でたらめ日記

平成16年11月分の日記

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平成16年11月30日(火曜日)

なんだかギクシャクした一日。

昨日やっていた仕事に先週やっていた仕事が割った入ってきたので、何とも
言えず、調子が上がらない。
元来怠け者ゆえに追い込まれないとギアがトップに入らない性質(たち)なので
1速で加速して高速道路の本道に入る直前に呼び戻された気分の悪さなのだ。

ともあれ仕事なのでまじめに取り組まねばならないのでディスクの入れ替えやら
なにやらのスタート準備をしていたところへH氏から電話が入ってきた。
『編集への要望をまとめたメモを送りたいがPDFは読めるか』との事だったが、
送られてきたデータは止められた次の仕事用だった・・・

再度気を取り直してパソコンに向かったが、まるでスタートモーターの壊れた
2cvのようにエンジンが全く掛からない。
お客さんに振り回されるのは毎度の事なので怒る気はしないが、先方も音頭を取って
いる部長に仕事を中断されて困りきっているようだ。
『まあ、それで良いのであれば焦る必要も無いのでは?』と私の中の悪魔が囁いて
いつもならばエンジン全開になる3時を過ぎても私の手を止めてしまっていた。

しかし、流石に空回りした気分のままパソコンの前に座っているのも辛くなって
きたので、毛色の変わった作業で気分を変える事にした。
始めたのは『電車のCG』だ。
『上向きシールド工法の使用方法には・・・』と言うくだりで(最低)6種類の画を
表示するするのだが、時間が短い割りに重要なシーンなので手を抜くわけには
いかない。
にも拘らず、制作時間は他のシーンと同等に掛かるので”ずーーーっと”後回しに
し続けていたのだ。
本当は電車以外にもっと簡単な物もあるが、こちらの方が手が掛かる事もあるし、
ので気分転換も兼ねている。

先ず悩んだのは『どんな電車が良いのか?』だ。
鉄道のトンネルである事を示せばよいので『いい加減』でも問題ないが、元になる
物がないとかえって作りにくいのだ。
そこであれこれ検索した結果、一番身近で見慣れた総武線などで使われている
車両を再現する事にした。

そう考えて資料を集めて着手してみると、殆ど趣味の世界に入るので何とも言えず
楽しい仕事となった。
単純そうな形状でも紙工作のようなノッペリとした物では味気ないので、ついつい
細部のディテールに拘ってしまうからだ。

結局9時近くまで作業を続けていたが、フロントマスクの途中までしか出来なかった。
明日には立体にしたいところだ。

[CG:E231の原型]
一見単純そうな物にも、微妙な曲線や面が含まれている。

昨年の今日


平成16年11月29日(月曜日)

気分を入れ替えて次の仕事に突入。
まあ、『次の』といっても、前にやった仕事を完成版へもってゆく作業なので、
先週までの仕事と内容的には大差が無い。

まずは評判が悪かったオープニング部分のやり直しからスタートした。
概ね1バージョン前の『パイロット版』にするのだが、ただ書き戻したのでは
芸が無いのでより良い効果を狙ってあれこれ悩んでいた。

しかし、そこへ横槍が入った。
先週、初めて打ち合わせに行った現場向けの見積書を作らねばならなかったのだ。
ハッキリ言ってそれくらい親父一人でやって貰わねば困るのだが、相変わらずやる事
なす事中途半端に人の手を煩わせる。
今回は見積もる項目をリストアップしているので、書き出して値段を付けるだけなのに
悪筆な上に纏まりがないので何が何だか分からないのだ。
仕方がないので母親に清書を強要するのにもかかわらず、書いているそばから言う事が
コロコロ変わる・・・
結局、清書というより『口実筆記』のようなもので親父以外には何が何だか分からない
ので、自らワープロで打ち直す羽目になった。

ところが、それすらも決定稿にならない。
何故なら、見積書の下敷きになっているのはフリー公開していた他人の作ったWord文章
なので、内部構造がイマイチ分からない上に勉強を全くしていないでレイアウトが
滅茶苦茶なのだ
故に、私がそのデータを引き継いで『清書』する必要が生じる。
1枚の見積書を作るのに社員3人掛かりってのは迷惑極まりない話だ。
終いには『文字のレイアウトがあーだ、こーだ』と好き勝手な事を言い出し始めたので
これ以上はできないと、突っ返した。

言い知れない徒労感を憶えつつ元の仕事に戻ろうとしたら、H親分から電話があり、
またもや週末に編集の立会いに来る事になった。
まあ、それは良いとしても今朝始めた仕事をまたまた止めて、元の仕事に逆戻り
する事の方が精神的な強かった上に、別途つまらない雑用を押し付けられて撃沈。

バカバカしくなってきたので早々に帰宅する事にした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −

またも信じられないニュースが報道された。

『アルバイトを終えて帰宅しようとした19歳の女の子が見知らぬ男に首を刺され死亡。
犯人は逃走したが、30分程して警察に確保された。』

このユースを聞いたのは前の晩の夜だったが、今朝の段階ではテレビも新聞も
『何故刺したのか』を報じていなかった。
しかし、10時くらいのニュースで報じられた犯人の今日実を聞いてあきれ返った。
『樹海で自殺しようとしたが死にきれず、刑務所に入れば生活できるかと思った。誰でも良かった』
誰でも良かったといいつつ正確には『男では抵抗されるといけないので女なら・・・』らしい。

借金があったからか、働く気がなかったからかは知った事ではないが、自分が生きる為
には他人の命はどうでもいいと言うことなのか???
連続して起こった『皆殺し事件』も『集合自殺』も、命っていつからそんなに軽い物に
なってしまったのかと呆れ返ってしまう。

全くもって、最低の男だ。

昨年の今日


平成16年11月28日(日曜日)

お出かけでコケタ日

両国の江戸東京博物館で催されている『
大水木しげる展 』(『大』は『Oh!』と読む)の
入場券を入手していたので早起きして出かけるつもりだった。
ところが、いつもの時間に目覚ましラジオが掛かり、気が付いたのは8時半。
『大奥』のラジオドラマを聞いて9時前にラジオが止まった途端に再度爆睡。
次に目が覚めたのは12時近かった。

慌てて(と、言うほどでは無かったが)起き出して近所のスーパーで少々買い物を
してから2時過ぎに家を出たが、駅の前に向かったのは近所の自転車屋さん。
自宅には2台の自転車があるのだが、1台は何年か前にパンクしたまま放置してあったので
二人で動くときには何かと不自由していたのだ。
実はパンクした直後に自分で治したこともあるが、勝率はK1の曙とドッコイどっこい・・・
高校生時代に培った技術は何故か生かされず、奥方からの信用は地に落ちていた。
その為、良い機会なので本格的に直す事にした。

こじんまりした店に入ると客が来たことを知らせるチャイムが鳴り響いたのだが
何故か誰も出てこない。
暫く突っ立っていたら、来る途中ですれ違った40歳代の兄ちゃんが『御用ですか?』
と、商売っ気の無い風体で現われた。

パンクした自転車を見せるとエアチューブだけでなくタイヤ自体が駄目であると
判明したので直ぐに交換が決定。
瞬く間に交換して3000円也。
自転車一台が1万円もしない事を考えると高いような気もしたが、自分であれこれ
動いて治ったの滑ったのする事を考えると納得価格だろう。

何年かぶりに復活した自転車に乗り直ぐに新小岩から電車に乗り両国へ向かった。
駅からグルリと迂回して江戸東京博物館に着たが、まずは腹ごしらえ(?)
奥方の希望により、この近所にある名物の鯛焼き屋へ向かった。
ところが、日曜日の為かあいにく休み。
空腹のあまり暴れる寸前の奥方をなだめて主目的である『水木しげる展』を見に行った。
[写真:江戸東京博物館]
江戸東京博物館の外観:いつ見ても奇妙な建物だ。

個人的に妖怪は子供の頃から大好きだったので、水木しげる氏にも興味があり、人となりも
少なからず知っているつもりだった。
しかし、自叙伝漫画をベースにした半生は『数奇な』としか言いようが無い。
特に入り口に設置してある生まれてから今日までを解説した幅10mに及ぶ絵巻漫画
『人生絵巻』は圧巻だった。

1時間半ほど掛けて辛うじて『水木しげる展』は見終える事ができたが、閉館時間が
迫っていたので常設展示物は見る事ができなかった。
やはり出だしが決定的に遅かったのが敗因だが、折角近くにあるのだから身銭を切って
もう一度きても良いかもしれない。

帰り道、お腹が空いてきたのでどうし様かと考えたところ、『亀戸ぎょうざ』を食べる事にした。
しかし、出掛けにコロッケパンを少々食べただけなので亀戸に辿り着く前に野垂れ死に
する可能性もあったので軽く食べる事にした。
一応、博物館の施設内にも見るからに美味しそうなオムライスを出す店もあったのだが、
はしごをするのには少々高価だったのでパス。
結局、来る途中にあったハンバーグ屋さんで小休止した。

その後亀戸に移動したが、流石に食べた後なので直接「餃子」へは行かず、駅ビルで
腹ごなしをしてからブラブラと路地へと赴いた。

その並びにある居酒屋へ行く事があったので亀戸餃子の前は何度か通った事があったが
入るのは今日が初めてだった。
数人の女性人が忙しく切り盛りをしている店内は適度な緊張感が漂っているし、
餃子を焼く際に投入するお湯の弾ける音の凄まじさもあいまって実に勢いがある。
ハンバーグを食べずに来ていたら4皿は食べていたろうが、規定の2枚でやめる事にした。

折を見てまた来たいものだ。

昨年の今日


平成16年11月27日(土曜日)

完全休養を決め込んだ一日。

久しぶりに仕事を忘れて12時近くまで爆睡。
お腹がすいてきたのでノソノソ起き出してお好み焼きを作って食べた。

特にやる事も無かったので長らくテレビを見ていたが、夜の飲み会までには間が
あるので鹿骨の河内屋買い物へ出かけた。
しかし、規模が小さいせいかラインナップが貧弱で、レジャーとしての買い物ツアーは
不発に近い状況だった。
まあ、決まりきった買い物であればわざわざ葛西まで行くまでも無いので割り切る事にしよう。

帰宅して暫くダラダラ食いをしてから6時半頃に東邦酒場へ行った。
いつもの面子でのいつもの飲み会だが、何度食べても絶品の煮込みには感動してしまう。
前日の夜に自宅の近所で食べた定食とは雲泥の差だった。

ダラダラ食いをしていたせいか、ガツガツ食べ続けていたつもりは無いが、珍しく生ビール2杯、
ウーロンハイ1杯、ウーロン茶1杯で終了。
決して安い飲み会ではないが、何度でもきたくなる店である。

昨年の今日


平成16年11月26日(金曜日)

やっとのんびり出来た一日。

次の仕事を始めねばならないが、その前に気持ちの切り替えをする必要がある。
そこで、これまでのデータをバックアップしたりしながらテンションを下げる事にした。

2時少し前にコジマ電気で市場調査。
例のDVD制作200枚の仕事が来た時に身近でメディアを入手した場合を想定して
価格を考察してみた。
流石に『10枚スピンドルで300円』なんて激安品は売っていないが、大手の量販店でも
客寄せの為か積極的に安価な台湾製メディアを店頭に並べていることが良く分かった。

しかし、雑誌からの情報によると、きっちりと記録として残す事を考えると『日本製』しか
ありえないようだ。
日本の大手メーカーも台湾から積極的にOEM供給を受けている事を考えると十把一絡げ
にも出来ないが、納品後のトラブルなどを考えると『安かろう悪かろう』では済まされない。
やはりメディアは秋葉原の方が安いという結論に至った。

会社に戻り少々雑用をして6時半頃に早々と帰宅した。
自宅では妹の友達がフェイシャルエステの講習会(?)を開いていたが、私は門外漢なので
新聞を読んだりしながら終わるのを待つだけだった。

講習会が終わったので妹も含め4人で近所へ食事に出かけたが、最初に言った場所は
パッとしない店構えの上に安いといえないので今回もパス。
結局値段だけを考えてパチンコ屋の並びの定食屋へいった。

感想は・・・まあ、安いから仕方がないのかな?というレベル。
メインの定食はどれもそこそこの量があって5〜600円と安価だが、味はいまいち。
あれで7〜800円だったら暴れてしまうくらいだ。
私の注文した煮込み定食は450円と一番安かったが、仕上がりは特に悪かったが、
ウエイトレスのおばちゃん曰く『・・・暖めた方がいいですかね?』だって。
まあ、東邦酒場の煮込みと比べる方が大人気ないが、料理の基本が出来ていない人が
自信なさげにやっている感じがその言葉に集約している気がする。

明日は東邦さんで口直しをするか。

昨年の今日


平成16年11月25日(木曜日)

ノンビリするはずが何故かバタバタした一日。

疲れが溜まっていたせいか1時間近くも寝坊してしまい、平日なのにゆっくりスタート。
奥方を送り出し、いつものようにヨーグルトを食べながら新聞を読もうとしていたら
携帯電話が鳴ったのでH親分だと思った。

ところが電話は昨日会ったN所長。
なんだろうと思い出たところ開口一番『ビデオをDVDにできるかな?』
当然こちらも「はい、できます」と答えた。
詳しく話を聞くと会社(?)で行われる講演会の模様をビデオに撮り、DVDにしたい
という類の話だが、枚数が少々多いのだ。
妙な話だが、これだけDVDの普及が進んだ今、作業する方としても『手離れが良い』上に
コスト面でもVHSよりも安価なので良い事ずくめだ。
直ぐに見積書を出す事にして電話を切ったが、粗利の単純計算をすると久しぶりの
ホームランになる可能性が高い。

結局、この件も含めワープロ打ちなどの雑務に追われ、気がつけば5時過ぎ。
DVDのドライブやらメディアやらの市場調査を兼ねて秋葉原に赴いたが、今月の初旬に
修理に出したビデオデッキを受け取った以外は方々へ行く気にならなかった。

重い重いビデオデッキを持っていたせいもあったが秋葉原デパートでプーランチョコの
スイートバージョン(?)2種類を買い直ぐに帰宅した。
[写真:プーラン・スイート] [写真:プーラン・ビター]
食べた事の無い2枚(写真:左)を購入。パッケージを見ているだけでもリッチな気分になります。
奥方が(写真:右は)苦いと苦情を言ったから・・と言うわけではなく、甘いのも試したかっただけです。
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −

デジャヴューでは無いが、同じような事件が続けて起こった。

一つ目は無職のプーター郎による家族の皆殺し事件。
『いい年をして定職に付かず』と、厳格な父親から詰(なじ)られつづけ、『このままでは
自分が殺されると思ったから殺した』と反省する様子が無いのもこの間の青年と同じだ。
また、1才にならない子供を連れて里帰りしていた実の姉も殺してしまった理由は
恐らく『自分よりも出来がよく、比較される事に劣等感を覚え続けていた』事もあるのだろう。
されど、そんな一方的な逆恨みで平然と人を殺してしまう心境が私には理解できない。

今度の重大な犯罪を犯した容疑者も自分でやったにも拘らず、実感を伴っていない気がする。
まるで他人事(ひとごと)かテレビドラマを見ているような仮想現実の世界の住人のようだ。
死刑判決くらいの強い衝撃を与えないと『こちらの世界』に戻ってこないのかもしれない。

二つ目は日銀職員による『新札の抜き取り事件』。
まあ、殺人事件と比べると、馬鹿馬鹿しい話に思える。
『換金するつもりは無く、記念にするつもりだった』と、誰もが言っているが、
『人気のある紙幣だと千円が10万円』とも言うから真偽の程は定かではない。

そもそも『いかなる罪に問われるのか?』と言うのが気になった。
10万円で取引されるかもしれない千円札も自動販売機を通せば額面どおりにしかないし、
100枚の札束から1枚抜き取って99枚にしてしまったのとは訳が違う。
どうやら『その場所には自分のお金を持ち込んではいけない』という服務規程に違反するようだ。

泥棒をした訳ではないが服務規程に違反しているので処分される日銀職員。
国民の社会保険料を使って放蕩の限りをしているが服務規程違反にならない社会保険庁。
前者は『出来心の玄関盗』だとしたら後者は『焼き破り』か『ピッキング強盗』位の
罪だと思うのだが、世の中つくづく不平等だ・・・

昨年の今日


平成16年11月24日(水曜日)

朝から納品の準備。

昨晩仕上げたビデオを朝一でDVDに焼きこみ、そのまま納品に・・・とは行かなかった。
焼きこみ自体は直ぐに終わったのだが、親父から『一応VHSビデオも用意しろ』と、
言われていたのでダビングとラベルシールの制作も必要だったのだ。

ところが、印刷に使っているエプソンのプリンターは置いてある場所のせいか、猫に攻撃
されたり、人間に蹴飛ばされたりとガタが着始めている。
その復讐なのか、いつ使っても紙が詰まったり、印刷途中で止まったりと挙動が安定しない。
今回もラベルを1枚印刷するのに四苦八苦し、2枚目を印刷しようとしたらインク切れ・・・
慌ててインクを交換し、テスト印字をせずに印刷を始めたらカラーインクが全くでないのだ。

当然ノズルのクリーニングをしてテスト印字したが今日に限って全く印刷されない。
『何かがおかしい・・・』と思ったが、何てことは無い。
慌てていたのでインクの空気穴シールを剥がしていなかったのだ。
我ながら情けない・・・

気を取り直して印刷を再開。
2回目のノズルクリーニングでようやく印刷が出来たが、どうもムラがあって納得が行かない。
しかし、時刻は既に12時近くになり、VHSのダビングも終わっていないが時間切れ。
やむなくDVDのみを持ってゆく事になった。

別件で新しい仕事の見積もりの話もあったので社長(親父)共に昼過ぎに会社を出た。
(正直言って、私の仕事はまだまだ残っているので出かけたくなかったのだが・・・)
先ず、新宿駅の南口の程近くにある現場事務所を目指したが、初めての場所なので目当ての
ビルを通り過ぎてしまい、迂回するだけで30分近く掛かってしまった。

ゲッソリしつつG建設で広報部のA氏にDVDを手渡し、納品は終了。
ところが、会社に戻り、残った仕事をしていたところへ電話が掛かってきた。
先ほど納品したDVDが再生できないと言うのだ。

時間が無かったので焼いた機械での自己再生確認しかしていなかったがいけなかったか?
と、思ったが、ディスクのフォルダーは見えているようなのだ。
原因は良く分からないが、別件のDVDの焼付けも依頼された事だし、ついでなので
確認をしながら焼きなおす事にした。
すると、焼付けに使ったISOファイルで作ったDVDは2台のPCとSONYの
『スゴ録』で問題なく再生できたので読めなかった原因は不明のままだ。

まあ、トラブった現物が無いのでこれ以上はどうしようも調べようも無いので、もう1本の
DVDを作る事にした。
ところが、いつもと同じ手順で作業しているのに、何故か焼付けの時点でエラーが出るのだ。
英語で出されるエラーメッセージにも心あたりが無く、メディアが安物のせいかと思い始めた。
しかし、いくら安いからと言っても焼付け前にエラーが出るのも解せないし、メディアを
いくら換えても結果は変わらなかった。

そこで思いついたのがメディアとドライブとの関係だった。
使っているドライブは約1年前に買ったNECのND−1300Aなのに対し、
メディアはALL−WAYSのスピンドル。安物ながら8倍速対応の最新版だ。
DVDにまつわる環境はここ何ヶ月か目まぐるしく変動していたのでファームウェア(F/W)が
対応していないのではないかと考えたのだ。

早速ネットで検索を開始したところ、多数のヒットが有った。
それまでのF/Wは買ったままの1.06だったのに対し、見つけた1.08。
今年の8月にリリースされたと思われるF/Wなので『これでOK?』と思い、
実験してみたが同じエラーで焼くことが出来ないのだ。

この作業を始めて既に1時間以上が経過して、いい加減嫌になってきたので
突破口はないかと思い、買い置きしてあった高級品をマウントさせてみたらエラーが
起きない。
ヤッパリ元のデータには問題がないことが分かったので、改めて情報を収集したら
先ほど見つけたF/Wは最新版ではない事が判明した。
現在では1.0Aなるバージョンが存在しており、これを使ってみたところ、やっと
焼き焼きする事が出来た。

直ぐ終わると思っていたのに気がつけば9時過ぎ。
明日こそはゆっくり出来るかな?

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

大学受験に失敗した19歳の青年が両親を鉄アレーで殺害する事件がおきた。
教師をしている親から日ごろ煩く言われたのが原因になったようだが、何かがおかしい。

親子の間のいさかいが元の事件は数多くあったが、今回の場合、
・ 最初から自分で警察に通報するつもりだった(発作的ではない計画的犯行?)
・ 他の家族も皆殺しにするつもりだったが、二人殺して気持ちが萎えてしまった
・ 殺害後、兄弟と共にテレビを見たり、お菓子を食べたりしていた

容疑者の青年も『人殺しは大変な罪であり、してはいけない行為』だと、親から
学校の先生から教えられているはずだが、それらは単なる知識でしかないと言う事なのか?
特に事件後、『ついでに殺してしまったかもしれない兄弟と何食わぬ顔でいつもと同じ
ようにテレビを見ている図』が、なんだかゲームの中のモンスターを倒したのと同じ
心境だったのかと思い、空恐ろしい。

換金目当てでの万引きをするのと同じ感覚なのかも知れないが、万引きも殺人も
罪である事には変わりがない。
世の中一人一人がバーチャル独裁国家をつくり、将軍様のように振舞っているような
嫌ぁ〜な空気が漂っている。

一体、誰がいけないのだろうか???

昨年の今日


平成16年11月23日(火曜日) :勤労感謝の日

世の中は休みらしいが、今日も仕事。

もう一踏ん張りで終わりそう・・・・と、言うより次の仕事に影響が出始めているので
明日には(仮にでも)納品を済ませないといけない状況なのだ。

先ずは昨日の作業の見直し。
一応レンダリングが可能な状況まで作業は進んでいたが、改めてデータを見てみると
細かい問題がアチコチにあり、修正作業がなかなか終わらないのだ。
それでも2時を過ぎた頃に一度レンダリングをすることが出来たが、結果を見たら
つまらない失敗に気づきやり直し・・・
その際、不意に海面にグラデーションのテクスチャを貼り付ける事を思い付き、
やってみたら(インチキであるが)一層リアルな海をでっち上げる事に成功した。

[CG:海上・修正前] [CG:海上・修正後]
単に色の問題ではなく、グラデーションを貼り付ける事で空気遠近法っぽくなった。
これで水平線が呆けてくれれば言う事無しなのだが・・・

何だかんだで夜中には全編通してのレンダリングが終わったのだが、時間の関係で
残る大きな改修点が今回も見送らざるを得なくなったのは心残りだ。
とりあえず、明日納品して様子を見る事にしよう。

(11月25日にまとめ書き)

昨年の今日


平成16年11月22日(月曜日)

グロッキー気味だが朝から追い込み。

基本的には前日作った部品を箱庭に配置し、あれこれ調整する作業に終始した。
CAD図面が出てきたので縮尺や位置関係を正確に表現する事も可能であるものの、
10秒程のシーン内でナレーションの内容を具現化する事とは別次元の話だからだ。
そんな訳で抜ける手は抜きつつも、あれこれ考慮しつつトライ&エラーの作業が続く。

部品の配置が終わり、カメラ位置の移動設置が終わったのは10時過ぎ。
しかし、カメラテストをする度に問題が出てくるので、夜中になっても作業は終わらず、
結局レンダリングには至らなかった。

明日は休みだが、また仕事だな。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

朝、目覚まし代わりのラジオを聞いていて耳を疑った。
『ドラえもんの声優総入れ替え』すると言うではないか!

聞けば放送開始から既に四半世紀経ち、番組を続けて行くために若返りを狙っているらしい。
しかし、『ドラえもんと言えば大山のぶよ』『大山のぶよ言えばドラえもんと』と言う
くらいに(他のキャラクターも同様に)イメージが固定化してしまっている。
その為、ハッキリ言って人選は相当難しいだろう。

人は必ず死を迎える。
原作者の死亡後も番組や映画が制作可能なのはされ続けているのは『代わりが居るから』に
他ならないが、寅さんシリーズのように『代わりが有り得ない』で終わるよりも『水戸黄門』
方式で永遠に作り続けてゆくのであろうか?

私の懸案はむしろ『サザエさん』がいつまで続けられるかのにある・・・

昨年の今日


平成16年11月21日(日曜日)

朝のラジオも全く聞こえない程、昼まで爆睡。

のそのそ起き出し、買い物には行かずに有り物で昼食を済ませた。
作業にけりが付かないので今日も仕事なのだが、なかなかエンジンが掛からず、
結局会社に行ったのは3時近かった。

今日の作業は昨日の続き。
海の出来に自画自賛しつつも、翌日になって改めてみたら『もう少し良くなるかも・・・』
と、手を出してしまったら止まらなくなってしまった。
この辺は完全に趣味の世界なので時間の許す限り続けたかったが、肝心の構造物を作らな
ければ先に進まないので後ろ髪を引かれる思い出次のステップへ進んだ。

地下構造物は基本的にパイプ状の物体が途中で分岐したりしているだけの物だが、
海の中に突き出している部分は少々複雑な構造をしている。
根元から徐々に太さを変えながら90度に折れ曲がっているパイプをどの様に作るか
悩んだが、残された時間内でスマートな方法は思いつけそうに無かったので力技で乗り切った。

[CG:横からの図面] [CG:制作途中01]
制作途中の図(右図)。原図(左図)を元に分割したテーパー部を手作業で曲げていった。

ところが、この構造物の資料は現場に掛けられていた看板の断面図イラスト位しかなかった
ので、パイプを囲むケーソンという物体の形状がイマイチ分からなかった。
円筒なのか角柱なのか、さっぱり分からなかいのでは作りこみが止まってしまうため、
以前預かったCD−ROMを何度も見直す事になった。

すると、資料写真によりケーソン自体は円筒に近い形状である事が判明したのだが、
その他の部分は謎のままだったのだ。
こうなると頼みの綱はCAD図面と思われるファイルだけとなった。
しかし、以前からCD−ROMの中に『.DWG』という拡張子のファイルが入って
いたのだが、手持ちのソフトでどうやっても開く事が出来なくて放置していたのだ。

何故読めない理由が『手持ちのソフトではバージョンが合わない』事が一番高いのだが、
滅多に使わないソフトを買ったりバージョンアップする気も起きない。
そこでフリーソフトをあれこれ試したところ、DWGをDXFに変換するソフトで
9割がたのファイルを読み込む事に成功した。

ところが、読めたら読めたで悩みが増えてしまった。
例の曲がったパイプは途中から2分割しているではないか!
[CG:上からの図面] [CG:制作途中02]
正直言って何度見ても立体的な形状を想像しかねたので修正を始めたけど・・・

まあ、こんなところまで再現しなくとも事足りる事は分かっていた物の、途中まで着手
したら止まらなくなってしまい、今日も夜中まで仕事をしてしまった。

昨年の今日


平成16年11月20日(土曜日)

土曜日だが今日も仕事。
コタツで寝てしまったせいもあるが疲れが抜けないので1時頃に出社してCGの続きだ。

まず、昨晩最後に仕掛けた合成用マスクデータでメインのビデオと背景を合成してみたが、
考えている効果までは、『あと一歩』どまりだった。
やむなく元のデータを再修正してレンダリング、再合成してチェック・・・それだけで
ほぼ半日掛かってしまった。
しかし、苦労した甲斐はあって、満足の行く結果を得る事が出来た。

さて、次もまた難問だ。
暫定版のビデオではお客さん(素人)が撮影したブレボケ画像をつかっていたのだが、
分かりにくい上に不要な看板も写っていて差し替えを指示されていた。
しかし、写っていたイラストを描き起こすだけでは全体像が把握できないので(暗にお客の
要望により)3DCGで表現する事にした。

ところが、構造物は動かないし、比較的単純な形状をしているものの、それは海底の
土の下に埋まっている設定なのだ。
その為、地面と海面をいかにして作るかに悩む事となった。

一番簡単なのは『其れらしいテクスチュア』を貼り付ける方法なのだが、都合の良い物が
直ぐには見つからないし、平面カメラの画角を移動させたときにボロが出る。
次に考えたのは『Terragen』
自然の海や山などの自然風景を超リアルに簡単に作るCGソフトで、フリー版もあるので
使えればこんなに都合の良い物もないが、使った事がないので実戦配備は直ぐには無理だ。

・・・で、結局はいつものように無手勝流で『其れらしく』作りこむ事にした。
作り方はPlane−Meshの頂点を適当にサヴディバイドしていき、ランダムに
頂点をいじった上でフラクタルサブディバイドとスムースサブディバイドで其れっぽく
調整してみた。
『雲と空』は最初から写真を貼り付けたのが作例である。

まだまだ不満が多いが所詮は短時間のシーンなので、構造物の方を作りながら調整する
事にして作業終了。
また日付が変わってしまった・・・
[CG:海上] [CG:海中]
海上部での風景(左図)から視点移動して海底(右図)へ・・・

昨年の今日


平成16年11月19日(金曜日)

息切れと飽きが目立つが、今日もお仕事。

午前中は請求書を出すのに関わるワープロ打ちをし、昼前からCG制作だ。
今やっているCGはそれぞれの動き自体は簡単なのにアチコチ複雑なタイミングで
合成をしたりする必要があるので、調整に時間が掛かる。
すり鉢状の受け口に流れ込む土をビデオテクスチャーとして張り込むにしても
回転数と流れるスピードを調整するだけで見る見る時間が流れてしまう・・・

はたまた、シールド機で削られ、落ちてくる土も別途部品を用意してアニメ設定を
していったところ、レンダリングしたらすり鉢を擦り抜ける不良品が続出した。
最初はアニメ設定の最適化を目論んだのだが、だんだん嫌気がさしてきたので、
出来上がったビデオ自体をレタッチする荒業を使う事にした。
あまりスマートな手法で無い事は分かっているが、作業が進まない事の方が悪である。

結局あれこれトライ&エラーを繰り返し、かなり良い線まで仕上がりかけたが、
土とシールド機との合成用マスクがうまく行かず、明日に持ち越した。

土曜日だけど、すかたねぇっすなぁ〜。

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奈良で起きた小学生少女の誘拐殺人事件。
誘拐して直ぐに殺害した後に母親へ『娘はもらった』などと言う写真つきメールを
送ったと言うのだから鬼畜な上に大胆不敵な犯人である。
この事件に関しては連日報道されているにも拘らず、犯人につながる決定的な情報は
未だないようだ。

相当異常性の高い犯人なので次の犠牲者が出ないうちに捕まる事を切に望む。

昨年の今日


平成16年11月18日(木曜日)

今日も朝からお仕事の続き。

まるで匍匐(ほふく)前進でもするようなスローペースではあるがデータを
修正してレンダリングと組み込みを繰り返していたら微かにゴールが見えて
来たような気がしてきた。

そんな訳で兄貴たちにビールを買ってきてもらい、小盛り上がりしながら
夜中まで作業を続けていた。
しかし、新しいシーンを作る程の余力が残っていなかったので作業終了。

昨年の今日


平成16年11月17日(水曜日)

朝からのどの調子が悪く、憂鬱な気分で仕事を開始。

なにしろ打ち合わせのたびに尺取虫式に目の前のゴールが先に移動してしまうので
何ともいえない徒労感を感じてまうのだ。
しかし、それでも納品しないと自分の給料もままならないので気を取り直すことにした。

まず、コンテンツの流れや怠惰な部分を打ち合わせどおりに調整し、CGの修正再開だ。
例によって初めて見る人には間違い探しのようなレベルの微調整のオンパレードだが、
微調整ゆえにタイミングの調整がシビアで、トライ&エラーの時間が猛烈に掛かってしまった。
結局、タイトルバックのシーンを作り直すだけで日が暮れてしまった。

流石に一日掛けてタイトルバックだけでは能率が悪すぎるので次のシーンの修正に突入。
スチールセグメントのリング数を変えたり、工法の説明シーンに既設セグメントを組み
込んだりして2、3本着手したが先は長い・・・

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夕方にニュース番組の特集コーナーを見た。

『男はベロベロに酔っ払い、周りの制止を振り切って自動車を運転し、駐車場を出た
途端にスクーターと接触事故を起こしてしまった。
すると、何を思ったのか同乗者の制止を振り切り赤信号を無視して猛スピードで逃走。
その途中で、今度は何の落ち度も無い専門学校生を引き逃げ。
その挙句、コンビニエンスストアに飛び込みカップ酒を一気飲み。
男は駆けつけた警察官に緊急逮捕されたが、ひき逃げされた学生は車に引きずられた
事による頭蓋骨折と脳挫傷により死亡。』

こうなると100対0では生易しく、1000対0位飲酒ドライバーが悪いのは誰の目にも
明らかなので「・・・コリャ駄目だ。あんたの人生終わったよ」と、言いたくなる。

ところが、この特集のタイトルは『逃げれば罪が軽くなる』という何とも嫌な物。
先のひき逃げ犯は『危険運転致死罪』の最高刑の15年が課せられても不思議ではないのに
裁判が始まると『業務上過失致死+ひき逃げ』で争われ、最高でも7.5年と半額セール
状態だと言うのだから解せない事この上ない。

何故か?
これこそ法律、そして裁判の落とし穴だが、立証できる証拠を揃えて起訴しないと
先のよな重罪を犯しても『無罪』になる可能性が極めて高いのだと言うのだ。

俗に言う『酔っ払い運転』の程度は運転時にどれくらい酒を飲んでいたのかを
『呼気1リットル中のアルコール量』によって”切割り”をする。
ところが、其れを隠蔽する為にひき逃げ直後にアルコールを飲みなおす『二度飲み』が
行われてしまうと『運転時の飲酒度』を算出できない。
よって、『危険運転致死罪』で起訴しても肝心の証拠が役に立たないので『無罪』
という事がありえるのだ。

幸い、この事件には多くの目撃証言があった為、遺族の尽力により判決を
『懲役10年』持ってゆく事が出来たそうだ。
しかし、逆にこれは稀有なケースかもしれない。
現に酩酊状態でひき逃げをし、後日出頭したと言うケースを聞いた事がある。
なにしろ『後日』なので『運転当時』という過去の状況を立証する事が出来ず、
『危険運転致死罪』での起訴が出来なかったというのだ。

根本的な話だが『人を死に至らしめた凶器』が車か否かでこうも違うのかと、思ってしまう。
何の罪も無い他人を殺害したとすれば『傷害致死』が適用されても良いはずだ。
ところが、自動車だと『誰でも意図せず簡単に人を殺してしまう』故に其れを緩和する
為なのか、或いは『産業優先の思想』がそこにあるのか、差が生まれている。
百歩譲って前者の思想があったとしても意図的に凶器として使った場合でも 罪が
緩和されてしまう矛盾が生じてしまっては本末転倒である。

この件は決して新しい論議ではないが、だからこそ高い給料を貰っている筈の
立法府の方々にはキチンと頭を使って仕事をしてもらいたものだ・・・

昨年の今日


平成16年11月16日(火曜日)

朝から那須へ出張。

今抱えている仕事全体の打ち合わせなのだが、先週、先々週と立て続けにやっているので
そう度々やっても実作業が遅れるだけの気もする。
しかし、『来てくれ』と言われれば片道2時間半掛けてでも行かねばならぬ身なのだ・・・

いつもの様に『平井大橋』から首都高に乗り、東北道を目指したが、乗って早々に
軽い渋滞に捕まってしまった。
まあ、いつもの渋滞からすれば十分に流れていたのだが、約束の時間って物があるので
出だしの足踏みは大いに嫌な事だ。

東北道に入る頃には回りの車も少なくなり、後はひたすらプレオのアクセルを踏み続けた。
佐野サービスエリアでおにぎりを食べて現地に到着したのは10時をちょっぴり過ぎて
いたが、お客さんの方もアウェーではなくホームでの打ち合わせなのでノンビリ気味だ。

会議室にH親分、H氏、O氏と私の4人が集まり早速打ち合わせを開始したが、
現状を評価し、ダメ出しをするというレベルなので正直言って先週末と大して変わりがない。
一応、別件も含め2時間程打ち合わせをしたが、実りが薄い気がする・・・

高速を飛ばして会社に戻ったが、今の仕事の納期に多少の余裕が出来た分、その後の
スケジュールが詰まるだけなのがヤルセナイ。
あれこれ気持ちの整理が付かないのでデータのバックアップなどの雑務をして7時頃に帰宅した。

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来る時と同様に帰り道も2時間半掛かるので、途中で昼食を食べる事にした。
しかし、SAの蕎麦やうどんでは少々不満が残りそうなので高速道路を降りてから食べるか
とも考えていた。
ところが、たまたま休憩によった羽生のSAにモスバーガーを発見!
迷わず初めてのモス体験となった。

[写真:モスバーガー羽生SA店]

ハンバーガーと言えばついついビックマックセットを食べがちだが、何時食べても『美味い』
と、感じたことが無い。
そもそもハンバーガーはお腹が膨れはするものの安くない上に罪悪感が残りがちで、
モスバーガーが美味しいと話に聞いていても試してみる機会が無かったのだ。
そんな訳で、モスバーガーセットなる物を注文してみた。
[写真:モスバーガーセット]

ハンバーガーにポテトと飲み物が付いて620円(税別)なので価格はマックとドッコイ
どっこいだが、一見して雰囲気に品がある。
味は・・・所詮ハンバーガーなので高が知れているが、素材の味が生きているのは間違いない。
特にみじん切りになったタマネギが「シャクシャク」と小気味の良い食感が気に入ってしまった。

こちらの方が遥かにまともな『料理』と言えよう。

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北朝鮮がらみの報道がつづいている。

拉致事件に関する新たな資料と証するコンテナの数を数えたのか、首相や幹事長は
『あちらも随分がんばったな』などと口走っているが、時間を掛けたか掛けないか
だけの話でフィクション(大嘘、出鱈目)であるようだ。
そもそも、そんなもの評価に値しない。

そもそも生きていたとしても秘密機関に関わっているので手放せないのかもしれなし、
死んでしまったとしても、『自分たちに都合が悪いので処刑した』とも言えないだけかも
知れない事は誰でも直ぐに考える事だ。

にも拘らず、小泉首相による2年前の電撃訪朝を切欠にして『日朝国交樹立』を
目論んでいる勢力が両国に居るみたいだ。
しかし、『誘拐した被害者は死んでしまいました。 お互い其れを認めて仲良くしましょう』
と、言う論理は何処の世界で通用する話なのか?
私には理解できない。

『日本が占領時代にやっていた悪行を考えれば』と、逆切れして話を逸らす手法も取るだろうが、
其れとこれとは話が違う。

無論戦争をするよりもお互いを認め合って仲良くする事に越した事が無いが、
『自分の犯罪を棚に上げて私利私欲に走る国』と誰が仲良くしたいのだろうか?
少なくとも私は思わない。

『人道支援の観点から考えれば食糧支援は必要である』と、いう話も有る。
しかし、無料で米やら物資を送る事で実際に北の人たちの生活が改善しているのかを
精査しなければ税金を払っている国民の同意を得られるとは思えない。
増して無償提供されたものを闇市で高値で売り捌いているとなれば無意味である。

それにコメ支援は無償以外に有償でも行っているにも拘らず、 元本の支払いどころか
滞っている利払いの問い合わせすら無視し続けていると言うではないか。
どうしてもあちらを支援したいと言うのであれば払ってもらうべき物を払ってもらった
後にするか、それらを棒引きにして『支援しました』と、先方の出方を見る手も有るかも
しれない。

犯罪国家は本来弱い立場、低い立場にいる事を自覚するべきなのに同じ立場か上の立場に
有り続けようとするのが『外交手腕』なのかもしれないが、何とも寂しいやら腹が立つやら・・・
とにかく『国交樹立をして歴史に名を残す事』ばかり考えて私利私欲に走るのでは
『百害あって一利無し』である。

昨年の今日


平成16年11月15日(月曜日)

週明け早々、不真面目に仕事を開始。

明日は今やっている仕事の打ち合わせをするために那須まで出張しなければならない。
そんな訳で少々無理をしても空白部分を埋める必要があったのだ。
しかし、CGの進捗状況は芳しくない上に朝から偏頭痛がするので調子が出ない。

結局、CGをデッチ上げてビデオのレンダリングが終わった頃には日付が変わって
しまい、お客さんへのWeb配信が終わったのは1時過ぎになってしまった。

明日は早いのになかなか眠れなかった。

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前日行った実験『低脂肪乳でヨーグルトを作れるのか否か』の結果は『出来る』だった。
しかし、元々の牛乳から脂肪分等を抜いているので味と同様に水っぽい、乳清の多い
柔らかいヨーグルトになってしまった。
普通のヨーグルトが残っているので本格的に食べるのはこれからだが、低脂肪乳独特の
少々癖のある味がするので、継続製作はしない可能性が大きい。

昨年の今日


平成16年11月14日(日曜日)

日曜日なので何もする気無し。

午後一で妹の知り合いがやって来るのは分かっていたが、片付けもろくにせず、
『ジャガイモチジミ』を食べながら待っていた。

フェイシャルエステ(?)の実習も終わったので、ノソノソと買い物ツアーへ出た。
先ずは近所の薬局『ぱぱす』
目的は特売のポテトチップだったが、前日に見かけた『季節限定マロン風味!?』の
リップクリームを買うか否かも悩みの種だった。

しかし、話に聞いた現物を手にとって予想通り眉をひそめた。
どう想像しても『フルーツ消しゴム』の範疇を出ない代物と考えられたからだ。
結局『買わずに後悔するよりも、買って後悔』と言う事で買ってしまったのだが、
ヤッパリ結果は『フルーツ消しゴム』。極甘のバニラフレーバーであるのは間違いないが
何処にもマロンモンブランのいる余地は無い。
秋に発売したのでそう書きたかったのかもしれないが、冬に『クリスマスケーキ風味』で
売った方が利にかなている気がした。

気を取り直して買い物ツアーを続行。
わざわざ葛西まで行かなくても河内屋はあるので篠崎店を目指した。
この店は河内屋になる前の別の店だった頃には通っていたにも拘らず、足が遠のいていた。
再開発地域のせいか道路整備が進み、風景が一新されてしまい土地勘が失われていた
のもその一因である。

いつものように鰹節や日配品を買い込み、そこそこの時間に帰宅。
自家製バジルのパスタを作って食べたら妙においしかった。

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相変わらず自家製ヨーグルトを作り続けているが、気になった事がある。
それは『低脂肪乳でヨーグルトはつくれるのか?』である。
『牛乳で豆腐は作れるのか?』は実験済み(勿論失敗)だが、最近まで馬鹿馬鹿しくて
やる気にもならなかった。

しかし、普通の牛乳での育成が順調なので一寸遊んでみる事にした。
いつもと変わらぬ方法で仕込みを行ったが、結果が出る明朝が楽しみである。

昨年の今日


平成16年11月13日(土曜日)

土曜日だが仕事に目処が付かないので朝から仕事。
いつもなら昼過ぎに登社するところを所用もあったので10時前に到着してしまった。

今日の仕事は・・・・昨日と同じ。
オープニングシーンは一先ず脇において別のシーンの修正に入った。
まあ、基本的に修正済みの部品を読み込み、アニメーションを流用するだけなので
新しい部品との干渉や『間』に問題が無ければ時間との勝負である。
(今回も元からあった部品とが干渉していた為、修正を行う羽目になった・・・)

作業が進み、新規のCGまであと一歩まで漕ぎ着けた。
しかし、暫定版では時間の関係もあり『尺あわせ』の意味合いも強い不満のあるシーン
だったので、多少変化をつけることにした。
しかし、『間』の調整が思いのほか難しく、11時近くまで残業したがうまく行かなかった。

時間が欲しい・・・

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夕飯は成り行きで兄弟で焼肉を食べに行った。
コストパフォーマンスを考えると焼肉はどうかと思ったが、兄貴が『焼肉モード』に
入っていた為らしい。

先ず向かったのは新小岩にある某焼肉チェーン店。
個人的には良い印象が無いチェーン店だが、行ったことが無かったし、多少『高級志向』に
振った雰囲気があったので決定したのだ。
朝から出かけていた奥方も誘おうと兄貴と妹を店に置いて一度自宅に戻り、連絡を
待っていたが一向に戻ってくる兆しが無い。
しかも先ほどの店は客が多くて入れそうに無いので他を探すと連絡が入った。
5分ほど家の前で奥方を待っていたが、やはり帰ってくる様子も無いので、帰宅ルートと
思われる道を通りつつ、妹たちが待つ焼肉屋を目指した。

やって来たのは蔵前橋通りにある中堅焼肉チェーン店。
先ほどの店がアッパーミドル向けとするなら此方は庶民の店・・・否、ファミレスだ。
店の中を小さな子供が雄たけびをあげなら駆け回っているし、若い親たちは其れを無視して
会話に熱中しているという最低の雰囲気だ。
(『レストラン』という単語に有った”少なからぬ憧れの響き”は昭和と共に崩御したのか・・・)

狭い駐車場に難儀しながら車を止め、先発隊に合流するまでに要した時間はビールの2杯分
程もあったはずだが、何故かテーブルには肉が乗っていない。
大して混雑していないのに店員はテンパっているようだった・・・

暫くして大皿に乗った肉がやって来たのだが、どれを食べても肉の味がしない。
流石にレバーとカルビとの差はあるが、どれが豚でどれが牛だか分からないレベルだった。
しかも、最初の大皿がなくなる前に注文したご飯とスープが届かないのだ。
やっと届いたかと思ったのは最初の大皿と共に注文した兄貴たちの分・・・・
テンパって居るのにも程がある。

結局、店には1時間半ほど居たが、鱈腹食べたはずなのに出るのはゲップと不満ばかり。
安い店は仕入れに掛けられるコストに限界があるため、当たり外れが激しいが、
この手の店であたりを引いた記憶がないなぁ〜

(食事の後、私は仕事を続行した)

昨年の今日


平成16年11月12日(金曜日)

何故か今週もクライアントが打ち合わせに来た。

正直に言って、今やっているCGの修正作業は後ろで指示をされてもレンダリングに
時間が掛かるため、直ぐに結果を出す事が難しい。
その為、進行状況を知りたいのは分かるが毎週来られても作業が止まってしまう事もある。
何よりそれが困ったチャンなのだが・・・

到着早々、昨晩までに出来ていたビデオを見てもらい感想を聞いたところ、修正しないと
いけない場面がまだ残っているし、新作部分は着手していないが、概ね良好。
早々に帰っていただき作業を進めたかったが、そうも行かず触れて貰いたくなかった
懸案場面を目の前で編集せねばならなくなった。

それはタイトルシーンから続くオープニングシーン。
オープニングは作品の顔になると共に人を引き付けるインパクトが必要なのは言うまでも無い。
しかし、今回取り上げている工法は『下から上へ掘り進む』新機軸なのでそれを強調すべく
あれこれ悩んでいるのにも拘らず、どれもお客さんの評判がイマイチだったのだ。

そこで今回は、その場で生まれたアイデアを直ぐにCGで表現して『あたり』をつける
非常に即効性のある方法をとる事になったのだ。
[写真:新作オープニング]
下から上へ掘っているように見える?

この作業は直ぐに結果がでるのでお客さんの受けがとても良いのだが、私にとっては非常に
面倒で辛い作業なのだ・・・

H親分とH氏は別の仕事もあるので昼食後にお帰りあそばしたのだが、途中まで
着手した仕事を放置するわけにも行かず、結局10時過ぎまでオープニングの調整作業で
一日が終わってしまった。

明日も仕事だな。

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残業から帰ると注文していた本が届いていた。
園原 樹氏著『カーデザイン探偵団:第1巻ミクロ編』だ。
[写真:カーデザイン探偵団]

当HPからもリンクを張らせていただいている
どんぶらこさんこと園原樹(そのはら たつる)氏が
1992年に書いた車のデザインに関しての考察本ではあるが、”車を愛して止まない”故の
ユーモアが詰まっている楽しい本だ。
しかし、いかんせん10年以上前のマイナーな本なのでアマゾンなどでも入手が出来ず、
ようやく千葉の古本屋から入手する事が出来たのだ。

じつはこの本には『第2巻』が予定されていているのだが・・・この件については
直接どんぶらこさんに聞いてみる事にしよう。

昨年の今日


平成16年11月11日(木曜日)

相変わらず朝からCGの仕事。

今日も前日修正したデータをレンダリングして編集ソフトで組み込む作業の繰り返しだ。

明日は朝からクライアントが来るので、一通りレンダリングして終わりとした。

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パレスチナのアラファト議長が亡くなったとニュース速報が入った。
ハッキリ言って彼が『良い者』なのか『悪者』なのかピンとこないが、彼の死を
転機にして和平の道に進む事を願って止まない。

合掌。

昨年の今日


平成16年11月10日(水曜日)

朝からまじめにお仕事。
納期には余裕があるような気もするが、週末に”またもや”打ち合わせに来るというので
ある程度、歩を進める必要があるのが辛い。

今日も前日作ったCGの確認作業をしながらレンダリングを始めるつもりだった。
ところが、日記に貼り付けるためのCGを切り出そうとした時に致命的な問題を
発見してしまったのだ。

1つ目は内側スチールセグメントとゴムパッキンとの干渉の問題。
2つ目はシールド機がこれまたパッキンと干渉して食い込んでいる場面がある。

両方とも基本的に変形のタイミングを再設定すれば回避できる問題だし、1に関しては
画面に出る時間は各パーツ2コマ(15分の1秒)なのでバックレるのも可能だと思った。
しかし、悪い事は出来ない物で、タイミングを修正しようとデータを見直してみたら
ゴムパッキンが対象物とのクリアランスを考慮していなかったことが原因と判明した。

結局、基本部品の構造を一部変更し、16個のバーテックスアニメを1から設定しなおす
のが最善であると諦める事にした。
まあ、昨日散々悩んで導き出した一番Coolな手法だったので気は楽だったが、
時計の針は見る見る回り、気づけば日が暮れていた・・・

1日中チマチマした修正に明け暮れていたが、気を取り直してレンダリングを開始。
今日はこの時点ではレンダリングが1本も終わっていない事に愕然となりながら、
ひたすら終了を待ち、編集ソフトに組み込もうとしていた。

しかし、悪い事は続く物で、領域補強用に巻き立てているH鋼がエントランスパッキンの
ドンガラに食い込んでいる事に気づいてしまったのだ。
実際問題、その『食い込み』が見えるのは僅かな時間なので、今度こそシラバッくれようと
考えたのだが、よく調べてみるとこのシーンで食い込むということは、その以前の
取り付けシーンでも干渉している事になる。

そもそも補強部材は暫定版では「邪魔くさい」と考えて組み込まなかったので気づか
無かった構造的な欠陥なのだ。
構造的な欠陥を放置していると別な部分にも影響が出かねないので早速修正を開始したが、
H鋼の厚みを変えるくらいでは解決しなかった。
結局、スチールセグメント、二重セグメントの枠組み、PC鋼線の全てを片側5度ずつ
開くことで、ドンガラとの干渉をなくした。
(それにしても、作業を繰り返していると品質のベクトルは次第に高くなって行くが、
あるレベルに達すると『パッと見』では分からないのがもどかしくなる場合も有る)

データが揃っていたのでレンダリング作業は続けられたが、連日の疲れが抜けないので
9時過ぎに帰宅した。

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『今抱えている仕事が終わったら次はどうなるのだろう』と、常に考えているが、
同じお客さんから切れ間なく仕事が来るのはうれしい限りだ。
今日も『新工法の実証実験をやりますので撮影をお願いします。』と、電話が入り、
来月中旬に奈良までロケに行くことになった。
このロケの直後には川崎での工場ロケ、来年には岡山での複数回ロケと目白押しである。

親父(社長)曰く『やっと(お前の代の)芽が出てきたな』と言っているが、実際には
仕事が出来ない体になっているにも拘らずロケについてきて、観光することしか頭に無い。

困った物だ・・・
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ファルージャでは猛烈な戦闘が続いていると聞く。
ご丁寧に『武装勢力の拠点となっている』との触れ込みで病院を破壊し、一般民間人の
被害状況を表面化しないだけで、相当量の民間人が巻き込まれているのは間違いない。

そもそも、テロリストを根絶やしする為の作戦を他国の軍隊がするのが正しいのか?
否、それ以前に軍事作戦でテロリストを掃討できると言う発想が正しいのか?
テロリストが犯罪者であるのは間違いないが、裁判に掛けずに殺すことが正しいのか?

一部情報では目標としていたザルカウイ一派は5割の戦力と共に、既にファルージャを
脱出しているという。
警察の特殊部隊による逮捕作戦のような
『隠密裏に緻密な計画を立て最小限の戦力と時間で実行する作戦』と今回のような
軍隊の軍事作戦とでは抜け『穴の大きさ』がまるで違うという事だろう。
この事は大空襲や原爆により焦土と化した場所にも生存者がいた事が全てを物語っている。

それでいて作戦が続く限り二次被害、三次被害をうける人間が増え続けることがヤルセナイ。
何とかならない物かな・・・

昨年の今日


平成16年11月09日(火曜日)

今日も今日とて朝からCGの続き。

先ずは前日に作業を終えられなかったCGの追加作業とレンダリングから開始し、
終わった物から順にビデオ編集ソフトで時間軸に配置していった。

今日も完全な新作部分は後回しにして、昼過ぎからは『作業手順』部分の修正を始めた。
出だし部分には昨日苦労した『内側スチールセグメント』のパーツを読み込み、
アニメーション設定を加えれば直ぐにレンダリングが始められた。
しかし、エントランスパッキンのシーンは『唯のドンガラでは意味が通じない』と、
事前に指摘されていたので、現物に合わせる形でゴムパッキンを植えつけることにした。

しかし、この部品の困ったところは『ゴム製で折れ曲がる』点にあった。
ゴム製という設定なので『関節』を用いずに変形するのでバーテックスアニメを設定し、
部品をコピーするところまではうまく行ったと思った。
ところが内側スチールセグメントが外れて出てくるシーンでは(当然だが)パッキンに
干渉してしまうので、何もしないと壁抜け状態になってしまうことに気づいた。

まあ、1枚毎に逆に折れるアニメを追加すればよいだけの話だが、60枚もあるので
力技では気が遠くなってくる。
その為、最初こそシラバックれる事も考えたが、90度の範囲にある16枚に個別の
タイミングを設定してコピーすれば大幅に省力化が出来ることに済む事に気づいた。
早速基準となるパーツとバーテックスアニメを用意して16種類のアニメ設定を行い、
微調整を加えつつプレビューしてみたところ、苦労しただけあって面白い画を作ることができた。
[CG:エントランスパッキン]
エントランスパッキンから内側スチールセグメントが出てくるシーン
ゴムパッキンの動きも設定したけれど・・・

新しい事を覚えてより複雑なことが簡単に出来るようになったのは良い筈なのに、
次第にパラノイア(偏執狂)的になって行くのが少々怖い・・・

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ニュースでトヨタのマークUが『マークX』と名を変えてフルモデルチェンジすると
報じていた。(私の見間違い出なければNHK)
バブルの頃はマークUブロス、特に『ツアラーV』が飛ぶように売れていたが、
近年のミニバンブームによりセダンが売れずマークUが細々と売られていた感じだ。

しかし、セダンが売れない理由を『ミニバンブームだから』だと片付けるのは気が引ける。
実際問題としてセダンの筆頭であるカローラはフィットと熾烈な首位争いを続けているし、
今年に入ってからもクラウンは常に売れ行きランキングの10位以内に留まっている。

何と言うことは無い。マークUクラスの中級高級セダンが売れないのは商品としての
魅力を失っているというだけの話だ。
A地点からB地点との間を人と荷物を積んで移動する道具という意味においては
セダンもミニバンも軽自動車も大差が無い。
しかし、だからこそマークUを買える予算で周りを見渡したときに、魅力を失った
それ以外が引き立って見えるからなのであろう。

まあ、マークXがどれくらい売れるかは私には興味が無いが、一ヶ月の売り上げ台数が
シトロエンの総売上台数の1年分を越えることは間違いないだろう。

昨年の今日


平成16年11月08日(月曜日)

週明け早々、まじめにお仕事。
・・・のつもりだったが、軽い二日酔に加えてマウスを操作するときに薬指が
妙に痛くてエンジンが不調気味だ。
しかし、それでも仕事は山積みなので右手に渇入れして編集作業再開である。

先週末に打ち合わせを行った追加修正分のナレーションがDATに吹き込まれて
早くも送られてきた。
ナレーション原稿は『コンテ』も兼ねた物なので、変更箇所を洗い出して順番の
入れ替えを行いながらCGの修正が主な作業である。
特に工法の説明シーンではナレーションの文言が増えてしまったのでCGもそれに
見合った長さにする必要があるため、3本のうち2本がやり換えになってしまった。

工法法説明のCGには新たに追加シーンが発生したが、それをやっていると
見た目が進まないのでじれったい。
そこで、次は作業手順のシーンの手軽そうな部分の修正をする事にした。
ところが、形状を定義する際の『立体物同士の差』を求める作業に難儀し、
1つのパーツを作るだけで夜中になってしまった。
(・・・しかも、完全には終わっていない)
[CG:二重セグメント修正前] [CG:二重セグメント修正後]
単なる板っぺらだった物(左図)にリブを設定してみた(右図)
大したシーンではないが、現実味があった方が分かり易いのは事実だ

まあ、1つの部品をキチンと作りさえすれば、他のシーンでも使えるので、やった
甲斐は有るが、年内一杯こんな作業が続くとなると出るのはため息ばかりである。

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ファルージャに事実上の戒厳令。
イラク軍とアメリカ軍の合同部隊(建前)がイラクに潜むテロリストの掃討作戦を
開始するための措置といえる。
『軍隊が行う軍事作戦ではあるが、戦争ではない』という子供には分からない論理で
ベトナム戦争以来の大地上戦が行われているらしい。

そもそもアメリカ軍の理論の恐ろしいところは
『テロリストが潜伏する場所は空爆しても構わない』と、言うことに尽きる。
テロもテロリストも世界中のいたる所に存在しているのだから、疑心暗鬼に陥ると
東京もニューヨークもアメリカ軍の空爆を容認する事になりかねない事になる。

まあ、アメリカは空襲や空爆を経験していない国なので『される側』の事を
想像するのは無理なのかもしれないが、無関係の一般市民が空爆や地上戦に巻き
込まれる事を『自由のための礎』的な美辞麗句で片付けるのは止めて貰いたいものだ。

昨年の今日


平成16年11月07日(日曜日)

今日は予定がいろいろあったので少々早起き。
・・・の、つもりだったが目覚まし代わりに掛けているラジオが全く聞こえず、
最初に目が覚めたのは9時過ぎで、次は10時半近かった。

予定通りカレーうどんを作り、食べ終えてから近所のスーパーへ買い物。
本当は『朝市』に行くつもりだったのに気つけば12時を過ぎており、
前日立てた時間割はことごとくずれていった。

買い物から帰り、直ぐに錦糸町の楽天地に映画を見に行った。
例によって新聞屋さんから格安チケットをゲットしていたからだが、そうでなければ
これほど頻繁に映画を見に行くようにもならなかっただろう。

今回見たのはジョニー・デップ主演の話題作『シークレット・ウィンドウ(以降S・W)』
最後まで『オールドボーイ』と、どちらを見るかで悩んだが、「画が綺麗そう」
と、いう理由で軍配が上がったのだ。
『オールドボーイ』は昨日公開だというのに人影もまばらだったが、『S・W』も
負けず劣らず(?)余裕でよい席に座ることができた。

で、感想はというと「えぇ〜、それって・・・」と、微妙だ。
『謎のタネ』自体は単純なのだが、『逃げている』とも思える手法で、9月に見た
『The Village』の方が明快な分、種明かしの後味が良かった気もする。
しかし、『何故そこに至ったか』の説明が煩雑だったり、もう一回くらい見ないと
分からない部分も随所にあった。
原作は恐らく短編小説だろうから、『世にも奇妙な物語』のようなから短くまとめる
方が理にかなっているのかもしれない。

夕方から福田探偵と宣教師と3人が集まって東邦酒場でメートルを上げてしまった。
相変わらず煮込みは絶品だし、馬刺しも美味かった。
スタートが早かったので終わりも遅くならなかった筈だが、記憶が・・・

昨年の今日


平成16年11月06日(土曜日)

仕事はあるが今週は休み。

いくら寝ても眠くて仕方がないが、9時半過ぎに起き出して『王様のブランチ』を
見ることから一日がスタートした。
・・・と、は言っても、例によって食っちゃ寝ぇ〜の繰り返しだ。
磯辺巻きを食べたりインスタントラーメンを食べたりを順調に続けていたら
カウントダウンTVリピートのコーナーの前に気絶して、次に気が付いたのは
2時過ぎだったのでテレビを消してコタツでグッスリ寝てしまった。

それでも3時過ぎくらいに目が覚めたのでまたもやテレビを点けたが、
流石に全く動かないまま食べ続けるのも苦痛なので買い物に出ることにした。

向かったのは暫く前から気になっていた亀有にある酒の安売り店。
葛西の河内屋と同様に昔からある量販店だが、何時の頃からか『業務スーパー』の
看板があがっている様になっていた。
もしも葛西にあるのと同様の品揃えであれば環七をわざわざ30分も走る
必要が無くなるので度々寄る事が出来るからだ。

ところが店の前まで来て駐車場が無い事に気がついた。
昔来たのはブイブイ言わせていた頃なので反対車線も含めて専用駐車場があった
はずなのに、あるのはコインパーキングだけだった。
まあ、必要があれば止める事が出来るので路上駐車のリスクを背負う事も無いが、
品揃えを知らないなので買い得品に出会えなければ来た甲斐も無いと言うものだ。

そんな訳で早々にその店を諦めてハナマサに目的地を変更した。
しかし、こちらも空振り気味。
そもそもここへ来たのは粉チーズをまとめ買いするはずだったのに、並んで
いるのはどこにでもあるクラフトの偽パルメザンチーズのみだったのでガッカリだ。

まあ、小腹がすいたので店に入る前に200円のラーメンを食べたて冷静な判断が
出来ていたせいもあったのだろうが、「これは面白い」なんてものが無いのでは
レジャーとしての買い物ツアーは失敗といえよう。
(唯一、大きなトマト缶(1号缶?)が激安で売られてはいたが、開封後直ぐに
使いきれる量ではないので、後処理を考えると二の足を踏んでしまった)

家に帰ってからはいつもと同じテレビを見ていつもと同じ土曜日が終わった。

昨年の今日


平成16年11月05日(金曜日)

朝からH親分来る。

先週いらしたH氏と同様に10月に暫定納品したビデオの打ち合わせでは
あるが、昨日まで同社の別件CGに没頭していたので全く作業は進んでいない。
加えてH親分も別件の仕事を抱えているので引っ切り無しにメールや電話が
来るので新たに挿入するシーンを探すのすらままら無い状態だった。
結局ナレーションの打ち合わせと挿入シーンの検索だけで作業終了。

H親分を新小岩駅に送り終えたのは1時半と慌しい事この上なかった。
これでゆっくり仕事に打ち込める・・・と、思いつつもプチテンパリ状態から
明けて間もないのでやる気が沸かない。
そこで壊れたビデオデッキを修理に出しつつ秋葉原で英気を養おうと画策した。

ところが昨日と同様に悪いタイミングが重なり電車に乗ったのは5時近く。
すでに日が暮れていたせいもあり、動き回る気も失せてしまい狭い範囲を
少々うろついただけで早々に引き上げてきた。

− − − − − − − − − − − − − − − − − 

私は直接見なかったが、昼近くに『鈴木宗男元議員に有罪判決』と速報が
ながれ、夕刊の1面も当然この話題だった。
地元に利益を誘導するのは地方議員の仕事の一部といえない事も無いが、
度が過ぎるのはいけないし、増してそれを口実に私服を肥やすのは背信行為だ。
まあ、本人は法廷でも悪びれる様子も無い上に自分に不利な証言をする者を
誹謗するなど分かりやすいキャラクターではある・・・

しかし、世間では彼は既に過去の人らしく、ワイドショーの表紙の殆どは
新潟の地震で奇跡の生還をした男の子の話題ばかり。
これには少々苦笑したなぁ〜

それと気になるのはアラファト議長の容態。
昨日は死亡説も含め容態の情報が錯綜した挙句に病院側から『生きてます』
との報がでて収束したとばかり思っていた。
ところが、夕刊の1面には『生きてはいるけど脳死状態』と最悪である。
世界情勢の一翼を担っている人間の一人なので(あらゆる意味で)良い方向に
振れてくれることを望んでしまう。
昨年の今日


平成16年11月04日(木曜日)

眠い目をこすりつつ、今日も朝からCG。

昨晩仕掛けておいたCGの出来栄えを確認したところ、2、3修正が
必要なものの基本的には良好。
念のため、サンプルを仮WebSiteにアップロードしてクライアントの
反応を待ちつつ、問題点を修正する事にした。

しかし、相変わらず完成直前の作品の手直しは微妙なものばかりなので、
拘りだしたら時間がいくらあってもきりが無い。
自問自答を繰り返しながら納品用のビデオテープを発送したのは4時過ぎに
なってしまい、新しい事を始めるのには中途半端な時間になってしまった。

本当は秋葉原に壊れたビデオデッキを修理に出しに行く用事があったのだが
車で行く元気も無かったので見送る事にして早々に帰宅した。

明日は朝からH親分がくる事になっているが、何も進んでいないから
風当たりが強そうで心配だ・・・

昨年の今日


平成16年11月03日(水曜日) :文化の日

旗日ではあるが、CGに目処が立たないので昼過ぎから仕事。

土の流れに関してはどうにかなったので、残るは排出土の表現方法だ。
暫定版のときは時間の関係で鹿の糞のようになってしまい大層評判が
悪かったので、今回は汚名番外の意味もある重要なポイントだ。

問題はアニメーションの設定である。
排出土は鹿の糞のような塊のまま落ちるのではなく、形を変えながら
バラバラになって落ちたほうが『それっぽい』
しかし、バラバラになるという事は部品数が増える事だし、増えた部品の
一つ一つへのアニメーションの設定の数も煩雑になってくる。

まずは思い当たる節があったので初期のCGを読み込んでみた。
『鹿の糞』になる前にバラけながら落ちる土を表現したバージョンが
あったので参考にしようかと思ったのだ。
ところが、いくら探しても見つからない。
徹夜続きでヘロヘロになりながらやっていたので暫定データを残さず
上書きしてしまった物としてあきらめる事にした。
(まあ、お粗末な力業を使っていたので見つからないで正解だった)

そこで、最近ようやく憶えた『ヴァーテックスアニメ』を使う事にした。
バラバラになる土を個別の部品として扱うのではなく、モーフィングの
要領で段階的なアニメーションをまとめて設定できるからだ。
テストモデルを作って実験してみたところ、思っていたより簡単でありながら
自由度が高く、力技では到底不可能な”スマートな”解決方法と確認できた。

あれこれ考えながら4つの土の塊をつくり、1つずつに6箇所程度の形状を
定義して繰り返し設定をしたら完成!・・・とは行かなかった。

なにしろ慢性的な勉強不足なので分かっていない事が多いうえに、使い始めて
間が無い道具を使っている。
そのせいか、思ってもいない違った結果になってしまい、修正に梃子摺った
挙句に一からやり直したりして時間を無駄にしてしまったのだ。

半ば目処が立ちつつあったので夕食を食べながらビールを飲んでいて、
「今日はこの辺で止めておくかな・・・」と、楽観的になりかけたが、
レンダリングにどれくらいの時間が掛かるか分からない事は危険極まりない。

結局悩んだ挙句に納品が可能と思われるレベルに設定をやり直し、
レンダリングを始めてから帰宅する事にしたら日付が変わってしまった。

昨年の今日


平成16年11月02日(火曜日)

今日も朝からCG制作。

懸案事項への対処法を試そうと思いつつも、ついつい昨日までのデータの
不具合の調整に時間が掛かってしまった。
そしていよいよヤマ場に差し掛かった。

ところが原理的には非常に理想的なはずなのに、いざ試してみると時間軸の
タイミング調整が非常に微妙で、なかなかスクリューと同調してくれない。
(基準となるループ区間が見出せないというか・・・)

時間ばかり無情に過ぎてゆくのに焦りを感じてきたので、力技も試した
のだが、プログラムが複雑化する割りに実利が無く焦りに拍車が掛かった。

そこでクライアントのA氏に泣き言メールを入れたところ、今週末まで
待ってもらえるという事で話がついたので一安心した。
しかし、この時点では全く見通しが立っていなかったので絶体絶命である事は
変わりない・・・・

しばらく足掻いて実験を繰り返した結論は
『この方法は失敗だぁ〜!!』

絶望的な気分になりつつ頭を抱えていたらやっと妙案が浮かんだので
簡単な実験をしてみたところ、これがビンゴ!
ブレイクスルーは案外単純な方法であった。

次は『搾った後の土』という難物も待っているが、これは力技も可能
なので、明日には何とかなりそうである。
(・・・て、明日は旗日か)

− − − − − − − − − − − − − − − − − 

野球の新規参入の件は大方の予想通り『楽天』のみが認められた。
私は野球には全く興味が無いが、後だしジャンケンの上に出来レースが
行われたように感じられ、白ける事この上ない。

『経営体力を考えると楽天が有利と言いざるをえない』みたいな御もっともな
理由も上げていたが、年間うん十億円も赤字を垂れ流したり、売却よりも
合併を選んでしまう金銭感覚のオーナーたちの言葉とも思えない。

むしろライブドアが落とされたのは親父達の言を借りると
『ノーネクタイの社長が生意気だから駄目』というのが一番説得力のある。

まあ、堀エモン氏もこのまま黙っているとも思えないし、従順だと思って
いた楽天の社長が旧勢力に牙をむくことも考えられる。
いずれにしてもファンも選手も蚊帳の外のプロ野球が変わるかどうかは
来年以降にならないと分からないか・・・

相変わらず私には関係の無い事だけどね。

昨年の今日


平成16年11月01日(月曜日)

週明け早々、CG制作の続き。

今やっているCGは9月に仮納品する以前の6月に暫定公開用に作ったものの
焼き直しではあるが、実質的には一からの作り直しの意味がある。
なにしろあまりにも時間が無かったので『尺合わせ』で誤魔化してしまい、
肝心の機能の説明がお座なりになっていたのだ。

しかし、時間をタップリ貰ったからといっても出来る物もあれば出来ぬ物もある。
今回は典型的な『後者』であり、無手勝流や力技が通じない難物だ。

問題の地点に行き着くまでの途中経過を作り込みながらあれこれ考えてはいたが、
いざ始めるとスクリュープレスで搾られる土の変化表現が悩んでも悩んでも上手く
いかないのだ。

結局夜中まで残業してテストモデルで実験していたが、上手くいかないので帰る事に
したが、自宅でもあれこれ考えたら新しい(?)アイデアが出てきたので明日試す
つもりである。

また夢に出てきそうだ・・・

昨年の今日


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