でたらめ日記

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平成18年04月分の日記

2006年
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平成18年04月30日(日曜日)

ちょっくら戸塚方面にドライブ。
昨日は体調不良で何も出来なかったので早々と起き出して活動を開始した。
(長く寝すぎたので体中が痛い・・・)

まずは近所のスーパーへ買出し。
奥方は完璧にゴールデンウィークに突入しているので纏め買いの必要は無いが、今朝食べる
物が一寸寂しかったからだ。
いつものように卵と牛乳、ビールやらを買い込み早々に帰宅して『広島焼き』リベンジだ。
回を追う毎に下手になる焼き方を初歩から見直し、揚げ玉も使って焼いたところ久しぶりに
まともな物が出来上がった。
やはり、何事にも基本が大事ということか・・・

さて、お腹が膨れたところでドライブに出る事にした。
金曜日に話しのあった『原宿交差点』とやらを見学に行く事にしたのだ。
ただし、あくまでも『撮影依頼』があったわけではないのでそれ自体ではお金にはならない
可能性は高い。
それ故にデジカメ以外の機材は持って行かなかった。
(本当は小型のビデオを用意していたのだが、玄関に置き忘れたのだ・・・反省)

奥方と共にポンコツ2cvに乗り込み、いざ戸塚を目指した。
一応事前に場所の目星はつけていたし、カーナビも装備して行ったのだが、一寸情け無い
状態に陥った。
カーナビの本体が不調なのかアンテナの接触不良なのかは不明だが、衛星を捕捉したかと
思った矢先に電波を受けなくなるのでカーナビの体をなさなかったのだ。
結局、途中から車に積みっぱなしにしてあった古い地図を見つつ1号線に辿り着いた。
交差点から一寸入ったところにあるスーパーに有料駐車場があったので素直に駐車。
早速撮影を開始した。

さて、目的地である『原宿交差点』は横浜市戸塚区にある国道1号線と環状4号線との
交差点と、いうよりも『渋滞ワーストワン』で有名な交差点らしい。
近々この交差点を立体交差にするらしく、その模様をシミュレートしたCGを作るのが
依頼内容だ。

ただ、普通の写真を撮ったのでは意味が無いし、面白くもなんとも無い。
事前に受け取っていたパースのサンプルは鳥瞰とまでは行かないまでもかなり高い
画角で撮った事を前提としたものだからだ。
そこでデジカメを一脚に取り付け、目いっぱいに伸ばした状態でシャッターを切ってみた
ところ、我ながら面白いアングルの写真になった。
[写真:普通の目線] [写真:一脚を使った目線]
普通の目線での写真(左)と一脚を使った写真(右)

しかし、冷静になって見直してみると交差点からの距離が近すぎて想定した位置に
CGを組み込むのは難しく思えてきた。

そう思いつつ辺りを見回したら一寸離れた場所に大きな歩道橋を発見。
とぼとぼ歩いて行ったところまずまずの写真になった。
本日の撮影時間は約1時間。私にとっては毎度の事だが、奥方からみたら・・・
[写真:原宿交差点]
歩道橋からの1枚。 画角的にはこのくらいでも良いが、交差点自体が遠いかな?

ロケハンが終わったので帰路に着いたのだが、トホホな事が続いた。
なにしろ、そこは国道1号線。黙って走っていても自動的に日本橋に辿り着けるのが
当たり前の一級国道だ。
なのも考えずに走り出し、暫くして横浜新道に突入して快調に飛ばしていた。
ところが、第3京浜との分岐点で後続のバイクに進路を塞がれ気が付けば第3京浜に
入ってしまったのだ。
まあ、このまま走って首都高に入れば良いだけの話だが、来た道よりも遠回りなのは
間違いない。
何となく港北ICで降りたところ100円取られるは、道に迷うは・・・
よせばいいのに頼りにならないカーナビを再起動させて道案内をさせたところ、途中から
電波を受信しなくなりフリーズ。
遠回りに遠回りを重ね、R246を通って帰ってきた。
とほほ・・・

帰宅後、今朝食べ残したお好み焼きを食べつつビールを飲み、10時には寝てしまった。
明日は朝からロケだ。
あ〜、面倒くさい!

去年の今日一昨年今日

(2006.05.01)


平成18年04月29日(土曜日)

不調だった一日。

土曜日なのでゆっくりと寝ていられるのだが珍しく早々と起き出した。
初夏を思わせる陽気に加えて伸びきった髪の毛の鬱陶しさで寝ていられなくなった
と言うのが正しい。
マイバリカンを持ち出して一人で坊主頭にし、優雅に朝風呂に入りながらテレビを見ていた。

お風呂には1時間ほど入っていたが、流石にお腹が空いてきたので出たが、大した物は無い。
前日の残り物やお菓子をつまんだりしながら『王様のブランチ』を見ていたが、『夜遊び
番長』のコーナーが始まる前に気絶。
次に気づいたのは既に夕方になっていた。

目覚めた後、暫くビデオを見たりしていたのだが、なんだか頭が痛くて仕方が無い。
中途半端な居眠りしたせいだと思ってテレビを見続けていたが、一向に頭痛が止まる
様子が無いどころか軽く寒気まで感じるようになった。

仕方が無いのでお茶漬けを食べてから薬を飲んで7時前に寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.01)


平成18年04月28日(金曜日)

グダグダの1日。

何もかもが中途半端なところで止まっているので、今日はガツンと何かを進めるつもりで
CG仕事に着手した。
ところが、機械内部のディテールアップ(細部の再現)はやればやるだけリアルになって
楽しい反面、本来セグメントに隠れて殆ど見えない部分でもある。
途中から考えを元に戻し、セグメント作りをする事にした。

夕方くらいには形になってきたので一人悦に入っていたら電話が掛かってきた。
出たところこの件の最高責任者であるT室長だった!
最近進捗状況を報告していなかったのでお小言の一つも貰うと思ってビクビクしていた。
ところ、出てきたのは『今作っているCGを使ってパース図を作ってくれ』と言う物だった。
丁度形状定義が終わったところなので『宅ファイル便』経由で送られてきたサンプルを
元にパース図を作る算段となった。

ところが送られてきたの図はあくまでもサンプルなのでそれに『手を入れる』のでは
まずいらしい。
しかし、『原宿交差点』と言われても一体何処にある交差点かも知らないし、どんな
雰囲気の場所なのかも全く分らないのでお手上げになった。
しかも、T室長は物事を達観していると言うのか動じないと言うのか、『写真のストックが
あるはずなんだけどなぁ〜』と、言いつつも結局肝心の写真は見つからなかったらしい。
まあ、今回はこの前のように『30分なんて無茶な事は言わないから』といっていたので
場合によっては現地を下見に行くつもりで電話を置いた。

その後、インターネットで原宿交差点についての調べをしてみたが、やはりパース図の
参考になりそうな写真は手に入らなかったのでCGの続きをして1日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.05.01)


平成18年04月27日(木曜日)

朝からバタバタ。

朝、出社しようと思った矢先に携帯電話が鳴った。
親父からの電話だったがのだが、ようやく岡山との連絡が取れたらしい。
曰く『諸般の事情により週末には撮影が出来そうに無い』との事。
この仕事にトラブルや遅延は付き物だが、最近そんな話ばかりだ・・・

さて、気を取り直して仕事である。
CGの仕事も気がかりだが進み具合が微妙なので目先を変えて他の作業をする事にした。
一昨日撮影してきたビデオのバックアップと取り込み作業だ。
隣の工区をやっているT建設よりも編集への着手は後になるのは分っているが、遅かれ
早かれやる作業だし、気分が乗っている時の方が手早く出来るからだ。

今回の撮影は2台のカメラを使ってそれなりの長さを撮影したが、速度調整をしないと
実際には組み込む事が出来ない。
しかし、速度調整をするにしても、やっぱり取り込みは必要になるので極力不要な部分を
削りつつ気長にキャプチャーしていった。

その後、編集ソフトに読み込んで更に不要部分を削り、速度調整をしたらシールド機は
滑らかに動き出した。
・・・それを見ていたら何だかムズムズしてきたので結局頼まれもしない簡易編集を
してアップロードまでしてしまった。

ビデオの編集が終わったので、ようやくCG仕事に復帰した。
実際、本体部分はかなり仕上がっているデータなので手を入れても殆ど改善したように
感じられないのでセグメントピースの続きを作る事にした。
ところが2、3日CGから遠ざかったせいか、なかなか調子が上がらない。
セグメントピースは一見すると単純な箱なのでざっくりと作るのは簡単だ。
しかし、作りかけていた部品の構造に気に入らない部分を見つけてしまい修正していたら
夜中になってしまった。
・・・が、見た目は変わらない。

今日もトホホだった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.28)


平成18年04月26日(水曜日)

何となく悶々とした一日。

2日続けて新宿方面にロケへ行ったので、今日はその後処理が主たる作業であるが、
ナレーション録音のスケジュール調整に関するメールのやりとりやら何やらもあって
何となく気ぜわしいスタートとなった。

落ち着かない理由はもう一つある。
週末にあると聞いている『岡山ロケ』の連絡が全く来ないからだ。
先週末の内示としては『27,28,29日の何れか1日』だが、最終掘進の推移により
最終決定となるらしいのだ。

また、移動手段も決めかねていた。
正直言って車で行くのが一番自由度は高いが、移動時間と疲労は一番高い。
対して新幹線を使うのが体力的には楽でよいのだが、運搬できる機材が限られるし、
撮影開始時間によっては旅館の手配をする必要もある。
結局のところ、先方からの連絡が無いことには何も決められないのだ。

それに加えて社長(親父)は全ての仕事に関して全くもって他人事。
『岡山に連絡を取ったのか? (先方が)連絡を忘れていたって事もあるぞ!』と、
朝から晩までクダラないテレビ番組に噛り付きつつ吐く言葉なので頭に来ない方がおかしい。
無視をして自分の仕事に集中する事にした。

しかし、2時になっても4時になっても連絡は来ない。
何だかんだ言ってもロケに行くのは私だし、全ての段取りをするのも私しかいない。
腹立たしいが岡山にいる担当者の携帯電話に連絡を入れることにした。
ところが、最初の一回目は話中。
暫くして掛け直したが、その後はずっと『電波が届かないか、電源が・・・』という訳で
音信不通なのだ。
それこそ先方からFAXでも入っていれば事務所に電話も入れられるが、それも含めて
何も無いので手の打ちようが無い。
結局、親父が朝一で電話を掛けると言う事にして、この件は先送りとなった。

その後、細々とした事で残業をしたが纏まった仕事は何も出来なかった。
あーー嫌だ嫌だ・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『100ギガぽっち』

ビデオ編集をする際にキャプチャーしたデータをHDDに保存するが、個人的には40GB
で十分以上だと思っている。
デジタルビデオの生データは9分強で約2GBの容量になるが、単純計算で180分以上の
データを保存できるからだ。
実際、『xx工法説明ビデオ』とか『○○工事記録』なんていうのを作る事が多いが、
見る側からすると10分強が見ていられる限界の長さなので、いかに40GBが膨大かは
想像に難くない。

しかし、複数の仕事を掛け持ちをしたり、過去に作った関連データを一部取り込む時
などには40GBでは手狭になる事が多い。
加えて80GBのHDDとの価格差は100円程度なので、今更40GBのHDDを
買う事は現実的ではなくなった感がある。
まあ、今に始まったことではないが・・・

さて、手元に120GBのHDDが1台ある。
3、4年位前に買った初めての100GBオーバーのドライブであるが、古いゆえか
オンボードIDEポートからは認識がうまくいかないようになってしまった。
幸いにしてRAIDカードなどの拡張IDEポートであれば多少認識に時間は掛かるが
問題なく使えているので今に至っている。

とは言っても、決定的な問題があるのは間違いない。
いい気になって使っていて重要なデータを吹っ飛ばしたのでは目も当てられないので
ネットオークションで処分する事にした。
しかし、今時の情報時代に何の処理もしないで放出して面倒な事が起きないとも限らない。
私もその辺は心得ているのでいい加減なデータでディスク全体を上書きする事にした。

・・・が、こんな単純な事をする為に専用ソフトが高値で販売されている理由が
痛いほど分った。
CG仕事で1GB以上のファイルが出てくると『でかいなぁ〜』と感じるが、それを
100本作らないとディスクはいっぱいにならない量だからだ。
それこそ、40GBでも猛烈な時間と手間を掛けてこの手の作業をやった記憶があるが、
120GBはその3倍という途方も無い量なのだ。
結局、細々とした作業の合間にやっていたせいもあるが、丸一日掛けても終わらなかった。
(我ながら能率の悪い・・・)

しかし、今となっては120GBはそれほど大きなドライブとは言えなくなってきた。
先日も160GBのドライブを買ったばかりだが、以前のように『1万円以内で』という
枠内でドライブを選ぶと『250GB』まで入手可能だ・・・
しかも、上には上があるのでゲップが出るどころか吐き気を催すほどだ・・・

そんな事を感じていたら電車の社内広告を思い出した。
『たった100億円ぽっちで人を殺すなんて・・・』(富豪刑事)
単位もなにも全くかけ離れているが、猛烈なインフレ思考であるのは共通している。
それにHDD内臓DVDドライブが全盛の今日では80GB未満のモデルはカタログ落ち
しているので事実上160GBが最低ラインだ。
故に『100ギガ』は相対的には『ぽっち』な量になってしまった感じがある。

1GBのHDDが1万円になった時に心底安くなったと感じた事もあったが、それから
何年経ったのだろうか?
あ〜、嫌だ嫌だ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.27)


平成18年04月25日(火曜日)

今日も朝から新宿へロケ

7時に起き出し、7時半に新宿へ向かったところ約1時間で到着した。
『朝9時に事務所へ連絡を』と話は付いていたので、時間的な余裕はあったのだが、
朝食を食べる時間はあまりなかった。
そこで駐車場から一番近くにあったマクドナルドでいい加減なブレックファーストを
食べてからY氏に連絡を入れたのだった。
[写真:ソーセージマフィンセット]
ソーセージマフィンセット 350円
時間がなかったし、量を食べたくなかったので・・・

暫くしてY氏と合流。早速荷物の運び込みを始めつつ、状況説明を受けた。
本日の作業は『下り路線』のトンネルを掘り終えたシールド機を到達立坑 でUターン
させる作業の撮影だ。
前日までの作業は順調なので本日も予定通り11時くらいにはUターン作業を開始すると
説明を受けたので、それに合わせて諸々のセッティングをする事となった。
極めて狭い通路と階段を何度か上り下りして、ようやく荷下ろし完了。
定点カメラとフリーカメラの用意をして今や遅しと作業開始を待つ事にした。

しかし、暫くしてやってきたJV職員の人が
『開始作業が遅れているみたいで、午後からスタートらしいですよ』と言うではないか。
まあ、重量が数10トンもある巨大な機械をジャッキだけで動かすのだからミニカーを
動かすような簡単な事ではないのは熟知しているつもりだ。
簡単に『スっと』動くだろうと思った同種の撮影に10時間も掛かった経験もあるので
2、3時間の遅れなんて物の数ではない。
そんな訳で地上部の様子を撮影したりして午後までの時間を潰す事にした。

ところが、地上の撮影を終えて地下に降りたところシールド機の角度が変わっている
事に気づき大慌てをした。
幸い動かした角度は極僅かだったし、懸案事項があるためか午前中の作業はそれを機に
終わってしまったので大した問題にはならなかった。
むしろ私に『午後から』と伝えたJV職員が目を白黒させていた・・・

昼休みになったのでおにぎりでも買いに行こうと地上に上がったら空は可也怪しい雰囲気。
セブンイレブンで買い物を済ませて外へ出たら案の定、雨が降り始めたので慌てて地下に
降りていった。
まあ、直ぐに降り止んだらしくて撮影への影響も全くなかったのは幸いだった。

さて、午後の撮影は順調そのものだった。
狭い場所で大きくて重い物を動かすので慎重の上にも慎重な作業をしていたが、立坑は
それ用にあつらえた場所なので障害物が殆ど無いからだろう。
5時を過ぎた頃にはUターンは完全に終わって、最終位置への準備作業に入った。

ところが、たまたま所長がいらしたので挨拶をしたら『今日の作業はここまでですよ』と
言われて戸惑った。
素人考えではセッティングが終われば10分くらいで最後の位置に移動できると思って
いたし、別のJV職員に横移動までやるような事を聞いていたからだ。
しかし、僅かな望みを持って待機していたが、結局行われたのは明日の最終準備と微調整
だけだったので徒労となってしまった。
とほほ・・

職工さんが全て帰った後も一人でカメラ機材の片づけをしていたら一番若いJV職員の
M君に『手伝いましょうか?』声を掛けられた。
『地獄に仏』と思いつつも他人を頼っていると体がなまってしまう。
そこでやんわりと断ったのだが、結局一番重い荷物を駐車場まで持たせてしまった。
ありがたや、ありがたや・・・

車に戻りって作業終了の報告をメールしたところ、母親から電話が入った。
すると昨日堀内カラーに出したフィルムはまだ取りに行っていないというのだ。
まあ、夜に取りに行くつもりだったらしいが、それだと結果を知るのは明日になってしまう。
ポジなので露出や色などが不安だったこともあり結局自分で取りにいった。

その後、自宅に戻ったのは8時過ぎ。
夕食を食べてしばらくテレビを見ていたが11時前にコタツで撃沈した。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.26)


平成18年04月24日(月曜日)

イベントてんこ盛りの一週間の始まり

午後から撮影に行かねばならず、午前中はその準備以外は手につかない。
会社に置いてあったRB67の最終チェックをして11時半頃に出発した。

渋滞に巻き込まれなかったので1時間程度で新宿に到着。
いつものコインパーキングに車を止め、仕事前に昼食を食べることにした。
ところが食べ物屋は選り取り緑なのにもかかわらず食べたいものを思いつかず、貴重な
時間を浪費していった。

散々うろうろした結果、飛び込んだのは吉野家。
豚丼に失望した経験があるのでメニューから鶏炭火焼丼(?)をチョイスした。
[写真:鶏炭火焼丼]
値段はかつての定番牛丼と比べて決して安くは無いが味はなかなか良い。
次があったら、また頼むだろう。

そうこうする内に約束の1時が近づいたので機材を抱え慌てて構内へ入っていった
のだが、予想に反してK氏の影も形も無い。
仕方が無いので携帯電話の使える入り口近くに戻り事務所に電話をかけたところ
午後の打ち合わせ中だったようだ。
ゆるい約束ではあったが、食後直ぐに走る必要は無かったようだ・・・

10分ほど待ってK氏が到着したので打ち合わせをしながら完成直後のトンネルに
入って行った。
当然『何処が良さそうですかねぇ〜』と言った具合の会話をしながら歩いていたのだが、
検査後の最終補修作業をしている為、撮影できるポイントは限られていた。
仕方が無いのでドンドン奥へ奥へと歩いていったら一駅分歩いてしまった。

すると仕事があるらしくK氏は立会いを離脱していまし、後戻りしながら一人で撮影を
する事になった。
一応今回は完成写真に順ずるフォーマットでの撮影なので使うのはポジフィルムだ。
いつものようにデジカメでポラ代わりの写真を撮ってから本番に挑むのだが、必然的に
長時間露光となるため1アングルの撮影に猛烈な時間がかかる。

しかも、『行き』に目星をつけていた箇所を撮影しつつ戻ってみたら補修作業が終わり
撮影可能な場所が増えているではないか!
撮らずに帰って一番後悔するのは自分なのでフイルムを詰め替えて撮影をしたのだが、
そんな目で見てゆくと『惜しい』と思うアングルが彼方此方みつかるのだ。
結局、頭の隅で『使わないだろうな』と思いつつも一通り撮影をしたところ、地上に
戻ったのは5時近かった。
[写真:地下鉄トンネル]
本日の撮影風景 1年後くらいにはここに地下鉄が通る

さて、このまま直帰しても良かったのだが、諸般の事情により京橋の堀内カラーへ
寄る事にした。
実際問題、新宿にも堀内カラーがあるし、明日も新宿にロケがあるので京橋へ行く
メリットは殆ど無い。
しかし、一人で忙しくしなくても会社で暇を持て余している人に外へ出るチャンスを
与えるというのも一興だからだ。
(それにしても、前回堀内に何時来たのかを思い出せない・・・)

会社にRB67を戻し、明日撮影に行く現場の担当者に確認の電話を入れたりして
本日の営業は終了。
明日の準備もあるので8時前に帰宅した。

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『写真産業の凋落』

朝、ネットの定点観測をしていたら『マミヤ写真事業から撤退』と言う記事に少な
からず驚いた。
つい最近、ソニーがミノルタの『α』を引き継ぐと聞いて安堵したばかりだったので
余計にショックが増した感じなのだ。

写真業界は銀塩から確実にデジタルに移行しているが、フィルムをCCDなどの
イメージャーに置き換えるだけでは生き残ってゆけないと言うのが現実らしい。

次に消えるのは・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.24)


平成18年04月23日(日曜日)

半分休み、半分仕事の買出し

午前中、近所のスーパーへ買い物へ行った。
昨日買い物ツアーに行ったので必要はなかったのだが、半ば散歩だ。
やはり必要な物は少なかったが、特売の豚肉と鶏肉があったのでゲットして帰宅した。

帰宅後、今週も広島焼きを作ったのだが、先週にも増して問題を連発。
結局何だか分らない料理になってしまった。
無念・・・

このままではいつもの日曜日と同じになってしまうので仕事の買出しへ行く事にした。
絶対的に必要なのはブローニーのポジフィルムだけだが、少々悶々としていたので
錦糸町ではなく秋葉原のヨドバシを目指した。
(電車賃は片道10円しか違わないしね・・・)

秋葉原のヨドバシについて早々、何となく寄ったPC用品売り場に『特売品コーナー(?)』
がある事に気づいた。
殆どがLLG775のM/Bばかりだったし、値段も琴線に触れる物でなかったので
サッサと離脱しようと思った。
ところが足元にバッファローのDVDマルチドライブが置いてあり、手書きの値札は
なんと2990円!?
[写真:DVDドライブ]
最新型のドライブではないだろうが1層メディア±16倍速、2層±8倍速で書き込みが
出来るので十分以上だ。
置いてあるだけ纏め買いしようかとも思ったが、冷静に考えると馬鹿馬鹿しいので
メインマシン用の1台だけ買ってフィルムのフロアーへ向かった。

フィルムのフロアーでブローニーのポジフィルムを手に取ったが、いつも若干悩む。
同じ感度のフィルムが富士フィルムでも3種類くらい出ているので慌てて手を伸ばすと
いつも使っているRDPVとは違う製品を買いそうになるからだ。
加えてRDPVがベストであるかどうかは検証した事が無いので、他のフィルムはどうかと
若干悩む。
しかし、使ったことの無い物を使うのは不安なので今回もRDPVを買う事にした。

さて、折角秋葉原に来たのでヨドバシ以外も見ることにした。
必ずしも直ぐに必要では無いのだが、若干挙動のおかしいHDDがあるので入れ替えを
行いたいと思っていたのだ。
しかし、例によって価格表を見て悩んでしまう。
はっきり言って40GBのドライブが複数ある方が仕事を捌きやすいのだが、今や
80GBのドライブとの価格差は100円程度なので現実的ではない。
そこで80GBのドライブを2台買って帰ることを考えたが、現在の台数を考えると
一寸多過ぎる気もする。
それこそ怪しいドライブをオークションで放出した利益で後から買い足す事も考え
ているので出費は最低限にしたい。

そんな事を考えて価格表を見直したら160GBのドライブが8千円弱で売っていた
ので1台買って帰社した。

会社に行ったのはCGの続きをするつもりだったからだが、実際には買ってきたHDDの
フォーマットやデータの移し変えをするに留まり、一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.23)


平成18年04月22日(土曜日)

結局ダラダラと休み。

またしてもコタツで寝込んでしまったのだが、9時頃に目が覚めた。
午後から仕事をするつもりではあったが、とりあえず午前中はゆっくりとテレビを見ながら
過ごす事にした。

すると携帯電話に着信が入った。
何かと思ったらまたしても親父からのいい加減な転送電話だった。
『xxシールドのKさんに直ぐ電話してくれ』と言われたのだが、その現場にはKさん
と言う人はいない。
直ぐに『よく似た名前の別の作業所』の事だと分ったので親父にその事を指摘したら
『どっちでも良いじゃないか』だって・・・
いくら言っても『ヌカに釘』なので怒るのも、馬鹿馬鹿しくなってきた。

さて、SGシールドの事務所に電話を掛けたら直ぐにK氏がでたので手っ取り早く仕事の
打ち合わせとなった。
昨年末にシールド機が到達したので予測はしていたがトンネルが完成したので完成写真の
撮影依頼だったのだ。
写真と共にビデオも撮る必要があるので機材は多くなるが、一つの仕事の転機になりそうだ。

さて、久しぶりに写真撮影の仕事が入ったのでフィルムも買いに行かねばならないが、
撮影は月曜の午後からなので慌てる必要は無い。
そもそも午後から仕事に行くと言っても、能率が上がらないことは目に見えているので
今日は全休にする事にした。

なんだかんだ3時頃までテレビを見た後、若干庭弄りをしてから買い物ツアーへ出た。
先ずはドラッグストアーぱぱすだ。
洗剤の類が少なくなっていたのであれこれ買い込んだのだが、他には目ぼしい物が見つから
なかったで次に行く事にした。

次はショップ99
超極細毛の歯ブラシというと『システマ』が有名だが、ショップ99で売っている歯
ブラシも侮れない。
高価な歯ブラシを長期間使い続けるよりもは安価な歯ブラシを定期的に交換した方が
歯磨き効果は高くなるからだ。
そんな訳で在庫分も含めて纏め買いした。

帰り道にドン・キホーテ系ディスカウントショップ『ピカソ』に寄った。
正直言って目的も無くわざわざ来る気になれない店だが、通り道にあるので”ついで”
に寄っただけだった。
ところが、いざ寄ってみると激安品の『チョコレート詰め合わせ』があったり、お米の
在庫が少なくなった事を思い出したりして買い物カゴは結構満杯になってしまった。

これ以上買う物も無さそうなので帰宅したが、何だか猛烈に空しい気分だった。
面白い物が無かったせいもあるが、仕事にしても遊びにしても全てが中途半端な感じで
スッキリしないのだ。
そんな事もありテレビを見ながらワインをがぶ飲みしてサッサト寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.23)


平成18年04月21日(金曜日)

今日もダラダラ

お客さんからの催促が入らないのをいい事にCGの作りこみをしているが、工法の説明を
する上では意味の無い部分もある。
その為、何処かで作業を切り上げるつもりなのだが、雑念が多くてどの作業にも集中
出来ない状態が続いている。

そんな訳で、残業をしてはみたが落としどころが見つからなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.23)


平成18年04月20日(木曜日)

仕事をしたような、しなかったような一日。

出社して、いつものようにメールチェックをしたところH親分からメールが入っていた。
内容は技術的な事でもなく、ビデオの内容でもなく、前日に発送した請求書についてだった。
もしこれが『値切り』であれば頭にも来るが、ありがたい事に『追加作業分はどうカウント
するのか?』と、言う問い合わせだったのだ。

この件で残った作業は事実上ナレーション吹き込みだけだが、完成前である事には変わりが無い。
その為、中間的に必要経費を請求しただけで、全額どころかプラスアルファーを貰うのは
大いに気が引けたのだ。
それに、相手はお得意さんだし、何処までが見積もり内でどこからが追加作業かは大層
ファジーな商売をしている。
請求をすれば貰えるのはわかっているが、そうかと言ってガッポリ貰う訳にはいかない。

そんな事もあり、仕事を全くしない親父に電話をさせる事になった。
すると、お金の話もソコソコに『来週岡山へ撮影に行ってくれ』と言う話が持ち上がった。
よくよく話を聞いてみると1年前くらいに何度か工場へ撮影に行ったりした作品の
流れであり、『急な話』ではあったが『今頃来たか』という感想のほうが強かった。
新宿での撮影予定ともバッティングしないし、実質撮影時間は大したことも無さそうなので
気分はもう『連荘ロケ』モードだ・・・

そうは言ってもやるべき事が山積みだ。
上記の追加作業に関する見積書も作成しなければいけないし、終わりそうで終わらない
CGの続きもやらなければいけない。
結局、残業までしてチョコマカやっていたが、ガツンと片付いた感覚はなかった。

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『どうなる竹島問題』

韓国がドイツで行われる『海底地名』に関する会議で独自名をつけようと躍起になっている。
日本としては『竹島は日本の領土である』というのが前提となっているから勝手な事は
されては困るとばかりに対抗措置を取る為の測量をしようとした。
ところが、この行為は国際法で認められているにも拘らず韓国政府は『拿捕も辞さず』
と、極めて硬直的な態度をとっている。
日本としては穏便に済ませようと公式、非公式に交渉を重ねているが現時点で調査船は
出航していないのでこう着状態が続いている。

どうするのが一番良い事なのかは難しいが、韓国が会議で『独自案を提案しない』と
確約が取れない限り、調査船を出すのが当然の権利だと思う。
もしも日本の調査船が拿捕されるような事があれば面倒くさい事になるかもしれないが、
恥をかくのは韓国政府だ。
韓国政府は国連に対して『拿捕したとしても紛争では無いです』と先手を打ったらしいが、
何をいわんやだ・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

さて、この件について先ほども六本木放送局で報じていたが、聞けば聞くほど竹島が
日本に帰属すると考えざるを得ない。

韓国が根拠として出してくる古地図は場所も大きさも不正確な子供の漫画レベルなのに対し、
日本が提示するのは(竹島の名前が松島になっているらしいが)位置や大きさも現代でも
使えそうな高精度な物だ。
位置や大きさを認識していない島を当時どうして『わが領土』と認識しえたのか大いに
疑問となる。

笑ったのは、韓国は古地図の欠陥を指摘されてから、位置関係を調整した物を博物館で
展示しているらしい。
韓国の学生はそんな捏造品を見て『これこそ独島がわが領土である証拠』と刷り込まれる
というから哀れに思えてくる。

また、『島根藩に竹島を韓国の物と認めさせた』とする古文書があるらしいが、これまた
インチキも甚だしい。
島根藩となんらか交渉をしたとされる朝鮮人がいたのは間違いないが、その人物は
『外交官(通信使?)』と身分を詐称した『一人の漁師』だったらしい。
しかも、たとえ島根藩の担当者が漁師を外交官と勘違いしたとしても、幕府の許可もなく
外国に領土を明け渡す事などありえようも無い。
仮にそんな事があれば島根藩は取り潰しになるのは目に見えているのだから、メリットは
全く無い。
よって、文書がまがい物であったのは間違いない。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

実はこの手の話を『嫌韓流』で読んで以来、随分と韓国政府に嫌悪感を持つようになった。
自分達を『世界一優秀な民族』と思い込むのも『被害妄想』をもつのもは勝手だが、
今回の『調査の阻止、妨害宣言』にしても自分達の利益になるなら国際法も無視する
というのは異常な事だ。

ハッキリ言って竹島に思い入れを持つ日本人は漁師さんと一部の政治家だけで、私を含めた
大多数の国民は領土問題があること自体関心がなかったはずだ。
よって『間違いなく日本の領土』と分っているが、国際法廷で白黒つけようとしている。
領土が減るのは大問題だが、問題を抱えたまま仲良くしてゆくのは難しいからだ。
それにも拘らず韓国政府は『領土問題は無い』と無視し続けている。
外務省にももっと積極的に動いてもらいたいと思う一方、やっぱり聞く耳持たずの
態度は鼻持ちならない。

何故、韓国政府が法廷に出てこないかについてコメンテーターが言っていた事が印象的だった。
曰く
『法廷に出ると言う事は客観的な証拠を出す事になる』→『今までの嘘や歪曲が表ざたになる』
→『政府転覆』
と、いう最悪のシナリオを辿るのではないかと言うのだ。
『反日』と同様に『竹島』は引き合いに出せば簡単に国民を制御できる便利な道具なので
領土や資源以上に、それを失いたくないのだろう。

韓国にしても中国にしても先方は戦争覚悟で事に臨んでいる気がするから、毅然とした
態度で臨まなければ舐められる一方だ。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『Xoopsに挑む(4)』設定編

ようやくスタート地点にたった訳だが、何から始めたらよいのか全くわからなかった。
そもそも、Xoopsに対する知識が限りなくゼロなのでWebSiteとしてカスタマイズ
しようにも右も左もわからない。
仕方が無いので管理者メニューの中を片っ端から見て回ったり、ネットサーフィンをしたり
しながらカスタマイズに関する予備知識を得る事にした。

<テーマを使って装飾を変える>
Xoopsには最初から3種類の『テーマ(themes)』が付属してくる。
これを『システム管理』→『一般設定』の中で選択する事により、サイトの装飾を
簡単に変更する事が出来る。
それこそフリーのテーマというのも配布されているので難しい事を考えなくても
気軽にやってのける強力さ(技術的垣根の低さ)はブログと感覚が似ている。

しかし、何処をどうすれば分らない状態だと言っても、会社のサイトのトップページに
全く関係の無いXoppsのアイコンが表示されているのも考え物だ。
そこで『themes』ホルダーの下にあるテーマを収めたサブホルダーの1つをコピー、
リネームし、更に中に入っていた『logo.gif』に会社の表紙画像を上書きしてオリジナル
テーマをでっち上げる事にした。

ちなみに元のロゴ用の画像はそれほど大きなものでは無い。
その為、大きな画像が表示されるかどうか自体が不安だったが、テーマを設定したら
呆気なく表示された。
しかし、やはり無意味に大きな画像だったので見ているうちに鬱陶しく思えるようになり
仮に縦横比を半分に縮小して現在に至っている。

<ユーザーグループを編集する>
『システム管理』の中に『グループ管理』と言う項目がある。
これはユーザー管理とも関係しているが、要するにログインするユーザーに『グループ』
という枠を設ける事で、提供するコンテンツを差別化できるという事だろう。
CGIによる入室制限よりも高度だし、他にどんな部屋があるかを知られずにすむとも
考えた。
しかし、それを知ったのは暫く経っての事。
最初にこの設定を開いた時は何が何だか分らなかった。(今も正確に分っていないが・・・)
[画像:グループ管理]
ユーザーグループ編集画面
モジュールを追加しているので初期設定とは異なります

ここではページにおける『各種モジュール』の有効・無効設定をする事が出来る。
つまり、ログインをしないユーザー『ゲスト』には何も見せないという設定が出来る。
それを『よく分らない状態』で弄っているうちに体得して行ったのだが、迂闊に設定を
変えたらトップページに『ログイン』が表示されなくなってしまい、戻し方が分らなかった
のでXoopsを再インストールしてしまった・・・

<ブロック管理を編集する>
Xoopsを語る上で『ブロック』というのは結構大きいと思えた。
上記の『グループ管理』と直接リンクしているのだが、この編集画面により『ログイン』
『お問い合わせ』などの項目の表示位置や表示の『オン・オフ』できる。
表示項目のカスタマイズはブログにもあるが、あちらではテキストエディターの
お世話にならないといけないし、『どの文言が何を意味するか』は少なからず勉強を
しないといけないので垣根が高い。
その点、Xoopsは『右』、『左』、『中央・左、中、右』の5段階(?)の設定を
マウスだけで行えるので強力だ。

また、WebSiteを『部品』と言う単位で作ってゆくと言うのもXoppsの特徴だ。
後述するモジュールも部品として追加して行き、サイトのデザインだけでなく、ブログ
などの機能を作りこむ事が出来るのだ。
(つづく)

構築中のサイト:エッグフォートWebSite別館 http://eggphoto.or2.ne.jp

去年の今日一昨年今日

(2006.04.21)


平成18年04月19日(水曜日)

仕事にならなかった一日。

明日行うビデオ撮影の打ち合わせをしなけいけないと思いつつも、電話に出た親父が
相手の名前を聞いていなかったので誰に聞けばよいか朝から躊躇していた。
そんな折、タイミングよくY氏から電話が入ったので無事に打ち合わせをする事ができた。

すると、一連の作業を始めるのは『明日』らしいが、『撮影は5月1日を予定してくれ』
と、言われて一寸ずっこけた。
ただ、よくよく話を聞いてみると5月1日の前にも大きな作業があるらしいが、先方で
撮る予定だとわかった。
見積書を出す時点でその作業がある事は織り込み済みなはずだが、予算の事を考慮して1日
だけの依頼にする意向だったらしい。
しかし、どちらも重要なイベントなので仮に素人が撮って、まともに写っていないとしたら
作品の見せ場が1箇所大きく減ってしまいかねない。
まあ、予算の問題であれば致し方ないと思いつつも、最終的に公開するのはお客さんだ。
その辺の事をさり気無く織り込みながら電話での打ち合わせは続いた。

しかし、今回の撮影場所は以前潜った場所から何100メートルか離れた所にある。
発進式の撮影をして依頼この現場には呼ばれなかったので撮影場所が実際にどうなって
いるかがさっぱりわからない状態なのだ。
出たとこ勝負の無手勝流も出来なくは無いが、時間的に余裕があるので現場を見ておいて
損は無い。
そんな訳で、午後から新宿へと向かった。

探偵から電話があったので予定よりも若干遅くなったが2時半くらいに事務所に到着。
簡単な打ち合わせをしてから現場に下りていったが、するとこれが猛烈に狭い。
交通量の多い都会の道路の真ん中に入り口を作ったが為に開口部が狭いのは仕方が無い。
しかし、入り口が狭いだけでなく、階段も急だし、通路も入り組んでいると言う具合で
機材を持ち込むのには最低のコンディションなのだ。

しかも、やっと降りたと思った思った場所は中間地点だったので肝心のシールド機は
更に下の階に降りないと見えないと言うのだ。
当然シールド機の見える場所まで降りて現状を確認してみた。
[写真:到達したシールド機]
到達したシールド機

この場所は到達したシールド機とこれから掘進を始める坑口が見える位置ではあるが、
よく考えてみると今回のイベントを撮影するのにはちょっと画角が悪い。
そんな訳で、中二階に行ったり、更にその上にある仮足場に上がったりしながら
ネチネチと『火曜日も撮影した方が良いのでは・・・』と繰り返した。
すると事務所に戻る途中で『やっぱり撮る方向で検討を・・・』と言う事になり、
事務所に戻り一服しているところに偶々所長が帰ってきたので撮影が確定した。

事務所を出たのは3時半頃だったので某所に寄り道でもしようかと半分思ったが、
行ったからといって特に用事がある訳ではない。
しかも小型のビデオカメラを持っていたので動き回るのも面倒くさくなってきた。
そんな訳で会社に戻る事にした

会社に戻ってからCG制作の続きをしていたが、考える事が多すぎて殆ど進まなかった。

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『Xoopsに挑む(3)』初期画面に戸惑う編

インストールが終わりサイトが出来上がったのだが、いざアクセスしてみると想像と
全く違った光景が広がっていた。
[写真:出来上がったトップページ]
エラー(?)だらけのトップページ

何の設定も行っていない初期状態なので殺風景なのは仕方が無いとしても画面を埋め
尽くしてエラーメッセージのような文字列が鬱陶しくってたまらない。
「もしかしたらインストールが上手くいっていないのでは?」と、思い、試しにログイン
してみたらログインできる。
しかし、表示される全ての画面に先と同じ類の文字列が出続けていて、まともな状態とは
思えない。
[写真:こっちも理解できないメッセージ]

メッセージの内容は全くわからないが、制御言語である『PHP』が関与している事は
ほぼ間違いが無い。
そこで手っ取り早くググッてみたところPHPのバージョンによっては不具合が起こる
という事が書かれていた。
しかし、自家製のサーバーならともかくレンタルサーバーの言語バージョンをユーザーが
どうのこうの出来るわけではない。

結局、手詰まりとなったので、全てのデータを削除してゼロからやり直すことにした。
しかし、慎重に確認をしながらインストールをやり直してみたが、手違いが見つからない。
それにも拘らずエラーメッセージは出続ける・・・

「やっぱりマニュアル本が無いとだめなのかな?」と、思ったのだが、何となくログインして
『システム管理』の項目を眺めていたら『一般設定』と言うのが目に入った。
そこで何となく設定項目を見たところ『デバックモードを有効にする』→『PHPデバグ』
なる設定があるの気づいた。
「もしや」と思ってデバグモードをオフにしてみたろころ例の鬱陶しい文字列は出なくなった。
結局のところ文字列はエラーメッセージではなく、デバックの為の物だったらしい・・・

これでやっとスタート地点に立った訳だ。
(つづく)

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『名物に・・・』

『名物に上手い物無し』と聞くが、お土産屋さんで売っている物は『美味い』『不味い』
以前にありふれている事が気に掛かる。
著名な特産物がある土地は極限られているし、仮にあったとしても会社のお土産に
鰻の蒲焼や生うどんを持って行くわけにはいかない。
結局、『xx饅頭』『○○最中』『△△クッキー』と言ったロケーションフリーな
お土産になってしまう。
ハッキリ言って場所を表すのは包み紙に書かれた文字列だけと言うのも空しい。
ラジオを聴いていたら『一番の土産は土産話』と言う事を言っている作家がいたが
言いえて妙だ。

とは言っても、そんな『下らない土産物』も土産話の入り口くらいには使えなくは無い。
そんな訳で先日名古屋に行った時にも馬鹿馬鹿しいと思いつつも幾つかのみやげ物を
買ってきた。
ところが、『売れ行き(?)』が悪かったのか奥方の会社用に渡した分が2個ほど帰ってきた。

[写真:名古屋コーチン]
名古屋名物:名古屋コーチン(!?)写真をクリックすると・・・

ハッキリ言ってこれを買ってきたのは受け狙い以外の何者でもない。
『名古屋コーチン』と書いてあるので名古屋土産の筈だが、店先で一人苦笑した一品だ。
けして某『銘菓』ではない!

岡山では何を買ってくるかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.20)


平成18年04月18日(火曜日)

何となくボケボケっとした一日

昨日は朝から挫折感を味わってしまった事もあり後味が悪かったが、明後日は一寸大きな
撮影が入っているのでそれが終わるまではゆっくりも出来ない。
そんな谷間の1日なので気楽にCGの続きをして過ごすつもりだった。

さて、先ずは昨日中途半端に終わっていたCGへのロゴ入れの続きだ。
使える大きさのロゴマークやベクトル形式のデータが無いかを再度インターネットで検索
していったのだが、どうしても1社だけ見つからなかった。
それこそ小さな画像でも拡大して書き起こせれば良いようなものだが、あまりに小さ過ぎる
のでそれも出来ないのだ。
結局、後から差し替える事を前提に小さなデータを引き伸ばして貼り付ける事にした。

ロゴが揃ったので早速データを貼り付けようと思ったが、社名のデータを眺めていたら
一寸不満を感じ始めた。
各社の社名もロゴマークと同様に独自のレタリング(書体)で作られている為、安易に
ワープロ打ちして置き換えるのは難しい物が多いのだ。
一応集めたデータは今回の利用に使えそうなレベルにあるのだが、オーバースペックとは
言い難い・・・
それに元々ベクトルデータでは無い、どこかからスキャニングした代物なので拡大すると
滲みやノイズが混ざっている状態なのだ。
まあ、ロゴマークや社名のレタリングの大きさやバランス、書き込む位置なども
あくまで仮なのだが、見ているうちにベクトルデータで書き換えたくなってしまった。

そんな訳で、この後は夜までかけてベクトルデータへの書き換え、サンプル出しをしてから
帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『Xoopsに挑む(2)』アップロード編

Xoopsを設置するためには先ずソフト自体を入手しなければならないが、公式サイトへ
行きダウンロードするだけなので楽チンだ。
最新安定版である『2.0.13a JP』ダウンロードしてみたが、解凍後のファイルサイズが
5MB程度しかない事に驚かされた。
(しかも、実際にアップロードするのは『html』ホルダー内の約4.5MB)

次にこれらのファイルをサーバーにアップロードしなければならないが超えなければなら
ない垣根がある。
それは『MySQL』が使えるサーバーかである。
私は2つのレンタルサーバーを使っているが双方ともに『PHP』と『MySQL』という二つの
制限をクリヤーしているし、『Xoos』や『MovableType』へも公式対応を表明している。

ところが古くから使っているメインのサーバーは『MySQL』の初回設定が有料だというのだ。
まあ、サーバーを使う全ての人間が使う機能でも無いので分らなくも無い。
しかし、使い物になるかならないか分らないソフトを『試す』為にお金を払うのは一寸
気が引けた。
幸いもう一方のサーバーは最初から無料で『MySQL』を使えるようになっているし、ディスク
容量にも余裕があるので素直にそっちを使う事にした。
(それこそメインのサーバーはコンテンツを全て置き換える目処が付いてからでも遅くない)

さて、いつも使っているFTPソフトで前出のデータをアップロードすればインストール
作業に入れる筈だが、一寸したトラブルに遭遇した。
たった数MBの容量しかないが、その中には1000本近いファイルがあるらしいので
アップロードにはそれなりの時間がかかる事は想像に難くない。
ところが、何がいけないのか分らないが、アップロードの最中にFTPソフトが
ハングアップしてしまうのだ。
FTPソフトでエラーが起こるとファイル名だけ記録されてトラブルの原因になる事が
あるが、幸いにして途中から書き込みが行われないだけらしい。
何時、どのファイルがエラーの原因になるのかがわからないので他の作業をしながら
『ハングアップしたらリセットして再びアップロードを試みる』という事を繰り返して
やっとアップロードが終了した。

ここまでくれば後は終わったも同然だ。
サーバーでこれらのプログラムを動かすためにFTPソフトでパーミッション(属性)変更が
必要になるが、どのファイル(フォルダ)をどの設定にするかも指示してくれるし、
確認もしれくれる。
また、CGIプログラムと違って環境設定などは自動的に行われるので入力するのは
『MySQL』のサーバー名やパスワードなどパラメーター程度だ。
テキストエディターも不要だし、初心者(時に経験者でも)を悩ませる鬼門を通らずに
済むので簡単なのだ。
後は画面に表示される確認事項に対して肯定してゆくだけであっという間に作業は完了だ。
(『MySQL』の設定が出来ているにも拘らずデータベースを認識しないというトラブルに
遭遇したが、恐らくタイムラグなのだろう)

完了の画面が出たらポータルサイト(?)の出来上がりだ。
当然設定を全く行っていないので何の機能も持たないが、『ホームページを作る知識ゼロ』で
トップページが出来上がった事を意味する。

しかし、完成したトップページを見て大いに戸惑う事になった。
(つづく)

去年の今日一昨年今日

(2006.04.19)


平成18年04月17日(月曜日)

グダグダの一日

週明け早々、朝から六本木へロケに向かった。
先週末はマシントラブルによりドタキャンとなったのでリベンジである。

作業は今日も一日中行われているので慌てて行く必要は無いのだが、渋滞が嫌なので
7時半に家を出た。
すると流石に週末と違って30分と言うわけにはいかなかったが、子一時間で到着。

機材を持って現場に歩いている最中に担当のK氏から電話が入った。
「またドタキャンか!?」と一瞬焦ったが『何時ごろ来る予定ですか?』と言われて
拍子抜けした。
「いま、現場に向かって歩いている最中ですので、間もなく到着します・・・」
てな感じなので出だしは順調である。

週末と違って多少窮屈な作業帯に機材を運び込み様子をうかがったところ、作業は
未だ始まっていないようだった。
今回の工法だと鉄の箱物(セグメント)を1個分掘進しないと次のセグメントを下ろ
せない仕組みになっている。
そこで機械が動かないうちに地上と地下の2箇所にカメラをセットし、作業が始まるのを
今や遅しと待つことにした。

しかし、掘進作業はなかなか始まらないので、地上に上がりクレーンを撮ったり、泥土
輸送のトラックを撮っていた。
ハッキリ言って地下の撮影は今日何ストロークも行われるので地上の撮影を先行させる
事にしたのだ。
『新工法』という事ではないが、地上の方でも小さな見せ場が幾つかあるからだ。
特にセグメントの搬入は施工の一部なので重要な映像なのだ。

ところが作業が始まらないのでセグメント置き場が無くなる様子は一向に無い。
そこでダメモト、警備員に予定を知っているか聞いてみた。 
すると『昨日のうちに今日の分も全部搬入したので今日は来ないですよ・・・』
と、つれない返事が返ってきた。
セグメントが来るシーンが撮れないとなると地上に立っている意味は半分以上失われた
事になるし、次が今日のようなベストコンディションであるとは限らない。
2重の意味でがっかりした。

仕方が無いので地上のカメラを仮に片付け、地下の様子を見ることにした。
すると、暫くしていたらマシンが轟音を上げ掘進が始まったようなので撮影を開始した。
まあ、撮影が始まったと言っても動きは遅いのでコマ撮り撮影に近いので気楽なものだ。

しかし、1時間ばかり撮っているうちに違和感を覚えた。
1ストローク分の施工が何時までたっても終わる気配が無かったからだ。
まあ、この手の施工は地下埋設物のコンディションに左右されるので、昨年の夏に同じ
機械による同じ工法を別の場所(極近所)でも撮影した時と違っても不思議ではない。
しかし、それにしても遅い・・・
どれくらい経ったか分らないがカッターが止まり、職工さんが元押しジャッキの油圧を
抜き始めた時には「やれやれ」と思った。

・・・が、気が付くと緩めたジャッキは1本だけ。
作業が終わったと言うより、出入りがしやすいようにしたといった趣なのだ。
そして機械屋さんの言葉がトドメを刺した。
『これからマシンをばらしますから、今日は無理っぽいですね・・・』
がちょびぃ〜〜ん!!

一度ならず二度までもマシントラブルとは付いていない。
暫く様子を見守っていたが状況が変化しているようにも見えなかったので担当のK氏と
相談をして午前中で撤収をした。
K氏も苦笑していた事は言うまでも無い・・・

時計を見たところ昼近くだったので直帰することも考えたが、帰って昼食を作って
もらうのも面倒だろうと考えた。
何処で食べるか迷った挙句、入ったのは六本木交差点のアマンドの直ぐ隣にある
『ウェンディーズ』だった。
まあ、気の利いたものは他にあったのだろうが何となくハンバーガーが食べたくなったのだ。

考えてみるとウェンディーズに入るのはこれが始めてな気がする。
何を食べるか入り口で悩んだが、結局ベーシックな『ウェンディーズバーガーセット』を
注文して一人寂しく食べて帰ってきた。
[写真:ウェンディーズバーガーセット]
ウェンディーズバーガーセット560円(税込み)
所詮ファーストフードだが、きちんと肉の味がする点はマックよりも高得点だ

あれこれあって会社に戻ったのは2時過ぎ。
朝っぱらから妙な挫折感を味わってしまったせいか、なかなか仕事が手に付かないので
目先を変えて調べ物をする事にした。
今作っているCGのマシン側面に各社の名前とロゴを入れることになったので資料を
集める必要があったのだ。

ところが、T社に関しては手持ちの資料もあったし、ネットで探したところベクトルデータ
まで入手できたものの、その次が続かない。
2社目のロゴはアルファベットの域を出ないのでどうにかなる見通しはついたものの、
3社目に至ってはロゴマークを探す事自体が困難と言う有様。
辛うじて見つかった小さなロゴマークを元にデータを作るか、素直にT室長経由でデータを
もらうか迷っているうちに夜になってしまった。

結局、全てが中途半端なまま一日が終わった。

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『Xoopsに挑む(1)』

先週の事だが、定期購読(?)している無料雑誌を読んだのを切欠にして『XoopsCube』への
挑戦を始めた。
このソフトを公式サイトのトップページにある言葉を借りて表現すると
XOOPS Cube(ズープス キューブ)は、PHP言語を用いたコミュニティサイト
構築用ソフトです。PHPおよびMySQLが利用可能なサーバであれば、約 5 分で
インストールでき、直ちに当サイトのようなユーザ登録型コミュニティサイトを
立ち上げることが可能です。必要な環境など、詳細についてはこのページ
お読みください。

http://jp.xoops.org/ より抜粋
Xoopsの事はブログ用ソフトを探している時に知ったのだが、ブログ専用ツールでは無い
事が直ぐに分ったので深く追求しなかったし、毎日チェックしている情報サイトがXoopsで
作られていた事にも気づいてもメリットには気づかなかった。
しかし、上記雑誌を見て初めて琴線に触れる物があったのだ。

Xoopsというソフト及びXoopsにより作られたWebSiteとそうで無いSiteとの違いを
考える時、Blogツールとブログサイトの『手軽さ』が思い浮かんだ。
ブログは『Weblog』という物が単純化し、日記風のサイトを簡単に作れる故に
『個人のホームページを持つ』という垣根を大幅に低くしたと考えられる。
その理由はレンタルブログの場合、個人情報をチョコッと書いて申し込みさえすれば
『HTML』や『FTP』などの懸案事項はおろか『ホームページ制作ソフト』の
存在すら考えずにサイトを立ち上げられる事に起因する。
自己流とはいえ本流に沿ってWebSiteを作ってきた私には逆にその辺の『手軽さ』や
『存在理由』がイマイチ理解でなかったくらいだ・・・

話をXoopsに戻すと、これを使うと日記風サイトに限らずWebSite全体を
深い知識無しに作ることが出来るらしいのだ。
しかも、それかかなり強力らしく、単なるサイトというよりも『ポータルサイト』を
作る能力を有しているらしい。

実はこの『ポータルサイト』という点に大いに注目した。
私の場合、試作したCGやビデオのデータを何処ともリンクしていない仮のWebSiteに
アップロードしてやり取りする事がある。
まあ、これ以上無いほど単純な構文を使っているので更新作業も殆ど苦にならないのだが、
そこへアクセスするにはメールでアドレスを知らせる必要がある。
これはセキュリティーの事を考えているからでもあるので、強化しようと思えば更に
パスワードを設ける事も出来る。

しかし、『サイトの設置』『データのアップロード』『パスワードの設定』『サイトの告知』は
それぞれ別々の作業なので仕事が忙しくなると結構煩雑になってくるので悩みの種だった。

そこでXoopsの利用を考えた。
データをアップするレンタルサーバーは大概1箇所なので事前にトップページのアドレス
だけ知らせておき、アクセス後に『新規登録データ』のような形式で書き込んでおけば
良い。
その際、ブラウザでデータのアップロードもコメントの書き込みも出来るし、更新履歴も
自動的に作られる。
しかも、アクセス制限をかける事も簡単だ。

そんな訳でCG仕事の最中にXoopsをダウンロードして設置の実験をしてみた。
しかし、新しい分野の話なので右往左往する事になった。
(つづく)

去年の今日一昨年今日

(2006.04.17)


平成18年04月16日(日曜日)

朝からダラダラ

とにかく平日の疲れを徹底的に取るために、徹底的に寝続けたら昼になった。
ある意味、普段の日曜日と変わらないって事か・・・

チンタラと起き出して先ずはブランチ。
今週もまた広島焼きを作って食べたが、回を重ねる毎に下手になってゆく気がするのは
気のせいだろうか?
『ためしてガッテン』のビデオを改めて見て勉強をしなおさねばいけないかもしれない・・・

主成分がキャベツと言えども猛烈な量を入れているので当然身動きが取れなくなった。
本当は買い物にも行きつつ車の試乗でもしたい気分だったのだが、結局ビデオを見たり
しているうちに日が暮れてしまった。

そして夜は新小岩にある焼肉店『韓国村』で久々に兄弟会議だ。
しかし、全員明日は朝から仕事なのでいつもよりも酒のペースは上がらない。
その反動なのか兎に角食べる食べる・・・
一同ほとんど会話をしないで黙々と肉を食べ続けていた為か、1時間もしたら
満腹状態になったのだが、それでもあれこれ追加注文を続けたのだ。

結局、カラオケは無しだったので8時前には撤収したが、『やり遂げた感』が無いのは
一寸不満だった。

明日はロケか・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.16)


平成18年04月15日(土曜日)

朝からロケ

先週打ち合わせに行った六本木の現場に出張撮影に行かねばならなかったが、連日の
疲れがたまっているせいか、目覚ましがなってもスパッと起きられなかった。
それ故、『7時に起きて7時半に出発』のつもりが起きたのは7時半過ぎになり、
簡単な朝食まで食べてしまったので出発も8時半を回ってしまった。

まあ、一日中同じ事を繰り返す作業なので『何時でもいいですよ』と言われていたし、
10時前に撮り始めれば諸条件も悪くはならないから何も問題は無い・・・
土曜日の朝だけあって渋滞もなく、あっさりと六本木に到着。
現場近くのコインパーキングに車を止め、機材を持って作業帯に入ったのは9時一寸
過ぎだった。

すると作業帯にはこれから降ろすであろう鋼管が準備されていたので慌てて撮影
準備を始めた。
しかし、流石に担当者に連絡を入れておかないと後から問題が起こらないとも限らない。
カメラを三脚にセットしてからK氏に電話をかけてみた。
すると『あっ、ごめ〜ん、電話するの忘れていたぁ〜』と、実にフレンドリーな
答えが返ってきた。
なんでも昨晩マシントラブルがあったらしく、順調に直っても動き出すのは夕方に
なるというのだ。

こちらとしても「早く言ってよぉ〜」と泣きのひとつも言いたいところだが、折角
来たのだから鋼管を下ろすシーンでも撮れないものかと聞いてみた。
しかし、タイミングの悪いことにそれすらも何時やるかわからない状況だというのだ。
結局、見積書だけ置いて本日の営業は1時間足らずで終了した。
加えてコインパーキングが1時間千円だったのには驚き、トホホな気分で家路に着いた。

帰宅後、昼食を食べながらテレビを見て過ごしていたが、このまま終わるのも勿体無い。
プジョー1007を冷やかしに行きたくもあったが、すでに5時近かったので買い物
ツアーだけして終わらせた。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.16)


平成18年04月14日(金曜日)

朝からまじめにお仕事。

例によって前夜に仕掛けて帰ったCGのチェックから仕事を開始したが、完成の
域に達していたCGなので1発クリア!・・・にはならなかった。
否、修正した箇所については問題が無かったのだが、背景に使っていた画像の設定を
勘違いしてしまったのだ。
直ぐに修正をかけて再レンダリングを始めたが、修正を行った事を提示するだけなら
失敗作でもなんら問題は無い。
データ変換をしてアップロードして一丁上がりである。

G建設の仕事に目処がついたのでT建設のCGに取り掛かろうと思ったが、明日は
朝から六本木でロケがあるのでその準備をしなければならない。
そんな訳で他の仕事に集中できないので早々に帰宅して準備をして一日が終了した。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.16)


平成18年04月13日(木曜日)

今日もビッチリとCG仕事

カッターフェースに過剰とも思える作りこみをしてしまったが、マシンの筐体を
作らないとアニメ化も出来ない。
ところが、実写映像を見ているうちにカッタースポークの形状が若干違っている
事に気づきまたしても後戻りをしてしまった。
そんな訳で、本体への着手は昼近くになってしまった。

さて、肝心の本体だが、今までに何度も作ってきた円筒形のシールド機と違い
箱型をしている。
しかも掘り終えたトンネルの中を引き戻す事が出来るように本体を何分割化に
出来る構造になっているらしい。
その為図面にはいくつかの分割線が入っているのだが、ロケの時にはそんな事を
聞いていなかったので詳しく撮影してこなかった。
その為、イマイチ構造が分からず作業が進まなくなってしまった。

仕方がないのでその辺は放っておいて、構造の分かっているカッター面に飛び
出した部分を作りこんでお客さんにサンプル公開をする事にした。
『今まで掛かってここまで出来ました。 続きはもう一寸待ってください』
と、言い訳が出来るからだ。

そこで、本体は簡略化しつつも過剰作りこみをしたカッター面がよく分かるように
高解像度の静止画を作ることにした。
その際、普段は全く使っていない『レイトレーシング法』を使うとともに格好のよい
影がつくように調整をしてみた。
すると実にご機嫌なサンプルが出来上がった。
[CG:角型推進機]
今回のCGサンプル画像
正直言って自分の作ったCGには空気感が無い事を常々悩んでいたのだが、それが
影の無い故の事だと再認識した。
暫く惚れ惚れしながら見とれてしまった・・・

続けて動画のサンプルも作ってみた。
動画に関しては特に難しい事はしていない。
メインカッターは90度の角度でしか動かないし、コーナーカッターもくるくる回る
だけだから全く問題が無い。
むしろ、メインカッターに隠れて殆ど見えないスクリューコンベアが一番面倒くさい。
(まあ、やり方は心得ているので苦でもないが・・・)
hamonicaCGA001.wmv・・・動画版(約2MB)

ちなみに動画をサンプルを作るときにも上記と同じレイトレーシングを使う事を
考えてみた。
しかし、普段の方法(ラインスキャン)で1コマレンダリングするのに2秒程度なのに
対してレイトレだと40秒以上掛かる有様。
格好の良いぼやけた影の計算に時間が掛かるのは分かるが、こんな単純なアニメに
20倍の時間が掛かるのでは気が遠くなってくる。
何か良い手があるのかもしれないが、考えている暇も無いので後回しにする事にした。

さて、仕事が終わったわけでもないのに一息ついた気でいたら電話が鳴った。
誰かと思ったらG建設のH氏からだった。
いよいよと言うか、やっとと言うか、ビデオの最終的な修正指示だった。
相変わらず『今更そんな事言うのか?』と言う類のことも含まれてたが、概ね
大した修正ではなかったので早速作業に着手した。
しかし、レンダリングに時間の掛かるシーンばかりだったので夜中までやっては見たが、
完全に終わる事は無かった。

まあ、いいか・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.15)


平成18年04月12日(水曜日)

今日もまじめにCG仕事。

昨日のうちにカッター面については6割がた終わっていたのでその他の部分に着手
するつもりだった。
しかし、出来上がったと思ったCGと名古屋で撮影してきたビデオを見比べていた
ところ、図面には詳しく記載されていない部品が付いている事に気づいた。
無ければ無いでどうにかなってしまう気もするが、作りこんでおいてもバチは当たらない。
チョコチョコッと追加することにした。
残る大きな部品はそれこそ箱型の『本体』のみとなったのだが、上記の部品もそうだが、
細部に拘り始めたら最後、なかなか先には進めなくなってしまった。

そんな作業を今日も夜中まで続けたら随分とリアルなモデルになってきたが、レンダリング
してみた姿はパッと見は昨日と大差なかった・・・
布団に入っても目を瞑ると黄色と桃色の点とポリゴンが浮かんできてなかなか眠れなかった。

[CG:推進機00]
制作途中のマシン。 もう一息のような、そうでないよな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.13)


平成18年04月11日(火曜日)

朝からドップリとCG制作

今朝もG建設からの連絡が入っていない事を確認したのでT建設のCG制作に本腰を
入れることにした。

先ずは昨日スキャニングした図面を切の良い縮尺でプリントアウトする事から始めた。
ところが、手元にあるのはプリンターではA4までしか出力できないのであれこれ調整して
出てきたのは原本と殆ど同じものになってしまった。
これでは殆ど意味が無いので縮尺を無視して印刷しなおす事も考えたのだが、それだと
図面によって縮尺が違ってくる。
仕方が無い事かもしれないが、考えているうちにばかばかしくなってきた。

そこで、一寸嗜好を変え、CGソフトの『バックグラウンド表示』を使う事にした。
[CG:BG表示]
Blenderのバックグラウンド表示

これを使うと表示した図面に部品をフリーハンドで置いてゆく事が出来るので、いちいち
定規で採寸と計算をしなくても作業が出来るのだ。
しかし、使っているグラフィックカードの性能のせいもあるかもしれないが、この表示を
ONにしていると処理が重くてかったるくなるデメリットもある。
そんな訳でONにしたり、OFFにしたりしながらの作業である。

全体の雰囲気を見ながら各部を作っていたところ、夕方にはかなりの部品が出来てきた。
しかし、今回の機械はパッと見では単純な形をしているので、細かいところも作らないと
現実味が沸いてこない。
そこで一寸悪乗り気味に作りこんでいったところ、局所的には雰囲気が出てきたものの
全体的には停滞気味になってってしまった。

そんなところへT建設のT室長から電話が入った。
てっきりCGや画コンテの進捗状況を聞かれるとばかり思っていたら、『メールを送った
から見てくれ』と言うの早速開いてみたら、今やっている仕事のパンフレットに載って
いるイラストだった。

T室長曰く
『これに先日名古屋で撮ってきたマシンの写真を顔だけ張ってくれ』
と、言う所までは問題ないのだが、 『30分でやってね』と言うのには驚いた。
それこそ半日あれば作りかけのCGを使って見栄えのするものを作れるのだが、30分と
言うタイムリミットで出来る作業は高が知れている。
しかも、そのために撮ってきた写真があるわけではないので合成に使える画像をビデオから
探すだけでも一苦労。
画像をキャプチャーして苦し紛れの切り張りをして発送したら丁度30分経っていた。

これ以上無いくらいの『やっつけ仕事』の後もCG制作を続けたが、夜中になっても
完成には至らなかった。
しかし、帰宅後も目を瞑るとポリゴンが浮かぶくらい没頭した一日だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.12)


平成18年04月10日(月曜日)

週明け早々、エンジン不調。

今日もまたお客さんからの連絡がないので新しい仕事に本腰を入れる事にした。
しかし、それならそうで先日もらった図面を加工したほうが採寸作業がしやすいので
スキャナーを用意することにした。
ところが、USB接続のできるスキャナーを宣教師に貸しっぱなしにしていた事を思い出し
頓挫してしまった。

それこそ加工をしないで図面を使うのも良いのだが、イチイチ端数を伴う係数で
計算をするよりも切の良い数字を使ったほうが手っ取り早いのだ。
それにコピーとは言え、1枚しかない図面に思いつきで書き込みをしてしまうと後から
見辛くて仕方がない。

「やはり何とかしなければ」と、思案することにした。
すると、押入れの中に古いエプソンのスキャナーGT−5500がある事を思い出した。
このスキャナーでも解像力は十分なのだが、SCSI接続である事が元でトラブルに
見舞われた。
メインマシンには諸般の事情によりSCSIカードを接続していたので第一関門はクリアー
していたが、SCSIケーブルを探して接続したものの、何故かスキャナーを認識して
くれないのだ。

それこそDOSの頃ならいざ知らず、SCSIデバイスもWINではプラグ&プレイが
利くはずなので認識されない事には何も進まない。
何度スキャナーをリセットしてもコントロールパネルの『ハードウェアの追加』を実行
しても全く反応がないのだ・・・
下らない事で躓いて作業は進まず、いい加減自己嫌悪だ。

こんな時は他の事をするに限る。
丁度母親からインプレッサのエンジンが掛からない言われたので面倒を見ることにした。
まあ、想像はついていたが去年の暮れと同じ症状、即ちセルスターターの不調だ。
クランキングモーターは回っているのだが、軸が固着しているらしくフライホイールに
ギアが噛み合っていないのだ。
そんな訳で早速セルスターターを取り外すことにした。

3箇所のボルトと電源カプラーを外して様子を見たところ、案の定スラッジでガビガビ。
手でも軽く動かなければならないはずのギアが指先に思いっきり力を入れても
ユルユルとしか動かないのだ。
正直言って昨年末にCRCで応急処置をした時よりも酷くなっていた。

仕方がないのでセルスターターの分解を始めたのだが、どこまでやれば所定の場所の
給油をできるのかが素人にはよくわからない。
結局、分解できる場所をすべてバラらして、固着したギア部分を取り出すことに
成功したのだが、バッチイ事この上なかった。

さて、固着の原因であるスラッジを如何にして除去すべきかを考えたが、やっぱり
CRCを吹きつけ、手で動かしながら洗い流す原始的な方法を取ることにした。
それこそスラッジリムーバーの類に付け置きするのがベストだろうが時間が掛かるし
買いに行くのが面倒だったからだ。

ところが固着の原因になっているスラッジが想像以上に厚い皮膜になっているらしく、
何10回スプレーをして、ウエスで拭き取っても出てきた油は真っ黒いままなのだ。
このまま地道な作業を続けるかどうか迷ったが、最初とは比較にならないほど軽く
動くようになって来たのでグリスを塗りつつ組戻すことに決めた。

迂闊にバラしたので向きのわからない部品があったり、ちょっとした勘違いがあったりで
組み立てに時間が掛かってしまったが、一応作業終了。
エンジンに取り付けてみたら無事にエンジンが掛かったので問題はなかったようだ。
やれやれ・・・

わき道の逸れてしまったので、今度こそ本業に復帰。
改めてスキャナーに挑むことにした。

先ずエプソンのサイトへ行って動作状況を確認したところ、XP用のドライバは存在
しない事が判明した。
要するに古い機種なのでOSの汎用ドライバを使ってくれという事なのだろう。
しかし、それにしたってOSから認識しないのでは話にならない。
再びスキャナーをリセットしたり、ケーブルを抜き差ししてみたがプラグ&プレイが
始まる様子はなかったのでスキャナーの故障を疑い始めた。

ところが、何かの拍子に『デバイスの追加』を実行したところ呆気なく認識を開始した。
作業が出来るようになったのは有難いが、正直言って訳がわからなくなった。

その後は『突然認識されなくなくなった』のようなトラブルも起こらず、順調に
スキャニングを行ったのだが、CG仕事を始めるには中途半端な時間になって
しまったので帰宅する事にした。

帰って早々に親父から電話が入り、暫く音沙汰のなかった現場の撮影が決まった。
日銭を稼ぐのには好都合だが予定になかった話なので気が重い・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.10)


平成18年04月09日(日曜日)

普通の日曜日?

またもコタツの中で寝てしまい、何となくスッキリとしない目覚めとなった。
ブランチを食べようと思ったが、近所へ買出しに行ってから考える事にした。
私は概ね『広島風お好み焼き』を作ろうと決めていたが、買い物に行った先で心変わり
する事は少なくないからだ。

近所のスーパーに行き、先ずは特売品のカレールーをゲット。
引きつづき、ブランチ用の食材をピックアップしていったが、帯に短し襷に長し・・・
『あそこへ行った方がこれは安い』と言う物が重なったが、ガソリン代や手間隙を考えると
あまり意味が無い。
午後から買い物へ行く事は決めていたが、それまで何も食べない訳には行かないので
適当に買い集めて帰宅した。

予定通り広島風お好み焼きを食べ終わり、暫くテレビを見てから買い物ツアーに
出る事にした。
しかし、時計を見たら3時近かったので一寸で遅れ気味だ。

実際問題、買わなければいけないものはお米くらいなので近所のスーパーなり、いつも行く
サミットで買えば30分もかからない。
篠崎の河内屋や99ショップへ行ったら行ったなりに色々買い込む事は目に見えている。
しかし、毎週毎週同じところばかりでは面白くない。
そこで今日のお題は『新規開拓』となったのだ。

先ず向かったのは最近開店したサミット立石店
単純に距離の事だけ言えば鹿骨の方が近いが、コジマ電気が併設されているので
行ってみない手は無い。
駐車場に上がって行き端っこに車を停めたら後から入ってきたVWビートルが直ぐ
横に停まった!
思わず写真を撮ってしまった。

[写真:2台のボロ車]

さて、始めてくる店と言っても並んでいる物はいつもの店と変わりが無い。
分りきった事だが、棚の並びや位置関係が違うだけで値段もいつもと同じだ。
結局、いつも買う『あきたこまち』だけを買ってコジマ電気に移動したが、買う物が
あるわけでもないので一回りだけして店を後にした。

次に向かったのは亀有に出来たイトーヨーカ堂
住宅展示場の跡地につくられた事もあって遠目に見て『でっかいなぁ〜』と、思った
くらいの複合商業施設だ。
恐らく葛西のイトーヨーカ堂と同規模だと思うが、実際に自分の目で見たいことには
全貌が分らない。
そんな訳で行ってみる事にしたのだ。

ところが、亀有に近づくにしたがって渋滞は酷くなる一方。
「もしかしたら・・・」と、思ったが、やっぱりイトーヨーカ堂が元で渋滞になっていたようだ。
結局、その列を見ただけで行く気が失せてしまし、迂回して白鳥のハナマサへ行って
本日の買い物ツアーは終了した。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.10)


平成18年04月08日(土曜日)

半分仕事、半分休み。

平日よりも一寸遅めに起き出し、小型のビデオカメラだけを持って六本木へ向かった。
正直言って電車で行くか、車で行くかを出かける10分前まで悩み続けた。
六本木にしても新宿にしても都心に渋滞は付き物なので、時間が読めないのが鬱陶しい。
まあ、今回に限っては『午前中に行きますからぁ〜』くらいの緩い約束なので問題が
起こることもないのだが、そもそも2cvにとって『渋滞』は鬼門である・・・

そんなことを朝風呂に入りながら考えていたが、軽いとは言ってもカメラを入れた
バッグを持って自転車に乗るのは大変だし、昼から雨になると言う予報も加味して
ポンコツ2cvで出発したのだ。
結果的に土曜日の午前中という事が幸いしたのか1時間程で到着。
取り越し苦労だったようだ。

以前潜った事のある作業帯近くにある駐車場に車を止め、手筈通りK氏に電話を入れた。
すると今回の現場はグッと六本木交差点よりにあるというのでトボトボと歩いて合流した。

早速現場に下りてみると見覚えのあるシールド機がセッティングの真っ最中。
ここでの特長をや現状を聞きつつ本番撮影の予定の打ち合わせをして1時間程簡単な
撮影をして地上に上がってきた。
結局撮影は土曜日になってしまったが、逆に言うと今日と同様に渋滞に巻き込まれずに
来られそうだ。
仕事の緊張に初夏を思わせる暑さが重なってチョッピリ汗をかいた状態で帰路に着いた。

さて、時計を見るとまだ12時前なので、この後どうしようと考えた。
このまま帰るのも『有り』だが、折角自分からは来ようとは思わない都心に来ているので
寄り道をしない手はない。
それこそ電車で来る事を考えた理由の一つは『秋葉原で乗換えをする事』もあったので
彼の地に赴く気はあった。
しかし、冷静に考えると秋葉原に具体的な用事があるわけではない。

そんな事もあり、銀座を経由する事にした。
何週間か前の『王様のブランチ』で紹介されたリンツのカカオ99%チョコをゲット
する為だ。
ところが銀座と言う場所柄もあって、なかなか駐車場が見つからない。
方向感覚を見失わないように注意しながらブロックを一周したところ『Times』の
看板が目に入ったので飛び込んだらプランタン銀座だった・・・

若い女性で溢れかえる店内をすり抜けつつ向かったのはソニープラザだ。
[写真:ソニープラザ]
別にソニプラに来なくてもリンツノチョコレートは買えそうなものだが、先日新宿へ行った
ときにはリンツの『リの字』も見つけられなかったくらいで無いところには無いらしい。
そんな訳でソニプラデビューとなった。

若い女性で溢れかえる眩いばかりの店内に入ったところ早速目当てのチョコレートを
発見した。
テレビで『ハイカカオチョコレートが健康に良い』と言うの事が相次いで取り上げられた
からだろうが、『リンツ99%』だけでも結構なスペースを割いていたくらいだ。
30分300円の駐車料金ギリギリまで店内を見て回ったが、結局約500円のチョコを
2枚だけ買って帰ることにした。

地上に上がってみると雨が降り始めていたので早々に帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『究極のチョコレート』

ハイカカオのチョコレートは体に良いという話を最近彼方此方で耳にするようになった。
チョコレートと言うと甘いお菓子の筆頭のように思えるが、ここで言うチョコレートは
カカオを『通常の倍以上使った物』やなので概ね50〜60%以上の物が該当する。
しかし、私はそんな能書きよりも前に『どんな味がするのだろう』と言う興味があったので
86%チョコを2年位前から食べていた。

そこへ来て『王様のブランチ』でソニープラザの特集があったときに今回の『リンツ99%』
が取り上げられたので大いに興味が沸いたのだ。
[写真:リンツ99%チョコ]
リンツの99%チョコ!

事前にネットで検索をかけたところ『なんじゃこりゃ〜』とか『苦い〜!』みたいな
反応しかなかったし、パッケージにも
『いきなり99%にはチャレンジせずに70%、86%と徐々に慣らしてから』
見たいな事が書かれているので内心ワクワクしていた。

・・・で、ソニープラザで買ったリンツのカカオ99%チョコレートを早速たべてみた。
カレールーのパッケージを思わせるビニールを剥がした下から現れた真っ黒な板を
割って口に入れたところ、やっぱり『甘い』とは言い難かった。
しかし、『良薬は・・・』のような強烈な苦さや渋さは無く、純粋なカカオの風味が
して実に面白かった。
油分が殆ど無いので口の中でユックリと舐めていると舌が上顎に吸い付くような
ザラつくような不思議な食感は86%チョコでも味わえない。

最大の違いは食べ終わった後かもしれない。
普通は食べ終わる直前の味が徐々に無くなってゆく感じがするものだが、このチョコは
全く違う深くて強い風味に変化する感覚があった。
こんな体験は初めてだ。

この文章を書きながらあれこれ検索していたら明治製菓からも99%チョコの発売が
決まったようだし、世の中には更に100%チョコなどという物も存在するらしい。

冒険の旅は続く・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.10)


平成18年04月07日(金曜日)

今日も朝からだらだら

4月だと言うのに異例の寒さの中を出勤。
朝一でメールチェックをしたものの、相変わらずG建設からの連絡は入っていないので
仕事は滞ったままになった。
それこそ新しい仕事に本腰を入れるべきなのかもしれないが、中途半端に始めたデータの
バックアップ作業が思ったように進まずどっちつかずなのだ。

加えて明日は朝っぱらから六本木まで打ち合わせを兼ねたロケハンに行かねばならないのに
両親(社長)に夜からキャンプに出かけてしまう。
そんなことだからテンションが上がるはずもない・・・

そんな中、G建設のH氏から相次いでメールが入った。
すわ完成に向けての打ち合わせかと思いきや、テロップの文字を都合2箇所変更するに
止まり進展したとは言い難い。
結局、夜まで中途半端な雑用を続けていたまま新しい仕事にまでは手を伸ばせなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.10)


平成18年04月06日(木曜日)

朝からマッタリ

コタツで寝ていたせいか朝食を食べても体温が上がりきらず、エンジン不調。
昨晩沸かした風呂に入り髭だけ剃って出社した。

先ずはいつものように朝のメールチェック。
兎に角、今の仕事をいい加減切り上げない事には落ち着いて新しい仕事に没頭できない。
こちらとしてはボールをお客さんに投げたので、其れが返ってくるまでは落ち着こうにも
落ち着けないのだ。
しかし、そんな気持ちとは裏腹に今朝も修正指示のメールは入っていなかった。

仕方が無いので次の仕事の準備活動をする事にした。
CGに関しては昨日から着手しているが、ビデオ編集には以前撮影した実施工時の映像を
織り込む事になるので所在を確認する必要もあったり、HDDのディスクスペースを開け
たりと雑用もてんこ盛りだ。

そんな中、六本木の現場から電話が入った。
昨日の打ち合わせから帰った直後にT室長からメールで内示があったのだが、同じ工法を
使う工事の記録ビデオを作る事になったというのだ。
それこそT室長から『営業に行ってくれ』とメールに書かれていたものの「いつ電話するか」
「どうアポを取るか』と悶々としていたので好都合ではあった。

電話は早速の撮影依頼を含んでいたものの、去年撮影を行った場所は作業が終わっており、
今回の場所には入ったことが無い。
しかも、更に話を聞いてみると現場事務所自体が敷地内に出来たビルの中に移動したらしく、
打ち合わせに行くにしても場所が分らない事が分った。
結局『近くまで着たら携帯電話で呼んでください』ということで話は終わったが、土曜日に
六本木まで行かねばならなくなった。

さて、G建設からの連絡が入るまでは改めて空き時間同然となった。
不要データのバックアップやら削除をしつつ、新しいCGを入手した図面を元に書き直す
つもりで作業を続けていた。

すると夕方、いつもナレーションをお願いしているN女史から電話が入った。
N女史には『3月中にG建設の仕事をお願いするつもりです』と内示をしておきながら
反故になっていたので文句の一つも言われる覚悟で電話に出た。
するとその件とは全く関係の無い見積もりについての問い合わせだった。

ところが『営業用資料CD−ROM制作、最終的に500枚納品』というくらいしか
分っている点は無く、漠然としすぎて見積もろうにも見積もれないのだ。
やはり元のお客さんから内容と方向性、品質や予算などを事細かに打ち合わせない事には
「制作費は50万円から100万円の間ですね」くらいしか言いようが無い。
それについてはN女史にしても同じ事で、途方に暮れつつの電話なのだ。
そんな漠然とした話を分らない者同士で30分近くしたので疲れ果ててしまった。

結局、そんな事があった上に夜になってもG建設からの連絡が入らなかったので、
新しい事をやる気が起こらず、9時前に帰宅した。

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『お掃除三兄弟セット』

夜中、酒を飲みながらテレビをザッピングしていたら『ディノスチャンネル』で
表題のお掃除グッズセットを紹介し始めた。
内容は電気の要らない手動式掃除機『ぱくぱく』、掃除機のヘッドを換えるだけで絨緞に
からみ付いた髪の毛や細かいゴミもとれる『ミラクリーナーPRO』、従来の洋服用
ブラシの欠点を改良し後処理も楽な『ベストトレッサー』の3点セットだ。

http://www.dinos.co.jp/defaultMall/sitemap/CSfLastGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=375537&DISP_NO=002002005001&CERT_DISP_NO=002002005001&ORD_HTML_CL=&SPECIAL_NO=&ORD_PATH_CL=0&LIST_PAGE_NO=001

これを見て苦笑したそこのあなた!
『カラフルになっただけで何も変わっていないじゃないか』何て言ってはいけない。
元々究極的に完成された製品なので
色くらいしか変える必要が無いのだ!!

これらを秋葉原でパートの前で始めてみたのが何時だったか思い出せないが、軽く
10年以上経っているのは間違いない。
テレビでやっていたのと同じようなセールストークを人だかりの中で聞いていたら
無性に欲しくなり『パクパク』と『ベストトレーサー』を買った事がある。
(ミラクリーナーを買わなかったのは慢性的に床が見えなかったから・・・・)

ちなみにディノスチャンネルでの税込価格は6510円也
かなり高価にも思えるがWebサイトにある動画説明をみたら欲しくなる事請け合いだ。

あとは勇気と努力と決断力! by マーフィー岡田(C)

去年の今日一昨年今日

(2006.04.07)


平成18年04月05日(水曜日)

朝から何となくそわそわ

午後から新宿へ打ち合わせに行くため、其れに向けての準備をする事にした。
とは言っても、画コンテなどを作っている時間的な余裕は無いので、CG制作に何となく
着手する事にした。
打ち合わせはまだ2回目なので、持って行く資料は『狭く深く』よりも『広く浅く』の
方がアピールできると思ったからだ。

先ずは元となる形状(単純な箱)を定義し、ビデオから起こした写真を見ながらカッターの
スポークなどの太さを定義してゆく作業となった。
本当は設計図のような具体的な数値を書いた資料があれば作業も手早く進むのだが、
今回のマシンの場合、比較的単純な形状をしているのでどうにかなってしまう。

しかし、資料が少ないと言う事は『バランスを見ながら』という、非常に時間のかかる
作業になってしまうので、効率的とは言いがたい。
残念ながらタイムリミットが来ても見せられるサンプルにはならず、今回は諦めざるを
得なくなった。

予定通り電車に乗り新宿を目指した。
朝から雨が降っていたが、センタービルまでは地下街を通って行けるので傘は持って
行かなかった。
(逆に持って言ったら帰り道は途中下車をするかもしれないし・・・)

若干時間調整をしてから指定された会議室に入ると既に面子はそろっており、挨拶も
そこそこに会議は始まった。
だが、持って行った資料は一昨日間に合わせで作った物ばかりなので会議のたたき台
にはなっても一寸アピールが足りず、もっぱら『工法の特徴(特長)』の掘り下げと
『模型屋さん』との打ち合わせになってしまった。
まあ、人数が多いと、どうしても時間は余計に掛かってしまうようで、たったそれだけの
事でも終了は5時過ぎになってしまった。

課題を山積した状態で帰社したが、相変わらずH親分からの反応が無い。
今日の件に本腰を入れて着手する事も考えたが、関係する作業所で別のビデオを作る
予定があるとのメールが入ってしまった。
まあ、経営的にはうれしい事なのだろうが、仕事が重なる事を考えると鬱々としてきた。
そんな訳で、久しぶりに8時前に帰宅した。

夜、お風呂に入ろうと思い沸かしたまでは良かったが、テレビを見ているうちに立ち上がる
ことが出来なくなり、コタツで撃沈した。

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『サイコキラー?』

あまりホットな話題でもなくなったが、『小学生投げ落とし殺人』の容疑者にまつわる
話題をワイドショー番組では連日取り上げている。
前向きで明るく、人当たりがよいので彼を悪く言う人間は殆どいない。
小学生を投げ落とし、続けざまに女性を投げ落とそうとした連続殺人犯と温和で真面目な
キャラクターを誰も結び付けられずにいるのだ。
それこそ『何故投げ落としたのか(投げ落とそうとしたのか)』を容疑者自身も語って
いないし、捜査員も引き出せていない事が不気味さに拍車をかけている。

実は容疑者が出頭する前日に今回のタイトルでこの件を途中まで書いていた。
しかし、無関係な人間が憶測に基づいて事件の事を書いても何の意味も持たないと
感じ、途中で破棄した経緯がある。

『他人が死んでゆく様に興奮する人間』 →『他人の命を奪う事で自分の存在の優位さを感じる人間』 →『人の生き死にを左右できる絶対的な存在になったかと錯覚』 →『自分は神になった』

『自らの欲求がエスカレートして行った結果の暴走』 そんな有りがちな設定で事件をブラックボックスに押し込めようと考えてみたが、
蓋を開けたら何処にも引っかからない結果となった。
兎に角、どこからも『何故』『どうして』と言う答えが出てこない事が不気味なのだ。

まあ、ワイドショーで報じられる裏事情(有る事、無い事を含む)を聞いていると
『本音と建前を使い分けてゆくうちに収拾が付かなくなった人間』と考えられなくも無い。
しかし、書いても書いても答えが出る事は無い・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.06)


平成18年04月04日(火曜日)

朝からダラダラと仕事

昨日の反動もあり多少のんびりと家を出ようとしたが、ゴミを捨てようと集積場に
行ったところ何も置かれていなかった。
「随分早く回収したのねぇ〜」と、一瞬思ったが今日がゴミの回収日でない事に
気づいたのはその直後だった。
元々火曜日にはゴミの回収は行われないのだが、春に行われた各種の改変が曜日感覚に
ズレをもたらしたのだ。

と、言うのもいつも曜日感覚の基準にしているテレビ番組が相次いで放送枠や曜日が
変更になったからだ。
今朝の場合、新聞のテレビ欄に『怪奇大作戦』の見たときには「あっ、水曜日から火曜日に
変更になったんだよなぁ〜」と、頭で分っていたはずだが『怪奇大作戦=水曜日』という
生活習慣は体にしみこんでいたようだ・・・
昨日の事といい、朝からボケボケだ。

そんな訳で会社に着いてからもなかなか調子が上がらない。
それこそ明日は本当に新宿へ打ち合わせへ行く事になっているので、今の仕事をさっさと
切り上げてプレゼンの準備やらもしたいところだ。
しかし、最後の『水がトンネルの中を流れるシーン』の作りこみがなかなか終わらない。
セットの立て込みは昨日のうちに終わっていたのだが、『水そのもの』の動きの設定を
4方向にしなければならないので調整が面倒なのだ。

以前作った物を単純に流用しただけで其れらしく見える箇所もあるのだが、この設定は
Webのチュートリアルで見つけた『高度なテクニック』を流用しているのでイマイチ
理解し切れていない点もあからだ。

水の設置が終わったので今度はセットの最終調整だ。
まあ、機械的に動かす所は無いので事実上『色の透過設定』だけなのだが、データは
以前作った物の流用だった事が逆に作業を面倒にさせた。
不要な部品を削除した際に『マテリアル設定』がグチャグチャニなってしまった為か
共通の透過設定を適用しているのに上手く消えてくれないのだ・・・
結局、部品の一部を作り変えてようやく自体が収集した。

最後のパーツが出来たのでこれをタイムラインに組み込めば『一丁あがり!』と、
思っていたのだが、組み込もうとしたら直す事を誰もが忘れていた部分が見つかった。
まあ、直すと言っても大した手間は掛からなかったのだが、気が付かなかった事のほうが
ショックだった。

8時半頃に一応全体を通しての編集が終了したのでサンプルを作り、いつものように
アップロードをし、お客さんに通知のメールを出して早々に帰宅した。
新しい仕事に着手する気になれなかったのは言うまでも無い・・・

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『FunnyPetsPlus』

新年度になり色々と新番組が始まっているが、チバテレビで『ファニーペッツ』が
始まったというのには驚いた。
これは『Popee the ぱ ふぉーまー』、『ガラクタ通りのステイン』に続く増田龍治監督に
よる3DCGアニメだとは知っていたが、『ステイン』が地上波で放映されなかったので
全く期待していなかったのだ。

満月から現れたUFOの大編隊。
そのうちの一機が地球に落下してしまう。
落下したUFOに乗っていた宇宙人「クレセント」と「コロナ」の2人は、
1人の女の子「ファニー」に拾われるのだが、わがままで気分屋なファニーの
もとで、2人はペットになって共同生活をおくることとなった・・・
(公式HPからの抜粋)
・・・と、いうあらすじは付いているが、例によってそんな物は関係ないシュールな
アニメのようだ。
本編は6分くらいだが、声の出演の井川遥さんなどによるトークコーナーが追加
され、15分枠で放送されるので『Plus』ならしい。

ワールドワイドな放送を考えているからか声優が付いていると言っても歓喜の声とか
奇声を上げたりするだけなので何も考えずに気楽に見ることができる。
しかし、相変わらず『プチ残虐』なシーンや『登場人物が死ぬ(?)』シーンがあったりと
子供には見せられない方向性だ・・・(だから夜中にやっている?)

この調子で行くと『また』放送自粛回が発生しないとも限らないので毎週チェックする事に
しよう・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.04.05)


平成18年04月03日(月曜日)

朝からカツカツ

週明け早々、新宿までプレゼンに行かねばならず、バタバタしていた。
と、言うのもG建設のCGがなかな切り上がれず、この件の準備が全く出来ていなかった
からだ。
流石に『でたらめ日記』を書いている暇もなく、あたふたと書類をでっち上げる事にした。

先ずは見積書作り。
普通の仕事では考えられない事だが、今回もお得意様からの仕事なのでプロジェクトが
動き出してから金額の帳尻を合わせる形のなのだ。
一応『xxx万円くらいで』という内々の金額を伝えられているので、それに合う形で
項目と単価を決めると言う見積書だ。
これが物を売ってマージンを取る『商社』であれば金額によっては『商売になるか否か』
と言う事もあるが、この仕事は殆どが『手間仕事』なのでやっている方としても適正
価格が何処にあるのかは全く分らない・・・

次に手を付けたのはビデオ編集の素案作り。
前回の打ち合わせの際に座長から『たたき台が無いので話が進みません』と言われたので
ある意味、見積書以上に優先しなければならない書類だ。
それこそ画コンテ形式でナレーション案と図版を使って見せるのが一番良いのだが、
タイムリミットまで1時間半ほどしかない・・・
仕方が無いので思い付く文言を箇条書きにし、それに多少の色をつける程度で急場を
しのぐ事にした。

これで終わりにしても良かったのだが、一寸寂しい。
本来は画コンテに使う事を考えていた『この工法の特徴』、『従来方式との違い』を
簡単なイラストに書き起こす事にしたのだ。
しかし、所詮付け焼刃なので格好の良い物にはなかなかなら無いのは当たり前の話だ。
一応、無理無理に印刷してファイルに収め、自宅で着替えをしつつ大慌てで新宿への
電車に乗った。

まあ、平日の昼間なので駅にさえ辿り着けば時間は十分に読める。
今回も最悪のケースを考え、マージンを多めに取っていたのでセンタービルに着いたのは
打ち合わせ時間の20分前だった。
流石にこのタイミングでエントリーするのは早すぎるので、自分宛に転送したメールに
書いてある会議室の番号と腕時計を引っ切り無しに見ながら時間を潰していた。

ところが、「そろそろ受付に行くか」と思い、改めてメールを読んだところ思いがけない
文言が目に入った。
『4月5日のxx工法○○製作会議ですが・・・』

あれ、今日って・・・3日じゃないか!!

何故日付を間違えたのかが分らず、少々パニック気味になった。
電話で確認しようにも恥ずかしくてお客さんには掛けられない。
仕方が無いので会社に電話を掛け、置き忘れたメモ帳になんと書いてあるかを確認した
ところ、そこにも
『4/5 2回目打ち合わせ 午後15時半くらい』
と書いてあると言うのだ。

CG制作で頭がいっぱいになっていたせいか、『4月早々』と言う点が日付と曜日を
すっ飛ばした状態でインプットされてしまったようだ。
我ながら恥ずかしいやら、情けないやら・・・
受付に上がって恥をかかなかったことが不幸中の幸いだった。

心底トホホな気分で会社に戻った。
しかし、中途半端な時間に外出したのでペースがなかなか戻らない。
・・・というか、超スロースターター故にエンジンが掛からないのだ。
結局、夜中までCGの続きをやっていたが満足の行く作品には行き着かなかった。

明日が本当の正念場になるかもしれない。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.04)


平成18年04月02日(日曜日)

イベントの為に埼玉へ。

日曜日なので多少寝坊したが、朝食を食べて10時半頃に奥方と共にポンコツ2cvに
乗り、『古代蓮の里』を目指した。
第9回となる『フレンチ・ぴくにっく』に参加する為だ。

2cvを買ってから6、7年が経つが、よく考えてみるとこの車でこの手のイベントに
参加するのは初めてだった。
結婚する前に『ツールド・ジャポン』『F’s Night』などに参加した事があるものの、
どれも
福田探偵のお供のようなもの・・・
唯一自ら参加しようとしたイベント(たしか『シトロエン・ゲームラリー』)は急遽
自宅探しをする事になったのでドタキャンした始末。
その後も何度か誘いを受けたが休みやタイミングが合わなかったりしてただけで
『イベント嫌い』な訳ではない。

事前に探偵から『首都高は混むだろう』と言われていたので三郷まで下道で走り
『東京外環→東北道』で加須まで辿り着いた。
トータルで1時間半ほどだから大した距離ではないのだが、高速に乗って早々に
頼りにしていたカーナビの調子が悪くなったので一寸焦った・・・

『古代蓮の里』の駐車場にはフランス車を中心に4、50台の車が集まっていた。
この手の集まりなので2cvが何台も来ていたが、私にはむしろルノーカングーが3台並んで
いる姿の方が珍しく思えた。
[写真:古代蓮の里駐車場]
[写真:古代蓮の里駐車場] [写真:古代蓮の里駐車場]
[写真:ルノー・カングー]
[写真:C5と2cv]
C5ブレークと我が家の2cv
ポンコツ過ぎて逆に人だかりが出来ていた?

個人的な趣味で注目した車が何台かあった。
[写真:シトロエンGS] [写真:シトロエンGS]
シトロエンGS
全体的に緩いラインがたまらなく好きな上にBXよりも遥かに柔らかい足周りなので
欲しくなってしまう車の一つだ。
この個体はピカピカだし、色も絶妙!

[写真:Uさんだぁ〜]
そんなGSのボンネットを開けているところへ、人だかりが出来ていた。
聞き覚えのある声がしたのでいってみたら・・・やっぱりU田さんだった。
前回お見かけしたのは6年ほど前だと思うが、記憶にあるよりも若々しい事に驚いた。

[写真:シトロエン・AMI8]
シトロエンAMI8
2cvの後継車種として作られたAMIシリーズの最上位車種(?)だが、市場において
短命だった事もあり2cvよりも遥かにレアな車だ。

[写真:シトロエンGSブレイク] [写真:シトロエンGSブレイク]
シトロエンGSブレイク?
GSも何台か来ていたが一寸気になったのはこの1台。
フランス車には伝統的にサルーンの荷物室を伸ばしたワゴンタイプがあるのでGSにも
ブレイクボディーがある事は不思議ではない。
しかし、この車は後部座席自体が無い2ドアハッチバック。
クーペというよりも狩などに使うシューティングブレイクと言ったところだろうか?

フランス車以外にも珍しい車があった。
[写真:ジネッタ前景] [写真:ジネッタ後景]
ジネッタG−4
イギリス製のレーシングスポーツカーだと言うことくらいしか知らないが、カングーが
大型車に見えてしまうくらい小さな車だ。
そんなボディーに2000ccクラスのエンジンを載せているのですから・・・

[写真:ブルーバード]
日産ブルーバード
ピカピカにレストアされているが、古い車の知識が無いので調べた。
すると初代っぽい!
そうだとすると1960年代前半の車と言う事になるので参加車の中では最高齢だろう。
助手席側のBピラーに花瓶がセットされていたりして凛とした印象の車です。

[写真:レンジローバー]
実行委員(?)達の間近に置いてあったレンジローバー。
可愛そうにボンネットにドーナツは置かれるは、ケーキは置かれるは・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

話には聞いていたがフレンチぴくにっくはイベントといっても何もしない。
只々車を眺めながらお喋りをしたり、お菓子を食べたりと気楽な集まりだ。

実際問題直接面識のあるのは福田探偵とM田師匠くらいなのでなかなか会話の輪に
入ってゆく事も出来ず、偶にポテトチップをつまみながらウロウロ、おろおろする
ばかりだった。

そんな状態で過ごしていたら1時半頃に雨が降ってきたので『撤収コール』が
掛かり、『花もり』へ移動する事になった。
何が待ち受けているのか分らないまま2次会に参加したところ『いかにも有りがちな』
ノリの大パーティーとなった。
しかし、ここでも話の輪に入れず、初めてお会いするS氏と奥方の3人で取り留めの無い
話を続けていた。

そんな状態が3時間くらいつづくと帰る人も出始め、誘われるがまま隣のテーブルに
合流する事になった。
正直言って始めてお会いする人達だし、その筋では名の通った兵(つわもの)ばかり
なのでビクビクしなが輪に入った。
するとその中になんと『赤黒飯店』のH氏がいらっしゃったのだ!
H氏とはHPの相互リンクをしているしメールでも何度かやり取りをした事のあるが
当然ながら初対面だった。
しかし、自己紹介をしたところH氏も私の名前を覚えていてくれてた上に一目置いている
と言うからカナリ焦った。
しかも、いつの間にか『濃い人扱い』になっていたので大いに困ってしまった。

そんな楽しい馬鹿騒ぎが7時半頃まで続いたが、3次会に参加する精神力が残って
いなかったので素直に帰ることにした。
帰り道も順調だったのは幸いだったが、帰宅して『あるある大辞典』を見ている途中で
気絶した。

そんな週末だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.03)


平成18年04月01日(土曜日)

気分的には半分休み、半分仕事。

連日の残業疲れでスパッと起きる事が出来ず、目が覚めたのは11時過ぎ。
流石にこれ以上寝ていると仕事に行くタイミングを逸するのでノソノソト起き出した。
例によって『王様のブランチ』を見ながらブランチを食べ、週末の買い物を済ませて
4時過ぎに会社に辿り着いた。

さて、今日の作業は昨日終わらなかった『特長』部分の続きと共に何箇所かある『トビラ』の 作り変えだ。
『特長』の仕上げはいろいろと手が掛かるので、トビラ部分から着手した。

[図:旧トビラ]
[図:新トビラ]
新旧のトビラ。 パイロット版(上)のデータを元に一寸いじった・・・

まあ、殆ど変えていないと言われればそれまでだが、『特長』のパートで使った背景を
移植して奥行きを付けてみた。
それこそトビラは動かないのでグラフィックソフトだけ作ってもよかったが、特長と
同じように動きを加える事も考えたので3DCGソフトにて制作した。
(どっちでも良かったんだけどのね・・・)

トビラを作り終えたので特長のつくり込みだ。
基本的に『3つの特長』が出てくるところまでは出来てたので文字列の『出し方』と
『消し方』の設定だ。
多少手を抜く為に文字列のデータを入れ替えるだけで3種類作れるようにしたので、
1本できれば直ぐに終わりだ。

ところが、いざやってみると彼方此方動かしたり、ひねったり、透過させたりしているので
タイミング調整が思っている以上に面倒なのだ。
しかも出来上がったデータをタイムラインに組み込んで見たところ思った通りに設定が
動いていない箇所が露見したのでやり直しだ。
当然最後には出来上がったが複数のアニメを複雑に組み合わせた場合の調整が難しい
事はシーンの長さとは関係が無い。

だいぶ夜が更けてきたが最後の一踏ん張り。 最後の新作部分に着手した。
ある意味H親分の思い付きでもあるのだが、オープニングに出てきた施工中のトンネルが
完成し、『水が流れる画を作れ』と言うのだ。

このシーンのカメラアングルや機械の位置関係などは引き継ぐ事が出来るし、新作部分で
動くのは水の流れだけになるので『セットを組み立てれば直ぐに終わる』と高をくくっていた。
ところがいざ着手してみたところ異様にデータが重い。
最初は部品点数の多いシールド機を4台も出していたからだと思っていたのだが、
どうもそれだけでは無いらしい。
ソフトの実行状況を表示するウインドには意味不明な無数のエラーメッセージが出ており、
どこかに不具合があるのは間違いない。
しかし、心当たりを潰してみてもエラーは収まらない・・・・

結局、日付が変わってしまったので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.03)


平成18年03月31日(金曜日)

朝からスロースタート。

連日遅くまで作業をしているのでなんとも言えず朝は気が重い。
まあ、前夜もサンプルをアップロードしておいたので午前中は呆け気味だ。

・・・で、もって仕事に復帰だ。
今日の主な作業は『工法の特長』パートの作り変え。
コンテの変更により表示する文字数が変わった事もあるが、パイロット版で単純に
切り替わるだけだった文字列を3DCGで表示する事にした。
これはお客さんから指示があったからというよりも作品品質の底上げの為の方策である。

今回の工法の場合、公式には3つの特長があるのだが、それらを『最初にどう出すか』
続いて『どう切り替えるか』などを考えるだけでも無限の方法がある。
オープニングで使った文字列がクルクル回って出る手法が案外好評だった為、それに
順ずる形にしつつも、一寸部品を足すなどして変化を与える事にした。
単純に3つの特長が飛んでくるのではなく、文字列が金属製の筒に入った状態で飛んでくる
仕掛けを作ってみたのだ。

ところが、出来上がったCGを見たら演出過剰な気もしてきた。
飛んできた筒が『パカッ』と開いて中から看板状の文字列が出てきたり、閉じている間に
文字を切り替える仕掛けにしたのだが、そもそも金属製の筒が本編の何処かで出てきて
いた訳ではない。
まあ、尺が足りないのを無理やりに伸ばす必要があるのならそれも『有り』かもしれないが
時間の無駄と言うか、はっきり言って蛇足である。
結局、金属製の筒は削除して全体を纏める事にした。

しかし、気が付けばまたも日付が変わるよな時刻。
明日は土曜日なので無理やりサンプルをアップロードする必要も無いので帰宅する事にした。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.03)


平成18年03月30日(木曜日)

朝からのろのろと仕事。
夜中のうちにサンプルをアップロードしておいたので多少呆けた状態での出社となった。

本日の課題として『オープニングタイトルを完成させる』と言う事も重要だが、その他に
『従来工法では時として渋滞の原因に』というナレーションに合う映像を見つける
必要が残っていた。
それこそイメージ映像なのでいい加減な映像を嵌めてしまえばよいのだが、そんな物は
撮影した事は無いからどうしよもない。
お客さんもそれを承知で『出来れば・・・』と、コンテに注釈をつけていたくらいだ。

しかし、この絵がないとナレーションと全く関係の無い『有り物』の空撮映像が暫く
続くのも事実なので締りが無い。
一か八かであったが、午後から小型カメラを持って出かける事にした。

ところが、『今、この辺で渋滞している』とか『ここで工事をしている』という情報を
検索しないで出たので何処へ行くか悩んでしまった。
一応小回りが利く様にスクーターで出掛けたのだが、2時間走っても所望するような
スチュエーションには巡り合えず、結果的に地元でそれっポイ映像を撮って戻った。
しかし、あくまでも『それっポイ』止まりの画なのでタイムラインにはめ込んでも
どうにもしっくり来ない・・・
もっと本腰を入れて撮り直しに行くか、表現方法を工夫するかしないと使えないかな・・・

会社に戻りCGの続き。

昨日完成しなかったオープニングタイトルをどう締めくくるか暫し腕組み・・・
妙案が浮かばなかったので昨日貼り付けたパイロット版の時のロゴなどを部品として
CGの中に取り込み、2次利用してそれっぽく加工する事にした。
派手に、格好良くしたいのもやまやまだが、『シンプル・イズ・ベスト』と、言う事もある。
(ネタが尽きたと言う事もあるがパイロット版の雰囲気も大切にしたいしね)

そんなこんなで一応体裁を整えたものの、気が付けば日付が変わっていた。
相変わらずお客さんからの反応が無いのでサンプルのアップロードは明朝でも問題ない。
しかし、今朝と同様で今10分で終わる事を先延ばしにするとお客さんがサンプルを
見るのは半日後になってしまうので一手間かけてから帰ることにした。

ゴールがかすかに見えてきたかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.31)


平成18年03月29日(水曜日)

今日はオープニングタイトル作りに着手

いろいろと修正しなければいけない箇所はあるのだろうが、振り返ってばかりいると
何時までたっても完成しない。
目指しているのはもちろん100%の品質のだが、未完成では公開できないからだ。

朝(?)から始めたオープニングタイトル作りだが、正直言ってそれ以前から随分と
悩んでいた場面の一つなのだ。
と、言うのも、打ち合わせの際に工法の名称が何を意味しているのかを入れる事に
なったのだが、原文が長すぎて画面の中で収まりが悪い事この上ないからだ。

一応、着手の随分前にお絵かきソフトの中で文字だけを並べて「何処で区切るか」
とか「何処で改行するか」などのシミュレーションは行っていたので、途中までは
すんなりと進んだ。
しかし、文字を並べただけの画面をどうすればインパクトのあるシーンになるかを
考えたりしていたら時間は見る見る過ぎていった。
(それこそ感覚だけが勝負になるので一定の答えと言うものが無い・・・)

夜11時を過ぎた頃にやっと視聴に耐えそうな物が出来上がったのだが、会社名や
補助的な文字列をどのように入れるかでまた手が止まってしまった。

暫く考えながらデータをこねくり回していたが、日付が変わっても良いアイデアが
浮かばなかったので、今日作った3DCGのタイトルの後にパイロット版で使った
2Dの静止画を貼り付けて今日のところはお茶を濁す事にした。

サンプルをWebにアップロードして帰宅したら1時近くになっていた。

[CG:OP-Title01]
深い意味は無いが横長画面からスタート

[CG:OP-Title02]
奥の方から何かが飛んでくる

[CG:OP-Title03]
切もみしながら飛んでくるぅ〜

[CG:OP-Title04]
英語の文字列でした

[CG:OP-Title05]
何箇所かの文字の色が変わって・・・

[CG:OP-Title06]
色の変わった文字がスピンをしながら中央に・・・

[CG:OP-Title07]
何処からとも無く漢字も飛んできて

[CG:OP-Title08]
タイトルが(途中まで)完成!(動画版 → 
op-title01.wmv

去年の今日一昨年今日

(2006.03.30)


平成18年03月28日(火曜日)

今日もまたCG仕事

前夜仕掛けたCGをWebへアップロードしてから中途半端になっていた設定を始めた。

CG制作は概ね『基本データ制作』が6〜7割、アニメーション設定が3〜4割と言った
ところと考えている。
つまり、『アニメーションをつける』時点で工程の半分は折り返している事が多い。
しかし、一口にアニメーションと言っても『カメラアングルの移動』や『機械の動き』の
他に内部構造の説明の為に部分的に『透過』設定をしたりする。
シーンが長ければ長いほど、そして部品点数が多ければ多いほどやる事が多くなるので
面倒が多い。

それと共に悩ましいのがライティングだ。
形状を定義してアニメーションをつければ『出来たも同然』とすることも可能なのだが、
ライトの当て方や種類によって折角設定した質感(Material)が無意味になったりする
ので気が抜けない。

実を言うとCGのライティング設定も私にとって苦手の一つなので、それなりに集中を
しないと終わりの見えない作業になってしまう。
まあ、私の請け負っている仕事の大半は『フォトリアリスティック』な物ではないので
影も不要だし、少々いい加減でも文句を言われた事は無い。
しかし、どうにも意図したとおりにならずに終わらせたデータを後から検証したら
『形状を浮き上がらせる為に当てているライト』が『立体感を殺している場合』もあったり
するので悩みは尽きない。

今回は前夜の失敗ライティングを一度破棄し、1からやり直した上に、途中から使った
事のないライトを試したりしたので丸々一日掛りの作業になってしまった。

日々勉強なのだ。

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『ニュースあれこれ』

親父が一日中テレビをザッピングしているので否応無く色々なニュースが耳に入ってくる。

【割りばし死亡事故裁判→医師無罪】

判決理由の中では医師に過失があった事を認定しているのにもかかわらず無罪判決が
出るという奇妙な結果となった。
医療裁判はその密室性故に医師が無罪になる事が多いが、それらとは微妙に違った側面が
垣間見られる。

一つ目は未熟な医師が未熟な知識の元に判断を下してしまった事。
この時仮に他の医師の助言を受けてMRIを掛けていれば結果的に助からなかったとしても
死期をずらす事が出来たかもしれない。
(この件が教訓となってMRIが頻繁に使われるようになったと言う話もあるらしい)

二つ目は医師が『患部は見たが人を見ていなかった』という事。
未熟なれど医療知識があるという事が『うろたえる親の話は聞く必要が無い』と考えた
理由かどうかは分らない。
しかし、ベテランの医師と言えども検査機器だけで病気の原因が全て理解できるとは
限らないのだから問診は絶対に充実させるべきである。
これは患者にも言える事で、うちの親父のように病院に定期的に言っても
『医者や看護婦にどんな冗談を言うか』ばかりを考えて自分の体調の変化については
口にしない人間もいる。(困ったものだ)

三つ目は『そもそも論』
この事件が起きた時に初めて聞いたのだが『団子は横に食え』ということわざ(?)が
昔からあるらしい。
確かに割り箸が喉に向く角度で綿菓子を食べていたから起きた事故なので、このことわざを
知っていたら不慮の事故は起きなかったかもしれない。
まあ、ことわざを知っていたか否かに関わらず、一寸した想像力を働かせれば危険を
予見することは不可能では無かったはずだ。
親は医師に対して『何故あの時にもっと・・・』と口にしているが、同じ事が親にも
言えなくはない。

【姉歯元建築士の妻、飛び降り自殺】

現時点で遺書が見つかっていない為、世間からのバッシングが原因なのか、病気を苦に
したのか、それとも将来を慮(おもんばか)ったかは分っていない。
しかし、死んで解決する問題は多くは無い。
耐震強度を偽装したマンションは今も放置されているし、それが元で路頭に迷っている
人が大勢いる。
それにもかかわらず、傍から見れば『死んでお詫びをしなければいけない人間』が表面
だけ詫びる素振りを見せ、陰で舌を出しているのが現実なのだ。

合掌・・・

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『スゴ録のHDDに挑む』

宣教師がジャンク品の『スゴ録』を入手したというので興味を持った。
なにしろ不動品なのでテレビ録画という本来の目的には使えない為、入手早々に部品に
分解すると言う暴挙に出た。
否、『新品ではやりたくても、やれなかった』と言った方が正しいか・・・

想像通りプラスドライバー1本で中から160GBのHDDを取り出す事が出来たし、
PCにマウントさせてみたらデータは見えないものの、フォーマットすれば普通に使え
そうだと分った。
同じIDEドライブでもDVDドライブの方は上手く認識してくれず、使い道がなさ
そうだが、1勝1敗なのでジャンクとしても『ハズレ』ではないだろう。

さて、予てからの課題(?)としてスゴ録のHDDから生データを取り出せるかどうか
と言うのがある。
基本的にスゴ録の場合、データのバックアップは書き込み可能なDVDに頼るしかないが
それはそれで時間や手間がかかるのが悩みどころだ。
もしもそれをPCで直接行う事が出来れば『手間を省く』事ができるかもしれないし、
『間違って消してしまったデータの復活』も可能かもしれない。
そんな事もあり、HDDと格闘する事にした。

しかし、上でも書いたが少なくともWindowsでは認識できないファイルフォーマット
ではないし、宣教師曰くMacOSでも認識しなかったそうだ。
要するに未知のディスクフォーマットで領域確保しているのだから見えないのが当たり前だ。
(見えない方が都合の良い事も多いだろうし・・・)

分らない事は直ぐ検索。
インターネットを使って色々と情報を探してみたがスゴ録のファイルシステムについてや
『認識できました』という報告にも行き着かなかった。
しかし、今回の件に近いケースとして、同社のチャンネルサーバー『コクーン』には
『Lunux系のOSが使われていると言う事』や『コクーンのデータをLunux系の
OSでバックアップとレストアをする』という記事に行き着いた。

まあ、コクーンとスゴ録のファイルシステムが同じだと言う確証は無い。
しかし、Linux系のOSの方がいろいろなファイルシステムに柔軟に対応できるので
試してみる価値はある。
ところが不勉強ゆえにLinuxの知識は殆ど無いのが現実だ。

そこで試してみたのは『Knoppix』と『Berry Linux』だった。
どちらも数多く存在するLinuxディストリビューションなのだが、どちらもCDから
直接起動する事が出来るのでHDDへのインストールが不要という特徴がある。
つまり『お試し』レベルであればHDDに領域を確保する必要が無いのでリスクも少なく
なると言う算段だ。

先に試したのは『Berry Linux』。
何時買ったのかは忘れたが雑誌に起動可能なCD−ROMが付録として付いていたので
手っ取り早い。
しかし、残念な事に『スゴ録HDD』を認識する事は無かった。

続けて『Knoppix』も試してみた。
こちらは雑誌で読んだのを切欠にISOデータをダウンロードし、CD−Rに焼いて
持っていたのだ。
しかし、こちらでもOSからHDDを認識してくれなかった。

これにて実験終了・・・では何だか物足りない。
と、言うのも実験に使った物はどちらも最新版とは言えないのでM/Bのオンボード
NICを認識しなかったりする状態だったからだ。

そんな事もあって最新版を試そうと思ったが、起動できるCDを作るのには当然
生のCD−Rが必要になってくる。
もちろん在庫を持っているので焼き付けるだけの話だが、成功する確率がかなり低い
実験なのでチョッピリ臆してしまった。

仕方が無いので『Knoppix』の最新版(4.02)を若干リスキーだがWinの入った
HDDに同居インストールすることにした。
すると最新版だけあってオンボードデバイスをすんなりと認識してインターネットにも
接続できたし、いつも使っている3DCGソフトのLunux版も簡単に使えた。
しかも、先ほどまでは全く反応の無かった『スゴ録HDD』がデスクトップに
『アイコン』として見えていたのだ!

ただ、「これは、やったか!!」と、思ってアクセスしてみたがエラーメッセージが
出てパーテーションとしては認識していなかった。
デフォルトのままでは認識できないファイルシステムを使っているのか、それとも
単純に未フォーマットのHDDなのかは現時点では分らない。
この先の検証にはそれなりの勉強が必要になるが、仕事が詰まっているので残念ながら
中断だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.29)


平成18年03月27日(月曜日)

今日もスロースタート。

先ずは土曜日の夜に仕掛けて帰ったCGを変換してアップロードする作業から開始したが、
お客さんからの反応が無い状態が続いた。
まあ、大概のRESは修正指示なので、それが無いと言う事は(良い悪いは別として)
作業だけは進める事ができるので集中する事にした。

しかし、いくら悩んでも懸案事項の的確な処理方法に行き着かず、無手勝流を使い始めた
ものの、途中でどうにも上手くいかなくなる始末。
結局、やり方を変えて1からやり直したところ何とか形になった。

・・・が、この時点で時計を見たら夜10過ぎ。
カメラアングルの移動などのアニメーションをつけ、補助的なパーツをでっち上げたら
11時過ぎ・・・
一応レンダリングを仕掛けて帰ったが、ライティングはメタメタだった。

そろそろ目処をつけないと次の仕事に影響が出るな・・・

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『麻原彰晃、死刑確定?』

麻原被告の裁判に動きがあった。
弁護団が控訴趣意書を所定の期間内に提出しなかったと言う理由により、裁判所は
控訴を棄却。
定石に従えば麻原被告の死刑は確定する目算が強くなった。
弁護団としては『精神疾患』を盾にして時間を稼ぐつもりだったようだが、露骨に
やり過ぎて自滅してしまった感じだろうか。

まあ、麻原以外のオウム裁判で認定された事実を積み上げてゆくと、当人が『言った、
言わない』にかかわらず死刑判決が出るのは誰にでも分りきった事だ。
しかし、一連のオウム事件の首謀者と目されている人間の裁判が、殆ど真実を語らないまま
結審してしまう事を危惧する声も良く分る。
何度殺しても殺し足りないない破廉恥な犯罪者であっても、このまま死刑にしてしまったら
『殉教者』になってしまう可能性が捨てきれないからだ。

今の法制度の中で単純に死刑を廃止するのも難しいが、同時に『懲役300年』などの
懲罰を制定するのも難しいと聞く。
しかし、難しいからと言って永遠に先延ばしするのも立法府の怠慢も甚だしい。

歪んだ物を歪んだままで放置すると歪みは大きくなるばかりなのにねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.03.28)


平成18年03月26日(日曜日)

錦糸町へ映画を見に行った。

例によって新聞屋さんから激安チケットをゲットしていたのだが、決め手となる映画が
無かった上に仕事が重なっていたので今日までずれ込んでいたのだ。

個人的にはジェット・リーと中村獅童が競演した『Spirit』気になっていたものの
『格闘技で泣いたことありますか?』という妙なキャッチフレーズが鼻についていた。
奥方はと言うと『シリアナ』や『クラッシュ』などの社会はミステリー(?)を
候補に上げたが、前者は未だ錦糸町には着ていないし、後者はアメリカ流のうそ臭さが
気になった上に井筒監督の評価もイマイチ・・・

そんな折、前日に新聞を見ていたら『ウォレスとグルミット』が目に入った。
恐らくジャンルとしては子供向け映画だろうが、『子ぎつねヘレン』や『南極物語』の
ような『おかみ推薦』的映画では無さそうだし、CG全盛の現代におけるクレイアニメ
にも興味がある。
他には候補も無さそうなので時間を見計らって家を出た。

さて、自転車で駅に向かったが、朝から何も食べていなかったので腹ごしらえをする事にした。
こんな時には『パパッパッパッパ〜』とファーストフードを食べがちだが、上映時間を
考えると慌てる必要も無い。
そんな事もあって何年かぶりに『茹でたて生パスタ』の店に行く事にした。

ここはサイゼリヤ並みに安いがその名の通り『生パスタ』を『茹でたて』で食べられるのが
特徴である。
しかもパスタ専門店なので切が無いほどバリエーションが豊富なので迷ってしまう。
迷った挙句に私は『春キャベツとマスタードのクリームパスタ子悪魔風』、奥方は
『モッツァレラチーズとトマトのパスタ』を注文した。
[写真:春キャベツとマスタードのクリームソースパスタ]
春キャベツとマスタードのクリームパスタ子悪魔風
[写真:モッツァレラチーズとトマトのパスタ]
モッツァレラチーズとトマトのパスタ

奥方の頼んだパスタは何処の店にもある物なので味もそれに準じていた。
それに対して私の頼んだマスタードクリームソースは見た目は普通のクリームパスタだし、
一寸想像がつかなかった。
しかし、一口食べてみたら『なるほどねぇ』と言った感じ。
ソーセージのダシの出た薄めのクリームソースに粒マスタードが沢山入っているので
チョッピリ酸味も感じるさっぱりとしたパスタだった。全くと言って辛くない。

それこそ、こんな分析が出来るくらいだから複雑な料理とはいえない。
しかし、『粒マスタードにこんな使い方もあったのか』と、目からうろこが落ちた感じだ。

さて、ドリンクバーでお腹がガバガバになる前に店を出て、錦糸町に移動した。
上映時間までには30分近くあったので一寸迷ったが素直に列に並んで待つ事にした。
スクリーンの小さい『シネマ8』なので定員も少ないが、列に並んで待っていたのは
最終的に30〜40人くらいだったので全く問題が無かった。
それよりも客層としては殆どが小学生くらいの子供なので上映中にピーピー騒がないかと
言う方が心配だった。

・・・で、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(以下W&G)』の感想だが、
正直言ってここまで面白いとは予想していなかった。
近年、アニメとしては『ロボッツ』『チキン・リトル』の2本を見たが、どちらも対象
年齢が低い事もあったが、それ以上に作品として物足りなさが残った。
其れに対して『W&G』は子供が見ても分る単純な内容であるだけでなく、大人が見ても
十分に楽しめる要素が散りばめられている感じなのだ。
それらは良く言えば『遊び心』だが、悪く言うと『毒気』や『皮肉』も含まれているので
比べるとしたらティムバートンの『コープス・ブライド』辺りと比べないと釣り合わない
作品なのかもしれない。
見終えたら他の短編や『チキンラン』も見たくなってしまった。

映画の後、ちょっぴりウインドショッピング。
本屋で500円の名作映画DVDが1割引とあったので『バスターキートン』と
『雨に歌えば』の2本を購入してから、特に用も無くヨドバシカメラをぶらついたが、
取り立ててめぼしい物も無かったので帰宅した。

家に帰り小休止してからポンコツ2cvで買い物ツアーに出たが、時間が押していたので
篠崎の河内屋とピカソの2件に行っただけであっさりと終了。

帰宅し昼間に食べたマスタードクリームソースのパスタに挑戦して一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.27)


平成18年03月25日(土曜日)

やる気が空回り

朝、コタツで目覚めたので取り敢えず『王様のブランチ』を見始めた。
相変わらず若い女の子たちがキャピキャピしているだけのシーンが多いが、『カカオ
99%のチョコレート』を知る事が出来たりするので案外侮れない。

さて、2時になり番組が終わったので仕事に行こうとしてが『時空ロマン唐招提寺』と
言う番組のCMが流れて大いに気になった。
『1200年倒壊せず!金堂を守った天平の超技術』と言うキャッチコピーが特に刺激的に
感じたからだ。
以前にも見た事のあったような番組なのでビデオをセットして出かければ良かったのだが
冒頭を見ただけでその場を立つことが出来なくなってしまった。

この手の番組を見て思う事は『現代科学でも未だ解明できない事』が有ると証明している事。
一寸横道にずれた表現になるが『月にロケットが飛ぶ時代に幽霊なんてありえるか』
と、暗に科学万能を口にする人がいる。
しかし、天平時代の木造建築が何度と無く修理を受けたものの千年以上倒壊する事無く
存在する理由を科学では解明しきれていないらしいのだ。
一応『心柱(しんばしら)』や今回取り上げられた『組み物』の免震構造とか、効果には
着目されているものの、『説の一つ』でしかないと言うから不思議な話だ。

何事も妄信してしまったら先には進めないと言う事だろう。

現代の英知を結集しても再現が不可能な部分が存在する事があるというのも悩ましい。
『千年もつ建物を建てるには樹齢千年以上の木を使う』という話は昔聴いたことがあるが、
そんな木はこの世に殆ど存在しないので札束を積み上げても買う事が出来ない。
また、『組み物に使う木は一番良い木を使え』と言っても天平時代のように年輪がしまった
木は現代では存在していない。
いずれも気の遠くなるような年月と自然環境(地球環境?)が複雑に絡んで出来上がった
代物なので人間の縮尺ではどうにもならない部分でもある。
(よって宮大工の棟梁たちの苦悩は机上の計算ではどうにもならない事ばかりだ・・・)

まあ、そんな小難しい事を考えながら番組を見ていたが、見終えた後もなかなかエンジンが
掛からない。
それこそ、「今日は完全休業にして明日仕事をすれば・・・」とも考えたが、映画を
見るに行くにしても、時間的に見たい映画が終わってしまっていた。

結局、グズグズとしていたので会社に着いたのは5時近くという体たらく。
それなりに集中して仕事はしたものの、昨日から考えている課題は解決するには
至らず夜中に帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.27)


平成18年03月24日(金曜日)

朝から不真面目にお仕事。

今日も今日とて前夜に仕掛けたCGの再調整からスタートとなったが、流石に直すべき
箇所は少なくなってきた気もする。
そんな訳で、チェックを兼ねた仮レンダリングの合間に新しいシーンの制作に着手した。

このシーンは新工法以前の極めて基本的な説明なので細かい作りこみは本来不要だ。
しかし、昔から場当たり的にこなして来た手法に疑問を感じ、どうにかCoolな
処理方法はないかと悩んでいた手が完全に止まってしまった。

結局10時くらいに帰宅したが、ずっと悩みは尽きなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.27)


平成18年03月23日(木曜日)

朝からどっぷりとCG仕事

いつものように前夜仕掛けたCGのチェックから作業を開始したが、今日もまた不具合が
ポロポロと見つかり、『3歩進んで2歩下がる』状態が続く。
『難易度は大して高くない』と楽観視していた今回のシーンでも複数の部品に複数の
アニメ設定が絡んでいるので見落としが多い事・・・

それを避ける為に画素数を落として仮レンダリングをするのが『最良のバグ取り方』と
分ってはいるが、それにも時間が掛かるのでついつい手を抜いて泥沼に嵌ってしまう・・・
ワイヤー放電をやっていた時と全く同じパターンだなぁ〜

『何だか大したことをやっていないなぁ〜』と、感じつつ日付が変わるまで作業をしたが
最後までは進まなかった。
そろそろ切り上げたい気分だ。

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『永田議員って・・・』
午前中、偽メール問題に関する衆院懲罰委員会の質疑の生中継があった。
見ていたのは自民党の平沢議員による一部分だが、永田議員の受け答えには少なからず
引っかかる事があった。

質問に対する答えが何度も聞いた事のある内容で、
まるで台本を読んでいるようなのだ。

永田議員(民主党?)としては、この期に及んで同議員にまたしても口を滑らされ、
言質を取られないようにする為には必要だったのかもしれない。
しかし、偽メールを持ち込んだN氏の実名が(ようやく)出てきた以外は以前からと
同じ文言を使った弁明の繰り返しなので、何も解明されていないままなのだ。

N氏と知り合った経緯についても同じ内容を繰り返していたが、ほんの数ヶ月前に
取材と称して知り合っただけの人間を
『自分の三十数年間の人生経験、人物観に 照らして、この人が嘘をつくようであれば、
自分の全人格を否定するような話だ』
と言い切るほど信じてしまう精神構造は全く理解できない。

しかし、永田議員は政治家ではなく、実は俳優だと考えれば納得が行く。
ヘッダー情報も何もない紙っぺらのメールを心底信じ込んでエキサイトしたりする様は、
台本に沿って役を演じきっている俳優に見えてならない。
そうとでも考えないと『何でも簡単に信じ込んでしまう』だけでは説明がつかないからだ。

今回は演出家N氏の台本により『小泉劇場』の一幕を盛り上げてしまったのだが、
終わらせ方までは誰も考えていなかったのかもしれない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.24)


平成18年03月22日(水曜日)

一日中CG
この期に及んでも『従来工法』の説明用機械のデザインにOKが出ず、進みたくとも
進めない。
休み前に送っておいたサンプル画像に対する感想が帰ってきたのが午後イチくらいに
ずれ込んだ挙句に『チップの色は黒の方が・・・』と、また変更。
まあ、CGなので色の変更は大した問題ではないのだが、変更後のサンプルを送ろうとした
矢先に別の箇所にチェックが入りまたやり直し・・・

「ご無理ごもっとも」とばかりに調整して送ったつもりだったのだが、肝心の画像を
添付し忘れて苦情のメールが入るという醜態をさらしてしまった。

その後は修正依頼が来なかったので勝手にOKが出たとみなしアニメーションを付け
始めたのだが、思い付きで始めた手法が上手く行かず難航。
帰宅したのは11時半近くになってしまった。

なんだかスッキリしないし、落ち着かない・・・

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『釜山港へ帰れ』盗作裁判の行方

ネットニュースに加え新聞夕刊で読んだが、チョー・ヨンピルが歌い日本でも大ヒットした
韓国歌謡曲『釜山港へ帰れ』が『忠武港へ帰れ』の盗作であるとの裁判が韓国人歌手の
遺族(母親?)から起こされ、ソウル地裁は前者が盗作であると認定したと言う。
(但し、詩の内容は一部違っているので賠償金は減額)

これを聞いた時の私は
『韓国は自他ともに認めるコピー天国だから、大ヒット曲でもありえるのかな?』
と、思ったものの何だか釈然としないものを感じていた。

この話題が今朝の『とくダネ!』で詳細に報じられ、アウトラインが分ってきた。
やっぱり妙な裁判なようだ。

[釜山港へ帰れ盗作裁判関係図]
『釜山港へ帰れ』盗作裁判:関係図

今回『盗作をした』との判決を受けた『釜山港に帰れ』の作詞作曲家ファン・ソヌ氏の
主張を時系列に並べると
・ 1967年当時、既に『釜山港・・』は未発表ながら出来ていた
・ A氏は当時の生徒であり、『釜山港・・』を練習させていた
・ A氏が『歌手デビューしたいので”釜山港”を自分の故郷に変えさせてくれ』と
嘆願したが、ファン氏は却下
・ 1970年、A氏はファン氏の下を離れ勝手に『忠武港へ帰れ』を発表したが鳴かず飛ばず・・・
・ 1971年、A氏は軍隊に入り消息不明(死亡?)
・ 1976年、そんな事は全く知らず、ファン氏はチョー・ヨンピルへ『釜山港へ帰れ』を託した

と、言う流れらしい。
確かに未発表であったのなら、それを証明するのは難しい。
結局、裁判ではどちらの『詞』が先に世に出たかを基準に争われたのでA氏に軍配が
上がったようだ。

しかし、妙なのは『忠武港へ帰れ』の作曲もファン・ソヌ氏であると言う事実。
A氏の嘆願を却下したのだから『曲は使っても良い』とファン氏が言ったはずは無い。
つまりA氏は『勝手に使った』のと同義となるはずだから、上告したファン氏はその点を
突付くはずだ。

はたまた、この裁判がいつ起こされた物かは定かではないが、『釜山港へ帰れ』が
ヒットした直後とは到底思えない。
一審である事を考えると『先に世に出ていたと言う事実が金になる』と、最近になって
気づいた人間が親族の身辺にいたと考えるのが妥当だろう。

いずれにしても大ヒット曲をめぐる裁判の行方には興味があるので、聞き耳を立てる
事にしよう。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.23)


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