朝、諸々の理由により奥方を駅まで送ってゆく事にしました。 (当然ポンコツ2cv『給料の3か月分号』です)
仕事の都合で1週間以上エンジンを掛けていなかった『給料の3か月分号』ですが、1分も掛からずに
目を覚ましたので奥方を乗せて颯爽と走り始めました。
ところが、家を出て3分も経たないうちにアイドリングが不安定になり始め、ついにエンスト。
状況判断の出来ないサンデードライバーもどきにクラクションを鳴らされてムカつきながらも、
とりあえずエンジンが掛かったのでその場を脱出したのですが、100mくらい走ったところで、
またもやエンスト。
内心『幾ら暑いといっても何かが変だ』と、思いつつも奥方を駅に送るのが先決なので何とかエンジンを
掛けて再び走り始めたのですが、交差点を曲がっている途中でまたまたエンスト。
狭い通りでスタックするのも何なのでボーリング場の駐車場に逃げ込んで急場を凌ごうとしたのですが、
今度はなかなかエンジンが掛からなくなってしまいました。
流石にこのまま走り続ける事が困難と判断して母親にサルベージを依頼。
待っている間にポンコツ車のエンジンが目を覚ましたのですが、駐車場にしっかりと止め、迎えに来た
スバル・プレオに乗り換えて奥方を駅まで送っていったのでした。
駅からボーリング場の駐車場に戻ったところポンコツ車はエンストすることなくアイドリングを続けていたので
自走して帰ろうとしたのですが、走り始めて直ぐに同じ状況になりエンストしてしまいました。
幸い母親の乗るプレオがまだ目の前にいたので直ぐに戻ってもらい牽引ロープを掛けたのは言うまでもありません。
トホホな状態で自宅に戻り、あれこれ考えました。
つい先日奥方が運転していた時のエンストの理由は
パーコレーションと考えられなくありませんが、今回はいくら気温が高いといってもエンジン始動早々なので
どうにも納得行きません。
症状である『エンジンが掛からない(掛かりにくい)』『アイドリングがおぼつかない』
はパーコレーションを始めとする『燃料系』からも起こりますが、
エンジンが掛かった時でも『アクセルを踏んでも吹けあがらない』ので
『電気系』か『吸気系』が怪しく思えていました。
駅までの道中で考えたエンストの原因は『アイドルジェットのスラッジによる詰まり』でした。
そこでアイドルジェットを観察すると、キャブレタークリーナーを掛けたときのスラッジが付着しており、
かなり怪しい状態だったのでクリーニングする事にしたのです。
すると何事も無かったかのようにアイドリングを始めたので近所を一回りテスト走行したところ、問題なく
戻る事が出来ました。
・・・が、内心はめでたしめでたしとは行きません。