でたらめ日記

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平成18年07月分の日記

2006年
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平成18年07月31日(月曜日)

朝から新宿へロケ

6時20分に起床して機材を積み込み、6時40分に自宅を出発した。
新小岩近辺で若干渋滞気味だった以外は順調そのものだったので、予定よりも大幅に
早く新宿に到着した。
(朝食はドトールコーヒーにてスーモーキーチキンベーグルサンド)

8時近くになったので構内に入っていったが、担当のY氏の姿が見当たらない。
今回はシールド機での掘進風景やセグメント組み立て以外にもいろいろと撮影する
事になっているので立ち会ってもらわないとまずいのだ。
暫く待ったが現れる雰囲気でも無いので、中央制御室で呼び出してもらい、ようやく
合流することが出来た。

まずは大まかな流れを掴む為に切刃や土砂ピットを回って撮影ポイントを押さえていった。
大体の状況が掴めたのでY氏の代わりのS氏と共に撮影を開始した。

先ずは地上にて『セグメントピース』の搬入風景の撮影だ。
単にトラックで運ばれてくるセグメントを門型クレーンで下ろすだけなのだが、今日に
限って時間配分が意外とタイトらしい。
昼勤の間に4リング分しか掘進をしない事もあるが、全てのセグメントを午前中に
下ろしてしまう予定だからだ。

にも拘らず、私が機材を搬入し始めた時点で既に1リング分は下ろし終えていたし、
Y氏と別の場所で打合せをしている間に搬入が始まったりしてタイミングが合わない。
これ以上少ないチャンスを逃すわけには行かないので三脚を据えて暫く待つことにした。

ところが、待てど暮らせど搬入が始まらない。
正確に言うと構内でセグメントの移動を行う『パレット』が所定の位置に来ないのだ。
地上にいる担当者が流石におかしいと感じたので連絡を取ってみたところ、地下の
リフトかクレーンの調子が悪く、構内での移動が出来ないらしい。
あ〜りゃりゃ〜

とりあえずセグメントの搬入が出来ないことがわかったので泥水や残土の搬出状況を
撮影することになった。
しかし、今回のトラブルが以外に深刻である事が知らされた。
構内でのセグメントの運搬が出来ないと言う事はセグメントの組み立ても出来ないと言う
事であり、その煽りで掘進も滞ってしまったと言うのだ。
これにはまいった・・・

仕方が無いのでクレーンの親父さんにお願いして『セグメントが中に入るシーン』や
掘削土の処理ピットなどを撮影していったが、今日出来るのはここまで。
結局、1時過ぎに駐車場を後にした。

遅い昼食を食べようと余所見をしながらポンコツ車を走らせて行ったが、琴線に触れる
物が見当たらない。
仕方が無いので新小岩のサイゼリヤに入った。

ところが、ディアボラ風チキンとターメリックライスを平らげ、ドリンクバーのカプチーノを
飲んでいたら親父から電話が入った。
何かと思ったら夜勤明けの兄貴が間もなく駅に着くので迎えに行けと言うのだ。
そんな訳で、私としては珍しくコーヒーは3杯しか飲まず店を後にした。

実家に兄貴を下ろし、直ぐに自宅へと戻った。
車に積んだ機材を降ろすという事もあるが、シャワーを浴びたかったのだ。
(今日はこの季節としては珍しく涼しかったので意外なほど汗をかかなかったが・・・)
ところが、自宅の前に軽トラックが2台ほど止まっていて、自宅の庭で何やら作業をしていた。
ここに至ってようやく水道パイプの交換工事の事を思い出した。

工事のおっちゃんに声をかけたところ『間もなく水道管がつながりますから水も出せますよ』
と、返事があったものの、今は水が出ない事には変わりが無い。
仕方が無いので、水風呂に浸かるだけで終わり。
トホホ・・・

車で迎えきてもらい会社へ到着。
ビデオ編集の続きを始めたのだが、流石に節々が痛いだけでなく、眠いし、だるい・・・
そんな訳であまり能率が上がらぬまま終わった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『理解不能な出来事』

新聞やテレビを見ていると理解に苦しむ事件が多すぎる。

先ずは埼玉の市営プールで起きた小学生の死亡事故。
流れるプールの給水口に吸い寄せられたら大人でも脱出不可能らしいので、子供など
一たまりも無かっただろうに・・・
似たような事故は昔から何度もあるが、今回の事故で分からないのは給水口のふたを
いつ、誰が、何の目的で外したかが分からない事だ。

開園前にメンテナンスか何かの為に外して元に戻すのを忘れたのか?
それとも客のいたずらなのか?
いずれにしても過失では済まされない重大な事だと思う。

加えてポンプを止めようとも、客を待避させる事もなく事故が起きてしまった危機意識の
無さは信じられない。
これは施設管理者に限った事ではなく、プールで遊んでいた大人の客にも言えることだ。
ふたがいつ外れていたかは報じられていないが、外れている事に気づいてから10分程度の
短い時間で女の子は吸い込まれたらしい。
もしも客が疎らで目撃者がいなかったとしたら『犠牲者は一人ではなかった』なんて
事にならないとも限らないのだから、監視員云々と言う以前に誰も気が付かなかったの
だろうか?

早く続報を聞きたい。

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ここ2、3日で急にカルト集団『摂理』の事を耳にするようになった。
キリスト教を独自に解釈とか言いつつ、教義の中にお釈迦さま(?)が出てくるなど、
宗教と言うには余りにも滅茶苦茶だ。

信じられないのはそんな荒唐無稽な集団に有名大学の若者が傾倒していると言う事実だ。
まあ、『サークル活動』と称して近づいてくる為、本人も気が付かないうちに接触
している事もあるかもしれないが、気持ちが悪い事この上ない。

しかし、考えてみれば『荒唐無稽な事を信じさせる』点においては詐欺もカルトも大して
変わりが無い。
その意味でいうと中途半端に論理的であるよりも、破綻しているのがバレバレばくらい
荒唐無稽な方がが人の心を動かし易いのかもしれない。

トンデモ教祖は現在国際指名手配中と言うのにも拘らずカルト集団自体は残っているのも
よく分からない。
中に入ってしまい外部との接触を絶たれるとマインドコントロールが自然に解けるのは
難しいと言う事なのか?
それとも幹部クラスがが金集めの為に組織を温存させているのだろうか?

いずれにしてもこの手のカルトは後から後から出てくるのだろうなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.08.01)


平成18年07月30日(日曜日)

不意にバタバタ。

午前中に映画を見に行くつもりで早起き(?)していたところにピンポンが鳴った。
奥方が出たところ、近所で不幸があったらしく夕方からみんなでお通夜に行くとの事。
我家は共働きゆえに近所との交流が希薄になりがちだが、逆にこんな時にこそ存在感を
誇示しておくのも悪くない。
お通夜に出席する方向で話をして、外出したのだ。

ところが、妙なところでプチトラブルに遭遇した。
いつものように新小岩駅から電車に乗ったのだが、ポケモンのスタンプラリーの為か、
お子様連れの親子が異様に多い。
すると、その中にいた5歳くらいの男の子が私の目の前で『スポーン!』と見事に
ホームと電車の間に嵌ってしまったのだ。(足を滑らせたのかな?)
とっさに腕を広げていた為か線路までは落ちなかったのだが、私が引き抜いた後に
ビービー泣いていた。
小さい子供を置いてさっさと電車に乗ってしまう親の精神状態が良く分からん・・・

さて、今回も新聞屋さんから激安チケットを買ったので映画を見に行くことになったのだが、
正直言って大いにタイミングが悪かった。
錦糸町楽天地のスクリーンが半分になったのが響いて、選択肢は極めて少なかった上に
見たいと思っていた『パイレーツ・オブ・カリビアン2』は掛からなかったのだ。

しかし、『ポケモン』を見る趣味はないし、『日本沈没』はピンとこない。
『サイレントヒル』は個人的に若干興味があったものの、基本的にホラーは苦手なのでパス。
では『ゲド戦記』と思ったものの、流石に公開初日だけあって立ち見状態・・・
結局、消去法で残ったのが『ブレイブストーリー』だった。
券買所のタイムチャートを見たところギリギリで初回に滑り込むことができた。

映画を見た後に昼食。
当初は食事をしてから映画を見るつもりだったのだが、上記の理由により後回しになって
いたのだ。
しかし、かなりお腹がすいていたにも拘らず、琴線に触れる物が見あたらないので前回も
入った喫茶店(?)でパスタを食べる事にした。
ところが、『クリームパスタとドライカレー上がりました〜』と、厨房のバイト君が
言っているにも拘らず、レジのバイト君は別の仕事に没頭中・・・
流石に厨房のバイト君が痺れを切らせて出てきてくれたから良かったが、危うく奥方が
暴れれだすところだった。

食事の後、ヨドバシカメラに寄る用事も無いので新小岩に戻り、日配品を買いつつ帰宅した。
お通夜までは若干間があるので、出かける時に仕掛けた『バルサン』の後始末や
掃除をしたり、2cvのライトスイッチを交換したりして過ごしていた。

すると時計は忽ち5時を過ぎ、着替えをしている真っ最中に『ピンポ〜ン〜』
慌てて飛び出してみると喪服を着た近所のおばさん達が立っていたので
「今、着替えているので直ぐ行きます」と言ったら『xx分のバスに乗るので、”そこの
バス停”で待ってますからね』と言われた。

ところが、普段まったくバスを使わない上に、目的地も詳しく聞いていないので
”そこのバス停”が何処だかよく分からない・・・
まあ、近所のバス停の数は限られていたし、言われた時間まで15分以上あったので
おばさん達に無事合流できたが、冷や汗をかいたのは言うまでも無い。

お通夜のお清めの後、来た道を引き返してきたのだが、リーダー格のおばさんが
ファミレスに行こうと言い出した。
まあ、立石駅で分かれても良かったのだが、弔問外交よろしく素直に付き合うことにした。
しかし、日曜日の夜8時だけあって家族連れでごった返していた為、ドローとなった。

慣れない礼服と靴で疲れきり、帰宅してから間もなく気絶した。

明日は朝からロケだが不思議と落ち着いているな・・・

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『ブレイブストーリー』

ベストセラー作家、宮部みゆきさん原作のファンタジー小説を”その筋”で有名な
『GONZO』がアニメーションを制作すると言うだけで十分に話題作だ。
しかし、この映画を選んだのは『消去法で残ったから』なので、元々過度の期待は持っては
いなかった。

案の定、アニメーションの出来、声優陣の質は想像以上に良かったのだが、何か物足り
なかった気がする。
全ての登場人物は個性的で特徴がハッキリしていたし、主人公から脇役に至るまで有名
俳優やお笑いタレントで固めているという念の入れようも悪くなかった。
しかし、絶対的な時間が短すぎて消化不良を起こしていた感じなのだ。

異世界を扱った話なので異世界『ビジョン』でどのくらい時間が経っても良いのだが、
『長い旅』をしたようには感じられなかった。
主題歌をBGMに雪のシーンなどを配して時間の経過を表現していたのだろうが、
なにしろ異世界なので季節が移り変わったとも限らないからだ。
特に『見習い勇者』が『宝玉(?)』を集めることで経験地を上げて行くあたりは
1時間数十分では余りにも短すぎだと思う。

原作小説を読んでいないので何とも言えないが、26話構成でじっくりと描かないと
勿体無かったのかもしれない。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.31)


平成18年07月29日(土曜日)

何となく休み。

連日の疲れにより、目が覚めたのは12時近くになっていた。
(いつもなら心地よく聞こえるラジオは特番だったらしくガーガー騒がしくて記憶に無い)
流石にこのまま寝続けるのも何なのでテレビを点けたが、気だるい事この上ない。

夕方あたりから激しく雨が降ってきたの『隅田川花火』はどうなるのかと思ったが、
どうやら現地は降っていなかったらしい。
テレビで花火見物をしながらビールを飲んで一日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.31)


平成18年07月28日(金曜日)

朝から昨日の続き。

昨日は不意のトラブルにより1日分の仕事が吹き飛んだので、主にそのリカバー作業だ。
まあ、同じ事を二日続けるので能率はそれなりに上がるのだが、単純作業の繰り返しなので
CGや図版の描き起しとは別の疲れを感じる。
作業をするうちに目がショボショボしてきて集中していられなくなるのだ。

そんな事を繰り返しつつ7時頃には前日のポイントまで辿り着いた。
短時間で仕上がった上に、昨日よりも内容の密度は高くなっているので気分は悪くない。
しかし、この先も基本的には同じ事の繰り返しなので気が滅入ってくる。

11時近くまで作業をしたが疲れたので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.31)


平成18年07月27日(木曜日)

情けない一日。

午後になり、図版の書き起しが一段落ついたので実写映像のつなぎ合わせに入った。
正直言って、ここまでくれば一気に作業は加速する。

ところが、夜10時を過ぎた頃、ビデオ編集ソフトの調子がおかしくなった。
次のバートへの最後のシーンが一寸短かったので静止画をカット&ペーストしようと
したのにデータがコピーされないのだ。
仕方が無いので編集ソフトを一度終わらせて再起動させたのだが、『Error・ファイルが読めません』
と、非情なメッセージが!!

この状態になったことが以前もあり、『有償でよいから何とかならないか』とソフト
メーカーに掛け合ったことがある。
しかし、このメーカーのサポートは評判が悪いことで有名で、検証もせずに『無理です』
と、言われた事がある。
そんな訳で、諦めるしかない。

ほぼ1日分の作業が吹っ飛んでしまったのは、やっぱり痛い・・・

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『オークション三昧』

仕事が忙しくてゆっくりと買い物にも行けない事もあるが、ネットオークションの
お世話になることがある。
必要に駆られてもあるが、相次いで商品が届いた。

昨日届いたのは2cvのライトスイッチボックスだ。。
先日の日記にも書いたが、ケース自体が割れてしまったので修理が非常に難しい状態に
陥ったものの、買おうとすると1万2、3千円はするので躊躇していた。
それが納得の価格で出品されていたので速攻で落札したのだ。

コメントによると3年ほどしか使っていないようなので、外見はピカピカしているし、
クリック感もカッチリしている。
週末にも交換しよう・・・

そんでもって、今朝は17インチのCRTが到着した。
調子の悪かったCRTを修理するつもりで壊してしまったのが切欠で落札したのだが、
送料含めても3000円も掛かっていない。
この価格なら、もし壊れても修理に出さずに他のオークション物件に買い換えた方が
良いと感じてしまう。

家や会社に死蔵されているポンコツCRTをどうにか処分して、安いうちにストックして
おくかな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.28)


平成18年07月26日(水曜日)

一進一退の一日。

朝からビデオ編集用の図版を書き起こしていたが、何となく集中できない。
事実上の着手から1週間も経っていないので、それなりに進んでいるとも言える筈なのに
焦りのようなものを感じてしまうのだ。
まあ、兎にも角にも手を動かすしかないのだが・・・

そんな折、大阪から急な電話が入った。
先週くらいに『展示会で使いたいので過去に作った3本のビデオを1枚のDVDにまとめて欲しい』
との依頼を受けて、直ぐに発送したのだが、今朝から急に再生が出来なくなったというのだ。
最初から再生できないのならば『こちら』の不手際の可能性があるが、昨日までは
問題なかったらしいのでプレーヤーの不具合と言うこともありえる。
しかし、たったそれだけの事で大阪まで行ってられないので新しいDVDを送って
様子を見ることになった。

前回もフジフィルムの日本製メディアを使ったので、それ自体は不安は無い。
しかし、念には念を入れて4倍速でじっくり焼いて発送にまわした。
これで何とかなれば面目立つ。

さて、ヤマト運輸で発送した後、何の気なしに100満ボルトへよってみた。
秋葉原へ行く暇が無いせいもあるが、市場の動向が若干気になったのだ。
しかし、所詮は家電量販店のようなものなのでCRTが置いてあると言うことも無く、
目新しい物は見つけることができなかった。

会社に戻って夜中まで作業を続けたが、すっきりとしない状況はまだまだ続いた。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.27)


平成18年07月25日(火曜日)

なんとなくピリピリ。

ビデオ編集用の画像書き起こしが思ったように進まないので不安ばかりが募ってくる。
一応現状についての説明をメールで送って謝ったが、文句のひとつも言われて当然なので
どんな返信が来るかヒヤヒヤしていた。

加えて、週間天気を見たところ明日は曇りらしい。
今週のどこかで撮影に行かねばならないと思っていたが、先週末と予報が変わってしまい、
心の準備がイマイチだ。

まあ、相手の都合もあるのでアポ無しで行く訳にも行かない。
そこで担当のY氏にメールを送って対応を待つことにしたのだが、そんなときに限って
なかなか返事は来ない・・・
遊び呆けているわけにも行かないのでビデオ制作の続きをはじめた。

今やっているのは言うなれば『この工事は・・・』の類。
5W1Hの『いつ、何処で、誰が、何』を説明する重要なシーンだ。
先日までやっていた『新工法説明ビデオ』だと、この辺はサラリと通り過ぎたり、
何も無かったりするので楽なのだが・・・
ボヤいてばかりいられないので、ひたすらお絵かきソフトと格闘を続けた。

夕方を過ぎた頃だろうか、S建設のY氏からやっと電話が掛かってきた。
曰く、機械の整備か何かがあるらしく、明日の昼間は掘進を行わないらしい。
『連絡が遅れてすいません』とY氏は言っていたが、この際大した問題ではない。
むしろ、撮影を何時にするかの方が重要だ。

なにしろ東京は明け切らない梅雨の真っ最中なので、『雨に降られなければ』儲けモンだ。
早めに素材を撮り終えたい故に『今週中』と言われていたが週末も含めて雨っぽい。
しかし、日曜日が『曇り』で週明けは『曇りのち晴れ』と言った感じで、明日よりも
コンディションは良さそうだ。
結局、ロケは週明けにする事に決めて万事丸く収まった。

以後、夜まで図版の描き起こしをしていたが、結局T建設からは何も言ってこなかった。
暫くこのままの状態が続けば落ち着けるのだが・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.26)


平成18年07月24日(月曜日)

なんどもグダグダの一日。

いつものように出社して直ぐにメールチェックをしたが、スパムメール以外に新しい
メールは着ていなかった。
てっきり昨日発送したDVDが届いた云々といったメールが入ると思っていたので、
一寸肩透かしを食った形だ。(急いでいる口調だったのにねぇ〜)

気を取り直してビデオ編集だ。
冒頭の説明シーンなので既存のビデオ素材をつなぐと言うよりも、図版を書き起こす
必要があってなかなか進まない。
まあ、手抜きをする為に以前貰ったパワーポイントのデータを加工したりしているのだが、
文字の追加や全体のレイアウトを考えながらの作業はスローペースになりがちだ。

そんな事をしていたらナレーターのN女史から今後のスケジュールを伝えるメールが入った。
肝心の先方がいろいろ忙しい上に、内部に『ナレーション無しでも十分分かり易い』と
言った意見があるらしく、なんとなく積極的でない雰囲気だ。

しかし、大概のビデオはナレーションが入ることを前提に組み立てている。
ナレーション代わりのテロップでも分かり易いというは『説明専用のCGが成功している』
事でもあるが、文章を読むのと同時に映像も見るというのは余り感心しない構成だ。
『ナレーション有りバージョン』『無しバージョン』を使い分けるのはお客さんの自由
なので、スケジュールを提示して反応をうかがう事にした。

一応、午後になってT室長から返信があったが、『その件はI氏と相談して』という
感じで、ナレーションの立会いに来る雰囲気でもない・・・

CRTの調子がますます悪くなってきた。
昨日までは画面に縞模様が現れたときにCRTの背を軽く叩くだけで復帰してくれたが
今日は何かの振動の後、急に3分の1絞りか、2分の1絞りくらい暗くなったり明るく
なったりを繰り返すようになった。
困ったものだ・・・

いよいよ代替品の必要が生じてきた訳だが、やっぱり秋葉原に行くのは面倒くさい。
そこで、駄目で元々、CRTのケースを開けてみたところ何となく不具合の原因が
分かった気がした。
大量のネコの毛と細かい砂埃が全体的に堆積していたのだ。
我が家の猫は外出自由なので足を拭かずに室内に入ってくる。
そんな大猫、子猫が引っ切り無しに上に載るのだから放熱用のスリットから次々に入り込ん
だのは間違いない。
薄々そうじゃないかとは感じていたがここまで酷いとは思わなかった。
[写真:CRTを開けたら・・・]
お食事時には拡大表示しない方が良い状態・・・

さて、こここらどうするかと考えた。
所詮は知人から貰った10年物の中古品なのでスパッと買い換えるのがベストだと思う。
しかし、堆積した誇りを除去すれば何とかなるかもしれないという素人考えもある。
ここでもダメモト。 コジマ電気でエアダスターを買ってきて『ぶしゅしゅ〜〜!!』
と吹き飛ばしてみた。
こざっぱりとしたCRTを組み戻し、電源を入れてみたら・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
電源が入らなくなったぁ〜(涙)

念のため、電源のオン、オフを子一時間繰り返してみたが状況は変わらない。
エアダスターを吹いた時に結露→ショートが起きて、トドメを刺したのかもしれない。
とほほ・・・

このままでは仕事にならないので、自宅にある最後のCRTを持ってきたが、これまた
齢(よわい)10ウン年の中古品なので大層調子が悪い。
『もしかしたら明日の朝には元に戻るのでは』という一縷の望みをもって作業を続けたが、
どれもこれも駄目ダメだ・・・

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『液晶時代にCRTを問う』

CRTが壊れてしまい、切羽詰った。
不本意ながら急遽CRTを入手するする必要が生じた物の、いまやSCSIデバイス並みの
レガシーデバイスなので選択肢は限られてくる。
それこそ、ビデオ編集のみに特化させるなら液晶モニターに交換するする事も十分に
『有り』だが、写真の色味や露出を正確に見るのには経験上CRTに軍配が上がるので
私には必須なのだ。

そこでポンコツCRTで時間を稼ぎ、自宅に死蔵している壊れたソニー製CRTを
修理に出すことを考えたのだが、『幾ら掛かるか』よりも『何時直るか』の方が
問題だ。

結局、ネットオークションで相場を調べる事にしたのだが、正直って唖然とした。
自宅に転がっている壊れたCRTよりも新しそうなCRTが軒並み1000円
くらいで出品されているのだ。
しかも、500円と言う物件も数多くあるので、送料を加味しても十分過ぎるほど安い!
夜のうちに速攻で入札、落札、入金を済ませてしまった。

しかし、落札の後、いろいろと考えさせれた。
私にとってCRTは必要不可欠な物だが、ベターであってベストではない。
CRTはどうしても無駄な発熱量が多いので室温上昇の原因となり、夏はエアコンの
お世話になる原因のひとつとなる。
電気の使用量が多いと言うことは無停電装置の容量も余計に必要とする訳で、少なからず
リスクファクターとなっているのだ。
一言で言ってエコじゃない。

真剣に使っている人間がそう思うのだから、できの良くなった液晶モニターで事足りる
人が激増しているのも良く分かる。
需要が激増しているから液晶は安くなるし、性能の向上にも拍車が掛かるという物だ。

今回、CRTを激安でゲットできたのも結局液晶のおかげだと言うのは間違いないが、
『次』がどうなるかはまだ分からない。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.25)


平成18年07月23日(日曜日)

完全休養?

お腹を出して寝ていた為か、6時前にトイレに起きたものの、気が付いたら昼を過ぎていた。
それでいて頭がボ〜っとしているというか、なんともスッキリしない。
(単なる寝すぎか?)

ノロノロと起き出していい加減な昼食を食べ、しばらくテレビをみてうだうだしていた。
しかし、流石にそれだけで終わるのも勿体無いので、近所のスーパーに買出しへ行って
から会社へ行った。
もちろん、DVDの発送準備のためである。

昨日のうちにDVDは1枚できていたので、ラベルを印刷すれば直ぐに発送できる。
しかし、お客さんがその先の元受にディスクを渡してしまったら手元には何も残らない。
もちろん、そうする前に先方でDVDをコピーすればよいだけの話だが、それができる
とは限らない。
一応、私の手元にもサンプルを残したいという気もあったので、2枚ほど焼きましてから
ラベルを直接印刷して作業終了。
明日車で持っていってもらうかと思ったが、時間的に間に合うので宅配便で発送して
丸く収まった。

所要時間、約2時間。 正直言って丁寧すぎたな・・・

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『欽ちゃん球団セ〜フ!』

今週もいろいろな事件事故があったが、なんとも解せないのが欽ちゃん球団だった。
お笑いコンビ『極楽トンボ』の山本圭一が愚かにも未成年少女に悪さをしてしまったのを
発端として監督を務める欽ちゃんが球団を辞めると言い出した。
まあ、悪さをした奴がいるのは間違いないから、そいつらに責任を取らせるのは当然だ。

しかし、欽ちゃん自身が責任を感じ、『監督を辞任』するなら未だしも、何の関係も無い
他の選手に連帯責任を問うのは何とも理解しがたかった。
ある人は『欽ちゃんの潔癖さ故』と表現していたが、選手や関係者に対しての相談も無く
たった一人で決断したのはヤッパリ行き過ぎだったと思う。

回りからの『辞めないでコール』によって元の鞘に戻った形だが、ある意味欽ちゃんの
手を離れて独り歩きを始めたといってもいいのかもしれない。

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『綱渡りのPC環境』

毎日、長時間にわたってPCに向かっているが、最近いろいろと問題が生じてきた。

まずはPC本体のパワー不足だ。
PEN4の3Ghz、メモリーも1.5GBと大盤振る舞いだが、先日のような強烈な
CGデータを読み込ませたときには息切れをするようになった。
もちろんメモリーをM/Bの上限である4GBまで増設すればある程度改善すると思うが
CPUはこれ以上アップデートできないので頭打ちだ。

そう考えるとシステムの総入れ替えを構想しているが、忙しいことも手伝ってなかなか
先に進んでいない。
まもなく本格的な64ビット時代が来ると分かっているので新型の2コア64ビット
CPUにするまでは決めているが、INTELにするかAMDにするかすら決めかねている。

ハードをドラスティックに一新するとなるとソフトも総入れ替えする覚悟が必要となる。
幸いにして目星はつけているのだが、新しいソフトを直ぐに使いこなせるとは限らない
という不安がある。

・・・と、ここまでは、ある意味贅沢な悩みだが、切実な問題が発生した。
毎日酷使しているCRTの調子がどうにもおかしいのだ。
ネコが飛び乗ったりした一寸したショックにより画面が細かく滲んでしまい、画像を
扱っているときには猛烈に嫌な状態になるのだ。
[写真:危機的なCRT]
妙な縞模様が出る以外にも細かいノイズが

ノイズが出ても軽く叩いてやると直ぐに元に戻るので放置しているが、何かの加減で
直ぐにノイズは出る。
また叩くの繰り返しで今に至っている。

しかし、いまやCRTはISAデバイス並みの旧態化した存在らしく、近所の家電
量販店には液晶モニターしか置いてないのだ。
普通ならばさっさと液晶モニターに移行して良いようなものだが、微妙な色の深さの
表現力を考えると単純に置き換えられないのだ。

そんな事を書いている最中にも、なんだかCRTが点滅している・・・
今日、明日が山か???

去年の今日一昨年今日

(2006.07.24)


平成18年07月22日(土曜日)

結局、休み?

「ダビングをしたり発送をしたりしなければ・・・」と考えていたらゆっくりと
寝ていられなかった。
しかし、そうかと言って起きられず、布団の中でQRを聞きながらグズグズしていたら
10時近くになってしまった。

ノロノロと起き出してブランチを作りつつ『王様のブランチ』を見ながらダビングを
していった。
しかし、コーヒーを飲んだりお菓子を食べたりしているうちに暫く気絶。
中抜きで『ブランチ』を見ながらダビングは続けたところ、4時間近いボリュームになった。

番組が終わったので取り込んだビデオの編集を始めた。
なにしろ、いい加減に録画をスタートし、いい加減に止めたりしたので不要な箇所が
多すぎるからだ。
面倒な作業ではあるが、VHSではこういう芸当はできないわけだし、考え方によっては
帰って楽チンだ。
不要部分のカットが終わったのでDVDにダビングをしたところ、データレートを
下げていたおかげで4時間の映像を1枚に納めることができた。
VHSならばどんないい加減なテープでも1本100円位するわけだし、やっぱり
『今はDVDの時代だ』と痛感した。

作業が終わったので会社に行ってラベルを張るか、直接印刷すればメール便で発送
できる状態になった。
しかし、最悪、月曜日に持ってゆけばいい訳だし、あまりの気だるさに面倒くさくなった。
結局、これにて本日の営業は終了した。

さて、夕食をどうしようかと考えていたら、奥方が『青戸のDISHへ行こう』と言い出した。
会社でやった花見の2次会(?)か何かで行ったときに食べた餃子が滅茶苦茶おいしかった
らしい。
幸い今日は雨が降っていないので自転車で青戸居酒屋『くいものやDISH』を目指した。

青砥駅の程近く、本屋『林檎堂』の裏手にあるこじんまりとした店が『DISH』だった。
中に入ると居酒屋というよりもお洒落なBARっぽくもあるが、厨房では1mくらいの
火柱が上がる事もあってベースは中華らしい。

私はハイネッケン、奥方は梅酒サワーを注文しつつ最初に届いたのは餃子だった。
[写真:自家製餃子]
自家製餃子 380円。 ちなみに水餃子もある
ジューシーとは聞いていたが、一口食べて上あごをベロンチョ・・・
おなかが減っていたとはいえ、うかつだった。

[写真:エビチリ]
次に届いたのは優しい辛さのエビチリだ。
春巻きの皮で作ったお皿と共に食べたら、思いのほか食が進んだ。

[写真:ジャージャー麺]
ジャージャー麺
畳み掛けるように届いたのはジャージャー麺。
細麺を甘辛い肉味噌が覆っていて、これまた食が進む。

しかし、どの料理も1品の量が少なめなので、いつもの調子で頼んでいたら切が無い。
そこで、ビールのお代わりはせずに『ご飯セット』なるものを頼んでコストダウンに
励むことにした。

[写真:ご飯セット]
ご飯セット 300円。 濃厚なワカメスープとキムチ付き
とどいたご飯に残しておいたエビチリやジャージャー麺の肉味噌を乗せて食べたら
これまた美味かった。

これで終わりというのも一寸寂しかったので『おすすめ』の中からもう一品注文した。
[写真:かぼちゃチーズ焼き]
坊ちゃんかぼちゃのミートチーズ焼き
タイトルだけではどんな料理なのか想像し難かったものの、出てきたのはグラタン風の
料理だった。
蒸かした小さなカボチャの中に肉味噌(?)を詰め、ピザチーズを乗せて焼いた感じか?
味は案外、見た通りだった。

こんな感じで1時間程食べていたら結構お腹がいっぱいになった。3900円(?)也。
ここは『お通し』を出さないのがポリシーらしく、一人2000円で収まった。
東邦酒場や韓国村へ行くといかに馬鹿みたいな飲み食いをしているかを痛感する・・・

帰り道も当然自転車な訳で、それが効いたのか帰宅したらテレビを見ながら寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.24)


平成18年07月21日(金曜日)

なんとなくダラダラ。

先ずは母親を駅まで送る事からスタートした。
昨日作り終えたDVDと共に、請求書を先方に届けるためである。
もちろん、私が行っても良いのだが、その間仕事が止まるので今日は頼むことにしたのだ。
(それこそ、親父も一緒に行くようなことを言っていたが車にその姿は無かった)

会社に着き、早速ビデオ編集の仕事に戻ることにした。
『今月の中ごろくらい』という話をしたまま放置しているので気が気でない・・・
ところが、昼くらいまでポチポチと作業をしていたらI氏からメールが入った。
何かと思ったら、『先ほどもらった動画をパワーポイントで使いたいけど、なんとかなるか?』
というのだ。
それこそ納品したDVDとほぼ同等の映像は常にサーバーへアップしてあるので、それを
使えばよいはずだが、相手は素人さんだから仕方が無い。
一応、縦横サイズを調整したり、MPEG1圧縮したりしたバージョンを作ってから
改めてアップロードしてあげることにした。

しかし、しばらくしたら、またもやI氏からメールが入った。
曰く、『メールをもらいましたけど、データはアップロード済みでしょうか?』というのだ。
状況が分からなかったので一応サーバーの状況を確認した上で「はい、アップしてあります」と
返信したのだが、しばらくして『7月21日の項目が表示されません』と泣きが入った。
「ブラウザの更新ボタンを押してみてください」と返信したら『読めました』と
言ってきたのは言うまでも無い・・・

夕方になりS建設のY氏から電話が入った。
ここの現場では通常さっさと済ませる『シールド掘進シーン』と『セグメント組み立てシーン』を
撮っていなかったので案の定、その件だった。
だが、問題はその後だった。
どこからの依頼なのかはよく分からないが、撮影した映像を『全て』見せてくれというのだ。

以前、テレビ局が来るというのでシールド機の搬入シーンをDVCAMにて貸し出した
ことがある。
それで済めば一番楽なのだが、DVCAMが掛かるビデオデッキを持っている人は稀有
だから他の方法を考えなければいけない。
それにも拘らず『できれば月曜日までに欲しいのですが』と言われてトホホな気分になった。

後々のことを考えて、関係する全てのデータをHDDにキャプチャする事も考えたが
正直言ってそれだけで大層な手間かが掛かってしまう。
そこで、自宅のDVDレコーダでダビングする事を画策して編集作業を続けることにした。

ダビングの件もあったので早々と帰宅しようと考えていたが、結局奥方を迎えに行ったのが
夜中になったので遅くなってしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.24)


平成18年07月20日(木曜日)

ちょっぴりムカッときた一日。

昨日も夜中まで作業をしたので少々遅めに出社したところ、T室長からメールが入っていた。
OKサインかと思いきや、またしても修正指示だった。
まあ、DVDによる納品までの猶予は十分にあるし、私の手違いも含まれていたので
素直に修正を行った。

テロップデータを差し替え、ビデオにレンダリング&データのアップロードを終わらせ
関係各位へのメールを書いていたら昼過ぎになった。
ところが、そのメールを発送しようとしたところ、I氏からのメールが入っている
事に気が付いた。
しかも、先ほどとは別の修正指示だった物だから・・・
バカヤローーー!!と、心の中で叫んだのは言うまでも無い。

メールを出してから改めてビデオの修正に入った。
まあ、修正といっても午前中にやったのと同じレベルの極簡単な物ばかりなのだが、
殆ど完成している作品の修正は非常に微妙なものなので時間ばかり掛かってしまう。
些細なミスに気づく度に修正とレンダリングを行き来するばかりになる。

結局、母親から頼まれたワープロ打ちを挟んだりした為、DVDを焼き終わったのは
またしても夜中になっていた。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.21)


平成18年07月19日(水曜日)

順調とは程遠かった一日。

昨日の続きをしようと思いつつメールチェックをしたらT室長からメールが入っていた。
てっきり、一昨日納品したパースCGにRESが付いたのかと思ったが全く違っていた。
先方から送られてきたPDFファイルに基づき『完成予想図』を修正したのだが、
事もあろうに『施工途中図を修正してくれ』と、いうのだ・・・
根本的な発注ミスなのか、最初から両方必要だったのかは定かでないが、指示通りに
作業して文句を言われた気分になった。
(まあ、大人なので冷静に対処・・・)

修正内容は大したことが無いので早速はじめよと思った矢先、別のメールが入った。
先週末、スッタモンダシタビデオをさらに修正しろと言うのだ。
まあ、寄って集って好き勝手なことを言っている傾向があるため、次のイベントまでに
いろいろ出てくるとは思っていたが・・・

気を取り直してCGとビデオの修正を始めた。
CGの方は有り物のデータを再度読み込んで合成させるだけなので間もなく終了。
午後一に発送してビデオの編集に集中することにした。

ところが、CGを発送して直ぐにT室長からメールが入った。
曰く『マシンを上に移してくれ』と、言うのだ。
まあ、これについては半ば予想していたが、添付された資料に基づいて作業したので
『あえて』しらばっくれていた。
しかし、このメールには続きがあるにも拘らず、意味が良く分からない。
「もしかして、こういう事でしょうか?」と以前作ったサンプルを添付して質問して
ようやく作業が終わった。

さて、今度こそビデオ編集の続きだ。
修正点は4つほどあるのだが3つまでは至極簡単なものだった。
しかし、1点についてはCGの作り直しが伴うので時間がそれなりに掛かった。

CGを差し替え、ビデオのレンダリングを行い、出来上がったデータをサーバーにアップ。
関係各位にメールを出したら夜中になっていた。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.21)


平成18年07月18日(火曜日)

チョッピリ穏やかな一日。

昨日の内にCGを発送してたので一寸だけのんびりする事が出来る。
まあ、着手が遅れに遅れた仕事があるのでほんのわずかだったが・・・

そんな訳で新しい仕事に着手した。
地下鉄工事の記録ビデオだが、『ざっとつないだ状態で持ってきてくれ』と言われて
早2ヶ月・・・
やり始める事でほんの少しだけ心が落ち着いた。

ところが私の悪い癖で、やっつけ仕事がどうにも肌に合わない。
頭では『ザクザクッとつないでさっさと納めちゃえ!』と分かっているのだが、『遅れた
お詫び』という心理が加わってしまうのだ。

結局、イントロ部分の駅名リストを作るだけで1日が終わってしまった。
トホホ・・・

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『U局が熱い!』

VHF局が充実した東京ではUHF局は意外とマイナーな存在だ。
東京タワーに向けてアンテナを立てるだけで『1、3、4、6、8、10、12』と
7局も受信できるのでU局用のアンテナをわざわざ立てるのは少数派といえる。

それにも拘らず、新居に2本のUHFアンテナを追加したのはV局に無いU局ならではの
味を知ってしまったからだ。
しかも、超高層ビルの周辺対策としてケーブルテレビ『もどき』が導入されて、視聴
できるU局が増えた事で更に加速した。

例えばV局を見ていて『馬鹿馬鹿しい』と思ってチャンネルを変えると1時間枠で通販番組が
やっていたりする。
もちろんこちらも馬鹿馬鹿しいと言えなくも無いが、偶に身を乗り出すような『見つけ物』が
有ったりするのがたまらなく面白い。

アニメも興味深い。
パイが大きく深い為か、V局でもゴールデンタイムや深夜枠にアニメがあるのは当たり前
だが、そこに収まり切れない多くのアニメがU局で放送される。
久作の再放送もさることながら、U局オンリーの作品も数多いので、そんなものを
端からチェックしていたらHDDレコーダーが何台あっても切が無い・・・

さて、私がチェックしているU局番組は・・・

1.新車ファイル・クルマのツボ(チバテレ)
三本和彦がMCをしていた長寿クルマ番組『新車情報』の後番組だ。
メーカーの『ちょうちん』にならず、良し悪しを評価していく精神は受け継いでいるが、
三本氏のような歯に衣着せぬ言動は薄まったため『新車情報』と同等と言うことでもない。

2.カーグラフィクTV(チバテレ)
テレビ朝日制作の深夜番組だったが、何時の頃からかU局に移転していた。
それでいて制作はテレ朝で行っているのだから不思議だ。
しかし、CS向けにハイビジョン制作をしているというから気合が入っているようだ。

3.円谷劇場(MX)
ウルトラマンをはじめとした円谷作品を放映しているファンには堪らない番組だ。
先週終わった『怪奇大作戦』に続けて『ウルトラセブン』が始まったのはベタ過ぎて
チョッピリ残念だったが、やっぱり見てしまう
そんな中、第一話『姿なき挑戦者』の冒頭のナレーションに驚いた。
『キリシマ隊長 38歳、東京出身』・・・

4.妖怪人間ベム(MX)
先週末、HDDレコーダーで番組予約をしている途中で気が付いたので試しに録画してみた。
すると、完全オリジナルの新作だった!!

あとから調べたところ7月から始まっていたようで、見たのは第3話だったらしい。
兎に角、基本設定は30年前と全く同じ。
1話を見ていないので旧作との繋がりは分からないが、当時と全く同じ風貌のベム、ベラ、
ベロが当時のまま現代によみがえったのだ。

しかし、正直言って違和感の塊だった。
旧作はヨーロッパの童話のような、どこかオドロ、オドロシイ世界観が良かったが、
新作の舞台は何故か現代の日本・・・
それにも拘らず出てくるモンスターは狼男やらハーピーなどの欧米流なので地域性も
ヘッタクレも無い状態なのだ。

説明的な台詞が多すぎるのも気になった。
そのままラジオドラマになるんじゃないかと言うくらいのレベルで、画が演じていない
感じがした。
恐らく見続けていっても、この違和感が変わることは無いだろうなぁ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.07.21)


平成18年07月17日(月曜日) :海の日

休日だがバタバタ

世の中は3連休らしいが、私は諸般の事情によりゆっくりもしていられない。
強い雨音で目が覚めたくらいで天気はお世辞には良いといえない状態だったが、
先ずは妹とその友達をディズニーランドに送ってゆくことから一日が始まった。

8時ちょっと過ぎに友人をピックアップした妹が我が家に到着。
運転手を交代して浦安を目指した。
道中の天候は『断続的な小雨』程度。
雲が動いていることからもかなり流動的な様で、晴れは見込めない。
「こんな天気に良くやるよ」と思うが、それがディズニーランドのなせる業か・・・

休日だけあって順調にディズニーランドに到着したので、駐車場前で妹たちを下ろそう
としたら思いっきり怒られた。
この時はじめてディズニーランドの駐車場に『送迎の車は10分間無料』と言うシステムの
存在を知った私。
何事も経験ですな・・・

一仕事終えた気分で帰路に着いたが、家に帰っても食事を作る気もしない。
そこで奥方とともに朝マックでも食べるつもりで家を出たのだが、どうも食べたいものを
思いつかない。
時間的に朝マックから昼マックに切り替わっていたし、昨晩もファミレスに長居した経緯も
あるのでその手の店は永遠したかった。
近所のカレー屋も悪くは無かったが、バリエーションが豊富と言うわけでもないので
短いインターバルで行く程の感動は無い。

そんな事を考えて車を走らせていたところ、辿り着いたのは『かつや』だった。
ところが開店時間の10分前だったのでドアには『準備中』の札が下がっていたので
発作的に車を再発進させた。
しかし、考えてみたら他の店を探す間に10分くらい直ぐに過ぎてしまう可能性が高い。
奥方にそういわれ、素直に駐車場で待ってから『朝とんかつ』を食べることが出来た。

さて、自宅に奥方を下ろし、私は会社で仕事だ。
CGのレンダリングが終わっていなかったし、ビデオの仮編集も着手していない状態では
落ち着いて酒も飲んでいられないからだ。

出社して先ず例のレンダリングから始めた。
ハングアップの原因は『メモリー不足』だと分かっているので、要するに分割して
レンダリングを行い、後から合成するしかない。
そこで、前回上手くいかなかった『背景』+『芝生+植え込み』の2分割ではなく、
『背景』+『手前の芝生+植え込み』+『奥の芝生+植え込み』の3分割にする事にした。

すると当然すんなりレンダリンが終わったのだが、合成作業を行ってみると上手く
”馴染まない”箇所がでてしまった。
分割する際に不要な部品を排除してレンダリングをしているので、合成の際にマスキングが
無用に面倒なのだ。

それに加えて新たに追加した植え込みの形状がどうにも気に入らなくなってきた。
他の場所から移植しただけなので角度によっては気にならないのだが、インチキな造形
なので目だって仕方ない。
諸々の事情が重なり、あちこち直し始めたら時間の経つのが早いこと・・・

結局、これ以外にも放置していたパース図のバリエーションを作ったり、メール発送を
していたら時間切れ。
辛うじて前準備だけはしたものの、ビデオの仮編集には辿り着かなかった。

そうこうする内に妹をディズニーランドへ迎えに行くことになった。
一応、キャンプに行っていた両親は帰っていたのだが、母親はディズニーランドへの道を
よく知らないというので私が運転することになった。

予定の時刻に妹たちを拾ったところ、『食事をしたい』というのでファミレスへ向かった
のだが、時を同じくして兄貴が迎えにきてくれと連絡をよこしてきた。
普通なら其方を優先させそうなものだが、車がいたのはまだ舞浜付近だったので、否応無く
待たせざるを得ない。
すると、『駅の近くで飲みながら待っている』と連絡が入ったので、ファミレスに直行した。

ところが、ファミレスに着いた途端に改めて『xxで飲んでいる』とメールが入ったので
お目付け役として私が派遣されることになった。
(・・・ていうか、飲み会で散々飲んで帰ってきた後に普通一人で飲みなおすか?)
結局、生ビール2杯を飲み、つまみを2品くらい注文した時点で撃沈寸前だったため、
帰宅した。

そんな1日だった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.18)


平成18年07月16日(日曜日)

久しぶりに完全休養。

どの仕事も完全には終わっていないが、休める時に休んでおかないと能率が落ちるからだ。
そんな訳で久しぶりに爆睡を決め込んだのだが、こんな時に限って妹から下らない
メールが何度も入って寝てもいられなくなった。
結局起きたのは昼近くになった・・・

いつものように『アッコにおまかせ』『噂の東京マガジン』を見終えたので買い物にでも
行こうかと思ったが、奥方はあまり乗り気ではない。
そこで、最近疎かになっていた2cvの整備をすることにした。
エンジンの始動性や調子は絶好調なのだが、ライトスイッチの接触が悪く、上手く点かない
事が多くなったからだ。

まあ、原因自体は分かっていた。
ライトスイッチボックスが経年変化等で割れてしまい、電極が踊っているからだ。
車検を通す為に昨年末に一度修理を試みたのだが、完全に治っていなかった為、症状が
悪化してきたのだ。
[写真:壊れたライトスイッチ]
再度壊れたライトスイッチボックス
あまりにもお粗末な仕事なので写真も携帯電話にて行った・・・

症状として
 ☆ ボックスの部品にヒビが入っており、動作に支障が起きている
 ☆ スイッチボックスを閉じる3つのねじ穴の2個が『バカ』になっている
 ☆ 雌ネジの部品が折れて外れてしまっている

以上3つの不具合をエポキシ系接着剤で接着、固定、充填したつもりだったが、ことごとく
接着剤が剥がれ効き目が失せていたのだ。
[写真:壊れたライトスイッチ]
ひび割れたスイッチボックスの部品
スイッチ棒を前後に固定するボール付きバネの力に負けたらしい・・・

前回の修理が殆ど意味を成していないため、どうすべきか当然迷った。
しかし、場当たり的な対処両方が無意味だと分かっていたのでスイッチを完全に外して
検討することにした。

しかし、どんな接着剤を使うにしても接着面積が狭い上に力が掛かるので補修には
限界があるようだ。
材質のせいだろうか、100円ショップで買ったエポキシ接着剤は爪を立てると呆気なく
剥がれた位で『食い付いて』いない・・・
こうなったら『あの手』で行くしかない。
半田ごてを取り出し、ひび割れを溶接してみたところ、思った以上に上手くいった。
[写真:壊れたライトスイッチ]
半田ごてで溶接したスイッチボックス

これでいけるかと思ったが、そうは問屋が卸さなかった。
『他も溶接してしまおう』と、折れた雌ネジの部品にこてを当てた途端、ポッキリ折れて
しまったのだ。
まあ、ねじ山のバカになった部品なので有っても無くても大勢に影響は無いが、
『折れた』と『折った』との差は大きい・・・

さて、ねじ山を直すために、次の手を打つことにした。
要するに谷だけになっているのだから、山を足せば良いわけで、その為にプラスティックを
溶着することを考えた。
引っ張り出してきたプラモデルのランナーに火を点け、ロウソクの要領で垂らす作戦だ。

ところが、いざやってみるとプラモのランナーは直ぐに火が付き、燃え始めるものの
想像していたようには垂れてくれなかった。
と、言うよりスキーの滑走面を直す時と混同していたようだ・・・

仕方が無いので機転を利かせて荒療治。
燃えながら解けているランナーをネジ穴に突っ込んでみたのだ。
最悪、タップを使ってねじ山を切ってやる必要があるが、ネジ穴さえ上手い具合に充填
できれば半歩前進できるからだ。

・・・が、結果は半歩後退となった。
ランナーも部品も同時に解けるのだが、材質が違う為か溶着には至らないのだ。
しかも、一番重症だった場所に至っては突っ込んだランナーが折れてしまい抜けなくなり
二進も三進も行かなくなった。
幸い電気ドリルで穿ったら元に(?)戻ったが、修理とは程遠い状態だ・・・

結局のところ、生きているネジ穴1箇所を除いて補修は不可能となった。
まあ、エンザートなどを使ってネジ穴を作り直す事も考えたが、折れた1箇所に関しては
どうにもならない。
悔しいが中古なり、新品なりのスイッチボックスを入手するのが手っ取り早いという結論に
達したので、針金でケースを縛って組み戻した。
見てくれも悪いし、挫折ともいえる状況だが、ライトは動作するのでよしとしよう・・・
(秋葉原で半用品のスイッチを買って組むことも考えたが、雰囲気が変わっちゃうしねぇ〜)

ライトがまともになったので買い物へ行こうと思ったが、奥方は洗濯の途中だった。
と、言う事は若干の時間があるという事なので、作業をチョッピリ続けることにした。

最近、ブレーキを思いっきり踏んだ後、キャリパーの戻りが悪い感覚がある。
もちろんブレーキが利かないわけではないので何とかなるが、ブレーキタッチが変わる
というのはどんな車でもいい気分がしない。
特に2cvのブレーキタッチは好きな部類なので尚更である。

しかし、ブレーキ整備はとてもリスキーだし、『買い物に出る前にちょこっと』で済む
はずも無い重整備だ。
当然、ブレーキパッドの残量確認程度にするつもりでボンネットを開けたのだ。

ところが、前回ブレーキパッドを外してから早うん年。
車検に出す朝、業者が来る直前にサクット外して確認した記憶があったにもかかわらず、
今回はどうやっても外せないのだ。
仕方が無いのでヘインズを持ち出して『どうやったかな?』と腕組みをしていたら
『どうしたの? 故障? バッテリー??』とか言いながら近所のタクシー屋さんが
やってきてしまった。
「いえ、最近忙しかったので定期整備です」と言って取り繕ったが、どうもこの人は
苦手なのだ。
以前、この人のタクシーがバッテリーを上げてしまった時に2cvのバッテーリーで
掛けてあげたことがあるので、それを恩に感じているまでは良い。
しかし、記憶をたどっている時真っ最中にやって来て
『へぇ〜、こんな(英語の)マニュアルが読めるんだ』と、言われると集中できなくなる。

結局、下手な事は続けられないと感じ始めたので、作業をやめて買い物に出た。
行ったのは例によって篠崎の河内屋、本一色のサミット、近所のぱぱすの3店のみ。
しかし、牛乳、冷凍ソーセージ、米などを買ったので金額以上に重量が嵩んだ・・・

夜は思いつきで作ったパスタを食べた後、妹に呼び出されたので近所のファミレスへ行って
コーヒーをガブ飲みして終わった。

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『Blender2.42リリース!』

[バナー:blender2.42]
blender公式サイト:http://www.blender3d.org/

私も使っているフリーの3DCGソフトBlenderの新版がリリースされた。
昨年12月23日に2.40がリリースされた直後、1ヶ月を経ずして2.41が
リリースされるなど、きめの細かいバージョンアップには頭が下がる。

さて、今回のバージョンアップは数値にすると『0.01』なのでマイナーバージョンアップ
程度に思うかもしれないが、実際には相当なステップアップをしているらしい。
不勉強の為まったく新機能を追いかけていないが、液体のシミュレーションや
オレンジプロジェクトで使われた新機能を多く取り込むなど、生半可な進歩ではないようだ。

それこそ、新機能の類は『今まで難しかった事を楽に出来る』物もあるだろうから
勉強に値すると思うが、相変わらず納期に追われているとなかなかねぇ〜

オリジナル作品を作ることも頭の片隅に有るが、それよりも抱えた仕事をサクット
進めるテクニックに振ることの方が先決だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.17)


平成18年07月15日(土曜日)

土曜日だが普通に出勤。

奥方も通常出社って事もあったが、仕事が片付いていないことに加えお坊さんがお経を
あげに来る事になっていたからだ。
このお坊さんは無類のパソコン好きなので、お経の後の雑談は専らその手の話に終始した。

さて、本日の作業はパースCGの修正だ。
一応、金曜日の夜に着手していたものの、どうにも調整がうまくいかず、レンダリングが
出来ないでいたのだ。
そこで、原因を探りつつ不具合を潰し手行くことにした。

しかし、膨大なポイント数を設定したパーティクルエフェクトを使っている為もあって
調整を加えても塩梅が悪い・・・
以前は『芝生なしの背景』と『芝生+植え込み』の2枚をグラフィックソフトで合成して
納品したが、今回は幾らレンダリングを試みてもハングアップしてしまうのだ。

こうなると人間様が幾らヒステリーを起こそうがベソをかこうが作業は全く進まない。
結局、6時過ぎに限界に達し、早々と帰宅した。

自宅に帰り、カップラーメンを食べながら撮り溜めたビデオをみたりしていたが、
眠くて目を開けていられなくなり撃沈・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.17)


平成18年07月14日(金曜日)

仕事にならなかった一日。

仮とはいえ一仕事終えた感じなので、次の仕事に着手するつもりだったが、目の前には
パースCGの修正が横たわっていた。
まあ、昨日の今日の話だし、直ぐに出来なくても文句は言われない。
第一、連休を挟むので週末になんとなすれば、どうとでもなる・・・

それよりも一日中気だるいというか、薄ら眠くて何をやっても集中できない。
そんな訳で、溜めに溜め込んだ日記を書いて終わり。

しかも、毎週、楽しみにしているタモリ倶楽部も放送されず、不満の残る一日だった。

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『うそ、嘘、ウソ』

仕事が忙しくてリアルタイムで書けなかったが、世間ではいろいろなことが起きていた。

秋田の小学生殺害遺棄事件の畠山容疑者が突拍子も無い供述を始めたと報道された。
『彩香ちゃんと川を見に行った際に転落した』と言い出したらしいのだ。

まあ、4月に遺体で発見された直後から『もしかしたら同容疑者が・・・』と噂はされて
いたが「やっぱりね」と思った半面、どうにも納得できなかった。
というか、話の整合性が何処にも無いのだ。

例えば容疑者の言うように川へ行ったときに『誤って』転落したとして、助けに行かな
行かなかった何故?
一時的にパニックを起こして助けなかったとしても、何故『事故がおきた』ではなく
『行方知れずになった』と申し出たのか?

はたまた『自分で起こした事件』を『他人が関与したかもしれない事故』に見せかける
のが目的なら何故警察に『事件を視野に捜査しろ』と主張していたのか・・・
兎に角、その場限りの嘘で取り繕った人生を送ってきた人だし、今回の供述とされる
話も所詮は関係筋のリークかもしれないので鵜呑みにするのは危ないかもしれない。

いずれにしても、真実が明らかになるのはまだ先のようだ。

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その場限りの嘘を重ねたといえば、例の嘘つき大国だ。
拉致した韓国人に『救助された』と言わせてみたり、『幸せに暮らしていた』と
合成写真を渡してくる。
それにもかかわらず『平和や人権』を口にする厚顔無恥さ・・・
しかも、日朝平壌宣言を一方的に無視して打ち上げ花火の如くミサイルを連射したりと、
やりたい放題・・・

まあ、それもこれも先軍政治がキーポイントだろう。
昔から独裁者を気取る人間が最も恐れているのが『軍によるクーデター』らしい。
他国を滅ぼす能力を有する集団を身近において置くのが我が身を守る最も有効な方法で
あると同時に、それが自分に向けられれば簡単に始末されかねない。
その為、『自分に歯向かえば死あるのみ』と言った恐怖によって支配するか、『自分に
味方すれば美味しい思いが出来るぞ』と飴をばら撒いて懐柔するかだ。
今回の事件を将軍様に当てはめると後者だろうか?
ガス抜きの溜めにも方々でミサイルを撃たせてストレスを発散させたようだ。
(間違ってもミサイルで消えてしまうお金で国民を飢餓から救う発想は無い)

国連安保理での決議に懲罰条項が入る可能性は低いが、先を見守りたい。

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テレビで見るたびに苦笑するのが『放火ブロガー・クマエリ』の映像だ。
自ら『日本一熊田曜子に似ている』とか『アイドルを目指しています』と公言するが、
人間としての中身は『並以下』もいいところだ。
まるで『仏作って魂入れず』かのごとき話だ。

まあ、恵まれた容姿をチヤホヤシテほしいという感覚は理解できなくも無い。
私を含め、WebSiteやブログを公開している人間は少なからず自己顕示欲の類を
持ち合わせている。
しかし、ブログのコンテンツの為(?)に身銭を切ってラーメン屋を食べ歩くなどの足を
使ったネタ探しをする人もいるが、ある意味自己満足でやっていることだ。
仕事じゃないのだから気の利いた話題が無かったり、面白い文章が書けなければ
更新しなくても文句は言われない。
しかし、クマエリのやったのは事もあろう放火だったわけで、全くもって開いた口がふさがらない・・・
(世が世なら火あぶりだ)

爆笑問題の漫才じゃないが『アイドル萌え〜』は良いが、『体育館燃え〜』はダメだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.15)


平成18年07月13日(木曜日)

朝から幕張メッセへ納品。

昨夜焼き上げたDVDを持ち、ポンコツ2cvで幕張を目指して走り出した。
今回のイベントの題名はは『CONET2006』。
[写真:CONET2006]
和名として『建設機械と施工技術展示会』と書かれている通り、およそ一般的な人が行く
イベントでは無い。
一応『10時開場』と聞いていたが、そんな所へ開場直後に行く人は関係者くらいなものだ。
そんな事もあり、チョッピリのんびりと会場入りした。

エントリーの後、早速T建設のブースへ行き、DVDを差し替えてもらった。
当然再生できたので一応納品完了である。
それこそ、この期に及んでも新しい意見が出たが、それらに一々応じていたら毎日
通うことになるので、受け流してその場を後にした。

さて、仕事が溜まっているので直ぐに帰るべきだが、折角来たイベントなので一通り
見てゆくことにした。

[写真:会場の様子]
広い会場は各社のブースで埋め尽くされていたものの、初日の朝一だけあって人気もまばら。
余裕を持って見ることが出来た。

しかし、やはり私ですら場違いというか、門外漢という感覚があった。
展示されているのは高所作業車や大型ブルドーザー、大型クレーンを初めとした土木機械が
多いので親近感が無い。
むしろ『働く車好き』の小学生くらいの方が楽しめるのだろうが、実物展示がほとんどで
自分の仕事の参考になる他社のビデオは殆ど見受けられなかった。
[写真:実物展示その1] [写真:実物展示その2]

[写真:数少ないキャンギャル]
決定的なのは会場の雰囲気の殺風景さだ。
一応写真のようなキャンギャルがいる事はいるが、ごく一部の大会社だけだし、当然
人数も限られている。
高所作業車で実演をする女性もいたが、当然ミニスカートという訳がなくパンツルックの
昔のお姉さんだったりする・・・

はたまた、会場の端の方で手拍子が聞こえてきたので行ってみたら、展示してある
作業車両の周りで数人のギャルが飛び跳ねながら踊りまわっていた。
しかし、華やかな舞台とは裏腹に周りで手拍子をしているのはダークカラーのスーツを着た
野郎ばかり・・・ハッキリ言って異様な光景だった。

会社に戻ったのは12時半くらいだった。
帰って直ぐメールチェックをしたところ、知らない人からメールが入っていた。
まあ、T建設の人なのでSPAMメールという事ではない。
しかし、内容はまたしてもCGの修正・・・、しかもパース図の大幅改修だった。

文言にすると『防音壁の削除』と『転回路の削除』というものだが、運が悪いことに
転回路の前後にはパーティクルで作った芝生が・・・
お先真っ暗って感じだ。

結局、夜まで修正作業を続けたが、思ったように仕上がってくれなかった上に、
G建設から細かい仕事の電話が入ったので気分転換もかねて先行させてしまった。
未完のまま帰宅したが、眠くて仕方が無かった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月12日(水曜日)

納品の為、朝からバタバタ。

午前中に新宿へDVDを届ければ一応、一息つける。
それにはサクッとDVDにデータを焼くだけだが、クオリティー向上のためには
昨日の夜に仕掛けたCGと差し替える必要がある。

ところが、レンダリングの終わった2本のCGをタイムラインに組み込んで愕然とした。
レンダリングは完璧に出来ているのだが、根本的なプログラムミスがあって使えないのだ。
オープニングで『車が車をすり抜ける』シーンは誰からも指摘されていないので、
しらばっくれる事にしたが、『地下で施工しているように見えない』と難癖をつけられた
シーンはレンダリングに一晩はかかるので諦めざるを得ない。
(まあ、そもそも入れ替える必要は無いと思っていたし・・・)

そんな訳で、朝一で入った修正依頼をベースに修正を加えることにした。
単純な誤字レベルの物や「今頃言うなよ」みたいな注文も含まれていたが、『掘削土は
何とかならないか』というどうにもならない物が未だに入っている・・・
まあ、それは無視して他のシーンを弄り始めたのだが、編集後のデータ変換時間を
考えると午前中の納品が怪しくなり始めた。

そんな時、DVDを届けるはずだったI氏から電話が入った。
何かと思いきや、単純にメールで指示した修正はどこまで出来るかという事だった。
それこそ『泥』以外は全て終わっていたが、『全てやると午前中の納品は無理』と
伝えて『3時過ぎに現地納品』という事で話はまとまった。

こうして時間的余裕が生まれたので(止せばいいのに)細々としたCG修正も含め
あちこちのブラッシュアップを開始した。
特にオープニングの『車をすり抜ける車』だけは何とかしたかったのだ。

このデータが使えなかった理由はカメラの移動経路が微妙に異なっていたからだ。
結果、ビデオ編集ソフトで合成したときに『一致しない』箇所が目立って一体感を
阻害しているのだ。
しかし、絶対的な時間が限られるので昨夜仕掛けたのと同じデータでは時間がかかりすぎる。
そこで発想を変え、データ量が比較的少ない『地下部側』のCGを修正してレンダリング
することにした。

素材が揃ったので、後は編集ソフトに組み込んでビデオファイルとして出力するだけだ。
データを差し替え、怠惰な箇所を改めて切り詰めてレンダリングを仕掛けたら、人間は
ひたすら待つだけだ。

ところが、待ち時間が異様に長く感じられた。
時間的余裕が無い中での待ち時間なので相対的に長く感じられるだけでは無い。
諸般の理由により6年前に買った古いバージョンのビデオ編集ソフト(MSP5.2J)を使って
いたので絶対的な待ち時間も長いのだ。
(古いソフト故に使えるCPU命令セットはMMX止まりでSSE、SSE2などのターボが
利かないから)

1時半を過ぎ、遅々として進まない状況に不安が募ってきた為、博打を打つことにした。
レンダリングを止め、MSP7.0Jにデータを読み込みレンダリングをやり直したのだ。
流石にレンダリング効率の差は圧倒的で、作業は順調に進んだかに見えた。

続けてデータをMPEGに変換してからオーサリングソフトに読み込んでDVDが
焼けるまでが、また待ち時間だ。
こうなると運を天に任せる・・・否、コンピューターの計算が終わるまで人間は待つだけだ。
2時半近くに1枚目のDVDが焼けたが、万が一事を考え、もう1枚焼き焼き・・・

DVDが焼き終わったのは2時50分。
待ち合わせは『3時くらい』というアバウトなものなので文句を言われることは無いが、
電車だと遠回りなので車で出ることにした。

道路事情が良かったので3時ちょっと過ぎには幕張ICを降りたので、念のため連絡を
入れることにした。
しかし、事前にメールで知らされた電話番号に掛けてみたが一向に出る気配が無い。
念のため、転送したメールのリンクを使って掛けなおしてみたが状況は変わらない。
「まあ、作業の真っ最中で忙しいだろうし、着信履歴が残ったから良いだろう」
と、思い歩を進めることにした。

3時15分、幕張メッセ周辺に到着。
事前にチェックしていた最寄と思われる駐車場を探してウロウロしたが、結果的に
それが裏目に出た。
公式Webサイトに出ていた『周辺の駐車場』はあくまでも略図でしかなく、とんでもなく
離れたところにあったのだ。
そんな訳で、周辺を一周した後に車を止めるのにさらに時間がかかってしまった。

3時30分、幕張メッセに到着。
メールに書いてあったホールを探してウロウロしたが、方向感覚が掴めずオロオロだ・・・
仕方が無いので「今、迷ってます」と知らせるために先ほどの電話番号に電話を掛けてみた。
すると長い呼び出し音の後に電話に出たのは女の人だった。

何かおかしいと思いつつ「・・・あの、Aさんと違いますか?」と聞いてみたが、どう
考えても、相手は中国訛りの片言の日本語・・・
結局、『・・・わからない』と一方的に電話を切られてしまった。
唖然としつつ、メールのリンクから電話を掛けてみたが出る前に電話を切られてしまった。
どうやらT建設のI氏から伝えられた番号は間違っていたようだ・・・

3時40分。
こうなると開き直るしかないので会場を目指して改めて走り始めた。
すると、会社経由で私の携帯番号を聞いたらしくI氏から電話がかかってきたので、
ようやく「今、ホールの前にいます」と伝えることが出来た。

入り口が分からずこの期に及んでもウロウロしたが、無事にI氏と合流することが
出来たので早速DVDのチェックをすることにした。
先ずは持ち込んだDVDを認識するかどうかだが、流石に今時のメディアとプレーヤー
なのであっさりとクリアした。

ところが、再生を進めるうちに『ここ、もう少しカット出来るかもしれませんね』
とか、『このテロップ、xxに変えられませんか』と要望は尽きることが無い。
加えてビデオ編集ソフトを変えた際のチェックミスまで発生した為、明日の朝最納品
するという話になってしまった。
まあ、自他共にその方が良いけどね・・・

失意まではいかないが、若干トホホな気分で会社に戻り、早速修正作業に入った。
まあ、弄るところはさほど多くないので直ぐに終わるだろうと思っていたが、甘かった。
仕上げ段階の作品のチューンナップは効果が希薄な上に時間ばかりかかってしまう。
結果的に終わるようで終わらない状態に陥ってしまった。

結局、DVDを焼き終わり、自宅に帰ったのは1時過ぎだった。
流石に疲れた・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月11日(火曜日)

納品前日の一踏ん張り

本日のお題は『エンディングの制作』と『ナレーション代わりのテロップ入れ』だ。
エンディングは『尺』としては大したボリュームを必要としないものの、どのような
映像を使うかを悩むところだ。
そこで、面倒だが着実に進められるテロップ制作をすることにした。

実は今回のビデオでは、テロップらしいテロップは非常に少ない。
よって、ナレーション代わりのテロップは最終的には削除されてしまう運命にある。
その為、極力手をかけたくない作業ではある。
こんな時、通常はビデオ編集ソフトのテロップ機能を使うのが得策だ。
テキストベースの原稿を用意し、カット&ペーストすれば基本データが完成する。
オン、オフの時間や色、板付けの設定もその場で出来るので便利なものだ。

ところが、こんな便利なものを全く使っていない。
どういう訳か、文字の色が素抜けになり、ノイズが走ったりする事があり、まともに
使えないのだ。
しかも、原因不明だからどうにもならない。
(常に起きる訳でも無いので前回出来心で使ってみたが、ヤッパリ駄目だった)

そんな訳でグラフィックソフトを使って1枚ずつテロップを作ることになった。
この方式のいい所は文字間隔や行間の設定だけでなく、板付けも自由自在な事だ。
逆に悪い点はαチャンネル設定を人間が手動で行う必要があるなど、『面倒な事』に尽きる。

「何か良い方法は無いかなぁ〜」と日和ながらも、本質的にはビデオ編集ソフトを変える
くらいしか無いので今はどうしようもない。
兎に角、無手勝流で順番にデータを作って貼り付けていった。

こうして残るはエンディングだけとなった。
PCを使ったインチキナレーションから割り出した秒数は概ね13秒前後。
余韻を持たせたとしても20秒は必要ない。

例えばH親分の仕事の場合、いい加減な映像のを背景にしてビデオの中で使った
CGや実写映像をスクロールさせたりする。
まあ、同じ会社でも極力違うパターンを使いたいのが人情だし、会社が違えばなお更だが、
時間的な問題もあって同じパターンを採る事を考えた。
ところが、いざ使うシーンを洗い出そうとしても印象的なシーンが少ない作品なので
『帯に短し襷に長し』なのだ・・・

結局、場面の選定は後回しにして背景用のCGアニメをでっちあげることにした。
まあ、時間が押している事もあって作中で使ったCGデータを流用したものだが、
エンディングにふさわしく『印象的に見えるように』仕立て直してみた。
しかし、全体をレンダリングしてみないと分からないことが多い。
なにしろ全てが思いつきなので効果が吉とでるか凶と出るかが分からないのだ。

そんなわけで、レンダリングしながら他のシーンの修正や全体編集をしていた。
・・・凶と出た。
方向性が間違っているとは思わないが、少々インパクトが弱い。
百歩譲ってこのまま使うことも考えたのだが、貼り付けたテクスチャーがフリッカーを
起こすという情け無い不具合が気になって仕方が無い。
結局、あちこち直した上に『ピカー』っと光る演出を加えて再度レンダリングしてみた。
すると、ベタな演出ではあったが苦笑するほど決まったのでそのまま使うことにした。

[CG:エンディングCGA]
でっち上げたエンディング用アニメ
ending01.wmv

まだまだ細かい不具合はあるが、全体の素材が揃ったので一応納品できる状態となった
のでサンプルをアップロードし、メールを出してから差し替え分の修正作業を始めた。
実際には半ばやる気が失せ始めていたのでビールをがぶ飲みしながらの作業していたら、
夜中になってしまった。

明日が勝負だ。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月10日(月曜日)

疲れが抜けないままの週明けも仕事。

出社して朝一でメールチェックをしたが、夜中にアップロードしたビデオへのRESは
ついていなかった。
張り合いが無いと思いつつも、修正箇所を潰す時間も必要なので作業を続ける事にした。
すると昼近くになって修正依頼を伴うメールが入った。

しかし、内容を精査(?)してみると『上方から見た図は地下で施工しているように見えない』
とか『実施工状況の掘削土が柔らか過ぎる』と言った妙な指摘も含まれていた。
確かに『上から見た図』には街灯やガードレールが見えるように配置してあったが、
横断歩道などの白線は透過設定を加えて地下を演出したつもりだった。
そもそも、そのシーンに至るまではずっと『地上を見上げるカメラ位置』→地下での
作業としか見え無い筈なのだが・・・

後者の土に至っては『それが現実』なのでどうしようもない。
昨年夏と今年の春の2回撮影に行ったが、場所が100m程度しか離れていない事もあって
土の様子はあまり変わりが無い。
否、むしろ最近撮った映像の方が土の状態は緩くて水っぽく、期待に沿えないのだ。
結局、「現場に問い合わせてみますが」とだけ返信したが、望み薄なのは間違いない・・・

そんなやり取りをしていたら、夕方近くに『納品日時の確認』に関するメールがはいった。
曰く『12日の午前中なら本社にいるが、現地へ持ち込むなら云々・・・』と、あった。
つまり、完全に納期が切られた形になったのだ。

現状で言うと最もボリュームのある『施工手順』に目処がついたので以前作った
『実施工状況』を加工して繋ぎ、『特長』のパートの後に適当なエンディングをでっち
上げる必要がある。

と、少々の不安は無いわけではないが、『納期!』と言ってもナレーション録音をして
いないので『仮』の粋を出ない。
今日も夜中まで作業を続けたが、どこか気楽な感じだった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月09日(日曜日)

日曜日だが昨日の続き。

疲れている為か目覚まし代わりのラジオの内容を全く覚えていない。
しかし、家を出て会社に行かない事には仕事を始められない。

無理やり起き出しブランチを作ろうと炊飯器を開けたところ、どういう訳だが内釜が
安っぽいアルミ製のものに変わって『オコゲ』が出来ている・・・
元の『鍛造厚釜』は何処へ行ったのかと洗濯を始めた奥方に尋ねたところ『こっちにあるよ』
と、答えられた。
「あるならいいや」と、思いつつ冷蔵庫を開けたところ、タッパーの中に入っていた
冷ご飯に混ざった玄米がジャイアントコーンくらいに膨れているではないか!
不思議な事があるな・・・と、奥方に声を掛けたところで目が覚めた。
・・・起きたと思ったのは夢だったのだ。

時計を見たら既に11時を回っている。
『このままじゃいけない』と奮起し、今度こそ本当に起き出してシャワーを浴びてから
昼食を作って食べ終わったら2時近くになっていた・・・

例によって昨夜仕掛けたCGのチェックからスタートした。
するとメインマシンの方は問題なく終わっていたのだが、サブマシンは予定の半分も
進んでいない・・・
1コマのレンダリングに8分以上掛かっているのだから当然だが、CPUの処理能力と
いうより完全なメモリー不足である。
こんな事なら1本だけでも1GBのメモリーを買うべきだったかと、一寸後悔しつつも
無視して他の作業を続ける事にした。

本日のお題は最終的な鳥瞰図への視点移動と仕上げである。
ライトや質感の設定に不具合があったりと完成にはもう少し時間が掛かるかもしれないが
鳥瞰図に着手さえすれば何とかなる。

しかし、『鳥瞰図への視点移動』そのものは大した事は無い。
むしろ問題なのは出来上がった道路を走る車の動きである。
まあ、交差点を横切る車と停止線で止まっている車は『施工前』のデータから流用が
可能だが、アンダーパスを走る車の動きは一寸面倒なのだ。

一応、前夜から着手はしていたが、直線移動→下り坂の凸R→半ばの直線→下りの凹R→直線
→上りの下り坂の凹R→半ばの直線→下りの凸R→直線移動と言う工程をプログラムする
必要が有るだけでなく、走らせる台数分のアニメ設定が発生するのだ。

こんな時、パスアニメを使えば楽できる事は分かっている。
しかし、しばらく使っていなかったので『練習』から始める必要があった。
まあ、『急がば回れ』と言う事もあるのでこれを使うべきだったのかもしれないが、
兎に角、テンパっているので練習時間が惜しかったのだ。
結局のところ、距離は短いが進むのが面倒なぬかるみ道を通ってしまったのに等しい。

出来たところまでを端からレンダリングして行き、編集ソフトで繋いでいったら、
夜中近くには一応『作業手順』は形になった。
「まだまだ修正は加えないといけませんが・・・」と注釈を入れたサンプルをアップロード
してから帰宅した。

やれやれ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月08日(土曜日)

午後から仕事

少々遅く起きて会社に出るつもりだったが、疲れている上に奥方が起きないせいか私も
起きられない。
『起きなきゃ、起きなきゃ・・・』と布団の中で思っていたところ、気がつけば昼を大きく
回っていた・・・

慌てて起き出し、有り物でブランチ(っていうか完全に昼食)を食べて家を出たのは
2時過ぎだった。 ロボコン0点

出社早々、CGの続きだ。
昨日までにシールド機による掘進は終わっているのでゴールも間近かである。
そんな訳で本日のお題は『鉄筋工』と『コンクリート打設工』だ。
同じ事をオープニングでもやっているので当初は部品の流用及び加工のみで押し通す
つもりでいた。
しかし、木曜日に横浜精密さんで『正確な鉄筋の組み方』を見た為、迷いが生じた。
模型とCGは同じ場所で使う可能性が高い為、細部の互換性があったほうが説明が
し易いのでは?と考えた。

しかし、はっきり言って鉄筋もコンクリートも一般的なもので、今回の工法用ではない。
しかも、アップにするなら話は違うが、『引き』の状態の方が分かりやすいので
作りこんだとしても目に留まることは無い。
そう考えた結果、当初の予定通り流用&加工で済ませる事にした。

そこで部品の加工をして配置して行ったのだが、またしてもデータ量の爆発に直面・・・
途中で何度もハングアップする羽目になった。

またしても夜中になってしまい、出来たところまでのレンダリングを仕掛けて帰った。
出だしが遅かった事もあるが、能率が上がらない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月07日(金曜日)

なおもCGのつづき。

昨夜着手した『鋼殻』の部品加工の続きである。

基本的な考えとして鉄筋を組み、コンクリートを打つ為には鋼殻の枠組みにスリットを
開けなければいけないのだ。
しかし、スリットの開け方は全て同じと言うわけではなく、少なくとも3種類存在する。
一番加工しやすいパターンを先行して作り、更にそれを加工して他のバージョンを作る
事にしていた。

ところが、散々苦労して出来上がったものをコピーしたところ、またしてもデータ量が
爆発的に増えてしまった・・・
これでは再びハングアップの危機に怯えながらプログラムする必要があるので、一寸
した思い付きにより穴あけ前後のパーツを全長の半分で繋ぎ合せ、アニメ設定で
ひっくり返す事にした。

これだと絶対的なデータ量は約半分にしかならないが、データ節約用の外枠のみと違って
何処から見ても使えると考えた。
しかし、アニメ設定を始めたところクダラない不具合に遭遇。
パッチ用の部品を作る必要が生じたりして時間ばかりが過ぎてゆく・・・

今日も夜中まで作業を続けたが、終わるようで終わらない状況に変化はなかった。
とほほ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月06日(木曜日)

午後から綱島へ

ついに第一裏納期が来てしまったが、正直言ってCGはまだ未完成だ。
なんとなくゴールらしきものは見え始めているが出来ていないものはどうしようもない。
会社を出るギリギリまでCGアニメやパースの続きをやり、サーバーにアップロード。
出来上がったものを一応DVDに焼いて出発した。

インターネットの乗り換え案内で調べた通りに渋谷で東急東横線に乗り換えたが、人ごみが
凄い上に、始めて乗る路線なのでオロオロするばかり。
切符を買っている間に乗りたいと思っていた『急行』が出てしまったので、仕方なく
鈍行に乗る事にした。
まあ、考えていたよりも大幅に早く会社を出たので、これでも全く問題無し。
それどころか、綱島駅に着いたのは待ち合わせ時間よりも1時間近く前だった。

そんな訳で、遅めの昼食を食べる事にしたが、初めて来る土地なので右も左も分からない。
一応、駅前なのでマクドやケンタなど一通り揃っているのだが、時間調整を考えると
ファーストフードでは間が持たない。
そこで適当な店は無いかとウロウロしていた。

すると駅から少し離れた場所に激安ラーメンチェーン『幸楽苑』を見つけた。
はっきり言って好んでラーメンを食べる方ではないし、ファーストフードと変わりが無い
類の店だ。
しかし、食べもしないで味を論ずるのは失礼だし、少々興味がわいた。
しかも、店頭でメニューを見ていたら中国人のアルバイト君に『直ぐ座れます』と言われ
成り行きによって入ることになったのだ。

メニューを見たところ、基本である『中華そば』は税別290円也。
一応、セットメニューも合って若干割引になるが、そこまでガッツリ食べる気もしない
ので餃子だけ付けて注文した。
まあ、それでも500円足らずだから高いものではない。

しばらく経って、ラーメンだけが届いた。
[写真:幸楽苑の中華そば]

激安ラーメンという事で、ついついライバル(?)である『びっくりラーメン』と
比較してしまうが、チャーシューが沢山乗っているというのが第一印象だ。
しかし、味に関しては特筆するところは無い。
ハンバーガーと一緒で『空腹を満たす』為に食べると言うレベルで、思い出すだけで
お腹が鳴るという類のものではない。
(まあ、10数年前に赤坂の立ち食いそば屋で食べた『ゴムひも』のような最低ランク
では無いので拒否まではしないが・・・)

それよりも餃子なのに随分と待たされた事の方が重大な事だった。
時間調整も兼ねていたので問題はないが、味について特筆するようなものではない・・・

食事を終えたので待ち合わせ場所に行ったのだが、誰もいない。
心配になり携帯電話に転送したメールを何度と無く確認したが、待ち合わせ場所も時間も
間違いない。
それにも拘らず、迎えが来る時間の5分前になっても知った顔が何処にも見つからないのだ。
正直言って私は人の顔と名前を覚えるのが大の苦手なので不安は倍増した。

予定時刻である2時近くになって、やっとホームの方からT室長が現れた。
しかし、私の顔を見るなり『あれ、まだ誰もいないの?』と言う状態だ。
T室長は『あっちにも出口があるのかな』と言いつつ駅に沿って歩いていってしまったが、
綱島駅に東口がいくつもあるはずは無い・・・

しばらくして、ようやくI氏とO氏が東口に到着した。
(っていうか、最寄の店でユックリと昼食をしていたらしい)
しかし、待てど暮らせど迎えの車がやってこない。
道が細い上に交通量があるし、駅周辺に車を止められるところが少ないので仕方が無い。
(実際、地元の人でなければ躊躇するような狭い道や強烈な曲がり角の連続だった)
結局、迎えの車が到着したのは予定していた14時を20分ほど過ぎていた。

さて、打ち合わせ(?)を行う為に向かったのは精密模型を制作する専門会社『横浜精密』さん。
私の作っているCGと平行して、展示会用の模型を作っているのだ。
同社のWebSiteを見ると大手のゼネコンを筆頭に相当ディープな依頼をこなす
ワークショップであるのは分かる。

内心『どんな工房なんだろう』と心躍らせていたが、着いたのは想像に反して小さな
町工場風の建物だった。
・・・否、香ってくる機械油の匂いといい、前の会社にいたときに散々打ち合わせや
納品に行った中小町工場そのものなのだ。
(まあ、私の職場はそれ以下だが・・・)

到着して直ぐにT室長達は模型のチェックを始めたが、私は手持ち無沙汰となった。
先方からすれば私も客の一人にカウントしているが、正直言って私の仕事は何も無いのだ。
一応、T室長に『(この模型で)気になるところはあるかね』と話を振られたが、私には
悪いところは見つけられなかった。
まあ、経験豊富な職人さんが4人がかりでやっているのだから当たり前だ。

しかし、納品まで1週間を切っているにも拘らず、室長達の『ここはもう一寸こうならないか』
とかいう要望は果てしない・・・
CGなら縮尺や部品構成も(いやいやながら)変更可能だが、巧妙に組み込まれ、分解
不能な箇所もあるらしく、社長は戸惑いを隠さなかった。
まあ、『時間が許す限りお客さんの要望には応えたい』という職人気質には頭が下がる。

こんな感じで、雑談やらには参加したものの、結局私の出番は回ってこなかった。
それこそ、出掛けに慌てふためいて焼いたDVDもこの場では披露できなかった。
否、その場に有ったパソコンは型が古すぎてDVDドライブが乗っていなかったのだ。
(CGソフトも持っていったが、あれじゃまともに動かなかったろうなぁ〜)
再び横浜精密のH氏に綱島駅まで送ってもらい解散となった。

さて、こんな感じで時間を浪費してしまったが、真っ直ぐ会社に帰る気になれなかった。
帰ってからCGを作る為にもPCのメモリー増設を検討したのだ。
しかし、秋葉原に着き、店頭の価格表を見て再び頭を抱えてしまった。
PC−3200のDDRメモリーも価格がこなれており、バルク品なら1GBでも9千円を
大きく下回っていたにも拘らず、最新版であるDDR2メモリーの方がDDRよりも安い・・・
そんな現実を目の当たりにして、躊躇せざるを得なくなったのだ。
結局、新型マシン組み立てを視野に入れた為、メモリーは買わずに帰ってきた。

かったるいが、会社に戻りCGの続きを始めた。
昨日までにマシンが到達立坑に到達しており、発進立坑への再投入及び連続掘進の
シーンまではプログラム済みだった。
よって、残りは『鉄筋工』、『コンクリート打設』『最初の鳥瞰図への視点移動』で
済むはずだった。
しかし、昼間精巧な模型を見てしまった為、ナレーションの読み間違いというか、勘違いが
ある事に気がついたのだ。

結局、部品の一部を加工しなければいけなくなり、時間が読めなくなってしまった。
しかも、夜中まで部品加工を続けていたが、途中で訳が分からなくなってしまい帰宅した。

かすかに見え始めたゴールは幻だったらしい・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.14)


平成18年07月05日(水曜日)

どんよりと仕事。

出社早々、
昨夜仕掛けたCGのチェック → データ変換 → アップロード → 関係各位にメール
と、いったお決まりの作業となった。

しかし、時間短縮の為に2台のPCを使っているが万事上手く行っているとはいえない。
メインマシンでデータを作り、サブマシンでレンダリングしている間にプログラムの続きを
するという形態をとっているのだが、レンダリングの最中に不具合に気が付くと言う事が
しばしばあるのだ。

今回、試験的に背景に地層のテクスチャを貼った逆さドームを配置しているが、テクスチャの
『継ぎ目』の位置を調整しなかった事に気がついたのが随分と遅くなってしまった。
気がついた時点で背景の調整をしたまではよいが、編集ソフトでつなぎ合せた際に
それが目立ってしようがない。
当然、既に終わったと思うシーンを背景『だけ』の為に1からレンダリングせざるを得ない・・・
レンダリングスピードが今の10倍速ければ気が楽だが、そうは問屋が卸さないのだ。

そんなドタバタを続けていたらヤッパリ夜中になってしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月04日(火曜日)

朝からCG

前日までに説明の多い(手の掛かる)最初の3分の1位まで終わってはいたので、そこまでを
サーバーにアップロードしてから続きに挑んだ。
しかし、お客さんから次から次にいろいろな要望が来るので思ったように進まない。
結局、昼間のうちに細かい作業をして、夜中にかけてヘビーな仕事の続きをすると言う
状態がつづいた。

全体の3分の1を大きく超え、半分位は進んだと思うところまでレンダリングを仕掛けて
帰った。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.09)


平成18年07月03日(月曜日)

週明けだが気が重い。

昨夜ファミリーレストランで暴飲暴食をしたせいか、明け方まで寝付く事が出来ず
眠い事この上ない。
(ドリンクバーだからといってコーヒーやらを8杯飲んだのがいけなかったか・・・)
しかも、両親は商売繁盛の祈願にかこつけて豊川稲荷を経由して遊びに出ている。
何となくやる気が起きないのは言うまでも無い。

出社早々、先ずは仕掛けて帰ったCGのチェックだ。
一応全てのレンダリングは無事に終わっていたのでビデオ編集ソフトで合成してみた
ところ、大小様々な不具合が見つかった。
まあ、それでもサンプル出しには使えるのでデータ変換してサーバーにアップロード。
続けて関係各位にメールを配信してRESを待ちつつ、作業のの続きにはいった。

先ずは地上を走る車のスピードから調整を開始した。
所詮インチキだし、現実を反映する必要は無いのだが、交差点を走り抜ける車がどれも
『暴走気味』なのだ。
しかも、オカマを掘るどころか車の中をすり抜ける車もある始末・・・
単純なチェック漏れだが量が多いので修正が大変だった。

そんなところへT室長からメールが入った。
午前中にアップロードしたCGの修正依頼を含んでいたが、またしても納品したつもりの
CGに手を加えてくれと言うのだ。
一応「直ぐ出来ると思いますが、一寸待ってください」とメールだけ入れ、現在の
作業を続ける事にした。
それこそ着手すれば10分足らずで終わる仕事も含まれていたが、3歩進んで2歩下がって
ばかりではゴールは近づかないからね・・・

地上部のアニメ設定を終え、レンダリングを仕掛けてから依頼されたCGの修正に入った。
1本のCGについては壁に看板を掛けるだけだが、資料を集めてからでないと見てくれが
悪くなってしまう。
そこで、それは後回しにしてパース図の修正を先行させる事にした。
まあ、アンダーパスの上に掛けた『梁』を取り除く簡単な作業なので直ぐに終わると
踏んでいた。
ところが、またしてもレンダリングが出来ない状態に陥ってしまった。
このパース図は昨日、一昨日とトラブルを起こした道路の元ネタになっている事もあり
元々多くの問題を抱えているのは間違いない。
しかし、辛うじて1発レンダリングをした記憶があったので『全く出来ない』事に
納得がいかず何度も何度も間違いを繰り返す事となった。

結局のところ、どうしてもレンダリングが出来ないので前回納品に使ったデータを
確認して、ようやく『部分合成』をした事に気がついた。
パーティクルでできた芝生を置いてあるレイヤーをオフにしてレンダリングしたところ
無事に納品する事が出来た。
とほほ・・・

さて、結構な時間になっていたので引き続きアニメ設定を続ける事にした。
ここに至ってやっと良さそうなカメラアングルが見つかった為、部品の移動などを
設定してみたのだが、途中でどうでも良い『吊り下げワイヤー』の作りこみなどを
やり始めてしまい、足踏み状態が続いた。

加えて以前から気になっていた2段式になっている油圧ジャッキのアニメ設定を
自動化について考察を始めてしまった。
しかし、手元にあったと思った資料が見つからなかった上に、実験を含めると実用化の
道は遠い。
そんな訳で、今回は無手勝流で乗り切り、後回しにする事にした。
(普段からの不勉強が祟った・・・)

11時過ぎにレンダリングを仕掛けて帰ったが完成には至らなかった。
見通しがついた気もするがゴールはまだ遠い。

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『子猫元気』

実家で飼っている猫が子供を産んでから早2週間くらいが経過した。
(押入れの奥でいつの間にか生んでいたので正確な誕生日は誰もカウントしていない)
生まれて間もないのにも拘らず丸々しているし、ネズミというより既に猫っぽいなど成長が
著しい・・・
子供の数が3匹と少ないからか、それとも母猫がまじめに育てているからなのか???
いずれにしても可愛い盛りの第一段階だ。
[写真:猫親子]

[写真:猫たち]
こっち向いてよぉ〜

可愛いい表情を撮りたいのは山々だが至近距離でストロボを焚くのは少々抵抗がある。
そこで携帯用の三脚に据え付けて撮影してみたが、写せるのはじっと寝ている時だけ・・・
仕方が無いので肉球を拝見・・・

[写真:肉球その1]

[写真:肉球その2]

外を出歩く大猫たちと違い、まだ歩けないので肉球は真珠のように光り輝いているし、
ぷよぷよ感はなんともいえない気持ちよさだ。

可愛く、元気に育って欲しいものだ。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.04)


平成18年07月02日(日曜日)

日曜日だが仕事。

仕事の続きを・・・と思いつつも、体が言う事聞かず待たしても昼近くまで寝てしまった。
まあ、夢の中でCGを作っているのだから体が休まっているかは怪しい・・・
チャチャッとありもので昼ごはんを食べ、奥方と共に『猫ランド』こと仕事場へと向かった。

兎にも角にも昨日の続きだ。
重くてどうしようもないCGを何とかしないと、肝心の『施工手順』の説明シーンを
作り始められないのだ。

さて、データが重いのだから軽くしてやれは良いと考え、データのチェックを始めた。
車の形状自体は相当手を抜いているので「データに異常があるとすればポイントが
ダブっているのでは?」と思って試した見たらビンゴだった。

形状を反転コピーしたりする時に作ったデータを消し忘れることは有る。
しかし、せいぜいあっても100や200程度だ。
ところが、ある一群のポイントを選択して『重複するポイントを消去する』ボタンを
押したところいきなり1万数千ポイントの重複が検出されわが目を疑った。

もしかしたらと思い、トラックのデータを選択して重複点検出をしたら、単体でも1万以上の
ヒットが見つかった。
諸悪の根源はこれだったようだ。

このトラックは元は説明CGの添え物的に作ったトラックだった。
しかし、パース図を作る際に色々な車を走らせようと冷凍車風のコンテナを乗せて使った。
ところが、資料無しに物を作れない私はそれらしい写真を見てしまった。
すると何となく写真にあわせて過剰に作りこみをしてしまい、データの爆発的な増加の
原因になってしまったようだ・・・

そんな訳で重複点を徹底的に消したところデータ量は劇的に少なくなっていった。
しかし、それでも1コマのレンダリングに2分近く掛かったりレンダリング前にハング
アップを起こしたりと挙動が安定しない。
仕方が無いのでトラックの量を減らしたりして、ようやくまともにレンダリングを
始める事が出来た。

PEN4-3Ghzのメインマシンに地上部のシーンを仕掛け、2.8Ghzのサブマシンで
地下部の設定を始めた。
通常ならば一番作るのが大変なシールド機やセグメントピースは1ヶ月前作りこみが
終わっているので基本的には楽が出来る。
しかし、カメラアングルを考えながら進めないと肝心の説明がおぼつかなくなる。
そこで地上から地下へ降りてきた後の挙動をあれこれ考えていたのだが、なかなか
良いアイデアが浮かばないまま時間だけが過ぎてしまった。

気がつけば夜の10時近く。
普段ならばこのまま作業を続けるのだが、妹がファミリーレストランで待っていると
言うの駆けつけることになった。
そんな訳で仮のレンダリングを仕掛けて作業終了。

去年の今日一昨年今日

(2006.07.04)


平成18年07月01日(土曜日)

仕事にならなかった一日。

兎に角、表の締め切り日を通過した事が気になって仕方が無い。
だが、何とか昼前に起きだしたものの会社に行ったのは2時近くになってしまった。

昨日のうちに箱庭セットを作り終えていたので早速アニメーション設定に取り掛かった。
先ずは地上から地下へのカメラの移動軌道だけを設定し、データ量が過剰気味な地上部を
走る自動車の流れを決める事にした。
自動車なので動きとしては基本的に真っ直ぐだし、カーブを曲がろうとする車を何台か
紛れ込ませればあっという間に終わると踏んだのだ。

ところが、設定を始めた矢先に頓挫した。
動きの設定自体は単純なのだが、たったそれだけの事なのに度々ハングアップしてしまうのだ。
データの量が多い以前に何かがおかしいと思うものの、直ぐに見つからない・・・
インチキな車のデータが怪しいと睨みつつも思い当たる節が無いのだ。

ハングアップするCGソフトと格闘していたら宣教師がやってきた。
既に5時半を過ぎており、東邦酒場へ行こうと言うのだ。
悶々としているのも嫌だし、気分転換も必要だ。
しかし、仕事が気になって仕方ないので帰ってから続きをやるべく、ノンアルコールで
押し通す事にした。
そんな訳で、本日は車で出た。

6時チョッと過ぎにお花茶屋に到着。
探偵はまだ電車の中だったので先に始めていたら、生ビールの御代わりをしたところで
やっと面子が揃った。

しかし、いざお馬鹿な会話が始まってしまうと果てしなく続く。
普段殆どアルコールを飲まないと言う探偵だが、私の代わりとばかりに飲むは飲むは・・・
しかも、それに負けじと宣教師もグラスを開け続けるたのだ。
(その間、私はウーロン茶を5杯は飲んだ)

そんなこんなで気がつけば11時を過ぎてしまい、提灯の燈が落ちる始末。
結局、当てが完全に外れ、仕事の続きは出来なかった。

トホホ・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.07.04)


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