
まあ、若手を積極的に担いでいるのが良いか悪いかは分からないが、利権に関わって
いないのは間違いないのが救いだ。

選挙の後、近所の園芸店に寄ったものの、めぼしい物が見つからない。
そこで、素直に帰宅して車で葛西に遊びに行く事にした。

向かったのは例によってイトーヨーカドー。
別に目的が有った訳ではないのだが、最近ご無沙汰していたからに過ぎない。
そんな事だから少々の買い物をしたものの、いつものように河内屋を2件ハシゴして
帰宅した。

クルマねぇ〜

(2005.11.13)


平成17年11月12日(土曜日)

だらけた土曜日。

ロケの疲れが残っていたので布団の中でヌクヌクしていたが、区議会議員選挙の選挙カーが
グルグル回り始めてうるさい事・・・
それに負けずに惰眠を貪っていたら昼近くになってしまった。

若干お腹がすいてきたので起きだしてブランチだ。
手っ取り早く食べたかったのでじゃがバターと味噌汁と言うシンプルな食事になってしまった。

王様のブランチを見終えたのでチョッピリビデオを見てから出かける事にした。
引きこもるが嫌だった事もあるが、昨日の仕事を片付けたかったからだ。
ポンコツ2cvで会社に行き、DVD−Rにビデオを焼き、ラベルを貼って一丁あがりだ。
ついでに落札されたオークション品とともにヤマト運輸から発送して業務終了だ。
近所まで来てたのでサミットストアで少々の買い物をしてから帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

女子高生が自宅でメッタ刺しにされた事件の犯人が早速逮捕されたと知った。
長引かずに逮捕された事は喜ばしいが、それが同級生の男の子で『急に冷たくなったから』
だと言うコピーは笑えなかった。

この事件、少年が犯人である事は間違いないが、今のところ動機がイマイチわからない。
先の見出しだけを見ると交際上のトラブルにも思えるが、数十箇所メッタ刺しと言うから
一方通行感がある。
普通に学校に通うなど平常を装っているかと思えば、血のついた服をクリーニング屋に
持ちだり、犯行を隠そうとしているのか否か分からない。
ストーカーじみているとも言えるし、子供じみているとも言えるような・・・

テレビのワイドショーがセンセーショナルに取り上げる事は必死だが、殺された女子高生は
本当に痛ましい。

(2005.11.12)


平成17年11月11日(金曜日)

朝からローテンション。

ロケやらなんやらで着手できなかった編集作業に入るつもりで出社したものの、雑用を
しているうちに時間だけが過ぎて行く。

これではいけないと思い、届いていたVHSのビデオをデジアナ変換する為に自宅で作業だ。
展示会用に暫定版を納品する際に他社のビデオと2本立てにしたところ、他社のビデオを
新版に更新して欲しいと依頼があったからだ。

アナデジ変換には色々な方法があるが、DVDレコーダーを使ってみる事にしたからだ。
所詮はVHSなので大して画質は高くは無いのだが、わざわざ低くする必要も無い。
そこでDVDレコーダーの設定も極力高くしてダビングを行った。

ところが、コピーの終わったファイルを確認したところビットレートの設定が考えていた
設定と違っている事に気がついたのでやり直し。
この辺はDV入力したAVIファイルをPCで変換するのと違って10分のビデオの変換に
10分掛かるので結局結構な時間を費やしてしまった。

会社に戻り作業の続き。
DVDから必要なビデオを抜き出し、自社ビデオと2本立て化してDVD-RWに焼いてみた。
設定を間違えたりしてはいないと思うのでDVD-Rに焼いてしまえば作業は終わるが、
先ほどのDVDビットレートのようなケアレスミスが無いとも限らない。
そこでDVD-RWに焼いて確認する事にしたのだ。

ところが、焼き終わったディスクをSONYのスゴ録で再生しようとしたところ『ディスクが
汚れています このディスクは再生できません』とつれないエラーメッセージが出た。
まあ、安物のRWだし、新品のディスクでもないので”仕方ないなぁ〜”と思いやり直しだ。
しかし、ここでもRでの本焼きをする気になれず、中古だが高いDVD−RWに焼き直しだ。
(安いメディアなので−RWは2倍速書き込みなので、待ち時間も長いのがジレッタイ・・・)

焼きあがったディスクをスゴ録に入れて再度テストしたが、何故か上手くいかない。
ディスクのコンディションが悪い筈が無いのに先ほどと同じエラーがでて再生できないのだ。
既に8時を大きく回っていたので流石に嫌気がさしてきた。
結局、作業が完全に終わることなく9時過ぎに帰宅した。

(2005.11.12)


平成17年11月10日(木曜日)

朝から幕張に再びロケ。

行き先は最初に貰った地図の場所。
現場自体は先週と同じなのだが、今回は中間立坑から入る事になったらしい。
JRの蘇我駅と言う大きな目印があるし、発進立坑の延長線上にあるらしいので方向音痴の
私にもおおよそ見当はついていた。
しかし、全く初めて行く場所である事には変わりが無い。
一応、カーナビという保険をつけ、前回よりも若干早めに自宅を発った。

高速道路も一般道も順調だったので余裕を持って目的地の近くまで辿り着けたのだが、
いまいち集合場所がピンと来ない。
蘇我駅を左手に見て、某社工場の門の近くと言うこれ以上間違えようの無い立地のはず
だが、地図には出ていない巨大なショッピングモールが目の前に現れたりして私を翻弄
するのだ。

目的地は反対車線であるのは間違いないのでショッピングモールの裏を回る形で工場の
入り口に辿り着いたのだが、直ぐに何か違う事に気付いた。
そこは工場の正門であるのは間違いないのだが、門には『取り壊し予定地』と書いてあるし、
そもそも工事詰め所らしい物は見あたらないのだ。

仕方なくH氏に場所の確認したところ、『当たらずも遠からず』の所を回っていたらしい。
電話で言われた歩道橋を潜ってから信号を曲がったら現場を直ぐに発見した。
(H氏が立っていたのでもう間違いようが無いのだが、目印にするはずだった工場の入り口
には看板が掛かっていないのには面食らった)
車を止め、ヘルメットを取り出して降りたところ、G建設のH氏を発見したが、雑談を
する間もなくラジオ体操が始まった。
余裕を持った筈なのに又しても滑り込みになってしまった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

ラジオ体操と朝礼の後、直ぐにシールド構内に入る事になったが、少々の誤算が発生した。
前回は荷物の殆どをクレーンとエレベータで下ろし、バッテリーロコでシールド機まで
運んだので事実上手ぶらに近い状態だった。
ところが今回はバッテリーロコの迎えは来るものの、構内には階段で降りるしかない。
幸い両H氏も荷物を持ってくれたのだが、手持ちで降りる事には変わりが無い。
狭い仮設階段が延々と続くだけでなく、最後には50cm四方の狭いハッチを開け、垂直の
階段で構内に入ると言う『立坑』とは名ばかりのものだった。

荷物が揃ったところへバッテリーロコが到着。
朝っぱらから凹み気味の一同を乗せて切刃へ向かった。

到着して直ぐに撮影を開始したが、作業は順調だった。
昼前の中途半端な時間にH親分が見学に来たりしたが、前回トラブった溶着装置も
止まる事無く動いてくれたので1サイクルを見て早々にお帰り・・・
セグメントの組み立ても含めて全てが滞る事無く行われたので撮影も順調だった。
そんな訳で、定時には通常作業は終了した。

しかし、今回はオプションメニューが残っていた。
前回結局撮影する事の出来なかった『バリアー』と呼ばれる部品の溶着を通常業務の後に
無理やり組み込む事になったからだ。
何が問題かというと、通常作業に使われる部材と違ってイレギュラーな溶着をするので
全てが現物合わせの手作業だったのだ。
ハッキリ言ってこれでは時間も材料も非効率的なので将来的には改善されると思われるが、
今日のところは目を瞑って残業。 撮影が終わったのは7時近くだった。

作業が終わったので撤収する事になったが、帰りはバッテリーロコは無い・・・
残った人数で撮影機材を持ってくれたので私は楽が出来たと思っているが、必然的に
中間立坑までは徒歩で戻りざるを得なかった。
残業で疲れているのにつくづくトホホであった。

地上に上がり、機材をクルマに放り込み帰る事にしたが、G建設のH氏が『駅まで
乗せてって』と、言うのでついでに食事をしてから千葉駅に送っていった。
今日の帰り道は全て順調だったので1時間足らずで帰宅できた。

(2005.11.11)


平成17年11月09日(水曜日)

ロケを前にして一仕事。

発進式のビデオ編集に着手したいと毎日思いつつも、ビデオコピーの仕事が完全には
終わっていないので、イマイチ気分が晴れない。
一応DVDにしてもCD−Rにしても割高な純国産品を使っているので、エラーは皆無の
筈だが、品質には万全を喫しないと後が怖い。
そんな訳もあって発送まえの検品をする事にした。

どんな短いビデオでも合計で90本以上あるので全てを始めから終わりまで見ての検品は
不可能だ。
よって、部分的に視聴して『検査済み』とする事にしたが、考えてみれば結構な労力だった。

どうすれば効率が良いか考えた結果、発送先毎にメディアの種類と枚数を書いた付箋をつくり、
少ない枚数の物から出荷に回す算段にした。
これまたどうすれば効率的かと悩んだ結果、2台のPCの片方でDVD、もう片方で
CD−Rの再生を延々と繰り返した。

結局、検品が終わり、梱包が終わった頃には夜になっていたので編集の着手はまたドロー。
母親に発送を頼んで帰宅した。

(2005.11.11)


平成17年11月08日(火曜日)

いまいちノリの悪かった一日。

出勤前、いつものように新聞を読んでいたら携帯電話が鳴った。
またもや親父からで『T建設のH氏から電話があった。 XXXに電話してくれ』という
いつもの転送電話。
電動のリクライニング椅子に座りっぱなしで動かないのだから仕事のマネージメントくらい
して欲しいものだ、と軽く腹をたてつつ指定の番号に電話を掛けた。

ところが、何度番号を確かめても通じない。
H氏はシールド構内にいるので通常の電話では通じないので特殊なPHSを使っている。
その為、内線の呼び出し動作を加えないといけない事は想像できるのだが、親父から
聞いたのは『電話番号の後に”#”』だけ。
呼び出し音の後、”#”を連打するのだが全く反応が無いのだ。

仕方がないので親父に電話を掛けて確認を取ったが、番号自体は間違っていない。
しかし、通じないままでは埒が明かないので、再度確認を取ってもらうことになった。

すると案の定、どこかで何かが間違っていたようだ。
事務所に連絡したところ電話番号自体は間違っていなかったのだが、呼び出し音の後に
内線番号が必要だったのだ。
それを粗忽者の親父が聞きそびれたのか、H氏が言い忘れたのかは分からないが、どうでもよい。
やっと電話が通じ、木曜日の朝からロケとなった。

出社して作業開始。
本当は発進式の編集を始めたいのだが、コピー作業が終わらないと集中できない。
そこで、VHSへのダビング作業をしながらCD−Rのコピー作業の準備を始めた。

CD−Rは合計で49枚コピーする必要があるので1台のPCでやるのではカッタるい。
仕事場には3台のマシンがあるので総出でやることも考えたのだが、結局2台のPCで
コピーをしながら、もう一台で別の作業をする事になった。

さて、DVDにしてもCDにしてもラベルシールを貼らないと製品にならない。
これがまた面倒な作業なのだが、丁度母親が手を空かしていたので丸投げする事にした。
夕方、水戸黄門を見ている頃にCD−Rのコピーが終わったので、それを含めて
91本の製品が出来上がった。

コピー作業が全て終わったので編集の段取りでもしようかと思ったが、時計を見ると
7時を大きく回っている。
まあ、残業をするだけのはなしだが、ガツガツ作業をする程テンパッていないので
今日のところは帰宅する事にした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − −

前日の帰り際、入れ替わりで帰宅した兄貴から『20世紀少年、読んだ?』と言われた。
仕事が忙しくて漫画の出版ペースを把握していなかったので、いつの間にか20巻が
発売されていたのだ。

『読んだ?』と、言うくらいだから自宅のどこかにあるはずだと考え、昼休みに彼方此方
探したところ末弟の漫画の山から探し出す事が出来た。

さて、今回の20巻は途中までは今までのオサライというか、飛び飛びになっていた
既出のエピソードの補間のようだった。
新しい謎は示さず、解かれた謎やバックグラウンドで展開されていたストーリーを
表に持ってきたというものなので『なるほどねぇ〜』と、いった類ではなかった。
(単行本で一気に読んでいると一々うなずく事が出来るが、連載だとストレスが溜まったろうなぁ〜)

決定的な進展もあった。
究極的な疑問の回答の一端が垣間見られたからだ。
しかし、疑問が『疑問であった理由』を明示したに過ぎず、完全な答えには程遠い。
やっぱり謎は謎のままなのだ・・・

最終回が近づいているようにも思えるし、ズルズルと続くようにも思える当たり、
演出が上手い。
多くの謎で人をジリジリと引き付けておいて、時々謎解きをしつつも、読者を
突き放す手法も堂に入っている。

スカッと明快な最終回で頭の中の霧を払拭してもらいたいものだ。

(2005.11.09)


平成17年11月07日(月曜日)

冴えない一週間の始まり。

朝、いつもの様に『オムレツ占い』をしようとフライパンを煽ったところ、間近にあった
中華なべの取っ手に激突。
オムレツは半分ガス台に落下すると言う最悪のスタートになってしまった。

気を取り直して会社に行くと、
KAITA君から発進式の写真入りCDが 届いていたので、
メールチェックの後、写真のチェックをする事にした。
それと同時に見切り発車ではあるが、DVDの大量コピー作業も始め、暫くしてから
ラベルの印刷も平行して行う事にした。

そうこうする内にT建設のT氏から電話が掛かってきて正式な発注依頼となった。
いよいよ本格的にコピー作業の開始。2台のマシンでひたすらコピーを続けた。

夜まで作業をしてDVDのコピーを35枚とラベルシール80数枚を作り終えた。
この後、VHSビデオの元テープを作り、自宅でダビングをしようと思ったのだが、
諸々の理由によりコピーがなかなか終わらなかった。
結局、元テープは作ったが自宅で作業するのには遅くなってしまったので、何も持たずに
帰宅した。

発進式のビデオ編集がなかなか始められないなぁ〜

(2005.11.08)


平成17年11月06日(日曜日)

今日も引きこもりデー。

昨日よりも体調が良かったので(?)昼近くまで惰眠を貪ってから起床。
『アッコにおまかせ』を見ながら昼ごはんだ。
続けて『噂の東京マガジン』を見終え、外出しようかと思ったが、買い物を含めても
特に用事らしい物も無い。
気が付けば、またもやごろ寝をしていまい、夕方になってしまった。

結局、今日も早々にビールを飲み始めてしまいジ・エンド。
二日続けてスエットで過ごしてしまった怠惰な週末だった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

CXの夜のニュース番組『スタメン』で歌手の本田美奈子さんが死亡した事を知った。
白血病で闘病している事はワイドショーなどで知っていたが、回復の方向にあるもの
とばかり思っていたので、唐突な訃報に思えた。
それと同時に本田美奈子さんが自分と同じ年である事にも多少の驚きを感じた。

同じ番組を見ていたら『スタメン図鑑』と言うコーナーで『デトックスに嵌る女性』を
取り上げていた。
聞きなれない言葉だが、何故か同じ日に別の番組でも取り上げられており、『解毒』を
意味した健康志向らしい。

兎に角、食品添加物を忌み嫌い、自然食品やホットヨガに興じる様子は何処か
宗教じみた物を感じた。
しかし、科学的検証の結果、怠惰な生活をしている夫の方が毒素が少ないと言うのが微笑ましい。
そんな彼女やその夫も、これまた私と同世代だった。

団塊の世代が一線を退く日が近づくにつれ、自分たちの世代が確実に中堅どころに
なりつつある事に、責任や誇らしさを感じる。
それと共にデビューするアイドルは皆自分よりも若いし、名前も覚えられない事に
自分もジジイになったなと痛感した。

(2005.11.07)


平成17年11月05日(土曜日)

完全休養の一日。

昨日のロケ疲れなのか布団で寝ているのに体中が痛く、9時過ぎに目が覚めてから二度寝
出来るような感じになれず起きだした。
いつものように王様のブランチを見ながらブランチを食べ、その後は延々とビデオの消化だ。

ビデオを見るのにも飽きてきたので、どこかへ出かけたい気もしたが結局夕方までコタツで
寝てしまい、気が付けば5時過ぎ。
既に何もする気にならなくなっていたのでビールに手を出し本日の営業を終了。

(2005.11.06)


平成17年11月04日(金曜日)

朝一で幕張方面にロケ

下り方面の出張なので時間はある程度読めるのだが、8時の朝礼に参加するために6時半
一寸過ぎに自宅を出発した。
予想通り高速道路も順調だったので余裕をもって到着する気配だった。

ところが幕張ICを降りる直前に会社から電話が掛かって来た。
出てみたところ例によって親父で、『集合場所が変わったと連絡が入ったから電話して』
と、電話番号を知らせてきたのだ。
早速電話を掛けてみたところ、要するに集合場所が以前訪れた事のある発進立坑になった
だけの話なのだ。

しかし、この電話の直後から詰まらないアクシデントが続き始めた。
先ずはトイレに行きたくて仕方がなくなったのだ。
事務所まで我慢ができればそれに越したことは無いが、渋滞と言わないまでもダラダラとしか
車は動かない。
そんな状態が続いたので暫く車を走らせるうちに我慢の限界が来てしまった。

目に入ったのはガソリンスタンドとコンビニ。
ガソリンスタンドの方が確実性は高いものの、燃料は半分以上入っているので一寸早い
気がしたし、コーヒーを飲みたかったのでコンビに飛び込んだ。
ところが、「トイレを貸してください」と言ったら『すいません、昨日から故障してます』
と、呆気なく拒否されてしまった。

既に切羽詰まってきたので今度は隣のGSに入った。
ところがそこはセルフのスタンド。
ガソリンスタンドで長い事アルバイトをしていたので給油自体は抵抗は無いが、セルフの
GSは初体験なので右も左もわからず戸惑ってしまった・・・

無事に用をたすことが出来たので気を取り直して事務所を目指した。
しかし、現場に到着したにも拘らず、駐車場(導入帯?)に鍵が掛かっていて入れない!
慌てて立坑のある導入帯に入ろうとしたのだが、こちらにも鍵が掛かっていて車どころか
人も入れない。
仕方が無いので再びH氏に電話を掛けて駐車場の事を確認。
機材を持ってやっと現場に入った頃には8時を回っていたので朝礼には参加できなかった。

H氏と合流して直ぐに本日の作業の打ち合わせをして構内に入る事になったのだが、随分と
楽な事があった。
機材はいつもと同じなので猛烈に重いのだが、発進立坑が広いので垂直方向にはエレベータも
あるし、構内への移動もバッテリーロコがあるので、切刃までは寝ていても着けるのだ。
まあ、トンネルは5kmも掘っているのでバッテリーロコでも30分以上掛かる距離なので
手持ちで機材を運ぶのは現実的ではない。

10時半頃、シールド機に到着して作業を開始。
先ずは防水用の巻きたて立てるシーンを撮影し、続いて溶着シーンと進んだので順調かと
思いきやどうもその後が続かない。
トラブルの原因を根掘り葉掘り聞くのも何なので動き始めるまで待っていたのだが、
いつまで経っても声が掛からない。

やっと動き始めそうだったのでカメラを構えて今や遅しと待っていたのだが、結局ジ・エンド
どうにか直したと思っていた機械が別の部分で故障し、全く動かなくなってしまったらしい。

機械屋さんも原因がわからず首をひねるばかりで、専門のサービスマンと連絡を取ろうとした
ものの、なかなか捕まらず夕方になって早々にタイムアップとなった。

こうして帰路に着いたものの、上り車線は延々と渋滞していてダラダラとしか動かない。
やっとの思い出辿り着いた幕張ICの入り口自体にも数珠繋ぎの車の列が出来ていた。
金を払ってまで渋滞のリスクを味わうのも嫌なので下道を走る事にした。

しかし、涼しくなったとは言ってもポンコツ2cvが渋滞に弱いのには変わりが無く、
習志野で3分ほどストライキをかまされてしまった。
暫く走っても渋滞が解消する様子も無いので目に入ったマルエツに入って小休止。
(キリンの『取れたてホップ一番絞り』が6缶1千円だったので飛びついてしまった・・・)
その後、ようやく車の流れが良くなってきたので原木ICから2区間だけ高速に乗ったが
結局、空いていれば子一時間の道のりを3時間近く掛けて帰ってきた事になる。

撮影では疲れなかったが、渋滞に疲れた一日だった。

(2005.11.06)


平成17年11月03日(木曜日) :文化の日

文化の日なので一応休み。

平日なのでそれなりの時間に目は覚めたが、特に用事も無いので二度寝を決め込んだものの、
その度に実家からの電話で起こされてしまったので惰眠に至らず・・・

夕方までテレビを見たり、ビデオを消化していたりしていたが、それだけではつまらない。
日々食べる米が底をついていたので少々の買い物へ行き、会社から明日のロケ用のビデオテープを
持ち帰り、一日終了。

早朝からのロケは面倒だなぁ〜

(2005.11.05)


平成17年11月02日(水曜日)

なんだか乗らない一日。

昨日の発進式の編集を始める前に先ずはメールチェックを始めたところ、昨日問い合わせのあった
ビデオコピーの希望価格の提示だった。

今年の春(だったかな?)に完成したビデオを大量にコピーして関係各位に配る事になった為だが、
昨日の電話では折り合いがつかなかったので、改めて希望価格を提示してきた形だった。

基本的なスタンスとして、預かったビデオを右から左にコピーする仕事ではなく、あくまでも自社で
著作権を所有するビデオを製品として出荷するものだ。
その為、こちらは高く買ってもらいたいものの、同時に利幅を持っているので大量発注に対して
安くする事も無理なことではない。
しかし、希望を言うのは構わないが、じゃ5割引でどうですかと、 言われて困ってしまった。

H親分クラスになると元のビデオを作る時に10万円、20万円値切ってくることはあっても、
ビデオの追加注文は言い値で通ってしまう事が多い。
もちろん広報部や営業部からの依頼だとガンガン値切ってくるが、それにしたって大口で2割引けば
納得してくれる。
ところが、今回の相手は若い技術屋さんだから一寸たちが悪い。
CD−RやDVD−Rの末端価格を知っているので『5割引きでも損は無いでしょ』と平然と
言ってくるのだから呆れてしまった。

確かに『5割引』でも原価割れすることは無いが、簡単に5割引に出来るのでは定価(?)を
うたっている意味が無い。
親父とも話した結果、一先ず5割引は跳ね除けて「3割引」を提示することにした。

ただ、おなじ「3割引」の提示をするのにも一応技術屋さんにわかってもらうべく、自分なりの
説明付けをメールに書き連ねることにした。
しかし、例によって書けば書く程イライラ感が募るので、修正ばかりが続いてなかなか『送信』
スイッチを押せないのだ。

結局、そんなメールを書くだけで夕方になってしまい、新しい事は出来ず終いだった。

(2005.11.05)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

朝、会社へ行く為にいつものように歩道橋を渡ったところ、セーフティーコーンが立っている
事に気が付いた。
ここを通るたびに所々外れたコンクリート製のタイルがカタカタと揺れたり、穴が開いたり
している事が気になっていたのだが、どうやらそれを補修したつもりらしい。
[写真:タイルの補修]
正にお役所仕事。 美的センスはゼロ以下だ!

しかし、敷き詰められていたタイルの代わりに詰め込んだのは単なるモルタル。
元々ススけていて綺麗なタイルとは言い難かったものの、補修するならするで気の利いた
方法を思いつかない物かと不思議に思う。

しかし、、ここは殆ど人の通らない歩道橋なのでまだマシなのかもしれない。
最近は歩道に赤や緑のカラフルなタイル状の部材を敷き詰める事があるが、下手をすると
アスファルトで埋めるだけ、と言う事すらある。
最初に設計をした人と、補修をする人が全く違うというのも要因かもしれないが、まさしく
縦割りのお役所仕事っぽくって笑ってしまうくらいだ。

(2005.11.07)


平成17年11月01日(火曜日)

朝から新宿へ出張撮影。

夏にシールド機を投入していた地下鉄工事の現場で準備が整ったので発進式が行われる
事になった。

眠い目をこすりつつ機材をポンコツ車に積み込み、7時45分に自宅を出発した。
式典自体は10時半くらいに始まる予定だが、テレビ取材が入る事になったので調整だか
打ち合わせ(?)をしたいので9時前に事務所に来てくれといわれていたからだ。

交通状況はいつも如くダラダラとしか流れていなかったが、計算通り1時間で新宿に到着。
いつものコインパーキングに車を止め、先ずは手ぶらで事務所に上がった。

緊張感の漂う事務所に入ると所長さんが出迎えてくれた。
前日の電話ではS氏と話しをしてくれと言われていたが生憎席を外しているらしく、
所長自ら現場の下見に同行してくれる事になった。
すると上がってきたエレベーターに乗ろうとしたところ、その中かららS氏がテレビ取材の
資料を持って降りてきたので事務所に逆戻りだ。
まあ、資料と言っても『お施主』さんから降りてきた単なるタイムスケジュールに過ぎず、
この件については1分足らずで打ち合わせ終了。
再び所長と二人で現場に向かったのだ。

現場に降り、いろいろと確認していた際に『本日の予定表』を渡された。
発進ボタンを押す人や、玉串奉奠をする代表者のテロップを入れる為に無くてはならない
資料なのだが、そこには『発進式:11時より』と書かれていた。
機材の搬入もゆっくり出来るし、前倒しで泡を食うよりもマシだが余裕が有り過ぎるのも
それはそれで微妙だ。
下見を終え、地上に上がって直ぐに写真撮影をお願いしている
KAITA君
『9時半って言ったけど、余裕があるからゆっくりで良いよ』と電話を掛けたのだが、
時は既に遅く、『今、集合場所に着きました』と返事があったのだ。(間が悪い・・・)

近くのコンビニでおにぎりやらお茶を買って簡単な朝食を済ませ、ゆっくりと機材を
搬入して準備を始めた。
ところが、設置したサブカメラが各方面から邪魔者にされてしまいその度に場所を変える始末。
「ここなら良いでしょ」と、思った場所にもよく見るとガムテで”バミリ”がしてあり
撮影開始間際になってまたもや移動というトホホな事態に落ちいった・・・
まあ、式が始まってしまえば成り行きに任せるしかないのだが、幸いにしてアクシデントも
無く粛々と発進式は行われた。

さて、問題は直会だ。
一寸前にあった発進式の直会のように全力疾走して駆け上がったにも拘らず、
既に始まっていたなんて事だけは御免だ。
ササッと機材を片付け、徒歩にて会場のある中華料理店を目指したのだが、下見も
していない場所なので不安が付きまとった。
そんな訳で、エレベータで7階に上がり、機材を持って会場に入ったがまだ誰もいなかった
のを見て拍子抜けしてしまったのは言うまでも無い。

直会の撮影も順調に進み、1時には撤収。
直ぐに帰ろうと思っている矢先に会社から電話が入り、別件の打ち合わせ電話を車内でする
羽目となった。
まあ、儲け話なので問題なし。

自宅に戻り、遅い昼食を食べてから出社した。
一仕事終わらせたのだからユックリしたいが、夜にお客さんからロケの打ち合わせ電話が
掛かってくる事になっているのだから仕方が無い。
電話は予定通りに掛かってきたが、事実上他愛の無い会話に終始した。

(2005.11.02)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

愛すべき東京新聞の話。

役に立つか立たないかは不明だが、私は東京新聞を読む事を日課としている。
どう言う訳か、わが家族にその習慣のある人間は私と死んだおばあちゃんくらいで、
新聞=テレビ欄+広告チラシと言うのは奥方にも共通している構図だ。

さて、私が東京新聞を読むのは一義的には『読売、朝日よりも安いから』なのだが、
時折見せる『妙な切り口』が気に入っている。
新聞各紙は日々いろいろな事を一面に載せるが、東京新聞はた〜まに他紙が全く追随しない
記事を持ってくることがある。

今回の『A級戦犯合祀』についてのすっぱ抜きも随分と興味深い。

【当時の厚生次官 合祀手続き『知らなかった』】
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051031/mng_____sya_____004.shtml
【父は合祀に慎重だった 故筑波宮司の長男証言】
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051102/mng_____sya_____005.shtml
小泉首相や閣僚が靖国神社に参拝した事に内外から批判が巻き起こっている事は
各メディアで取り上げられているが、その原因の一つが『A級戦犯の合祀』にある。
ところが、この記事によると合祀の手続きを取った時の責任者が合祀の手続きの事を
知らなかった
事になるし、合祀されたタイミングも『合祀を渋っていた宮司が亡くなった後』 らしい。
これらはスクープ記事だと思うのにテレビもラジオもこれらを取り上げる様子も無いのが
不思議なくらいだ。

確かに東京新聞は読売や朝日よりもローカル色が強くマイナーだし、紙数が少なくて
読み足りない事がある。
しかし、こういった記事を一面に持ってきたりするので、ついつい応援したくなる。

(2005.11.02)


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