平成20年04月01日(火曜日)
- 放浪により仕事にならなかった一日。
午後から秋葉原へ出かけるつもりで朝から真面目に作業をしていたが、ハングアップを
繰り返すばかりで殆ど進歩がなかった。
昼食を食べた後に兄貴が出勤すると言うので、同じ便に乗って秋葉原を目指した。
先ず向かったのがビデオのダビングを頼んでいた『ホットプラザ秋葉原本店』さんだ。
http://www.hot-plaza.com/
事前にネットで見た地図を元にヨドバシカメラ秋葉原の前の通りを歩いていったところ、
直ぐに見つかった。
『ローソンを通り越して直ぐの路地を曲がる』と、覚えて行ったのだが、昨今は
『ハイジクラブの手前を曲がる』の方が分かり易いかもしれない・・・
噂に聞いた『ハイジクラブ』
アルプスの少女ハイジのオフィシャルカフェ&グッズショップである
ホットプラザ秋葉原本店
細い路地を入って丁字路の角である
少々狭めの事務所に入ったところ、お姉さんが出てきたので会社名を言ったところ
直ぐにビデオテープが出てきた。
その場で内容の確認が出来ればベターなのだが、機材が無いらしく簡単な作業説明を
聞くに留まった。
それでもってカードで作業料を支払って店を出た。
次に向かったのは液晶パネルとMacの専門店『五州貿易』さんだ。
旧ラオックスコンピューター館の前の通りと昌平橋通りの交差点の直ぐ近く。
今は無きPCショップ『高速電脳』の直ぐそばのビルの3階だ。
住所とビル名を控えていたし、入り口に看板が立っていたので直ぐに分かったが、
そこはかとない怪しさがマニア心をくすぐる・・・
熊谷ビルの入り口。 観光では決して来ないであろう雰囲気が刺激的だ。
エレベーターで店まで上がっていったところ、大泉洋を老けさせたようなおじさん(?)が
対応してくれた。
しかし、『今抱えている仕事が忙しいので一寸待ってくれ』と、言われたので、
とりあえず例のパソコンを預けて連絡がくるまで暇つぶしをする事になった。
さて、身軽になったところでツクモ電気に向かった。
先日のロケで壊れたビクターのビデオカメラの修理出しの為だが、DVCAMのテープを
オークションで買うようになったので、『キャプチャー王国』に来るのも久しぶりである。
顔見知りの店員に声を掛けてカメラを預けたところ、
『例え直さなくても見積もりが出た時点でチェック料金が発生するかもしれません』
と、釘を刺された。
要するにメーカーもコストカットの為に下請けに出す事がある昨今なので、昔は無視されていた
自動的に技術料が発生するらしい。
まあ、それも当然の話しだし、多少高くても直すつもりだから問題ない。
しかし、何とも言えず世知辛い話である。
ほぼ空となったカバンをふたつ抱えて本格的に散策をする事にした。
しかし、元々さっと来てさっと帰るつもりで来たので頭の中は空っぽだ。
CG用のマシンを新造しようと思うものの、先立つものが無いし、SDカードの値崩れが
進んでいるからと言って写真を撮らないので買い増す気も無い・・・
用事があるときはあっという間に時間が過ぎるが、今日のように当て所なくフラフラ
している時は妙に時間の過ぎるのが遅い感じだった。
一寸前まで『俺コンハウス』だった店舗が『まんだらけ』に!
秋葉原の中野化はまだ続きそうだ・・・
ところが『連絡を入れます』と言っていた4時を過ぎても電話がなる様子が無い。
まあ、修理仕事は30分で終わると思った作業が予想に反して1時間掛かる事もざらだから、
『直ぐに出来ると思います』ってのは希望的観測でしかない。
その辺の事情は自分でも嫌と言うほど分かっているので、もう暫く待つ事にした。
しかし、4時半を過ぎても電話が掛かってこないので、ぶらりと店に上がっていったところ
『既存の仕事が今ようやく終わったところなので、もう一寸待ってください』との事。
それこそ、私も全く急いでいないのでパソコンを預けて帰ろうとしたのだが、逆に
『直ぐに診ますから、後30分待ってください』と、言われたので、再度時間つぶしを
する事となった。
流石に歩き疲れたのでドトールコーヒーで小休止。
ブレンドのSをチビチビ飲みながら弟にメールしたのだが、ドリンクバー派の私には
15分が限界だった・・・
そこで直ぐ近くにあるパソコンショップを散策してUSB接続のキーボードを買ったり
していたところ、ようやく連絡が入った。
原因は予想通りバックライトを点灯させる為の『インバーター』という部品の不良だと
判明したのだが、ここからが問題だった。
通常なら『インバーター』をポン付けして『一丁上がり』の筈だが、持ち込んだ
ノートパソコンには何故か特殊なものが使われていて交換にはハンダ仕事が必要らしい。
しかも、特殊ゆえに流通量が少なく、手に入るかわからないというから、お先真っ暗だ。
技術屋さん曰く、DELLの場合、製作時に一番安い部品をかき集めてパソコンを組立てる
ので安いらしいが、全く同じ型番でも今回のように全く違う部品が使われている事が
まま有るらしい。
安いのには理由があるってことだ。
なんだかなぁ〜
曰く、別のインバーターを移植する特殊な改造を行えばバックライトを点灯させる事は
可能らしいが、それ用に別途ACアダプターが必要になるのでモバイルは出来なくなる。
用途によってはそれでも良い気もするが、一般的では無いので、取りあえず持ち帰ることにした。
ちなみにチェック料金は税込み3150円也。
判明した事実を携帯メールで弟に送って会社に戻ったのは7時近くの事。
夕食を食べてからCG作業に復帰しようとしたところ、不意に五州貿易さんから電話が入った。
曰く、別の場所にある倉庫を探させたところ、件のインバーターが見つかったらしいのだ。
しかし、店にある動作チェック済みの物と違って、動くかどうかは取り付けてみないと
分からないと言う『山出し品』だ。
しかも、技術工賃が更に1万3千円ほど掛るというから完全に予算オーバーとなる。
『一応、店の方に取り寄せておくのでご検討ください』と言われて電話は終わったが、
弟への報告メールを打つのに時間が掛かったのは言うまでも無い。
結局、昼間に全く作業できなかったのが災いして、鉄筋のデータ量を減らした程度で
一日が終わった。
(2008.04.02)
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