でたらめ日記
平成15年12月分の日記
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平成15年12月31日(水曜日)
- ついに何もしないまま大晦日になってしまった。
しかし、眠くてどうしようもなかったので布団の中でヌクヌクしていたら宅配便の親父に叩き起こされてしまった。
(オークションで落札したPCのマザーボードが届いたのだ)
ありものでブランチを食べ、遅まきながら活動を開始。
昨日作ったビデオをVHSにダビングしつつ、秋田にいる姪っ子に送るおもちゃをダンボール箱に
詰め込んで
発送準備をして宅急便の集配所へGO!
その帰りにサミットストアへよって年越しソバ用の海老天を物色したのだが、立派なえびを使っている故に、一寸高い。
そこでビールを買うつもりもあったので自宅近くのスーパーへ移動してそこそこの海老天をゲットして
家に帰った。
テレビを点けると年末番組のオンパレードなので、適当にザッピングしながら台所の掃除を始めたが、
私は途中で
くじけて柿ピーを食べながらビールを飲み始めてしまった。
あとは紅白と格闘技番組をいい加減にザッピングしながら年越しソバをつくって一年が終了した。
ちなみにこの日記をオオトリのSMAPが歌う『世界にひとつだけの花』を聞きながら書いているが、
今更ながら、感動的な歌だ。
来年が良い歳になる事を心から望んでいる。
平成15年12月30日(火曜日)
- 今日こそ仕事納めと思いながらも、なかなか布団から這い出す事が出来ず、結局会社にたどり着いたのは
昼近くになってしまった。
早速、昨日の夜に仕掛けていたレンダリング済みのCGをチェックしたところ問題がなさそうだったので、
ビデオの
タイムラインに組み込んでいった。
すると、CGに決定的な勘違いを見つけてしまった。
モーターの回転に合わせて寸胴が回転するシーンだったのだが、何故か互いが逆方向に回っているのだ。
実はこの部分にだけ作業の簡略化の為に寸胴の回転からモーター(のギヤ)の回転を割り出すスクリプトを
使っているので
最初は『そんな馬鹿な』と思ったが、逆に回っているのは事実なのだ。
まあ、それだけなら『所詮一発でOKが出るはずも無いので、あとから修正しよう』とも思ったが、指摘されるのは
確実だし、
編集的にもおかしな部分が出てきたので結局修正する事にした。
ところがこれが泥沼の始まり。
CGに修正を加えてレンダリングが終わるのを待ち構え、タイムラインに組み込んでみたら
修正した
はずのCGが直っていない! 前後のつながりがおかしい!
やはり付け焼刃の修正で乗り切ろうとしたのが間違いの元だったのだろう・・・
流石にもう一度CGのレンダリングをする気力が残っていなかったので、見切りをつけて
ビデオのレンダリングに
入ったのだが、例によって移行の終わっていないシステムの為に
カンパケデータが出てこない。
ようやくDVのテープにダビングが終わったのは5時を大きく回ってしまったのでVHSへの
ダビングと発送は
明日に持ち越しにしたので、御用納めも持ち越しになってしまった。
あぁ〜マウスの使いすぎで指が痛い。
平成15年12月29日(月曜日)
- 取り合えずでも納品してしまわないと正月が来ないので仕事を続ける。
最後に残ったCGは機械の機構説明のシーンなので、頻繁にカメラアングルが変わったり、
部品の色(透明度)を変えたりする
アニメーションが何重にも関わっているので大して長くはないのに
非常に骨が折れる。
結局、形状の変わった部品を一つ呼び出してはアニメを移植する、などという原始的な方法で慎重にデータを入れ替えて
いたら、
それだけで夜中になってしまった。
まあ、これで最後の残業だろうから仕方がないか・・・
平成15年12月28日(日曜日)
- 年末の仕事は会社にだけ積んである訳ではないので今日は休み。
危うく妹と兄貴に秋葉原に拉致されそうになったが、それを振り払って年賀状の印刷に終始した。
(結局、図版はデータをパクってきていい加減に作ってしまった)
印刷に使ったプリンターは最近めっきり使う機会が無かったし、インクの残量が不安だったが、辛うじて
すり終える事がで来た。
プリントの監視をしつつ日本テレビの『時空警察3』を見た。
一昨年見た第一弾が余りにも面白かったので期待していが、やはり面白かった。
(去年『第2弾』があったことに気づかなかったのは不覚だった・・・)
『忠臣蔵』『聖徳太子暗殺事件』『ヒンデンブルク号爆発事件』『真珠湾奇襲』どのテーマも広く知られている
物なので、
とても興味深かったが、特に聖徳太子の話は突拍子も無くて面白かった。
しかし、今回はどの話でもそうだが結論を出すあたりになるとデータ量が少なくなり、有無を言わせぬような
爽快感が無かった。
まあ、あくまで第一弾と比べてと、言う個人の感想ではある。
第4弾にも期待!
(この日記は12月29日にまとめて書いている)
平成15年12月27日(土曜日)
- 年末の土曜日ではあるが仕事も残っているので家の用は後回しにして会社に行った。
(体内時計はいつもと同じに動いているので、随分寝坊をしてしまったが・・・)
連日CGのプログラミングをして、出来た分からビデオのタイムラインにはめ込んで来たが、残すシーンは
2シーンとなった。
しかし、少々残業したくらいでは終わらないレベルの仕事だったので、行きそびれていた床屋へ(4ヶ月ぶりに)
行き、サッパリして
から仕事に没頭する事にした。
(完全にメルトダウン状態だった・・・)
まあ、それでも全部の作業は終わらなかったし、夜にかけて急用が出来たので落ち着かなかったので、
今日は切りの
良い所で終わらせて所要に出かけた。
(この日記は12月29日にまとめて書いている)
平成15年12月26日(金曜日)
- CGの制作もようやくゴールが見えてきた感じではあるが、前日仕掛けて帰ったシーンをチェックすると、
ついつい不備や不満に
気づいてしまい午前中を大きく越えて修正をする事になってしまった。
それもお決まりのパターンではあるが、残るシーンは確実に減っているので気は楽だ。
・・・てな訳で仕事納めにならず、またも残業をしてしまった。
(この日記は12月29日にまとめて書いている)
平成15年12月25日(木曜日)
- 朝からH親分来る。
しかも前回、前々回より1時間も早いのでCGをビデオのタイムラインに挿入する時間もなかったので、作業を
しながら随時
見てもらう形になった。
すると、『とても良い』と、高評価を得ながらも『ここはこうならないか?』と、いつものように細かな修正や
『前のままでも良いかな?』と、
困った事まで言われてしまうのだった。
それでも満足してもらう為には、あくまでも目の前で結果を示して納得してもらうのが一番だ。
それはまるで普通の編集が刃物で切断する作業だとすると、切断面を研磨してバフ掛け仕上げするような差になってしまう。
結果として、非常に良い物になるから良いが、やるほうはヤッパリ大変である。
そんな訳でまた残業したが、今の状況だと正月にも仕事になりそうだ・・・
平成15年12月24日(水曜日)
- 朝からCGに没頭していたら電話が鳴った。
電話には親父が出たのだが、途中で『代わりましょうか?』と、わたしに振ってきたので出たらヤッパリ
G社のH親分だった。
電話に出るなり例によって『(CGは)終わった?』と、困った事を仰った後、『明日朝9時に新小岩に着くから』と、
言われてしまった。
こうなると其れなりに作業を進めておかないと格好が付かないので、残業せざるを得なくなってしまった。
最終的にレンダリングに入ったのは11時を大きくまわっていたが、多少長めのCGを2本仕掛けられたので大丈夫だろう。
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全国的にクリスマスイブなので『明石家さんた』を見てしまった。
夜中も夜中にやる馬鹿馬鹿しい番組だが、なぜか毎年楽しみにしている。
野球の木田選手はこの番組で名前を知ったが、大リーグに行ったと思いきや今年もトナカイの着ぐるみで当然のように
そこに
座っていたのには苦笑してしまった。
酒を飲みながらコタツで見ていたせいか途中で寝てしまったが、インパクトのある悲惨話が少なかったのは残念だった。
平成15年12月23日(火曜日)
:天皇誕生日
- 暮れも押し迫って仕事が山積み。
旗日なれど仕事をしようかと思ったが、自分の誕生日でもあるので、なし崩しに休みにした。
自宅にいてもそれなりにやることは多いのだが、ダラダラ癖が直らない。
それでも弟から預かっているパソコンを片付けないと自分用のパソコンも組み立てられないので、それだけは
やろうと心に決めていた。
やたらとハングアップを繰り返す原因を探ってゆくうちに電源の相性を疑ってみた。
幸いにも組立て途中のパソコンから直ぐに電源を外す事ができたのでそれでチャレンジ。
多少改善されたかとも思ったが、1分もまともに動かずにハングアップしてしまった。
そこで動作実績のあるCPUとメモリーを会社のマシンから外して試してみたが、それでも駄目。
刺さっているカード類はまるで違うが、正常に動いていた時との差を考えてみるとBIOSのバージョン
しか思い
付かなかったので半信半疑の状態でBIOSのバージョンを一つ戻す事にした。
ところが、とんでもない事態が発生。
BIOSの書き換え途中にまたもやハングアップして、それっきり起動しなくなってしまったのだ。
PCの自作を手がけて大分経つが、正に最低最悪の事態だ。
こうなると自力では対処のしようが無いので、メーカー修理か裏技を使うしかないのだが、そもそもマシンの
不安定要素が
何処にあるのかの切りわけが付かないのでこのM/Bに見切りをつけるべきか否かを
悩んでいる。
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夜のニュース。 名古屋のテレビ塔からドル紙幣と100円札を100万円分(?)ばら撒いた無職の男性
(26才?)がいたという。
『株で大儲けしたのでプレゼントのつもりで』と、言っているらしいが、正直に言って妙な感じだ。
この不景気に100万円という現金が紙くず同然に思える大儲けをするのに、どれだけの原資が必要なのかという
事もあるが、
男性の精神状態が正常なのかが疑わしくなる。
有り余る金を他人に撒くにしてもプレゼントするにしても方法は色々あるはずだ。
にも拘らず、男性は『テレビ塔から撒く』という方法を選んだのだが、『どれだけの人に行き渡るのかという
有効性』や
お金を拾おうとして起こりえる事故など、少し考えればどうなるかを考えていない事が気になった。
(アメリカではイベントとして紙幣を撒いて重傷者がでる事故が年内に起きていたと記憶している)
言ってみれば思慮の足りない子供の発想なのかもしれないが、ゴミ焼却場で発見された大量の紙幣とも共通する
キナ臭さを
感じてしまうのは私だけだろうか。
平成15年12月22日(月曜日)
- 朝からCGに没頭。
相変わらず進み具合は牛の歩みのようだが、ベクトルを持って作業していると気が軽くなる。
今日で来た場面といえば、冒頭の10秒程度に過ぎないが、自分にとっては大いなる10秒なのだ。
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ここ1週間くらいの事だが、新しく組み立てるPCに装着する為のビデオ取り込みボードをオークションで入札を
続けている。
ところが、思いのほか競争率が高く、考えている予算に収まらないので逃がし続けてきた。
そこで、少々目先を変えてみたところ、同じメーカーの別の製品を予算内で落札する事ができた。
落札した商品はカノープスの
『EZDVU』
そもそも落札しようと思っていた同社の『DvRaptor(初期型)』の定価が8万6千円なのに対して
こちらは定価3万9800円と
半額以下であることからも、かなり格下である事が分る。
それ以前にIEEE1394を使えばビデオの取り込みや書き戻しも出来るので、それだけを考えると大枚をはたくことには
疑問がわいてくる。
にも拘らず落札したのは、何れもの製品も最新のビデオ編集ソフトからは直接アクセスできるわけではないので、
むしろ共通の
コーデックを使えるようにしたいだけといってもよい。
『ハードに縛られたソフト』、『ソフトに縛られたハード』どちらにも柔軟性に欠けた部分はあるが、専用設計された
物の場合、
使い勝手や何やらを考えるとデメリットよりもメリットが上回る事があるから仕方がない。
能書きを言って何もしないよりも疑問を感じつつやった方が次のステップへも行き易いといえるから、使い倒すまでだ。
平成15年12月21日(日曜日)
- 仕事が溜まっているが一応休みにした。
近所のスーパーの日曜朝市は今日が今年最後なので早々と行くつもりだったものの、例によってダラダラして
遅くなってしまった。
(また宅配便のおじさんに叩き起こされてしまった・・・)
目ぼしい物を買えず帰ってブランチを食べながら『アッコにおまかせ』を見たあと、『噂の東京マガジン:やってTRY!』を見る
いつもの日曜日になってしまったので、「これではいけない!」と奮起して買い物に出かける。
(・・・って、これまたいつもの日曜日のパターン)
お正月対策(?)として激安の小豆缶などを発見して帰り、早速味見をしてみたら大そう上手かった。
結局撮り溜めしていたビデオを見始めたら止まらなくなり、結局夕方まで見続けてしまった。
夜になって遅まきながら弟のパソコンの調整に着手した。
前回、買ってきた120GBのHDDを繋いだら妙な表示になって上手く領域確保が
出来なかった問題は調べた結果、FDISKの
容量表示が5桁しかない為に起こる事が判明。
MSのWebPageにその対応策(?)があったので、それに従い再挑戦したら何事も
なかったかのように
成功してくれた。
難関を突破したので最終的に古いHDDのデータを新しいHDDに丸ごとコピーすれば作業は完了だ。
ところが、コピーをし始めたものの、何度やっても途中でハングアップしてしまうのだ。
そもそも古い30GBHDDは少々挙動不審なので、仕方なく2台のドライブを別のマシンにマウントさせて
コピーを開始した。
その間、自分用に買ってきたPEN4マシンの組立てにも着手。
何もかも最新デバイスなのだが、ビープ音用のケーススピーカーが隠しマイク状のスピーカに見えない代物に
なっていたのは驚いた。
それ以外はCPUのソケット形状が違ったりケーブルの接続箇所が違う程度の些末の事象に思えたくらいだ。
しかし、ケースの奥に入り込んだ部品を取ろうとして不用意に手を突っ込んだら、思いがけず手を切ってしまった。
まあ、ドライブベイなどにはHDDなどのドライブを入れる事はあっても手を入れる事は少ないのでプレス加工後の
バリ取りは
殆んど必要ないかもしれないが、同じ中国製のケースでも品質への考え方の違いは概してこの辺に露呈してしまう物だ。
(コストダウンのためにケースに安物を選んだのは私か・・・)
遅い夕食を食べてデータコピーの推移を見に行ったらエラーもなく無事に終了していたので、PEN4マシンの起動実験
をしたが、
何をするにしても夜遅くなったので作業を中断して一日が終わった。
年末どころがケーキの準備もしていない私・・・。
平成15年12月20日(土曜日)
- CGの修正がはかどらないので土曜日も仕事。
形状データ差し替えが必要な複雑な作業はとりあえず横において、昨日の夜着手した新規のCGの仕上げから始めた。
以前のビデオでは職工さんが手で部品を挿入していた場面をスマートにする為に『カッタービットが飛んでゆく』
CGにしたのだ。
出てくる部品はカッタービットが1個だけ、動きも単純なので直ぐに終わると高をくくっていたが、始めてみると
そうは問屋が卸さなかった。
ゴール地点の位置あわせがやっとできたかと思ったら、CGのカッタービットとビデオに出てくる現物との縦横比が
微妙に違って
いたりして修正と確認に思いのほか時間が掛かってしまった。
こうしてやっと次のCGに着手できたのだが、古い形状データと新しいものを入れ替えるだけでなく、動きのアニメと
色の透明化の
アニメの入れ替えが必要なので、調整に時間が掛かってしまう。
それでも単純な差し替えに属する場面なので、これを足がかりに大掛かりな修正の実験なのかもしれない。
平成15年12月19日(金曜日)
- 朝から羽村のお客さんのところへ営業に行く。
主に写真の打合せだったが、正直言ってメールにサンプル写真と説明添付してもらえれば済むような
内容だったので
片道2時間近く掛けた事に少々ガッカリした。 まあ、それが営業と言う物か・・・
帰り道というか、高速道路の乗り口の極近くカインズホームがオープンしていたので一応チェックしに行った。
なにしろ郊外店だけあってその規模も半端な物ではない。
普通では扱わないようなプロ用の道具もあれば、切り売りのカーペットが所狭しと並べられていて、何の目的も無く
入り
込んだ私には何がなんだか分らないような広さなのだ。
それでは面白かったかというと微妙だ。
この手のDIYショップやショッピングモールのウィンドウショッピングは好きなので雰囲気は悪くないのだが、
何処にでも
あるような物が殆んどで『なるほどなぁ、これがあればこんな事ができるなあぁ〜』と興味を持ったり驚いたり、するような
物を見つけることは無かったからだ。
そう考えると品数が少なくても玄人向けの店やジャンク屋のほうが楽しめるのは間違いないだろう。
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会社に戻り、1日半ぶりにCGの仕事に復帰した。
形状データが出来上がっているのにも拘らず仕事が前に進まないのは作業が面倒くさいだけでなく、イマイチ
集中力を
欠いているからに他ならない。
奥方は今日は飲み会、明日は普通出勤だと言う事なので、週末は気を引き締めて仕事にまい進しよう!
(と、いいつつも入札中のオークションが気になって・・・)
平成15年12月18日(木曜日)
- ビデオ撮影の為に千葉まで出張。
以前ビデオを製作した事のある『新しいシールド工法』の本番(?)作業の記録であった。
言わば「画に書いたモチ」を各種実験を経て「食べられる試作品」にして、今回は『試験販売』に漕ぎ着けた
というところだろう。
ところが、開発に従事してきた各分野の技術屋さんがあれこれ知恵を絞って現地でも細かい改良を重ねて
ノウハウを積み重ね
本番に至っているにも拘らず、上手く行くときもあれば、そうでない時もあるというから
大変だ。
そんな訳で撮影も考えているほどスムーズには進まず1日仕事になってしまった。
まあ、この手の撮影は待つの仕事だけどね。
平成15年12月17日(水曜日)
- 会社でCGの修正をしていたらCRT越しに見えるコタツの上に猫が乗っているのが見えた。
うちには何匹も猫が出入りしているので、どの猫かと思ったら近所のノラ子猫兄弟の1匹だった。
そこで、音を立てずに部屋を回りこんで出口を塞ごうとしたのだが、直ぐに気づかれ1匹が逃走してしまった。
ところがもう一匹はパニックを起して台所経由で玄関に着たので「エイ、やっ!」と、捕まえる事に成功した。
鋭い爪で抵抗するので直ぐに離したが、随分と立派に育っているように思えた。
それもこれも我が家に毎日来てキャットフードを食べ続けている成果なのだろうが、人間を怖がらなければ
もっと良い生活が
出来るのに・・・と、ついつい思ってしまう。
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トイレに『反戦』と落書きをして逮捕された男に、検察側は懲役1年6月を求刑したと、新聞にあった。
男は現行犯逮捕されている上に落書きをした事実を認めているのにも拘らず無罪を主張していると言うから
呆れて物が言えない。
それに対して「トイレを使えないようにした訳ではないので損壊罪成立しない。」とか、「表現の自由」だとか
訳の分らない
理屈をつけているが、そんな理屈をこねる弁護士もどうかしているし、「逮捕は政治的な圧力だ」
と、話をすり替え
ようとしているのも言語道断だ。
どの落書きもそうだが、もしもそれが自由な表現方法と主張するならあくまで合法的に行うべきだ。
『非合法と思いつつもそれしか方法が無いから』というのなら、(極論するなら)その落書き野郎はアルカイダの
無差別テロを
肯定するのと同じに思えてしまう。
はたして無罪を主張している弁護士さんは落書きをしたのが公共トイレでなく自分の家の壁であっても
『無罪』と
いえるのだろうか?と、聞いてみたいものだ。
平成15年12月16日(火曜日)
- 朝からH氏来る。
親分が来たからといってCGのレンダリングが100倍早くなるわけでもないので、その場で出来る
映像の入れ替えなどに終始した。
それでもCGの修正をしないといけない場面もあるのでその場で推移を見守ってもらうのだが、
精度よりスピードを
念頭に作業をする為かイマイチ上手くいかない。
構造物の断面形状(平面)に変更を加えて厚みを付けるだけの作業なのに、こんな時に限って上手く面が付かない
のだ。
気が焦る余りに基にしたデータの問題点を解消しないでやった為なのは明らかだが、その作業中にも
親分の考えはコロコロ
変わるので結果オーライか・・・
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夕方、そこそこまで仕事を進めたところで小岩の『源八船頭』に食事に行った。
この店は名物が多いので事あるごとに行きたいと思っているものの、いつも満員なので来れたのは2年ぶりなのだ。
(開店前に電話で予約がで来たのはラッキーだった)
ここでG社の担当営業氏のA氏と合流して4人でのささやかな忘年会となった。
A氏は一見して同年代に見えたのだが、年齢の話になって全じ昭和42年生まれと判明して少々驚いたが、
家に戻って肩書きに
『係長』とあったのには更にタマゲタ。 世代交代は着実に進んでいると言う事か。
例によって『明日葉のてんぷら』と『カレイのから揚げ』、それと刺身をそれぞれ1人前ずつ位注文して
飲み始めたのだが、
これまた例によってそれだけで腹いっぱいになってしまったので、最後に注文した
『うにの刺身(!?)』の半分はA氏の
お土産になってしまった。
質と量がともに充実しているのが『いつ来ても満員』の原因なのだろが、ついつい「過ぎたるは・・・」と、
考えてしまう。
これって胃袋が衰えてきた証拠なのだろうか・・・
平成15年12月15日(月曜日)
- 朝会社に行ったら、親父が昨日に引き続き葉書の印刷が上手くいかずに騒いでいた。
いくらマニュアルを読んでも分らないらしくユーザーサポートの電話を掛けていたのだが、これまた途中で
『何を言って
いるか分らないから電話を変われ!』と、思考停止しそうになったので『嫌だ!』と、断ってやった。
すると電話口のお姉さん?の説明が上手いのか、分るようになったらしく、一応納得したようだった。
ところが、最終版の印刷をしている最中にパソコンがハングアップして作業が中断したので再起動したのだが、
PCがまともに
動かなくなってしまったらしい。
仕方なく見る事になったのだが、元々メモリーが128MBしか入っていなかったし、グラフィックカードの調子も
妙だったので、
自宅のPCのパーツと交換して様子を見ることにした。
度々ハングアップするとなるとHDDの異常も考えられたのでディスクチェックをキッチリやり、不要なファイルを
極力削除して
ディスクスペースを空けてやったら少しはスムーズに動くようになったと思ったのだが、
印刷を再開しようとしたらウンとも
スンとも言わなくなったというのだ。
私はてっきり、親父の初歩的なミスかと思っていたのだが、プリンター単体でもエラーメッセージを発して
ハングアップしていた。
こうなるとプリンターの故障であるのは明らかだ。
たまたま妹のプリンターがあったのでそれで葉書は印刷を終えることができたらしいが、メインに使っている
プリンターが壊れたのは嫌な事だ。
年末なので今更修理に出すわけにも行かず、下手をすると・・・
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明日またG社のH氏が来社すると言うので残業して短いCGを2本ほどでっち上げた。
正直言って、CGの製作過程を後ろで見ていられても能率が上がる事は無いから困ってしまう。
夜は忘年会をすることになりそうなので、それならそれで夕方ユックリ着てもらうわけには・・・行かないだろうなぁ〜
平成15年12月14日(日曜日)
- 昼過ぎまで爆睡。
パソコン改造手術の後、夜中にお風呂に入ろうと思って追い炊きのスイッチを押して眠り込んでしまった為、
珍しく昼間にお風呂に入った。
すると、お風呂に入っている間に親父から電話が入ったらしく、折り返し電話をかけたら「わからないから
直ぐに来てくれ」との事。
程なく迎えの車が来たので行ってみたら、親父は昨日買って来たMS社の葉書スタジオと、格闘の真っ最中だった。
そもそもの切欠は先週のこと。 所属しているキャンプクラブの会長から『このあいだの集合写真で年賀状を作り
たいけど』と、
相談されて「それなら私が直ぐにやります」と、親父が安受けあいした為だ。
ニワカにパソコンを使い始めた親父は「そんな事かんたん簡単」と、高をくくって放置した挙句の昨日になって
初めて
葉書ソフトを買ってきたものだから、大騒ぎだ。
いつものように説明書をまともに読もうとしない・・・と、言うより、基本知識が足りないので何が書いてある
のか分らない
ので、催促の電話を受けて切羽詰ってしまったらしい。
本人いわく説明書の通りにやっているというが、傍から見ていると表示されるメッセージをまともに読むことなく、
いい加減に
マウスをクリックするだけなので、直前に保存したファイルが何処にあるのかもタチマチ分らなくなる。
よって、悩んでいる本人が何が分らないのか分らない状態で「教えろ!」と強要されるので、今回も大喧嘩になった。
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夜は久しぶりに兄弟会議。
明日は10数年前に亡くなったお婆ちゃんの命日なので、それに託けてもあったが、単なる忘年会ともいえる。
そこで、亀戸にある韓国家庭料理の店に久しぶりに行くことになったのだが、車で店の前まで来て異変に気づいた。
『店がなくなってる!!』
仕方なく駅前まで引き返し、久しぶりの白木屋で静かに盛り上がった。
2次会は新小岩まで戻って、いつものカラオケの鉄人に直行。
採点機能で出た点数によって色々景品がもらえるらしく、大いに盛り上がった。
しかし、ハイスコアを連発するも、なかなかお目当ての点数を出す事が出来ないので景品は一個に留まった。
ちなみに、1位は『マシンブラスター:97点』、2位は『帰ってきたウルトラマン:96点』で私が独占した。
平成15年12月13日(土曜日)
- 弟のパソコンを改造する約束をしていたので寝坊をしないで『王様のブランチ』を見始めた。
ところが、約束をしていた昼過ぎになっても弟は現れず、2時近くになって「(二日酔いで?)今起きた」と、
電話が入った。
週末の買い物をする為に車でサミットなどに行き、実家に置いてあった部品やら何やらを持ち出して、夕方から
改造を開始した。
弟のPCはSocket370版PEN3の733Mhzだから今でもそれ程遅いマシンとも思えないが、
有り物を組み合わせて
低予算のバージョンアップ計画なのだ。(しかも、やってみないと動くか分らない
何ともジャンキーな改造)
慎重にパーツを外し、移植するM/BにCPUとメモリーとグラフィックボードだけ載せて起動させたところ
無事にBIOSが
起動したので、電源ユニットの交換は免れた。
ところが、交換する為に買った120GBHDDを接続してフォーマットしようとしても途中でハングアップする
トラブルが
発生して先に進めなくなった。
BIOSをアップデートしても駄目。 マスター・スレーブの設定を変えても上手くいかない。
念のため別のマシンにセットしたところフォーマットだけは出来たが、FDISKの表示に少々異常があって
薄気味悪い。
HDD自体の初期不良を疑いつつも実験に使ったマシンがどれも古いので、会社のXPマシンでチェックをしてから
にしようと、
結論が出たのは日付が変わってからだった。
自分のマシンに着手できるのはいつになるかなぁ〜
平成15年12月12日(金曜日)
- 会社に着いて早々に昨日入荷した新しいFAXのセッティングに着手した。
FAX専用に使っていたアナログ回線をキャンセルしてISDNに統合する工事を受けねば
使い始められないので
NTTからの電話を待ちながらあれこれいじってみたが、画面転換に
アニメーションが入るなど非常に楽しい。
予想よりも遅くNTTから工事の電話が入り、20分後にめでたく終了したので、本格的に
TAの設定をしてみた。
すると電話とFAXを独立して送受信できるだけでなく、メインの番号にかかってきた電話を
FAXの回線でも
受けられる事が判明。 擬似的に交換前のビジネスフォンと同じレベルで
運用できたのは嬉しい誤算だった。
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電話とFAXのセッティングが終わったので落ち着いて仕事復帰・・・と、思ったが、弟から
頼まれていた買い物と
新型PCの事が気になって仕方が無く、4時過ぎに秋葉原を目指す事に
なった。
一応買うべき物と価格は全てリストアップしていたのでツクモ電気にでも駆け込めば1時間で終わる
のだが、なにしろ彼の地に
赴くのは10月の始め以来の2ヶ月ぶりだったので改めて店頭価格の
確認にとりかかった。
するとCPUやHDDの価格はWebでの調べと概ね変わらなかったが、書き込み型DVDドライブ
は質ともに
バリエーションに富んでいて幻惑させられた。
一番驚いたのはソフマップにあったNEC製のDVD±Rドライブだった。
特徴らしい物の無い今となってはありふれた性能(±Rで4倍速)で、ソフトが一切つかない
バルク品だが『10,999円』は
間違いなく激安だ。(1台しか置いていなかったので中古かと思った・・・)
そして2ヶ月ぶりゆえの誤算も数多くあった。
『これを買うならあの店が一番』と、思っていたジャンク屋が無くなっていたり、店舗の統廃合が
行われて地理が
掴めなくなっていたのだ。
特に周辺機器も含めて1台分まとめて揃えようと思っていた店が無くなっていたのは駅からの距離も考えて辛い面があった。
結局マーケティングが終えるのに時間がかかり過ぎ、ツクモ電気に駆け込んだのが8時近くだったし、
残りの部品を買いに
入ったソフマップも閉店ギリギリだった。(「蛍の光」を聞きながらの買い物や照明のシャットダウンは心細くなる)
こうしてケースも含めてPC1台分の商品を両手に抱えて家に辿り着いた時にはヘトヘトになって
組み立てどころではなかった。
(実戦配備は当分先だな・・・)
平成15年12月11日(木曜日)
- お客さんからプリントの指示が来ないので待機状態が続いていた。
暮れも押し詰まってきたのでさっさと処理して請求書を出さないとモチ代が入らないと言う考えがある反面、
それが無いと
お客さんの方も不都合があるわけでも無いのでノンビリしているのだろう。
出かけるか否かと落ち着かなくしていたら午後になって雨が降ってきたので諦めが付き、CGの修正に戻る事がで来た。
複雑怪奇なCGは後回しにして単純な物からやっているが、アニメーションのタイミングを調べながらの作業は
案外面倒くさい。
全てゼロから始めた方がスッキリする面もあるが、編集でのタイミングに影響が出るので『修正』にとどめるのが
ベターなのだ。
これが終わらない事には他の仕事に着手できないし、早くやらねばと思いつつも『新型PC構想』についての雑念
ばかりが暴走している。
平成15年12月10日(水曜日)
- 昨日の続きで振り回され、どうにも落ち着かない。
私としては京橋まで引き伸ばしの依頼に行きたかったのだが、2本のトンネルの一方が撮影時点で
未完成だったのだ。
親父は無責任にも『一方はそのまま半切にプリントして、もう一方はパソコンで印刷するか?』などと言ったが、
実際には判断のしようがないのでサンプルをメールに添付してお客さんに検討してもらう事になった。
私はネガを持って直ぐに飛び出せる心構えでいたが、親父にあれやこれやと呼び出されるので
落ち着いて
デスクワークも出来なかったのだ。
本当は京橋の帰りに秋葉原へより、新しいPC用に部品の買い出しをするつもりでいたので全ての
予定が狂いっぱなしである。
平成15年12月09日(火曜日)
- 昨日の件で朝から電話屋さんの営業がやってきた。
本来通す必要の無い仁義なのだが、新しい電話を買い、古い機器の撤去工事やってもえれば、少々
割高でも
お互いのメリットになるかもしれないと考えたからだ。
しかし、相手は法人相手のビジネスフォンをメインに営業している会社なので、こちらで考えている
民生の電話などについては
カタログの持ち合わせも無いし、古い機器の撤去に掛かる料金を
考えると折り合いがつくことは無かった。
結局午後一でK電気に駆け込み、直ぐに子機3台付きのコードレス電話機とLモード機能付きのFAX
を買ってしまった。
ここまでで終われば良かったのだが、日が陰り始めているにもかかわらず親父は古い機器の撤去作業と
新しい電話の設置作業を
始めてしまったから堪らない。
只でさえ夕方まで振り回されていたのに、何かする度に、あれしろ、これしろと呼び出されるので全く仕事が手につかないのだ。
しかも、今までの配線を検証する事無く無計画に作業を始めた物だから一時電話が全く使えなくなってしまったのだ。
幸いにして新しい電話が使えるようになったので電話屋さんのお世話にはならないで済んだが、
普通の家庭では起こりえない
トラブルなのだろうとつくづく思った。
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『あなたの隣に誰かいる』
予想外に早く妖怪が死んだので「そんなはずは・・・」と、思ったが期待は裏切らなかった。
この手のドラマは全て終わった後にも少々謎が残る位が丁度良いのかもしれないが、不満の残らない
終わり方であった。
『ハコイリムスメ』
冒頭で違った期待をもってしまったが、最終的に誰も傷つかず、誰もが納得する形で終わったのは
良かったと思う。
平成15年12月08日(月曜日)
- 細々と仕事とはいえない作業をしていたらリース会社から電話が入った。
永らく使ってきたビジネスフォンのリース契約が満了したので継続利用するなら年間2万円支払うか、
さもなくば
至急機器を返却しろと言うのだ。
しかし、7年間使いつづけ古くなりきった旧態依然としたビジネスフォンは大分前から撤去する事に
腹が決っていたので、
電話機と交換機はノシを付けて送り返す事になった。
そうと決れば話が早い。 親父は私の仕事の事などお構いなしに近所の家電量販店に引きずりまわされる事になった。
すると、小奇麗で高性能なコードレス電話機が当然ながら実に安く売られている。
FAXにコードレス子機が2台付く機種でも5万円足らずで買えることを考えると、リース料を
毎月2万円近く
数年に渡り払ってきた事にむなしさを憶えた。
会社に帰り先日撮影したブローニーフィルムのスキャニングをしてベタ焼きにしてみた。
本当は直ぐにでも引き伸ばし処理をしたいのだが日もとっぷりと暮れてしまったので明日へ
持越しにした。
平成15年12月07日(日曜日)
- 仕事が山済みだが、相変わらず堕落した生活を続ける。
今日もまた昼近くまで寝ていたが、買い物をしないと足りない物もあるので近所のスーパーへ行った。
買い物から帰り、遅いブランチを取りながら『アッコにおまかせ』やら『噂の東京マガジン』を見ていたが、
さすがに居た
たまれなくなってきたので庭の片付けに着手した。
庭のプランターには引越し当初に4本のゴールドクレストを植えたのだが徐々に枯れ始め、残った2本のうちの
片方も完全に
枯れてしまっていたからだ。
その他にも雑草は伸び放題になっているし、枯葉は散乱しているしているので殺風景な事この上ないが、
冬なので
仕方がないと思いたいが、お隣は花で溢れている事を考えると猛省せざるをえない・・・
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夜、何となく『エリン・クロコビッチ』と言う映画を見た。
ジュリア・ロバーツ主演で『正義感はあるが法律には無知な主人公が巨大企業を相手に環境問題の訴訟を起すサクセスストーリー』と
言ったところだが、実話を元にしているのも興味深かった。
「ここで一悶着が・・・」、「この人物は敵の刺客では?」「せっかく集めた住民の同意書が・・・」と、ハラハラした
場面で、予想した
騒動が一切起こらなかったのは逆に意外だったからだ。
しかし、主人公が最後に受取った報酬『200万ドル』は幾ら計算してもピンと来ない・・・
映画を見た後、チャンネルを変えずにいたら『メガシティー・ソウルの再生事業』をやっていた。
戦中、戦後の韓国の幹線道路になっていた『清渓川(チョンゲチョン)高速道路』を撤去して都市を再構築する大事業だと言うのだ。
これを日本に当てはめると東京の首都高速を撤廃するのに等しい事だが、同時に歴史や景観を破壊して日本橋の上に
掛かる見苦しい
道路を無くして正常化する面もある。
暗渠になってしまった清渓川を復活させる事は歴史や風景を戦前に戻すと言う、情緒的で単純な事ではなく、ヒートアイランド現象の
低減など世界的に見ても類を見ない大プロジェクトなのだ。
全ての工事が終了し清渓川が復活するのは2005年になるらしいが、是非とも自分の目で見てみたいと思った。
(日本橋の上に空が復活する日は当分来ないだろうなぁ〜)
平成15年12月06日(土曜日)
- いつもの週末と同じで予定も無いので惰眠を貪ろうとしたが、宅配便のオヤジに
叩き起こされてしまった。
時計を見たら9時ちょっと過ぎ。 寝なおすのもなんなので、例によってテレビをつけて『王様のブランチ』などを見始めて
これまた、いつもと同じ週末になった。
唯一違うのはコタツに座ってテレビを見ているようで実際にはノートパソコンや雑誌をひっくり返して
パソコンの仕様策定を
している為、「心ここにあらず」なのだ。
『極力安く、極力高性能に』は当然だが、必要十分以上の性能を確保しておかないと後々後悔する事
必死だ。
ところが、CPUの検討は価格と性能で納得の行く結果を出した物の、マザーボードに関しては
雑誌を読んでも
Webで性能を検討しても『スター選手』的な飛びぬけたマザーボードが無いので不満が募る。
この場合の飛びぬけたは『このボードにだけxxが付いている』と言うオマケ機能の類なのだが、
IEEE1394が付いているか否か
程度の差しかないのでどんぐりの背比べ状態なのだ。
熟慮の結果、あるマザーボードに決定しつつあるが、消去法で残った物というのは後味が悪い。
『できれば一発屋で消えていったアーチストのような華々しさが欲しい』と考えるのは適切では
無いかもしれないが
道具に対して愛着を持てないのはどこか不本意なのだ。
それに引き換え、今使っているメインマシンの不満や問題の多い事と言ったら・・・・
平成15年12月05日(金曜日)
- 午前中は昨日買ってきた新しいビデオ編集ソフトをいじっていた。
もしこれが『アドビ・プレミア』のように全く異なるメーカーのソフトだったら基本操作を憶えるだけで大騒ぎだろうが、
5年間使っているソフトのバージョンアップ版なのマニュアルを見なくても
8割方の昨日を把握できた。
そのせいで新しいソフトを買った実感が余り湧かないのだが、汎用部品の組み合わせで専用システム
に近い操作環境を
得る機能強化はやはり素晴らしい。
それもこれもPCの性能が上がってきたお陰だが、良い時代になったと言うべきだろう。
そんな事を考えながらマニュアルをめくっていたらJ社のK氏から困ったような口調の電話が入った。
『・・・N氏から話し、聞いてます?』と、K氏は聞くが、今日はまだメールも電話も入っていなかった。
「いえ、何も聞いていませんが。何についてですか?」と、聞いたら
『・・・何から話しましょうか?』と、恐ろしそうな前ふりで説明を始めたのだが、要するに
心配性のH部長が
また技術的な問題に気がつき、修正案を考えたと言うのだ。
無論、その考えは間違ってはいないのだが、図面やCGにその変更点を加えても説明がないと
何のためだか
分からない可能性が高い。
それ故、K氏との話し合いは『H氏やN氏の指示に従うしかない』との結論に至ったが、案の定
午後になってFAXが
入りCGに反映させる事になった。
そこで早速プログラムを・・・と、思いつつも新しく組み立てるパソコンの事が気になり始め、
止まらなくなってしまった。
結局、帰るまで新型PCに思いをはせて一週間が終わった。
平成15年12月04日(木曜日)
- 朝からG建設のH氏来る。
現在までの経過説明をしながらCGの形状チェックをしてもらったところ、
『ところで、チョット相談なんだけどさぁ〜』
と、いつものように変更の指示がでた。
ここで「直ぐに出来ませんからユックリやっておきます」などと言ってしまったら、確認が更に面倒になってしまう
のでお客さんの
目の前で修正作業をやって「こんな感じでよいですか?」と、その場で結論を出すことにしている。
しかし、それによって更に欲が出て修正作業はドンドン増えてくるのだ。
まあ、それによって細部の仕様についての問い合わせも不要になるし、形状が確定すれば次はアニメーションの
設定に入れるが、
いつまた変更点が出ないかとヒヤヒヤものだ・・・
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CGアニメやらビデオ編集やらが立て込んできたのでPCを新調する計画を立てているが、ソフトが古いままだと
最新のハードを
生かせない面がある。
そこで、ビデオ編集ソフトをバージョンアップする事にした。
ところが同じメーカーの別の銘柄のソフトは近所の量販店で入手可能だが、半業務用ソフトなので余りお目にかかれない。
そこで、H氏がお帰りになった後、雑用を済ませてから錦糸町のヨドバシカメラへ行った。
さすがに大型店だけあって苦もなく目当てのソフトを探し当てたが、根が優柔不断な私は高価なソフト(まあ、2万円だが・・・)を前に
及び腰になってしまった。
確かにソフトのバージョンアップによってレンダリングスピードが上がるのは間違いないし、パンフレットを見る限り
プレビュー速度も
向上している。はたまた、DVDへの変換についても考慮されているので至れり尽くせりだ。
しかし、バージョンアップといってもデータの互換性は100%ではないのし、完成したデータの品質とは関係ない
部分も多い。
また、新型マシン用のDVDドライブなども買い込むつもりだったが、本体の仕様も決っていない状態では実際には
当分置いておくだけだ。
そんな風に一度ネガティブな考えに陥ってしまうと2万円の投資が実に莫大な物に感じてしまうし、今必要でない
買い物をする事に
自問自答が止まらなず、瞬く間に時間は経ってしまった。
結局『メリットはある』と、結論付けてソフトだけ買って帰ったが、それは当初から予定している買い物をしたに
過ぎない。
往復でも1時間で済む買い物に3時間も掛けてしまう自分にまたまた悩んでしまった。
平成15年12月03日(水曜日)
- いつもの朝と同じように会社(実家)へ歩いていたら、地元のパン屋のおじさんに
出くわした。
最近は商店街を歩かないので、おじさんの顔も見ることがなかったが、如何にも病み上がりと
いった様相で、片手に
ステッキを持ち、足を引きずるように歩いていたのだ。
何となく気になったので『おはようございます。』と、挨拶をしたところ、驚いたように立ち止まり、
一瞬考えた後に私の事を
思い出してくれた。
おじさんに『今、(仕事)何やっているの?』と、聞かれたので「実家の写真屋を手伝ってます」と、答えたが、病気の事は
あえて聞かなかった。
会社に着いて直ぐ、その話をしたら母親も驚いて『どこか悪いのかねぇ〜』と、言っていたのだが、
洗濯屋さんの隣が
パン屋なので、結局奥さんと立ち話をしてきたらしい。
やはり病み上がりだったらしく、リハビリのために散歩していたのだ。
(そんな話をしていたらおじさんもわざわざ出てきて会話に加わってきたそうだ)
家に戻ってきた母親から改めておじさんの事を聞かされたのだが、驚いたのはおじさんは既に
70歳近いということだ。
家の親父と大して変わらない年齢だと思っていたが、かなり上。
正直に言って 一般的に『おじさん』と、言うより『お爺さん』の方がしっくり来る。
しかし、お互いに地元で何10年も顔を合わせ続けているので、見た目の印象よりも頭の中の記憶の方が強いので、
『おじさん』にしか思えなかったのだ。
・・・気になるのはおじさんの目に私はどう映っていたかである。
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朝からCGを続けたが、今日もゴールは見えなかった。
それにもかかわらず、H氏から電話が入り明日また来ると言うのだ。
はっきり言って、来て頂いても作業の能率があがる訳でないし・・・・
ああぁぁぁ〜! 髪の毛がねじれるぅ〜!!
平成15年12月02日(火曜日)
- 昨日は大分サボってしまったので朝からCGに没頭。
以前作ったカッタービットをシールドマシンのデータに合わせて微調整を加えて組み込んでゆく作業だ。
しかし、一つの部品の形状を変えるとそれに伴う部品も定義しなおさなければならない。
図面を預かり、打合せをしてはいるものの、一々確認を取らないと(言質を取る?)後から変更が続く事が
あるので慎重に
なりざるを得ない。
まあ、CGって物は形状の定義さえやってしまえば工程の半分は終わったようなものなのだが、人間が
悩んでいる時間が
圧倒的に長いので終わりが見えないのが恐ろしい・・・
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『あなたの隣に誰かいる』
多くの謎をおさらいする形でクリアーにしていったが、結末は未だ読めない。
いかりやさんの体調はかなり悪いようで台詞がかなり聞きづらかったが、最後まで演じきって欲しい。
『ハコイリムスメ』
相変わらず善人たちの狂想曲が楽しいが、それによって三角関係が発生。
誰にも悪意がない故に余計物悲しいような気もする。
『百年の恋』
主人公がついに『主夫』宣言をしたが、どうも覚悟の仕方が甘い。
・・・と、言うより、どちらかが一方に強く依存する生活形態は強いストレスを生むので長続きしない。
やはり人間は持ちつ持たれつ。 シーソーの如くバランスを取っていないとカタパルトのように打ち出されて
しまいかねない。
ふと、そんな事を考えてしまった。
どのドラマも間も無く終了するが、続いて欲しいと言うより、DVDか何かでもう一度ど見直したいって感じかな?
それからすると、相変わらず『ぷっすま』のスカウトクッキングは無茶苦茶だ・・・
平成15年12月01日(月曜日)
- いつもの朝と同じように奥方を送り出し、いつもと同じように新聞を読もうと思って
ポストを開けたが何も入っていなかった。
てっきり奥方がゴミを捨てに行く時に取り込んでくれたのだと思って部屋や玄関を探したがその形跡はなかった。
むむ・・・、台風やテロ事件報道で配達が遅れているのか? はたまた、悪戯か??
・・・などと思ったが、何のことはない新聞の契約が切れていただけの話だった。
しかし、週末に苦労して読売新聞を断ったというのに、毎日配達していた新聞屋は随分ノンビリしたものだ。
こちらから電話を掛ければ済む事ではあるが、新聞のない生活に逆戻りするのも一興かと思っている。
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午前11時に地上デジタル放送が日本3首都圏で開始された。
赤プリでの首相や大臣を交えてのセレモニーが催され、白黒テレビがカラーになった以来の『大革命』と
まくし立てていた。
しかし、様々なメリットを説明されても今まで通りのアナログテレビしかない環境では実感がわかない。
幸い今住んでいる場所はデジタル放送を受信できる地域なので、まずはチューナーだけ買って一部でも恩恵に
あずかれれば・・・
と思ったが、何故かCSやBSとのコンボチューナーしか発売されていないので
電気店の店員には『未だ早いですよ』と、言われてしまった。
正直に言って双方向通信だのハイビジョンだのには今は興味がない。
むしろ従来の解像度でもゴーストのないスッキリとした映像を見ることや野球中継の延長に影響を受けない
事の方が実利がある。
「アナログ放送終了の頃には捨て値のチューナーが売られるはずだ」との観測もあるので、それまで待つのも
エコロジーかな?
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朝からCGの続きを・・・と、思っていたが、余りにも気が重いので暫くデータの整理などをして気を落ち着かせようと
していた。
すると、昼ごろになって弟から『HDDを預けておいたから暇な時に診察してくれ』と、メールが入った。
人間(私はか・・)本当に追い詰められていない時には『やらねばならぬ事』よりも『今やらないでも良い事』の
方を選択してしまう。
特に私の場合、原因不明で動かないパソコンやHDD、OSやデバドラが入っていないパソコンを見ると暇でなくても
体が反応してしまう。
忙しいと頭で分っていても知的好奇心を満たす方が楽しいのでついつい、そちらにのめり込んで時間を忘れてしまうのだ。
そんな事をしているうちに、水戸黄門の再放送が始まり、夕方のニュースが始まって日がとっぷりと暮れてから本業に
復帰・・・
一仕事終わってCGを眺めてみると、少々気になることがあったのでお客さんに確認のメールを入れた。
すると間髪入れずに返信があり、私の疑問は取り越し苦労だった事が分った。
しかし、メールの文末には『次の仕事が控えているので、今月中に一度顔を出します』と、書いてあった。
仕事は増えるし新しいPCを組み立てる計画も全く進んでいないし、考える事だけは増えてなかなか前に
進めないなぁ〜