でたらめ日記

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平成18年03月分の日記

2006年
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平成18年03月31日(金曜日)

朝からスロースタート。

連日遅くまで作業をしているのでなんとも言えず朝は気が重い。
まあ、前夜もサンプルをアップロードしておいたので午前中は呆け気味だ。

・・・で、もって仕事に復帰だ。
今日の主な作業は『工法の特長』パートの作り変え。
コンテの変更により表示する文字数が変わった事もあるが、パイロット版で単純に
切り替わるだけだった文字列を3DCGで表示する事にした。
これはお客さんから指示があったからというよりも作品品質の底上げの為の方策である。

今回の工法の場合、公式には3つの特長があるのだが、それらを『最初にどう出すか』
続いて『どう切り替えるか』などを考えるだけでも無限の方法がある。
オープニングで使った文字列がクルクル回って出る手法が案外好評だった為、それに
順ずる形にしつつも、一寸部品を足すなどして変化を与える事にした。
単純に3つの特長が飛んでくるのではなく、文字列が金属製の筒に入った状態で飛んでくる
仕掛けを作ってみたのだ。

ところが、出来上がったCGを見たら演出過剰な気もしてきた。
飛んできた筒が『パカッ』と開いて中から看板状の文字列が出てきたり、閉じている間に
文字を切り替える仕掛けにしたのだが、そもそも金属製の筒が本編の何処かで出てきて
いた訳ではない。
まあ、尺が足りないのを無理やりに伸ばす必要があるのならそれも『有り』かもしれないが
時間の無駄と言うか、はっきり言って蛇足である。
結局、金属製の筒は削除して全体を纏める事にした。

しかし、気が付けばまたも日付が変わるよな時刻。
明日は土曜日なので無理やりサンプルをアップロードする必要も無いので帰宅する事にした。

去年の今日一昨年今日

(2006.04.03)


平成18年03月30日(木曜日)

朝からのろのろと仕事。
夜中のうちにサンプルをアップロードしておいたので多少呆けた状態での出社となった。

本日の課題として『オープニングタイトルを完成させる』と言う事も重要だが、その他に
『従来工法では時として渋滞の原因に』というナレーションに合う映像を見つける
必要が残っていた。
それこそイメージ映像なのでいい加減な映像を嵌めてしまえばよいのだが、そんな物は
撮影した事は無いからどうしよもない。
お客さんもそれを承知で『出来れば・・・』と、コンテに注釈をつけていたくらいだ。

しかし、この絵がないとナレーションと全く関係の無い『有り物』の空撮映像が暫く
続くのも事実なので締りが無い。
一か八かであったが、午後から小型カメラを持って出かける事にした。

ところが、『今、この辺で渋滞している』とか『ここで工事をしている』という情報を
検索しないで出たので何処へ行くか悩んでしまった。
一応小回りが利く様にスクーターで出掛けたのだが、2時間走っても所望するような
スチュエーションには巡り合えず、結果的に地元でそれっポイ映像を撮って戻った。
しかし、あくまでも『それっポイ』止まりの画なのでタイムラインにはめ込んでも
どうにもしっくり来ない・・・
もっと本腰を入れて撮り直しに行くか、表現方法を工夫するかしないと使えないかな・・・

会社に戻りCGの続き。

昨日完成しなかったオープニングタイトルをどう締めくくるか暫し腕組み・・・
妙案が浮かばなかったので昨日貼り付けたパイロット版の時のロゴなどを部品として
CGの中に取り込み、2次利用してそれっぽく加工する事にした。
派手に、格好良くしたいのもやまやまだが、『シンプル・イズ・ベスト』と、言う事もある。
(ネタが尽きたと言う事もあるがパイロット版の雰囲気も大切にしたいしね)

そんなこんなで一応体裁を整えたものの、気が付けば日付が変わっていた。
相変わらずお客さんからの反応が無いのでサンプルのアップロードは明朝でも問題ない。
しかし、今朝と同様で今10分で終わる事を先延ばしにするとお客さんがサンプルを
見るのは半日後になってしまうので一手間かけてから帰ることにした。

ゴールがかすかに見えてきたかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.31)


平成18年03月29日(水曜日)

今日はオープニングタイトル作りに着手

いろいろと修正しなければいけない箇所はあるのだろうが、振り返ってばかりいると
何時までたっても完成しない。
目指しているのはもちろん100%の品質のだが、未完成では公開できないからだ。

朝(?)から始めたオープニングタイトル作りだが、正直言ってそれ以前から随分と
悩んでいた場面の一つなのだ。
と、言うのも、打ち合わせの際に工法の名称が何を意味しているのかを入れる事に
なったのだが、原文が長すぎて画面の中で収まりが悪い事この上ないからだ。

一応、着手の随分前にお絵かきソフトの中で文字だけを並べて「何処で区切るか」
とか「何処で改行するか」などのシミュレーションは行っていたので、途中までは
すんなりと進んだ。
しかし、文字を並べただけの画面をどうすればインパクトのあるシーンになるかを
考えたりしていたら時間は見る見る過ぎていった。
(それこそ感覚だけが勝負になるので一定の答えと言うものが無い・・・)

夜11時を過ぎた頃にやっと視聴に耐えそうな物が出来上がったのだが、会社名や
補助的な文字列をどのように入れるかでまた手が止まってしまった。

暫く考えながらデータをこねくり回していたが、日付が変わっても良いアイデアが
浮かばなかったので、今日作った3DCGのタイトルの後にパイロット版で使った
2Dの静止画を貼り付けて今日のところはお茶を濁す事にした。

サンプルをWebにアップロードして帰宅したら1時近くになっていた。

[CG:OP-Title01]
深い意味は無いが横長画面からスタート

[CG:OP-Title02]
奥の方から何かが飛んでくる

[CG:OP-Title03]
切もみしながら飛んでくるぅ〜

[CG:OP-Title04]
英語の文字列でした

[CG:OP-Title05]
何箇所かの文字の色が変わって・・・

[CG:OP-Title06]
色の変わった文字がスピンをしながら中央に・・・

[CG:OP-Title07]
何処からとも無く漢字も飛んできて

[CG:OP-Title08]
タイトルが(途中まで)完成!(動画版 → 
op-title01.wmv

去年の今日一昨年今日

(2006.03.30)


平成18年03月28日(火曜日)

今日もまたCG仕事

前夜仕掛けたCGをWebへアップロードしてから中途半端になっていた設定を始めた。

CG制作は概ね『基本データ制作』が6〜7割、アニメーション設定が3〜4割と言った
ところと考えている。
つまり、『アニメーションをつける』時点で工程の半分は折り返している事が多い。
しかし、一口にアニメーションと言っても『カメラアングルの移動』や『機械の動き』の
他に内部構造の説明の為に部分的に『透過』設定をしたりする。
シーンが長ければ長いほど、そして部品点数が多ければ多いほどやる事が多くなるので
面倒が多い。

それと共に悩ましいのがライティングだ。
形状を定義してアニメーションをつければ『出来たも同然』とすることも可能なのだが、
ライトの当て方や種類によって折角設定した質感(Material)が無意味になったりする
ので気が抜けない。

実を言うとCGのライティング設定も私にとって苦手の一つなので、それなりに集中を
しないと終わりの見えない作業になってしまう。
まあ、私の請け負っている仕事の大半は『フォトリアリスティック』な物ではないので
影も不要だし、少々いい加減でも文句を言われた事は無い。
しかし、どうにも意図したとおりにならずに終わらせたデータを後から検証したら
『形状を浮き上がらせる為に当てているライト』が『立体感を殺している場合』もあったり
するので悩みは尽きない。

今回は前夜の失敗ライティングを一度破棄し、1からやり直した上に、途中から使った
事のないライトを試したりしたので丸々一日掛りの作業になってしまった。

日々勉強なのだ。

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『ニュースあれこれ』

親父が一日中テレビをザッピングしているので否応無く色々なニュースが耳に入ってくる。

【割りばし死亡事故裁判→医師無罪】

判決理由の中では医師に過失があった事を認定しているのにもかかわらず無罪判決が
出るという奇妙な結果となった。
医療裁判はその密室性故に医師が無罪になる事が多いが、それらとは微妙に違った側面が
垣間見られる。

一つ目は未熟な医師が未熟な知識の元に判断を下してしまった事。
この時仮に他の医師の助言を受けてMRIを掛けていれば結果的に助からなかったとしても
死期をずらす事が出来たかもしれない。
(この件が教訓となってMRIが頻繁に使われるようになったと言う話もあるらしい)

二つ目は医師が『患部は見たが人を見ていなかった』という事。
未熟なれど医療知識があるという事が『うろたえる親の話は聞く必要が無い』と考えた
理由かどうかは分らない。
しかし、ベテランの医師と言えども検査機器だけで病気の原因が全て理解できるとは
限らないのだから問診は絶対に充実させるべきである。
これは患者にも言える事で、うちの親父のように病院に定期的に言っても
『医者や看護婦にどんな冗談を言うか』ばかりを考えて自分の体調の変化については
口にしない人間もいる。(困ったものだ)

三つ目は『そもそも論』
この事件が起きた時に初めて聞いたのだが『団子は横に食え』ということわざ(?)が
昔からあるらしい。
確かに割り箸が喉に向く角度で綿菓子を食べていたから起きた事故なので、このことわざを
知っていたら不慮の事故は起きなかったかもしれない。
まあ、ことわざを知っていたか否かに関わらず、一寸した想像力を働かせれば危険を
予見することは不可能では無かったはずだ。
親は医師に対して『何故あの時にもっと・・・』と口にしているが、同じ事が親にも
言えなくはない。

【姉歯元建築士の妻、飛び降り自殺】

現時点で遺書が見つかっていない為、世間からのバッシングが原因なのか、病気を苦に
したのか、それとも将来を慮(おもんばか)ったかは分っていない。
しかし、死んで解決する問題は多くは無い。
耐震強度を偽装したマンションは今も放置されているし、それが元で路頭に迷っている
人が大勢いる。
それにもかかわらず、傍から見れば『死んでお詫びをしなければいけない人間』が表面
だけ詫びる素振りを見せ、陰で舌を出しているのが現実なのだ。

合掌・・・

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『スゴ録のHDDに挑む』

宣教師がジャンク品の『スゴ録』を入手したというので興味を持った。
なにしろ不動品なのでテレビ録画という本来の目的には使えない為、入手早々に部品に
分解すると言う暴挙に出た。
否、『新品ではやりたくても、やれなかった』と言った方が正しいか・・・

想像通りプラスドライバー1本で中から160GBのHDDを取り出す事が出来たし、
PCにマウントさせてみたらデータは見えないものの、フォーマットすれば普通に使え
そうだと分った。
同じIDEドライブでもDVDドライブの方は上手く認識してくれず、使い道がなさ
そうだが、1勝1敗なのでジャンクとしても『ハズレ』ではないだろう。

さて、予てからの課題(?)としてスゴ録のHDDから生データを取り出せるかどうか
と言うのがある。
基本的にスゴ録の場合、データのバックアップは書き込み可能なDVDに頼るしかないが
それはそれで時間や手間がかかるのが悩みどころだ。
もしもそれをPCで直接行う事が出来れば『手間を省く』事ができるかもしれないし、
『間違って消してしまったデータの復活』も可能かもしれない。
そんな事もあり、HDDと格闘する事にした。

しかし、上でも書いたが少なくともWindowsでは認識できないファイルフォーマット
ではないし、宣教師曰くMacOSでも認識しなかったそうだ。
要するに未知のディスクフォーマットで領域確保しているのだから見えないのが当たり前だ。
(見えない方が都合の良い事も多いだろうし・・・)

分らない事は直ぐ検索。
インターネットを使って色々と情報を探してみたがスゴ録のファイルシステムについてや
『認識できました』という報告にも行き着かなかった。
しかし、今回の件に近いケースとして、同社のチャンネルサーバー『コクーン』には
『Lunux系のOSが使われていると言う事』や『コクーンのデータをLunux系の
OSでバックアップとレストアをする』という記事に行き着いた。

まあ、コクーンとスゴ録のファイルシステムが同じだと言う確証は無い。
しかし、Linux系のOSの方がいろいろなファイルシステムに柔軟に対応できるので
試してみる価値はある。
ところが不勉強ゆえにLinuxの知識は殆ど無いのが現実だ。

そこで試してみたのは『Knoppix』と『Berry Linux』だった。
どちらも数多く存在するLinuxディストリビューションなのだが、どちらもCDから
直接起動する事が出来るのでHDDへのインストールが不要という特徴がある。
つまり『お試し』レベルであればHDDに領域を確保する必要が無いのでリスクも少なく
なると言う算段だ。

先に試したのは『Berry Linux』。
何時買ったのかは忘れたが雑誌に起動可能なCD−ROMが付録として付いていたので
手っ取り早い。
しかし、残念な事に『スゴ録HDD』を認識する事は無かった。

続けて『Knoppix』も試してみた。
こちらは雑誌で読んだのを切欠にISOデータをダウンロードし、CD−Rに焼いて
持っていたのだ。
しかし、こちらでもOSからHDDを認識してくれなかった。

これにて実験終了・・・では何だか物足りない。
と、言うのも実験に使った物はどちらも最新版とは言えないのでM/Bのオンボード
NICを認識しなかったりする状態だったからだ。

そんな事もあって最新版を試そうと思ったが、起動できるCDを作るのには当然
生のCD−Rが必要になってくる。
もちろん在庫を持っているので焼き付けるだけの話だが、成功する確率がかなり低い
実験なのでチョッピリ臆してしまった。

仕方が無いので『Knoppix』の最新版(4.02)を若干リスキーだがWinの入った
HDDに同居インストールすることにした。
すると最新版だけあってオンボードデバイスをすんなりと認識してインターネットにも
接続できたし、いつも使っている3DCGソフトのLunux版も簡単に使えた。
しかも、先ほどまでは全く反応の無かった『スゴ録HDD』がデスクトップに
『アイコン』として見えていたのだ!

ただ、「これは、やったか!!」と、思ってアクセスしてみたがエラーメッセージが
出てパーテーションとしては認識していなかった。
デフォルトのままでは認識できないファイルシステムを使っているのか、それとも
単純に未フォーマットのHDDなのかは現時点では分らない。
この先の検証にはそれなりの勉強が必要になるが、仕事が詰まっているので残念ながら
中断だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.29)


平成18年03月27日(月曜日)

今日もスロースタート。

先ずは土曜日の夜に仕掛けて帰ったCGを変換してアップロードする作業から開始したが、
お客さんからの反応が無い状態が続いた。
まあ、大概のRESは修正指示なので、それが無いと言う事は(良い悪いは別として)
作業だけは進める事ができるので集中する事にした。

しかし、いくら悩んでも懸案事項の的確な処理方法に行き着かず、無手勝流を使い始めた
ものの、途中でどうにも上手くいかなくなる始末。
結局、やり方を変えて1からやり直したところ何とか形になった。

・・・が、この時点で時計を見たら夜10過ぎ。
カメラアングルの移動などのアニメーションをつけ、補助的なパーツをでっち上げたら
11時過ぎ・・・
一応レンダリングを仕掛けて帰ったが、ライティングはメタメタだった。

そろそろ目処をつけないと次の仕事に影響が出るな・・・

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『麻原彰晃、死刑確定?』

麻原被告の裁判に動きがあった。
弁護団が控訴趣意書を所定の期間内に提出しなかったと言う理由により、裁判所は
控訴を棄却。
定石に従えば麻原被告の死刑は確定する目算が強くなった。
弁護団としては『精神疾患』を盾にして時間を稼ぐつもりだったようだが、露骨に
やり過ぎて自滅してしまった感じだろうか。

まあ、麻原以外のオウム裁判で認定された事実を積み上げてゆくと、当人が『言った、
言わない』にかかわらず死刑判決が出るのは誰にでも分りきった事だ。
しかし、一連のオウム事件の首謀者と目されている人間の裁判が、殆ど真実を語らないまま
結審してしまう事を危惧する声も良く分る。
何度殺しても殺し足りないない破廉恥な犯罪者であっても、このまま死刑にしてしまったら
『殉教者』になってしまう可能性が捨てきれないからだ。

今の法制度の中で単純に死刑を廃止するのも難しいが、同時に『懲役300年』などの
懲罰を制定するのも難しいと聞く。
しかし、難しいからと言って永遠に先延ばしするのも立法府の怠慢も甚だしい。

歪んだ物を歪んだままで放置すると歪みは大きくなるばかりなのにねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.03.28)


平成18年03月26日(日曜日)

錦糸町へ映画を見に行った。

例によって新聞屋さんから激安チケットをゲットしていたのだが、決め手となる映画が
無かった上に仕事が重なっていたので今日までずれ込んでいたのだ。

個人的にはジェット・リーと中村獅童が競演した『Spirit』気になっていたものの
『格闘技で泣いたことありますか?』という妙なキャッチフレーズが鼻についていた。
奥方はと言うと『シリアナ』や『クラッシュ』などの社会はミステリー(?)を
候補に上げたが、前者は未だ錦糸町には着ていないし、後者はアメリカ流のうそ臭さが
気になった上に井筒監督の評価もイマイチ・・・

そんな折、前日に新聞を見ていたら『ウォレスとグルミット』が目に入った。
恐らくジャンルとしては子供向け映画だろうが、『子ぎつねヘレン』や『南極物語』の
ような『おかみ推薦』的映画では無さそうだし、CG全盛の現代におけるクレイアニメ
にも興味がある。
他には候補も無さそうなので時間を見計らって家を出た。

さて、自転車で駅に向かったが、朝から何も食べていなかったので腹ごしらえをする事にした。
こんな時には『パパッパッパッパ〜』とファーストフードを食べがちだが、上映時間を
考えると慌てる必要も無い。
そんな事もあって何年かぶりに『茹でたて生パスタ』の店に行く事にした。

ここはサイゼリヤ並みに安いがその名の通り『生パスタ』を『茹でたて』で食べられるのが
特徴である。
しかもパスタ専門店なので切が無いほどバリエーションが豊富なので迷ってしまう。
迷った挙句に私は『春キャベツとマスタードのクリームパスタ子悪魔風』、奥方は
『モッツァレラチーズとトマトのパスタ』を注文した。
[写真:春キャベツとマスタードのクリームソースパスタ]
春キャベツとマスタードのクリームパスタ子悪魔風
[写真:モッツァレラチーズとトマトのパスタ]
モッツァレラチーズとトマトのパスタ

奥方の頼んだパスタは何処の店にもある物なので味もそれに準じていた。
それに対して私の頼んだマスタードクリームソースは見た目は普通のクリームパスタだし、
一寸想像がつかなかった。
しかし、一口食べてみたら『なるほどねぇ』と言った感じ。
ソーセージのダシの出た薄めのクリームソースに粒マスタードが沢山入っているので
チョッピリ酸味も感じるさっぱりとしたパスタだった。全くと言って辛くない。

それこそ、こんな分析が出来るくらいだから複雑な料理とはいえない。
しかし、『粒マスタードにこんな使い方もあったのか』と、目からうろこが落ちた感じだ。

さて、ドリンクバーでお腹がガバガバになる前に店を出て、錦糸町に移動した。
上映時間までには30分近くあったので一寸迷ったが素直に列に並んで待つ事にした。
スクリーンの小さい『シネマ8』なので定員も少ないが、列に並んで待っていたのは
最終的に30〜40人くらいだったので全く問題が無かった。
それよりも客層としては殆どが小学生くらいの子供なので上映中にピーピー騒がないかと
言う方が心配だった。

・・・で、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(以下W&G)』の感想だが、
正直言ってここまで面白いとは予想していなかった。
近年、アニメとしては『ロボッツ』『チキン・リトル』の2本を見たが、どちらも対象
年齢が低い事もあったが、それ以上に作品として物足りなさが残った。
其れに対して『W&G』は子供が見ても分る単純な内容であるだけでなく、大人が見ても
十分に楽しめる要素が散りばめられている感じなのだ。
それらは良く言えば『遊び心』だが、悪く言うと『毒気』や『皮肉』も含まれているので
比べるとしたらティムバートンの『コープス・ブライド』辺りと比べないと釣り合わない
作品なのかもしれない。
見終えたら他の短編や『チキンラン』も見たくなってしまった。

映画の後、ちょっぴりウインドショッピング。
本屋で500円の名作映画DVDが1割引とあったので『バスターキートン』と
『雨に歌えば』の2本を購入してから、特に用も無くヨドバシカメラをぶらついたが、
取り立ててめぼしい物も無かったので帰宅した。

家に帰り小休止してからポンコツ2cvで買い物ツアーに出たが、時間が押していたので
篠崎の河内屋とピカソの2件に行っただけであっさりと終了。

帰宅し昼間に食べたマスタードクリームソースのパスタに挑戦して一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.27)


平成18年03月25日(土曜日)

やる気が空回り

朝、コタツで目覚めたので取り敢えず『王様のブランチ』を見始めた。
相変わらず若い女の子たちがキャピキャピしているだけのシーンが多いが、『カカオ
99%のチョコレート』を知る事が出来たりするので案外侮れない。

さて、2時になり番組が終わったので仕事に行こうとしてが『時空ロマン唐招提寺』と
言う番組のCMが流れて大いに気になった。
『1200年倒壊せず!金堂を守った天平の超技術』と言うキャッチコピーが特に刺激的に
感じたからだ。
以前にも見た事のあったような番組なのでビデオをセットして出かければ良かったのだが
冒頭を見ただけでその場を立つことが出来なくなってしまった。

この手の番組を見て思う事は『現代科学でも未だ解明できない事』が有ると証明している事。
一寸横道にずれた表現になるが『月にロケットが飛ぶ時代に幽霊なんてありえるか』
と、暗に科学万能を口にする人がいる。
しかし、天平時代の木造建築が何度と無く修理を受けたものの千年以上倒壊する事無く
存在する理由を科学では解明しきれていないらしいのだ。
一応『心柱(しんばしら)』や今回取り上げられた『組み物』の免震構造とか、効果には
着目されているものの、『説の一つ』でしかないと言うから不思議な話だ。

何事も妄信してしまったら先には進めないと言う事だろう。

現代の英知を結集しても再現が不可能な部分が存在する事があるというのも悩ましい。
『千年もつ建物を建てるには樹齢千年以上の木を使う』という話は昔聴いたことがあるが、
そんな木はこの世に殆ど存在しないので札束を積み上げても買う事が出来ない。
また、『組み物に使う木は一番良い木を使え』と言っても天平時代のように年輪がしまった
木は現代では存在していない。
いずれも気の遠くなるような年月と自然環境(地球環境?)が複雑に絡んで出来上がった
代物なので人間の縮尺ではどうにもならない部分でもある。
(よって宮大工の棟梁たちの苦悩は机上の計算ではどうにもならない事ばかりだ・・・)

まあ、そんな小難しい事を考えながら番組を見ていたが、見終えた後もなかなかエンジンが
掛からない。
それこそ、「今日は完全休業にして明日仕事をすれば・・・」とも考えたが、映画を
見るに行くにしても、時間的に見たい映画が終わってしまっていた。

結局、グズグズとしていたので会社に着いたのは5時近くという体たらく。
それなりに集中して仕事はしたものの、昨日から考えている課題は解決するには
至らず夜中に帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.27)


平成18年03月24日(金曜日)

朝から不真面目にお仕事。

今日も今日とて前夜に仕掛けたCGの再調整からスタートとなったが、流石に直すべき
箇所は少なくなってきた気もする。
そんな訳で、チェックを兼ねた仮レンダリングの合間に新しいシーンの制作に着手した。

このシーンは新工法以前の極めて基本的な説明なので細かい作りこみは本来不要だ。
しかし、昔から場当たり的にこなして来た手法に疑問を感じ、どうにかCoolな
処理方法はないかと悩んでいた手が完全に止まってしまった。

結局10時くらいに帰宅したが、ずっと悩みは尽きなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.27)


平成18年03月23日(木曜日)

朝からどっぷりとCG仕事

いつものように前夜仕掛けたCGのチェックから作業を開始したが、今日もまた不具合が
ポロポロと見つかり、『3歩進んで2歩下がる』状態が続く。
『難易度は大して高くない』と楽観視していた今回のシーンでも複数の部品に複数の
アニメ設定が絡んでいるので見落としが多い事・・・

それを避ける為に画素数を落として仮レンダリングをするのが『最良のバグ取り方』と
分ってはいるが、それにも時間が掛かるのでついつい手を抜いて泥沼に嵌ってしまう・・・
ワイヤー放電をやっていた時と全く同じパターンだなぁ〜

『何だか大したことをやっていないなぁ〜』と、感じつつ日付が変わるまで作業をしたが
最後までは進まなかった。
そろそろ切り上げたい気分だ。

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『永田議員って・・・』
午前中、偽メール問題に関する衆院懲罰委員会の質疑の生中継があった。
見ていたのは自民党の平沢議員による一部分だが、永田議員の受け答えには少なからず
引っかかる事があった。

質問に対する答えが何度も聞いた事のある内容で、
まるで台本を読んでいるようなのだ。

永田議員(民主党?)としては、この期に及んで同議員にまたしても口を滑らされ、
言質を取られないようにする為には必要だったのかもしれない。
しかし、偽メールを持ち込んだN氏の実名が(ようやく)出てきた以外は以前からと
同じ文言を使った弁明の繰り返しなので、何も解明されていないままなのだ。

N氏と知り合った経緯についても同じ内容を繰り返していたが、ほんの数ヶ月前に
取材と称して知り合っただけの人間を
『自分の三十数年間の人生経験、人物観に 照らして、この人が嘘をつくようであれば、
自分の全人格を否定するような話だ』
と言い切るほど信じてしまう精神構造は全く理解できない。

しかし、永田議員は政治家ではなく、実は俳優だと考えれば納得が行く。
ヘッダー情報も何もない紙っぺらのメールを心底信じ込んでエキサイトしたりする様は、
台本に沿って役を演じきっている俳優に見えてならない。
そうとでも考えないと『何でも簡単に信じ込んでしまう』だけでは説明がつかないからだ。

今回は演出家N氏の台本により『小泉劇場』の一幕を盛り上げてしまったのだが、
終わらせ方までは誰も考えていなかったのかもしれない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.24)


平成18年03月22日(水曜日)

一日中CG
この期に及んでも『従来工法』の説明用機械のデザインにOKが出ず、進みたくとも
進めない。
休み前に送っておいたサンプル画像に対する感想が帰ってきたのが午後イチくらいに
ずれ込んだ挙句に『チップの色は黒の方が・・・』と、また変更。
まあ、CGなので色の変更は大した問題ではないのだが、変更後のサンプルを送ろうとした
矢先に別の箇所にチェックが入りまたやり直し・・・

「ご無理ごもっとも」とばかりに調整して送ったつもりだったのだが、肝心の画像を
添付し忘れて苦情のメールが入るという醜態をさらしてしまった。

その後は修正依頼が来なかったので勝手にOKが出たとみなしアニメーションを付け
始めたのだが、思い付きで始めた手法が上手く行かず難航。
帰宅したのは11時半近くになってしまった。

なんだかスッキリしないし、落ち着かない・・・

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『釜山港へ帰れ』盗作裁判の行方

ネットニュースに加え新聞夕刊で読んだが、チョー・ヨンピルが歌い日本でも大ヒットした
韓国歌謡曲『釜山港へ帰れ』が『忠武港へ帰れ』の盗作であるとの裁判が韓国人歌手の
遺族(母親?)から起こされ、ソウル地裁は前者が盗作であると認定したと言う。
(但し、詩の内容は一部違っているので賠償金は減額)

これを聞いた時の私は
『韓国は自他ともに認めるコピー天国だから、大ヒット曲でもありえるのかな?』
と、思ったものの何だか釈然としないものを感じていた。

この話題が今朝の『とくダネ!』で詳細に報じられ、アウトラインが分ってきた。
やっぱり妙な裁判なようだ。

[釜山港へ帰れ盗作裁判関係図]
『釜山港へ帰れ』盗作裁判:関係図

今回『盗作をした』との判決を受けた『釜山港に帰れ』の作詞作曲家ファン・ソヌ氏の
主張を時系列に並べると
・ 1967年当時、既に『釜山港・・』は未発表ながら出来ていた
・ A氏は当時の生徒であり、『釜山港・・』を練習させていた
・ A氏が『歌手デビューしたいので”釜山港”を自分の故郷に変えさせてくれ』と
嘆願したが、ファン氏は却下
・ 1970年、A氏はファン氏の下を離れ勝手に『忠武港へ帰れ』を発表したが鳴かず飛ばず・・・
・ 1971年、A氏は軍隊に入り消息不明(死亡?)
・ 1976年、そんな事は全く知らず、ファン氏はチョー・ヨンピルへ『釜山港へ帰れ』を託した

と、言う流れらしい。
確かに未発表であったのなら、それを証明するのは難しい。
結局、裁判ではどちらの『詞』が先に世に出たかを基準に争われたのでA氏に軍配が
上がったようだ。

しかし、妙なのは『忠武港へ帰れ』の作曲もファン・ソヌ氏であると言う事実。
A氏の嘆願を却下したのだから『曲は使っても良い』とファン氏が言ったはずは無い。
つまりA氏は『勝手に使った』のと同義となるはずだから、上告したファン氏はその点を
突付くはずだ。

はたまた、この裁判がいつ起こされた物かは定かではないが、『釜山港へ帰れ』が
ヒットした直後とは到底思えない。
一審である事を考えると『先に世に出ていたと言う事実が金になる』と、最近になって
気づいた人間が親族の身辺にいたと考えるのが妥当だろう。

いずれにしても大ヒット曲をめぐる裁判の行方には興味があるので、聞き耳を立てる
事にしよう。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.23)


平成18年03月21日(火曜日) :春分の日

お彼岸なので朝から墓参り

10時半頃に弟夫婦をポンコツ車でピックアップし、松戸を目指した。
近年まれに見るほど順調にお寺に着いたが、先に来ていると思っていた両親と妹がいない。
すると駐車場に車を止めている真っ最中に電話が入り、10分ばかり待たされた。

墓参りをそつなく(?)こなし、恒例のお清め。
ファミリーレストランで食事会をしてから帰宅した。

さて、相変わらず仕事が詰まっているので会社へ行きたい気持ちが半分、面倒なのが
半分という中途半端な状態。
しかし、コタツでビデオを見ていたら睡魔に襲われ、あえなくダウン。
やっぱり仕事はサボってしまった。

しかも、買い物へ行くタイミングも逸して、結局墓参り以外は何もしなかった休日だった。

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『祝・WBC日本優勝』

日本がWBCで優勝したのを知ったのは夕方のニュースだったと思う。
墓参りに行くのに渋滞に遭遇しなかったのは『世の中はこの件で盛り上がっていたから』
と、いう可能性も高いが、それ以上の感慨はなかった。

さて、初めてだったという事もあったが、WBCを取り巻く事情にはマイナス要因が多い。
例えば審判の殆どがアメリカ人だったというのもサッカーのワールドカップでは考え
られない異常な光景だし、1次、2次リーグの組み合わせ方法にも疑問が多い。
アメリカが勝ち抜き易い組み合わせだったのは明らかだが、そんな横車が横行してしまう
構造は順次取り払ってゆかないと公明正大なスポーツイベントというよりも、興行優先の
スポーツショーになってしまう。
まあ、私にはどうでも良い事だが・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.22)


平成18年03月20日(月曜日)

月曜の朝から新宿へ

『8時45分までに受付を』と、指示されたので逆算して電車に乗ったのは当然の事ながら
通勤通学の満員電車。
中途半端な早起きで下がったテンションが更にさがる・・・
まあ、遅刻してはいけないと思い、マージンを過剰にみていたので新宿には8時に着いて
しまったので、ロッテリアで朝食を食べてから打ち合わせに行く事が出きた。
[写真:オムレツサンドセット]
オムレツサンドセット。 可もなく不可もなくって味・・・

さて、某ゼネコンに辿り着きエントリーしたものの、この先が良く分らなかった。
例によって親父が電話を受けていたせいもあるが、通されたのはメモとは違うフロアー
だった上に、打ち合わせを行う会議室が何処なのかさっぱり分らないのだ。
すると、会社に電話を掛けて確認をしている最中に、会議室に通じる通路のドアが開き
部屋が分りかけた直後に先方のお偉いさん(T室長)から逆捕捉。
無事に打ち合わせを始める事ができた。

ところが定刻になったのにも拘らず会議室に集まったのは私とT室長の二人だけ。
T室長があちこちに連絡を入れている間にI氏が顔を出した事により部屋を間違えて
いる事に気づいた有様・・・

こうしてタラタラとしたテンションで打ち合わせはスタートしたのだが、誰一人として
この件について明確なビジョンを持っていないため、早くも空転気味。
途中で展示会に設置する模型の業者さんが加わって部分的には話は進んだものの
結局次回の打ち合わせ日時を確認して1時間半の会議は終了した。

寄り道をせずに会社に戻り仕事に復帰した。
先ずは土曜日に仕掛けて帰ったCGをチェックから作業をスタートしたところ、細かい
不具合が見つかったので逐一修正。
タイムラインに組み込んでサンプルをアップロードしてから次の作業に移った。
兎に角、マシンの形状定義が終わらなければCGの新作部分を作るには至らないので
週末にかけて出来上がったデータを同じサイトにアップロードしてお客さんの反応を
待つ事にした。

ところが、アップロードしたCGを何となく眺めていたら『これでいいのかな?』と、悩み始めた。
あくまでも『従来工法ではこんな風にやっていました』という説明の為のCGなので
元々機械のデザインはあまり意味が無い。
それに加え参考となる写真やイラストが手元に無かったのでネットで見つけた分り辛い
小さな画像を元に『でっち上げた』物だったからだ。
[CG:推進機デザイン案その1]

そこで深い意味は無いが、ビデオ内で使っているマシンのデザインを一部流用した
別バージョンをつくり再度アップロードしてみた。
[CG:推進機デザイン案その2]

まあ、これはこれで頼りない気もするが、お客さんの反応をまっていたところ、やっと
反応があった。
曰く『方向性としては1でよいが、切刃は添付資料のデザインの方がベター』『色は
ベージュ系で』というリクエストが入ったので早速修正。
[CG:推進機デザイン案その3]

たぶんこれでOKだと思うが、既に夜が更けていたのでアニメの設定には行き着かなかった。

先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.22)


平成18年03月19日(日曜日)

引きこもり同然だった一日。

気がつけば今日もコタツで目覚めたのでスッキリしない朝だった。
何も作る気にならなかったのでカップ麺を食べて昼食とし、ダラダラとビデオを消化したり
して大半の時間を潰した。

夜になり鍋物を食べる事にしたのだが、有り物では一寸食材が足りない気もしたので
近所のスーパーに買出しにいった。
外出したのはそれくらいだ。

明日は朝から新宿へ打ち合わせに行かねばならず、面倒くさい・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.20)


平成18年03月18日(土曜日)

半分休み、半分仕事。

ロケの疲れなのか起きようにも起きられず、布団を出たのは10時過ぎだった。

仕事が溜まっているので会社に出ようと思いつつも、エンジンがなかなか掛からず、
会社に着いたのは3時過ぎになっていた。

一応旧版部分の作り変えは終わらせたつもりだったのだが、お客さんからの指摘により
一部を再修正しなければいけなくなった。
まあ、修正自体は大したことではないのだが、複数のカットに跨っているので影響は
少なくない。
それこそ、やり方によっては折角作り込んだ部品の形状まで弄らないといけなくなるから
その辺は慎重に検討しつつ、一寸ズルイ手まで使ってこの場を切り抜ける事にした。

・・・で、レンダリングをしている間にやっと新作部分に着手した。
内容としては今までのCGよりも複雑と言う事は無いのだが、それなりのボリュームと
重みがあるので気は抜けない。

なんだかんだ夜中近くまで作業を行い、形になってきたがアニメの設定までは至らなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.20)


平成18年03月17日(金曜日)

調子が上がらなかった一日。

前日の名古屋日帰りロケの疲れが出たのかコタツで寝てしまい、イマイチスッキリしない
状態で出社。
パソコンに向かうが何から手を付けるか迷っている間に時間だけが過ぎていく・・・
今日が金曜日である事を認識しているはずなのに、調子が乗らない為か何度と無く月曜日
であるかの錯覚に陥った。

結局、細かい作業をしたくらいで、ロケのラッシュ編集も新作CGも中途半端な状態の
まま11時過ぎに帰宅した。

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『WBC:日本準決勝進出』

昼のワイドショーを見ていたらMCの大和田獏さんが安堵のあまりその場に崩れ落ちた。
メキシコがアメリカに勝ったため、他力本願ながら日本が準決勝進出を決めたからだ。
アンパイヤならぬ例のアンポンタン審判がホームランをエンタイトル2ベースと言い張った
事が逆にメキシコナインの闘志に火を点けたいう話もあるくらいだ。

さて、私は野球と言うスポーツが好きではないので因縁となる3度目の日韓戦がどう
なろうと別にどうって事はないと思っている。
しかし、いかに韓国チームが一次リーグから6連勝を続けているといっても勝負は
時の運というのもある。

韓国にとって最高のシナリオはこのままWBC初代チャンピオンになる事だが、
個人的には韓国が負けなしのまま初代チャンピオンになってくれれば『チャンピオンに
負けたのだから仕方が無い』と、諦めがつく。

しかし、逆に言うと土曜日の準決勝で韓国が日本に負けるのが最悪のシナリオともいえる。
『3敗もしているチームが何故決勝に?』と、逆切れする可能性があるからだ。
なにしろ、ダントツ最下位だった楽天ですら全敗したわけではないくらいで韓国が負け
ないと言う保障は何処にも無いのだから・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.18)


平成18年03月16日(木曜日)

名古屋ロケ当日

寝袋に入って寝ていたが、寒くて6時半頃に目が覚めた。
トイレから帰り「さて、これからどうしようか・・・」と、思った矢先に
『あのぉ、すいません・・・』と声が聞こえた。
呼ばれた方を見ると背の高い兄ちゃんが立っていて
『伊勢湾岸の方に行きたいんですが乗せて貰えませんか?』と言われたのだ。
方向はドンピシャなので不都合は皆無だが、ドンピシャ過ぎて薄気味悪いくらいだった。

そんな訳で、7時ちょい前に浜名湖SAを出発した。
ODO:84541 ODO:84465 ODO:84347

[写真:ヒッチハイクの兄ちゃん]
2cvのエンジン音の中で居眠りするヒッチハイクの兄ちゃん
人間の適応力って凄い・・・

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自分でも良く分らない状態でヒッチハイカーを乗せたのでペースは乱れまくり・・・
降りなければいけないICに気づかぬまま通り過ぎて湾の反対側に着いてしまった。
(兄ちゃんには好都合だったみたいだか)
名港中央ICの出口で兄ちゃんを下ろしてペースを戻そうと思ったのだが、
不慣れな土地で勝手が分らない事もあり、その後も思ったように目的地に向かって走る
事ができずウロウロ、オロオロ・・・

途中で給油をしたりもしたので子一時間掛かりつつ一応現地を確認。
まあ、迂回に手間取ったと言っても時間は持て余し気味なのでデニーズでモーニングだ。
(典型的な工業地帯なのでここに辿り着くのにも随分と時間が掛かった・・・)
[写真:デニーズ知多店]

ゆっくりと朝食を食べ、コーヒーを2杯飲んだら丁度良い時間になったので工場へ向かった。
この手の工場はセキュリティーが煩いので一寸びくびくしながら受付に行ったところ、
先方の営業さんが事前に話をつけていたので優しい対応でパス。

構内に入って営業のO氏に電話を掛けて迎えに来てもらい、駐車場で暫く待機。
見学会に来た人たちを運ぶマイクロバスの後をつける形でマシンの置いてある場所へ移動し、
早速撮影を開始した。

まあ、被写体はシールド機なので慌てる必要は無いが、バタバタと撮影をしていたら
見学会は終了したらしくお客さんは早々に帰ってしまった。
それに続き、工場自体も昼休みに入ったためO氏と二人だけ残って撮影を続行した。
・・・と、言っても駄目押しの撮影を含めても予想通りあっという間に作業終了した。

12時15分くらいにO氏を見送り帰り支度をしたが、工場内の安全上の理由で
昼休み中に車を動かすのには制限があるので30分くらい時間をつぶしてから
帰路に着いた。
こちらは雨模様なのでゆっくり帰ろう・・・

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13時56分、高速に乗ってそうそう
刈谷PAにて一休み。
お土産を見つつ昼食を食べる事にした。
[写真:刈谷PA]

折角名古屋に来ているので味噌カツを食べる事にした。
感想は・・・良くも悪くも噂通りだな。
喉が渇く甘辛さには着いて行けないよぉ〜
[写真:味噌カツ丼]
味噌カツ丼680円也。 名古屋人って不思議・・・

ちなみにこの刈谷PAっていうのは一見して分るくらいに真新しい施設だが、
『お役人臭』を徹底的に排除した民間主導である事がハッキリ感じられた。
土地土地のお土産が置いてあったり、レストランコーナーがあるのは他と変わりがないが
PAやSAというよりも一寸したショッピングモールやフードコートのような様相なのだ。

[写真:刈谷PA]
券売機も一寸だけ変わっていて、お金を入れてボタンを押すと出てくるのは『食券』
と言うよりも『商品交換券』だ。
と、言うのも上記の『味噌カツ丼』のスイッチを押した瞬間に厨房ではオーダーが
入る仕組みになっているので、客は呼び出しがあるまで待つだけなのだ。

正しくジャスト・イン・タイム、トヨタのお膝元って感じがプンプンした。

刈谷PAを出て幾らも経たなかったのだが、味噌カツが効いているのか眠くて仕方がない。
そんな訳で、15時10分に赤塚PAでダウン。
30分くらい仮眠をしたらスッキリしたので再び走り始めた。

16時30分、親父から電話をくれとメールが入ったので遠州豊田にて小休止。
[写真:デニーズ知多店]


16時05分、富士川SAで小休止中
雨は時折激しく降っているが、この後は一気に行けるかな?

19時33分、中井SAで最後の休憩
雨は相変わらず降っいるが極めて順調。
高井戸で何か有るような表示があったが解消されている事をのぞみたい・・・

21時30分頃、無事に自宅に帰還
箱崎で詰まった以外は問題無しだった。

BXなどのハイドロシトロエンだったら、もっと楽で快適なドライブだった思いつつも
2cv流の楽しさを実感した。
[写真:走行距離85000km]
帰りの道中でポンコツ車の走行距離が85000kmを超えた。
このまま所有していた気持ちが半分、卒業したい気も半分・・・

去年の今日一昨年今日

(主要部分を携帯電話から投稿、2006.03.17に編集)


平成18年03月15日(水曜日)

朝一で電話が入り、新しいビデオの制作をする事になった。

それ自体は喜ばしい話だが、その際に
『名古屋の工場での見学シーンの撮影とかできるかな』 と、言われたので
「もちろん大丈夫ですよ」
と、答えたら
『それじゃ、16日だねぇ〜』
と、言われた。

・・・カレンダーを見て目を疑った

ガチョビィィ〜ン! 明日ぢゃねぇがぁぁ〜!!

まあ、一人でやっているから小回りが利くけれど、急すぎるな・・・

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突然の名古屋ロケの準備に追われ、CGの仕事が手につかない。
撮影内容はそれほど凄い物ではないので、経験を元に『持って行かなくても困らない機材』を
装備から除外する事はできる。
しかし、トラブルは何時どんな形で現れるか予想ができないので必然的に何処へ行くにも
同じ機材をそろえざるを得ないのが現実だ。
カメラの電池、バッテリーライトの電池を立て続けに充電を行いつつ、三脚類を車に
乗せたりサブカメラをチェックしたりと会社と自宅でバタバタやっていた。

そんな中で一寸したアクシデントがあった。
今回は工場での大型機械の撮影なので条件が揃えば照明機材は不要となる事が多い。
しかし、工場の照明は撮影を前提にしたものではないので念のため持ってゆかないと
不安がある。
(カメラを三脚に据え、照明を当てるといかにもプロっぽいしね・・・)

そこでスタジオ用の照明機材を持って行く事にしたのだが、滅多に使わない機材なので
ライトスタンドを友人に貸し出していたのだ。
友人に仕事の事を伝えたところ、機材は知人(組合の同業者)のところにあると
言うので取りに行く段取りをしていた。

ところが、メールでのやり取りを何度かした後、友人から電話が入り、
『預けていた人が葬式の為に地方に行っているらしく、連絡が取れない』と、言われたのだ。
まあ、バッテリーライトもあるのでスタジオライトは無いなら無いで何とでもなる。
そう考えればライトスタンドも要らなくはなるのだが、逆に友人のほうが気にしたらしく
急遽ヨドバシへ行って入手する事意なったのだ。

こんなバタバタ状態の中、何時に東京を出るか迷った状態で帰宅。

最終的に自宅で夕食を食べて22時少し前に出発した。

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23時32分、中井PAで小休止。
車がポンコツ2cvなので80km/h以上出す気にもならない事もあるが、100kmまたは
1.5時間くらいのインターバルでの休憩するのが良いようだ。
ODO:84347
[写真:中井PA]

日付が変わって01時45分、日本坂PAで小休止
夜の内に何処まで走るかが思案のしどころだな・・・
ODO:84465 ODO:84347
[写真:日本坂PA]

03時34分、浜名湖SAで泊まり
ゴールまで100km位まで近付いたし、切がないので仮眠します・・・
[写真:浜名湖SA]

去年の今日一昨年今日

(主要部分を携帯電話から投稿、2006.03.17に編集)


平成18年03月14日(火曜日)

朝からまじめにCG。

そろそろ、旧版からの差し替え作業を終わらせて新作部分に入らないといけない気分に
なって来たのだが、終わるようで終わらない。
あちこち形状を変更したので見えていいては困る部品が見えるようになってしまったので、
どう辻褄を合わせるかで先週から悩んでいたのだ。
それでも午前中には見通しが付いてきたのだが、それが終わったら次の難題が噴出する
『匍匐前進状態』だ・・・

夜になり、この件のゴールが見えた感じがしたのでサンプルをWeb配信しようとデータ
変換をしていたら、またしても下らない間違いが・・・
まあ、間違いは極一部なので『間違いがありますが』と、注釈をつけてサンプルを配信し、
レンダリングをやり直して帰宅した。

ようやく新作部分に着手できそうだ。

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『やっぱりおかしいPSE』

周知がされなかったが為に『4月から中古家電が売れなくなる』と大騒ぎになったPSE
マークの問題に動きがあった。
曰く『ビンテージ物などについては簡単な審査により流通OK』とする見解が発表されたのだ。
これで文化の一翼を担うシンセサイザーや真空管アンプが廃棄処分を免れるので大いに
結構・・・とは思えなかった。

『なんとかしてくれ』と陳情していた音楽家の集団も言っていたが
『誰がどんな基準でOKを出すのかが不明確』
だからだ。

また、その他の家電についても『検査機器を無料で貸し出す』とか『人を派遣する』とか
言っているが、法律施行まで半月となった今になってどうなるはずも無い。
それこそ中古家電業者は把握されているだけで3万店、古物商を合わせると6万店もあるらしい
ので、はっきり言って絵に描いた餅でしかない。

そもそもPSEマークの施行猶予期間は『メーカーが在庫を捌く為の時間』と考えると
中古業者に周知されなかった理由も説明が付くくらいだから、
『平成13年3月以前の製品についてはその限りではない』
と表明するのが最も理にかなっている。
これなら無駄な費用も時間も掛からないし、全てが丸く収まる。

まあ、『PSEマークにより国民の安全を守る』という精神は間違ってはいない。
しかし、実際問題マークが付いた製品が絶対に安全だとは誰も思っていないし、マークが付いて
いようが、いまいが、事故が起きた時に責任を取るのは『役人ではなくメーカー』だ。

それこそ『事故が起きた時』を強調するのならば自動車のほうがもっと重大だと思う。
しかし、安全基準が何度改正されてもかなりの確率で古い車は生き残っている事と今回の
PSEマーク騒動の矛盾について何も感じないのだろうか?

今回の騒動の根幹に
結婚手当てが『有り』あるのなら独身手当ても『有り』
と言うのと同じ、一般人には理解できない論理が働いている気もする・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.15)


平成18年03月13日(月曜日)

週明け、仕事に復帰。

・・・のつもりだったが、何故か細かい事が重なり仕事に集中できない。
特に昨日購入た部品を組み込まない事には落ち着いてレンダリングもできないからだ。
先週来、一体何度目になるか全く分らないがメインPCを引き出し、部品の交換を始めた。
まあ、CPUファンは昔と違ってドライバーなどの工具が不要なので、ものの1分で
交換終了。
ファンが暗闇で青く光る事を知ったのは交換後だった。

問題は電源ユニットのクーリングファンだった。
先週末に一度分解していたので難無くファンを取り出す事はできたのだが、試しに回して
みたら風量が殆ど変わらないではないか!!
[写真:ジャンク品の8cmファン]
交換しようと思ったジャンクの8cmファン
蛍光色のファンを選んだのは一番安かったからもあるが、半分は洒落

またしても『安物買い』をしてしまったのではないかと思ったが、それよりも現状のまま
では空調性能に不安があるので何とかしなければならない。
そこで、旧メインマシンに使っていた高性能ファンを試しに付けてみる事にした。
このファンは自分としては異例の高値で買った『高回転、高風量』のブランド品だが、
家族から散々『煩い』とクレームが付いていた挙句、自分でも耐えられなくなって外した
経緯のある『暴れん坊』だ。

ところが、意外な事に交換してみると風量は多いがとっても静かに回っているのだ。
「あの煩いファンが何故?」と思ったが、先ほど交換を断念したジャンクファンを
M/Bの電源端子に付けてみたところ、十分な風量で回り始めた。
要するにこれらのファンにはプラスとマイナスの電源の他にセンサー用のケーブルが
存在するが、これが接続しないと最低限の回転しかしないらしい・・・

[写真:改造電源ユニット]
改造を行った電源ユニット。 暴れん坊を有効利用できました

そんな訳で鼻つまみ者であった高性能ファンの働き口が見つかったし、PCも元通りに
なり、無事に本業に集中できるようになった。
・・・と思ったら、そうでもなかった。
不意に掛かってきた電話に親父が出たところ、相手はT建設の広報部だったのだが、
用件が去年作ったビデオのCGに関する事だったので話を私に振ってきたのだ。
状況が分らないまま電話を掛け直し、
「CGと言う話ですが、印刷原稿か何かに使うのですか」
「どのあたりの場面を」などを質問したのだが、『社内で話としては聞いて言るが内容を
知らないので見てみたい』と、言うくらいで内容については分っていないらしい。

そこで「サンプル映像をネット配信しましょうか?」と、提案したのだが
『いや、データのCDとして欲しい』と、ツッケンドンな物言いをされる始末で、どうにも
話が噛み合わない・・・
最終的にビデオをDVDで収める事で話は終わったのだが、何だか釈然としない・・・

何だか嫌な気分になったのでサッサとこの件を済ませようと思い、DVDの元ネタを
探しているうちにハタと気づいた。
親父がCDとCGを聞き間違えたのだ!

先方は社内用の資料としてのディスクが足りなくなったので『データCD』を注文した
つもりだったのに長々と噛み合わない話をされたので半ば喧嘩腰になったのではないか?
そう考えると全てに説明が付く。

親父に「CDとCGを聞き間違えなかったか?」と問いただしたら
聴いた瞬間にCGと思ったから、もう分らん
と、開き直られた。
思い込んだら最後、人の話が耳に入らない人だから仕方が無い・・・
発送手続きを済ませて、この件は忘れる事にした。

今度こそCGに復帰と思ったが、妹から電話が入り、『部屋(作業場)を使いたいから
9時過ぎには帰れ!!』と、言われてしまい、仕事が中途半端になってしまった。

なかなか上手くいかないねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.03.14)


平成18年03月12日(日曜日)

今日はお休み。

昨夜の酒宴で『秋葉原に新しいビルが開店したらしい』と言う事が話題に上ったのが
切欠で『それじゃ見にいくべか・・・』と言う成り行きになった。
でもって、探偵のBXに乗り込み宣教師と共に彼の地に赴いた。

『多分あのビルだろう』と辿り着いたのは『秋葉原UDX』。
先にオープンした『秋葉原ダイビル』と合わせて『秋葉原クロスフィールド』と呼ばれる
複合商業施設としての機能を持つらしい。
しかし、今のところレストランなどの飲食施設が『AKIBA−ICH』としてオープン
したものの、上層階の『東京アニメセンター』などは後回しになっているようだ。
よって、飲み食いする場所が増えたくらいで、自分には大した変化には感じられなかった。

『そうは言っても何か見るものは無いか?』と、エスカレーターを上がったところ
イベントスペースのような場所に奇妙な車が置いてあった。
[写真:ELICA概観]

一同興味津々で近づいてみたら『Eliica』だった。
慶応大学が研究開発を行っている超高性能電気自動車だ。
この車については雑誌やテレビで何かにつけて見た事があるが、実車を見るのは初めてだ。
ナンバープレートが付いているだけでなく、エアコンも付いているし、内装もきっちり
作りこんである立派な車だ。

[写真:ELICA前景] [写真:ELICA背面]

8輪の電気自動と言うだけでも十分サイバーだが、デザイン的にも面白い。
特にリアへ流れてゆくようなルーフとドアのデザインはシトロエンDSのマルパクリと
言っても良いくらい似ている。
しかし、オマージュと考えれば悪くは無い。
各自写真を撮りまくった。

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新しいビルの見学が終わったので秋葉原散策に突入した。
一応私にはCPUファンを買うと言う目的があったが、「アキバなら何処ででも手に入る」
と、思っていたのでF探偵と宣教師の後についてぶらついた。
途中、50枚スピンドルのDVD−Rを買ったりしながら、暫く歩いたらお腹が空いて
きたので、目に入った新しそうなレストランビルに入り寿司を食べてから『サクッと』
クーラーを買って帰るつもりだった。

ところが、いざパーツショップに入ってはみるが、置いてあるのは馬鹿高い高性能クーラー
ばかりで、所望している安価なリテール相当品が見つからないのだ。
とにかく片っ端から店をあたったが、無いものは無い・・・

結局、「ツクモの本店ならあるだろう」と来た道を戻ったところ、『ツクモex』が
目に入ったので、ここでゲット。
その際、ついでにジャンクのクーリングファンを買ったのだが、ここで『ジャンク品買い』
に火がついてしまい、駐車場までの途中でジャンクの電源ユニットまで買ってしまった。
・・・が、探偵の車の中に置き忘れてしまった。(情けない)

[写真:DVD-R]
50枚スピンドルのDVD−R。 約1500円
台湾製の安物だが東京電○工業向けのOEMと同じものらしい・・・

[写真:新しいCPUファン] [写真:新しいCPUファン]
何の意味も無いが、LEDによりケースの中で青く光っている・・・

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秋葉原から帰り、暫くビデオを消化してから買い物ツアーへ出かけた。

まあ、「買うものと言えば卵と豆腐くらいだろう」と思ったものの、いざ篠崎の河内屋へ
行ってみたら買うわ買うわ・・・
何しろ先週は旅行に行っていたので買い物は奥方が会社帰りにする程度だったからだ。
豆腐2丁、味噌1kg、くるみ1袋、紅生姜1袋、冷凍ソーセージ1袋・・・etc
これだけ買っても夕食で使う豚肉と卵が含まれていない始末だ。

「次ぎ行ってみよう〜」と、サミットへ。
ここへは空いたペットボトルと牛乳パックをリサイクルに出しにきただけなのだが、お米の
在庫が尽きかけている事を思い出した。
結局、お米を買ったもののお米も卵も値段が合わず、自宅近所のスーパーで買って帰った。

夕飯は先週の旅行の成果を見るべく予定通り『広島風お好み焼き』を作った。
[写真:広島風お好み焼き]

材料はありふれた物だが、修行(?)の成果は絶大で、今までに無い新しい定番メニューに
なりそうだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.13)


平成18年03月11日(土曜日)

寝坊をしつつも午後から仕事。

出社して真っ先にCPUファンの状態が気になったが、幸いにして爆音は収まっていた。
そこで仕掛けていたCGの確認を始めたところ、またしても異音が出始めた。
要するにCPUが計算を始めて熱を持つとファンとヒートシンクが干渉を起こすのだ。
これには困った。

変な話だが、リテールクーラーのクーリングファンはヒートシンクにねじ止めされている
訳では無く、プラスチック製の部品で吊り下げられているだけの構造をしている。
その為、ちょっとその部品を突付いてやるだけで一時的に音は収まるのだが、直ぐに
異音が出始める始末なのだ。
仕事に集中したいので『無視しよう、しよう』と思っていたが、何度目かには頭に来て
部品を強く押したら今度こそ音が収まったので『やれやれ』と思った。
・・・が、暫く作業をしていたらPCが何の前触れも無く『プツン』とシャットダウン
したまま、何度スイッチを押しても起動しなくなってしまった。
トホホ・・・

今日、何十回目かはわからないが、PCを引っ張り出してみたところ、一見して原因が
理解できた。
なんとクーリングファンの羽が2枚も折れており、ファンの回転を阻止していたのだ。
重ね重ね情けない・・・

[写真:羽が折れたCPUファン]


折れた羽を取り出したところ一応ファンは回り始めたのだが、前にも増して異音が出る
上に、回転バランスが崩れているので『ブワワワ〜』っと振動する始末。
加えて電源ユニットの風量が極端に低下している事に気づいたので、これ以上の作業を
断念せざるを得なくなった。

結局、サブマシンに長めのCGを仕掛け、一度帰宅。
夜は東邦酒場にていつものメンバーでコアな話題で大盛り上がりした。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.13)


平成18年03月10日(金曜日)

朝からもたもたと仕事。

前夜に仕掛けたCGのチェックから作業を開始し、タイムラインへの組み込みや
お客さんへのメールを出したりしてからメインPCの復旧作業に入った。

昨日やったのはM/BをGIGABYTE社製の『GA-8IG1000PRO Rev2.0』から同社の
『GA-8IPE1000 Rev2.0』に交換したところまでだ。
2枚のM/Bは細かな差異はあるものの、基本的に同じチップセットを使ったほぼ同じ
型番の製品なのでシステムHDDもそのまま使えるはずと、踏んでいた。
しかし、何度再起動しても『PCの構成が大幅に変わったので認証をやり直おせ』の
ところでハングアップしてしまうので困っていたのだ。

それこそ最近もOSのインストールやらシステム再構築をやったばかりなので、それ自体は
苦にならないのだが、仕事が立て込んでいるので時間が勿体無い。
そこで、OSのクリーンインストールは最後の手段に取っておき、基本に立ち戻る事にした。
グラフィックカード以外の拡張カードを全て外し、最低限の構成で起動させ、様子を
見る事にしたのだ。

すると、それがヒット!
問題なくMSとの認証作業が行われ、システムHDDはそのまま使い続ける事ができた。

・・・が、暫くチェックをしているうちに何かがおかしい事に気付いた。
スピーカーの電源が入っているのにもかかわらず、サウンドカードから音が全く出て
いないのだ。
まあ、オンボードのサウンドカードは動いているので仕事にならないわけではないが、
全てのデバイスドライバーはそのまま引き継がれているはずなので、音が出ないのは
気分のいいものではない。
仕方が無いので原因を探ってみたところ、OSからPCIバスのサウンドカードを認識
していないことまでは分った。
しかし、何度再起動させても認識を始める様子が無い・・・
結局、PCを引っ張り出して、カードを別のバスに挿し直したら正常に動くようになったが
納得がいった様な、いかないような・・・

PCが無事に直ったので2台体制での作業を再開した。
ところが、その直後何処からとも無く聞こえるクーリングファンの振動音が気になり始めた。
カードリッジ化したHDDのクーリングファンは極めて安物のなので、ちょくちょく
異音を立てるのだが、それとは出所が違っているのだ。

仕方が無いので何度と無くPCを引っ張り出しては中を覗き込むのだが、その度に
異音は収まるので原因がCPUファンである事に辿り着くのに随分と無駄な時間が
掛かってしまった。
まあ、原因が分ったら思い当たる節があった。
前日、PCが突然動かなくなった原因を探っている時、クーリングファンにうっかり
電源ケーブルか何かの部品を噛み込んでしまったからだ。
(情けない・・・)

しかし、汎用ファンが付いているタイプならば何とかなるが、CPUの付属品は
交換ができない構造になっているだ。
結局のところCPUファン自体を交換しないと本質的には交換しないと直せないので、
音は気になって仕方が無いが、そのままの状態でレンダリングを仕掛けて帰宅した。

ところが、帰宅した後、親父と兄貴から立て続けに『PCが猛烈に唸っているけど大丈夫か?』と、
電話が入り、苦慮した。
火を噴くような状況ではないと分っていても、一抹の不安が残った。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.13)


平成18年03月09日(木曜日)

朝からまじめにお仕事。
出社早々、下らない事で親父と喧嘩になってしまい、嫌な気分で作業の続きだ。

今日も前夜仕掛けて帰ったCGをチェックしてみたところ、問題点のてんこ盛りだった。
こんな時はちょっとやそっと直したくらいではバグは無くならないので、一通りの問題を
直した上で、画素数を落として仮レンダリングするのに限る。
そして仮レンダリングをしている間に別のCGのデバッグ作業をしていた。

ところが、夕方に何となくメインマシンをリセットしたところ起動しなくなってしまった。
これと言って思い当たる節がないので「熱暴走だろう」と思い電源を落として夕食だ。

しかし、お茶を飲んで「そろそろ良いだろうと」思って電源を入れたにも拘らず、相変わらず
マシンは沈黙を守っている・・・
手のひらで排気を受けてみると未だ熱々の空気が出てたので、廊下に出して再度冷やして
から再起動を試みたのだが状況は変わらない・・・

こうなると作業どころではないので本腰を入れてチェックを始めた。
取りあえずCMOSのクリアーや部品構成を最低限にしたりと、初歩的なところから始めたが、
電源を入れても『ぴっ!』というBIOSの起動音が鳴らない状態なのだ。

「もしかしてBIOSが飛んだのか?」とも思ったが、試しにメモリーを外した上体で電源を
入れると『ピピピピピピピピピピピピピピピ!!!』と、けたたましいエラー音がする。

原因は分からないが何かがおかしいのは間違いない。
単体ではこれ以上の検証はできないのでサブマシンでWebをチェックしたりもしたが、
原因につながる情報は得られない。

そこで極力やりたくなかったがストックしておいたM/Bを使って部品のチェックを
したところ、正常に起動するではないか!
・・・原因は不明だが、どうやらM/Bがおかしくなったらしい。
故障したままでは戦力にならないので正常なM/Bでマシンを組み戻したのだが、残念ながら
システムHDDが起動してくれなかった。

仕方がないのでOSのインストールからやり直すかとも思ったが、既に11時を回っていたので
今日は作業を止める事にした。

嫌だ嫌だ・・・

[写真:M/B交換状況]
どうせM/Bの交換をするなら、楽しみながらやりたいものだ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.09)


平成18年03月08日(水曜日)

今日も朝からCG。

出社してみたところ、前夜仕掛けて帰ったレンダリングが終わっていたので早速チェック
したところ、例によって微妙な問題が発覚した。
パイロット版では単純なグラデーションだった背景を『地中っぽい』雰囲気に換えたのだが
確認を怠ったため、テレビに映した時に暗すぎるのだ。
(まあ、地中だから暗くて当たり前だが、CGはそんな矛盾をいくつも抱えている・・・)

その他にも細かい不満や修正点が見つかったので、修正してレンダリングして確認したら
今度は何とかなったようなのでビデオ編集ソフトでタイムラインに組み込んだ。

さて、修正は2シーンだけではないので次の場面の修正だ。
何処をやるか迷ったが、一番長く、複雑なシーンに着手する事にした。
このシーンは工法の施工手順を説明する為のものなので、長いシーンの中で『あっちを
動かし』『こっちの部品を透かし』『こっちを回転させる』などと言う物なので、慎重に
やらないと頭がスパゲッティーになる。

幸い最初のデータに対してアクションを次々に追加して行き、場合によってはレイヤーを
移動させるなどの構造にしていたので形状データの修正は最低限で何とかなった。
しかし、いざレンダリングしてみたら引き継がれていないアニメ設定や構造があり
調整はまだ必要なようだ。

問題点を確認するためにも3本ばかりのデータのレンダリングを仕掛けて帰宅したら
11時半を回っていた。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.09)


平成18年03月07日(火曜日)

朝からCG作業。

今回のビデオは今期(つまり今月)中に仕上げねばならないのが分りきっているが、
なかなか決めるべき箇所が決まらず、進まない。
CGで言うと『部品の色を如何するべきか』とか『背景の有無は』などと言う事を今に
なって言い始めている始末・・・
要するにそれが決まらない事には作業が進まないのだ。

そんな訳で今日も何度目かのサンプルを作って仮のWebサイトにアップロードして、
先方の意見を聞いたところ、ようやくOKがでたようだ。
(後から茶々が入る可能性は否定できない・・・)

修正が概ね終わっている2本のCGを再度確認して、レンダリングを仕掛けた頃には9時を
回ってしまったので帰宅した。

先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.03.08)


平成18年03月06日(月曜日)

旅行明けでどよよぉ〜ん・・・

「遊び呆けた分、仕事に専念しなければ」と、頭では分っているが、根が怠け者なので
エンジンはなかなか掛からない。
メールチェックをしてみるとH氏から
『プレゼンに使いたいので、以前作ったCG(静止画)を一部加工して送って欲しい』
と、別件の依頼があった。
ウォーミングアップも兼ねて着手した。

この編集に関するデータは全てDVD−Rにバックアップしてあるので、所定データの
レストから始めなければならない。
まあ、必要なのは数本のCG用データなので本来大した量ではないのだが、何度となく
作り変えているため『どれが必要としているデータか』は展開してみないとわからない。
その為、それと思しきデータを纏めてコピーせざるを得ない・・・

レストアが終わったので早速修正作業を開始した。
必要なデータは直ぐに見つかったので指示通り不要な部品を外してレンダリングして
「一丁上がり!」・・・と、思ったら何だか雰囲気が違う。
以前の画と比べたら直ぐ分ったが、背景用のデータが抜けていたのだ。
まあ、肝心のデータを再度探してレストアするだけの話だが、またしても展開に時間が
掛かった上に、展開したデータ量は5GB。
4枚のCGを加工してメールで送る事を考えると明らかに無駄の多い作業だった。

CGを送った後、旅行の記録を少々日記に書いたりしていたが、どっぷりと作業を
するには中途半端な時間になってしまったので帰宅した。

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『タイムマシン経営?!』

旅行中新聞を読む事ができなかったので知らなかったが、ソフトバンクがボーダフォンの
日本法人を買収すると言う話が持ち上がったらしい。
私はドコモユーザーなので直接の利害関係が無い事もあるが、それを聞いても『へぇ〜、
そうなんだぁ〜』位にしか感じなかった。

しかし、旅行から帰り新聞やらテレビを見ていたらいろいろと考えさせられた。
一番大きいのが1兆数千億円とも2兆円とも言われる買収をソフトバンクは借金で賄うと
言う事を世間が概ね好意的に受け止めている事だ。
中身や質は違ったとしても物事を一から起こすのではなく他社をお金で買って自分の物に
するのだからライブドアのやっていた事となんら変わりが無いからだ。

今回の場合、ボーダフォンとソフトバンクの思惑が噛み合っているため敵対的買収では
無いが、少しでも遺恨が含まれた場合『汗水流して築き上げた成果を金でかっさらう気か!!』
と、総スカンを食いかねない状況に思えてならない。
しかも、今回の買収方法を『タイムマシン経営』と解説を入れる評論家(?)がいたのには
驚いた。
曰く『時間とお金をかけて作り上げる市場における位置付けと顧客をお金で一気に買い取る』
ところから来る既存の手法らしい。
ライブドアによってマネーゲームのようなM&Aが行われていた時には聞かない言葉だった
ので強く印象に残った。

去年の今日一昨年今日

(2006.03.07)


平成18年03月02日(木曜日)

広島行

旅行中、余裕があれば
ブログ版 に先行して書くと思いますが・・・


平成18年03月01日(水曜日)

今日もCGの続き。

雨が降る中、出社して直ぐに作業に取り掛かったところ、早速H氏から電話が入った。
曰く、指示を受けて修正を行ったものの、結果を見てみると様々な不具合があるらしい。
「言われてみれば確かにそうかもしれない」事ばかりなので素直に再修正をすることになった。

まあ、どれも複雑とはいえない修正なのだが、一部のデータを弄ると別のパーツに干渉したり
する事が多いので作業は遅々として進まない。
あれこれ考えることが多いので、取りあえず簡単にできる部分を済ませ、サンプルの静止画を
メールに添付してから別の箇所の修正を続けた。

そんな折、兄貴宛に荷物が届いた。
話には聞いていたので早速メールで知らせたところ、中に入っているデータDVDを焼き
増しして欲しいと返信が入ったのでサブマシンでヤッキ〜!

しかし、直ぐに終わると思っていたものの、片手間にやっているものだから時間のロスが多く、
気が付けばタイムリミットが近づいてきてしまった・・・
ラベルの印刷をするかどうか迷ったが、再度メールを出したところ辛うじて余裕はあったらしく、
何とか間に合わせることができた。

母親とともに車で駅まで行き、兄貴に焼きましたデータディスクを渡し、会社にとんぼ返り・・・
作業の続きだ。
『太くしてくれ』と言われたジャッキの無理無理に調整して何とかスキンプレートの下に
押し込め、レンダリングを開始した。
ところが、出来た動画をチェックしたところ『白だと分かり辛い』と言われて調整をした部品が
別の部品とほとんど同じ色であることに今頃気が付いた体たらく・・・
気が付けば10時を大きく回っていたのでWebにアップロードした後にメールで言い訳を
して作業を終了した。

明日から広島だ!

去年の今日一昨年今日

(2006.03.01)


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