でたらめ日記:平成16年総集編

目次

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平成16年12月分の日記

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12/31


平成16年12月31日(金曜日)

平成16年最後の一日。

早めに起きて昨日書く事が出来なかった年賀状を片付けようと思ったが、結局起きたのは
11時近くで、駄目だめ・・・

物凄く寒いが、オークションに出品していた物を発送しないといけないので会社へ向かおうと
したが、外へ出た途端に雪が降ってきた。
5分ほど走った頃にはやんだので『ラッキー』と、思っていたのだが、長々と作業をしている
うちに、何時の間にか外は大雪になっていた。
(大晦日の大雪は記憶に無いが、ニュースによると20年ぶりくらいだとか・・・)

荷物の発送準備をして近所の郵便局へ向かったが、流石に正月三が日は休みなので、やむを得ず
小岩の本局を目指す事にした。
しかし、走れば走るほど雪は強くなり、顔にあたる雪が痛いのなんのって・・・
辛うじて転ぶことなく自転車で自宅に戻って、今度こそ年賀状書きに着手できた。

夕方遅くなってから今年最後の兄弟会議のために、新小岩の『韓国村』へ赴いた。
いつものようにビールやら肉やらマッコルリやらを飲み食いし、2次会のカラオケへ・・・
マシンブラスターの歌い収めも出来たので満足して帰宅した。

新年が良い年になりますように!!


平成16年12月30日(木曜日)

今日もダラダラ・・・

『奈良の女児誘拐殺人の容疑者が取調べ中』とラジオのニュースが報じていたので
飛び起きたが、情報が錯綜していて良く分からなかった。
しかし、容疑者といっても『真っ黒』に近いグレーゾーンにいる人間らしく、
一部では逮捕をにおわせる報道もされていたようだ。

時間が経つと、家宅捜査で女児のランドセルや携帯電話が出てきて『誘拐容疑』
での、逮捕となったが、各種マスコミの取り上げ方を考えると内定の時点で『殺人の線』
も、十分に裏付に順ずる情報が得られていたと想像できた。

女児に対しての性犯罪の前科があり、殺人未遂までやらかした人物と聞くに及んでは
容疑者の脂っこい顔には嫌悪感が募るばかりだが、自分と同い年の人間である事も
少なからず嫌に思えてくる。

未解決のまま年を越えなくて良かった、良かった・・・

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年賀状を印刷しなければいけなかったが、ニュース番組をザッピングしていたら睡魔に
襲われてダウン。 気が付けば夕方になっていた。
今年はとことんやる気が起きないので、年末らしい事を全くやっていないので
流石に状況がまずくなってきた。
そこで寒い2階からプリンターを下ろしてきてコタツで印刷をする事にして、半歩前進した。

ところが、八月以来動かしていなかったせいか、プリンターの調子がイマイチなのだ。
1枚印刷が終わると給紙されるが、印刷しないで排紙されて、次は普通に印刷される・・・
2枚に1枚は印刷されるし、止まってしまう訳ではないので可愛げがあるが、何かがおかしい。

印刷を見守りながらドライバのバージョンを確認したりしたが特に問題が見つからないので
諦めることにした。
ところが、夕食を挟んで印刷を再開をする際にPCをリセットしたところ、今度は問題
なく印刷されるではないか!
詳しい原因はわからないが、リセットしたのが良かったのであろう。

そう自分を納得させて印刷を終わらせたが、宛名書きには着手できなかった。
まあ、私には知人が少ないので直ぐに終わるだろう。


平成16年12月29日(水曜日)

だらだら〜っとしていた一日。

夜のテレビ番組は年末年始モードであるが、朝のラジオは平日と変わりなく
放送されているのでゆっくりと聞きながら布団でぬくぬくしていた。

ラジオが切れたら起きようかとも思ったが、結局睡魔に襲われ次に気が付いたのは
昼過ぎになっていた。
この頃には家の近所でも結構な雪が降っており、隣接する公園は真っ白だった。
ノソノソ起き出して何となく車を見に行ったら、いかにも涼しそうな状態だった。

[写真:ポンコツ車]

カップラーメンで空腹を満たし、年賀状でも書くかと思ったが、何となく
見ていた『CSI』の後にエディー・マーフィの『ゴールデン・チャイルド』が
放送され始めてしまい、結局最後まで見てしまった。
(大した内容の映画ではないが、意外と好きな映画なのだ・・・)

映画も終わったので遅まきながら年賀状の製作を始めた。
毎度の事であるが、事前に凝った事を計画していなかったので、今回も間に合わせ
に近い。
去年との違いは、一応それ用に写真撮影に行った事くらいだろう。

しかし、絶対的には時間をかけていないので『これぞ』という写真が無いので
悩みは尽きない。
結局、無難そうな写真を無難にレイアウトしてでっち上げるにいたった。

図案が出来たので早速印刷を・・・と思ったが、プリンタを置いてある場所は
兎に角寒いし、お腹が空いてきたので今日は断念した。
明日には何とかなるかな?


平成16年12月28日(火曜日)

事実上の仕事納めだった日。

この期に及んで切羽詰った事象も無いので、データのバックアップ作業と
平行してロケのデータのキャプチャをして一日を過ごした。

ハッキリ言って正月も特別やる事も行く場所も無いので仕事をしてもよいが、
それこそ金にならない仕事といえるので普通に休む事とした。

遅いような早いような時間に帰宅したが、テレビを点けてもろくな番組が
無いので見ていない新車情報を2本ほど見ていたら10時くらいに気絶。
次に目が覚めたのは12時半くらいだったので真面目に寝ることにした。


平成16年12月27日(月曜日)

呆け呆けっとしていた一日。

兎にも角にも朝から何もやる気が起こらない。
最近気になって仕方がないDVDレコーダについての『価格.COM』であれこれ見たり、
検索したりしていたら昼になってしまった。
昼食を食べたあと、何となくコジマ電気で現物の価格を見に行ったが、欲しいと思っていた
機種は在庫切れである上に、価格が先週見たときよりもあがっているではないか!
まあ、直ぐ買って直ぐ使いたいのが人情と言うものの、正月の馬鹿馬鹿しい番組を録画しても
無意味なのでもう暫く静観する事にした。
(と、言いつつ正月に買ってしまったりして・・・)

会社に戻り、怠け続けようかと思ったが、根が貧乏性ゆえに何もしない事に漠然とした
不安を覚えるようになってきた。
そこで、先日の奈良ロケのビデオ編集を少しだけ始める事にした。

しかし、メインカメラのデータをキャプチャし終わった時点で日が暮れ始めたので作業終了。
一応明日を『御用納め』としていし、本格的な作業は新年になってからだな。

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スマトラ島沖地震の被害は甚大らしい。
海底で起こった地震故に建物の倒壊というよりも津波の被害が主だが、現時点での死者が
2万数千人というから新潟の地震どころではない。
まして、死なないまでも怪我をした人や家屋に被害を受けた人の数となると通信網が遮断
されている地域もあるので全く分からない状態だ。

新潟の地震のベクトルは『被災』から『復興』へと向かい始めたが、スマトラ島沖地震は
未だに『被災』の真っ只中であると考えると、とことん暗くなる。
今年を象徴する漢字である『災』は史上空前の大災害と共に年を越えそうだ。


平成16年12月26日(日曜日)

なんだカンダ言って買い物ツアーだった一日。

なにしろコタツで寝ていたので日曜日としては早く目覚めたと言っても、スッキリ
とした目覚めとは程遠い。
近所の朝市にでも行けば多少なりとも寝ぼけた脳みそも活動を開始するかと思ったが、
特別そこで買わねばならぬ物も無かったのでパスとなった。

テレビを見ながら失敗作のバタークリームをフランスパンに塗りたくって朝食(?)とし、
呆け呆けっとしていたが、正月に向けた準備も必要である。
特に年賀状のデザインは毎年悩みの種なのだ。
今年も忙しくて凝ったCGも作る時間も気力も無かったし、アイデアが全く出てこないが、
何もしない訳にも行かないので鳥の取材(?)に行くことにした。

向かったのは江戸川区
行船公園
この公園にはミニ動物園が併設されていて、鳥も何種類かいたはずなのだ。
ところが、いざ行ってみると絵になる場面が案外無い。
以前来た時には、もう少し絵になる鳥もいた気がするのだが、どの鳥も年賀状に使うのには
華が無い物ばかりだった。
強いて言えばペンギンのコーナーにいた白い鳥(さぎ?)が一番綺麗だったが、
単に突っ立っているだけで羽を広げたりもしてくれなかった・・・
[写真:さぎ?] [写真:ペンギン]
ペンギンのコーナーにいた白い鳥が一番画になったが(写真:左)イマイチだ。
ペンギン(写真:右)も鳥ではあるけど鳥っぽくないし・・・

このまま帰るのも何なので、同じ公園内にある庭園に行ってみる事にした。
ここには大きな池があり、鴨と思しき鳥が沢山戯れているので撮影しているうちに
レイアウトが浮かんできたのだが、これまた考えているように羽を広げたりしてくれず、
中途半端な写真に終始した。

[写真:年賀状草案]
ペンギンよりマシにはなったが、使えるような使えないような・・・

そのうちに公園の閉園時間が来たので止む無く退出。
小腹が空いたので回転すしで軽く食事をしてから買い物ツアーへと移行した。

先ず向かったのは最近出来たばかりのホームセンターだ。
つい最近、葛西のイトーヨーカ堂の真隣に、それと同じような規模でオープンした
巨大ホームセンターなので、自ずと興味がある。
しかし、4時過ぎに行ったにも拘らず駐車場には長蛇の列ができており、何時入れるか
わからない状態だった。
まあ、出てくる車もそれなりに多いので列の後尾に付いていれば良かったのかも
しれないが、渋滞が苦手な車に乗っていたので反射的に列から抜け出してしまった。

仕方がないので、その流れで隣のイトーヨーカ堂に滑り込んだ。
正直に言ってここで何を買うと言う事も考えていなかったのだが、巡回してみると
ピザ用チーズが底値と思しき値段で売られていたので500gx2を即ゲットした。
その後はウロウロしていても目ぼしい物が見つからず、当初の予定通り隣に河岸を
変えることにした。

いざ中に入ってみると、ヤッパリそこは広かった。
普通のホームセンターでは扱っていないような業務用の製品や材料が所狭しと置いて
あるのだが、『ドンキホーテ』と違って、圧縮陳列せずにそれを可能にしている広さなのだ。

しかし、ブラブラ見回っていると楽しい事は楽しいが、素人には扱う事の出来ない
超大規模な素材もあり、ターゲットが絞られていない部分も感じた。
まあ、売り場面積を持て余しているので業務用を置くのはありがちな話だが、
庭づくりレベルを超えてビルでも建てるのか?と言う規模になると白けてくる。

一階をある程度見たので今度は二階に移動した。
二階は一転して家具売り場になっているが、その面積を生かして大きなソファーや
ベッドもゴロゴロと展示してあった。
ここをプロデュースしている島忠はそもそも家具の量販店(?)さんなので、むしろ
こちらの方が本業ゆえに纏まっている気もした。
しかし、畳で生活している私には生活に合わないソファーは縁遠い存在だ。
まして『良いな』と感じる座り心地のソファーは案外少ない・・・・と、言うより、
やはりイタリア、フランスの自動車のシートに順じてあちらの独壇場って気がした。
結局、この店では腕時計のバンドを買っただけで返る事となった。

次はお得意の葛西巡回コース。
2件の食料品店を回り、味噌1kg、きな粉1kg、おかか一袋、紹興酒1本、
チューブタイプのデミグラスソース1本を買い込み帰路に着いた。

ところが、DVDレコーダの値段を見ようと立ち寄った100満ボルトの隣にある
ドンキホーテに何となく行ってみたら牛乳と米が安いので即ゲットしてしまった。

この状態で帰って家で何か作る気も無くなって来ていたので、極最近オープンした
新小岩の『びっくりラーメン』でラーメンと餃子を食べて夕食とした。

最終的に帰宅したのは夜10時近くなっていたが、帰宅してみると赤ワインが
底を付きかけているし、あれこれ足りない物を発見してしまった。
・・・今年最後の買い物ツアーとは行かなかったようだ。

(27日にまとめ書き)


平成16年12月25日(土曜日)

今日も気が抜けた一日。

今週も奥方が出勤なので私も平日と変わらない時間に出社した。
しかし、今日もまた気が入らないので、HDDに溜まったデータのバックアップや
整理をするなどして、ほぼ一日が終わった。

早々に帰宅したはよいが、テレビ番組はどれも馬鹿馬鹿しい物ばかりで見る気も
起こらない。
・・・てな訳で、夕食後気絶したままコタツで寝てしまった。

(27日にまとめ書き)


平成16年12月24日(金曜日)

なんとも言えずマッタリしてしまった一日。

ビデオの編集やCGの制作などやる事は数多くあるが、差し迫っているのは
奈良ロケの見積書(??)くらいなので気は緩みっぱなしだった。
まあ、見積書を送る先方も年末でバタバタしているのが目に見えているので
自ずと力が入らない。
結局、ワープロで作っていた見積書を表計算ソフト用に書き直した物を発送したのは
夕方近くになってしまった。

・・・そして気がつけば夜7時を過ぎていたのでノロノロと帰宅した。
この時間から何かを作り始めるのも面倒だったので夕食はレトルトカレーで済ませ、
昨日作ったショートケーキをデザートに食べ始めた。
しかし、使ったイチゴは超特売品であった為、日持ちがしなさそうだった。
そこで「えいっ! やっ!」と、ばかりに夫婦二人で2分の1ホールを食べつくして
しまったら、やっぱりお腹がきつかった。
・・・当然気絶。

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クリスマスシーズンだからなのかどうかは知らないが、今夜の映画は『天空の城・
ラピュタ』だった。
個人的に宮崎アニメのなかで『紅の豚』と並んで1,2を争う大好きな作品だ。
テレビで何度も放送されているにも拘らず、最初から通しで見たのは2回目だが、
あらゆる意味でパーフェクトな映画だと思っている。

今回改めて見ると一連の宮崎アニメに見られる『部品』のような物を感じた。
しかも、その原点はどれも『カリオストロの城』に見出す事が出来るのは楽しい。
これを『マンネリ』としてしまうと興醒めだが『寅さん』や『水戸黄門』に通じる
安心感であると私は思っている。

それにしても『バルス』の後、遥かかなたに消えてゆくラピュタを見ている時の
切なさはなんだろう?と、考えていたら思い当たるものがあった。
映画ドラえもん『のび太の宇宙開拓史』の別れのシーンだ。
接していた時間はけして長くないにも拘らず、訪れた永遠の別れ。
死別と違って、心のどこかに『諦めきらない』気持ちが残るあたりが実に切ない。

ラピュタのDVDは必ず手に入れる事になるだろう。

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いつも仕事で使っている3D−CGソフト『Blender』が2.35から2.36へ
早くもバージョンアップした。
Blender公式WebSite:
blender3d.com homepage

Blenderはモデリングからレンダリングまでをトータルで扱えるにも拘らず、システムの
ファイルサイズは10MBに遠く満たない、実に軽いソフトなのだ。
しかもこれが完全なフリーソフトだというから、使っていても驚きだ。

まあ、今回のバージョンアップは2.35で多くの新しい機能を追加した反面、多くの
バグも抱えてしまった為のバグフィックス版という意味合いが強いかもしれない。
しかし、一ヶ月半やそこらで安定化版をリリースしてくれた事は賞賛に値する事だ。

それにしても、オープンソースになって以来追加された数多くの機能については
勉強が追いついていないのが現状だ。
『必要は発明の母』と言う言葉もあるように、「こんな事が出来ないか?」と調べた
時に初めて勉強するのも手法の一つだが、いちから勉強をやり直したい時期に来ている。

来年はそんな時間が作れたらなぁ〜と、思っている。

[blender 2.36]
Windows(98,Me,2000,XP)だけでなく、Mac OS X、Linux、FreeBSD、Solaris,Irix版まである。
折角のフリーソフトなので多くの人に使ってもらいたいもンだ


平成16年12月23日(木曜日) :天皇誕生日

前日早寝をしたのでスッキリとした朝がきた。
しかし、ラジオが止まった後も布団の中でヌクヌクしていたら昼になってしまった・・・

お腹が空いてきたのでノソノソと起き出し、いい加減な昼食を食べてからケーキの
デコレーションをする事にした。

『ケーキといえばヤッパリイチゴでしょ!』と、買い込んであった激安イチゴを
ふんだんにちりばめて実に立派なケーキが出来上がった。
正に『自分で自分をほめてあげたい』気分であった。

デコレーションが出来たら食べたいのが人情である。
早速切り分けて食べてみたところ、美味しかったのは言うまでも無い。
小麦粉の約半分が上新粉(=米の粉)なので、どのような作用をもたらすかと
思っていたが、多少引っ張り強度が低いだけで食感は問題なかった。

[写真:イチゴショートケーキ、ホール] [写真:イチゴショートケーキ、断面図]
出来上がったイチゴショートケーキ。今までで最高の出来である。

例によって取り溜めていたビデオを見ていたが、家から一歩も出ないのも何なので
夕飯はすし屋に行く事にした。(誕生日だしね。)
ところが、近所の100円回転寿司は相変わらず、ごった返しており、待つのも
嫌だったので車で別のすし屋に行く事にした。

しかし、この店には”いろいろあって”久しく行っていなかっただけあり、評価が
分かれるところだった。
一皿オール100円ではなく、200、300、400、500と階級があるのは
仕方がないが、マグロの赤身が200円なのには少々がっかりした。
ネタ自体は悪くないのだが、貧乏人故に必要以上に構えてしましまい、思いっきり
食べる気になれなかった。

それでも満腹になるまで食べ、ヤマダ電機でDVDレコーダを冷やかして帰ってきたら
コタツで寝てしまい、一日が終了した。


平成16年12月22日(水曜日)

朝からまったりモード。

ここのところ度重なるCGの修正やロケが続いたので少々グロッキー気味だった事も
あり、朝からシラバックレテ放電状態に入った。

午前中は仕事絡みのメールが入ったり、撮影してきたデータの整理を多少したものの
昼食を食べて一服してから秋葉原に赴いた。
業務用のビデオテープの補給と言うのが建前だが、実際には気分転換である。

ところが、上記のビデオテープを買ってしまったら、やることが無くなった。
DVDメディアの値段を見たり、HDD内蔵のDVDレコーダを物色したりしていたが、
何を見てもイマイチ気が入らないのだ。
この一年の間、パソコンにまつわる技術は足踏みせずに進んでいたが、どれもこれも
自分には直接関係の無い物ばかりだった気がする。
現に今使っているメインPCは昨年末に追加した物だし、旧メインPCの改造や
再追加も具体的には何も出来なかった。
もちろん、忙しくてそれどころでは無かったのだが、『これを導入すれば半分の時間で
レンダリングが終わる』ような次元の進歩が無かったのが少々寂しい・・・

そんな事を考えつつ2時間半ほどウロウロしていたが、下らないジャンクソフト(?)を
買っただけで、プーラン(チョコレート)も買わずに帰ってきた。
なんだか、空しい・・・

[写真:ケダモノのお面]
『POPEEtheぱフォーマー謝肉祭 :無修正盤』が、なんと500円!!
『ケダモノのお面』は初回限定品だったはずだが、売れ残っていたようだ・・・


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会社に戻っても残りの時間で新しい編集作業が終わるわけでもないので、早々と帰宅した。
前々から考えていたので久しぶりに、・・・・と、言うか、明日は自分の誕生日だし、
クリスマスもあるのでケーキを焼く事にしたのだ。

ところが、材料を集め始めて直ぐに些細なミスに気がついた。
小麦粉がレシピに対して半分くらいしか残っていなかったのだ。
まあ、この時点で直ぐに買出しに行けば良いだけの話だが、何となく面倒くさかったので
何か良い物はないかと戸棚を漁っていたら『上新粉』が出てきたので使う事にした。
どんな結果になるかは未知数であったが、『片栗粉』を入れるよりかはマシだろうと
言うのが理由である。

卵を泡立て、材料を全て合わせた頃に奥方が帰宅したのでケーキ型に流し込んでオーブンへ。
夕飯を作りながら様子を見ていたら実に上手い具合にスポンジが膨らんでくれた。
スポンジができればデコレーションは選り取り緑なので、久しぶりに早々と寝てしまった。

(24日にまとめ書き)


平成16年12月21日(火曜日)

朝から鶴見へ出張撮影。

距離からすると1時間も掛からない場所だが、いつもの如く渋滞に巻き込まれる
事を嫌って朝早く出る事となった。
加えてG建設のA氏から『車に同乗させてくれ』と、事前に言われていたので
余計に時間に神経質にならざるを得ず、タップリと渋滞マージンを見て7時半に
迎えに行くこととなたのだ。

ところが、打ち合わせた時刻になってもA氏が自宅から出てこない。
内心『日付を間違ったのか?!』と、焦ったが、5分ほどしてA氏は登場。
単純に時間に余裕があり過ぎたのでユックリとしていただけだった。

早速高速道路に乗り、鶴見の某工場へ向けて走り始めたが、予想外に道路はスカスカで
1時間も掛からず現地に到着してしまった。
余裕があることは良い事だが、H親分との待ち合わせには1時間半以上もあるので
ファミレスでお茶をするのにも一苦労だった。
余裕が有りすぎるというのも始末が悪いもので、A氏は待ち合わせ時間を勘違い
していたらしく、現場に向かう途中でH親分から『今何処にいるの?』と、お小言を
頂戴してしまった・・・

気を取り直し、打ち合わせをしてから早速撮影を開始した。
内容としては製作途中のシールドマシンを部品単位で撮影してゆくと言うもので、
新工法を使った始めての実施工なので、H親分も自ずと気合が入っている。

ところが、始める前は『午前中で終わるかも』と、楽観していた作業に大層な時間が
掛かってしまった。
そもそもシールドマシンは巨大な物なので部品も大層な大きさをしているので、広い
工場の中で分散して製造しているのだ。
その為、各部品ごとにカメラやら照明器具などを全て移動と設置を繰り返す必要があったのだ。
まあ、5,6箇所目くらいになると、同行してくれた皆さんが何も言わないでも機材の
取り回しをしてくれる様になったが、結局昼食を挟んでの4時間近い撮影となってしまった。

作業終了後、A氏を鶴見駅まで送って行ってから高速道路に乗り、帰社。
実質的な撮影時間は20分にも満たなかったから、ほぼ肉体労働だった。
疲れたので多少早めに帰宅したが、テレビ番組が年末特番にシフトしていて何とも
面白くないなぁ〜


平成16年12月20日(月曜日)

何となく中途半端だった一日。

奈良ロケのビデオテープを一通り見たり、バックアップを作ったりしながら
明日のロケの準備をしていた。
まあ、先週の流れで機材は揃っているので、バッテリー類のチェック+α程度だった。

昼間、H親分から先週作り終えた(?)ビデオをVHSにダビングして持ってきてくれ
と、連絡を貰ったので、レンダリング済みのデータをDVDかDVテープにコピーして
自宅で作業するつもりだった。
ところが、早く帰宅してサッサト寝ようと思っているの時に限って、些細なミスを見つけて
しまったりして作業がなかなか終わってくれないのだ。

直ぐに終わると思っていたので夕食も食べずに右往左往していたが、結局すべてを
終わらせ帰宅したのは9時過ぎになってしまった。

しかも、遅い夕食を食べ、スマスマを見た直後にコタツで気絶。
3時近くまで寝込んでいたが、体を休めないと仕事に影響があるので寝なおした。

むしろコタツでゆっくり寝る設備を充実させた方が無難かな?


平成16年12月19日(日曜日)

コタツの中で目が覚めたので、体がアチコチ痛い上にのども痛い・・・

今日は奥方の実家へ奈良のお土産を持って行くしか予定がないので近所のスーパーへ
買い物へ行った後はダラダラと過ごした。

実家にお土産を届けた後、少々買い物をしたが今日は目ぼしい成果なし。
家に帰り少々遅めの夕食を食べながらテレビを見ていたら、またもや気絶。
気づいたら夜中の2時過ぎだったので、お風呂に入って寝直したら3時を回っていた。

ズレた生活は年末まで続きそうだ・・・


平成16年12月18日(土曜日)

ロケ明けだが、奥方が通常業務なので私も出社。

ロケ中の経費清算などをゆっくりやっていただけで一日が終了。
疲れているのか眠くて仕方がないので、夕方早々に帰宅した。

夕食後、いつものようにテレビを見ていたが、10時過ぎには気絶。
朝までコタツで寝てしまった。

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1週間くらい前の事だが、不正請求と思しきメールが連日届くようになった。
内容としては逆輸入したアダルトアニメ見放題みたいな事が書いてあるのだが、
サンプルを見てゆくと、いつの間にか入会扱いになって脅しめいたメールが
届くようになるという、ありがちなサイトだった。

所詮は不正請求なので取り合う必要はないので無視していたが、
『これは不正請求ではありません』などとお茶目な事が書いてあったので逆に悪戯を
してやる事にした。
手始めに先方が『非合法な事を合法』と言い張るのなら、それが本当なのかを
確認してみる事にしたのだ。
サイトのトップページには『各種クレジットカードが使えます』と書かれているが、
所詮は詐欺師集団なので、それらが嘘っぱちであると踏んだのだ。
案の定カード会社との間に立って請求名義を入れ替える中間会社は
『うちの客じゃない、ロゴを勝手に使われただけだ』と、言ってきた。

このメールの後、改めて例のサイトを覗いてみたら中間会社のロゴが変わって
いたものの、懲りずに同じことを続けていた。
こうなったら実力行使(?)とばかりに、ロケに出る前にロゴを勝手に使われているで
あろう大手カード会社にチクリメールを入れておいた。

ロケから帰ってメールをチェックしたらM社から返事か返ってきたが、
『貴重な情報をありがとうございます』と、書かれていたものの私の質問に直接
答えたものではなかった。
しかし、例のサイトを再度覗いてみたら、ついに無くなっていた。
このサイトの主催者が商標法違反や著作権で訴えられたかどうかは定かではないが
私の中では満足した瞬間であった。

(20日にまとめ書き)


平成16年12月17日(金曜日)

出張撮影二日目。
昨日よりも若干気温が低く感じるものの、手袋をしないでも平気でいられたし、天気も良い。

セッティングの変更などの作業があったので朝一からのスタートとは行かなかったが、
概ね問題なく作業開始。
基本的に昨日の続きなので実験機は滞りなく掘進を続け、昼前には到達を向かえた。
私はてっきり昼食を挟んでの作業終了とするのかと思っていたが、順調に進んでいたので
作業を全て終わらせてしまったようだ。

昼食後のミーティングも3時過ぎに終わり、片付けも直ぐに終わったので予定よりも早く
現場を後にした。
直ぐに東京に戻っても良かったが、奈良まで来ていたので法隆寺だけでも見てゆく事にした。
何しろロケ現場から車で20分、宿からだと10分と言うから自宅と新小岩駅くらいの
距離感なので、お土産を買うのにも丁度良い。

それにしても、自分で車を走らせて見る奈良の町は心象風景とは大違いだった。
奈良と京都には中学校の修学旅行に来た事があるが、町中が古式ゆかしくタイムスリップ
したようなものと思っていた。
しかし、実際には浅草の浅草寺と一緒で、法隆寺も現代の町並みの真っ只中の観光地なのだ。

車を止めなければ観光も出来ないので駐車場を探したところ、だだっ広い場所がアチコチ
空いていたが、1時間も停めないのに500円も払う気がしない。
そこでお土産やさんの駐車場に突っ込み、買い物をしてから法隆寺を見る事にした。

ところが、何かがおかしい。
『よかったぁ〜、xx年ぶりに来て感激しちゃったぁ〜』と、おばさん達がパラパラと
擦違うものの、中に入れば入るほど人気がなくなるのだ。
「せめて拝観料が幾らかくらい見よう」と、更に入っていったが、どうやら拝観時間が
過ぎていたらしく柵がしてあった。
一応アリバイ作り(?)のために五重塔を遠目に撮影して、法隆寺を後にした。
[写真:法隆寺五重塔] [写真:法隆寺五重塔]


帰り道にも地元のお土産を買おうと思っていたのだが、通り沿いにはコンビにしかなく、
走っているうちに有料道路に突入したので諦めざるを得なかった。
まあ、来年は別のロケもあるし、その時までお楽しみは取っておく事にしよう。

夜中の高速道路は思いのほか順調で、自宅には2時前に到着した。

(20日にまとめ書き)


平成16年12月16日(木曜日)

出張撮影一日目。
朝方こそ涼しかったものの、天気が良いため東京よりも暖かくさえあった。

前日の夜に現場となる会社の位置は確認していたものの、暗くてよく分からなかった。
しかし、朝一で着て見ると実験機は駐車場くらいの狭い屋外に置かれていた。
周りには雑草が生い茂っているため見栄えは良くないが、晴天ゆえに下手に屋内に
設置されるより遥かに撮影環境は良いと言える。
[写真:撮影現場]
今回の現場の概観。

作業は予定通りに開始され、珍しいほど順調に進んでいった。
途中『天気雨』が短時間降ったのには一同焦ったが、それ以外は終始問題無く
一日の作業が終了した。

作業後、直ぐに宿に戻るつもりでいたが、現場となる会社の社長さんが主催する
宴会に誘われるがまま参加してしまった。
総勢10数人で小料理屋を貸し切って行われた大宴会だったが、私は宿まで自動車を
運転しないといけないので飲酒は当然パス。

最初の一杯目だけノンアルコールビールを飲み、その後は終始ウーロン茶を飲むと言う、
酒飲みにとっては生殺しのような状態だったが、焼酎が二升、三升と空いてゆく様を
見ていたら気が変わった。
付き合いきれそうにない良い方なので『飲めなくて良かったと』と、思ってしまったのだ。

9時を過ぎた頃、ぼちぼち酔いつぶれてきた人もいたので、タイミング良く宿に戻る事が
できたので『大奥』の最終回を見る事ができた。

明日も晴れたらよいな。

(20日にまとめ書き)


平成16年12月15日(水曜日)

出張ビデオ撮影のために、いざ奈良へ。

前夜の内に出発する事を断念したので、早めに起きて早めに首都圏脱出を画策した。
その為、一応6時に目覚ましを仕掛けていたが、あまりの眠さに起きることが出来ず、
予定より30分ほど遅れて7時に自宅を出た。
(まあ、予約を入れているホテルには夜10時までに着けばよいので実害は無い)

考えてみれば運転手が私だけと言う長距離ドライブは経験済みだが、同乗者のいない
単独での長距離出張(約600km)はこれが始めてである。
それに、明日の仕事に影響が出てはいけないので、積極的に休憩を取る作戦にでた。
通常、我が家では1時間ないし、2時間のインターバルでドライバーを交代する事が
多いが、今回の足車であるプレオの性能を考えると前者では走行距離が短すぎるし、
後者では疲労が蓄積しやすいだろう。
そこで『1時間以上走りつつ、疲れる前の適当な時間を』と、2回ほど探ってみたら
100km程度が丁度良い事が分かったので、以後このインターバルで休憩をとる事にした。

[写真:プレオ]
今回の足車はプレオにした

[写真:豚汁定食]
朝食は海老名SAにて豚汁定食を食べたが、熱くて口の中を大火傷・・・

[写真:富士川SAにて]
富士川SAから見た富士山。 山頂が隠れていて年賀状には使えないなぁ〜

[写真:昼食]
琴線に触れる物が無かったので、昼食は養老SAにて何となくおにぎりとサンドイッチ

誰にも気兼ねすることなく休んだり出発できるので、思いのほか快調なドライブを
堪能しつつ走行距離を伸ばしてゆき、夜7時程に宿に辿り着いた。
少々過剰に休んだ気もするが、観光する事は全く考えていなかったので早く着いても
やることが無い事は変わりがない。
しかし、二泊する事にした場所はホテルと言うよりも旅籠(はたご)という風情の古びた
建物で、インターネット経由で予約した事とのギャップは非常に激しい物があった。
まあ、寝に帰るだけなので『深く考えないようにしよう』と、自分で自分に言い聞かせ
サッサト寝てしまった。

(18日にまとめ書き。ノートパソコンを持って行ったが疲れて向き合う気無し)


平成16年12月14日(火曜日)

実質的に一日中ロケの準備。

この期に及んでも親父が『なんで俺を連れて行かないんだ』と、ゴネていたが、
キャンピングカーの運転以外には何も出来ない片足の老人の面倒を見ながら仕事を
する気にならないので、強く却下。
インターネットで現場の最寄のホテルを検索して予約を入れてしまった。

バッテリーを片っ端から充電しつつ、機材を掻き集めながらあれこれ思案をめぐらせて
いたら突然トラブル発生。
ホテルの予約が取れたので車は小回りの利くプレオに決定したのだが、昼間に母親が
乗ろうとしたらエンジンが掛からないのだ。
何事かと思って調べたら、何てことは無い。バッテリーが上がっただけだった。
まあ、この車を買って以来一度も交換をしていなかったのでオイル交換や車検の再に
忠告をされていたので、この際新調することにした。
押し掛けすれば走れただろうが、念のためスクーターでバッテリーを買いに出たが、
こんな時に限って近所のDIYショップに安価なバッテリーが並んでいない。
仕方なく、オートバックスに行って購入して自分で交換をした。

試乗も兼ねて今度はオイル交換だ。
今度は素直にオートバックスに行き『一番安いオイルを入れてくれ』と言ったら
1000円程度で満タンにしてくれると言う上に、バッテリーを買った時に貰った
商品券があったので実質600円でオイル交換が出来てしまった。
(こうなる事が分かっていたら最初から押し掛けしてくるんだったか・・・と、反省)

燃料を入れつつタイヤのエアチェックもしてもらい会社に戻ったが、CGの続きを
するのが辛かった事・・・
画像をでっち上げ、このシーンをビデオに変換して最終的なレンダリングが終わったのは
9時過ぎになってしまったが、引き続きWeb配信やらなんやら・・・
結局、機材を満載したプレオで帰宅したのは12時近かった。

流石に疲れたので朝早く出ることにしよう・・・


平成16年12月13日(月曜日)

いよいよ最後の追い込み。

ロケは木曜日、金曜日だが移動と準備にも時間が掛かるので実質仕事に集中できるのは
今日が最後なのだ。
兎に角、今日中に懸案のCGを終わらせないとお知りに火がつき始めている。

しかし、『サックサクっと終わらせる』と頭で思っていても、体は『趣味的な作り込み』に
暴走してしまい、終わるようで終わらない。
流石にこのままでは不味いのでピッチを上げてどうにか形にしたが、次にやった仕事と
比べると力の入れ方の違いがモロに出てしまった。

[CG:鉄道] [CG:道路]
地下鉄と言うお題なので結果的に電車は東西線風に仕上げた。(左図)
それと比べると道路トンネル(右図)は以前作ったデータの流用なのでチープだ。

問題は最後の1枚だ。
『地下空間』という実に具体性の無いキーワードなので打ち合わせの時に『エレベータでいいよ』
と、いう話になっていた。
しかし、いざ作り始めるとネットで検索しながら作っていってもどうにも雰囲気が出ず、
下手をすると単なる箱にしか見えないチープな物体になってしまった。
『何とかせねば・・・』と、あれこれ考えて作っていったが、日付が変わったので作業終了。

ところが、帰宅してお風呂に入っても『バスタブのこの形状はどう作れば・・・』などと
ついつい考えてしまう状態だ。
正月は未だ遠い。


平成16年12月12日(日曜日)

くたびれているたが、何故かすっきりと目が覚めたので珍しく早起き。

会社で仕事の続きをするか、買い物に行くかをコタツの中でゴロゴロしながら考えていたら
時間がみるみる過ぎていった。
結局、午前中は買い物に行かず昼近くになったので食事をしながら『あっこにおまかせ』を
見ようとしたが、駅伝だかマラソンでお休み。
『噂の東京マガジン』も同じ流れで中止だったので、撮り溜めていた『新車情報』をみて
いたら睡魔に襲われダウン。
気づけば4時近くになっていたので流石に仕事をする気が失せたので、他のビデオを見て
怠惰に過ごす事を決定した。

夕飯は何にしようかと考えたが、何か作る気が起こらなかったので久しぶりに小岩にある
ホワイト餃子を食べに行った。
奥方と二人で20個頼んで待つ事20分、熱々故に口の中を火傷しながら格闘する事15分(?)。
ここの餃子は以前初めて来たときには定食として食べたが、基本の味付けが薄いし、皮が
厚めなので単品で食べるのがベターなようだ。
亀戸餃子も美味かったが、空腹で行って二人で800円で満足するのだから、まあまあかな。

その近所の河内屋で少々買い物して帰宅。
『新撰組!』の最終回やらを見ていたら、いつものように気絶。
コタツって罪な発明品である・・・


平成16年12月11日(土曜日)

土曜日だけど奥方が通常業務なので私も仕事。

兎に角、来週になると地方ロケがあるので、今やっている仕事を片付けないといけない
のだが、最終仕上げゆえに終わりそうで終わらないのだ。
それでも、昨日悩んだエンディングシーンは画質を極力上げつつ、やり易い方式で切り抜け、
夕方『利用方法』のシーンにやっと着手する事が出来た。

このシーンの難しさは短時間である事と静止画である事に尽きる。
詳しくはパンフレットや資料を見るか、営業にでも聞けばよいのだろうが、一応はビデオを
見て雰囲気を掴むレベルを狙う必要があるからだ。

今のところ6種類のうち2枚は出来ていたので、取り急ぎ簡単そうな1枚を追加し、
作りこみの面倒な4枚目に着手した。
お題は『電車』である。
[CG:電車の原型] [CG:電車の製作途中]

暫く前に着手済みであったデータをあれこれ弄って厚みをつけて立体に仕上げていったが、
ドアや窓を作り始めた時点で10時を大きく回ってしまった。
あと一歩であるが、今日はここまで・・・


平成16年12月10日(金曜日)

今日も今日とて、CGのつづき。
かなりいい線まで練りあがってきたのでゴールが近い気もするような、しないような・・・

以前から放置してあった止め画のシーンの作業をする前に何の気なしにエンディングを
触り始めてしまったのが運の尽き。
たちまち完成かと思ったが、背景に流しているビデオの画質が妙に落ちている事に気づいたが、
あちこち設定を調整しても変化が無い。
仕方がないので、合成はCGソフト内ではなく、ビデオ編集ソフトで行うことにした。

ところが、こちらはこちらでビデオマスクでの合成が上手く行かない。
考えられる設定の組み合わせをあれこれ試してみたが、考えているような結果に至らず、
頭はスポンジ状態になってしまった。

結局すっきりとした解決方法を見出す事が出来ず、頭にきたので10時過ぎに帰宅した。
消化不良状態だ。


平成16年12月09日(木曜日)

いろいろあって仕事は少しだけだった日。

朝一で自宅にアンテナ工事の人が来た。
錦糸町に立つ事になった超高層マンションがテレビの受信に影響を及ぼす可能性が
あると言うので、無料でケーブルテレビの電波を引き込む事になったのだ。
マンションと東京タワーとを結ぶ狭い線上で工事を行うと後から聞いたが、素人考えでも
その数は膨大だろう。
巨大プロジェクト故の沿道対策なのは分かるが、それにしても途轍もない規模の話である。
まあ、我が家の近所の場合、消防署の火の見やぐらが目の前にあって極めて受信状態が
悪い地域だったので、『棚からボタ餅』状態だ。

受信状態が改善するのは大いに利得のある話だが、気になっていたこともあった。
事前に配られたパンフレットでは通常のVHF(1ch〜12ch)に加えてMXテレビも
受信可能となっていたものの、千葉テレビについては掛かれていなかったのだ。
わざわざ千葉テレビを見るためにアンテナを上げていたのに、『新車情報』や『CG−TV』が
見られないのは勿体無い。
しかし、工事を始める前にその事を質問したら、『千葉だけでなく埼玉テレビも見れますよ』
と、いう事なので取り越し苦労だったようだ。

我が家には3本のアンテナが立っているのでブースターや分配器の状況を説明する必要が
あったが、概ね予定通りに作業開始。
しかし、作業場所がベランダだったし、洗濯機置き場が小さな木造の部屋になって
いるため作業のための条件はかなり良いはずだが、案外はかどらない。
工事は既存のアンテナ線を途中で切断し、ケーブルテレビの電波を入れる線と接続する
だけなのだが、一軒毎に保安機や機材を取り付け場所が違うため能率が上がらないのだろう。

2時間強かかって工事終了。
早速受信状態を確認したところ全てのチャンネルが実に鮮明なのだ。
やはりゴーストは無いのは気持ちが良い。
それにしても、今回の工事で都合5,6チャンネルも視聴できる番組が増えたのだが、
内3本がTV通販なのは笑ってしまう。
ますますHDDビデオが欲しくなったが、見る時間が無い現実にも変化が無い・・・

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上機嫌で会社に辿り着いて仕事の続き。
メールチェックをしたら例の波のCGにOKと言う事だったが、
『木の葉のような船を浮かべたら・・・(独り言)』と、お茶目な事が書かれていた。
まあ、個人的にもそれは『有りかな?』と、思ったが、本編で2秒も表示されないシーンに
これ以上手を掛けていると何時まで経っても終わらないので、一先ず後回しにする事にした。

しかし、夜にはお客さんと小さな忘年会を開く事にしていたので、仕事のエンジンが
全開になる前に作業終了。
新小岩の夜は更けていった。


平成16年12月08日(水曜日)

遅い歩みで今日もお仕事。

今日明日くらいで目処をつけようと考えつつ、朝のメールチェックをしたら
H親分からのメールが入っていた。
『海はもっと荒れた方がいいな、波頭が立つくらいに 』
ギャフン! また一日足踏みする事になってしまった・・・・

とにかく、時間節約のために、既存データを調整してそれっぽく見せる方法を再々度
検討していったところ、スケールやら動きやらを弄り倒して試作品が出来上がった。
[CG:海上・再々修正前] [CG:海上・再々修正後]

静止画でも荒波の感じが増えているはずだが、動画では”より積極的に”波の動きを
追加してみた。
まあ、自然現象をシミュレートしている訳ではないのでインチキではあるが、画面に
映るのは2秒足らずなので、このくらいで手を打ってもらいたいものだ。
そう思い、この場面のサンプルをメールに添付して発送したのは夜の7時を大きく回って
いたので、今日のところは返事が無かった。

他のCGと共にレンダリングを仕掛けて帰宅したのは9時過ぎだった。

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大きなニュースが2つ。

北朝鮮から持ち帰った遺骨がDNA鑑定の結果、他人の物だと判明した。
ご丁寧に2度焼きしてDNA鑑定が出来ないようにして提出してきた紛い物なのは
最初から分かっていたが、無関係な仏さんの骨まで駆使しての嘘には呆れ返ってしまう。

この件のニュースの中で多くの証拠(とされる物)を持ち帰った際に首相が
『先方も随分努力したな』と、言う発言がリプレイされていた。
この発言は先方を肯定しているようにも取れて嫌な発言ではあるが、皮肉として受け取ると
『試験前の学生が徹夜でカンニングペーパーを作る努力』に他ならない。
バレ無ければ殺人も密輸もOKというお国柄が良く現れている・・・(否、バレても続けているか)

二つ目はパソコンの話題。
NHKだったと思うが、『IBMがパソコン部門を中国企業に売却』と報じていた。
この件については何日か前の東京新聞の夕刊に出ていたため、驚かなかったが、
大変な事である事は間違いが無い。

現在売られているパソコン、特にデスクトップPCの場合、殆どの部品は台湾や中国
などのアジア圏で作られている事を考えると、ブランドを売り渡したとしても
直ぐに品質が落ちるとは限らないと、私は思っている。
しかし、IBMのノートパソコンと言えば無骨なオフィス用でお洒落とは程遠いが、
『他の追随を許さない筋の通った設計思想』を随所に感じるプレミアム感が『売り』とも言える。
IBMの全てを引き継ぐと言うのだから、一気に安物になってしまう事はありえないが、
逆に『売却後』をどの様な形で進めるのかが大いに興味がある。
『聯想(レノボ)』がパソコンシェア1位になる為には安売り以外のノウハウが
重要になってくるはずだ。


平成16年12月07日(火曜日)

比較的まじめに朝からCGの修正作業だ。

かなり効率が悪いのだが、タイムラインに沿って修正すべきCGを拾ってゆき、
その都度嵌め換えてゆく手法を取っていたら頭の痛い箇所に到達した。
海のシーンのやり換えである。

この工法は地下から地上に向けてシールドトンネルを作る事が出来るため、冬の
日本海などの悪条件に左右されない事が『売り』の一つなのだ。
その為、海のシーンは綺麗な海よりも、荒れていた方が説得力が良いというのだが、
穏やかな海をデッチ上げるだけでヒーヒー言っていたので、やる方としては堪らない。

結局、海の表現だけで2時間ぐらい悪戦苦闘してしまい、今日も残業。
このシーンはレンダリングにやたらと時間が掛かるので、別のシーンとともに
仕掛けて10時近くに帰宅した。

[CG:海上・再修正前] [CG:海上・再修正後]
一応は荒れた海っぽくなったが・・・どうなんだろう?

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CGのレンダリングはそれなりの時間が必要なため、理想的には夜間にバッチ処理
するべきかもしれない。
しかし、幾度も確認しているつもりでも、有効にするべきレイヤーをオフのままで
レンダリングしてしまったりする”うっかりミス”が案外ある。
それを回避するために短い単位でファイルを切り刻んでレンダリングしている為、
地雷除去のような作業になっている。

『保守性を取るか、効率性を取るか』
本当は二律背反であるとは限らないのだが、考える時間が少ないのいつも無手勝流なのだ。
多忙なのでどうにもならないが、時間を作って一から勉強するべきなんだろうなぁ〜


平成16年12月06日(月曜日)

週明け早々お仕事スタート。

先週末の打ち合わせに沿って最終的な修正作業を本格的に開始した。
しかし、ここまで仕上がっているデータを修正するのは正直言って辛い面もある。
危ういバランスで組み上がっている箇所があった場合、修正が仇になる事があるからだ。
そんな訳で、多少おっかなビックリしながら前後関係の入れ替えを行った。

それが終わるとひたすらCGの制作に逆戻りである。
尺取虫式に遠のいたゴールは未だ見えないなぁ〜

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昨日買ったバランスボールを朝から試す事にした。
と、言ってもストレッチやフィットネスに使うのではなく、仕事場の椅子としての利用である。

このボールの事をはじめて知ったのは何年か前の海外ニュースだった。
ドイツの役所で椅子をボール交換したという話題だったと記憶している。
いわゆる普通の椅子は楽でよいが、それが元で背筋と腹筋の筋力が低下し、腰痛の
原因になっているからだ。
始めはまともにバランスを取ることが出来なかった役所の職員達も慣れると姿勢が
良くなり、すこぶる良好だと言うレポートだった。

『なるほどな・・・』と、感心して自分の手元に来るまでに何年掛かったのだろうか・・・
感慨にふけりながら付属の手動ポンプで空気を入れていったが、あまりにも能力の低い
ポンプなので休み休みやって30分以上も掛かってしまった。

ようやくボールが膨らんだの早速チャレンジ!
最初こそ上下のボヨボヨとした動きに船酔い気味になったが、慣れてそれが収まると
背筋が伸びて非常に気持ちが良い。
1時間ほど座ってトイレに立った時に汗で蒸れている事に気付いたので座布団を敷いて
座りなおしたところ、安定感が更に増した。

考えてみると椅子民族の独逸人と違い、こちとら生まれて30うん年、正座をしてきた
ので背筋を伸ばして座る事に慣れている事を自覚した。
しかも正座をするよりも足が楽だし、椅子に座るよりも姿勢がよいし、バランスを
常に取り続ける事で筋力アップ、基礎代謝アップと良い事尽くめだ。

しかし、一人悦に入って5時過ぎまで座っていたら急激に運動した時に似た気分の
悪さを感じ始め、ギブアップ。
されど、太ももや背筋だけでなく、腹筋にも筋肉痛を感じるので効果はあるようだ。
継続こそ力なりなので気長に付き合うつもりだ。
[写真:バランスボール]
狭い仕事場なので座っていない時は邪魔くさい・・・


平成16年12月05日(日曜日)

朝、6時半頃だったろうか、猛烈な風の音で目が覚めた。
家が音を立てて軋み、ベランダの波トタンが吹き飛ぶのではないかと驚いたが、
自然現象なので、こればかりはどうしようも無い。
諦めて、再び布団に潜り込んで、次に目が覚めたのは昼過ぎだった。

ノソノソと起き出し、あり物でお好み焼きを作って食べ、買い物ツアーへ出た。
先週、篠崎の河内屋へ行ったが葛西で見つけたものが無く、そのリベンジである。

先ず買ったのがGABANのターメリック
私は肝機能の数値が元で献血が出来なかった件以来、毎朝自家製ヨーグルトに
粉末ウコンときな粉を入れて食べているのだが、近所のドラッグストアで売っている
一番安いものでも100g(?)1千円以上するのが考え物だった。
それを踏まえて、買い物をしていたら業務用のスパイスとして売られている物の
方が遥かに安価である事が分かったのだ。
値段は400gも入って約550円。4倍の量が入っていつつ価格は半分なので
価格差は8倍! いかに健康食品がボッタクリなのかがわかる・・・

次に向かったのが葛西のイトーヨーカ堂
本当は最初に立ち寄りたかったのだが、駐車場が渋滞をしていて入れなかったので
30分ほど先の店で時間調整をしていたのだ。
まあ、大した目的は無かったが、スポーツ用品店のワゴンに最近興味のあった
フィットネス用のボール(ボディーボール、フィットネスボール、ヨガボール、バランスボールetc)が
800円ほどで発見した。
ヤフオクでも数多く見受けられる商品だが、この値段であれば落札するより安い。

次も河内屋
先ほどの店舗でターメリックと料理用のワインを買ってしまったので、こちらでは
鰹節くらいしか買う物が無かった。
ところが、以前見かけ以降売っていなかったニガリを再発見し、即ゲットした。
まあ、ニガリは何処ででも手に入るようになったが、これは一寸特殊で2リッター物が
たったの約800円なのだ。
当然、今まで見た中の最安値であったが、帰ってから舐めてみたら苦いと言うより
塩辛いのでニガリとしての効用は未知数だ。
まあ、ニガリ自体が効いているか分からず使っているのだが・・・

葛西からの帰り道にショップ99へ立ち寄り、デミグラスソース+αを買って本日の
買い物ツアーを終了した。

(12月6日にまとめ書き)


平成16年12月04日(土曜日)

仕事は山積みだが、しらばっくれて休み。
昼前に親父からの電話を受けて目を覚ましたが、それまでは完全に爆睡モードだ。

外は雨が降っていたし、今夜は奥方が同窓会へ行くと言うので買い物には行かず
家の中で一日中ごろごろして過ごした。

唯それだけだった。
(12月6日にまとめ書き)


平成16年12月03日(金曜日)

朝からクライアント来る。

いつもように青砥に到着したH親分とH氏を母親に迎えに行ってもらっている間に
昨日作ったCGを見直して再レンダリングしていたらお二人がやってきた。
来社早々に早速打ち合わせが始まった。

現在抱えている仕事はとりあえず2件あるが、片方が終わらないと次に移れないので
H氏は焦っているが、親分はそちらにはあまり熱心では無い・・・と、いうより先の
ビデオで真っ白に燃え尽きたいと言う感じだ。

相変わらず新たに作ったCGや修正した箇所に意見が出され、この期に及んで大幅な
再修正をする羽目になって気分も沈んでくる。
特に会心の作であった『海のCG』は評判が良かったものの、『荒れた海の方がベター』
と言われ頭を抱えてしまった。

昼食を挟んで午後も打ち合わせの続き。
親分は別の打ち合わせの為に帰ってしまったので、ようやくH氏と次の仕事 の話を
する事ができた。
こっちの場合、基本的には大枠を換えると言うより、いかに内容を膨らませて拡充するか
と言う事に重点を置く必要があった。
スケジュールに追われてコンテを作ったせいで絶対的にナレーションの量が少なく、
ビデオが予想外に短くなっているのだ。

作業自体は事前に送られていた修正案に基づいて行ったが、6分のビデオをとりあえず
7分近くまで伸ばす事に成功するも、CGを作りながら微調整しないと先には進めなくなった。
時計を見たら5時を回っていたので今日のところは作業を終了。

もう年末年始の話題で持ちきりなのに、再来週はロケが2本も入っているし、正月は
随分と先に感じられる・・・

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お客さんと打ち合わせをしていたら、その会社の社長が飛び降り自殺をしたと報道された。
一同少なからず驚いたが情報が少なすぎて何がなんだか分からない。

夕刊を見てもこの件は出ておらず、東京新聞の報道は翌日の朝刊になった。
しかし、いわゆる3面の小さな記事でしかなく、『遺書のような物があった』も含め、
テレビニュースの粋を出ていなかった。

最近多発する『集合自殺』とは違うにしても自殺する人の心境は他人には想像できぬ
領域に行ってしまっているようだ。

(12月6日にまとめ書き)


平成16年12月02日(木曜日)

気ばかり焦って不調に終わった日。

明日はH親分が今年最後の(?)視察にやってくる予定になっているので、それなりに
歩を進める必要があった。
しかし、相変わらずエンジン不調で調子が上がらない。

あれこれ考えた末に今日は新規のCGは1枚だけに止め、表示方法のテストモデルを作って
お茶を濁す事にした。
大した事をした訳ではないが、1画面に多くの部品が出てくるので調整に手間取ってしまい、
帰宅したのは11時過ぎだった。

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朝、新聞を読んでいて少々驚いた。
PSA(プジョー・シトロエングループ)のニューモデルの話題が、一般紙の新製品欄に掲示
されていたからだ。
そしてコピーを呼んで更に驚いた。
この車はチェコに作った新しい工場で来年から生産を開始するらしいのだが、プジョーの107、
シトロエンのC1に加えて、トヨタも同じプラットフォームの兄弟車Aygo(アイゴ?)を
発売すると言うではないか!!
[写真:PSAのニューモデル]
PSAとトヨタが東欧の新工場で作るニューモデル。左から107、Aygo、C1

日本における軽自動車的な位置づけの強いヨーロッパのエントリーカーは2cv乗りの一人として
大いに興味がある。

写真を見ると3台とも微妙にデザインを変えているようだが、大きな違いはバンパーだろう。
トヨタがボディー同色バンパーなのに対して、プジョーとシトロエンは肝心な場所を整形色で
済ませているのが配色のメリハリになっていて良い。
バンパーは傷になりやすい部品なのだから素材のまま使う事が最良だと思うし、それを『良し』
と、する思想は正しい事だとおもっている。

どれが欲しいかと言われたらシトロエンとプジョーで迷うだろうが、ヤッパリC1かな?
どちらも黒いバンパーパーツが共塗り部分に埋まりつつ張り出している感じが、SMAPの
カトリ君がハーモニカを口に入れている様に似ていて楽しくなる。
恐らく乗り味も微妙に変えて発売するのだろうから、シトロエンについつい期待してしまう。

まあ、トヨタは(パッソと完全にバッティングする車種だからか?)日本に導入する予定は無い
らしいが、できれば日本に導入して欲しい物だ。


平成16年12月01日(水曜日)

朝からまじめにお仕事(?)
と、いいつつ現実逃避のためのオークションチェックには余念が無い私・・・

昨日作り始めた電車のCGの続きを始めようかと思ったが、既存のデータを
修正すれば出来る画もあるので、先ずはそちらをやっつける事にした。
しかし、いざ始めると、止まった画で全てを語らねばならないため、部品の位置関係が
案外難しく、梃子摺ってしまった。

一応、一枚は形になったので次の画に着手。
これは有り物のセグメントデータを切り張りすれば形になると思っていたのだが、
かなり前に作ったデータなので、作りこみが少々お粗末なのだ。
まあ、誤魔化しはいくらでも出来るのでそのまま使っても良かったのだが、いつかは
作り直さねばならない物なので、何となく着手してしまった。

結局、この作業に残りの時間を全て使ってしまい、肝心の画は出来ずじまいだった。
明日こそはサクッと作るれるかな?

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私は頭髪にお金を掛けない主義なので1000円くらいの激安床屋すら3ヶ月近くの
間隔でしか行かない事にしている。
しかし、丸坊主にしても2ヶ月を待たずしてモミアゲ部分が耳に掛かり始め、ハサミで
修正を余儀なくされる。

そこで思いついたのが家庭用バリカン。
高くとも激安床屋に2、3回行くコストで髪型を維持する事を考えたのだ。

早速、オークションを検索してみたら千円未満ってのも数多く出品されていたが、
流石に安物は『福袋』から出てくるような三流品ばかりだし、それ以上になると
家電量販店で買うのと大差が無いような値段だった。
そこで、仕事を抜け出して何となくコジマ電気に行ったら『1680円』の激安品が
目に入ったので箱を調べてみたら一応日本製だった。 (
テスコム・電気バリカン TC31

これよりも少し高いバリカンは何とも言えず型遅れの中国製だったし、使用頻度を
考えるとコードレスである必要も無いので即ゲットしてしまった。

[写真:自写像]

まあ、切れ味を業務用と比較するのは酷だが、コストパフォーマンスには満足している。
極端に短く刈り上げなくとも、定期的に利用すればバン万歳である。
これで浮いたお金でビールが鱈腹飲めるか?!(嘘)


平成16年11月分の日記

11/01 11/02 11/03 11/04 11/05 11/06 11/07 11/08 11/09 11/10
11/11 11/12 11/13 11/14 11/15 11/16 11/17 11/18 11/19 11/20
11/21 11/22 11/23 11/24 11/25 11/26 11/27 11/28 11/29 11/30


平成16年11月30日(火曜日)

なんだかギクシャクした一日。

昨日やっていた仕事に先週やっていた仕事が割った入ってきたので、何とも
言えず、調子が上がらない。
元来怠け者ゆえに追い込まれないとギアがトップに入らない性質(たち)なので
1速で加速して高速道路の本道に入る直前に呼び戻された気分の悪さなのだ。

ともあれ仕事なのでまじめに取り組まねばならないのでディスクの入れ替えやら
なにやらのスタート準備をしていたところへH氏から電話が入ってきた。
『編集への要望をまとめたメモを送りたいがPDFは読めるか』との事だったが、
送られてきたデータは止められた次の仕事用だった・・・

再度気を取り直してパソコンに向かったが、まるでスタートモーターの壊れた
2cvのようにエンジンが全く掛からない。
お客さんに振り回されるのは毎度の事なので怒る気はしないが、先方も音頭を取って
いる部長に仕事を中断されて困りきっているようだ。
『まあ、それで良いのであれば焦る必要も無いのでは?』と私の中の悪魔が囁いて
いつもならばエンジン全開になる3時を過ぎても私の手を止めてしまっていた。

しかし、流石に空回りした気分のままパソコンの前に座っているのも辛くなって
きたので、毛色の変わった作業で気分を変える事にした。
始めたのは『電車のCG』だ。
『上向きシールド工法の使用方法には・・・』と言うくだりで(最低)6種類の画を
表示するするのだが、時間が短い割りに重要なシーンなので手を抜くわけには
いかない。
にも拘らず、制作時間は他のシーンと同等に掛かるので”ずーーーっと”後回しに
し続けていたのだ。
本当は電車以外にもっと簡単な物もあるが、こちらの方が手が掛かる事もあるし、
ので気分転換も兼ねている。

先ず悩んだのは『どんな電車が良いのか?』だ。
鉄道のトンネルである事を示せばよいので『いい加減』でも問題ないが、元になる
物がないとかえって作りにくいのだ。
そこであれこれ検索した結果、一番身近で見慣れた総武線などで使われている
車両を再現する事にした。

そう考えて資料を集めて着手してみると、殆ど趣味の世界に入るので何とも言えず
楽しい仕事となった。
単純そうな形状でも紙工作のようなノッペリとした物では味気ないので、ついつい
細部のディテールに拘ってしまうからだ。

結局9時近くまで作業を続けていたが、フロントマスクの途中までしか出来なかった。
明日には立体にしたいところだ。

[CG:E231の原型]
一見単純そうな物ものにいも、微妙な曲線や面が含まれている。


平成16年11月29日(月曜日)

気分を入れ替えて次の仕事に突入。
まあ、『次の』といっても、前にやった仕事を完成版へもってゆく作業なので、
先週までの仕事と内容的には大差が無い。

まずは評判が悪かったオープニング部分のやり直しからスタートした。
概ね1バージョン前の『パイロット版』にするのだが、ただ書き戻したのでは
芸が無いのでより良い効果を狙ってあれこれ悩んでいた。

しかし、そこへ横槍が入った。
先週、初めて打ち合わせに行った現場向けの見積書を作らねばならなかったのだ。
ハッキリ言ってそれくらい親父一人でやって貰わねば困るのだが、相変わらずやる事
なす事中途半端に人の手を煩わせる。
今回は見積もる項目をリストアップしているので、書き出して値段を付けるだけなのに
悪筆な上に纏まりがないので何が何だか分からないのだ。
仕方がないので母親に清書を強要するのにもかかわらず、書いているそばから言う事が
コロコロ変わる・・・
結局、清書というより『口実筆記』のようなもので親父意外には何が何だか分からない
ので、自らワープロで打ち直す羽目になった。

ところが、それすらも決定稿にならない。
何故なら、見積書の下敷きになっているのはフリー公開していた他人の作ったWord文章
なので、内部構造がイマイチ分からない上に勉強を全くしていないでレイアウトが
滅茶苦茶なのだ
故に、私がそのデータを引き継いで『清書』する必要が生じる。
1枚の見積書を作るのに社員3人掛かりってのは迷惑極まりない話だ。
終いには『文字のレイアウトがあーだ、こーだ』と好き勝手な事を言い出し始めたので
これ以上はできないと、突っ返した。

言い知れない徒労感を憶えつつ元の仕事に戻ろうとしたら、H親分から電話があり、
またもや週末に編集の立会いに来る事になった。
まあ、それは良いとしても今朝始めた仕事をまたまた止めて、元の仕事に逆戻り
する事の方が精神的な強かった上に、別途つまらない雑用を押し付けられて撃沈。

バカバカしくなってきたので早々に帰宅する事にした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −

またも信じられないニュースが報道された。

『アルバイトを終えて帰宅しようとした19歳の女の子が見知らぬ男に首を刺され死亡。
犯人は逃走したが、30分程して警察に確保された。』

このニュースを聞いたのは前の晩の夜だったが、今朝の段階ではテレビも新聞も
『何故刺したのか』を報じていなかった。
しかし、10時くらいのニュースで報じられた犯人の今日実を聞いてあきれ返った。
『樹海で自殺しようとしたが死にきれず、刑務所に入れば生活できるかと思った。誰でも良かった』
誰でも良かったといいつつ正確には『男では抵抗されるといけないので女なら・・・』らしい。

借金があったからか、働く気がなかったからかは知った事ではないが、自分が生きる為
には他人の命はどうでもいいと言うことなのか???
連続して起こった『皆殺し事件』も『集合自殺』も、命っていつからそんなに軽い物に
なってしまったのかと呆れ返ってしまう。

全くもって、最低の男だ。


平成16年11月28日(日曜日)

お出かけでコケタ日

両国の江戸東京博物館で催されている『
大水木しげる展 』(『大』は『Oh!』と読む)の
入場券を入手していたので早起きして出かけるつもりだった。
ところが、いつもの時間に目覚ましラジオが掛かり、気が付いたのは8時半。
『大奥』のラジオドラマを聞いて9時前にラジオが止まった途端に再度爆睡。
次に目が覚めたのは12時近かった。

慌てて(と、言うほどでは無かったが)起き出して近所のスーパーで少々買い物を
してから2時過ぎに家を出たが、駅の前に向かったのは近所の自転車屋さん。
自宅には2台の自転車があるのだが、1台は何年か前にパンクしたまま放置してあったので
二人で動くときには何かと不自由していたのだ。
実はパンクした直後に自分で治したこともあるが、勝率はK1の曙とドッコイどっこい・・・
高校生時代に培った技術は何故か生かされず、奥方からの信用は地に落ちていた。
その為、良い機会なので本格的に直す事にした。

こじんまりした店に入ると客が来たことを知らせるチャイムが鳴り響いたのだが
何故か誰も出てこない。
暫く突っ立っていたら、来る途中ですれ違った40歳代の兄ちゃんが『御用ですか?』
と、商売っ気の無い風体で現われた。

パンクした自転車を見せるとエアチューブだけでなくタイヤ自体が駄目であると
判明したので直ぐに交換が決定。
瞬く間に交換して3000円也。
自転車一台が1万円もしない事を考えると高いような気もしたが、自分であれこれ
動いて治ったの滑ったのする事を考えると納得価格だろう。

何年かぶりに復活した自転車に乗り直ぐに新小岩から電車に乗り両国へ向かった。
駅からグルリと迂回して江戸東京博物館に着たが、まずは腹ごしらえ(?)
奥方の希望により、この近所にある名物の鯛焼き屋へ向かった。
ところが、日曜日の為かあいにく休み。
空腹のあまり暴れる寸前の奥方をなだめて主目的である『水木しげる展』を見に行った。
[写真:江戸東京博物館]
江戸東京博物館の外観:いつ見ても奇妙な建物だ。

個人的に妖怪は子供の頃から大好きだったので、水木しげる氏にも興味があり、人となりも
少なからず知っているつもりだった。
しかし、自叙伝漫画をベースにした半生は『数奇な』としか言いようが無い。
特に入り口に設置してある生まれてから今日までを解説した幅10mに及ぶ絵巻漫画
『人生絵巻』は圧巻だった。

1時間半ほど掛けて辛うじて『水木しげる展』は見終える事ができたが、閉館時間が
迫っていたので常設展示物は見る事ができなかった。
やはり出だしが決定的に遅かったのが敗因だが、折角近くにあるのだから身銭を切って
もう一度きても良いかもしれない。

帰り道、お腹が空いてきたのでどうし様かと考えたところ、『亀戸ぎょうざ』を食べる事にした。
しかし、出掛けにコロッケパンを少々食べただけなので亀戸に辿り着く前に野垂れ死に
する可能性もあったので軽く食べる事にした。
一応、博物館の施設内にも見るからに美味しそうなオムライスを出す店もあったのだが、
はしごをするのには少々高価だったのでパス。
結局、来る途中にあったハンバーグ屋さんで小休止した。

その後亀戸に移動したが、流石に食べた後なので直接「餃子」へは行かず、駅ビルで
腹ごなしをしてからブラブラと路地へと赴いた。

その並びにある居酒屋へ行く事があったので亀戸餃子の前は何度か通った事があったが
入るのは今日が初めてだった。
数人の女性人が忙しく切り盛りをしている店内は適度な緊張感が漂っているし、
餃子を焼く際に投入するお湯の弾ける音の凄まじさもあいまって実に勢いがある。
ハンバーグを食べずに来ていたら4皿は食べていたろうが、規定の2枚でやめる事にした。

折を見てまた来たいものだ。


平成16年11月27日(土曜日)

完全休養を決め込んだ一日。

久しぶりに仕事を忘れて12時近くまで爆睡。
お腹がすいてきたのでノソノソ起き出してお好み焼きを作って食べた。

特にやる事も無かったので長らくテレビを見ていたが、夜の飲み会までには間が
あるので鹿骨の河内屋買い物へ出かけた。
しかし、規模が小さいせいかラインナップが貧弱で、レジャーとしての買い物ツアーは
不発に近い状況だった。
まあ、決まりきった買い物であればわざわざ葛西まで行くまでも無いので割り切る事にしよう。

帰宅して暫くダラダラ食いをしてから6時半頃に東邦酒場へ行った。
いつもの面子でのいつもの飲み会だが、何度食べても絶品の煮込みには感動してしまう。
前日の夜に自宅の近所で食べた定食とは雲泥の差だった。

ダラダラ食いをしていたせいか、ガツガツ食べ続けていたつもりは無いが、珍しく生ビール2杯、
ウーロンハイ1杯、ウーロン茶1杯で終了。
決して安い飲み会ではないが、何度でもきたくなる店である。


平成16年11月26日(金曜日)

やっとのんびり出来た一日。

次の仕事を始めねばならないが、その前に気持ちの切り替えをする必要がある。
そこで、これまでのデータをバックアップしたりしながらテンションを下げる事にした。

2時少し前にコジマ電気で市場調査。
例のDVD制作200枚の仕事が来た時に身近でメディアを入手した場合を想定して
価格を考察してみた。
流石に『10枚スピンドルで300円』なんて激安品は売っていないが、大手の量販店でも
客寄せの為か積極的に安価な台湾製メディアを店頭に並べていることが良く分かった。

しかし、雑誌からの情報によると、きっちりと記録として残す事を考えると『日本製』しか
ありえないようだ。
日本の大手メーカーも台湾から積極的にOEM供給を受けている事を考えると十把一絡げ
にも出来ないが、納品後のトラブルなどを考えると『安かろう悪かろう』では済まされない。
やはりメディアは秋葉原の方が安いという結論に至った。

会社に戻り少々雑用をして6時半頃に早々と帰宅した。
自宅では妹の友達がフェイシャルエステの講習会(?)を開いていたが、私は門外漢なので
新聞を読んだりしながら終わるのを待つだけだった。

講習会が終わったので妹も含め4人で近所へ食事に出かけたが、最初に言った場所は
パッとしない店構えの上に安いといえないので今回もパス。
結局値段だけを考えてパチンコ屋の並びの定食屋へいった。

感想は・・・まあ、安いから仕方がないのかな?というレベル。
メインの定食はどれもそこそこの量があって5〜600円と安価だが、味はいまいち。
あれで7〜800円だったら暴れてしまうくらいだ。
私の注文した煮込み定食は450円と一番安かったが、仕上がりは特に悪かったが、
ウエイトレスのおばちゃん曰く『・・・暖めた方がいいですかね?』だって。
まあ、東邦酒場の煮込みと比べる方が大人気ないが、料理の基本が出来ていない人が
自信なさげにやっている感じがその言葉に集約している気がする。

明日は東邦さんで口直しをするか。


平成16年11月25日(木曜日)

ノンビリするはずが何故かバタバタした一日。

疲れが溜まっていたせいか1時間近くも寝坊してしまい、平日なのにゆっくりスタート。
奥方を送り出し、いつものようにヨーグルトを食べながら新聞を読もうとしていたら
携帯電話が鳴ったのでH親分だと思った。

ところが電話は昨日会ったN所長。
なんだろうと思い出たところ開口一番『ビデオをDVDにできるかな?』
当然こちらも「はい、できます」と答えた。
詳しく話を聞くと会社(?)で行われる講演会の模様をビデオに撮り、DVDにしたい
という類の話だが、枚数が少々多いのだ。
妙な話だが、これだけDVDの普及が進んだ今、作業する方としても『手離れが良い』上に
コスト面でもVHSよりも安価なので良い事ずくめだ。
直ぐに見積書を出す事にして電話を切ったが、粗利の単純計算をすると久しぶりの
ホームランになる可能性が高い。

結局、この件も含めワープロ打ちなどの雑務に追われ、気がつけば5時過ぎ。
DVDのドライブやらメディアやらの市場調査を兼ねて秋葉原に赴いたが、今月の初旬に
修理に出したビデオデッキを受け取った以外は方々へ行く気にならなかった。

重い重いビデオデッキを持っていたせいもあったが秋葉原デパートでプーランチョコの
スイートバージョン(?)2種類を買い直ぐに帰宅した。
[写真:プーラン・スイート] [写真:プーラン・ビター]
食べた事の無い2枚(写真:左)を購入。パッケージを見ているだけでもリッチな気分になります。
奥方が(写真:右は)苦いと苦情を言ったから・・と言うわけではなく、甘いのも試したかっただけです。
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デジャヴューでは無いが、同じような事件が続けて起こった。

一つ目は無職のプーター郎による家族の皆殺し事件。
『いい年をして定職に付かず』と、厳格な父親から詰(なじ)られつづけ、『このままでは
自分が殺されると思ったから殺した』と反省する様子が無いのもこの間の青年と同じだ。
また、1才にならない子供を連れて里帰りしていた実の姉も殺してしまった理由は
恐らく『自分よりも出来がよく、比較される事に劣等感を覚え続けていた』事もあるのだろう。
されど、そんな一方的な逆恨みで平然と人を殺してしまう心境が私には理解できない。

今度の重大な犯罪を犯した容疑者も自分でやったにも拘らず、実感を伴っていない気がする。
まるで他人事(ひとごと)かテレビドラマを見ているような仮想現実の世界の住人のようだ。
死刑判決くらいの強い衝撃を与えないと『こちらの世界』に戻ってこないのかもしれない。

二つ目は日銀職員による『新札の抜き取り事件』。
まあ、殺人事件と比べると、馬鹿馬鹿しい話に思える。
『換金するつもりは無く、記念にするつもりだった』と、誰もが言っているが、
『人気のある紙幣だと千円が10万円』とも言うから真偽の程は定かではない。

そもそも『いかなる罪に問われるのか?』と言うのが気になった。
10万円で取引されるかもしれない千円札も自動販売機を通せば額面どおりにしかないし、
100枚の札束から1枚抜き取って99枚にしてしまったのとは訳が違う。
どうやら『その場所には自分のお金を持ち込んではいけない』という服務規程に違反するようだ。

泥棒をした訳ではないが服務規程に違反しているので処分される日銀職員。
国民の社会保険料を使って放蕩の限りをしているが服務規程違反にならない社会保険庁。
前者は『出来心の玄関盗』だとしたら後者は『焼き破り』か『ピッキング強盗』位の
罪だと思うのだが、世の中つくづく不平等だ・・・


平成16年11月24日(水曜日)

朝から納品の準備。

昨晩仕上げたビデオを朝一でDVDに焼きこみ、そのまま納品に・・・とは行かなかった。
焼きこみ自体は直ぐに終わったのだが、親父から『一応VHSビデオも用意しろ』と、
言われていたのでダビングとラベルシールの制作も必要だったのだ。

ところが、印刷に使っているエプソンのプリンターは置いてある場所のせいか、猫に攻撃
されたり、人間に蹴飛ばされたりとガタが着始めている。
その復讐なのか、いつ使っても紙が詰まったり、印刷途中で止まったりと挙動が安定しない。
今回もラベルを1枚印刷するのに四苦八苦し、2枚目を印刷しようとしたらインク切れ・・・
慌ててインクを交換し、テスト印字をせずに印刷を始めたらカラーインクが全くでないのだ。

当然ノズルのクリーニングをしてテスト印字したが今日に限って全く印刷されない。
『何かがおかしい・・・』と思ったが、何てことは無い。
慌てていたのでインクの空気穴シールを剥がしていなかったのだ。
我ながら情けない・・・

気を取り直して印刷を再開。
2回目のノズルクリーニングでようやく印刷が出来たが、どうもムラがあって納得が行かない。
しかし、時刻は既に12時近くになり、VHSのダビングも終わっていないが時間切れ。
やむなくDVDのみを持ってゆく事になった。

別件で新しい仕事の見積もりの話もあったので社長(親父)共に昼過ぎに会社を出た。
(正直言って、私の仕事はまだまだ残っているので出かけたくなかったのだが・・・)
先ず、新宿駅の南口の程近くにある現場事務所を目指したが、初めての場所なので目当ての
ビルを通り過ぎてしまい、迂回するだけで30分近く掛かってしまった。

ゲッソリしつつG建設で広報部のA氏にDVDを手渡し、納品は終了。
ところが、会社に戻り、残った仕事をしていたところへ電話が掛かってきた。
先ほど納品したDVDが再生できないと言うのだ。

時間が無かったので焼いた機械での自己再生確認しかしていなかったがいけなかったか?
と、思ったが、ディスクのフォルダーは見えているようなのだ。
原因は良く分からないが、別件のDVDの焼付けも依頼された事だし、ついでなので
確認をしながら焼きなおす事にした。
すると、焼付けに使ったISOファイルで作ったDVDは2台のPCとSONYの
『スゴ録』で問題なく再生できたので読めなかった原因は不明のままだ。

まあ、トラブった現物が無いのでこれ以上はどうしようも調べようも無いので、もう1本の
DVDを作る事にした。
ところが、いつもと同じ手順で作業しているのに、何故か焼付けの時点でエラーが出るのだ。
英語で出されるエラーメッセージにも心あたりが無く、メディアが安物のせいかと思い始めた。
しかし、いくら安いからと言っても焼付け前にエラーが出るのも解せないし、メディアを
いくら換えても結果は変わらなかった。

そこで思いついたのがメディアとドライブとの関係だった。
使っているドライブは約1年前に買ったNECのND−1300Aなのに対し、
メディアはALL−WAYSのスピンドル。安物ながら8倍速対応の最新版だ。
DVDにまつわる環境はここ何ヶ月か目まぐるしく変動していたのでファームウェア(F/W)が
対応していないのではないかと考えたのだ。

早速ネットで検索を開始したところ、多数のヒットが有った。
それまでのF/Wは買ったままの1.06だったのに対し、見つけた1.08。
今年の8月にリリースされたと思われるF/Wなので『これでOK?』と思い、
実験してみたが同じエラーで焼くことが出来ないのだ。

この作業を始めて既に1時間以上が経過して、いい加減嫌になってきたので
突破口はないかと思い、買い置きしてあった高級品をマウントさせてみたらエラーが
起きない。
ヤッパリ元のデータには問題がないことが分かったので、改めて情報を収集したら
先ほど見つけたF/Wは最新版ではない事が判明した。
現在では1.0Aなるバージョンが存在しており、これを使ってみたところ、やっと
焼き焼きする事が出来た。

直ぐ終わると思っていたのに気がつけば9時過ぎ。
明日こそはゆっくり出来るかな?

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大学受験に失敗した19歳の青年が両親を鉄アレーで殺害する事件がおきた。
教師をしている親から日ごろ煩く言われたのが原因になったようだが、何かがおかしい。

親子の間のいさかいが元の事件は数多くあったが、今回の場合、
・ 最初から自分で警察に通報するつもりだった(発作的ではない計画的犯行?)
・ 他の家族も皆殺しにするつもりだったが、二人殺して気持ちが萎えてしまった
・ 殺害後、兄弟と共にテレビを見たり、お菓子を食べたりしていた

容疑者の青年も『人殺しは大変な罪であり、してはいけない行為』だと、親から
学校の先生から教えられているはずだが、それらは単なる知識でしかないと言う事なのか?
特に事件後、『ついでに殺してしまったかもしれない兄弟と何食わぬ顔でいつもと同じ
ようにテレビを見ている図』が、なんだかゲームの中のモンスターを倒したのと同じ
心境だったのかと思い、空恐ろしい。

換金目当てでの万引きをするのと同じ感覚なのかも知れないが、万引きも殺人も
罪である事には変わりがない。
世の中一人一人がバーチャル独裁国家をつくり、将軍様のように振舞っているような
嫌ぁ〜な空気が漂っている。

一体、誰がいけないのだろうか???


平成16年11月23日(火曜日) :勤労感謝の日

世の中は休みらしいが、今日も仕事。

もう一踏ん張りで終わりそう・・・・と、言うより次の仕事に影響が出始めているので
明日には(仮にでも)納品を済ませないといけない状況なのだ。

先ずは昨日の作業の見直し。
一応レンダリングが可能な状況まで作業は進んでいたが、改めてデータを見てみると
細かい問題がアチコチにあり、修正作業がなかなか終わらないのだ。
それでも2時を過ぎた頃に一度レンダリングをすることが出来たが、結果を見たら
つまらない失敗に気づきやり直し・・・
その際、不意に海面にグラデーションのテクスチャを貼り付ける事を思い付き、
やってみたら(インチキであるが)一層リアルな海をでっち上げる事に成功した。

[CG:海上・修正前] [CG:海上・修正後]
単に色の問題ではなく、グラデーションを貼り付ける事で空気遠近法っぽくなった。
これで水平線が呆けてくれれば言う事無しなのだが・・・

何だかんだで夜中には全編通してのレンダリングが終わったのだが、時間の関係で
残る大きな改修点が今回も見送らざるを得なくなったのは心残りだ。
とりあえず、明日納品して様子を見る事にしよう。

(11月25日にまとめ書き)


平成16年11月22日(月曜日)

グロッキー気味だが朝から追い込み。

基本的には前日作った部品を箱庭に配置し、あれこれ調整する作業に終始した。
CAD図面が出てきたので縮尺や位置関係を正確に表現する事も可能であるものの、
10秒程のシーン内でナレーションの内容を具現化する事とは別次元の話だからだ。
そんな訳で抜ける手は抜きつつも、あれこれ考慮しつつトライ&エラーの作業が続く。

部品の配置が終わり、カメラ位置の移動設置が終わったのは10時過ぎ。
しかし、カメラテストをする度に問題が出てくるので、夜中になっても作業は終わらず、
結局レンダリングには至らなかった。

明日は休みだが、また仕事だな。

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朝、目覚まし代わりのラジオを聞いていて耳を疑った。
『ドラえもんの声優総入れ替え』すると言うではないか!

聞けば放送開始から既に四半世紀経ち、番組を続けて行くために若返りを狙っているらしい。
しかし、『ドラえもんと言えば大山のぶよ』『大山のぶよ言えばドラえもんと』と言う
くらいに(他のキャラクターも同様に)イメージが固定化してしまっている。
その為、ハッキリ言って人選は相当難しいだろう。

人は必ず死を迎える。
原作者の死亡後も番組や映画が制作可能なのはされ続けているのは『代わりが居るから』に
他ならないが、寅さんシリーズのように『代わりが有り得ない』で終わるよりも『水戸黄門』
方式で永遠に作り続けてゆくのであろうか?

私の懸案はむしろ『サザエさん』がいつまで続けられるかのにある・・・


平成16年11月21日(日曜日)

朝のラジオも全く聞こえない程、昼まで爆睡。

のそのそ起き出し、買い物には行かずに有り物で昼食を済ませた。
作業にけりが付かないので今日も仕事なのだが、なかなかエンジンが掛からず、
結局会社に行ったのは3時近かった。

今日の作業は昨日の続き。
海の出来に自画自賛しつつも、翌日になって改めてみたら『もう少し良くなるかも・・・』
と、手を出してしまったら止まらなくなってしまった。
この辺は完全に趣味の世界なので時間の許す限り続けたかったが、肝心の構造物を作らな
ければ先に進まないので後ろ髪を引かれる思い出次のステップへ進んだ。

地下構造物は基本的にパイプ状の物体が途中で分岐したりしているだけの物だが、
海の中に突き出している部分は少々複雑な構造をしている。
根元から徐々に太さを変えながら90度に折れ曲がっているパイプをどの様に作るか
悩んだが、残された時間内でスマートな方法は思いつけそうに無かったので力技で乗り切った。

[CG:横からの図面] [CG:制作途中01]
制作途中の図(右図)。原図(左図)を元に分割したテーパー部を手作業で曲げていった。

ところが、この構造物の資料は現場に掛けられていた看板の断面図イラスト位しかなかった
ので、パイプを囲むケーソンという物体の形状がイマイチ分からなかった。
円筒なのか角柱なのか、さっぱり分からなかいのでは作りこみが止まってしまうため、
以前預かったCD−ROMを何度も見直す事になった。

すると、資料写真によりケーソン自体は円筒に近い形状である事が判明したのだが、
その他の部分は謎のままだったのだ。
こうなると頼みの綱はCAD図面と思われるファイルだけとなった。
しかし、以前からCD−ROMの中に『.DWG』という拡張子のファイルが入って
いたのだが、手持ちのソフトでどうやっても開く事が出来なくて放置していたのだ。

何故読めない理由が『手持ちのソフトではバージョンが合わない』事が一番高いのだが、
滅多に使わないソフトを買ったりバージョンアップする気も起きない。
そこでフリーソフトをあれこれ試したところ、DWGをDXFに変換するソフトで
9割がたのファイルを読み込む事に成功した。

ところが、読めたら読めたで悩みが増えてしまった。
例の曲がったパイプは途中から2分割しているではないか!
[CG:上からの図面] [CG:制作途中02]
正直言って何度見ても立体的な形状を想像しかねたので修正を始めたけど・・・

まあ、こんなところまで再現しなくとも事足りる事は分かっていた物の、途中まで着手
したら止まらなくなってしまい、今日も夜中まで仕事をしてしまった。


平成16年11月20日(土曜日)

土曜日だが今日も仕事。
コタツで寝てしまったせいもあるが疲れが抜けないので1時頃に出社してCGの続きだ。

まず、昨晩最後に仕掛けた合成用マスクデータでメインのビデオと背景を合成してみたが、
考えている効果までは、『あと一歩』どまりだった。
やむなく元のデータを再修正してレンダリング、再合成してチェック・・・それだけで
ほぼ半日掛かってしまった。
しかし、苦労した甲斐はあって、満足の行く結果を得る事が出来た。

さて、次もまた難問だ。
暫定版のビデオではお客さん(素人)が撮影したブレボケ画像をつかっていたのだが、
分かりにくい上に不要な看板も写っていて差し替えを指示されていた。
しかし、写っていたイラストを描き起こすだけでは全体像が把握できないので(暗にお客の
要望により)3DCGで表現する事にした。

ところが、構造物は動かないし、比較的単純な形状をしているものの、それは海底の
土の下に埋まっている設定なのだ。
その為、地面と海面をいかにして作るかに悩む事となった。

一番簡単なのは『其れらしいテクスチュア』を貼り付ける方法なのだが、都合の良い物が
直ぐには見つからないし、平面カメラの画角を移動させたときにボロが出る。
次に考えたのは『Terragen』
自然の海や山などの自然風景を超リアルに簡単に作るCGソフトで、フリー版もあるので
使えればこんなに都合の良い物もないが、使った事がないので実戦配備は直ぐには無理だ。

・・・で、結局はいつものように無手勝流で『其れらしく』作りこむ事にした。
作り方はPlane−Meshの頂点を適当にサヴディバイドしていき、ランダムに
頂点をいじった上でフラクタルサブディバイドとスムースサブディバイドで其れっぽく
調整してみた。
『雲と空』は最初から写真を貼り付けたのが作例である。

まだまだ不満が多いが所詮は短時間のシーンなので、構造物の方を作りながら調整する
事にして作業終了。
また日付が変わってしまった・・・
[CG:海上] [CG:海中]
海上部での風景(左図)から視点移動して海底(右図)へ・・・


平成16年11月19日(金曜日)

息切れと飽きが目立つが、今日もお仕事。

午前中は請求書を出すのに関わるワープロ打ちをし、昼前からCG制作だ。
今やっているCGはそれぞれの動き自体は簡単なのにアチコチ複雑なタイミングで
合成をしたりする必要があるので、調整に時間が掛かる。
すり鉢状の受け口に流れ込む土をビデオテクスチャーとして張り込むにしても
回転数と流れるスピードを調整するだけで見る見る時間が流れてしまう・・・

はたまた、シールド機で削られ、落ちてくる土も別途部品を用意してアニメ設定を
していったところ、レンダリングしたらすり鉢を擦り抜ける不良品が続出した。
最初はアニメ設定の最適化を目論んだのだが、だんだん嫌気がさしてきたので、
出来上がったビデオ自体をレタッチする荒業を使う事にした。
あまりスマートな手法で無い事は分かっているが、作業が進まない事の方が悪である。

結局あれこれトライ&エラーを繰り返し、かなり良い線まで仕上がりかけたが、
土とシールド機との合成用マスクがうまく行かず、明日に持ち越した。

土曜日だけど、すかたねぇっすなぁ〜。

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奈良で起きた小学生少女の誘拐殺人事件。
誘拐して直ぐに殺害した後に母親へ『娘はもらった』などと言う写真つきメールを
送ったと言うのだから鬼畜な上に大胆不敵な犯人である。
この事件に関しては連日報道されているにも拘らず、犯人につながる決定的な情報は
未だないようだ。

相当異常性の高い犯人なので次の犠牲者が出ないうちに捕まる事を切に望む。


平成16年11月18日(木曜日)

今日も朝からお仕事の続き。

まるで匍匐(ほふく)前進でもするようなスローペースではあるがデータを
修正してレンダリングと組み込みを繰り返していたら微かにゴールが見えて
来たような気がしてきた。

そんな訳で兄貴たちにビールを買ってきてもらい、小盛り上がりしながら
夜中まで作業を続けていた。
しかし、新しいシーンを作る程の余力が残っていなかったので作業終了。


平成16年11月17日(水曜日)

朝からのどの調子が悪く、憂鬱な気分で仕事を開始。

なにしろ打ち合わせのたびに尺取虫式に目の前のゴールが先に移動してしまうので
何ともいえない徒労感を感じてまうのだ。
しかし、それでも納品しないと自分の給料もままならないので気を取り直すことにした。

まず、コンテンツの流れや怠惰な部分を打ち合わせどおりに調整し、CGの修正再開だ。
例によって初めて見る人には間違い探しのようなレベルの微調整のオンパレードだが、
微調整ゆえにタイミングの調整がシビアで、トライ&エラーの時間が猛烈に掛かってしまった。
結局、タイトルバックのシーンを作り直すだけで日が暮れてしまった。

流石に一日掛けてタイトルバックだけでは能率が悪すぎるので次のシーンの修正に突入。
スチールセグメントのリング数を変えたり、工法の説明シーンに既設セグメントを組み
込んだりして2、3本着手したが先は長い・・・

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夕方にニュース番組の特集コーナーを見た。

『男はベロベロに酔っ払い、周りの制止を振り切って自動車を運転し、駐車場を出た
途端にスクーターと接触事故を起こしてしまった。
すると、何を思ったのか同乗者の制止を振り切り赤信号を無視して猛スピードで逃走。
その途中で、今度は何の落ち度も無い専門学校生を引き逃げ。
その挙句、コンビニエンスストアに飛び込みカップ酒を一気飲み。
男は駆けつけた警察官に緊急逮捕されたが、ひき逃げされた学生は車に引きずられた
事による頭蓋骨折と脳挫傷により死亡。』

こうなると100対0では生易しく、1000対0位飲酒ドライバーが悪いのは誰の目にも
明らかなので「・・・コリャ駄目だ。あんたの人生終わったよ」と、言いたくなる。

ところが、この特集のタイトルは『逃げれば罪が軽くなる』という何とも嫌な物。
先のひき逃げ犯は『危険運転致死罪』の最高刑の15年が課せられても不思議ではないのに
裁判が始まると『業務上過失致死+ひき逃げ』で争われ、最高でも7.5年と半額セール
状態だと言うのだから解せない事この上ない。

何故か?
これこそ法律、そして裁判の落とし穴だが、立証できる証拠を揃えて起訴しないと
先のよな重罪を犯しても『無罪』になる可能性が極めて高いのだと言うのだ。

俗に言う『酔っ払い運転』の程度は運転時にどれくらい酒を飲んでいたのかを
『呼気1リットル中のアルコール量』によって”切割り”をする。
ところが、其れを隠蔽する為にひき逃げ直後にアルコールを飲みなおす『二度飲み』が
行われてしまうと『運転時の飲酒度』を算出できない。
よって、『危険運転致死罪』で起訴しても肝心の証拠が役に立たないので『無罪』
という事がありえるのだ。

幸い、この事件には多くの目撃証言があった為、遺族の尽力により判決を
『懲役10年』持ってゆく事が出来たそうだ。
しかし、逆にこれは稀有なケースかもしれない。
現に酩酊状態でひき逃げをし、後日出頭したと言うケースを聞いた事がある。
なにしろ『後日』なので『運転当時』という過去の状況を立証する事が出来ず、
『危険運転致死罪』での起訴が出来なかったというのだ。

根本的な話だが『人を死に至らしめた凶器』が車か否かでこうも違うのかと、思ってしまう。
何の罪も無い他人を殺害したとすれば『傷害致死』が適用されても良いはずだ。
ところが、自動車だと『誰でも意図せず簡単に人を殺してしまう』故に其れを緩和する
為なのか、或いは『産業優先の思想』がそこにあるのか、差が生まれている。
百歩譲って前者の思想があったとしても意図的に凶器として使った場合でも 罪が
緩和されてしまう矛盾が生じてしまっては本末転倒である。

この件は決して新しい論議ではないが、だからこそ高い給料を貰っている筈の
立法府の方々にはキチンと頭を使って仕事をしてもらいたものだ・・・


平成16年11月16日(火曜日)

朝から那須へ出張。

今抱えている仕事全体の打ち合わせなのだが、先週、先々週と立て続けにやっているので
そう度々やっても実作業が遅れるだけの気もする。
しかし、『来てくれ』と言われれば片道2時間半掛けてでも行かねばならぬ身なのだ・・・

いつもの様に『平井大橋』から首都高に乗り、東北道を目指したが、乗って早々に
軽い渋滞に捕まってしまった。
まあ、いつもの渋滞からすれば十分に流れていたのだが、約束の時間って物があるので
出だしの足踏みは大いに嫌な事だ。

東北道に入る頃には回りの車も少なくなり、後はひたすらプレオのアクセルを踏み続けた。
佐野サービスエリアでおにぎりを食べて現地に到着したのは10時をちょっぴり過ぎて
いたが、お客さんの方もアウェーではなくホームでの打ち合わせなのでノンビリ気味だ。

会議室にH親分、H氏、O氏と私の4人が集まり早速打ち合わせを開始したが、
現状を評価し、ダメ出しをするというレベルなので正直言って先週末と大して変わりがない。
一応、別件も含め2時間程打ち合わせをしたが、実りが薄い気がする・・・

高速を飛ばして会社に戻ったが、今の仕事の納期に多少の余裕が出来た分、その後の
スケジュールが詰まるだけなのがヤルセナイ。
あれこれ気持ちの整理が付かないのでデータのバックアップなどの雑務をして7時頃に帰宅した。

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来る時と同様に帰り道も2時間半掛かるので、途中で昼食を食べる事にした。
しかし、SAの蕎麦やうどんでは少々不満が残りそうなので高速道路を降りてから食べるか
とも考えていた。
ところが、たまたま休憩によった羽生のSAにモスバーガーを発見!
迷わず初めてのモス体験となった。

[写真:モスバーガー羽生SA店]

ハンバーガーと言えばついついビックマックセットを食べがちだが、何時食べても『美味い』
と、感じたことが無い。
そもそもハンバーガーはお腹が膨れはするものの安くない上に罪悪感が残りがちで、
モスバーガーが美味しいと話に聞いていても試してみる機会が無かったのだ。
そんな訳で、モスバーガーセットなる物を注文してみた。
[写真:モスバーガーセット]

ハンバーガーにポテトと飲み物が付いて620円(税別)なので価格はマックとドッコイ
どっこいだが、一見して雰囲気に品がある。
味は・・・所詮ハンバーガーなので高が知れているが、素材の味が生きているのは間違いない。
特にみじん切りになったタマネギが「シャクシャク」と小気味の良い食感が気に入ってしまった。

こちらの方が遥かにまともな『料理』と言えよう。

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北朝鮮がらみの報道がつづいている。

拉致事件に関する新たな資料と証するコンテナの数を数えたのか、首相や幹事長は
『あちらも随分がんばったな』などと口走っているが、時間を掛けたか掛けないか
だけの話でフィクション(大嘘、出鱈目)であるようだ。
そもそも、そんなもの評価に値しない。

そもそも生きていたとしても秘密機関に関わっているので手放せないのかもしれなし、
死んでしまったとしても、『自分たちに都合が悪いので処刑した』とも言えないだけかも
知れない事は誰でも直ぐに考える事だ。

にも拘らず、小泉首相による2年前の電撃訪朝を切欠にして『日朝国交樹立』を
目論んでいる勢力が両国に居るみたいだ。
しかし、『誘拐した被害者は死んでしまいました。 お互い其れを認めて仲良くしましょう』
と、言う論理は何処の世界で通用する話なのか?
私には理解できない。

『日本が占領時代にやっていた悪行を考えれば』と、逆切れして話を逸らす手法も取るだろうが、
其れとこれとは話が違う。

無論戦争をするよりもお互いを認め合って仲良くする事に越した事が無いが、
『自分の犯罪を棚に上げて私利私欲に走る国』と誰が仲良くしたいのだろうか?
少なくとも私は思わない。

『人道支援の観点から考えれば食糧支援は必要である』と、いう話も有る。
しかし、無料で米やら物資を送る事で実際に北の人たちの生活が改善しているのかを
精査しなければ税金を払っている国民の同意を得られるとは思えない。
増して無償提供されたものを闇市で高値で売り捌いているとなれば無意味である。

それにコメ支援は無償以外に有償でも行っているにも拘らず、 元本の支払いどころか
滞っている利払いの問い合わせすら無視し続けていると言うではないか。
どうしてもあちらを支援したいと言うのであれば払ってもらうべき物を払ってもらった
後にするか、それらを棒引きにして『支援しました』と、先方の出方を見る手も有るかも
しれない。

犯罪国家は本来弱い立場、低い立場にいる事を自覚するべきなのに同じ立場か上の立場に
有り続けようとするのが『外交手腕』なのかもしれないが、何とも寂しいやら腹が立つやら・・・
とにかく『国交樹立をして歴史に名を残す事』ばかり考えて私利私欲に走るのでは
『百害あって一利無し』である。


平成16年11月15日(月曜日)

週明け早々、不真面目に仕事を開始。

明日は今やっている仕事の打ち合わせをするために那須まで出張しなければならない。
そんな訳で少々無理をしても空白部分を埋める必要があったのだ。
しかし、CGの進捗状況は芳しくない上に朝から偏頭痛がするので調子が出ない。

結局、CGをデッチ上げてビデオのレンダリングが終わった頃には日付が変わって
しまい、お客さんへのWeb配信が終わったのは1時過ぎになってしまった。

明日は早いのになかなか眠れなかった。

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前日行った実験『低脂肪乳でヨーグルトを作れるのか否か』の結果は『出来る』だった。
しかし、元々の牛乳から脂肪分等を抜いているので味と同様に水っぽい、乳清の多い
柔らかいヨーグルトになってしまった。
普通のヨーグルトが残っているので本格的に食べるのはこれからだが、低脂肪乳独特の
少々癖のある味がするので、継続製作はしない可能性が大きい。


平成16年11月14日(日曜日)

日曜日なので何もする気無し。

午後一で妹の知り合いがやって来るのは分かっていたが、片付けもろくにせず、
『ジャガイモチジミ』を食べながら待っていた。

フェイシャルエステ(?)の実習も終わったので、ノソノソと買い物ツアーへ出た。
先ずは近所の薬局『ぱぱす』
目的は特売のポテトチップだったが、前日に見かけた『季節限定マロン風味!?』の
リップクリームを買うか否かも悩みの種だった。

しかし、話に聞いた現物を手にとって予想通り眉をひそめた。
どう想像しても『フルーツ消しゴム』の範疇を出ない代物と考えられたからだ。
結局『買わずに後悔するよりも、買って後悔』と言う事で買ってしまったのだが、
ヤッパリ結果は『フルーツ消しゴム』。極甘のバニラフレーバーであるのは間違いないが
何処にもマロンモンブランのいる余地は無い。
秋に発売したのでそう書きたかったのかもしれないが、冬に『クリスマスケーキ風味』で
売った方が利にかなている気がした。

気を取り直して買い物ツアーを続行。
わざわざ葛西まで行かなくても河内屋はあるので篠崎店を目指した。
この店は河内屋になる前の別の店だった頃には通っていたにも拘らず、足が遠のいていた。
再開発地域のせいか道路整備が進み、風景が一新されてしまい土地勘が失われていた
のもその一因である。

いつものように鰹節や日配品を買い込み、そこそこの時間に帰宅。
自家製バジルのパスタを作って食べたら妙においしかった。

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相変わらず自家製ヨーグルトを作り続けているが、気になった事がある。
それは『低脂肪乳でヨーグルトはつくれるのか?』である。
『牛乳で豆腐は作れるのか?』は実験済み(勿論失敗)だが、最近まで馬鹿馬鹿しくて
やる気にもならなかった。

しかし、普通の牛乳での育成が順調なので一寸遊んでみる事にした。
いつもと変わらぬ方法で仕込みを行ったが、結果が出る明朝が楽しみである。


平成16年11月13日(土曜日)

土曜日だが仕事に目処が付かないので朝から仕事。
いつもなら昼過ぎに登社するところを所用もあったので10時前に到着してしまった。

今日の仕事は・・・・昨日と同じ。
オープニングシーンは一先ず脇において別のシーンの修正に入った。
まあ、基本的に修正済みの部品を読み込み、アニメーションを流用するだけなので
新しい部品との干渉や『間』に問題が無ければ時間との勝負である。
(今回も元からあった部品とが干渉していた為、修正を行う羽目になった・・・)

作業が進み、新規のCGまであと一歩まで漕ぎ着けた。
しかし、暫定版では時間の関係もあり『尺あわせ』の意味合いも強い不満のあるシーン
だったので、多少変化をつけることにした。
しかし、『間』の調整が思いのほか難しく、11時近くまで残業したがうまく行かなかった。

時間が欲しい・・・

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夕飯は成り行きで兄弟で焼肉を食べに行った。
コストパフォーマンスを考えると焼肉はどうかと思ったが、兄貴が『焼肉モード』に
入っていた為らしい。

先ず向かったのは新小岩にある某焼肉チェーン店。
個人的には良い印象が無いチェーン店だが、行ったことが無かったし、多少『高級志向』に
振った雰囲気があったので決定したのだ。
朝から出かけていた奥方も誘おうと兄貴と妹を店に置いて一度自宅に戻り、連絡を
待っていたが一向に戻ってくる兆しが無い。
しかも先ほどの店は客が多くて入れそうに無いので他を探すと連絡が入った。
5分ほど家の前で奥方を待っていたが、やはり帰ってくる様子も無いので、帰宅ルートと
思われる道を通りつつ、妹たちが待つ焼肉屋を目指した。

やって来たのは蔵前橋通りにある中堅焼肉チェーン店。
先ほどの店がアッパーミドル向けとするなら此方は庶民の店・・・否、ファミレスだ。
店の中を小さな子供が雄たけびをあげなら駆け回っているし、若い親たちは其れを無視して
会話に熱中しているという最低の雰囲気だ。
(『レストラン』という単語に有った”少なからぬ憧れの響き”は昭和と共に崩御したのか・・・)

狭い駐車場に難儀しながら車を止め、先発隊に合流するまでに要した時間はビールの2杯分
程もあったはずだが、何故かテーブルには肉が乗っていない。
大して混雑していないのに店員はテンパっているようだった・・・

暫くして大皿に乗った肉がやって来たのだが、どれを食べても肉の味がしない。
流石にレバーとカルビとの差はあるが、どれが豚でどれが牛だか分からないレベルだった。
しかも、最初の大皿がなくなる前に注文したご飯とスープが届かないのだ。
やっと届いたかと思ったのは最初の大皿と共に注文した兄貴たちの分・・・・
テンパって居るのにも程がある。

結局、店には1時間半ほど居たが、鱈腹食べたはずなのに出るのはゲップと不満ばかり。
安い店は仕入れに掛けられるコストに限界があるため、当たり外れが激しいが、
この手の店であたりを引いた記憶がないなぁ〜

(食事の後、私は仕事を続行した)


平成16年11月12日(金曜日)

何故か今週もクライアントが打ち合わせに来た。

正直に言って、今やっているCGの修正作業は後ろで指示をされてもレンダリングに
時間が掛かるため、直ぐに結果を出す事が難しい。
その為、進行状況を知りたいのは分かるが毎週来られても作業が止まってしまう事もある。
何よりそれが困ったチャンなのだが・・・

到着早々、昨晩までに出来ていたビデオを見てもらい感想を聞いたところ、修正しないと
いけない場面がまだ残っているし、新作部分は着手していないが、概ね良好。
早々に帰っていただき作業を進めたかったが、そうも行かず触れて貰いたくなかった
懸案場面を目の前で編集せねばならなくなった。

それはタイトルシーンから続くオープニングシーン。
オープニングは作品の顔になると共に人を引き付けるインパクトが必要なのは言うまでも無い。
しかし、今回取り上げている工法は『下から上へ掘り進む』新機軸なのでそれを強調すべく
あれこれ悩んでいるのにも拘らず、どれもお客さんの評判がイマイチだったのだ。

そこで今回は、その場で生まれたアイデアを直ぐにCGで表現して『あたり』をつける
非常に即効性のある方法をとる事になったのだ。
[写真:新作オープニング]
下から上へ掘っているように見える?

この作業は直ぐに結果がでるのでお客さんの受けがとても良いのだが、私にとっては非常に
面倒で辛い作業なのだ・・・

H親分とH氏は別の仕事もあるので昼食後にお帰りあそばしたのだが、途中まで
着手した仕事を放置するわけにも行かず、結局10時過ぎまでオープニングの調整作業で
一日が終わってしまった。

明日も仕事だな。

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残業から帰ると注文していた本が届いていた。
園原 樹氏著『カーデザイン探偵団:第1巻ミクロ編』だ。
[写真:カーデザイン探偵団]

当HPからもリンクを張らせていただいている
どんぶらこさんこと園原樹(そのはら たつる)氏が
1992年に書いた車のデザインに関しての考察本ではあるが、”車を愛して止まない”故の
ユーモアが詰まっている楽しい本だ。
しかし、いかんせん10年以上前のマイナーな本なのでアマゾンなどでも入手が出来ず、
ようやく千葉の古本屋から入手する事が出来たのだ。

じつはこの本には『第2巻』が予定されていているのだが・・・この件については
直接どんぶらこさんに聞いてみる事にしよう。


平成16年11月11日(木曜日)

相変わらず朝からCGの仕事。

今日も前日修正したデータをレンダリングして編集ソフトで組み込む作業の繰り返しだ。

明日は朝からクライアントが来るので、一通りレンダリングして終わりとした。

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パレスチナのアラファト議長が亡くなったとニュース速報が入った。
ハッキリ言って彼が『良い者』なのか『悪者』なのかピンとこないが、彼の死を
転機にして和平の道に進む事を願って止まない。

合掌。


平成16年11月10日(水曜日)

朝からまじめにお仕事。
納期には余裕があるような気もするが、週末に”またもや”打ち合わせに来るというので
ある程度、歩を進める必要があるのが辛い。

今日も前日作ったCGの確認作業をしながらレンダリングを始めるつもりだった。
ところが、日記に貼り付けるためのCGを切り出そうとした時に致命的な問題を
発見してしまったのだ。

1つ目は内側スチールセグメントとゴムパッキンとの干渉の問題。
2つ目はシールド機がこれまたパッキンと干渉して食い込んでいる場面がある。

両方とも基本的に変形のタイミングを再設定すれば回避できる問題だし、1に関しては
画面に出る時間は各パーツ2コマ(15分の1秒)なのでバックレるのも可能だと思った。
しかし、悪い事は出来ない物で、タイミングを修正しようとデータを見直してみたら
ゴムパッキンが対象物とのクリアランスを考慮していなかったことが原因と判明した。

結局、基本部品の構造を一部変更し、16個のバーテックスアニメを1から設定しなおす
のが最善であると諦める事にした。
まあ、昨日散々悩んで導き出した一番Coolな手法だったので気は楽だったが、
時計の針は見る見る回り、気づけば日が暮れていた・・・

1日中チマチマした修正に明け暮れていたが、気を取り直してレンダリングを開始。
今日はこの時点ではレンダリングが1本も終わっていない事に愕然となりながら、
ひたすら終了を待ち、編集ソフトに組み込もうとしていた。

しかし、悪い事は続く物で、領域補強用に巻き立てているH鋼がエントランスパッキンの
ドンガラに食い込んでいる事に気づいてしまったのだ。
実際問題、その『食い込み』が見えるのは僅かな時間なので、今度こそシラバッくれようと
考えたのだが、よく調べてみるとこのシーンで食い込むということは、その以前の
取り付けシーンでも干渉している事になる。

そもそも補強部材は暫定版では「邪魔くさい」と考えて組み込まなかったので気づか
無かった構造的な欠陥なのだ。
構造的な欠陥を放置していると別な部分にも影響が出かねないので早速修正を開始したが、
H鋼の厚みを変えるくらいでは解決しなかった。
結局、スチールセグメント、二重セグメントの枠組み、PC鋼線の全てを片側5度ずつ
開くことで、ドンガラとの干渉をなくした。
(それにしても、作業を繰り返していると品質のベクトルは次第に高くなって行くが、
あるレベルに達すると『パッと見』では分からないのがもどかしくなる場合も有る)

データが揃っていたのでレンダリング作業は続けられたが、連日の疲れが抜けないので
9時過ぎに帰宅した。

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『今抱えている仕事が終わったら次はどうなるのだろう』と、常に考えているが、
同じお客さんから切れ間なく仕事が来るのはうれしい限りだ。
今日も『新工法の実証実験をやりますので撮影をお願いします。』と、電話が入り、
来月中旬に奈良までロケに行くことになった。
このロケの直後には川崎での工場ロケ、来年には岡山での複数回ロケと目白押しである。

親父(社長)曰く『やっと(お前の代の)芽が出てきたな』と言っているが、実際には
仕事が出来ない体になっているにも拘らずロケについてきて、観光することしか頭に無い。

困った物だ・・・
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ファルージャでは猛烈な戦闘が続いていると聞く。
ご丁寧に『武装勢力の拠点となっている』との触れ込みで病院を破壊し、一般民間人の
被害状況を表面化しないだけで、相当量の民間人が巻き込まれているのは間違いない。

そもそも、テロリストを根絶やしする為の作戦を他国の軍隊がするのが正しいのか?
否、それ以前に軍事作戦でテロリストを掃討できると言う発想が正しいのか?
テロリストが犯罪者であるのは間違いないが、裁判に掛けずに殺すことが正しいのか?

一部情報では目標としていたザルカウイ一派は5割の戦力と共に、既にファルージャを
脱出しているという。
警察の特殊部隊による逮捕作戦のような
『隠密裏に緻密な計画を立て最小限の戦力と時間で実行する作戦』と今回のような
軍隊の軍事作戦とでは抜け『穴の大きさ』がまるで違うという事だろう。
この事は大空襲や原爆により焦土と化した場所にも生存者がいた事が全てを物語っている。

それでいて作戦が続く限り二次被害、三次被害をうける人間が増え続けることがヤルセナイ。
何とかならない物かな・・・


平成16年11月09日(火曜日)

今日も今日とて朝からCGの続き。

先ずは前日に作業を終えられなかったCGの追加作業とレンダリングから開始し、
終わった物から順にビデオ編集ソフトで時間軸に配置していった。

今日も完全な新作部分は後回しにして、昼過ぎからは『作業手順』部分の修正を始めた。
出だし部分には昨日苦労した『内側スチールセグメント』のパーツを読み込み、
アニメーション設定を加えれば直ぐにレンダリングが始められた。
しかし、エントランスパッキンのシーンは『唯のドンガラでは意味が通じない』と、
事前に指摘されていたので、現物に合わせる形でゴムパッキンを植えつけることにした。

しかし、この部品の困ったところは『ゴム製で折れ曲がる』点にあった。
ゴム製という設定なので『関節』を用いずに変形するのでバーテックスアニメを設定し、
部品をコピーするところまではうまく行ったと思った。
ところが内側スチールセグメントが外れて出てくるシーンでは(当然だが)パッキンに
干渉してしまうので、何もしないと壁抜け状態になってしまうことに気づいた。

まあ、1枚毎に逆に折れるアニメを追加すればよいだけの話だが、60枚もあるので
力技では気が遠くなってくる。
その為、最初こそシラバックれる事も考えたが、90度の範囲にある16枚に個別の
タイミングを設定してコピーすれば大幅に省力化が出来ることに済む事に気づいた。
早速基準となるパーツとバーテックスアニメを用意して16種類のアニメ設定を行い、
微調整を加えつつプレビューしてみたところ、苦労しただけあって面白い画を作ることができた。
[CG:エントランスパッキン]
エントランスパッキンから内側スチールセグメントが出てくるシーン
ゴムパッキンの動きも設定したけれど・・・

新しい事を覚えてより複雑なことが簡単に出来るようになったのは良い筈なのに、
次第にパラノイア(偏執狂)的になって行くのが少々怖い・・・

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ニュースでトヨタのマークUが『マークX』と名を変えてフルモデルチェンジすると
報じていた。(私の見間違い出なければNHK)
バブルの頃はマークUブロス、特に『ツアラーV』が飛ぶように売れていたが、
近年のミニバンブームによりセダンが売れずマークUが細々と売られていた感じだ。

しかし、セダンが売れない理由を『ミニバンブームだから』だと片付けるのは気が引ける。
実際問題としてセダンの筆頭であるカローラはフィットと熾烈な首位争いを続けているし、
今年に入ってからもクラウンは常に売れ行きランキングの10位以内に留まっている。

何と言うことは無い。マークUクラスの中級高級セダンが売れないのは商品としての
魅力を失っているというだけの話だ。
A地点からB地点との間を人と荷物を積んで移動する道具という意味においては
セダンもミニバンも軽自動車も大差が無い。
しかし、だからこそマークUを買える予算で周りを見渡したときに、魅力を失った
それ以外が引き立って見えるからなのであろう。

まあ、マークXがどれくらい売れるかは私には興味が無いが、一ヶ月の売り上げ台数が
シトロエンの総売上台数の1年分を越えることは間違いないだろう。


平成16年11月08日(月曜日)

週明け早々、まじめにお仕事。
・・・のつもりだったが、軽い二日酔に加えてマウスを操作するときに薬指が
妙に痛くてエンジンが不調気味だ。
しかし、それでも仕事は山積みなので右手に渇入れして編集作業再開である。

先週末に打ち合わせを行った追加修正分のナレーションがDATに吹き込まれて
早くも送られてきた。
ナレーション原稿は『コンテ』も兼ねた物なので、変更箇所を洗い出して順番の
入れ替えを行いながらCGの修正が主な作業である。
特に工法の説明シーンではナレーションの文言が増えてしまったのでCGもそれに
見合った長さにする必要があるため、3本のうち2本がやり換えになってしまった。

工法法説明のCGには新たに追加シーンが発生したが、それをやっていると
見た目が進まないのでじれったい。
そこで、次は作業手順のシーンの手軽そうな部分の修正をする事にした。
ところが、形状を定義する際の『立体物同士の差』を求める作業に難儀し、
1つのパーツを作るだけで夜中になってしまった。
(・・・しかも、完全には終わっていない)
[CG:二重セグメント修正前] [CG:二重セグメント修正後]
単なる板っぺらだった物(左図)にリブを設定してみた(右図)
大したシーンではないが、現実味があった方が分かり易いのは事実だ

まあ、1つの部品をキチンと作りさえすれば、他のシーンでも使えるので、やった
甲斐は有るが、年内一杯こんな作業が続くとなると出るのはため息ばかりである。

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ファルージャに事実上の戒厳令。
イラク軍とアメリカ軍の合同部隊(建前)がイラクに潜むテロリストの掃討作戦を
開始するための措置といえる。
『軍隊が行う軍事作戦ではあるが、戦争ではない』という子供には分からない論理で
ベトナム戦争以来の大地上戦が行われているらしい。

そもそもアメリカ軍の理論の恐ろしいところは
『テロリストが潜伏する場所は空爆しても構わない』と、言うことに尽きる。
テロもテロリストも世界中のいたる所に存在しているのだから、疑心暗鬼に陥ると
東京もニューヨークもアメリカ軍の空爆を容認する事になりかねない事になる。

まあ、アメリカは空襲や空爆を経験していない国なので『される側』の事を
想像するのは無理なのかもしれないが、無関係の一般市民が空爆や地上戦に巻き
込まれる事を『自由のための礎』的な美辞麗句で片付けるのは止めて貰いたいものだ。


平成16年11月07日(日曜日)

今日は予定がいろいろあったので少々早起き。
・・・の、つもりだったが目覚まし代わりに掛けているラジオが全く聞こえず、
最初に目が覚めたのは9時過ぎで、次は10時半近かった。

予定通りカレーうどんを作り、食べ終えてから近所のスーパーへ買い物。
本当は『朝市』に行くつもりだったのに気つけば12時を過ぎており、
前日立てた時間割はことごとくずれていった。

買い物から帰り、直ぐに錦糸町の楽天地に映画を見に行った。
例によって新聞屋さんから格安チケットをゲットしていたからだが、そうでなければ
これほど頻繁に映画を見に行くようにもならなかっただろう。

今回見たのはジョニー・デップ主演の話題作『シークレット・ウィンドウ(以降S・W)』
最後まで『オールドボーイ』と、どちらを見るかで悩んだが、「画が綺麗そう」
と、いう理由で軍配が上がったのだ。
『オールドボーイ』は昨日公開だというのに人影もまばらだったが、『S・W』も
負けず劣らず(?)余裕でよい席に座ることができた。

で、感想はというと「えぇ〜、それって・・・」と、微妙だ。
『謎のタネ』自体は単純なのだが、『逃げている』とも思える手法で、9月に見た
『The Village』の方が明快な分、種明かしの後味が良かった気もする。
しかし、『何故そこに至ったか』の説明が煩雑だったり、もう一回くらい見ないと
分からない部分も随所にあった。
原作は恐らく短編小説だろうから、『世にも奇妙な物語』のようなから短くまとめる
方が理にかなっているのかもしれない。

夕方から福田探偵と宣教師と3人が集まって東邦酒場でメートルを上げてしまった。
相変わらず煮込みは絶品だし、馬刺しも美味かった。
スタートが早かったので終わりも遅くならなかった筈だが、記憶が・・・


平成16年11月06日(土曜日)

仕事はあるが今週は休み。

いくら寝ても眠くて仕方がないが、9時半過ぎに起き出して『王様のブランチ』を
見ることから一日がスタートした。
・・・と、は言っても、例によって食っちゃ寝ぇ〜の繰り返しだ。
磯辺巻きを食べたりインスタントラーメンを食べたりを順調に続けていたら
カウントダウンTVリピートのコーナーの前に気絶して、次に気が付いたのは
2時過ぎだったのでテレビを消してコタツでグッスリ寝てしまった。

それでも3時過ぎくらいに目が覚めたのでまたもやテレビを点けたが、
流石に全く動かないまま食べ続けるのも苦痛なので買い物に出ることにした。

向かったのは暫く前から気になっていた亀有にある酒の安売り店。
葛西の河内屋と同様に昔からある量販店だが、何時の頃からか『業務スーパー』の
看板があがっている様になっていた。
もしも葛西にあるのと同様の品揃えであれば環七をわざわざ30分も走る
必要が無くなるので度々寄る事が出来るからだ。

ところが店の前まで来て駐車場が無い事に気がついた。
昔来たのはブイブイ言わせていた頃なので反対車線も含めて専用駐車場があった
はずなのに、あるのはコインパーキングだけだった。
まあ、必要があれば止める事が出来るので路上駐車のリスクを背負う事も無いが、
品揃えを知らないなので買い得品に出会えなければ来た甲斐も無いと言うものだ。

そんな訳で早々にその店を諦めてハナマサに目的地を変更した。
しかし、こちらも空振り気味。
そもそもここへ来たのは粉チーズをまとめ買いするはずだったのに、並んで
いるのはどこにでもあるクラフトの偽パルメザンチーズのみだったのでガッカリだ。

まあ、小腹がすいたので店に入る前に200円のラーメンを食べたて冷静な判断が
出来ていたせいもあったのだろうが、「これは面白い」なんてものが無いのでは
レジャーとしての買い物ツアーは失敗といえよう。
(唯一、大きなトマト缶(1号缶?)が激安で売られてはいたが、開封後直ぐに
使いきれる量ではないので、後処理を考えると二の足を踏んでしまった)

家に帰ってからはいつもと同じテレビを見ていつもと同じ土曜日が終わった。


平成16年11月05日(金曜日)

朝からH親分来る。

先週いらしたH氏と同様に10月に暫定納品したビデオの打ち合わせでは
あるが、昨日まで同社の別件CGに没頭していたので全く作業は進んでいない。
加えてH親分も別件の仕事を抱えているので引っ切り無しにメールや電話が
来るので新たに挿入するシーンを探すのすらままら無い状態だった。
結局ナレーションの打ち合わせと挿入シーンの検索だけで作業終了。

H親分を新小岩駅に送り終えたのは1時半と慌しい事この上なかった。
これでゆっくり仕事に打ち込める・・・と、思いつつもプチテンパリ状態から
明けて間もないのでやる気が沸かない。
そこで壊れたビデオデッキを修理に出しつつ秋葉原で英気を養おうと画策した。

ところが昨日と同様に悪いタイミングが重なり電車に乗ったのは5時近く。
すでに日が暮れていたせいもあり、動き回る気も失せてしまい狭い範囲を
少々うろついただけで早々に引き上げてきた。

− − − − − − − − − − − − − − − − − 

私は直接見なかったが、昼近くに『鈴木宗男元議員に有罪判決』と速報が
ながれ、夕刊の1面も当然この話題だった。
地元に利益を誘導するのは地方議員の仕事の一部といえない事も無いが、
度が過ぎるのはいけないし、増してそれを口実に私服を肥やすのは背信行為だ。
まあ、本人は法廷でも悪びれる様子も無い上に自分に不利な証言をする者を
誹謗するなど分かりやすいキャラクターではある・・・

しかし、世間では彼は既に過去の人らしく、ワイドショーの表紙の殆どは
新潟の地震で奇跡の生還をした男の子の話題ばかり。
これには少々苦笑したなぁ〜

それと気になるのはアラファト議長の容態。
昨日は死亡説も含め容態の情報が錯綜した挙句に病院側から『生きてます』
との報がでて収束したとばかり思っていた。
ところが、夕刊の1面には『生きてはいるけど脳死状態』と最悪である。
世界情勢の一翼を担っている人間の一人なので(あらゆる意味で)良い方向に
振れてくれることを望んでしまう。


平成16年11月04日(木曜日)

眠い目をこすりつつ、今日も朝からCG。

昨晩仕掛けておいたCGの出来栄えを確認したところ、2、3修正が
必要なものの基本的には良好。
念のため、サンプルを仮WebSiteにアップロードしてクライアントの
反応を待ちつつ、問題点を修正する事にした。

しかし、相変わらず完成直前の作品の手直しは微妙なものばかりなので、
拘りだしたら時間がいくらあってもきりが無い。
自問自答を繰り返しながら納品用のビデオテープを発送したのは4時過ぎに
なってしまい、新しい事を始めるのには中途半端な時間になってしまった。

本当は秋葉原に壊れたビデオデッキを修理に出しに行く用事があったのだが
車で行く元気も無かったので見送る事にして早々に帰宅した。

明日は朝からH親分がくる事になっているが、何も進んでいないから
風当たりが強そうで心配だ・・・


平成16年11月03日(水曜日) :文化の日

旗日ではあるが、CGに目処が立たないので昼過ぎから仕事。

土の流れに関してはどうにかなったので、残るは排出土の表現方法だ。
暫定版のときは時間の関係で鹿の糞のようになってしまい大層評判が
悪かったので、今回は汚名番外の意味もある重要なポイントだ。

問題はアニメーションの設定である。
排出土は鹿の糞のような塊のまま落ちるのではなく、形を変えながら
バラバラになって落ちたほうが『それっぽい』
しかし、バラバラになるという事は部品数が増える事だし、増えた部品の
一つ一つへのアニメーションの設定の数も煩雑になってくる。

まずは思い当たる節があったので初期のCGを読み込んでみた。
『鹿の糞』になる前にバラけながら落ちる土を表現したバージョンが
あったので参考にしようかと思ったのだ。
ところが、いくら探しても見つからない。
徹夜続きでヘロヘロになりながらやっていたので暫定データを残さず
上書きしてしまった物としてあきらめる事にした。
(まあ、お粗末な力業を使っていたので見つからないで正解だった)

そこで、最近ようやく憶えた『ヴァーテックスアニメ』を使う事にした。
バラバラになる土を個別の部品として扱うのではなく、モーフィングの
要領で段階的なアニメーションをまとめて設定できるからだ。
テストモデルを作って実験してみたところ、思っていたより簡単でありながら
自由度が高く、力技では到底不可能な”スマートな”解決方法と確認できた。

あれこれ考えながら4つの土の塊をつくり、1つずつに6箇所程度の形状を
定義して繰り返し設定をしたら完成!・・・とは行かなかった。

なにしろ慢性的な勉強不足なので分かっていない事が多いうえに、使い始めて
間が無い道具を使っている。
そのせいか、思ってもいない違った結果になってしまい、修正に梃子摺った
挙句に一からやり直したりして時間を無駄にしてしまったのだ。

半ば目処が立ちつつあったので夕食を食べながらビールを飲んでいて、
「今日はこの辺で止めておくかな・・・」と、楽観的になりかけたが、
レンダリングにどれくらいの時間が掛かるか分からない事は危険極まりない。

結局悩んだ挙句に納品が可能と思われるレベルに設定をやり直し、
レンダリングを始めてから帰宅する事にしたら日付が変わってしまった。


平成16年11月02日(火曜日)

今日も朝からCG制作。

懸案事項への対処法を試そうと思いつつも、ついつい昨日までのデータの
不具合の調整に時間が掛かってしまった。
そしていよいよヤマ場に差し掛かった。

ところが原理的には非常に理想的なはずなのに、いざ試してみると時間軸の
タイミング調整が非常に微妙で、なかなかスクリューと同調してくれない。
(基準となるループ区間が見出せないというか・・・)

時間ばかり無情に過ぎてゆくのに焦りを感じてきたので、力技も試した
のだが、プログラムが複雑化する割りに実利が無く焦りに拍車が掛かった。

そこでクライアントのA氏に泣き言メールを入れたところ、今週末まで
待ってもらえるという事で話がついたので一安心した。
しかし、この時点では全く見通しが立っていなかったので絶体絶命である事は
変わりない・・・・

しばらく足掻いて実験を繰り返した結論は
『この方法は失敗だぁ〜!!』

絶望的な気分になりつつ頭を抱えていたらやっと妙案が浮かんだので
簡単な実験をしてみたところ、これがビンゴ!
ブレイクスルーは案外単純な方法であった。

次は『搾った後の土』という難物も待っているが、これは力技も可能
なので、明日には何とかなりそうである。
(・・・て、明日は旗日か)

− − − − − − − − − − − − − − − − − 

野球の新規参入の件は大方の予想通り『楽天』のみが認められた。
私は野球には全く興味が無いが、後だしジャンケンの上に出来レースが
行われたように感じられ、白ける事この上ない。

『経営体力を考えると楽天が有利と言いざるをえない』みたいな御もっともな
理由も上げていたが、年間うん十億円も赤字を垂れ流したり、売却よりも
合併を選んでしまう金銭感覚のオーナーたちの言葉とも思えない。

むしろライブドアが落とされたのは親父達の言を借りると
『ノーネクタイの社長が生意気だから駄目』というのが一番説得力のある。

まあ、堀エモン氏もこのまま黙っているとも思えないし、従順だと思って
いた楽天の社長が旧勢力に牙をむくことも考えられる。
いずれにしてもファンも選手も蚊帳の外のプロ野球が変わるかどうかは
来年以降にならないと分からないか・・・

相変わらず私には関係の無い事だけどね。


平成16年11月01日(月曜日)

週明け早々、CG制作の続き。

今やっているCGは9月に仮納品する以前の6月に暫定公開用に作ったものの
焼き直しではあるが、実質的には一からの作り直しの意味がある。
なにしろあまりにも時間が無かったので『尺合わせ』で誤魔化してしまい、
肝心の機能の説明がお座なりになっていたのだ。

しかし、時間をタップリ貰ったからといっても出来る物もあれば出来ぬ物もある。
今回は典型的な『後者』であり、無手勝流や力技が通じない難物だ。

問題の地点に行き着くまでの途中経過を作り込みながらあれこれ考えてはいたが、
いざ始めるとスクリュープレスで搾られる土の変化表現が悩んでも悩んでも上手く
いかないのだ。

結局夜中まで残業してテストモデルで実験していたが、上手くいかないので帰る事に
したが、自宅でもあれこれ考えたら新しい(?)アイデアが出てきたので明日試す
つもりである。

また夢に出てきそうだ・・・


平成16年10月分の日記

10/01 10/02 10/03 10/04 10/05 10/06 10/07 10/08 10/09 10/10
10/11 10/12 10/13 10/14 10/15 10/16 10/17 10/18 10/19 10/20
10/21 10/22 10/23 10/24 10/25 10/26 10/27 10/28 10/29 10/30
10/31


平成16年10月31日(日曜日)

朝から雨。
地域の防災訓練があると回覧板が回ってきたので参加するつもりだったが、
訓練は中止となり、再び夢の中へ・・・
次に目を覚ましたときには既に12時近くなっていたが、雨は既に止んでいた
上に随分と暖かくなってきたので起きることにした。

本日の予定としてサンシャインシティーにある屋内遊園地『ナンジャタウン』の
招待券があったので行くことになっていた。
ここへは去年の6月に一度行っているが、なんだか『波長が合わない』感じがして
早々に帰ってきた記憶がある。

実はこの招待券の有効期限は今日までだったのだが、前回の記憶があるので無駄に
しそうだったのだ。
しかし、昨日の夜、妹が『行ったことがないので行きたい』と言うので急遽3人で
行く事になったのだ。

ところが今や遅しと待っているにもかかわらず、全く連絡が入らない。
『池袋といえばシェーキーズ!!』・・・と、ついついガッツきモードに入って
いたので時間が気になったので此方から連絡を入れる事にした。
すると寝坊してスタートが遅れた上に、『出ないだろう』と思いつつやり始めた
スロットが(そんなときに限って)出始めたのでちょっと待ってくれと連絡が入った。

結局、自宅を出たのは2時半を過ぎ、現地に着いたのは3時を大きく回っていた。
幸か不幸か、シェーキーズは改装中。慌てて来る必要は無かったようだ。

3人とも朝からまともな食事をしていなかったのでカツ丼をやっつけてからナンジャ
タウンへエントリー!・・・のはずが、券売所で立ち往生。
入場券を扱うお姉さんの客さばきは異常に遅く、私の前の人がクレジットカードで
4人分の入場券を買うのに優に3分は掛かっていたのだ。
まあ、丁寧な客あしらいは好感が持てるが、通路まで延びる客の列を少し考慮して
効率化を払ってもらいたいものだ・・・

店内に入って早速遊ぶことにしたが、相変わらずゴミゴミちまちましていて身が入らない。
どうしてもディズニーランド・・・否、花やしきと比べてもチープなアトラクション
ばかりで、オジサンには乗るに乗れない雰囲気なのだ。
しかし、ディズニーのアトラクション『バズ・ライトイヤー』の元ネタになった(??)
『蚊取リ大作戦』など、チープさを逆手に取っている物がアチコチにあって、それを
共通項としているようだ。

[写真:蚊取リ大作戦にて] [写真:戦闘中・・・]
真剣にアトラクションに挑むのだが、どれも上手くいかない!
ちなみに『蚊取り大作戦』の記念写真はハロウィーンバージョン。

それにしても参加型アトラクションはどれも難しいというより、評価が辛くて上手く
点数が取れ無いものばかりだ。
前述の『蚊取り・・』もそうだが、まじめにやっているにも拘らず思いのほか低い評価
しか下されなかったり、場内を人形を持った状態でチェックポイントをさがすクイズは
物凄く考える時間が短い上に難しいものもあって初めてで高得点を得るのは至難の業だ。
おそらくリピーターを呼ぶためだろうが、その切り分けが辛すぎるのも白ける要因だ。

何だかんだ文句を書き連ねたが結局、閉園間近まで遊びほうけることができたし、
『ナジャヴの大冒険』や『ナンジャ探偵団』などの看板アトラクションは未体験だ。
これらは何かの『ついで』ではなく、早い時間に来て真剣に望まないと楽しめそうに無い。
新聞屋さんから招待券をゲットすることも可能なので暫くしたらまた行くことになるだろう。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

イラクに観光へ行って誘拐された日本人が最悪の状態で発見されたという報があった。
無事に救出でき無かった事は残念だし、殺害したテロリストは憎んで余りある。

それにしても、この件についての報道や論説は
「自衛隊を撤退させないことを即決した首相の態度が冷たい」
「政府の情報収集能力が低すぎる」
など、何ともピントがあさっての方向に向かったものが目に付く。
一番憎むべき犯人、『地下に潜って姿を現さない狂信的なテロリスト』を裁判に
掛けることができないので、手近な標的を作ってストレス発散せざるを得ないのかも
しれないが、解決に向かうベクトルでないこともまた事実だ。

新聞を読んでいたら、あるジャーナリストが殺害された邦人を評して
『自分の目で現地を見たかったという意味でジャーナリストと志は同じ』的なことを
書いていた。
しかし、100歩譲ったとしても、詭弁にしか聞こえない。
『単に見たいだけ』というのであれば火事場に群がる野次馬と変わりがないし、
全財産が燃えてゆくのを呆然としながら見ている後ろでニヤニヤしながらカメラ付
携帯電話を振り回す輩を『フォトジャーナリスト』と称するのには無理がある。

まあ、故人が実際にどういう考えで「彼の地」に赴いたのかは永遠に謎だが、
失敗から学ぶことができなくなったことだけは生きている者達が噛み締めねばならない。

(11月1日にまとめ書き)


平成16年10月30日(土曜日)

土曜日なのでお休み。
・・・と、言っても仕事は山積しているので気が向いたら午後からでも会社へ
行く気もあったが、雨がかなり降ってきたので・・・・

結局、ドアから外へ出たのは新聞を取りに行った1度きり。
それ以外は溜まりに溜まった新車情報を見続けていた。
今年前半は驚くほど国産車の新車が少なかったらしく、必然的に外車が
多かったが、車のユニークさといういみでは楽しめた。
まあ、試乗はしたとしても欲しいと思わないか到底頭金も用意できないような
高価な車ばかりでもあった。

しかし、一日中食っちゃ寝ぇ〜して過ごすのは不健康極まりないなぁ〜

(11月1日にまとめ書き)


平成16年10月29日(金曜日)

来客の予定があったのでそわそわしていた一日。

午後一でG建設のH氏が来社する予定になっていたので古いビデオも含めて
用意万端待ち構えていたが、午前中の打ち合わせが長引いていると連絡がはいった。
ところが予定時刻を大きく回っても『終わった』と、電話が入らない。
来週納品するCGの修正をしながら待っていたところ、亀有駅に到着したのは
3時近かった。

来社早々、暫定納品したビデオを見ながら『ここを直そう』『ここはこうした方が・・・』と
話し合いを続けたが、タイトルバックのCGを如何するべきかの結論は出せなかった。
それほど長いシーンではないが『インパクト』を与えつつも『一見して意味が分かる』
CGを作るのは結構難しいのだ。

いつまでもダラダラやっていたら何年掛かるか分からないので暫定的な納期を決めて
今日の打ち合わせを終わらせたが、どのような仕上がりになるかは我ながら楽しみだ。


平成16年10月28日(木曜日)

なんとなく今日も中途半端だった。

メインマシン2号にマウントしてある160GBのHDDの中には8mmビデオから
キャプチャしたデータが100うん十GBも鎮座している。
まあ、圧縮していない「生のデータ」の方が扱いやすいのだが、この仕事が終わるまで
他の用途に使えないのは勿体無い事この上ない。
そこで、空いているHDDにMPEG2変換してみる事にした。

流石にMPEG1ほど素早く変換できないし、ファイルサイズも小さくないが、
9割9分は納得できる高画質だから善しとしよう。
(一番長い約2時間のデータが28GBから7GBまで圧縮できた)

圧縮作業は始めるとホッタラカシニできるので、その間別のマシンでCGの修正だ。
このCGには頭の痛い問題が沢山詰まっているのだが、先ずは異常に重いデータの
簡素化から手をつけることにした。

[CG:問題のシーン]
このデータが重い原因は明らかにスクリューの回りにあるスクリーンメッシュのデータ
構造にある。
均一な穴が一面に明いている状態なので最初からテクスチャーを貼り付けて表現すれば
軽くなることは分かっていたのだが、透けて見えるはずのスクリューが見えず、背景が
見えてしまう状態だったので止むを得ず無手勝流で作り込んだのだ。
ただ単に勉強不足なだけだが、これを作った当時2日連続で徹夜して考える余裕が
無かったので苦肉の策である。
それが、最近になって(偶然)解決方法に行き着いたのだ。
[CG:修正前] [CG:修正後]
データ修正前(左)と修正後(右)切れ味は元の方が良い?

まあ、テクスチャ(アルファチャンネル)で穴を明けるにしても穴のサイズやピッチを
調整するだけで半日掛かってしまったが、試しに同一条件でその差を求めてみると
調整前が1コマをレンダリングするのに12.33秒掛かっていたのに対して5.59秒で
計算が終わってしまった。
スピードアップ率100%(当社比)と満足の行く結果である。

問題は明日以降の造りこみであるが・・・頭が痛い。


平成16年10月27日(水曜日)

エンジンが掛かり損ねた一日。

『巻き』を掛けられる前に次の仕事の準備を始めようかと思ったが、インパクトの
強い仕事の直後なので、それ以前の記憶がおぼつかない。
その上、修正箇所を書き込んだはずのメモが1枚見つからない始末・・・

とりあえず放置してあったデータの整理をしながら気持ちの切り替えをしていたら
G建設のA氏から立て続けに3回も電話が掛かってきた。
どれも直接お金につながるものではなかったが、年末から来年に掛けての仕事の
示唆で喜ばした挙句、
『例のCG、来週くらいまでにお願いしますね』
と、仕事の優先順位が自動的についてしまった。

・・・てな訳で、時間的に中途半端になってしまったが修正すべきCGを引っ張り出した。
しかし、懸案事項が山積みな上にデータ量が多いのでプレビューすら間々ならない。
情報量を間引くか否かを考えているうちにお腹が空いてきたので8時過ぎに作業終了。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

大きな事件が2件。

一つ目は新潟の地震で行方不明になっていた母子3人の乗った車が土砂の中から
発見された。
探すだけでも至難の業だった上に、車を確認してみると生存者がいるというではないか!

『生存者有』の報道は時間と共に『3人生存』という未確認情報に変わり
『女性の声で返事があった』という事から母親の生存も暗示された。
しかし、男の子の無事な姿が生中継された後、日本国民が固唾を呑んで見守る中
作業は遅遅として進まない。
『急げ』と誰もが無茶を言いたくなるが、時折おこる余震によって二次災害の危険が
著しい場所での作業がもどかしい。

結果として母親は病院で死亡が確認されたと言うし、残された女の子の救助も瓦礫に
阻まれて全く進まない。
やはり奇跡とは『奇跡的』な事なのだろう。

二つ目はイラクでの邦人拉致。
誰として肯定する者のいないイラクへの入国を制止を振り切って行い、ウェブサイトへの
出演というから開いた口も塞がらない。
しかも運の悪い事に今回の誘拐犯が例のザルカウイ一派と言う説が有力なので
『生か死か』の二者択一になるのであろう。

私も殺されない事を望むが、『馬鹿は死ななきゃ治らない』という言葉がピタリくる。
雨の日に傘をさして赤信号を突進して来るのと同じで、蛮勇とは名ばかりの
『お客様感覚』は百害あって一利無しだ。


平成16年10月26日(火曜日)

なんとなくマッタリした一日。

記憶を整理する意味もあり(←言い訳)週末の日記をまとめ書きした後、
先日納品したビデオのアップロードの準備をした。

編集したビデオの上映時間は約10分ある為、Mpeg1圧縮しても
63MBある。
何ヶ月か前に新たに借りたレンタルサーバーには100MB単位の余裕が
あるのでそのままアップロードが可能なのだが、遅い端末だと途中で
ダウンロードが止まってしまう不具合がある。

そこで前回はファイルを5MBくらいに分割した13本のファイルとして
サーバーに置き、ダウンロード後に統合することを考えた。
この方法により自宅の遅〜いADSL回線でも無難にダウンロードする
事ができたのだが、原因は不明だが『どうしても上手くいかない』という人もいた。
この反省により、今回は1本1本を単体のMPEGファイルとして再生できる
ようにした上で結合する方法をとることにした。

最初は編集ソフトで1分を目処にMPEG変換し、結合用のバッチファイルを
用意してみた。
バッチファイルを走らせると結合された動画ファイルが出力されたのだが
ファイルサイズや再生時間の表示に異常がある。
その上、メディアプレーヤーで再生すると結合箇所で半ばフリーズ現象を起こし
まとに再生ができない。

流石にこれでは困るので単純にファイルを分割するユーティリティを使い
分割した後に拡張子をMPEGへリネームしてみた。
今度は個別の再生も可能になったし、結合後もまともなファイルが出力され
万事めでたしめでたし。

あれこれファイルを調整してからアップロードを終わらせ、関係者にメールを
出したところで本日の作業を終了した。

明日から次の仕事かな?


平成16年10月25日(月曜日)

週明け一番。放電期間

先週不意に連絡のあった古いお客さんからの依頼で昔撮影したフィルムを
スキャニングして送る仕事の続きとなった。
相変わらず適正露出から逸れたフィルムのスキャニングは難しく、昼を
大きく過ぎるまで悪戦苦闘が続いた。

2時過ぎに一応作業終了。
息抜きも兼ねて何ヶ月かぶりに宣教師に拉致されて秋葉原へ向かった。
相変わらずスピンドルケース入りのDVD−Rメディアの低価格化が
止まらず、8倍速対応メディアが500円未満で買えてしまうのがうれしい。
(まあ、4倍速ドライブしかないので恩恵にはあずかれないが・・・)

結局それ以外には目ぼしいものが見つからなかったので1時間ほどで
彼の地を後にした。
帰り道にスバルのディーラーに寄ってR2の現物を見ようかと思ったが
休みだったので、ラーメンを食べて早めの帰宅となった。

(26日にまとめ書き)


平成16年10月24日(日曜日)

近所の朝市にも行かず昼まで爆睡。

テレビを点けるといつもの様に『アッコにおまかせ』がやっていたが、
新聞をみると新潟の地震の惨状が少しずつ明らかになってきた。
やはり少なからず死者が出ている上にライフラインや道路の寸断により
被災者の数は阪神淡路と大差が無いようだ。

− − − − − − − − − − − − − − − 

テレビを見ながら軽い食事をして恒例の買い物ドライブに出た。
本日の主たる目的はアリさん軍団に侵食され台所から消えていた砂糖ポットを
100円ショップに探しに行くことであった。

しかし、行きつけの99ショップでは品数が足りず、欲しいものが無いことが
分かっていたので否応無く葛西へ行く途中にあるダイソーへ行く必要があった。
・・・で、結局のところそこまで遠出するのであれば半自動的に河内屋などを
チェックする運びになったのだ。

すると巡回パトロールのつもりが気がつけば乾麺の蕎麦2kgを筆頭に買うわ買うわ・・・
ゲップがでるほどの食材を買い込んだ後に本来の目的である砂糖ポットを買ったが
ここでの買い物は300円程度だった。

山のように(?)買い物をした帰り道、帰宅して料理を作るのが面倒になった上に
2日続けて乾燥マッシュポテトをベースにした料理ばかりを食べていたせいか
急に肉が食べたくなった。
ガツンとステーキでも・・・と、一瞬考えたが、結局行ったのはサイゼイヤ。
ハンバーグとターメリックライスで満足して家に帰り、直ぐに気絶・・・

(26日にまとめ書き)


平成16年10月23日(土曜日)

何週間かぶりに仕事から解放されて爆睡。

前日の夜はタモリ倶楽部を見るどころか報道ステーションすらみる余力が
無かったので10時前に布団に潜り込んでぐっすり寝たつもりだった。
ところが夢に出てくるのは何故かCGの制作状況。
「この部品をここで分割したものをコピーして・・・」などと、風邪のときに
熱でうなされているのと同じ状態。
無限に寝られそうなほど疲れているのに夢の中では仕事が終わっていないらしい。
次第に寝ること自体が辛くなってきたので昼近くに起きる事にした。

まあ、起きたからといって予定も無いので王様のブランチやらのテレビを見て
いたが、家に引きこもって飲み食いしているのも限度がある。
そこでとりあえず近所のスーパーへ買出しに出た。
ところが目ぼしい食材が見つからず早々に家に帰ることにした。

大した事をしたわけではないが疲れが取れないので思わず料理用のワインに
手を出して、ラッパのみを始めたのは5時を少し過ぎた頃だろうか。
かなりのペースで飲み続け、半分ほど飲んだ頃だろうか地震がおきた。
東京でもかなりの揺れを感じたが、ニュース速報でながれた新潟の震度は6!

その後、次々にテレビ番組の予定が変更され地震の報道番組が続いたが、
報じられるのは僅かな情報だけ。
阪神淡路大震災と違って死者の数はごく僅かだが、震度6の直下型地震で
大した被害も無く終わることも考えにくい。

朝が来れば少しは進展があるか?

(26日にまとめ書き)


平成16年10月22日(金曜日)

ビデオを納品してノンビリしようと画策した一日。

予定としてササっとビデオのダビングを済ませてポンコツ車で
本一色にいるG建設のA氏をピックアップして松戸を目指すつもりだった。

いつものように8時半少し前に奥方を送り出し、新聞を読みながら
ビデオのダビングをしようとビデオデッキの準備をした。
ところが、昨晩焼いたDVDをプレーヤーにセットしたにもかかわらず 再生が始まらない。

「やばい・・・何かがおかしい」と、思いつつディスクを入れなおしたり
したのだが、結果は同じ。
はっきり言ってVHSだけが間に合わないのであればシラバッくれる事も
可能だが、肝心のDVDが再生できないとなると納品すら出来ない。

8時35分。 待ち合わせの9時まで、あと25分。
母親に車で迎えに来てもらい会社に着くと同時に突貫作業の始まりだ。
レンダリングの終わっている動画データを別のHDDにコピーして
メインマシン2号にマウントさせ、VHSへのダビングを開始。
それと同時にメインマシン1号でDVDオーサリングだ。

その間、母親にA氏を迎えに行ってもらい時間を稼ぎ焼き上がりを
今や遅しと見守っていたのだが、昨晩見たのと同じ『ドライブの・・・』
などというフザけたエラーがでてディスクが焼けないのだ。

ここでデスクを入れ替えたとしても昨晩と同じ『読めないディスク』が
出来るだけなので他の方法を考えざるを得なくなった。
原因を考える時間は無いのでオーサリングソフトでISO形式のファイルを
出力して別途ライティングソフトで焼きこむ手法をとることにした。

8時55分。A氏から電話が入り、ピックアップされたことを確認。
9時丁度にISOファイルが出てきたので早速DVDに焼付けを開始。
9時5分にA氏到着。一先ず作業場に上がってもらい、お茶を飲んで
もらう間にディスクが焼きあがった。

別のマシン再生できるか確認したところ無事終了。
9時15分には車に乗り込み松戸へ向かうことが出来た。

道路事情の関係で多少時間が掛かったが予定通り10時には到着。
現地での再生も問題なくできたので納品終了!!

朝から思いがけずバタバタしてしまってゲッソりしたが、今度こそ一息つけそうだ。


平成16年10月21日(木曜日)

テンパリ状態に逆戻りした一日。

朝からまじめにビデオの修正だ。
テロップの過不足の調整をすると共にチェックを忘れていたBGMの
重複利用を確認したりしてからCGの作り直しである。

シールドマシンの寸胴部に工法の名前を入れる程度は右から左に
ホイホイできるのだが、掘進とセグメントの組立ての工程を1サイクル
追加する物については時間が掛かった。

あれこれこなして、やれやれと思い時計を見ると夜の9時。
一番厄介なオープニング用CGにに辿り着けず時間だけが過ぎてゆく。

10時近くになり、やっとオープニングに着手したのだが、進行速度が
急速に落ち始めていたので、ゴールが見えているが気が遠くなってきた。
それでも最後の気力を振り絞って作りこんでいったのだが、スチュエーションを
変えた結果、縮尺に矛盾が生じてしまい足踏みが続く。

12時を過ぎた頃に一度レンダリングが終わったのだが、確認すると
決定的なミスがあった為、最初からやり直し・・・トホホ
この頃になると、オープニングに関しては『間に合いませんでした』と、
シラバッくれようかと考え始めていたが、ここで止めると2時間近い作業が
無駄になってしまうのでラリッた頭で却下。

CGのレンダリングが終わり、ビデオファイルのレンダリングが終わったのは
結局、夜中の2時過ぎ。
残すはMPEG形式のファイルに変換した動画をDVDに焼くだけだが、
オーサリングソフトでの変換途中で『ドライブの用意が出来ていません』などと
妙なエラーが出て焦りまくったが、ディスクを入れ直したら書き込みが
始まったのでギリギリセーフだ。

自宅に帰ったのは3時を回っていたが、あとは明朝出かける前にDVDで
VHSにダビングすれば万事丸く収まる。
あと一息だ。

(22日にまとめ書き)


平成16年10月20日(水曜日)

暫定版を納品したのでノンビリしようと思っていた一日

超がつくほど強烈な台風が上陸しつつあり秋葉原にも行けそうに無かったので
データのバックアップでもやりながら息抜きをするつもりで、朝の新聞を
読んでいたときだった。
不意に携帯電話が鳴ったので誰かと思ったらH親ビン・・・・。。。
昨日の今日で何事かと思いきや、サーバーに置いた暫定版のビデオを未だ
見ていないのでこれから来社したいというのだ。
無論「嫌です」とは言えないので来社が決まったが、会社に連絡を取った直後に
再度入電があり『これから直ぐ行く』という事になってしまった。

そんな訳で午前中にH親分がやって来て、早速納品したビデオのチェックが始まった。
今回は自分で言うのもなんだが、僅か2週間程度しか時間が無かった割には
Coolな仕上がりになっており、辛口で有名なH親分の満足度も高かった。

しかし、一回の編集で満足するほど甘い人ではないので否応無く修正の指示がでた。
まあ、取りあえずはテロップの追加と削除とCGに関しては簡単に出来そうな
範囲で手を打つことになった。 納期も金曜日の朝までだから余裕がありそうだった。

・・・が、決定的な勘違いがあった。
長期にわたる残業続きで時間感覚が麻痺していたのか、作業期間が2日しか無い
事に気がついたのは自宅に帰ってからだった。

ま、なんとかなるか・・・

(22日にまとめ書き)


平成16年10月19日(火曜日)

やっと納品の日。

ディスクは夜中のうちに焼いていたのでラベルシールを印刷して一丁あがり!
昼過ぎに品物を持って雨の中を松戸にある
建設技術展示館 を目指した。

前日の電話でO氏は1時には居るというのでそれを見越して早く到着したのだが
改装中の展示会場にその姿を見つけられなかった。
それどころかしばらくウロウロしてみたがG建設の展示スペースが見つからないのだ。
仕方が無いので受付(?)のお姉さんに場所を聞いて改めてその場所にいったが、
会社名どころかもぬけの殻だった。

まあ、待ち合わせ時間にもまだ早かったので、屋外の展示スペースをウロウロしてから
O氏に電話をしたら入れ違いで屋内スペースに入っていたようだった。
慌てて展示会場に戻り、ディスクを納品して終わり・・・と、思ったが、プレーヤーとの
互換性を確認しないと終わった気がしない。
そこでその場で再生しようと思ったのだが、雨で機材の搬入が遅れていると言うのだ。

予定の時間を随分過ぎて荷物を積んだトラックが着いたのだが、それは『4tトラック』。
今回の展示には新工法の紹介ビデオのほかに特殊加工をしたセグメントピースの現物を
持ち込むと言うのでDVDプレーヤーの設置は後回しになった。

そんな訳で行きがかり上こいつの設置を手伝うことになった。
しかし、いくら一番小さいKセグメントと入ってもコンクリート製の実物なので
架台も含めて0.8tもあるというから迷惑な話である。
4人が係りで搬入口から押し込んだが段差に敷いてあったベニヤ板が悲鳴を上げ、脱線。
バールでこじ上げて再発進したが、架台についているキャスターは1対しか全方向に
動かないので狭い展示スペースに嵌めるのに一苦労した。
[写真:気になる木]

模型でもいい気がするが、技術屋さんは納得しないそうな・・・

セグメントを置き、やっとDVDと液晶テレビの梱包を解くことができた。
幸いDVDの再生も問題なく終わり、(外は雨だが)はれて一仕事を終えることができたのだった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

朝、テレビで『とくダネ!』でニュースを見ていたら呆れ返った。
事件は名古屋のコンビニエンスストアで起きた殺人事件なのだが、その切欠がすごい。

容疑者である22歳のプー太郎が4人で立ち読みをしていたところに奥さんと子供をつれた
被害者が居合わせ、『邪魔だ』と注意。
店の外で帰りがけにもう一度注意をしたときに逆切れした容疑者にサバイバルナイフで
メッタ刺にされたと言うのだ。

被害者がどんな口調で注意をしたかは報道されていないが、立ち読みを注意された事が
人を殺してしまうほど屈辱的な事だったとは到底思えない。
開いた口が塞がらないとはこの事だ。

こんな事が度々あると正しい事をしている人間が間違っている人間を注意できなくなる
土壌がますます広がり、嫌な世の中が良くなる兆しが見当たらなくなる。

(テンパっていて10月20日にまとめ書き)


平成16年10月18日(月曜日)

今日は『裏の納期第一弾』

残りの仕事を続けるが終わりそうで終わらない物をどうやっても今日中に決着
しなければならない。
できれば早々に終わらせて納品先の神田へ行った帰りに秋葉原に寄りたいところだが
朝の段階ではいつ行けるか全く分からなかった。

そこでO氏に連絡を取ったら
『それなら素直に明日にしましょうよ』と言うことになった。
つまり『裏の最終納期が明日午後1時、納品場所に松戸の展示会場』と確定したのだ。
もう後が無いが、ある程度の見通しがついていたので余裕を持って終われそうだった。

今日最大の仕事がオープニングCGの書き直しだ。
セグメントをRCからスチールに変えるのはカラーチェンジで直ぐに終わったが
問題は地下からみた地上部分の表現だった。

基本的に主役はシールドマシンなので脇役が過剰に目だったのでは意味が無い。
そこでビルや道路は思いっきり簡略化してどこかで見たようなコンサバティブな
映像をでっち上げた。
[CG:オープニング用] [CG:オープニング用]
地下から地上へと掘り進むシールド機(左)と地上を走る車(右)

ところが、地上を表現するために走らせることにした『車』の調整に思いがけず時間を
とられることになった。
最初は同じ車の動きにリピートを設定すれば直ぐに終わると考えていたのだが、数を増やして
行くうちに交差点で事故を起こす車が大発生してしまったのだ。
物理的なシミュレーションをしているわけではないので重なり合うだけだが、
もちろんそれを放置するわけには行かない。
少々悩んで『信号待ち』をさせることにしたが、レンダリングしたものをみると
大いに違和感があるのだ。
しかたが無いので配車を最初からやり直すことにした。(トホホ・・・)

・・・そんな、こんなで(一応)CGが出来上がり、レンダリングが終わった頃には
日付が変わっていた。
DVDへの変換は明日に・・・と、思ったが、そんなときに限ってトラブルが重なるのは
毎度の事なので最後まで仕上げることにした。

すると案の定レンダリングが最後の最後で止まってしまいMPEGファイルが出力されない。
どうやら先日システムがダウンした時のソフトのインストールが完全ではなかった
ようなので直ぐに再インストールしたら呆気なく作業終了。

ここまで来たら、と思いラベルシールも印刷しようと思ったのだが、ネットワークで
繋いでいるプリンターの反応が以上の遅く、最後にはハングアップ状態だったので
仕方なく断念した。
まあ、それくらいなら朝の作業でどうにでもなるので帰宅したが、2時近くになっていた。

(テンパっていて10月20日にまとめ書き)


平成16年10月17日(日曜日)

いよいよ正念場。

今日の進捗状況により納品がいつできるかが確定するので重大な日である。
それを察したのか奥方が『現場監督』として監視に来た。

ところがパソコンの電源を入れた瞬間何かおかしな音がすることに気づいた。
『キュイーーーーーーン、カッコーン! キュイーーーーーーン、カッコーン!』
こんなテンパッた状態でHDDが飛んでしまったら目も当てられないので慌てて
データを抜き出して後、異音を出したHDDは取りあえず問題なく動いているよう
だが怖くてしばらくは触りたくない・・・

気を取り直して作業を続行。
残る場面のCGを気力だけで作り続けるが、ビデオ編集ソフトで時間軸に合わせると
『・・・これでいいのかなぁ。もう少しここをああするかなぁ〜』と腕組みをする。
それを見た奥方が『はい、いいから次々!』とバシバシ(言葉の)張り手を入れてくるのだ。

そのお陰か夜中の段階で残ったのは『オープニング』と『BGM』や『テロップ+α』
くらいとなり、概ね先が見えた感があった。

明日が本当の正念場????

(テンパっていて10月20日にまとめ書き)


平成16年10月16日(土曜日)

土曜日だが、今週も休んでいられない。

今日は夕方から妹の誕生日会とお爺さんの命日を兼ねてパーティーをする予定が
あるので平日と変わらない時間に出社してひたすらCGをやっつけた。

しかし、余裕を持って納品できるように頑張っているものの、いくら作業を
続けても終わらないものは終わらないし、ここ半年くらい息をつく暇が無かった
ので徹夜をする余力も無いのが現状だ。

・・・と、言うわけで、仕事を忘れて宴に参加したが、明日も仕事なので酔うに
酔えず、ストレス発散とは行かなかった。

[写真:気になる木]
一次会は亀有の『気になる木』
[写真:サムゲッタン] [写真:石焼ビビンパ]
どの料理も安価だがサムゲッタンは骨まで食べられるしグートゥ!

(テンパっていて10月20日にまとめ書き)


平成16年10月15日(金曜日)

・・・朝からまじめにお仕事。

CGの進捗状況が思わしくないので納品先のO氏に
『毎日がんばっているけど、日曜日に発送できそうに無いので月曜日に持ってゆきます』
と、メールで泣き言を入れたところ、直ぐに『電話』が掛かってきた。
O氏も事情を把握しているようで此方の申し出を快諾して貰えただけでなく、
最悪の場合火曜日に松戸の現地に持ち込めばOKと言うことになった。
まあ、裏の納期とはいえ時間に余裕は品質に寄与するので良しとしよう。

今日も今日とて真夜中まで残業したが、ゴールが見えるようでなかなか見えない・・・
(テンパっていて10月20日にまとめ書き)


平成16年10月14日(木曜日)

朝からCGの制作を継続。

昨晩終えることのできなかったデータの修正をしていたらH親分から電話が掛かってきた。
何かと思ったら昨日見せた3つの方式のCGを指定のメールアドレスまで直ぐに
送ってほしいと言うのだ。
勿論言われたことは直ぐにやる主義なので早速データを変換して送ったのだが、前述の
方式は基本的なデータからやり直している最中だったので午前中一杯掛かってしまった。

やれやれと思いつつ午後の仕事に取り掛かったら、またもH親分から電話が入った。
実際の作業手順を考慮して先ほどのCGの部品の出現順序を換えてほしいと言うことだった。
なるほど、確かに言われてみればその通りだ。
しかし、手が掛かるのは間違いない。

昨日の打ち合わせで明日は『表納期』でなくなったものの、見通しは全く立っていない。

(テンパっていて10月20日にまとめ書き)


平成16年10月13日(水曜日)

昼前にH親分来る。

先に食事を済ませてから会社に戻り、仮に出来ている部分を見せて問題の洗い出しだ。
ナレーションと画がシックリ合わなかったりしたシーンを別なものに換えたり、
追加したりして一先ずOKとなった。

問題はCGである。
昨日疑問になっていた『2重セグメントと他のセグメントとの接合面と緊張ジャッキ
の位置関係』は一定の領域をスチールセグメントで組むことが分かり氷解した。
3種類の工法については1種類完璧に考え違いをしていた物があり根本的に作り直しが
必要になったのは仕方がないが、上方向に作って行くセグメントもスチール製である事が
分かり、結局全て作り直す必要が迫られた。

3時過ぎにはH親分がいる理由がなくなってしまい、気を利かせて早々にお帰りになったが、
その後はひたすらCGの修正作業となった。
新たに作ることになったスチールセグメントはあちこちに目立って登場するので、手は
抜けないので思いのほか手間取ってしまった。
[CG:セグメントピース]
上が中空のスチールセグメント、下が普通のRCセグメント(の、つもり)

これを3種類の工法のCGに組み込んでレンダリング。
裏プロセスで別のファイルの修正をして・・・を繰り返して気がつけば日付が変わっていたが
結局、根本的に勘違いしていたアニメのレンダリングは出来ずじまいだった。

納期が目の前に迫り、テンパっているのにゴールが見えない。
辛い。


平成16年10月12日(火曜日)

朝からまじめにお仕事開始。

3つの工法のCGに続いて2重セグメントのシーンに取り掛かったのだが、相変わらず
立体物同士の差分形状を取り出すのに労力を費やした。
しかし、形状の定義が終わったものの、セグメント同士の接合構造がハッキリしないので
作業が進まなくなってしまった。

他に進められるところは僅かなので、明日H部長が来たときにあれこれ聞くことにしよう。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − −

ネットで知り合った7人もの他人同士が一台の車に乗り込んで自殺したと報じられた。
ネット自殺(?)自体は珍しくなくなってきたが、これだけ大人数はやはりショッキングだ。

これに関して新聞で面白い記述を読んだ。
今回のような自殺は『集団自殺』ではなく『集合自殺』だと書いた人がいたのだ。
言いえて妙である。

しかし、他人だろうと自分だろうと命を絶つのはもってのほかの行為のはずだ。
それをいとも簡単にしてしまう(できてしまう)感覚は、どうしても私には理解できない。
『迷惑を掛けますが後はよろしく』などと軽薄な遺書を残しているが、残念ながら天国にも
極楽にも行けないはずである。

地獄に落ちてから後悔しても手遅れである。


平成16年10月11日(月曜日) :体育の日

旗日だが仕事が終わらないので昼過ぎから仕事。

次の場面のCGに着手するかどうか迷い、後からやると案外面倒な
『工法の特長』のコーナーを先にやる事にした。
事前に5つの特長のフレーズのみを列挙する事を決めていたので、行間と
文字間隔及び色の調整をしてでっち上げる事にした。

しかし、単に「ぺろっと表示して終わり」では芸が無いので、ちょっと
やってみたかった手法で文字を出そうと画策したら・・・嵌ってしまった。
結局、これだけで1日仕事になり新しいCGは着手しただけで形にはならなかった。

無念。


平成16年10月10日(日曜日)

疲れているので今日は完全休業。

昼近くまで寝過ごし、昼食を食べてから買い物ツアーへと出たが、
そもそも必要なものは近所で買う事が出来るので意気込むほどではない。
むしろ気晴らしに何か食べに出ようかと画策しつつ、『馬鹿の一つ覚え』で
葛西方面へ進行してしまった。

いつもの場所で、いつもと変わらない買い物を済ませた後、以前から
行きそびれていたうどん屋に入って早めの夕食となった。
かやくご飯がおいしかった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

昨日の台風は随分すごかったと報じられていたが、身近な被害が無かったので
ほっとしていた。
ところが、洗濯物を干そうと奥方がベランダから庭を見下ろしてビックリ。
植えてある3本のゴールドクレストの内、一番の古株が横倒しになっていたのだ。

[写真:庭のゴールドクレストが・・・]
一番大きかったからかな? 黄色の粒粒は金木犀の花びら

引き起こして根元を踏み固めたら直立したが、そんなものかな・・・


平成16年10月09日(土曜日)

台風が接近してきた為、車で迎えにきてもらい仕事を続行。

自分の中の予定としては、疲れが溜まってどうしようも無いので土曜は
ばっちり休んで日曜日に仕事をしようかと思っていたが、昨日の夜の時点で
それが適わなくなっていた。
・・・てな訳で昨日着手すら出来なかった第3シーンのアニメの制作だ。

部品の流用が利かないとは言っても、実際には使える部品もあるので
それらの修正から初めて全体のバランスをとっていく作業が続く。
何時間か掛かって概ね形が整ってきたので作った部品を組み上げて行ったら
当然の如く、つじつまが合わない箇所を発見。 修正を加えた。

結果的に見通しが付いたのは日付が変わった後。
しかし、レンダリング終了ではなく、レンダリング可能という状態なので
今日も今日とて予定に遅れが続いてしまった。

・・・・なんだかなぁ〜


平成16年10月08日(金曜日)

今日こそは・・・との意気込みでお仕事の続き。

3種類ある工法の説明用アニメを作るのだが、些細な事で引っかかり、
同じ場所で同じ事を繰る返すような修正が続く。

どうにか1種類目の制作が終わり、続けて2種類目に突入。
大雑把な部分では前作の部品を引き継げるのだが、固有の部品もあるので
アニメの設定に辿り着くのに大いに時間がかかってしまった。

結局、2本目が終わったのは夜の9時過ぎ。
最後の3本目に取り掛かろうかとも思ったが、1と2とは大幅に内容が
変わってくるので部品の流用がほとんど利かないので挫折した。
(既にビールも飲み始めていたし・・・)

今日の目標は3種類全てを終わらせて、次のシーンへの取っ掛かりを
付けるつもりだったので自己嫌悪。
自分の仕事の遅さが恨めしい。


平成16年10月07日(木曜日)

今日も今日とてビデオ編集。
しかし、朝から猛烈に眠く、おまけに微熱があるようでだるくて仕方がない。
あまりにも仕事に集中できないので昼ごはんを食べてから近所のスーパーへ買出しに
行ったら多少楽になってきた。

今日の目標は3種類ある『工法の説明シーン』なのだが、その前にあるシーンが
どうにもシックりこなかったので、ついつい時間をかけてしまった。
肝心の『説明』もコンテには『簡単なCG』とあるので、2次元の簡単な物で
済ませても良かったのだが、ついつい悪乗りしてしまって終わらない。

まあ、明日終わらせれば何とかなるかな???

[CG:とびら]
トビラは作ったけれど、中身が・・・


平成16年10月06日(水曜日)

朝からまじめにお仕事の続き。

サッサト先に進まないといけないのだが、何故かオープニングタイトルで躓いた。
今回は例外的に会社名が一切入らないので『xx工法』だけの表紙が寂しく思えたので
少々凝った出し方を画策したのだ。
ところが、対象物、カメラ、カメラの視線の3つの動きを同調させたり、各種の動きの
長さを調整していたら、なかなか終わらなくなってしまったのだ。

しかも出来上がった苦心作をナレーションと合わせてみたら・・・合わない。
凝って作りこんだ中間のシーンがナレーションに対して蛇足気味になってしまったのだ。
悩んだ挙句、そのシーンをバッサリ切り落とす事にして調整した。

結局、ここまでやって時計の針は夜10時を回っていたので作業終了。
我ながら空しい・・・


平成16年10月05日(火曜日)

朝からH親分来る。

現場監督が来たからといって更地になったばかりの土地に1日でビルが建つはずもなく、
取りあえず繋いである映像とCGを見せて今後の予定を立てるにとどまった。
結果として昼ごはんの後すぐに別件の打ち合わせのために、お帰りあそばしたのだが
下手をすると同じスチュエーションが夜まで続いたかと思うと恐ろしい・・・

その後はバリバリCG制作・・・とは行かず、細かい修正のトライ&エラーに終始した。

眠い・・・


平成16年10月04日(月曜日)

明日はH親分が来社するので、気張って朝からまじめにお仕事。
まずはシールドマシンの作りこみの続きから始めた。

週末に作った状態でオープニングに使おうかと思ったが、改めてビデオを見直すと
部品の配置が微妙に違うため、均整が取れていない箇所があったので再修正した。
ところが、1箇所直すと別の粗が見えてくるのでそちらも修正・・・を繰り返して
いたらあっという間に夜になってしまった。

素直に『できているのは此処までです。』と、言えない事もないが、多少のインパクトも
与えたいので無理をしてオープニングアニメに着手した。
今回の見せ場は成り行き上写真のモーフィングなのだが、始めて使うフリーのモーフィング
なので、使い勝手が今一掴めず1時間ほど頭を抱えることになった。

モーフィングが形になったので、それにつながるシーンを作ったところでタイムアップ。
11時過ぎに家に帰った。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

毎日いろいろな事件が起こるが、看護助手が重症患者の爪を相次いで剥がして逮捕された
事件は何とも陰惨だ。
しかも、その切欠が『職場の人間関係のストレスを発散する為』と言うから開いた口が
塞がらない。

そもそも他人の爪を剥がしてストレスが発散できていたか、私には大いに疑問だ。


平成16年10月03日(日曜日)

久しぶりに完全オフだった一日。
近所の朝市にも行かずに昼近くまで惰眠をむさぼっていたのだが、夢の中にも
シールドトンネルの情景が出てきて仕事から抜け出せない・・・

『アッコにおまかせ』、『噂の東京マガジン』を立て続けに見たので買い物に
出かけようかと思ったが、おりしも外は大雨。
出掛ける気が失せたので、撮り溜めていたビデオを見ながら、ポテチやらをつまんで
いたらおなかが苦しくて身動きできなくなっていた。

流石に『このままじゃいけない・・・』と、思ったので奥方を連れ出して近場の
2箇所に最小限の買い物に行ったが、平日に全く乗っていなかったポンコツ車の
エンジンがなかなか掛からなかった事は言うまでもない。

買い物から帰り、食事をしたらすぐに満腹になり、一日が終了した。


平成16年10月02日(土曜日)

土曜日ながら今日も仕事。
昨日は仕事にならなかったので朝から・・・とは行かず、昼を大きく過ぎてから
ダラダラと会社へたどり着いた。

早速CGの続きをやろうかと思ったが、メインマシン1号へのソフトの
再インストール作業が少し残っていたので、それからはじめる事にした。
しかし、作業に必要なソフトは多岐にわたっているので、掻き集めるだけでも
一苦労だし、極力以前の環境を引き継ぐ為に色々と頭をひねる必要もあった。
結局、CG制作に戻れたのは夕方近くだった。

丸一日ずれ込んでしまった作業ゆえに、何からはじめたら良いか多少悩んだが、
素直にシールドマシンの作りこみを続ける事にした。
一昨日までにマシンの外形とカッタースポークを作っていたが、やはり
カッタービットを植え付けてやらないと雰囲気が出ないからだ。

今回は参考になるビデオがあるのだが、採寸できる図面とは違うのであくまで
細部の雰囲気を掴む程度に考え、多少大げさに表現する事にした。
これにより、一応は外見の9割程度が出来上がったので直ぐにでもオープニング用に
使えそうだ。
しかし、内部の作りこみが出来ていないので、道半ばだ・・・

[CG:制作途中]

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土曜日、自宅で遅い朝食を食べるときに見るTV番組は毎度『王様のブランチ』だ。
今日も登社する直前まで未定たが、内容は微妙に違っていた。
マリナーズのイチロー選手の年間安打記録更新を生中継すべく、彼の打席のたびに
否応なく割り込みが入ったからだ。
これが良い事か悪い事は見る人によって変わるだろうが、私は結果的に生放送で
歴史的瞬間を見ることができたので大いに得をした気分になった。

記録更新を目前に・・・と、言うか、更新確実と言われるようになった為か、
中日優勝の件は完全に吹っ飛んでしまったのが、何とも物悲しい。
しかし、巨人のように巨額をつぎ込むことなく球団を建て直し、初年度で優勝してしまう
あたりは実に痛快な話だ。
その原動力が落合監督なのは間違いない。

ところが、何日か前の新聞を読んでいたら名コーチと呼ばれた人の話が載っていた。
その名コーチ曰く、新人時代の落合、イチロー両氏のバッティングを見て
『そんなフォームじゃプロとしてやっていけないぞ』と苦言を垂れたと言うのだ。
名選手と呼ばれ、名コーチと呼ばれた人間の言葉なので普通ならばそれに従うの
だろうが、二人は従わなかったらしい。
どちらが良かったかという事を図らずも歴史が証明してしまったが、非凡な人間の
逸話を聞いて一喜一憂してしまうのは凡人ゆえだろうか。

なんだかんだ言っても私は野球もサッカーもF1も見ていて楽しいと思わない
ので滅多に見ない。
しかし、前年度の阪神といい、今年の中日といい、はたまた札幌にフランチャイズを
移した日本ハムといい、活気があって競り合っている様子は良い事だと思う。
そこには必ずしもお金が物を言うとは限らないから本質的な良さが残っているからだろう。


平成16年10月01日(金曜日)

WindowsXPのアップデートのトラブルに見舞われた一日。

朝一でメインマシン1号の電源を入れたところ『サービスパック2のインストールに
失敗しているのでアンインストールしてくれ』と言うよなメッセージが出てしまった。
これがトラブルの幕開けであった。

身に覚えのあることなのでセーフモードで再起動し、コントロールパネルから
アンインストールを実行したのだが、何かがおかしい。
起動をしてもブルースクリーンになり『pci.sys』が原因と暗示するエラーが出てしまうのだ。

仕方がないのでOSの上書き再インストールを試みたのだが、同じ場所で同じエラーが出て
再起動を繰り返すループを抜け出せないのだ。
別の手段としてシステムディスクをメインマシン2号にマウントさせ、上記の『pci.sys』を
削除した上で上書きインストールをしてみたが結果は同じだった。

原因と解決法を見つけられずにいたのでネットで検索してみたら、PCIバスに差し込んだ
デバイスに対してドライバが正しく当たっていないときや、IRQ(?)のコンフリクト、
もしくはメモリーの不良によって出ることがあるとヒットがあった。

全ての基盤は昨日まで正常に動いていた物ばかりだし、メモリーも2本のうち
1本が動いていないと言った、目に見える異常もないので解せないことばかりだ。
しかし、他に打つ手がなくなってきたのでグラフィクボード以外を抜いてOSのインストールが
できるか様子を見たのだが、今度は修復インストールの選択ができない状況になってしまった。

ここに至って全ての環境を引き継ぐ上書き修復を断念して、クリーンインストールに作戦を
変更せざるを得なくなった。
そこでメインマシン2号にシステムドライブをマウントして消えては困る『Documents and Settings』
の中身をバックアップしてからWinwosなどのフォルダを削除し、OSをインストール。
流石に問題なく作業は進み、正常にインストールが終わったので先のデータを書き戻したところ、
メールやWeb系の設定を含めて半分ほどは環境を引き継ぐことができた。
しかし、動かないソフトも多数ある上、アンインストール用のデータも無くなっているので
結局ほとんどのソフトを再インストールすることとなった。

結局、見通しがついた頃には夜の11時を回ってしまい、当然の事ながら仕事にならなかった。
明日も仕事の予定だったが、この遅れは痛い・・・


平成16年09月分の日記

09/01 09/02 09/03 09/04 09/05 09/06 09/07 09/08 09/09 09/10
09/11 09/12 09/13 09/14 09/15 09/16 09/17 09/18 09/19 09/20
09/21 09/22 09/23 09/24 09/25 09/26 09/27 09/28 09/29 09/30


平成16年09月30日(木曜日)

今日も今日とて、昨日の続き。

コンテに合う映像を編集ソフトの時間軸に並べてゆくのだが、当然の事ながら
CG制作をしないといけない箇所にぶつかった。
まあ、それ以外に進められる部分は残っているのだが、実際問題CGの占める
量は半分以上もあるので避けては通れない道だ。

そんな訳で、夕方からCG制作に着手したのだが寸法の元となる図面がないので
ビデオやカタログから雰囲気を掴む必要がある。
これが案外時間がかかってもどかしい。

11時半くらいまで掛かり、一応は外見の半分くらいまで辿り着いた。
しかし、今回は内部やトンネル側の細部が重要なので道半ば・・・ってところか。

先はまだ何も見えていない・・・(by 中西龍)

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今日はパソコン関係のトピックスが二つあった。

一つ目は実家にTEPCO光が開通した事。
今回も兄貴が回線を引き、その恩恵に与るという、実に美味しい話である。
( 
6月にHUBとNICを100BASEにした成果が やっと発揮できる・・・ )

ブロードバンドルーターの設定が終わり、仕事場にある3台のマシンで早速スピードを
測定したところ、メインマシン1号は22Mbps前後で安定しいていた。
ところが、他の2台は瞬間的に100Mbpsを大きく超える有り得ない数値が表示
されるなどバラつきは大きくいが、平均すると16〜22Mbpsは出ているようだ。
8M契約のADSLが2Mbpsだった事を考えると、8倍から10倍は軽く出て
いるので、サンプルビデオの送受信などに実力を発揮しそうだが、体感的には
大して変わりが無い・・・
(おそらくグラフィックアクセラレータの性能がそこそこ有るからだろう。)

しかし、1人頭を抱えているのは光を導入した兄貴だった。
愛用のMacG4はオンボードでギガベースのNICを搭載しているはずだが、
何故かスピードテストの数値は8Mbps止まりと10BASE状態なのだ。
同じ場所にあるWinマシンで接続すると私の仕事場と同等のスピードが計測される
ので、問題がMacのNICにあるのは間違いなさそうだ。

どうなることやら・・・

2つ目はWinXPが自動アップデートによりサービスパック2になった事。
まあ、自動とは言っても巨大なパッチなので嫌なら拒絶するだけだが、メインマシン
2号機の方も動いていたので実験台にする事にした。

アップデートが終わったと言っても外見は何も変わらないので変わった気もしないが、
サーバーにFTP接続できなくなったり、今までと違うお節介なメッセージが表示される
点などで実感できるようになった。

FTP接続に関しては自前でインストールしてたファイヤーウォールソフトの外側に
新しいファイヤーウォールが立ってしまった為と判明したので直ぐに解決。
『トラブルと言っても、この程度か・・・』と、思い、メインマシン1号にもパッチの
許可を出したのだが、インストールが異常に遅いので途中で強制停止。
明日の朝起動した時にインストールが始まることを予期して後回しにする事にした。


平成16年09月29日(水曜日)

いろいろな意味で冴えなかった一日。

前日思いがけず深酒をしてしまい、久しぶりに軽い二日酔い状態で目が覚めたが、
朝の慌しさはいつもと変わりがない。
その最中で見た星占い『カウントダウンハイパー』は最下位・・・
まあ、この手のお手軽星占いは普段から気にも留めていないが、最下位が出る確立は
12分の1なの、ちょっぴりブルー・・・

出社して昨日の仕事の続き。
コンテに合う映像を探す作業をしていたのだが、二日酔いが抜け切らずなんとも気分が悪い。
集中力がいつにも増して継続しないので、ついつい母親の買い物に付き合ったり、
何故だか無性に『カップ焼きそば』が食べたくなって堪らず買いに行ったりと時間を
浪費し続けていた。

すると夕方だったろうか、G建設のI氏から電話が掛かってきた。
なんだろうかと思い、電話を代わったらいきなり、『今晩、暇か?』と切り出された。
「H親分の仕事で暇じゃないです」とは言えず、事情を聞いたら
『今晩、夜中に多摩川の放水路の写真を撮ってくれ』と言うことだった。

正直言って夜中の屋外撮影だけでも面倒なのに、雨が降っているとなると2倍どころか
2乗くらい大変なので気が重い・・・
撮影方法を考えたり、あれこれ装備の準備をしていたら編集どころでは無くなってしまった。

夕食を食べて8時前に羽村を目指したが、首都高の渋滞と雨の影響からか丸々2時間
かかって事務所に到着。 
(事の経緯を詳しく聞いたら、やっぱりお役所が絡んでいたか・・・)

予定(??)に反して雨が弱くなってきたが、とにかく写真を撮らねば帰るにかえれない。
現場の人に同行いただき、早速撮影を始めたところ幸いにして雨はほとんど止んでしまった。
しかし、多摩川に流れ込む水量は結構なもので、三脚を立てるのには、ほぼ限界。
お役所の人たちはそれ以上の水量の写真を期待しているのかもしれないが、撮る側から
すると、命の危険までは冒したくないからこの辺で勘弁してもらおう。

[写真:普通撮影その1] [写真:普通撮影その2]
普通に撮影するとこんな感じ

[写真:一捻りその1] [写真:一捻りその2]
そんな訳で、一捻り・・・

事務所でデジカメデータを吸い上げてもらい、I氏に確認してもらったら
『・・・まあ、良いんじゃなぁ〜い』と、お墨付を貰えたので12時少し前にお仕事終了。

帰り道は雨も大したことが無く、道もガラガラで順調そのもの。
ビデオを仕掛けるのを忘れていた鉄人28号の最終回もライブで見ることができ、
冴えない一日は丸く収まった。


平成16年09月28日(火曜日)

一応編集作業に着手。

まずはキャプチャしたビデオに『何が写っているのか』、『撮影日時の相関関係』
などのチェックをした。
幸い時間的な流れは、ほぼキャプチャした順番になっていたし、ダビング中に
気がついた疑問点も解消することが出来た。
しかし、多すぎるデータを持て余している事には変わりがない・・・

夜になり、仮の表紙画をつくり、ナレーションにあわせて映像をつなぎ始めたが、
作業途中にビールを飲み始めてしまいジ・エンド・・・

先は長い。


平成16年09月27日(月曜日)

朝からひたすらビデオのキャプチャ作業。

実際問題として全てのデータをキャプチャしなくとも『使うところだけ』を
取り込めば済む話だ。
しかし、あれこれ考えている精神的な余裕がないので『急がば回れ』で全ての
取り込みを行っているの過ぎない。
何となく資料として手元に置いておきたいと共に、預かったテープにトラブルが
起きても復旧が可能という事もある。

別途DATから取り込んだナレーションデータを整理したりをしながら2台の
DVCAMデッキと3本のビデオテープでバケツリレー式に繰り返し、最後には
ハンディカムまで持ち出して丸一日掛かって作業終了。

先日買ってきたばかりのHDDの中に押し込んだ100うん十GBをどうしたものか・・・

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キャプチャ作業の最中、困った電話が2本掛かってきた。

1本目はG建設のO氏。
7月末に仮納品したビデオ用のCGの修正は進んでいるかという問い合わせだった。
しかし、進むどころか同じ会社の別の仕事を優先させているので着手は来月
半ば過ぎの予定になっているのだ。
しかも今最優先でやっている仕事ですら、これまた同じ会社の別の仕事でずれ込んで
頭を抱えている状態なのだ。

その辺の事情をO氏も知っている上に、O氏にその件の問い合わせをしている
同社の某氏は私の携わっている全ての仕事を統括している・・・
困ったものだ・・・

2本目はVHSをDVDにダビングして発送したお客さん。
最初に出た母親から即座に受話器をパスされたのでなんだろうと思ったら、
『受け取ったDVDですけど、Macで読めたんですがどうやったのですか?』
と、いう話だった。
『動かない』と言う文句の電話なら構えてしまうが、『動くのは何故か』と言われて
途端に体の力が抜けてしまった・・・

別な意味で困ってしまった。

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小泉第2次改造内閣が発表された。
郵政改革に本腰を入れた内閣だと言うが、それが吉と出るか凶と出るかはこれからだ。

しかし、各大臣が発表される際のアナウンスを聞いて少々驚いたことがある。
国土交通大臣の付加肩書きに『観光立国担当』があるのは善しとしても
『首都機能移転担当』がついているのには耳を疑った。
まだそんな寝ぼけた事言っているのかぁ〜!って感じだ。

『一般論としての首都移転によるメリット』は私も分からないではないが、この国が
天文学的な赤字を抱えていることを全く無視してかのようだ。

首都移転を語る前に、先ず借金体質を改めてからでないと、幾ら大義名分を
振り回しても空しいだけだ。


平成16年09月26日(日曜日)

日曜日だが仕事が気になって寝てもいられない。

いつもよりも早起きして朝食を食べてから近所へ買い物。
奥方に追い立てられるようにして会社へたどり着いた。

やる事といえば当然キャプチャ作業なのだが、新しいキャプチャーカードの画質を
改めて見直しても、やはり納得がいかない。
念のため、画質の再調整をしたりもしたが、いくらビットレートを上げても無手勝流
アナ→デジダビングの画質には遠く及ばないので『失敗』と見切りをつけることにした。

その後、ひたすらダビング作業とキャプチャー作業を繰り返したが、120分テープに
5分しか録画していない物もあれば、目一杯録画しているものもあって作業は難航。
夜10時過ぎまで続けていたが、切のよい所で帰宅した。

(平成16年9月27日にまとめ書き)


平成16年09月25日(土曜日)

眠いし、ダルいし、面倒くさいが今日も仕事。

朝から頭痛が酷かったので昼を大きく過ぎて1時半くらいに出社して、昨日買った
キャプチャカードをメインマシン1号に組み込んだところ呆気なくインストール成功。
一応、商品の不良でない事は確認できたので、相性問題としか言いようがない・・・

取りあえずキャプチャの実験を開始を始めたのだが、なかなか思ったような画質で
キャプチャーできず、頭痛に輪が掛かる・・・
どうにも納得できないが、時間がもったいないので一先ずテスト的にキャプチャーを
開始しつつ、以前から接触の悪くなっていたCRTのケーブルを修理することにした。

・・・・結局、キャプチャ作業をそっちのけ。 慣れないハンダ付け作業に四苦八苦し、
一日が終了した。
まあ、CRTが元に戻ったから善しとしよう。

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実写版『セーラームーン』が最終回を迎えた。
先週からの流れで最悪の展開となり、どんな結末を迎えるのかと思ったら、案外呆気なかった。
アニメ版も『全員生き返って終わり』だったので、その点はOKとしても、何か煮え
きれないというか、キャラクターを生かしきれなかったというか・・・
特に敵の大将を倒さずに終わってしまったり、活躍を期待していたキャラクターが
最後の筋書きに関らなかったり妙な終わり方だった。

原作は沢山あるし、何よりも各キャラクターが其々立っているので物語作りには困ら
ないだろう。
来週から新作ウルトラマンが始まるが、出来れば新学期からセーラームーンの続編を
期待している私であった。

(平成16年9月27日にまとめ書き)


平成16年09月24日(金曜日)

本日もCG制作からスタート。

兎に角、休み前に仮出ししたCGを仕上げてしまわないと次の仕事に集中できない。
しかし、相変わらず迫力や作りこみをするのが難しい画なので、多少無理をして
シールドマシンを作りこむことにした。

とは言っても、マシンも外見は単なる筒なので作り込むにも限度があるので、
シールドマシンの中にセグメントを組んでいる様子を再現してみた。

[CG:ディテールアップ]

一応、このCGはA3見開きページで使うため、他よりは扱いが大きいといっても
全体の比率からするとシールドマシンは物凄く小さなものなので、少々空しい・・・
[CG:概観]

まあ、これ以上は先方からの判断を仰がなければ前に進めないので夕方5時くらいに
データを発送して一先ずこの件の作業を終えることにした。

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気を取り直して次の仕事の準備をすることにした。
新機軸のシールド工法のPRビデオを来月半ばまでに仕上げねばならないので
CG制作もゼロから作る必要があるのだが、それ以前に頭の痛い問題が待っていた。

今回はCG以外は預かった各種写真やデータから作るのだが、その大半が8mmビデオの
テープ・・・しかも10本以上に及ぶ素人が撮影したビデオなのだ。
この中からコンテに合う映像を拾ってゆく必要があるが、量が多すぎることに加え、
忙しくて見ることすらできていなかったのだ。

更なる問題は如何にしてこれらのアナログデータをデジタル取り込みするかだ。
Sony製のメディアコンバータなる機械がまともに動けば何も考える必要がないのだが、
いつの頃からかまともにキャプチャできなくなっていたのだ。

8mmビデオのデータをデジタルビデオにダビングしてからキャプチャするのが一番
お金が掛からない方法であるが、面倒なことこの上ない・・・
結局、親父たちと相談してアナログキャプチャカードを購入する方向で話がまとまった。

そこで、早速コジマ電気へGO!
ところが、この手の商品は比較検討できるほどの数がなく、結局100満ボルトに
移動することにしたが、こちらはこちらで数が多すぎて悩みは尽きない・・・

最終的に購入したのは某社のTVチューナー内蔵キャプチャカード。
値段が1万円と手頃だった事と、高性能のハードウェアエンコーダ搭載が決め手となった。

商品を持ち帰り、夕食を食べてから、早速メインマシン2号機にインストールを開始
したのだが、どうにも塩梅が悪い。
プラグアンドプレイで認識はするものの、ドライバのインストールが最後に失敗するのだ。

あっちのカードを外し、こっちのデバイスをオフにして・・・なんて事を10時過ぎ
までやっていたが、どうにも動いてくれない。
運悪く週末なのでメーカーにも問い合わせが出来ないので、後はメインマシン1号機で
動くかを検証する以外にはないが、今日のところはギブアップすることにした。

出るのはため息ばかり・・・

(平成16年9月27日にまとめ書き)


平成16年09月23日(木曜日) :秋分の日

お彼岸の中日なので朝から・・・否、昼前からお墓参り

松戸のお寺で親父たちと11時に待ち合わせ久しぶりにおじいさん、おばあさんに
手を合わせたた後、お清めへの為にサイゼリヤへ入ろうとしたが、渋滞で曲がれ
なかったので結局夢庵に滑り込んだ。

まだ昼を過ぎた程度だったので帰って仕事でもしようかと思ったが、折角松戸まで
来たので近くにあるDIYショップへ寄ることにした。
しかし、このDIYショップは奥方の実家のお墓の途中でもあるので、そちらにも
お参りすることにした。

一応、実家のほうに連絡を入れたら、いつもは午前中早々にお参りを済ませているのに、
珍しくこれから出るところだというので、寄り道をしつつ、現地で落ち合うことにした。

現地で合流してお参りを済ませたので、『この後どうしようか?』という話になったら
両親は八柱にある親戚のお墓にもお参りに行くというので付き合うことにした。

・・・一日にお墓を3件掛け持ちするのは初めてだったが、流石にくたびれて仕事を
する気力が残っていなかったので自宅に戻りジ・エンド。


平成16年09月22日(水曜日)

休日前のドタバタ劇。

いつものように朝のメールチェックをしたら新しいラフスケッチが
添付されてきた。
早速データを書き出して開こうとしたのだが、ファイル名が文字化けしている上に
『.DAT』といった掴みどころのない拡張子がついていたので困ってしまった。

別件のメールで先方がMacを使っている事を聞いていたので、てっきりMac用の
データかと思い調べてみたが、どうもハッキリしないのだ。
ここは戦慄のMac使い”宣教師”の助けを借りようかとも思ったが、夜までに
デザイナーが”当り”を付けたいと言うので時間的に猶予がない。
仕方がないのでもう少し足掻く事にした。

とにかく何のデータなのかを確かめようと思いデキストエディタで開いてみたら
ヘッダー部分にソフト会社の名前とURLを発見したので早速アクセス。
そのデータがWin用にMacで圧縮されたファイルであることを突き止めた。
そこで解凍用のフリーソフトをダウンロードしてみたら、やっとマトモなファイルが
出力された。

ところがドッコイぎっちょんちょん。
拡張子は『.TXT』・・・テキストファイル?!
ラフスケッチを送ってきたのだから画像データのはずなのに何故テキストファイルなの??
訳がわからなかったのでテキストエディタで開いてみたらファイルのヘッダー部分に
アドビ・イラストレータの文字を発見してすべてが解決した。

結局夕方ぎりぎりまでかかってCGの仮出しをして滑り込みセーフ
その後、10時過ぎまで残業して形が出来つつあったので作業を終了。

次の仕事の納期が迫ってきた・・・


平成16年09月21日(火曜日)

仕事をしたような、しなかったような1日。

朝のメールチェックをしたらCGデータを送っているデザイン会社から返信があった。
ラフスケッチの解釈に勘違いがあったので一部修正指示があったものの、それ以外は
概ね良好だったので胸をなでおろした。

早速勘違い部分の修正版を作成してメールに添付して作業終了。
例のラフスケッチが出来上がるのは夜中になりそうだと言うので、ようやく次の
仕事に取りかかれるかと思っていたら甘かった。
何故か次から次にメールやら電話の問い合わせが入り、延々と返信メールを書き続け
新しい仕事どころでは無くなってしまった。

締め切りは否応無く迫ってくるので心配は尽きないが、テンパッてもいないいので
早々と帰って夕飯を作る事にした。

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夕飯を作り終え、食べ始めようとテレビをつけたら『タレントの田代まさし逮捕』の
ニュースが流れたのだが妙な気がした。
『・・・デジャブーか?』『なんで古いニュース映像が流れているのか?』

ただ単に懲りないタレントが再び同じ事をやっただけの話であるが、どん底へ落ちて
いる人間が自ら更に『底を抜いて』落ちていく様は理解しがたい。
・・・が、それこそ薬物犯罪の怖さなのであろう。

痩せ細った『心』を治さない限り、何の解決にもならないのだろう。


平成16年09月20日(月曜日) :敬老の日

敬老の日であるが仕事が間に合わないので昼過ぎに会社へ。

早速土曜日に悪戦苦闘した図面トレースの続きからスタート。
流石に線種の変更程度でフリーズはしなかったものの、一寸気を許すと
ハングアップする事があるのは変わりが無い。

それでもあるデータが出来上がってしまえば部品の移動でバリエーションを
作る事が出来たので夕方にはメール発送終了。
続くトレースはこれとは比べようも無く簡単だったのでサクッと終了。

H親分の”指導”が加えられてデザイン変更となってしまったCGが残って
いるが、これにて一通りの作業を終了した事になったのでコナンスペシャルを
見てから帰宅した。

(平成16年9月21日にまとめ書き)


平成16年09月19日(日曜日)

日曜日なので完全休業。

とは言っても色々忙しいのでいつもより若干早めに起きて買い出しから
スタートしたのだが、特売の卵も牛乳も買うことが出来ず、買い物カゴは
いつにも増してスカスカだった。

肩透かしをくらって家に帰り、昼食をササっと食べて錦糸町を目指した。
6月にシルミドを見たときと同じで新聞屋さんから格安の映画チケットを
入手できたからだ。

問題は何を見るかだった。
事前に『Lovers(ラバーズ)』を見ようかと思っていたが、昨日の『王様の
ブランチ』で『アイ・ロボット』が面白そうに思えてしまい悩んでいた。
しかし、現地に着てみると封切り直後の『アイ・ロボット』には長蛇の列が
出来ていたのでパスすることにした。

結果的に見ることにしたのは『The Village(ビレッジ)』だった。
シックスセンスを超える大どんでん返しがいかなる物だったかに期待したのだ。
で、感想はと言うと捻くれ者である私には途中から何となく筋書きが見えて
しまったが面白かったのは間違いない。

しかし、この映画に関しては粗筋もディテールも書く事が出来ない事が何とも
歯がゆいばかりである。

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映画を見終わり新小岩にとんぼ返りして東邦酒場を目指した。

福田探偵に誘われての定例会であったが初めて末弟も参加したので6人の
大所帯となった。

それにしても今回は『煮込み』に始まり『レバ刺し』、『サメフライ』と
フルコースにありつく事が出来た上に、希少な『東邦ラーメン』も堪能
する事が出来た。
気が付けば生ビールを6杯も飲み干してしまい、久しぶりに記憶がなくなって
しまった。

酔っ払いは嫌ですよねぇ〜

(平成16年9月21日にまとめ書き)


平成16年09月18日(土曜日)

土曜日だが仕事。

セーラームーンが佳境を迎えているので、先週の続きを見たい気もしたが、
ライブで見るほど早く起きる気もしない。
よって程ほどの時間に起きて、昼過ぎに会社にたどり着いた。

先ずは昨日の晩に着手した図面の続きからスタート。
案の定、レイヤー分けと部品分けを考慮してデータを作っていたのでサクサクと
作業は進み、3時のおやつ前にはメールに添付する事が出来た。

これだけで終わったのでは土曜日に出て来た意味が無いので、次の作業に
着手したが、案外部品数が多くて昨日の悪夢がよみがえった。
グラフィックソフトのフリーズに気をつけながらデータを積み上げてゆくのだが、
ある時期以降直線を点線に変更するだけでハングアップするようになった。

このデータも部品の移動程度でバリエーションが作れる為、仕上げてしまおうかとも
思ったが、『僕と彼女と彼女の生きる道』の特番が見たかったので8時半過ぎに
帰宅した。

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いよいよプロ野球がストに突入した。
私はプロ野球がストをやろうがやるまいが何も感じないし、興味も沸かないが
オーナー側の不誠実な時間稼ぎにより、ストの効力が半減した気がする。

最後まで争点となった新規加入の件もオーナー連中の消極的な姿勢は明らかであり、
明文化されているはずの野球協約も大して意味の無い物らしい。
まったくもって奇妙奇天烈な話である。

(平成16年9月21日にまとめ書き)


平成16年09月17日(金曜日)

風邪を引いたらしく、体調不良だが今日もお仕事。

元のデータを発見できなかったので古いカタログからスキャニングする作業は
一昨日散々行ったが、昨日からやり始めた仕事はスキャニングした画像を元にして
一から書き起こす作業である。
大した大きさで使う訳でもないので、これもスキャニングや切抜きで使えそうな
気もするが、『書き起こしてくれ』と指示を受ければ仕事として成立する。

ところが、これが遅々として進まない。
一番複雑な図面がたまたま仕訳表の一番最初にあったので着手したのだが、
要素数(部品数?)が想像以上に多く、なかなか攻略できないのだ。
基本的には四角の集まりなのでベクトルツールで伸ばしたり縮めたりの単純作業だが、
部品の重なる順番を考えたりしなければならず、その確認だけでも一苦労なのだ。

否、むしろ単純作業だからかもしれない。
とにかく、ちくちく、ぽちぽち部品を積み重ねていくだけなのに集中力が持続せず、
15分おきにトイレに立ったり、コーヒーを飲んでいた。

結局、この原稿をメールに添付して送ったのは夜7時過ぎだから、事実上1日以上
かかってしまった事になる。
前日に送った見積書はそのまま通ってしまったので今更値上げをする訳にもいかないが
目算が外れて、再びゲッソリした。
[画像:原図] [画像:原図]
スキャニングした原図と書き起こした図。このサイズじゃ何がなんだか・・・

結構な時間になっていたし、明日も仕事をしないと間に合わないので帰ろうかとも
考えたが、丸一日掛かって上記の図面一枚しか出来なかったのが何となく嫌だったので
次の仕事に着手した。

まあ、先ほどの仕事と比べると実に単純でサクサクと作業は進むし、4枚セットの内、
3枚は部品の位置を調整するだけで出来そうなので美味しい仕事とも言える。
1時間半ほどで1枚目がおおよそ出来上がったので今日の作業は終了。

ぐっすり寝たい気分だ。


平成16年09月16日(木曜日)

ナレーション録音に立ち会うべく、朝から小石川へと向かう。

今回のナレーションは10月半ばまで納品するビデオ用なのだが、他の仕事で
手が空かず、全く着手出来ずにいる。
しかし、仕事を発注しているお客さんのスケジュールの都合もあって、ナレーションを
先行させる事になったのだ。
(小石川のスタジオに来るのは今年3回目だが、何度来ても27階からの展望には圧倒される)

今回ナレーションの原稿を書いたのはH親分(部長)。
ナレを担当するN女史とも度々・・・と、言うよりも関わる全ての仕事を依頼しているので
旧知の仲であるが、超技術系の拘りにより現地での文言変更や追加が多いのも有名なのだ。
その為、N女史もH親分の名前を聞くと少なからず警戒して構えるようだ。

予定していた時間ピッタリにH親分とH氏が到着。
早速ナレーションの読み合わせが始めたのだが、予想通り各所に修正や追加が行われ、
その作業だけでも20分も掛かってしまった。
しかし、N女史もプロ中のプロなので録音がスタートするとNG分のリテークを含めても
アッと言う間に終わらせてしまうから驚きである。

一通り録音した後で『一応これも録っておこうか・・・』という類の追加分が幾つか
あったが円満に終了。
今後の打ち合わせを兼ねて3人で昼食をしてから東京ドーム前で別れた。

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CGイラストの仕事が終わらないと今回のナレーションも使うことが出来ない。
一目散に会社に戻りたいのも山々だが、撮影に使う業務用ビデオテープの在庫が切れて
しまったので秋葉原による事にした。

まあ、ビデオテープ自体は遣り繰りがつくので『保険』程度なのだが、最近CRTの
ケーブルが接触不良気味で度々画面が写らなくなる症状に見舞われているのでその部品を
調達するのが主たる目的ともいえる。
他にSamsunのHDD(160GB!!)を1台買うなど、多少の寄り道はしたものの
事実上1時間程で秋葉原を後にした。

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会社に戻って早速イラストの続き・・・・と、思っていたが、経理部(母親)から
『請求書の〆が間近なので金額をピックアップせよ』との指令が下った。
書面を一切交わさずに作業だけ先行させて、メールで納品をする形式をとっているので
端から見ていて仕事の内容が全く把握できないのが現状なのだ。

そこで奇妙な話だが今頃になって見積書を作る事になったが、例によってこの手の
仕事の価格設定には何ら根拠が無いので悩みが尽きない。

あれこれ考えて見積書を3種類作るだけで夜7時を回ってしまった。
・・・仕事が片付かない。


平成16年09月15日(水曜日)

連日スキャニングとレタッチが続く。

昨日の晩に着手したレタッチは多少時間が掛かりそうだったので、先ずは
引出し線を消したりする簡単そうな物で数を稼ぐ事にした。
たて続けにスキャニング、レタッチ、切抜き作業を繰り返し、昨日遣り残した
写真に行き着くことが出来たのは水戸黄門の再放送が始まった頃だった。

悪戦苦闘の末スキャニング&レタッチの作業を終了。
続けて2Dイラストのトレース書き起こしに取り掛かったのだが、夕食の時に
兄貴に勧められるままにビールを飲み始めたら・・・・作業終了。


平成16年09月14日(火曜日)

朝から書類が多数届いて憂鬱な一日が始まった。

先ずは昨晩届いていたパンフレットに目を通すが指示書が無いので作業を
はじめられず、午前中は注文のあったビデオのダビングとラベルシールの準備で
暫し様子を見ていた。

すると事前の連絡よりも早く指示書やらパンフレットやらがまとめて届いたので
やっと仕事の全貌が明らかになった。

基本的には入手不能の古い原稿を補完するためにパンフレットをスキャニングしたり
スキャニングしたデータから線画を写し取って原稿にする作業なのだ。
正直言って『はたしてこれは私がやるべき仕事なのか?』という根本的な疑問も
あったが、作業をすればお金になるのだから素直に喜ぶべきか・・・

はたして何処から手をつけるべきかと頭を掻き毟っていたら見事にメルトダウン。
前回床屋に行ったのは6月だから3ヶ月弱と少々コストパフォーマンスに掛けるが、
これ以上放置していると仕事に集中できないので手が空いたところで900円床屋へ・・・

『う〜んと短いスポーツ刈り』とか『周りを刈り上げて全体を1cmくらいに』とかの
説明が面倒くさかったので17、8年ぶりに坊主頭・・・もとい、ベッカムヘアーにしてみた。
[写真:ベッカムヘアー]
ベッカムヘアー

会社に帰り、直ぐにスキャニング作業を開始。
スキャニングしたデータを白バックの絵にする為に画版の切り抜き作業をするのだが、
単純作業ではあるが、いざやってみると案外奥深い物がある。
極力高解像度で取り込んで切り抜きマスクをギリギリまで追い込むのだが、抜いてみると
多少の切り残しがあるので苦慮するのだ。

10時近くまで残業して仕上がったのは1点のみ。
2点目の作業も続けたのだが、スキャンと切り抜きの他に鉄骨に隠れた部分の補完作業に
時間がかかり結局今日はギブアップした。

明日は何点できるかな?

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テレビのニュースを聞いていて注目すべき点が2点あった。

1点目は栃木県の幼児誘拐事件で行方不明になっていた二人の男の子の内、弟が死体で
発見されたと言う最悪のニュースが耳に入ってきた。
前日の夜の内に容疑者によって二人を殺害したという自供を得ていたらしいが、『何故
幼い二人を殺す必要があったのか』という根本的な疑問が解けていない。

この事件には奇妙な人間関係が存在するのは既に報道されているが、他にもあれこれ
出てくるのではないかと感じている。

続いて大阪池田小学校児童殺傷事件の犯人で、死刑判決の出ていた宅間死刑囚の死刑が
執行された報道には正直驚きを隠せなかった。
いくら速やかな死刑執行が本人の希望だったとしても異例中の異例のスピード執行だ。

世の中には死刑廃止論を掲げる人間は多いし、私もその一人である。
しかし、法律が改正されて終身刑や懲役200年などと言う判決が下されない日本では
死刑を適用する以上の罰が無いのが元凶だろう。

冤罪の被害者が殺されてしまったり、事件の背景が永遠に闇に葬られる事を防ぐ
為には死刑は廃止すべきかもしれない。
しかし、宅間死刑囚のように社会に向けられた凶器(狂気)を犯罪被害者も含めた
国民の税金で生き永らえるのには『どの様な大義名分』がありえるだろうか?
懲役による収入で被害者に損害賠償をさせる?
精神鑑定などあらゆるカウンセリングを行い、狂気発生のメカニズムをさぐる?

いずれにしても古くて新しい議論なのに当分何も変わりがなさそうだ。


平成16年09月13日(月曜日)

来客があり大騒ぎだった一日。

予定通り9時半にお客さんが4人大挙して来社した。
7月末に仮納品したビデオを全員で見直し、完全版を目指す為の打ち合わせ
だが、当面別の仕事が入っているので話題に集中できないのは私だけ・・・?

全員午後から本社にて別の会議に出席する為、昼食を食べに行ったうどん屋でも
若手グループと細かい打ち合わせが続いた。

3人をうどん屋から直接駅まで送ったが、会社には別口の打ち合わせの為にH親分が
残っているので気は重い状態が続く・・・
なにしろ現在進行中の仕事も同じ会社の仕事である上に、H親分も直接関わっている
ので、何時もほどは無理を言わないのは良いのだが、タイムリミットだけは動かない。

あれこれ電話が掛かったりしてきたが、実際に使う資料や素材が届くのは明日に
なると言うので今日は7時半くらいに帰る事にした。

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フジテレビのドラマ『東京湾景』が最終回を迎えた。

韓流ブームに乗りつつ、在日韓国人と日本人の難しい恋で味付けしたドラマだったが、
新聞の読者欄の評価はかなり低かったようだ。
あっちこちのドラマからアイデアを持ってきてつなぎ合わせたオリジナリティーに
乏しいドラマと言うのがその理由らしい。

この点について私は元ネタを全く見たことが無いので気にもならなかったが、
ご都合主義に終始したのは間違いない。

実は一番残念だったのは恋敵の両親の暗躍が最終的に尻切れトンボ状態で全く描かれ
無かった事だ。
特に息子を溺愛する母親が『○○さんがかわいそう!』とか言って主人公の前にナイフを
持って現れ、主人公の一方が死んでしまうくらいの事を期待(?)していた私には、
予定調和でスンナリ終わってしまった結末に多少の違和感を覚えた。

どうせ見るのなら、良い意味で期待を裏切るドラマを見たいものだ。

(SMAPxSMAPのエンディングの途中で気絶。 気が付いたら夜中の3時だった)


平成16年09月12日(日曜日)

本日も完全休養。

仕事が気になってグッスリとは眠れなかったが、幸い昨日ほどではなかった。
しかし、週末の買い物をしないと明日から食べるものが無いので昼間前に
起き出して近所の朝市から活動を開始した。

買い物から帰り、テレビを見ながら昼食を食べて久しぶりに葛西まで
買い物ツアーを決行した。

鰹節3袋、パスタ2kgも筆頭に山のように買い物をしたので、帰って何かを
作って食べる気も起こらなくなった。
そこで最近何となく食べたくなって仕方のなかったケンタッキーを食べてから
大河ドラマのギリギリの時間で帰ってきた。

正直言ってポンコツ車の運転にも疲れたが、新しい車を買っても今日のような
買い物ツアーにしか使わないのは分かりきっているのでバカバカしいかな・・・

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夜中にヨーグルト(3世代目)を仕掛けて朝まで余熱放置。
まだ大丈夫そうだな。


平成16年09月11日(土曜日)

仕事は山積みだが、疲れているので今日は休むことにした。

しかし、いつもかけている目覚ましラジオが鳴り出したら仕事のことが
気になって眠い筈なのに全く眠れない。
そうかと言って王様のブランチの馬鹿騒ぎを聞きたいとも思わなかったので
ラジオを消して何とか寝直すことができた。

ところが昼前に親父から電話がかかってきて無理やり起こされてしまった。

用事ができたので会社へ行ったが、仕事はせずに直ぐ帰ってきて、その後は
撮りだめたビデオを見て夜の『兄弟会議』に備えた。

今日会議場に設定したのは新小岩の『韓国村』。
7月に行った韓国焼肉店の通りの反対側にある小さな店だ。

いつもの4人で先に店に入り、1杯目のビールを半分飲んだ頃に末弟が
駅からピストン輸送されてきた。

総評としては焼肉はビックリするほど美味いとは言わないものの、サムゲッタンは
骨まで柔らかくなるまで煮てあるなど基本を押さえている感じだ。
向かいの店が高級焼肉店だとすると今回は韓国家庭料理と考えれば合点が行く。
なによりも店の雰囲気が悪くないのでまた行って見たいかんじだ。

しかし、居酒屋と違って食いに徹するので会話が進まず、たらふく食べて店を
出たものの時計の針はまだ7時(?)。
寄り道をせずに一同(末弟は一人で遊びに行ってしまったので4人)はいつもの
カラオケボックスで2次会となった。

今回の収穫は『ブロッカー軍団マシンブラスター』のエンディングが新たに
追加されたことに尽きる。
ノリのりのアニメソングではなくムード演歌調の歌いやすい歌なので
オープニングと共に18番になりそうである。

それもこれもオープニングを歌い続けた成果だろうか???


平成16年09月10日(金曜日)

何となく落ち着かなかった一日。

今日は例のCGがプレゼンにかかるので何らかの反応があると思い
待っていたら昼過ぎに電話がかかってきた。
どんな指示かと思いビクビクしていたら、ひとつに関しては多少の追加
程度なので直ぐにも納品できそうだった。
しかし、あるCGはH親分の技術的指摘が入りページのレイアウトが大幅に
変わることになってしまった。

レイアウトやデザインについては正確な指示を受けないと手の付けようが
無いので、電話の指示で作業可能なCGの修正からはじめる事にした。
基本的には
先日作ったCGの動きの範囲の表現を
よりハッキリさせる為に手前に濃い目の画像を乗せるだけなのだ。

しかし、デザイナーさんは観念的な事しか言わないので、指示された通りに
作業をすれば『希望する結果』になるとは限らない。
実際、言われた通りに画像を重ねたら画面がうるさくなっただけでなく、
効果線が隠れてしまって画が台無しになってしまった。

流石にそのまま納品できないのは分かりきっているので、別の重ね方を
2つほど試して送っておいた。

指示された作業が終わったので、昨日までのできの悪いCGをどうにか
しようと試作を繰り返していたら、またA氏から電話がかかってきた。
何かと思ったら『簡単なものだと思うけどCGを5,6点追加してもよいか?』
と、いうのだ。
無論、こちらには断る理由が無いので快諾したが、例によって1週間程度しか
納期が無いというのだ。
しかも来週は来客やらナレーション吹込みやらイベントが目白押しで頭が痛い。
A氏も『実際問題、他の仕事は忙しくないのか?』と不安げだったが、
「今ある仕事は全てG建設(=A氏から)の仕事ですので・・・」と、
言ったら苦笑していた。

最近、出るのはため息ばかりだ・・・

疲れていたので家に帰っても何もする気になれず、夕飯は何年かぶりに
近所のラーメン屋で済ませることになった。


平成16年09月09日(木曜日)

一息つけた一日。

納得は行かないものの昨日の内にデータを発送してしまったので後は”まな板の
上の鯉と言うか、相手の感想を聞かないといけない部分がある。
そこで御座なりになっていたHDD内のデータの整理をしながら連絡を待っていた
のだが、いつまでたっても良いとも悪いとも言ってこないのだ。
( まあ、先方も金曜日のプレゼンに向けて忙しくてそれ所ではないのかも知れないが、
せめて『データは受け取りました』くらいの返信があっても良い物だ・・・)

こちらから連絡をして薮蛇になってもいけないので思い切って英気を養う事にした。
まあ、平たく言えば『サボり』だが、秋葉原に行くほどの気力も無いので、手近な
事を近所で済ませる事にした。

少し前から気になっていたのがパソコンラックだ。
会社の仕事場で使っているパソコンラックは元々貰い物のオーディオラックを
親父が改造した代物だが、棚板の1枚が崩壊してしまったのだ。
これが本物の板であるなら補修もできるが、かんなクズを接着剤で固めた合成材
なのであきらめる事にした。

そんな事もあってマトモなパソコンラックを100満ボルトで物色にしたのだが、
なかなか都合の良いラックが見つからない。
はっきり言ってパイプで組んだ安物で十分なのだが、今のラックと置き換えるためには
殆どの物が幅が広すぎるのだ。

一応店に置いてあった総合カタログを見ると『ドンピシャ』なサイズのラックと言うか、
パソコンデスクがあるにはあったのだが、価格はなんと定価2万円。
高くとも1万円以内と考えていたので其れでは完全に予算オーバーだし、店頭に
ないので注文しないと現物を見ることも出来ない。

できれば現物を直ぐに欲しいと思っていたので、直ぐに店を出て他を当たる事にした。
最初は近所にある家具やDIYショップへ行こうと思ったが、この手の物は大規模
量販店がうってつけである。
そこで行き先をビバホームに変更する事にした。

ところがこちらの様子も100満ボルトと変わりが無い。
まさしく店内の一番奥の隅っこに『申し訳程度』に置いてあっただけなので直ぐに
あきらめる事にした。

しかし、よく考えてみると壊れたのはパソコンラックではなく棚板で普通の板を
1枚買えば済む話だったのだ。
そう考えて材木売り場に行くと高く見積もっても2千円で済むことが分かったが、
正確な寸法を測っていなかったので、今日は会社に戻る事にした。

会社に戻って暫くCGの試作をしたり、あれこれ雑用をしていたが最後まで連絡が
入らなかったのでサッサト家に帰る事にした。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

今日はCXのドラマ『人間の証明』の最終回があった。
先週の話で全ての謎が明らかになったので、どの様な締めくくりをするか期待して
いたが、概ね予定調和というか無難な終わり方であった。

しかし、放送枠を守ったのはとてもよかったと思う。
同じ内容を拡大枠で垂れ流したとしたら間延びしたり、蛇足気味になって緊張感が
台無しになるところだった。

やはり、連続ドラマには続編を考えない潔さが肝心だとつくづく思った。


平成16年09月08日(水曜日)

大いに疲れを感じながらもCGの続き。

最後の1枚に着手したい気もあったが、昨夜のCGが気に入らなかったので
修正作業から開始した。
モーションブラーが上手く掛からない理由を検証する為に、今回はblenderの
最新バージョン2.34を使ってみたところ今度は上手く効果が掛かってくれた。
試行錯誤を繰り返し、あれこれ調整しながら完成したのが下のCGである。

[CG:SC工法その1] [CG:SC工法その2]
動きの表現修正前(左)と修正後(右) 

改訂版のCGをT氏に発送して一服していたらG建設のA氏から電話が掛かってきた。
A氏は今回のパンフレットの担当でもあるのでCGの進捗状況の確認も兼ねていたが、
次のビデオ編集の状況の問い合わせでもあった。
しかし、問い合わせをしているA氏の方も今の仕事が片付かないと次に掛かれない
事を承知しているので、一寸泣きが入っていた感じだ・・・

気を取り直して新しいCGに着手。
ベジェ曲線をラフスケッチに合わせて調整する手法も週末の経験が生きているのか
案外短時間(1時間?)で終了。
ここに縦方向のトンネルを配置してほぼ完成・・・とは行かない。
ラフスケッチによりトンネルの背面には地中を掘っている事を示す為に地層を
描く必要があるのだ。
また地表と地層との分割ラインも存在するのでそれも描かなければならないし、
地表を強調するために町並み(?)を表現する必要もあったのだ。

ところが実際にラフスケッチに合わせて地表の分割線を描いて見たところ、トンネルの
CGに干渉している部分があるのでそのままでは使えないことが分かった。
まあ、個別にレンダリングして背景として合成すれば言いだけだが、それよりも
重大な問題が発生して作業が頓挫してしまった。
格好の良い断層を描く方法がなかなか見つからなかったのだ。

最初は単純に断面のオブジェクトにテクスチャを貼り付ける事を考えたが、
遠近感により歪んでしまい綺麗な画にならないのだ。
トイレに立ったりコーヒーやビールまで飲んであれこれ考えたが決めてになる
方法に行き着かず夜中までうなり続けてしまった。

何もしないまま時間が過ぎるのも嫌だし、少々画面が寂しかったのでシールド機を
作りこんでみたが、小さ過ぎて意味があるかどうか分からない・・・
それよりも、今日明日中に仮に納品しないと方々に迷惑が掛かるので無い知恵を
搾って無理無理に発送を終わらせたら1時過ぎになってしまった。

[CG:上向きシールド・1] [CG:上向きシールド・1のアップ]
画面が寂しいのでシールド機を配置したが・・・

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作業をしながらニュースを聞いていたが、プロ野球がいよいよきな臭くなってきた。
選手組合もスト回避の為にギリギリまで交渉すると言うが、相手はそもそも聞く耳を
持っていないので丸く収まるとは到底思えない。

そもそも球団経営が失敗を合併で乗り切ろうと言う手法が良く分からない。
普通の企業であれば合弁することによって多角化やスリム化を図り赤字を
黒字に転じることもあるだろうが失敗した者同氏でどうなるのだろうか?

そこには1リーグ化のシナリオと言うより巨人頼みの安易な発想しか感じられないが、
そもそも他力本願と言うのが情けない。
やる気が無いのならサッサと売却して撤退した方が親会社の株主にも利益がある
はずだが、それすら無視するのだから始末に終えない。

単にプロ野球にとどまらない大事の予感すら感じてしまう今日この頃である。


平成16年09月07日(火曜日)

今日は一日中CG制作。

出社して朝のメールチェックの後に『でたらめ日記』をまとめ書きしていたら
電話が掛かってきた。
親父が出たが直ぐにパスされたので今制作しているパンフレットのデザイナーか
ディレクターだと分かった。

電話に出たらやはり先日打ち合わせをしたディレクターのT氏だったので、
挨拶もそこそこにCGの進捗状況の話になった。
すると先に送った2枚のCGの片方はほぼ問題ないのだが、もう一方が『難あり』と
いう話になった。
何がいけないのかと聞くと全体的に現実感が少ない事とチャチな印象があると言うのだ。

・・・まあ、それについては分からないでもない。
画面にあるのは2本の細い管とそれに被さっているドンガラのみなので、現実味を
持たせようがないとも言えるのだ。

ところが、この先が多少落語のような話で
T氏『まず、シールドトンネルに現実感が無いんですよね。』
私『やはり、セグメントピースで組んでいった方が良いですかね?』
T氏『いやぁ〜、線が入っていればと言う事でもないかも知れません。質感と言うか・・・』
私『はあぁ。』
T氏『それと横から入るトンネル(シールドマシン)の断面が歪なんですが。』
私『でも、正しい方法で接合させるとラフとパースが全く合わなくなりますけど。』
T氏『・・・そうですよね。 でも、あくまでイラストなんでラフの方法で構いませんよ。』
私『・・・分かりました。』
T氏『あと、シールドマシンをメカっぽく表現できませんかね。刃を強調するとか・・・』
私『・・・切れ刃を強調しようにもマシンを後ろから見ているので限界があしますし、
そもそもシールド機の外見は単なるドンガラなんでリアルと言えばリアルなのですが・・・』


まあ、先方の言わんとしている事は私にも十分分かっているので、善処すると言って
何となく頓珍漢な会話は終了した。

それでは早速CGの修正を・・・と言う事にはならない。
先方も言っていたのだが、電話で話したCGよりも本日着手するCGの方が
重要・・と、いうよりも焦っているようなのだ。
そんな訳で、考えている間もなく次の仕事を開始したのだ。

新しいCGは得意のシールドマシンがメインになるが、先ずはパース合わせに
時間掛かり、形状定義に入ったのは着手から1時間以上掛かってしまった。

ところが、形状定義も一苦労だった。
元になる写真がピンボケでハッキリしないと言うより、レイアウト用に貼り
付けているだけのいい加減な物なので細部がよく見えないのだ。
仕方が無いので半ば想像力を働かせて作りこんでいったら、いつも以上に時間が
掛かってしまい、気が付けば夜中を回っていた。

しかし、このCGの場合は動きの表現が見せ所なので作業は未だ終わらない。
漫画のような効果線を加えれば良い話だが、プロならともかく素人が妙な線を
入れただけでは動いているようには見えない。
そこでCGソフトの便利な機能『モーションブラー』を使うことにしたのだが、
これはこれで上手く行かない。

設定のパラメータはあまり無いのでトライ&エラーで何とかなりそうなものだが
同じ設定にも拘らず上手くレンダリング出来ない事があるのだ。
単なるソフトのバグかもしれないが、検証している時間も精神的余裕も無いので
別の方法で仮納品してお茶を濁す事にした。

目の焦点が怪しくなりながらメールに添付して発送できたのは1時過ぎ。
ふらふらだ・・・
[CG:SC工法その1]
動きの表現が上手く行かない。


平成16年09月06日(月曜日)

CGの作業を中断して朝から那須へ出張。
例によってH親分に呼び出されての打ち合わせである。

朝、親父と二人でダッジキャラバンに乗り込み出かけたが、首都高からして
空いていたのでゆとりを持って昼一で現地に到着することが出来た。

しかし、問題は打ち合わせの内容である。
事前の話では今やっているパンフレット用のCGと多少なりとも関係があると
聞いていたのだが、相変わらず『詳しい事は顔を見てから』と言う事なので
行く前からドキドキものだった。
・・・で、蓋を開けてみると去年の今頃見積もりを出したビデオの編集の話
だったのだが、またもや短納期の強行軍になりそうなのだ。
厳密な納期があるのは悪い事ではないのだが、突貫作業をすると心身への疲労が
著しいだけでなく、肝心の作品が荒っぽくなりがちなのが辛いところなのだ。

私だけが辛い話を2時間程して打ち合わせは終了。
いろいろな事が頭を駆け巡りながら、3時間掛けて東京に戻る事となった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − 

親父が駐車場で車椅子の入れ替えをしている間に自宅へ荷物を置きに帰った。
そのついでに朝方セッティングしていたヨーグルト(2代目:子)をヨーグルト
メーカーから取り出してから、会社へ。
CGの仕事が2,3本残っているのだが、今日は着手せずにアチコチに
メールのやり取りをするに留めた。

粗方雑用が終わったので9時頃、青砥の知り合いをたずねる事にした。
パソコンの様子が悪かったので工場出荷状態にレストアしたらインターネットに
繋がらなくなったと言うので、そのサポートだ。

しかし、ちょっとした勘違いがあったらしく、呆気なく接続を復帰。
暫く掛かってOSのアップデートが終わったのを確認してからファミレスで
食事をして一日が終わった。

明日からが、また大変だ・・・

(多忙につき9月7日にまとめ書き)


平成16年09月05日(日曜日)

日曜日だが仕事があるのでいつもより多少早起き。
近所の朝市で週末の買出しを済ませてから昼前に出社した。

先ずはビデオのダビングである。
昨日は最終的に飲んだくれてしまったので、改めて細部をチェックしたら、
今度は音声に気になる点がでたのでまた修正。
完全版が出来たのは2時くらいだったろうか・・・

ビデオラベルを作って後はダビングを残すのみとなったのだが上手く行かない。
デジタルビデオに完成データを書き出そうとするのだが、その度に原因不明の
ノイズが出たりして何度も断念した。

原因がデータケーブルなのかHDDなのかビデオデッキなのかは不明だが、
些細な事で時間を潰すのが馬鹿馬鹿しく思えてきた。
仕方が無いのでビデオをDVD化して自宅でダビングして作業終了。

商品の発送を母親に任せて、ようやくCGに戻る事が出来たが、順調とは言えない。
基準となるベジェ曲線を微調整するたびにレンダリングしてラフスケッチと
パースを合わせてみるが、『あと少し』と言うレベルで上手く行かないのだ。

『かなり良いレベル』のデータをセーブしておき、それに修正を加えて極力
パースを調整するが、あちらの修正がこちらのラインに影響を与えたりするので
完全に無手勝流の世界である。

『この辺で手を打つか』と何度も考えたのだが以前勤めていた写真スタジオの
社長はラフスケッチに現物を合わせる達人だった事をその都度思い出した。

CGと違ってレンズの種類にも限りがある中でオーディオセットをデザイナーの
スケッチに合わせてゆくのだからこれくらいで根を上げていたら弟子としては
申し訳ない。(無論、出来の悪い弟子ですが・・・)
そう考えながら延々作業をしていたら(偶然かもしれないが)絶妙なラインを引く
事ができたので9割がた作業終了。

後はここに真っ直ぐな別のトンネルを連結すれば一丁上がり!・・・と、思ったが、
お笑いコンビスピードワゴンのギャグくらい甘かった・・・。
デザイナーが周りに配置される文字原稿も考慮しながら書いたイラストなので
後から来るトンネルのパースが出鱈目もいいところだったのだ。

仕方が無いので、かなり無理があったが極力近い位置にトンネルとマシンを
配置してパースを調整してサンプルを出しをして打ち合わせは後回しにする事にした。

出るのはため息ばかりである・・・

[CG:地中接合工法・その2]
先にくるトンネルのパースは何とかなったが、後口が・・・

(多忙につき9月7日にまとめ書き)


平成16年09月04日(土曜日)

疲れが溜まっているし、面倒くさかったので昼近くに出社。
昨夜のCGも気になるが、ビデオも片付かないと純粋に集中できないので
サッサとやっつける事にした。

まあ、変更と言ってもデジカメ写真を何枚か入れて全体の流れを補完する程度
なのだが、着手してみるとそれだけでは終わってくれなくなった。
レンダリングをやり直して最初から見直してゆくと、その度に不満が
出て来るので修正してレンダリング・・・この繰り返しだ。

気が付けば片手に発泡酒を持って大いに飲んだくれている自分。
ダビングは明日やれば言いや・・・と諦めて一日が終了した。

(多忙につき9月7日にまとめ書き)


平成16年09月03日(金曜日)

昨日の続きのCG制作作業。

ラフスケッチとのパース合わせに苦戦していたらG建設のI氏から電話が入った。
先日発送したプレゼン用ビデオを見たらしく、ところどころ修正依頼を受けたのだが、
基本的な流れは問題ないので一安心した。

ビデオの修正をやってしまうと言う考えもあったが、現在作業中のCGを
優先させる事にして、ビデオは後回にする事にした。

明日も仕事か・・・

[CG:地中接合工法・その1]
誰がどう見ても只のパイプ。 パースが合わない!
(多忙につき9月7日にまとめ書き)


平成16年09月02日(木曜日)

朝からCGの制作。

先ずは元になるイラストをスキャナで取り込む作業から開始したが、あくまでも
CGのパースとレイアウト原稿を合わせ目的以外には大した資料ともいえない。

依頼のあったCGを改めて数えたら5枚あったが、1枚は後回しでも良いと言うので
実際には4枚と考えても差し支えない。
『急いでいるので出来た物から順次送ってくれ』と言われているので、一番単純そうな
CGから着手する事にした。

お題は『日食』。
シールド工法には各社様々な方法を生み出しているが、この工法は『日食』をモチーフに
しているのでCGと言ってもイメージイラストである。
ところがレイアウトの都合というかデザイナーの希望(≒わがまま)と言うかで、
日食なのに背景は白をしてくれと言うのだ。

まあ、所詮イラストなので背景が白でも黒でも作る事は出来るのだが、いざ作り始めると
たったそれだけの事が現実感を削いでしまって上手く行かない。
そこでいつもの様に無手勝流で『それらしく見える』方法を模索しながら半日悩んでしまった。

[CG:日食?] [CG:制作過程]
フォトショップなどのお絵かきソフトでも画だったが今回もblenderの お世話になってしまいました

それらしい画が一枚出来たので早速メールに添付して次に簡単そうなCGに着手した。
しかし元のイラストにパースを合わせる作業は案外難しい上に設定したカーブに
合わせて形状(今回だとトンネル)を定義する技法を使うのが初めてだったので
大いに時間が掛かってしまった。

9時過ぎまで掛かったが、見通しがついたし『人間の証明』が見たかったので
今日はこれまで・・・


平成16年09月01日(水曜日)

午後から打ち合わせがあるので午前中はソワソワしていた。
CGの制作とは聞いたのだが、『何をどうするか』を一切知らされていないので
正直言って恐ろしくもあったからだ。

午前中にオークションの出品物を発送したりして気を紛らせ、少々遅めの昼食を
食べてから飯田橋へと向かった。
10分ほど早く着いたので一人で応接室で待っていたら『いかにも』クリエーターっぽい
いでたちのオッサンが入ってきた。
営業のA氏が来ていなかったが先に名刺交換を済ませたら、案の定『その筋』の方だった。

それから暫くしてA氏も到着。
早速本題に入ったが、今まで作ったCGと比べると細部に拘る必要が無いのは
良いのだが、下地になっているイラストにパース(遠近感)を合わせる必要がある。
加えて『仮でも良いから』と言っても納期が極めて短いので週末の休みは吹っ飛びそうだ。
所得倍増にはなるが、その方がチョッピリ辛い・・・

秋葉原にも寄らずに帰社。
CGへの期待と不安があるが、編集途中のビデオを仕上げないと集中できないので、
先にそっちから”やっつける”事にした。
途中でプロジェクトファイルがクラッシュして読みこめたいトラブルも起きたが
古いファイルで8割方復旧できたので大勢に影響なし。

6時くらいまでにVHSにダビングして一丁上がり!にするつもりだったのだが
ある程度仕上がっている故に些細な問題が気になってくるのだ。
もちろんそれを承知でお客さんに送った後にバグ取りをすればよいのだが、一度気に
し始めると止まらなくなるから不思議だ。

あっちを直すとこっちが気になる、こっちを直すとあそこが妙だ・・・と、言う状態で
結局ダビングに漕ぎ着けたのは8時を回って万事休す。
まあ、いざとなったら暇そうにしている親父に持って行ってもらえば良いのだが
費用対効果を考えると、じれったくても翌日宅急便で送る事にして本日の営業は終了した。

あぁ〜CGかぁ〜

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帰りがけにテレビのニュース速報で浅間山の噴火を知った。
『富士山がいつ噴火するか?』としばしば話題になるが、それより身近なところに
活火山があることをついつい忘れていた自分にも気づく。

おりしも防災の日と重なったが、火山が爆発するのも地震が起こるのも地球が
生きている証拠なのでともいえるから、日ごろの備えがいざとなった時に響いてくる。
・・・と、いいつつ、ご多分に漏れず我が家も何もしていないなぁ〜


平成16年08月分の日記

08/01 08/02 08/03 08/04 08/05 08/06 08/07 08/08 08/09 08/10
08/11 08/12 08/13 08/14 08/15 08/16 08/17 08/18 08/19 08/20
08/21 08/22 08/23 08/24 08/25 08/26 08/27 08/28 08/29 08/30
08/31


平成16年08月31日(火曜日)

少々中だるみだった一日。

昨日の夕方に発送したCDが先方に届いて何か言ってくるのは、早くても昼の
はずなので、それまでは次の仕事に集中することにした。

このビデオは春に事実上終わっているので何となく後始末的な要素が多い。
しかし、2年以上掛けて撮影しているので内容が多くなってしまい、要望で
ある7、8分になかなか収集出来ず困っていた。

するとそのお客さんから電話が入り『例のビデオどうなってる?』と、
聞かれたので「プレゼンが8日(ようか)って事なので、今週早々に
見てもらえるように編集中です。」と答えたら、
『えっ!? 4日(よっか)じゃなかったけ?』といわれてビックリした。

ところが私以上にI氏の方が驚いてしまい、慌てて電話の向こうで予定表を確認していた。
すると『・・・あぁ、それでいいのかなぁ〜』と、何とも頼り無い。
4日(よっか)でも8日(ようか)でもサラッと流す為のビデオなので何とか
間に合わせる事が出来そうだが、8日と聞いた同じ人から4日と言う日付が出る
とは思ってもいなかった。
まあ、打ち合わせによって大幅にカットできる場面ができたので、短縮に関する
悩みが無くなったので良しとしよう。

しかし、今日もT建設のS氏からの連絡は無し。
想像するに当初ほど急いでいないのかもしれない・・・

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仕事に目処がついたのでそこそこの時間に帰宅。
ノンビリと夕食の準備でもしようと台所に行って驚いた。
残り少なくなっていた砂糖入れが無数のアリで真っ黒になっていたのだ。

一匹、二匹のアリが迷い込む事は偶にあるが、今回の量は庭でも見たことが無い。
余りに気持ちが悪い状態だったので、まずはアリの群がる砂糖入れを庭で洗って
大半を追い出したのだが、それで終わった訳ではない。
目当ての砂糖が無くなっていても進入経路を絶たなければ後から後からアリは
やって来るので、アリの列を追って行った。

するとトイレの前の床と柱の隙間に進入口を発見した。
6年前に私の親父が家をリフォームした時に塞いでいなかった隙間から入り込んでいたのだ。
(それを見て偶にナメクジが台所に居る理由も判明した・・・)

進入経路が判明したので例の隙間を塞ぐ事も考えたが、部屋にはまだ多数のアリが居る。
殺虫剤と掃除機で強制排除するのが手っ取り早いが、無益な折衝は最低限に
したかったので竹酢を薄めた物をスプレーして退場してもらった。
(まあ、翌朝になっても帰り道が分からなくなってウロウロしていたが・・・)


平成16年08月30日(月曜日)

今日こそ納品を済ませるために朝から連絡を待ち構えていた。

ところが朝のメールチェックをしてもお客さんからのメールは入っていないし
時計が10時を回っても何の音沙汰もないので、いい加減待ちくたびれてきた。
仕方がないのでこちらからS氏に連絡を入れてみたら、どうも金曜日の状況から
なんら進展していないようなのだ。
(中堅どころなので雑務に追われているので仕方がない)

昼休みに再チャレンジして連絡をくれるという事になったので、取り合えず
もう一本の仕事をしながら待つことにした。
すると午後になって『どうしてもダウンロードが途中で止まってしまうので
郵送でいいからCDで送ってくれ』という事で話がついた・・・

ネットでのデータ配信は先方の環境によっては上手く行かないという新たなる
課題がが残ってしまった。 難しい・・・

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朝家を出る前に新しいタネ菌でヨーグルトを仕掛けた。
今回も1時間程度加熱した後に室温で放置する低温発酵だ。
毎日食べようヨーグルト!!


平成16年08月29日(日曜日)

昨日に引きつづき涼しかったのでグッスリ快眠。

まあ、度が過ぎて昼過ぎまで寝てしまい、近所に週末の買い物へ行ったが、
朝市には間に合わなかった。

買い物から帰り、遅い昼食をしてから雨の中を車でプチ買い物ツアーへ出た。
食材の類は既に昨日今日の買出しで終わらせているので、ドライブを兼ねた
その他の買い物だった。

・・・で、買った物といえば朝買えなかった卵や台所の蛍光灯程度。
何だかそのまま帰るのでが勿体無かったので新しい店(?)を開拓しようと
篠崎を目指したのだが、結局目当ての店を発見できず、別の店を経由して
帰ってきた。


平成16年08月28日(土曜日)

涼しかった事もあり、久しぶりに快眠。
特に予定もなかったので昼過ぎまで寝ていてもよかったのだが、
11時くらいにノソノソ起きて『王様のブランチ』を見てしまった。

テレビを見終え、夕方に車でお出掛け。
基本的に近場での買い物程度で帰宅して一日が終了した。


平成16年08月27日(金曜日)

何となく、まったりしてしまった一日。

昨日編集したビデオをネット配信したのでお客さんからの反応を
待っていたのだが、いつまで経っても連絡が入らない。
仕方がないので昼休みの終りに電話をかけてみたのだが、ダウンロードが
上手く行かない上に忙しくてチェックが終わっていないらしいのだ。
お客さん曰く『チェックが終わったら連絡するから』と、言われて
電話を終わらせた。

ところが雑用をしながら夕方まで連絡を待っていたが、結局音沙汰なし。
まあ、タイムリミットである月曜日に指示を受けても問題ないので、
久しぶりに日暮れ前に自宅に帰ることにした。

・・・で、自宅で何をしていたかというとネットに繋がらなくなって
しまったノートパソコンとの格闘していた。
取りあえずOSの上書きインストールを試みたのだが、状況が変わらないので
思い当たる節のあるデバドラの削除とインストールをする事にした。
しかし、何度やってもPCの状況は好転せず、奥方が残業から帰って来ても
続いていたので夕飯の用意もできなかった。

二人ともくたびれていていたので何もする気なし。
そこで本日何度目かのOS再インストールを仕掛けてから久しぶりに
サイゼリヤで外食をすることにしたが、帰ってからもネットに繋がらない・・・

正直に言ってオークションに出品中の品物があったので、これ以上チェックを
しない訳にも行かないので冷静になって考えたら原因は単純なところにあった。
どうもウィルスチェックソフトを止めずにあれこれやっていたのでドライバの
一部がインストールされないだけの話だった。

こんな時にこそ基本が大事だとつくづく実感してしまった。


平成16年08月26日(木曜日)

朝から真面目にビデオ編集を開始。

基本的に40分程度の素材の中から映りの良い場面をつなぎ合せ、
不要部分を削ってゆくだけのアッセンブル編集なので気は楽だ。
しかし、良い箇所、悪い箇所の全て把握していないといけないので
ヤッパリ一日仕事になってしまった。

いつものようにサンプルを仮HPにアップロードした後、お客さんに
メールを書いて一日の作業終了。
早ければ明日にでも納品が出来そうだ。


平成16年08月25日(水曜日)

午後の打ち合わせの為に朝からバタバタ。

店が開く10時をめがけてスクーターでメモリーを買いに出かけた。
しかし、『100満ボルト』は定休日だったので仕方なく『コジマ』を目指した。

到着早々、レジに立っていた若い男性店員を捕まえて「ノートパソコン用の
メモリーが欲しい」といって該当商品を探してもらう事にした。
店員は『メーカーと型番は?』と尋ねられたので「富士通のBIBLO NE36」と
答えたのだが、その店員はカタログの中にその名称を見つけられず別の
詳しい店員を呼び出して対応しようとしたらしい。
ところがその店員いわく『端数までの詳しい型番が分からないと調べられない』と
呼び出した店員に言って早々に立ち去ってしまったのだ。

若い店員はそっくり同じ事を言いながら発注伝票を渡してきたので、チョイムカ状態。
「こいつを頼っても駄目だな」と思ったのでメルコのメモリーカタログから
自分で探す事にした。
しかし、なにぶんPEN2搭載の古いパソコンなので同じ名称でも代替わり
して既にカタログ落ちしているのだ。(PEN3以降しか載っていないなかった)

そこで作戦を変更して「144PINのS・O・DIMMの汎用品はないのか」と
尋ねたところ、何を思ったのか若い店員は
『汎用品もパソコンの型番が分からないと売れない』 と、言い出したのだ。
まあ、売った後に文句を言われない為だというのも分からないではないが
これには普段温厚な私も珍しく頭に血が上って
「客がそれで良いって言ってるんだから売ってくれ!」と、言ってしまった。

結局、先の店員を呼び戻して詳細を伝えて、やっとメモリーを入手することが出来た。

会社に戻り早速メモリーのインストール作業をしたところ、あっさり認識。
「これで残りの時間をユックリ過ごせる」と思ったのだが、甘かった。
肝心のビデオ編集ソフトがメモリー増設後も『メモリー不足』のエラーを出して動かないのだ。
デスクトップで編集を始めた頃は256MBで動かしていたこともあるので異常事態だ。

朝っぱらから”タイ米は炊いて”・・・じゃ無かった、大枚叩いメモリーまで買ったのに
「ヤッパリ現地での編集は無理です」とは言えるはずもない。
仕方が無いので急遽OSのクリーンインストールをすることになった。
しかし、手持ちのフルセットOSはWin98しかないのであれこれアップデートや
パッチ当て作業に時間がかかり、Meを入れ終わったのは会社を出る予定の
時間になってしまった。

お客さんに「遅れます」とお詫びの電話を入れた後にアプリのインストール作業を
開始したのだが、昨日再生できていたビデオデータの再生すらままならない。
再度パッチを当てて行き『メディアプレーヤー』で再生できるようになったので
「OKかな?」と、思ったのだがビデオ編集ソフトで認識され無ぁ〜い!?
・・・検索エンジンでそれようのパッチを探し出し、全ての用意が整ったときには
2時を過ぎてしまっていた。

高速道路を飛ばして3時には千葉県登戸に到着。
早速打ち合わせに入ったのだが、気張って望んだにも拘らず、担当のS氏は
肝心のビデを全く見ていなかったらしいのだ。
結局編集する以前の『ここは使えそうだ』『ここは長いな』みたいな打ち合わせを
1時間ほどして帰ってきた。
「これならメモリー増設もOSの再インストールも必要なかったかな?」とも思ったが
同時に「新しいパソコンを買わなくて良かったぁ〜」と心底思った・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日は夜中まで仕事をしたので、そこそこの時間で自宅。
上記のインストール作業もブロードバンド回線に常時接続していたから出来た面も
あるので、持ち帰ったノートパソコンを自宅の回線に接続できるように設定しはじめた。

ところが午前中あれだけ上手く行った作業が自宅では上手く行かないのだ。
結局、ネットに繋がらないだけでなく、ブラウザすらまともに起動しなくなって1日が終わった。


平成16年08月24日(火曜日)

昨日のドキドキの反動で少々ノンビリモード。

昼過ぎにG建設のI氏に連絡を取り、編集の打ち合わせをしたが、
妹から頼まれていたビデオの変換を終わらせないとHDD内のデータが
鬱陶しいので、その作業に終始した。

夜、定時になったので帰宅。
ポンコツ2cvにガソリンを入れた後、近所のスーパーに買出しをして
帰ろうとしたところで親父から電話が入った。
T建設のS氏が至急ビデオの編集をして欲しいと言うので、急遽会社に
とんぼ返りして作業をする事となった。
詳細は分からないが、とにかく急いでいるらしく、打ち合わせを兼ねて
現地で編集の真似事ができないかと言うリクエストが出てしまったのだ。

考えた結果、DVの元データをいつもと同じ要領で取り込み、再圧縮を掛けた
小さなデータをノートパソコンで編集しれば良いと考えた。
その後プロジェクトファイルと呼ばれるデータをデスクトップパソコンに転送して
レンダリングすれば最短時間でビデオが出来上がると言う寸法だ。

ところが、肝心のノートパソコンは先日もプリントアウトに四苦八苦した程
全時代的なPCなので、メモリー不足でソフトが動いてくれない事が判明した。
最近中古のメモリーを物色していたのはこのような仕事に対して虫が知らせたのかも
と考えながら、明日一番でメモリーを買いに行く事にした。

それとも思い切ってノートパソコンを新調するか??
(いけない、いけない・・・)


平成16年08月23日(月曜日)

納品の事で頭がいっぱいで、朝から憂鬱だった。

散々苦労してフォローしたものの、『再撮』を言い渡されても不思議ではないと、
思っている代物だから他人に持って行ってもらいたいくらいだった。

午前中、細々と雑務をしながら悶々と過ごしていたが、白黒付けてもらわないと
ずっとこの状況が続く。
考えたらそれも嫌なので午後になって杉並を目指す事にした。

3時過ぎに事務所に到着。
アポを取らなかったせいもあるが、担当者も所長も会議の真っ最中だった。
事務員さんから『所長に渡しておきましょうか?』と言われた時には
「渡りに船」と思ったものの、後から呼び戻されるのも嫌なので、素直に待つ事にした。

15分くらいして会議が終了。
恐る恐る「これが仕上がりです。」と、フィルムとプリントを渡した時は正に
『まな板の上の鯉』、『判決をまつ死刑囚』のような心境だった。

ところが意外や意外、『はい、わかりました。』と、何事も無く納品は済んでしまった。
前回提出していたデジカメのサンプルと見比べられたときは更にヒヤヒヤものだったが
「厳密には撮影角度やスチュエーションが違いますからなねぇ〜」で、済まされる
レベルに収まっていたので「セ〜フ」って感じだった。

まあ、今回は問題なく収まったので万々歳だったが、反省の多き1週間だった。


平成16年08月22日(日曜日)

今日は奥方の弟の勤めている会社の家族慰安パーティーに潜入した。
同じパーティーに去年も参加したが相変わらず大会社の底力を感じざるを得ない。

そんな事よりも大きかったのが弟夫婦に生まれたばかりの赤ちゃんとの対面だった。
猫の子供は最近もたくさん抱っこしてきたが、人間の赤ちゃんは6,7年ぶり。
可愛いのも間違いないが、直ぐに壊れそうな弱々しさがヤッパリ少々怖かった。
私が抱いた時だけしきりに頭突きをかましてきたのが気になったが、元気なのは
大いに結構!!

腹がはち切れんばかりに飲み食いして帰宅。
目を明けている事が出来ず、8時まで爆睡してしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜『堂本兄弟』を見たらゲストは叶姉妹だった。
相変わらず胡散臭い方々だが、妹の美香さんには少々同情してしまう感がある・・・

それより気になったのが、彼女達の職業だ。
『トータルライフプロディーサー』という意味不明な物だが、平たく言えば『叶姉妹』
として生活する事そのものが職業だと言う。
それでお金が入って生活できている(???)のだから動物園の動物達と同じなのか?
・・・と、いうかあの人たちの言を借りるなら、ブルーシートで公園に家を作って居る
人たちも『トータルライフプロデューサー』の同業者であると言って間違いない。

いずれにしても奇妙な人たちである事には変わりない。


平成16年08月21日(土曜日)

いろいろあったが一応休みだが、少々遣り残した事があったので昼過ぎに出社。
小岩のDP屋にデジカメのデータを持ち込んで、いわゆる『お店プリント』を
依頼して業務終了。

これでノンビリ出来るかと思いきや、そうはいかない。
妹から友人の理容師の実験台になるべく、自宅の今を貸して欲しいと頼まれたので
久しぶりに大掃除となってしまった。

夜になり妹と妹の友人が到着。
早速理容学校の宿題であるパーマの実験を始めるのかと思いきや、実験台になる
はずだった妹の髪のコンディションがイマイチで目論見が外れてしまったのだ。
そこで奥方に白羽の矢が立ち、暫く髪型を検討した後に作業を開始した。

しかし、パーマの作業は時間が掛かる事は薄々分かっていたが、それに輪を掛けて
手つきが覚束ないのでタップリ2時間以上も掛かってしまった。

[写真:パーマの練習]
この後、4人で近所のファミリーレストランへ行き遅い夕飯。
私は傍で見ていただけだが、なんだか疲れた一日だった。

(8月22日にまとめ書き)


平成16年08月20日(金曜日)

朝から昨日の続き。

昨日遅くまで掛かったデータを自宅の作業場でプリントアウトするだけなのだが、
自宅のPCは正月以来不動状態なのでネット端末のノートパソコンを使う事にした。
しかし、急いでいるときに限って順調に事が進まない。

最初の躓きはノートパソコンのメモリーが128MBしかなかった事だ。
極力フィルムの元の情報を残す為に高解像度でスキャニングしたので必然的に
データ量は肥大化してしまっていた。
その為、読み込むだけでも時間が掛かるのだが、若干の調整を加えようものなら
たちまちハングアップに陥ってしまうのだ。
仕方が無いので色調整はプリンタのドライバで行う事にして印刷を開始したのだが
いつまで経ってもプリンターが動き始めないのだ。

「またハングアップしたのか?」と戦々恐々としたが、5分近くたってようやく
プリンターが動き始めたので胸を撫で下ろした。
そこで別の部屋に大型カメラでの複写の準備をして印刷の終了を今や遅しと待って
いたのだが、30分近く掛かった印刷は見事に失敗。
・・・何て事は無い。 インクが途中でなくなったのだ。

しかし、最近メッキリ使わなくなったプリンタのインクを在庫する気も無かったので
当然買い出しに行く事になってしまった。

長い長い待ち時間の後にようやく印刷が終わり、複写作業も終了。
電車に乗り込んで京橋の堀内カラーへ現像に出して仕上がりを待つ事にした。
「出来るだけ早く」とフロントに言うものの、2時間かかる事には変わりが無いので
秋葉原をぶらついて時間を潰した。

・・・で、仕上がりはと言うと、思っていたよりも上手くいっておらず、再撮を含めた
言い訳をどうするかを考えながら帰路に着いた。
珍しくやけ酒を飲んでしまった。

(8月22日にまとめ書き)


平成16年08月19日(木曜日)

朝からフィルムのスキャニング。

それもこれも自分のやらかした失敗のフォローなので、作業の面倒くささに
輪を掛けた気の重さを感じた。

そもそもの原因が露出不足だったのでポジからのスキャニングに挑むが、
相変わらずプレビューが当てにならないので苦戦が続いた。
オマケに、昼ごはんを跨いで作業をしていたスキャナの設定が初期化されて
しまい、午前中の苦労が無になったりトラブルは続き、結局終わったのは
2時近くになってしまった。

スキャニングが終わっても作業は続く。
そのままでは使えないので各種画像処理を加えて理想に近づけて行くが、
これが一筋縄では行かない作業なのでほぼ一日掛りになってしまった。

本当は次の処理を行って堀内カラーへ持ち込みたかったのだが、続きは明日だな。

(8月22日ににまとめ書き)


平成16年08月18日(水曜日)

何ともブルーだった一日。

昨日堀内カラーに処理を依頼した分の仕上がりは夜の7時ということなので、
それまでは仕上がりが不安で半ば何も手につかない。
そこでCGの試作をやる片手間で妹から頼まれたホームビデオのデータ化作業を
したりしてほぼ一日を過ごした。

夜6時を過ぎたので電車で京橋へ。
ところが、指定の時刻に来店したにも拘らず製品が納品用ロッカーに見つからず、
営業さんが右往左往していた。

まあ、杉並からの便が多少遅れていただけの話だったので、直ぐに品物を受け取り、
ドキドキしながら『えい!やっ!!』と心の中で叫びながら開封。

ガビ〜ん・・・

サンプル出しの時、スキャナのガンマ補正で思ったように仕上がっていなかった
と、思っていたが、ヤッパリ、何かが決定的に違っていたようだ・・・
久しぶりの大失敗に頭を抱え、どうやってフォローしようかと頭を抱えて帰路に着いた。

ヤッパリ写真て難しい。


平成16年08月17日(火曜日)

事実上の通常営業初日。

朝、自宅で新聞を読んでいたら親父から電話が入り『T建設のO所長から電話』だと
言うので休み前に撮影した完成写真の本番指定だと直ぐに分かった。

早速O所長に電話を掛けてみると開口一番『写真がみんな暗いんだけど、どうなの?』
と、不安そうに言われてしまった。
まあ、スキャナーのガンマ補正の問題と先方の閲覧環境の問題だと分かているものの、
こちらの「大丈夫ですよ」という説明には説得力が乏しい。
結局、プリントをしたサンプルで最終的な判断をしたいと言うので、その準備となった。

前回までは機材の都合で車を使ったが、片道2時間はヤッパリ辛い・・・・
そこで指定された夕方4時に事務所を訪れるべく、今日は電車で行く事にした。
すると下調べのとおり僅か1時間で到着してしまった。

4時丁度に事務所に到着したが、O所長は電話や打ち合わせで忙しいらしく、5分ほど
待たされてサンプル検討となった。
案の定、O所長が見ていたのは普通紙にカラーレーザープリンターで印刷した物なので
シャドー部が殆ど見えない真っ黒けな絵だったのだ。
しかし、持ち込んだサンプルも現場で毎日眺めている風景とは違った風景になっており、
当日デジカメで撮影したインチキ写真と共に見てもらい「最終的にはこんな雰囲気に
なりますから安心してください」と、多少苦しいフォローをせざるを得なかった。

何はともわれ、本番指示を取りつけたので先ずは京橋の堀内カラーへ寄る事にした。
正直に言って、ネガフィルムからデュープフィルムでポジを起こせれば手間が掛から
なかったが、コスト的に合わなくなってきたので別の手段をとることにした。

あれこれ考えて作業指示終了。
検討中にG建設のA氏からビデオの追加ダビングを依頼されたので自宅には帰れないが
取りあえず帰路に着くべく、京橋駅から末広町へ移動・・・
秋葉原は基本的に素通りするだけのつもりだったが、気が付けば『あきばおー』で激安の
DVD−Rメディアと薄型ケースを買い、秋葉原デパートの輸入食品店でチョコレートを
買ってしまった。

[写真:DVD-Rメディア] [写真:プーランチョコ]
まあ、激安メディアといっても下には下があるが『Sm@rt Buy』ブランドのメディアは
『+RW』で以前から使っていたし、『日本製色素を使用』と言うPOPが決め手となった。

プーランのチョコレートはおフランス製で各315円。
これを買うのは通算で3回目程だが、2枚ともビターテイストで堪らなく美味しく、
3cm角の一欠けらを5分ほど掛けて食べるのは至極の一時だ。

会社に戻り、ラベルシールの印刷とダビングをして本日の作業は全て終了。
一日歩き回った挙句に家に帰ったのは9時近くになっていたので正直言って疲れたが、
歩くほどに昨日の体調不良が治るようで心地の良い疲れであった。


平成16年08月16日(月曜日)

盆休み明け初日。
実際には未だ通常業務に戻っていないところが多いらしく、予想通り電話も全く
掛かってこない。 それどころか、休み前にアップロードした完成写真の本番指定の
連絡すら入らなかった。

そんな訳で、休み前に中断していたCGの試作をゆっくりすることが出来のだが、
午前中からお腹の調子が悪く、どうにも気分が悪い。
未だに方向性が定まらないのも一因だが、朝食べた物がいつまで経っても消化されない
なんて事は重い二日酔い意外では経験した事が無いのだ。

「連日の猛暑の直後に訪れた急な涼しさにやられたのだろうか?」と、思いつつも
夜になっても治らなかったので、珍しく12時前に寝てしまった。


平成16年08月15日(日曜日)

お盆休み最終日。

しかし、特別やらなければならない事も、行かなければならない所も無いので惰眠を
むさぼる事にした。
なにしろ夜半から降り始めた雨によって東京の真夏日記録がストップした気持ちの良い
朝なので惰眠は至福の一時なのだ。

しかし、買い物に行かないと明日からの食事もままならないので、いつの様に近所の
スーパーへ出掛けて日配品の買出しを行った。
思い起こせばこれ以降は駐車場に止めてあるポンコツ車からCDチェンジャのマガジンを
取りに行ってMP3変換したくらいで一日が終了。

明日からの激務(?)に備えて、体力を温存する事となった。


平成16年08月14日(土曜日)

連日ダラダラしているのも飽きたので9時過ぎに起床。

夕方に『東邦酒場さんで飲もうと』言われていたので王様のブランチを見ながら
何もせずに体力を温存する事にしていた。

すると2時くらいに携帯電話の方に『パソコンが壊れた』とPCサポートの
メールが入ってきた。
最初は東邦さんの件があるので行くつもりは無かったのだが、返信メールを
書くのがまどろっこしくなって来たので急遽青砥まで行くことにした。

パソコンの様子はHDDの物理的な故障の可能性も含めた危機的な状況だったが、
出来る事と言えば時間的に緊急ディスクによるウイルスチェックのみ。
『お役に立てなくてすいません』状態で帰宅せざるを得なかった。

・・・で、夜は予定通り東邦酒場さんでナベツネさんを肴に大盛り上がりしたとさ。


平成16年08月13日(金曜日)

連日の猛暑でかったるかった事もあるが基本的には一日家にこもっていた。

お昼過ぎに兄貴を新小岩駅へ迎えにいったが、それ以外は撮り溜めていたビデオを
ひたすら見て過ごしてしまった。

そうかと言って無意味に夜更かしするのも嫌だったので早々に寝ることにしたのだが、
巨人軍のオーナーナベツネ氏が突然辞任したと言う報道には驚かされた。
常識的に考えれば『トカゲの尻尾切り』で済みそうなはずだが、そうせずに自ら
辞任と言うのだから何やら後を引きそうな話しである。

いずれにしても老害と言われて久しい独裁者が舞台を下りると言う事が良い切欠に
なる事を望むばかりである。


平成16年08月12日(木曜日)

ようやく体内時計が休みモードになったのか大いに寝坊。

折角の休みなので普段行けない様な場所に出掛けることにした。
向かったのは千代田区神田須田町にある甘味処『竹むら』
奥方が去年の今ごろテレビで紹介されていたのを見てしきりに来たがって
いたのだが、なかなか来るタイミングが無かったのだ。

・・・まあ、交通博物館のある一角なのでほぼ秋葉原だから度々近くまでは
来ていたともいえるが、なにしろ老舗の蕎麦屋もある非常に敷居の高い地域なのだ。
[写真:甘味処竹むら]

如何にも老舗らしい店内は想像以上にお客が入っており、結構繁盛しているようだ。
席に通されて早々に、お目当ての宇治金時とお汁粉を注文した。
[写真:宇治金時] [写真:お汁粉]

どちらも甘さ控えめな大人好みの味で大変美味しかったのだが、貧乏人としては
量が少ないし、なによりも値段が・・・

あっという間に食べ終えたがパーキングメーターの残り時間が勿体無いので
この店の名物である『揚げ饅頭』も追加してしまった。
[写真:揚げ饅頭]

これまた非常に美味しかったが、元々高カロリーなお饅頭に衣を着けて揚げの
だから罪悪感すら感じてしまう。
その上、3品の合計金額が約2000円というから、味は良い事が分かっていても
貧乏人には縁遠い場所である事を再確認して店を後にした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1年越しの宇治金時を食べ終わったので作戦終了。
特に用事は無かったのでそのまま帰っても良かったのだが、折角滅多に来ない
秋葉原に来ているので少々寄り道をする事にした。
しかし、猛暑の中を無意味に歩き回るのも難儀なので何か用事は無いかと考えたら
奥方が『MP3プレーヤーを見よう』と、言い出した。

まあ、この話しは急な話しではない。
今年の春に勤務先が変わって電車通勤をするようになる事を知り、同じように
物色しにソフマップに来た事があるのだ。
ところが、某メーカーの営業に捕まってしまい、他社の製品と比較検討が
全くできずに帰ってきた事がある。
そんな訳で、数ヶ月ぶりに本来の目的を果たしに来たといえる。

しかし、たった数ヶ月の間にMP3プレーヤーの選択肢も増えており、
大いに迷い始めた奥方だったが、幾つかの厳しいチェックポイントがあり
メガネに適う商品になかなか行き着かなかった。

30分くらい「あーでもない、こーでもない」と迷っていただろうか、私は
サンプルが並べられている棚の、更に下にひっそりと置いてある商品に気がついた。
そして、検討の結果、買ったのは
東海理科販売から発売されているOTOシリーズの
最新版(?)『mini Digital PRO-II』の256MBバージョンだ。

価格は約2万円なのでけして安くはないし、同じ金額で1.5GBのHDDを搭載した
商品もあったのだが、奥方の希望していた4つのポイント
・ 極力薄く、軽く、小さい事
・ 乾電池式ではなく、充電式であること
・ ケーブルを使わずに直接USBで接続できること
・ USB端子で充電が出来ること
全てを満たしたのはこの商品だけだったのだ。

もちろん同じ型番で128MBもあったが、価格差は5千円程度しかなく、メモリー
増設もできないので256バージョンは妥当であったろう。

久しぶりに面白そうなおもちゃを買ったので喜んで家に帰ったが、自宅のノートPCの
OSをバージョンアップしたり、ファームウェアのアップデートに失敗したりと
音楽を聴けるようになるまで手間取ってしまった。


平成16年08月11日(水曜日)

今日から本格的な休みだが、いつもよりも早起き。

両親が昨日の午後から旅行に出てしまったので、私が兄貴を駅まで送らなければ
ならなかったのだ。
しかし、実家へ着いたのは7時前、駅まで行って自宅に戻っても、まだ7時半だった
ので、当然二度寝モードに突入。 気がつけば9時を過ぎていた。

午後にガス屋さんが定期点検にくるというので午前中はガス台周りの掃除。
最近大いにサボっていたので結構油汚れが酷くて大変だった。

ところが、予定の時刻がきてもガス屋さんは現われないので出かける訳にも
いかないし、おちおち昼ご飯も食べられない状況がしばし続いたので、予定が
大いに狂ってしまった。
まあ、ガス屋さんは10分遅れくらいでやってきたのだが、お昼ご飯を食べる
タイミングが悪かったのか食後のヨーグルトを食べた時点でお昼寝モード・・・
気がつけば夕方になってしまったからだ。

結局今日は雑用で終わった一日であった。


平成16年08月10日(火曜日)

面倒くさいが仕事が片付いていなかったので出社。

手元にあるビデオをダビングして発送するだけなので大した作業ではないが、
この手の単純作業は手抜きが裏目に出て余計な手間ひまがかかる事があるので
「急がば回れ」で、少々時間を掛ける事にした。

ビデオの原本はデジタル方式なので専用ケーブルを使って2台のビデオデッキを
繋げば手っ取り早いのだが、この方式では不要な個所も削るのに普段使わない
デッキ本体のプログラム機能を使わねばならないのだ。
正直言ってその為だけにマニュアルをひっくり返すのも面倒くさいので、無駄と
分かっていてもPCにデータを取り込んでからダビングする事にしたのだ。

ところが、取り込みが進んで、間の無く終わるなと思った頃にモニターテレビを
点けたら、既に止まっていなければならない場所になっても再生が続いており、
結果的に最初からやり直しになってしまった。

多少の徒労感を感じたが、基本的には機械まかせで放って置けるのでキャプチャを
やり直し、テープを発送して本日の作業は終了。

まあ、CGの試作などやらねばならない事はあるが、一応は盆休みと言う事に
なった訳で、夕方はあちこち買い物に行って1日が終わった。


平成16年08月09日(月曜日)

盆休み真っ只中であるが、休み明け直ぐの仕事が残っているので出社した。

昨日スキャニングした写真をホームページ形式でサンプル出しをするのが主であるが、
『闇夜の烏』状態の写真はそのままでは使えないのであちこち修整が必要なのだ。

そんな作業をしていたら結局、朝から晩まで真面目に仕事をしてしまった。

それでもビデオのダビングの仕事は残ってしまったので明日も出だな・・・

[写真:照明無しのシールド]
照明器具の無いシールドトンネルをバッテリーライトで撮影(一部修正済み)


平成16年08月08日(日曜日)

昨日爆睡したせいか、妙に早く目が覚めた。

相当量ビールを飲んだはずだが二日酔いはそれ程無く、明け方から水をガブガブ飲んで
は寝て、飲んでは寝てを繰り返していたのでスッキリ起きる事が出来た。

しかし、基本的には何もする気が起きないのでテレビを見ながらゴロゴロしていたら
出かけるタイミングを逸し、結局一日中昼寝をしてた。

まあ、休みだからね・・・

夜、いつものように『あるある大辞典』を見ていたら太って痩せない原因は大腰筋にあるそうな。
そこで番組内でやっていた大腰筋チェックをやってみたら、腕が短いせいか肩の筋が
つってしまい悶絶・・・情けない。

(平成16年8月9日にまとめ書き)


平成16年08月07日(土曜日)

久しぶりに昼を大きく過ぎるまで爆睡。
正直言って暑くて汗だくになって寝ていたのだが、思う存分寝過ごせると言うのは気持ちがいい。

1時近くになり、流石にお腹も空いてきたのでダラダラ起きたが、何もする気なし。
なにしろ、夜は探偵たちと東邦酒場さんで酒宴なので何処へも行く気がしなかった。

6時に妹に迎えを頼んでいたのだが、なかなか来なかったので東邦さんについた頃には
宣教師は生ビールを2杯飲み終わろうとしていた。
私もいつものように探偵の先導で大酔っ払いしてしまい、ビールを何杯飲んだのか憶えて
いない・・・
『名物テールラーメン』は夫婦二人で1杯食べたが、食べ過ぎていたのでそれが限界だった。

(平成16年8月9日にまとめ書き)


平成16年08月06日(金曜日)

お盆休み直前ゆえに、事実上の最終日。
昨日預けたフィルムの仕上がりを受け取りに、朝から京橋の堀内カラーを目指した。

ドキドキしながらライトボックスの上にフィルムを並べチェックしてゆくが、
久しぶりに凡ミスをやらかしてしまいガックリきた。
まあ、フォローが出来る範囲なので気を取り直して他を見ていったら、『闇夜のカラス』の
写りにまたガッカリ。 次に同じような仕事が来た時にはもっとうまくやれそうだが、
元々無理のある写真なので半分は仕方が無い・・・

堀内カラーを後にし、いつものように秋葉原経由で帰社する事にした。
しかし、まだ11時前のせいか開いている店の方が少なく、事実上素通りして錦糸町へ。

一ヶ月以上前にオーバーホールに出していた腕時計が仕上がったと連絡が入っていたのだが、
時計が戻ってきても「あるのが当たり前」になっているので大した感動が無い。
何しろ腕時計を一日中するようになったのは高校の頃だから、20年来の習慣である。
それが一ヶ月以上無かったのは、その間初めての経験で、大層不便だった。

会社に戻り、食事をしてからサンプル出しの為にフィルムのスキャニング作業。
それにしても、なりゆきで買ったCANONのスキャナの色調節はどうにも慣れない。
以前購入した同社のフィルムスキャナもそうだが、プレビュー画面とスキャニング結果に
大きな差があるので調整作業に徒労が伴うのだ。

結局、丸々一日かかってスキャニングを終わらせたが写真修整には至らず、月曜日も
仕事になった。
まあ、お客さんから連絡が入らないのでゆっくり仕事が出来るから良いかな?

(平成16年8月9日にまとめ書き)


平成16年08月05日(木曜日)

午後から杉並までシールドトンネルの完成写真の撮影。

午後2時からスタートなので途中で食事をする事を考えて11時過ぎに出かけた。
昼時だった事もあり、大した渋滞に遭遇しなかったので余裕を持って現地に着けたのは
良いのだが、少々困った事もあった。
簡単に昼食を済ませようにも駐車場があるファーストフード店が皆無だったのだ。
現場事務所から離れすぎない場所をグルグル回っては見たものの、辛うじてコンビニが
あるくらいで牛丼屋やファミレスも駐車場がない土地柄らしい。

まあ、空腹感を感じているわけでもないので昼抜きでも良いかと思ったが、チョット時間を
持て余し気味だったので唯一駐車場のあったサミットストアに飛び込んでおにぎり2個と
2リットルのお茶を買い、近くの木陰で食べて昼食終了。
いい塩梅に時間を潰せたので現場事務所へと向かった。

担当者が会議中だったので10分くらい待たされたが予定通りに作業を開始・・・と、
思いきや、先日の打ち合わせで撮らない事にした『闇夜のカラス』もチャレンジ
する事になった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

てな訳で、あれも撮り、これも撮り、これもいいな・・・・と、言われるがままに撮影を
終えて地上に戻ってきたのは7時半を回っていた。
(同行していた担当さんも例によってゲッソリしていた)

たまたま杉並の堀内カラーが目と鼻の先にあったので撮影済みのフィルムを預けて
から帰路に着いたが、撮影枚数が多い分、不安も多かったりする・・・


平成16年08月04日(水曜日)

昨日の夕方、ビデオの追加ダビングの注文が入ったのでほぼ一日その作業。

元ネタになるビデオはたまたま自宅に置いてあったので朝からダビングを開始しようと
目論んでいたのだが、生テープの在庫が切れている事をすっかり忘れていたのでトホホ・・・

会社に出てラベルシールを印刷をしていたらCD用ラベルが無いのに気づいたのでコジマへ
行ったが、ヨドバシと同じで面白い物は何もなし。(・・・と、いいつつ『スゴ録』は気になる)

大人しく会社に戻り、今度は自宅でダビング作業をすることにしたが、たった5本でも
ビデオデッキのまき戻しが遅いだけで猛烈に時間が掛かってしまう。
気が付けば宅配便の発送期限ギリギリになってしまったので慌てて梱包。 ギリギリセーフだった。


平成16年08月03日(火曜日)

CGの実験が上手くいかないので小休止してWebPageの更新作業を行った。

まあ、実質的に書き下ろしたのは1ページのみで、他はバグフィックス程度なので
書いている本人が心苦しい。
それもこれもポンコツ2cvの調子が絶好調で書く事が無いし、仕事用に組み立てた
パソコンにしても大したスペックではないので自慢話にもならない気がするのだ。

まあ、私的なWebPageなんてNPO的な発想てやっている訳ではないので
所詮は独り言の垂れ流しみたいなものか・・・

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 

朝からどの放送局でも加古川で起こった7人惨殺事件を取り上げていた。
全く訳のわからない事件だが、その分からなさ故に矛先が『対処してくれなかった警察』に
向けられていたのは致し方ない。

しかし、今回の容疑者の予備軍とも言えるような17歳(?)の少年を『更正施設にいれる』
話を2、3日前の夕方のニュースでやっていた。
正確な前後関係までは憶えていないが、成績が落ち始めたことが切欠で『引きこもり』
になり、高校も中退と言うお決まりのコース。
日々をネットゲームにのめり込んで過ごし、気にくわない事があると親や兄弟に当り散らす
暴君であり続けていたようだ。

しかし、流石の家族も堪忍袋の緒が切れて暴君に反発。
専門家を招いて改心させた上で更正施設に送り込んで目出度しめでたし???

世の中には『引きこもりを悪く言うな』的な意見も存在する。
理由としては『引きこもっている間がマイナスばかりとは言えないから』らしいが、
確かに『元ヒッキー』を自称して世間に復帰して、名を上げている者も多いらしい。
カラスが黒い事を否定するのに白いカラスが一匹いればいい
的な発想である。 

私もそれを強く否定するつもりは無いが、今回の加古川の事件のような人間が一人いる
だけで『黒いカラスと白いカラス』の関係が反転していまう。
先の少年にしても親にコンピュータを片された事に激怒し、『LANケーブルを返せ』と、
叫んで親の寝ている布団に灯油を掛けたと言うから恐ろしい。
しかも、その手には仏壇に置いてあったマッチが握られていたと言うから脅しの粋を超えて
完全に殺人未遂事件といえる。

放って置いたら凶悪事件を起こすかもしれない小暴君が日本のアチコチにいそうな気がする。


平成16年08月02日(月曜日)

珍しく(?)朝からCGの実験をしていた。

先日納品したビデオの中で使ったCGは時間の関係で仮納品時の物を流用したのだが、
そもそも突貫作業で作った為に表現力不足だった。
そこで機械の動きと意図を明確にする為の表現方法を考え続けているが、なかなか
上手い具合になってくれないのだ。
出来るだけ単純な方が良いのではと考えて『無手勝流』を試したがまるで駄目。
テクスチャーを貼り付けた筒をグルグル回しても『土の流れ』には見えずまた挫折・・・

いい加減に詰まってきたので昼ごはんを食べてから錦糸町のヨドバシカメラに買出しに行った。
フィルムとプリンタインクを買った後、何か面白い物はないかと店内をウロウロしたが、全くなし。
唯一、ソニーの『スゴ録』の廉価版(80GBのHDDモデル)が店頭価格で5万円を
切っていたのには少々くらっとしたが、最近ビデオを見ている時間があまり無いので後が
大変そうである。

会社に戻り作業を続けていたら、昔のお客さんY氏からメールが入った。
去年の今頃以来会う機会を逸していたので、久しぶりに新小岩で飲む事となった。
お互い愚痴を言い合う妙な酒盛りであったが、楽しいひと時であったのは間違いない。


平成16年08月01日(日曜日)

仕事が片付いたので久しぶりに快眠する事が出来た。
先週までは昼まで寝ていても重かった体が、10時に起きてもうその様に軽いのだ。
熱帯夜が一段落付いたのでもう少し寝ていたい気もしたが、週末の買い物があるので
近所のスーパーへ出かけると言うルーチンワークもまた気が軽い。

いつものように遅い昼食を済ませてから向かったのは葛西のイトーヨーカ堂。
週末のお買い物ドライブを兼ねてお中元を探しに行ったのだが、今回はオプション
ツアーを組み込んでいたのだ。
それはイタリアの大熊猫を奥方に見せる事だった。

現物を見たうえで今日も試乗。
本当は奥方にも運転してもらい後部座席の乗り心地を確認したかったのだが、
『自信が無い』と固辞されたので、結局試乗コースを2周して帰ってきた。

値段といい、装備といい大いに満足の行く製品だと二人とも納得して帰ったものの、
『何かが足りない気がする』と言う点も共通の感想だった。
結局はポンコツ2cvの魅力(?)の前では大概の車が霞んで見えてしまうと言う
のが乗り換えられない理由だったりする。

ディーラーのセールスに過剰プッシュされない限り、何時までも悩み(楽しみ)は尽きない・・・


平成16年07月分の日記

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07/31


平成16年07月31日(土曜日)

奥方が普通出勤だったので久しぶりに早起き。
ほぼ初めて『セーラームーン』をライブで見てしまった。

奥方を送り出した後、昼過ぎまでダラダラ『王様のブランチ』を見ていたが
気になって仕方の無い車があったのでポンコツ車でお台場を目指す事にした。

お目当ては新型『FIAT PANDA』だ。
フィアット・パンダといえば『2cvを現代に問う』というコンセプトで作られた
簡便な車として有名だが、『プントベースで新型を作る』と相当前に聞いたまま
二昔くらい作り続けられていたと思っていた。
それが、先週末の新聞の新製品欄で『新型パンダ発売』の記事を発見して
「おぉっ〜!」と小さく叫んだが、併記されている価格の低さを見て唸ってしまったのだ。

本当は直ぐにでも現物を見に行きたかったのだが仕事が押していて先週は土日
共に仕事で潰れてしまっていたのだ。
そんな訳で奥方を伴わず久しぶりに一人で車を見に行く事にしたのだった。

パンダの出来のよさと価格に唸りながらもトランスミッションによって薄まって
しまったキャラクターに多少の疑問を持ったので何故か韓国の車『ヒュンダイTB』が
大いに気になってしまった。
そこで一度自宅に戻りネットでディーラを検索、最寄の水元店(?)を目指した。

私は過度の民族意識も欧米崇拝も持ち合わせていないので、ニュートラルな立場から
TBは大いに魅力的に見えたが、試乗車がなかったので実際に運転する事が出来なかった。
そんな訳で、トヨタ・パッソよりもお買い得感があると思いながらもディーラー力の
弱さを感じて家に帰った。

(この件については2cv日記に書くつもり)

自宅に戻り、久しぶりにプリンを焼いた。
焼きたての卵の香りといい、控えめの甘さといい、お菓子は手作りがベターだと実感した。


平成16年07月30日(金曜日)

朝から冴えない出来事があった。
夕方のイベントとのからみもあり、奥方を車で駅まで送ろうとしたのだが、見事に
エンストをこいてしまったのだ。
(この件については
別項:2cv日記 を参照のこと・・・)
朝から精神的な疲労を憶えてしまったので、仕事らしい仕事はやる気なし。
CGの試作を放置してホームページの更新などをして夕方に至った。

向かったのは浅草の有名な遊園地『花やしき』だ。
奥方が勤めている某おもちゃメーカーの労働組合主催の貸切イベントに私も
チャッカリと参加する事になったのだ。
仕事の都合で15分ほど遅れて来た奥方と合流して花やしきのゲートをくぐり、
センターステージでの開会式を今や遅しと待つ事となった。
(フリードリンクだったので開会の前にビールを2本も飲んでしまった・・・)

[写真:センターステージ]
非常にフレンドリーなビデオが流れた後、お笑い芸人の乗りで現われたのは半分
テレビタレントになりつつある2つ名を持つ同社の男性社員と無名(?)の女性社員


アットホームな開会式が終わったので奥方と2人で駆けつけたのは超有名な
ジェットコースターだ。
絶対人数が少ないので2人で最前列に陣取り、前方を見ていると影から
『いってらっしゃい』と吹きだしのついた漫画の顔が出てきたり、壁に掛かった
ハシゴに火消し姿の人形が置かれていたり『アナログ』である以外は統一感の無い
『くすぐり』が散りばめられてあり苦笑していた。
[写真:花やしきのコースター]

ところが、富士急ハイランドの『FUJIYAMA』とは比較にならないほど小さなコースター
だと侮っていたら、ファーストドロップで度肝を抜かれた。
間違いなくそれは絶叫マシーンだったのだ!
[写真:男湯、女湯?!]
銭湯(?!)に突っ込む!!

狭い範囲を走り回るので横Gが思いのほか強いし、発車場に停止する際の急減速が
強烈なので、2回乗ったが大いに楽しめた。

絶叫したと言えば『スペースショット』が特筆ものだった。
このマシンは大人が子供を『高いたか〜い』する要領で上空に射出されるだけ
なのだが、一瞬の内に60mもの高さに打ち上げられ、自由落下する際の恐怖感は
Fujiyamaに匹敵するものがあった。

花やしきを侮る事なかれって感じだった。


平成16年07月29日(木曜日)

CGの実験などをしていたら電話が入った。
来月早々にシールドトンネルの完成写真を依頼されていたのだが、内容としては
『構内に照明がまったく無い場所があるけれど、写せるか』と言う物だった。

まあ、正直に言って『闇夜のカラス』状態で写真を撮るのはかなり辛い。
銀塩だろうとデジタルだろうと写真は光が無いと写らないので、当然の事ながら
バッテリーライトなりストロボなどの照明器具を使うことになるのだが、撮影対象が
長くて大きなトンネルだとたちが悪い。
どんなに強力な照明器具を使ってもカメラ側だけでは『手前が明るく、奥が真っ暗』
になっていまい、写る範囲は高が知れているのだ。
しかもシールド構内は気候によっては霧が掛かっていることもあるので、下手をすると
靄がかかって何も写らないことすらあるのだ。

それではお手上げかと言えばそうでもない。
条件がいくつか揃えば何とかならない事も無いし、実際にそんな写真に成功した事もある。
しかし、現場を見ないと何判断が出来ないので早速下見に行く事にした。

ところが、これが大失敗。
電話口で『1時間くらいで行きます』と、言ってしまったのだが会社から杉並との
距離感を完全に思い違いしていたのだ。
まあ、道路が空いていれば1時間で行けない事も無いかもしれないが、なにしろ昼間の
東京を東から西に移動するのに渋滞にはまらない訳が無い。
・・・結局1時間どころか2時間近くかかったトホホ状態での到着となった。

結果的に現場で所長も交えての打ち合わせとなり、闇夜のカラスは写さない事になった
のだが、帰り道も2時間かかってしまった。
何もしない一日だったが妙に疲れが残った。


平成16年07月28日(水曜日)

今日こそ開店休業。

土日に仕事をしたせいか、体内時計がずれて曜日と時間の感覚がおかしくなっている。
いつものように前日の日記を書いてからCGの勉強に取り掛かったのだが、猛烈に眠くて
全く集中できないのだ。
普通ならここで秋葉原なり、近所の家電量販店に行って憂さ晴らしをするところだが、
それすらもする気力がない体たらくであった。

結局定時少し過ぎに自宅に戻り一眠りする事にしたのだが、そうは問屋が卸さない。
こんなときに限って来客があったりして居眠りも出来なかった。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 

お昼ごはんを食べていたら私宛に宅配便が届いた。
母親から手渡されたのはオンライン書店『Amazon』からの荷物だったのだが、
何を注文したか思い出すまで10秒以上掛かってしまった。

注文していたのは愛用している3DCGソフト『blender』の公式ガイドブックだ。
価格は4,879円。 公式サイトの通販価格は43.68米ドルなので、殆ど変わらない
金額で送料無料だったのは嬉しい。
しかし、5月の初めに注文したのに、途中で『発売予定、予約開始』に表示が変わたりと、
紆余曲折があったので『商品を発送しました』というメールも見逃していたのだ。

そもそも旧版のマニュアルを持ってはいたのだが、『バージョン1.5から1.8』と、
古すぎる上に『機能説明の辞書』見たいなつくりだったのであまり活用していなかった。
(実際にはこの後に2.0版が出版されていたが未購入)
そこへ来てblenderはバージョンが2.3以降仕様を大きく変更して『現代的で高級感の
ある印象』を持つようになったのだが、それはユーザーインターフェースを変更した為で
旧タイプのソフトを中途半端にかじった私は再勉強の必要が強くなってきたのだ。

新しい公式ガイドブックは初心者がゼロから学べるように配慮してあるし、従来Webを
渡り歩かねばならかかったようなプラグイン関係や新たな拡張機能にも分かりやすい解説が
及んでいるので読み応えがありそうだ。

[写真:新公式ガイドブック] [写真:旧版ガイドブック]
ようやく届いた最新の公式ガイドブック(写真:左)と旧版(写真:右)
[写真:新旧ガイドブック]
マニュアル自体のバージョンもすこぶる上がっているようだ


平成16年07月27日(火曜日)

昨日に引き続き開店休業・・・と、思っていたが急に横浜へ出張。

午前中、前日に借り始めたレンタルサーバーのメンテナンスをしていたらG建設の
A氏から電話が掛かってきた。
話によると日曜日に納品したDVDを展示会で無限ループ再生しようとしたら不具合が
起きたらしいのだ。
まあ、通常再生には支障がないので、不具合というより運用が面倒なだけらしいが、
お客様の要望にそぐわないのは変わりが無い。
明日の午前中に展示会場に届くように発送してくれれば良いと言われたものの、展示会も
見たいと思っていたので早速持って行くことにした。

目指すはパシフィコ横浜で開催中の
『下水道展’04横浜』だ。
[写真:垂れ幕]

てっきりその筋の業界人しかこない小さなイベントだと思っていたのだが、桜木町駅を降りて
現地までの間にある長い『動く歩道』全体に垂れ幕が掛かっているし、下水道展の帰りであろう
一般客と多数すれ違うなど、想像と大いに違うイベントのようだった。

[写真:パシフィコ横浜] [写真:横断幕]
巨大イベントであるが入場無料というから太っ腹な話だ

想像との違いは現地に着くと更に大きくなった。
流石に一階で行われているゼネコンや業界団体の展示商談会には子供づれはいなかったが、
二階で行われていた子供向けイベントは無制限の無料ゆえに夏休みの子供であふれかえっていた。

一番驚いたのは設置されていたプリクラに並ぶ長い親子連れの列だった。
「なぜだろう?」と、列の先頭を覗くと『下水道展オリジナルプリクラ』と、書かれていたので
「プレミアに弱いパンピー故か?」と思ったが、さにあらず。 
『無料』と書かれた看板を見て大いに納得した。

計算上3時間近くウロウロしていたのだが、業界の裾野の広さを思い知ったとともに、
自分の作品が放映されているのを見て悦に入っていた一日だった。


平成16年07月26日(月曜日)

昨日納品が終わったので取りあえずは開店休業。
おざなりになっていた雑務をあれこれこなしながら一日ゆっくりする事にした。

先ずは落ち着いて考える暇の無かったレンタルサーバの再考察を行った。
最近は編集途中のビデオなどの大きなデータを客先に送る事が多くなったのだが、
当然ながらメールで添付できるような代物ではない。
そこでその都度、仮のWebSiteを作ってダウンロードしてもらっているのだが、
私が関与しているレンタルサーバーでは全く容量不足になってきて画質を落としざるを
得なくなっていた。

そこで新たに100MB単位のスペースを安価にレンタルしているサーバはないかと
調べていたら『200MBで月々250円(税別)』という激安なレンタルサーバを
見つけてしまった。

ところが、いざ契約と思ってあれこれ確認をしていったら『動画や音楽データの置き場に
使うのはNG』みたいな文言に突き当たったので少々困った。
まあ、動画配信用途に使う機会は大して無いのだが、それ用に借りようと思っているのは
間違いないし、それをとがめられたりしたら元の木阿弥である。

結局、、以前から目星をつけていたインフォシーク系のレンタルサーバを借りてしまった。
こちらは月々500円計算なので前述のサーバの2倍という見方もあるが、初期手数料が
一切必要ないので1年契約で考えると殆ど変わりが無くなる。
無論1年目以降のコストは遥に及ばないが、こちらのサーバスペースは300MBもあるし、
動画や音声ファイルの置き場にする事も許容しているので安心である。

まあ、今後自前でサーバを建てる事にもチャレンジするかもしれないが、運用できるまでの
手間ひまを考えると当面はレンタルサーバが理に適っている気がする。


平成16年07月25日(日曜日)

昼まで寝ていたが、疲れと暑さでイマイチすっきりしない。

スッキリしないのは暑さだけでなく、仕事が終わらないせいもある。
気乗りしないが納品を終わらせないと永遠にスッキリしないので2時過ぎに会社へでて、
昨日の続きを始めた。

一応音声バランス以外は仕上がっていたので微調整作業なのだが、根を詰めている
最中にパソコンがハングアップしたりしてゴールテープがなかなか切れなかった。

今回は別のビデオ1本も含めてDVDに焼いて納品する事になっていたのだが、新しい
ビデオと比較したときに音声の品質に気になる箇所があったので、その手直しも含めて
作業が終わった時には日が暮れていた。

これを明日の午前中に飯田橋まで届ければ良いのだが、G社の担当者が隣町に住んでいるので
さっさとポストに入れて業務終了。

今回は暫定版なので修正が多数掛かるのは目に見えているが、一応一息つけた。
(7月26日にまとめ書き)


平成16年07月24日(土曜日)

仕事が終わらず休日出勤。
・・・とは言っても疲労困憊して朝は全く身動きできず、いつものように昼出勤だ。

先ずはCGの修正からスタート。
出勤途中に思いついた方法を試したところ、ようやく納得の行く代物になってくれたのだが、
一つの問題が片付くと、別の問題が目に付いてくるので終わるようで終わらない。

結局この件が片付いてエンディングが仕上がったのは夜の8時。
後はBGMを入れてナレーションとのバランス取れは納品できるのだが、5年間同じような
曲ばかりを使っていたので事前にH部長から『そろそろ飽きた』と釘をさされていた。
その為、新しいBGMを発掘するのに3時間も掛かってしまい、夜中過ぎに形にしたものの
納品には至らなかった。

(7月26日にまとめ書き)


平成16年07月23日(金曜日)

最後の平日。 今日仕事が終わらなければ自動的に休日出勤となる。

前日の夜の時点で『残すところ1割5分』。
全体を見回してバグ取りを行った後に、最後の見せ場『特長の説明』シーンに着手した。
事前打ち合わせにより、今回は3つの特長が出続けるパターンを選択していたので、
見せ方を考えないと少々寂しい画面になってしまう。
そこでCGを使った過剰演出をする事にしたのだが、チョット手を抜いたら妙に貧弱な
画面になってしまい頭を抱えた。
[CG:システムの特長]
大それたシーンではないのだけれど悩みは尽きず・・・・

結局夜中まで作業を続けたものの気に入った仕上がりにはならず、猛烈な疲労感を
抱えて帰宅することになった。

(7月26日にまとめ書き)


平成16年07月22日(木曜日)

今日はビデオ編集関係のデータを丸ごとバックアップからスタート。

本当は光磁気ディスクやDVDにバックアップするべきところだが、時間の関係もあるので
例によって対にして使っている別のHDDにコピーすることにしている。
20GBあったのでHDDでもかなり待たされるが、まだ少ない方なので裏で日記の更新などをしていた。

納品を月曜日の午前中と設定しているのでラストスパートの集中力は我ながら感心する。
しかし、このテンションで仕事をしていると心身の疲労が早いので、
『土日まできっちり仕事と考えるとあと4日もある』と、ついつい考えてしまう私・・・

本日も暫定版を仮WebSiteにアップロードし終えたのは10時を大きく回っていたが、
枠組みとして7割5分から8割ちかく出来たのでゴール(あるいわ折り返し地点)が見えた気もする。

日曜日は休みにするつもりで気を抜かずに頑張ることにしよう。


平成16年07月21日(水曜日)

朝から真面目に(?)ビデオ編集。

前日に吹っ飛んだ部分を思い出しながら修復してゆき、なおかつ思いつくままに繋いでいったら、
思っていたよりも早く手が動いた。

昼食後、少々追加したい映像があったので小型カメラを持ってプチロケに出かけた。
・・・と、いうのは建前で、私のWebSiteで公開している『少額訴訟』に関しての
コンテンツを読んだWeb雑誌(?)から取材を受ける事になっていたのだ。

待ち合わせをしていた新小岩のサイゼリヤに現れたのは今時の高校生に見習って欲しいような、
実に清楚な『カリオストロの城』のクラリス的なお嬢さんだった。
てっきり私よりも年下だと思ったが、年齢を聞かれたときに「xx歳未年です」と、答えたら
『あっ、私は丙午なんで、一つ上ですねぇ〜』と、のたまった。
やっぱり今時のおばさん化した高校生に見習ってもらいたい物だ・・・と、しみじみ思った。

サイゼイリヤが目茶込みだったので取材は並びにある喫茶店で受けることになった。
私は取材を受ける側であったが、いろいろと勉強になることが多かったので、更新のネタとなった。
まあ、この記事の掲載は来月末になるというので、私の更新も(忙しいので)その前後にする
つもりだ・・・と、心に誓った・・・・

会社に戻って編集作業に復帰。
午前中のスパートが効いたので夕方には峠を一山越えた感があり、夜中までの残業で中間地点まで
なんとかたどり着けた。 
でも、ここからが長いだろうなぁ〜


平成16年07月20日(火曜日)

今日は午後にナレーションの録音があるので、午前中はあれこれ準備で忙しかった。

殆ど出来ていないながらもH氏に見せるべく極力作業を続けたのだが、焦っているためか
手がおぼつかない。
それどころが、パソコンの調子も何やらおかしくなってきて・・・
結局、あと一歩のところでデータのセーブが間に合わず、1週間分の成果が水の泡になった。
まあ、悲観するほど進んでいないのでやり直すのには大した時間は掛からないが、心の傷は深い。

『東京の気温が観測史上最高を記録』などという嬉しくないニュースを聞きながら小石川へゴー!
今回はいつもお願いしているN女史ではなく、初めての男性ナレーターを起用したのだが、
男性が初めてだからというより、『初めて仕事をする人』の技量が分からないので始まるまでは
不安だったが、相手はプロなので按ずるまでもなかった。

しかし、比較的若手と言う事もあるが、一番最後のキメ台詞の盛り上げ具合がなかなか決まらず、
取り直すこと6回を数えた。

会社に戻りボツと別パターンを選り分けながらDATからデータの取り込みを行った。
最終的には10分程度のデータであったが、聞き分けや確認を繰り返した結果、客先にサンプルを
送り終えたのは夜中になってしまった。

明日も残業だな・・・


平成16年07月19日(月曜日) :海の日

今日は海の日で休みだが、昼から仕事。

いつものようにビデオ編集を始めるが、これまた例の如くで『オープニング』や
『概論』の説明シーンの制作には時間と神経を費やす・・・
夜まで粘ってタイトルの前まで漕ぎ着けたがゴールは遥か先に感じられる。

それでも明日はナレーション録音だ。


平成16年07月18日(日曜日)

兄貴から朝っぱらからメールが入り『秋葉原に行くか』と誘われた。
この誘い自体は昨日からわかっていたのだが、特に用事もないし、炎天下に電磁波を
浴びる気にもならなかったのでパスして昼まで惰眠をむさぼった。
(今日も暑くて快眠とはいかなかったが・・・)

買出しに行くのも面倒くさかったので冷蔵庫にあるもので昼食を済ませ、部屋の中で
夕方までジッとしている事を決め込んだ。

・・・で、夕方から探偵、宣教師、私と奥方の四人で東邦酒場で一席。
いつものようにたわいもない話で大盛り上がりした。
[写真:レバ刺し]
レバ刺しが最高でした!!

ところが帰り道、奥方にポンコツ車を運転してもらい宣教師を家まで送ろうとしたところ、
近所の交差点の中で突然エンストしてしまった。
幸いその場では直ぐにエンジンが掛かったのだが、裏通りを走っている間にまたもエンスト。
暫く間をおいてイグニッションキーをひねるとエンジンは掛かるのだが、キャブレターが
熱々になっているらしく直ぐにぐずりだして止まってしまうのだ。

まあ、暫くエンジンを冷ましてからエンジンを掛けて、多少吹かし気味にエンジンを回す事を
繰り返して辛うじて家にたどり着く事ができた。

しかし、真夏には違いないが、多少気温の下がり始めた夜間にエンストしてしまうのは困ったものだ。
もちろん、そこに至らせない為の運転方法というのもあるのだが、奥方には未だ難しいようだ。

現代の車が欲しくなるのはヤッパリ夏だなぁ〜


平成16年07月17日(土曜日)

仕事が溜まっているが、疲れも溜まっているので少々寝坊をした。
(まあ、連日の暑さで寝ていても疲れが取れない気もしたし・・・)

王様のブランチを見ながら遅めの朝食を食べて、昼頃に会社へ到着。
何から手を付けたらよいか考えるのも面倒なのでビデオデータの取り込みから始めた。
ビデオキャプチャーをする場所を見ていると作品の全体像がおぼろげながら見えてくる気が
するので気がまぎれる。

最後のキャプチャ設定をして自動取り込みをしていた時、兄貴がビールを飲みながら
『殺人の追憶』のDVDを見始めたので、つられて見始めて業務終了。


平成16年07月16日(金曜日)

朝からビデオ編集に没頭・・・と、思っていたが雑用が多く、いつもの如く集中できない。
(遅筆な私は客先への連絡のメールを書くのにも、ついつい時間を浪費しがちなのだ・・・)

それでも奮起して仕事へ手をつけるが、最初のうちはテンポが悪いので頭の中にある完成品が
なかなか形にならず、じれったくなる。

悩んで、残業して組み立てたのは秒数にして30秒程度。
まあ、こんなものか・・・

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日歯連による贈収賄事件で、元首相へ1億円もの小切手が直接手渡され、裏金に
なったという話がテレビでも報道され始めた。

これについて当の元首相は『私に何の責任がある』と強弁をしていたが、釈明会見で番頭(?)は
『会計担当者が忘れただけだ』と苦しい言い訳となった。
朝のテレビでこのシーンのコメントを求められた如月ハニーこと佐藤江梨子ちゃんは
『1億円なんて渡されたらなんて一生わすれられない』と言っていたが、こちらのほうが
正常な人間のコメントであるのは間違いない。
1億円もらった事を『ついつい』忘れる人間や、1億円を『大した事無い』と思ってしまう
人間に庶民の生活を考える事ができるかどうか、甚だ怪しい。

そもそも私はあの元首相が好きではない。
時にこの元首相は一つまみの利権団体や縦割り行政を守る為に、大多数の庶民のニーズを
ないがしろにする事をはばからない人だ。
よって、この人が政治力を間違った方向に使い続ける限り、利権団体は嬉しいかもしれないが
一般庶民には何のメリットもない事になる。

奇麗事ばかり言って何もできない(何もしようとしない)政治家(政治屋、政治業者)も
嫌だが、裏金や集票機関を使ってまで利権を追い続ける政治家もまた嫌になる。
先日の参院選で一人だけ責任を追って『国民には無意味な』肩書きを一つ降ろしたと聞くが、
そんな事よりも政治責任を取って世の中を正常な方向へ持っていく足がかりになって欲しいもんだ。


平成16年07月15日(木曜日)

親父と二人、朝一で会社を出発して那須を目指した。

前回の打ち合わせは決定権を持つH親分が欠席だったので空転した感がある。
そこで『今回は如何に・・・』と思っていたら、集合したのは我々を含めて4人だけで、
現場組み抜きでの会議になった。

打ち合わせの冒頭でいつものように資料を渡されたので、それに合わせて素材を選択して
行くのかと思っていたら甘かった。
ナレーション原稿の締め切りを明日に控えていたので、渡されたのが完成した原稿かと
思ったらまたもや『たたき台』だというのだ・・・

結局4人掛りで文言をひねり出す作業をして概ね原稿は完成したのだが、片道3時間掛けて
那須まで来て、4時間の打ち合わせはアクビを噛み殺すのに必死にだった。

仮納期までほぼ1週間しかなく、前途は多難である。
[写真:記念写真]
中庭にて親父だけ記念写真


平成16年07月14日(水曜日)

午前中は雑用に費やし、午後から3度目の豊洲ロケ。

昨日苦労していただけあり、マシンは順調に動いているように見えた。
しかし、特殊な条件ゆえに作業を勘に頼っている部分が多く、実際には問題が山積してらしい。
まあ、私にはどうしようもない事なので撮影を続けだけの話だ。

幸いにして天候に恵まれ編集素材は揃ったようなので、明日は那須にいる親分にそれらを見せて
次のステージに移る・・・事ができるのかなぁ〜


平成16年07月13日(火曜日)

昨日に引き続き、朝一から豊洲の現場へ。

先週の話で『半日』遅れていた仕事がマシントラブルにより『丸1日』ずれた訳なので
今日は午前中早々に動き始める雰囲気だった。
実際稼動前の状況も(綺麗なうちに)撮影する事が出来たので、土砂の投入をテグズネ引いて
待っていたのだが、些細なトラブルが重なって午前中は動き始めなかった。

[写真:三脚の袋] [写真:塩カルビ弁当]
朝方買った弁当を三脚の袋に入れて日向に置いていたら、お昼には丁度良い具合に温まった

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午後になってバックホーを所定の位置に移動。
マシンの稼動準備が着々と進んでいたのだが、またもやマイナートラブルが発生して
作業は一時中断。
何もしないでジッとしているのも嫌なので全景写真を撮ったりやれる事をしながら、ひたすら
待ち続けていたところ、ついにバックホーが唸りを上げ始めた。
早速ベストポジションにカメラを設置してビデオを回し始めたのだが、その状況は素人目にも
悲惨な物で一同から『あぁ〜あ〜〜』と、ため息が漏れた。

この状況を解決する為に又もや装置の改修作業が始まり、私の待ち時間も続く事になった。
結局機械が動き始めたのは作業のタイムリミットギリギリの4時半近くだったので、撮影は
ある程度出来たものの尺足らずな感じとなった。

・・・明日も撮影だな。


平成16年07月12日(月曜日)

昼から豊洲の実験現場へビデオの撮影。

ところが、言われた時刻に到着したのにも拘らず、何やら雰囲気がおかしい。
案の定マシントラブルがあったらしくメーカーの人達がやってきて調整をしていたのだ。

まあ、撮影に来て待つのは毎度の事なので気にもならないが、手持ち無沙汰なのは間違いない。
そこで担当者をつついて撮れる画をあれこれ探したのだが、機械本体が分解中の上に、取り付ける
事になっている看板の準備もの何時になるか分からない状態・・・

結局、撮影できたのはオマケ程度のシーンだけだったが、何もしないよりマシかな。
[写真:]
天気が良いので日焼けしてしまったが、海風(?)があるので案外快適だった


平成16年07月11日(日曜日)

昨日、一昨日と比べれば少しは涼しかったので昼過ぎまで爆睡。
近所のスーパーへ週末の買出しへ行ってから参議院選挙へ行った。

選挙を済ませた帰り道、いつもの園芸店にも寄ったが、新発売された車が気になったので
ホンダのディーラーへも行ってみた。
しかし、エディックスにしてもフィットにしてもシートに座った瞬間に買う気が
失せてしまうのは日本車に共通した悪しき伝統のようだ。
フィットやマーチは小型車としてよく出来ていると思うし、シトロエンC3より
数十万円も安いので当然対抗馬として上がってくるはずだが、シートの出来の悪さを
減点対象とすると話しが変わってくる。

まあ、自動車評論家の三本氏曰く、日本車のシートがヨーロッパの『小型車』の性能に追い
つくのは300万円台という意見もあるのでこの状況が変わるのは何年先になるのか・・・

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今日は参議院選挙があったが、全国の投票率はこの日記を書いている時点で40%
程度だというから驚きである。
幸い東京地区は55.54%と全国平均よりも高かったが、これにしたって4割以上の
有権者が選挙権を放棄した計算出来る。

確かに『誰に入れても何も変わらない』とか『誰が出ているか分からない』のは私も
同じ考えだが、選挙に行かずに遊び呆ける人達が正しくない事は間違いない。
日本において選挙権はあくまでも『権利』と言う考え方もタバコのポイ捨て禁止と
同じで罰金を伴う『義務』にして投票する癖をつける必要があると思う。


平成16年07月10日(土曜日)

土曜日だが仕事が気になって仕方がないのでオチオチ寝てもいられない。
そこで昼過ぎに会社に行くことにしたのだが、会社(実家)はもぬけの殻。
代わりに子猫が5匹跳ね回ってにぎやかな事・・・

しかし、エアコンを掛けてもコーヒーを飲んでも仕事に集中でき無い時は出来ない。
そこで自分を追い込む為に仕事以外に出来る事(?)をやり尽くして、始めて仕事に
集中する事ができたのだが、一寸サボりすぎたかな。

何もしないで悶々としているよりマシかな。


平成16年07月09日(金曜日)

午前中は急に入った細かい仕事の作業をしていたが、午後は再びロケに出る事にした。
昨日の帰り道に思いだした別の公園ならば、考えているスチュエーションがありそうだったからだ。

昼食を食べてからゆっくり出て2時頃に到着。
連日の猛暑の為か、水遊びのできる噴水広場には多くの子供連れが涼をとっており、昨日よりも
一歩前進といったところだ。
[写真:レクレーション公園にて]

しかし、同じ場所で同じような画ばかり撮っていても芸が無いので、同じ敷地内を散策する事に
したのだが、当てが外れて殆ど人影がない。
否、正確にはボール遊びをする親子(?)もいたのだが、皆日陰の中で遊んでいるのだ。
「芝生の方に出てきてくれれば良い画が撮れるのに」と思って暫く様子をうかがっていたのだが、
芝生をショートカットする人がいるくらいで考えていた物とは程遠い物だった。

まあ、熱中症で死人が出ているような炎天下で遊べと言う方が無茶な話だと気が付くのに
大した時間は掛からなかったが・・・

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仕事を終えて自宅に戻ると、部屋の中はとても暖かい
当然エアコンを掛ける事にしたのだが、熱気を溜めたままでは効率が悪いので換気扇を回して
極力室温を下げるように心がけている。

ところが、部屋の温度が下がり、人間が快適に感じるようになるまでの時間がもったいないので
私はこの季節は水風呂に入る事にしている。
肩まで水に浸かり、鳥肌が立つくらいなったら出て、良く搾った濡れタオルで体を拭いて
自然乾燥すると爽快な気分になる。

最近はパソコンでも水冷が流行りだしているが、人間の水冷も再考した方が自然と財布に
優しいのではないかと思っている今日この頃である。


平成16年07月08日(木曜日)

内仕事もやらねばならないが、機会を逸するわけにもいかないのでロケに出る事にした。
撮りたかったのはエンディングのバックに流す『幸せそうな風景』のイメージ映像なので、
手近な(?)葛西臨海公園を目指す事にした。

ところが連日の猛暑の為か、場所柄なのか、波打ち際で戯れる親子はいたものの、
考えていたような芝生でボール遊びやフリスビーをするような人は皆無だった。
[写真:葛西臨海公園にて]
まあ、炎天下としては人が出ているほうなのだろうが、平日だと言うのに芝生の上に
ボンボンベッドを置いて日焼けをしていたり、木陰のベンチで昼寝をしている大人は
いるのだが、想定外のスチュエーションである事には変わりが無い。

結局、1時間半ほど公園内をうろうろしたが空振りに終わった。

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折角葛西まで来た・・・ということもあるが、月曜日にロケに行く豊洲の現場を
下見する事にした。
昨日もらった地図のコピーを頼りにたどり着いたのはどう見ても廃墟となった工場だった
ので、恐る恐る警備員に確認したところ間違いなかったようだ。

テッキリ本番での稼動かと思いきや、今回も場所を移動しての実験のようだ。
いずれにしても日陰が全く無い場所なので とても暖かそうだ・・・


平成16年07月07日(水曜日)

ビデオ制作の第2回打ち合わせの日。
午後の会議に向けて午前中はビデオのダビングなどして備えるも、正直言って前回の内容を
考えると私の出席意義が希薄な気がするのは否めない。

約束の2時に対して大いに余裕を持って飯田橋に到着。
喫茶店で時間をつぶすのも何なのでG建設の1回フロアで涼んでから受付に行く事にした。
ところが、前回は受付に話が通っていたので会社名を伝えるだけで会議室に行けたのだが、
今回は何故か2階のミーティングスペースで待たされる事になった。

しかし、待てど暮らせどアポを取った広報部のA氏がミーティングスペースに現れない。
会議の始まる14時を過ぎても誰も現れる気配が無いので『もしかしたら今日の会議は私の
勘違いか?』と、まで考え始めていたくらいだ。

すると会社から携帯電話に連絡が入った。
「今、2階のミーティングスペースにいる」と伝えたところ、程なく9階の会議室からH氏が
迎えに降りてきてくれたので一安心した。
この直後にA氏も現れたのだが、会議室にいるのは私を含めて3人だけ。
会議がとっくに始まっていたのかと思いきや、諸々の理由で誰も来ていなかったのだ。

不安だったのは決定権を持つH親分は急用で那須に戻ったというし、2番手のN氏も少し遅れて
来ると言うので会議そのものが成り立つかと言う事だった。

・・・が、不安的中。
時間的に厳しくなってきたナレーターの決定も出来ずじまいだったし、会議の内容といえば
ナレーション原稿の練り直しに終始してしまった。
私は(眠気に打ち勝つ為にも)積極的に発言したのだが、何やら後味が悪い。
原稿を書いたH氏が幾らこの手の文章を書くのに慣れていないからと言っても、単語の選び方や
位置関係には個人の趣味が絡むので『何が唯一の答え』と言うわけではないからだ。

締め切りだけは動かないのに、決まるべきものが決まらないで時間だけが過ぎている気がして
何やら不安だけが残った。

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どぉ〜でも、い〜いでぇすよぉぉ〜〜〜〜ってな感じのプロ野球界再編劇が止まらない。
近鉄とオリックスの合併も1リーグ化も既に決まってしまった過去の出来事のようだ。

それにしても夕方のニュースでのナベ○ネさんの発言は野球ファンならずとも腹立たしく
なるし、パリーグでもう一組の合併話が進んでいるという発言いたっては選手は蚊帳の外だ。

ヤクルトの古田氏の
『(1リーグ化にしても合併にしても)選手にも経緯を明らかにした上で時間を掛けるべきだ』
と、いうもっともな話に対してナベ○ネ氏は
『1年なんて掛ける必要は無い、2週間もあれば十分だ』と、けんもホロロに切り捨てた。
いかにも『選手はオーナーの手駒に過ぎない』と、言わんばかりだ。

まあ、所詮私にとっては「どぉ〜でも、い〜いでぇすよぉぉ〜〜〜〜っ」てな感じの話なので
いっその事、1リーグ10チーム制なとどケチな事を言わず、巨人と西武の2チームに統合
ってのはどうだろうか? ナベ○ネ氏なら首を縦に振ると思うが・・・・

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このところ、光デジタル入力のできるサウンドカードを買い増ししようとオークションに入札を
続けているのだが、つづけて落札できずにいる。
10時過ぎまでテレビを見ていると眠くて起きていられなくなり、オークションの締め切り
時刻を寝過ごしてしまっているからだ。

まあ、次から次に出品されているので困らないのだが、やっぱり悔しい。


平成16年07月06日(火曜日)

明日のミーティングに向けての資料集めをした一日。

イメージ映像として挿入する工事シーンのビデオがないかと親父が過去に撮影した
古いふるいVHSのビデオを発掘したのだが、結局それらしいものには行き着かなかった。
(最近、親父の『○○だったら、XXにあるはずだ』って話があっていた事は皆無・・・)

仕方が無いので唯一確認の取れているHDD中のデータでお茶を濁す事にした。

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新しい連続ドラマを見始めたくなかったので『ぷっスマ』まで撮り溜めていた『新車情報』を
見ることにした。(気が付けば「すご録」から吸い出したDVDが3、4枚・・・)

ところが、猛烈に暑かったのでエアコンを解禁してしまったせいもあるのか、『新車情報』を
2本半くらい見ていたら睡魔に襲われダウン。 気が付いたのは夜中の2時だった。

時間が時間だったのでシャワーだけ浴びて寝直す事にした。


平成16年07月05日(月曜日)

朝、家を出ようとしたら親父から電話が入った。
案の定G建設のH氏から『CGはどうなっているか』との問い合わせだった。
折り返し電話を掛けて現状を伝えたら『難しく考えないで言いから出来ている物を送って』
と、言われたので会社に着いて早々に送信した。

しかし、これだけだと仕事として中途半端だったので当初の予定通り土を削るアニメを
背景につけた物を仕上げて、一応は一息ついた。

この後明後日の会議で見せるビデオを探す作業をしていたが、突如宣教師に車に押し込まれ
秋葉原に拉致されてしまった・・・
まあ、お互い大した用事が有った訳ではないので僅か1時間でかの地を後にした。


平成16年07月04日(日曜日)

とても暖かかったので昼まで爆睡、とはいかず起床。
近所の朝市に週末の買出しに行き、昼食を食べ、『あっこにおまかせ』『噂の東京マガジン』を
見てから買い物ツアーへと出かけた。

今回の目的は・・・特になし。
強いて言うならば、早くもペーパードライバー化しつつある奥方の運転教習と言うところか。
まあ、『葛西にしか行けない女』を自称しているくらいで行き先はいつものように葛西方面だ。

巡回コースに従い環七から葛西のイトーヨーカ堂に入ろうとしたのだが、何故か駐車場に入ろう
とする車で大渋滞していた。
炎天下の渋滞ほどポンコツ車に危険な状況は無いので一先ず次の店で時間をつぶすこのにして
ユーターンを決めようとした途端、見事にエンスト。
セルを回せどまわせどパーコレーションを起こしているらしく、エンジンは目覚めてくれない。
こんな状況に私は慣れっこに・・・・なっていないが、奥方にとっては始めての経験なので、
クラクションの洗礼に早くもパニック状態だった。
仕方なく、早々に運転を交代してセルモーターでその場を脱出。
その後、30秒ほどでエンジンは目を覚ましたのだがブスブスと燻りぎみで大いに調子が悪い。

どうやら春から初夏の2cvの季節は終わりを告げたようだ。
ポンコツ車の大ファンである奥方もこの経験によりポンコツ車を乗り続ける事の現実を
少しは理解し始めたようである。

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一回り買い物を済ませ、イトーヨーカ堂に戻ったところ、既に渋滞は消えていたので、
特に用事は無いが、ブルブラする事にした。

1階の展示スペースにはいつもトヨタ車が置いてあるのだが、この日は発売間もない
『パッソ』が置いてあったので早速近付いてみた。
相変わらず外見からくる仕上げの良さは群を抜いているのだが、シートに座って『ヤッパリ』
と、なるのがトヨタ車のトヨタたる由縁である。
私の体重はけして軽い方ではないのだが、殆ど沈み込むことなくツッパリ続ける感覚は、
何処から来るのだろうと思ったが、単に硬質のウレタンフォームを椅子の形にしている
だけと結論付けたい。
運転席も後部座席もそんな物だからカタログも欲しいと思わなくなった。

4星のクリーンエンジンも素晴らしいと思うし、あれだけ高品質の車をあれだけの低価格で
売る事の出来るトヨタの底力は大した物だとは思う。
しかし、未だにヨーロッパ水準の小型車シートを作れない(作らない?)トヨタって
つくづく不思議な自動車メーカーだと思ってしまう。

シートの出来、不出来はドリンクホルダーの数よりも重要な事だと私は思うのだが・・・


平成16年07月03日(土曜日)

昨日の続きをするかしまいか迷っていた為か、どうにも眠りが浅かった。
それこそウィークデー感覚に起きられそうだったのでセーラームーンをライブで見ても
良かったのだが、ゆっくり寝られるときに寝ないと損をした気分なので中途半端に寝続けた。

しかし、王様のブランチの始まる頃には我慢出来なくなり跳ね起きたのだが、セットして
いたビデオテープがネタ切れになっており、セーラームーンを見逃す羽目に・・・

簡単に朝食を食べて、またまた悩む。
会社にちょこっと行って、残りの仕事を片付けるべきか、それとも疲れの一番たまっている
今こそ英気を養うべきか。
はたまた外出するにしても暑さ真っ盛りの昼間は避けて夕方にすべきか・・・ブツブツブツ。

・・・・なんて事を考えつつテレビを見ていたら幾たびも爆睡。
やっぱり今日は休みとなりました。


平成16年07月02日(金曜日)

朝から昨日の続き。
今日は夜に兄弟会議が行われるのでペース配分を気にしながらの作業となった。

一応昼過ぎには概ね形状の定義が終わったのでアニメーション設定に入ったのだが、
昨日掲載した作例のカメラ画角でアニメーションを動かしても肝心な部分は小さ過ぎて
分からない可能性が高い。
以前はそれを考慮してアップの画角を用意して分かりやすくしたのだが、今回は直ぐに
金にならないであろう間に合わせ作品なので大いに悩んだ。

悩んだ末にやはり『アップが有ったほうが親切だろう』と判断して別カメラを用意する
事にしたのだが、これが別の悩みを呼び起こした。
以前はこのシーンの背景に『土を削る』事を表現する為のアニメーションを組み込んで
いたのだが、この設定が案外面倒なのだ。
それを設定しなければ夕方までにデータをメールに添付するなり、ネット配信できるが、
この作業をやっていると正直言ってかなり難しい。

迷いに迷ったが、H氏から『背景のアニメがあった方が良い』と言われるの事は想像に
難くないし、実際問題説明が分かり易いのは明らかなので着手する事にした。
しかし、案の定夕方までには完成しなかった。
まあ、月曜日でも文句は言われないだろう・・・

[写真:焼肉!!]
夜は韓国で食べ損ねた焼肉を新小岩でガッツリ・・・


平成16年07月01日(木曜日)

G社のH氏が青砥に10時着と聞いたので早めに出社して昨日の続き。
ハッキリ言って形状の3分の2程度までしか作りこんでいなかったので、他のCGで
作った部品を取り込んで間に合わせる事にしたのだ。

ところが、予定の時刻になっても迎えにいった車が帰ってこない。
作業が続行できること自体は良いのだが、どんな仕事を持ってくるのか分からない
ドキドキ状態が続く方が精神的にはよろしくないのだ。

すると30分近く遅刻してH氏が到着。出来立て(間に合わせ品)のCGに早速指示が飛んだ。
要するに基本的には図面に忠実でなくても良いからパワーポイント用の動画まで
仕上げてくれと言う物だったが、あっさり言われても言われた方は大変である。

遅刻をしたのが効いたのか、H氏は午後の会議に出席すべく午前中早々にお帰り遊ばしたが、
残された宿題は結構重く、8時過ぎまで残業しても完全には終わらなかった。

[CG:説明CGの新作] [CG:説明CGの旧作]
新たに作ったCG(左)と旧作(右):より現実的になった分、大幅に変わっているが パッと見はそれ程でもない?

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野球がなにやら騒がしい。

近鉄が経営難を打開すべくオリックスと合併する話がオーナー会議でも承認されつつあるが
ここへ来てライブドアによる買収話が浮上してきた。
ファンにも選手にも願ったりかなったりの話かと思いきや、経営陣もオーナー会議もこれを一蹴。
なにやら野心家でステータスに拘る若手オーナーによる売名行為という話に摩り替わってしまった。

私は元来野球が嫌いなので1リーグ制になろうと成るまいと一向に構わないのだが、ファンも
選手も無視して進んでいる事はどうにも理解しがたい。
まして例のナベ○ネがしゃしゃり出て来て
『私の知らない人間をオーナーにするわけにはいかない』とか『金があれば良いってもンじゃない』
などと、平然と言い放たれると益々読売新聞を購読したくなくなる。

最近ナベ○ネさんのキャラクターが悪名高き新聞王『ハースト』に重なって見えてきた。
ハーストはオーソン・ウェルズの『市民ケーン』のモデルにもなったメディア王であるが、
裏を返せば金で手に入れた権威力で好き放題をやった成金の権化だ。

日本において『東スポ』と言えば一寸インチキなスポーツ新聞として『眉に唾して』楽しむのが
正しいスタイルと言えるが、ハーストの場合話を膨らませるどころか『無いことない事』を
書き報じて本物の戦争まで起こしてしまったと言うから物凄い。
もちろん時代も場所も全く異なるのでナベ○ネさんに出来る事は限られているが、金にものを
言わせて権力に心酔している事には変わりがない。

彼が夢見ているのは1リーグ制で視聴率を回復する巨人戦なのか?
それともあらゆる手段で常に脚光を浴びる巨人であり続ける事なのか?
いずれにしてもその拘りが『愛着』や『日本スポーツ界の健全化』から起因する物で無い
事だけは私にも分かる。


平成16年06月分の日記

06/01 06/02 06/03 06/04 06/05 06/06 06/07 06/08 06/09 06/10
06/11 06/12 06/13 06/14 06/15 06/16 06/17 06/18 06/19 06/20
06/21 06/22 06/23 06/24 06/25 06/26 06/27 06/28 06/29 06/30


平成16年06月30日(水曜日)

昨日G建設のH氏から7月1日に来社すると電話が入った。

最初は何をしに来るのか戦々恐々としたが、電話を代わると『前のCGを手直ししてくれ』と
言われ夕方にはCAD図面が送られてきたのだが、一見して重度の修正であった。
その為、2日やそこらで出来る事は限られているのでしらばっくれようかとも思ったが
全く何も出来ていないのも問題なので朝から始めることにした。

着手してみると案の定、以前作った『カッタービット』のみが縦横比を調整するだけで
使えたが、その他は最初から作り直しとなってしまった。
しかも時間が無いからと手を抜こうとすればする程思った形になら無いので、結果的に
かえって手が掛かって時間だけが過ぎていった。

気が付けば時計の針は夜中を回ってしまった。
ヤッパリやっつけ仕事は性に合わないようだ。


平成16年06月29日(火曜日)

いろいろやる事はあるが一日CGの勉強をする事にした。
本当はリファレンスマニュアルやマニュアル本で基本事項から勉強しなおしたいのだが、
注文したマニュアルが届かないのでいたしかない。

今回自ら設定した課題は『正12面体』の作成だった。
切欠は『玉子家電脳社』の文字を1文字ずつサイコロの『目』にしようとした時、6面体
では少々芸が無いと考えたからだ。
ところが、いざ着手してみると面の張り合わせ思っていた以上に難しい。

こういう事は数学的なアプローチを用いるのが最もスマートな方法だと分かってはいるので、
Webを検索したところ数多くのヒットがあるのだが、『正多面体』に対する考察は
プラトンやユークリッドの時代から続く数学の1分野らしく奥の深い。
ピタゴラスの定理やアルキメデスの定理と同じでこれ以上単純化できない物事の基本であり
CGでの表現にしても1冊の本になってしまう程だ。

・・・で、結局は決め手になるものが見つからず、いつものように無手勝流で行った。
それでもWebで得た知識は多くの勘違いを是正する事が出来た。
これらについては非常に面白い事なので新たなコンテンツにまとめるつもりである。

[CG:レイトレーシング] [CG:ラインスキャン]
Blender2.32での作例:左がレイトレーシングを使用、右は標準のラインスキャン
それぞれの画像をクリックすると1024x768で拡大表示します。


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春のドラマが続々と終了している。
その中で面白いと思っていた『離婚弁護士』に続き、『アットホームダッド』も終わった。
しかし、悪い人たちが出てこないのは良かったものの、何ともグズグズと締りの無い結末だ。

秋に放送される特番に含みを持たせている面もあるが、放送枠を10分拡大しておきながら
明確な終わりを感じる事が出来ず爽快感が無かった。
こんな事なら拡大枠は完全に無意味だ。

その点、放送枠を守りつつ続編を期待させる『離婚弁護士』は実に痛快だった。
再放送がされたら見ていないエピソードも押さえてみたい。


平成16年06月28日(月曜日)

朝から開店休業。
親父から『アルバムに貼るからプリントしろ』と言われた事も手伝って、週末の旅行で
撮影した写真の後処理をする事になった。

私は根っからの無精者なので旅先のスナップ撮影は面倒極まりないのだが、撮り始めると
露出違いで3カットずつ押さえたりするので結構な量になってしまう。
今回もどうでも良い物も含めて100数十カット撮影したうちからピンボケや露出ミスを
取り除き、印刷用にグラフィックソフトで露出補正を行った物が60枚ほどになった。

これらを印刷するわけだがインクジェットプリンタの遅い事、遅い事。
10枚程度ならともかく、数十枚単位の印刷はやはり『お店プリント』が良かったかもが、
所詮は内々の遊びだから仕方ないか。


平成16年06月27日(日曜日)

朝8時くらいに起床。
間近に川が流れている為、川音が凄かったのだが、森に囲まれていて快適そのものだった。

[写真:キャンプ場にて]
食事を済ませ他に客のいないキャンプ場を後にして、そのまま東京に帰るのかと思いきや、多少
遠回りして諏訪大社にも寄り道をすることになった。

最近の観光地は何処もバリアフリー化が進んでいるのだが、流石に車椅子で行ける場所には
限界がある。
そこで、3人の参拝にあわせて石段の下に残した親父も参拝したと言う事にした。
[写真:諏訪大社] [写真:御柱の前にて]
諏訪大社(上社)に参拝(写真:左) 御柱の前で記念撮影(写真:右)

参拝を終えて境内を散策していたら奇妙な光景を見かけた。
軽自動車が境内にボンネットを開けて止まっているので、てっきりオーバーヒートかと思ったのだが
よくよく見ると前後のドアだけでなく後部ハッチや燃料タンクの蓋まで開けているのだ。
[写真:Lapinがエンコ?]
しかし、エンコと言うのは私の思い違いだった。
昨日からボンネットを開けて立ち往生する光景が目に焼きついている物だからテッキリ故障だと
思ったのだが、基本的に車の乗り入れの出来ない境内でのスチゥエーションはそもそも妙だ。
[写真:エンコ?]
暫くしたら別の車に入れ替わっていたのだが、車を後ろから見たら、そこが祈祷所である
事に気が付いた。 要するに交通安全の厄除けだったのだ。
我ながら大呆けであった・・・
(写真の車は燃料タンクを開けていないことに気が付いたが、いいのかな?)

その後土産物を散策したがイマイチだったのでそのまま帰路に着いた。

天候はずっと雨を覚悟していたので今回の旅行は予想以上の及第点だった。


平成16年06月26日(土曜日)

夜通し高速道路を飛ばし、明け方近くに豊川に到着。
仮眠を取った後、6時の開門と同時に豊川稲荷を訪れた。

豊川稲荷の参拝はお祖父さんの頃から続く恒例行事なのだが、親父が例の手術を行った後で、
自動車の運転に不安があり、今年は私と奥方も同行する事になったのだ。

私が豊川稲荷に来るのは数年ぶり2回目だが、前回は同時に祈祷をしてもらう人もいた
のだが、今年は我々一組だけだったし、控えの間もガラ〜んとしていて少々さびしかった。

[写真:豊川稲荷本堂]
豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)本堂

[写真:珍しいポスト] [写真:珍しいポスト]
境内にある珍しいポスト。『郵便』の文字が逆文字になっているものは全国に2つだけらしい

祈祷が終わったので今回のミッションは終了。
親父に任せておくと『寄り道』と称して京都や四国へも行きかねないので、協議の結果
妻籠宿
見物する事になった。

そこで先ず目星をつけていた南木曽にあるキャンプ場に移動し、ターフと簡易テントだけ建てて
改めて妻籠宿を観光する事となった。
[写真:ダッチキャラバン]
今回使った車:ダッチキャラバンキャンピングカー
[写真:妻籠宿] [写真:妻籠宿]
古い町並みを利用しつつも保存している妻籠宿の町並み

天候は時折雨が降ったかと思えば日が出たりして蒸し暑かったが、ずっと傘をささねば
ならない程でもないのは幸いであった。

ところが、キャンプ場へ戻る前に寄った温泉ホテルの駐車場でトラブルが発生した。
温泉でサッパリしてキャンプ場に戻ろうとしたのだが、車のエンジンが掛からないのだ。

ボンネットを開けて首をひねっていたら送迎バスの運ちゃんたちが集まってきて色々話し
かけて来たのだが、なにしろ現代の車なのでお手上げ状態だった。
(こうなると親切心は感じられても鬱陶しい野次馬でしかない・・・)

最悪の場合を想定して直ぐ下の弟に待機勧告を出した直後、運ちゃんが呼んでくれたガソリン
スタンドの人が登場した直後、何故か突然エンジンが目を覚ました。
GSの兄ちゃんがしたのはプラグコードを抜き差しして、ノックセンサーを手で揺らした程度
なので修理したとは到底いえないし、何が原因かも不明のままだった。
しかし、とにかくその場を脱出する事が出来たので兄ちゃんのGSでガソリンとエンジンオイルを
補充してキャンプ場に戻る事が出来た。
(やれやれ・・・)

そんな訳もあり、ビールを飲んでさっさと寝てしまったのは言うまでも無い。


平成16年06月25日(金曜日)

昨日の『欲しい欲しい病』が収まらず、昼過ぎに錦糸町へ赴いた。

目標はズバリ、昨日目にした激安放出品の
『SO505i』だ。
型遅れ品をタダ同然で放出するのは携帯ショップの常套手段であるが、新規登録に限定されて私の
ように機種変更を望む場合にはガッカリさせられることが多い。
ところが期間限定ではあるが新規、機変ともに『1円』だというのだ。
正確には後日Docomoから事務手数料2100円を請求されるのだが、破格である事には違いが無い。

まあ、この機種は使う前からいろいろと不満点があるのだが、1年ほど使い倒してから次の機種に
換えるなり、極論すればF210に戻すなりすればよい話しだ。

てな訳で、ほぼ一日新しい携帯電話と格闘していた。

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珍しくこの日記を早い時間に書いている。
多少急な話だが社員研修(うそ)で豊川へ行く事になったからだ。

・・・雨だろうなぁ〜


平成16年06月24日(木曜日)

今日は朝から錦糸町で打ち合わせ。
・・・と、いうか、先日納品したビデオの追加ダビングを昨夜頼まれたので、その納品だ。

ところが、錦糸町の駅に辿り着いたものの携帯電話の受信状態が悪いのかI氏のいる場所が
良く聞き取れず、暫しうろうろしてしまった。
ヘビースモーカーのI氏の事だからタバコの吸える場所である事は間違いないのだが、電話で
言われた(と思った)場所には喫煙所が無いのでキョロキョロしていたところ、I氏から入電。
・・・何のことは無い。 I氏のいた駅の喫茶店の周りをグルグル歩き回っていたのだ。

私としてはビデオを渡して直ぐに帰ろうとしたのだが、慢性的に話し相手を欲している
らしく、あえなく捕まってしまい打ち合わせをすることに成ったのだ。
(その後、親父も車椅子で合流)

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納品が終わったし、折角錦糸町まで着たのでヨドバシカメラを散策することにした。
しかし、相変わらず何を見てもピンと来ない。
まあ、不要な物を買い込ような無駄金はそもそも無いが、リスクを承知で惚れ込むような
面白い物に最近お目にかかっていない気がする。

ところが親父が車椅子なので迎えを待っている間に携帯電話が投売りされている事に気づいた。
目に入ったのはソニーエリクソンの
『SO505i』
すでに506シリーズが発売になってきたので1世代ないし1.5世代前の製品だが、
メガピクセル(130万画素)のデジカメ機能を搭載した最初の機種らしい。
・・・今使っているF210i はかれこれ2年くらいは使っているので液晶の質やレスポンスは
随分と見劣りしてしまうが、携帯電話でネットサーフィンをする趣味は無いので
今でも十分満足している。

しかし、会社に帰って雑用をするうちに携帯電話が頭の中をグルグル回り始めて止まらなく
なっり、家電量販店をハシゴして市場調査をしてしまった。
金もなければ欲しい物も無いのに『欲しい欲しい病』に陥ってしまったようだ。


平成16年06月23日(水曜日)

朝一番、飯田橋へビデオ編集の打ち合わせ。

3月、4月に掛けて突貫作業を行ったビデオを7月末の展示会での発表に向けて本格的に
制作する事になったのだ。
一応この手のビデオには『おやくそく』があるので、新しく担当する事になった若手職員が
用意した『コンテ兼ナレーション原稿』をたたき台にして会議を進めることとなった。

ところがスケジュール的に既に決まっている筈の『システムの特長』が資料毎にまちまちで
『編集の方向性』どころでは無くなってしまい、会議はドロー。
資料を七夕までに煮詰めて再度会議を開く事になった。

会社に帰ってからはデータのバックアップをしながら暫し息抜きが出来た。


平成16年06月22日(火曜日)

朝一番でビデオの納品をしに立川へ。
台風一過のドピーカンの中をとぼとぼ歩いて役所にたどり着いたが、担当のK氏が不在
だった為、内容を確認してもらえないまま納品終了・・・

でも、これで一仕事終わった事には変わりが無いので打ち上げを兼ねて久しぶりに
秋葉原へ行くことにした。(一人で行くのは久しぶりと言う意味・・・)

改札を出て直ぐに目に入ったのは献血カーだった。
思い起こせば1年程前に献血しようとして肝臓の数値に問題があって出来なかった事がある。
その為、今回は満を持してのリベンジである。

時計は12時を回っていたので、先ずはインドールでカレーを食べてから検査を受けた。
すると健康診断で問題なかっただけあって当然問題なし。
はれて1年半ぶりに献血をする事が出来た。

その後バックアップ用のDVDメディアを買う予定があった意外は特に目的も無く放浪。
いろいろ見て回るうちに仕事場のLAN環境を10BASEから100BASEに
バージョンアップする事を思い立った。
必要になったのは100BASE対応のHUBとNICだけなので2千円程度で仕上がった。

仕事関係の買い物が終わったので次は秋葉原デパートを巡回。
すると100円ショップのラインナップの中に単3電池を単1にするアダプターを発見した。
そういった物が存在する事は知っていたが、いざ買おうとすると案外高価だったりするから
単1版が2個で100円、単2版なら3個で100円というのは実にありがたい。
非常用懐中電灯類用に買って帰ろうと思ったが、何本使うか調べてから出直す事にした。

次は輸入食品ショップ。
ここではお気に入りの板チョコ『プーラン』を買うつもりだったのだが、目当てにしていた
2種類のうちの一方が棚に並んでいなかったので店員に聞いたところ現在欠品中との事。
同様のチョコレートは他のブランドにもあったので、店員にはそちらを勧められたのだが、
あくまで私の目当ては『プーラン』。 浮気はせずに次の入荷を待つ事にした。

買い物をしている間に何度か仕事がらみの電話が入った為もあるが、当初の目的は果たせた
ので、この辺で引き上げる事にした。

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本当は怖い家庭の医学』を見た。
殆どの病気には自覚症状や途中経過があると言う切り口なのでそれがビデオのチェックポイントに
なっていて、それを見落とした結果、最悪の結果を迎えてしまったという構成になっている。

この番組は何度か見ているが、その度に気になる事がある。
再現ドラマの患者達は明らかな違和感を憶えて医者に見てもらう事が多いのだが、それが良い
結果につながらない事が多いと言う事だ。

今日の症例では足の痺れや腰痛を感じた患者が整形外科で診察を受けていたが、『坐骨神経痛の
疑い』と、言う事で『脳梗塞』や『閉塞性動脈硬化症』が見落とされたのだ。

これを誤診と考えればよいのか、専門医の弊害と捉えれば良いのかは分からないが、いずれにしても
ジャストミートする専門医で無いと真の原因を見抜くことが出来ない事がある訳だ。

適切な治療を受ける為の適切な専門医を選択できるかが生死を分ける事がある・・・実に怖い話しだ。


平成16年06月21日(月曜日)

朝からナレーション組み込みの続き。
先週ナレーションを持ち帰って直ぐに途中まで作業に着手していたのだが、予想以上に
セリフが長く、正直言って画が足りない場面に頭を抱えていた。
何故なら『小学生の集中力持続時間』を考慮すると極力短くしたかったからだ。

しかし、足りない物は足さねばならない。
必要最低限を足した上で、削れる個所は極力削って調整して辛うじて8分程度におさまった。

データの配置が終わったので音声バランスの最終調整だが、実はこれが一番面倒だったりする。
結局この作業が終わったのは夜7時過ぎだったので宅配便の時間は完全にアウト。
開き直り、明日立川まで直接持ち込む事にして、自宅でダビング作業をして一日が終了。

・・・もう直ぐだ。


平成16年06月20日(日曜日)

今日もまた昼近くまで爆睡。
暑くて仕方がないので買い物へ行くのもかったるい状態だったが、テレビばかり見ている
のも空しいので外出する事にした。

新聞屋さんからゲットした格安の映画チケットを持って錦糸町へGO!
ところが目当てにしていた『ビッグフィッシュ』が掛かっていなかったのでしばし悩んだ結果、
以前から気になっていた韓国映画『SILMIDO(シルミド)』を見ることにした。

私が事前に聞いていたこの映画の粗筋は
朝鮮戦争後の韓国。 北朝鮮の金日成を暗殺する為に多数の死刑囚が実尾島(シルミド)に
集められ人間兵器にする為の容赦のない訓練が続けられる。
ところが南北関係の急速な変化により暗殺計画は中止となり、訓練兵全員の抹殺命令が出る。
・・・と言った感じだ。

では、感想はと言うと『面白かった』とは言い難く、『やるせない』というのが正直な所だ。
理由は幾つかあるが創作の面がありつつも基本的にはドキュメンタリーの要素があるので
『その時xxしていれば○○のなっていたのでは?』というジレンマを感じてしまう。

JSAは南北関係をリアルに表現しつつも100%フィクションだった故に見ていて楽しい
とも思えたが、シルミドは歴史の闇に封印された事実(?)故に中間的な山場が無く、
戦争ものにありがちな『愛』だの『友情』だのもその特殊性から排除されていた面があるので
カップルでデートに見に行く映画とは言い難い。

・・・と、いいつつ『ブラザーフット』が同時期に上映されていても興味が湧かなかったので
ご都合主義なストーリー展開で無いのは◎(二重丸)の映画だった。

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映画を見終わり、マクドナルドでマックグランを空しく食べた後、100円ショップへ
行くことにした。
すると、駅前の広場(?)にHトラックの後姿を発見した。
[写真:Hトラック]

何かと思い近づいてみると『マネーの虎』に出演した(?)サンドイッチの屋台だったらしい。
同じような食べ物を食べた直後だったのでサンドイッチの値段には興味が湧かなかったが、
変な車には大いに興味をそそられた。


平成16年06月19日(土曜日)

軽く風邪をひいたらしく、だるいので寝ていようと思ったが、暑いので中途半端な時間に 起きた。
携帯電話を見ると宣教師から『遠まわしに』秋葉原に行かないかとメールが入っていたが、
平日にゆっくり一人で回りたい気分だったし、終わっていない仕事も気になっていた。

まあ、実際には1日の猶予が出来たので土日にガツガツするほどはない・・・と言う事で、今日も
一日ダラダラ過ごす事にした。


平成16年06月18日(金曜日)

いよいよナレーション録音当日。

午前中にビデオのダビングなどをして時間を潰しつつも、13時に小石川のスタジオへ集合
なので余裕は持て余し気味だった。

準備万端整えて出発したつもりだが、始めて行く現地への地図を忘れてしまい少々焦った。
まあ、『小石川1丁目』にある超高層マンションとなると限られているので直ぐに分かったのだが
入り口を入って直ぐにオートロック式の自動ドアがあるような最新式の建物の為、部屋番号が
分からないと呼び出しすら出来ない状態だったのだ。

会社に電話を掛けて住所を改めて確認。
お客さん二人が到着する前に部屋の確認と簡単な打ち合わせを兼ねてスタジオへと向かった。
今回もナレーションを担当してもらう『サムスィング』の野崎さんとは長い付き合いがあるのだが
私が直接会うのは数年ぶり2回目だったりする。

親父の近況やらを話しているうちに13時近くなったので玄関に下りようとした所、G建設の
I氏から『今何処?』と電話が入った。
話しによると1時間も前に玄関までは来たらしいのだが、私同様表札も何もない事に戸惑ったらしい。

スタート時刻が迫っているのでスタジオのある27階へGO!
挨拶もそこそこに台本の読み合わせに入るかと思いきや、超高層からの余りの絶景に2人とも
狂喜して、しばし時間を忘れて展望台状態になってしまった。

台本の読み合わせが終わりナレーション録音スタート。
例によって、一通りの吹き込みが終わったところで再生して問題点を再評価、何箇所かリテークを
行ったが録音は無事終了。 K氏も満足して帰ってもらえた。

録音後は今までDATを受け取って直ぐに帰っていたのだが、データ形式のCDで貰えると
言うのでオペレーターに作業を任せて、しばし野崎女史とおしゃべりする事が出来た。
実は彼女の名前を以前インターネットで検索した所、アニメ『グロイザーX』のキャストの
中に発見した事がある。
しかし、直接会う機会がなかったので聞きそびれていたところ、最近会社のホームページを
立ち上げた際の『経歴の欄』に確かにグロイザーXと書かれていたので「やっぱり」と、思った。
その話しをしたら笑いながら声優になった経緯などを聞かせてもらえた。

なんだか、とても得した気分に成れた一日であった。


平成16年06月17日(木曜日)

明日持ってゆくビデオの最終追い込み。
・・・とは言っても手直しする場所は僅かなので基本的にはノンビリと作業をしていた。

夜になり、昨日作ったビデオのサンプルをWebにアップロードした事を関係各位にメール
して一日の業務を終了。

この仕事から手が離れるのも間も無くだ・・・


平成16年06月16日(水曜日)

ナレーション吹き込み前の完成版を目指して編集作業を続行。
ようやく届いたナレーション台本と先日の打ち合わせメモを見ながら最終調整を行うのだが、
楽なような、そうで無いような・・・

あれこれ思いながらも夕方にはレンダリングまで完成したのでVHSテープにダビングして
役所のK氏に宅配便で届けようかと思ったが途中で断念した。
99%完成したビデオとは言ってもナレーションを挿入しないと映像の微調整が出来ない場所が
アチコチあるので月曜日に改めて『最終確認版』を納める予定に成っているからだ。
あの人たちの事だから『これ以上は修正できません』と言う最後通告をしない限り前言撤回して
でも修正を加え続けるのが目に見えている。

それに宅配便の料金だって馬鹿に成らないしね。

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三菱の不具合隠しがボロボロで続けて止まらない。
当然の事ながらクレーム処理が精一杯となり、完全に底なし沼にドップリまった感じだ。

まあ、それは自業自得なのだけど、昨日発表された会社再建策の再修正では全社員の給料カットは
もとより『ボーナス無し』と言う厳しい物になっていた。
ハッキリ言ってボーナスを丸まるカットされたら住宅ローンを抱えている社員がどれだけ困るか
想像するに難くない。
この給料リストラ策によって確かに支出を大幅削減できるかもしれないが、収入を上向かせる要素が
皆無の三菱の状況を考えると毒にはなっても薬にはならない気がする。

マスコミから叩かれ、お客から罵倒され、家に帰ったら奥さんから『ローンをどうするのよ!!』と
いう状況に追い込まれた多くの社員が愛社精神を持ち続けられるかは大いに疑問である。


平成16年06月15日(火曜日)

ナレーション台本が届かないので仕事は一時中断。
福田探偵から秋葉原に付き合ってくれと言われていたので久しぶりに彼の地へと赴いた。

今回探していたのは3.5インチの内臓ドライブを外付けする為の『ドライブケース』だったが、
標的としているがMOだったせいかどうにも塩梅が悪い。
ドライブケース自体は数多く売られているのだが、殆どがHDD専用設計になっているため、
MOの顔が埋まってしまい利用する事が出来ないのだ。
それでも数件の店を当たるうちにMOを組み込めるケースを見つける事ができたのだが、望んで
いたFireWire(IEEE1394)では無くUSB2だったのだ。
事情に疎い私は『最近のMacならUSB2もOK』だと思っていたのだが、実際にはOSと
デバイスドライバの対応や相性の問題が絡むのでFireWireでないと都合の悪いらしいのだ。

無論、3.5インチの上の5インチドライブ対応のドライブケースを使えば安価に解決できなくも
ないが、幾らなんでも嵩張りすぎて携帯できないから使用目的を果たせない。
そうなると既存のHDD用ドライブケースを加工して無理やり使うか、携帯用MOドライブを
買ってしまう方が現実的という妙な話になってきた。

帰り際にも2,3件の店を当たってみたが状況は変わらず、撤退せざるを得なくなってしまった。

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少々空しいやり取りがあったが、何はともあれナレーション原稿が届いた。
これでナレーション屋さんに顔向けできるのでホッとした事もあるが、伸び放題になっていた髪の
毛を切に小岩にある床屋へ行く事にした。

店に入ると偶々直ぐに座る事が出来たので『短〜いスポーツ刈りにしてください』と言ったら、
希望通りの『一番短いスポーツ刈り』にしてもらえた。(・・・って言うか、ほぼ坊主頭)
[写真:セルフポートレート]

前回髪を切ったのは忙しい最中せいか日記に書き忘れていて今日が何ヶ月ぶりか正確にわからない。
しかし、次回が3ヶ月以上先になるのは、ほぼ間違いないだろう。


平成16年06月14日(月曜日)

またもや午後から羽村でロケ。
その為午前中早々に会社を出るつもりだったが、母親が近所のスーパーへ行ったきり帰ってこない。
用事としては溜まったペットボトルと牛乳パックを置きに行くのがメインだったようだが、ついでの
買い物の方が断然長いので帰ってきたのは11時近くになっていた。

羽村までは片道ゆうに2時間は掛かるので1時につく為にはギリギリの出発時間になってしまい、
少々焦った私は止せばいいの平井大橋から首都高に乗って時間短縮を図った。
・・・が、これが失敗の始まりだった。

一応カーナビを点けてVICSの渋滞情報を見たところ渋滞を示す赤線が標示されなかったので
「ラッキー」と思ったのだが、いざ乗るや否やそこは渋滞。
それを目で確認した直後にカーナビから「xxm先、○○kmの渋滞です」と空しい音声が聞こえ
お先真っ暗となった。

幸い事故渋滞ではなかったのでダラダラとは動いていたので迷った挙句に最寄の出口から一般道へ下りて
何時もの裏ルートを走る事にした。
しかし、そこへ行き着くまでは表ルートなのでお世辞にも空いているとは言えない状況。
・・・てな訳で現場にたどり着いたのは1時を大きく過ぎ、一時半近くになってしまった。
素直に反省。

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なにしろロケと言っても本編で使う長さとしては全部足しても1分足らずの内容なので車で2箇所
移動しても1時間も掛からず事務所へ帰ってきた。
このノリで直ぐに諸々の打合せをしようとしたのだが、K氏が別件来ていた他の来客と不意に話しを
始めてしまい私は延々と待たされてしまった。

20分近く待ってようやくK氏と打合せが始められたのだが、二人揃って出るのはため息ばかり。
何故なら急遽組み込む事にした場面はは無責任な『鶴の一声』が元になっているので既に完成に
近づいていたビデオとは整合性がつかなかったからだ。

結局悩んだ結果、最後のまとめの一節として組み込むのが無難と言う事になったのだが、
それによってナレーション台本の文脈にまで影響がでてしまい、またしても台本に『まった』
が掛かってしまった。

時間的にはまだ余裕があるが、火のついた導火線が短くなっている事だけは確かである。


平成16年06月13日(日曜日)

天気予報が外れ雨降りの朝。
晴れていれば映画に行こうという話しもあったが、出鼻をくじかれてしまった形になった。

特にやる事も無かったのでおやつ代わりに久しぶりにポンデケージョを焼いてみた。
すると珍しく成功したので食べはじめたらあっという間になくなってしまった。

[写真:ポンデケージョ]

結局、夕方近所に買い物へ行ったくらいで一日中テレビを見ていた。

明日はロケか・・・


平成16年06月12日(土曜日)

先週と同じペースで爆睡しそうになったが、少々暑かったので多少(?)早起きして
『王様のブランチ』を大体最初から見始めた。
天気はあまり良くない事もあり、何もする気が起こらないので『クッチャネー』する事にした。

2時頃実家の5匹の子猫にミルクをあげに行き、ちょっと買い物をしたくらいで特に書く事なし。


平成16年06月11日(金曜日)

昨日に引き続き雑用。
より具体的に言うと来週末ナレーションの吹込みをしていただくN女史に出演してもらった
過去の作品を集めてDVDにいていたのだ。
実を言うと編集の仕事はまだ残っているのだが、昨日再び電話が掛かってきて急に追加撮影を
する事になった経緯がある。
なにしろお客様は神様だから、神様が一番良いと思うように仕事を進めるのを信条にしている
私ではあるが、こう短期間にコロコロと言うことが変わられるとついて行くのが面倒になってきたのだ。

集めたビデオはノンリニア編集を始めた最初の作品を含めてとりあえず6本。
改めて見返してみると古いものほど『ここはああすれば良かった』『今ならこう出来る』の
オンパレードとなり恥ずかしい事この上ない。
その意味で最新作はそれらの反省の積み重ねによって生み出されたといっても過言ではない。

しかし、より良くするために行った行為が最高の結果を生み出していない事もままあり、未だに
改善の余地は大いにあることが実感された。
その意味で半分遊びではあったが、思ったよりも有意義だった。


平成16年06月10日(木曜日)

今日は午後から鶴見へ出張の予定だったが、先方の都合によりキャンセルとなった。
結果として不意に空き時間が出来たので(編集の続きもさることながら)やりそびれていた雑務をする事にした。
まずは先日来調子の悪いHDDのチェックからはじめた。
DVテープへデータをアップロードする際に転送スピードが足りず、画や音がぶつ切りになっていたのだが、
当初はデータの飛び地が原因かと思っていた。

ところがフォーマットしたてのディスクにレンダリング済みのデータをコピーしても同じだったので、試しに
別のコーデックのデータをビデオ専用出力カードから再生したところ、これだと問題が無いのだ。
そこで『MSの汎用DVコーデックでなければ良いのかな?』と、思い新規に専用カードからキャプチャを
行ったのだが見事に失敗・・・

原因をいろいろ考えてみたがATA100のドライブではあるが型式からするとそれなりに古いので
ヘタリが出始めて強い負荷には付いていけないのかもしれない。
まあ、最近はずさんなデータ管理をしているので、ついつい40GBのHDDではスペースが足りない事が
増えてきているし、ここらでご隠居してもらう事にしよう。

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夕方まであれこれ雑用をしていたら妹が帰ってきて『・・・で、行くの行かないの』と、唐突に言い出した。
仕方が無いので(?)今年はじめての『兄弟会議』の開催が決定した。

出向いたのはいつもの如く新小岩だが、そろそろいつもの店にも飽きを感じ始めたので最近出来たばかりの
居酒屋チェーンを試す事にした。

ところが、これが何とも言えずイマイチだった。
メニューに並んでいるん料理はどれもいつもの店にありそうな物ばかりなので、比較の意味もかねて一通り
注文してみたのだがどれも同等以下だった。
もちろん我々の貧乏舌を十分に満足させるレベルだが、一流店を100として行きつけの店が70点とした時に
独断と偏見をもってすると今回の店は60点から70点の止まりなのだ。

無論どれも安い値段の料理だし、中には開店サービスの特価品もあるから90点に届く物もあったが総合的な
満足度となると何処か冴えない。
私は野球が好きではないが、両チーム出塁はするが得点に繋がらない盛り上がりに欠ける試合を9回裏まで
見ているような気だるさを感じた。

仕方が無いので久しぶりにカラオケで羽目を外したが、大好きな『ムーンライト伝説』がテクノ版と称する
ダンスミュージック風アレンジしか存在せず幻滅してしまった。
『オリジナルを弄ればより良くなるだろう』という間違った発想の最たるものに思えてならなかった。
(やっぱりキューティーハニーもオリジナルが一番!)


平成16年06月09日(水曜日)

3時から立川へ行かねばならないので朝から慌しかった。

先日のトラブルに懲りたので、まずはレンダリングの済んでいるデータを随時DVテープにアップロード
してからVHSへのダビングを済ませた。
しかし、この時点で時計は午前10時半を回っており、もう一本の作業は見通しが暗くなってきた。
そこで評判の悪かった静止写真とスロー映像を削り、別の映像に差し替えることで体裁を整えたものの、
抜本的な時間調整までは手が回らなかった。

昼過ぎになりナレーション録音用の機材を2つのカバンに詰め込み電車で立川にある役所へGO!
突貫作業で仕上げた再編集版ビデオを役所の担当職員一同で精査してもらうことになった。

すると相変わらず寄ってたかって勝手気ままなディスカッションとなり、途中までまとまっていた話が
クルクルと変わってしまうのを呆然と眺めているしかなかった。
そしてその場にいた一番偉い人の一言が最大の驚きがもたらされた。

『・・・金曜日のパーティーで流すビデオはxxテレビのやつにしよう!』
こうして持ち込んだ機材は全て無駄になった。

まあ、帰ってからの突貫作業をする必要がなくなったのはありがたが、『鶴の一声』で決った事が
同じ『鶴の一声』で引っくり返っるのだから振り回された堪ったものではない。

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夜中、風呂上りにテレビをつけたら『キン肉マンU世』がやっていた。
あいかわらずリアルタイム性が無い緊張感の無い展開に閉口したので途中からまともに観ずに台所で
雑用をしていたら今度は聞き覚えのあるテーマソングが聞こえてきた。
『よるぅのまちぃ〜にガオォォ〜・・・・』

いつのころからかテレビ欄に『鉄人28号』が記載されている事は気付いていたのだが、まさか
白黒時代のレトロな鉄人がそのままカラーになって再アニメ化されていたとは思わなかった。
『大事なリモコン』も『丸っこい正太郎君』もそのまま踏襲しているだけでなく、時代設定までそのまま
生かしていいるのには正直言って驚いた。

流石に主題歌の最後に『グリコ♪ グリコ♪』は入っていなかったが、『キン肉マンU世』とは違い
丁寧に作りこんでいる感があり、総じて好感を持った。
まあ、これ以上夜中にエアチェックをする番組が増えるとビデオを消化することが益々難しくなるが
好感を持てる番組が増えるのは嬉しいことだ。


平成16年06月08日(火曜日)

引き続きビデオ編集。
昨日の内にある程度道筋をつけておいたので程なく1本目のレンダリングを実行させる事ができたのだが、
デジタルビデオに出力しようとしたところデータに飛び地があるのか上手く再生されなかった。
そこでディスクの最適化を実行させ、その合間に自宅へ忘れ物をとりに行くことにした。

すると家に入るや否や電話が鳴った。
例によってG社のI氏が至急電話をくれと言う事だったので早速電話をかけたところ直ぐに役所のK氏に
替わり編集の打ち合わせになった。

ところが、最初のうちは大した話ではなかったのだが、核心に迫る話になって眉をひそめた。
今編集しているビデオを週末に行う内々のパーティーで上映したいというのでK氏もOKしたらしいのだが
そのまた上司いわく『ナレーションまで入れろ』とねじ込んできたというのだ。
(私に言わせればK氏も十分に無理を言う人だが、更に上を行く人がいるのだからお役所って凄い・・・)

スケジュール的には不可能である事をK氏も分かっているだが、上司に『やれ』と言われれば何とかしないと
いけないようなのでK氏自身にナレーターをやってもらい急場を凌ぐ事になった。
それでも24時間程しか作業時間が無いのだから無茶苦茶である事には変わりが無い。

今日も残業して見せられる物を持ってゆくようにしなければならないが、出るのは愚痴ばかりだ。


平成16年06月07日(月曜日)

今日は朝から真面目にお仕事。
なぜなら夕方、福田探偵たちと東邦酒場で飲む約束をしているからだ。

作業としては既存のデータに別の既存データを組み込むだけなのでチョチョイと終わると踏んでいた。
しかし、いざ着手してみると考えていたほど簡単な作業ではなく遅々として進まない。

しかもナレーション屋さんから来たスケジュールがお役所の担当者K氏のスケジュールとことごとく
噛み合わず、頭を抱えてしまった。

まあ、成るようにしかならないので、成り行きに身を任せる事にしよう。
(・・・と、言うわけで6時から10時まで東邦酒場さんで大盛り上がりしてしまった)


平成16年06月06日(日曜日)

昨日に引き続き寝坊をしたが、買い物もしないといけないので10時くらいに布団から這い出した。
ところが、外は雨。
テレビを付けたところ関東地方も入梅したというから仕方が無い。
一応買いものは済ませたものの、雨の中を出かけるのも面倒になりテレビを見て過ごす事にした。

取り溜めていたビデオを消化するのも良いが福田探偵から借りたDVDもあったので、『サンセット
大通り(Sunset Boulevard)』を見ることにした。
1950年(?)制作のモノクロ作品であるせいもあるが、私にとってはタイトル程度しか知らない
未知の映画だったが、何10年経っても色褪せる事の無い不朽の作品であるのはうなづけた。

それにしてもあのラストシーンは・・・・凄すぎる。

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『新撰組!』の後のNHKニュースを見ていたら俳優の窪塚洋介さんが自宅マンションから
飛び降りたと報じていた。
(落下点と窓の距離が10mというから誤って落ちたというより”飛んだ”と考えるのが自然?)

テレビに映る彼は良く言えば『ユニーク』、悪く言えば『逝っちゃってる』ので「何故?」という
感想と同時に「やっぱり??」と思ってしまう。
まあ、詳細は続報を聞かないと何とも言えないが結婚して子供が生まれたばかりなのだから
簡単に死んでしまったのでは大変だ。

ともかく一日も早く復帰して何が原因なのかを(何時もの調子でも良いから)語ってもらわねば
残された家族がたまったものではない。
(まあ、『くびれ鬼に憑かれちゃった』では笑えないが・・・)


平成16年06月05日(土曜日)

今週も昼近くまで爆睡していたが、仕事がきになったので1時くらいに会社へ行った。

しかし、例のHDDの復旧をしないと気が気で無いので作業に集中できない。
一応チェックディスクを掛けたり考えられる手法を改めて試してみたがまるでダメなのでネットで
情報収集をしてみたのだがこちらも空振りに終わった。

結局HDDを正常に認識できるWinMeのHDDで問題のドライブをマウントしてバックアップ
した後に書き戻すという芸の無い方法で復旧させたが、たったこれだけの作業で疲れきってしまい、
作業は殆どできずに一日が終了した。


平成16年06月04日(金曜日)

ビデオ編集の打合せをする為に朝から羽村を目指した。
約束は午後の適当な時間と言う話だったので昼ごはんを食べてから出ても良かったが、ノンビリ走って
早めに昼ごはんを食べて時間調整をするつもりだったのだ。

本日の道中も道路が空いていたので昼前には高速を降りることができた。
さて、何を食べようかと考えたが、こっちへ来て毎回マクドナルドでは芸が無いので気になっていた
ラーメンを食べに巨大DIYショップカインズホームに立ち寄る事にした。

ホームセンターの片隅にあるファーストフードコーナーで注文したのは学生ラーメンとフライドポテト。
[写真:学生ラーメンとポテト]

何が気になっていたかと言うとその値段である。
どのメニューも安価なのだが学生ラーメンは目玉商品なのか1杯なんと150円(税別)なのだ。
栄養バランスを考えて(??)チャーシューメンにしようかと思ったがそれだと350円と2倍以上の
違いがあるし、所詮似たり寄ったりの味だと予想して安物買いをする事にしたのだ。

と、言うわけで本日のランチは100円のフライドポテトをつけても262円のチープな物となった。
ちなみに味は想像通りの『ゴムひも』風で吉野屋の牛丼がいかに高級な味であったかを確認する事と
なったが、自己責任で選択しているので何の問題も無い。

蛇足だが注文待ちの列に並んでいて気になった事があった。
この店ではラーメン類の他にもタイ焼きなども売っているのだが、呆けっと眺めていたらお姉さんが
おもむろにタイ焼きを手に取るとバリをハサミで切り落しているのだ!
商品を均一にしたいのは分らぬでもないが、何故か納得できなかった。

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1時ちょっと過ぎに現場に到着。
持参にしたDVCAMのデッキをセッティングをしている最中に役所のK氏がやってきたのでG社の
I氏を抜きに打合せを開始した。
基本的には先日作ったビデオに昔作った別のビデオのシーンを混ぜ合わせるだけなので案外早めに終わる
と思えたのだが、同時に持っていった式典のビデオに予想外の指摘を受けてしまった。

まあ、パソコンでの編集なのでこの程度の変更は恐れるに足らないが編集方針が根本的に変わった
事の方が気が重い。
オマケに9日の打合せの際に一緒に持ってきてくれと言うではいか。

面倒だが、土曜日も多少作業をしないとゆっくり休めそうに無いようだ。


平成16年06月03日(木曜日)

昨日の夜に編集を粗方終えていたので今日は一日ノンビリ出来るはずだった。

ところが、半月分のデータをバックアップしようとHDDを抜き差ししているうちにドライブの
認識がおかしくなり始め、最後には全くデータが読み込めたくなってしまった。
まさしく近年最悪にして最大のピンチだ。

せめてレンダリングしたデータをテープにコピーしてあれば仮納品後に元のテープからキャプチャ
しなして時間稼ぎができるのだが、関連データまで無くなってしまい八方塞だった。

こうなるとなんとしてもデータのサルベージをせざるを得ない。
まずは時間を置いて再起動させたりジャンパーピンの位置を変えたりから始めたのだが、いつの間にか
読めないディスクが2台に増えてしまい更に困った事になった。

仕方がないのでメインマシン2号機にHDDをマウントさせて見たのだが、やはり状況は変わらない。
試しにファイル復活ツールを使ってみたが必要なデータが全く出てこなかった。

もうだめかと思ったが、ここで奇跡?が起きた。
ダメモトで古いPEN3マシンにマウントさせたところデータは全て読み出せることがわかったのだ。
しかし、元のメインマシンに戻すと認識がおかしいのだ。
細かく見るとBIOSや領域確保のレベルまではOKなのだが、OSがXPだとデータの認識が
おかしくなって読めなくなるみたいなのだ。

傾向と対策が出来たので最近使わなくなったWinMeの入っている起動ディスクでディスクをマウント
してバックアップを行い難を逃れたが、途中までHDDのDMAがOFFの設定になっていたのに気付かず
時間を浪費してしまった。

気が付けば時計は11時過ぎ。
データが助かったのでこの後の作業にも苦は感じないが、そもそもの原因が分らないので今後が不安だ。


平成16年06月02日(水曜日)

朝会社に行こうと歩いていたら、真横を消防車が2台猛スピードで走り抜けていった。
それだけならいつもの事だが、その消防車が直ぐ近くの橋の上に止まっているのを見て
火事でない事は分かった。
気にはなったが100m程はなれた場所なので無視して行こうと思ったが、スクープ写真を撮り
逃がしたて後悔したくもない。
意を決して野次馬の集まっている土手を駆け上ったのだが・・・バッチリ後悔した。
騒動の原因が『一体の土左衛門』だったからだ。

体をくの字に曲げたうつ伏せ状態で浮かんでいた男性の引上げ作業が間も無く始まろうと
していたのだが、不謹慎ながらそのような写真を撮っても使い道が無い。

その男性が何故そのようになったのかは気になったが、直ぐにその場を後にした。

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ビデオ編集をしていたらG建設のI氏から電話が掛かってきた。
予定通り週末に打合せを行う事の確認であったが、案の定というか絶望的な話しが出てきた。
次の仕事の元になるはずの原稿が未だに出来ていないと言うか、仮編集した後に考えると
言っているらしい。

まあ、それ自体は方法としては間違っていないのだが、最初の話しと違ってきたのが気になる。
ナレーション吹き込みの予定が白紙に戻ってしまったので一波乱あるかもしれない・・・・


平成16年06月01日(火曜日)

早いもので親父が退院してから1ヶ月が経った。
丁度大安吉日だったので両親を乗せて快気祝いを持って奥方の両親宅を訪れることからスタート。

会社に戻ってからはビデオ編集の続きをしていたが、この件での問い合わせが全く来ないので
テンションはかなり低い状態で作業を続けている。
増して途中で別な仕事の話しも来たので否応無くそっちの方へ意識が飛んでしまいがちだ。

それでも明日には片付いてしまいそうだが・・・

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小学6年生の女の子が同級生の女の子をカッターナイフで殺してしまったと報じられた。
しかし、分かっているのは『殺した』という事だけで、そこへ至る因果関係と経緯が分からない
ので続報を待たないとコメントのしようがない。

はたまた小学5年生の女の子がマンションから飛び降り自殺したり、娘に指詰めを強要した
父親がいたりと嫌な事件ばかり耳に入ってくる。

まあ、身近には悪い事は起きていないは幸いな事か・・・


平成16年05月分の日記

05/01 05/02 05/03 05/04 05/05 05/06 05/07 05/08 05/09 05/10
05/11 05/12 05/13 05/14 05/15 05/16 05/17 05/18 05/19 05/20
05/21 05/22 05/23 05/24 05/25 05/26 05/27 05/28 05/29 05/30
05/31


平成16年05月31日(月曜日)

朝から仕事・・・と、思いつつ執行猶予を生かして昨日やったシートの補修作業の
模様(?)をさっさとアップロードする事にした。
しかし、途中来客が有ったりして午前中にアップロードを終えられず、午後にずれ込んでしまった。

その後は真面目にビデオ編集を再開。
月曜日に仮納品を目指していた事もあり、ザクザク切り貼りするというよりチューニングの段階に
入っている。
週末に納品するのには余裕があり過ぎるが、それまでユックリ仕事をすることにしよう。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 

昼にテレビをつけていたら清水健太郎容疑者がまたまた薬で逮捕されたと報じられていた。

本来歌謡曲に興味のない私でも、彼のヒット曲『失恋レストラン』は聞いたことがある。
しかし、私の中では歌手でもなければ俳優でもなく、既に『薬のリピーター』の感がある。
人間は弱いものだから人気の反動という現実から逃れる為に放蕩を繰り返したり神仏に
すがったりする事は分からない訳ではない。
しかし、薬はヤッパリ反則だし、リピーターとなると誰もフォローすることが出来ない。

一度無くした信用を2度ならず3度も自ら放棄してしまった彼が帰ってくる場所があるか
否かは『神のみぞ知る』位に狭い場所に違いない。

合掌。


平成16年05月30日(日曜日)

午前中所用があったのでバタバタしたが、基本的にはダラダラした一日。

買出しに行かないと食材が底をつき始めていたので葛西方面を目指す事にしたのだが、
その前にポンコツ車のシートゴムの補修をする事にした。
しかし、今日はほぼ真夏の陽気だったので炎天下の作業は体力を消耗する。
そこで脳みそが煮えてしまう前に作業を程ほどで切り上げ、買い物ドライブにでた。

・・・暖かかった。


平成16年05月29日(土曜日)

平日の疲れがたまっていたせいか午前中は爆睡。
昼近くになってようやく起き上がったが、いつものように王様のブランチを見るに留まった。

しかし、2時頃に奥方の実家から電話が掛かってきたので、いろいろ準備をして夕方遊びに
行くことになった。
そんな訳で夜は奥方の両親を交えてサイゼリヤでリッチなディナーとなった。

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最近、いわゆるお笑い番組をよく見るようになったのだが、不思議な共通点がある。
それは幾ら見ても少しも面白くない点だ。
人を笑わせていると言うより、バカバカしい事、くだらない事をやって『笑われている』
輩が余りにも多いのには少々ウンザリしてきた。
以前は酷い素人芸人だと思っていたドランクドラゴンが真面目に稽古に励む『駆け出し』
くらいに感じられるようになったのは自分としても以外だったが、ようするにそれくらい
周りが酷いのだ。

では、なぜそんな輩が幅を利かせているのかといえば、それを見て笑う人間が彼らを
よりダメにしていると言える。


平成16年05月28日(金曜日)

会社に行こうと自宅の鍵を掛けた途端に電話がなった。
昨晩テロップに関しての問い合わせをていたのでその件での話しだったが、折り返し電話を
掛けたのにもかかわらず相手が電話中だったりとタイミングか合わなかった。

多少バタバタしながらテロップの件が片付いたので今度は来週の予定を聞く事にした。
なにしろ、常に『急いで』と仰る人たちの予定を満足させるためにはこちらもスケジュールの
先読みをしながら仕事をする必要があるからだ。

ところが、「来週早々の打合せの件」と、切り出した途端、『先方が何かと忙しいので打合せは
6月4日はどうかと言っている』とのこと。
それを聞いて真面目に急いでいた事が馬鹿みたいに思えてきた。

そんな訳で午後からは見積書などの雑務で時間を潰す事にした。
土日は休みだな・・・


平成16年05月27日(木曜日)

引き続き式典の編集。

昨日の最終段階ではザクッと繋ぎ合わせて17、8分と、目標の10分からすると長すぎる。
来賓挨拶などはフルに入れることなど不可能なので適当に切るのは当然だが、不公平があっては
ならないので時間を計りつつ均整をとる必要もある。

しかし、細かい事ばかり気にしていると作業がはかどらないので、兎に角、目に付いた不要部分を
片っ端から削りつつ、テロップを入れて体裁を徐々に整えていく事にした。

そんな作業に没頭していたら10時近くなってしまったので帰ろうとしたところ、ナレーションを
お願いする事にしたN女史からスケージュールに関してのメールが入っていた。
やはり平日にスケジュールをあけるのに苦労したらしく、当初の予定より5日程ずれ込むようだ。
まあ、何時ものようにナレーションが手元に来ないと最終版の間合いは取ることが出来ないので、
それまでにストーリーやナレーション原稿が仕上がっていれば作業もはかどるので、私としては
問題は無い。

むしろ先方がゴネてナレーション依頼が再びキャンセルになる事の方が心が痛む。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 

仕事から帰るとドラマ『離婚弁護士』が既に始まっていた。
今回は内縁の妻が内縁の夫に結婚を迫ると言う話しだったが、毎度の事ながら捻りが効いていて
実に面白い。

ドラマが始まる前のCMの印象から『十人十色の離婚劇』になるのかと思いきや、全くそうなって
いないのも飽きない理由かもしれない。

春のドラマも半ばを越えて後半戦に入ったが、『アットホームダッド』『離婚弁護士』の二本は
最後まで素直に楽しめそうだ。


平成16年05月26日(水曜日)

朝からビデオ編集の続きをやっていたら立て続きに電話が鳴った。
『今やっている編集が何時できるか』との確認もあったのだが、新たにビデオを作る話が
持ち上がったというのでうれしい悲鳴だ。
ただし、相手はお役所なので例によって『シナリオを今週中に書くから来週完成するか?』と、
無理な事を言ってS所長を困らせているらしい。

まあ、内容としては先だって作ったビデオに他社のビデオを混ぜて再構成らしいので、編集に
関しては大して苦労しないですみそうだが、ナレーションを入れなおす必要がある。
その為プロナレーターのN女史に依頼をしたのだが、担当者に立会いをしてもらわないと
どんな問題が起こるか分からないのでスケジュール調整に難儀しているようだ。
(本当は打ち合わせは電話で済ませて土日の空いている時間にゆっくりやって貰った方が安上がり
なのだが立会いでOKを出した後に重箱の隅をつつく人がいるの困ってしまう・・・)

いずれにしても仕事が続く事を素直に喜ぶ事にしよう。


平成16年05月25日(火曜日)

何時ものように朝のヨーグルトを食べて新聞を読もうとしていたら電話が鳴った。
午後から来る予定になっていたG建設のH親分が予定を早めて午前中にやって来る事になったらしい。

会社に着いて暫く雑用をしていたらH親分から『今青砥に着いた』と電話が入った。
どうやら時間の計算を間違っていたらしく早々と作業開始となった。

そもそもどんな用事で来るのか全く聞いていなかったのでビクビクしていたが、蓋を開けてみたら
以前作ったCG画像を資料用にプリントする事になった。
しかし、例によってH親分が相手なので単に出力するに留まらず、『あっちを変えて、こっちを
増やして』ってなかんじになった。
枚数が多い為、昼近くになっても作業は終わらなかったのでたので何時ものように食事を挟むのか
と思いきや、午後の予定がキツイらしくそのまま続行。
結局、最後の印刷を待たずに慌しく新小岩から支店へと戻っていった。

午後からは概ね昨日の続き。
相変わらずタイトル作りで頭を悩ませた。

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今日の『プロジェクトX』は『マツダのロータリー47士』の物語。
かなり前にみた事があるが、何度みても技術者の苦悩と努力には頭が下がるし、それを可能とした
広島という土地柄や名物社長の存在もやはり面白い。

これを見ていて思ったのは、またもや『三菱』の事。
ランサーしてもコルトにしても非常に良く出来た車といって間違いないはずだが、トヨタ車や日産車を
押しのけても欲しくなる車に思えないから不思議だ。

なによりもエンジニアや創業者の『こんな車を作りたい』という方向性が感じられず、他社の製品と
同等以上を目指したに過ぎないのが寂しい。
結局製品の向こうにエンジニアの顔が見えない上に、メーカー側からはお客さんを見ていない最悪の
状態をいかにして脱却するかに掛かっている。

まあ、私にはどうでもいい事だが・・・


平成16年05月24日(月曜日)

親父用のマシンにインストールしてあったDVのキャプチャカードを現在のメインマシンに
入れ替えてから先週の式典データの取り込みを開始。
撮影時間はおよそ40分であるのに対して目標は10分なので各シーンを4分の1縮めればよい
計算だが、実際にはそうは問屋が卸さない。
来賓挨拶などは後からバッサリ切り落とすにしても、区切りの良い場所を見越して取り込む為、
どうしても長めになってしまう傾向がある。
今回も気がつけばメインのデータだけでも予定の倍近い量になってしまった。

続けてサブカメラのデータも取り込まねばならないが、メインカメラデータの色調整から先に着手した。
今回は明るいテントの中で撮影を行ったが、カメラの設定を電球色(タングステン)で撮影したのにも
拘わらずまだ補正しきれていなかったのでビデオ編集ソフトでさきに元データを調整する事にした。

これを8時過ぎまで続けたが今日は全てを終える事が出来なかった。
明日は午後からG建設のH親分が来る事になっているが、それまでは今日の続きをやることにしよう。


平成16年05月23日(日曜日)

昨日から涼しくて布団が心地よくて堪らないので今日も昼近くまで寝ていた。

一応週末恒例の買い物へ出かけたものの天気が悪い事もあり、何もする気が起こらずゴロゴロ
していたら2時頃に気絶。 5時まで昼寝をしていた。

そんな訳で本日は何時も以上に食っちゃ寝ぇ〜な一日だった。


平成16年05月22日(土曜日)

猛烈に眠かったので昼近くまで爆睡。
雨も降っていたので何もやる気にならなかったが、ビデオのダビングをして月曜日の午前中に
届くように発送しないと落ち着かない。
まあ、日曜日の夕方までにやれば良いのだが、昨日プリントに出した写真と見積書に片を付ければ
明日はノンビリする事が出来るので重い腰を上げた。


平成16年05月21日(金曜日)

昨日のビデオ編集を始める前に諸々の後処理作業から開始。
ビデオ撮影に行ったのにもかかわらず内々の記念撮影までやってきたのでプリントは外注に出す
準備などをしていたのだ。

すると2時くらいに不意に来客があったので誰だろうと思ったら、私の結婚式の仲人をしてくれた
S氏夫婦が玄関先に立っているではないか。
親父の手術の事を聞いて出張の帰りに寄ってくれたらしいのだ。
ありがたい話しである。


平成16年05月20日(木曜日)

式典当日。
式は10時スタートであるが、移動時間と準備時間を考えて6時前に自宅を出発した。
すると早朝の為か道はガラガラ。山田うどんで朝食を済ませつつも8時前に現場入りする事が出来た。

到着後、早速準備を開始。
メインカメラ用三脚を司会者の間近に陣取りつつ、サブカメラ2台を配置しているうちに出席者が
続々と到着し始めたので、先ずその撮影から始めた。
間のなく式典が始まると言うのでサブカメラを回し始めていたら役所の担当者がメインカメラの
位置に文句をいい始めた。
内心『何を今更』と思ったが仕方が無いので式場の最後列にカメラを移動して脚立に駆け上った。

午前10時に予定通り式典が開始。
リハーサル通りに粛々と進んだのは良いが私が編集したビデオを『職員が手作りした』と発表する
くだりは何度聞いても苦笑させられた。

来賓挨拶が終わりいよいよメインイベントのくす玉割り。
カウントダウンに合わせてスイッチオン! プラズマディスプレイに通水の模様が映し出され、
くす玉が開いて一同拍手喝采。(極稀に開かない事がある・・・)
続くモニュメントの序幕も終わり、式典は無事に終了した。

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大したアクシデントもなく、ホッとしながら機材を片付けている途中、念のためサブカメラで
撮影した映像を確認していて唖然となった。
くす玉割の全体を押さえる為に後方に仕掛けていたカメラには最後列に立っていた関係者の頭
なども映っていたのだが、一番肝心のシーンでその中の二人が椅子の上に仁王立ちして写真を
撮りはじめたのだ。
回しっぱなしの無人カメラだから後からではどうしようもないが、こうして構想していた編集 計画は
見事に崩れ去った。

まあ、それを補うのも編集テクニックか・・・


平成16年05月19日(水曜日)

明日行われる式典のリハーサルに参加する為に朝から羽村を目指した。
なにしろリハーサルなので手ぶらでも良かったのだが、一応小型ビデオとデジカメだけの最低
装備を『給料の3ヵ月分号』に乗せてのドライブを決め込んだ。
(普段乗っているプレオが使用中だったのだ・・・)

高速道路をかっ飛ばしている途中、走行距離が8万キロに達したので写真をパチリ。
詳しい話しは近々に
『2cv日記』 に書くつもりだが、ハラハラドキドキものだった。

[写真:やっと8万キロ]

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2時から始まった通しリハーサルは結局5時近くまで掛かったのだが、思う所あって会社に
戻って直ぐ電車で錦糸町のヨドバシカメラを目指した。
何時ものサブカメラの他にもう一台サブカメラを設置する事にしたので、3台目用のワイド
コンバージョンレンズが欲しくなったからだ。

店に入って直ぐビデオカメラ売り場に直行し、たまたま居合わせた店員に
「ビクターのカメラに使うフィルター径52ミリのワイドコンバージョンで何か良いのは無いか」
と注文したのだが、私の言った僅か2,3の単語を自前のメモに書き込んだ後、
『少々お待ちください』と、言って右往左往し始めた。

「・・・どうやら使えない新人を引いてしまったようだ。」
それに気がついた時には既に遅く、新人君は誰も頼らずに自体を処理しようとして泣きそうな
顔で走り回っているのだ。
そのまま放って置くのも教育的な配慮だが、閉店前に帰りたかったので間近にあったパンフ
レットをめくって「これはありますか」と質問を変えてみた。
すると暫く待たされた挙句に『在庫していません。新宿店にならあるそうです。』と、必死な
形相なのだ。
言われた通り新宿に行った方が話しが早いかとも思ったが、直ぐに試したいものなので
「少しくらい高くても画質優先なのは在庫していないか?メーカーは問わないから」と、言った
ところ、遂にギブアップしたらしく見かねた他の店員がレジを打ちながらアドバイスを始めた。

結局、ショーケースに並んでいるソニー製のレンズを指名したのだが、新人君はまたもやバタバタと
走り回って見当はずれな場所を探し始めたので呆れかえってしまったが、品物がショーケースの
最前列に並んでいる事に気付くのを待っていたら本当に閉店しそうだった。

「これじゃないの?」と教えてレジに係りに回されたときには『あぁ〜やっと開放された』と
私の方が思ってしまった。
次には分かりそうな人を選ぶ事にしよう・・・


平成16年05月18日(火曜日)

昨日に引き続きデータの追い出し作業をやっていたらG建設S所長から電話が入った。
2つあった用件の一つ目は『何故お役所の人はそういう発想が出来るのだろうか』という
レベルの話しだったが、もう一方は洒落にならない話だった。
録音スタジオで立会いまでやった役所のK氏がカンパケになったビデオを持ち帰ってみたら
『ナレーションが青江美奈みたいなハスキーボイスになっていた』というので『なんとかなら
ないのか』と言い出したというのだ。

そんな大事な事を切羽詰ってから言われても言われた方は堪らない。
ナレーションに関しては私はスタジオで1度聞いた切りなので改めて聞いてみたのだが、発音の
癖によるかすれぎみな個所はあったものの、本番で使えないような決定的な問題には思えなかった。
これが何時ものようにナレーションをDATで受け取って合成した物であれば多少の修正も
可能だが、私の手を離れて完成しているので手の施しようが無いし、責任の取りようもない。

まあ、本番で一回しか見ない人たちには関係の無い話しだが・・・


平成16年05月17日(月曜日)

くだらない電話も掛かってこず、静かな一日。

木曜日の撮影とその後の編集を前にして、ポッカリと時間が空いてしまったので例のブラスバンド関係の
バックアップ作業をする事にした。
データの量はDVDメディアにして約12枚分、50GB以上あるので割り振りに苦労するかと思いきや、
1本の動画データが1GB程度で切ってあったので案外楽だった。
しかし、動画データ4,5本でDVDメディアが一杯になってしまうのだから凄い情報量である。

問題はバックアップ用のメディアが安物である事だ。
一応4倍速対応になっているし、ライティングソフトからも『4倍書き込み』が可能であるメッセージが
出るが不安は払拭できない。
そこで折衷案(?)として書き込み速度を『2倍速』に落としてジックリ焼きこむ事にした。

そんなこともあって、夕方までに焼いたディクスは3枚に留まった。
明日も特に用事がなさそうなので続きをやる事になるだろう。


平成16年05月16日(日曜日)

近所のスーパーの朝市で安売りがあるのでダラダラと起きたが、雨も降っていているし家に篭る事にした。
よって特に書くようなことは無い。

しかし、『砂の器』の事は書かないわけには行かない。
SMAPの仲居君主演のテレビシリーズが終わったので満を持して福田探偵から映画版のDVDを借りたのだ。

感想は、やはり映画版の方が『重みのある』作品であると言う事に尽きる。

もちろん今回のテレビシリーズは映画版の数倍の情報量があるため、原作や映画版の『行間』にあたる部分を
丹念に丹念に表現していると思う。
例えば蒲田署の若い刑事が事件の決定的な証拠である血の付いた衣服の破片を見つけるシーンはTVでは
殆ど1話を費やしているのに対して映画では30秒にも満たない映像と台詞で終わっている。
どちらが執念を燃やして探し回ったかが伝わるかと言えばテレビ版であろう。

しかし、映画とテレビのシーンあたりの時間を単純に比較するのはそもそもナンセンスであるから、すべてを
見終わった後の感想として映画版の終始一貫した緊張感がたまらなく良かった。

はたまた、テレビ版で『ハンセン氏病』をキーワードに使わなかったのはやはり失敗だったと思う。
差別につなげない為の配慮からであるのも良く分かるが、一番肝心の部分が抜けている感覚なのだ。

例えば北朝鮮による拉致にまつわる映画を作ると仮定して、『在日への偏見を煽らない為に』という理由で
『宇宙人による誘拐』に置き換えたとする。
一応、ある日突然肉親が行方不明になり必死になって探し回る人の苦悩や誘拐され全く見ず知らずの場所で
不安の中、いつ帰れるかも分からず苦労する様は表現できるだろう。
しかし、そこに至る歴史的な経緯(過去)や矛盾を含んだ現在、そして先の見えない明日(未来)を避ける
ことなく描かなければ映画は単なる作り話で終わってしまう。

世の中が益々ギズギスしてきたとしても、当たり障りの無い表現に終始してしまうと『二酸化炭素の抜けた
炭酸水』のように成ってしまいかねない。
最初の志しが抜けた其れは『只の水』であるから毒にも薬にもならない・・・


平成16年05月15日(土曜日)

特にやる事も無かったので爆睡を決め込もうと思っていたが、不意の電話で起きる事になった。
まあ、起きたからと言って何もする気が起こらないのでいつもの様に『王様のブランチ』を見ながら食っちゃ
寝〜しているだけである。

夕方、思うところあって奥方を手伝ってシフォン・ケーキを焼く事にした。
本当は先週の母の日に合わせて焼くつもりだったのだが、いろいろあって焼く事が出来なかったからだ。

しかし、卵を泡立てるところまでは順調だったのだが、卵黄に小麦粉を混ぜた時点で失敗の色が濃くなり、
結果的に焼きあがりは見るからに膨らみが悪く、只のスポンジケーキのようになってしまった。
しかもカロリーオフを考えて使った『ノンカロリーシロップ』の甘みが足りず、ケーキというよりパンであった。
以前作ったときには何も考えずにやって、普通に成功したのでこれは非常に悔しい。
何がいけなかったのかを検証して近々リベンジするつもりである。


平成16年05月14日(金曜日)

そろそろ出社しようかと思いつつ新聞を読んでいるときに母親から電話が掛かってきた。
会社にお客さんから電話が入り至急連絡をしてくれといわれたのだ。
早速電話してみると最初は昨日メールに添付したデータの読み込み方を教えてくれという事だったが、
続けて掛かってきた電話によると添付したデータを読み出す事が出来ないと変わって行った。

そこで自宅から同じデータを再送信してから会社へ向かったのだが、歩いている途中でまた電話・・・
メーラーの設定なのか、添付データが削除されてしまって読め無いという事になった。
仕方が無いのでデータ交換用のWebPageを仮につくって受け渡しはすることが出来た。

朝からバタバタしていたら本日休みの兄貴から『探偵から拉致予告があった』というので私も同行した。
当然のことながら行き先は秋葉原だが、私は一昨日来たばかりなので定期パトロールのようなものだ。

三人三様の目的をこなしつつ、私は幾つか衝動買い。
一昨日あれだけ悩んだ激安DVDメディアが、たったの2日しか経っていないのに、更に安くなっていた。
てなわけで、気が付けばスピンドル入りのメディアを20枚を1,172円で買ってしまった。
[写真:DVD-Rメディア]

「あ〜くだらないものを買ってしまった」と、店を出たものの、隣の店の軒先に奥方が好きな
『ポピー・ざ・ぱふぉーまー』のフィギュアー(?)が1個105円で売っていたので2種類ゲットした。
[写真:ポピー]

2時間近く歩き回り、探偵がHP作成ソフト、兄貴が8倍速書き込みのDVDドライブを買ったい、
歩きつかれたので一同は秋葉原を後にした。

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秋葉原に行っていたので、この日記を書いている時点では良く分からないが小泉首相まで年金未払い期間が
あったとニュースで騒いでいた。
昨日は公明党の党首を含めた首脳陣が未納だったと騒いでいたばかりでこの騒ぎである。
はたまたニュース23のアンカーの筑紫哲也氏が未払い期間があったことを謝罪して一時番組を降板する
などこの手の話はまだ続きそうだ。

しかし、国民年金の未払い期間があることが『全く払っていない』と、『25年の支払い期間を満了していない』
事が同列に扱われている面があるので更なる論議を呼ぶだろう。

個人的には、この事態を江角マキコさんがどんなに思っているか聞きたいものである。


平成16年05月13日(木曜日)

仕事をしていたような、していなかったような緩い一日。

HDDのデータ追い出しをやりつつホームページの更新でもしようかと目論んでいたところ、昨日仕事をした
K氏から電話がかかって来た。
何かと思いきや式の当日流すビデオの中に『ロープの束が写っているのに気が付いた』というのだ。
[写真:注水状況]

これは荷物の上げ降ろしをするのに使ったものなので、撮影時に気が付いていたのにも拘らず片付けて
もらわなかった私の凡ミスである。
しかし、放映は後にも先にも一回きり。時間は30秒足らずだし、ロープはコンクリートと同じよう色なので
普通の人間は勢いよく流れる水に意識が集中するので気が付かないだろうと踏んでいた。
実際検閲のためにお役所の人が大勢集まって何回も見ているはずだが誰もそれを指摘しなかったのだ。

にも拘らず、イベントを統括している会社の営業さんがこれに気が付いて不安になったというのだ。
何故なら世の中には『人の目は誤魔化せても私の目は誤魔化せない』とばかりに重箱の隅をつついて
大勢に影響が無い事を大問題に変えてしまう人がいるからだ。
そんな人に限って『木を見て森を見ず』な困った人だったりするのだが、それが偉い人であればある程
自体が深刻なものに変わってしまう可能性がある。
『そうなってからは遅いのでどうしようか?』と、言われたので私は「修正できるかチャレンジ
してみますので指摘されるまで内緒にしておきましょう」という事で話を終える事にした。

この電話の後、試しに修正してみると三脚で固定撮影しているのである程度上手く行くのだが、動画の修正
ソフトの使い方に慣れていないので仕上がりには不満が残ってしまった。
まあ、多分徒労になるだろうから最後までこだわって作業を進めるかは自分でも分からない。


平成16年05月12日(水曜日)

朝からナレーションの立会いの為に飯田橋にあるスタジオを目指した。

ところが前日『駅から歩いて5分』と聞いていたのにも拘らず10分歩いても目印のビルが現れず
集合時間を過ぎてしまった。
流石にあせってコンビに駆け込んで場所を確認したのだが、簡略化した地図しか見なかったので完全に
場所を勘違いしてしまっていたのだ。

結局、待ち合わせをしていたS所長と合流したした時には予定の10時を大きく回ってしまったのだが、
私はナレーションに直接関与するわけではないので大勢に影響はなかったようだ。(でも、素直に反省)

スタジオに入ると役所のK氏とナレーターの女性と先生が打合せをしていたが、私はそれとは別に
ビデオの打合せをする事となった。
その成り行きでナレーションの音声を持ち帰って編集するのではなく、その場でアフレコを行って
イベント会社に引き渡してしまうことになった。
私としてもその場で全ての片が付くのだから、願ったり敵ったりだ。
(何があっても対応できるように生テープだけでなく、カンパケのテープを持って行って大正解だった)

その後、ナレーション吹き込みは無事終了。
役所のK氏も仕上がりにご満悦のようで、皆上機嫌でスタジオを後にした。


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編集の仕事が手を離れてしまったので思いがけない暇ができてしまった。
そこで日ごろの運動不足を解消する為に徒歩であちこち散策をする事にした。

まず目指したのは神田小川町にある讃岐うどんの店『丸香』だ。
東京都千代田区神田小川町3−16−1
半月ほど前、あやふやな情報で食べ損ねた『本物の讃岐うどん』へのリベンジだ。
ところが、住所を控えていったのにも拘らず、目指す丸香が見付からない。
街角にある地図と電柱の番地表示を頼りに目的地を目指すのだが神田小川町の変則的な番地配置に
翻弄されて狭いはずの場所で右往左往していまったのだ。

隣の番地が大通りを隔てていたり、10番地の隣に20番地が現れたりして方向感覚が全くつかめない。
控えていた昼の営業時間は概ね2時とあったのだが、それが近づきつつ3〜40分歩き回ると次第に
焦ってくるしお腹もすいてくる。
なにしろ学生街も程近い人通りの多い街だからラーメンや餃子やファーストフードも選り取りみどり。
疲れてくるし頭にもきているので『この辺でてを打つか・・・』と何度も思ったが、その度に雑念を
振り払い丸香を目指した。

我慢の限界に近くなったころ、目の前に宅配ピザ屋の巨大な地図が目に入ったので駆け寄って現在位置を
確認したところ、そこは『神田小川町3−16』
・・・・ここじゃぁ〜ん
[写真:うどん丸香]

裏通りにいたので表に回ったところ、ようやくうどんの暖簾が目に入ったのだが、既に2時を回っていた
のでヒヤヒヤものだったが、『空いている席にどうぞ』と、言われ何事も無く注文することが出来た。

注文したのは『釜玉うどん』。
茹でたてのうどんに溶き卵を絡め、出汁しょうゆをかけて食べるシンプルなメニューだが、素材どうしが
融和しているというか、実に美味かった。
うどんの味に満足して店の外観をデジカメで撮影したのだが、後から考えると店がグルグル巡り歩いた
どの辺の位置にあったのかを確認する事を完全に忘れていた・・・
まあ、次回はまともな地図を持ってゆくことであろう。

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小川町にいるということは秋葉原はもう目の前である。
と、言う事で久しぶりに秋葉原へ足を伸ばした。

平日なのでジャンク屋の軒先は寂しかったが秋葉原の電磁波を堪能する事が出来た。

最後まで買うかどうか悩んだのが激安のDVD−Rメディアだ。
ハードディスクの中に昨年編集したブラスバンド演奏関係の巨大なデータが鎮座しているのだが、
不要と分っていても消し辛いのだ。
もちろんバックアップを取れば済む事だが、タダ同然でやった仕事なのでメディア代は捻出できないし、
そもそも金輪際再編集する事もありえないのでバックアップが無駄と分っている。
そこで激安のDVDメディアを物色したところ4倍速書き込み対応にもかかわらず10枚入りで
600円代のスピンドル入りバルク品を目にした。

しかし、台湾の有名ブランド『SuperX』よりも安いのだから保存性がどれほどあるか怪しいものだ。
直後は読めても1年後、10年後に読めなければバックアップの意味を成さないから避けた方が良い
と、思いつつも『他に方法は無い』事も分っているので堂々巡りとなった。

結局激安メディアは買うことなく細かな物を買って家路に付いた。
[写真:今日買った物]
本日の買い物は内部接続用USBケーブル(写真:左)とミニスピーカー(写真:右)

スピーカーはアンプもボリュームも無いヘッドホンに近い仕様であるが、メインマシンが2台になって
片方がサブとして動いている時の補助用に物色していたら、100円ショップに売っているではいか!

『100円ショップ恐るべし』と、言うより、デフレに呆れてしまった。


平成16年05月11日(火曜日)

基本的には何もしなかった一日。

明日のナレーション立会いの準備というほどの事ではないが、何処へも行かずにビデオの微調整をしていた。
この期に及んでテロップを直せだとか短い物を長く出来ないかと言うのだから困ってしまうが、お客様は
神様だから言われるままに従うだけだ。

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今回の『アットホームダッド』は面白いと言うより、切実な物があった。
先週までは男が家事をするタブーめいた物とカルチャーギャップが笑いを呼んでいたが、パートナーの
妊娠発覚となると笑っていられない。

ジェンダーフリー(性区別の撤廃)の観点から言えば洗濯や料理全般や育児をするのが男であっても
何の問題もないが、妊娠出産だけはどうしようもないからだ。
これは実際に女性が出産にまつわる期間は仕事が出来ないので収入が無い状態に陥るだけでなく、
仕事そのものを辞めなければならないケースがある。
そうなると主人公のように家のローンを抱えていると妊娠が経済危機の引き金になる可能性が有り、
貯蓄やその後の働き口が見付からなければ最悪のケースを招く事も考えられる。

今の世の中は育児休暇やその後の雇用維持をしてくれる企業の方が少数派と思われるから、この件が
絡むと少子化の流れは更に加速する事となる。
穴だらけの年金法案を無理やりに通した年金未払い議員や年金を自分たちのポケットマネーだと思って
いる高級官僚には全く別世界の話かもしれない

この辺を補完する福祉システムに着手するのが先か、某国の将軍が強制収容所に送られるのが先か
私にはどちらも予想する事が出来ない状態だ。


平成16年05月10日(月曜日)

月曜日だが昨日に引き続き天気が悪いので気が重い。
その為、今日こそヨドバシカメラか秋葉原に行こうと思っては見たものの、また留守番になったりして
タイミングと”その気”がシンクロしない。

すると夕方になって兄貴が出かけるというので車に便乗して駅までたどり着いたまでは良かったが、
どんよりした天気に気が重くなったのと、特に目的がない事から錦糸町のヨドバシカメラに行く事にした。

しかし、前から気になっていた一眼レフデジカメを手に持っても、ビデオカメラのコーナーを眺めても
何かピンとこない。
どれもこれも選択肢の最高位にあるものの、予算が追いつかないだけでなく、自分の琴線に触れる程
惚れ込む代物がないのが空しい。

まあ、わざわざ電車に乗って来たのに何も買わないのもシャクなので、割高だったが前から探していた
電池ケースとマイクロドライブ用のPCカードアダプタを買って帰った。

やはり聖地を目指さねば・・・・

[写真:今日買った物]
電池ケースが約300円、PCカードアダプタが約700円なり。


平成16年05月09日(日曜日)

特に用事が無いので週末の買い物からスタートしたが、時折雨の降る生憎の天気だった。
そんな訳で昼食(?)を食べたりテレビを観たりしていたものの、何もする気が起きなかった。

しかし、昨日と同じ今日が続くのも何なので、不意に故障したままになっていたノートパソコンを
分解と復旧だけはする事ができた。


平成16年05月08日(土曜日)

土曜日だが奥方が通常業務なので私も大した用もなく出社する事にした。
と、言っても休み中に仕事をしたりしたので最初から何もするつもりはなかったし、最近仕事が
詰まっていて秋葉原やらヨドバシに情報収集へ行くゆとりが無かったので雑務を済ませて
でかけるつもりだった。

ところが、到着早々親父が病院へ行くと言うので母親も一緒に出かけてしまい、留守番をする事になった。

仕方がないので病院から帰ってくるのを待ち構えていたのだが、いつまで経っても帰ってこない。
帰ってきたら来たで、くたびれていたのか皆居眠りを始めてしまい、出掛けるタイミングを逸してしまった。
こうなると何処へでも良いから出掛けたい気分となったので、妹に付き合って最近出来たホーム
センターへ行ったのだが、所詮は素人向けなので食い足りなさが残った。

その後電車に乗ってどこかへ行くかどうか迷ったのだが、既に夕方5時を回っていたので断念して、
自宅からポンコツ車に乗って近所の家電量販店と本屋に行ってお茶を濁した。

しかし、ストレスは依然解消されず・・・

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東京新聞の夕刊を読んでいて強烈な印象のあった記事が2つあった。

一つ目は『三菱ふそうトラックのハブの問題』。
タイヤ脱落事故が集注していたD型ハブを含めて何種類かを同じ時期に開発したらしいが、他社との
軽量化競争に負けじと殆んど強度実験をしないで短期間に『デッチあげた』代物らしい。
トラック業界では他社の製品が平均25ミリだったのに対して問題のハブは20ミリしかなかったので
ある時期から『これで大丈夫なのか』との疑問があったようだ。

素人考えでは”たかが5ミリ”と思ったが、強度は厚みの3乗に比例するという考えがあるそうなので
25ミリの強度が25x25x25=15625であるのに対して20ミリの強度は20x20x20= 8000と、
単純計算で約半分程度しかない事が分る。

その事を一番分っていたのが設計担当者だと思うが、まともに強度試験さえさせてもらえない様な物を
世に送り出さざるを得なかったのだから、物づくりに関わる者の1人として心中察する物がある。
「競争に勝つにはそれしか方法が無かった。上司にそれでよいと言われたので・・・」と言う人間で
ない事を切に望む。

二つ目はアメリカのドキュメンタリー映画『スーパー サイズ ミー(SUPER SIZE ME)』の話題。
公式サイト:
http://supersizeme.com/

監督自らが1ヶ月間マクドナルドのメニューだけを食べて過ごし、健康そのものだった人間が肉体的
精神的にどのように破壊してゆくかの記録だそうだ。
その間、メニューに乗っている物を少なくとも1度は試し、『スーパーサイズは如何ですか?』と、
勧められた場合にはスーパーサイズを選ぶ事にしたらしい。

実際にはそれだけでなく、色々なデータを織り交ぜて肥満大国アメリカの現状を浮き彫りにして要る
らしいのでチョット見てみたい気がした。

それにしても『ボーリング・フォー・コロンバイン』もそうだが、強烈な映画ってあるものだなぁ〜


平成16年05月07日(金曜日)

終始HDDデータの追い出し作業となった一日。

昨日連絡が取れなかった営業氏に再度電話をかけたのだが、なんと午前中は休みだというのだ。
電話応対のお姉さんは『連絡が取れ次第おりかえします』と約束してくれたのだが、なんだか糠に釘っぽい。

本当はバックアップ用のメディアを買うついでに秋葉原の散策をしたいと思っていたのだが、出先で電話を
受けるのも落ち着かないので会社の番号しか教えていなかったので今日も会社で大人しくする事にした。

私がやっているバックアップの手順として
1. 編集真っ最中のデータは対にしてあるサブのHDDに丸ごとコピー
2. 作業が終わったらDVD+RWにコピー
3. 何年か経って追加や修正の無いデータはDVD±Rのディスクに固定化
4. 3.によって空いた+RWディスクは2に使いまわす
・・・ってな感じだ。

ところが、昨日から作業をしているうちに今までバックアップしたデータディスクの内に1枚だけ
読み込めないディスクがあることに気が付いた。
まあ、金輪際追加や修正の考えられない物なので、いっその事全部削除してしまっても構わないのだが、
やはり自分のやった仕事の証なのでゾンザイに扱う事は出来ない。

それより、安価なメディア(台湾製)と言っても安定していると思っていたブランドでも間違いがエラーが
起こるという事実の方が怖かった。
其れを考えると今日バックアップしたデータも更に最低1枚ずつ『バックアップのバックアップ』が
必要な気さえする。
これは”困った事態に陥って初めて”バックアップの必要性を感じる事になる古くて新しい大問題だ。


平成16年05月06日(木曜日)

今日はG建設のS氏から午前中に電話が入る事になっていたので、いつもよりも多少早く9時頃に
出社したところ私宛に電話が入っている真っ最中だった。
S氏からにしては早すぎるなと思ってたらお役所のK氏であった。
何かと思ったら『編集が終わっているか』の確認だったのだが、同時に編集済みのビデオテープを
S氏に既に引き渡したかと言う内容だった。

まあ、物事は余裕を持って前倒しで行うのが良いのはわかるが、『2ヶ月も話を暖めた』人たちが
休み明けの朝一に『引渡し済みか?』っていうのが如何にもお役所の感覚だったので内心苦笑した。

その後S氏から連絡が入り午前中にビデオと昨日作った見積書を渡して一段落・・・と、思っていたら
午後になって再度別件で電話が入った。
ナレーションの吹込みを行う日付が決定したと言う連絡であるのと同時に、イベントを統括している
担当者と打合せをしてくれというのだ。
そこで早速電話を掛けたのだが担当者は会議中だという。

電話に出たお姉さんに『終わり次第、折り返し連絡をさせます』と言われたので、いつ来るかと
てぐすね引いて待っていたのだが、結局夜8時近くになっても電話は来なかった。

こうしてゴールデンウィーク明けの一日は身動きの出来ない日となってしまった。


平成16年05月05日(水曜日) :こどもの日

ゴールデンウィーク最終日。
本日も予定が無いので遊びでも良いのだが、休み明けに向けて見積書を作りに会社(実家)へ出向いた。

ところが、見積書といっても既に仕事には着手済み・・・というより、間もなく完成する仕事に関してなので
世間一般的の感覚から大いにずれた奇妙な書類といえる。
しかもこれを元に最終的に値段を決めるというのだから、普通では考えられない話かもしれない。
それもこれも飛び込み仕事の一見(いちげん)さんでは無いから出来る話だ。

パソコンの前に座るとあれこれ雑念と妄想が膨らむのと、承認をする肝心の社長(親父が)作業に没頭して
いたので見積書を3枚作るのに半日も掛かってしまった。

明日から仕事だ・・・と、言うが、実際には雑務で終わりそうだ。

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夜、『トリビアの泉』を見ていたら『2009年には秋にもゴールデンウィークがある』 というトリビアが披露された。
しかし、その鍵が『国民の休日』にあることは番組内の説明で分かったのだが、今度は国民の休日自体が
謎になり、首をひねる事となった。

国民の休日といえば5月4日を指す奇妙な休日だとばかり思っていたのに、何故同じ休日が発生するのか??
その原因を調べたところ、己の無知と奇妙な法令を知る事となった。

まず5月4日=(イコール)国民の休日というのがそもそも私の勘違いだった。
『国民の休日』が『憲法記念日』と『こどもの日』をつないで連休にする為の休日だと言う認識が
そもそもの間違いで、正しくは

< 国民の祝日に関する法律 >
第3条 3項(S60(1985)/12/27施行)
その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(日曜日にあたる日
及び前項に規定する休日にあたる日を除く。)は、休日とする。
ゆえに5月4日が
日曜日の場合はただの日曜日(祝日ではない)
月曜日の場合は憲法記念日の振り替え休日
火曜日から土曜日ならば『国民の休日』
という、のが法令にならった理屈になる。

この法令が9月の『敬老の日』と『秋分の日』の間にも適用できる為、9月にも『国民の休日』が
発生して秋のゴールデンウィークになるという訳だが、『暦の神秘が生み出した賜物』というより
『人間のご都合主義が生んだ奇妙奇天烈な日』に思えてならない。

P・S
国民の休日に関しては角田(つのだ)桂一様のWebSite: 
AddinBox[9月の国民の休日]
参照させていただきました。 勉強させていただき、厚く御礼申し上げます。


平成16年05月04日(火曜日) :国民の休日

今日も何も予定なし。
午前中に妹から『どうでも良い』メールと電話を受けなければ、またまた昼まで寝ているところだった。
まあ、起きたものの何もする事が無いのでボーっとテレビをしばらく見ていた。
(↑ホームページの更新とかは・・・・)

しかし、うかつにテレビを点けていると『赤い霊柩車』や『混浴温泉連続殺人』などドラマの再放送を
見る羽目になるので、とりあえず車に乗って近所のパトロール(?)に出かけた。
すると近所の園芸屋さんでテレビで話題の『ヤーコン』の苗が売っているのを発見してしまった。
日曜日もテレビを見終わって直ぐにヤフオクをチェックしたらそこそこの値段が付いていたので、すわ
『ヤーコン転がし』でも始めるかと思ったが、馬鹿馬鹿しく思えてきたので一株だけ買って帰った。
(後はバジルとお花の苗各一株ね。)

家に帰りしばらくガーデニングごっこ。
ヤーコンはサツマイモ状の野菜なので専用のプランターを用意するかどうか迷ったが、結局余っていた
深めのプランターに植えて様子を見る事にした。
バジルの苗は去年トマトを植えていたプランターに植えたのだが、土に有機物が多いのかダンゴ虫が
猛烈な勢いで増殖していてナウシカの王蟲の大群を見るかのようだった。

それにしても今日は猛烈な風が吹きすさんでいてチョット怖かった。
ガーデニングをしている最中も屋根が飛ぶような風音でギョッとしたが、案の定お隣の植木鉢郡が
風で吹き飛ばされて物凄い事になってしまった。

連休は明日で終わりだが、最後の最後まで何もしないで過ごしそうである。

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CXのテレビドラマ『アット・ホームダッド』がチョット面白い。
腕利きの映像クリエーターがリストラが元で主夫になるドタバタコメディーだが、どのように話が展開するか
安部寛ファン(?)としては大いに期待している。

男がハウスキーパーをするドラマは新しい分野ではないが、世間一般では未だ呪縛のようなものがあり、
それが自然な笑いを誘う鍵になっている。
しかし、『男は外で仕事、女は家で子育て』という価値観は陳腐化を始めている事なので、其れを見て
手放しで笑っていられる人は十分にお目出度いといえる。

果たして主人公は再就職ができるのか? はたまた主夫の道を突き進むのか??
いずれにしても重要なのはベクトル・・・方向性を持った力だと私は思うのだが結末やいかに?!


平成16年05月03日(月曜日) :憲法記念日

特に何も予定が無いので昼近くまで爆睡。
ダラダラ起きてからもやる事が無いのでボケッとテレビを見たりうたた寝をしたり、
無意味にポップコーンを食べたりして過ごした。

しかし、さすがにそれで一日を終えるのが詰まらなかったので、夜に以前から気にしていた
環七にあるトンカツ専門店に行くことにした。
まあ、専門店と言っても牛丼屋と何ら変わりの無いファーストフードチェーンなのは外観から
想像できるのだが、さすがに味だけは想像するわけには行かない。

席に通されてメニューを見るとかつ丼単品で500円を筆頭にしてどれも安価である。
ロースかつにしてもご飯と豚汁(小)におしんこがついて700円なので、私は迷わずそれを
選択。 奥方がかつ丼のセットを頼む事にした。

5分くらい待っただろうか、注文したカツどんとロースかつが届いたので早速食べ始めた。
まずロースかつは予想以上に大きかった事に先ず目で満足。
一口食べて見ると衣がサクットしているし、油も良く切れているのでまずまずであった。

しかし、ご飯がイマイチだった。
『た○くわえ君』では無いかもしれないが、長期保存を行って新鮮味のなくなった古い米の
香りと味が総合評価を大幅に落としている。
これがどんぶり物であればタレで味を誤魔化す事もできるのだろうが、純粋にご飯だけ
が盛られた丼飯ではコストダウンを何処で行ったかがバレバレだ。
この感想を持った後はトンカツ自体の味にもジューシーさや油の旨みを感じられず、最後まで
イマイチ感を払拭する事が出来なかった。

まあ、絶対的には安いのでもう一度くらい行っても良いかもしれないが、出来ればカツの大きさを
縮めてでもご飯の質を向上させてもらいたいものだ。


平成16年05月02日(日曜日)

普通の日曜日だが、近所へ買い物にも行かず、ひたすら惰眠を貪った。
やはり土日で無いと寝過ごす事が出来ない体になっているようだ。

軽い昼食を食べ、噂の東京マガジンを見終えてから何時ものように葛西方面に買い物へ
奥方がポンコツ車を運転して行くことになった。
GWで交通量が少ない事もあるので奥方には良い運転練習となるはずだったのだが、
最初の目的地にたどり着き、車庫入れの途中でエンストしたままエンジンが掛からなく
なってしまった。
まあ、暖かくなってホットスタートし辛い季節が来ただけの話しだが、ここで本日の教習は終了。
その後は何時ものように私が運転する事となった。

最初の店を出た後で急に予定を変更して南砂のショッピングモールを目指す事にした。
しかし、これは結果的に失敗。
不確かな記憶を頼りにそこへ向かったのだが、目当ての『100円讃岐うどん』はそこに無く、
仕方なく冷凍うどんと思われるざるうどんを食べて帰ってきた。

その後は予定のコースで買い物を続けたが、本日は”これ”といって買い得品に出会うことが
無く、ありふれた買い物ツアーとなってしまった。

まあ、掘り出し物は足を使って探さないと出会えないと言う事であろう。


平成16年05月01日(土曜日)

本日は親父がはれて退院する日となった。

12時半頃に迎えに行き、諸先生達に挨拶を終えて帰ったのは2時近くとなったが、むしろ
家に帰ってからの方が大変だった。

夕方には車椅子と松葉杖が届く事になっていたのだが、それまでは介助する術がないので
二人係で両脇を抱えるか背負うかしないと玄関を入って家に入ることすら出来ないのだ。

夕方になり、注文していた車椅子が届いたので一応予定の行動は終了。
その後、止せばいいのに小岩に退院を祝う会と称して飲みに行くことになってしまった。
まあ、アルコールを飲んでいたのは私と妹だけで、他の参加者はウーロン茶を飲みながら
カレイの唐揚げとあした葉のてんぷらを筆頭に1時間ほど飲み食いしてあっという間に終わった。

親父が帰ってきて騒がしさも戻った一日だった。


平成16年04月分の日記

04/01 04/02 04/03 04/04 04/05 04/06 04/07 04/08 04/09 04/10
04/11 04/12 04/13 04/14 04/15 04/16 04/17 04/18 04/19 04/20
04/21 04/22 04/23 04/24 04/25 04/26 04/27 04/28 04/29 04/30


平成16年04月30日(金曜日)

世間はゴールデンウィークで休みの人も多いが、仕事が片付かないので今日も仕事。

すると当然であるかのごとくお客さんから電話が入り、休み明けの打ち合わせとなった。
(真面目に出勤してラッキーだった?)

昼過ぎにはナレーション録音に関して連絡が入ったりしたのだが、先方も又聞き又聞きで仕事の
全体像を分かっていない様子でいまいち話しが噛合わず、ちぐはぐな感じだった。

まあ、自分の仕事と役割は心得ているのでありのままに話して理解してもらったが、電話の後で
調べてみると相手もビデオの撮影や編集をやる同業者であった。
思い起こせば業界用語っぽい単語が入り混じっていて多少戸惑ったりもしたが、恐らくこちらが
何者なのかを探っていたのかも知れない。


平成16年04月29日(木曜日) :みどりの日

今日はみどりの日。 旗日なので全国的に休みだが、個人的には例の仕事が終わらないと休めない。
それが頭にあるせいか、朝寝坊して良いのに体が休日モードにはなってくれず早起きしてしまった。

若干遅めに会社へ行き、昨日指示のあった箇所の修正作業を開始した。
まあ、基本的には不要箇所の削除と怠惰な箇所の調整なので楽な作業といえる。

すると夕方くらいに妹から電話があり、新しく出来たホームセンターに遊びに行くことになった。
これによって事実上、本日の作業は終了。


平成16年04月28日(水曜日)

3時に立川へ行かないといけないので午前中は納品の準備。

式典の当日に使うもう一本の短いビデオをチョちょいと編集してレンダリングに入った。
ところが、どう言う訳か『納品作業』をすると妙なトラブルを呼び込むらしく、レンダリングが
妙なエラーで止まったり、些細な不具合を見つけたりして思ったように進まない。
漠然とした予定としては納品用のデータはDVDに作りこんでからササっとダビングするつもりだったが、
実際には待ち合わせ時間から逆算した1時半に会社を出るのが精一杯だった。

予定どうりにG建設のS所長と合流して立川の某事務所で編集したビデオの試写となった。
当然ながら修正の指示はあちこちあったが内容的には概ね好評だった。
しかし、お役所の人たちはいろいろな立場の人が入れ替わり立ち代り来て、その度にビデオを何度も見ては
『あーでもない』『こーでもない』と、集約されない話し合いとなった。

結局、休み明け一番に修正版を際納品する事になったが、作業は当然ゴールデンウィーク中となる。
くだらない売り込み電話が掛かってこないので集中して仕事が出来るのは良いが、これが終わらないと
私のゴールデンウィークが始まらないのが実情だ。


平成16年04月27日(火曜日)

昨日と同様にダラダラとビデオ編集。
とはいっても、昨日より多少真面目にファインチューニングって感じだ。

無意味な間を1秒単位で削って行き、怠惰な場所はスピードアップする事で全体を磨き上げていった。
すると、当初入れるかどうか迷っていた場所もバッサリと削除する事で余裕を持って長さは5分になった。
まあ、これでも長いと言われる可能性は高いが、叩き台としてはこのあたりに留めないと素っ気が無い。

明日の仮納品は今からドキドキ物である・・・


平成16年04月26日(月曜日)

朝からダラダラとビデオ編集。
大枠ではまとまっているし、お役所の方々が見た後で修正が加えられるのが目に見えているので作業には
大して力は入れていない。
しかし、やれる事はやっておかないと文句を言われるのも私なので、押さえるところは押さえているつもりだ。

何よりも困った事は内容を詰め込んでいるので先方が希望している3分半では収まりそうに無い事だ。
そもそもどんな根拠があって出た数字なのか分からないが、予定通り5,6分にしないと目まぐるしい作品に
なってしまい、見せられる側が災難である。

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デジカメを使うようになって以来、複数組の充電池を携帯するのになった。
そこで単三型電池を4本単位でビニール袋に入れたり、お菓子の入っていた財布風ケースに入れたりして
いたが、案外かさばってしまうのでスマートに管理する方法が無いものかと思案していた。

そこで理想的には単三電池が4本単位で入るプラスチックケースがあれば良いと思っていたのだが、
『ケース付き電池』は見かけるものの『ケースのみ』は見かける事が無かった。
それこそ100円ショップで扱ってもよさそうなものなのに入手する事が出来無い事を疑問に思っていた。

しかし、インターネットで検索したところ『そのものズバリ』の商品が通信販売されていることが分かった。
ネクセル・ジャパンから発売されている電池ボックスである。
[写真:NEXcell電池ボックス]

単三電池4本ないし単4電池を4本(6本?)収納できるケースが2個セットで200円というが、
通販でまとめて買うともっと安くなるようだ。
ヤフオクにも出品されており5セット10個以上だと単価が80円となるので『それで行こう!!』と、
一瞬思ったが、実際にはカメラなどに入れている分も含めても10個も使わないので熟慮する事にした。

このメーカーからは『単三電池を単一電池として使うアダプタ』などユニークな隙間狙い商品をランナップ
していると同時に低価格のニッケル水素電池や充電器もリリースしている中々興味深いメーカーだ。
気が付けば先月秋葉原で8本買ってきた電池もこのメーカー製であることに気が付いた。

あまり聞かないメーカーではあったがOEM供給などで意外と身近に接しているのかもしれない。


平成16年04月25日(日曜日)

仕事にも目処が立っているので完全に休み。

少々遅く近所のスーパーへ買出しに行き、昼食を食べてから車で出かけるいつものパターンであった。

例によって葛西方面を巡回し、『サミット』で小休止してから靴を買いに行く事にした。
すると目指した安靴屋の駐車場はいつに無く人と車で溢れ返っているのだ。
妙な熱気に違和感を覚えて店に入ったところで『新装開店』のチラシ。
そこで初めてごった返している意味を理解する事が出来た。

今履いている靴もこの店で買った三千円くらいの物だが、一見それと同じ位のブランド(?)品が千円くらい
から店頭に並べられているのだから貧乏人が狂喜するのは当然の事か・・・
気が付くと私も2足の靴を持ってレジに並んでいた。

最近の風潮だろうかポイントカードをもらり『またお越しください』と言われたのは良いけれど、
考えてみれば今まで履いていた靴はどれも2年以上履いている。
加えて仕事が増えれば安全靴を履く事も多くなるのだから、次に来るのは4年先か5年先になるか全く分からない。
まあ、1万円の革靴を履きベンツを乗り回すって自分は有り得ないことは『間違いなあぁい』。


平成16年04月24日(土曜日)

土曜日ではあるが、奥方も通常業務だというので私も出勤して編集の続きをすることにした。

まあ、お役所の親分からもらった台本(のよなうな物)に従って撮影をした映像を並べ替えるだけなので
カリカリチューニングをしなければ2日もあれば形にはなってしまう事は想像に難くない。
(雑念を祓って集中すればの話・・・)

細かな疑問を感じながらも夜には大よその形に出来上がったので業務終了。
奥方が帰宅したのを確認してから母親と妹を含めて4人で『お寿司のマーチ』で夕食を食べて一日が終わった。

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帰宅してテレビをつけたら『エンタの神様』なる番組をやっていた。
いつもは裏番組のニュースを見る事が多いので殆ど見た事がないのだが、「友近(ともちか)」が出演する
というので迷わずチャンネルを固定した。

するとヤッパリおもしろかった。
シニカルな笑いの質もさることながら、『役に完全に成りきる』一人芝居自体が既に大した芸になっている。

『どうでもいぃですよぉ〜』と、やる気のない芸風や素人の宴会芸を2,3披露した挙句『落ちでぇ〜す!!』
と、客に笑いを強制する芸風など『笑わせる』のではなく『笑われている』芸NO人が幅を利かせている中に
あって、友近は異彩を放っている。
『長井秀和』が去年後半から注目されているが、それ以上に注目されてよい実力派なので大化けする日も近いかも・・・


平成16年04月23日(金曜日)

6時半に起きて羽村へロケへ行った。
今日は式典でダミースイッチを押した時に流れるビデオ用の映像を撮るのが目的だ。

『ダミースイッチを押すとシールドマシンが動き出す』と言うのは良くあるのだが、今回は
『水が流れる』という今までになかったパターンである。
(しかし、ヤラセと言う点は同じ)

ところが元々水害を防ぐために構築された極端に容量のあるトンネルなのでタンクローリーで少々
注水したくらいでは水は流れたくれないのだ。
しかも下り勾配が1%と非常に少ない・・・と、言うより殆んど平らである為午前中の注水では
辛うじて浅い水溜りが出来るに留まった。

しかし、撮れないからと言って合成で何とかなる性格の代物ではないので親方が一計を案じてくれた。
午後までに出来るがぎりの水を追加投入した上でトンボを使って人力で水を押し出すと言うのだ。
職員総出と言っても高々5人余り。 どうなる事かと見守っていたら意外や意外、迫力のある映像を
撮影する事ができた。

[写真:注水状況]

ビデオは2台のカメラで撮影したので上手い具合に繋ぎ合わせれば十分使えると思っているのだが、
問題はむしろ監修しているお役所のチェックだ。
『もっと水を増やせ!』と、言われる可能性がかなりあるので大いに心配している・・・

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会社に戻り夕方のニュースを見ていたら驚いた。
ダイムラークライスラーが三菱への経済支援を停止すると、報道していたからだ。

三菱はハイテク技術を多く保有しているので大規模なリコール隠しで傾きかけたといっても
それ自体は美味しいと思い、再建に乗り込んできたダイムラーのスタンスは非常に分りやすい。
しかし、出てくるのは欠陥ハブの隠蔽問題など悪い物ばかりでダイムラー本社も閉口したのだろう。

そもそも私には三菱が車を作っている意味がイマイチ分らない。
多くの自動車会社は創業社長の『こんな車を作りたい』という理想論や目的意識からスタートして
いるが、三菱の場合その辺が非常に希薄に感じる。
無論、三菱と言えば究極の戦闘機『零戦』を作った技術力を生かす場としては自動車産業は
打って付けだったのだろうが『スバル360』を作った富士重工業とは似て非なるものを感じる。

この先どうなる事やら・・・


平成16年04月22日(木曜日)

コタツで目を覚まし、軽い二日酔いの状態で仕事。

一昨日のビデオの編集をボチボチとはじめた。
納期がきついので多少残業をしたが、明日も朝一番でロケに行かねばならないので何となく仕事が手に付かない。
と、いうよりヤッパリ二日酔いのせいかな?


平成16年04月21日(水曜日)

昨日撮影したビデオの取り込み作業などをやっていたが、なんとなくノンビリとした一日。

朝一番に会社の方へお役所の人から電話が入ったのだが、私が出社する前だったので内容は言わずに
『かけ直す』と、言われたので戦々恐々として電話を待っていた。
しかし、掛かってきた電話の内容は大したことではなかったのでホット一息ついた。

一息ついたついでにサボっていたスバル・プレオのオイル交換をやりにオートバックスへいった。
一番安いオイル4リッターとエレメントをレジに持っていったら、平日の午前中だけあって早速呼び出され
オイル交換作業に入り、あっという間に作業は終了した。

ところがここで小さなトラブル。
仕事が残っているので簡単な説明を受けて直ぐに店を後にしたのだが、出て直ぐに忘れ物に気が付いた。
オイルは4リッター購入したが、プレオにインストールされた量は約2.5リッターなので、残りは
妹のスクーターに使うつもりだったので、出口を出て直ぐに店を一回りして先ほどのピットに乗り付けた。

当然先ほどの担当者が何事かと寄ってきたので「残りのオイルを忘れていた」と言ったら、スタッフ一同が
何故か困った顔をしているのだ。
するとその中の一人が『・・・もう潰してしまいました』と、つぶやいた。

ようするに余ったオイルに関しては事前に「持ち帰る」と言っておかないと、即座に捨てるのがルーチン
ワーク化しているのだろうが、1.5リッターはどう割り引いて考えても僅かな量とは思えない。
まあ、世の中にはいろいろな人がいるから、まとまった量でも持ち彼らない人がいるかもしれないが、
「残りはどうしますか」と一言聞けば済むだけの話だと思うのだが・・・

結局同じ程度のオイルを別の缶に入れて貰って丸く収まったが、何か釈然としない思いが残った。

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取り込み作業は午後には終わってしまったので、遣り残していた写真のプリントや雑務をこなして
本日の営業は終了。
夜は何年かぶりに高校時代の友人達と新小岩で小さな飲み会を開いた。

気を許せる仲間が集まり私も大いにテンションを上げて飲み続けたせいか、久しぶりに記憶が無くなった・・・


平成16年04月20日(火曜日)

朝一で東京都羽村市へ行き、来月行われる式典用際に流すビデオ用の素材撮影を行った。
このビデオには多数の先導者がいるため方向性に多少の不安があるものの、本日は役所の某氏が
音頭をとっているので素直に従う事となった。

まず午前中は地下トンネルの撮影。
地下鉄と違い、雨水を溜める為のシールドトンネルなのでバッテリーライトが無いと全く写らない
被写体であるが、大勢で入って行ったので案外楽に撮影することが出来た。
しかも先に立っているK氏がプロデューサー気取りであれこれ指示してくれるので楽な事この上ない。
経路をたどって3箇所ばかり撮影したが、どのシーンにも『トンネルの大きさを表現するため』と、
称してお役所の人が必ず写っているのはご愛嬌と言うところか・・・

午後からは地上部の撮影。
スケジュールが押していたので食事はお役所の人たちと待ち合わせた撮影場所の公園でお弁当を
食べたのだが、現場の所長さんは『ロケ弁、ロケ弁』と、妙に喜んでいた・・・

これまたトンネルの経路をたどって地上部のあちこちを撮影して回り終えたのは3時半、
事務所に帰って打合せを終えたのがった4時半近くなったが、天気が良かったので良い画が撮れた。

予想通り粗編集を超特急でやり月末には見せねばならないが、明日はチョット息抜きが出来そうである。


平成16年04月19日(月曜日)

結局一睡も出来ずに朝を迎えた。
時間の流れが一昨日と全く同じになってきたので、納品をするために大幅なごまかしを行って時間を
稼ぐことにして2台のパソコンをフル稼働させた。
(今回の件でハッキリしたのは年末に組み立てた新型マシンがCG制作で最も顕著な性能を示す事と、
旧メインマシンも2年近く使っている割には十分な戦力になっている事だ)

結果として納品は一昨日と同じ11時になってしまったが、ビデオを使うのは午後だと聞いていたので
遅刻をしたわけではない。
それに、誤魔化したとはいえ、指摘された箇所は要求を概ね満たすように調整してあったのでOKをもらい、
上機嫌で帰る事が出来た。

無理ムリ、ギリギリのスケジュールをこなせたので本日の営業は終了。
本当は直ぐにでも寝てしまいたいところだが、明日は朝からロケがあるので準備やら雑務をダラダラやった。

明日は晴れるかな?


平成16年04月18日(日曜日)

珍しく9時に起き出して活動を開始。
日曜日としては異例の早さであるが、仕事が残っているの止むを得ないのだ。
と、言うわけで昼ごろに会社に着き本格的に仕事を開始した。

CGの修正点は
1.滴り落ちる水滴を目立たせる。
2.スクリューで絞られる土の質感と表現方法を変更
3.処理済みの土が常に出るように変更
以上3点だった。

まず、一番簡単な1の水滴から着手した。
水滴が目立たない理由は自分が一番良く分かっているので大きさ、量共に大袈裟に増やしてやった。
次に簡単なのが3.であるが、仮編集の時時間の関係もあって2次元アニメで誤魔化していた。
まあ、2次元といっても崩れ落ちる土くれを細かい部品で表現したので自分ではチョット気に入って
いたし、作業は難しくないので後回しにした。

問題は2の表現方法だった。
質感についてはマテリアルのデータをチョット調節するだけでどうにでもなるが、連続的に質感(主に色)を
アニメで表現するのが難しいのだ。
無論ただ手をこまねいていたわけではない。
スクリューの回転と移動にリンクしつつマテリアルチェンジを行うプログラムのテストモデルはそれなりに
成功したのでテストモデルを次々と拡張して流れる土にしようとしたのだ。
ところが、基本としたモデルは泥団子かジャガイモのような代物のため、言いようの無い違和感があったのだ。

ジャガイモがだめならパネル。パネルがだめなら立方体。立方体がだめなら平面・・・と、あれこれ試した
ものの、どれもイマイチしっくりこない。
腕組みをしてウンウン唸ってみても夜中の3時を過ぎたころにはアイデアというより、やる気が薄らいで
きてしまい、能率が猛烈に落ちてしまった。

(翌朝に続く)


平成16年04月17日(土曜日)

昨日仮納品したビデオのCGに修正依頼があったので月曜日までに際納品しなければならなくなった。
しかし、徹夜の上で大酒を飲んだので午後まで爆睡。
結局食事をして会社に行ったの夕方という、普段の土日以上に遅いスタートになってしまった。

『まあ、大概エンジンが掛かるのは夕方近くだから丁度いいのかも』と、言われていたものの、所詮私は
根性なしの怠け者なのでそんなに都合よく行くはずも無く、気が付けばデータの微調整程度しかやらず
終いだった。

まあ、昨日の今日だしね・・・


平成16年04月16日(金曜日)

プログラムが終わらなかったので一睡も出来ないまま朝を迎えた。
今回は2台のメインマシンを駆使してく作業をしていたのでレンダリングの間もプログラムを
続けられるのストレスが溜まらかった反面、人間は休めないのは困ったものである。

6時を回り7時になってもプログラムが終わらなかったので焦りに焦ったが出来ない物は仕方がない。
スマートに仕上げられない事より納品できない事の方が重大なので一部をビデオ合成で誤魔化す事に
して何とか目処がついた時には8時をまわっていた。
しかたなく『10時くらいになる』と電話をかけてビデオの最終レンダリングを始めた。

ところが、レンダリングの途中で『エラーが出ました』と、そっけないメッセージが出て
ビデオデータが出来上がらないのだ。
「そんなはずは・・・」と思い再度レンダリングを始めたものの、やはり途中で止まってしまう。

悩んでいても仕方がないのでもう一台のマシンにHDDを嵌め変えてレンダリングすることにした。
しかし、レンダリングの終わったビデオをVHSにダビングしている途中でデータの異常が発生!
データとしては異常がないはずなのに、いつも使っているユーティリティーからは5分程度しか認識
しない事をすっかり忘れていたので不要な時間を使ってしまったのだ。

焦れば焦るほどトラブルの連鎖が続き、結局納品が済んだのは11時になってしまった。

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昼食後、ビデオ撮影の打合せに立川へ行った。
約束の時刻にS氏が到着。そのまま役所に行くのかと思ったらマクドナルドでコーヒーを飲みながら
作戦会議をする事になった。
S氏いわく『出来ない事は出来ないとハッキリ言わないと何でもやらなければならなくなる』という。
実際、この件の主催はお役所なので『口は大いに出してくる』らしいが、関わっている人たちの
経歴と立場によって主張がバラバラなので一々聞いていたら身が持たないのだ。
その事を1時間程度の打合せで痛感しつつ役所をあとにした。

その後お花茶屋の東邦酒場さんへ直行。
既に福田探偵と宣教師がメートルを上げていたので遅れを取り戻す為にピッチを上げたが、
完全徹夜と不毛な打合せの直後のせいかリミッターが切れて飲んでも飲んでも酔っ払わない・・・
奥方が遅れてやって来た頃には2本は飲んでいたはずだが、その後何本飲んだのか憶えていない。

しかし、サメフライの美味さに驚いたことは憶えている。

明日も仕事だ・・・


平成16年04月15日(木曜日)

朝からひたすらCGに没頭。
とりあえずレンダリングの終わっている部分をビデオに組み込んでから続きを始めた。

懸案だった『搾られる土』は仮に2次元アニメの原理で貼り付けて表現する事にして、夕方6時に
お客さんに見せられるように作業を進めた

タイムリミットが迫って来たので出来上がったところまでをビデオに組み込んでCDに焼いたが、
お客さんに要求されていた幾つかのポイントを盛り込めないでいたので言い訳を考えつつの出発だ。

予定より早く到着したもののミーティングが終わらなかったので若干待たされたのでお客さんに
見てもらえたのは6時を大きくまわってしまった。
早速見てもらったところ概ね良好だったのだが、予想外の部分と共に当初の要求事項を全て満たす
事に釘を刺されて帰路に着いた。

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明日の9時にビデオテープにダビングして持ってくる約束をしたので残り時間は9時間となった。

まずは表現変更の適正化を迫られた『充填されてゆく土』の表現から修正を開始。
簡略化も兼ねて4コマで表現していた部分を要求通りに直していていたら14コマに増えてしまった
ので予想外に手間が掛かってしまった。

引き続き『搾られて出てくる水滴』に着手した。
水滴の基本モデルをつくり、垂れ落ちるアニメをつけるだけのはずだったが、何となく受け皿を
流れ落ちるアクションをつけたのが不味かった。
リピート設定が異常に面倒くさくなってしまい、無情に時間だけが過ぎてしまい、夜中の2時を
回っても終わらなかったのだ。
こんな時こそ頭を使ってスマートに済ませたいところだが、既に頭は回転を停止しつつあったので
何度も投げ出したい気分になりつつも無手勝流で乗り切った。

(翌日につづく)


平成16年04月14日(水曜日)

朝からCGにアニメーションの設定を始めた。

金曜日に使うビデオ用ではあるが事前チェックを受ける必要があるので最初の締め切りは明日の夕方だ。
それに間に合わせるべく頭をひねらなければ納品がままならない。

特に今回悩むのはスクリューによって水分を搾られる土の表現だ。
しかし、考えれば考えるほど手が止まってしまうので、其処へ行くまでの工程のレンダリングを
仕掛けて帰宅したのが11時になってしまった。

明日も残業だろうなぁ〜。


平成16年04月13日(火曜日)

昨日に引き続きCGが主な仕事。

[CG:エコスクリューシステム]
昨日と殆ど変わりが無いような気もするが、現物に合わせて細部を『其れらしく』作りこんだ。
作りこみ作業は時間をかけるほどリアリティーを高められるのだが、今回は納期の問題があるし、『機能』の
説明がメインなのでので、この辺で止めておく事にした。 

問題はどのようにアニメーションを付けるかが悩みどころだ。
明日一日悩めば何とか納品できるかな?

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昼食後、作業の合間を縫って信用組合に行った。

この信用組合は、以前勤めていた会社の最寄にあったので給料を振り込んでもらったり、財布代わりに使って
いたので、その流れで現在も公共料金の引き落としに使っている。
しかし、脱サラ後は頻繁に行くのが面倒になったので、引き落としを計算した上で時々まとめて振り込んで
足を運ぶ回数を減らしていたところ、たまに残高不足がおきる事があった。
そこでインターネットバンキングで残高を監視しようと考えたのだ。

・・・実はそれを考えたのは既に1年以上前の話。
郵送された申込書やパンフレットを読むと利用料金の表記が『現在は無料』となっていたり、
『残高照会だけなら無料』、『利用料金・年額xx円/月額○○円』など統一性が無く悩んでしまった。
まあ、一般論として振替えや振込みなどを行えば手数料を取られるのは当然だし、残高照会で課金される
はずは無いと思うので、直ぐに質問すれば良かったのだが、そのまま放置してあったのだ。
しかし、最近やればよい事を放置しておくのは良くないと感じる事が多いので重い腰を上げたのだ。

ところが、残念な事にパンフレットの書き込みと同じレベルの対応をされてしまった。
窓口で『インターネットバンキング』という言葉を口にした途端に女の子は支店長と思われる年配の店員に
バトンタッチしたかと思いきや、当人も良く分からないらしく本店に電話をかけ始めた。
そして『又聞きで間違いがあるといけないので』と、受話器を渡されて担当者と話す事になった。

結果として疑問点の確認をした上で申し込み用紙は直ぐに受理されたのだが、なんだか後味が悪い。
大手銀行と違いローカルな信用組合ではインターネットバンキングをやる利用者が少ないのが原因だろうが、
支店内にキチンと勉強している人間が誰もいない事に寂しさを感じた。

まあ、人間味があって良いのだけどね・・・


平成16年04月12日(月曜日)

朝からCGに没頭。
・・・と、言いつつも昼間は雑用やら煩悩などが多いので、実際に集中力が高まるのは3時のお茶を
飲んだ後だったりする。
そんな訳で11時まで残業と言えば聞こえが良いが、エンジンの掛かりが悪いのが実情かも・・・

[CG:エコスクリューシステム]
9割がた形になってきた・・・


平成16年04月11日(日曜日)

今日は完全休業。

近所の朝市へ行こうかと思ったが、慌てて買うような物は限られているので午後に行くことにして
ノンビリ昼食をする事にした。

午後から親父の見舞いも兼ねて(4ヶ月ぶりの奥方の運転で)買い物へ出かけた。
病床の親父は血色も良く直ぐにでも退院できそうな気もするが、実際には今月中に出られるのか
かなり怪しいらしい。
実際、出費が嵩むので早くしてもらいたいところだが、性根まで直しておかないと元の木阿弥である。

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例のイラクで拉致された3人が開放されると言う報道がされたが、この日記を書いている時点では
話しだけで安否すら定かではない。
早く良い知らせを聞きたいところであるが、テロリストのやる事であるからどうなるか分からない。


平成16年04月10日(土曜日)

休みたいのは山々なれどCGの進行状況がイマイチなので2時くらいに出社。
網目のスクリーンメッシュは脇に置いておいて骨組みに着手した。

しかし、どうしてもスクリーンメッシュの構造なのが気になって仕方がなかったので別方法で
データ量を削る事にチャレンジした。
試作品を作ったところ手応えを感じたので本番に着手したのだが、ソフトの仕様なのか、
肝心の網目の向こう側が透けて見えない事が分かり挫折した。

その後、食事をしたりテレビを見ながら11時くらいまで作業を続けたが、最後までは終わらなかった。
まあ、半日分仕事が進んだので良いとしよう・・・


平成16年04月09日(金曜日)

CGは未だ道半ばであるが、ビデオの進行状況を確認してもらうためにCD−ROMを 持って現場に赴いた。

すると幾つかの変更点はあったものの基本的な線では問題なく、一週間後の内覧会への方向性が決まった。
結果として、またもや無理ムリなスケジュールになりそうだが、その分『良い意味』で手も抜けるので気楽ではある。

と、いう事で明日も仕事かな?

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テレビを点けていたら一日中『イラクで邦人3人が拘束』の話題で持ちきりだった。
テロリストは自衛隊を撤退させなければ人質を焼き殺すなどと脅しを掛けてきているが、如何するのがベスト
なのかは大層難しい。
短絡的には自衛隊を撤退させるか否かの2者択一であるが、事態はそんな単純な事とは思えない。

あるコメンテータの説を借りると
☆自衛隊を撤退させる → アメリカがさらに窮地に陥る
☆自衛隊を撤退させない → 人質に何かあれば小泉政権が窮地に陥る
あちらを立てればこちらが立たない、正に究極の選択を迫られているわけだ。

ところが、どんな手を使ったとしても3人の命を助けるのが基本的な線であるが、相手にしているのが
どこの誰かも、何を考えているかも分からないテロリストである事が問題だ。
最悪のシナリオとして自衛隊を撤退させた挙句に難癖をつけて人質を解放しなかったり、殺害してしまう事も
十分に考えられる。
何しろ神の名の下に人の命を弄び、他人の心を恐怖で塗り潰そうとしている輩を相手にしているのだから、
これ以上タチの悪い連中もないだろう。

街頭インタビューに答え『自衛隊を撤退させるべきだ』という人も多いかもしないが、『消費税を内税にした
方が計算が楽』と言い切ってしまうのと同じ浅はかな短絡思考に陥らない事を望むだけだ。


平成16年04月08日(木曜日)

昨日に引き続き、朝からCG制作。
3種類目のスクリーンメッシュに挑んだが、やはり一筋縄でいかない作業となった。

作業が上手くいかない原因のひとつは寸法の取り方にもあった。
円周方向への回転ピッチが1度単位の切の良い数字にしてあるのに対して、個々の穴のピッチは切の悪い
数値なので回転コピーを行った際に誤差が生じてしまうようだ。

そう考えると『急がば回れ』で現物を作るのと同じように正確に設計するのが早いという事なのだろう。
深く考えることなく作業に着手してしまった事が今頃になって悔やまれる・・・

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夜、母親と弟と共に親父のいる病院へ行った。
定期的な見舞いという事もあるが、ケアーマネージャーの方に諸々の相談に乗ってもらう事になったのだ。

この方は弟の知り合いの知り合いなので『始めて会う、あかの他人』なのだが、元をただすと弟の友人の勤めて
いる車椅子の製造会社での元同僚であると同時に、現在はケアマネージャーの仕事の上で持ちつ持たれつの
関係らしい。

その辺の繋がりを最初に押さえてから『ケアマネージャーはどこから収入を得ているのか』という話になった。
何故なら介護保険サービスを受けるにしても、身体障害者として国から車椅子をレンタルして貰うにしても
我々から直接報酬を支払う事が無いからだ。

最初にそれらの素朴な疑問を解消した事もあり1時間半に渡って行った相談も実りあるものとなった。

結論。ケアマネージャーは聞けば聞くほど大変な仕事である。


平成16年04月07日(水曜日)

朝からCG制作の続き。
昨日は一番複雑(?)な部品を仕上げたので後は簡単に行くかと思いきや、やはりそうは問屋が卸さない。

スクリューを取り巻くように大小の穴が開いたスクリーンと呼ばれる網状の部品で覆っているのでそれを
作ろうとしたのだが、なかなか大変な作業なのだ。

CGのモデリングソフトでは複数のオブジェクトの『和』や『差』を算出して複雑な形状を定義できるのだが
今使っているソフトではそれが非常に難しいのだ。
正確には作業自体はマウスを3回ほどクリックするだけなのだが、期待している形状が『間違いなく』と、
言えるほど出来てくれないので不要部分を削除したり等の後処理が膨大になってしまうのだ。

そんな事があるので手作業で基本形状を定義しないと現状では満足のゆく結果が得られないのだ。
しかも今回は厚みのある板に丸穴が明いているだけでなく、それが湾曲しているので一日仕事になってしまった。

[CG:スクリーンメッシュ]


Blenderは非常に使いやすいソフトなのでこれかも使ってゆきたいCGソフトではあるが、この点だけは
何とかならないものかと感じている。


平成16年04月06日(火曜日)

昨日サボった分を挽回すべくビデオ編集の続き
・・・と、思ったのだが、ウィルスチェックソフトとマザーボードユーティリティの相性が非常に良くないのか
エラーメッセージがとまらないの鬱陶しくなってきた。
そこでM/Bのユーティリティを削除した上でウィルスチェックソフトの再インストールをしたのだが、
どういう訳かまったくエラーが改善しないのだ。
いったい何が原因なのか分からないのでインストールとアンインストールの度にPCを再起動させながら
様子を見たのだが何度やってもウィルスチェックソフトは正常に動かなくなってしまったのだ。

ウィルスやワームが飛び交っている今の世の中においてセキュリティーチェックソフトを使わないのは自他共に
危険な事だし、何かあった後では面倒な事が多すぎる。
そこで旧メインマシンでは何故かサーバー認証が受けられず使う事の出来なかった新しいソフトをインストール
してみたところ、呆気なく使い始める事が出来た。

「こんな事なら最初からこっちを使えばよかった」と、思う反面、旧マシンで動かなかった理由が分からない
ままなので何処かすっきりとしない後味だった。

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気を取り直してビデオ編集の続き。
まだ本格的な編集ではないので前回やった物をベースに再撮した映像に差し替えていった。
一度やった作業である為案外早く終わり、夕方には仮納品用のデータに変換し終えた。

編集の後、ようやく本格的なCG制作に着手した。
今回は可動部も部品数も少ないので『やり始めたら案外早い』と思いつつも『本腰が入れられる』事のが感慨深い。
今回作っているビデオのメインタイトルには『スクリュー』という単語があり、これが機械のキーデバイスで
あると同時に最も複雑な部品なのだ
そこで手始めにスクリューから制作を開始したところ、事前に試作をしていた事もあって案外格好よく作る事ができた。

[CG:エコスクリュー]

今週いっぱいくらいで何とか形になるかな?


平成16年04月05日(月曜日)

ビデオ編集を開始!・・・と、思ったが、朝から鈍い頭痛がして気分がすぐれない。
昼ご飯を食べたら幾分頭痛が軽くなったような気もしたが結局一日中収まら無かった。
そんな事もあり、二日分のロケデータをキャプチャしたものの何に対しても集中できず一日が終わった。

サボった分、明日は真面目にやらねば。


平成16年04月04日(日曜日)

完全休日。
午前中に週末の買い物へ行ったものの、午後一番で妹が知人を連れて来るのでお片づけ・・・

1時過ぎになり、予定よりも少し遅れて妹と母、そして妹の友人がやってきた。
目的は女性陣にフェイスケアの無料体験をしてもらいアンケートをしてもらうと言うものだった。

こうなると男の私にはやることが無い。
仕方が無いので妹に言われるがままにクレープを焼いたりお茶を入れたりして時間を潰す事になった。
ところが女性の基礎化粧を3人分行う時間と言うのは半端な物ではなかった。
気がつけば5時近くになっており、これにて一日が終わってしまった感があった。


平成16年04月03日(土曜日)

休みと言えば休みだが、保育園の写真を納品する為の作業があったので昼前に出社。

プリントの仕上がりは昼くらいになると聞いていたので母に受け取りに行ってもらい、私は
おまけ的にインクジェットプリンターでの印刷をしていた。
しかし、付け焼刃の作業だったため上手く行かずに最終的には断念してしまった。
まあ、それについて約束をしていた訳ではないので問題は無いのだが、ちょっとブルー・・・

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一仕事終えて帰宅。
以前から気になって仕方がなかった『シトロエンC2』を見に行くことにした。

始めてみるC2は思っていたよりも締まった印象があり、2cvやプレオ程ではないにしても
小型車らしい小型車に感じられた。

担当営業のT氏が早速試乗車を用意してくれたのでそのまま試乗。
C3と同じプラットフォームを使いつつもホットハッチをイメージしている車なのでフランス車
らしからぬ乗り心地ではないかと心配したが、予想外にフラットな乗り物に仕上がっていた。
その意味ではサクソの後継車種である以上に魅力的な車だし、買ってしまっても良いと思える
くらい面白い車だと思った。

しかし、価格を考えるとC3とは10万円しか差が無い事が大いに気になる。
おそらく9割以上の確立で二人しか乗らないので2ドア、2シーターでも良いのだが、稀に3人
以上で乗る事もある法定4人乗り以上は必須である。
C2の後部座席は構造上せんべい布団のような代物だが使用パターンは満たしていると言えるし、
逆にC3では9割の確立で後部座席は空気を運ぶ為の席となってしまう。

ところが『C3では大きすぎるか』と問われればそうとも思えない。
現在でも2cvの後部座席は常に空気を運んでいる状態だし、その運送能力をフルに使う事など
滅多にありえないのだが、その5割以上を使う事は何度もあった。
これが中大型のミニバンだとすると引越しやキャンプに使わない限りその能力の5割を使う事は
通常の生活の中ではあり得ないだろう。
そんな風に考えるとC2ではなくC3に決めても大きすぎると後悔する事もないだろう。
そもそもC2とC3は同じプラットフォームを使っているだけでなくスピードメータ回りや
ダッシュボードの部品も共通なのでフロントガラスのデザイン以外の見晴らしは殆ど変わりが無い。
極論すれば二人で載る限りは同じ車に感じるのだ。

そんな訳でC2を見に行った筈なのに、気がつけばT氏にもC3の御買い得車を強力に勧められ
C3購入妄想を抱えて帰宅したのだった。


平成16年04月02日(金曜日)

昨日に引き続き、同じ市川の現場でビデオ撮影をした。
昨夜降り始めた雨は止んでおり、天気は曇り。
現場には大層な水溜りが出来ていたがコントラストが適切になるので昨日より仕事はし易そうに思えた。

[写真:水溜り]
乗っていったプレオが水没しそう・・・

ところが機械が動き始めるのを待っているうちに時折小雨が降り始めてしまったので、カメラに
防滴カバーを掛けて撮影をしていたら予想外の量の雨が降り始めてしまった。
それでも小雨の延長程度だったので撮影は続けられたのだが、レンズに付いた水滴を度々拭かねばなら
ないので作業効率が落ちるのは仕方が無い。

それでも雨が弱いときを見計らって撮影をしていたら正午には雨は上がり、一転晴天となった。
正直に言うと曇りのままでいて欲しかったが、お天道様に文句を言っても仕方が無い。
お客さんに言われていた箇所の撮影を終わらせ、念のため取り直しをしようとカメラを構えていたら
無常にもマシントラブルが発生して撮影を断念せざるを得なくなった。

まあ、どうしても取り直しが必要であればいつでも撮れるから・・・と、4時ころ現場を後にした。


平成16年04月01日(木曜日)

朝から市川の現場で撮影。
基本的には前回撮影したのと同じスチュエーションで『より綺麗に』撮影しなおすのが目的だ。

問題は天候だった。
前回の天気は曇りだったのに対して本日は晴れなので普通であれば、見栄えのする映像を撮影できるはず
なのだが、実際にはコントラストが付き過ぎて塩梅が良くないのだ。
案の定、太陽の当たっている場所は大層美しく(?)発色するのだが、日陰は潰れ気味になってしまった。

最悪だったのが箱状の装置から攪拌された泥が流れ出るシーンだ。
泥の出口には太陽の光がまともに当たってしまうのでそこに露出を合わせると箱の中は真っ黒になるし、
中に合わせると明るい場所は露出オーバーでぶっ飛んでしまった。

まあ、撮影は試作機械のテスト運転なのでギリギリのスケジュールで動いているし、トラブルも頻繁に起きる
ので撮れる時に撮らないと後が面倒だ。
・・・と、思っていたら本当にトラブルが発生してしまい、夕方を待たずに機械が止まってしまった。
撮り残したシーンは僅かであるが、明日も同じ時間にロケを行う事になった。
やれやれ・・・

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自宅で夕飯を食べた後、テレビを見ていたら母から電話が掛かってきた。
聞くと先々週撮影に行った保育園から『プリント指定のFAXを入れたけれど、どうなってますか?』と、
電話が入ったというのだ。

この件について私も「本番指定と集合写真の枚数指定はいつ来るのだろうか」と、気にはしていたのだが
ビデオ撮影と編集でバタバタしていたので電話を掛けそびれていたのだ。

しかし、先方がFAXを入れたのが週明け早々だと聞いてちょっとパニック。
思い起こせば着信はしたのにFAX自体がハングアップして内容が分からなかった事があったのを思い出したのだ。
(こんな時だけは文明の利器であるはずの『メモリーFAX』が恨めしく思えてしまう・・・)

そんな訳で納期がギリギリだという事になり会社へゴー!
あれこれ手配をして家に帰ったら夜中になっていた。


平成16年03月分の日記

03/01 03/02 03/03 03/04 03/05 03/06 03/07 03/08 03/09 03/10
03/11 03/12 03/13 03/14 03/15 03/16 03/17 03/18 03/19 03/20
03/21 03/22 03/23 03/24 03/25 03/26 03/27 03/28 03/29 03/30
03/31


平成16年03月31日(水曜日)

朝一でメールチェックをしたらアメリカからメールが入っていた。
・・・と、言っても日本人が日本語で書いているのでそれ自体は臆する事はない。
2cvのパーツを買おうと思ったところ海外のショップから引っ張った方が安いと思っただけだ。

しかし、いくら相手が日本人でも海外取引なのであれこれ鬼門が存在する。
完全なオンラインショッピングではないので代金をドル建ての為替で郵送するかクレジットカードの
番号をFAXで送らねばならないのだ。

悩んだ結果、手間の少ないクレジットカードで支払う事にしたのだが、海外電話もFAXも未体験
だったので大層緊張してしまった。
しかし、インターネットであれこれ調べて恐るおそる送信したところ無事に送信する事が出来た。

この時『他人を頼りにせずに何でも判断できる自分てなんて大人なんだろ〜』と、自画自賛してしまった。

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午前中にお客さんから電話が入り、予定通り明日はビデオ撮影をする事となった。
本格的に仕事が始まると、再び身動きが出来なくなるので、その前に秋葉原に買出しへ行く事にした。
まあ、買出しと言っても秋葉原へ行かねばならないほど大したものではないので、気晴らしである。

ついこの間まで高嶺の花だった8倍速書き込みのDVDドライブが1万円で帰ることにショックを
憶えつつも、毎度の事ながら平日なのでジャンク屋にならぶ品揃えにはピリッと来ない。
増して棚卸のために閉まっている店さえあり、少々出鼻をくじかれてしまった。

すると、いつも歩くコースを8割がた廻ったところで妙な光景に出くわした。
行きつけのジャンク屋がやっていなかったので引き返そうとした所に、いわゆる『ゴスロリ系』
ファッションのお姉ちゃんがチラシを配っていたのだ。

まあ、今や秋葉原はあらゆる分野を飲み込んだ『オタク街』だから、コスプレ衣装の店があっても
不思議ではない。
しかし、お姉ちゃんが勤めているであろう背後にある店先にはゲームソフトの宣伝パネルが立っている。
仮にそれが『ゴスロリ系』なり『エロ萌え系』であれば関連性も見出せるが、どう見ても
『SFロールプレイング系』なので訳が分らない。

目を白黒させている私にお姉ちゃんがチラシを渡してきたので、正直に『何の店なの?』と尋ねた
ところ、『シルバーアクセサリーのお店ですぅ〜』と言うのだ。
そう言われてから店内を覗き込むと確かにショーケースらしいものがあり、ゴスロリ系の店員に
客が商品を紹介している様子だった。

この時点で『私には全く縁のない店』であると判断したが、『折角ですからアンケートに答えて
くださぁ〜い』と、言われたので何かと思ったら、街角に立つ彼女たちの新しいコスチュームの
デザインをサンプルイラストから選んでくれと言うのだ。
渋々示されたイラストを見ると、6種類くらいある中で一着が赤、一着が黒に近い紫、他は全て黒が
基調の『純ゴスロリ』・・・・。
これ以上付き合いきれないと思ったので、一番普通っぽかった赤に丸をして逃げ出した。

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面白い物も無いし、そろそろ帰ろうかと思い始めた時に母親から電話が入った。
これから親父のいる病院へ行くので、そちらで合流して帰ろうと言う話だった。

その時私はJRのガード下にいたのだが、乗り換え方法が直ぐに思いつかなかったので、何となく
地下鉄末広町駅に移動して路線図で模索する事にした。 (これがトホホの始まりだった)
ところが病院の最寄駅である京成曳舟駅は地下鉄の路線図には書かれていなかった。
先日堀内カラーへ行った時に見かけた記憶があったのでどこかで直結している事は分っていたのに、
どうするのがベターであるかよく分らなかった。
ここで駅員さんに聞けばよかったのかもしれないが、無手勝流としてJR浅草橋から地下鉄浅草線へ
乗り換える事にした。(恐らくここまでは問題なかったはずだ)

すると偶々乗った電車は京成線への直結ではなかったので押上駅で乗り換える事になった。
暫く待ってホームに電車が入ってきたので早速乗車。 曳舟駅は押上の隣なので『直ぐ着くな』と、
ボーっとしていたら車内アナウンスが耳に入った。
『・・・この電車は快速です。青砥までは止まりません』
ヤバイ!!・・・と、思っても、時は既におそく、ドアは閉じてしまった。
当然の事ながら曳舟駅を通り過ぎ、アナウンスの通り青砥までの連れて行かれてしまった。

些細なミスが余りに悔しかったので青砥駅で反対方向のホームへ走った私。
早く原点復帰したかったので、ホームが左右にあっても何の疑いもなく着たばかりの電車に乗り込んだ。

車内から探偵と飲みに行った『お花茶屋駅』が見えたので”あ〜、また東邦さんへ行きたいなぁ〜”
などと考えながらボーっとしていたのだが、何時まで先ほど通った駅を通過しない事に気が付いた。
京成線が青砥駅で分岐している事に気付くまで4駅分の時間が掛かってしまったのだ。

自分の不甲斐なさに愕然としつつ再度青砥駅へ逆戻り。
結局曳舟駅にたどり着くまで30分近く時間を無駄にしてしまった。

午前中は自分自身を褒めていた私だが、夕方はつくづくダメ人間である事を再認識してしまった。


平成16年03月30日(火曜日)

朝一番で昨日ダビングしたビデオを市川のお客さんに届けた後は、なんだかマッタリしてしまった一日。

昼過ぎから雨が降り始めたので秋葉原にも行き気が失せたのでまじめに仕事をすることにした。
CGにも着手せねばならないが、写真修正の残りが気になって仕方がないのでそれから始めることにした。
仕上がりには納得は行かないものの、一応夕方にはメールに添付して納品を済ませた。

中途半端な時間だったので、昨日母親が親父の様子を撮影してきたビデオを簡単に編集した。
秋田の伯父さん達が見舞いに来てくれたときには意識がなかったのでコメントを添えて送ることになったのだ。

順調に回復すれば直ぐにでも社会復帰しそうな意気込みだが、リハビリはまだ先のようだ。

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早いものでこの日記を書き始めて丁度1年が経とうとしている。
そんなことを含めて真面目に日記を書こうと思ったのだが、何故かADSLの回線がおかしい。
モデムはPPP接続をしようと回線にアクセスを繰り返すのだが反応が無いのか点滅を繰り返したままなのだ。

「おかしいなぁ〜」と思いながら何度かモデムをリセットしたところ、何度目かで接続に成功したのだが、
日記のデータをダウンロードしようと思った矢先にまたも回線が切れてしまった。
そんな事を繰り返していたらなんだか眠くなってしまい、コタツでダウン。
しばらく経ち、目が覚めたころには回線は正常につながっていたのだが、頭のほうは半分眠ったままだった。

・・・と、いう訳でこの日記も翌日書いているわけだが、誰の為でもなく自分の為に書いているだから
『これでいいのだぁ〜』


平成16年03月29日(月曜日)

ほとんど昨日編集したビデオを納品する為の一日。

朝一でお客さんにビデオの合否を問合せたが、現地にあるパソコンにリアルプレーヤがインストール
されていなかった為、そのダウンロード中で未だ見ていない、との事。
加えて『もう少しデータが小さくならないのか?』と、問われてしまった。
正直言って余りデータ量を小さくしすぎると内容の良し悪しを判断できなくなるので止むを得ない
のだが、電話を切った後に「近所だから直接持って行ったほうが早い」事に気づき我ながらガックリ。

昼過ぎに再度問い合わせをしたところ、担当のN氏は「工場で撮ってきたxxを入れればOK」と、
言う事だったが、一応他の人間とも協議をしてから最終判断をするとの事だった。
夕方にOKの電話が入ったので納品用の最終手直しをしてレンダリング。
ビデオデッキをアチこち持ち歩くのが嫌だったのでDVD形式して自宅でダビングする事にした。

ところが夜中にダビングを始めようとしてビックリ。
どういう訳かDVD−RWで焼いたデータディスクをサムスンのDVDプレーヤーで再生出来ないのだ。
このプレーヤーで−RWをマウントさせるのはこれ初めてであったが、『±R』も『+RW』も再生
出来ていたので『−RW』を再生できないのは意外と言うしかなかった。
結局考えた挙句、会社に戻りデータ量の見直しと、念のため『−R』にも焼きなおす事となった。
しかし、最後まで『−RW』のディスクを再生する事が出来なかった。

先日は『+R』をプレステ2で読めたことに喜んだが、これからもDVDのメディアの互換性は、
その都度行わないとダメな予感が残った。


平成16年03月28日(日曜日)

週末の買い物をする為に早起きを・・・と、毎週思うのだが、今日も11時近くまで 起きられなかった。

買い物と昼食を済ませてから、取り合えず奥方と二人で親父の見舞いに行った。
辛うじてICU(もどき)から脱出し、一般病室に移っていたのだが、流石に健康そのものとは言い難い。
早ければ週明けにもリハビリを開始するような事も言っていたので回復は早いようだが、そもそも
散歩にも行かず一日中テレビばかり見ていた人だから性根を入れ替えないと大変そうだ。

見舞いを終え、直接家に帰ろうかと思ったが、少々寄り道をする事にした。
お花茶屋のハナマサで買い物をしてから葛飾区役所の桜並木を車に乗ったまま花見と洒落込んだのだ。
天気は上々、桜は満開に近い正に花見日和だった。

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家に帰ったが、火曜日に納品する仕事を片さねばならなかったので会社へ。
今回はビデオを見せながら担当者が説明を付けるという事なので、かなり荒っぽい編集が可能だった
ので見通しが着いていたし気も楽だった。

Web上へのビデオサンプルをアップロードを含めても、ゆとりを持って作業は終了。
『砂の器』もユックリ見る事が出来た。

・・・重厚な内容のドラマであったが、隠したかった過去が全て明かされて以降は先細り気味であった。


平成16年03月27日(土曜日)

ビデオの編集が残っているが、体調が戻らないので休む事にした。
で、10時くらいに起きていつものように『王様のブランチ』を見て自堕落に過ごした。

午後になり体調が戻ってきたので仕事に行こうかとも思ったが、『十津川警部シリーズ』を
見始めたら動けなくなってしまった。
結局買い物へも行かず、そのまま一日が終わった感じだ。

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K1『曙vs武蔵』戦。
K1や格闘技には殆ど興味が無いが、CMで散々あおられたのでついつい見てしまった。

元横綱の圧倒的な体格差と破壊力(?)がK1ファイターをくだすのか?
それとも鋭いキックやパンチで体格差を跳ね除けるのか?

結果的に判定によって武蔵の勝ちとなったが、なんとも後味が悪い。
武蔵はあれで本当に勝ったと言えるの?
圧倒的にプレッシャーをかけ、(反則を取られたけれど)マットに静めたのはどっち?
コーナーに追い詰められた時にレフリーに攻撃者が止めてくれるのが前提の防御って格闘技なの?

『リングに最後に立っていた者が勝者』っていうのが誰もが分かりやすい勝敗の付け方ではあるが
例によってルールによって立っていたものが敗者になってしまうのがやるせない。

やはり元々マッチメイクに無理があんじゃないのかなぁ〜


平成16年03月26日(金曜日)

朝から昨日撮影したビデオの編集をしようと思ったが、まずはあれこれ雑用。
すると母親が近所へ買い物に出かけている間に親父の入院している病院から電話が入った。
すわ急変かと思いきや、呼吸チューブを外す事が出来たので会話が出来るようになったというのだ。
本人が家族に会いたがっているので何時来られるかと言われたので、午前中早々に行くと答え、
買い物から帰った母親を拾って病院へ直行した。

親父は手術以来、麻酔と鎮痛剤で眠らされていたせいか、いまだ夢うつつな感じだといっていた。
呼吸チューブが外れたということは肺の調子も順調であると想像できるが、ICUから何時出られるかは
現段階では全く分からない状態だ。

ここで焦っても仕方が無い。 気長にやるしかない。

会社に戻り仕事に復帰。
説明を殆ど入れない簡易編集なので気が楽ではあるが、昨日から調子の悪かった喉がよくない。
次第に悪くなりつづけ、熱まで出てきたので残業も程ほどにして帰宅。
『ゴジラ・ミレニアム』をやっていたので途中から見たが、前半を見ていないので良く分からなかった。

その流れで12チャンネルを点けていたら『古代エジプトの神秘U』なる番組をやっていた。
内容的には他の番組で見たものばかりだったが、何度見ても興味は尽きない。
とても面白かったのだが、途中で眠気が襲ってきてダウン。
結局タモリ倶楽部も見ずに寝てしまった。


平成16年03月25日(木曜日)

朝から市川にある某現場にロケ。
朝9時に現場に着くのに8時過ぎでも十分間にあうという、珍しいほど近所だった。
ところが、前日から雨が降り続いていたので朝から猛烈に憂鬱だった。

前日、お客さんに電話をしたら『自称晴れ男』が来ると言われていたら、幸いにして明るい曇りになった。
完全屋外の撮影において『雨が降るか否か』の差は余りに大きいので気分は『天晴れ』だ。

万全のコンディションの中、撮影は順調に進んでいたのだが、なにしろ『実験機の試運転』故に
マイナートラブルが発生してしまい、急遽補器の改造をする事になった・・・
すると、午後になってそれまで殆んど止んでいた雨が急に降り始め撮影が続けられるか微妙になってきた。
結局3時間の待ち時間の後、作業は再開。 時折雨粒は落ちてくるが何とか撮影を終えることが出来た。

これを来週早々までに簡易編集して納品しなけばならないが、良い画が撮れたので何とか成るだろう。

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夜になってから病院へ様子を見に行った。
順調に行けば呼吸用のチューブを外す事を試みると聞いていたが、ICUを覗き込むと変わらぬ姿が見えた。
担当医に経過を聞くと、肺の調子が万全ではないので未だチューブを抜くと呼吸が弱いらいしのだ。
『明日もう一度トライしてみるが、慌てる必要は無いし、それでダメなら気管切開の方が本人が楽だ』
と、言う話となった。
まあ、1週間も鎮静剤で朦朧(もうろう)としていたのだから致し方ない。

時間が解決してくれる面もあるし、とりあえず命に別状は無いのは何よりだ。

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自宅に帰り、『白い巨塔』の特別編を見た。
総集編に新しい画を挿入した回顧録調なものだったが、ハッキリいって蛇足だったと思う。
これは『ドクター・コトー診療所』や『大奥』でもやったパターンではあるが、新しく撮影した
シーンがどうしても本編に比べて極端に弱く、なんとも後味が悪い。

まあ、単なる総集編を作るのではつまらないので”そう”しているのだろうが、単なる総集編を
有意義に編集して見せるのも、ディレクターの技量のうちだと思う。
その意味でどちらの特別編も中途半端なもので『失敗作』だと感じている。

これらを編集した監督も放送局も其処までは考えていないのかも知れないが、ハッキリ言って
『見て良かった』の基準はDVDで発売された際に買いたいと思うかだと思う。


平成16年03月22日(水曜日)

先週までの予定では撮影の可能性があったが、思いがけずキャンセルとなった。
まあ、その分落ち着いてあれこれ後処理が出来る訳だ。

まず、昨日受取ってきた写真とポジを納品できるように袋詰め。
幕張まで自分で行くつもりだったが、母に行ってももらえる事になり、次は写真のセレクト作業。
保育園の卒園式の模様をデジカメで乱射したが、当然の事ながら露出不足や失敗作は他人に見せたくない。
そこで要らない写真を捨て、露出補正を行ってCD−Rに収めて納品するのだ。

あれこれやりながらCD−Rが焼けたので、早速納品へ行くことになった。

一応他のPCで読めることを確認してきたものの、念のためその場で読めるかどうかを見てもう
段になり、先生方がオロオロし始めた。
保育園は小学校ほどIT化が進んでいないのか、職員室にあるパソコンは江戸川区から支給された
のであろうノートパソコンが1台しかないのだが、各職員に配布されたパスワードが無いと
起動もままならないと言うのだ。

結局最年長と思われる先生のパスワードで起動を果たせたのだが、適当なグラフィックビュアーが
インストールされていない為、折角500万画素のデジカメで撮った写真も切手くらいの大きさで
しか見ることが出来なかったのだ。
まあ、ペイントソフトが入っていたので1枚毎に開いてゆけばよいのかも知れないが、余りにも
効率が悪いし、傍で見ていてイライラしてきた。

そこでとんぼ返りしてHTML形式の簡易サンプル表示を作る事にした。
例によって手書きのHTMLなので大層効率が悪い。
夕方5時に親父の見舞いに行くことになっていたのだが、気ばかり焦って作業が進まないので
見舞いは母親だけに行ってもらい作業に集注する事にした。

『30分で帰ります』と言いつつ、『1時間かかって』保育園を再度訪問。
一応インデックスプリントと集合写真のサンプルも持っていったので大層評判は良かった。

デジカメからの写真プリントのアウトソーシングにも目処が立っているので『撮影のみ5千円』で
受けた仕事だったが小遣い稼ぎくらいには成るかもしれない。


平成16年03月23日(火曜日)

秋田に住む伯父さんと伯母さんが親父の見舞いにくると言うので朝からバタバタしていた。
加えて私は朝一で近場の保育園に撮影へ行ったので迎えは兄貴たちに任せる事になった。

撮影は11時過ぎに無事終了。
母親に電話を掛けたら伯父さんと伯母さんは既に来ており、丁度病院へ行くところだったと言う。
そんな訳で私もタイミングよく車で拾ってもらい、見舞いに同行する事となった。

親父の様子は良い意味で変わりなく、伯父さんたちも安堵の表情を見せていた。
その後、いつものサイゼリヤで昼食を済ませてから葛飾に住む伯母さんの弟さんが迎えに着たので
今回はそこでお別れとなった。
なんと、東京→秋田間を日帰りだと言う。
最寄の大曲駅から新幹線に乗る事ができる為、片道3時間半くらいで行き来できるというのだから
確かに気楽に出来る訳だ。

今度はめでたい席で会いたいものだ。

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『僕と彼女と彼女の生きる道』が終わった。
前作(??)が非常に良かった為、最初は『2匹目のドジョウ』かと誤解して見なかったのだが、
終わってみれば実に有意義なドラマだったと思う。
何より紆余曲折を経た上で全て丸く収まったのは悪くない。
もちろん何処かで「ザクっと」ドラマティックでも良かったのかもしれないが、それではこの自然な
後味は得られなかったのだと思う。

それに比べると『プライド』はつくづくダメダメだった。
実際に見たのは最後の3話程度だったが、噂に聞いていた通り、主題歌以外は全てベタベタの
予定調和というか、『期待』ではなく『予想』を裏切らない点で面白くも何ともなかった。

まあ、見ないで正解だったという事か。


平成16年03月22日(月曜日)

昨日納品した写真の後処理からスタート。
時間の関係もあり、デジカメで撮影した写真をインクジェットプリンタで印刷して納品を済ませた
のだが、先方は『保存性が気になる』というので銀塩写真でも納品してくれと言うのだ。
今使っているプリンタは一昔前のものよりも劣化しにくくなっているのだが、お客さんが気になるの
というならいたしかない。
ブローニーフィルムの現像出しに堀内カラーへ行きざるを得ないので、高いと分っていても品質を
考えた結果、デジタル→アナログ写真のプリントも依頼する事にした。

堀内カラーに持ち込んだのはブローニー版のポジ、ネガフィルム各1本とデータを入れたCD−RW。
いつものように手続きを済ませたので別件の納期について聞いてみたところ、番狂わせが待ち受けていた。

今までのパターンとしてシールド内の写真はネガフィルムで撮影し、『紙焼き』と『ポジおこし』を
行っていたのだが、事もあろうにKODAKがデュープフィルムの出荷を取り止めたらしい。
しかし、ポジ起しの需要はあるのでデジタルスキャニングを経て出力するサービスで対処する
事になったらしいのだが、それは単純に言って『大幅なコストアップ』を意味するので、今後の
価格設定にも強く影響がある。

一応、納品先は大手企業だし、従来の価格で『高過ぎる』といわれた事はないのだが、コストアップを
そのまま価格に反映したら今のご時世で納得してもらえるか話は難しいだろう。
幸い今回は思いつきでポジフィルムでの撮影も行っているので、それが使えれば問題は起こらないが、
作業性からあえてやった事がなかったので、露出や色の関係がどうなるか全く未知数なのだ。

時代が変わった・・・と言えば、そうなのかもしれないが困った物だ。

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週末に聞いた親父の様子はかなり深刻だった上に天気は雨。
時間に余裕がある時には堀内カラーの帰りは秋葉原の町を経由するのを常としていたが、流石に
そんな心の余裕がない。
修理上がりのレンズを引き取りによったヨドバシカメラでも(そもそも他に用事はなかったが)
新発売されたニコンのD70を少々触ったくらいでとんぼ返りして病院へと向かった。

「夕方5時くらいに再度説明をします」と、先生に呼び出されていたのだが、早めに着いたせいも
あり、担当のI先生の姿が見えなかった。
そこで、先にICUを覗き込んだところ、発熱の為か赤い顔をした親父の姿が目に入った。
当然生きている。

時間になり先生の話をビクビクしながら聞く事になった。
すると、『まだ楽観は出来ませんが、最悪の状態だけは乗り越えたようです。』と、宣言された。
肺の様子を写したX線写真を時系列に並べても、明らかに手術直後程度まで復活している事がわかった。
先生は脈拍や呼吸のデータも見せてくれたが、手術以来安定しているので問題ないし、発熱についても
免疫力を強める意味では悪い事ではないと告げられた。

週末には『2,3日が山だ』と言われてから、電話がある度にビクビクしていたり、ずっと息苦しい
感覚があったのだが、それを聞いて一気にスッキリした。
何はともあれ、一安心だ。


平成16年03月21日(日曜日)

昨日に引き続き10時過ぎまで爆睡。
週末の買い出しから帰り、ブランチを食べてまったり・・・

昨日の夕方に車のディーラーから『遊びにきてください。』と、留守番電話にメッセージが入って
いたので出かけたいと思いつつも親父の容態も気になるし、納品もある。
何もしないのが一番落ち着かないので自宅に行ってオークションの発送から始める事にした。

バタバタやっているうちに母親達が病院から帰ってきたので、昨日プリントした写真の納品を
何時にするのか打合せたところ、タイミングが良かったのか直ぐに伝票を作って出かける事になった。

道路がソコソコ込んでいたが片道1時間強で配達を終えたのでとんぼ返りすることになった。
しかし、高速を下りる直前になって木曜日に撮影を行う場所を聞いていなかった事を思い出したので
急遽浦安に進路を変える事が出来た。
思い出すのがもう少し遅かったらかなりの遠回りになるところだった・・・

いつもと変わらない日曜日が終わろうとしていた所へ、親父の件で秋田の伯父さんと伯母さんが
急遽上京する事になったと連絡が入った。
今週は仕事が立て込んでバタバタしそうだが、心地よいバタバタであって欲しいものだ。


平成16年03月20日(土曜日)

11時に病院へ行こうと思いポンコツ車を暖機運転していたら『上一色で一人拾ってくれ』と
電話が入った。
何て事は無い。 朝から雨が降っていたので駐車場に別の車を取りに行くのを面倒くさがったのだ。

病院へ着くと昨日会えなかったオバさんが着いていたので一緒に担当医の説明を聞く事になった。
ICUにで見た親父の様子は素人目には急変直後よりも良くなっているようだったが、実際には
悪くなっていないだけで危険な状態は脱していないということだった。

この状態に陥った場合、直後に亡くなるケースも多い事を考えると最初の峠を越えたとも
言えるそうだが、予断は許さないらしいのだ。
まだ60代前半故の若さゆえに『生還の可能性』を示すデータも見受けられるのは幸いなのだが、
それと同時に『教科書的には絶対ダメ』である事を示すデータあるので、あとは本人の体力が勝負と
いう事だ。

説明を受ける途中で、こんな話しが話題に上った。
『重病の場合、女性の方が現実を受け止めようとするので病院に早めにきて助かる事も多いのだが、
男性は現実を恐れる余りに手遅れになる事が多い』そうだ。
親父が正に典型的なケースといえる。

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昨日と同じ近所のサイゼリヤで昼食を食べてから上一色で仕事。
メールチェックしたところ昨日撮影した場所の指定が行われたのでプリント作業をする事にした。

ところがトリミングを行いテスト印刷したところまでは順調だったのに最後の1枚を印刷しようと
思ったところプリンタ用紙がなくなってしまった。
確かにミスプリントはやったが、いつも作業からすると少い方なので『1枚だけ』のために
買い出しに行かねばなら無いってのは無念としか言いようが無い。

ああ、バカバカしい・・・

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『恋のから騒ぎ』を見ていたら『いかりや長介』さんが亡くなったとニュース速報が流れた。
昭和を彩るビッグネームがまた消えたと言うことは寂しい事だが、昨年出演したドラマでは最終回
では、まともに喋れない状態だったので『やっぱりな』と、いうのが正直な感想だ。
ご冥福をお祈りします。 合掌。


平成16年03月19日(金曜日)

母親と妹が病院に行ったので留守番をしながら写真修正の続き。
午前中に親戚のオバさんから親父のお見舞いに行くと連絡があったのでその旨を母に伝えた。
ところが待てど暮らせどオバさんは現われず、3時まで粘った挙句に帰ってきた途端に
『今病院にいる』と、電話が入った・・・・

オバさんとは明日の午前中に合う事になったのだが、噛合わない一日であった。

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18時からシールドの完成写真の撮影に千葉へ。
まあ、度々やっている仕事なので不安を感じる事もないが、何度やっても緊張は絶えない。

事前に『納品するのは2アングル分』と聞いていたが、最初から2個所と決めてしまうよりも
よさそうな場所をあちこち撮って最終的にセレクトしてもらった方が理想的である。
しかし、これをやるとそれなりに時間も掛かるのだ。
まして今回はデジタル写真とアナログ写真の両方を真面目に撮らなければならなかったので
単純に2倍の時間と気合が必要であった。

そんな訳で、『2箇所の撮影で1時間くらいです』と、言っておきながら、5箇所も撮ったので
地上に戻ったのは9時近くになっていた。(まあ、計算は合うけど・・・)

次の問題は納期という話しとなった。
月曜日に必要だというので何時頃までかを逆に聞いたのだが、『朝一役所に持って行く』と、
言われてしまった。
久しぶりに撮影でヘトヘトになったが、土日でデジカメ写真の分を仕上げねばならず、2度ゲッソリだ・・・


平成16年03月18日(木曜日)

今日は11時ころから親父が手術をするという事で慌しく1日がスタートした。

まず母親と弟が最初から手術に立ち会うということで待機していたが、私は来週行う撮影のリハーサルを見に
小岩にある保育園に向かった。
リハーサルと打ち合わせが終わり、待機のため昼前に帰宅。
夜勤明けで帰ってきた兄貴を12時半頃に駅でピックアップし、そのまま病院へと向かった。
病院には昼で仕事を切り上げた妹も駆けつけており、予定より若干長くなった手術の推移をコンビニおにぎりを
食べながら見守ることとなった。

13時40分ほどに手術が終了。
執刀に当たったお医者さん2人が手術の内容と今後の見通しについて説明をしてくれた。
・ 腐ってしまった足先からバイ菌が体を駆け巡って発熱の原因になっていたので膝下約10cmで切除した。
・ 足首から上など、切る量を少なくすることも事も考えるが、義足をするのには差がない。
・ むしろ多めに切除することで後々考えられる『切り増し』のリスクを少なく出来る。
などだ。

事前に『膝下での切除を予定して、リスクが多そうなら膝上に変更』と聞いていたので、良しというところだろう。
膝下での義足ならリハビリを行い練習をすれば自動車の運転も可能だと言われたので『膝上』と『膝下』では
今後の生活について大違いなのだ。

手術室から出てきた親父は酸素吸入を受けているのであまり話が出来なかったが、冗談を飛ばす余裕があり
『これで一安心』といったところだった。
まあ、直ぐにICUに入ってしまったので大勢で病院にいることが出来なくなり、自宅近くのサイゼリヤで
遅い昼食をして解散となった。

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一同一安心したので、通常の生活に戻ったのだが、19時ころ病院から電話が入った。
親父が夕方から呼吸が苦しいと言い出したのでレントゲンを撮ったところ肺炎のような症状を起こしている
というのだ。
考えられる原因は足の切除によって残っていたバイ菌が一気に循環したための『肺のショック症状』らしい。
お医者さん曰く、『正直いって、この状態に陥ると7割は危ない』と告知を受けてしまった。
ただ、幸いにして心臓の調子は問題がないので肺を助る処置を続けているそうだ。
後は本人の余力が鍵になるそうだが、電話で呼び出された時よりも帰り際の方が良くなっていたらしいので
好転することは十分期待できる・・・と、考えるしかない。

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どんよりとした気分で9時半ころに自宅に戻った。『白い巨塔』の最終回に間に合ったわけだ。

このドラマは人や金と共に時間を贅沢に使った作品だったといえよう。
ほんの1時間前に実体験したのと同じシーンがブラウン管の中でBGMを伴って映っているのには奇妙な感覚を
覚えたが、すばらしい作品であったのは間違いない。


平成16年03月17日(水曜日)

母親が病院との間を行き来している為、留守番をしつつ写真修正の仕事。

宣教師兄貴の日記でも触れているが、親父が命に別状がないまでも最悪のパターンに嵌ってしまい、明日午前中に
大手術を受けることが決定した。 (実はこの日記は18日の手術が始まると連絡があった頃に書いている・・・)

基本的に『命の代償』として足の切除をする訳だから『死なない』事を前提に全てが進んでいる。
しかし、素人が考えるのとは違って難易度が高い手術らしいし、親父本人が受ける精神的なショックを考えると
今もあれこれ大変であるが、これからがもっと大変である。

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朝から『週間文芸春秋の販売差し止め』のニュースが新聞、テレビを駆け巡っていたが、よく分らない。
最初にテレビニュースを見た時点でコンビニに行けば買うことが出来たみたいだが、興味のないことなので放って
おいたものだから余計に訳が分らない。
私は東京新聞を購読しているのだが、ワイドショーを見て『文芸春秋』の広告が妙だった事を知ったのだが、
『たった一行のキャッチコピーが内容を如実に表し、プライバシーを侵害すると可能性がある』と言う配慮らしい。

しかし、内容が分らないので判断のしようがないが、田中一族のマスコミに対する圧力は時々表に出てくる。
『角栄さんが余りにも有名だから』と言うだけかもしれないが、最近も田中角栄を題材にしたドラマ(映画?)が
封じ込められたり、以前も『カックンカフェ』なるアニメが大々的には劇場公開できない事態に追い込まれたりもした。

スキャンダルを追う方が悪いのか、絶えない環境が悪いのかはケースバイケースだが、日本列島改造論の『明部』と
『暗部』と全く関係ないわけでもないと感じている。


平成16年03月16日(火曜日)

今日はヤフオクに出品していたビデオデッキを発送する事から始めるつもりだった。
ところが、入院している親父から強制的に呼び出されてしまい、出鼻をくじかれてしまった。
しかも、予想以上に深刻な方向に事態が進んでいて回りは振り回されっぱなしなのが気に入らない。

家に帰り、今度こそ商品の発送準備をする事にした。
送ろうとしているのは業務用の大型ビデオデッキだったので梱包は綿密にする必要があるので、 準備だけでも大変である。
ところが、梱包に使うダンボール箱などが自宅に取りに行ったときにとんでもないトラブルに見舞われた。
家の鍵を開けようとしたところ、何処からか『シュシュシュゥゥゥーーーー』という感じで水が
噴出す音が聞こえてきたのだ。
何が起きているのかを確認する為にお隣の家との境界近くを覗き込んだところ、地面の近くから
勢い良く水が噴出しているではないか!

出来れば自分の家でない事を期待しつつ、間近にある水道の元栓を閉じたところ水が止まったので
我が家のトラブルである事が確定して『ガビーーーン』状態だ。
全くもって『弱り目に祟り目』とはこの事だ。

水漏れの原因は2階に置いてある洗濯機用の塩化ビニール製の水道パイプが繋ぎ目から外れただけ
だったのは不幸中の幸いだった。
しかし、家を『コの字』に囲うように大層な水溜りが出来ている事が水漏れの量を物語っていた。
水道代を考えるとトテモ怖い・・・

まったく踏んだり蹴ったりの一日だった。


平成16年03月15日(月曜日)

朝から新型PCのチューニングの続き。
この作業はやり始めると切りがないので程ほどのところで止めるつもりでいたが、少し手を着けると
なかなか終わらない。
先週末着手しておきながら何故か運用する事の出来なかった『IEEE1394』を使ったネットワーク
構築に再挑戦したところ、途中までは動かなかったのにもかかわらず、ケーブルを何度か抜き差し
したのを切欠(?)にして突然動き始めた。
キチンとデータの送受信が出来るのかを確認する為に、HDDに詰め込んであった数百MBの音声
データをコピーしてみたところ圧倒的なスピードを実感する事が出来た。
転送スピードを実測するのは難しいが、10BASEのようなカッタルさは感じられないのは素晴らしい。

しかし、気になる事がある。
2.8GhzのCPUに1GBのメモリーを奢っているにもかかわらず、AthlonXPマシンよりも
動作が遅く感じるのだ。
最初はオンボードのグラフィックを使っているからかと思っていたが、用意してあったグラボを
インストールした後もカッタルさが変わらないのだ。

これもチューニングが不十分ということなのか・・・

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先日から体調を崩してウダウダやっていた親父がついに入院する事になった。
原因は一ヶ月以上前にキャンプに行った際にオイルヒーターで低温火傷をした事だった。
低温火傷は案外侮れないのでサッサと医者に行って治療を受ければ良かったのだが、回りで
再三にわたっての勧告を無視しつづけた結果がこれである。

今のところ仕事への直接的な影響は出ていないが、中途半端なところで放置してしまった作業も
あるので、私のところへしわ寄せが来る事は必死なようだ。


平成16年03月14日(日曜日)

今日も昼まで熟睡。
おもむろに起きだして昨日失敗した白木屋風ビーフンの再現のリベンジに挑んだ。
出来はまあまあだったが、油を使いすぎたせいで一日中胸焼けが止まらなかった。

それにもかかわらず買い物の帰りにサイゼリヤでピザとドリヤを食べてしまったので夕飯は食べられなかった。

鉄腕DASH、新撰組!、砂の器、堂本兄弟と、いつものテレビ番組を見て一日が終わった。
明日から早起き生活が始まるので早々に寝なければ・・・


平成16年03月13日(土曜日)

休みなので昼まで爆睡。
何もする気になれなかったので夕方になって近所へ買い物に行くまではテレビを見ながらクッチャネェ〜
夕方近所のスーパーへ買い出しに行ったところ新しいビール風アルコール飲料や新発売された酎ハイ試飲を
勧められるままに飲んでしまい、気がつけば大層な量となってしまった。
当然その後の買い物中いい気分になってしまい、安上がりな自分を再確認してしまった。

P・S
どういう訳か昨晩からビデオの予約を失敗し続け、虎の門もセーラームーンもCGTVも見られなかった。
無念。


平成16年03月12日(金曜日)

一日中新型マシンのチューニング作業。

いつもの事ではあるが、1台のマシンを運用するに至るのには手間ひまがかかる。
ハードウェアはケースにネジ止めしてデバドラをインストールすれば終わるが、ソフトの方はそうはいかない。
『ローマは一日にしてならず』と言う言葉があるように、メインマシンという物は必要性と紆余曲折を
経て練り上げてあるのでどんなソフトをインストールしたかを自分でも把握しきれないので『いつも使う
ソフトを入れて終わり』とは行かないからだ。

丸一日思いつくままにあれこれインストールとパラメータセッティングしたが実戦配備には心もとない感じだ。
コレマタいつもと同じで使いながら練り上げて行くしかないだろうね。

夕方、思うところあってコジマ電気を徘徊し、帰りにスバルのディーラーに寄り、調子の悪い妹の車を見てもらった。
永らく待たされている間、テレビを見ていたら隣に住む小学生を殺してしまった『どうしようもない男』の
ニュースをやっていた。
テレビが多少離れた場所に置いてあった為、音声よりもテロップが先に目に入ってきたのだが、
その内容は『男の部屋から全長数十cmの美少女フィギュァーや膨大な量のDVDが押収された』
と、男の異常さを強調するかのようだった。

しかし、それらを所持しているからといって全ての人間が犯罪者になるという訳ではないし、むしろ
人形やビデオで犯罪者にならずに済んでいる人間の方が多い筈である。
そもそも妄想の世界に心酔する余り、境界線を忘れてしまう事に対する危惧は何百年まえからある物
なので論議するつもりもない。
一線を踏み越えた人間が間違いなく悪いのであり、他に問題をすりかえる必要はないと思うだけだ。


平成16年03月11日(木曜日)

今日もあれこれと残務処理。

HDDのバックアップが1セット残っているが、後回しにしてパソコンの組立てに入った。
このパソコンは
去年末 購入したものの、忙しすぎて組立ての初期段階で放置してあった最新PCなのだ。

M/BはBIGABITE社の『GA-8IG1000 PRO Rev2.0』なので、ケースに取り付け、CPUとメモリーを載せた
状態までの動作確認を行っていたのだが、それ以降のドライブ類の取り付けなどから開始。
アクリル素材をあしらった非常にクールなデザインのケースではあるが、例によってHDDをカートリッジ化する
『SuperRack』を3段搭載したのでお洒落とは程遠い状態になった。

このPCケースが安物である事は以前の日記にも書いた気がするが、また『品質管理』の甘さを見つけてしまった。
なんと、ケースの隅に組立てに使う未使用のリベットがはまり込んでいたのだ。
『車を買ったら妙な音がしたので内張りをはがしたらコーラの瓶が出てきた』って話を聞いた事があるが、それに
近い状態といえる。
しかし、リベッティングをしくじった状態なら不良品だが、そうではないので笑って済ませる事にした。

順調に組み立てを進めたが、途中でトラブルが発生した。
ケース用のクーリングファンを2個取り付けようとしたのだが、電源コードが短い為、片方は付けられないのだ。
無改造主義の私としては不本意だが、今回は電源コードを途中で半田付けして延長する事にした。

第一段階でのハード的組立てが終わったのでOSのインストールに掛かることにしたら面白い事が起きた。
システムドライブに使ったのは今年の2月に買った30GBのジャンク品なのだが、
新しいPCにマウントさせたところ40GBHDDとして認識されたのだ。
もともとメーカーは40GBとして出荷したものの、何がしかの不具合によって30GBまでしか認識できない故に
ジャンク品扱いだったわけだ。
まあ、10GBもお得なのだから嬉しいのだが、他のPCでは30GBとしてしか認識しないのも事実なので
一抹の不安が残った。

[写真:作業用PC環境] [写真:新旧作業用PC]
新旧の作業用PC。 上が新型のPEN4マシン、下が今までのアスロンXPマシン
安物のCPU切り替え器でキーボート、マウス、CRTを共有することにした


基本スペック
CPUPEN4 2.8GB
M/BGA-8IG1000 PRO Rev2.0
MEMPC-3200 DDR-SDRAM 1GB
HDDU-ATA100 40GB
DVD-RWNEC ND-1300A
FDD2MODE

グラフィック、サウンド、100BASE−TX LAN、IEEE1394などをオンボードで持っているので
あれこれ拡張しなくても安価に遊べたりする・・・

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今日も『白い巨塔』が面白かった。
期待通り手術のシーンでどんでん返しがあり、来週の最終回が待ち遠しい限りだ。


平成16年03月10日(水曜日)

昨日に引き続きデータのバックアップ作業。
切り分けを行ったデータをひたすらDVD+RWのディスクにコピーしつつ、1年以上触れることなく放置して
あるバックアップデータを+Rのディスクに移し変えを行った。

この作業をしている最中に面白い事が分った。
半年ほど前、実家にあるプレステ2で各種書き込み型DVDの再生テストをした時に『+R』のディスクは再生
することが出来なかったので、以降『−R』で納品するようになった経緯がある。
ところが、今回IMATION社の『+R』でDVDビデオを制作したら同じプレステ2で再生する事が出来たのだ。

実は今回購入したメディアはスピンドルタイプの激安品以外としては『±R』の中でも最も安い製品だった。
数ある書き込み型DVDメディアの最後に出て『最もDVDビデオとの互換性が高い』と言いつつイマイチマイナー
だった『+R』だが、これで利用価値が多少なりとも高まった気がした。

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午前中から『神戸児童連続殺傷事件』の犯人である当時14才の男性が仮出所したと言うニュースで持ちきりとなった。
実名が伏せられている為、『酒鬼薔薇聖斗』と言ったほうがシックリくるが、いずれにしても日本中を震撼させた
事件の犯人が僅か6年で社会復帰すると言う事に不安を感じない者はいないであろう。

ところで少年Aを治療するにあたって『擬似家族』を構成したという話は興味深い。
犯罪を犯すものは愛情不足もしくは多過によって人格が歪んだ結果生まれると言う考えからすると、的確な擬似
家族による愛情ある環境を作る矯正教育は理にかなっていると思えるからだ。

しかし、当たり前のことをすれば当たり前に行くとは限らないのが人間と言う物である。
むしろ『こうすれば非行少年は作れる』と言う事のほうが多くの人間にとっては参考になるはずだ。
これについて以前新聞のコラムで読んだ覚えがあるのが全ては憶えていないが、『子供の前で両親は罵り合え』
『子供の変化に無関心でいろ』『家族一緒で食事をするな』『学校の先生や警察官は馬鹿にしろ』など示唆に富んでいる。
(正確にはどうだったかを検索してみたが上手く見付からなかったのでうろ覚えである・・・)

『酒鬼薔薇聖斗の作り方』なんて本が出たら間違いなく後世に残る教育本になると思うが、そのあたりの情報が
少年法とプライバシーの壁で出てこないことがもどかしい限りである。


平成16年03月09日(火曜日)

基本的にはデータのバックアップ作業をした一日。

つくばトンネルの総合編集のデータ量は約13GB強だったのでDVDメディア3枚分に分けてコピー済みだったが、
それ以前に中間工程のビデオを編集した時のデータは一度もバックアップしていなかった。
総合編集の時にも一部データを呼び出しているので追い出す準備を始めたのだが、大した編集ではなかったはず
なのに20数GBもあった為割り振りが大変だった。
1枚のメディアに収められる容量である約4.5GBで割り算してみると殆んど余りが残らない数なので、
無駄なディスクが出ないようにパズルのような作業が暫く続いたからだ。

実際のバックアップ作業は明日に持ち越しになったが、切りよく割り振ることが出来て満足だ。

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夜になり友人Sの家に遊びに行った。
かなり以前にDVの編集に手を出した事を聞いていたのだが、4ヶ月間も身動きが出来なかったので実際に顔を
合わすのは何ヶ月ぶりか思い出せない状態だった。

いつものようにSと二人でジャンキーな会話を交わす楽しい時間を過ごす事が出来た。


平成16年03月08日(月曜日)

仕事が一段落したので静かな一日・・・と、思いきや慌しい一日だった。

まず、週末にダビングしたビデオの納品につくばにある現場事務所へ行った。
仕事でつくば方面へ来るのはこれが最後であろうと言う事で打ち上げを兼ねて谷和原の回転寿司で昼食。
帰社してから一連のビデオ編集のデータをHDDから追い出す作業をして『本日の業務終了』のつもりであった。

予定通りバックアップの作業をしていたら夕方になって某現場の所長さんから電話が入った。
世代的にコンピュータに疎いのか『何の問い合わせなのか』が分るのに暫く時間が掛かったが、要するに特定の
ソフトを使って作った写真アルバムデータを別の方式に変換出来るかという事らしいのだ。
しかし、入出力の前提になるソフトについて本人がよく分っていないようなのでイマイチ要領を得ない。
仕方がないので『HTML形式などの中間ファイルを介してならできるかもしれません』と、当たり障りのない
受け答えをして電話を置いた。

すると暫くたって同じ現場の人から電話が入り、状況が非常に深刻である事が告げられた。
この事務所ではデジカメのデータの管理に某アルバムソフトを使っていたのだが、非常に重いソフトの為、操作性が
悪いことを指摘されたそうだ。
そこで写真データをフォルダー毎に分け、閲覧にはフリーのグラフィックビューアソフトを使っていたらしい。
この方法は単純明快かつ合理的なので検査の際には問題なかったのだが、最終的に役所に納品する際には特定の
書式にしないと受け付けてくれないと言うのだ。
どんな方式かと思いきや『XML』だと言うので、「それならフリーソフトで出力したHTMLのリストでも良い
のでは?」と、質問したのだが、お役所が決めたことなので全くダメらしい。
その上、データを持ってゆくのが明日の朝だと言うので、相当テンパっている状態なのだ。
そこで改めてXML形式でファイルリストを出力できるフリーソフトを探してメールに添付する事にした。

「まあ、これで何とかなったかな?」と、思っていたら関係する何人か複数の電話が入っててんてこ舞い。
フリーソフトに関しても使い方が分らないし、誰もハッキリとした事が分らないでオロオロしているのが電話から
伝わってくる。
時計を見たら7時を回っていたが、状況を打破する方法が見付からないので急遽羽村まで行くことになってしまった。

結果から言うと芳しくなかった。
XMLに関しての認識が甘かった為、フリーソフトから出力されたデータをそのまま使う事が出来ず、どこかから
見つけてきたアルバム編集ソフトにマウスを使ってデータを流し込んで出力して急場をしのぐしかなかった。
二度手間、三度手間になるし、手法としてクールでないので不満が残った。

自分の不甲斐なさに悶々として家に帰ったのは夜中の3時近くだった。


平成16年03月07日(日曜日)

完全休日なので昼まで爆睡。

午前中の買い物に行きそびれたので定番食材である『ノルウェーシシャモ』を今週も買えないと思いきや、
意外にも大量に残っていた。 ラッキー

家に帰って食事を済ませ、レジャーがてらの買い物ツアーにポンコツ車を駆り出した。
ところが例によって目的が無いので何となく環七を葛西方面に走っていたら、いつの間にかイトーヨーカ堂に
たどり着いてしまった。
しかし、臨時駐車場が閉鎖になってしまった為か車の列が長く繋がっていたので諦めてUターンしする事にした。
・・・で、当然たどり着いたのが業務食品スーパー『Mr.シェフ』&酒量販店『河内屋』だ。
ここでいい加減な買い物をして本日の業務は終了。


平成16年03月06日(土曜日)

納品用のビデオダビングの仕事が残っていたので昼から作業を開始した。

マスターテープからひたすらVHSテープへアナログダビングするだけの単純作業ではあるが、今回は約12分の
作品を合計35本もダビングしなければならなかった為、一日仕事になってしまった。

結局、最後の1本をやり終えたのは10時半になったが、明日は大手を振って休める。


平成16年03月05日(金曜日)

朝から月曜日に撮影してきた写真のレタッチ作業。
工事作業の成り行き上、足元に水溜りが出来てしまうのは仕方のない事なのだが、無い方が見た目が良いからだ。

5枚の写真はどれも結露によって霞んでおり、一見単純そうな作業も難易度が何段か上がってしまう。
その為予想以上に時間が掛かっている最中にお客さんから電話が掛かってきた。

『月曜日に使うので今日中に欲しいのですが、間に合いますか?』(お客さん)
「今日は何時頃までいらっしゃいますか?」(私)
『7時くらいまではいると思いますが、そんなに遅くなるのですか?』
「ジックリ時間を掛けた方が良い物ができると言うだけの話です。」
『・・・・上手いこと言いますねぇ』

夕方までには終わりそうな目処はついていたので時間を切っても良かったのだが、簡単な仕事と思われる
のも困るので焦(じ)らすのも手の内だし、実際その後の作業は順調だったもの、プリントアウトとデータの
CD−ROM化にも時間が掛かったので納品は6時過ぎになってしまった。

まあ、予定通りか・・・

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何かが壊れている気がする。
『中学一年生が学校に日本刀を持ち込み、友達に怪我を負わせた』
『銀座の宝石店に強盗が押し入り30数億円の宝石を強奪』
全くもって耳を疑うような事件が立て続けに起こっているからだ。

しかし、飛びぬけて妙な事件意外でも『バレなければ何をやってもOK』のような風潮が蔓延している。
中高生はマンガ本を万引きし、国会議員は秘書給与を不正受給するといった具合だ。

身近なところで言うと会社への途中に通る歩道橋に投げ捨てられた空き缶が気になって仕方がない。
歩道橋をどちらから渡っているのかは分らないが、どちら側にも公園や販売機のゴミ箱があるので歩道橋の上に
投げ捨てる必要性を私には理解する事が出来ない。
偽善者ぶって偶にまとめて拾っているが、その度に腹立たしく思ってしまう。

『捨てる神あれば拾う神あり』とは言うが、古紙回収にも腹が立つ。
我が家の近所では金曜日がリサイクルゴミの日なのだが、新聞紙やアルミ缶などは出した途端に持ち去られる
事が嫌になり久しく新聞を貯め続けていた。
しかし、2ヶ月分以上も溜まると置き場に困り始め、今日は仕方なく出してきた。

今の法律ではグレーゾーンになって取り締まる事が難しい『持ち去り行為』だが、法律が整備されても上記のように
『捕まらなければOK』では話にならない。
誰もが納得のゆくルールが欲しい物だ。


平成16年03月04日(木曜日)

昨日の納品によりゴール目前になったのもあるが、諸々の買出しにヨドバシカメラへ出かけた。

今回のトピックスはデジカメ用のストロボだ。
最近小型カメラでの仕事はミノルタのデジカメで済んでしまう事も多かったし、内蔵ストロボでの撮影は電池の
持ちが極端に悪くなるので以前から物色していたのだ。
加えて、近々スナップ撮影の仕事という大義名分があるので堂々と買うことが出来たのだ。

会社に帰り早速試し撮りをしてみたが、純正品だけあった塩梅が非常によい。
強いて言うなら内蔵ストロボよりも色温度が高めの気もするが、これで初めて道具としての完成した感がある。

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フジテレビのドラマ『白い巨塔』が面白い。
旧作を全く知らない私にとって予告編で見る前半の3ヶ月(第1クール)は病院内の権力闘争劇のようで見る気が
全く起こらなかったのだが、医療事故を扱う後半は人間ドラマとしての緊張感が高くて非常に良い。

最近の連続ドラマでは感じた事の無い緊張感を感じる原因の一つは上記の通り2クール構成にあると思う。
いつの間に当たり前になってしまった『ドラマ=1クール』という構成はスタッフ、キャスト共に作り易いの
かも知れないが、『意図的な間』を作る余裕がないためにジェットコースタードラマになりがちである。

『悪魔の1ダース』といわれた『1クール』が13から11に減らされて久しい事が拍車を掛けているのだが、
その前後に放送される特番や番宣の類はもはや公共電波の無駄遣いと思っている。
そんなものを作っている時間の余裕があるのなら『初回ないし最終話』の放送時間枠を拡大する必要も無くなるし
作品の完成度に帰依すると思うのだが・・・・

これは改善というより『本来あるべき姿にに戻せ』と言う次元の話だと思う。


平成16年03月03日(水曜日)

昨日の残業でビデオのデータは出来ていたので昼一の納品を目指しダビング作業を開始した。
ところが、お客さんにアポを取ってみたところ6時過ぎでないと事務所には戻れない事が分かり、
多少予定が狂ってしまった。
まあ、空いた時間で別件のビデオダビングとラベルシール作りの作業を片付ける事も出来て良かった
のだが、買い物へ行けるほどの時間までは捻出できなかった。

予想外に遅く5時くらいに会社を出て一路つくばを目指した。
道中、事務所に電話をかけたところ、肝心の所長も予定より帰りが遅くなっているようなので、
丁度良いタイミングだったようだ。
到着して直ぐに仕上がったビデオを見てもらったところ大層評判が良かったので、予想外の本数の
ダビング発注を受ける事が出来た。
このダビングが終わればこの工事に関する仕事のみならず、年末から抱えてきた仕事にも一区切り
着くので新しい仕事に着手ができる。

新型PCの組み立ても放置したままだし、落ち着いて残務処理をしたいものである。


平成16年03月02日(火曜日)

本日も編集の最終調整。
昼くらいには細かい問題個所も無くなり、納品可能な状態になったので改めて親父に確認をして
もらったら、またもや『ここはxxにした方がいいんじゃないか』とチェックが入った。
親父いわく、『長年の経験に基いて』の事らしいが、ここまで仕上がった状態での”それ”は殆ど
その場の思いつきのような物なのでいい気分がしない。

例えるなら来客に飲み物を出すとして、『コーヒー』『紅茶』『緑茶』のどれが良いかの判断を
するレベルならば『長年の経験』もあてになる。
しかし、お茶請に出そうとしたシュークリームの中身について
『カスタードクリームよりもホイップクリームの方がいいんじゃないか』
と、言われるようなものなのだ。
もちろん『カスタード&ホイップのダブルクリーム』と言う選択肢だって”あり”なのに、それを
『xxの方が』と、言われてしまうと納得しかねる。
おまけに渋々直して改めて見せた後に『○○は直したか』などと言われると「何を見ていたの」と
言い返さざるを得ない。

そんな訳で久しぶりに早く帰れると思いきや、気がつくと時計は夜9時を回っていた。
なんだが、夕方からの何時間かが無駄に流れたような気がした。


平成16年03月01日(月曜日)

ビデオ編集の仕上げ作業が残っているが撮影に駆り出された。
場所は浅草と言うより鶯谷に程近い場所にある竣工間近の下水道シールドだ。

打合せの結果デジカメでも構わないと言われ、小型の三脚とカメラだけもって地下トンネルに降りて行ったのだが
構内を歩くうちに内心『しまった!』と思った。
今日は朝から断続的に雪が降るくらい寒い日だったのでジャンバーの下にチョッキまで着込んでいたのだが、シールド
トンネルは『夏涼しく、冬暖かい』場所である事をすっかり忘れていたのだ。
しかもコンクリートの仕上げ用に構内が高温過湿状態だった為、暑いの暑くないの・・・
いくらレンズを拭いてもたちまち結露してしまうし、カメラを構えているだけで汗が止め処なく流れてファインダーが
直ぐに曇ってしまうのだ。

一時間ほど掛けて撮影を終え、汗だくの状態で地上に上がってきたら其処は真冬。
車で待っていた親父が凍えていた。

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会社に戻りビデオ編集の続き行った。
ピックアップされていた点を粗方修正し終わったので、レンダリングをして親父と共に再度修正の
必要な場所を探したが殆ど問題がなさそうだった。
予定よりも若干早く、明日にもお客さんに見てもらえそうである。


平成16年02月分の日記

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02/21 02/22 02/23 02/24 02/25 02/26 02/27 02/28 02/29


平成16年02月29日(日曜日)

2ヶ月に渡る仕事の疲れを取るべく眠り続け、気付いたら3時半だった。
さすがにお腹がすいてきたので近所に買出しに出たが、スーパーには食べたいフランスパンが置いていないのだ。
柔らかいパンしか置いていないのは近所には『爺、婆』しか住んでいないからなのか???

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『砂の器』が佳境を迎えてきた。
原作最大のキーワードであった『らい病』を何に置き換えるのかが気になっていたが、どうやら『殺人鬼』のようだ。
来週以降を見ないとそれも確定しないが、インパクトが著しく弱くなるのは避けられないようだ。

早く見終えて探偵からDVD版の『砂の器』を借りてみたいものである。


平成16年02月28日(土曜日)

本日は夫婦揃って健康診断を受けに御茶ノ水まで行った。
奥方は3年くらい続けて受信しているが、私の場合は脱サラ前に1度やったきりなので、久方ぶりである。

驚いた事が2つあった。
一つ目は内科の問診をしてくれたのが明らかに私たちよりも若い女の先生だった事。
新たに医者になろうとする若い人は大勢いることは分かっているものの、私は基本的に健康なので病院に行く事は滅多に無い。
偶に行くとしても近所にある行きつけの病院にはお爺さん先生しかいないのだ。
その為、あどけ無さすら感じてしまう女の子に聴診器を当てられる状況には驚きを感じてしまった。
(眉毛のそり方も妙だったけど・・・)

2つ目は右目の視力が0.8だった事。
奥方はコンタクトレンズを使って同じくらいだと言うので贅沢な話しかもしれないが、永らく目がよい事が自慢であった私に
初めて突きつけられた『目が悪くなりましたね宣言』であった。
右目の調子が悪いのは20年来の話しなのだが、目を酷使した時だけの症状であり、少し休めば問題は無かったからだ。
ところが、ここ数年来パソコンに向き合う時間が以前にも増して多くなった事と加齢により殆ど戻らなくなってきたらしい。

まあ、左眼はまだまだバリバリだし、生活にも仕事にも不自由は感じないので当分何もしないつもりだ。

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昼前に健康診断が終わったので、徒歩にて秋葉原に移動した。
特に目的は無かったが、検査の為に朝食を抜いているので土地鑑のある場所で食事がしたかっただけだ。

問題は何を食べるかだった。
仙台出張で食べ損ねた牛タン定食を『新宿ねぎし』で食べようと何となく思いつつも、その近くには『点心食べ放題』がある。
貧乏性ゆえに『食べ放題』となると元を取らんばかりに時間一杯食べ続けた挙句に後悔する事が分かっているが、牛タン定食は
少々パンチにかける感もあった。
しかし、『食べ終わった後に言い知れぬ空しさを感じる』と言う意見に基づき、点心食べ放題を却下して牛タンを食べる事にした。

食事の後、あちこち歩き回って夕方ヘトヘトになって帰宅した後は何もする気になれなかった。


平成16年02月27日(金曜日)

昨日に引き続きつくばトンネルのビデオ編集のファインチューニング。
洗い出しを行った数多くの修正個所を頭から修正を続けつつ、裏プロセスでCGのレンダリングを行った。
まあ、この期に及んでCGを追加する必要も無いかもしれないのだが、より分かりやすい表現方法を考えるよりも
CGを作ってしまう方が無手勝流なのだ。

週明け早々に完成する見通しが立ってきたので残業もほどほどにして帰宅することが出来た。

(忙しくて日記どころではなく、2月28日にまとめて書いている・・・)


平成16年02月26日(木曜日)

昨日仮納品を終えたので多少ゆっくり家を出ようと思っていたら親父から『早く来い』電話が入った。
来月早々に事務所が解散されるので、今度こそ完全版を納品しないと後が無いらしいのだ。

早速昨日聞いてきた要望と問題個所の洗い出しとを行ったが、基本的にはファインチューニングの類なので気が楽だが、
逆にいうと掘り下げ始めると切りが無くなる恐れもある。

そこで今日のところはほどほどのところで仕事を切り上げて、久しぶりに早く帰ることにした。

(忙しくて日記どころではなく、2月28日にまとめて書いている・・・)


平成16年02月25日(水曜日)

今日もつくばの編集
明日はお役所による検査があるのでビデオも納品済みでなければならないのだ。
まあ、誰が見ても可笑しくないレベルに達していれば検査は通るので細かい部分は後回しでよいのだが、体裁だけは
を整えねばならない。

ところが連日の残業により、おおよその見通しは付いていたものの『何を持って完成』とするかが難しい。
テロップの誤字脱字は当然として、より的確なビデオやCG、イラストとの入れ替えをやっていると時間は幾らあっても足りない。
よって『何時を仮締め切り』にするかが残り時間と訳だ。

当初考えたパターンは
1. 3時までに仕上げ5時くらいに直接納品する 
2. 5時までに仕上げ宅急便の10時便に乗せる
3. 夜中だろうが直接納品する
の3段階であった。
しかし、3時を回った時点ではレンダリングを始める事が出来なかったのでタイムリミットについて問い合わせをしてみたところ、
『検査の準備で徹夜になりそうなので何時でもOKです』と、悲哀に満ちた答えが返ってきた・・・

結局ダビングが終わって親父に納品に出てもらったのは9時過ぎであったが、これで一山越えた感がある。

(忙しくて日記どころではなく、2月28日にまとめて書いている・・・)


平成16年02月24日(火曜日)

つくばの編集で『ぷっすま』も見ずに夜中まで残業
(忙しくて日記どころではなく、2月28日に書いている・・・)


平成16年02月23日(月曜日)

朝からつくばトンネルの仕事を続行。
しかし、初期の編集の時もそうだったが、冒頭にある『工事の概要』の場面は時間的には短いのに盛り込む要素が
非常に多いので作業の能率が上がらず嫌になる。

そんな作業を続けていたら携帯電話が鳴ったので誰かと思いきや(上の仕事の)所長さんだった。
『納期に間に合うか』については昨日(日曜日にも拘らず)あったばかりなので別件についてだったが、
『私を決め打ち』してくるのは親父が携帯番号を教えてしまった事が原因だ。
困ったものだ・・・


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11時くらいまで残業をして帰った後、昨日に引き続きADSLの検証を行った。

ADSL開通に関連して送られてきた葉書によると、
『開通から1週間以内にADSLモデムを48時間以上接続してください。局側をチューニングします。(意訳)』 と、あった。
接続したのは昨日の夜なので、まだ24時間程度しか経っていないがアクセススピードを計測してみた。
すると、表示は280kbpsと表示され、早くなるどころか遅くなっているではないか。

これには納得がいかなかったのでモデムをリセットするなどして悪あがきをしてみたが結果は変わらなかった。
それでもダイアルアップと比べれば遥かに高速なのでメリットにはなっているが、気にならないわけが無い。

『日曜日なのでチューニングが終わっていない』『夜なので回線が込み合っている』などと考え、明日に期待することにした。


平成16年02月22日(日曜日)

仕事はあるが一応休み。
めっきり春めいて気持ちが良いので多少早く布団から這い出たが、堕落した生活は相変わらずだ。

いつものように車で週末の買い物に出かけた途中で母親から電話が入った。
オークションで落札したADSLモデムが届く事は分っていたので、買い物をざっくり終わらせて実家へ。

本当はADSLモデムを受取って直ぐに家に戻りたいところだが、昨日発見された納品用のデータを何とか
しないと明日の朝の納品に間に合わないのでレンダリングの作業を行った。

家に帰りADSLも設定を・・・と、言いたいところだが、ダビング作業を先行させる。
1本あたり約10分しかないので、案外他の作業に集中できないからだ。

[写真:mn7530]
落札したADSLモデムMN7530無線LANカードセット。 ビデオテープと比較してもコンパクトだ

結局ADSLの設定は夕食を食べ終わり『新撰組!』と『砂の器』を見ながらする事になったのだが、
何度説明書を読んでもIDの認証に失敗して接続が出来ないのだ。
思い当たる節をあれこれ試してみたが上手くいかずヤキモキしたが原因はIDの後ろに『@point.ne.jp』を忘れて
いただけという実に初歩的なものだった。

ここまでは有線LANでモデムに接続して設定を行ったが、折角無線ルータの機能があるので使わない手は無い。
そこで動作確認も兼ねて無線モデムカードをインストールすることにした。
しかし、経験が無いというのは悲しい物で、ここでも直ぐには接続が出来ない状態が続き、ノートパソコンに
無線と有線のLANカードが2枚刺さった状態での作業となった。

原因が説明書の読み間違えである事に気が付いたらたちまち解決。
無線LANでも無事にADSL接続が可能となったので接続スピードを測定してみると、有線接続と同等の
『330kbps』出ていることが確認できた。

[写真:無線LANカード] [写真:無線接続状態]
コタツでの接続状態は100%! あたりまえだ・・・

まあ、コタツとモデムとの間は見通し距離で1.5mも離れていないので当然のことだ。
そこで家の中で一番遠いと思われる2階のPCルームでも実験を行ったが、電波状態は8割程度確保できるようだ。
このあたり、狭い木造住宅の面目躍如(?)と言うところだろうか・・・

悪乗りして2階においてあるメインPCにも無線LANカードを入れてしまいたいくらいだが、モデムの調達に
予想外の出費をしてしまったのでしばらく先になるだろうなぁ〜


平成16年02月21日(土曜日)

来週半ばに納品しないといけない編集があるので昼前に会社へ。

変更になった地名の修正やナレーションに画を合わせる作業を行ったったが、煩悩が多くてなかなか調子が出ない。
夜になり奥方も呼んで夕食を食べた後にDVDで『TAXI3』を見始めたら・・・

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家に帰り月曜日に納品するビデオのダビングを始めたのだが奥方から『今、画が乱れなかった?』と指摘を受けた。
『そんなはずは・・・』と、思い見直してみると、確かに微妙に画が乱れている箇所があったのだ。

原因がレンダリングされたデータにあったのかHDDの転送レートだったのかは不明だが、作成時に全く気が付か
なかったのには違いが無い。
面倒でもデータを作り直す事にした。


平成16年02月20日(金曜日)

昨日の電話に基づき、最終納品するビデオの用意をしていた。

基本的には同じ内容のビデオであるが、表紙部分と最後に表示される会社名に3種類のバリエーションがあるので
それに合わせてデータをレンダリングする必要があった。
同じようにビデオテープに貼り付けるラベルも3種類用意せねばならず、意外と手のかかる作業となった。

結局手離れが悪いので他の作業には手が回らず、一日が終わってしまった。

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作業をしながらテレビのニュースを『聞いて』いたら裁判のニュースが幾つか耳に入ってきた。

まずは皇族『有栖川宮』を名乗って詐欺行為を行っていたとされる夫婦の裁判。
どちらかと言うと目立ちたがり屋の女の方が主犯のようだが、未だに非を認めないあたりは真性の詐欺師なのか?

次に免許取り消しにも拘らず飲酒無免許運転を繰り返し、パトカーの追跡を振り切ろうとした結果、9歳の少年を
しに追いやってしまった20歳の男の裁判。
そもそも法律を守ろうと言う意識の希薄な人間にいくら交通切符を切っても無駄な事だ。
『危険運転致死』などと言わず、自動車を凶器に使った傷害致死なり殺人として扱えない物かと思ってしまう。

最後にオウム裁判の山場、麻原こと松本被告への判決が月末に出ると聞いた。
まだ一審であるので先は長いが、元教祖の責任が明らかになるかが私にも気になる。
これについては特別番組が各局で予定されているのでチェックをするべきだろうか・・・


平成16年02月19日(木曜日)

昨日の夜にナレーションのDATを受取ってきたので、朝から取り込み作業をスタートした。
CDにしてもDATにしてもデジタル記録されているので光デジタル端子から損失無く取り込めるのがうれしいが、
同じ文章を何パターンも録音してあったりするので、最終的には人間が判断しないと後からややこしくなる。
そこでナレーション原稿と抑揚などの意味を考えながらファイルに切り出してゆくので意外と時間が掛かる作業だ。
今回も10分強の録音テープの取り込みと切り分け作業は午前中だけでは作業は終わらなかった。
まあ、それも作品のイメージを膨らませる為の作業でもあるので無駄ではない。

ナレーションの取り込みを終え、新しく挿入する画像の準備作業をしていた時にG社のH氏から電話が入った。
ようやく昨年来続いていたビデオ編集に関して『100%』のお墨付きを頂き納品できる事になった。

これは正直めでたい事であるが、他にも重要な日である事を親父が思い出した。
今日は両親の結婚記念日だったのだ。
そこで夕方になって突然小岩で食事会をする事を決定し、あちこちに伝令を飛ばすことになった。

最初は両親と私と妹の4人を考えていたのだが、結果的に弟と私の奥方も出席した為6人のパーティーとなった。
この店は明日葉のてんぷらを初めとして格安が大盛り料理が人気の店の為、開店前に予約を入れないと門前払いを
くらいかねないが、この人数で2時間近く盛り上がったのに会計は2万円強と激安であった。

その後、いつもの面子でカラオケに行ったが、行きつけの店と歌のラインナップが違うのでチョット乗り切れなかった。

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実は本日付で我が家にもADSLが開通するはずだった。
正確には工事は終わっているはずだがADSLモデムの入手が遅れてPCを繋げなかったのだ。

当初からモデムはレンタルではなく中古品を自前調達して安く仕上げる目論見でヤフオクに入札を繰り返していた
のだが、思った値段でなかなか落札が出来なかったのが理由の一つだ。
重ねて将来的には1階と2階とを無線LANで結ぶ事を考えていた。
取り合えず適当なモデムを買っておき、頃合を見計らって無線ルータ組み合わせるつもりだった。

ところが、無線ルータを導入した時の電源や配線の取り回しを考えるとスマートな状態とはいえない。
無論、ルータを増設するのではなくモデム内蔵無線ルータに交換すれば済む事だが、モデムが無駄になってしまう。
そんな事を考えていたら多少無理をしてでも、最初からモデム内蔵無線ルータを買ってしまうのがベターに思えて
きたのでヤフオクへの入札方針を変更することにした。

飲み会から帰ってダイアルアップで入札状況を確認してみると、格安の無線ルーターとLANカードのセットと
同等の入札状況だったので『えいやっ!』と、落札してしまった。
さて、モデムが届き目出度く開通するのはいつになるか楽しみである。


平成16年02月18日(水曜日)

ナレーションの吹き込み待ちの為、今日も手持ち無沙汰。
映像の調整はナレーションの長さとタイミングに依存しているので、それ以外の作業をする事にした。

問題だったのが変更された発注者の肩書きだった。
当初パンフレットに書かれていた公団だか公社が、改名になったのか組織替えに成ったのか、全く
違う上に更に長い肩書きになっていたのだ。
何が困るかと言えば、どうやっても画面にバランスよく収まりきれない事だ。

文字のバランスに悩みつつ、裏プロセスでMDに取り溜めしていたラジオの取り込みを行って
いたのだが、チェックをしてみると随分と失敗があった。
以前チューナーの選局や時計の設定を間違えたりして悔しい思いをしたので、かなり慎重になって
いたのにもかかわらず、関係の無い番組が録音されていたのだ。
しかも、前後編の後編を取りそびれた事が2回もあって我ながら情けない・・・

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昨日の東京新聞の夕刊に『社会保険庁が保険料で職員宿舎を建設』と一面で報じていた。
このヘッドコピーだけでも十分にムカツク話しだが、今朝の朝刊の特報面で詳細を読み、更にムカツイた。

要するに社会保険料を広く国民の福祉にではなく、『狭く役人の為』に使っているようなものなのだ。
しかも、お役人曰く
『民間の保険会社でも保険料で社宅を建てるじゃないか。それと同じ事だ』だって。
だったら民間と同じリスクを感じながら働けよ!!

官僚も政治家も究極的にはサービス業の筈なのに、いつの間にか雇い主の言う事には耳を貸さず、
自分達に都合の良いように法律すら変える事を当然の権利だと思っているようだが、石ノ森章太郎さんの
代表作『HOTEL』にこんな科白があった。
『サービスの語源はサーバンド、つまり奴隷だ』
サービスの本質を的確に示し、目からうろこが落ちる素晴らしい科白だと思う。

しかし、公僕と言う言葉が死語となり、主人と奴隷との立場が入れ替わっているような気がする・・・


平成16年02月17日(火曜日)

仕事の打合せの為、親父と共に丸の内まで行った。
背広にネクタイ自体は特に問題は無いが、それに合わせた靴は履き慣れないので足が痛かった。

打合せが順調に終わったので徒歩で京橋まで移動して堀内カラーで仕上がりフィルムを受取り、打合せの成り行き上
秋葉原で買い物をする事にした。
お客さんから注文があったのはポータブルのDVDドライブなのだが、調べると殆んどの製品がACアダプターを
必要とすることが判明した。
自分で使うとすればACアダプターも『有り』だし、接続方法もUSBではなくPCカード方式の方が安いのだ。

しかし、実際に使うのは私ではなくお客さんだ。
『安かろう、悪かろう』な商品を納めて嫌な顔をされるくらいなら・・・と、誰もが納得のゆく物を買う事にした。

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まだきな臭いヤマギワSOFT館を拝み、電車で帰ろうとしたら『山手線で人身事故』というアナウンスがあった。
それ自体は聞き慣れてしまった感があるが、総武線のホームに行く途中にある山手線のホームの異変に気が付いた。
人身事故で止まっているので乗降客が困っているのは当然だが、その困惑の仕方がチョット異様なのだ。

その原因はホームにいた老紳士の会話で直ぐに分った。
『・・・電車に飛びこんだら後で大変だから、絶対にするべきではないのに!』
『・・・3つくらいになっていたな・・・』
気が付くとその紳士の前には女性物の手提げカバンが落ちており、人々は電車の下を覗き込んでいた。

・・・どうやら直後の事故の横を通り過ぎたらしい。
わざわざ嫌な物を見たくも無いのでその場を直ぐに後にした。


平成16年02月16日(月曜日)

先週に出したメールなどの返事が来ないので手持ち無沙汰の一日。
降って湧いたような空き時間なので、妄想がインターネットを駆け巡る事となった。

まず、昨日見つけたMP3プレーヤに関して色々調べたところ、当然ながら同じメーカーでも別の機種も出して
いるし、競合商品も数多く発売されている。
しかし、色々見比べてみてもX−Barが妙に光って見えるので(買うのは私ではないが)これに決った感がある。

次に気になったのが携帯電話の料金だ。
私も現代人なので携帯電話を持ち歩いてはいるが、殆んど受信専門と言っても構わない状態だ。
にも拘らず月々3千円強の料金を払っている事に我慢がならなくなってきた。
各キャリアの料金をあれこれ検討してみるとやはりNTTに固執している理由は殆んど見言い出せないのだが、
良いと分っているCDMA1(au)に乗り換えるだけの価格差が直ぐには無いのが気になった。

あれこれ悩んでいるところに宣教師の兄貴が帰ってきて突然拉致られ、100満ボルトへ・・・・
0円の端末を買い、Docomoの携帯を捨てるのが第一歩かと思ったのだが、イマイチ踏み切れなかったが、
結局Docomoのファミリー割引を組み込むのがベターである事が分った。

会社に戻ると携帯大王の妹が帰っていたのでこの件を相談をすると彼女が胴元を務めているファミリー割引に
組み込んでもらうには本人が揃えなければいけないらしい。
しかし、時計を見ると殆んどのDocomoショップは閉まっている時間なので、少々離れた場所にある船堀
まで急遽行くことにした。
滑り込みセーフで手続きを済ませたが、これがベストであるか、また悩む事になるだろう。

この後、車にはいつもの面子が揃っていたので奥方の会社の近くにある『しゃぶしゃぶ食べ放題』で
牛と格闘して一日が終わった。


平成16年02月15日(日曜日)

布団から抜け出す事が出来ず今週も昼近くになって起床し、近所のスーパーでの買い物からスタート。

最近テレビを見ても新聞を見ても『頭の良いお役人のお手盛り仕事』の話が目白押しで頭に来る事この上ない。
そんな訳で(?)久しぶりにポンコツ車の洗車をしてから葛西にあるイトーヨーカ堂へ遊びに出かけた。
そもそも大した用事が無いのだが、渋滞していないそこそこの距離を走るのは何とも気持ちが良いからだ。

一通り巡り歩き、帰り道に業務スーパーで買い物をした帰り道に100満ボルトに立ち寄った。
目的は奥方が物色中の携帯用MDプレーヤだ。
各社多少の性能の差があるものの、CDからコピーしたものを通勤途中で聞くだけなので、奥方にとっては
MDLPや音質云々よりも重さや厚さ、値段が気になるようだった。

奥方は30分くらい並んでいるMDプレーヤをとっかえヒッカエ手に持っては感触を確かめていたが、決め手に
なるような物が無いので出直そうとしたのだが、『どうせならMP3プレーヤを見てゆこう』と言う話になった。
そこで店員に案内された一角で実にサイバーな商品が目に入ってきた。
Seagrand社のX−Barである。
[写真:X−Bar]
まず店頭価格がMDプレーヤと同等の約1.7万円と安価だった事で目に入ったのだが、本体にUSBの端子を
内蔵しているのでPCとの接続にも便利そうに思えた。

しかし、カタログを見るとMP3プレーヤ以外にも多くの性能を有している事が分った。
・ FMラジオチューナ内蔵
・ SDメモリーカードによる増設が可能
・ SDメモリースロットはカードリーダとしても利用可能
・ 音声データはアナログポートからダイレクトにMP3変換も可能
・ マイクを内蔵しておりICレコーダとしても使える
・ 内蔵メモリをUSBメモリーとして利用可能
実にナイスでサイバーなポインティングデバイスではあ〜りませんか。
どの機能もありふれた物かもしれないが、スイス製の五特ナイフのように集約されている事が
無性に素晴らしく感じてしまうのだ。

・・・気が付けば奥方よりも私のほうが『欲しい欲しい病』になっていた始末だ。

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週末にeメールに引き続き手紙でも『ADSL開設日決定のお知らせ』が届き、ブロードバンド化が秒読みに入った。
踏み切った理由は光収容を無料でやってくれる事もそうだが、ADSLモデムを自前で揃えれば月々500円の
レンタル料金を払わないで済む事もあった。
その為にヤフオクで入札を繰り返していたのだが、そろそろ真面目に落札しないといけない状態になってきた。

週末に掛けても2本ほど入札をしていたので朝と夜チェックをしようとダイアルアップをしようとしたのだが、
何故か『ユーザー名がパスワードを確認してください』とエラーメッセージが表示されて接続が出来なかった。
もちろん何度も電話番号やらIDを確認したのだが、前日までそのまま接続できていた事を考えると、解せない。

サーバーメンテナンスの知らせも聞いていないし、接続できないので確かめようもない。
まあ、間も無くオサラバするプロバイダーなのでこの日は諦める事にした。


平成16年02月14日(土曜日)

最近定番となりつつあるが、タモリ倶楽部を見た後コタツで寝込んで10時くらいに目が覚めた。
しかし、これまた定番のように『食っちゃ寝ー』しながら一日中テレビを見て過ごした。
実家の子猫を見に行く予定もあった、前日の夜中に『全て死亡』と悲しい知らせが入っていたからもある。
合掌。


平成16年02月13日(金曜日)

今日はビデオ編集の打合せを兼ねてつくばへロケへ出かけた。
昨日までは午後2、3時くらいの予定だったのだが、朝一に電話が入り急遽午前中に変更になった。

珍しく首都高が空いていた為、予想以上に早く到着したのだが、打合せをするつもりだった肝心の所長が事務所に
居らず、時間調整も兼ねて追加のビデオ撮影から先にする事となった。

撮影を終えて事務所に戻ると所長も帰っていたので、ビデオ編集の打合せをして概ね業務終了(?)


平成16年02月12日(木曜日)

朝からサメのアニメとの格闘。
G社H氏のご希望は『怖くないイラスト』なので頭をひねった結果、インチキな漫画を使う事にした。
[イラスト:オープニング用のサメ]
これに加えてサメの象徴ともいえる『背びれ』を泳がせる事でサメを印象付ける作戦だ。

問題はこれをどのように動く絵にするかなのだが、1コマ毎にカメラで撮影するのも大変なので、いつも使って
いるCGソフト『Blender』を使う事にした。
グラフィックソフトで描いたイラストを平面のオブジェクトに張り付けることでセル画の代わりにするのだ。
正直に言ってソフトの使い道を考えると『役不足』だが、いつも使っているソフトなので悩むことなくアニメーション の
設定を自由に付けられるのがありがたい。

それでも納得のゆく作品が出来るまでは丸一日『あーでもない、こーでもない』とやる必要があった。
後はH氏が首を縦に振りさえすれば全てが終わるのだが・・・


平成16年02月11日(水曜日) 建国記念日

旗日なので休み。
しかし、体内時計が正確な為かいつもと同じ時間に目が覚めてしまったし、ヤマギワSOFT館の火災のニュースが
気になったので、ワイドショー番組を見るために起きる事にした。
てな訳で、一日中コタツでテレビを見つつクッチャネェ〜するはめに・・・

夜は福田探偵と共に亀戸で兄弟会議。
途中で宣教師の同僚が飛び入り参加して大盛り上がりした。
その後、新小岩に戻ってカラオケで2次会を行ったがのどの調子がイマイチなのか、シャウトが決らなかった。
(単に飲みすぎだったかな?)


平成16年02月10日(火曜日)

登社して直ぐに昨日レンダリングしたビデオの確認。
しかし、Windowsのメディアプレーヤでは再生できるのに普段使っているキャプチャーソフトでは途中までしか
再生できないのだ。
これだとDVのテープにも書き戻しが出来ないので焦りつつ対処療法を探す羽目になったが、いつも全体を2分割して
レンダリングするところを4分割して無事に認識させる事ができた。

これをVHSのテープにダビングして親父に渡して一段落した。

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昨日秋葉原を放浪した時に30GBのHDDを中古で1台購入してきた。
去年の暮れに購入したまま、組立て途中となっている新型PCのシステムディスクにするためだ。

上記の仕事が終わったので早速マシンにマウントしたところ、何の問題もなく認識してくれた。
店頭に表示されていた『チェック済み、中古』というのは嘘ではなかったようだ。

しかし、メディアチェックに掛けてエラーがないかを確認をしている途中で妙な事に気が付いた。
ドライブのスペックを調べようとして控えた型番をインターネットで検索を掛けると、このドライブは40GBの
ドライブとしてしか情報が出てこないのだ。
”もしかしたら”と思い、コントロールパネルで現在接続されているHDDを見たら全く同じドライブが40GBの
HDDとして接続されてたのだ。
さらに、このドライブをまじまじと見たら『30.1GB』と印刷されたシールの下に40GBと言う文字が
透けて見えているではないか・・・

まあ、40GBのつもりで30GBしか認識できねば『金返せ!』と、なるかもしれないが、元々30GBの
つもりで買って来たので怒る気もしない。
思い起こせば去年弟から貰った
20GBが1割にも満たない事があった。
現象としては全く同じだが、今回のドライブとは違って救いがないよなぁ〜

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宣教師 が先日から『出会い系サイト詐欺』のドキュメントを掲載し始めた。
当事者は私にとっても身近な人間なので漏れ聞いている部分があるので連載の経緯に期待している。

これとは比べ物にならないが、詐欺の入門編といえるようなメールが 先月私の元にも配信されてきた事がある。
試しにこの口座番号などをインターネットで検索してみたところ、同じメールに関する書き込みが私のHP以外にも
ヒットがあった。
この記事については検索エンジンのキャッシュに入っているので問題なく読むことが出来るものの、私の日記の
構造上オリジナルデータは別のページにリネームしてあるので、一応再掲載する事にする。

当社は債権回収センター(ハード株)です。
お客様の未払い滞納金が(36.775)円になりますので、1月9日午後3時までに
必ず[川口信用金庫・鳩ケ谷支店・普通口座・0282360・名義名カトウユキコ]宛に
必ず振り込むようお願い申し上げます。尚、指定日確認の上、入金ない場合は※勤務先、
身内の方々への請求を、余儀なくさせていただきますので、ご了承ください。
もし先に[この請求メールが届く前に、入金されていた場合は大変申し訳ございません]
その時はデータの方を至急削除いたします。担当・{遠藤敏行}
(不法なメールであるゆえ、口座番号なども含め、すべてそのまま公開します)

昨年『俺おれ詐欺』と平行して散々取りざたされていた典型的な『不正請求詐欺』だ。
この手のメールは無視するのが一番だが、「やっと自分にも回ってきたか」と、不謹慎ながら笑ってしまった。
(金額を良く見ると、カンマではなくピリオドが使われているので3万6千余円では無く、約36円と言うのも笑ってしまう)
最近はテレビで法律を扱う番組が増えてきたのでこのメールに含まれる『おかしな箇所』や『不法な箇所』は書き連ねると切が無いが、
ですます調で書いているにも拘らず、脅迫めいているのが不気味な文章なので払ってしまう 気持ちもわからないではない。
しかし、詐欺であるのは明らかだし、身に覚えのない事なのでセオリー通りに無視する事にする。


平成16年02月09日(月曜日)

ようやく通常業務に復帰。
午前中は出張に撮影したデジカメのデータの整理やビデオの確認、および付帯するメールの返信などで終わった。
昼食を済ませて京橋の堀内カラーへ向かったのだが、普段2時間で終わる筈の現像処理が『休み明け(??)』
と、いう理由で3時間と大幅に遅れていた。

思いがけず3時間も空き時間が出来たので、秋葉原へ向かい時間つぶし。
まあ、これといって目的も無いのでひたすらブラブラするのみだった。(久しぶりに1万歩以上歩いた)

時間を持て余し気味にして京橋へ戻り、4x5ポジの結果を確認したところ良好だったので本番指定して帰ってきた。
会社に戻り、明日仮納品するビデオのレンダリングをして業務終了。


平成16年02月08日(日曜日)

疲れが溜まっていた為、昼近くまで爆睡。
一応近所の朝市には行ったが、目ぼしいものもなく帰ってきた。

遅い昼食を済ませ、仙台土産を持って平井にある奥方の実家へと向かった。
その流れで奥方のお母さんを車に乗せ、チョットお茶をしに出来たばかりのパスタレストランへ行った。

思いがけない長話をした後、今度は私の実家を目指した。
お土産もそうだが、育ちつつある子猫の様子見の意味もあった。

ところが、4匹生まれた子猫も途中で親猫に押しつぶされて3匹となり、残りの猫も万全の体調とはいえないらしい。
親猫がオッパイをあまりあげないのも理由の一つだが、哺乳瓶であげた猫ミルクも飲んでもらえないので打つ手もない。
結局、夜中になって具合の悪かった1匹が死んだと連絡が入った。


平成16年02月07日(土曜日)

さっさと帰りたかったので7時頃に起床。
朝食の前に外に出ると雪を大量につけた車が数多く見られた。
私たちも『行きの道中』と同様に郡山の付近で雪に見舞われたが、夜中にかなり強く降っていた事が想像できた。
[写真:上河内PAにて]

持参していた残りの食材で朝食を簡単済ませて早速出発。
首都高に入り扇大橋付近で若干渋滞していたものの、ウンザリする事もなく無事に家に帰ることができた。

帰ってからは何もする気が起きず、結局一日中コタツから動く事が出来なかった。


平成16年02月06日(金曜日)

ロケ当日。
夜間かなり冷え込んだものの、発電機を回して暖房を強めにしていたお陰で至極快適であった。
[写真:一泊した駐車場] [写真:一泊した駐車場]

片付けをしつつ、一泊した場所を確認したところ『風越交流ふれあい広場』と言うところだと分った。
どうやら石巻市と金華山を有する牡鹿町とを結ぶ為に作った『風越トンネル』とセットの施設らしい。
いずれにしてもパークキャンピングをするのには絶好の場所であった。

車中で軽く朝食を食べて、直ぐにロケ現場へと向かった。
すると、その道中に登校途中であろう女子中高生の列と出くわしたのだが、その姿に唖然とした。
スカートの丈が東京でのそれと同様か、それ以上に短いのだ。
中には上着に隠れるような極ミニの女の子も混じっており、気温が0度近い事を無視しているかのようだった。
その上、定説に従い一様に生足で歩いているので、見ている方が寒くなってきた。
確かにお洒落やファッションには覚悟や思い切りは必要だろうが、TPOを弁(わきま)えないのは・・・

工場に到着し、程なくG社の皆さんも到着したので、打合せもそこそこに撮影を開始した。
今回はパンフレット用の写真と説明ビデオ用のビデオ撮影を掛け持ちなので機材は多いが、現物は動かないので
気が楽だった。
[写真:仕事中の私]
お昼を挟んで機械の段取り換えをしてもらったが、手間取って予定通りには行かない。
そんな訳で(例によって?)暫く待ち時間となったが、2時には全ての作業を終えることができた。

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仕事が早く終わったので直ぐに帰っても良いのだが、折角遠出をしてきたので色々寄り道をする事にした。
まずは『石ノ森萬画館』によってみた。
[写真:萬画館外観01] [写真:萬画館外観02]
名前からも想像できるように地元石巻出身の漫画家石ノ森章太郎氏を記念して作られた美術館のような物だ。
石巻には石ノ森氏ほど有名な物が少ないらしく、駅やその周りなどにもキャラクターをあしらった建物も散見できた。
[写真:石巻駅]
ロケ現場を探す途中に案内板があったので気が付いたのだが、工場の人に聞いたら『あれです』と窓から直ぐに分る
UFOのような不思議な建物を教えてもらったのだ。
[写真:萬画館入り口] [写真:萬画館のコインロッカー]
親父は漫画には興味が無いので私だけで入る事にした。
萬画館に入って直ぐに目に飛び込んできたのは009のコスチュームを着たお姉さんの姿だ。
私はお姉さんに促されるままに入場券を買って2階の展示場を目指した。
(このときは常設展示のみだったので入場料は600円だったが、企画展があると800円らしい)

ドームの外壁に沿うようにスロープを登ると展示スペースがあり、入り口には石ノ森氏の作品年表が鎮座していた。
早速期待に胸躍らせて中に入ってみたが、先に感想をいえば”微妙”な物だった。

石ノ森氏に関するキーワードには『トキワ荘』がある。
あまり立ち止まる事も無く巡り歩いていたが、15分の1(だったかな?)のトキワ荘のジオラマには驚いた。
オンボロアパートとは聞いていたが、心底オンボロである事が模型からもにじみ出ていた。
更にその隣には『バーチャルトキワ荘(?)』なるゲームがあり、かなり興味深かった。
これは自分が編集者となり石ノ森氏の原稿を取りに行く為にトラックボールを操ってパソコン内に3D-CGで
再現されたトキワ荘に入ってゆく趣向なのだが、石ノ森氏以外の漫画家にも挨拶が出来たりして面白そうだった。
しかし、親父を待たせていた為に途中で先へ進んだところ、その後がどうにもチープなのだ。

基本的には展示物が『ただ置いてあるだけ』なので一度見回れば再び来ても面白みの無い上に、3つしか無い
有料アトラクションの一つは壊れたまま放置してあった。
これは仮面ライダーのハリケーン号に乗って疾走を体感する筈なのだが、スクリーンに投影されている画面は
どう見ても起動途中のPCである上に、『DISK I/O ERROR』と無常なエラーメッセージが出たままだった。
壊れていると張り紙をしているくらいだから興ざめのするプロジェクターも止めれば良いのだが、この辺にも
『やる気があるのか無いのか』の微妙さが垣間見えた。

その後も立ち止まるような展示物が無かったので早々に帰ろうかとも思ったが、折角600円も払っているのだから
他に見るものはないかとウロウロしていたら先ほどの”00お姉さん”に『オリジナルアニメの自動放映がありますので
よろしければ、中でお待ちください』と、小さな映写室に案内された。

しかし、空っぽの部屋で映画が放映されるの5分ほど待っていたものの、自動放映なので一向に上映が始まらない。
そんな訳で馬鹿馬鹿しくなって席を立っち、一階のお土産売り場をチェックしただけで萬画館をあとにした。

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『折角仙台まで来たのだから特別な事を』となると、当初から『牛タン』と『萩の月』を考えていた。
そこで、直ぐには高速道路には乗らずに一般道を走ることにした。

ところが、牛タンに関しては仙台駅付近に専門店があると分っていてもキャンピングカーでは小回りが利かないので
街道沿いを探したが見付からない。
まさか仙台まで来て『牛角』に入るのも嫌だし、結局諦める事にした。

次は『萩の月』だが、5年前に新婚旅行で東北地方を漫遊した際に高速道路のサービスエリアに売っていない事を
知らずに買いそびれ、苦い思いをした経験がある。
そこでスーパーでもお土産屋さんでもよいから売っているところを探したのだが、結局松島にある直営店で無事に
購入する事ができたので帰路へと着いた。

帰り道も渋滞に巻き込まれることもなく順調だったので、私は夜中になっても東京へ帰ろうと主張したが、
親父は『もう一泊しよう』と、頑として受け入れなかったので上河内サービスエリアで寝る事となった。

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石巻から帰る途中で実家で飼っていた猫、クロが亡くなったと電話が入った。
[写真:元気だった頃のクロ]
親猫が産みっぱなしにしていた4匹の猫を飼う事にしてから早8年。
クロの兄弟や他の猫が死んだり行方不明になる中、唯一生き残っていた猫だった。
一時期は近所のボス猫を気取るヤンチャな猫だったが、去年から体力の衰えが目立ち始め、最近は半ば痴呆状態
だったのか1日中寝ている事が多かった。
この日も同じように風呂場で寝ていたらしいが、30cmほどの段差から落ちて動かなくなってしまったらしい。

猫の平均寿命は10年くらいと聞いているからもう少し長生きして欲しかったが、入れ替わるように新しい命も
生まれてきているので泣いてばかりいられない。

クロや、長い間ありがとう。 合掌


平成16年02月05日(木曜日)

本日午後から宮城県石巻市まで出張。
前日まではつくばの現場で打合せを兼ねる予定だったので、朝は早出のつもりだったが、昨日の夕方にキャンセル
の電話が入ったので準備も随分ノンビリとできた。

仕事としては明日半日もあれば終わる内容なのだが、親父は1週間前から完全にバカンスモードなのだ。
実際問題ビデオも写真も私がやるので親父の出番は殆んど無いのだが、それにしても仕事をやりに行くという
気概が全く感じられないので、こちらのやる気までそがれてしまう。

まあ、『仕事は楽しくやる』ってのは間違いではないが・・・(ぶつぶつぶつ・・・)
(このつづきは帰ってから書きます)

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昼食を早めに食べ、正午ころに会社を出発した。
我が家の場合、1時間程度の間隔で休憩を入れるのが通例だ。
しかし、交通量が少なくすこぶる調子が良いので多少長めの1時間半程になってしまった。

3時過ぎに2度目の休憩の為、東北自動車道鏡石PAに立ち寄ったところ、トイレの真隣にミニストップが出来ていた。
[写真:PAのコンビニ]
サービスエリアに大規模な売店があっても殆んどお世話になった事が無いが、パーキングエリアのコンビには
『何故今まで無かったのか?』と、不思議に思えてしまった。(まあ、何も買わなかったが・・・)

福島県に入り、郡山を過ぎた頃から急に雪が降り始め、次第に強くなってきた。
まあ、それでも雨に毛が生えた程度の雪なのでスピードを過剰に上げなければ安全だったし、蔵王を目前にして
完全にやんでしまったので一安心した。
結局、石巻までの道中でまともに雪が降っているのを見たのはこれだけ。
その他は解けかけの残雪のような物でチェーンのお世話にはならずに済んだ。

石巻を目指す為には東北自動車道を仙台南ICで分岐して『仙台南部・東部道路』→『三陸・仙台北部道路』と、
走らねばならなかったのだが、ウッカリ『仙台南部・東部道路』の分岐を逆方向に入ってしまった。
しかたなく、直後の出口で降り一般道で石巻を目指す事となった。

日もトップリと暮れ、若干回り道をしつつも9時過ぎに撮影を行う工場の前にたどり着いた。
ロケ先の場所が確認できたので今度はキャンプの出来そうな場所を探す事となった。
石巻はそこそこの人口がある街ではあるが、10kmも走れば山もあるし海もあるので直ぐに見付かった。

そんな訳で車中で軽い食事をして早々に寝る事にした。


平成16年02月04日(水曜日)

昨日までの仕事のレンダリングは後回しにしてシャークビット工法ビデオの最終修正スタート。

形状をが変更して仕掛けたCGは無事にできたいたのでチョチョイトつないでタチマチ出来きあがった。

しかし、途中に挿入されるトビラ絵が大変だった。
一見CGの方が大変そうだが、1つの画面に複数の動画をまとめて表示させる設定が厄介なのだ。
結局10秒にも満たないシーンにも拘らず半日も掛かってしまった。

[写真:トビラ絵]

仕事が片付いたので夜は福田探偵に誘われて東邦酒場さんで盛り上がったとさ・・・


平成16年02月03日(火曜日)

基本的につくばトンネルのビデオ編集の続きをやっていたが、昨日までで概ね見通しが着いていたともいえる。

気持ちにも余裕が生まれたので修正依頼のあったCGの修正分を仕掛けて久しぶりに9時くらいに家に帰る事ができた。


平成16年02月02日(月曜日)

朝からビデオ編集の続き。
二日間バッチリ休んだので肩の調子も戻り、新たな気分で作業をしていたところ、夕方になって
G社のH氏から電話が掛かってきた。

曰く、『修正箇所が決ったので、それをもって最終版としよう』と、いうのだが、CGが再々々度
変更となり、結果として最初に戻ったりするのには苦笑させられた。
それだって最終的にチェックをしてもらわないとカンパケにはならないわけで、レンダリングの精度を
何処ま上げて良いものか思案のしどころだ。

まあ、週末の出張までにやれば良いか・・・

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一念発起して自宅のADSL化計画を再燃させた。
ADSLと言っても自宅ではメールチェックと若干の調べ物にしか使わないので、前回同様コスト最優先の
1Mの最低速度コースを選択してみた。

切欠としては去年思い立った時は『光収容』によって開通が見送られたのだが、その工事を無料でやってくれる
上にADSLモデムをレンタルではなく自前調達を選択できるプロバイダーがある事を知ったからだ。
しかも各種キャンペーンにより初期費用や初期の利用料金を無料にしたり、キャッシュバックまで受けら得そう
なので成功すればお金を貰ってステップアップが出来る算段だ。

最終的には永らく愛着のある
heayan@highway.ne.jpを捨てねば ならないが、事実上ダイアルアップにしか
使っていない自宅の通信コストを大幅に下げられれば意味深い。

今度こそブロードバンドデビューできる事を望んでいる。

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土曜日に宣教師と武器商人が『最近やたらと届く』と、噂をしていたコンピュータウイルス W32/Mydoom@MM
私の元にも配信され始めた。
『危険度:高』にランク付けされている猛烈なウイルスだが見知らぬ人間からのメールだし、妙な
添付ファイルが付いて来るので直ぐに捨てればウィルスチェックソフトのお世話になるまでも無い。
まあ、人間には「つい、うっかり」が存在するのでチェックソフトを常駐させておくに越した事は無が、
いずれにしても迷惑な事この上ない。


平成16年02月01日(日曜日)

疲れが取れない・・・と、言うかいつものパターンで爆睡モードだったが、宣教師から メールが入った。
福田探偵と秋葉原へ行くので一緒に行くかと言われたので迷わずOKの返信をした。
・・・と、言うわけで今年最初の秋葉原だ。

私の目的は組み立て途中のマシンへ使う為のカートリッジドライブユニットだけなので基本的には
探偵と宣教師の後をプラプラ歩くだけだったが・・・
お昼は最近出来たらしい牛タンの店で定食をほうばった。

家に帰って暫くテレビを見ていたが、その後『新撰組!』『砂の器』とドラマが続くので、7時過ぎに
吉野家へGO!  並みの汁だくを食べて帰ってきた。
これが最後の吉野家か?!


平成16年01月分の日記

01/01 01/02 01/03 01/04 01/05 01/06 01/07 01/08 01/09 01/10
01/11 01/12 01/13 01/14 01/15 01/16 01/17 01/18 01/19 01/20
01/21 01/22 01/23 01/24 01/25 01/26 01/27 01/28 01/29 01/30
01/31


平成16年01月31日(土曜日)

連日の残業で疲れが抜けず、今日は休む事にした。
そんな訳で昨晩はタモリ倶楽部を見た後コタツで寝てしまい10時くらいに目が覚めた。

今日やる事と言えば午後に鳥越のお客さんのところでパソコンのサポートをするくらいなので
昼過ぎまでコタツの中でゴロゴロを続けた。

2時過ぎにポンコツ車で宣教師の兄貴をピックアップして鳥越へゴー。
パソコンのサポートといってもMACの事は兄貴に任せきりなので剥ぎ取ったZIPドライブを
外付けボックスに押し込むくらいしかやれる事が無い。

1時間くらいで作業は終了したので今度は新小岩に戻り武器商人をピックアップしてコジマ電気へ行った。
彼は暫く前からDVDレコーダーを物色していたらしいのだが、ついに購入に踏み切る事にしたらしいのだ。
ところが、彼が事前に調べていた商品の値段に大きな勘違いがあったらしく、現物を目の前にして挫折してしまった。

そこで、頭を冷やす為に最寄のサイゼリヤでお茶をする事にした。
しかし、野郎が3人も雁首揃えてカタログを広げて唸っているさまは傍から見ていた異様だったろう・・・

1時間くらい喧喧諤諤の論議(?)を交わした後に別件で100満ボルトへ行く事にした。
ところがここでドンデン返しが起きた。
傍観者を気取る筈だった宣教師が店頭で絶妙な値段のDVDレコーダに遭遇して即ヅモしてしまったのだ。
これにはその場にいた二人は驚かされた。


平成16年01月30日(金曜日)

今日はH氏がやって来ると言われていたが、引き続きつくばトンネルの仕事だ。
昨日の残業でかなり作業が進んでいたので少々手抜き気味にアッセンブル編集を続けた。

ところが、2時を過ぎてもH氏からの連絡が入らない。
私は仕事に集中していた気がつかなかったが、親父の携帯電話に連絡が取れなかったので『今日は
行けなくなった』とメールが入っていたのだ。
まあ、今やっている仕事の腰が折られずに済んだので気にもならなかったが・・・

ビデオ編集の方は切りのようところまで進んだので、今度は途中に挿入する写真のスキャニングだ。
しかし、ネガフィルムのスキャニングは色調整が面倒なので例によって苦戦が続いた。
所定の枚数をスキャニングし終えたら11時を回っていた。


平成16年01月29日(木曜日)

昨日に引き続きアッセンブル編集の続きをしていた。
とにかく撮影した順番にビデオファイルを並べて行き、前後関係がわかりやすいようにつないでいった。

概ねデータが壊れる前までたどり着いた頃に編集ソフトのメーカーからサポートメールが入っていた。
今更と思いつつ読んでみたが、やはり『データが壊れているようですので作業をやり直してくれ』
と、意味の無い内容だった。 
正直に言って有料でもデータを救ってくれたり復旧してくれるサービスを期待していたのでガッカリだ。


平成16年01月28日(水曜日)

取り合えず昨日の続き。
昨晩仕掛けたCGのチェックと検討をしつつアッセンブル編集だ。
まだまだ長めではあるが、内容的には3分の2程度のデータを繋ぎ終え、以前作った中間編集のプロジェクトフィルを
マージさせる事でゴールがかすかに見えてきたような気がした。

ところが色々な作業を色々なソフトをとっかえヒッカエ起動させながらやっていたところ1ヶ月掛けて積み上げてきた
プロジェクトファイルを全く読み込むことが出来なくなってしまったのだ。
HDDが壊れたというのも大いに嫌な事だが『ファイルの読み込みエラー』なんて言われても納得する訳には行かない。
故にPCを再起動させたり、ソフトメーカーのWebページに対処策が無いかと苦心したが、どうにもならない事は
諦めるしかない。
辛うじて残っていた冒頭部分のレンダリング済みデータからプロジェクトファイルを組み立てなおす事となったが、
結果として丸1日以上の後ずさりとなった。

ぐやじぃぃ・・・・!!!!


平成16年01月27日(火曜日)

ようやくビデオ編集に復帰かと思ったが、昨晩仕掛けて帰ったCGのチェックをしたところ予想外の問題が 発生して
いたので修正作業からスタートとなった。(1発でOKが出ることって少ないなぁ・・・)

不具合の原因を探るべくデータの検証を行ったが、どうにも納得がゆかない。
最初は古いバージョンのCGソフトを使っている故のバグかと思ったが、最新バージョンで走らせても同じ結果が
出ることがわかった。 つまり、素直に考えればデータ側に問題がある筈だ。
ところが、考えうる全ての修正を加えたがどうしても改善しないのだ。

このシーンは途中から地面が透けて見えるようにアニメーションの設定を行ったのだが、仕方がないのでこの部分を
ビデオ編集ソフトで切り抜けようとしたところ、原因の一つが判明した。
マテリアルアニメの設定の1つを有効にするか否かで結果が全く予想外の画像になっているのだ。
今までも無数に使っている設定なので『何故今回だけ?』という疑問だけが残ったが、とにかく作業は進めないと
話にならないので問題は先送りする事にした。

思わぬところで足止めを食らってしまったがビデオデータをザクザクと繋ぐ作業に入った。
ところがどのシーンも其れなりに思い入れや意義があるので最初はどうしても長め長めになってしまう。
仕方がないので『まず繋いで』『見直して』『調整』を繰り返すのに、時間の掛かる事・・・

結局12時を大きく回っても終わらなかったので微調整を加えたCGを仕掛けて帰宅した。


平成16年01月26日(月曜日)

今日もCG制作。

昨日苦心して作ったセグメントトンネルを眺めて悦に入っていたが、改めてシールドマシンを走らせてみると
曲がっている箇所で微妙に干渉している事が分った。
原因は曲がっているトンネルの角度に他ならない。
シールドマシンもセグメントピースも一応はパンフレットのスペック表から数字を拾って作ってある。
しかし、トンネルの全長は画面に収まるように短縮しているので、結果としてR部は現実にはあり得ない急カーブを
描いている。 それによって『曲がっている』事がハッキリするのだが、マシンのドンガラ部のクリアランスに収まり
きらなくなってしまったのだ。
まあ、これは仕方のない事なのでシールドマシンの軌道をセグメントに干渉しないように調整してごまかす事にした。

思いがけず時間を使ってしまったが次のステップへ進む。
今度は如何にしてシールドマシンが穴を掘りながらトンネルを作っているように見せるかだ。
手法としてはトンネルを構成している部品は既に出来上がっているので、マシンが通り過ぎるタイミングに合わせて
画面に現れさえすれば『掘りながら作っている』ように見える。
つまり、セグメントピース全部にON、OFFのアニメーション設定を付けてやればよいわけである。

ところが設定をするべきパーツ数が多すぎる事が最大の難関だ。
20個くらまでなら無手勝流で何とかなるが、今回は片側で72個、上下線があるので計144個もあるのだ。
ここまで多いと個別に設定するだけでも大変だし、現れるタイミング前後関係を後からの調整する際の保守性は
絶望的に低くなってしまう。

そこでプログラミング言語のお世話になる事にした。。
幸い3DCGソフト『Blender』では『Physonスクリプト』と呼ばれる強力なプログラミング言語を
使えるので、今回のように部品数と設定が増えてくると大いに役に立つ。

ところが慢性的に勉強不足なので、これまた一筋縄ではいかなかった。
以前作った数行のプログラムやWebにある例題を読みつつ極々単純なケーススタディーから初め、まともにオン、オフ
が出来るようになるまで2時間近く掛かってしまった。

雛形が出来上がり、全ての部品に設定が終わったら日付が変わっていたが、これ以上レンダリングを先延ばしにしていると
納期的にきついので無理してカメラアングルなどのアニメーション設定を強行した。
作業が終わりレンダリングを始めたのは夜中の2時近かったが、やっと先に進めることになった。


平成16年01月25日(日曜日)

日曜日だが2時くらいに出社してCGの続き。
昨日作り終える事の出来なかった『曲がったシールドトンネル』をチョチョいと済ませて終わらせるつもりだった。

しかし、『曲がっている』というのが大いに曲者ものだった。
単なるパイプであれば容易であろうが、シールドトンネルはマシンによって掘り進みつつ組み立てる代物
なのでセグメントがマシンのドンガラ部に干渉してしまうようでは嘘になってしまう。

もちろんセグメントピースとマシンとの間にはクリアランス(隙間)とドンガラ内の余裕があるのでインチキは幾ら
でも出来るはずなのだが、そう思って無手勝流で挑んでみるとコトゴトク上手くいかないのだ。
さっさと終わるはずと思っていたのに作業は一向に進まず夜になってしまい大いに焦った。

結局『実物ではどうやって曲がりを実現しているだろう』と考えてセグメントピースに細工を加えたら滑らかな
曲線を描くセグメントトンネルが出来上がった。
試しにこのトンネルの軌道にシールドマシンを走らせて見ると、何処にも干渉を起さず素直に走るのには感動した。

CGはあくまでも現実を捉えた上でないと上手く行かない事を改めて認識した日だった。

[CG:シールドマシン掘進状況]

曲がったトンネルが曲者だった・・・


平成16年01月24日(土曜日)

布団から這い出すのに一苦労だったが、ブランチを食べてから昼くらいに出社。
引き続きCGの制作つづけたが、終わりそうで終わらない。

舞台装置として家やビルとともに道路があるので、つい遊び心で『自動車でも走らせるか』と、考えたのが 間違いの元・・・
所詮はゴマ粒程の大きさでしか画面に出ないのでいい加減でもよいのだが、タイヤの上に車体を載せ窓を作るうちに
悪乗りが止まらなくなって半日仕事になってしまった。

結局夜中まで作業を続けたもののアニメーションの設定とレンダリングには至らなかった。
あぁ〜先は長い〜

[CG:でっち上げた車] [CG:でっち上げた町並み2]
過剰に作りこんでしまった部品たち

[CG:でっち上げた町並み3]
でも、こんな風にしか登場しない・・・



平成16年01月23日(金曜日)

朝一番でメールチェックをしたらG社のH氏からメールが入っていた。
以前話に聞いていたが、説明会用に社名を複数にしたモノを月曜日に持ってきて欲しいというものだった。

修正箇所は頭と尻尾の2箇所だけとは言っても全体のレンダリングをしなおさないといけない事には変わりが
無いし、ビデオラベルも専用に作らなければならない。
そんな訳でこの仕事の呪縛はまだ続いているようだ。

レンダリングが終りDVへのコピーが終わったのでVHSへのダビングを後回しにしてつくばのCGの続き。
舞台装置用の家やらマンションやらをデッチアップしてみたが、『1日掛かりでやる仕事なのか』問われたら
返答に困る・・・
アニメーションの設定は明日だな・・・

[CG:でっち上げた町並み]

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一昨日、思い付きでメインPCのケースファンを1つ止めてみたところ、とても塩梅が良い。
この
PC はCPUにAthlonXP2000+を採用したので組み立てる時点で『ケースに付属していたファン』と
『高回転高風量ファン』の2つのファンを付けて今まで使ってきた。

しかし、このPCの五月蝿さは今まで経験したPCの中でも群を抜いており、仕事で煮詰まっている時には、大いに
ストレスとなって来たのだ。
そこで騒音の現況である『高回転高風量ファン』を外して様子を見たところ、静音PCとまでは行かないまでも
驚く程静かなパソコンに化けてしまった。

これでCPUが熱々になってしまうのなら嫌だが、『ハードウェア監視ソフト』で見る限りは、安物の付属品でも
そこそこ冷えているのだ。
そこで在庫していた安物のファンをもう一個増設してみたところ騒音のレベルは余り変わらないものの、僅かではあるが
『高回転高風量ファン』一個の時よりも冷えているようだ。

まあ、今は冬なので条件がいいだけかもしれないが、夏でもこのままで行けるとしたら、
『PCケースには8cmファンを2つがベター』または『PCケースはファンが2個つくものがベター』というのが
自分でPCを組み立てる時の定番となるかもしれない。


平成16年01月22日(木曜日)

引き続きつくばの仕事。
今日の仕事は作りこみの終わったシールドマシンを地下に埋め込む作業だが、これがまた曲者だ。
参考になる資料が殆んど無い為、パンフレットに書かれている略図を元にするしかないのだが、実際にCGに
してみると余りにも貧相なので見栄えがしないのだ。

30秒に満たないシーンで2日も悩んでいてはいられないと思いつつも、粗悪品を納入して後味が悪いのも嫌だ。
短時間で高品質に仕上げるのが基本だし理想だが、それが出来ない自分が恨めしい・・・


平成16年01月21日(水曜日)

朝からつくばの仕事に没頭。
説明用の地図や路線図が夕方やっと出来たので、引き続きCGの製作に着手した。

これも工事の概要を説明する為のものなので、先週までやっていた物ほど精度を上げる必要が無い。
しかし、何もかも出鱈目だとかえって作り辛いのでパンフレットを参考にシールドマシンを組み立ててみた。

[CG:シールドマシン]

シールドマシンのCGを作るのこれで何度目かは分らないが、作る度に少ない手数で見栄えのするものが出来る
のは、自分でもうれしい。 (それが経験というものか・・・)
問題はこのシールドマシンを生かす舞台装置を格好よく作れるかだなぁ〜


平成16年01月20日(火曜日)

昨日に引き続き『サメ』のイラストに挑戦。
昨日の日記に載せたイラストは其れなりの出来栄えだと思いつつも、ワンポイントアクセントとして使うときには
インパクトが幾分弱いような気がする。(頭以外はイルカみたいだし・・・)
そこで再度インターネットを巡回して参考にする写真やイラストを探したが、インパクトの強い物はグロテスクだし
当たり障りの無い物はインパクトが無いのは共通している。

一応2点ほどH氏に見せられる状態にはなったので発表会の後にユックリ打合せをする事で一区切りついた。

その後は放ってあった『つくばトンネル』の編集作業を再開したのだが、説明用のイラストマップの製作が思うように
進まないのでストレスが溜まる。

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朝新聞を読んでいたら『花やしきの経営会社倒産』の文字が目に飛び込んできた。

花やしきには子供の頃行ったっきりで大した思い入れも無いが、『下町の遊園地』として独特な雰囲気を持った
全国的にも稀有な存在だと思っていた。
「そんな花やしきが倒産してしまうのだからTDL以外の遊園地はヤッパリ大変なんだなぁ〜」と、思っていたら
浅はかだったようだ。
新聞をよく読むと花やしき自体は集客数が安定しており黒字化や雇用継続が可能な有料部門らしい。
問題だったのは同じ会社がやっている日本最大の遊園地遊具部門がバブル以後の赤字経営を脱却できない
まま、受注を続けていた事の様だ。(TDLのスプラッシュマウンテンもこの会社で作っているとか・・・)

会社を興すも潰すも書類上で片付く事が多いが、それによって迷惑を被る多くの人間の数を考えると無闇に倒産
させる事だけが責任の取り方ではないと考えさせれた。


平成16年01月19日(月曜日)

週末にビデオの納品をしたので、今度こそ放置していた仕事を! ・・・と、思っていたが、またもH氏から電話が・・・
気になる箇所がまだあるらしいし、当初から言っていた表紙へのワンポイントがどうしても欲しいと強く希望されてしまった。

仕方なくインターネットで資料を探してはみたものの、そのままでは使えるわけではないし、クライアントの意に沿え
るかどうかは私には判断のしようがない。
それに蛇足になって『やっぱりやめるか・・・』と、なりかねないのだ。

そうは思いながらも手を止めるわけに行かないので作業を続けたが、足踏み状態の仕事の事を考えると不安で一杯だ。

[イラスト:へなちょこサメ]
サメに見えるかな・・・


平成16年01月18日(日曜日)

仕事が大いに気になったが昼近くまで爆酔。
神の啓示(?)を受けて作ったグラタンを食べながらいつもと同じテレビを見てすごした。
『噂の東京マガジン』は”やってトライ”をやらず、頭にくるだけの内容だったので見ずに取り貯めしていた
ビデオを消化してからちょっとした買い物に出かけた。

しかし、目的だった牛乳や卵が安くなかったので余計な買い物をしつつ、『私の喫茶室』で焼きたてのパンを
食べながらおやつの時間・・・
それが終わってから子猫の様子を見に実家へ行った。 
子猫はピーピー鳴いたり昼寝をしたりしているだけなのだが、いつまで見ていても飽きない。

相撲が終わったのでポンコツ車で再度買い物へGO!
ホットサンドメーカーが頭から離れなかったのでコジマ電気によっては見たが、思ったほど安くないのでガッカリ。
結局蛍光管だけ買って店を後にした。

買い物の続きを・・・と、思ったがテレビや新聞で大々的に宣伝していたマクドナルドのキャンペーンが気にかかり、
コジマ電気の並びにあるマクドナルドへ直行してしてビックマックセットを食べてしまった。
(時間が遅かったのか、店内はガラガラだった)
結局これが夕飯となった訳だが、特別に上手いわけではないし、お腹は一杯になっても何故か虚無感を感じてしまう。
やっぱり、吉野家の牛丼にするべきだったのだろうか・・・

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話題のドラマ『砂の器』が始まった。
原作小説も読んだ事が無いし、映画版もTVドラマ版も見たことが無いが、丁寧に作りこんでいる事が画面から滲んで
見えるので、これからが期待できそうだ。


平成16年01月17日(土曜日)

仕事が溜まっているので会社へ行こうと思ったが、昨日の徹夜もどきが影響したのか、なかなか布団を出られなかった。
10時近くになってようやく這い出す事に成功したので、納品用のビデオをダビングしつつ朝食を食べながら
『王様のブランチ』を見始めてしまった。
こうなるとお尻に根が張ってしまい、なかなかコタツを離れる事が出来ない。
結局『カウントダウンリピート』のコーナーが始まる前にやっと自宅を脱出する事ができた。

会社にたどり着いて昨日までの編集とは別のビデオ編集に取り掛かろうと思いつつも、正月早々に依頼のあった
ブラスバンドのDVD焼きやきと写真のプリントがのどの奥に刺さったトゲのようにが気になって仕方がなかった。
そこでそれらの作業に取り掛かったのだが、DVDはともかくとしてプリントの仕事は”ながら”で出来るはずにも
かかわらず、常に様子が気になって他の仕事が手につかない。

プリントが終わってからも1枚毎に納品用袋へ入れたり、枚数を確認したりする作業に時間が掛かり、全てが
終わったのは11時過ぎだった。

やっぱり、明日も仕事かなぁ〜


平成16年01月16日(金曜日)

体内時計により8時頃に起床。
朝ごはんを食べつつCGの推移を確認したが、2台とも未だ終わっていなかった。
考えてみれば4時間しか経っていないのだから、それで全て終わるくらいなら苦労は無い。
むしろ、止まらずに動いている事を喜ぶべきだろう。

まだ人間の出る幕が無いし、車検屋さんとの約束もあったので、取り合えず9時頃に自宅に戻る事にした。
前日に車検用に用意していたお金を母親に頼まれて両替してしまったので千円札が足りなくなっていたので、
近所で買い物をしようとしたが、まだどこもやっていない。
そこで暖機運転も兼ねてポンコツ車でコンビにまで行ったが、これといって買うものも無いのでシュークリームを
3個買って慌てて帰った。

ところが、9時を大きくまわり、10時になっても車検屋さんからは連絡が無いのだ。
今日中にビデオを納期する必要があるので待ちボオケしているのも気が気でないので会社へもどったが、連絡が
入ったのは11時近くだった。
1人スクーターでやって来たアンちゃんは前回と同じ人だったらしく、大したレクチャーもなく鍵を渡しただけで
見送る事が出来たが、毎度の事ながら不安がよぎる。

会社に戻ってみると終わっているCGがあったので、切りの良いところでレンダリングを止め、今度はビデオへの
組込みとレンダリングだ。
諸々の作業をしているうちにCGも残すところサブマシンでの1つとなったで、後はそれを待つだけとなった。
本当なら出来たところまででサブマシンでのレンダリングを止めて、残りをメインマシンで走らせて後からマージ
させれば、とも思ったが、それが出来ないコーデックでレンダリングを始めていたのが悔やまれた。

CGとビデオのレンダリングが終わり、VHSのテープにダビングが終わったのは4時近くになってしまったが、
それでも順調だった方だろう。

ぐずる親父に納品に行ってもらい、ようやく一段落ついた。

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午前中に車検屋さんに予定を聞いたら『4時くらいには終わるはず』と、言われていたが4時を回っても連絡がなかった
ので、こちらから電話をかけたら『無事に終わったので、今帰り道です』と、言われたので車の受け取りを母親に
任せて宣教師兄貴を連れて鳥越へ行くことにした。

じつは東邦酒場さんで大盛り上がりしている最中に
『知り合いからMACを貰ったのだけど、CRTを繋げても真っ白な画面のままで困っている』と、電話が入っていたのだ。
偶々Mac担当(宣教師兄貴)がいたので電話に出てもらったのだが、結局直後に『お手上げ』と言われていたのだ。

ところが、『CRTに何も映らない』と言われていたので、一応15インチCRTを持ち込んだのだのだが、
作業開始早々PC自体が起動せず暗雲が立ち込めてきた。
宣教師があちこちバラしているうちに原因の一つはM/BにあるVRAMスロットが折れて接触不良を起している事が
判明したものの、電源だけは入ったり入らなかったり、画面が真っ暗だったり、起動音がしたり、と、OSが起動する
以前の段階で挙動がおかしいのだ。
私はMacの事は殆んどわからないので傍観している事しか出来なかったが、疑い始めると電源ユニット、メモリー、
CD−ROMドライブ、HDDドライブ、ドライブ類のケーブルetcと、全てが怪しい・・・
宣教師はMacをなだめすかしながら、あちこちの部品を抜いたり挿したり、順番を入れ替えたりしながら実験を
繰り返したが、いかなる組み合わせも絶対的なものではなく挙動が安定しない。
しかし、あるときから突然OSのCD−ROMを読みに行き始めたりしたので、余計に頭を抱えてしまった。

自体が進展しない上に予定が詰まっていたので諦めかけた時、放置されていた別のMacのHDDを何気なく
繋いだら何事もなかったかのように起動してしまった!!
『そうか!原因はHDDだったんだ!!』と、一同で喜び、出来ることならHDDのデータを救済すべくドライブを
預かって帰ってきた。
しかし、私にはHDDだけが原因だったとは思え無かったし、疑問だけが残った。


平成16年01月15日(木曜日)

CGの仕事も忙しいが、今日はポンコツ車の車検を出す予定だったので非常に忙しなかった。

前日に自転車を置いてきた奥方をポンコツ車で会社まで送った帰り道に車検屋さんから携帯へ電話が入った。
曰く、『10時頃の約束だったが遅れそうなので昼くらいに変更したい』との事だったが、燃料を入れたり簡単な
チェックをする余裕もできるので快諾し、会社で連絡を待つことにした。

ところが、11時を過ぎ、昼を回っても連絡が無いのだ。
まあ、それだけなら別に困る事は無かったのだが、昨日来たばかりのH氏が『午後一番に』再び来ると電話が入り
大いに焦った。 H氏との応対中に電話が掛かってきたりしても嫌だし、昨日の夜に仕掛けて帰ったCGが全く
進んでいなかったからだ。

昨日指摘された箇所の修正だけでも大変なのに、更に追加されるのかと思い戦々恐々となったが、今日の目的は
プレゼンテーション用データの切り出しだったので一安心した。
H氏に言われるがままCGの中の1コマをJPEGデータとして出力したり、MPEG形式に変換したりが終わり、
CD−Rに焼き終わった頃に車検屋さんから電話が入った。
『仕事(他の車の作業)が詰まっているので、明日に変更したいのですが・・・』
それならそうと早く言ってくれれば良かったのに・・・

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H氏を見送りCGの修正に没頭したが、なかなかゴールが見えない。
データの修正には見通しがついているもの、確認作業に時間が掛かるのでレンダリングには到達しないからだ。
少しでも早く終わらせようと親父のPCまで使ってレンダリングをしていたが、今となってはメインマシンの半分にも
満たないスピードなので非常にジレッタイ。
去年の暮れに買ったPCをバラックででも使えれば能率も上がるだろうと思ったものの、その作業の為に修正作業が
滞るのも嫌なので我慢するしかなかった。(ギリギリの環境で余計な事を考えるとろくな事がない)

思考能力が下がり始めた明け方の4時くらいに、ようやく全てのレンダリングをスタートできたので寝袋に入って
寝る事にした。
それにしても2台のPCが発てる騒音の中でもすんなり寝られるのだから人間って不思議だ・・・

(この日記は1月17日になって書いている)


平成16年01月14日(水曜日)

今日はG社のH氏が来る事になっていたが、午後からだとばかり思っていた。
しかし、身支度して自宅を出ようと思ったところに親父から電話が入り、すでに青砥駅に着きつつあると言うのだ。
成り行き上迎えに行く車に拾ってもらい、私も青砥駅へ行くことになった。

会社へ着くと同時にCGの修正の話になった。
去年の暮れに修正をした時には時間の関係でプログラムミスがそのままになっていたし、修正を加えた故に動きが
早すぎる箇所が出てきたので、それらを指摘されるとばかり思っていた。
ところがそんな些細な事ではなく、またまたほぼ全部のCGに手を加える事になってしまった。

実際にCGのデータを調整しながらの打合せは延々と続き、駅まで送っていったら午後5時になっていた。
直ぐに帰るとばかり思っていたので予想以上に疲れた・・・

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仕事の期限を切られたが、ある程度見通しついてきたので夜になって
『東邦酒場』さんで福田探偵と新年会を開いた。
面子は私、私の奥方、 福田探偵 宣教師兄貴 の4人だけだったが、上手い料理と馬鹿馬鹿しい話で大盛り上がりして
探偵を見送ったのは11時近くになっていた。


平成16年01月13日(火曜日)

朝から晩までずぅ〜っと、仕事。

編集の仕事は冒頭の表紙画面から作り始めるのだが、これがいつも悩みの種だ。
どんな内容(工事)なのかがわかればそれ以上の物は必要ないが、あまり貧相だと内容まで貧相に思われる恐れがある。
そこで毎回長い時間をかけて頭をひねるが、自分のデザインセンスの無さを痛感してしまう。

[写真:猫団子]
このあいだ生まれた子猫の写真をようやく撮ることが出来ました。
写真をクリックすると640x460で表示します。


平成16年01月12日(月曜日) :成人の日

成人の日ではあるが、少しでも仕事を進めないと気になって仕方が無いので昼前に会社へ。

会社へ行って直ぐにしたのが昨日の夜中に生まれた子猫の確認だ。
2匹生まれたところまでは聞いていたが、猫の入っている段ボール箱をかけてみると4匹の子猫(ネズミ)が
ピーピー鳴いていた。
前回は親猫自身が子猫同然だったので育児能力ゼロ。 その為に全部死なせてしまったが、今回はすっかり
親猫の顔になっているので、大丈夫そうである。

実家には時折お漏らしをする半ば呆けかけた爺猫やボス猫気取りの臆病猫、そしてチュータロウを生んだ親猫と
2匹の子猫が出入りしているが、それに加えて4匹もの子猫が跳ね回るとなると、さぞかし賑やかな家になることで
あろう。
できれば屋根裏に住んでいるネズミを全員で成敗してくれれば、餌のやりがいもあるというものだが、期待に答えない
のが猫というものか・・・

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仕事をしながらCRT越しにテレビが見えるが、嫌なニュースや番組が目に付く。

昨日もそうであったが、『成人式で暴れる新成人』のニュースをやっていた。
大多数は大人しく式に臨んでいるのに、彼らのようなハネッ返りが一握りいるだけで新成人全体が悪いイメージを
持ってしまうのだから性質が悪い。
式を主催した自治体は刑事告訴も含めて責任を追及すると言っているが、それは至極当たり前の話しだし、自分の
意思で目立とうとしているのだから画像処理なぞせずに全国ネットに顔をだしてあげれば全てが丸く収まると思う。
(この点は暴走族報道にも言えることだ)

報道が元で逮捕される者もいるだろうし、就職できなくなる者もいるだろう。
しかし、それこそが自己責任であり、『自分の尻は自分で拭く』事だと思う。
そうでなけば、全てやった者勝ちとなってしまい、他人が嫌な思いをしつつ始末を付ける事になる。
昨日今日聞くようになった話ではないが、権利と責任は1セットで扱われるべき物だから、両方をわかってこそ、
本当の意味での大人である。

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『テレビタックル』をやっていたが、最近は内容が出演者の怒鳴りあいになってしまい、まともに見る気がしない。
それでも親父がチャンネルを変えずに見続けてきたので、必然的にその内容が耳に入ってきた。

本日のお題は『ジェンダー・フリー』。 あえて日本語に直すとすると男女共同参加社会を目指す為の考えだが、
例によって田島先生を筆頭に自分の意見の押し付け合いをしているだけで、ディスカッションとは程遠い。
完全に他人の怒鳴りあい、罵り合いを楽しむバラエティー番組に成り下がっている。

ところで田島先生の話の中に気になる一文があった。
『区別こそが差別の始まりだ。 ある小学校で歯磨き用のコップの色を男女で区別しなくなったらイジメがなくなった』
と、いうのだ。
『区別は差別と密接な関係にある』と言う話には、「そんな事もありえるのか」と思いつつも、『区別と差別は』同じ
くらい悪い物とのニュアンスを感じてしまい、少々解せない。

ホテルへ行ったとして男湯には大浴場があるのに女湯には大浴場がないのは明らかに差別だと思うし、
スーパー銭湯に行って女湯には薬草湯があるのに男湯にはないのも差別だと思う。
しかし、区別が差別と同じ悪い事だとすると、 『男女混浴こそがジェンダーフリーの第一歩』 という事になりかねない。
江戸時代半ばの日本では一般的であったかもしれないが、もはや世界の主流にはならないのは明らかだ。

私は他人の発した些細な言葉尻を捕らえて『XX先生の言っている事には間違いがある』と、言いたい訳では決して無い。
いつの間にか発する言葉に力を持つようになった人による言葉狩りにも似た言動が気になったのだ。

『公と私』、『男と女』どちらが強くても弱くても良くないし、バランスが取れていることが平等だと思うが、
現実の世の中はアンバランスxアンバランスのバランスの上に成り立っている。
理想の世の中を目指すという努力やベクトルはもちろん尊いし必要だが、騒いでいる人の話を聞いていると、
ご飯を食べようとして持っている茶碗を叩き落として『パンを食べろ!』といっているように聞こえてしまう・・・


平成16年01月11日(日曜日)

仕事は山積みだが、一応休み。

前日コタツで寝てしまい昼近くに起きたが、スーパーの朝市にも行かず一日マッタリしていたが、 夕方に兄貴から
私宛に小包が届いたと電話が掛かってきたので実家へ・・・
届いたのはオークションで落札したIDEのRAIDカード『ABIT Hotrod100』だ。
一昨日BIOSをフッ飛ばしてしまった物と同じ物が丁度出品されていたので即ヅモしたら、早くも 到着したのだ。

早速動作確認を兼ねて親父のパソコンに組み込んだところ、問題なく動作しているので次のステージへGO!
専用工具でRAIDカードのBIOS‐ROMを一旦引き抜き、軽く挿した状態でDOSを起動させ、 BIOS書き換えの
際に飛ばしたROMに挿し換えれば復旧できる寸法だった。
ところが、いざやってみると思っているように行かず、何度となくROMの抜き挿しを繰り返してしまった。
年末にM/BのBIOSを飛ばしてしまったときには、これと同じ事を安全に行う為に『ROM焼き大丈夫』なる
ツールを買ったのだが、このカードのROMとは規格が違うらしく、危うく焼き鳥をつくりかけたので、
危険とは分かってはいても手法はこれしかないのだ。

結果として挿し換える時のROMの挿し込み不足が原因と分かるまで1時間も費やしてしまった。
BIOSの書き換えに失敗するとか部品の挿し方が浅いとかでトラブルに見舞われるようじゃ、私も 焼きが回ったか、
修行が足りないのだろう。

反省・・・

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実家を後にする間際、飼い猫のチュータロウの様子がおかしかったらしい。

案の定、帰宅して2時間くらいして妹から『子供を産み始めた』と連絡が入った。
この猫は昨年の
6月末 、私の足元で子供を産み始めて育てられなかった困った猫だが、今度こそ 立派に育て
上げて欲しいものだ。


平成16年01月10日(土曜日)

土曜日であるがテンパっているので普通に仕事。
・・・というか、3日続けて仕事にならなかったので、ようやく通常業務に戻った形だ。
そこで、去年の暮れに別の仕事に割り込まれて中断していた『つくばトンネル』の編集に着手した。
まずは完全に終わっていなかったデータのキャプチャーから始めたのだが、前回取り込んだときの タイムスタンプは
10月の始めあたりの日付であった。
つまり、この仕事をかれこれ3ヶ月も放っておいた訳だからお客さんに催促されてもあたりまえだ。

キャプチャーをしながら、後ろでは親父がオフライン編集の勉強を開始したので、その指導をしなければならない。
しかし、親父が主張する憶え方と私の主張する教え方には常に開きがあるので一筋縄では行かない。
私が考えるに、この手の作業は、車の運転と同じで体で覚えるべき物だと思っている。
それ故に、頭で考えるのではなく体が動くようになるまで単純なステップを繰り返えせばメモを 取る必要は
ないと思っているのだが、画面を指し示しながらしている説明の最中に親父は 人の話しを無視してずっと愚にも
つかないメモをしているのだ。

すると『人から聞いた話しや目から入った情報を』を『頭で判断処理』して『手を動かす』べき なのに
話しを聞いている途中にメモを取るものだから情報に連続性がなくなってしまう上に 本人が理解
している(と、思っている)情報しか書き込まない事になる。
結果として『不完全な情報』を『衰え始めた頭で処理』するものだから、私が説明した話しを半分も聞いて
いないのだ。
そしてまた「おかしい」とか「さっき作ったフォルダーが何処かへ行った」とか言い続けるのだ・・・

親父いわく『分かっている者から見れば、何でそんな事が分からないのかと思うかもしれないが、 自分だって
頑張っているんだ。 だから、分かるまで教えろ』と高飛車な態度を取られると、
私は決って『それじゃ、文句もいわずに何万回でも教えてくれるマニュアルを読んでご自由に・・・』と言う事になる。

このやり取りは10年以上前から続いているし、これからも続くのだろうな・・・


平成16年01月09日(金曜日)

午後からG社のH部長がやってくるというのでそわそわしながらも親父のマシンに再々チャレンジ。

この期に及んでもシステムが安定しない理由は何かと頭を捻ってみたが、BIOS関係か熱暴走くらいしか 思いつかない。
一応手持ちのクーリングファンを持ってきたものの、設置する排気口は元々ある1箇所しか無いので増設は出来なかった。

作業を開始して早々、またしても不安定になってきたので熱暴走の可能性は完全に消えた。
そもそも発熱量の低いシステムなのでケースを開けた状態での熱暴走はCPUクーラーの不良意外かなりおかしい。
BIOSメニューからCPUの温度を確認してみたが、案の定今時のCPUとは比較にならないような低い温度だった。

昼近くにH氏から電話が入り、今日は来られなくなったというので、作業を続行。BIOS説の検証に作戦を変更した。
アップデート可能なBIOSがあるか確認したところ、一応存在したのでダウンロードしたのだが、ここからが長かった。
例によってまともに起動できるFDが少ない上にFDDまで挙動がおかしい。
そこで親父のマシンで改めてデータのダウンロードを行うつもりだったのだが、何故かインターネットに接続できないのだ。

ここで初めてLANカードの不良に気が付いた。
マシンの調子が悪くなり始める前にもインターネットに繋がらない事があったのだが、一度リセットをすれば接続できたので
深く考えなかった経緯もあった。
そこで別のLANカードを持ってきたのだが、なぜかこのカードを挿すとOSが全く起動しない。

結局原因は交換前のLANカードが古いISAバスのカードだった為、回りまわってIRQのコンフリクトを起して いただけ
だったのだが、BIOSをアップデートするまでそれに気が付かなかった。
しかも、作業の途中にRAIDカードのBIOSアップデートに失敗してしまい、カードはお釈迦。折角完成したはずの環境を
元に戻さざるを得なくなり、二重のトホホ感を味わってしまった。

すっかり安定を取り戻し、実戦配備可能な状態になったのだが、またしてもオークションのお世話になる事になろうとは・・・


平成16年01月08日(木曜日)

ビデオ編集の仕事が気になって仕方が無いが、成り行き上、親父のパソコンの修理を続行した。

挙動は相変わらず不安定だが、時々表示されるエラーメッセージから推察するとDLL等のファイルの一部が 壊れて
いる事は明らかなのだが、何度スキャンディスクでディスクのチェックを繰り返しても途中で割り込みが はいって
検査が終わらない。 
仕方がないのでOSの再インストールを試みるのだが結果は好転しないままなのだ。

いよいよ煮詰まってしまったが、冷静になって考えると
☆ ディスクチェックが終わらないので壊れたファイルが修復されない
☆ OSの再インストールによりファイルを上書きしても、問題のある箇所に書きこむので結局改善されない。

そう考えると何とか自力でスキャンディスクによる修復さえ出来れば進展が望める気がしてきたので、怪しそうな 常駐ソフトを
全て停止させて推移を見守っていたら、ようやくチェックが完了した。
やはりディスクに問題箇所があったようだ。
次にディスクの最適化を行いファイルの位置を極力揃えておき、改めてOSをインストールを行ったらようやく安定して来た。

状況が改善されてきたので安全の為にもHDDのバックアップをとる事にした。
作業に使ったのはヤフオクでゲットしたばかりの20GBHDDなのだが、U−ATA100のドライブゆえに M/Bの
インターフェースではスピードが生かせないのは惜しい。
そこでジャンクボックスに入っていたATA100対応のRAIDカードに接続してコピーを行った。
コピーの後、試しに起動ディスクとして使ってみたら、これが実に快適なのだ。
理論上3倍のスピードが出るはずなのでOSの起動も早くなるし、5GBほど開きスペースも増えるので良い事尽くめ なのだ。

結局そのまま起動ディスクとして使う事にしたのだが、よくよく調べてみると今までの15GBHDDもATA66対応 のドライブを
スピードを殺して使っていた事が判明したので、これもRAIDカードに接続すれば全体のパフォーマンスアップになるはずだ。

既に夜の10時近くになっていたのでビールを飲みながら『やっと終わった』と感慨にふけっていたら何やらおかしい。
確認の為にチョット前にリセットしたはずなのに、待てど暮らせど起動が終わらないのだ。
こうしてまた泥沼にはまってしまった・・・・


平成16年01月07日(水曜日)

朝メールチェックをしたらジャンクメールが入ってきた。

当社は債権回収センター(ハード株)です。
お客様の未払い滞納金が(36.775)円になりますので、1月9日午後3時までに
必ず[川口信用金庫・鳩ケ谷支店・普通口座・0282360・名義名カトウユキコ]宛に
必ず振り込むようお願い申し上げます。尚、指定日確認の上、入金ない場合は※勤務先、
身内の方々への請求を、余儀なくさせていただきますので、ご了承ください。
もし先に[この請求メールが届く前に、入金されていた場合は大変申し訳ございません]
その時はデータの方を至急削除いたします。担当・{遠藤敏行}
(不法なメールであるゆえ、口座番号なども含め、すべてそのまま公開します)

昨年『俺おれ詐欺』と平行して散々取りざたされていた典型的な『不正請求詐欺』だ。
この手のメールは無視するのが一番だが、「やっと自分にも回ってきたか」と、不謹慎ながら笑ってしまった。
(金額を良く見ると、カンマではなくピリオドが使われているので3万6千余円では無く、約36円と言うのも笑ってしまう)
最近はテレビで法律を扱う番組が増えてきたのでこのメールに含まれる『おかしな箇所』や『不法な箇所』は書き連ねると切が無いが、
ですます調で書いているにも拘らず、脅迫めいているのが不気味な文章なので払ってしまう 気持ちもわからないではない。
しかし、詐欺であるのは明らかだし、身に覚えのない事なのでセオリー通りに無視する事にする。

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親父が自分のパソコンを弄(いじ)ろうとしたら、OSの起動と同時にハングアップしてしまった。
何度起動させてディスクチェックをしても途中でリセットが掛かったりリセットするので真っ先にウイルス感染を 疑ったが、
HDDを自分のマシンにマウントさせてあれこれ調べてもそれらしい兆候やディスクのエラーが 見られないのだ。
(ハード的な不具合が見付からないとするとソフトの問題だとはわかるものの、昨年末から預かっている弟のPCも 殆んど同じ
状況なのが大いに気になった)

ところが、マシンの修復途中に親父から『そのマシンでビデオのオフライン編集が出来るようにしたら』と、提示された。
親父は常に暇を持て余しているので、キャンプなどの遊びの編集から始めるにしても、最終的には仕事にも生かせるだろう
と、言うので年末にオークションで落札したボードなどをインストーすする事にした。(しぶしぶだが・・・)
このマシンは既に『かなり古いマシン』と言えるPCだが、2年前には自分が仕事に使っていた物と同等品なので、 余っている基盤を
ちょいと増設するだけ問題なく動いてしまうのも面白い。
しかし、残業をしながらあれこれ試して経緯を見守っていたが、原因不明でOSがフリーズする問題は解決しないので 今日は諦めた。


平成16年01月06日(火曜日)

朝から写真の修整に没頭していたら電話がなった。
電話に出たのは親父だったのだが、ビデオの編集についての話だったせいか、いきなり私に丸投げしてきた。

電話をくれたお客さんの仕事は途中までやっていたのだが、去年末の仕事に割り込まれてしまって極初期でストップしていたのだ。
仕事が止まっていたと言っても遊んでいたわけではないし、親父もその辺の事情を知っているのにも拘らず守ってもらえない
と言うのは非常に辛い・・・
結局やんわりと怒られて月末に期限を切られてしまい、とことんトホホな状態に陥ってしまった。

このような状況に至ると、自分のやっている仕事がつくづく能率の悪いと言う事が絶望的に感じられてしまう。
1人の陶芸家が一度に回す事の出来るロクロは常に1つであるように、平行して複数の仕事が出来ないのだ。
もちろん1つの仕事でそれなりの金額を稼ぐ事が出来るので、一山当てれば一定期間食べてゆく事が出来るが、 『細く長く』とは
行かないのが辛いところだ。

なにか上手い仕事(方法、手法)はないものかと、常に考えているが未だに答えは無い。


平成16年01月05日(月曜日)

短い正月休が終わり、今日から通常業務に復帰した。
休みの前に預かっていた写真修正があったのでそれから始めようと思ったが、親父たちは早々に 初詣に出かけたり
して休み明けは調子が出ない。
まあ、殆どのお客さんも今日はガッツリ仕事をしたりしないので『写真は出来てますか?』などと 電話も掛けて
来ないだろうと踏んで少々手を抜く事にした。

しかし、仕事が片付かないと大っぴらに遊びに行く事も出来ないので明日から真面目に働く事にしよう・・・


平成16年01月04日(日曜日)

正月休みも今日で終わり。
秋田へ遊びに行っていた両親が帰って来たので、お土産をもらいに行くついでに(?)新年の挨拶に行った。

聞けば、今年の東北は例年に無く雪が少なく、秋田も含め道中でも殆んど雪にお目にかかれなかったとか。
(それどころか大雨だったそうだ)
無論、車の運転をするのには安全でよいが、『秋田 → 冬 → 雪』という固定観念を持つ東京モンにとっては 意外であった。

家に戻り預かりっぱなしになっていた弟のパソコンの修理を再開した。
年末にBIOSのアップデートに失敗して不動となっていたので、オークションで同じM/BとROMのバックアップを 取る
ツールを買い込み起動するところまでは行き着いていた。
しかし、拡張カードを全て抜き、グラフィックカードだけの構成で実験を繰り返してもハングアップを繰り返し、 安定しない。

色々調べていると試用版のウイルスチェックソフトが妙なタイミングで起動してハングアップしたり、フォルダーを 開くだけで
ハングアップしたりと、ソフトウェアの不具合もしくはデータの破損が原因である様に思えてきた。
そこで、いろいろ不安定要素のあるグラフィックカードもジャンク品に交換して標準VGAの状態でOSの再インストールを
してみたら、やっと正常に動くようになった。

ここまで行き着くのにまた半日以上かかってしまったのだが、疲れる反面、その分やり遂げた達成感があるので楽しくもある。
だからと言って、私はトラブル好きというわけではないので誤解の無いように!


平成16年01月03日(土曜日)

昼まで惰眠をむさぼり、起きてからもテレビを見ながら一日中怠惰に過ごしていた。

夜になり、『古畑任三郎』のスペシャルを見た。
相変わらず面白く、何故TVシリーズの際に見ていなかったことが悔やまれた。

しかし、長丁場であった事が良かったとも思えない面もあった。
無駄なシーンこそ無かったが、描写時間に余裕がある分途中でネタバレしていまい、最後には意外性がなくなっていたからだ。

また、任三郎には閣下の末路を予想していた節がある。
旅行の途中で事件に巻き込まれたとはいっても、その対処にいささか合点が行かない物がのこった。


平成16年01月02日(金曜日)

またもや昼まで惰眠を貪ってしまった。
しかし、今日は奥方の両親や兄弟が我が家へ遊びに来る事になっている日なので、片付けものの 正念場である。
・・・と、いいつつ普段のサボり癖が抜けないので片付けのさなかにパソコンの修理を始めたり して人知れず
遊びながらいい加減にやっていた。

夜になり家族全員が集まったのでおせち料理を摘みながらワイワイやったが、一滴の酒も飲まずに これだけ
ハイテンションなのはDNAのなせる業か・・・

身動き取れなくなるまで食べたのでビールも350ml一本飲むのが精一杯だった。


平成16年01月01日(木曜日) :元日

皆様明けましておめでとうございます。

紅白を見終わり、近所の神社へ初詣へ行き、早々に寝たのだが、久しぶりに『悪夢』を 見てしまった。

夢の中で私は高校生(中学生?)。
カバンを持って学校に着いたのは良いのだが、教科書やノートは昨日のまま。
しかも、体育の授業があるのに体操着も無い。
絶体絶命の状態・・・・

私は何故かこの悪夢を年に何度か見る。
『お化けが自分に気付いてこっちを見た』とか、『怪獣が追いかけてきた』など、テレビや映画の影響とは違い、
余りにも身近でリアルな夢なのだ。
更に妙なのはそんな夢を学生時代に見た記憶がない事だ。
私は中学、高校ともに『無遅刻無欠席の皆勤賞』だったが、それは私一人の力で成し遂げた事ではないので、
専門学校時代に遅刻や欠席の味を憶えてしまうと『皆勤賞の呪縛』から逃れて身軽になった感があるくらいだ。

増して、社会に出ての遅刻や欠席は学生時代のそれとは比較にならないほどの重さを持っている。
それ故に『仕事に遅れる!』とか、『カメラやフィルムを忘れてきた!』などの夢を見てもおかしくないのだが、
見るのは決って学生時代の忘れ物なのだ。

まあ、所詮は夢なので途中から話は分岐して有耶無耶になってしまうのだが、その一点だけは夢から 覚めても
忘れられない潜在意識の中で最大の恐怖でありつづけているようだ。

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片付け物をしなければと思いつつ、テレビをつけたらMXテレビでガンダムの映画3部作を連続 放送して
いたので、ついつい見てしまった。
テレビシリーズのエピソードを掻い摘んで繋げている為、ストーリーが目まぐるしいし、やたらと 人が死ぬ。
人が死ぬシーンは最近のテレビドラマでは無味簡素で大した重みも感じないが、ガンダムのそれは 書き方が
妙に生々しく、非常に濃密な気がしてならない。
この感想は、もしかしたらガンダムをリアルタイムで見ていた故の思い込みなのかもしれないが、 戦争を
知っている監督が作った、ストレートなメッセージであると受け止めている。

その監督が更に悪乗り(?)して作った『イデオン2部作』が1月2日に連続放送されるが、 見ていたら片付けものが出来ないぃぃ!!!!


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