でたらめ日記

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平成18年09月分の日記

2006年
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平成18年09月30日(土曜日)

一日完全休養。

出社して昨日の続きをやるかとも思ったが、やっぱりやる気なし。
11時頃に起き出し、『王様のブランチ』を見始めた。

奥方が私が寝ぼけている間に買い物に行った為、『王様〜』の後も引きこもりだ。
新聞のテレビ欄を見たら『赤い霊柩車』シリーズの再放送がある事に気づいた。
しかし、相変わらずHDDレコーダーの中には見ていないビデオで溢れ返っているので、
再放送は裏プロセスで録画しながら消費してゆく事にした。

ところが、順調にビデオを消費していた最中に『ディスクの残量が無くなりました』みたいな
メッセージが出て裏録画が止まってしまった。
慌てて不要なファイルを消して録画を再開したものの、結局、見ないで消してしまった。
ウルトラマンのゴモラの前編でやって以来の単純ミスだが、つくづくトホホな気分だ・・・

その後、徹底的に見ていない特番の類を消費したり、DVDにダビングして一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.02)


平成18年09月29日(金曜日)

朝からメタメタ。

出社して早々、ダビングをする為の用意を始めた。
一応、前夜のうちにPCへの取り込みを終えていたので、ミニDVテープにダビングすれば
納品に回せる算段だ。

それこそ、先方がどのような編集をするかは私の知った事ではないので、撮影日時順に
連続再生用のリストを作り、ダビングしている間は手持ち無沙汰になる。
その間に他の仕事が出来ると言えばできるのだが、一寸油断するとエラーが出て止まる事が
あるので監視作業はやっていて損はない。

なんだかんだで2時過ぎにダビング終了。
続けて簡単な送り状とラベルシールをつくったので、これを新宿まで届ければ、この件は
一応終わりだ。
まあ、自分で行くのが一番手っ取り早いのだが、一日中テレビを見続けている両親に
持って行ってもらえば、その間次のキャプチャー作業が出来る。
そんな訳で、腰の重い両親をたたき起こして(?)一件落着。

さて、次の仕事といっても、取り敢えずは昨日と全く同じ事の繰り返しだ。
ビデオテープから取り込むポイントを設定してHDDにデータを取り込んで行くのだが、
またしてもディスクスペースの問題に頭を抱えた。
昨日やったビデオの取り込み量が過剰だった事が響いて、いよいよHDDの遣り繰りが
怪しくなってきた。
それこそ、先日買ってきた60GB-HDDをフル活用するつもりだったのだが、中古故か
M/Bとの相性なのか挙動が怪しい・・・
結局、一部のデータをDVD−Rにバックアップしてスペースを空けて、ようやく作業を
開始したのは夕方になってしまった。

しかし、睡眠不足なのか、風邪をひいたのか、何と言えず体調が悪い。
ボンヤリとした不快感なので作業が出来ないわけでもないのだが、何時にも増して
集中力が持続しないのだ。
こんな時はスパッと仕事を止めて家で寝ようかとも思ったが、積みあがった仕事の事を
考えると寝ていもいられない。
幸い、夕食を食べたら調子が戻ってきたので作業を続行。
なんとか日付が変わる前に帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.10.02)


平成18年09月28日(木曜日)

一日中、キャプチャー作業。

一応、昨日の夜中で一区切りついたので、朝から新しい仕事に着手する事にした。
ハッキリ言って、隣の工区のビデオだ。
しかし、編集を始めるにあたって台本を作る必要があるし、データの取り込み作業や
CGも作らなければならない。
お客さんからせかされてはいるが、どれも時間のかかる事は先方も承知しているので、
他の仕事とのバランスを考えながら進めるだけだ。

ところが、データの取り込み作業だけはどうしても今日中にやらなければいけない
状況に追い込まれてしまった。
工事の発注元である鉄道会社の展示館で放映するビデオを作る為に、こちらの映像を
一式欲しいという話が先週の月曜日にあったからだ。
その際、『今週一杯に』と、緩く期限を切られたので「それだけあれば大丈夫だろう」と、
高をくくっていたのだが、あっという間に週末になってしまったのだ。

さて、日記を書くのもそこそこにキャプチャーの設定作業を開始した。
取り込むべきビデオはメインカメラとサブカメラでバラバラに撮影していたものを
一時期バックアップをかねてフルカセットに纏めてあった。
これによって随分と見かけの本数は減ったのだが、なんだかんだ5〜6時間分ある事には
変わりがない。
それを普段であれば10分程度のビデオに編集してゆくのだから、元ネタにするのには
1時間分でも多すぎる。
しかし、概して多め多めにキャプチャーしてしまうのが常である。

そんな事もあってデータ量や編集時のことを考えブレーキを掛けつつ取り込み設定を
するのだが、今回は他所様が編集を行うのでという事もあってブレーキを戻し気味に
なってしまった。
結果的にデータ量の増える事増える事・・・

爆発的に増えてゆくデータ量に気をもんでいたらキャプチャー中にエラーメッセージが出た。
『ディスクス容量が足りません。』

仕方がないのでキャプチャーを途中で止めて他のHDDにデータを移す事を検討したのだが、
一寸したチェックミスにより、ファイル形式を間違えている事に気がついた。
もちろん、このまま編集する事も出来るし、最悪通常形式に変換する事もできるのだが、
データ量が多すぎてコピーだけでも1時間以上掛かりそうな状況だ。
午前中の作業が無意味になってしまうが、空いているHDDをマウントして、作業を
最初からやり直すことにした。
とほほ・・・

昼食後、午前中にエラーが起きた箇所までのキャプチャーが終わったので、新たなる
取り込み設定を開始したのだが、どうにも塩梅が悪い。
空きスペースが十分以上あるHDDをマウントしたせいか、ギリギリまでデータを
切り詰める必要はない事が手伝ってかブレーキが午前中以上に甘くなっていった。
しかも、他人がどのように使うかを一々考えているのが馬鹿馬鹿しくなってきた事が
重なって、不要データの増殖は加速度を増していった。

そんなこんなで、気がつけば夜中の1時過ぎになった。
テープ代は掛かっても生テープ同士のデジタルダビングにして置けばよかったかと、
少々悩みつつ帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.29)


平成18年09月27日(水曜日)

ビデオの仕上げ作業に没頭した1日。

ふらふらと出社し、先ずはナレーション組み込みの続きを始めた。
昨夜のうちに3分の2近くまで作業を進めたのであっという間に終わるかと思ったが、
そうは問屋が卸さなかった。
仮に作ったナレーションに対して文言が何箇所も増えているので、どうしてもそのシーンを
でっち上げないと(?)いけないからだ。

追加になったのはカット数にすると3、4カットくらいだろうか。
しかし、前後関係も考慮しないといけないし、何日も時間を掛けている猶予は残っていない。
そこで、少々強引だったがCGソフトに画像を取り込んで切り貼りしたもので穴を埋めてみた。

これにて全体が出来上がった訳だが、音声レベルの微調整には毎回悩まされる。
ピークメーターによる客観的な計測もさることながら、ナレーションとBGMとのバランスは
主観が絡んでくるのでトライ&エラーの繰り返しになる。
結果的に出来上がったデータをアップロードなどが全て終わったのは夜中だった。

明日は別の仕事に集中したいな・・・

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『ドネルサンドは萌えているか?』

日曜日の日記に書き忘れたのだが、錦糸町からの帰り道に新小岩駅の駅前でドネルサンドの
屋台カーを見かけた。
[写真:新小岩]
ドネルサンドの屋台。
背を向けて電話をしているのが売り子だが、キムチ売りのおばちゃんが一緒にいる

軽自動車を改造した小さくてショボイ物だったが、屋台の中では例の肉塊がロースターで
ゆっくりと回っているし、売り子(?)はトルコ系(?)の外人と言った具合だ。

ドネルサンドが日本に広まったのが何時なのかは知らないが、どうしても秋葉原の屋台を
思い出してしまう。
秋葉原の中央通にワンボックスカーを改造した屋台を見るようになったのは2、3年くらい
前だと思うが、その後ビルの軒下に居を構えるようになった。

それでもって、今年は広末パーキングも程近い場所に競合店が出店しただけでなく、
閉鎖したコインパーキングにも屋台カーが出るなど非常にホットな状況と言える。
[写真:新小岩]
[写真:新小岩]

一般客から見て秋葉原が『食の乏しい場所』であったのは随分昔になった感があるが、
秋葉原にドネルサンド屋さんが増える理由もイマイチ分からない。
世界中から多種多様な人が集まる場所柄がドネルサンドの定着する下地になったと想像
できるが、何とも言えず不思議である。

新小岩の駅前にドネルサンド屋さんが居続けるかどうかは怪しいが、秋葉原の屋台の
燈が消えない事を望んでいる。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.28)


平成18年09月26日(火曜日)

ナレーション録音の為にバタバタ。

いよいよと言うか、ようやくというか、ここ半月ドタバタやっていたビデオのナレーション
録音の日がやってきた。
やる事はいつもとなんら変わらないので、さっと行ってさっと戻り、サクッとデータを
並べれば一丁上がり・・・のはずだ。
しかし、録音は午後からなので午前中は日記を書いたり、持参するナレーション原稿の
印刷をしたりして過ごし、昼過ぎに会社を出た。

雨の降る中、水道橋駅に到着。
徒歩にてスタジオのあるマンションを目指したが、1時までには若干の余裕があったので、
安いマグロ丼の店に入った。
上手くもなんともない丼物を食べ終わって外に出たところ、見たことのある人とすれ違った。
明らかにこれからナレーションの立会いをしてもらうK氏だったのだが、スタジオとは
逆方向に歩いている・・・・
慌てて呼び止めたところ、『行き先は分かったのでコンビにでも行こうと思って・・・』
と、言う。
しかし、約束の時間が迫っているので其のままスタジオへ向かった。

未だに慣れないセキュリティの厳しい玄関に緊張しつつエレベータを上がり、スタジオへ。
挨拶も程ほどに読みあわせを行い、早速録音が始まった。
ところが、今日のN女史は何時に無く緊張気味だった。
普通、一寸した失敗などその場で読み直すなり、後からまとめてやり直してザクザクと
進行するのに、シールド機の寸法を箇条書きに読み上げる一節をなかなか克服でき
なかったのだ。

百戦錬磨のN女史を苦しめたのがこの一節だ。
推力:891kN/u、カッタートルク:11,100kN/m
一般人の日常会話では絶対に使わない単位の連続なので、そもそもどのように
読んでいいかよく分からない。
もちろん辞書を引くなり、ネットを検索すれば答えに辿り着けそうなものだが、
単位と言うのは面白いもので『/u』を毎平米(まいへいべい)と発音しても、
パー平米(パーへいべい)と発音しても間違いではない。
流石のN女史も原稿を前に困り果てたとか・・・

しかも、こんな時に頼りになるのが『クライアントの立会い』の筈なのに、生憎所長
レベルではないので決定権がある訳でもない・・・
仕方がないので両方を録音する事になったのだが、この場所を読もうとすると過度に
緊張するらしく、シドロモドロになっているのが痛いほど分かる・・・
結局、N女史としては異例の5テイクを重ねて録音終了。
1回の録音が1時間で終わらなかった事は確かにあったが、N女史のリテークで延びたのは
初めてだった。

録音が終わり、近所の喫茶店でK氏と簡単な打合せ。
雑談を交えつつ、バリエーションはどちらを採用するかや、新たに追加になった箇所の
表現方法などの摺り合わせを行った。

雨が降っていた事も有り、寄り道はせずに会社へ戻って作業を開始した。
今回はDATではなく最初からWAV形式のデータをCD−Rで貰ったので取り込みの
一手間が省けて楽チンだった。
これをいつもの調子で部品に分けていき、タイムラインに割り振っていった。

途中でテロップや説明画像の修正箇所があったため、半分までしかナレーションを組み
込めなかったが、それでも夜中の1時過ぎになってしまった。
どうなる事やら・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.27)


平成18年09月25日(月曜日)

何となくソワソワしていた一日。

今週は明日のナレーション録音を筆頭にやることが重なるので、何となく気ぜわしい。
それにも拘らず、相変わらず手が動かない・・・

何もしないのも落ち着かないので依頼の有ったDVDの焼き増し作業を行った。
この作品はナレーションを入れていないので何時までたってもβ版だが、先方がそれで
良いと言っているのだから仕方がない。
明日は今件についても打合せをしなければいけない・・・

焼き増しが終わったのでラベルを貼れば出荷に回せるが、悔しい事にラベル用シールが
1枚足りない・・・
買出しに行くのも馬鹿馬鹿しいので、他に使えるシールはないかと探したのだが、
製品納品用のラベルまで底をついていている事に気がついた。
悔しいがそんな訳もあってコジマ電気に向かった。

店に着き、早速シール用紙を探したところ『製品納品用』のラベルは直ぐに見つかった
のだが、『仮納品』に使っているラベルが見つからない。
まあ、同じロットで同じラベルが貼ってあれば問題ないので前とは違うがELECOMの
安いラベル用紙を買ってDVD−Rのコーナーへ行った。

会社の・・・と言うより、私の基本姿勢として製品の納品には日本製のメディアを
使うことにしている。
5年後、10年後に読めなくなるのは仕方がないとしても、台湾製だとそよれりも
ぐっと読めなくのが早い『気』がする。
まあ、製品の場合はクレームが来たら新しくプリントすればどうにでもなるが、
データのバックアップに使うことを考えると恐ろしくて使う気になれない。
(『焼き捨て御免』の一時記録は別だが・・・)

もちろんこの手のメディアは同じ製品を比べたら秋葉原の方が安いのだが、ビクターへの
OEMなどを選ぶと30枚で2千円と納得価格で買うことが出来る。
ところが、このスピンドルをカゴに入れてDVDケースのコーナーに行ったところ、
何だか様子がおかしい。
TSUTAYAに置いてあるようなハードケースや数10枚を纏めて入れられるカバン型の
ケースなどはあるものの、1枚毎にいれるプラスティックケースが影も形もないのだ。

不思議に思って店員に聞いてみたが『店頭にある以外は取り寄せになる』という。
確かにDVDレコーダーでテレビ番組を録画したりする場合は1枚毎のケースは
不便な事が多い。
パソコンで言うと液晶モニター全盛の今時に、売れもしないCRTを1点でも展示して
おくのと同じで、スペースの無駄なのは明らかだ。
駄々をこねるのも面倒なので、適当なケース入りのメディアを買って帰る事にした。

会社に戻ってラベルを印刷し、貼り付けが終わったのでこの件の作業は終了。
続けてビデオの取り込みを行うつもりだったが、何となく気が乗らず、雑用をして終わった。

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『嫌ぁ〜な事件、事故』

作業中にテレビを点けていると信じられない事件事故が耳に入ってくる。
先ずは嫌ぁ〜な事故。
公園に遊びに行こうとしていた保育園児の列にライトバンが突っ込み、死傷者が出る
事故が起きた。
運転手曰く、『カセットを変えようと余所見をしていて、子供の列には気づかなかった』
と言うのだが、にわかには信じがたい話だ。
余所見をしていたと言うよりも、カセットをひっくり返す事に意識が集中し、アクセルを
踏んでいるのを忘れていたのではないか?と想像してしまう。
『注意一秒、怪我一生』と言うが、
怪我一生xアクセルを踏み続けた時間=今回の事故
と、いう計算が成り立つ。
しかし、いくら悔やんでも後の祭りなのは言うまでもない。

今度は嫌ぁ〜な事件。

20日未明に大阪で無職の女性橋本佳奈さんを刺殺して逃亡していた松前邦彦容疑者が
24日に札幌で逮捕された。
殺害後に自分の預金を100万円ほど下ろして逃亡資金にしていたらしいが、逮捕された
時には3万円しか所持していなかったという。
変装の為に毎日服を変えていたというが、金が無くなったら死ぬつもりだったと言うから
馬鹿としか言いようがない。

この事件の何が嫌かと言えば容疑者のナルシズムと自己顕示欲だ。
こやつは『別れ話が元で殺した』と言ってはいるが、そもそも1ヶ月程度しか交際をして
いないどころか、その間で既に拒否反応を持たれていたようだ。
1ヶ月間も会っていなかったにも拘らず、女性の自宅に押し入るように訪ね、殺してしまう
野郎の思考論理が全く理解できない。
ナルシスト故に『拒否される理由が分からなかった』と考えるのは勝手だが、一方通行の
関係であったは間違いないだろう。

しかも、連行される際にマスコミに見せた満面の笑顔には嫌悪感を感じた。
自分のやった事の酷さや罪の重さは微塵も感じず、『やったぁ〜、俺、注目の的だよぉ〜』
と、でも言いたげだった。
変装といいつつ、早朝に真っ黒なサングラスを掛けるなど、一見して怪しいというから
『自分がどう見えるか』なんて想像力も持ち合わせていないのだろう。

これらを踏まえて弁護士が『精神鑑定』に持ち込むのが想像できるが、それでは病気と
嗜好を十把一絡げに論ずるのと同じ暴論だ。
予想が当たらない事を望むしかない。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.26)


平成18年09月24日(日曜日)

昼過ぎに錦糸町へ映画。

先月、新聞屋さんから映画の割引チケットを買っていたこともあり、錦糸町に出来た
ショッピングモールに行く事にした。
2枚1000円の激安チケットだと錦糸町楽天地なので駅から近いが、今回は錦糸町
OLINASにあるシネコンなので一寸遠かった。

何も食べずに家を出たので映画の前に軽く食事をする事にした。
しかし、家を出るのが一寸遅かったせいか、見ようとした映画が始まるまで20分程
しかなかった。
幸いショッピングモールなので食べ物はファーストフードから高級料理まで選り取り緑。
つるっと讃岐うどんを食べる事も考えたが、何事も食事はゆっくりと味わいたい主義だ。
結局、『ホットツナチーズクレープ』を映画館に持ち込んでから食べる事にした。
[写真:クレープ屋さん]
オプションでコラーゲンをいれてくれるらしい。

オリナスの中にあるシネコンは去年『銀河ヒッチハイクガイド』を見た市川のシネコンと
同じTOHOシネマだ。
楽天地などの伝統的な映画館と違って椅子の段差が強い為、前の人の頭を気にする
懸念はほとんどないのが◎(二重丸)だ。

さて、2時間半以上の映画にぐったりとした後、オリナスの中を散策しつつ、早めの
夕飯を食べる事にした。
しかし、場所柄か高級レストランが並んでいるものの、バカ高い料理を食べる気にも
なれないし、ここまできてマックやケンタ、ミスドってのも何である。
それでも何かないかと探し回っていたら安価な中華料理店『平和園』に行き着いた。
[写真:平和園]

雰囲気としてはチェーン店展開しているような感じだが、店の前に置かれている写真入の
メニューを見ると一寸違う気もしてくる。
いずれにしても中華丼や玉子丼が530円(税込み)だと言うので味は別にしても
気に入った。
私が中華丼、奥方が玉子丼を注文して一寸待っていたら熱々の丼が出てきた。
[写真:中華丼]
中華丼 530円。 結構なボリュームがありました。
[写真:玉子丼]
玉子丼 530円 ちなみに、付属のスープはセルフサービスでお変わり自由。

一口目に化学調味料系の味が気になったものの、その後はどちらかと言うと薄味。
まあ、私はそれくらいで丁度良いし、無用に濃い味で料理を出すよりも良心的だ。
次回オリナスで映画を見た後も、きっとここへくるだろう・・・

満腹になった後、ちょこっとオリナス見学の続きをしたものの、やはりブランド品が
多いせいか、居場所がない・・・
結局、アルカキットのダイソーに移動して少々買い物してから帰宅した。

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『パイレーツ・オブ・カリビアン2』

今日見た映画は『パイレーツ・オブ・カリビアン2 デッドマンズ・チェスト』だった。
ハッキリ言って夏に封切りされ、今にも終わりそうな映画だが前回映画券をゲットした
時に楽天地に掛かっていなかった為に見られなかったのだ。

しかし、この映画を見るには前回同様に若干の躊躇があった。
『2』と題されているくらいで第1弾があるにも拘らず、見ていないからだ。
それこそ『TSUTAYAに行けばいつでも借りられる』という頭が有ったものの、
未だに見ていなかった。

じゃ、他はというと個人的には『X−MEN』や『スーパーマン』が気になるものの、
奥方の反応はイマイチ・・・
そんな事もあって2ヶ月前の念願がようやくかなう事になった。

さて、映画の感想はというと、2時間半以上よくもまあアクション(ドタバタ?)が続く
映画だなぁ〜ってところだろうか。
落ち着いた『静』のシーンと『動』のシーンのコントラストが有れば良いのだが、
前者が殆どないまま物語が展開してゆくので付いて行くのがやっとなのだ。
まあ、これでダビンチコードなみに情報量が多かったら何が何だか分からないもしれないが、
アクションとアクションを繋ぐ為にストーリーを作っている気すらしてくる。

それにしても海底の海賊軍団の造形にしても海獣『クラーケン』にしても特撮の出来は
絶句するしかない。
何処がCGで、どこがミニチュア、どこがメーキャップなのか継ぎ目が全く分からない。
とてつもない金額と時間、人と技術が関わっているのには恐れ入る。

しかし、一番歯がゆかったのは、こんなに壮大なストーリーが『尻切れトンボ』で
終わっていた事だ。
まあ、見る前から聞いてはいたが、ここまで肝心なところが抜け落ちているとは・・・
ここまで肩透かしを食わされると『3』を映画館で見るかどうかは微妙だ。

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『東京カワイイ★ウォーズ』

帰宅したのが8時一寸過ぎだったので『功名が辻』をHDDレコーダーで録画しながら
見ていた。(つくづく便利だ)
9時からは大概『あるある大辞典』を見るのだが、大河ドラマを見終えてビデオを止め
たら『エビちゃん』や『モエちゃん』がTV画面に大写しになった。
大して興味のない世界だが、NHKで何故扱うのかも含めて気になり、何となくそのまま
見てしまった。

曰く、現在の日本のファッションを牽引しているのは若い女性向けの普段着の市場だという。
エビちゃんやモエちゃんなどの超人気モデルがファッションショーで着ている服が
携帯サイトを通じてリアルタイムにバンバン売れているというのだ。
そしてそこのにあるキーワードが『カワイイ』である。

それこそ、経営再建中の某足袋屋さんもエビちゃん頼み。
長時間のディスカッションを経て削られたワンポイントが『これ、かわいいぃ〜』
という鶴の一声ならぬ『エビの一声』で即刻追加、商品化されるというのだから凄い。

この手の話なので当然『109』も舞台になったが、こちらはもっと凄い。
二十歳になったばかりの技術も経験も全くないギャルがデザインした服が作ったそばから
売れてゆくというのだから、おじさんには理解不能の世界だ。

比較対照として『この道、数十年』のブランドオーナーや有名デザイナーが出てきた。
小さな店から初めてバブル期に急速に会社を大きくしたものの、バブル後に失速して
今は再開を目指して休止中のブランドを若手マーチャンダイザーに託す話。
あるいはモードの世界に身を投じ、一着ごとに命を削るような仕事をして入るが、
日本に買い付けに来るディーラーは減る一方といった話など半ば『プロジェクトX』の
前半部分のようだ。
現在の『カワイイ』と伝統的な『モードやブランド』は方向性が違うだけでなく、世界観も
全く違っているが、ここまでギャップがあると笑うしかない。

しかし、『どちらの肩を持つか?』と問われれば伝統派に軍配を上げたくなる。
伝統派のやっている手法やスピード感がギャルのそれと合っていないのは間違いないが
ああも見事に『必要なのはかわいいと感じる直感。経験も勉強も不要』と言い切られると
技術や経験を積み上げる『修行』してきたのは無意味だったのかと怒りすらこみ上げてくる。

まあ、何事もその場の思いつきや苦労なくして得た物は廃れるのも早いはずなので、
スタイルを維持する為に食事制限やジム通いを欠かさないモデルさんと違って、ポイ捨て
される可能性が絶大だ。
そんなギャルたちが『浮き沈み』を『苦い経験』と捉えるか『根拠無き自信』に繋げるかは
関知しない。

それにしても停滞の著しいモード業界が『ギャル市場』の熱い息吹を恥も外聞も捨てて
取り込みざるを得ないというのも象徴的な話だった。
『東京カワイイ★ウォーズ』と銘打っているだけあって、これってやっぱり戦争なのか?
くわばら、くわばら・・・・

去年の今日一昨年今日


(2006.09.25)


平成18年09月23日(土曜日) :秋分の日

朝からお墓まいり。

土曜日は昼近くまで寝ている事が多いので10時前の起床も早起きってんじだ。
ポンコツ2cvの後部座席に満載していた撮影機材を纏めて下ろし、道すがらに弟夫婦を
拾って松戸を目指した。

ところが、お彼岸だからか祭日だからかは分からないが、道はどこも大渋滞。
兄貴から『車が止まったか?』とメールが入ったので速攻で否定するメールを出して
ダラダラ交通に耐えることにした。

江戸川を渡り終え、千葉に入ったものの渋滞は相変わらずだった。
弟に迂回路を教えてもらって何とかお墓の駐車場に到着したものの、後続のインプレッサが
到着したのはさらにそれから20分近くたっていた。
聞くとバカな親父が電動車椅子で先に出たものの、疲れた上に時間が掛かってしようが
無いのでピックアップしてもらったと言う。

さて、家族全員が何年被りに揃ったせいもあって、お墓の前は大渋滞になった。
しかも、次から次にお墓まいりに来る人があるので駐車場をあける為にもさっさと
『お清め』に行く事になった。
まあ、ハッキリ言って墓参りの後の食事の為に集まったといえなくも無い・・・

『バカな親父が電動車椅子を止めた』という理由により、墓から一寸離れたガストに
行く事になったまでは良いが、昼時も重なってか店内は混みこみだった。
しかも、ホール係も調理係もテンパッテいるらしく、ハンバーグは届くがセットのご飯が
来なかったり、逆にご飯が届いて料理が来ない状態だっり冷めたステーキが届いたりと
滅茶苦茶だった。
まあ、所詮はファミリーレストランなので怒るだけ無駄だ。
目一杯の時間を掛けて食べ終わった後に、河岸を変えてデザートを食べる事にした。

次に向かったのは最近良く行く別のファミレスだった。
途中で弟夫婦がスクーターに乗り換えたりしたものの、直ぐに到着。
後続の妹達を席取りをしながら待つ事となった。
ところが、何時までたっても後続のインプレッサはやってこない。
一応メールを出したり電話を掛けたりしたが返信が全くな為、状況がつかめないのだ。
大分立って連絡がついてみると、またしても親父をピックアップする為に行ったり来たり
しているという・・・
周りの忠告を無視して車に乗らない車椅子で独善先行した親父の我侭のせいだ。
結局、面子が揃うまで先発組みは30分以上も待たされた・・・

普段デザートを食べながらコーヒーをがぶ飲みする私だが、昼に食べた料理で胃がもたれた
せいか、今日に限っては水をチビチビ飲むのが精一杯だった。
結局、なんだかんだで1時間半か2時間ほどバタバタやっていたが、眠くなってきたので
帰宅。
取り溜めたビデオを消化しつつ夕方に一寸買い物に行ったくらいで一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.25)


平成18年09月22日(金曜日)

連絡ごとの多かった1日。

出社して直ぐにメールチェックをしたところT建設のK氏からメールが入っていた。
「やっとナレーション原稿がきたのか?」と期待したものの、開いてみたらテロップを
1箇所修正してくれというレベルだった。
直ぐに『了解しました』と返信したものの、正直言って今日がナレーション原稿を入れる
表の限界期日なのだ。
文末にその事を催促しようかと思ったが、最悪の場合私のナレーション案を送って
誤魔化すつもりで断念した。

そんな原稿が届いたのは昼ごはんの後だった。
ところが『容量があるので2本に分けます』と書かれていたのは良いものの、添付されて
いたのは全体の3分の1程度・・・
しかも、残りが直ぐに来ることを期待して待っていたのだが、一向に届かない。
「迷惑メールチェックに引っかかったのでは?」と不安になったのは言うまでも無い。

手を空かして待っているのも何なので、昨日おとといの悪足掻きをそこそこに、新しい
作業を開始する事にした。
S建設のY氏から連絡が入り、『展示会で使うらしいので仮編集以前に手持ちのデータを
ザッと一まとめにしてくれ』と依頼されたのだ。
平たく言えば『編集は向こうでやるので元データを欲しいという』話だが、テンパッテ
いるので正直その方がありがたい。
自分でやる、やらないは別にして取り込み作業は必要なので『来週中に収める』くらいの
緩い約束をして電話を切った。

取り込みを行うHDDの用意をしていたところへ、今度はT建設のI氏から電話が入った。
この人の仕事でもナレーション録音をしないといけないにも拘らず、連絡があったのは
メールを含めても1ヶ月ぶりなのでのんびりしている・・・
曰く、こちらから送った請求書は問題無いと言う事、先日作ったβ版のDVDをさらに3枚
送ってくれと言う事に続き、ようやくナレーションの話になった。
一応、ナレーションにあたる文言はテロップで入れているので書き起こせば直ぐに
原稿は出来上がる。
問題は例によって立会いのタイミングなのだ。
N女史が忙しいのも相変わらずだが、I氏も方々へ飛び回っているらしく落ち着かない。
まあ、上記のビデオはβ版でどうにかなっているらしいので、録音自体は急がないが
何ヶ月も未完成と言うのは妙な話だ。
「来週早々に1本録音するので、その時にスケジュールを聞いてみます」と言う事で
電話を切ったが、どうなる事やら・・・

暫くバタバタやっていたところ、夕方6時近くになってやっとナレーション原稿の
後半(?)部分が届いた。
全体を通しで見たところ、私の素案を9割くらい其のままにして、問題のある箇所を
直している程度だった。
まあ、いいか・・・

さて、届いたエクセル形式の原稿は画像が沢山はってある為に無意味に重い。
N女史に転送する為にも不要な部分を削除したところ7MBのデータは22KBに
なってしまった。
まあ、テキストデータだけなので当然であると共に、過剰な大きさの画像を張っていた
事にひたすら反省するしかない・・・
このままで発送して終わりにしても良いのだが、この際もう一手間掛けた方が喜ばれる。
即ちプレーンテキストに出力して、適当な箇所で改行して物に編集するのだ。
文字の大きさなどはエクセル形式のままでも印刷設定でどうにでもなるのだが、実際には
改行位置の調整などはテキストファイルや簡易ワープロ形式の方が便利なのだ。

そんな事をやっていたら結構な時間になってしまった。
いろいろと考える事が多いせいか、ビールを飲んでしまったせいか思ったように手が動かず、
10時過ぎに帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.25)


平成18年09月21日(木曜日)

駄目駄目の一日、その2・・・

気温や湿度が下がり、爽やかな朝を迎えられる季節になったものの、気分は優れない。
仕事が相変わらず山積みである事が主な要因だ。

出社してメールチェックをしたものの、来ているのはSPAMメールだけで仕事のメールは
全く無い。
今日明日にもナレーション原稿をN女史に送らないと何を言われるか分からないのだが、
とりあえずは投げたボールが帰ってくるのを待つしかない。
仕方が無いので、昨日の続き。 消去してしまったデータのサルベージをする事にした。

DVDにバックアップする為に4GB単位に分割した時の事を考えると、総量はだいたい
40GBくらい思われる。
それに対して、消さずに残っていた完成直前と思われるデータは25GBくらいなので、
10数GBのデータが吹っ飛んだ計算になる。
CGのデータは不要に増える傾向にあるので一概には言えないが、差額が存在する
事だけは確かだ。

さて、こうなるとファイル復活ソフトだけが頼りだ。
有料ソフトが無料ソフトよりも頼りになるのは間違いないが、復活させる原理が大幅に
違うとは考えにくい。
数KBのテキストファイルすら文字化けの嵐である現状を考えると有料ソフトでプラス
何パーセントするけるかは相当厳しいものがある・・・
所詮は3ヶ月前に終わった仕事なのでフリーソフトヲ使う事にしたのは言うまでも無い。

それにしても不思議なのはサルベージできたファイルの古さだ。
CGにしてもプロジェクトファイルにしても、最終的に納品版をレンダリングするのに
必要なデータが揃えば他は目を瞑る事が出来るし、極論をすればプロトタイプの類は
サルベージする必要すらない。
其れにも拘らず、復活できたファイルは何故か最終版を避けたかのような古いデータ
ばかりだったのだ。
せめてCGをレンダリングする為のオリジナルファイルをサルベージできたなら
『レンダリング済みCG』の項目は無視できるのだが、何故か出てくる何百という
ファイルは見覚えのあるものばかり・・・
ひたすら苦笑するしかない。

半ば諦めつつ作業をしていた中、S建設のY氏から電話が掛かってきた。
Y氏の仕事は100%無視して日々を送っていたので電話に出る事すら躊躇したものの、
幸いにして(半ば)別件だったので事無きを得た。
しかし、別件により期限付きの仕事が増えた事には違いが無い・・・

兄貴がビールを買ってきたことを良い事にひたすら飲みまくって一日が終わったのは言う
までも無い。

(2006.09.21)

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『日の丸君が代裁判』

都立学校の入学式、卒業式などで日の丸を掲揚し、君が代を斉唱する事を教育委員会が
処分を加えて強制するのは『思想、良心の自由を保障した憲法に違反すると』主張した
裁判の判決が東京地方裁判所で出た。
『強制は違憲』
精神的な慰謝料を含め、原告の勝訴といえる。

さて、この判決に関する個人的な感想を言うと『まあ、当然かな』と、言ったところだ。
何故なら、日本よりも国旗や国歌の斉唱を厳格に取り決めているはずのアメリカでさえ、
『強制は違憲』という判決が出ているくらいだからだ。
他所の国の判決云々というより、『服務規程』と『憲法』を天秤に掛けた時、どちらが
重いかという話なので後者に軍配が上がっただけの話だ。

だけどね、
私はそういう式典の席では、起立して君が代を歌うので、彼らの肩を持つつもりは毛頭無い。

何故かって?
私にも思想、良心の自由ってものがあるからだ。

普通に考えれば国旗や国歌の無い近代国家の方が不自然なわけで、日の丸と君が代に
代わるものが無い以上、私は自分の意思で立ち上がり、歌うだけの話だ。

裁判の論点になっていたように、懲罰を伴って何かを強要する=他人の自由を制限する事は
憲法違法に問われても仕方が無い。
彼らにしてみれば日の丸と君が代は忌まわしい過去の象徴であり、国旗、国歌では無い
からそうするに値しないという信念から来るのかもしれない。
それこそ、新聞に載っていた原告の一人の言からは『立たない事は正義、立つ事は悪』とも
取れる心情が汲み取れる。
しかし、判決が示したのは『立たなかった事が正しかった』ではないし、『日の丸君が代が無意味』
という物でもない。

起立しようがしまいが、君が代を歌おうが歌わまいがは『当人の自由』かもしれないが、
何人も生徒やその親に対して起立&斉唱しない事を強要する権利有している訳では無い
平たく言えば自分が他人から『立つ事』を強要されるのは憲法違反であると同時に、
他人に対して『立たない事』を強要するのも違憲だ。

一寸脱線すると成人がタバコを吸う事は合法かもしれないが、ポイ捨てする権利を持って
いる訳ではない。
道にゴミを捨ててはいけない事などは小学生でも知っているのにも関わらず、大の大人が
ポイポイ捨てるから罰則を科す事になってしまったという、恥ずかしい話だ。
それと同じで、国旗や国歌にしたって自然に立って歌うことが国としての第一歩だと
思うのに、明文化して懲罰を科さないといけい状態に至った事自体が異常に思える。
授業の始まりと終わりに『起立と礼』をすることを深く考えずにやっていたが、それに
罰則を科すのも『起立と礼をしないのも自由だ』というのも、どちらも尋常ではない。

日本は某国と違って『自由』が存在する国かもしれないが、自由と言う単語を
振り回せば何をして良い訳ではない。
『国歌斉唱時にできれば立たないで欲しい』と呼びかけ、『威力業務妨害』に問われた
教師がいると聞くが、その場の責任者でも無い人間が責任者の考えと相反する意見を
吹聴する『自由』てのが存在してよいのか?
この教師を擁護する人間に言わせると『立ちなさい!』と叫んだ教頭や都議の方が『有罪に
なるべきだ』と言うが、厳粛であるべき式典を混乱させる一因を作った事は間違い無い。
懲役や罰金だとかの内容は別にしても責任を取る必要があると言うのが私の意見だ。

今回の裁判で原告は勝訴したかもしれないが、その主張を他人に強要するならば
容易に立場が逆転する表裏一体の判決であると私は認識している。

兎に角、制限を伴わない自由と言うのは存在しないと言うのが、私の基本理念である。

(2006.09.22)


平成18年09月20日(水曜日)

不意にダメダメな一日。

今日も朝一でメールチェックをしたもののお客さんからの連絡は入っていなかった。
すると、ナレーターのN女史から電話が掛かってきた。
当然のことながらスケジュールの確認なのだが、当のお客さんが無しのつぶてなので
返答に困った。

いい加減この仕事に区切りを付けたかったのでK氏の転勤先の事務所に思い切って電話を
することにした。
ところが、事務のお姉さんに『今席を外しています』と言われたまま何時まで経っても
返信が来ない・・・
現場に出たりしていれば連絡が取れないのも当然なので追っかけ電話は失礼だ。
結局、K氏から電話があったのは夕方4時になってしまった。

滞っていた仕事が1本進んだので次の作業に移りたかったのだが、長らく放置していた
HDDの整理をすることにした。
現在抱えている仕事は多く見積もっても4本なのでHDDは4台あれば事足りる。
100GBオーバーのHDDはバックアップ用に回したとしてもディスクスペースは
本来は潤沢にあるはずだ。
それにも拘らず、忙しくて不要データの追い出しが間に合わなくなってきて、二進も
三進も行かなくなってきたのだ。
先日買ってきた中古のHDDを絡めつつ、各ドライブに入っているデータをリストアップ
してDVDに追い出す準備をすすめていった。

ところが、その最中にとんでもないミスが発覚した。
3ヶ月ほど前に編集を終わらせたデータをバックアップせずに消去していたのだ。(TT)
しかも、消去したのは1週間ほど前。
今の仕事でコアにテンパッていた為、原本と複製とを確認する事無く削除していた体たらく・・・
まあ、終わった仕事なので実害は無いものの、精神的なショックは大きい。

気を取り直して調べなおしたところ、進行状況で言うと8割程度のデータが残っている
事が判明したものの、製品を再出力するのには程遠い。
何とかならないかと頭を捻っても、どうにもならない・・・

そこでフリーのファイル復活ユーティリティーを駆使してデータのサルベージを始めたの
だが、消去から時間が経っているので救えるデータに限りがある。
結局、夜中まで作業を続けたが、見通しは全く立たなかった。
トホホ・・・

(2006.09.21mn)

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『安部新総裁』

予想通り自民党の総裁選挙で、安倍晋三官房長官(52)がブッチ切りの強さを見せ、
新総裁に当選した。
たまたま開票結果発表の場面を生で見たが、当人にしてみるとそれでも予想外に票が
少なかったらしく、一瞬ギョとした表情をしたように見えた。
しかし、有効票の66%が安部氏に入ったのだから人気の程が伺える。

それにしても、今回の総裁選を『出来レース』とか『小泉劇場:第二幕』と揶揄する
向きもあるが、これが今の自民党に吹いている風そのものなのだから部外者が口を挟む
余地は無い。

しかし、自分に投票権が無いせいもあって選挙の演説や開票速報を通常番組を押しのけて
放送する様は、何となく空虚だ。
日本は議員代表制を取っている故に、自民党新総裁が事実上の次期内閣総理大臣を
意味する事は重々承知しているが、他人事に思えてならない。

安部新総裁は『社会保険庁の解体』や『北朝鮮問題』などで手腕を振るうつもりらしいので、
大いに期待をしているが、来年の選挙で負けたらそれで終わりとの話もある。
新政権が始まる前から『後の話』をするのも失礼だが、そうならない為にも長期政権を
担えるように頑張ってもらいたいものだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.21)


平成18年09月19日(火曜日)

のほほんとした一日。

出社して直ぐ、いつものようにメールチェックをしたがスパムメール以外入っていない。
正直に言って仕事が山のようになっているものの、お客さんに投げたボールが帰って
こないと、進まない状態になってきている。
それにも拘らず一向に連絡が入らないのだからどうしようもない。
直接電話をかける実力行使も考えたが、この仕事にばかり関わっていては他の仕事が
進まないので無視する事にした。

結果的に今日は何も出来ぬままに終わった。

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『2cv運転免許?』

私は徒歩で出勤するのだが、帰りはほぼ100%車で送ってもらう。
家の者が駅を行き来する時も必ず車で送り向かいをするのが我家のしきたりなのでお互い様だ。
(バス交通を全く当てにしていない事が一因)

ところが、今日は少々事情が変わっていた。
普段、家の者の足車に使っているインプレッサが車検に出てしまったのだ。
2年前のようにプレオをメインに使っていてインプレッサがサブだったら問題なかった
のだが、無いものは無いから仕方が無い。
そんな訳で兄貴を駅に迎えに行くのにポンコツ2cvが徴用された。
否、私がスクーターで自宅まで行き、2cvに乗り換えて迎えに行っただけの話だ・・・

帰り道に兄貴の指示により、いつものコンビニでビールを購入。帰宅と同時に飲み始めた。
ところが、私が帰宅する段になって『誰が運転するの?』と言う話になった。
インプレッサもMTなので母親にしても妹にしても運転できるはずなのだが、何故か頑なに
拒否されてしまったのだ。

まあ、長い間運転したことの無い、癖のある車を運転したくない気持ちはわからないでも無い。
実際問題、ライトやワイパースイッチの配置が普通の車とは違っていたり、『アクセルを
床まで踏むと戻らなくなる事があるから注意』とか、言われたら尻込みするのも分かる。
所詮は兄貴を迎えに行くだけのワンポイントリリーフなので明日の夕方まで一寸我慢
するだけの話だ。

結局、一人でトボトボ歩いて帰りましたとさ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.20)


平成18年09月18日(月曜日) :敬老感謝の日

なんだかんだで結局、仕事。

朝、目覚まし代わりのラジオからさだまさしさんの声が聞こえてきたので布団の
なかでくすくす笑いながら過ごした。
しかし、このまま寝ているのも何なので起きだす事にした。

さて、あり物でブランチを食べようかと思ったところ、今日は『吉野家の牛丼復活祭』で
ある事を思い出した。
きっとバカみたいに人が出ているだろうと思ったが、買い物ついでにポンコツ2cvで
出掛けてみた。
すると・・・・いるわいるわ! 小岩にある最寄の店の前には30mばかりの行列が
出来ており、警備員が最後尾についていた。
ここには駐車場が無いので千葉街道沿いの店に行ってみたところ、こちらも長蛇の列&
車で一杯!
『バカじゃないの!』と、車の中で吐き捨てつつ、諦めて篠崎の河内屋で買い物にいった。

河内屋の後、サミットでも買い物をして帰ることにしたのだが、悔しいので新小岩の
吉野家の様子を見に行ってみた。
・・・どこも同じ風景が広がっていた。
まあ、行列に並びさえすれば食べられるのは分かっているが、次にします・・・

自宅に戻り、遅い昼食を食べ一休み。
しかし、金曜日の夜にレンダリングしたCGをビデオのタイムラインに組み込む作業が
残っていたので、一寸だけのつもりで会社へ行く事にした。

早速、レンダリング済みのデータを拾い出し、後処理を加えて組み込んで一丁上がり。
続けて金曜日に撮影してきたビデオを取り込んで組み込んで全体が完成した。
ビデオのレンダリンをしたり、データ変換をしたところ6時半頃にアップロードが終わった
のでお客さんにメールを出す準備をしていた。

ところが、確認の為に何度かビデオを見直すうちに、以前お客さんに指摘されていた
シーンが抜けている事に気がついた。
何となくナレーションの中に組み込まなかったので半ば忘れたまま作業をしていた為だ。
それこそ、このシーンを組み込むことで益々再生時間が長くなるし、先方が熱心で無い
ならしらばっくれる事も出来る。
しかし、思い出した自分がここにいるのは間違いない。
悩んだ挙句、『簡単に済ませる』事を前提にCGに着手した。

すると、2時間ほどでCGおよび組み込みが完成、後処理を施してサンプルのアップロード
準備に掛かった。
しかし、またしても全体を通しで見ていたら気に食わない点がポロポロと出てくる・・・
それこそ、今しがた完成させたCGも『意味が分からない』可能性を感じ始め、再び
修正せざるを得なくなった。

その後も、あちこち気になる事が出てきた為、気がつけばまたしても2時になってしまった。
これで完全に終わったはずだが、後はお客さんの反応次第だ。

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『バッタ君、バッタさん』

普段会社へは徒歩で行くが、今日は『さっと行って、さっと帰る』つもりだったので
奥方の自転車で行く事にした。
すると奥方から『タイヤの空気が抜けているかもしれない』と言われたので自転車を
外に出しつつ、空気入れの用意をしていたら何やら飛び跳ねているのが見えた。
バッタである。

庭のプランターに何がしらか緑を植えているせいなのか、毎年必ず同じ種類のバッタを
見かけるので、出会うたびに『ヨッ! バッタ君!!』と挨拶をしている。

ところが、今年は梅雨がなかなか終わらなかったせいか、見かけるのが例年よりも1ヶ月
ばかり遅い気がした。
時に2匹でいる事もあるが、今年見かけたのは大概痩せっぽちが1匹だけ。
今年はこれで終わりかなと思ったら、今日は丸々と太ったバッタが隣にいるではないか!
[写真:バッタx2]

どっちがオスでどっちがメスだかは調べていないが、何となくカップルっぽい。
ってことは『バッタ君ならぬバッタさんか?』

猫の額ほどの庭だが、様々な生き物が息づいている様子を見るのは楽しいもンだ。

『追記』
後からこのバッタの事を調べたところ『オンブバッタ』という種である事が分かった。
バッタの名前と言えば『トノサマバッタ』とか『ショウリョウバッタ』くらいしか覚えて
いなかったが、確かに『オンブバッタ』と言う名は聞き覚えがあった。
てっきり子供の間での俗称と思いきや『メスがオスをオンブするような習性がある為
ついた』正式名称で、『バッタ目オンブバッタ科オンブバッタ亜科』に分類されるらしい。

結論として丸々と太っているほうがメスで細〜い方がオスらしい。
まあ、正式にカップルとなっているかは不明だが・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.19)
(2006.09.20:追記)


平成18年09月17日(日曜日)

基本的に今日も全休。

昼前に友人からの電話で起きたものの、眠りが浅いのかスッキリしない。
その後も布団の中でウダウダしていたが、お腹がすいてきたので起きる事にした。

しかし、雨が降っている事もあって基本的には何もする気になれない。
相変わらずビデオの消化などをして過ごしていたら探偵から連絡が入り夜に掛けて
東邦酒場へ行く事が決まった。

探偵から用事により一寸遅れると連絡があったので少々遅めに出発したが、6時ほどに
東邦酒場に到着。
結果的に探偵も20分遅れほどで到着し、途中でS武器商人が合流したので5人での
バカ話が始まった。
[写真:東邦酒場]
見慣れた店内だが、『元祖ラーメン』の暖簾が!

さて、東邦酒場で食べる料理はどれも上手いのだが、今日のメインイベントは東邦ラーメンだ。
マスターが拘りに拘り抜いた材料で作ったものなので、一見普通だが一味違う。
テールラーメンも食べに着ます、はい・・・

東邦の後、妹に呼び出された事もあってファミレスでお茶を飲んでから帰った。

(2006.09.19)


平成18年09月16日(土曜日)

完全休養。

前夜もテレビを見ながら居眠りをしていたくらいだから、スパッと起きられるはずもなく、
気がついたら昼になってしまった。
例によって『王様のブランチ』を見終えたので、どうするか悩んだが、何もする気に
なれなかったのでビデオを消化する事になった。

しかし、これだけで終わるのも勿体無い。
と、言うのは大袈裟だが、引きこもってばかりでは面白くないので近所に買い物だ。
徒歩で行ったので大したものは買わずにささっと帰ってきた。

結局、何もしない一日だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.19)


平成18年09月15日(金曜日)

ショボショボとお仕事。

出社して直ぐにCGのチェックをしたところ、オールクリアーどころかエラーでハング
アップしている始末・・・
人が見ている間は普通に動いているのに、終わり間際とかでエラーになるなんて、この
データは呪われているのでは?と、思えてくる・・・
しかし、泣いても騒いでも終わらないものは終わらない。
ひたすらエラーが出ない事を祈るか、細かくデータを分割してレンダリングするしか
ゴールに辿り着く方法はない。

それにしてもお客さんからの反応が全く無い。
昨日までのサンプルはカッターが動いていない以外は問題が無いはずだが、あくまでも
私が勝手気ままに作ったCGだ。
『いや、ここはこうしてくれ』とか、『これじゃ駄目だよ』と言って貰った方が、お客さんの
意向に沿う事になるし、それが作品を一緒に作ったと言う事になるはずなのだが何も無い。

一応アクセスログを見るとサンプルをアップロードするたびに誰かが見ている形跡があるが、
何回メールを送っても何も言ってこないのが気に掛かる。
特にナレーション録音の立会いが出来るとか、出来ないとかの連絡が無しのつぶてなのが
困ったチャンだ。
超多忙のナレーターN女史と今回の仕事に熱心で無いのでは?というお客さんとの間に
挟まれ戦々恐々としているのだ。

さて、CGのレンダリングをしている間は基本的に何も出来ない。
こんな時は他のビデオ編集の仕事をするのも『有り』なのだが、ようやく雨が上がったので
新宿へ撮影に行く事にした。
今回のビデオに『路線のある明治通りは交通量が多い』というシーンがナレーション原稿を
作った後に必要になったからだ。

親父達が買い物に出掛けてしまったので会社を出るタイミングが一寸遅くなってしまったが、
3時過ぎに新宿に到着した。
少々インチキして作ったCGと同じ角度で道路の様子を何度か写したが、所詮は10秒
程度しか使わないシーンだ。
雨は降らないものの、日が落ち始めているのは明らかなので程ほどのところで切り上げ、
T建設JVの事務所へ向かった。
兎に角、ナレーションの事も含め、RESが全くつかないので顔を見て話をしたかったのだ。

ところが事務所に入り『xxですけど、Kさんいらっしゃいますかぁ〜』と言ったものの、
中にいたJV職員の人は何だかポカぁ〜んとした顔をしている。
直ぐに我に返って『・・・Kさんだったら引っ越しましたよ。聞いていませんでしたか?』
と、言われたものの、聞いてれば当然訪ねたりはしない・・・
連絡先を控え、『なんだかなぁ〜』という気分で事務所を後にした。

帰り道に秋葉原へ寄る事にした。
仕事が忙しかったので気分転換という事もあるが、実際にはパソコン用のメモリーを
買いに着ただけだ。

駅を降りて直ぐに最寄のソフマップに入り価格調査を開始したところあまり芳しくない。
何ヶ月か前に調査した時にはノーブランドバルクの1GBのDDRメモリーが1万円位
だったのに今は1万3千円くらいと、3割以上も高くなっているのだ。
DDR2の方がDDRよりも若干安い傾向にあるものの、ほとんど差が無いので買い換える
のなら前者の方がベターなのは当然だ。
しかし、買い替え計画は全く進んでいないし、今のマシンはサブ機として残るのでメモリー
増設しておいて損にはならない。
そんな事もあり、安い店は無いかと放浪する事になった。

メイド服やコスプレなど萌え系の女の子が幅を利かせている事を改めて確認しつつ
あちこち歩いたものの、何処も似たり寄ったりの価格だった。
逆に中古価格の下限は8800円(在庫無し)と、一時期ならば絶対に手を出さない
価格だが、新品よりも何割か安いのは間違いない。
それこそ、一時期は『中古品の方が高い』と言った捩れ現象が起きていたくらいだから、
適正化されてきたと、考えられなくも無い。
結果的にソフマップで2枚1万9800円(バッファロー製)の中古を買って帰路に着いた。

会社に戻りCGのレンダリングが終わっているかを確認したところ・・・駄目だった。
原因を究明するつもりは無いが、むしろ撮影に出る前に一度データをセーブするべきだった
と、後悔先に立たずだ。

タモリ倶楽部が始まる頃に一通りのレンダリングが終わったが、ほとほと疲れた・・・

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『THE BIG ISSUE JAPAN(ビッグイシュー日本版)』

電車で新宿へ行くと、表題の雑誌を売っているおじさんを必ず見かける。
同じ場所で売っているのだから当然だが、それが一体どんな雑誌なのかは知るはずも無かった。
しかし、何かの拍子にそれが『住まいを持たないホームレスの社会復帰支援を目的とした雑誌』
だと聞き、余計に見てみぬふりをするようなった。

時が経ち、定期購読している無料雑誌(毎月郵送されてくる)でBIG ISSUEを取り上げて
いたのが切欠で、改めてその成り立ち等を知る事になった。
曰く
1.販売者(ホームレス)は最初、同誌を10冊無料で受け取る
2.1冊200円で販売すると、内110円が販売員の収入となる
3.以後、1冊90円で仕入れ販売を続ける事ができる

BIG ISSUEを販売する間、販売員は顔写真入りの登録証(番号入り)を提示し、
身なりや言動にも気をつけ、販売のプロに徹する必要があるそうだ。
逆に言うと、これ等の制約を守れず、事務局が通報を受けない場合は仕入れを止められる
事も有り得るらしい。

と、ここまで読んで『なぜBIG ISSUEを買うことがホームレスを自立させる事になるのか』
が、分かるものの、肝心の雑誌の内容は分からない。
元はこの手の問題に真剣なヨーロッパ(イギリスかな?)から来た物なので硬派な内容で
ある事は想像できるが、近所で売っていないのでどうしようもない。
やはり『百聞は一見にしかず』と言うわけで、ポケットに切符を買ったお釣りがジャラ
ジャラいっていたので1冊買ってみた。
[写真:BIG ISSUE]
新宿駅南口にいた販売員に『1冊ください』と、言ったところ『最新版でいいですか?』と
言われたくらいで、何冊かバックナンバーも置いてあるようだ。


受け取ったBIG ISSUEは雑誌と言うよりも小冊子と言うか、パンフレットと言うか・・・
オールカラーで見栄えはするものの、表紙を入れても全32ページしかないので200円と
言う価格はとてつもなく高く感じられた。
(内容を読む前だったし、普段から無料雑誌を浪費している免罪符と言う気もした)

さて、肝心の内容だが、真面目に考えさせられた。
まず、表2は目次と共にBIG ISSUEの説明。上でも書いたような料金の内訳と通報先などが
併記されている。
最初の目に入ったのはダンサー真島茂樹さんのインタービューが1ページ、つづいて海外
からビヨンセ、クリスティーナ・アレギラのインタビューが各2ページ載っていた。
内容はどれも単なる『成功談』『人となり』というよりも『こんな紆余曲折を経て今に
至っている』と言う構成になっている。

ページをめくって行くとBIG ISSUEの卒業生の経験談、ホームレス経験のある作家の自伝
など『いかにホームレスからの社会復帰が難しいか』がにじみ出てくる話が続く。
また、ホームレスよりも厳しい貧困や差別などの問題にも触れている。
一貫して静かだが、広く世界の現実を其のまま伝えようとするジャーナリズムを感じだ。
(大げさかな?)

安易に左傾した反体制誌だったらどうしようと思って買ったが、想像以上に読み応えの
ある内容が続く事に少なからず驚いた。
それでいて人生相談や4コマ漫画、本の紹介、読者のページなどもあるなど、普通の雑誌の
コンテンツを網羅しているので入り口は沢山用意しているって感じだ。

それこそ、世の中には公園をブルーシートで占拠しているホームレスに食料を配給する事で
『支援』だとか『人権』とか言っている輩もいる。
施しを受けるほうも『公共支援施設は規則が厳しくて嫌だ』と公園に舞い戻る輩も多い聞く。
BIG ISSUEの目指している世界観はそれとは違っている事を確認できたのは収穫だった。

見聞を広げる為にも一読をお勧めする。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.19)


平成18年09月14日(木曜日)

明けても暮れてもCG・・・

出社して直ぐにやったのは当然仕掛けて帰ったCGのチェックだ。
恐る恐るCRTの電源を入れてみるとエラーメッセージは無く、ビデオデータも再生できた
ので胸を撫で下ろした。

しかし、レンダリングが終わったのは3分の2程度の長さでしかない。
残りの3分の1をレンダリングしないとタイムラインに組み込めないのだ。
早速コマ数の設定を変えてレンダリングを始めたところ、案外早く計算が終わった。
冒頭のシーンは1コマの計算に50秒台掛かるが、このあたりは20秒台前半なのが
利いているのだろう。
やれやれ・・・

出来上がったCGをタイムラインに組み込みつつ、後処理を開始した。
このシーンは『地下や地上の既設埋設物に影響を与えない云々』の説明なのでいろいろ
苦心したわけだが、パパッと通り過ぎていくだけではなんだか分からない。
そこで所々で画を止め、マーキングとテロップを入れて補足するのだ。
枚数で言うと6枚程度でしかないのだが、いざ着手してみたら案外面倒で、時間の掛かること、
掛かること・・・

しかも、『ついに完成した!』と思った矢先にシールド機のカッターが回っていない事に
気づきがっくり来た。
まあ、気が付けば夜の10時過ぎになってしまったのでお客さんが会社にいるはずも無く、
サンプルのアップロードと現状をメールで発送して作業が続いた。

途中、奥方を迎えに行ったり、残りの修正作業をしていたら、夜中の1時を回ってしまった。
再々レンダリングを仕掛けて帰ったが、未だに不安が残る・・・

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『飲酒運転を考える』

酩酊状態での飲酒ひき逃げや事故が続いたせいか、テレビでは連日各局で検証番組が
続いている。
論点は『何故飲酒運転が無くならないのか?』『逃げた方が罪が軽くなる』『アルコールが
運転に及ぼす影響』『日本には飲酒運転を許容する下地がある』・・・などなど、科学的な
物から感情的な物まで多岐にわたっている。

しかし、これらの報道による警鐘がどれだけ有効かはかなり疑問だ。
飲酒運転による事故は昨日今日始まったことではなく、常に起こってきたはずだ。
福岡の死傷事故があまりにもセンセーショナルだった為か、キャンペーン的にピックアップ
しているだけでは意味が無い。
これらの報道により『飲酒運転撲滅の徹底』と『逃げ得の排除に向けた法整備』が進めば
良いのだが、『なるほど、こうすれば危険運転致死で摘発されないんだ』と、要らぬ
知識を広げて終わりでは意味が無い・・・

ちなみに、私は酒も車の運転も両方好きだが、飲酒運転を繰り返す輩の気持ちが全く理解できない。
『酔っ払って事故を起こしたり、警察のご厄介になるから』と言うよりも、飲む時は
きちっと酒やつまみの味を堪能したいと言うことだ。
車にしたって、『転がして何ぼ』の物だから、人より遅くても自分で運転しないと
面白くも何とも無い。
F1やWRCがどんなに凄いのかは想像の範囲を超えていることもあるが、人が運転する
様子を見ているくらいならば2cvで登坂車線を走っている方が楽しい(??)のだ。

そんな訳で、酒と車のどちらかでミスって両方(否、それ以上)失うくらいなら、
最初からやらないのが一番だ。
想像力を働かす以前に『飲んだら乗るな、乗るなら飲むな』で十分なのにねぇ〜

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『中央道大事故を考える』

飲酒運転がらみの事故が続いたかと思っていたら、今度は雨の高速道路で大事故が起こった。
ジャックナイフ状態で止まったトレーラーに後続車が次々と突っ込み子供を含む4人が
亡くなるという恐ろしい事故だ。
しかも、事故が起きたのが『度々大事故が起こる魔のカーブ』と報じられていた。

『果たして、起こるべくして起こった事なのか?』
今回の事故の原因が進んでいない為、『誰が悪いのか?』を具体的にあげている局は
なさそうだが、六本木放送局は『度々事故の起こるカーブを何とかできなかったのか?』と、
暗に道路の構造的な欠陥とか道路行政の無策と言う単語が喉から出そうな雰囲気だった。
まあ、見る側がうがった見方をしているだけかもしれないが・・・

もしもあの場に自分が車を走らせていたと仮定するとやっぱり一義的に悪いのはドライバー
だと思いざるを得ない。
『下り坂で加速しないとトレーラーは次の坂を上れないから』という証言だけを取り上げれば
『道路を平らに作らなかった設計ミス説』に繋がらなくも無い。
しかし、『下り坂を80km/h以上で走らないと次の上り坂の途中で車が停止してしまう』
事だとは到底思えない。
低速ギアで登坂車線をノロノロ走れば良いだけの話で、それが出来ないなら『過積載』などの
別の問題を孕んでいる事になる。
燃料費や運送コスト、納期との絡みがあるのは分かるが、この際、別次元の話だ。

ではカーブがキツイから事故が多発するのか? 私にはそれだけとは思えない。
東京湾トンネルのような真っ直ぐの場所でも追突事故は多発すると聞いた事があるからだ。
何年か前に見た番組の中で、とある交通アナリストは『これは構造的な欠陥ですね』と
断言していた。
その人の仮説を持ち出すと、カーブと直線の違いこそあれ、坂道を伴う為、事故が起き易い
という結論を導く事が出来る。

1.車が下り坂にさしかかる
2.車の速度が自然に上がってくる
3.車間が詰まってぶつかる

あるいわ
1.車が下り坂にさしかかる
2.車の速度が自然に上がってくる
3.恐怖心から速度を落とす
4.上り坂に差し掛かる
5.車が失速する
6.車を加速させる
7.加速していない車に追突する
・・・と、いった具合だ。

しかし、そのメカニズムを聞いて納得がいかない点も多かった。
確かに坂が車に与える物理的な要因とドライバーの心理が相まって事故が起きているケースが
あるのは分かるが、それを道路のせいにするのは他人事も甚だしい。
上記のアナリスト曰く、『壁に引かれたラインが道路に対して平行なので坂である事が
分からないから』と、指摘していたが、所詮は瑣末の話だ。
壁の模様を気にして脇見運転するのでは本末転倒だし、時速何kmに減速すれば追突しない
なんて方程式は存在しない。

むしろ、『自分の車の加速感』や目の前にいる車との『相対速度』を『感じる取る事』が
重要だと思う。
これは人から教わって身に付く物ではないから常に感性を磨く必要がある。
それが嫌なら新型レクサスなどの超ハイテクに金を払うか、運転手を雇った方が世の為だ。

話を中央道の事故に戻すと『当時は雨が降っていたのだから速度規制をすべきだった』と、
批判をするのは簡単だが、規制速度を守るか守らないかはドライバー次第だ。
魔の急カーブを是正する方法は究極的には山を削るか橋を架けるかして道を真っ直ぐに
するしかない。
しかし、それは到底無理な話なのだからカーブの向こう側に注意をしつつ、適度な車間距離と
速度を連続的に考えるしか無いではないか!

まあ、この世に『絶対』という事はありえないから、その場にいて事故に巻き込まれないとは
言えないが、教習所で習う運転の『イロハのイの字』の話に思えなくも無い・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.15)


平成18年09月13日(水曜日)

さすがにヘロヘロ状態。

前夜は3時までパソコンに向かっていた為か目が覚めたのはいつもよりも30分近く
遅くなってしまった。
まあ、奥方も残業疲れでグロッキー気味だったしのでユックリ目に朝ごはんを食べ、
雨が降っていたので車で送ってから出社した。

出社して直ぐに前夜仕掛けたCGを確認してみたのだが、エラーによってハングアップを
起こしている・・・
念のため動画ファイルも確認してみたが、エラーによって再生不能だから頭にくる。
途中まででもレンダリングが出来ていれば、諸々の指針になるのだが、残業が無意味に
なってしまった。

気持ちを入れ替え、改めてレンダリングへのセッティングを開始した。
少なくともいつも通りの方法ではハングアップする事が確認済みなので、他の方法を
探さないと先に進めないからだ。
すると試行錯誤しているうちに3D−Viewでならレンダリングできることに気が付いた。
しかも、1コマのレンダリングに1分かかると思っていたCGが場面によっては20秒
位で進むことがわかった。
元々全体のデータ量は多いがカメラに写るのは極一部なので当然といえば当然だ。

ところが、またしても壁に突き当たった。
調子よくレンダリングが進んでいたと思いきや、意味不明のエラーメッセージを表示して
またしてもハングアップしてしまったのだ。
ただ、仮想メモリーがらみでシステムに強い負荷が掛かったというよりも、プログラム
内部のエラーっぽい・・・
現在使っているのはBlenderの2.37aなので最新バージョンである2.42や2.41を
試すことも考えたが、Phythonスクリプトの挙動が2.37aと微妙に違っていたので諦めた。

そうなると当然2.37aで作業を続けるしかない。
念のためシステムとソフトを再起動させ、最もクリーンな状態でレンダリングを始めた
のだが、やはりハングアップしてしまった。
しかし、ダイアログウインドのエラーを見ると明らかに、Phythonスクリプト絡みの
エラーであることが分かった。

慣れないスクリプトプログラムとはいえ、非常に単純なものなのでバグは無いはずなのだ。
あれこれ試した結果、原因は不用意に読み込んでいた編集途中のスクリプトにあると判明。
セグメントをオン/オフするためのスクリプト以外を削除してようやく次のステップに進めた。

不要なスクリプトを削除したのが利いたのか、今まで以上に快調なレンダリングが
出来そうだった。
そこで、大事をとって今までの半分のコマ数で仕掛けてみたところ、そこまでは成功したので
残りもレンダリングに入った。
ところが、今度こそプログラムのバグの類らしく、終わり間際でハングアップしてしまった。
仕方が無いのでハングアップしたと思しきコマ数の前までをさらに分割してようやく
全編のレンダリングが出来た。

すると全編を見ることではじめて気が付くミスや不具合に気づき、結局作業は逆戻りだ。
まあ、目処は付いているので気は楽だが、お客さんの反応を考えると気が重い・・・
今もレンダリングの様子を見ながら日記を書いているが、帰るタイミングが悩ましいところだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.13)


平成18年09月12日(火曜日)

メタメタの状態で仕事。

例によって昨晩仕掛けたCGのチェックから作業スタートだ。
ところが、時間をかけて慎重に設定をしたつもりだったにも拘らず問題は山積していた。
動かなければいけないものが止まったままだったり、途中から出現すべきものが最初から
画面に出っ放しになったりと、使い物にならない・・・
余程短くて単純なものでもない限り、一発通過できない事を改めて痛感した。

早速問題点を洗い出して修正を始めたのだが、前夜にやらかしたミスが意外なほど根深く、
なかなかレンダリングにかかれなかった。

やっとこさレンダリングを開始し、待つことウン時間。
タイムラインに組み込んで「一丁あがり!」と、思いきや何かがおかしい・・・
前夜に作った前半部分と先ほどレンダリングした後半とで表示されている部品の位置が
違っているのだ。
昨日と今日とでどちらが間違っているかといえば、当然今日の分だ。
まあ、その差は微妙だし、カメラの移動速度が速いので誤魔化しが聞くので全部のやり直しは
せず、中間部分の場面だけ作り直すことにした。

ところが、作り直した中間部分をタイムラインに組み込んだところ前とも後ろとも微妙に
合わないではないか!
『5分前の自分は無責任な他人』と常々思っているが、前夜ともなるとその比ではない・・・
後日通しで再レンダリングをする事を念頭に大幅な修正を加えつつ、ようやくこのシーンを
クリアーすることができた。

さて、最後に残ったのが超難物の『シールドトンネルと既設埋設物との位置関係説明』だ。
パワーポイントなどの二次元イラストでは分かり辛いだろうから三次元で、という発想で
着手したは良いが、データ量が多くなりすぎて二進も三進もいかなくなっていたのだ。
まあ、後回しにしたからといって自然に軽くなるはずも無く、作りそびれていた残りの
部品を作り足して余計重くなった・・・・

さて、このシーンのアニメーション設定はトンネルを掘ってゆくシールド機をカメラで
追いかけるだけなので、本来はそれほど複雑とはいえない。
しかし、地上にも地下にも複数の物体を配置しているので三次元で動きを設定しないと
意図を表現できない難しさがある。
加えて使用メモリーが1GBに達しそうな重たいデータ故に自動バックアップが掛かる度に
1分近くフリーズに近い状態になるし、ちょっとした事で強制終了がかかったりする。

能率がまったく上がらないのでいい加減焦ってくるのだが、焦れば焦るほどフリーズや
ハングアップを連発して見通しが全く立たない・・・
お客さんには『明日の朝完成予定』と大見得を切った手前、何もしないで帰るわけには
行かないので少なくともサンプル出しをしたいところだ。
それにも拘らず、全体のレンダリングどころか1コマのテストレンダリングすら真っ黒け・・・
二進も三進いかないどころか四進も五進も行かない感じだ。(← 既に支離滅裂)

あーでもない、こーでもないと繰り返し、無理やりにレンダリングを仕掛けたのは
夜中の三時近くになっていた。
1コマレンダリングするのに1分かかるとして、出社時に終わるか終わらないかってとこだ・・・

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『命名の儀』

今日は先日お生まれになった天皇家の男の子の名前が発表されるとあって、マスコミは
朝から大騒ぎだ。
予定通り3時過ぎに発表されるとまた大騒ぎ・・・まあ、慶事だから目を瞑ろう。

しかし、悠仁(ひさひと)親王の名前がテレビから流れる度に、なんだか自分が呼ばれた
ようなコソバユイ気分になった。
私の名前がヒサヒロだからだ。

片や生まれながらに未来の日本の象徴、尊敬の的。
片や年がら年中ピーピーいっているウダツの上がらないヒラリーマン。
一字違いで大違いとはこの事だ。

まあ、有名になってチヤホヤされるよりも、納期を気にせずに納得のいく仕事をしたい私である。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.13)


平成18年09月11日(月曜日)

週明けもCGに集中。

土曜日の夜中に仕掛けて帰ったCGのチェックから作業を始めたところ概ね良好。
しかし、ビデオ編集ソフトでタイムラインに組み込んでみると少々尺が足りない・・・
加えて、説明の文言と画面に出る画像が微妙に噛み合っていない気もしてきたので
素直に修正して再レンダリングしてこのシーンは終わりにした。

さて、CGはこれで終わりではない。
最初に着手したのに終わっていない超大物の他にも短いCGが残っていたので、こちらを
先行させる事にした。
このシーンはエアジャッキ(エアバッグと言うべきか)を使って掘進中も形状保持をする
装置の説明なので、それほど複雑怪奇な物ではない。
肝となるエアバッグを一つ作り、円周上にコピーしたら一丁あがりだ。

しかし、アニメーションを付けるにあたって別の部分に問題がある気がしてきた。
エアバッグはシールド機の内側にあるのだが、カメラをシールド機の外から中へ移動
する際にどうしてもシールド機の内部が見える場面があるのだ。
それこそシールドジャッキくらいは右から左に作れるが、それだけでは余計にドンガラの
偽物感が増してしまいそうで一人悩んだ。

悩んだ結果、手を動かすことにした。
それほど重要なシーンではないが、簡単に作れるものは作って誤魔化す事にしたのだ。
しかし、あっちを作れば、こっちが目立つし、ここを作ればあっちもあった方が良いと、
いった具合で切が無いのだ。

半ば無駄な作業を2時間ばかりやってからアニメーション設定に入ったものの、エアジャッキの
表現方法に躓いた。
エアバッグはシールド機全体と比べると非常に小さなものなので拡大しないと動きが
分からないからだ。
資料として渡されたパワーポイントは正にそのような状態で作ってあったのだが、
それだと全体が見渡せないので意図が半分しか伝わらない気がする。
否、試行錯誤の中、時間短縮のためにパワポの二次元アニメを踏襲したパターンにも挑んで
みたが、なまじ忠実に作っている為か肝心のエアジャッキが殆ど見えないのだ。
トホホ・・・

試行錯誤をして行き着いたのはシールド機全体をやや後方から見るアングルだ。
エアジャッキ殆ど見えないが、『外側から圧力を加えています』を表現する矢印を配置して
動かす事にした。
しかし、これまた非常に重いデータ故にレンダリングを始めたはい良いが終わるか
分からないので帰宅した。

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『9・11に思う』

国際貿易センタービルにジャンボジェットが特攻した日から5年が経ったが、世の中は
良くなるどころか悪くなるばかりだ。
怒りに震え、振り上げた拳を直接関係の無い国の一般人に振り下ろすと言う愚考を
『テロとの戦い』という錦の御旗で誤魔化しているようでもある。

『9・11』を巡っては数々の疑惑があると聞くが、聞けば聞く程、確かに怪しく感じられる。
『携帯電話でかかってきた最後の言葉』→携帯電話が繋がる筈の無い高度なのに何故?
『ペンタゴンに飛行機が突っ込んだ生々しい防犯ビデオ』→肝心の飛行機の写っている
はずのコマが公表されていない。
・・・etc
数え上げれば切が無く、何冊も告発本が発売されている。
まあ、歴史的な大事には『裏があるのでは?』とか『でっち上げでは?』と言った疑惑が
つき物だ。
アポロ月着陸も『特撮疑惑』があり、それを裏付けるデータが数多く存在するらしいから
『9・11疑惑』も、その一種出しかないかもしれない。
最近聞いて大笑いしたのは政府による『9・11の調査費用』が『クリントン大統領の
スキャンダルの調査費』の七十分の一に過ぎない、 と、いう話。
携帯の電波が届く届かない以上に、いかにアメリカ政府が真相究明に消極的なのかを
如実に物語っているように思える。

・・・・・
話題が戦争なので文章を書いていると段々と収拾が付かなくなってくるのでこの辺で・・・。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.12)


平成18年09月10日(日曜日)

完全休業。

仕事が気になるが、たまには休まないと疲れが抜けない悪循環に陥る。
そんな訳で昼過ぎまで惰眠をむさぼってから、のろのろと起き出した。

しかし、テレビを見終え、買い物ツアーへ行こうと思ったものの、『暑いので外出は無理』
と、奥方に一括されて身動きできずテレビを見続けた。

それでもサザエさんの後に『ぱぱす』にだけ行く事にした。
引きこもっている事に耐えられないということもあるし、ゴキブリホイホイやカビ取り剤の
類を買いたかったからだ。

まあ、これ以外は夜中まで何もしなかったんだけどね・・・
ニンニン・・・

(2006.09.12)

去年の今日一昨年今日


平成18年09月09日(土曜日)

夕方から仕事。

仕事が溜まっているので出社するつもりではいたが、疲れが溜まっているせいか昼まで
爆睡してしまった。
まあ、爆睡といっても常に仕事のことが頭から離れないので熟睡とは言いがたいので、
リハビリもかねて3時くらいまで馬鹿馬鹿しいテレビを見てから自宅を出た。

本日のお題は『セグメントのアニメーション設定』だ。
本当は1日くらいでサラッと終わらせるつもりが、形状の設定に実質4日も時間をかけて
しまったという誤算だらけの週末なのだ。

ところが、原因不明ながら妙に作業が重い。
継ぎ手金物に無用な作りこみをしてしまったことが一因だと思うが、何かをする度に
何秒かフリーズ状態に陥るのだ。
メモリー使用量が極端に多くなると起こり易いトラブルだが、Blenderのメモリー使用量は
300MB程度なので一寸解せない・・・

終始そんな感じだった為か能率が一向に上がらず、気が付けばまたしても夜中になった。
なんとかレンダリングを仕掛けられたものの、終わりが何時になるのかが見えないので
帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.12)


平成18年09月08日(金曜日)

今日も朝からCG仕事の続き。

今日のお題はセグメントの加工だ。
昨日作った継ぎ手金物をセグメントの中に配置し、説明用のCGにしなければならないのだ。
その為にはボルト穴とボルトボックスをセグメントにつけなければならない。

まあ、ボルト穴は平面にあるので至って簡単だ。
穴を開ける面を一部引き剥がし、円を合成して面付けしてやるだけだ。
それに比べるとボルトボックスは曲面の中にあるので加工が厄介だ。
単純な形状同士なのが不幸中の幸いだがBlenderのブーリアン演算にはいつも悩まされて
きたので考えるだけで憂鬱になる・・・

あーでもない、こーでもないと作業をしてセグメントが出来たのは夕方になった。
継ぎ手金物もキッチリ仕込んだのでいよいよアニメ設定である。
ところが、セグメントのマテリアルを透過設定した途端に壁にぶつかった。
ボルトボックスのあるのセグメントの内面に透過率の違う面が出来上がってしまったのだ。
正直言って極僅かな違いだし、時間的な事を考えると先に進んだほうがメリットが多い。
しかし、なまじ原因が分からないトラブルなので悩みは尽きない・・・

考えた挙句、セグメントの作り直しをする事にした。
最初にやった手法と同じでボルトボックス自体は同じなので、必要な曲面を取り出して
ブーリアン演算を行ったのだが、少々頭をひねって曲面の分割をより多くして、より滑らかな
結果が出るようにしてみた。
・・・・・・・・・この作り直しに要した時間は実に3時間。
『何やってるんだ!自分!!』と自戒の念に苛まれた。

一応、上記の中途半端な物と違い。不満の無い完璧なCGが出来たがったと自負したものの
ライティングが上手くいかなかったりと、後処理に時間が掛かった為、レンダリングまで
行き着かなかった。

トホホ・・・

[CG:継ぎ手金物]
パンフレットのCGを軽く超えた出来だが・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.09.09)


平成18年09月07日(木曜日)

駄目駄目の一日。

いい加減、継ぎ手金物を仕上げて次のシーンに移らないと落ち着かなくなってきた。
しかし、朝からデータの見直しをしつつ作業を進めてみるが、気持ちとは裏腹に進まない。
このままだと昨日の反復になってしまうので半ば強引に作業を切り上げパーツのひとつが
出来たのは3時過ぎだった。

しかし、これで終わったわけではない。
図面には形状は似ているが寸法の違う部品が記載されているからだ。
もちろん其のまま使ってごまかしても良いのだが、部分的に直せばよい気もしてきたので
着手したのが運のつき。
短時間で終わったとはいえ、1時間以上たっぷり掛かったしまった。

悩んだのは最後に残った部品。
図面では真っ直ぐな棒状なのに、カタログではCGに『インサート(Y字)』と説明が
ついているのだ。
それこそ真っ直ぐなら一から作っても大した時間は掛からないのだが、カタログのCGの
に雰囲気を合わせるとなると『一手間』では済みそうに無い。
これまでに作った継ぎ手金物は写真もあるので深く考える必要は無かったが、図面と
カタログのイラストとどちらを採用するかで作業内容が変わってくる・・・

悩んだ挙句にイラストの形状を採用する事にした。
現実の継ぎ手金物をどのような手法で定かではないが、ネジを切るのだから『歯の立つ』
素材なのだろう。
そう考えるとストレートの棒状につくり、スリットを入れたり曲げたりの二次加工して
セグメントに埋め込んでいると考えられなくも無いからだ。

Y字状の継ぎ手が出来上がったのは夜中の事だった。
さて、これらの部品をセグメントに配置すれば1シーンが作れる。
・・・が、セグメント側の加工も必要なのを忘れていた。
ボルト穴を開け、ボルトボックスを付けるだけといえば、だけなのだがやり始めてわかる、
その厄介さ・・・

また日付が変わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.09)


平成18年09月06日(水曜日)

今日も空回り。

朝から昨日の続きである継ぎ手金物のCG製作に没頭していた。
しかし、図面を何度も見たり、CADデータから取り出した形状を利用しているにも拘らず
一向に終わりが見えない。

ハッキリ言って説明用の部品なので意味が通じれば現物どおりである必要は無いのだが、
何故かそれっぽい形になってくれない。
プレス型の図面を7年くらい見ていたので其れなりに読み取る能力が残っているはずだが、
今回のような3次元物体となると別の能力が必要らしい・・・

『遅くとも今日中の部品完成』と夜中まで足掻いていたが結局形にならなかった。
ナレーション屋さんからはスケジュールの確認メールが入ってくるし、嫌だ嫌だ・・・

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『祝・紀子さま御出産』

兎に角、朝早くから全メディアがこの話題で盛り上がっていたが、『男児出産』の一報が
入った途端に更に拍車が掛かった。
チャンネルを何処に回しても同じ話題を強要されるのには閉口したが、この話題意外には
耳を塞ぎたくなるような酷い話が目白押しなので1日くらいはいいか・・・

さて、当然出てきたのが『皇室典範見直し論争』の先送りだが、ここで頓挫させたら何の
ための有識者会議だったのか分からなくなる。
慌てる必要はなくなったのだから、『女系天皇容認』と『女性天皇容認』をごった混ぜに
せずに納得の出来る開かれた会議の継続を希望する。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.07)


平成18年09月05日(火曜日)

一寸気の抜けた一日。

クライアントに動きが無いので、その分落ち着いて仕事が出来る。
本当は表(裏?)の締め切りが目の前にあるので切羽詰った状態なのだが、昨日を
乗り越えたせいか緊張感が無くリラックスしていた。

今度こそ大物のCGを仕上げるかとも考えたが、実際にはそれ以外のCGも進めねばならない。
そこで一見楽そうなセグメントの製作をする事にした。
今回のセグメントは玄人が見ると一見してノーマルセグメントで無い事は分かるのだが、
素人目には特徴が良く分からない物だ。
それもそのはず、違いは外ではなく中にあるからだ。
この工事の為に開発された特殊ジョイントを使っているのが『ミソ』らしいのだ。

しかし、素人同然の私にはその意義が良く分からない・・・
よく分からなくても仕事はしないといけないので図面を基に作り始めた。

ジョイント(継ぎ手金物)は1つのセグメントピースに形状が異なる5種類ほどが埋め
込まれれいるのだが、その内の3種類は形状が良く似ているので手抜きが出来るかもしれない。
そこで簡単そうな『U字形』のジョイントから片付ける事にした。
これはネジ状のリブが付いた鉄筋をU字形に折り曲げ、雌ネジを切った物に見えるので、
鉄筋を作れば直ぐに終わると思ったからだ。

しかし、いざ着手してみると自分の認識の甘さに頭を抱えた。
『ネジ』は比較的簡単に作れるのだが、何度やっても滑らかに曲がらず、歪な形状になって
しまった。
『一度の曲げられないなら徐々に』と思い、ネジの1単位を加工して曲げようと試みるも
あえなく失敗。
歪になる範囲は少なくなるかもしれないが、滑らかでないのは先ほどと大差が無い・・・
『小さくしか出てこないから誤魔化すか?』と悪魔のささやきに負けそうになったが、
隠しようの無い『粗』なので自分が一番やりたくない手法だ。

最終的にはヤッパリ無手勝流。
上記の手法と大差は無いのだが、滑らかに繋がる部品を無理やりに作って回転コピー
させてそれらしいものに仕上がった。
[CG:U-JOINT]
U形の継ぎ手金物。これで終わりじゃございません。
何とか1つ目の部品が出来たので次に着手したのだが既に『なんでも鑑定団』のやっている
ような時間になっていた。
巻きを入れて次の部品の形状を作っては見たが右から左に出来るはずも無い。

締め切りが無く、時間がたっぷりあれば楽しい仕事なんだけどねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.09.06)


平成18年09月04日(月曜日)

駄目駄目な一日。

昨日のうちに動画をアップロードしたので運がよければ外回りは不要となるのは分かって
いるが、相手がある事なので『まな板の鯉』だ。
出社して恐る恐るメールチェックをしたのだが返信が全く無い・・・
アクセルログを調べると少なくとも二人ほど動画を見た形跡があるのだが反応が無いのだ。
(まあ、中間版なので感想云々を言えない部分もあるが・・・)

仕方が無いので担当のK氏に電話を掛けてみたのだが、現場に出ているらしく不在。
『昼には戻ると思います』と言われたので雑用をしながら時間をぶつし、午後に
ようやく連絡が取れた。
ところが、K氏も忙しいのか反応がイマイチだった。
先週末に出したメールも昨日出したメールも『受信』は確認しているが、内容を読んで
いるようで読んでいない状態・・・
正直言って会話が成り立っていない。

そんな訳で話はナレーション録音の立会いとタイムスケジュールについて終始した。
N女史は1ヶ月以上休み無しで綱渡りのスケジュールをこなしている状態なので、迂闊に
スケジュールをねじ込んでドタキャンでもしたら、四方八方に迷惑をかける事になりかねない。
まあ、ナレーション原稿の推敲がろくに出来ていないので今日明日『お任せ録音』に
回すのは土台無理な話だ。
しかし、肝心のK氏はこの期に及んでも『上の者に相談しないと分からない』と、
煮え切らない・・・
結局、全く成果の無いまま電話を置いた。

トホホな気分になっていたところに追い討ちを掛けるようにN女史から電話が入った。
案の定、切羽詰っているらしく『今日明日のお任せ録音が有るのか無いのか』の確認だ。
しかし、ついさっきの電話からして直ぐに結論が出るはずも無い。
そこで『極力15日に立会いで録音する方向に話を持ってゆく』と事にして電話を置いた。

さて、何だか落ち着かないまま中途半端な時間になった。
兎に角CGの作業は続けないといけないのだが、髪の毛がメルトダウン状態に突入。
集中力はいつも以上に続かないし、頭も呆けボケ。 酒を飲んでいないのに気持ちが悪い。
結局、メールやら電話の応対に頭を痛めて帰宅した。

帰宅して直ぐ、バリカンでセルフ散髪して、やっと落ち着いた。
しかし、流石に酒を飲む気分にはなれなかった。

(2006.09.05)


平成18年09月03日(日曜日)

空回りの一日。

納期ではないものの『9月頭に第2回試写会』という話になっていたので今日は正念場だ。
今日一日で何処まで歩を進められるかは時間との勝負なので早々に出社するつもりだった。

しかし、体が動かない。
7時前に鳴り始めたラジオで最初の覚醒をしたものの、金縛りにでもあったように
布団から起き上がれない。
氷川きよし君の新曲(ウルトラマン映画の主題歌)の紹介があったような気がしたが、
ラジオが切れたら再び眠りに落ちてしまった。

まあ、眠っていても仕事が気になって仕方なく、全くリラックスできない。
夢の中で『夢から覚めた』夢を何度も繰り返し、起き上がって何かをしなければと
躍起になっているのだが、実際には起き上がれないのだ。
疲れているのが『体』なのか『心』なのかは分からないが、どうにもならなかった。

結局『起動』したのは11時過ぎの事。
すぐに会社に行って仕事をする事も考えたが、昨夜から何も食べていない状態なので
腹ごしらえをする事にした。
ところが、買い物にもいけない日々が続いていた為、何を作るにしても材料が足りない。
もちろん作って作れない事は無いのだが、ハムとキュウリしか乗っていない冷やし中華
とか、卵の入っていないお好み焼きというのは味気ない・・・

仕方なく、近所のスーパーに買出しに行った。
店内をいつものコースを通って玉ねぎ、にんじん、牛肉、鶏胸肉、卵、豆腐、納豆、
牛乳、アボカドと買っていったら野菜コーナーのおばさんが
『はぁ〜い、朝市のねぎは後五分で高くなっちゃいますよぉ〜、いくらだか知らないけど
と、言うの慌ててゲット。
真っ直ぐ立っていられない量の買い物かごを持ってレジに滑り込んだ。

帰宅してから早速お好み焼きを作りを始めたが、調子に乗って野菜を刻んでいたら
とんでもない量になっていた。
それに加え、生地に入れた麺汁が多すぎたのかお好み焼きとは一寸違う食べ物になって
しまった。
トホホ・・・

食休みをかねてテレビやビデオを見ていてたら既に2時を大きく回っていた。
そんな事もあって、ノロノロと家を出たら会社に着いたのは3時近くになっていた。
またもトホホ・・・

さて、気を取り直してビデオ編集&CGの続きだ。
当初の予定として最初に出てくる最も長いCGでガツンとインパクトを与えるつもりだった
のだが、正直に言って時間切れに等しいくらい時間が少なすぎる。
そんな訳で完成度は低めでも、短時間でそれっぽく作るシーンに専念する事で時間を
有効利用する事にした。

結局、今日作ったのは短いCG部品を2箇所と図版の書き起こし1箇所にとどまったが、
どうにかサンプルのアップロードまで漕ぎ着けた。
帰宅したのは2時近くになったが、場合によっては新宿へ打合せに行かなくても済むので
良しとしよう。

それよりもナレーションの方が不安だなぁ・・・

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『靖国への合祀基準とは何か?』

小泉首相が8月15日の終戦の日に靖国神社に参拝した事が物議を醸し出したのは
記憶に新しいが、9月3日の東京新聞の朝刊の片隅に載っていた
『海保職員の合祀を靖国神社が拒否』
という記事に少なからず驚いた。
[写真:東京新聞の記事]

朝鮮戦争の際、日本の海上保安庁が機雷の掃海作戦をする極秘作戦があったと言うのも
驚きだし、それにより死者が出ていたと言うのも驚きだ。
しかし、この記事のタイトルになっている靖国神社が合祀を拒否がした理由が
『合祀の範囲は太平洋戦争の戦没者まで』
としたところに、なんとも言えない不合理さを感じた。
いわゆる戦後の裁判によって処刑されたA戦犯は『戦没者なのか?』という根本的な
疑問が出てくるからだ。

靖国神社の公式サイトにある『靖国神社概要』に照らせば『零戦で特攻した兵隊さん』は
入れて、『東京大空襲で亡くなった一般人』は入れない『線引き』があるのが分かる。
また、東郷平八郎元帥のように神格化されていた軍人にも拘らず、『戦死ではない』という
理由で祀られていないというのも理にかなっている。(死因は病死。個別に東郷神社に祀られた)

では『合祀の範囲は太平洋戦争の戦没者まで』と言っているのに『終戦後』の裁判で
処刑された人(いわゆるA級先般)が靖国神社に入れた根拠は何か?
戦勝国による裁判の是非はあるが、『国の為に』戦争の責任を取って死んでいったという
解釈をしているのだろう。
ようするに終戦=1945年という年月による縛りではなく、『太平洋戦争で殉じた』
という概念によるものだと考えられなくは無い。

話を海保職員に戻そう。
自分の意思によって勝手に危険海域に入って事故死したではなく、あくまでも
国からの指令を受けてかの地に赴いた海保職員が祀られない理由はなんだろうか?
軍人以外も祀られていると聞くので『海上保安庁』という職業は理由にならない。

今で言う平和維持活動だからか?
大っぴらに出来ない任務で派遣され、死後も死亡理由を国の都合で伏せられていたの
だろうから『限りなく国に殉じている』ように感じる。

結局のところ
『二次大戦の後、日本は戦争を一度もしていないので戦死者はいない』
『戦争に行ったわけではないので戦死ではない』
と、いう建前があるからだろう。
それからすると自衛隊員が祀られていないという噂も現実味を帯びてくる。

なんだかなぁ〜

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それにしても、靖国神社に関しては何か物議が生まれる度に文章を書くのだが、
『靖国神社の特異性』『旧厚生省との政治的な関係』『東条英機は自分を靖国に祭るなと
命令書(?)を残していた話』『合祀と分祀』『入りたくないのに入れられた人と
入りたいのには入れない人』など、書いている途中で毎回収拾がつかなくなる。

そんな訳で、あちこち抜けている気もするが、敢えて今回はここまでにする。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.04)


平成18年09月02日(土曜日)

グダグダの一日。

奥方が休日出勤だというので私も平日と同じに起きて朝食作りからスタートした。
しかし、今日は『来訪者』があると言う話なので片付け物をしながらの慌しい朝になった。

奥方を送り出した後、『来訪』するという予定になっている『ケーブルテレビ』に
連絡を入れてみたが、話中なのか繋がらない。
そもそも『何をしに来るのか』イマイチ分からない話だが、想像するに『来なくても
困る内容』では無い。
しかし、『今日の午後なら家に誰かいます』とFAXを入れたのは私なのでスッポかす
のも失礼な話しだ・・・

携帯電話や家電から何度か掛けなおし、連絡が着いたのは12時過ぎだった。
手元のチラシに『担当者直通電話』と書いてあったくらいだから電話に出たのは
恐らく作業をしてる当人だったのだと思う。
その為か、『折り返し電話します』と言われたまま更に待つ事となった。

折り返しの電話が入ったのはそれから子一時間たった1時過ぎの事。
電話口で『極力第一希望の時刻にお伺いします』と言われた物の、それだと3時から
5時と言った時刻になってしまう。
そこで「用事があるので、できれば直ぐにでも着て欲しい」と言ったところ、これから
向かう場所の次に来てくれると言う話に落ち着いた。
やれやれ・・・

来訪者を待っている間、車庫代を払いに行ったり、メールチェックをしつつ、ひたすら
HDDレコーダーに溜まったビデオをDVDにコピーしていった。
しかし、1回に焼き付けられるのは1層メディアの上限である4GB止まりだ。
『高画質モード』『標準モード』などの画質によっては収められる本数は変わるが
HDDをダイエットさせるには、ひたすら『焼いて、消して』をするしかない。
不要なビデオの削除も含めて『記録可能時間』を4時間から40時間にする事が
出来たものの、蓄積したデータの整理は一朝一夕ではすまないと言う事だ・・・

ケーブルテレビの人が来たのは2時過ぎくらいだった。
予想通り作業はテレビのアンテナ端子に専用の計測器を着けて電波信号が所定のレベルに
達している事を『確認』するだけの事だった。
そんな訳で、実質的な作業時間は5分程度だった。

サービスマンが『これで2011年以降の地上デジタル化にも対応出来ますよ』と、
言われたので「何時頃から地上デジタルが見えるンですか?」と聞いたら
『対応は終わってますのでテレビを用意すれば直ぐに見えますよ』
と言うのには少なからず驚いた。
放置しているUHFアンテナが益々無用の長物になってしまったと言う事だ・・・

ようやく自宅での用事が終わったので会社へ向かった。
しかし、兄貴から頼まれたデジカメ写真の印刷で躓いた。
基本的には印刷設定を済ませれば放置して置けるのだが、兄貴のカメラを借りた会社の
人が撮影しているので露出や色に相当問題があるのだ。
兄貴は『あまり深く考えないでいいよ』と言うものの、私の性分としてはその手の事が
気になって仕方が無いのだ。
そんな訳で一通りの修正をして印刷設定するのに随分と時間が掛かってしまった。

これで放っておけると思ったら甘い。
印刷ボタンを押してしまえば機械任せに出来る気もするが、実際には紙の追加やインク
切れのチェックを人間がする必要がある。
加えて多くの猫が徘徊している環境ゆえ、何が起きるか分からないので結局人間が傍に
いないとハプニングに対応できないのだ。
そんな訳で、枚数が大層多かった事もあるが、自分の仕事に着手できたのは夕方になって
しまった。

本日のお題は埋設物関係のCGのアニメ設定だ。
既に時間切れに近い状態なのでどれも完璧は望めないが、やることをやっておく必要がある。
出来損ないでもインパクトのある場面を作っておけば打合せの間頭を低くしていれば
何とか嵐を乗り切ることが出来る・・・

ところが、疫病神にでもとり憑かれているらしく、時間を掛けても掛けても上手くいかない。
何とかして今のシーンの最初の場面でも動かそうと躍起になったが、結局挫折した。

明日が正念場だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.03)


平成18年09月01日(金曜日)

ナレーションに振り回された一日。

出社してメールチェックをしていたらナレーターのN女史から電話が掛かってきた。
今やっているビデオのナレーションを依頼しようと思ってメールを入れておいたのだ。

しかし、話を始めて早々に状況が芳しくない話になってきた。
以前にも聞いたことがあるが、春と秋にカーナビ用のデータの更新作業と言うのがあって
何10日も身動きが取れなくなると言うのだ。
今がその時期であるに加えて週明け早々には出張で東京にいなくなるらしく、いつもの
ように立会い録音をしようとすると9月の中旬になってしまうと言うのだ。

それだとビデオの納期にも引っかかってしまうので問題が出てくる。
打開策として『電話で打合せをしてのお任せ録音』と言うのがあるが、そもそもナレーション
原稿があるような、無いような状態なので直ぐにGOを出せる状態ではない。
否、有るような、無いようなってのは『無い』のと同じだし、クライアントの承認を
取っていないので話にならない・・・
『月曜日に打合せに行く予定なので連絡を入れます』と言って電話を切ったが、この件は
つくづく巡り合わせが悪いようだ。

さて、こんな事があったので今日はCGは後回しにしてナレーション原稿の作り直しに
没頭する事にした。
以前作ったのはあくまでも全体の流れを決める為の叩き台に過ぎず、文言が少な過ぎるのだ。
本当はこの作業をクライアントにも手伝って欲しいものだが、実際にはやってくれる
人の方が少ないのだ。

文言を決めながら、同時にスピーチソフトを使って仮のナレーションを作っていった。
これも有っても無くても良い物だが、場面転換の物差しに使えるので便利なものだ。
出来たデータを逐一タイムラインに置いて場面の調整をしていったらだんだんそれっぽい
物になってきた感がある。

毎日終わりそうで終わらないCGをやっていた事も有って何だか落ち着かなかったが、
今日の作業は不思議と心が落ち着いた。

去年の今日一昨年今日

(2006.09.03)


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