でたらめ日記
でたらめ日記
試験的にブログ版日記を作ってみました。
http://hello.ap.teacup.com/heayan/
平成17年10月分の日記
2005年
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平成17年10月31日(月曜日)
- ロケを前にしてノンビリ。
明日は朝一で『お祭り事』のロケがあるので、ゆっくり出来るのは今日までである。
そこで、いつものようにノンビリと出社の準備をしていたところに母親から電話が入った。
『今、近所にきているけど、車に乗ってゆくか?』と、言うのだ。
いつもの時間よりも若干早いが、新聞も読み終わっていたのでさっさと着替えて合流した。
会社に着いたら親父たちは何やら作業を始めた。
話を聞くと例のゴキブリの入り込んだ電源ブレーカーの症状が悪化し、昨日の夜中に
火を噴きかけたらしい。
仕事が暇なときだから全く影響はなかったが、2週間前だったと思うとゾッとする。
兎に角、ブレーカーの交換作業が終わらないとパソコンどころではないので終わるのを
待つことにした。
ところが、暫くしたら親父が何やらワーワーと呼び出された。
6箇所ある端子の下半分を換えた時点で『足がしびれた』『見えない』とギブアップして
しまったのだ。
片足がないので踏ん張りが利かないのは分かるが、僅かな運動すら御託を並べてしなく
なった悪影響としか思えない。
『見えない』にしたってよく分からない。
一日中イスに座っているくせに、『メガネどこ行った』と言うのが口癖ななのでメガネの
度があっているか否かは他人には全く分からないからだ。
しかし、ブレーカーを直さない事にはメールチェックすら出来ないので、渋々作業の
続きをやらざるを得なくなった。
兎に角、何十年の施工か分からない古い配線なので取り回しもヘったくれもない。
その上、ブレーカーのパネルは台所の油でネトネトしているし、ゴキブリの焦げたにおい
漂っていて気持ち悪い事といったら・・・
途中で取り付けボルトが上手く嵌らなくなるトラブルがあったので猛烈に時間がかかり、
結局、作業が終わったのは11時過ぎになってしまった。
馬鹿馬鹿しい・・・
さて、昼食を食べてから、またもやパソコンの分解を始めた。
ヤフオクで落札したものの、結局不動品だったトホホなM/Bが修理から帰ってきたのだ。
何が原因で動かないのか分からなかったので『BIOS修理』扱いで送ったのだが、
どうやらIEEE1394チップが原因だったらしい。
そうかと言ってチップの交換したとも思えないし、シリアルナンバーも変わっていたので
恐らく在庫品と交換した物と思われる。
いずれにしても、不動品が動く状態で戻ってきたのだから取りあえず万々歳だ。
問題はこのM/B(GA-8IPE1000 Pro)をどうするかだ。
先月末にサブマシンに組み込んだ『GA-8IPE1000 Vol 2.0』は『DualBIOS』とオンボードの
『IEEE1394』がない程度で実質的に殆ど差がない。
まあ、交換しても問題は無いが、特にメリットがあると言う事でもない。
それこそ、GA-8IPE1000 Proは購入と修理に身銭を切っているので会社のPCに組み込む
より、自宅のマシンに組み込む方が自然だとも考えた。
しかし、自宅では用事は古いノートPCで十分だし、最近ゲットしたコンパクトなPEN3
マシンすら使う予定が無いので、高い部品を追加して超高性能マシンを組み立てても
宝の持ち腐れになる可能性が大なのだ。
結局、悩みに悩んだ挙句、当初の予定通り修理上がり品と入れ替える事に決めた。
強いて理由を挙げるなら、DualBIOSの方が堅牢である事と、IEEE1394がオンボードの
方がいざと言う時PCIバスを一本有効に使えると考えたからだ。
(まあ、どうでも良いようなことだな・・・)
短期間に何度も同じ事をやっているのでM/Bの交換自体はあっという間に終了した。
(我ながら嫌な話だ・・・)
左がGA-8IPE1000 Vol 2.0、右がGA-8IPE1000 Pro
違いが殆ど無いとも言えるし、間違い探し的に違うともいえる
ところが、問題はOSの認証だった。
とても面倒な事に、マイクロソフトのWinXPなどの一部のOSは認証を受けないと使う
事が出来ない仕組みになっている。
富士通やNECなどのメーカー製PCを使う分には買って直ぐの一回目や、レストアの
時に認証を受けるだけなので大した問題ではない。
しかし、私のような自作PCユーザの場合はM/Bの交換のような大掛かりな変更を行う
際に『認証できません』と拒否される事が有り得るから困ってしまう。
それこそ複数のマシンにインストールするなど不正な使い方であればそれも仕方が無いが、
正規ユーザーが(外見上)同じマシンにインストールし直すときにすらエラーになるのは
分かっているが大いに腹立たしく思う。
まあ、腹を立てていても認証が降りるわけでもない。
仕方が無いのでマイクロソフトに電話での認証を試みるが、手続き上ここでもエラーが
出てしまう。
最終的にオペレータの女性に繋がり、『自作PCである』『M/BとCPUを交換した』
『販売店の許可をとっている』などの事情を話して、口頭での認証を受けるのに10分以上も
掛かってしまった。
重ね重ね腹立たしい・・・
認証後、各部をチェックをしたが当然問題なし。
いろいろと調べ物をした後、明日のロケに向けて8時過ぎに帰宅した。
ところが、何を食べようかと台所に立っていたら親父から電話がかかってきた。
何かと思ったら明日撮影に行く現場から電話がかかってきたという。
『明日は事情があって9時くらいまでに来て欲しいらしい。詳しくは電話してくれ』と、
またもや使えない電話番状態・・・
『電話を待っている』というので一応電話をしてみたが、内容としては私がわざわざ確認
するような話ではなかった。(プンプン!)
ようやく料理に取り掛かったが、当初洋風雑炊のつもりの物が次第に変化して行く、
最終的には中華丼風のあんかけチャーハンになってしまった。
まあ、明日のロケが何とかなれば良いや・・・
さっさと寝よう。
(2005.10.31)
平成17年10月30日(日曜日)
- 寝すぎたので珍しく早起き。
風邪でもないに前日は7時に寝てしまったので流石に寝ている事にも疲れてきた。
そんな訳で、珍しく9時前に起きる事になった。
まあ、特に用事と言う事もないので先ずは朝食。
貰い物のうどんがまだあったのでササッと茹でて讃岐うどんの出来上がり。
『ゾイド・ジェネシス』をライブで見ながらゆっくり食べた。
この後は特にやる事もない。
たまには葛西にでも行こうかと考えた物の、殆どの買い物は手近で済むものばかりなので
イマイチ行く意義に掛ける。
強いて言うならGABINのターメリック缶が空いてしまったので買い足す必要があるが、
ぱぱすで買った『うこん』の入れ物にまだ入っている状態なのだ。
って事は当分買い足す必要も無いと言う事なのだ。
しばらくテレビを見ていたら来訪者があった。
先日切り替えを行ったガス屋さんの営業が、粗品を持って挨拶に来たのだ。
前のガス屋さんから『引き止め工作が入らなかったか?』などと尋ねられたが、実際
何もなかったので『皆無だった』と答えた。
(考えてみれば『太っ腹』なのか『眠たい』のか分からない商売をしているともいえる)
そんな会話を終わらせ、時計を見るとまだ11時前だった。
いつもなら惰眠を貪っているような時間なので妙に半日が長い気がしたくらいだ・・・
結局、その後も撮り溜めたビデオを見ていたりして引きこもり生活を続行。
特記事項のない、普通の一日だった。
(2005.10.30)
平成17年10月29日(土曜日)
- 健康診断のため、朝からバタバタ。
奥方が定期健康診断を受けると言うことで私もついでに受けることになったのだが、
久しぶりなので少々怖い・・・
受付は8時半と言うことなので逆算して7時半頃には出発したかったのだが、結局
自宅を出たのは8時過ぎと、出遅れてしまった。
銀座のクリニックにたどり着いてみると、既に受診者で溢れ帰っていた。
途中、随分と待たされつつ、採血、体重、身長、視力、聴力と続き、X線のメニュー
以降はサクッと進んで昼過ぎにクリニックを脱出した。
さて健康診断が終わったので早速食事をする事にした。
なにしろ、今日の健康診断のために『前日は9時以降食事禁止、水もだめ』という事だった
ので、いつも以上にハングリー状態だったからだ。
問題は『華の銀座』で何を食べるかである。
銀座には創業30年の老舗ハンバーガーショップ(ようするにMac)があるが奥方に
激しく却下されて振り出しに・・・
奥方の下調べによると歌舞伎座の直ぐ近くに超有名な洋食屋さん『銀の塔』があるという
ので行ってみる事にした。
ところが、その途中にもMacを含めて数多くの食べ物屋さんがある。
銀の塔のシチューは一人前2500円もするのに対して、『ジンギスカン食べ放題1500円』
なんて広告を見てしまうと私はグラグラしてしまった。
しかし、奥方はぶれることなく銀の塔の暖簾をくぐっていった。
狭い店内の座敷に上がり、メニューを見るが基本的にシチューとグラタンしかない。
シチューは具によって『野菜、ミックス、ビーフ』とバリエーションがあるが、他には
大盛りシチューとグラタンとのミニセットしか無い。
(本来はタンシチューというのがあるが、牛の高騰により今はオプション扱いらしい)
結局のところ迷うほどのことは無いのでミックスとビーフ、そしてグラタンを注文して
到着を待った。
洋食屋さんにもかかわらずヒジキ煮や切干大根のお通しに舌鼓を打ちつつ、デジカメを用意
して待っていたらグラタンが先に到着した。
店員さんが『普通に考えるよりもウンと小さめですよ』と言われていたように、確かに小さい。
ココット型というと小さすぎるが、直径10cm、深さ3cm程しかないので、大きいとは
言いがたい。
銀の塔のグラタン 値段は1800円。
(画像をクリックすると拡大表示します)
冷めないうちに食べてみると実に上品な味がした。
ホワイトソースは小麦粉をバターで炒め、牛乳を加えてのばしてゆくだけの料理なので
このグラタンもそれに準じている。
無塩バターを使っているのか塩分が最低限しか使われていないし、前述の材料以外に
使われている様子も無く実にシンプルな味なのだ。
そのシンプルな中に深い味わいを感じるのだから、如何に普段濃い味に慣らされている
かがわかる・・・
グラタンを味わっている途中でシチューが相次いで到着した。
いずれもグツグツと土鍋の中で沸き返っており、アツアツの状態だ。
銀の塔の名物シチュー 手前がビーフ、奥がミックス 各2500円。
(画像をクリックすると拡大表示します)
一緒にとどいた普通盛りのご飯と共に早速食べ始めてみると、これまた実にスッキリした
味わいであった。
デミグラスソースは普通は濃い目の味という気がするが、銀の塔のそれはインスタント
味噌汁と自分で出汁を引いた味噌汁くらいの差が有るのだ。
濃い味のおかずでご飯が進むのも常だが、スープを2すすりと具を少々摘んだだけで
ご飯を一膳たべてしまったので珍しくお代わりまでしてしまった。
二人とも鱈腹を食べたあと、ナイルさんのカレーショップの店頭を眺めてからプロントで
ケーキセットを食べて小休止。
ガード下のデパート(?)のウインドショッピングを満喫したものの、所詮は滅多に
来ない所なので水が合わない感じだった。
めぼしい物も無いうえに、歩き疲れて表に出たら雨が降り始めていたので帰宅することにした。
へとへとになって帰宅した後、少々つまみ食いなどしながらテレビを見ていたが、疲れていたの
目を明けている事ができない。
結局、転寝をしているにも涼しすぎるので7時には布団に入ってしまった。
(2005.10.30)
平成17年10月28日(金曜日)
- なぜか車のメンテナンス。
昨日の続きとしてパソコンの無停電装置(UPS)のバッテリーを検討していたが、
イマイチ決め手に掛けるので発注にいたらない。
金額的なことをいればオークションで中古品を買ったほうが新品バッテリーを買うよりも
安いのは間違いないが、これはこれで決め手に掛ける。
回りくどい事をせずに新品を買うなり、バッテリーを発注した方が早いのは分かりつつも
試しに2件ほど入札してみた。
昼食後、自宅で乗りっぱなしにしているインプレッサの整備をする事にした。
ワイパーが掃けなくなっているのもそうなのだが、バッテリーはガソリンスタンドやオート
バックスなどで『バッテリーが弱ってますよ』と言われて久しいのだ。
早速オートバックスに行き、所定のバッテリーが有ることを確認した後に、ワイパーのコーナーで
フロント用のゴムだけを手に取った。
さて、他に買うものは無いかと考えたところスパークプラグが気になりだした。
これまた何かにつけて『そろそろ交換時期ですよ』と、言われ続けていたのだが交換したか
どうかが曖昧だったのだ。
スパークプラグのコーナーでNGKのカタログを見たところ、指定のプラグが見つからない。
2cvのプラグを在庫していないのなら分かるが、インプレッサ程の国産量産車のプラグを
在庫していないのも不思議なものだ。
そこで、もう一度リストを見ながら品番を追っていったら、互換性のあるプラグを発見。
まとめてレジを通して会社に戻った。
戻って直ぐ、お茶も飲まずにバッテリー交換から作業を開始した。
まあ、所詮はバッテリーなので取り付けボルトをチョチョイと外してあっという間に交換終了。
続けてスパークプラグの交換に取り掛かった。
ところが、工具箱に入っているプラグレンチは何れも入り口でつかえてしまい、取り外す
以前に”およびでない”。
外したバッテリーを捨てる必要もあるので再度オートバックスに行くことにした。
着いて早々プラグレンチを置いてあるコーナーに行き、プラグレンチを物色したのだが、
どれも工具箱に入っていたものと同じに見える。
それこそ現物を持って行っていたらよりハッキリしたのだが、持って行かなかったので
手にとっても躊躇してしまった。
どうも釈然としないのでスバルのディーラーへ行くことにした。
使われている工具を見れば購入の決め手にもなるし、仮にフランス車のオイルレンチのような
特殊な専用工具であれば売ってくれるかもしれないと考えたからだ。
ディーラーで状況を説明したところ、直ぐに工場から使っている工具を持ってきてくれた。
プラグレンチ自体は特に変わったところが無いが、要するに六角対辺寸法が16mmという
細めのプラグであるのがレンチの入らなかった理由だったのだ。
原因がわかったのでディーラーを後にしたが、いつもの癖でオートバックとは別の方向に
車を走らせてしまった。
しかたがないので良く行くDIYショップへ行ったのたところ、品揃えを大幅に変えたらしく
プラグレンチは極一般的なものしかなかった。
まあ、一般工具としてのレンチはあるのだが、1300円と結構な値段がしたので
オートバックスに引き返すことにした。
まさか一日に3回も行くことになるとは思ってもいなかった・・・・
一寸疲れを感じつつ早速プラグの交換を始めようとしたところ、くだらない事で躓いた。
よく使う筈の工具なのにラチェットレンチが工具箱に入っていないのだ。
親父に声を掛けても『その辺にあるはずだ』と言われるのがオチなので素直に自宅で
作業をする事になった。
ポンコツ車の工具箱からラチェットレンチを取り出し作業を開始したのだが、直ぐに
『特殊工具は必要ないですが、曲がりジョイントを使ってます・・・』というディーラーの
兄ちゃんの話を思い出した。
1.5Lエンジンの為か随分と空間はあいているのだが、確かに補機類が邪魔をして工具が
上手く入らないのだ。
幸いにして全く『およびでない』というレベルでは無かったので子一時間で作業終了した。
(一番最後に手をつけた左のキャビン側はウォッシャータンクが邪魔をして一番やりづからった)
結論から言うと電極の角がかなり丸まっていたものの、プラグの寿命はまだ大丈夫そうだった。
再三にわたって寿命を指摘されていたので一番最近の車検で交換された可能性が有る。
まあ、ピン角というレベルでは無かったし、新品になって困る部品でもないので問題は無いだろう。
それよりも助手席側のシリンダーよりも運転席側の磨耗が強い事が多少気になった。
一番手のかかる作業が終わったので会社に戻りワイパーゴムの交換だ。
前回いつ交換したかのかは分からないが、風化が進んでいるようでたちまち手が真っ黒になった。
ちなみに擦り切れていたリアのワイパーはフロントのゴムを流用して誤魔化すことにした。
滅多に使わないと言うこともあるし、擦り切れてゴムが無くなった状態よりも増しだ。
すべての作業が終わった頃には薄暗くなっていたので、本日はこれにて業務(?)終了。
早々に帰宅した。
(2005.10.30)
平成17年10月27日(木曜日)
- 今日もメンテナンスデー。
雨が出社時期に強くなり始めたので奥方を車で送ってから出社したが、今日もやる気なし。
前日に交換してきたメモリーの動作確認をしながらいろいろな事に思いをはせていたら
無停電装置(UPS)の事が気になって仕方がなくなってきた。
いつ買ったか覚えていないでオムロンのBX350というUPSを永らく使っていたが
電池の寿命が来たらしく電源を入れるだけでケタタマしいエラー音が鳴るようになって
久しいからだ。
(5年くらい前に秋葉原のジャンク屋にて3千円で買ったものだからねぇ〜)
まあ、幸いにして使い始めてから今に至るまでUPSのお世話になるような事態は無かった
ので、あっても無くてもよい『保険』としての性格が強い。
それに付けていると面白いとか生産性が上がると言う物でもないので、マシンのが増えた後も
サブ機にはUPSを使っていなかったなくらいなのだ。
しかし、丸1日掛かるCGのレンダリングが停電で中断するような事があると死活問題である。
これは偶々なのだが、暫く前から会社(実家)の電源ブレーカーにゴキブリが入り込み、
瞬間停電や出力減衰が度々おきている事件が起きた。
ボケボケっと調べ物やデータ整理をしていただけなので実質的な被害は殆ど無かったのだが、
流石にUPSの事を考えざるを得なくなったのだ。
さて、問題は如何に安く買うかである。
秋葉原で有ろうと無かろうと専門店に行けばUPSは取り扱っているので『これ下さい』と、
言えば直ぐに手に入る。
しかし、前述の通りそれ自体では金を生まぬ道具なので、いざとなると躊躇してしまう。
買い増しや買い替えをしなかったのは正にそれが原因なのだ。
先ず考えたのが自動車用バッテリーを使う事だった。
BX350が使えないのはバッテリーの寿命が尽きただけの話なので交換すれば新品同様
となるのは自明の理だ。
しかし、メーカーの純正交換だと13,125円もかかるので、下手をすると新品が買える
ので、もっと安いバッテリーはないかと考えて辿り着いたのが自動車用バッテリーだった。
・・・が、大きくてスマートに設置できない事と、希望するアンペア数のバッテリーは
案外高いと言う事が分かり頓挫してしまった。
(大きさについてはオートバイ用で何とかなりそうだったが、ヤッパリ高いのだ)
次に考えたのがネットオークションだ。
新品が高いのなら安い中古をというのがいつものパターンだ。
しかし、UPSの場合はいつも以上にリスクを伴うのは明らかだ。
検索を掛けると数多くのヒットがあるものの、バッテリーが消耗品であるという性格上
安い物ほど『長時間使えない』か『元々使えない』可能性がある。
まあ、所詮は『電池』なので交換すれば新品として使えるが、上記の通り新品を買うような
値段になる可能性は高いし、変な機種を買うと交換自体出来ないかもしれない。
そんな事を考えながら何となくBX350を分解してみる事にした。
純正バッテリーが高いのは純正ルートで買うからであって、『汎用ルートだとどうなるか?』を
検証しようと思ったからだ。
すると中からパナソニック製の鉛蓄電池が2個出てきた。
型式を見ると『LC-R066R5PG1』6Vの6.5Ah電池を2個直列繋ぎで12vとして
使っているらしい。
ところが不思議な事に、この型番で検索を掛けても全くヒットが無い。
いろいろ条件を変えても埒が明かないので、素直にパナソニックのサイトのそれらしい
場所を探っていったらほぼ同じスペックの『LC-P067R2J』に辿り着いた。
アンペア数こそ微妙に違うが、外形寸法が同じなので単純交換すれば使えそうだ。
(所詮電池だからね)
しかし、メーカーと型番が分かっても買えなければ意味が無い。
あれこれ検索を掛けてようやく静岡県のバッテリー専門業者のWebSiteに辿り着いたのだが、
価格は1個5千円、2個必要なので1万円という事が判明した。
エコロジーを考えると必要な部分だけを交換したほうがベターだが、新品のUPSを買う場合の
価格差がかなり狭いので悩みは尽きない。
(改めてヤフオクを覗いてみたら新品未開封品がバッテリー1個分の値段で出品されていた)
結局、今日のところは結論を出せず、5時半くらいに帰宅した。
(2005.10.28)
平成17年10月26日(水曜日)
- 今日もいろいろな意味でメンテナンスデー
風邪は殆ど治ったのだが体調はイマイチなのでバリバリ仕事をする気にもなれない。
幸いにして目の前の納期と言うのは過ぎ去ったので暫く体を休めたい気分だ。
さて、今日の予定は秋葉原に行く事。
別に彼の地を放浪して電磁波浴をしたいわけでは無く、初期不良のメモリーを交換の
ついでにヨドバシカメラで撮影機材を見繕いたかったからだ。
なんだかんだで昼を大きく回ってから電車にて秋葉原へたどり着いたが、いつ雨が
降り始めてもおかしくない天候だった。
傘を持っていなかったこともあるが、先にツクモへ行き、ヨドバシカメラは後回しにする
事にした。
メモリーを購入した店舗へ行き、店員を呼び止めて
「一昨日、こちらでメモリーを2枚買ったんですけど、1枚がおかしいみたいです。
どうすればよいですか?」
と、不良メモリーの話を切り出したところ、テープレコーダーのような反応をされた。
『それでしたら先ずmemtest98でチェックしてから・・・』
『最安のメモリーは相性では交換できない』
『同じチップを使った同じメモリーでも動くかどうかは分からない・・・』
など、こちらの説明が耳に届いていない感じなのだ。
ちょっぴりムカついたので改めて
「このメモリ1本だけで起動させてもBIOSの途中で止まるのですが、それでもmemtestは
掛けられるのですか?」と、言ったところ、ようやく交換手続きを始めてくれた。
直ぐ下のフロアーでは新品よりも高値で中古品が売られているのだから、
『安物を買っておいて、面倒な・・・』と思うのは分かるが、返品不可のジャンク品を
売り買いしている訳ではないのだから、ぷんぷんび〜む!
ツクモを後にし、一昨日買ったような美味しいHDDが無いかと裏通りを歩き始めたが
当然のことながらそんなチャンスが2度あるはずも無い・・・
プチ後悔をしているいる所へ追い討ちを掛けるように雨が降ってきたのでアキバ系放浪を
切り上げてヨドバシカメラへ移動した。
秋葉原のヨドバシに来るのは3度目だが、真剣な買い物に来るのは初めてだ。
今回見に来たのはビデオ撮影に使う一脚なのだが、2千円の安物から2万円以上の
高級品まで現物を手にして思う存分試す事が出来るのだから、来た甲斐があると言うものだ。
正直言ってビデオ撮影で一脚を使ったことがないので試験的に使ってみたいだけなのだ。
それ故、あまりお金は掛けたくない反面、補助的とはいえ4、5kgのビデオカメラを
取り付けるのでおもちゃでは困る。
悩んだのは雲台の有無だ。
所詮は三脚と違った使い方をするので無くても困らないとは思ったものの、何しろ使った事が
無いのでよく分からない。
それこそ、雲台なしのモデルを買ってビデオ用雲台を点ける事も可能だが、雲台の方が
高く付くし、有効性も疑問である。
そんな事を30分くらい考えつつ購入したのがVelbonの自由雲台つきのモデル
『RUP-43』を購入した。 約5000円。
同社の同系モデルには自由雲台無しの多少安いものもあったし、ほぼ同額で他社の
(雲台は着いていないが)より頑丈なモデルもあった。
しかし、『雲台の有効性を検証したい』事と、『雲台だけでも結構な値段がする』という理由で
このモデルを選んだのだ。
これにて本日の作戦終了。
直ぐに帰社してメモリーの動作確認をしようかと思ったが、ヨドバシカメラのポイントが
そこそこ溜まっているというので何か無いかとうろうろ・・・
結局、目ぼしい物が無いのでポイントは使わず、代わりにDVCAMのテープが売られている
のが分かったので発進式用の124分テープを1本買って帰った。
帰社後、しばし各種実験をやっていたが、実質的な仕事はゼロ。
加えて、妹に(またしても)くだらない作業を押し付けらえてしまい、帰宅したのは8時
過ぎになってしまった。
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
時事ネタを2つ。
千葉ロッテマリーンズの4タテでの優勝には正直言って驚いた。
試合が続いて勢いに乗っているマリーンズに対し、やる気が一度途切れたタイガースとの
差かもしれないが、4連勝されてはねぇ〜
ダメ虎と言われたタイガースが常勝軍団になったように、マリーンズもその道を行くのだろうか?
来年のシーズンを見ない事には何ともいえない。
2つ目は楽天とTBSの問題。
楽天はさらにTBSの株式を買い増し、ポイズンピルが発動すレベルまでに至ったと言う。
TBSは『信用して欲しいならもう買い増すな!』と、釘を刺していたのにも拘らずなので
怒り心頭(?)の社長会見(?)が行われたとか・・・
放送業界にいる人は三木谷社長の弁に対して『市場経済論理は放送業界には相容れない』と
不快感を表明する事が多い。
三木谷社長の方も『何故買っていけないのかが分からない』と応酬している。
まあ、所詮は雲の上の話なので私には関係ないのだが、ライブドアとフジテレビの時と同じで
「何をやってんだか・・・」って感じが否めない。
そんなにも放送局というのは神聖で限られた者でしか関わってはいけないものなのか?
ライブドアと違った方向に話が進むと多少は面白いのだが・・・
(2005.10.26)
平成17年10月25日(火曜日)
- 眠いが穏やかな一日。
朝、出社しようと思い、いつものように猫の額のような庭に水撒きをしていたら見慣れぬ
物が目に入った。
花壇の隅にシイタケそっくりなキノコが生えているではないか!
恐らく真横にあるゴールドクレストとの死角に入っていたので気付かなかったのだろうが、
何とも言えず不思議な気分になった。
(まあ、食卓に上がることも無いだろうし・・・)
知らぬ間にシイタケにそっくりなキノコが2本も生えていた!?
気を取り直して出社。
先ずは来月1日にある撮影の打ち合わせだ。
昨日私が秋葉原に行っている時に打診があったのだが、その時点で分かっている事は
日付と開始時刻の2点だけ。
本当は『式典の場所はどこなのか?』とか、『直会は別の場所でやるのか?』など確認
すべき事は数々あるのだが、電話を取ったのが親父(一応社長)なので、
『詳しい事については電話させます』で終わってしまったのだ。
全く持って使えない電話番だ・・・
担当であるS社のY氏に電話を掛けたところ、『私もうろ覚えなの折り返します』と、電話を
切ったまま、音沙汰が無い。
昨日買ってきた2本のメモリーの1本が不良品の可能性が高く、再度秋葉原に行く必要が
あるので、待っていたのにである。
返事が電話ではなくメールで入ってきた事に気付くのに10分近く掛かった・・・
昼食後、秋葉原へ行くかとも思ったが、メモリーの詳しい実験をやったりしているうちに
サブ機のシステムディスクの調子が怪しくなった。
所詮はサブ機なのでどうにでもなるが、暇な時期なので面倒を見ているうちに秋葉原に
行きそびれてしまった。
そんな訳で、5時半頃に帰宅。
テレビをつけたら『よばれてとびでてアクビちゃん』がやっていたので、それらを観ていたら
奥方も帰ってきた。
あれこれあって、2週間ほど買い物ツアーに行っていないので篠崎の河内屋へゴー!
冷凍ソーセージ1袋、鰹節2袋、さばの水煮缶2缶、焼き海苔50枚入り1袋、ミニ豆腐、
ビビンバ用ナムル1袋、レトルトカレー1パック、レトルトハヤシ1パック、卵・・・etc
と、盛大に買い込んで終了。
ついでなので『ぱぱす』に寄り道をしてから帰宅。
流石に手の込んだ料理をする気にもならなかったので、カップ焼きそばをおかずにして
つつましい夕食となった。
(2005.10.26)
平成17年10月24日(月曜日)
- 朝からやる気なし。
二日酔いは大したことは無いのだが、ロケの筋肉痛に抜け切らない風邪のダルさが
加わって体調は最低だった。
それでも月曜日は来るわけで、いつもの慌しい朝食となった。
朝食後、これまたいつものように会社へ行ったが、一応納品が終わった直後なので
やる事も無い。
一昨日(?)撮影したビデオの確認や日記を書いて時間を浪費していたが、夕方から
秋葉原へ行く事にした。
旧メインマシンを分解した際に出た不要パーツがそれなりの値段で売れたので、強化
パーツの買出しである。
久しぶりに秋葉原駅を下りて気付いた変化は駅前で絵葉書を配っているお姉ちゃんたちだ。
以前は只『どうぞー!』とか『見てってくださぁ〜』と、言いながら配っているだけだったが
今日は『絵の展示即売かいでぇ〜す〜』と、せりふが変わっていた。
最近『詐欺まがいの絵画商法』を告発番組があった影響なのは間違いない。
私はその手の商法だと知っていたので中へ入った事は無いが、あまりにもしつこく絵葉書を
渡してくるので一度だけ受け取った事がある。
そうしたら『持って行かないでくださぁ〜』なんて言われた経験がある。
ソフマップの中古館経由で最初に向かったのはツクモ電気。
ここではバルク品のPC3200(DDR400)の256MBメモリーが概ね
2500円なので2枚ゲット。
続けて別のフロアーに置いてあった激安の中古PC100の128MBメモリーを
まとめ買いした。(← 使うような、使わないような・・・)
メモリーを購入したので次はLAOXザ・コンピューター館へ行った。
経理処理に使う請求書用紙が無くなったので久しぶりに買いに行ったのだが、暫く来ない
間に取り扱うフロアーが変わってしまったらしく、暫くうろうろしてしまった。
必要な物は買ったので、後はプラスアルファの散策だ。
オークションの売り上げ代金はまだ残っているものの、HDDやDVD−Rドライブを
買うほどは無い。
そんな事を考えながらブラブラしていたら、某中古屋に中古の40GBHDDが2500円で
売っていたので即ヅモした。
この頃には既に日が暮れ始めていたので帰路につきつつ、ソフマップにてHDDのリムーバブル
カートリッジを購入した。
例によってインナーだけで十分なのだが、フルセットとの差は100円しかないので当然
フルセット版を購入。 約700円だった。
これにて買い物終了。
お土産に大好きなプーランチョコでも買って帰ろうかと思ったのだが、輸入食材屋さんは
リニューアル中らしくやっていなかった・・・(残念)
このあと直ぐに帰宅したのだが、風邪が直りきらないのは相変わらずだった。
本日のお買い物一覧。
P・S アキバの名物雑貨屋グットマンが閉店するらしい・・・
(2005.10.25)
平成17年10月23日(日曜日)
- 日付が変わってもロケは続行。
セグメント組み立ては1リング分撮影したし、インバート打設の映像も押さえた。
しかし、『出来れば4リング、最低でも2リング分は掘進したい』と聞いていたので
撤収するには少々早すぎるので様子を見る事にした。
(まあ、ビデオで使うのはその中の1分程度なので実際には1リングですら始めと終わり
くらいしか使う事も無いのだが・・・)
ところが、待てど暮らせど掘進する様子が無い。
この機に乗じてトイレに行ったりしたのだが、帰り道にトンネルの中ごろにあるポンプに
人だかりが出来ている事に気付いた。
なにやら修理らしき事をしているので掘進作業が進まないのはこれが原因なのは明らかだ。
暫くしたら掘進が再開したらしく圧送の音が聞こえてきたのだが、30分足らずで再び停止。
暇なのでまたトイレに行ったところ、またもやポンプに人だかり・・・
全くもって駄目駄目な状態だが、担当者に断りも無く帰るわけにも行かない。
現場の人曰く、『あまり状況は良くないけど、無理やりにでも1リング分組み立てます』
と、言っていたので期待して待つことにした。
・・・が、いつまで経ってもポンプに人だかりが消える事が無い。
うろうろしていた所に現場の担当者が通りかかり『今夜は無理っぽいですねぇ〜』と、
弱音を吐くではないか。
後から考えるとこのタイミングで「1リング分は撮影できているので、これで帰ります」
と、言えば早々に帰ることが出来たはずだが、職工さんが頑張っているのを目の当たりに
しているので、ついつい「無理にでも動かすと言ってましたから様子を見ます」と、
思わず口にしてしまったのだ。
結局、ポンプの修理が終わり、掘進が再開したのは明け方の
5時過ぎだった。
全くもって口は災いの元である。
幸いにしてその後は順調だったのか2リング目の組み立てに突入。
撮影も順調にできたので、晴れて岐路に付く事が出来た。
・・・が、仕事が終わったものの、持ち込んだ荷物を地上に上げないことには帰るに帰れない。
途中、待ち時間がたっぷりあったので約半分の荷物を車に戻していたものの、メインカメラと
大型三脚、バッテリーライトと電池一式が残っていたので軽いとは到底言いがたい。
しかも、今日に限って両足に2箇所ずつ靴ズレが出来てしまったので一寸歩くだけでも
猛烈に痛いのだ。
そんな事だから10mくらいしか続けて歩く事が出来ず、最後には5m毎に休む有様。
何とか階段を上がり、休憩所で体力を少し戻してから地上に上がったのは7時過ぎだった。
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
やっとの思いで車にたどり着き、荷物を車に投げ込んで帰路に着いた。
散々体を動かしていたせいか眠いと言う感覚は全く無かったのだが、やはり影響があった
らしく、通いなれたはずの道を間違えた事に気付かない有様。
結局、自宅に戻ったのは9時近かった。
しかし、お風呂に入り、朝食を食べながら暫くテレビを見ていたが一向に眠くない。
相当ハイになっているのでこのまま買い物にも行けそうだったが、前述のとおり普通の
状態ともいえないので10時過ぎに布団にもぐりこんだ。
夕方くらいに電話が掛かってきたので目が覚めた。
妹からの連絡で本日兄弟会議が開かれると言うのでノソノソと起きだしたのは良いが、
体中が痛かった。
6時近くに迎えの車が来たので『韓国村』へ向かったが、筋肉痛と靴擦れで足を引きずる
何とも情けない状態だった。
しかし、ビールとマッコルリを飲みながら美味い焼肉を鱈腹食べたせいか体力は復活。
2次会のカラオケでいつも以上にシャウトしまくった。
なんだか土曜の夜のような感覚の日曜日はこうして終わった。
(2005.10.24)
平成17年10月22日(土曜日)
- 夜中にロケ。
久しぶりに新宿での地下鉄工事のビデオ撮影が入ったので、それに備える事となった。
まあ、やる事と言ったら各種バッテリーの充電くらいなので、それを見守りながら延々と
テレビを見て過ごした。
6時半になったので機材を集めて車に積み始めた。
ところが、こんな時になってバッテリーライトの接触がおかしい事に気付いた。
正確には前回のロケの時にもその兆候が見えていたのだが、『大したことではない』と、
放置していたのだ。
改めて見てみると事態はかなり深刻で、ライトを点けようとするとバチバチとショートの
音がする状態だった。
所詮はコネクター内のショートなので分解して半田付けをしなおせば5分足らずで直せる
レベルの話なのだが、いざとなると分解方法を調べる時間が無い。
会社に同じ型のライトが死蔵していた事を思い出したのだが、どこに置いてあるかを調べる
時間も限られてる。
八方塞になったものの、最近の現場はとても極めて明るいし、12vの小型ランプがあるので
撮影が出来ないわけでもないと考える事にした。
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
土曜日の夜だけあり、道はガラガラだったので8時前に現場の最寄の駐車場に到着した。
ところが、初っ端からプチトラブルが発生した。
いつものように安全装備をし、ビデオカメラ3台、三脚2本、バッテリー類一式を抱えて
現場入り口にたどり着いたのだが、入り口の鍵を開錠できないのだ。
新宿のデパート前と言う人通りの多い場所なのでセキュリティのためにアナログな鍵が
ついているのだが、以前聞いていた番号を何度押しても開錠できないのだ。
仕方が無いので事務所に電話をかけようかとも思ったが、鍵を目の前にして電話をかける
のもセキュリティー上問題がある。
「それじゃ、どこで電話をかけるかな・・・」と、考えながら思い当たる番号を入れたら
アッサリと鍵が開いてしまったではないか!
「あっ、そういうことねぇ〜」と、一人納得しながら構内に下りていったところ、ラジオ
体操の音楽が聞こえてきた。
8時半と聞いたような気がしたのだが、どうやら夜の朝礼(?)は8時だったらしい。
慌てて降りて行き、途中から体操に合流したのは言うまでも無い。
朝礼が終わり、現場の担当者に今日の撮影内容を話しつつ工事の状況を確認したところ、
あまり良い返事がなかった。
元々撮影は前日の夜の予定だったが1日延期になったくらいで、作業はあまり順調では
ないらしい。
「まあ、別の箇所の撮影をゆっくり出来る」くらいに思い、シールド構内に入っていった
のだが、発進式以来の工事の進行状況に唖然とした。
既に500m以上トンネルが出来上がっていたからだ。
掘リ始めの方がシールド機も綺麗だし、構内への行き来も楽でよいのは当然なのだが、泣き言を
言っている暇も無い。
とりあえず、最低限必要な機材を先行して持ち込もうと思ったものの、入り口に置いて行けた
のは補助の三脚とバッテリーカバンのみ。
結局のところ最初から大半の荷物を抱えて500m以上を歩く羽目となったのだ。
すると、トンネルに入って10mくらいでムッとした暑さを感じた。
シールドトンネルは『夏涼しく、冬暖かい』というイメージがあったのだが、いまだに猛烈に
蒸し暑いのだ。
高温多湿というのは体力を奪われるのが嫌なだけでなく、機材にも良い事は無い。
案の定、セグメントピースを積んだバッテリーロコが着たので慌てて撮影しようとしたのだが
メインカメラが結露エラーを起こしてしまった。
メインカメラのトラブルに凹みながらも、サブカメラで『セグメントの組み立て状況』以外の
撮影を開始した。
しかし、こちらはこちらで作業は開始したものの、セメント状の材料が現場に圧送されて
来るまでにはタイムラグがある。
仕方が無いので様子を見ながらあっちへうろうろ、こっちへうろうろしていたのだが、
考えてみると何かがおかしい・・・
掘進作業はとっくの昔に始まっているはずなのに、土砂が圧送されている気配が無く、
静か過ぎるのだ。
まあ、進行状況を確認しようと思った矢先に土砂が流れる音が聞こえてきたので、この時は
原因を聞くには至らなかった。
暫くすると掘進が終わったらしく、職工さんがそわそわと動き始めた。
それを見た私もカメラを持ち込み撮影を開始したのだが、一寸驚く事があった。
作っているトンネルは地下鉄を複線で通す為の物なので内径は10m以上ある。
それにも拘らず、組み立て装置の動きが恐ろしく程早いのだ。
短時間で組み立てる為の工夫はどこでも行われているが、7ピース組み立てるのに要した
時間は30分ほどだから、体感的には2倍速で見ているようなもの。
こまで早い組み立ては始めてみた。
1リングの組み立てが終わったので昼休みを経て次の掘進に入るのかと思いきや、
そうは問屋が卸さなかった。
(つづく)
(2005.10.24)
平成17年10月21日(金曜日)
- 納品のために松戸へGO!
いつものようにポンコツ2cvで出掛けたものの、待ち合わせをする事になった
新八柱駅には直接言ったことが無い。
前日にネットの地図位置を確認し「多分あの辺りだろう」という漠然とイメージは
もったものの、私は自他共に認める方向音痴だ。
その為、久しぶりにカーナビをセットして出たのだ。
ところが、いつまで経っても現在位置検出が出来ず、道案内もしてくれない状態なのだ。
動いている時はこれほど頼りになる道具もないが、GPS信号を受けていと地図としても
中途半端で役に立たない・・・
仕方が無いのであてずっぽで走り、地元の人に道を聞いてようやくたどり着いた。
すると新八柱駅にはK氏だけでなくH氏もいたので、慌てて後部座席の荷物を積みなおして
ようやくピックアップすることが出来た。
現地に着いて直ぐにDVDの動作確認をして納品完了。
直ぐに帰ろうと思ったが、実はまだリニューアルオープンのセレモニーが終わっていない為、
正面玄関から出入りできない。
多少館内を見回りって時間調整をして表に出た頃やっとくすだま割りが行われた。
1年ぶりの定期リニューアル?
暫定版とはいえ、一応納品が終わったので一息つける。
この時とばかりに秋葉原に買出しへ行くつもりだったのだが、両親ともども買い物へ出てしまった
ので結局留守番になってしまった。
しかも、書き遅れていた日記を書いているうちに日が暮れてしまったので外出は没となった。
(2005.10.22)
平成17年10月20日(木曜日)
- 朝からノンビリ。
作業時間を丸一日残して暫定版を完成させてしまったので、今日一日遊んでいても良い
ようなものだが、秋葉原に行く余裕があるわけではない。
ビデオが完成したと言ってもDVDに焼かなければ納品できないし、その際に他社で作った
ビデオとの2本立てにしなければならないのだ。
この他社のビデオはVHSテープで送られてきたので、デジタル化するために何となく
自宅のDVDレコーダーを使ってみた。
それ自体は特に問題があるわけではないが、音の設定を間違えたらしくPCM録音に
なってしる事に気付いた。
まあ、それすらも大した問題ではないのだが、DVDの音声としてはAC3の方が
互換性が高い気がするので、何とかならないかと実験をしてみた。
しかし、悪戦苦闘したものの、思っていた結果を得る事が出来ずに挫折した。
(こんなつまらない事に時間をかけるのなら、自宅でデータの変換をすればよほど早かったと
後から気付いた・・・)
さて、問題は自分で編集したビデオのほうだった。
作業効率アップのために使ったビデオ編集ソフトのテロップの文字がランダムに素抜けに
なっている事に気付いたからだ。
この現象はメディアスタジオプロ(MSP)5.2Jの頃からある不具合なのだが、
メーカーに問い合わせても原因を特定する事は出来なかった。
故にそれ以降、テロップは全てグラフィックソフトで作った画像化したデータを使って
いたので、7.0にバージョンアップ後も使ってこなかった。
しかし、今回はナレーション代わりにテロップを大量に使う為、出来心で内蔵テロップ
機能を使ってみたらこの始末である・・・
この現象の一番困るのは全部の箇所で起こるわけではないということだ。
終始”まだらな素抜け”になっている箇所があると思えば、6秒表示している途中から
正常になったりするものもあって、かえって気になってしまう。
しかも、文字の色を一時的に変更するなどして際レンダリングすると直る箇所があると
思いきや、何度調整、最レンダリングしても直らないもある。
最終的に3箇所ほどどうにもならないテロップが見つかったので、そこだけグラフィック
データで差し替えることにした。
結局、一日中こんな瑣末のバグ取りに終始してしまった・・・
納品があるので7時過ぎに帰宅した。
(メルトダウン気味だったので夜中に散髪した)
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お上の増税論議の中に『第3のビールを含めた包括的改正』ってのがある。
発泡酒やその他の雑酒(2)の横行により、ビールで得ていた税収が激減したのがその
発端だが、発泡酒もその他の雑酒(2)をビールと共通化する変わりにビールの税金を下げる
と言うのがその概要であるらしい。
私も発泡酒を飲むが、味わいや翌日の体調の事も含めビールの方が好きだ。
それ故に、ビールの値段が下がるのは歓迎する反面、この話は何度聞いても馬鹿な話である。
お役人は何かにつけて『そんな事は前例が無い』と言う意味不明の理由により変化をする
事を頑なに拒むくせに、酒税になると簡単に方向転換するご都合主義が横行する。
結局のところ、課税の基準がアルコール度数や材料ではなく、お役人の匙加減だというのが
問題の発端である。
ドイツには16世紀から『ビール純粋法』というものがあって、『大麦、ホップ、酵母、水
以外使ってはならない』という厳しく、公明正大な基準がある。
しかし、日本ではコーンスターチや米などの副原料を使っていても『ビール』として
扱うと思えば、上記4種類の材料しか使わなくても麦芽の使用割合によって『発泡酒』扱い
になるのだから、訳が分からない。
笑ったのは発泡酒は材料割合で更にボーダーラインが存在している事。
サントリーの『ホップス』により、世の中の人が『発泡酒の方が安い』と気づいた途端に
お役人がいつものように『節税ビールっていうからには、それはビールだ』とばかりに
発泡酒の増税をしたと記憶している。
すると、素早く材料割合を変え、更に安いランクの発泡酒に移行しというからメーカーの
方が遥かに頭がいい。
流石のお役人も変えたばかりの税制を短期間で変えることも出来ず時が過ぎ、第3ビールの
出現により『この機会を逃しては!!』と、躍起になっているのだろう。
そもそも発泡酒という酒と税制が存在するのは
『麦芽を沢山使わないと美味いビールは出来ないだろう』、と言う発想から線引き
された可能性がある。
つまり、論議の根本原因はお役人に将来の展望や理念が全く無いから起こるのだろう。
ビール純粋法のような500年経っても使える明確な理念がれば良いが、不明確な理由や
基準で度々自分たちで作った掟を変えるのだから節操が無いとしか言いようが無い。
このままだと『ビール』の定義は『お役人がビールと考える物』という事になりかねないし、
これが元で他のアルコール飲料に流れたらまた同じ事の繰り返しになってしまう。
『イタチごっこ、ネズミごっこ、イタチごっこ、ネズミごっこ、イタチごっこ、ネズミごっこ・・・・』
(2005.10.21)
平成17年10月19日(水曜日)
- 正真正銘の正念場。
昨日一日何をしていたか分からない状態なので否応無く朝からエンジン全開(?)
朝一で自宅にガス屋さんが工事に来る事になっていたので、それを見越して
自宅でビデオダビングをする事からスタートした。
まあ、工事といっても屋外にあるガスメーターとタンクを交換するだけなので
子一時間で終了。(確認に立ち会うだけだけどね・・・)
時を同じくしてビデオダビングも終わったのでいつもより1時間遅れでの出社となった。
先ずはいつものサーバーに現在の進行状況をアップロードしてから納品に向けてのメール
連絡を入れる事にした。
例によって『いつ』『どこ』で納品するかで今日の作業メニューが大きく変わるからだ。
今回の仕事は松戸にある『建設おもしろテクノ館』が21日にリニューアルするのに
合わせてやっている。
その為、最悪の場合は当日の朝に現地で手渡せばセーフである。
しかし、CGの作業時間に一番ゆとりが生まれる反面、現地でDVDプレーヤーとの相性
問題が出たり、決定的なミスに気付いたら一巻の終わりだ。
その為、営業のK氏の都合に合わせて前日の20日引き渡すというのが先週末の話だった。
メールを出して直ぐにK氏から電話が掛かってきた。
それによると20日に松戸へ行く事が出来なくなったので、当日の朝に駅で引き渡す
と、いう話になった。
油断は出来ないが、これでゆとりを持った作業が出来る・・・
そう思いつつ、作業を進めていたらK氏からメールが入ってきた。
松戸に行けなくなったのでビデオは明日中に本社へと言ってきたのだ。
まあ、金曜日の朝に納品するには木曜日中に仕上がっている必要があるので大差は無い。
「了解しました」と、メールを出して、全く進んでいない作業に集中する事にした。
ところが、昼食を食べてメールチェックをしたらまたもやK氏からのメールが入り、
『やっぱり金曜日の朝、駅で会いましょう』という話になった。
結局のところ、納品を『金曜日の朝、現地でする』か、『木曜日中に本社でする』か、を
1往復しただけの話なのだ。
しかし、この頃相当テンパッテいたらしく、私の頭には納品は木曜日(つまり明日)の朝
という構図が出来上がってしまい、夜中に気付くまで作業に没頭できた・・・・
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − −
さて、本日の課題はまずエンディングシーンを仕上げる事である。
フィルム枠は既に用意してあるので、それに動画データをはめ込んで行くだけなので、
昼を過ぎた頃に一応形になり始めた。
ところが、仮レンダリングをして見たら私自身が三脚を片付けている映像が入っている。
右から左に流すスピードが早ければ問題ないのだろうが、少ないデータでその場を乗り
切ろうとつまらない事を考えたのが原因だったのだ。
まあ、私の写っているカットにしてもCGにしても他にも沢山データはあるので差し替え
たり、追加してやるだけの話だ。
しかし、フィルムだけだと何となく画面が寂しい事の方が気になりだした。
そこでタイトル文字をトレースして立体化した『ありがちな3次元文字』をでっち上げ、
背景の代わりにしたら見栄えが良くなってきたのだが、逆に『特長説明』が文字だけなので
チープさが浮き上がってしまった・・・
まあ、暫定版だからしかたないと、見切りをつける事にした。
次は懸案の水の流れである。
チュートリアルで勉強したので本流はいい感じなんだけどね・・・ water01.wmv(約120KB:2秒)
本流については試作段階で既に見栄えのする映像を得る事に成功していたのだが、所詮は
平面に動く質感を貼り付けているに過ぎない。
それ故、支流からの流れ込みを表現するには『それらしい塊』を作る必要があったのだ。
しかし、液体をシミュレートしているわけではないのでかなりの時間を費やした後も
満足の行く形状に行き着かなかった。
そんな状態が夕食後も続いたせいか、
『暫定版だし、穴あき状態だったエンディングが埋まったのだから適当でいいンじゃない』
と言った、悪魔のささやきが聞こえてきた。
しかし、この工法はトンネルをT字形に増設する為の物なので、支流に水が流れないと
間が抜けているのは間違いない。
あれこれ悩みつつ、調整をしていたらそれなりの形が出来始めたので質感をつける事にした。
制作途中のポリゴン表示。 水と言うより車のバンパーみたいだ
本流も支流も同じ水と言う設定なので本流の質感をそのまま流用すれば直ぐ終わると考えて
いたが、ヤッパリ甘かった。
本流と支流とでは表面積が全く違うので流れのスピードや方向、さざなみの立ち方全く
違って見えるのは調整可能と高をくくっていたにも拘らず、根本的に水が流れているように
見えないのだ。
暗礁に乗り上げてしまったので、気分転換に水しぶきを作る事にした。
『支流から本流には段差があるので流量によっては水しぶきが起こると考えた』と、いうのは
建前で、本当は土管と水との間にある不自然な隙間や、本流と支流との繋ぎ目の『ボロ隠し』だ。
この手の表現は『パーティクル』というエフェクトを使うと比較的簡単に出来る事はわかって
いるたのだが、問題は不勉強なので思った効果がなかなか得られないのだ。
パラメーターの調整パネルをいい加減に押しながら『あーじぇねぇ〜、こうじゃねぇ〜』と、
やっているだけで『分かってやっていない』のだから情けない・・・
どうにか『それっぽい』シーンが出来たのは日付が変わるよな時間だった。
最終的に残ったのは先ほど解決できなかった支流の水問題だ。
しかし、無い頭をフル回転して考えていたら平面と立体とでは質感の張り付き方が違う事など
勘違いや忘れている事が多数あることに気付いたのだ。
すると、いろいろ調整した結果、やっと思っていたような物になった。
この頃には納品日時の勘違いにも気付いていたので、『更に良い物を』と、考えた反面
これ以上いじっていたら『危ういバランス』が崩れて元の木阿弥になりかねない。
視聴に耐える動画が出来た時点で編集ソフトのタイムラインに組み込んで完成扱いに
する事にした。
完成(?)した合流地点。 勉強不足を痛感した・・・ water02.wmv(約150KB:2秒)
(2005.10.21)
平成17年10月18日(火曜日)
- テンパっているがノロノロ
昨日オープニングの穴埋めをしたので残ったているのはエンディングのみとなった。
本当は『施工終了』のCGも直す必要があるのだが、それをやっているとエンディングを
作る時間が全くなくなる可能性が高い。
よってエンディングに集中する事にした。
イメージとしては本編で使われたアニメや実験の様子などを何本か左右にスクロール
するだけなのだが、それだけでは少々つまらない。
そこで深い意味は無いが写真フィルムの枠に映像をはめ込む事を考えた。
・・・と、言うのは週末の事だ。
一応、週末にフィルムの枠に当たる部分は作っておいたので、事実上素材を
集めてはめ込むだけの状態だったのだが、何故か作業が進まない。
焦っているはずなのに空回りしている感じなので、更に焦るという悪循環なのだ。
それでも何か出来る事はないかと思い、ナレーション代わりのテロップ入れの
続きとBGM入れをしてサンプル出しの準備まで漕ぎ着けた。
しかし、アップロードには至らず全てが中途半端なまま夜中に帰宅した。
(2005.10.20)
平成17年10月17日(月曜日)
- 朝からモタモタ。
毎度の事ながら月曜日はいろいろあって仕事にならない。
今朝も昨日撮影したデジカメ写真をバックアップしたりする事に始まり、彼方此方に
メールを書いたりしていたら昼を大きく回ってしまった。
まあ、その後も見積書の焼き増しをしたりしたので、実際には仕事に集中できたのは
夕方近くだったりする・・・
気を取り直して今日の課題は『オープニング』部分だ。
H親分との打ち合わせで『空撮とCGの組み合わせ』と決めていたものの、絶対的に時間が
ないので、よく考えてやらいと文字通り『意味の無い』カットになってしまう。
(特に今回はナレーションをN女史の美声ではなくテロップで代用しているので余計である)
いろいろ考えてみたが実写とCGとの組み合わせを楽に行う良いアイデアが浮かばない。
仕方が無いのでナレーションの代用テロップを入れたり、『トビラ』を入れたりして
アイデアが沸くのを待つことにした。
しかし、気ばかり焦っているので出る物も出ない。
穴が開いているのでは納品できないので無理無理にカットをでっち上げてみたが、何度
観てもあまり意味がない・・・
その後もあれこれコネクリ回していたが日付が変わってもヤッパリ事態は好転しないので
帰宅する事にした。
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<個人的靖国観>
2、3日前の新聞で中国が『首相が靖国参拝をしないのならガス田の共同開発を考えても良い』
のようなふざけた発言をしたとか、しないとか報道された。
「現在進行形で侵略や泥棒をしておきながらよく言うよ」と、思いつつも、首相が参拝を
やめる事は無いなと私も確信していた。
案の定、各種マスコミは朝から小泉首相の靖国神社参拝の話で騒然とし、中国や韓国が
騒いだだけでなく、与党である公明党からも遺憾のコメントがでる予想通りの展開になった。
首相は相変わらず『不戦の誓いを英霊に捧げている、これは心の問題だ』という言葉で
国の内外にある全ての意見を跳ね除けようとしているが、はたして説明が足りているのか?
違憲か合憲か? 私人か公人か?
これらは『同じ事象も見る角度によって全く違った物になる』と言う好例だと思う。
私は戦後に生まれ育っているせいか宗教に対して無頓着だ。
年末年始に神社にお参りをし、お彼岸にはお寺に墓参りに行き、クリスマスにかこつけて
酒を飲むといった典型的な日本人の一人だ。
そんな私が今回の問題をどう捉えているかというと『問題山積なれど無策』と言った物だ。
靖国に参拝する事を『軍国主義』や『憲法9条』につなげて攻撃の糸口にする内外の意見には
私も大いに疑問を感じてはいる。
しかし、それでもなお靖国神社は奇妙な存在だと思う。
『A級戦犯の合祀』に関する中国や韓国の感じ方を推し量る方法をドイツに当てはめる
なら、『ドイツの首相がヒトラーの墓参りをするようなもの』と考えると分かりやすい。
シュレーダー氏やメルケル氏がそれをやったら、それこそナチスドイツの復活扱いで報じ
られるはずだ。
(形の上では)選挙で合法的に承認された点においては東条英機もヒトラーも変わりが無い
はずだが『善人も悪人も人は死ねば只の魂になる』という死生観が内外差を生んでいる。
はたまた、靖国神社が幕末から二次大戦に渡る英霊を祭る唯一の施設である現状も奇妙だ。
本をただすと明治に入り政府が欧米列強に負けない強い国を作ろうと考えた際に国を強く
一つにまとめる共通項が必要だった。
欧米ではキリスト教がその一翼を担っているので、日本でもそれに匹敵する物をと考え
神道を国の宗教にし、天皇を現人神に位置づけた。
(これを高校時代に歴史の先生は『ミカド・コンクェスト(Mikado Conquest)』と言っていた
記憶があるのだが、うろ覚えなのか検索してもヒットが無い)
先月放送された『ウインズ・オブ・ゴッド』と言う特攻隊を題材にしたドラマの中で
キリスト教徒の隊員を上官が叱責するシーンがあったが、要するに神道(=天皇)が唯一
無二の存在だった。
故に英霊を靖国神社に祭るというのは、”そっち側”の人間にとっては極自然な行為なのだろう。
しかし、上記のような他の宗教を信じている人間も十把一絡げにされている面がある。
まあ、この問題はいくら書いてもキリがないな・・・
(2005.10.18)
平成17年10月16日(日曜日)
- 浜省コンサートに行った。
コンサートは5時スタートだが、奥方が『入り待ちをしたい』というので、早めに家を
出る事にした。
しかし、結構な雨が降っていたので朝食を食べながら様子を見ていたら11時になってしまった。
その頃には雨も小降りになっていたので自転車で出かけ、代々木体育館に着いたのは
12時一寸前だった。
入り待ちをするファンは未だパラパラとしかいなかったので期待して待っていたのだが、
30分経っても1時間経っても浜田省吾さんが到着する気配は無い。
それどころか、入り待ちのファンも増える様子も無いので、客観的に観て
浜省は既に到着済みと、考えるのが普通だろう。
しかし、奥方を含めた何人かのファンは目の前の現実を受け入れたくないらしい・・・
結局、2時を過ぎた頃に会場内からリハーサルの音が聞こえてきたのだが、それに気付いた
のは私の方だと言うのが微妙な話だ。
(これから金を払ってを聴きに行くと言うのに、暫く聞き耳を立てているのも・・・)
− − − − − − − − − − − − − − − − − − −
入り待ちの失敗にガッカリしつつ、昼食を食べに渋谷へ移動した。
向かったのはアメリカンハンバーグの店『ゴール・ドラッシュ』
だ。何度と無くテレビに出ている有名店の為か待っているお客さんも多く、私たちも席に着くのに
15分か20分くらい掛かった。
初めての店なので何を頼むか迷うところだが、素直に一番ベーシックなハンバーグセットと
トマトチーズハンバーグのレディースセットを注文した。
基本のハンバーグ(写真:左)に焼きトマトとチーズを乗せたハンバーグ(写真:右)
デブヤでは当然超大盛りハンバーグを取り上げたのだろうが、こちとら普通の胃袋しか
持ち合わせていないので150gで十分だ。
しかし、暫くして届いたハンバーグは猛烈に小さく見えた。
150gでも2つに分けて焼いてからだが、分け方が不均等なので小さい方が更に小さく見える・・・
店員さんにオリジナルソースをかけてもらい早速食べ始めた。
味の感想は素朴だが非常にスパイシー。
合いびき肉ではなく、牛肉のみの使っているので肉自体の旨みはあまり無いが、各種の
スパイスをふんだんに使っている為かソーセージにも似た味わいがあった。
ハンバーグは料理としては簡単な部類だと思うが、味付けを間違えるとジャンクフードに
なりがちだ。
その辺のバランスが取れているので、リピーターになるのも分かる気がする。
− − − − − − − − − − − − − − − − − − −
昼食を食べ終わったら3時を大きく回っていたので会場へ戻る事になった。
ツアートラックの前で記念写真を撮ったりしてから奥方の知人と合流。
暫く雑談をしてから会場入りした。
私は3回目の浜省ライブ。代々木体育館でのライブは2回目だ。
三脚を使って夫婦揃っての記念写真。
コンサートは初っ端から大音響に圧倒されたが、同時に違和感も覚えた。
私が門外漢だからかもしれないが、アンプで全てを増幅している為か現実味に乏しいと言うか、
CDを割れんばかりの大音量で聞いているのと同じなのだ。
そんな事もあり、センターステージでのコジンマリとした演奏の方が素直に楽しめた。
コンサート後は先ほどのコアファン数人と秋葉原へ移動して反省会を行った。
まあ、私は料理もそこそこに大ジョッキのビールをガバガバ飲んでいたので久しぶりに
大いに酔っ払った。
楽しい一日であったのは間違いない。
(2005.10.17)
平成17年10月15日(土曜日)
- 何とも言えずかったるかった一日。
いつもならこんな日はスパッと休んで、仕事は日曜日にする事が多い。
しかし、明日は奥方と浜田省吾さんのライブへ行かねばならず、必然的に仕事は
今日出ないといけないのだ。
そうかと言っても眠くて仕方が無い。
ブランチを見ながらブランチを食べ、2時過ぎにモタモタと歩いて出社した。
さて、仕事は相変わらず仕掛けて帰ったCGのチェックからスタートだが、またもや
勘違いを見つけてしまい、修正して再レンダリングだ。
一頃と比べると軽いデータなのでサブ機を使うまでも無く1台で別のデータを編集
しながら考え事を続けていた。
懸案事項はオープニングとエンディングだ。
エンディングは適当な動画を何種類か組み合わせてスクロールさせれば誤魔化せる
のだが、オープニングはそうはいかない。
H親分もアイデアが無いのか、『いつものパターンで行こう』と苦し紛れの空撮映像
との組み合わせにする事にした。
しかし、空撮映像からCGに綺麗に引き継いでやらないと、意味の無いオープニング
になってしまう。
そうかといって見切り発車の無手勝流で出来るような代物でもないので頭痛の種は
尽きない・・・・
結局、夕食を食べたあとにも決め手になるアイデアが浮かばなかったのでエンディングの
方を先に着手する事にした。
しかし、何も無いところに複数の動画を流すだけでは芸が無い。
何となく35mmフィルムに映像がはめ込んである画面を作りたくなったので作業を
してみたのだが、ちょっとした勘違いに気づかず上手くいかない。
日付が変わるころには綺麗なフィルムが完成したのだが、それを『どう扱うか』までは
考えていなかったので帰宅することにした。
(2005.10.16夜中)
平成17年10月14日(金曜日)
- 朝からスローペース
昨日指摘された修正点を端から直して行くだけでも結構な仕事量なのだが、何故だか
全く手が動かない。
今週はずっと同じ場所を行ったり来たりしていた事がトラウマになっているのか、
はたまた納期が確定して落ち着いてしまったのか・・・
否、冒頭とエンディングについては全くの手付かずの状態なのが気が気でないのだ。
当然、その場面に着手すれば気が晴れるはずだが、一寸した調べものが暴走気味となり
本業がおろそかになってしまったのだ。
まあ、日付が変わる頃になると流石に焦燥感を感じ始めたので簡単なCGの修正をして、
レンダリングを仕掛けて帰宅した。
先はまだ遠い
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毎日大量に届くスパムメールに閉口していることは何度も書いているが、決定打になりそうな
サービスが始まった。
発端は10月に入り、自宅にADSLを導入する際に乗り換えた東京電力系のプロバイダーが
既に合併していたDTIと統合され、新生DTIになった事だった。
まあ、それに伴う直接的な変更点はメールサーバーの設定だけなので気にも留めていなかった
のだが、調べてみたら実際には多岐にわたっている。
しかし、メールサーバーの容量が標準で100MBと言われてもピンと来ないし、プロバイ
ダーでのウィルスチェックは今までもあった。
ホームページ用のサーバー50MBまで無料というのはとてもよいと思った反面、既に
2つのレンタルサーバー(200MBと1GB)を使っているので手を広げるまでも無い。
ところが、メールサーバーレベルのスパムメールの削除が出来る事が分かったのだ。
各種の条件付けをしてスパムメールとおぼしきメールを仕分けする事自体は手持ちのソフトで
やっているのが、例え100%の確率で仕分けができても迷惑メールトレイに受信されて
しまうのは避けられない。
結局、『迷惑メール確率100%』も人間が手動で削除しないと抹殺できないのだ。
それを全く目にする事無く削除できるのは願ってもないサービスである。
まあ、迷惑メール評価をすり抜けるメールは後を絶たないし、これ以外のメールアドレスには
適用されないサービスなのが玉に瑕だ。
結局、面倒な削除作業がなくなる事は当分無いのが現実だ・・・
(2005.10.15)
平成17年10月13日(木曜日)
- 朝からH親分来る。
親分が今やっているビデオの元締めであるのは間違いないのだが、多忙ゆえに今の今まで
若頭のH氏に丸投げ状態にあった。
しかも、ナレーション原稿が仮の状他のまま進んでいない為、いつまで経っても暫定版として
しか作りようが無い状態だった。
そのせいか、H氏すら反応があるのは途中経過をアップロードした時に少しだけと言う有様。
落ち着いて作業に没頭できるのは良いのだが、欠けている場面へのアイデアの出し合いも
無く、正直言って形になるのかすら不安だったのだ。
久しぶりに作業場にお出でいただき、間髪入れずに2度ほど中間状態を見る事になった。
それが終わると彼方此方に修正指示が飛んだが、暫定版故に力をいれていないらしく、
親分としては軽めのメニューとなった。
結局、それ以上話は進まず、昼過ぎにお帰りあそばした。
最終的に納品日が決まり本当の追い込みを余儀なくされたが、連日の疲れが溜まっている
ので久しぶりに帰宅して夕飯を食べた。
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『巷でブログが持て囃されている』
もはや『よく聞くフレーズ』を通り越している感もあるが、『日記のようなサイトが初心者に
でも簡単に作れる』と言うのが受けて言われてもイマイチ理解できなかった。
ところが、宣教師がブログを始めたと聞き、しかも一週間で数度も
データを
アップしている事に衝撃を受けた。
やっぱりブログって便利なツールなんだ!
通常のWebSiteは『編集したデータ』を『サーバーにアップロード』して作られている。
データの編集にAdobe GoLiveのような専用ソフトを使う者もいるかと思えば、私のように
メモ帳でタグ打ちしている者もいる。
しかし、ここで重要なのはHTMLタグを知っているか否かではなく、WebSiteの更新には
2ステップ以上の手間が掛かると言う事だ。
この『手間が掛かる』と言うのが実に曲者で、更新作業は遅れがちに成る最大の原因になっている。
私の日記は稚拙な1枚物のHTMLファイルにテキストをダラダラと打ち込む最も原始的な
方法で作っているが、自宅と会社の2箇所で更新作業を行うにはサーバーのデータとそれぞれの
PCにデータを常に更新する作業も伴う。
しかも、私はもの凄い遅筆なので仕事から帰って直ぐに書く気が起きず翌日には書く事が多い。
先の宣教師は更に重症で、日記の更新すら平気で何ヶ月もしなかったりする。
そんな彼が一週間に数度も更新しているのだから『とんでもない事』だと思ったのだ。
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そんな訳で自分でもブログに再挑戦する事にした。
何故再挑戦かと言えば年末から正月にかけてMovableTypeを使ったブログの制作に一度挫折
しているからだ。
当時も既にブログは一世を風靡していたが、他人と同じ事を同じようにするのは一寸つまらない
のでMovableTypeを使った本格的な物から始めてしまったのだ。
サイトの制作自体は成功したので知人に知らせるなりHPにリンクをあるなりしてもよかった
のだが、勉強不足ゆえに文字サイズの調整方法が分からず頓挫してしまったのだ。
そこで同じ轍を踏まない為にも「MovableTypeの参考書を」と、思ったのだが、始めるだけなら
無料サイトでも良い事に気付いたのだ。
(普通はこちらから始めるのかな・・・)
早速どこが良いか調べ始めたのだが、『無料ブログ』で検索しても数が多すぎて決め手に欠ける。
あれこれ迷っている内に行き着いたのは無料掲示板のTeaCupがやっているAutoPageだった。
会社のWebSiteの掲示板として利用していると言うだけの理由だのだが、切欠というのは重要である。
直ぐに申し込んで、直ぐに運用を開始。ブログのメリットを体感する事ができた。
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実際にブログを始めてみたメリットはというと
1.ブラウザだけでデータ更新や管理ができる
2.携帯電話からも投稿と閲覧が出来る
3.文章、画像など個々のデータの管理を意識する必要がなくなる
4.タグを覚える必要が無い
この順番がそのまま私の感じたメリットの大きさだ。
『1』
メモ帳もFTPソフトも特別なソフトではないので専用ソフトで統合しようと、ブラウザのみで
更新できようと大差が無いと思っていた。
しかし、実際にやってみると『3』の要素も関わってくるので楽チンなのは間違いない。
『2』
私のペラモノの日記を自分の携帯電話で完全に見ることが出来ない。
画像が表示できないのは仕方が無いとしても、メモリーオーバーを起こして全てを読む事が
出来ないのだ。
これはWebPageの仕様というよりも携帯電話側に問題があので専用ページを作る事も考えた事が
無かったのだ。(そもそも自分の日記を出先で読むと言うのもおばかな話だ)
しかし、ブログの場合は筆者が全く意識することなく対応できてしまう事に今更ながら驚いた。
加えて閲覧だけでなく投稿も出来るとなると『出張中なので更新できない』
なんて言い訳が出来なくなる・・・
『3』
データの管理を管理者が意識する必要が無いというのは非常に楽チンなことだ。
一眼レフのカメラでAFが当たり前になったように、考える事を減らす事で、より重要な事に
集中できるのは大いに結構な事だ。
前述のとおり複数箇所にある複数のPCでWebの更新をしようとなると
『サーバーデータとカレントデータの同期』
『データの編集』
『サーバーへのアップロード』
と、1ステップ余計に掛かってしまう。
しかも、どこかのPCで途中まで日記を書き、続きを別の場所で書くような事をすると更に
面倒くさい事になってくるのだ。
しかし、1MBのFDの中にディレクトリ(ホルダー)を作りデータを管理できる事に感動を
覚えた人間の一人としては諸手をあげて賛成できないこともある。
ブログを同じ構造のブログに移行するというのは簡単だろうが、それでなければデータコンバーターが
ないと素人にはお手上げだろう。
実際、AutoPageには数々の不満があるが、データコンバードが出来ないので別のブログに移動
できないとの苦情も存在する。
その点、通常のWebSiteにはブログのようなサーバー依存性が低いので引越しなどはアップロード
先を変えるだけでよいし、ブログでもデータ管理をきめ細かくできたりした方が、いざと言う時
には便利だろう。
『4』
本格的にWebSiteを運用しようとなるとHTMLタグを避けて通れなくなる。
実際には専用ソフトを使う事で殆ど気にする必要はなくなるのだが、『HTMLタグ』という
見えざる影の存在におびえる人が多いはずだ。(←大げさ)
その点、専用ソフトを用意する必要もタグを意識する必要も無いブログというシステムは、
確かに敷居を低くするツールだと思う。
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ブログの便利さを享受しながらも、一寸悩ましい事もある。
それは『AutoPage』がとんでもなく重いサイトだと言う事に途中で気付いたからだ。
今書いている文章のような数KBのデータですらアップロードに長らく待たされる状態なので、
過去の日記を貼り付けてゆく作業も途中で嫌気が差してしまった。
まあ、10秒待って上手く行くならまだ良い方で、夜ともなると更新作業もままならない程
重くなる。
しかも重くなるだけでなく更新が反映されない事があったりするらしく、ブログとしての根幹が
揺らいでいる感じだ。
主催者もこの事は承知しているらしく『サーバーの増強』を表明している。
しかし、当初夏に行われるはずの作業がずるずると先延ばしになり、つい先日の作業も
キャンセルされた。
ところが先延ばしの理由説明もなければ、今後の予定に対するコメントも無い状態。
苦情メールへの返信も何時からか無くなったようでユーザーの不満は爆発寸前らしい。
まあ、無料で使わせてもらっているのでどこまで文句を言えるかは分からないが、苦慮している
人間が多数いる事は間違いない。
私もその一人である。
(2005.10.14)
平成17年10月12日(水曜日)
- 何となく大詰め。
前日に2台のマシンに仕掛けて帰ったCGを個別にチェックして行き、不具合を修正して
午前中に再レンダリングを始め、その間に別の箇所を検討するというノロノロサイクルを
今日もまた繰り返した。
こんな事を何日もやっているので流石に修正点も少なくなってきた。
無論、重箱の隅をつつけば問題は山積みだが、一応は急場をしのげる段階に至ったので
ビデオのタイムラインに組み込んでWeb配信して一息ついた。
(まあ、この時点で夕方になってしまったのだが・・・)
気分を変えてオープニングシーンに着手した。
全体からすると短いシーンだが、本で言えば表紙か書き出しに当たる箇所なので重要だ。
H氏のから事前に受け取った流れ図の画のイメージを膨らませて、奇妙な交差点を
でっち上げた。
ゴチャゴチャしているが、動くとそれなりに画になる
仮のレンダリングをしてみたところ、問題は山積だが雰囲気は概ね良好。
しかも一寸した偶然が重なり、カメラワークに不要なトンネルが入り込まないでカメラの
視点移動ができてしまったので万々歳だった。
明日は朝からH親分がやってくるのでレンダリングを仕掛けて夜中に帰宅した。
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呆れた事件・事故というのは最近も数多い。
愛人を延べ17人囲って19億円横領した馬鹿者の話も酷いし、開かずの踏み切りでの
死亡事故も酷い。(この場合酷いのは当然鉄道会社だ)
中でもインターネット殺人詐欺事件の後日談として、不倫をしていた男性が不倫女性への
暴行容疑で逮捕されたというのには驚いた。
当初、インターネットで殺人依頼をした女性が『詐欺ではないか?』という事で警察に相談
した事に呆れかえったが、不倫をしていた男性が不倫女性を暴行したり、金の無心・・・と、
いうより完全に恐喝していたというのだからあいた口がふさがらない。
それこそ正妻がいながら不倫をしている時点で『ろくでもない男』だが、欲望の赴くままに
女性と金を我が物にしていたのだから如何しようも無い最低野郎だ。
まあ、この最低野郎が社会的制裁を受けるのは当然としても、事件のアウトラインが見えて
きたら不倫女性も被害者に思えてきた。
でも、一番可愛そうなのは奥さんと子供だろうなぁ〜
夫の本性を知らずに暮らしていたというのも悲劇だし、もしかしたら殺されていたかもしれない
のだから、心中は如何なるものか野次馬には想像し難い・・・
(2005.10.13)
平成17年10月11日(火曜日)
- 一日中CG制作。
今日も今日とて前日に仕掛けて帰ったCGのチェックから始めるものの、またもや微妙な
不具合が気になりだすと止まらない。
特に『止水注入』の表現は当初問題ないと思っていたものの、ストーリーが進んでいく
うちに予想外の場所に影響を及ぼしてしまう事が発覚したのだ。
どうでも良いような事だが、一度気になりだすとどうにも収まらないのだ・・・
不具合を修正して、またもやレンダリングを仕掛けるのだが、結局最後までレンダリング
しないと修正が成功したかどうか分からないのが辛いところだ。
現在のPEN4システムだと1本のレンダリングに掛かるCPU負荷は約6割といった
ところなので、2本レンダリングすると事実上仕事にならなくなる。
そこでサブ機を本格的に運用する事にしたのだが、どちらのマシンでどのファイルを
修正したかなど管理が煩雑になってきた。
加えて2台のマシンで2スレッドずつレンダリングを仕掛けていたら、流石に何がなんだか
分からなくなってきてしまった。
日付が変わった頃、頭の中がごちゃごちゃに成った状態で帰宅した。
何とかならないものかのぉ〜
(2005.10.12)
平成17年10月10日(月曜日)
:体育の日
- 休みだが少しだけ仕事。
作業が遅々として進まないものの、コアに仕事をする気もしないので2時過ぎに出社した。
先ずは一昨日仕掛けたCGのチェックだ。
何しろ同じCGを毎日のように調整とレンダリンを繰り返しているので、いい加減飽きが
来ている。
新しいシーンに着手する為にもサッサト終わらせたいのだが、毎回くだらない不具合に
気付き『半歩進んで半歩さがる』の繰り返しなのだ・・・
案の定、仕上がったCGを見ると思っていた効果が得られていなかったり、原因不明の
不具合が見つかり、レンダリングをしながらの再調整となった。
さて、レンダリングの間、放置してあるサブマシンのシステム構築の続きをする事にした。
先日は単純コピーでのデータ抜き出しで頓挫したので、今度は専用ユーティリティでの
コピーをする事にした。
しかし、持っているソフトは『バックアップユーティリティ』という性格上、直接コピーを
するのでは無く、一度中間ファイルを作らない。
つまり、30GBの容量のディスクをバックアップするには空き容量30GB以上の
ディスクを用意する必要があるのだ。
マウントしていたHDDはどれもデータが目一杯詰め込んであるので積み上げてある
HDDを適当にマウントさせて見たところ、80GBのHDDがほぼ開放状態にある
事に気付いた。
「よし、これで行こう・・・」と、思ってディスクを開いてみたら、何故かシステムの
バックアップファイルが入っていた。
タイムスタンプを見ると8月初頭なので最新とは言い難い状態だが、作業をゼロから
始めるとデータの抜き出しだけで1時間近くかかってしまうので利用する事にした。
作業としては専用ユーティリティーの入ったCD−ROMから起動を掛け、データの
入ったHDDからレストアするだけの話である。
ところが、拡張IDEカードにマウントしたHDDが認識されないどころが、認識の
途中でハングアップ状態に陥ってしまう。
これについてはM/BのIDEポートに繋ぎ変えて事なきを得たのだが、課題が残った。
メインマシンとサブマシンは偶々(たまたま)同じメーカーの殆ど同じM/Bを採用
しているし、グラフィックカードやビデオキャプチャーカードも同じなのでソフトも
修正無く動く事を確認した。
しかし、同じシリアルナンバーではいろいろと不都合があるので、このマシン用の
CD−ROMからOSの再インストールをして全てOKとなった。
OSのインストールが終わったのでチューニング作業に入った。
先ずはM/BのBIOS更新をする事にしたが、今時はインターネット経由で自動
アップデートが出来るので実に楽チンだ。
DOSのディスクを作る必要も無いし、M/Bの認識も勝手にやってくれるので
リスクともおさらばである。
それに対してHDDを認識してくれないIDEカードは実に旧態依然としていた。
デバドラはまだ良いのだが、肝心のBIOSがメーカーのWebSiteで見つから
ないのだ・・・(まあ、玄人志向だしねぇ〜)
しかし、チップセットが分かっているので慌てず騒がずこっちのメーカーサイトで
BIOSとデバドラを一式見つけ、DOSでアップデートを掛ける事になった。
これにて一件落着だ。
一通りの作業を終えたらCGのレンダリングも端から終わっていたので、別のCGを
仕掛けて帰宅した。
何だかスッキリしないなぁ〜
(2005.10.11)
平成17年10月09日(日曜日)
- 午後から映画を見に行った。
朝から雨が降っていたので憂鬱な気分になっていたが、昼近くになると一応雨が上がって
いたので2時過ぎに自転車で出かける事にした。
目当てはずばり『チャーリーとチョコレート工場』だ。
(2週続けての映画と言うのも初めての事だが、例によって激安チケットがあるからだ)
錦糸町について直ぐ、映画館に向かい状況を確認した。
すると、『今並べば座れます』との表示が出ていたので20分前から並ぶ事になった。
『蝉時雨』など封切り直後の作品は『立ち見』状態らしいが、その点『チャーリー』は
人気があるもののそれなりの時間が経っているからだろう。
実際、階段に並ばされて館内に入ったにも拘らず、客入りは4割ってところだった。
粗筋はと言うと・・・
主人公チャーリーは傾いた家に両親と両祖父母と暮らす薄幸の少年。
町には『ウォンカー印のチョコレート』で有名な世界一大きなチョコレート工場がある
のだが、従業員が出入りしているのを誰も見た事が無い。
そんなある日、ウォンカー社長は『世界から5人の子供を工場に招待する』と、発表した。
工場へ行くにはチョコの包み紙の中に入っているゴールドチケットを見つける必要が
あるのだが、貧乏なチャーリーは1年の内誕生日に1枚しかチョコを買う事が出来ない。
1枚、また1枚とゴールドチケットが見つかっていく中、チャーリーはチケットを
手に入れる事が出来るのだろうか?・・・って、出来なければお話は進まない。
見事に最後の1枚をゲットしてチャーリーはチョコレート工場に招待される。
チャーリーは昔ウォンカーの工場で働いていたおじいさんと共に奇妙奇天烈な工場の
中を冒険してゆく・・・みたいな話だ。
個人的な感想を言うと明るく楽しい映画ながらティム・バートン監督らしく影と毒が
垣間見られた奇妙な映画だった。
まあ、多分に大人から子供への説教を含んでいるので子供に見てもらいたい反面、日本の
子供が観ても訳が分からないかもしれないのが少々難しい。
しかし、『ハイド・アンド・シーク』や『シークレット・ウィンドウ』のような近年観た
サイコミステリーはタネ明かし(ネタバレ)した後の展開がマンネリで、尻窄まり感が
強かった。
それに対して『チャーリー・・・』や先週見た『銀河ヒッチハイクガイド』はそもそも
どんでん返しを目論んでいない(?)ので終始楽しく見る事が出来た。
私は『ウンパ・ルンパ』の歌と踊りを観れただけでお腹がいっぱいになった。
映画の後、暫くウインドショッピングをしていたが、目当てにするようなものも無いので
早々に帰宅した。
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パキスタンで巨大地震が起きたらしい。
既に死者は2万人を超えていると聞くし、日本人の死亡も確認されてのでアメリカの
ハリケーンどころの騒ぎではない。
地震の巣の上に住んでいる人間にとっては他人事ではない。
ところで、日本人が犠牲になったビルは何ヶ月も前から『危険』と警告されていた
曰く付きのビルだったらしい。
見回すと派手に崩れているのはこのビルだけなので何故かというと『本来2階建てで、
それ以上の階は違法建築』だったらしい。
そんな違法建築物が建ってしまうのも凄いが、何が起こっても知らぬふりで建ててしまう
建築会社の根性も凄い。
当然この場合の『凄い』は褒め言葉ではない。『酷い』を通り越した『呆れ』である。
最近の日本で言うと『悪徳リフォーム』と同じ水準の職人気質(クラフトマンシップ)
とはかけ離れた呆れかえった拝金主義と言えよう。
唯一の光明といえば、この件を切欠にしてインドとパキスタンの関係が良い方向に進みつつ
ある事だろう。
今回の地震はインド側にもかなりの被害があったらしいが、同じ被害を受けた者同士で
手を携えあえば国境問題も平和裏に進むのではないかと想像してやまない。
(2005.10.10)
平成17年10月08日(土曜日)
- 何だかイマイチだった一日。
午前中にガス屋さんが工事の打ち合わせに来ると言うのでいつもよりも早起きして待機
していたら10時前にやってきた。
まあ、工事といっても屋外部分だけだし、作業後に確認をするだけなので大したことではない。
むしろ、正式に工事の予定が立ったことにより、今までのガス屋さんから引き止め工作が
自動的にくるらしい・・・
ガス屋さんが帰ったあとはいつもように『王様のブランチ』をみながらのブランチだ。
今日は先日買った生ラーメンに大量の炒め野菜を乗せた具沢山ラーメンを作ったのだが、
午前中からハイカロリーな食事をガッツリやってしまったので昼にはクラクラきはじめ、
1時を過ぎたら気絶してしまった。
次に気づいたのは3時過ぎ。
何もしないのも一日の過ごし方だが、食材が不足し始めたので買い物に出かけることにした。
するとアサヒのスーパードライが6缶で約1千円で売られているではないか!
(1千円である理由は今時『がんばれ!阪神タイガース』と書かれているせいだろうか・・・)
スーパードライは好きな銘柄ではないが、発泡酒ではなく立派なビールであるのは間違いない。
結局、調子に乗って12本も買い込んでしまった。
その後、たまねぎ2kg、ジャガイモ2kg、牛乳1Lなどを買い込んで帰宅した。
(2005.10.09)
平成17年10月07日(金曜日)
- 今日も一日CG制作。
朝一で前夜に仕掛けていたCGをWeb配信するつもりだったのだが、何故か一番長い
CGのレンダリングが終わっていなかった。
(後で分かった事だが、アンチエリアシングの設定を間違えていた)
仕方が無いのでレンダリング済みのデータをサブマシンにLANで転送して配信した。
さて、依頼を受けた修正シーンはまだあるので作業は続けねばならないのだが、
メインマシンがレンダリング中なので何をするにも処理が遅くなってしまう。
本当はサブマシンを使いたいところだが、今回の処理の重さが元でM/Bの交換を控えて
いので極力動かしたくなかった。
しかし、交換を行わないといつまで経っても状況は変わらない・・・
そんな事もあり、ある程度CGの準備をしたところでサブマシンの改造手術に着手した。
手早くサブマシンを引き出し、先ずは買ってあった中古M/Bの動作確認からスタート。
ジャンク品ではなく中古なので勿論問題なく動作したので本格的に分解作業だ。
良いケースというのは分解もし易いので、あっという間に終わってしまった。
しかし、OSのインストールで躓いた。
当初、メインマシンのシステムディスクを丸ごとコピーしたディスクにOSを上書き
インストールするつもりだった。
そうする事でアプリケーションも含めて手っ取り早く環境を作ることを目論んだのだが
WinXPの仕様により、インストールがはねられてしまったのだ。
目論みが完全に外れてしまったので、仕方なくクリンインストールを始めたのだが
出来て当たり前なのでおもしろくない・・・・
なんだかんだやっているうちにタモリ倶楽部が始まるような時間になってしまったので
レンダリングを仕掛けて帰宅した。
(2005.10.08)
平成17年10月06日(木曜日)
- 何となくスローペース
いつも通りに出社したものの、親父に来客があるというので作業場を追い出されていまい、
結局パソコンの前に座ったのは午後になってしまった。
(まあ、いつも午前中は調べ物をしている事が多いので実害はゼロ?)
さて、新しいシーンを作るか否かを迷ったものの、結局前日に作ったシールドトンネルに
水を流してみる事にした。
実は暫く前に同じシーンの静止画を作った事があり、結構苦労した覚えがる。
その時考えた手法は単純にテクスチャー(質感)を貼り付けるか、ランダムに表面を荒らした
オブジェクトにアニメーションをつける程度だった。
しかし、前者はそれらしい模様がついているものの『滑らかな平面』が動くだけだし、
後者は考えているような凹凸をつける事自体が難しい上に、凸凹がランダムに変化する
アニメーションを加えないと不自然な物になってしまう。
結局、いろいろやっても上手くいかず、前者でお茶を濁したのだ。
そんな折、いつも見ている情報サイトで『水面を作るチュートリアル』と言う物を読んだ。
多くのCGソフトがそうであるようにBlenderも黒白の濃淡のテクスチャを凹凸として処理
する事が出来る。(知ってはいたけど使いこなせなかった)
チュートリアルではこの質感自体それにアニメーションを付ける事により、少ない手間と
少ないデータで驚くほどリアルな水面を表現する事が出来るのだ。
(静止画でも十分リアルだが、動いている様子は正に水面そのものだ)
初めてこのチュートリアルを見たときは上手くいかなかったにも拘らず、必要に迫られて
やってみると直ぐに理解できた事に少々驚いた。
しかし、チュートリアルあくまでも習作であり、これを応用できなければ実力にはならない
のもまた事実だ。
早速、シールド管内にいい加減な平面を1枚置き、チュートリアルにある手順で質感を設置
していった。
ところが、「こりゃいいや〜!」と、喜んでいた直後に壁に突き当たった。
アニメーションの設定が私の知識の範囲外に飛び出してしまったのだ。
アニメーションの設定は物体の位置移動や回転、色の変化にしても共通のアニメーション
調整窓(IPO Window)から行えるのだが、チュートリアルに従って行くとIPO Windowから
アクセスできないアニメーションが発生してしまうのだ。
何とか成らないものかといろいろ試したが結局解決できず、同じ平面を2枚用意して別々の
アニメーションを付ける事で誤魔化す事にした。
この手法も間違いではないのだろうが、ちょっぴり納得の否ぬ点もあり課題が残った。
たったこれだけのシーンに延々と時間をかけていたら久しぶりにG建設のH氏から電話が
掛かってきた。
超亀レスだが、配信した分のアニメにに対しての修正依頼だった。
『マシンの回転速度を落とせ』とか、『実験のシーンをもっと短く』というのはまだ
可愛いのだが、『止水剤の表現を変えてくれ』と言うのには少々困った。
まあ、私も前日貼り付けたCGのように切り込んだ隙間に粘土を詰めた表現がベスト
だとは思っていなかったが、モヤモヤとしたガスのような表現は使った事がなかったからだ。
・・・という訳で、またしてもお勉強タイムになってしまった。
幸いにして資料もいろいろあるし程なく考えていたような表現に行き着いた。
ところが、いざガスで作ったリングをシーンに組み込んでみたら、そのガスリングが
マシンを透過して光り輝いているではないか!
まあ、いろいろ調べるうちに解決方法を見つけたのだが、別のアニメーション設定にも
影響が出てしまい、ビデオ編集ソフトのお世話になる事が決定した。
まったく、あちらを立てれば、こちらが立たずである。
結局、修正済みのデータをレンダリングするまで漕ぎ着けたが、11時を回った時点で
帰宅した。
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毎日大量のスパムメールが届く事は何度も書いたが、『女の子を飼いませんか?』という
信じられないタイトルのメールが届いて目を疑った。
しかもその本文はもっと酷かった。
女の子を販売させて頂きます。今回の出品人数は8名です。
年齢は18〜20歳 出身国アジア諸国
到着は今月末になる予定です。
通常通りのオークション形式となりますので
詳細、参加を希望される方は、
こちらの番組の中にある恋人募集裏サイトよりお入り下さい。
(WebSiteアドレスはあえて削除)
<メールヘッダー>
Return-Path:
Received: from vc7.point.ne.jp ([211.1.103.135]) by mta3p.point.ne.jp
with ESMTP id <20051006033757.GRLL7707.mta3p@vc7.point.ne.jp>
for <xxxxxxxx@xxxx.ne.jp>; Thu, 6 Oct 2005 12:37:57 +0900
Received: from mail.sooiu.com (unknown [58.180.217.51])
by vc7.point.ne.jp (Scanmail) with SMTP id 6C64B2AA04
for ; Thu, 6 Oct 2005 12:37:56 +0900 (JST)
Received: (qmail 22208 invoked by uid 509); 6 Oct 2005 10:45:51 +0900
Date: 6 Oct 2005 10:45:51 +0900
Message-ID: <20051006014551.22207.qmail@mail.sooiu.com>
From: info@sooiu.com
To: xxxxxxxx@xxxx.ne.jp
Subject:$B=w$N;R$r;t$$$^$;$s$+!)(B
まあ、所詮はスパムメールなので無視すれば無害だが、あまりにも酷いので何とか
ならないものかと考えた。
それこそ警察の管轄ではないかと思い調べてみたが、ネット詐欺などの事件の相談に
関する窓口はあるものの、『公序良俗に反するサイトの通報先』と言う物は見つからなかった。
確かにサーバーが海外にあるだろうから国内法でそれを取り締まるのは難しい事は分かるが、
犯罪の温床を放置しておくのももどかしい。
そこで某所に通報してみた。
このメールを書いている時点では変化は無いが、同じ方法でワンクリック詐欺のサイトに
圧力をかける事に成功しているので、このサイトが閉鎖されるのは時間の問題だと思う。
できれば閉鎖に留まらず、何らかの形で関係者の手が後ろに回る事を期待する。
(難しいかな・・・)
(2005.10.07)
平成17年10月05日(水曜日)
- 朝から足踏み。
昨日に引き続き、同じシーンの仕上げ作業をしてたのだが、思ったように進まない。
データが重たい故にレンダリングに時間が掛かるというより、準備作業が遅々として
進まないのだ。
不真面目にやっているつもりは無いので、自分で自分が嫌になってくる・・・
一応作っていたシーンの最後の場面までは作ったのだが、管に水を流さないと『出来ました』
とは言いがたい。
しかし、毎度の事ながら水の表現は凝りだすと限度が無い。
結局、Webにあったチュートリアルを研究するだけで一日が終わってしまった。
とほほ・・・
接合状況のCG。 前後関係がないと意味が分からないな・・・
と、言う事で今回は動画も貼ってみた。→
cga01.wmv(約170KB)
(2005.10.06)
平成17年10月04日(火曜日)
- 朝から仕事にどっぷり。
先ずは昨日中途半端になってしまったCGの編集からスタートした。
ほぼ静止画のような映像が続くシーンなので、各『4コマ分』しかレンダリングしていない
ので、それらをビデオ編集ソフトで呼び出して使いやすい長さに伸ばしていった。
まあ、正に『静止画』で出力して組み込んでも良いのだが、動画と静止画を混ぜこぜに
すると場面ごとの画質(解像度)が変わってしまうのを嫌っての事である。
データが出来上がったので変換作業を経てWebにアップロードして一息ついた。
しかし、この場面だけでもまだ多くのカットが必要なので作業は続行である。
ところが、上記同様の静止画に近いシーンにも拘らず設定事項が多い為か、思っている
ように手が進まないのだ。
本当は新しいシーンのWebアップロードまでやるつもりだったが、結局編集作業には
入れなかった。
先はまだ遠い・・・
(2005.10.05)
平成17年10月03日(月曜日)
- 仕事以外でバタバタ
CGの続きもさることながら、終了したオークション物件の発送やら何やらで慌しかった。
へたくそな字で封筒と伝票に宛名を書き、ヤマト運輸へGO!
その後、例の秋葉原で修理に出せなかったM/Bのサポートをしてもらうために代理店に
入金をしたりと、スクーターで走り回った。
ようやく外回りが終わり、CG制作に復帰した。
先ずは先週末作っていたシーンに調整を加え、仮レンダリングをしている間に、新たな
シーンの制作だ。
今日やった部分はレンダリング中のCGの続きなのだが、『推進機内の機器類を撤去・回収して』
と、いうナレーションにあわせる必要があった。
その為、何段階かに画面から部品を外す必要があるが、色の透過でこれをやるのは相当
面倒くさい作業になってしまう。
しかも、静止画でも良いような場面なので部品を別のレイヤーに移動させる度に何コマか
レンダリングし、それが終わったら次の部品を別のレイヤーに移動してレンダリングする
事を何度か繰り返して一応完成した。
この間に裏プロセスでレンダリングしていた分が終わったのでチェックしたところ、例によって
不具合が見つかったので再調整を加えた。
一応この分はOKだと思われるので本レンダリングを仕掛けて、次のシーンの制作に
着手したのだが、やっているうちに調整すべき部品が多くなってきたので途中でタイムアップ
となった。
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最近、安価に落札された物件なので送料をケチりたいのは目に見えていたので、小さな物は
クロネコメール便を使う事が多い。
相手にとってもメリットが多いので、こちらの連絡先を伝える際に送料を提示すると、そのまま
振り込んでくれる事もある。
これによってメールのやり取りにして1往復分は速くなるのでお互い良い事尽くめだ。
まあ、今回は商品の重さを量り間違えて30円ほど持ち出しになってしまったが・・・
(2005.10.04)
平成17年10月02日(日曜日)
- ほぼ引きこもりデー
朝、ガス屋さんに叩き起こされて起き出したが、昨日の今日なので何もする気が起きない。
いつものようにいつものテレビを見て、ビデオを消化していたら夕方になってしまった。
このまま何もせずに日曜日を終えても良かったが、おにぎりに入れる梅干やら細かい
食材を買わないと少々心細い。
そんな訳で、6時過ぎに篠崎まで買い物へ行く事になった。
しかし、大した目的が無かったのにも拘らず2件の店で牛乳2本、ヨーグルト1個、
みりん1.5L、ビール4本、梅干1kg・・・etcと、結構な量の買い物をして帰宅した。
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自宅のガスはプロパンガスを使っている。
都市ガスよりも値段が高い事が分かっているので、冬の暖房に使う事を止めたり、少量の
お湯は電子レンジで沸かしたりして節約に努めてきた。
そんなおり、2週間くらい前に大手のガス屋さんの営業がやって来て『うちの方が安いです』
と、パンフレットを置いていった。
しかし、おいしい話には裏が無いとも限らないので放置していたら、今朝も営業さんが
やってきた。
『考えていただけましたか?』と言われたものの、どのくらい安くなるかが未知数だし、
最新の伝票が出てこなかったのでうろ覚えの金額しか持ち合わせていなかった。
記憶では3千円代後半くらいだったと思うと伝えたところ
『たぶん、3立方メートルくらいだと思います』と、言われ、それをベースに計算すると
2500円くらいになるというのだ。
夏だったのでお風呂は沸かさずシャワーで済ませている為、ほぼ下限と思われる量で
千円の差が出るのはかなり大きい。
これを基準に1立方メートル増える毎に250円を加算してゆくと概算が出ると言うので、
暫く話をきいていたところ、切り替えの手続きをする事にした。
営業さん曰くプロパンガス業界は非常に閉鎖的な気質があり、自由競争が行われるように
なった後も、市場価格が一般に知られていないのをいい事に高値安定を続けていると言う。
しかも、悪質な業者になると『安くなりますって言ってくる所には怪しいところが多い』
など、ある事無い事吹いて回ると言うのだ。(確かに今のガス屋さんにも言われた事がある)
更に業者の入れ替えをすると必ず確認の電話をかけてくるという。
確認自体は問題ないのだが、思いとどまらせる為に『それじゃ、特別に安く・・・』と
必ず言ってくるらしいのだ。
つまり、他よりも高価であることがバレるまでは『出来る事をやらない』、バレたらバレたで
『封じ込める』作戦に出ると言う事らしい。
ガスの値段の話はおろか、ご近所の人と話をする事自体が少ない昨今である。
それが業界の悪い気質を温存させている一因なのかと考えるが、なかなかねぇ〜
(2005.10.04)
平成17年10月01日(土曜日)
- 珍しく充実した週末。
多少寝過ごしたものの、いつもの様に『王様のブランチ』を見る事からのスタート。
しかし、内容としても別にどうって事ないので久しぶりに『朝マック』を食べに出かけた。
無所に食べたくなったと、いう事ではないが、怠惰な生活をしているので滅多に
食べられないといった方が正しい・・・
帰宅後、2時過ぎまでテレビを見てからDIYショップへ行く事にした。
ベランダの網戸が破れてしまったので、いよいよ張替えを迫られたのだ。
(数年前に引っ越してきた時点で随分と穴だらけだったのだけどね・・・)
早速ポンコツ車で近所で最も大きいDIYショップに行ったのだが、不思議とコーナーが
見つからず、右往左往してしまった。
結局、店員さんに案内されて見つかったが、期待に反して品揃えは皆無だったのだ。
それこそ網戸の張替えは障子やふすまの張替えとならなんでDIYの基本項目の様に
思っていたが、今はもう秋。
この店では季節外れの商品として申し訳程度しか在庫していなかったのだ。
しかし、考えてみると『網戸を良く使うのが夏』と言うのは微妙に違う気がする。
網戸を使うのは『風を通しつつ虫などは入れない』為だが、近年の真夏にそれをやっても
近所のエアコンが出す熱風を吸い込むだけで涼しくもなんともない。
むしろ、網戸を活用する既設はエアコンが要らなくなった今時分だし、本来は換気の為にも
一年中揃えておいて欲しい商品なのだ。
気を取り直して次のDIYショップへ行く事にしたのだが、ちょっぴり迷った。
この規模の店になかったのだから、『より大きな店』を目指すか『最寄の店』も見るかだった。
思いついた店は市川と葛西。
どちらも何でも揃う大型DIYショップなので網戸も置いてあるに違いない。
しかし、近所とは言い難い距離にあるので一寸したドライブ感覚になってしまう。
まあ、休日だしそれも”あり”なのだが、帰ってきて作業をする気力が残っていないと
網戸の補修がいつになるか分からない。
そんな訳でたまに行く実家近くのDIYショップへ行く事にした。
向かった店は古くからあるコジンマリとした店だが、大型店のように『広く浅く』
にならない絶妙な品揃えをしているのが面白い。
この店でも自力で商品を見つけられず、店員に案内される形となったが、迷うのには
十分な品揃えをしていた。
網戸は色のほかに『目の細かさ』や『材質』などでも迷ったが、結局極普通の一番安い
網を買うことにした。
ケプラーを編み込んでいるので『タバコの火にも強い』と言われても私はタバコを
やらないし、『表が銀色、内側が黒色』っていう最新式の網のメリットは納得するが
値段差が4倍以上あるので論外としたのだ。
網戸の材料を買ったので早速帰宅・・・とは行かなかった。
珍しく朝マックを食べられるような時間に食事をしたので小腹がすいてしまったからだ。
DIYショップのほぼ隣にはサイゼイヤがあるので有無を言わさず突入した。
なんだか麺類やパンケーキなど小麦粉(炭水化物)ばかり食べている気がしたので
『肉を食うぞ!』と思っていたのだが、気が付けばいつものようにミラノ風ドリヤと
ホッカチオを頼んでいる私・・・
奥方のハンバーグをつまみ食いしながら自分の心の弱さをひしひしと感じていた。
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自宅について早速網戸の補修を始めた。
正直言って障子の張替えはやった事があるが、網戸の張替えは全く初めてなので緊張した。
しかし、何でもそうだが『案ずるより生むが易し』でやってみると案外簡単であった。
最初こそどこから手をつけるべきか夫婦二人で「どうすべか?」と思ったが、作業を
進めるうちに『新しい技』(?)が生み出され、楽しくなった。
まあ、上下2段になっている網戸を1枚張換えるのに浜省のアルバムを1枚聞き終えて
しまったから、子一時間も掛かった事になる。
日曜大工だから良いようなものだが、金を払ってこの調子だったら十分ポンツクだ。
この後、同じ網戸をもう一枚貼り終えてタイムアップ。
南側の2枚がリニューアルしたので大満足だが、北側の張替えは何時になる事やら・・・
きれいに張り替えることの出来た網戸。自己満足しているが6年越しだ・・・
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小休止した後、市川コルトンプラザに映画を見に行く事にした。
今日は10月1日なので映画が1000円で見る事が出来る事もあるが、機が熟したので
『銀河ヒッチハイクガイド』である。
コルトンプラザへ行くのはこれが始めてだった事もあり、映画が始まるまで店内を散策
するつもりだった。
ところが、いきなり出鼻をくじかれる事になった。
ウィンドショッピングの時間を考慮して出かけたつもりだったのにも拘らず、着いて早々
レストラン以外はみな閉店してしまったのだ。
それもそのはず、『銀河・・・』は間違いなくマイナー映画なので上映回数が元々少なかった
上に10月に入ってからは夜中の2回だけになってしまったからだ。
仕方がないので、当て所なく歩き回った挙句にミスドで肉まんまで食べてしまった。
さて、この場所はシネコンなので同じフロアーに複数のスクリーンが存在する。
ところが、他が単純に『スクリーン1』のような数字表記なのに、何故か『銀河・・・』が
上映される場所は『プレミアムスクリーン』という名前のついた場所だった。
入り口には何故かカウンターバーとサロン風のソファーがあったりとちょっぴり異質な
場所だった。
そもそも、他のスクリーンは最新映画が上映されているが、『銀河・・』の前の時間は
『僕の彼女を紹介します』や『シュリ』など上映済みの作品の再上映というか、『おいしい
映画』なるコルトンプラザを挙げての企画が組んであったり『プレミアム』なスクリーンらしい。
しかし、『所詮はシネコン内のミニシアターだろう』と前から2列目席を取ってしまったのが
運のつき。
スクリーンの大きさに圧倒されてしまった。
肝心の映画だが、個人的には大満足だった。
近年、激安チケットをゲットしたときにハリウッド映画を見る事があったが、それらのどれ
よりも楽しかった。
20年ほど前に原作小説を読んだことがあるものの、あらすじを全く覚えていなかったので
展開を読めなかったと言うだけでなく、理解不能のシーンや無意味なシーン、鼻で笑って
終わる”くすぐり”が散りばめられていた。
しかし、スターウォーズの様なSF+コメディーな映画だとだと思って見に来た人は
多いなる肩透かしを食らったのだろう。
私の前の席に座っていた女性は明るくなるなり『何これ・・・訳がわかんない・・・最低〜』
と、のたまった。
小難しい言葉を並べて真面目な事を言っているのかと思いきや無意味だったりする事ばかりで、
筋書きが有るのか無いのかも微妙なのだ。
まあ、ある朝パジャマのまま宇宙旅行を始める話なのだから、この映画を論理的に捉える事
自体が間違いなのだと、私は思う。
最後のシーンでさりげなく『これからどこへ行く?』『銀河の果てのレストラン』
なんて台詞が挿入されているあたりに続編を期待している。
(2005.10.03)