でたらめ日記

携帯電話の方はでたらめ日記(blog版)もお試しください。
http://hello.ap.teacup.com/heayan/

※ 検索エンジンのキャッシュで閲覧しているお客様へ ※
このページは最新の日記を『diary00.htm』というファイル名で編集し、一月単位で別ファイルに更新しています。
リンク切れをしているデータは年月日を元に上位ページ(インデックス)から参照してください。

[バナー:超神ネイガー]


平成19年03月分の日記

2007年
03/01 03/02 03/03 03/04 03/05 03/06 03/07 03/08 03/09 03/10
03/11 03/12 03/13 03/14 03/15 03/16 03/17 03/18 03/19 03/20
03/21 03/22 03/23 03/24 03/25 03/26 03/27 03/28 03/29 03/30 03/31

前月 ← ・ → 次月


平成19年03月31日(土曜日)

なんとなく休み。

今日は『大竹まこと少年ラジオ』が最終回だと言うのでいつもよりも気合を入れて(?)
布団の中で聞いていた。
雑音の多いTVタックルと違い、阿川女史とのおとぼけトークはなかなか聞き堪えがあった。

ラジオの後、ノロノロと布団から這い出して『王様のブランチ』を見ながらブランチだ。
貰い物のサラダが大量にあったのでミネストローネスープにしておいしくいただきました。

仕事が気になって仕方が無いが、どうにもこうにもやる気が起こらないのでゴロゴロして
いたら、あっという間に夕方になってしまった。
夕飯を如何しようか迷ったが、『お下劣なラーメン』が無性に食べたくなったので
『ウルトラマンメビウス』を見終えてから奥戸街道にある『屋台ラーメン貴生(たかお)』を
目指した。

私は偶の外食をする時でもラーメンを食べることは滅多に無い。
それにも拘らず食べたくなったのには、話せば長くなる『前振り』あった。

先日品川へロケに行った帰りにスポーツ用品店に寄ってテント用防水剤を買おうと思った
が、同時に讃岐うどんの店
『丸香』に寄ろうと思っていたのだ。
しかし、前出の通りコインパーキングが見つからず断念。
それは同時に小腹を余計に空かせる結果となった。

続けて秋葉原へ移動したときも『ドネルサンド』か『関取ラーメン』を食べようと
考えたのだが、これも断念。
お腹は収まったが腹の虫は治まらなかった。

あまりにも悔しかったので行き付けのGSで燃料を入れた後にコンビニで『高級カップめん』を
買うことを目論んだ。
それこそ『宣教師』が『うまい、うまい』と言っていた『もちもちの木』 があれば万々歳だ。

ところが、いざ行って見ると店頭にはそれらしい物が殆ど無く、どれもドングリの背比べ状態。
あまりにも頭にきたのでぺヤングソース焼きそばの『超大盛り』を買って帰ったのだが、
当初念頭に入れていたスープのある麺類とはかけ離れていた。
結果的にお腹は膨れてたが不満だけが残ったと言う感じだ。
そんな複線がありつつ噂のラーメン屋に向かったのだが・・・これについては別項に譲る。

少々の罪悪感を感じつつ帰宅したが、テレビは特番ばかりで面白くない。
そこで撮り貯めたビデオを消化することにしたのだが、其の途中で気絶・・・
30分ほどして目が覚めたので再びテレビを見始めたが、どこか惰性気味だ。
辛うじて放送された(?)『99サイズ』を見ながらお風呂に入り、一日が終了した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『屋台ラーメン貴生(たかお)』

この店の事は奥方に聞いていたものの、彼女も食べたことが無いし、『床が油でギトギト
している』という余り良い印象の物でもなかった。
しかし、ここのところ得体の知れないストレスを感じていた為か、急にお下劣な物が
食べたくなっていたので挑戦することにしたのだ。

[写真:屋台ラーメン貴生]

さて、何を頼むか迷った挙句、私はつけ麺の中(緬2玉:850円)、奥方はノーマルの
ラーメン(650円)を注文した。
券売機は無いので厨房内の店員と直接お金のやり取りをするのは良いのだが、基本が前払い
と言うのには少々戸惑った。

先に届いたのは私が注文したつけメンだった。
[写真:つけ緬・中]
つけ緬・中 大きなチャーシューの下にもやしが敷いてあった

かなり大き目の皿に”水道水”でよく締められた冷たい麺、ごま油風味のもやし、メンマ、
味付けゆで卵、そして小さめの丼にスープが入っていた。
このスープはラーメンと同じスープの濃度違いではなく、赤くて辛い調味料が若干入っている。

つけ緬と言うこともあってスープはすすらずに先ずは緬を一口食べてみた。
かなり幅広の平打ち麺は水で締めていることも手伝ってかなりの弾力があった。
しかし、麺自体の味はさほど感じなかった。

続けて麺をスープにくぐらせて一口食べてみたが、話に聞いていた程お下劣でもないし、
くどくも無かった。
むしろ、大量に背油の割にはさっぱりしているともいえる。

しかし、麺がキンキンに冷たいせいか、熱いスープにつけても口に入るのはぬるい麺。
上記の通り味はサッパリとしているので麺を含めて味の印象は非常に薄いのだ。

そこでスープを一口すすってみたら、これが強烈に塩辛い!
まあ、塩の味以外に豚の旨味も含まれているのだが、出汁の良い香りや豚骨の死臭がする
でも無い・・・
まあ、麺をくぐらせた時には過剰な塩辛さは感じないのだが、スープは完全に脇役に
なってしまいやっぱり、印象が薄いのがイマイチだった。

2、3分の時間差をもって奥方の注文した普通のラーメンがとどいた。
[写真:つけ緬・中]
どノーマルのラーメン。 背油は強烈だけど・・・

つけ麺との比較の為、私も少々味見をさせてもらう事にした。
使われている具やスープはつけ麺と一緒のはずだが、スープの濃さや味の活性度のためなのか、
こちらの方が遥かに美味しく感じられた。
特に平打ち麺は水で締めた物と違って柔らかいのだが、モチモチ感があって食感が良い。
スープだけを飲んでもつけ麺と違って過度に塩辛い事もなく、見た目の割りにサッパリと
しているなどマイナス点が無かった。

まあ、超が付く有名ラーメン店のような高価な材料や複雑怪奇な作り方をしている訳では
無いと思うので、正直言って味わいが深いわけではない。
しかし、ラーメン初心者の私にはこれはこれでので面白く感じたので、>気が向いたら
再チャレンジしに行くだろう。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.04.02)


平成19年03月30日(金曜日)

朝からローギーアー

思ったように作業が出来ず悶々としていたが何とか原点復帰と言う感じだ。
CGも気になるが、一通りのデータを繋ぐ為にお客さんから送ってきたDVDのデータを
取り込むことにした。

一応、DVD−CAMのデータはHDDにコピーしてあったものの、通常の動画ファイル
とは構造が異なるので取り扱いが面倒だ。
そこで、データは大きくなるが必要なシーンだけをAVIファイルに変換することにした。

最初に使ったソフトはDVD2AVI。
つい先日も同じような用事でDVDからAVIファイルを取り出す為に使ったので
今回も使おうとしたのだ。
ところが、データを切り出そうと実行キーを押したものの、一瞬で『終わりました!』と、
頓珍漢なメッセージが表示された。
何か設定を間違えたのかと思い、試しに範囲指定をしてからAVIファイルを出力したのだが、
結果は全く同じで肝心なファイルが出力されないのだ・・・

さて、どうしよう。
手ごろなソフトが思いつかなかったので、次にメディアスタジオPRO(MSP7)を
使う事を考えたのだが、このソフトはDVDのVOBファイルを直接扱うことが出来ない。
駄目で元々なのでVOBファイルの拡張子を変更してMPEG2ファイルとして見える
ようにした。
しかし、予想通り一部しか読み取ることが出来ず失敗。
やはり、DVD化したデータは一筋縄ではいかないようだ。

まあ、DVD2AVIもMSP7もDVD−CAMがこの世に現れる前に作られた
ソフトウェアなので微妙にフォーマットの異なるデータが読めなくても仕方が無い。
そこで、何か良い『フリーソフト』は有るか調べたところ、『DVD2JPG』という
ソフトに行き着いた。

このソフトは複数のソフトを組み合わせてDVDを再編集する為のソフトと言うより、
其の名の通りDVDデータの1コマからJPEGファイルを切り出したりするシンプルな
物らしい。
使い方も至ってシンプルで、VOBファイルを読み込み、画面サイズを指定し、『再生』
ボタンを押し、コーデックを指定するだけだ。
使っているコーデックの関係で一々画面サイズの指定をしないとエラーが出る事はあったが、
それ以外は実に簡単に作業をこなすことが出来た。

結局、素材の用意は出来たものの、考え事が多すぎて、作業はいまいち進まなかった。

先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日4年前の今日

(2007.04.02)


平成19年03月29日(木曜日)

一歩前進、合計零歩(?)

出社して仕事をしようかと思ったがやはりRAIDカードの問題が頭から離れない。
原因がOSにあるのかデバドラにあるのかソフト(blender)にあるのか切り分けが難しいが、
大きなファイルをHDDに書き込む際に書き込みが間に合わなくなり、結果的に書き込みに
失敗するようだ。

まあ、問題児である拡張カードを排除し、問題を起こさない古いカードに交換すれば
何も考えずに仕事を続けられるが、うっかり大枚2千円も払ってしまったので勿体無い。
納得がいかないので、もう一足掻きする事にした。

そこで考えたのが『押して駄目なら引いてみな』だった。
導入直後、深く考えずにチップメーカーの最新ファームウェア(以下F/W)に書き換えて
悦に入っていたわけだが、そもそも古いF/Wの状態で運用していなかったので其の時点で
問題があったわけではない。
それを確認する為にもF/Wを『カードメーカー』で配布している物に書き戻したところ、
安定しているようだった。

本格的に運用していないので未だ何ともいえない部分も残っているが、自分の知識への
過信が原因だった気がして反省している。

さて、PCが安定してきたので本格的に作業に復帰した。
CGもさることながら追加撮影してきたビデオや先方から送られてきたDVDを元にした
映像を散りばめ無ければいけないからだ。

しかし、昨日に引き続き、『請求書の控えをPDFで送ってくれ』と言った、妙な雑務が
重なって思ったように作業が進まない。
結局、DVDデータの組み込みに至る前にビールを飲み始めてしまい、ジ・エンド・・・

なんだかなぁ〜

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.30)


平成19年03月28日(水曜日)

半歩前進、二歩後退・・・

いつも通りに目が覚めたものの、前日の疲れ目が全く改善されていなかった。
それどころか出勤しようと片目にコンタクトレンズを入れたら強烈な乱視でまともに
物が見えない!!
「こりゃ駄目だ」と、直ぐにコンタクトを外して家を出た。

出社してメールチェックをしたところ、S建設Y氏からCGに対するRESがついていた。
問題点を全て潰したので当然反応の方は良好で、『後はビデオに組み込んでから次を
考えましょう』という話になった。

さて、話が少し進んだが、前夜にアップしたCGに細かい不具合を見つけたので自主的に
修正を加えることにした。
ところが、またしても『Not enough disk space』エラーが出て修正したデータを書き
込めない状況になった。
まあ、レンダリングされたデータはシステムドライブに保存する設定になっているので
計算自体には問題は無い。
しかし、度重なるエラーに我慢がならなくなった。
そこで、1回目のレンダリングが終わったのを確認してからRAIDカードの調整に
再挑戦することにした。

先ず試したのがRAIDカードのファームウェア(以下F/W)の変更だ。
ハッキリ言ってHDDのミラリングなどのRAID機能を使うつもりは無いので単なる
IDEカード用のF/Wを当てて様子を見ることにしたのだ。
すると面白い事にRAIDカード用のF/Wと違ってデバイスマネージャーのプロパティーに
『HDDの接続状況』や『BIOSのアップデート』などの項目が現れたりした。

「ラッキィ〜♪」と、思いつつ書き込みテストをしたところ、Blenderからセーブを
掛けた瞬間、PCがリセットされてしまった・・・so bad・・・
再起動後、同じ事を2度ほどやってF/Wとリセットとの因果関係を確認したところ『大有り』。
やはり、イレギュラーな事をやるものではないようだ・・・

仕方が無いのでF/Wを元に戻して状況を確認したがやはりエラーが出て書き込みができない。
ソフトを起動させた直後の『空』に近い状態のファイルを書き出したところエラーが
出ないのだが、あれこれ詰め込んだ大きなデータだと『Not enough・・・』が出たり、
OSから『遅延書き込みデータの紛失』が表示されるのだ。
なんだかなぁ〜
[画像:データの紛失]
”書き込めない”とか”スペースが無い”とか言われても・・・

悶々としている最中にG建設のK氏とT建設のT室長から相次いで電話があった。
どちらも金とは程遠い話で具体的に言うと、どちらもH親分が関わっていた仕事がポシャった
と言う話だ。
まあ、忙しい最中に急に割り込まれる可能が減った事は悪い話でもないもの、CG制作と
編集でガッポリ儲けるつもりだったので、そこへ繋がらなくなったのは残念でもある・・・

さて、何か突破口は無いのかと腕組みをして考えた。
ネットで調べたところ『遅延書き込みデータの紛失』はHDDの不具合やM/Bとの
相性問題があるらしい。
しかし、問題を起こしているHDDは新しくは無いものの、使用頻度を考えるとそれ程
酷使しているとは考えにくい。
そこでHDDをカートリッジ化しているマウンターやケーブルの不具合を当たってみた。

マウンターとケーブルを交換をするには当然PCを引っ張り出す必要があるわけで、
面倒な事この上ない。
再起動させたら今まで何故か遅かった接続モードが正常値である『ATA100』に
なったのだが、抜本的な解決にはならなかったようだ。
とほほ・・・

何か他の問題が無いのかと考え、試しにシステムドライブをRAIDのチャンネルに
マウントさせたが起動するどころかブルースクリーンになってハングアップしてしまった。
しかし、何度かそれを繰り返すうちにブルースクリーンのエラーメッセージに
『IRQがぶつかっている』とか言う文言が含まれていることに気がついた。
昔ならいざ知らず、今時IRQの競合なんて事があるのかと悩んだが、他に手が無いので
拡張カードを全て抜き取り、単純構成にして様子を見ることにした。

ところが、何度リセットを掛けても状況に変化が無いどころか、システムドライブを
M/BのオンボードIDEに繋いでもOSが起動しなくなってしまったのだ・・・
もう、どうしようもないので『アクロニス』を使って半月前の状況に戻したのだが、
レストアに2時間近く掛かった。
激しくトホホ・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

結局、システムが朝の状態に戻ったのは12時過ぎの事。
CG云々以前に精魂尽きてしまった感じで帰宅する事にしたところ、そこへ妹から
電話が掛かってきた。
なんでも、アルバイト先でお客さんが具合を悪くしてしまったらしく、付き添いで救急車で
運ばれた挙句にお茶の水で開放されたらしいのだ。

まあ、終電には間があったらしいが、制服のまま電車に乗るのが恥ずかしいらしく、車で
迎えに来てくれと言う話になった。
しかし、母親はイマイチ駅の位置を把握していないらしいので、私が運転する事にした。

ところが、その道中で妹から何度と無く『まぁ〜だぁ〜』と、催促の電話が掛かってきた。
夜中の12時を大きく回っていたので普通なら30分足らずで付くと思いきや
巽橋交差点の立体化工事をはじめとした大規模工事があちこちで行われていた為、思ったように
車が進まなかったからだ。

だいぶ時間がかかって御茶ノ水駅に到着したところ、妹は大分ご立腹。
最小限の時間で到着したはずなのに『使えない奴』と罵詈雑言・・・
一寸曲がる場所を間違えて遠回りになって、また罵詈雑言・・・

何だかんだで自宅に着いたのは1時半。
もぉ〜嫌、こんな生活ぅぅぅ〜!

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.29)


平成19年03月27日(火曜日)

一歩前進、半歩後退。

「今度こそ2週間以上使うぞ!」と、決意して新しいコンタクトレンズを装着してから
モタクタと出勤だ。

会社についてメールチェックをしたが、仕事がらみのメールが何も無いので落ち着いて
CG作業を再開した。
作りかけのシーンの続きもさることながら、前日に『修正してくれと』指示のあったCGの
作り変えを優先させる事にした。

しかし、気がかりだったのは昨日HDDへの書き込みが出来なかった事だ。
OSでのファイル操作ではファイルのコピーや削除も普通に出来る為、原因がどこに
調べたのだが、手がかりが何も無い。

ディスクの残量が十分にあるのに『不十分です』と言われるのだから、物理的な容量と
論理的な容量との矛盾が発生しているのではないかと考え、ディスクチェックを掛けてから
作業をしてみた。
しかし、何をやっても書き込みは出来ないままだった。

このままでは埒が明かないので作戦を変更。
最近はBlenderの2.42aをつかっているが、2.43ではどうなるかを試したところ、
『Invalid argument』というエラーが出てやはり書き込みが出来なかった。
謎は深まるばかり・・・

ところが、何気なくファイルセーブの際にファイル名を『一部ではなく全部を変えて』
て見たところ呆気なく書き込みが成功した。
もしかしたら編集途中のファイルそのものにエラーの遠因があったのではと想像したものの、
それでは他のディスクに書き込める事への説明がつかない。
結局のところ原因は不明のままとなった。

何はともあれ、書き込みが出来るようになったので本格的に作業再開だ。
先ずは昨日着手した途端に作業が中断した、『テール内形状保持装置』の説明シーンだ。
まあ、エアバッグの膨らむタイミングと外から力が加わっている事を示す矢印の入り切りの
タイミングを微調整すれば一応OKだ。
エアバッグの膨らませる回数はビデオ編集で調整していたが、膨らんだ状態でカメラ
アングルを変更する必要が出た為、その後の場面を全て調整して”一発物”として
レンダリングをすることにした。

レンダリングをしている間に新型セグメントの説明シーンの修正だ。
このセグメントの『肝』は簡便な継ぎ手構造にあるため、其れを説明する為に中身を
透過させた状態で組み立てシーンを作った。
しかし、カメラの画角を『これから組み込むピース』に固定させて場面を作った為、
『組み立て済みのトンネルが飛んできたように見える』と、いうのだ。

「相対的に見ればどちらでも同じ」と勝手に考えて作ったものの、クライアントから
クレームがついたのでは仕方が無い。
素直に『これから組み込むピース』が動いているようにあちこち調整を加えた。

ところが、レンダリングを終えた動画を再生したところ例によって多くの凡ミスが発覚した。
いろいろな調整を加えている為、カメラアングル等が以前と微妙に違ってくる事もあるが、
時間軸を弄る際に調整を忘れ箇所が出易いのだ。
仕方が無いので忘れた箇所や気に入らない部分を修正してレンダリングだ。

この工程は何度と無くプレビューを掛けたり、一部分を仮にレンダリングしたりして
作業をしているのだが、今回は何度やりなおしても満足のいくものが出来ず、同じ事を
繰り返す羽目になった。
それでも10時を過ぎには完成したので無理やりにサンプル出しまで行った。

目がショボショボして良く見えなくなってきたので帰宅した。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.28)


平成19年03月26日(月曜日)

今日も空回り。

CGの進捗がイマイチなので、気合を入れて出社した。
本格的な作業の前に先日(うっかり)落札したIDEの拡張カードをPCにインストールして、
気持ちよく仕事を進めるつもりだった。
ところが、先に入っている古いRAIDカードが干渉しているのか、起動が異常に遅く、
挙動が安定しない。

仕方が無いので古いカードを一先ず抜き、新しいカードだけにして様子を見たところ、
一応は素直に動き始めた・・・かのように見えた。
しかし、チップセットメーカーからダウンロードした最新版のデバドラをインストール
しようとしても拒否されてしまう有様。
これはこれで納得できない。
そこで、一縷の望みを掛けてカードのファームウェアのアップデートを試みる事にした。

ここで悩ましい問題が立ちはだかった。
今時のマザーボードと違ってBIOSのアップデートをするにはDOSで動くユーティリティを
使う必要があるのだ。
それには全時代的なFDDを用意する必要があるのだが、手元にはマトモなディスクが
1枚も無い・・・

そこで、ブータブルDVDを使う事を考えた。
ディスクの製作工程は極めて大袈裟になるが、怪しげなFDを使ってアップデートに
失敗するようなリスクも回避できる。
メディアが無駄にならないようにリライタブルメディアを用意し、『NERO』の
『ブータブルDVDを作成』を使ってトライしてみた。

しかし、マニュアルを斜め読みして挑んだ為か、ファームアップの途中でPCが沈黙。
幸いにしてアップデートには成功していたがなんだか釈然としない・・・
よく調べたところ用意したさらに新しいファームウェアがある事も分かったし、
RAID用で無い物を当ててしまったので素直にやり直した。

時計を見たら夜の8時過ぎだったので遅ればせながら巻きを入れて作業再開だ。
ところが、修正を掛けたデータを保存しようとしたところ『Not enough disk space』
(ディスクスペースが不十分です)というエラーメッセージが出て書き込めなかった。
「あっ、容量が足りないのね・・・」と、思い不要なデータをバサバサ削除して作業を
再開したのだが、それでも同じエラーが書き込みができない状態が続いた。

あれこれやっているうちに、データディスクに使っているドライブのみに書き込みができない
事が分かったで、何らかの理由で書き込み禁止状態になっていると仮説を立てた。
しかし、それだと先ほどデータの削除をやった事と症状が矛盾する・・・

結局、原因が分からぬままタイムアップと言う形で帰宅したところ、またもやコンタクト
レンズがなくなっている事に愕然とした。
うららぁ〜・・・

(2007.03.27)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『名曲ベストヒット歌謡 〜 昭和40年代スペシャル 〜』

夜、仕事をしていたら居間の方から古い歌謡曲が聞こえてきた。
新聞のテレビ欄でチラッと見たので直ぐに『テレ東』の3時間番組であると分かった。

ところが、流れてくるムード歌謡の類を聞いていたら妙な気分になってきた。
歌われている内容は前近代的でどうしようもなく古臭い物のはずなのに、何故か心地が
いいのだ。
正直言って昭和40年代と言えば、私が生まれてから小学校に上がるくらいの時期なので、
それらの歌は聞いたことはあっても縁遠い物だったはずだ。
(事実、高校を卒業するまでアニメソングにドップリ漬かっていたので、ほとんどの歌謡曲は
問題外だった)
其れにも拘らず、『ラブユー東京』や『なみだの操』を聞いていると、ジ〜ンと心に
響いてくるし、メディアミックスしているCD全集を欲しくなってしまう自分に
少なからず驚いた。

若干分析モードに入って考えてみると、その理由は歌の『対象年齢』ではなかいか思えた。
歌われている世界観は言わば『大人の世界』。
『好き好き』だけの10代の恋愛でもなく、『体を求め合う』青年期の恋愛でもなく、
酸いも甘いも噛み分けた者同士の関係を表現している気がする。

ついでに書くとその対極が、ア○とかク○とかxxGTと言った類の若くてポップな歌だ。
それらはテレビから流れていても何を言っているのか分からないし、胸に響かないどころか
イライラしてくる。
『若くて人気がある』事への漠然とした嫉妬心もあるかもしれないが、兎に角、彼女達を
みていると、なんだか虫唾が走ってくるくらいだ。

・・・要するに自分がジジイになったと言う事なのだろう。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.27)


平成19年03月25日(日曜日)

結局全休。

前日行った作業は正直言って『修正』に近い物だったので、今日も仕事に行くかどうか
迷っていたが、朝から聞こえていた雨音の強さに怯(ひる)んでしまった。
それでも私は散歩がてら近所のスーパーに買い物へ行こうと主張したのだが、奥方曰く
『前日にあらかた買ってきたので、特に買う物は無い』と、言われ断念。

そんな訳で事実上の引きこもりである。
いつものように『アッコにおまかせ』『噂の東京マガジン』と見続けた後、前夜に録画した
『ゼブラーマン』や撮り貯めしていたビデオを消化していたら直ぐに夜になった。

いずれにしろ、実りの無い週末だった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『週末に見たテレビ』

今週末もろくに仕事をせずに、家にこもってテレビばかり見ていた。
正直言って、後ろめたい・・・

『ゼブラーマン』

哀川翔主演の特撮アクションヒーロー物だが、何とも言えず面白かった。
主人公が夜な夜なコスプレするのは30ウン年前にたった7話で打ち切りになった
知る人ぞ知るヒーロー『ゼブラーマン』
いつも尖がったイメージのある哀川とは真逆のキャラクターであるのも笑える。

しかし、何重にも情けないヒーローが一転して本格スーパーヒーローになるカタルシスは
何物にも変えがたい味がある。
哀川翔主演200本目に続編が作られるのではないかと勝手に期待している。

『フィギュアースケート世界大会』

世界フィギュアー男子で高橋大輔選手が銀メダルを取った後、いよいよ女子だ。
・・・と、いいつつ仕事をしていた為、女子SPを見逃してしまい、土曜日のフリー
演技のみを見る形となった。

有力選手が次々と転倒をする中、浅田真央選手のライバルと呼ばれる韓国のキム・ヨナ選手も
2度の転倒。
それでも、その時点での1位になったのだから、侮れない女の子である。

しかし、浅田選手はほぼノーミスで演技を進め、後半の3連続ジャンプを決めた際の
『小さなガッツポーズ』には思わず笑ってしまった。
結果、パーソナルベストを更新してキム・ヨナ選手を逆転したのには『天晴シール』だ。

最後に安藤選手。
パーソナルベストを出せばキム・ヨナ選手を越えられるとは聞いていたが、安藤選手も
ほぼノーミスで演技を終えたときにはスポーツ番組嫌いの私もドキドキした。
結果、見事に金メダル! こちらにも『天晴シール』だ。

ついつい浅田選手に前日の凡ミスが無ければどうなっていたのだろうと考えてしまう。

『ETV特集:あしたのジョーの、あの時代』

当日の昼間にF探偵から突然電話が掛かってきて知った番組だが、NHK教育で放送
されるだけあって、骨のある内容だった。
特に団塊の世代の象徴である『学生運動』に従事した輩が『あしたのジョー』に
『体制対反体制』を見出し、力石の葬式の際に梶原氏とちば氏に毒づいたというから
呆気にとられた。

BSマンガ夜話よりも堅苦しく、アカデミックな内容の完全保存版である。

『ウルトラマン・メビウス』

最終回3部作の『中篇』。
主人公ヒーローであるはずのメビウスが力尽き、絶体絶命になったところへ意外な助っ人が
登場したあたりは若干『少年ジャンプ』風だったが、シリーズとしては新機軸だ。
来週はいよいよ最終回だが、単純に『ウルトラ兄弟が終結して大団円』では無いらしいので
大いに期待している。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.26)


平成19年03月24日(土曜日)

半分休み、半分仕事。

今週も『大竹まこと少年ラジオ』を聞きながら布団の中でグズグズしていたら10時を
過ぎてしまったのでようやく這い出した。
しかし、基本的には何もやる気が起きないので『王様のブランチ』を見ながらダラダラと
過ごしていたら、あっという間に3時近くになってしまった。

この機を逃がすと家を出られなくなるので無理やりに仕事に出た。
本日の用事もCG制作の続きだが、昨日まで進めていたCGの出来栄えがイマイチ気に
入らなかった修正を掛けていたら、直ぐに夜になってしまった。

一応、『セグメントピース』と『シールド機のオプション部品』の説明CGサンプルを
アップロードしたのでメールを出そうかと思った。
しかし、散々先方を待たせている割りに進捗が遅い為、少々躊躇した。
結局、トンネル築造シーンの暫定版を無理やり作ってアップロードすることになった。

この時点で時計を見たら概ね8時。
いつもなら、もう少し気合を入れて作業を続けるのだが、正直言って2時間や3時間頑張って
どうにかなるような話ではない。
あれこれ考えていたら妙な頭痛がしてきたので帰宅。
スケートを見ながらビールを飲んだが、頭痛が酷くなってきたので2本目は断念した。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.26)


平成19年03月23日(金曜日)

朝から品川へロケ。

夜中にシールド機を降ろした後に打ち合わせた際、『次は22日か23日だね』と、
言われていたにも拘らず連絡は来なかった。
そこで昨日の昼間に電話を掛けたところ、調子の良いA所長曰く『それじゃぁ、明日撮ってよ』
ってな話になったのだ。

眠い目をこすってコンタクトを入れ、自宅を出発したのは7時45分。
もう少し早く出たかったところだが、早く行っても遅く行っても、終日同じ作業を
やっているので大勢に影響は無い。
昼間なので道路はどこも混み混みだったが、計算どおり1時間で現地に到着。
若干の余裕があったのでコンビニによっておにぎりを買ってから駐車場に滑り込んだ。

現場に入ったところH氏と遭遇したので挨拶をしつつ『撮影に来ました』と、言ったところ
何故かキョトンとした顔をしている・・・
曰く『シールド機の頭はもう入っちゃったんですけど・・・』と、暗に見せ場が無くなった
と、言いたげだったが、其れについては所長に聞いていたので驚く事ではない。
「地上の様子も撮っておいてくれって、所長が言ってましたよ」と、告げ、活動開始だ。

メインカメラを持って地下に降りたところ、言われたとおりシールド機の頭(顔?)は
既に見えない状態になっていた。
一応掘進をしているらしいのだが、『1時間に5ミリ』と、極端にスピードが遅いので
インターバル(コマ撮り)撮影を仕掛けて放置する事にした。

次はサブカメラを使って地上の撮影だ。
このシールドにはエレベーターがあるのだが、工事用なので猛烈に遅い。
自分一人が乗る為だけに呼ぶのも気が引けるので階段で上がる事にしたところ、3分の2
くらい上ったあたりから足が上がらなくなってきた。
良く考えたら、この立坑は50mくらいの深さがあったのだ・・・

暫く肩で息をしつつ小休止。
何とか動けるようになったのでサブカメラを用意して撮影を開始したのだが、指示を
受けずに行う作業には不安が伴う。

一区画目の撮影が終わったので移動していたらA所長と遭遇したので「何かリクエストは」
と、聞いてみたが『別に珍しい工事じゃないから適当で良いよ』と、相変わらずノリが軽い。
しかし、『強いて言うなら地下の油圧ジャッキのあたりを』と、いう話になり、所長と
共にエレベーターで再び地下に降りていった。

ところが、見える範囲を一通り撮ったところ、シールド機の掘進を停めてJV職員と
職工さんが何やら話を始めてしまった。
最初は単純に施工状況の測定をしているだけだと思っていたのだが、そば耳を立てていたら
少々面倒な状況になってしまったらしい。

お昼時だったので続きは午後からになったらしいが、所長曰く『シールド機は殆ど動いて
いないから、今日はもう良いよ!』と、あっさりと言い渡されてしまった。
まあ、ダラダラ撮り続けても意味が無いので、「これ幸い」と、片付けて帰ることにした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

時間を気にする必要が無いので帰りは高速道路を使わずに走る事にした。
ついでと言っては何だが、2cvの幌に塗る防水剤を御茶ノ水のキャンプ用品ショップで
入手したかったからだ。
しかし、春になったばかりなのに体感気温は非常に高く、2cvのオーバーヒートが
心配になるような陽気だった。
加えて道路はタラタラとしか流れないから気が気でない。

実際、”プスン”と、言って数回エンジンが止まりかけたものだから、御茶ノ水にたどり
ついた時には『やっと着いたぁ〜』と、小躍りしたくなったくらいだ。
しかし、場所柄かコインパーキングがなかなか見つからないので右往左往。
何とか見つかっても満車状態ばかりで車が停められない・・・
結局、道を大きく反れてしまったので防水剤は断念する事にした。

御茶ノ水による事を断念したものの、少々悔しかったので秋葉原のニッピンへ寄る事にした。
しかし、一寸寄りたいだけなのにパーキングメーターは開いていない・・・
本当に停めるつもりなら駐車場は沢山知っているが、そんな気分ではないので結局アキバも
断念・・・
撮影は楽だったのに、なんだか無性に疲れた気分で帰路に着いた。

行きつけのガソリンスタンドで給油をしてから出社。
今しがた撮影してきたビデオのバックアップを取ったり、中途半端だったCG制作の
続きなどをしていたら夜中になってしまった。

朝っぱらから階段を全力(?)で上ったせいか、大した事をしていないはずなのに妙な
疲れを感じつつ帰宅。
すぐさま洗面台へ行ってコンタクトレンズのケアをしようとしたら、またしても片側の
レンズが無い・・・
撮影中に急に見え方が変わった気がしたが、瞬きをしていたら戻った気もするので、その時か
どうかは今となっては分からない。

いずれにしても、ランニングコストを下げる為には2週間以上使うつもりでいたのに
4日足らずで一組無くなってしまったのでは全く赤字である。
とほほ・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.23)


平成19年03月22日(木曜日)

もたもたと仕事。

CG制作を続けるのは当然だが、G建設のK氏から頼まれた『映像素材のDVD化』を
今日中にやる必要がある。
そんなこんなで、気ぜわしくパソコンに向かった。

さて、DVD化作業のうち1枚目は火曜日に既に終わらせていたので、事実上2枚目を
同じペースで変換するだけだ。
それこそ冒頭のクレジット部分は使い回しが利くので、レンダリングが終わったそばから
次のデータを流し込んで放っておくだけで良い。

そう考え、レンダリングを仕掛けてCG制作をしていたら、HDDのアクセスランプが
消えている事に気づいた。
「終わったかな」と、思ってモニターを切り替えてみると『エンコードに失敗しました』
と言う無常のエラーメッセージが表示されていた。
何がいけなかったのかと調べたところ、HDDの残量が足りなくなっていた・・・
情けない・・・
不要になったファイルをバサバサと削除してから、再度レンダリングを仕掛けて作業を続けた。

昼食を食べ午後の仕事に取り掛かったのだが、”ながら作業”なのでイマイチ効率が
上がら無い上に、もろもろのトラブルが重なってDVD用のデータがなかなか揃わなかった。
はたまた、データ変換が終わったかと思ったら、データ量が微妙にて多くて再調整を
余儀なくされて、鬱々としてくる・・・

結局、DVDを焼き上げ、ラベルと送り状の印刷が終わったのは6時過ぎと言う始末。
昼くらいには終わるつもりでいたので、予定は狂いまくった。
流石に発送処理までする気力が残っていなかったので母親に任せてCG制作に集中した。

一応、夜中までにCGを1シーン作ったが、兄貴がビールを買ってきたのでサンプル出し
には至らずに帰宅した。
ロケ前夜にしては飲みすぎたかな・・・

(2007.03.23)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『マニアックな通販カタログ』

今の世の中、通販雑誌や通販カタログが数多あるが、生活や仕事に密着している物が多い。
ところが実家の玄関に放置してあった通販カタログを何気なく見て、カルチャーショックを受けた。
[通販カタログ]
何時届いたのか分からない通販カタログ

一応会社宛に来ているものの、宛先には部署名や個人名が書かれていなかったので、単に
『事務用品のカタログ』だと思い読み始めた。
事実、冒頭は蛍光ペンやクリアファイルなどの広い意味でのOA関係が続いた。

ところが、その後に一転して電動工具やドライバーなどのDIY(?)用品が列挙しだした。
まあ、そこまでは『大きなホームセンターになら並んでいる物』という括りが出来たのだが、
その直後に『フルオートタイヤチェンジャー』や『フライス盤』などという、到底一般人に
は関係のない商品が現れ悩んでしまった。
確かにホビー用の旋盤やフライス盤ってのは存在するが、写真に写っているのはどう考えても
その範疇に無い物だし、チューブレスタイヤの交換を個人でやるなんてことは・・・
[通販カタログ]
ホビー用の旋盤やフライスってのもあるけど、どう考えてもタイヤチェンジャーは・・・

ページをめくってゆくと、その後もアマチュアが使うとは到底思えない物が次々と載っていた。
例えば
  ・ 古い車のレストアやガラス工芸に使う『サンドブラスト』
  ・ 自動車部品の圧入に使う『油圧プレス』
  ・ 鍵の複製が簡単に出来る『キーマシーン』
  ・ ドラム缶を簡単に運ぶことの出来る『ドラム缶運搬車』
  ・ ワイドトレッド化した車のフェンダーを調整する為の『フェンダーベンディングツール』
  ・ タイヤホイルのバランスをとる為の『ホイルバランサー』
・・・etc

葛西のホームズなど大きなDIYショップへ行けば買える物も数多く載っているものの、
否応なく『玄人しか使わない専門ツール』が目立ってしまう。
まあ、どの道具も何となくは使い道は分かるし、『こんなときにあったら便利だろう』と、
思う道具が案外リーズナブルな事に驚いたりもする。
しかし、一生に1回使うかどうかも分からぬ道具に大枚を払う人間もいないだろうから、
やはり専門業者向けの通販カタログなのだろう。

それにしても、何故写真屋である我が社に送られてきたのかが最後まで謎として残った。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.22)


平成19年03月21日(水曜日) :春分の日

お彼岸なので結局休み。

午前中は墓参りに行く事になっていたのでノロノロと動き始めたが、スタートが遅かった
上に、あれこれ余計な事までしてしまい結果的に押せ押せ状態で自宅を出た。
お彼岸だから仕方が無いが、道路はどこも車で一杯ときたから、なかなか市川橋を
越えられない・・・
まあ、橋を越えても状況が大して変わらず、一本道には延々と車の列ができていた。

そこで、前回弟に教えてもらった土手沿いの裏道に入って快調に走りはじめた。
しかし、曲がり角の目印を失念してそのまま爆走。
元来た道を引き返すかどうか迷った挙句、渋滞する表通りをノロノロ走ってたどり着い
たのは予定よりも30分近く経ってからだった。

墓では既に参拝を済ませた両親が待っていたが、駐車場の空きが全く無かったので
さっさと墓参りを済ませ、直ぐに退散。
そのままファミレスでお清めだ。

私はサイゼリヤが良かったのだが、親父の意向により斜め対面の藍屋(?)に入ったが、
相変わらず『帯に短し襷に長し』な物ばかりで食欲減退気味。
おまけに私たちと同じような人たちが退去して押し寄せていたので、珍しくドリンクバーも
飲まずにサッサと店を出た。

さて、直帰して仕事の続きでもしようかと思ったが、奥方は休みなので私もせかせかと
働く気が起きなくなってくる。
そんな訳で先ずはDIYショップ『ユニディー』に大きく寄り道だ。
私の目当ては『キャブレタークリーナー』、奥方は庭いじりってところだ。
しかし、ここでも『帯に短し襷に長し』。
ブルーベリーの苗が沢山売られていた事に唯一迷ったが、他には面白い物が全く見つからず
1時間ほどで店を後にした。

次は如何しようかと考え、向かったのはドラッグストアー『ぱぱす』だ。
ハンドソープが切れていたのに加え、コンタクトレンズのケア用品を買いたかったからだ。

さっそくコンタクトケア用品の棚に向かったが、どれが何やらさっぱり分からない。
コンタクトの先輩である奥方は何故かこの手の商品に無頓着なので、イマイチ当てに
ならない・・・
結局、一番お得そうな奴を一箱買ったのだが、ケア用品のコストやメンテナンスの時間を
考えると2週間コンタクトが安いか高いかは微妙に思えてくる。
取り合えず買った物を使い切ってから次を考える事にした。

買い物を終え、帰宅。
特に何をしたという事でもないのにも妙に気だるい感覚がして、おやつを食べて直ぐに
横になったら2時間も寝てしまった。

これが利いたのか、この後もすべてのペースが戻らず、結局夕飯もカップラーメンを
食べて終了。
休日は空しく終わった。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.22)


平成19年03月20日(火曜日)

朝から営業(?)

H親分絡みの仕事全般に関しての事情聴取の為、朝から飯田橋のG建設本社へ向かった。
後任や補助役がいない状態で仕事を丸抱えしていた人物が事実上リタイアした為、社内的に
それらの仕事がどのような状況になっているかを知る人間が私だけだったのだ。

緊張しつつ、いつものように受付を経由して打ち合わせブースで待っていたら、広報部の
K氏だけがバタバタとやってきて、挨拶もそこそこに話が始まった。

基本的に私がH親分から依頼されていて2本のビデオに関する撮影であり、そこには
岡山出張を含めた数回の出張撮影が含まれている。
こちらとしてはそれらの撮影費用をG建設に請求し、G建設も滞りなく支払いを行って
くれたのだが、どれも編集などのステップには移行していないので『素材』のままなのだ。

祟り目は他にもあった。
これらの担当だった広報部のA氏が転勤になってしまい、後任にK氏がついたものの、
社内の事情で間を置かずに他の仕事に専念していた為、放置時間が余計に伸びてしまったのだ。
よって、誰かが不正を行ったり、悪い事をした訳ではない。
ただ、H親分と言う人は良くも悪くも『自由人』なので、会社を通さずにあれこれ仕事を
切り盛りしているらしく、K氏の口から『あのオヤジは〜』と、苦悶の声が漏れた。

打ち合わせの結果、H親分も仕事を悪戯に放置していた訳ではない事も分かったし、
こちらとしては『次の指示を待っている状態』であると言う事情も分かってもらえた。
最終的に撮影素材をDVD化して仮に納める形で話は決着したが、個人的には親分から
半年前に『やっておいてね』と、依頼された簡単な(?)CGが全く進められずにいる事が
心苦しく思っている。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

G建設を後にして一寸だけ寄り道。
ヨドバシカメラに用事があったから・・・と、言うのは口実で、コンタクトを入れていない
方の目の調子が急激に悪くなってきたような気がしたので眼科に行く事にしたのだ。

前回コンタクトを処方してもらった眼科で検査を受けたところ、意外にも数値上は変化が
無いと言われた。
「どれだけ悪くなったのか?」と、心配していたが、片側を矯正した事でもう一方との差が
如実になったという事らしい。

結果的に左右同じコンタクトレンズを使う事になったので直ぐにサンプル品を装着した
のだが、左右で遠視の度が違う為か見え方が違う事に少々戸惑った。
使っているレンズが『乱視のみ』を矯正しているので仕方が無いが、何事も慣れである。

さて、左右同じレンズという事になったものの、今回は2週間使い捨てタイプを選択した。
1日使い捨ての方が清潔だし、レンズケアの手間も掛からないと言うものの、やはり
短時間で使い捨てるという行為が勿体無く思えたからだ。

例によって在庫がないので『取り寄せ』という事になったが、敵もさるもの指定した物
よりも高い商品も勧めてきた。
サンプルを試して『こっちの方が良い』と思ったら交換してもらえるらしい。(当然未開封に限る)
しかし、眼科の検査師の人がサンプルを探し始めたのだが、なかなか見つからないらしく
違う銘柄のサンプルを渡され診察室を出た。

ところが、診察料を払おうと待っていたところに同じ人がパタパタと出てきて
『すいません、ありましたぁ〜』と、言うのだ。
直ぐにリュックサックに入れた先ほどのサンプルと交換しようとしたところ、『それも
使ってみてください』と、言われ、結果的に3種類のサンプルを貰ってしまった。
内心「ラッキィ〜」と、思いつつも『コンタクトレンズって元は安いものなんだろうなぁ〜』
と、思ってしまった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

さて、ヨドバシカメラに寄って写真用のブロアーを買ったまでは良いのだが、他には
目ぼしい物が見つからず、帰ることにした。
折角錦糸町にいるのだから『リンリンサイカン』でランチバイキングを食べようかとも
思ったが、あそこで食べると夜まで満腹のままになるのでパスしたのだ。

会社に戻り、CG制作を再開したのだが、夕方近くになって片方の目の調子が悪い事に気づいた。
急に悪くなった左目が良く見えるようになったと思った矢先、先にコンタクトを使い始めた
右目の乱視が猛烈に進んだ感じなのだ。
それはまるでコンタクトを入れる前に戻った感じだった。

目薬を差しても一向に良くならないので「何かがおかしいと」思いながら作業を続けて
いたら見え方の違いで頭まで痛くなってきた有様・・・
切りの良いところまで無理やり作業を進めて帰宅したが、気分は良いはずが無い。

兎に角、直ぐにコンタクトを外したい気分だったので、奥方に洗い方を教えてもらい
洗面台に立ってビックリ!
右目のコンタクトレンズが無くなっているじゃあぁ〜りませんかぁ〜♪
見えなくて当たり前だ・・・

いつコンタクトが外れのかは分からないが、おかしいと思った時に鏡をみれば半日も
苦しまずに済んだ訳で、経験不足に苦笑した。
レンズの装着に慣れたとは言っても、まだまだ初心者だなと、痛感した。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.22)


平成19年03月19日(月曜日)

相変わらずノロノロ運転。

いつものように出勤してメールチェックから業務を開始したが、スパムばかりで仕事の
メールはゼロと言う有様。
こちらとしては落ち着いて仕事ができるのは良い反面、RESが全くつかない仕事もあって
困ってしまう。

そんな折、ふいにG建設のK氏から電話が入った。
急な仕事かと身構えたが、さにあらず。 長期病気療養に入ったH親分の抱えていた
仕事が社内的に宙に浮いている為、事情を聞きたいと言うのだ。
結局、明日の午前中に本社に出頭(?)する事で電話は終わった。

さて、今日のお題はセグメントピースへの『継ぎ手金物』の組み込みだ。
この工事で使われたセグメントは特殊な継ぎ手(ジョイント)を使っている為、ボルトの
締め付け作業が必要ないだけでなく、トンネル表面に金物が露出しないのもメリットの
一つなのだ。
ジョイントはその要となる重要な部品なのだ。

さて、CAD図面やパンフレットを見つつ、読み込んだDXFデータも併用して形状を
定義していったところ、同じだと思っていた部品が場所によって微妙に異なる事が分かり、
一手間増えてしまった。
加えて、位置決めと補強用の金物も意外と複雑な形状をしている為、あっという間に
夜中になってしまった。

あと一歩だったが目の疲れが酷いので帰宅した。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.20)


平成19年03月18日(日曜日)

たりらりらぁ〜ん、とぼけぼけ・・・

昨日は仕事に行かなかったので『今日は』と、頭の片隅にあったものの、昼近くまで
寝ていたら、それも吹っ飛んでしまった。
そんな事もあって、今日も無理やりに休みだ。

一通りのテレビを見終え、自転車で向かったのは『ケイヨーD2』だった。
当然のことながら、昨日買えなかったギボシセット購入の為だ。

ところが、店に着いたものの、所望している部品を全く扱っていない事がわかりずっこけた。
この店舗は売り場面積が狭いせいもあるが、昔から『帯に短し襷に長し』って感じだが、
近頃は『橋にも棒にも』になった感もある・・・
直ぐに河岸を変えようと思ったが、奥方が遅れて向かっている最中だったので其れも
できずと、泣きっ面に蜂だ。
帰り道に他の店にも寄ってみたが、結局目当てのギボシは見つけられなかったので帰宅した。

さて、どうしよう・・・
できればオス、メス共にギボシを交換してキッチリ直したかったのだが、トラブルの
原因究明だけならば直結も可能だ。
さらに言うと、ギボシを再利用できない事も無いので、不本意ながらインチキをする事にした。

すると・・・これが・・・なんとも・・・直っちまった・・・
我が家のポンコツ2cvは、またしても完治してしまった・・・

やはり、トラブルの原因はウインカーリレーに水が入った事による回線短絡と断線だったようだ。
いつもながら、『もぉ〜!嫌ぁ〜!!』って状態から、いとも簡単に『完全復活』
してしまうのだから、嬉しいやら悲しいやら・・・
ツンデレ、ツンデレ・・・

調子に乗って昨年、バンパーと共に購入したアクセルワイヤーの交換をする事にした。
ワイヤーに原因があるかどうかは定かではないが、アクセルを床まで踏んだときに
ペダルが戻らない事があるからだ。
しかし、資料を見ずに始めた為か、意外と作業は難航した。
簡単な構造なので交換自体は容易なのだが、そこにもノウハウがあるらしく、車の周りを
行ったり来たり・・・
挙句にケーブルの調整用クリップを無くしてしまい、家と車との間も行ったり来たり・・・
全くだめだめだ・・・
[写真:アクセルワイヤー]
上が新しいアクセルワイヤー、下が取り外した古いワイヤー
写真では分かりにくいが、古い方は2〜3cmくらい伸びていたようだ

一応、車の修理が終わったのでチェックがてら買い物ドライブに出た。
アクセルワイヤーの交換したばかりなので最初だけ違和感があったものの、他は元通りで
順調そのものになった。

最初向かったのは、ワンパターンながら篠崎の河内屋。
豆腐2丁、鰹節1袋、ホッピーブラック2本、オリーブオイル1本、バタピー1袋、
料理用の紹興酒1本、味噌1kgを買ったら、やっぱりかごが重かった。

お次は靴流通センター。
私の本意ではないが、普段はいている『スニーカー型安全靴』が随分と”やれて”きたので
買います事にしたのだ。
まあ、2千円なので気軽に履き替えれば良いのだが、靴は履きなれたものに限るからねぇ〜
一応、以前買ったのとは違うものも検討したが、結局全く同じ靴を同じ1980円で
一足買って店を出た。

次は地元のDIYショップ『ビッグジョイ』だ。
『今度こそギボシを・・・』と、いうつもりもあったが、車の調子は悪くないので、
むしろ探したのはキャブレタークリーナーだったりする。
しかし、ブレーキクリーナーは沢山置いてるものの、キャブクリーナーが1種類も
見つからず、空振りとなった。
結局、ヒューズを2本と、常夜灯につかうLEDランプとアダプターだけ買って
帰宅した。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.19)


平成19年03月17日(土曜日)

仕事が気になったが、成り行きにより休み。

いつものように『少年ラジオ』で目が覚めたが、相変わらず布団の中でグータララ〜♪
起き出したのは10時近くになった。
ブランチを食べながら『王様のブランチ』を見るというのも相変わらずだ。

ところが、昼過ぎにトイレにトイレに入っていたら携帯電話に
知らない番号から電話が掛かってきた。
恐る恐る出たところ『イハラさんですか? こちらY精機のEって言います』と、
切り出されたものの、最初は状況が全く理解できなかった。
まあ、Y精機のY氏には公私共にお世話になっているのだが、当のE氏の名前は全く聞いた
事が無かったからだ。
しかし、よくよく話を聞いていると、E氏は私の事だけでなく奥方の事も知っており、
ちょくちょく店(っていうか工場)に来ていた人らしい・・・

さて、電話の本題はE氏曰く『家のインターネットを光にしたら繋がらなくなった』と、
言う物なのだが、正直言って電話では状況を把握できない。
なにしろ夫婦揃ってパソコンに詳しくないらしく、お手上げ状態なので『一度見てほしい』
と、言う運びになったのだ。

そんな訳で、今日はスパッと仕事を忘れる事にした。
まあ、自宅にいてもポンコツ車の修理をするなど雑用はてんこ盛りだから呆け〜とも、
していられない。
『王様のブランチ』を見終え、チョコッと片付け物をしてから動き始めた。

先ず向かったのは近所にある電装部品のプロショップ『コスモ電材(卸)センター』だった。
ここはエアコンやら電気配線やらの配線やそれに付随する細かな部品や工具を手広く
揃えているので、2cvの修理に使うギボシや圧着端子の類があると見込んだのだ。
(ありふれた物が並ぶホームセンターと違って、普段見る事の無いプロスペックの商品郡は
眺めているだけでも楽しい)
ところが、圧着端子やギボシもあるにはあるが、考えているものとは随分と形状が違う
物ばかりだった。
素人考えでは同じ『電気』でも家電と自動車とでは使われる部品が違うと言う事を痛感した。
まあ、使えそうなギボシもあったが、今後の互換性も考えて、何も買わずに帰宅した。

意外な肩透かしを食らって車の修理は叶わなかったので、今度は自転車でお散歩だ。
蔵前橋通りには数多くの中古車屋があるので、エッセの中古車が並んでいるかも含めて
視察する為だ。

しかし、走り始めて直ぐ、軽自動車の中古車の数が猛烈に少ない事を再認識した。
中古車屋は軽く数十件あるが、軽自動車を置いてあった店はその中の極一部に過ぎなかったし、
置いてあっても、1〜2台という感じなのだ。
そんな訳で、エッセの中古など夢のまた夢。
素直にディーラーで新車を発注した方が早いと言う結論に達して来た道を引き返す事にした。

ところが、某有名中古車専門店の店先に『軽自動車、コンパクトカーは2階』という、
看板を見つけ、のこのこと上っていった。
当然、直ぐに営業氏がやってきて、雑談を始めたのだが、やはり扱っている軽自動車の
数は限られているので、発売から差ほど日の経っていないエッセは中古を探すだけでも
大変だと言う事になった。

しばらくして『試しに調べてみましょうか』と言う話になったが、ただでさえ球数が
少ない上に『保険対策でABSがあった方がいい』などと言ったものだから、当然
ヒットはゼロだった。

普通ならここで終わるはずだが、話は興味深い方向に進み始めた。
メーカー直営ディーラーではなく、ツ○ヤ自動車で新車を買うと言う戦法だ。
つい先日も『新車専門店』と言うディーラーで見積もりを取ったが、直営ディーラーよりも
マージンを抑えて安く入手すると言う点では同じである。

まあ、エッセのような安い軽自動車の場合、元々値引き幅が狭いから価格差は大して
無いらしいが、『オイル交換無料』とか『点検整備代や部品代も直営より安い』など
メリットはいろいろある。
当然、車自体にはメーカー保障がついているので、出先でトラブルを起こしても付近の
ディーラーに対応してもらえるし、悪いところは何も無い。
正直言って、目から鱗が落ちた感じだ。
余程の事がない限り、ここで買うべきだろうと納得して帰路に着いた。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

5時半過ぎにE氏から再び電話が入り、『これから迎えに行く』と言われらので、
頃合を伺って外に出た。
すると、止まった車の中から確かに見覚えのある顔のおじさんが降りてきた。
直ぐに車に乗り込み、E氏の家に向かった。

さて、車の中でも状況について聞いてみたが、やはりE氏はチンプンカンプン。
ありがちな話ではあるがパソコンを使うのは奥さんだけなので、詳しい事は全く分からない
らしい・・・
『電話を含めて光に変えたのはいいけど、そらからインターネットが使えなくなった』と、
言われても、情報は限りなくゼロに近かった。

程なくE氏宅に到着したので検分開始。
奥さんに詳しい話を聞いたところ、
1.それまではモデムを使ってインターネットをしていた。
2.再三にわたる勧誘を受けたので、回線をNTTの光回線『Bフレッツ』にする工事をした。
3.使っていたパソコンにはLAN端子が無かった為、『増設してください』と言われ終わり。
4.近くの家電量販店でLANカードを買って増設&配線をしたがウンともスンとも言わない
・・・と言った感じだった。

さて、どこから攻めようか?
先ずLAN配線を確認したところ、NICとルーターの正しい位置にケーブルが刺さって
おり、接続されている事を示すLEDも発光していた。

『と、言う事はソフト的な設定なのか?』と言う事になり、先ずコントロールパネルの
デバイスマネージャーを開いたのだが、何故かNICがどこにも見当たらない。
試しに未登録のハードウェアを検索してみたが、ヒット無し。
OSからハードが認識されていないので『デバイスドライバーが入っていない』以前の
状態だったのだ。

直ぐにパソコンをラックから下ろしてNICの様子を見たところ、これがビンゴ。
カードが若干斜めになっており、バスに基盤が刺さりきっていなかったのだ。
奥さんに『買ってきたから付けてくれと言われたので・・・』と、E氏は言っていたが、
面目丸つぶれだ・・・

パソコンを組み戻したところNICが認識され、第一段階をクリアーした。
しかし、ブラウザからルータを呼び出そうとしても反応が無い。
NICのIPアドレスを確認したところ、DHCPによる割り当てがされていないようだった。

内心冷や汗ものだが、暫くして『新しいハードウェアを認識しました』とのメッセージと
共にOSからルーターが見えるようになった。
どうやらNICが認識されていなかった為に、今までルーターが認識されてなかったらしい・・・

さて、ハードもソフトも準備が終わったので作業完了・・・かと思ったが、相変わらず
ネットに繋がらない状態が続いた。
そこでE氏の奥さんに「接続手順のマニュアルってもらいませんでしたか?」と、尋ねた
のだが、『ケーブルを刺せばいいと思っていた』と、イマイチ要領を得ない。

仕方が無いので、初心に戻ってルーターの説明書を読んでみたところ、ネット接続を
するのにはプロバイダーのユーザー名とパスワードが必要だとわかった。
考えてみたらNTTはネット回線を提供するだけの業者なので、プロバイダーの面倒まで
見てくれるわけではないから、2つの単語を入力する必要があるのは、至極当然な事だったのだ。
結局、この工程を経てネット接続に無事成功。
メールも正常に受けられる事も確認できたので、作業終了だ。

作業が終わった後にしばらく雑談したところ、、今回の件でE氏夫妻が何に困ったかと
言えば、『どこに問い合わせればいいか分からないし、問い合わせても電話が繋がらない』
だったらしい。
E氏の奥さんにしてみれば、おいしい話で散々勧誘しておいて、肝心なネットが繋がらず、
挙句にサポートもたらい回しにされのだから、不満タラタラだ。
まあ、今回のようなケースの場合だと電話を受ける側にも知識がないと、どうにもならない
のだが、初心者が途方にくれるモデルケースのようなものだろう。

結局のところ、OSがXPからVISTAにバージョンアップした時代においても、
世の底辺にある知識レベルはWin95時代とあまり変わっていない気がした。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.19)


平成19年03月16日(金曜日)

空回りの一日。

出勤前に『新車が安い』と、看板を出した店に立ち寄り、エッセの見積もりを取ってみた。
2cvを諦めたわけではないが、一応現実を確認するための通過点だ。
すると、一番高いグレードにあれこれオプションを加えた結果、約105万円だった。
全てが快適になるのは間違いないが、低くない価格だ・・・

出社して早速CGの続きをする事にした。
ところが、昨日の帰りに保存したはずのデータが読み込めない!
普通なら真っ青になり、お先真っ暗の大事になるところだが、今回は珍しくバックアップを
取っていた為、救われた。
ここのところ『遅延書き込みに失敗しました』みたいなエラーが出たり、急にHDDが
見えなくなったりしたからね・・・

そんな訳で作業には影響は出なかったのだが、どれもハッキリとした原因が分からない
のが困ったところだ。
漠然とした不安を感じながら作業をしていたところ、何かの拍子にシステムが沈黙。
リセットしたところOSが起動しなくなってしまった。

まあ、OSのバックアップも昨日取ったばかりなので、HDDさえ用意すれば復旧には
大した時間は掛からない。
・・・が、忙しい最中なのでいい気分がするはずも無い。

1時間くらいでHDDの復旧が終わったので、続けてデータ用のパーテーションのコピーを始めた。
しかし、データ量は大した事とがないはずなのに、異常に転送スピードが遅い。
同じ事をつい先日も感じていたが、やはりHDDの転送レートに異常があるようだ。
M/BのオンボードIDEポートの問題なのか、それともHDDとの相性なのか・・・
あれこれ原因を思い浮かべるが、抜本的に解決するにはM/B交換をするなどの
『大事』になるので『今はやりたくない』って感じだ。

ようやく朝と同じ状態に復旧したので作業に集中しようと思ったのだが、またしても
HDDがエラーを起こし始めた。
それが古いポンコツHDDなら諦めるところだが、先週買ったばかりのHDDなので
納得できるはずが無い。
やはり、どこかがおかしいようだ。

憂鬱な気分になりつつも、パソコンを引っ張り出すことにした。
思い当たる節の一つに電源部ユニットの不良が考えられたからだ。
そこで、1年位前にかったまま放置していたジャンクの電源ユニットを組み込んだのだが、
わずか5秒で電源が落ちた。
しかも、妙な臭いがしてきたので実験(?)を中止し、元の電源の修理をする事にした。

まあ、修理といっても動かなくなったクーリングファンの交換なので大した作業ではない。
しかし、念のためチェックをしたところ、ファンは普通に動くことに気づいた。
って事はファン自体の不良ではなく、電源供給の問題なのか?(電源ユニットなのに・・・)
結局、ハンダ付けして電源を引き直すことでファンは回るようになったが、一抹の不安は
残ったままになった。

その後は夜中まで地道な作業を続けたが、レンダリングをするには至らず帰宅した。
どうなることやら・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.17)


平成19年03月15日(木曜日)

くらくらとCG

昨日はトンネル築造シーンのCGを途中まで進めたが、実際には他にも進めるべきシーンが
複数あるのが実情だ。
もちろん、同じシーンをそのまま進めている方が効率も上がるのだが、他のシーンは
不要という訳でもないので満遍なく着手する事にした。
気分転換という話もある・・・

今日のお題はセグメントピースの作り直しだ。
半月くらい前に同じセグメントを2日掛けて作ったのだが、資料が無い状態で作った為、
雰囲気的に若干不満を感じていたからだ。

まあ、実際問題として懸案は『テーパー・ナックル』と言う箇所の形状定義に尽きるが、
今回はY氏から送られてきた図面データがあるのでやり易い。
それこそ、ビデオや写真を見ながら「このくらいかな?」ってな塩梅を考えなくとも、
『xxはR109』ってな具体的な数値があるので、直ぐに『基本断面』は作ることが
できた。

しかし、例によって基本部品を本体に取り付ける作業は極めてアナログな手作業となるので、
時間はあっという間に過ぎていく。
12時近くになったため、帰宅したがコンタクトをしない方の視力の衰えが気になる・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.16)


平成19年03月14日(水曜日)

朝から不真面目にお仕事。

本日のお題は2本あるトンネルへのプログラム組み込みだ。
Pythonスクリプトを組み込む事により、シールド機が通るそばからセグメントリングが
発生してゆくという、定番のプログラムだ。
まあ、自分の中では未完成であると感じているので、『よりスマート』に作り変えたいと
思いつつも、いつもの力業で押し通す事にした。

今回は片側のトンネルを掘り終えた後、立坑内でシールド機をUターン&リフトアップして
もう一方のトンネルを築造すると言うのが見せ場になっている。
しかし、軌道(Path)の中にUターンの部分も含めた場合、考えているような動きを
するか心配なので、取り合えず2種類のパスを用意して簡略化することにした。
(その方がデバッグもしやすいしね・・・)

一応、プログラムの雛形はできているので、適宜に変数名やオブジェクトの名前を
変更する必要がある。
しかし、トンネルを構成する部品(オブジェクト)は片側で300個以上あるので、
手作業で編集してゆくのは現実的ではない。
そこで、表計算ソフトを使ってオブジェクト名とオン/オフのプログラム部分を自動
してから組み込む手法をとった。

ところが、プログラムを適用したところ、何箇所かで『オブジェクトが見つからない』
と、エラーが起きた。
プログラム制御用にオブジェクトの名前を手作業で変えた際の単純ミスだ。
極力そうならないように気をつけて作業したつもりだが、やはり人間がやる事の限界か・・・

上下線のプログラムがどうにか動くようになったが、これで終わりとはいかない。
立坑や駅部などの部品を作らないと説明に使えないのだ。
早速新宿7丁目交差点下の立坑から作り始めたが、この期に及んでトンネル同士の距離に
矛盾があることに気づいた。
全くもって、トホホな気分だ・・・

基本的には新しく作ったゲージに合わせて片方のトンネルをずらすだけなのだが、平面図で
見ると、急曲線部のRの位置関係が少々不恰好になってしまった。
まあ、3次元で見せれば問題ないと自分に言い聞かせつつ作業を続けたが、日付が変わっても
結果が出なかったので、中途半端なところで帰宅した。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.15)


平成19年03月13日(火曜日)

昨日以上に不調だった一日。

朝、自宅を出る際にポンコツ2cvの様子を見たところ、ウインカーリレーの配線が
1本切れていることが分かった。
つい先日圧着し直した配線の『反対側』が千切れていたのだ。
これじゃ、方向指示器もハザードも点かなくて当たり前だ・・・

ところが、それが分かったら僅かに希望が見えてきた。
日曜日のトラブルの発端は明らかに雨漏りなのだが、実際には雨が染みたり、垂れたり
するのは極限られている。
その範囲にも確かに電気配線はあるが、圧着端子にはビニールカバーが掛かっているし、
最悪でもビニールテープが巻かれているから、ショートが起こるのはやはりおかしい。

しかし、上記のウインカーリレーの場合、圧着端子にはカバーが掛かっているものの、
リレー自体の電極が剥き出しのままぶら下がっている状態だ。
いうなれば雨が当たればアース不良やショートもするのも当たり前なのに、不具合が
無かった方が不思議なことかもしれない・・・

その気になれば10分も掛からず完治するかもしれないが、出社の途中だったので
そのまま会社へ向かった。

例によってメールチェックから業務をスタートしたのだが、仕事に関するメールは皆無。
前夜アップロードしたCGに対するRESが点いているだろうと思っていたので、
少々肩透かしを食らった思いがした。

さて、やる事が多いが何から手をつけよう・・・と、思って始めたのがサンプル出しした
CGの修正だ。
以前作ったCGをベースにしつつも、シールド機の寸法が違うのであちこち修正したのだが、
肝心な部分の資料が無かった。
その為、その部分だけが元データのままになってしまい、結果的にイメージが違うと
指摘されたのだ。

しかし、送られてきた資料を元に作業を始めたところ、直ぐに寸法の調整だけでは
対応できないことが分かった。
[CG:修正前のTKS]
修正前のエアバッグ状装置
前回作った部品は比率からしてかなり小さなものだった為、単純な平面で構成しても
十分通用したのだが、写真に合わせて大きくすると、どうしても円筒の内側の曲率が
引っかかってくるのだ。

ここで問題になるのがエアバッグ部分だ。
どれも回転軸を設定すれば簡単に作ることができるのだが、エアバッグには萎んだ
状態から膨れた状態へのアニメーション設定をする必要があるので、後処理が面倒くさいのだ。
周りだけを回転で作り、エアバッグだけは平面的に作る『手抜き』も考えたが、やはり
一見して違和感がある。
結局、エアバッグを膨れた状態で作成し、モーフィングの設定を地道に行うことにした。

[CG:修正後のTKS]
修正後のエアバッグ状装置。 インチキ無しなので上々の出来栄えになった

さて、レンダリングの合間に余計なことを始めた。
F探偵の掲示板にスパム書き込みがあるのは昨日今日始まった話ではないのだが、殆どは
特定の文字列をチェックする『スパム書き込み対応フィルター』で対応できていた。
ところが、そのフィルターを通過した書き込みが昨日今日と連続したのだ。
まったくもって、敵もさるもの引っ掻くものだ・・・

何か良い手はないかと考えた結果、CGIプログラムのバージョンアップを試みた。
まあ、データをダウンロードし、各部を調整してからサーバーにアップロードする
だけなのだが、バージョンアップに伴ってあちこち仕様が変わっているので戸惑った。

子一時間悪戦苦闘しなんとかアップロードしたところ、問題なさそうだったので、
次の作業に移った。
探偵のサーバーに間借りする形で設置されている他の掲示板もスパムフィルをすり抜ける
書き込みが見受けられるとの情報があったからだ。

ところが、こちらの掲示板はプログラムがかなり複雑な為、修正箇所が多くてなかなか
正常に動いてくれない・・・
エラーメッセージを元に設定を調整してからアップロードを繰り返したところ、一応
表示と書き込みはできるようになった。
しかし、過去ログの検索などが出来ないなど、いくつかの不具合が見つかった。

気になるので再度設定のチェックをしてみたのだが、どうしても原因が掴めない。
まあ、通常の書き込みは出来るし、本業を疎かにする訳にもいかないので後回しにした。

最近、やることなすこと中途半端な気がする・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.14)


平成19年03月12日(月曜日)

ふらふらと仕事。

週明け早々は調子が上がらないが常だが、ポンコツ2cvの事もあって公私共に気が重い。
何事にも集中できない中、やる事だけは多い為、ひたすら頭の中が空回りする・・・

さて、どうせ集中できないのだから、先ずはお客さんから送られてきたビデオのチェックを
する事にした。
現場サイドで撮影したビデオの中には私が撮影していない物も含まれる為、味付けとして
使えるものを使おうと言う話だ。
ただでさえ長くなっているビデオが余計に長くなるのは必死だが・・・

しかし、送られてきたビデオには多少の問題があった。
現場で購入した(?)ビデオカメラがDVD−CAMだった為、メディアが8cmと
小型の上に『DVD−RAM』が何枚も混ざっていたのだ。
メインマシンに搭載したDVDマルチドライブはすべてのメディアの読み書きができる
のだが、本体を横倒しにしている為、メディアをそのまま読み込めないのだ。

そこでまずは8cmCD用のアダプターを使ってみた。
ドライブ自体が最初から8cmメディアに対応している為か、アダプターの利用は
どちらかと言うと『イレギュラー』なのだが、試したところ特に問題はなかった。
しかし、手元にあったのは長らく机の引き出しに入りっぱなしになっていた、ひび割れの
ある頼りないアダプターだけ。
試しにセロテープを張って使ってみたところ、物凄い異音と振動が出たので怖くなった。

そんな訳で、USB経由でDVDドライブを外付けする事にした。
しかし、メインマシンのドライブをこの為だけに引き抜くのは大袈裟だし、面倒くさい。
そこで、手持ちのドライブの中にDVD−RAMが読める物はないかと調べたのだが、
残念ながら、どれも古いせいもあって未対応のものばかり・・・

仕方がないので兄貴の部屋を物色したところ、書類の中からDVDドライブが出て来た。
素性が分からないドライブだったのでチェックソフトで調べたところ、これがビンゴ!
無事にDVD−RAM形式のビデオを読み取ることができた。

しかし、送られてきたビデオの枚数は全部で12枚。
殆どが30分程度しか書き込まれていないのだが、念のためHDDにバックアップしたら
20GB近くになった。
途中でどうしてもエラーの出るディスクが1枚あった為、『DVD Decrypter』を使って、
無理やりにインデックス単位で読み込んだが、それ以外は順調そのものだった。
(まあ、9割9分使わないものばかりだが・・・)

ビデオのチェックが終わったので次はG建設のCGだ。
本当は現在編集中のCGを優先させたいのだが、M氏も上司から無理むりにねじ込まれた
修正なので早めに仕上げた方が後が楽なのだ。

変更内容は基本的にはカメラアングルだけだ。
私としては先方の指示に従ってやったのだが、結果的には先方の理想とは違うものらしく、
結局は『パンフの表紙と同じ角度でやってください』と、言われたのだ。
元々タダ同然で請けた仕事だが、ここまで修正内容が理不尽だと請求の対象になってくる。
まあ、実際に請求できるかどうかは別問題だが。

あれこれやったところ10時前にCGは完成したが、眺めているうちに少々欲が出てきた。
そこで念のためバリエーションもう一種類作ってからアップロードをしたら、11時近くに
なってしまった。

髪の毛が伸びきっていたので自宅に戻ってバリカンでさくっと坊主頭にした。
頭はスッキリしたが、気分はどこか鬱々としたままだ。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.13)


平成19年03月11日(日曜日)

悪夢のような日曜日。

例によって新聞屋さんから激安映画券をゲットしていたが、来週以降の予定がきつくなる
事は目に見えていた。
その為、早々に映画を見に行くことにした。

しかし、外は朝から続く雨。
自転車や歩きで行くには憂鬱な状況なのでポンコツ2cvの出番となった。
まあ、車を使うと駐車場の料金や時間が気になるが、利便性とのトレードオフだ。
幌の防水が甘い為、またしても盛大な雨漏りでシートは濡れていたが、深く考えずに
車を走らせた。

トラブルが起きたのは錦糸町に着く直前、蔵前橋通りを錦糸町駅の方へ左折して直ぐだった。
聞いていたCDが突然止まり、同時に方向指示器まで点かなくなったのだ。
私は慌てて車を停め、何が起きたのか調査したのだが、電気系統の接触不良という
以上のことは分からない・・・
オーディオの配線は親父がやったので詳しく分からないが、調べたら方向指示器だけでなく、
燃料計やチョークのランプまで点かないようだ。

一昨日の朝のことがあったのでボンネットの中のヒューズをチェックしてみたが、どれも
切れていないし変わった様子も無い。
念のため、ヒューズを抜き差しして様子を伺ったところ、急にCDが鳴り出したので
『直ったのかな?』と思ったのだが、その直後に再び沈黙。
改めてヒューズを見たところ、真ん中のヒューズが1本切れていたので直ぐに交換した
のだが、ウンともスンともいわない・・・

駄目で元々なので、試しに先ほど交換したヒューズを新しい物と入れ替えた。
すると機能回復・・・って事はヒューズの不良って事だろうか??
いずれにしても症状が安定しなかったり、直前に何でもなかったヒューズが急に切れたり
すると言うことはショートの可能性が高い。
下手をすれば火が出かねない危険な状況だが、この状況において私の出切る事は何も無い。

しかし、雨漏りが原因だとしたら駐車場に停めて乾燥すれば改善する余地もある。
そう、自分に言い聞かせてから駐車場へ向かったのだが、車を停める直前に再び
システムダウン。
とほほ・・・

悶々とした気分だったが、時計を見る12時半。
満を持して向かったのは今回も苓々菜館(リンリンサイカン)だった。
[写真:苓々菜館]
今日もリンリィ〜ン!!

前回と同じ席に着き、マスターに『バイキング』と宣言してからヘルシー料理を堪能した。
[写真:]
本日のファーストアタック。 今回は麻婆豆腐も登場した。
[写真:]
料理はこんな感じで狭い場所に並んでいる。
[写真:]
奥方のよそっているのは野菜カレー
[写真:]
今日のデザートは緑豆のぜんざい。

つくづく貧乏性なせいか、またしても『腹9分目』まで食べてしまい、夫婦揃って歩くのも
苦しい状態で店を後にした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

1時間ほど時間を潰してから見た映画館へ向かった。

今回のランナップは・・・
 ・ ドラえもん
 ・ バッテリー
 ・ 武士の一分
 ・ 蒼き狼
 ・ さくらん
 ・ どろろ
と、いった感じ。

『武士の一分』は先月見たばかりなので当然パス。
『ドラえもん』と『バッテリー』はどちらも対象世代が違うのでピンとこない。
『蒼き狼』は壮大なストーリーが売りだが、主要キャストが日本人である上に全篇日本語
ってのが大いに違和感がある。

残ったのは『どろろ』と『さくらん』だが、『どろろ』は間もなく上映が終わるせいか、
レイトショーの1回だけだった。
そんな訳で、『さくらん』に決定した。

さて、『さくらん』は安野モヨコの漫画を蜷川実花が監督した映画だ。
主演の土屋アンナのイメージが安野モヨコのキャラクターにマッチしているので公開前から
少なからず気になっていた作品でもある。

ストーリーとしては、土屋アンナ演ずる主人公のきよ葉が吉原の遊女屋で成長し、
花魁になって行くまでのサクセスストーリーのようなもの。
あらすじを聞かずに見に行ったので如何展開するか『最後近くまで』分からなかったし、
事前に耳に入った『強烈な色彩』と『椎名林檎の音楽』は、どちらも世界観を強調しつつも、
ギリギリの節度を保っていてたと感じた。
しかし、最後は予定調和というか、複線の通りというか・・・

一寸疑問に思ったのが吉原遊郭を舞台にした話なのに『PG−12』だと言うことだ。
映画館前のポスターに『小学生以下のお客様はできるだけ保護者と一緒に』のような
注意書きがあった。
しかし、場所が場所だけに『そのままズバリ』のシーンが数多くあるので『18禁』でも
おかしくないようにも思えたからだ。
まずい箇所はカメラワークや遮へい物で極力隠し、モザイク無しで乗り切ったにしても、
表現は直接的だしねぇ〜

ちなみに、エンドロールを見ていて結構な数の有名人がチョイ役として出ている事に気づいた。
しかし、誰がどこに出ていたのか、全く分からなかったのでDVDか何かでもう一度
見直してもよいかな?と言う感じかな・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

さて、映画を見終えた後、如何するか奥方と相談。
これと言って買い物も思いつかないので、さっさと帰路に着くことにした。
しかし、問題はポンコツ2cvが元に戻ったかだ。

車に乗り込み、恐る恐るタワーパーキングから車をバックさせたところ、燃料計が
動いたり止まったりするし、チョークランプも点いたり消えたりしていた。
ハッキリ言ってダメダメだ。
しかも、『兎に角、この場を後にしよう』と暖気運転を十分やらなかったのも祟ってか、
いきなりエンストしてどうにもならなくなってしまった。

このままでは他の車の出し入れができない為、駐車場のおじさんに押してもらい、
『押しがけ』を試みたが、駄目な時はトコトン駄目だ。
100mくらい押してもらったところで、おじさんに引き取ってもらった。

さて、どうしよう。
車を移動した直後にエンジンは掛かったのだが、やはり電気系との調子が悪い。
せめて午前中と同じ状況ならヒューズを交換しながら騙し騙し動かす事もできたのだが、
気がつけばハザードランプまで点かなくなってしまった。
ブレーキランプは点くので、一昨日とは違う現象だが、正直に言うと悪化の一途をたどっている。

『鬱々』&『ツンツン』状態がピークに達した頃、何故か方向指示器が点くようになった。
自宅に戻って次の手を考えようと走り出したが、いつ何時元に戻るか分からない。
極力方向指示器を出す必要のないルートを走り、『自宅まであと1km』と言う所まで
来た時にチラシで見た特売のロールケーキを思い出した。
結果から言って気が緩んでしまったと言うか、これがいけなかった。
駐車場に車を停めた直後にウインカーリレーが『ビビビビビ・・・・』と、異音をたて
止まってしまったのだ。

奥方にブツブツ言われながら買い物をして車に戻ったが、電装系のトラブルは直っていなかった。
ヒューズを確認したところ、やはり同じ箇所が1本切れていたので交換したが、根本原因を
究明していない以上、何の解決にもならない。

しかし、スーパーの駐車場に車を放置して帰るわけにもいかず、しかたなく『手信号』で
自宅まで戻った。
家について直ぐ、以前もらったダイハツ・エッセのカタログと睨めっこを始めたのは
当然の成り行きだ。

どうなの! どうすンのよ!! つづく!!!

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.12)


平成19年03月10日(土曜日)

一日中、ごろごろ。

なにしろ仕事から帰って布団に入ったのが朝方だった為、普段どおりに起きる気はゼロ。
だらだらと寝続けたら、直ぐに昼過ぎになってしまった。

その頃になると流石にお腹が空いてきたので一度起き出したが、何もやる気が起きないので
ビデオを見たりしながらごろごろしていたら直ぐに夜になった。
ここぞとばかりに昨夜飲めなかったビールを飲み始めたが、疲れているせいなのか頭が
痛くなってくるし、体調が悪い。
止せばいいのに2本目を飲んだところ『めちゃいけ』の始めの方で気絶。
次に気づいたら9時過ぎになっていた。

直ぐにチャンネルを『世界ふしぎ発見』に変えたが、基本的には何もする気が起こらず、
呆け〜っと見続けるだけ。
それでもお腹だけは空いてきたので、11時過ぎにあんかけ焼きそばなんぞを作るという、
いつも以上に超不健康な週末となった。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.12)


平成19年03月09日(金曜日)

落ち着かない一日の始まり

今日は夜中・・・て、いうか日付が変わって3時か、4時くらいに港区港南で撮影が
あるので、何をするにも落ち着かない。

各種バッテリーの充電を仕掛け、カメラと三脚を寄せ集めてからポンコツ2cvの
チェックをする事にした。
前回、慌ててぶっちぎってしまった方向指示器の配線の修理もそうなのだが、いつの間にか
ブレーキランプが点かなくなっていた事に気づいたからだ。
いくら私が安全運転を心がけていても、整備不良で『御用』になるのは嫌だからね・・・
さっさと方向指示器の配線を安着しなし、ブレーキランプの配線を調べることにした。

最初に疑ったのはブレーキペダルの直ぐ上にあるスイッチだった。
スイッチが接触不良を起こしているか、あるいわ何かの拍子に端子が抜けてしまったのでは
ないかと考えたのだ。
しかし、端子が抜けている様子もないし、テスターで当たってもスイッチは正常に動いていた。

それでは原因はランプ側か?
短絡思考で言うと『球切れ』だが、『車幅灯』の配線を挿してみたら何事もなく点いたので、
この線は消えた。
否、そもそもLEDを使っている後付ハイマウントストップランプが点かない事で
この件に気づいたのだから、そんな単純なことでは無さそうだ。
う〜ん、壁に突き当たった・・・

時計を見るとすでに11時近くになっていた。
正直言って、今日はロケのことが気になってCG制作は大して進まないだろうから、
車の懸案事項を潰したほうが懸命だ。
ブレーキスイッチから端子を抜いてショートさせ、ブレーキが掛かった状態で配線を
揺すりながら接触不良箇所を探していった。
しかし、配線は途中で継がれることなく内張りの中を通っているので振動や雨漏りの
影響があるとも思えない・・・

時間だけが過ぎることに嫌気がさしてきたので、気分転換に点かなくなっていた車内灯を
チェックする事にした。
電球をテスターで当たったところ球切れではないので、以前から接触の怪しかった
スイッチの接点を紙やすりで磨き、CRCを吹いてみた。
しかし、電気が点かない・・・
電気が来ているかもチェックしたが、どうも来ていない様子だ。

内張りを剥がしてみると、室内灯の配線は他の配線と同様に内張りの中を走っている。
『もしかしたら、ここがブレーキランプの病巣か?』と考え、室内灯のユニットを
外そうとしたのだが、どうやっても外れない。
ここでまた壁に突き当たった。

仕方がないので、ブレーキランプの配線をペダルの方から当たることにした。
しかし、配線はスピードメーターの裏の入り組んだところにある為、メーターパネルを
外しても全く見えないのだ。
それをどうにかして見ようとしたら、こんどはハザードスイッチのコネクターが
外れてしまった。
ハザードも作動しなくなっていたので『しっかり刺せば直るかな?』と、思ったのだが、
これまた点かぬままだった・・・

兎に角、ブレーキランプも室内灯もハザードも、私には原因が分からないので、
どうにもならない。
まあ、ブレーキに関しては『配線を一から引き直したほうが速いか?』とも考えたが、
電線を入手するために行ったり来たりするのも面倒だし、可逆性のある配線をするのにも
頭を使う・・・

あっちをバラし、こっちを外ししながら途方にくれていたら、だんだん今の状況が
バカバカしくなり、車を投げ出したくなった。
もぉ〜嫌! もぉ〜嫌!こんな生活ぅぅぅ!!
今回のように突然原因不明の状況が続くと、2cvを卒業してダイハツの軽自動車に
乗り換えるなり、メンテナンスはプロに任せるかと真剣に考えたくなった。
ぶつぶつぶつぶつ・・・

駄目で元々なのでボンネットの中のヒューズを見たが、どれも切れている様子はない。
しかし、三個あるヒューズの一つは交換をした事が無い可能性が高く、接点部分が
軽く腐食しているようにも見えた。
そこで何の気なしに、その古いヒューズを外してさびを取るつもりで軽く捻ったところ、
いとも簡単に接点がねじ切れてしまったのだ。
[写真:ねじ切ったヒューズ]
”壊れた”のではなく、”壊した”の図

『あ〜あ』と、思い替えのヒューズを付けたのは言うまでも無い。

ところ、急転直下、状況が変化したのはこの直後だった。
ヒューズを交換した途端、室内灯が点灯し、ブレーキランプも正常に作動するようになったのだ。
『まさか・・・』と、思ってハザードスイッチを押したところ、ハザードも動く!!
狐につままれた思いがしたので、試しに先ほどのヒューズを外したところ、どれも機能
しなくなった事からも、これがビンゴだったらしい。

嬉しいやら悲しいやら・・・
一時はスクラップにするくらい、どん底に突き落としておいて、思いがけないところから
奇跡の大脱出(大げさ)という、ポンコツ2cvにありがちなパターンだ。
『躁鬱(そううつ)』状態ともいえるし、『ツンデレ』状態とも言える・・・
古い車はこういったアナログなところが『面白いし止められない』と、思いつつも
『普通の生活に戻りたい』と感じて止まないのも事実だ。

(2007.03.09 FR)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

昼過ぎに出社して、通常業務をする事にしたが、やはり気持ちは落ち着かない。
ロケの事を考えるのも落ち着かないし、CG制作が進まない事も落ち着かない・・・
どっちに転んでも落ち着かない事にはかわりが無いので、ひとまずシールド機の軌道づくりに
集中することにした。

基本的には『パス(path)』と、呼ばれるベクトルデータを仕込み、それにシールド機の
データを追従させることで想定する経路を走らせるというものだ。
しかし、今回は二次元(平面)的な動きだったのに対して、今回は三次元(立体)的な
動きが加わるので一層微妙で難しい。
結局、思ったように調整が進まぬまま、夜になってしまった。

そんな折、知らない電話番号から携帯電話に着信があった。
『今夜のロケに関する確認』と、おおよその見当はついていたが、出てみたところ、以前
からの知り合いであるT建設H氏だった。
(現場の下見をした時に電源盤に書き込まれた『作業管理者』の欄に同氏の名前を見つけて
いた為、驚かなかったが・・・)

内容はやはり今夜の撮影に終始し、シールド機の投入自体は『1時過ぎになるだろう』
と、いう話になった。
まあ、投入の直前に慌てて駆けつけるのも野暮なので、その前に行ってゆっくり待つ
と伝えて電話が終わった。

こうなると、もうCG作業を続けられる気分ではない。
機材の積み込みや身支度も残っているので、9時過ぎに帰宅した。

(2007.03.12)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

さて、肝心な作業は昼(実際には夜中)過ぎと分かっているので、何時に自宅を
出発するか少々悩んだ。
一応『12時くらいを目指して行きます』と、伝えたこともあり、11時少し過ぎに
ポンコツ2cvで出発した。

流石に夜中だけあって道路は下も上もガラガラ。
前回は一之江ICにたどり着くだけでも20分近く掛かったが、今日は芝浦ICを出る
まで30分も掛からなかった。
分かっちゃいるけど、驚いた・・・

バリケードの中に車を止め、取り合えず状況の確認に行ったところ、所長のA氏が
いたので軽く挨拶。
簡単に今後の予定を聞いてから、詰め所にいるH氏と落ち合うことができた。
結論として『シールド機をつんだトレーラーが来るのは1時過ぎだね・・・』と、いう
ことが分かり、それまで機材の用意をしつつ只管待つことになった。
(いつものパターンだ・・・)

しかし、重要なシーンが1時以降と言っても、イントロ代わりに撮れるシーンもあった。
私が到着した直後にいたクレーンと入れ替えに300トンクレーンが入ったりしたからだ。
まあ、あくまでも『おまけ』扱いだが、あった方が雰囲気が出る。

いよいよ1時過ぎ。
路上にカメラを構え、トレーラーが来るのを今や遅しと待ち構えていたところ、ライトの
明かりが近づいてきたので撮影を開始したのだが、残念ながらクレーンの部品だった。
同じようなことが何度か続いた後、職工さんが済まなそうな表情で近づいてきて
『あのぉ〜、シールド機を積んだトレーラーの運転手が、こっちに歩いてきちゃったんです』
と、作業の遅延を知らせてくれた。
まあ、これまた良くある話(??)なので、待機モードに再突入。
結局、シールド機が到着したのはそれから1時間後だった。
[写真:シールド機到着]

最近携わった地下鉄用トンネルの場合、シールド機は直径が6m〜10m超と大きい為、
部品の状態で運び込むのが基本だった。
しかし、今回のシールド機は直径が3m程度と小型なので200トン吊クレーン1発で
事足りるらしい。(それでも十二分に大きいが・・・)

[写真:投入中のシールド機]

都会の道路上と違い、障害物が殆ど無い為、作業はスムースに進んだように見えた。
しかし、相手はドラム缶なくシールド機なので、作業は慎重を喫して行われる。
端から見ていると『スイィ〜』と、浮き上がり、『ススス・・・』っと構内に投入した
ように感じたが、作業が終わったのは5時半過ぎのこと。
今後の打ち合わせをし、機材を持って地上に上がったら、外は明るくなっていた。

[写真:夜明け空]

すぐさま帰路に着き、シャワーを浴びて布団にもぐりこんだら6時半過ぎだった。
おやすみなさい・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.12)


平成19年03月08日(木曜日)

不意にトラブル続きの一日

朝、奥方を送り出した後、新聞を読む前にコンタクトレンズを入れるのが日課となった。
すると、今日は生まれて初めて1発でコンタクトが目に張り付いてくれた。
前日にWebで見つけた『正しいコンタクトのつけ方ビデオ』が効いたようだ。

出社してメールチェックをしたが、相変わらずスパムメールしかきていないので、
直ぐに仕事を始めることにした。
当面片付けなければいけない事案は『トンネルのCGへのプログラミング』に加え、
『地下鉄博物館で撮影したビデオのサンプル出し』などで、どれも急ぎといえば急ぎだ。
しかし、金曜日の夜中に行うビデオ撮影の事が気になる為、唯でさえ途切れがちの
集中力がなおさら持続しない・・・
私って、ヤッパだめ人間なんですわぁ〜

やがて午後になったが、どの仕事も中途半端な状態が続いたので、直ぐに終わる仕事を
サッサト終わらせて時間を稼ぐ作戦に出た。
具体的にはトンネルのCGへ適当にシールド機をいい加減に配置して静止画を出力し、
メールに添付しつつ、『動画のアップはこれからです』って感じだ。

メールを送ったので今度は動画の取り込み作業をする事にした。
まあ、どんなに長くても1分に満たないシーンなのだが、どうせなら印象深い映像を
繋いだ方が良いだろうと、あれこれ撮ったらそれなりの時間になっていた。

いつものように連続取り込みの設定を行い、実行ボタンをクリック!
後は機械が止まるまで待つだけだ。 ところが、その様子を見ていたら何かがおかしい事に気がついた。
設定どおりにビデオテープは巻き戻ったり、先送りしたりしながら指定のシーンを
取り込んでいる筈なのに、受け側のHDDのアクセスランプが途中で消えたり、
進捗状況を示すゲージが途中で止まったりと、いつもは見ない挙動をしていた。
その挙句、エラーが出てキャプチャーが正常にされていなかったので、明らかに
どこかに不具合が起きている・・・
念の為、システムの再起動をかけたりしつつ、キャプチャー作業を何度か試してみた
のだが、状況は全く変わらなかった。

しかし、何度も同じ作業をするうちに、何とも言えない『嫌〜な音』がする事に気がついた。
モーターが回ったり、止まったりを繰り返すような『キュイィィ〜ン・・・キュイィィ〜ン』
と、いった音が明らかにHDDから聞こえてくるのだ。
しかも、今、編集とCG制作をしている真っ最中のデータを満載したHDDから・・・
まあ、それらのデータについてはバックアップを取ってあるので昨日今日作ったデータさえ
救えれば大勢に影響は無い。
しかし、別のパーテーションにはバックアップを取っていない数10GBのデータが
鎮座していた。
先方からの連絡が半年以上も無く、立消えした可能性もある仕事だとしても放っては置けない。
最悪の状態になる前にHDDを秋葉原に会に行くことにした。

それにしても、滅茶苦茶に忙しい時に必要なものだけ買い物をしに行くアキバは空しい。
どこが安いかを確認しつつ、何箇所か回ったので1時間以上はいたと思うが、出るのは
ため息ばかりで、面白くも無ければ楽しくも無い。
結局、日立製の160GB-HDD(IDE 6280円)と、DVD−Rのメディアを
50枚(マクセル日本製ケース入り@49円)だけを買って帰った。

[写真:日立製160GBHDD]
日立製HDD『HDS721616PLAT80』

買ってきたHDDを早速カセット化アダプターに入れてPCにマウント。
挙動の怪しいドライブと同じサイズにパーテーションを切ってからデータのコピーを始めた。
ところが、これが一向に終わらない。
不精して全てのデータを一括してコピーしようとした性もあるが、それにしても転送
スピードが低いような気がしてならなくなった。
念の為、コントロールパネルからハードウェアのプロパティを確認してみたところ、
転送モードが低くなっていることに気がついた。
しかし、設定を変えるにはコピーを止めたり、再起動が必要なので痛し痒しだ。

結局、仕事は全く進まなかった上に、データのコピーすら終わることなく、12時過ぎに
帰宅した。
とほほ・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『耳がちシール』が届いたのだ

一昨日の夜、帰宅したところ、郵便物の中に見知らぬ封筒が含まれていた。
最初にこれを見た奥方は、その封筒に『ある種の胡散臭さ』を感じたそうだが、差出人が
『佐藤の準一』氏だと分かり、大いに納得したそうだ。

ネットラジオ局アルファの人気番組である『耳で聞くが・ちんこ投稿塾』に私の投稿が
採用され、記念品として『耳ガチシール』が届いたというわけだ。
[写真:耳がちシール]
塾長のメッセージが添えられた耳がちシール

考えてみればラジオへの投稿は小学生の頃、TBSで生島ひろしさんがやっていた
『夜はともだち2nd』に1回やって以来である気がする。
記念品の有無に関わらず投書を読んでもらうというのは楽しい事なので、『次のお題』へも
投稿しようと頭をひねっている最中だ。

(2007.03.08 TH)
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

ネットの害虫たち

朝、メールチェックをしたところ、自分のブログにトラックバック(以下TB)がついた事を
知らせるメールが届いていた。
そこで内容を確認したのだが、リングの張られた英単語が1つ書かれただけで意味が分からない。
よく分からないTBや書き込みはサッサト消すに限るのだが、念の為リンクを追って
みたところ、妙な展開になった。

まず、TBに書かれたリンクをクリックしたところ、リンク切れを起こしているような
エラーメッセージが表示された。
[画像:最初の画面]

TB早々にリンク切れを起こすというのも妙だし、『オブジェクトが見つからない』
と、いうメッセージにも違和感を感じた。

そこで、アドレスの一部を削除して上位ページへアクセスしたところ、自動的に全く違う
アドレスに飛ばされてしまった。
[画像:薬の通販?]
次に繋がったページ。 薬の通販だろうか?

まあ、直接的なエロサイトでは無さそうだが、薬を扱う事からもバイアグラの類を
斡旋するサイトなのかもしれない。
このページのリンクが張られて文字列が何箇所もあったので、試しにTBに書かれていた、
『Plavix』なるリンクをクリックしたところ、以下のような画面が表示された。
[画像:警告画面]
ブラック・ワームを警告する『日本語』のメッセージが!

日曜日に妹が私のパソコンをハングアップさせた件もあるので慌ててウィルスチェックを
はじめたのだが、情報収集を始めて直ぐに『ウイルス感染』とは関係ないことが分かった。
結論から言うと、実在するPCウィルスである『BlackWorm』を口実にした、
ワンクリック詐欺だったのだ。

ここでインストールを薦めている『WinAntiVirus2006』というウイルスチェック
(ワクチン)ソフトってのも相当な曲者で、うっかりインストールすると『プログラムの
追加と削除』からはアンインストールが出来ないらしいらしい。
・・・ていうか、さらに調べてみたところ、セキュリティーソフトとは名ばかりで、
限りなくスパイウェアに近いインチキソフトらしい。
しかも、『ウィルス除去したければ金をくれ!』と、支払いを迫られ、クレジットカードで
決済したら、買った覚えの無い商品代金まで請求された例も報告されているらしい。
くわばら、くわばら・・・

まあ、どれもこれも、パソコンに対しての正しい知識を持っていれば対処方法は難しい
話ではないのだが、『初心者』や中途半端な『知ったかぶり』が引っかかる可能性は
相当高い話である。

つい最近も、量販店の店頭で
『ウィルスチェックソフトってどれがいいのかな・・・』
『データが消えたりしたら、洒落にならないんだけどなぁ〜』
『お試し版を登録することも出来るけど、カードの番号を入れないと・・・』
と、必要性を感じつつも、2000円足らずのソフトを買わずに帰った輩を目の当たりにした。
このレベルの人が今回のような警告をみたら『しまった!』と慌てて目の前のダウンロード
ボタンを押してしまっても不思議なことではない。

まあ、ブラック・ワームに限らずコンピュータ・ウィルスやワーム、スパイウェアの類は
迷惑で憎むべき悪質なソフトウェアだ。
しかし、パソコンのソフトもハードも人間無しには生まれないし、勝手にお金を稼いで
くれる代物ではない。
ソフトもハードも人間が命令を与えて動かしているのだから、今回のような脅迫まがいに
金儲けを企む輩はまさしくネット社会の害虫であり、ワーム以下の最低野郎だ。

私も知識と経験をもって警戒はしているが、先方は今回のような手法が次々に出してくる
のだろうから気を抜くことは出来ない。
油断大敵、火がボーボーにならないように気をつけるべし!!

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.08 TH)


平成19年03月07日(水曜日)

久しぶりに外回り

週末にスポット的に撮影を行うことになった為、港区港南まで現場の下見である。
10時に現場のI氏を訪ねる予定になっていたので、奥方を送り出した後、
直ぐに出かける用意に入った。
なにしろ土地勘の無い場所なので、念のためカーナビを仕掛けると共に、先日ゲットした
『無料ETC』を試すことにしたのだ。

ETCはしばらく使うつもりが無かった為、バラックでの運用だ。
一番面倒な電源の確保は前夜のうちにカーナビのDCアダプターを改造して配線したので、
アンテナをカーナビの台座に引っ掛け、ETCカードを差し込めば準備OKだ。
[写真:仮組み状態のETC]
最低の露出配線だが、仮組みなので・・・
[写真:仮組み状態のETC]
一寸不安定だが、アンテナはカーナビの台座に引っ掛けた。

カーナビに目的地を入力し終わった時点で時計を見たら9時15分になっていた。
9時過ぎに出かけるつもりだったのでスケジュール的に遅れ気味だが、高速道路を飛ばせば
大した問題ではない。
遅れを取り戻すためにも巻きを入れて出発・・・できなかった。
この期に及んで方向指示器が全く点かないのだ!

当然焦りまくったのだが、原因は直ぐに判明した。
先ほど慌てて車に乗り込んだ際にウインカーリレーを蹴飛ばしてしまい、電線を切って
しまったのだ。
それもこれもリレーを固定せず、宙吊りの状態で使っていた罰である・・・
ギボシとカシメ工具を探している時間が勿体無かったので、とりあえずビニールテープで
仮止めして誤魔化すことにした。

そんな訳で、実質的に自宅を出たのは9時半近くになってしまったのだが、平日の昼間
だけあって下道の交通量は結構多かった。
一之江ICから首都高に乗ろうとしたが、環七の流れは妙に緩慢だった。

ようやく首都高に乗り、ETCゲートをノンストップで無事に通過したのだが、やれやれと
思った矢先にプチトラブルが舞い降りた。
またしてもポンコツカーナビの(アンテナ?)調子が悪く、ナビゲーションをストライキ
してしまったのだ。
まあ、事前にFAXで送られてきた地図などを見ていたので迷うことは無かったが、
頼ろうと思っていた機械が頼りにならない事ほど悔しいことは無い・・・

10時10分、現場に到着。
防護壁の中に入れるかどうか分からなかったので路上で反射チョッキとヘルメットを
装着していたら、現場の人が『入っていいよ』と招き入れてくれた。
ついでなので『Iさんはどちらですか?』と、尋ねたところ内線電話代わりのPHSで
地上まで呼び出してもらった。

I氏に作業の具体的な内容と立坑の現状を説明してもったのだが、シールド機が届く
正確な時間など、具体的なことは直前にならないと分からないらしい。
結局、打ち合わせは20分ほどで終ってしまった。

さて、直ぐに会社に戻ってCGの続きをしたいところだが、折角外回りをしているのだから
寄り道をすることにした。
寄り道といっても葛西にある某所を撮影するという、れっきとした仕事である。
芝浦ICから再び首都高に乗り、湾岸道路経由で向かったのは『地下鉄博物館』だった。
コインパーキングに車を停め、地下鉄博物館に着いたのは12時近かったので、昼食を
済ませてから攻めることにした。

なにしろ駅の近くなので食べ物屋は選り取り緑だ。
しかし、大食いするつもりはないし、ジャンクフードも避けたいので悩んでいたところ、
なんとなく旨そうなラーメン屋が目に入った。
ところが財布の中には一万円札しか入っておらず、店の券売機を通らない。
前にいたサラリーマン二人連れは店員に両替をしてもらっていたようだが、その光景を
見て馬鹿バカしく思えてきた。
結局、志半ばの状態でケンタッキーでチキンフィレサンドを食べた。
[写真:チキンフィレ・サンド・セット]
CMが気になっていたのでチキンフィレ・サンド・セット
はっきり言って最近のケンタのチキンは塩辛すぎる!

(2007.03.07)
− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

[写真:地下鉄博物館]
いよいよ地下鉄博物館に潜入だ。

この施設が葛西駅にある事は大昔から知っていたが、どのような内容かはよく知らないので
ドキドキして入館した。
入場券は電車の切符と同じ形状をしており、入館も自動改札を通るという凝りようだ。
[写真:博物館入り口]
地下鉄博物館の入り口。 本格的な自動改札だ
ちなみに、館内には最初の地下鉄で使われた元祖自動改札も展示されている

中に入ると旧丸の内線と日本初の地下鉄の車両が出迎えてくれる。
どちらもピカピカにレストアされているので実に見栄えがよい。
[写真:旧丸の内線車両]
丸の内線の旧車両。 私も3年半ほどお世話になりました
[写真:銀座線1001号車]
日本初の地下鉄用車両『銀座線1001号車』

あまりにも綺麗なので『チョイ鉄』気分で写真を撮っていたが、目的はこれらではない。
今日は地下鉄工事で実際に使われたシールド機のカッターフェースの撮影に来たのだ。
お客さんの要望として『施工を終えたシールド機は博物館に展示されています』という
場面を入れたいというのだ。

ところが、いざカメラを構えようとして困り果てた。
カッターフェースの真ん前5m程のところに大きな展示用ボックスがある為、斜め横から
しか撮影できないのだ。
まあ、アリバイ的なコンテンツなので、パースが多少きつくても写っていれば問題ないはずだ。
あっちから、こっちからと、何パターンか撮影して作戦終了。
ついでなので記念撮影までしてしまった。
[写真:カッターフェースの前で記念撮影]
カッターフェースの前で1枚
当然、三脚を使ったセルフタイマー撮影だ

[写真:丸の内線車両の前で記念撮影]
[写真:駅員のパネルで記念撮影]
調子に乗って記念撮影をしたが・・・

調子に乗って旧丸の内線車両の前と『駅員なりきりパネル』(?)で記念撮影をした。
しかし、後者は基本的に子供用らしく、顔がパンパンに写ってしまった・・・

この後、カメラを片付けてから他の展示物もさっと見たが、場所の制約もあってか昔の
交通博物館ほどのインパクトは無かった。
しかし、大人が一人210円と安価なので下手なテーマパークよりかは楽しめるように思えた。

(2007.03.07)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

2時過ぎに会社に到着。
あれこれ後処理をしつつ、CGの続きをはじめた。

先ずは昨夜の続きとして、もう1本あるトンネルのセグメントリングに名前を付け直していった。
通し番号をつけておかないとプログラムで制御するのが面倒だからだ。
こちらもリング数が300個以上あるので、忍耐強く地味な作業をするしかない。

ところが、3分の1ほどリネームをしたところで、またしても繋がりのおかしな箇所が
見つかった。
先にやったトンネルの経験を生かして慎重に作業をしたはずなので、我ながらがっかりだ。
本当は基準を取り直してから修正するべきなのだが、ここまで来て大幅に作業が逆戻り
するのは避けたかったので、力技でねじ伏せてリネームを続けた。

9時過ぎに一応リネームは終了したので、次のステップに移った。
トンネルの経路に合わせてシールド機を動かす制御用の道筋づくりだ。
しかし、シールド機のデータをインポートし、パスアニメの手法を勉強しなおしたところで
本日の作業は終了。
10時過ぎに帰宅した。
[]
一応、設置の終わったトンネル。
ここから先も長いけどね・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.08)


平成19年03月06日(火曜日)

朝から不真面目にCG

昨夜の内に9割がたの作業が終わっていたので仕上げをするつもりでデータを開いた。
ところが、どこでどう勘違いしたのかリング同士が繋がっておらず、隙間の開いた箇所が
見つかった。
恐らく微調整するのを忘れたまま作業をしてしまったのだろう。
情けない・・・

それこそ微妙に食い込んでいるのであれば無視して仕上げに入ったかもしれないが、
リングのC面取り以上の隙間がある為、誤魔化すのには無理がある。
当然、角度調整をやり直しなので、3歩進んで半歩後退って感じだ。
微調整作業をしていると度々ハングアップが起こるため、たったこれだけでも予想外に
時間が掛かってしまった。

午後を大きく過ぎ、ようやく仕上げ加工・・・断面側の制作に入った。
これまたゲージに合わせてリングをコピーして行き、平面図側となじませるのだ。

ところが、作業のさなかに長い間音沙汰の無かった友人からメールが入った。
詳しい事情は分からないが、私が以前CAD/CAMの仕事をしていたのを思い出した
らしく、それに関しての質問をしてきたのだ。
久しぶりに来た友人からのメールだった上に、非常に専門性の高い内容だった為、大いに脱線・・・
気がついたら日が暮れていた。

その後、続きの作業を行ってようやく2本のトンネルが完成した。
明日は朝から営業に行かねばならないので早めに帰ろうかと思ったが、時間的に中途半端
だったのでセグメントリングのリネーム作業をすることにした。

11時過ぎまで掛かって片側のトンネルのりネームが終わったが、数えたら311個あった。
もう一方もほぼ同じくらいあるので合計で約620個ある計算だ。
またしても悪乗りした感があるな・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.06)


平成19年03月05日(月曜日)

週明けなのでスローペース 早速、朝から2本目のトンネル制作に入ったところ、先週末の経験が生きている為か、
快調に作業は進んだ。
曲線部は5箇所あるので調整したセグメントリングを10種類作る必要があるのだが、
それらを作る際に使うゲージの角度をメモする事で省力化できることに気づいたのだ。
(実にとろい話だが・・・)
[画像:CG制作風景] トンネル制作風景。 省力化を覚えたけど・・・

しかし、結果的にトンネルの平面路線ができたのは夜の9時近くの事。
偶々(?)休みだった兄貴がビールを買ってきたため、その頃には思考能力がゼロに
なってしまい、帰宅した。

あと一歩だなぁ〜

(2007.03.06 TU)

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『HDD/DVDレコーダーの修理』

東芝のHDD/DVDレコーダを買ったのは 平成17年1月末なので、かれこれ2年が
経過したことになる。
ところが昨年末、奥方が浜省のDVDを見ようとしたところ、ディスクを入れたのに
うんとも、すんとも言わなかった。
それ以来、原因は分からないがディスクを全く認識しなくなってしまったのだ。

実はこのトラブルには思い当たる節があった。
『価格.COM』にある該当機種の板の情報によると、この時期の東芝製DVDドライブは
品質が非常に低く、よく壊れるらしいのだ。
私はそれを承知で買ったのだが、結果的に『やっぱりそうだったのね・・・』と、いう
感じになってしまった。

まあ、DVDプレーヤーは他にも2台あるので映画やミュージックビデオを見るのには
支障は無いものの、DVD−Rにデータのバックアップできない為、いつHDDの
残量が無くなるのかと気が気でなかった。
てな訳でレコーダーの修理をすることにした。

事前に入手した情報によるとRD-XS34で使えるDVDマルチドライブは松下製のSW-9573のみ
らしいが、実際にはそのOEM版やパッケージ版を探すことになる。
しかし、何年か前にスポット的にしか出荷されていなかった為か、ヤフオクを検索しても
出てくる物件はごく限られている。

パナソニック LF−M721
SW-9573をメーカーが正規ルートに出荷した製品だ。
ヤフオクで検索すると必ずヒットのあるし、未開封新品という物件も見受けられた。
なかなか納得の行く価格で競り落とすことができなかったが、逆に言うと値段の高さに
目を瞑れば最も入手しやすいドライブだ。
(まあ、ファームウェアをSW-9573に書き換える必要があるらしい)

アイ・オー・データ DVR-ABM8C
アイ・オー・データ社から発売されていたSW-9573のOEM版。
3ヶ月くらいヤフオクをWatchしていたが、1回くらいしか出品されていなかった上に、
うっかりして落札しそこなった悔しい物件だ。

PLEXTOR PX-605
プレクスター社から発売されていたSW-9573のOEM版。
これまたヤフオクに出てくる回数は少なかったが、いよいよHDDの残量が心配に
なってきたので出品されたのを知って落札した。

[写真:レコーダーとDVDドライブ]
東芝のレコーダRD−XS34とPlextorのPX-605

DVDレコーダをテレビラックから引っ張り出し、修理作戦開始。
まあ、作業に使うのは基本的にドライバー1本だけなので、大した作業ではない。
天板を止めているネジを7箇所外すと、DVDドライブやHDDが露になる。
[写真:ドライブ換装前の内部(前から)]
DVDドライブ換装前の状況(前からの図)ちなみにHDDはSeagateのST3160022ACE

[写真:ドライブ換装前の内部(後ろから)]
DVDドライブ換装前の状況(後ろからの図)

DVDドライブは4箇所のネジを外せば本体から浮き上がるのだが、リボンケーブルが
紙テープで張り付いているため、直ぐには引き抜くことができなかった。
実はこの紙テープは大層曲者で、接着力が強いにも拘らず紙(不織布?)の層は非常に
弱いときている。
メーカーのサービス員以外が作業を行った事が分かるようにしているのかは定かではないが、
大半は剥がしたそばから再生不能となってしまった。

紙テープを剥がし、電源ケーブルとデータケーブルを外せばDVDドライブは引っこ抜く
事ができる。
[写真:ドライブ外した状況]
ドライブを外した状況。 (手タレは奥方)

[写真:ドライブ外した状況]
移植するPX−605A。『顔』は両脇のポッチを押すだけで簡単に外れる

外したドライブから固定金具と天板のゴムを外し、『顔』を外したPX-605に移植すれば
終わったも同然だ。
一応動作確認をしたところ、DVDの再生ができたのでテープを張りなおし、天板を
取り付けて作戦終了。
(メディアをマウントする際の駆動音は昔使っていたPDやDVD−RAMドライブと
同じで、プ〜プププ〜、ゴトゴトゴト、プ〜プ〜ってな感じ)

[写真:換装完了]
ドライブ換装完了。 紙テープは『パーマセルの黒テープ』で代用した。

先ほどDVDの再生ができる事までは確認したが、DVD−Rにデータが焼けないと
ドライブ交換をした意味はあまりない。
レコーダをテレビラックに戻してから実験したところ無事に焼くことができた。
気のせいか焼付け速度が以前よりも若干高い気がして満足している。

それにしても、いくら殻付のDVD−RAMを使えるドライブが少ないといっても、
メーカーが全く違うドライブが使える事を究明した先達には感謝するばかりだ。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.06)


平成19年03月04日(日曜日)

ちゃらぁ〜ん、ぽらぁ〜んと休み。

昨日と同様、何もやる気が起きず布団の中でゴロゴロしていたら妹から電話がかかってきた。
何かと思ったら、『メールを送信した途端にパソコンにリセットがかかり、再起動しなくなった』
と、言うのだ。
妹曰く、『メールを送信する以外に特別なことはやっていない』と、言うのだが、パソコンの
知識があまり無い人間の言葉なので、何ともいえない・・・

それより問題なのは、トラブったのは私が仕事でメインに使っているパソコンという事だ。
つい最近、システムのバックアップを取ったばかりなのでシステム用HDDが
飛んだ(=壊れた)としても、大して驚くことではない。
しかし、目下作業を行っているCGのデータは一部しかバックアップを取っていないので、
洒落にならない。

まあ、腹立たしく思いながらも、ウィルスチェックソフトを常駐させているので『素人の
うっかりミス』にも対応できているはずなので、後から様子を見に行くことにして
起き出す事にした。

さて、在り物でブランチを作るのには少々冷蔵庫が寂しかったので、近所のスーパーへ
買出しに行ってから昼食だ。
まあ、昼食を食べながら『アッコにおまかせ』と『噂の東京マガジン』を見たら、当然
2時を過ぎる訳で、堕落しきっている。
連日引きこもっていても仕方が無いので、奥方を連れ出して買い物ツアーへ行くことにした。

しかし、長らく放置していたせいもあって、車は汚れ放題になっていた。
まあ、車が汚れていても運転の支障に張らないが、洗車が苦にならない暖かさだったので
ざぁ〜っと、水洗いだけして家を出た。

最初に向かったのは何は無くとも篠崎の河内屋。
これと言って重要な買い物は無いはずだが、業務用の冷凍食材のレパートリーがとても
豊富なので見ているだけでも楽しい。
しかし、冷凍庫のキャパシティーが最近、常に限界域を推移しているので、調子に乗って
買い物カゴへ放り込んでいたら大変だ。
その辺を考慮しながら買い物をしたはずだが、豆腐2丁、冷凍ソーセージ、肉団子、鰹節x2、
激安コーラx3、ホッピー(黒)x2、料理用日本酒2L・・・てな感じに山ができた。

河内屋を後にして次はピカソと100満ボルトだ。
主たる買い物は『リンゴ酸石鹸』だけなのだが、どちらも商品数が豊富な店なので
河内屋同様、いつきても見飽きない店だ。
しかし、同じ事を考える人は多いらしく、駐車場の空きはゼロ・・・
仕方が無いので、若干離れた場所にある駐車場に行ったところ、エグザンティアがいたので
隣に停めてしまった。

[写真:変な車の列]
変な車の列。 このエグザンティアは前に来た時もいたような・・・

先に100満ボルトに寄ったところ、台湾製のDVD−R(16倍速)が約2千円で
売られているなど、商品の幅は相変わらず秋葉原並みだという事を実感した。
しかし、16倍速でも台湾製は台湾製なので触手が動かない。
他にはめぼしい物が見つからなかったので隣のピカソへ河岸を変えた。

さて、店に入るなり、直ぐにリンゴ酸石鹸をゲット。
他に面白いものはないかとタラタラと見て回ったが、見るもの見るもの買っていたら
切が無いのでサッサと店を出た。

次はサミット。
この店もジジ、ババが多いこの地域においては変わった物が沢山あると思えるが、
いかんせん何もかもが高めだ。
結果的に長らく捨てそびれていた牛乳パックやペットボトルを持ってきただけに
なってしまった。
まあ、いいか・・・

買い物が終わったので帰宅しようと思ったが、起動しなくなったというパソコンの事を
思い出したので会社へ向かった。
作業場に入るとパソコンもCRTも電気が入りっぱなしの点けっ放しになっていたので、
早速再起動をかけてみたところ、言われたとおり挙動がおかしく正常に起動しない。
どうもHDDの認識がおかしいようだ。

しかし、どのドライブがおかしいのかわからない為、試しにシステム用HDDだけの
状態で起動させてみた。
すると、問題なく起動がかかったように思えた直後、ディスクチェックが始まりデータの
補修が始まった。
「やっぱりウィルスの類か?!」と、戦々恐々としたのだが、ディスクチェックの後に
見慣れたデスクトップが表示された。

「これでOK」と、思ったら甘かった。
『MSCTF.dllが見つからないので再インストール云々』と、言ったエラーが出るようになったのだ。
まあ、とりあえずは起動もするし、バックアップを取っていなかったHDDも無事だった
ので、そのまま帰宅した。

帰宅して直ぐには何もする気が起きず、結局夕食を食べたのは10時近く。
末期的にだらけた週末はこうして終わった。

※ 翌朝改めてチェックしたところ、エラーの原因はMS−IME関連のファイル
『MSCTF.dll』が消えてしまった事であるとわかった。

サブマシンの中から問題のファイルを見つけ、所定のフォルダーにコピーしただけで
復旧ができたのだが、何故こんなファイルが消えてしまったのかは謎のままだ。


去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.05)


平成19年03月03日(土曜日)

仕事をするつもりだったが休み。

仕事のことが気になって仕方なく、目覚まし代わりのラジオで早々に目が覚めた。
しかし、一度テレビをつけたが最後、身動きが取れなくなってしまった。

結局、家の中の雑用をちょこっとやったくらいで、引きこもりに近い一日だった。

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.05)


平成19年03月02日(金曜日)

モタクタとCG制作

昨夜から目を瞑るとポリゴンや編集点が浮かぶ状態が続いた為、対処療法としてCGデータの
編集をする事にした。

ゲージに合わせてセグメントリングをコピーして行くだけなので頭を使う必要は無い
はずなのだが、カーブ毎に発生する『リング形状を調整する作業』と『配置する作業』は
心底疲れる。
何故なら数値小数点以下6桁(0.000001)から7桁(0.0000001)まで追い込まないと
リング同士が綺麗に繋がってくれないからだ。
しかもリングは互い違いに配置されているので2種類加工しないといけない。
これがまた疲れる原因だ。
これについては何とかしたいと常々思っているのだが、悩んでいる暇があったら
手を動かす事(無手勝流)でしか乗り切れていない・・・

・・・てな感じの作業を続けたところ、夜の10時過ぎにトンネルが1本完成したのだが、
残念ながらトンネルはもう一本作らなければならない。
せめて同じトンネルをそのままコピーして使えれば良いのだが、シールド機をUターン
させて掘っている為、リング方向を変えないと嘘になってしまうのだ・・・

一応、残りの力を振り絞って着手はしてみたが、調整の途中で力尽きた。
先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.05)


平成19年03月01日(木曜日)

朝から真面目にCG制作

出社して早速昨日の続きを始めた。
断面図のゲージは概ね出来ていたので、今度は平面図のゲージ作りをする事にした。
しかし、断面図と平面図は別の目的で作られたものだし、縮尺も大幅に違っているので
調整しないと三次元化する事ができないのだ。

手始めに平面図の上にシールドトンネルと同じ直径の円筒を置き、平面図の縮尺を調整
してみた。
しかし、そこに書き込まれているトンネルは工事経路を示しているだけかもしれない事に
気づき、途中で手が止まってしまった。
どうしよう・・・

そこで、何か手がかりはないかと探したところ、Uターン作業の際に壁に貼り付けてあった
図面の写真が見つかった。
[写真:作業図面]
携帯電話で撮影した作業内容を表示した図面
これを元にピッチを計算したところ・・・

まあ、この図面も所詮は作業の内容を示しているだけで数字の類は一部しか入っていない
のだが、CADから引っ張ってきた図面だと思われるから無いよりましだ。
そこでお絵かきソフトに正面から写した写真を読み込み、シールド機の寸法に調整した
丸を図面に合わせて2箇所に置いてみた。
シールド機の寸法は6.76mと正確に分かっているので、丸の寸法(ドット数)を
基準に2箇所の丸の距離は比率計算できる訳である。

早速比率計算を行い、断面図に描かれていた寸法と比較してみた。
すると図面に5.74mと書かれた箇所の数値が5.75mだと導き出された。
携帯電話で複写した図面を元にしたのにも関わらず誤差が1cmしかなかった事には我ながら驚いた。

この計算を元にトンネル同士の距離を示すゲージを作り、平面図の寸評を調整して、
ようやく路線図のゲージ作りに入る事ができた。

しかし、これがまたアナログでねぇ〜
背景に貼り付けた路線図に極力合わせる形で線や曲線を配置して行くのだが、『2円に
接する直線』とか『円と直線に接する円』などと言ったCAD的な手法を無手勝流で
行う為、時間は忽ち経過する。
本当はCADで元データを作って円弧の中心座標などを出した方が遥かに早いのだが、
普段全く使わないソフトと悪戦苦闘する事を考えると、ついついBlenderの中で
済ませてしまうのだ。

10時近くに何とかゲージが出来たので、今度は部品の配置だ。
経路が出来ているのだから自動的に配置する出来ても良いような物だが、それが出来るのは
現実には直線部分だけ。
曲線部分では曲率に合わせてリングの形状を変えないと綺麗に収まってくれないのが難点だ。

そんな訳で11時ころまでチクチクと作業を続けていたが、最初のカーブで力尽きた。
とほほ・・・

去年の今日一昨年今日3年前の今日

(2007.03.02)


日記の表紙へ戻る

玉子家電脳社TOPページへ戻る