でたらめ日記

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平成18年06月分の日記

2006年
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平成18年06月28日(水曜日)

朝からモタモタ。

4月のミーティングで『6月末納品』と言う事だったが、事実上1週間くらいは余裕が
生まれたようだ。
しかし、他の仕事も手付かずで置いてある事を考えると手を抜くわけにも行かない・・・

今日の目標は昨日完成しなかったパートの完成だ。
しかし、元をただすと先週末に終わらるつもりだったので、遅れ気味だ・・・

一応、昨日のうちに当初の問題は解決していたので、ナレーションにあわせて続きを
作っていった。
まあ、カメラアングルを何コマで変えるか位なので大した作業ではない。
チョチョいとやって次に進むつもりだったのだ。

ところが、いざ出来上がったCGアニメにインチキなナレーションを重ねてみると
説明が足りない気がしてきた。
正確には同じ画を表示させ続けるのではなく、ナレーションを明示(暗示)する画が
あるべきなのだが、テンパっているせいかアイデアが浮かばない。
この時点ですでに9時を回っていたくらいで能率が上がっているとはとても言えない
状態だった。

しかし、手付かずのシーンが多く残っている事を考えると立ち止まってもいられない。
流石に新しいシーンに着手する元気は残っていなかったので先週末に撮影してきた
ビデオのキャプチャーや大枠の仮組みをして終わった。

先はまだ遠い・・・

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『事件事故あれこれ』

ここのところテンパっていて日記も書き溜めていたので時事ネタを書いている暇もない。
しかし、忘れてしまうのも難なのでチョッとだけ。

■ 医師宅放火殺人事件 ■
両親や親族に医者や関係者の多い家系に生まれた高校生の長男が『勉強しろ』と強く
言われた事にキレてしまい『環境をリセット』したという空しい事件だ。
中学時代までは『天才、秀才』とちやほやされていたものの、高校に上がった途端に
凡人になってしまったという少年。
継母(?)との人間関係や親の期待などが圧し掛かっていたのは分かるが短絡過ぎるのは
間違いない。

同時にこの少年の『リセット』と言う言葉尻を捕らえて『最近の子供はゲームやドラマの
影響を受けすぎだ!』と分かったような口を叩いている輩も短絡的過ぎる。
過去、『小説』の読みすぎと称された事件もあっただろうし、映画も人の心を動かしたろう。
テレビ、パソコン、インターネットの時代に入り情報量が爆発的に増えたと言うだけの話だ。

古代文字を解読したら『今時の若者ときたら・・・』と書いてあった、という笑い話(?)が
有るがそれと同じレベルの話だと思う。

■ セレブ令嬢誘拐事件 ■
時給100万円と言われるカリスマ整形外科医の令嬢が誘拐され、3億円もの身代金を
要求された事件は僅か半日ほどで呆気なく終結してしまった。
下見をするなど計画的だった部分がありつつも、行き当たりバッタリな犯人のオウン
ゴールのような気もする。

しかも、別の強盗事件の犯人として逮捕状が出ていたというから重ね重ね迂闊な連中だ。
誘拐事件を起こさなくても遅かれ早かれ捕まっただろうが、改造拳銃を持っていたと
いうのはチョッと怖いか・・・

■ FIFAワールドカップ日本敗退 ■
私はスポーツ番組に全く興味が無いので全く見ていなかったが、日本が負けたのは
仕方ない。
現在残っているチームのプレーをニュースで見るだけでも『残るべきチームが残っている』
と言う印象がある。

雑誌やスポーツ紙は本大会が開始早々に悪者探し、というか戦犯の吊るし上げを始めて
していたが日本が負けたのは監督云々以前にそれなりの必然があったのだろう。
それこそ残業から帰ったらオーストラリア戦の2点目が入った後だった。
すでに負けムードが漂っていたが3点目が入った時の守備に回った選手の動きは
素人目にも気概が抜け切っていた。
疲れ切っていたの分かるが、それは相手にとっても同じ事。
攻撃の勢いに足がもつれて着いて行けず呆気なくシュートを許してしまった感じだが、
レッドカード覚悟で『足がもつれたと見せかけて引き倒す』事もできたはずだ。
まあ、所詮は『タラレバ』の話か・・・

蛇足ながら疑問に思う事がある。
何故毎回監督を代える必要があるかだ。
オカちゃんで勝てなかったのでトルシエに変え、また駄目だったので今度はジーコ。
神様ジーコでも1次リーグを上がれなかったので大会が終わる前に今度はオシム・・・
まあ、4年と言う月日は誰にとっても短く無いので、面子が常にリセットされる
と言う事もあるかもしれないが、ノウハウと言うものは一朝一夕に積み重なる
物ではないはずだ。

それこそジーコは選手としては神様だったかもしれないが、監督業は1年生。
サッカープレーの事は熟知しているかもしれないが、監督としての技量がどれくらい
あったのかは良くわからないのに要請したのは何故なのか??
しかも、その4年の経験をフィードバックせずに放逐してしまう感じが何だか妙だ。

まあ、最終的には選手の技量を底上げすべきなのだろうが、『TOTO』はそれに
貢献しているか、相当怪しい・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.29)


平成18年06月27日(火曜日)

二日酔いも軽やかに朝からCG。

なんだかんだ横槍が入ったりして、なかなかCGの後半部分が進まない。
頭に思い浮かんだ構図にすべくカメラをセッティングをしてみたのだが、パースが強く
付いてしまい意図した通りにならないのだ。
仕方が無いので”あーでもない、こーでもない”と弄っているうちに何となく答えに
行き着いた感じになってきた。

ところが、別の問題が発生した。
鉄製の箱の内側の色が外側の色と混ざって斑(まだら)になってしまうのだ。
これには困った。

原因は何となく想像がつく。
図面で言うと厚みが20mmくらいの鉄板の内と外はを別の色に塗り分けているのだが、
(CGソフトの中で)何10メートルも離れると計算の誤差に入ってしまうのだ。
超焦点レンズの設定にするとこの傾向が顕著に出る事は経験的に知っていたが、回避策が
わからない。

仕方が無いので板の厚みを調整したり、わざと部品を合体させなかったり、いろいろな
方法を試してみたが結局何をやっても無駄だった。
結局、斑が出ない距離と焦点距離を探り出して誤魔化すという対処両方を使うしか無かった。
(チョッピリ悔しい)

そんな事をしていたらT建設のI氏からメールが入った。
昨日作った鉄筋が『鉄筋ぽく見え無い』らしいのだ。
色についてクレームが来るのは覚悟していたが、『ぽく見え無い』と言うのには困った。
自分なりに検討した結果、使った鉄筋の量が多すぎてゴチャゴチャしているからと
言う結論に至った。

そういう訳で完成カットを見ながら鉄筋量を概ね半分くらいに減らしてみた。
資料が無いので何ともいえないが、現実にこれだけの鉄筋を減らしたら手抜き工事どころの
騒ぎではない筈だ・・・
しかし、それでも細かい部品の集合体であるのには変わりがないので、見える範囲内に
コピーしてゆくだけでもメモリー使用量はうなぎ上りだ。
なんとかかんとかレンダリングしてサンプル出しをしたが、最近こんな事ばかりしている
気がする。

夜中まで残業したものの、決め手には至らなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.29)


平成18年06月26日(月曜日)

朝から絶不調。

出社早々、週末に作ったCGをデータ変換し、サーバーにアップロードする事から始めた。
仮納品まで、もう間が無いので兎に角出来たところまでを公開しつつ、先に進むためだ。
すると、今回は関係者全員にメールを出した事もあって複数の人からRESが入った。
そこには修正指示だけでなく、『7月xxの○○に使いたいのですが、間に合いますか』と
心配そうなメールも含まれていた。
この時点で影も形も無いのだから私も心配だ。
しかし、今まで無かった反応なので『糠に釘より』も遥かに嬉しい・・・

さて、朝のうちは先週末の続きをするつもりだったのだが、RESが如何にも熱いので
修正を優先させる事にした。
まあ、アニメーションの設定をチョチョいと直すだけの物もあるのだが、レンダリングは
其れなりに時間が掛かる。
そこで変更箇所だけをレンダリングして編集ソフトで合成する事にした。

ところが暫くして『忘れてました』と言うタイトルの別のメールが入った。
トンネル工事なので型組みをしてからコンクリートを打設するシーンがあるのだが、
『鉄筋が入っていない』と言う指摘だった。
まあ、その事は私も分かっていたが、かなり短いシーンだし、作業を次々に進めなければ
いけない状態だったので”敢えて”入れなかったのだ。

と、言うわけで鉄筋を組み込む作業を開始した。
しかし、いざとなると鉄筋をどのように組めばよいか分からない。
そこでネットで検索を掛けて見たが分かったような分からないような・・・
結局、それっぽい写真を参考に鉄筋を配置して合成し、サンプル出しをしてみた。
鉄筋の色や明るさなどについては最高の余地が有るが、兎に角一度見てもらってから
直す事にして本日の作業は終わった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『韓国村で兄弟会議』

仕事は気になるが夜は新小岩にある焼肉屋『韓国村』で兄弟会議だ。
本当は昨日という話もあったのだが、面子が揃わず順延になっていたのだ。
まあ、今日とて妹は用事で遅くなりそうなのでいつもよりも大幅に遅れての開始となった。

初っ端のビールが届く前にいつもの『お通し』が届いた。
ここの料理はどれも美味いが、お通しもまた美味い。(私は特にもやしが好きだ)
[写真:お通し]

ビールが届いて直ぐにユッケが届いた。
マグロの赤身に等しい瑞々しい生ひき肉に卵黄が組み合わさるとまろやかさもヒトシオだ。
[写真:ユッケ]

続いて焼き物がぞくぞくと届き始めた。
[写真:牛タン] [写真:牛タン焼き状態]
先ずは牛タン(写真を撮る間もなくロースターへ)
牛タンは歯ごたえがあって脂身が少ない印象があるが、案外高カロリーだとか・・・
うまぁ〜

[写真:豚三段バラセット] [写真:豚三段バラセット]
豚の三段ばら肉(サムギョプサル)セット。
脂身タップリのばら肉、サンチュ、ニンニク焼きがセットになっているので必ず注文している。
(・・・て、言うか既にメニューを見る必要なし?)

[写真:カルビと上ハラミ]
サムギョプサルと格闘していたらカルビと上ハラミが各2人前届いた。
カルビは焼肉の王道だが、個人的には上ハラミの方がすきだな。

[写真:レバ刺し] [写真:チョレギサラダ]
暫くしてレバ刺しとチョレギサラダが届いた。
焼肉屋でもレバ刺しを扱わなかったり常備していないところも有るが、ここでは必ず食べられる。
やっぱり塩ごま油でしょぉ〜!(と、いいつつニンニク醤油も・・・)

[写真:カムジャジョン]
結構な勢いでビールを飲み続け、例によって兄貴が無理をを言い始めた。
兄弟会議では無理ムリ定番になった『カムジャジョン』だ。
外はサックリ、中はモチモチ、うまぁ〜!
(でも、裏メニューなので幾らなのか定かではない・・・)

[写真:ハラミおかわり]
夕食として考えると尋常ではない量を食べているはずだが、ついついハラミの御代わりを
してしまった。(またしても写真を撮り損ねた・・・)
[写真:マッコルリ]
私としては珍しく生ビールは2杯しか飲まずにマッコルリに方向転換した。
(兄貴はこの時点で4、5杯は飲んでいたな・・・)

[写真:トッポキ] [写真:テグタンクッパ]
食欲大魔王の妹がこの期に及んで『トッポキ』と『テグタンクッパ』を頼んだ。
私は既にお腹一杯だったので味見程度しか食べなかった。

[写真:スジョンガ]
こうして散々食い散らかしたシメはサービスの『スジョンガ』だ。
本国では生姜を使ったりするらしいが、ここのは殆ど砂糖水だ。
しかし、癖が無くてのみ易いので好きだ。
[写真:マンガ]
レジのそばには置いてあるのは韓国の有名な漫画家の直筆色紙だそうだ

月曜日から美味い肉をガッツリと食べながらの大酒・・・ご馳走様でした!
先が思いやられると思いつつも今年初めてのカラオケに行って夜中までフィーバーしてしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.29)


平成18年06月25日(日曜日)

一応、全休日

疲れた溜まっているし、眠くて仕方が無い。
しかし、休みの日は休みの日なりにやる事もある。
さっさと起きて近所のスーパーの朝市へ行くつもりだったが、奥方は乗り気で無かった為、
活動開始は2時近くになってしまった。

先ず向かったのは奥方の実家だった。
先週預かった甥っ子の写真の焼き増しが出来てきたのだ。
まあ、原本もあるので持ち主に渡すのが筋だが、焼きました写真の一部は関係各位に
配られる事になるので丸投げすることにしたのだ。

実家への用事が終わったので買い物ツアーへ行く事にしたが、奥方が『小腹が空いた』と
言い出したのでサイゼリヤへ寄ることにした。
あくまでも『小腹』なので注文したのはマルゲリータピザとフライドポテト、そして
ドリンクバー2つだけだったが、ひょんな事から思いかけず長居(?)をする事になった。
テーブルには一般のメニューのほかに『子供用のメニュー』があるのだが、これの表紙が
間違い探しに成っていたのだ。
[写真:間違い探し]
お子様メニューの間違い探し 携帯電話のカメラで撮ったので分かりづらいかも

しかし、メニューは子供用でも『間違い探し』は大人級だった。
5、6個までは直ぐに見つかったのだが、8、9の難易度は極端に高くなり、10個目を
見つけるまで相当な時間を要してしまった。
(長く見えれば見るほど思い込みが入る余地が生まれて見つけ難くなったのかもしれない)

そんな訳で1時間ほどして買い物ツアーへ突入した。
最初に向かったのは例によって篠崎の河内屋。
鰹節を2袋、豆腐を2丁、牛乳2Lを含め、細々と買い込んで店を出たところ、米を
買うのを忘れた事に気付き、逆戻り・・・

気を取り直して次に向かったのはドラッグストア『ぱぱす』
夏本番を前にして虫除けスプレーやかゆみ止め、サラサラパウダーシートなどの細かい
物を買い込んだ。
何か買い忘れたような気がしたものの、思い出せないので次ぎ行ってみよう!
(家に戻ってから湿布だと気付いたが、肉離れはほぼ完治したので、問題なし)

次は近所のスーパー
河内屋で日配品は買ってしまったので特別に欲しいものは無くなったが、キャベツが
安売りされている事に気付き、急遽寄ることにしたのだ。
すると玉ねぎも特売されていたので、そちらもゲット。
2階に上がり牛薄切り肉とカップ焼きそばを買ったが、考えてみればどれも特売品だ・・・

次に向かったのは近所の園芸店の隣に併設する雑貨屋。
料理をする時に使う耐熱計量カップやガラスボールを相次いで割ってしまったので
買いなおす事にしたのだ。
店の中を散策したところ早速耐熱ボールが見つかった。
しかし、店にあるのは自宅にあるのと同じサイズの多きもの物だけ。
『大は小をかねる』かもしれないが、今欲しいのは小さ目のボールだったの。
はたまた、パイレックスの耐熱計量カップも置いてあったが、残念ながら1L物の巨大な
カップだけ。
使い出があるかもしれないが、チョッと持て余すサイズだ・・・
結局、どちらも大きすぎると言う結論に達し買うには至らなかった。

そこで最後に向かったのは近所で最も大きいDIYショップ『ビバホーム』だった。
ここにはDIYグッズだけでなくフライパンや鍋などの台所用品も充実しているので
パイレックス製品も充実しているに違いないと踏んだのだ。

ところがいざ検索をしてみるとあったのは以前使っていたのとほぼ同じ500ml用の
耐熱計量カップのみでガラスボールは見つからなかった。
勿論これだけ買って帰る事も考えたが必要な物が揃わないと言うのも何だか気持ちが悪い。
仕方が無いので敢えてガラスではなくプラスティック製の耐熱計量カップ1個を買って
帰宅した。

この後、兄弟会議が開かれる可能性があったのだが、面子が足りなかったので流れてしまった。
まあ、体調がイマイチだったので結果的には良かったのかもしれない。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.27)


平成18年06月24日(土曜日)

半分休み、半分仕事。

少々ノンビリと起きだしたところ、梅雨とは思えない良い天気だった。
仕事が思ったように進んでいないので出社したいと思いつつも、平日の疲れが溜まっていて
やる気が起こらない。
特に『王様のブランチ』なんぞを見ていると余計にやる気が失せてくる・・・

お腹が空いた飲んで何か食べよう思い、有り合わせの材料でドライカレーを作った
ところ、思いつきで作ったにしては美味しかった。
ところが、食べ終わって横になったら目を開けていられなくなり気絶。
気がついたら1時半を回っていた。

流石にまずいと思い2時過ぎに自宅を出た。
CG制作も必要だが、折角の晴れ間なので少々撮影したい映像が合ったので外出
しようとおもったが、なにやら親父が母親を拘束してくだらない作業をしていた。
結局、撮影に出たのは3時近くになっていた。

さて、向かったのは東京駅の程近くにある昭和通りの立体交差点だ。
今回のビデオは『アンダーパス道路』を作る為の工法なので、完成品の画が是非とも
欲しかったのだ。
まあ、どこでも良かったのだが、身近に思いつくのはこの辺りだっただけの話だ。

しかし、多少の不安もあった。
立体交差点をそれらしく撮影するにはかなり高い目線で撮影する必要があるが、
気軽に入る事の出来るビルがあるか未知数だからだ。
それこそ今時はセキュリティーにも煩いだろうからアポ無しでビルに入るのは至難の技だ。
まあ、現地に行ってみなければ『有る』とも『無い』とも言えないので見切り発車した・・・

地下鉄宝町駅を降りて辺りを見回したところ、やはりあるのはお堅い会社のビルばかりだった。
しかも運悪く土曜日なのも重なって、入れそうなビルは皆無にも思えた。
ところが普段の行いがよいのか歩道居を発見した。
流石に真上からの撮影は出来ないが、アンダーパスの出入り口がばっちり写るので
画としては悪くない。
タップリ30分くらい掛けてビデオとスチルの撮影をして歩道橋を後にした。
[写真:宝町の立体交差点]
交差点の見え方はイマイチだが、アンダーパスはバッチリだ

直ぐに会社に戻りCGの続きをやりたい気もしたが、買い物を頼まれていたので久しぶりに
秋葉原に寄ることにした。
忙しかった上に用事も無かったが、4月23日以来、実に2ヶ月ぶりの事だった。

小型とはいえビデオカメラ一式を入れたバッグを持っているので末広町駅を出て
真っ直ぐLAOXコンピューター館を目指したが、あまりにも久しぶりなので色々と
店も様変わりしていた。
『萌え系』のキャラクターショップが繁盛しているのは相変わらずだが、ジャンク屋が
刀削麺屋さんになっているなど、新しい楽しみも増えた感じだ。

チョッと驚いたのはPCサクセス本店前にドネルサンドの店ができていた事だ。
車を改造した屋台から始めてLAOX近くのビルの軒下を借りていた店が本格的に
店を出したのかと思いご祝儀のつもりで1つ食べる事にした。
[写真:ドネルサンド屋さん]

店頭に書かれている注文方法として『サイズ(S,M,L)』を選択し、ソースを選ぶ
だけだ。
まあ、あくまでも小原を満たす程度でよいため大きさはSを選び、辛いのが苦手なので
ヨーグルトトマトソースの『アレクサンダー』を注文した。
[写真:ドネルサンド]

キング・ケバブ秋葉原のドネルサンド

前回ドネルサンドを何時食べたか覚えていないので、当然どんな味だったかも忘れていた。
それもあって、先週食べたウェンディーズのハンバーガーの余韻もあって『ガツン』と
した肉の味を想像したが、良い意味で違っていた。
ウェンディーズダブルは肉の占める割合が全体の6割近くあるのに対して、ドネルサンドは
主体がキャベツの千切りだ。
サラダの中に肉が入っているとでも言おうか、あくまでも肉は脇役に徹しているのだ。
しかし、それが悪いわけではない。
お腹が空いている時には『ガッツリ』もウェルカムだが、小腹を満たすのであれば
ドネルサンドのSで十分だと思った。

小腹を満たしたので引き続きLAOXを目指したが、なかなか距離が縮まらない。
土曜日だし、久しぶりの晴れ間なので軒先に多くのジャンク品が並んでいるからだ。
基本的に買うべきものは見つからなかったが、PCIバスのSCSIカードが50円で
売られているのを見て『多分使う事は無いと思うけど・・・』と思いつつゲットした。
多分、暫くは動作確認もしないだろう・・・

フラフラと歩いてようやくLAOXコンピュータ館に辿り着いた。
目的はドットプリンター用のインクリボンと連続用紙だ。
ケタタマシイ音を立てるドットインパクトプリンターも連続紙も巷では殆ど見なくなった
ので、地元のショップでは手に入らなくなっていたからだ。
まあ、母親曰く、決算時期=1年に1回しか使わないので量は要らないのだが、店頭には
5センチ厚くらいの箱しか置いていないので選びようが無い。

こうして重い荷物が増えてしまった事もあり、駅を目指す事にした。
ところが、ドネルサンド屋さんのプレハブが以前と同じ場所にあることに気づいた。
先ほど食べた店は2号店なのかとも思ったが、よくよく見ると店先に書かれているURLが
全く違っていた。
結局、ライバル店が新たに生まれただけだったようだ。
(今度はこっちを食べてみよう・・・)

6時半頃に会社に戻り、CGの続きを始めたのだが、思ったように作業が進まない。
気ばかり焦るが、どうしようもないので帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.26)


平成18年06月23日(金曜日)

ぐったりとCG

昨日はいろいろあって新しいシーンに着手しきれなかった。
そんな訳で朝から気持ちを切り替えて作業に没頭する事にした。

今日のお題は『○○工法の最大の特長』と言うシーンだ。
新工法なので従来工法とはあちこち違っているのは当たり前だが、それを分かり易く
説明するにはそれなりの方法を考えなければならない。

一寸迷った結果、自動車用のアンダーパス道路をでっちあげて説明用画像にする事にした。
何故迷ったかと言えば、本編(主題)とは関係ない部分に力と時間を注ぐ必要があるからだ。
見栄えがよく、インパクトが生まれる反面、作業全体は足踏み状態となった・・・

あれこれやっているうちに、またしても夜中になってしまった。
作業は其れなりに進んでいたが、残業を終えた奥方を迎えに行く事になり、10時過ぎに
帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.26)


平成18年06月22日(木曜日)

今日もひたすらCG

出社して直ぐ、昨夜仕掛けて帰ったCGを確認したところ、無事にレンダリングが終わって
いたので仕上げ作業に入った。
地上部と地下部をビデオ編集ソフトで合成することで完全版になるのだ。
まあ、例によってマスクデータの一部が不完全だったりして何度か再調整が必要だったが
昼過ぎには『完全版』と称してデータをアップロードする事が出来た。

最初のシーンが出来たので他の作業に入った。
ビデオ編集ではCGアニメばかりではなく、本の表紙に当たる『タイトル』も必要になる。
私にデザインセンスがあれば別だが、それが無い上に時間的な制約もあるので概して
その場凌ぎに成りがちだ。
しかし、そうは言っても『それは無いだろ〜』と突っ込みを入れられるようなお粗末な
物ではCGとのバランスが合わなくなる。
故にチャチでも一応考え考え作るのでそれなりに時間が掛かってしまう・・・

あれこれ作業をしていたら夕方になってT室長から電話が入った。
アップロードしたCGに対する指摘や感想を言われるのかと思いきや、それをさらりと
すり抜けて別の話になった。

4月に名古屋にある工場へ撮影に行ったときに、『ついで』なのでデジカメでも写真を
何枚か撮ってきたのだが、『もっと高解像度のデータは無いか』と言うのだ。
詳しい事情を聞くと、近々行われる工事の現場にその写真を使った看板を立てる事に
成ったそうなのだ。
ところが、以前収めたデータはトリミングをしたり軽く圧縮を掛けているため、見掛けの
データサイズは小さくなっていた。
先方は『それでは小さいのでもっと大きく・・・』とT室長に言ってきたらしい。

しかし、現実的にはこの考えは半分間違っている。
画素数は多く、圧縮率は低めのデータが理想であるのは認めるが、看板が大きくなれば
なるほど全体を見るためには距離が必要になるので既存のデータでも『不足』という
事はほとんど無いからだ。
室長にこの事を話したところ、『分かった』と言いつつ『もしあるようなら送って』と、
言われ話は終わ・・・らなかった。
話は突然1年位前に作ったビデオに飛んだのだ。

基本的に終わった仕事なので収めたデータは適当に使ってもらっている。
ところが、プレゼン用か何かで一部を切り抜いて使った時、問題のある場面があるというのだ。
まあ、ナレーションを切った状態で見れば『不具合』と見えなくもないが、実際には
H親分と『あーでもない、こーでもない』とやりあった挙句の着地点なので必然性が
あるのだ。

しかし、そこだけを使おうとすると使いづらいのは確かだ。
結局、元のデータを探して調整したデータを送る事になってしまった。
忙しい最中に余計な仕事を気楽に振ってくるものだ・・・

そんな事もあり、何となくやる気と動きがチグハグになってしまい、元からの仕事は
ほとんど進まなかった。

先はまだ何も見えていない・・・(by中西 龍)

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『ボルト&ナット』

夕方くらいに自分宛に小包が届いた。
一昨日落札したマンガ本のセットが早々と到着したのだ。

落札したのは田中むねよし氏の『ボルト&ナット』の1〜11巻セットだ。
自動車雑誌TIPOに連載されている若干オタッキーな漫画だが、本屋に行った際に
たまに立ち読みするくらいで単行本は見た事が無かったので全体像は良く知らない漫画だ。
しかし、実話ともフィクションともつかぬ『オバカ』な世界観は大好きだ。

ところが、つい先日何気なくオークションを検索したところ2件ほど出品されていたので
入札したが、翌日『落札ありがとうございます』というタイトルのメールを読むまで
完全に忘れてしまっていた・・・

まあ、実際問題読みたかった漫画をトータルで考えて格安にゲットできたのは喜ばしい。
特に漫画をまとめ読みするのが大好きな私としては積み上がったマンガ本を見ているだけで
嬉しくなってくる。

・・・が、仕事が忙しかったため、開封できなかった上に会社に置いてきてしまった有様。
情報量が多いので慌てる必要は無いが、一寸悔しかった。

[写真:ボルト&ナットのセット]
今回落札した漫画本のセット。 梱包を解いたのは翌日だった・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.23)


平成18年06月21日(水曜日)

朝からまじめにお仕事。

普段であれば日記を書いたりネットを徘徊したりするが、テンパってきたので仕掛けて
帰ったCGのチェックからスタートだ。
すると、メインマシンで仕掛けていた『地下部』の映像は問題なく終わっていたものの、
サブ機でレンダリングしていた『地上部』は見事(?)にハングアップしていた・・・

気を取り直して本日の作業だ。
出来ていたデータだけでは完成したとはいえないので、それらをビデオ編集ソフトで
組み合わせてサンプル出しをする事にした。
まあ、地上部が無いので間の抜けた映像なのだが、『こんな感じでやってます』位の
アピールには十分だ。

いろいろと問題がある事を承知の上でデータをアップロードし、メールを出してから
細かい修正をしていた。
すると、珍しく速攻でRESがついた。
曰く、『完成した地下通路と人間の比率が合わない』というのだ。
まあ、既存のデータを流用していたし、コンクリートをどの位打設して仕上げ寸法に
するかも分からないので当然だ。
[CG:地下通路修正前]
修正前の地下通路。 正直言って「天井が高すぎるよなぁ〜」と思っていた・・・

しかし、メールにあった『自動車を走らせたら』の部分は敢えて無視する事にした。
何となく作った地下通路が意外と気に入っていたと言う事も有るが、道路(アンダーパス)
にするとなると、地上部も大幅に弄る必要があるからだ。
結局、トンネル以外の縮尺を調整して誤魔化す事にした。
[CG:地下通路修正後]
修正後の地下通路。 人間と壁の絵を2倍にしてみたら雰囲気が良くなった。

こんな事を夜まで続けていたが、やればやるほど良くは成るが、一向に先に進まない。
切が無いので調整を加えた地上部のレンダリングを仕掛けて帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.22)


平成18年06月20日(火曜日)

今日もひたすらCG

兎に角、昨日終わらなかったアニメーション設定から作業を開始した。
基本的には用意した部品をマシンに合わせて動かしたり、画面に出したりするだけだが、
個数が多いので結構面倒だ。
それに画コンテに書き込んだ時間(尺)に合わせてカット割をしているつもりだが、
最終的にレンダリングしてみないと間合いが不安は収まらない・・・

さて、シールド工事は機械でトンネルを掘り抜いただけ終わるわけではなく、付帯する
仕上げ工事を必要になる。
CGもそれに準拠するわけで、用意してあった部品の設定が一応終わったのでその他の
部品を作る事にした。
まあ、付属品といっても仕上がった床や壁などだ。
しかし、地下通路という単純な設定にしたつもりでもそれらしい雰囲気になかなか
ならない・・・

そこで時間を稼ぐためにも関連するシーンのレンダリングをサブマシンで始めた。
・・・が、とてつもなく遅い。
メインマシンにメモリーを振ってしまったのでメモリーが512MBしか(!?)無い為に
一コマのレンダリングに5分近く掛かってしまう有様だ。
正直言ってこのままレンダリングを続けるべきか迷ったが、其のまま放置してメイン
マシンでの作業に集中する事にした。

夜になって一通りの準備が出来たのでレンダリングを仕掛けて帰ったが、果たして
どんな感じになることやら・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.21)


平成18年06月19日(月曜日)

もたもたと仕事。

如何に旨い酒とはいっても連日飲み続けているので少々飲み疲れぎみだ。
不味い発泡酒の二日酔いとは違って耐え難い訳ではないが、昼を過ぎても夕方になっても
何となく抜け切らない感覚があるって感じだ。

さて、出社早々、書き溜めていた日記をチャチャッと書いてから写真のスキャニングを
始めた。
昨日会った甥っ子の写真なのだが、1冊しかないので焼き増しが出来ないかと頼まれたのだ。

基本的に元ネタのない写真を焼き増しするには複写するのが定番だが、現像や焼付けの
管理が自分で出来ないし、金が掛かって仕方がない。
その点、デジタルの方が色の傾きやコントラストは見たまま出る事が多いので品質管理が
しやすいともいえる。

正直言って気に入らないキャノンのスキャナーを設置してスキャニングを始めたのだが
初っ端から難問に突き当たった。
写真が立派な台紙に張り込まれているのでスキャナーのガラス面に密着せず、2mm程
浮き上がっているのだ。
スキャナーはガラス面に焦点を会わせているのて、当然一寸ピンボケ気味になる。
まあ、あくまでも一寸なので画像補正で何とかならなくもないが、補正を掛けすぎると
画像がイガラっぽくなるので最低限にしなければならない。
その境界線の見切りが結構面倒だった。
(それこそデジカメで複写した方が早いか、とも思ったが複写のセッティングも突き詰めると
大変なのだ・・・)

ようやくスキャニングが終わったので、続けてネットプリントに出す事にした。
普通のL版プリントの場合、同時プリントで15円〜20円前後が主流だと思うが、
探すと10円を切るお馬鹿な価格を掲げているところもある。
実際10円プリントに100枚単位でプリントを出した事があるが、紙が少々薄いくらいで
品質には全く問題がなかった。

今回は紙質重視というか、以前注文を出した事のある名古屋の業者に依頼した。
まあ、それでもL版12円、2L版35円なので安すぎるくらいだ・・・
上記のピントの問題が気になるので到着まで一寸ドキドキものだ。

一仕事終わったので本業に復帰した。
兎に角、1本でも2本でもCGを仕上げてしまわないと納期が迫っている。
そこで最初からアニメーション設定をすることにした。

オープニングは大体30秒くらいのシーンなのだが、地上と地下の2重構造になっている。
先ずはその間、地上の道路には車が走り続けてもらう必要がある。
しかし、タダでさえデータ量の多いシーンなので同じ車に何度も行ったり来たりしてもらう
設定をするのだが、それはそれで結構面倒なのだ。
その上、そんな重いデータを1発レンダリンしたら何時終わるか分からない。
そこで編集で合成する事を前提に地下部の設定にはいった。

地下ではシールド機でトンネルを掘る訳だが、新機軸の掘り方を30秒にまとめるのは
時間配分が結構大変だ。
詳しい掘り方は別項に譲るとしても途中を端折りつつ其れなりに動かさなければならない。
そのバランスに苦慮しつつ設定をしていたら夜中になってしまった。

仮のレンダリングを仕掛けて帰ろうかと思ったが、非常に中途半端な状態だったので
そのまま帰宅した。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 

『テポドン外交』

テレビも新聞もサッカーの話題と共に北朝鮮がテポドン2号の発射準備を進めている
という情報で緊迫している。
武器輸出のための試射とも、アメリカとの二国間協議を引き出す為とも言われているが
実際に撃ったとしたらいろいろな意味で取り返しのつかない事に成るのを分かっている。
それにも拘らず、こんなとんでもない事を遣ろうとしているのだから腹立たしいやら
あきれ返るやら・・・

宗主国ともいえる筈の中国もロシアも小さな国の暴君には昔から頭を痛めているらしいが、
そうかと言って強い態度に出ないのは『この鉄砲玉はまだ使える』と考えてるのだろうか?

去年の今日一昨年今日

(2006.06.20)


平成18年06月18日(日曜日)

チョッピリバタバタ

何となく寝過ごしてしまい、目が覚めたのは昼近かった。
いつものように『アッコにおまかせ』『噂の東京マガジン』を見てから行動を開始した。
しかし、夜は甥っ子の誕生パーティーがあるので自由に動ける時間は大して無い。
そこで、昨日いけなかったダイハツのディーラーへ行った。

目的はエッセだ。
2cvからの乗り換え候補を長らく考えているが、現時点でエッセは値段といい、装備と
いい、デザインといい非常に高い位置にあるからだ。
それこそ一気に購入してしまってもいいと思っているくらい気に入っているのだが、
正直言って少なからず不満があるのだ。
まあ、発売から半年しか経っていない車なので仕様変更や追加があるとは思えないが
その不満を聞いてもらいたいとうのが主な趣旨だった。

ディーラーの駐車場にポンコツ2cvを止めたところ、営業さんが近づいてきた。
後から気がついたら店長だったのだが、かつて同じ仕様の2cvにも乗っていた
くらいの車好きの人だった。
駐車場で暫く話した後に店内で突っ込んだ話になったのだが、結論から言って商売には
ならなかった。
エッセに至るまでに候補に挙がった車の良い点、悪い点、やその理由、そしてエッセに
感じている不満やら思いのたけを吐き出したら店長さんも返す言葉が無くなって
しまったらしい。
最終的に『あと、半年か1年経てばラインナップが変わるかもしれませんので』と、
言われダイハツを後にした。

さて、4時過ぎには迎えの車が来ると聞いていたので寄り道をせずに帰宅した。
すると案外早く迎えの車が到着したので慌てふためきながらプレゼント用のおもちゃ
(貰い物)を積み込む事になった。

向かったのは池袋の某ホテルの日本料理店。
子供の誕生日パーティーとは言っても完璧に親族の宴会だ。
奥方側で飲む事が出来るのは私くらいなので生ビールをガパガパ飲んでいたところ、
先方のお母さんのリクエストで日本酒が出てきた。
ウェイトレスのお姉さん曰く『石川の天狗舞でございます』なんといったものだから
私も味見をさせてもらった。
色はガラスの徳利を通して見える琥珀色とも言える濃い黄色。
それだけでも十分に危険だが、一口飲んで『これは危ない』とつい口走ってしまった。

静かな宴会がだったが、楽しいひと時だった。
(最近連日飲んでいるな・・・)

去年の今日一昨年今日

(2006.06.19)


平成18年06月17日(土曜日)

朝からダラダラ。

寝苦しかった事もあり9時過ぎに起き出し、いつものように『王様のブランチ』を
見始めた。
一応それを見終えたら一寸買い物をしつつ仕事に出るつもりだったのだが、実際には
そうはならなかった。

テレビを見終え、奥方が洗濯をしたりしているうちに外出するタイミングが遅くなった
のも一因だが、基本的に全てを始める時間が遅かった感じだ。

さて、先ずはポンコツ2cvでダイハツのディーラーへ行こうと思ったのだが、ガソリンは
空っぽだし、小腹が空いてきた。
そこで行きつけのGSへ行ってから改めてダイハツへ行こうと思ったのだが、奥方は
空腹ゆえにご機嫌斜めだ。(半分大げさ)
そこで進路を市川へ変える事にした。
向かうはニッケコルトンプラザにあるウェンディーズだ。

元をただすと私が先週のロケの際に六本木で食べたウェンディーズのハンバーガーが
旨かったと口にしたからだが、チェーン店と言っても店の数が少ないので市川が
一番近そうだったからだ。

30分近く掛けてコルトンプラザに辿り着き、ウェンディーズを探したところ、駐車場
から見ると一番遠い位置にある有様。
そこに行き着くまでにはマクドナルドもミスドだけでなく、モスバーガーまであるので
目移りの連続だ。

さて、店について何を食べようかと思ったが基本的にテリヤキ味やバーベキュー味が
あまり好きではないので結局ノーマル味のハンバーガーを頼む事にした。
問題は肉の枚数だ。
一寸勘違いしていたのだが、ウェンディーズのミートパティは1枚100gらしい。
てっきり3枚で200gだと思っていたのだが、実際には300gになってしまう。
2枚入りでも十分満足していたし、あれ以上に肉が増えたらパンやトマトの存在感は
一層無くなって『肉だけを食べている』感じになりかねない。

わざわざガソリンを炊いてここまで来たのだから試してみたい気も半分あったが、
二人とも同じダブルセットを食べる事にした。
すると注文直後にハンバーガーは出てきたのだが、焼き立てだったのか肉が猛烈に熱い。
(とろけるチーズが液状になる位だから相当のものだ)
しかも、食べて見るとヤッパリおいしかった。
マクドナルドよりもモスの方が美味しいと思っていたが、ウェンディーズは間違いなく
肉の味において頭抜けている。
マイナーなブランドでは有るが、もっと店舗数が増えても良いと思うのだが・・・

ハンバーガーに二人とも満足しつつ帰路に着いたのだが、生憎大渋滞だった。
ショッピングモールへの行き帰りの車が多いのも分かるが、そこに繋がる道がどれも
細いというのが原因だろう。
あまりにも車が流れないため来た道へ復帰する事が出来ず、結局別のルートで
東京方面を目指す事になった。
それこそ市川インターから篠崎までは無料区間なので高速に乗る事も考えたが、高速への
道も渋滞を起こしていたので車の少ない道を走った。
それでも地元に戻るのに30分以上たっぷり掛かった・・・

買い物をしていないことを思い出したので、そのまま近所のスーパーへ行き、牛乳やら
豆腐を買って帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.19)


平成18年06月16日(金曜日)

朝からまじめにCG。

朝から雨が降っていたので奥方を車で送ってから出社した。

昨日、過剰に作りこんでしまったデータを見直す作業から始めたのだが、やはり最初の
シーンなのでそのまま使うのが一番良い気がしてきた。
インパクト重視ということも有るが、工法の趣旨を説明するにはこれ位やらないと
分かり難いだろうと思ったからだ。

さて、そのままアニメーション設定に掛かろうかと思ったが、同じファイルに読み込んで
いた別のシーンの部品ことが気になって仕方がなくなってきた。
それはシールドセグメントだ。
[CG:シールドセグメント]
シールドセグメントはシールドトンネルを作る際に用いる基本部品なのだが、1リングを
数個のパーツに分割したものを組み立てて行く物だ。
よって、今までも何度となく作品に登場させているのだが、これが大いに曲者なのだ。

1リングを数個のパーツに分割していると書いたが、その割り方は一定ではない。
Aセグといわれるパーツはセグメントの断面図をぐるりと回転させたものを適当な
角度で分割すれば直ぐに作れる。
ところがK(Key)セグと呼ばれる部品の左右はB、Cセグメントはクサビの役割をして
いる為、角度をつけてカットされている。
これが非常に作りづらいのだ。
[CG:Kセグ]
Kセグメント。キーセグメントとも呼ばれ、抜け止めになる

使っているCGソフト『blender』にも形状の『和や差』を算出する機能があるので
カットするところまではそれ程難しくはない。
しかし、切り落とした面にできるピン角の『C面落とし』が何度やっても上手くいかないのだ。
勿論、時間を掛けてユックリ考えれば納得の行くものが出来るのだろうが、毎度カツカツの
スケジュールでやっているので常に場当たり的な作業になってしまう。

次の問題が解像度とデータ量の兼ね合いだ。
セグメントは1リングや2リングではなく、画面に見える限り延々と使われる為、下手を
すると猛烈に重たく、扱いの面倒なデータになってしまう。
そこで、荒が目立たない程度に解像度≒1部品あたりの面の数を減らす必要がある。
ところが、データ量を優先させて面を減らしてゆくと曲面が滑らかにならず、段々に
なってしまいがちなのだ。
[CG:シールドセグメント]
小さな画面では分かりづらいが、拡大すると段々が目立つ
主役ではないので気にしない人も多いが、私は気になって仕方がない・・・

一応、レンダリングの設定によってこの段々を目立たないようにすることも可能なのだが、
上記の3部品はデータ量が少ないためか、意図しない影のようなものが出てしまうのだ。
これでは意味が無い・・・

今回はどうしようかと考えた考えた結果、とりあえず誤魔化しオプションを使わなくても
段々が目立たない解像度でセグメントを作り直すことにした。
データ量が増えて扱いづらくなる事は必至だが、今回はこの形式のセグメントの出てくる
シーンが少ないので何とかなるだろうという見切り発車でもある。

そんな訳で、セグメントを作り直したら非常に気持ちの良い物が出来上がった。
まあ、既存のデータを再編集しているため、『欲を言えば・・・』というところが残って
いるのだが、現時点では最高の出来である。

多少の脱線を経て最初のシーンの作りこみに戻った。
しかし、データを眺めているうちに過剰と思っていた作りこみでも『物足りなさ』を
感じ始め、再修正を始めてしまった。
それが祟ったのか、今日もアニメ設定に辿り着けなかった。

先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.19)


平成18年06月15日(木曜日)

今日もCG

昨日途中までやりかけたCGを引っ張り出し、作りこみを進めようと思ったのだが、
考えてみたらシーンの長さを決めていなかった。
もちろん書き送り式にシーンを作り、後から調整するのも良いのだが、それだと長すぎたり
短すぎたりした時に面倒が多い。
基本的にシーンの長さはナレーションの長さで決まるような物なので、合成音声の
ナレーションを作る事にした。

残念ながら前夜に出したメールへの返信が無いため、相変わらずフリーソフトを使う
しかないのだが、改めて検索して見るといろいろなヒットがある。
基本的にマイクロソフトからリリースされているスピーチエンジンを使うため、声質や
喋り方は殆ど変わらない。
しかし、WAVファイルに直接音声を出力出来るソフトを見つけたので早速使ってみた。
それまではスピーチソフトに勝手にしゃべってもらったものを別のソフトで録音していた
のだが、ソフト間の行ったり来たりが結構面倒だったのだ。

こうして一通りのデータが揃ったものの、そのままでは使えない。
単語と単語の区切りが意図しないような事が多いため、ところどころにスペースを入れたり
して調整していたからだ。
これらを音声編集ソフトで再調整して、ようやく時間の基準になりそうなデータになった。
まあ、目安でしかないのだけどね・・・

出来たデータを下に秒数をコンテに書き込み、改めてCG制作に復帰した。
同じ題材を扱っているのでどのシーンからはじめても良いのだが、一応最初のシーンから
着手した。
最初だけあって工法の概要を示す重要性を帯びているシーンなので、ついついデータが
大盛りになってしまった。

そこまでやる必要があるのか自問自答しながら10時過ぎに帰宅した。

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『欲しい欲しい病』

朝、仕事始めのコーヒーを飲んでいたら親父が『昨日コジマ電気に行ったんだけど・・・』
と、話を切り出してきた。
何かと思ったら
『ニコンのD200ってあるじゃないか・・・買わないか?』というのだ。

ハッキリ言って近年ビデオの仕事はあってもスチルの仕事は全く無い。
あったとしてもビデオと込みなので助っ人を頼んでいるし、それ以外はミノルタの小型
デジカメで事足りるのが現実だ。
そんな訳で、デジイチが必要だとは思っていない。
それにも拘らず、相変わらず『仕事が来たときに使えるのだからいいじゃないか、買おうよ』と
訳の分からない事を言っている。
来る見込みが限りなく低い機材を買って、どのように儲けを出すかなどとは毛ほども
考えていないのだ。

そもそも、朝8時半に起き出し、夜10時過ぎまでテレビの前から梃子でも動かない人が
20万円のデジカメを買ったからと言って写真を撮りに出るとは到底考えられない。
単に写真が撮りたいのならミノルタやニコンのデジカメだってあるし、『画質が気にくわない』
『液晶モニタが見えない』のであればF4だってコンタックスG1だって放置してある。
『現像所が近所に無いからだめだ』なんて発想がどこから出てくるのか不思議でならない。

挙句の果てに『趣味用に買うんからいいじゃないか』と言いうが、趣味の道具を会社に
買わせるという丼勘定を悪い事だと思っていないらしい。
『99%遊びでも、1%仕事にかかわっていたら買ってしまう』というのが昔からの
口癖だが、会社の借金の大半が回収の見込みの無い先行投資だったのだから性質が悪い。

しかも、『人生には無駄も必要だ。無駄があるからここまで来られたんだ』とか、
『会社で買うんだから会社(=私)が払うのは当然』暴論を吐く始末・・・
むちゃくちゃである。
所詮、使い倒す事よりも、買い物に意義を見出す困った人なのだ。

まあ、こんな会話は日常茶飯事だ。
別の日にも『ノートパソコンが買いたい』『無線でインターネットができるってテレビで
やっていたから』と言っていたが、親父とパソコンとの相性の悪さは天下一品である。
20年くらい前から何度となく向き合った直後に投げ出す事を繰り返してきた。
そんな人が今更画面の小さなノートパソコンを買っても『メガネが無いから見えない』を
口実にして終わるのは火を見るよりも明らかだ。

それこそ、昨日2年ぶりくらいに作業場のパソコンの前に座ってキャンピングカーの
パーツ屋のサイトを覗こうと思ったらしいが、直後から『なんて書いてあるか見えない』
『やり方を忘れた』『教えてくれたっていいじゃないか』の連発だった。
IEのアイコンをクリックし、お気に入りのなかから登録済みのサイトを選ぶだけなのに
この調子なのだ。

まあ、妹や弟など不特定多数で使っているパソコンなのでアイコンの位置やお気に入りの
順番や内容が変わる事はありえる。
しかし、目の前に表示されている日本語を『読む事』や『考える事』を最初からを放棄
しているので話にならない。
アイコンは『タバコ屋の角を右に』という道の覚え方と似ているが、タバコ屋がパン屋に
変わったら目的地に着けない人と同じ状況だ。

テレビのワイドショーでパチンコ依存症をみて『精神力が弱いからだ』とか言っているが
自分が同じである事を認めたがらない。
まあ、死ぬまで直らないだろうな・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.16)


平成18年06月14日(水曜日)

一応、まじめにCG制作

そろそろ本格的にテンパって来た気分なので準備作業から開始した。
基本的にパース図でも使ったマシンや付属パーツの一部を流用してアクションをつけて
行くつもりなのだが、それだけでは足りない。
当然、部品を新たに作る必要もあるのだが、昔作ったCGの流用も可能だ。

そんな訳でナレーション原稿を元に必要な部品をあちこちから集めつつ、新作部分も
作り始めた。

ほぼ一日そんな作業をしていたら、夜になってT室長からメールが入った。
先日送ったナレーション原稿を盛大に添削してくれたのだ。
私もそれなりの経験値があるし、もろもろの知識を駆使して原稿を書いたつもりだったが、
内容を確認して見ると言葉が足りなかったり、勘違いも多かったのだ。

随分と肉付けされた原稿を見ているうちに、何となく音声に直したくなってきた。
前のビデオではフリーの音声合成ソフトを使ったのだが当然納得の行くものでは
なかったので、少々検索してみた。
しかし、音声合成ソフトあ有料、無料も含め数々のヒットがあったが、琴線に触れる
ものはなかなか見つからなかった。

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『音声合成ソフト』

パソコンでワープロの文章やメールを読ませるソフトは結構昔からあったと思う。
しかし、主に目の不自由な人の利便を考えた物なので『いかにもパソコン』と言う
レベルのものばかりだった。

ところが、今回『読み上げソフト』で検索をかけてヒットのあったペンタックス製の
ソフトのデモを聞いて度肝を抜かれた。
まるで本当の人間が喋っているとしか思えない自然な話し振りだったからだ。
http://voice.pentax.co.jp/pentaxtts/case.html

まあ、サンプルだけでは「人が喋っているのでは?」と考えてしまうが、製品デモの
ページで文章を打ち込んでみたところ2度びっくりした。
ナレーターや声優といわれる人は数多くいるが、これだけキッチリ喋れる人はなかなか
いない気がする。
それこそ、値段によっては飛びつきたくなるほどだった。

ところが、WebSiteの何処を探しても値段に関する記述が無い。
まあ、これだけのソフトが2万や3万で買えるとは思えないが、ナレーション録音1回分
くらいで買えれば安い気もする。

そんな訳でメーカーに問い合わせのメールを入れたが、返事はまだ来ていない。
他社も含めこの手のソフトは一般のパッケージソフトとして市場に出まわせると言うよりも
受注生産に近いのかもしれない。

チョッピリ勿体無い気もする。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.15)


平成18年06月13日(火曜日)

なんだかんだで作業進まず。

朝いつものように出社してメールチェックをしたが、今日もスパムメールしか入って
いないので作業に入る事にした。
ところが、この件のデータを保存しているHDDの残量を確認したところ、10GBを
割り込んでいた。
まあ、当面の作業はCG制作なのでこのまま続けても良いのだが、先日のようにうかつな
データを作ってしまうとディスクの使用量が爆発的に増えてしまう事になりかねない。
そこで不要なデータの洗い出しをすることにした。

今回のディスクにはつい先日納品を終えたG社の編集データが丸々入っているのが
容量圧迫の直接原因になっていた。
しかし、ささっとバックアップして消してしまいたい反面、経験的に暫くは其のままに
しておきたい気分が半分ある。
終了直後の仕事には部分的に修正したCGなど、付帯的な別仕事が発生する事がたまに
あるからだ。(事実、先日もあった)
依頼があってからデータをレストアすれば良いだけの話だが、バックアップしたばかりの
データを書き戻す作業も結構面倒なのだ。

そこでいつでも消せるように別のHDDにデータをバックアップしつつ、DVDに書き
込める容量に分割する作業を暫くする事になった。

ところが、そんな最中、土曜日に撮影に行った現場のK氏から電話がかかってきた。
「忙しい最中に追加の撮影か?!」とビクビクしながら出たところ違う話だった。
諸般の理由により地元の録音スタジオを使う予定になっているのだが、そこのスタッフが
撮影中のビデオを見てみたいと言い出したらしいのだ。
こちらとしては『積極的に見せる必要は無い』ものの、いろいろなシガラミが絡んで
いるらしいので断るわけにもいかない。
仕方が無いのでミニDVテープにコピーして発送する事になった。

この件の作業をしているうちにビデオテープの在庫が尽きている事に気づいた。
ダビングをして発送する分はあるものの、それが終わったら撮影に回す分が無くなって
しまう・・・

面倒くさいがコジマ電気に買出しに出る事になった。
着いて早々、格安のDVテープセットが見つかったのでミッション終了。
しかし、とんぼ返りするのも寂しいので暫く店内を見回していた。
すると、ヤッパリと言うかなんと言うか・・・パソコン用のCRTが全く置いていない。
あるのは液晶モニターばかり出し、殆どがセット売りの付属品だった。
つい先日武器商人へCRTを譲った時に「そういえば最近コジマにあったかな?」と、
思っていはいたが、既に駆逐済みだったようだ・・・

コジマから帰り、ダビング作業をしていたところ、途中から兄貴と酒盛りになってしまった。
結局、CGの着手には至らなかった。

− − − − − − − − − − − − − − − − − − − − 
『荒川線追突事故』

いまだにチンチン電車と呼ばれているかは定かではないが、東京で唯一の路面電車
荒川線で列車同士の追突事故がおき、多数の怪我人が出たと聞いた。
荒川線は自動車と同じ道路を走る特殊な形態ゆえに普通の電車以上に事故と隣接している
気がするのだが、不思議と事故の話は記憶に無い。

昼くらいだったろうか、関係者によって事故の原因が明らかにされたが、
『試運転の事は慣例として通達していなかった』と聞いて大いに苦笑した。
『今までこれでやってきて事故が無かったので』というのだから危機管理意識が無いとも
言えるし『荒川線って、のどかなのねぇ〜』と笑ってしまいたくもなる。

直接の原因は後続車の運転手が前を良く見ていなかった可能性が高いので、試運転の
事を知っていても起きたかもしれない。
しかし、その路面電車の性格上、軌道内に自動車がいる可能性は普通の電車以上に
高いのだからヒューマンエラー以外の何物でもない。

ハイテク装備を導入するまでもなく、自動車では当たり前なのにねぇ〜

去年の今日一昨年今日

(2006.06.14)


平成18年06月12日(月曜日)

朝からデスクワーク

午後一でH親分との打ち合わせが入っているので何となく落ち着かない。
今回は親分が所用で東京駅近くまで来るのを見計らっているので気楽では有るが、
『雨が降らなければ俺も行く』と、親父が訳の分からない事を言っていたのが鬱陶しい。

片足の無い親父が東京駅まで行く方法はいくつか有るが、基本的に他人の手を煩わせて
自分は楽する事しか考えていない。
松葉杖を使うのがもっとも自由度が高いはずだが、『練習する』と言う概念がないので
退院したときから全く進歩していない。
よって車椅子を使う事になるが、腕力を使うのが『疲れる』という理由で暗に『押してくれ』
と、言ってきたので最初から無視する事にした。
結果的に本人は楽だが、周りが一番手数の掛かる『自走車椅子』で早々と出かけていった。

午前中は大した事はできないのでナレーション原稿の続きを書いていたらH親分から
電話が入った。
曰く『1時の予定に一寸遅れそうなので30分遅くしてくれ』との事。
まあ、親分も忙しい人だし、私としてはその分ユックリ出来るので親父にも連絡を入れて
昼食を食べる事にした。

ところが、昼食の後にお茶を飲んでいたら親父から電話が入った。
母親に掛かってきた電話なので内容は良くわからなかったが、なんだか『急げ急げ』と
騒いでいるのが聞こえてきた。
この電話の後、間もなくして会社を出たのだが、東京駅で『銀の鈴』へ向かって歩いて
最中に親父から電話が入った。
曰く『今どこ? 早く早く・・・』
ニュアンスから大よその状況は分かったが、相変わらず肝心のところが抜けている・・・

直ぐに銀の鈴広場に到着したものの、親父の姿が見つからない。
一瞬「銀の鈴広場って他にあったかな?」と馬鹿な事を考えたが、改めて辺りを見回し
たら直ぐそばの喫茶店で親父とH親分がお茶を飲んでいたのだ。

結局のところ、午前中の用事が昼過ぎまで押していたH親分だったが、電話の直後
あっさりと終わってしまったらしく、当初の時間にやってきたらしい。
親父は仕事に興味が無いのでもっぱら親分と雑談する事で自己完結していた。

さて、本筋である打ち合わせに入るため、河岸を変えるのかと思いきや、引き続き同じ
喫茶店で話を続ける事となった。
・・・と、いうか、現時点ではナレーション原稿も形を成しておらず、元となる資料と
データの入ったCD−Rを受け取って全てが終わってしまったに等しい。
場合によっては親父だけで済んだ仕事かもしれないが、あくまで彼は蚊帳の外か・・・

この後、寄り道をしようにも仕事が溜まっているし行くところも無い。
改札を出ていないのでそのまま秋葉原に行く事も出来たが、実際問題時間の浪費にしか
ならないのでとんぼ返りした。
(改札を出なくても結局往復料金を取られた・・・)

会社に戻り仕事を再開した。
兎に角、仮の納期は目の前にあるのにも拘らず、作品は影も形も無い状態。
まあ、頻繁に進捗状況の問い合わせを受け、その度に仕事を中断されるよりも気楽だが、
先方の焦り具合やモチベーションも分からない。
何となく距離感がつかめないと言う感覚だろうか・・・

いずれにしてもやる事はやらなければならない。
ナレーション原稿をでっち上げる事で『こんな感じにする予定です』というポーズを
とりつつ、CG制作の場面設定を思い描いていった。

先はまだ何も見えていない・・・

去年の今日一昨年今日

(2006.06.13)


平成18年06月11日(日曜日)

完全に休み。

前日は丸一日仕事をしていたので完全休養を決め込んだ。

しかし、そんなときに限ってくるのがお邪魔虫。
玄関の呼び鈴が鳴ったので恐る恐る出て見たら見るからに新聞屋と分かる出で立ちの
気の弱そうな同年代の兄ちゃんがいるではないか。
『あのぉ〜読売新聞なんですが・・・』と言われた時点で「いりません」とキッパリ断った
のだが、『1週間お試しキャンペーンなのでお願いします。その後取ってくれとは思って
いませんから』と言うのだ。
なんだか泣きそうな位下手に出ているし、こちらにデメリットも無い。
助けるつもりでOKを出した。

そんな事があった以外は基本的に何もしなかった。
いつものように『アッコにおまかせ』と『噂の東京マガジン』を見たものの、その後
ビデオを見続けるのも馬鹿馬鹿しい。
そうかと言って日配品くらいしか買うものも無いのでガッチリ買い物ツアーへ行く気も
起こらないという状況だった。

そこでややユックリ目に自宅を出て、なんとなく亀有のイトーヨーカ堂へ行く事にした。
しかし、前回同様、近づけば近づくほど渋滞がひどくなって挫折。
直ぐにユーターンを決め込んだものの途中によるところを見出せず自宅の近くまで
戻ってきてしまった。

そこから自宅近所のスーパーは目と鼻の先だったが、昼食が軽めだったので何やら
小腹どころか大腹が空いてきた始末・・・
このままでは遭難する恐れがあったので行きつけのパン屋に駆け込み、店先で空腹を
満たしたのだった。

この後、ドラッグストアー『ぱぱす』経由でスーパーヘ行き、当初の買い物を実行。
直ぐに帰宅していつもの日曜日が終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.12)


平成18年06月10日(土曜日)

朝から六本木へロケ。

6時半に起床し、カメラ類を積み込んで7時過ぎに自宅を出発した。
概ね8時着を念頭にしての行動だが、基本的に時間を指定されたわけでもないので
お気楽、極楽である。

土曜日の朝にしては流れが緩やかだったのか1時間掛かって六本木に到着。
考えていたよりも遅めの到着だが、荷物を持って現場に行ったら誰もいないどころか、
作業帯は出ていないし、構内入り口には鍵が掛かっていた状態なので事実上の一番乗りだ。
(現場は狭いので朝礼の類は別の場所でやっているのだ)

作業帯を出していない故に普通よりも更に狭い敷地内にモタモタと撮影機材を運び込んで
いたら、ようやく職工さんたちが到着。
構内入り口も開けてもらえたので本格的に荷物の運び込みが出来るようになった。
さらに5分ほどして担当のK氏も到着。
簡単な打ち合わせをしつつ、順次撮影のセッティングに取り掛かった。

今回の撮影は地下歩道(通路)用のトンネルを掘る工事の記録撮影だ。
別のビデオと多少リンクしているが基本的に1ヶ月ほど前にことごとく頓挫した撮影の
リベンジでもある。
まあ、順調に掘れるようになったので召喚されたので作業は順調そのもの。
地上と地下に1台ずつカメラを用意し、状況に応じて行ったり来たりしながら撮影を
していた。
ちなみに、肉離れを起こした足も問題なし。
流石に激しい運動や全力疾走をする事はまだ出来ないが、荷物を持って階段を上り下り
する限りでは支障が無いまでに治癒したようだ。

午前中に2ストロークの途中まで作業を進め、昼休みに突入した。
さて、何を食べようかと思ったがラーメンや脂っこいものは食べたい気分ではなかったので、
またしてもウェンディーズへ行く事にした。
前回と同じもので十分だったが、折角ここまで来たのだから他で食べられないメニューを
食べてやれと思い、『ウェンディーズ・ダブルセット』なるものを注文した。

単純に使っている肉の量が2枚になるだけのハンバーガーだが、きちんと肉の味がする
事を確認しているので存在感がどこまで増えるかに興味があったのだ。
実際、トリプルと言うメニューもあるが、それだと肉の量は200g近くまで増大する。
そこまで行くと午後の作業に響きそうだったので間を撮ったと言うべきか・・・
[写真:ウェンディーズダブルセット]
ウェンディーズ・ダブルセット。ポテトが揚がっていなかったの後回しになった

フライドポテトが揚がっていなかったので飲み物とハンバーガーだけ持って席に着き、
早速かぶりついてみた。
すると、1枚でも存在感の合った肉が2倍入っているだけあって『肉を食ってる〜!!』
って感覚がしっかりとある。
それどころか、パンの存在を忘れさせるくらいのインパクトがあった。
肉自体には何の存在かも無い某社の製品とは大違いだ。

ところが、ハンバーガーを半分ばかり食べた頃になってもポテトが届かない。
他の客の持つトレイの料理を見る限りポテトは既に揚がっているようなので忘れられている
としか思えない状況だ。
昼休みは十分にあるものの、ハンバーガーとコーラとの『三角食べ』との兼ね合いもある
のでレジにチョッピリアピールしてようやく届いたと言う有様だった。

さて、1時ちょっと前に現場に戻ったところ、なにやら気配が怪しい。
悪い意味ではなく、午後からやると聞いていたシールド鋼管の回転作業をさっさと済ませて
しまおうと言う思惑だったらしい。
チャチャとカメラを用意して撮影する事が出来たが、『ノンビリ始めるだろう』と
高をくくっていたらトンでもない事になっていたかもしれない。
ノリのいい現場はこれが怖いともいえる・・・

午後からの作業も大きなトラブルが無かったので定時に撮影を終える事が出来た。
運び込んだ機材の量は相変わらず気が滅入る量だったが、今回から導入した『引っ張り車』の
おかげで楽して車に戻る事が出来た。

ところが、機材を車に積み込み、駐車料金を払う段になって少々まごついた。
コインパーキングの料金表示『8000円』に驚いたものの、30分400円のところへ
10時間停めてしまったのだから仕方が無い。
たまたま前回と違うコインパーキングに停めてしまったのでクレジットカードが使えない
事もあり、現金で払う事にした。

しかし、手持ち5千円札を入れようと何度トライしても戻ってきてしまう。
何事かと思って、よくよく機械を見ると札は『千円札』しか使えない事になっていたのだ。
仕方なく、目の前にあったコンビニに駆け込んだのだが、ジュースか何かを買うにしても
5千円札2枚を両替してくれと言いにくい。
そんな事もあり、セブン銀行で金を下ろしてようやく駐車場を脱出できた。
今後何度もくる事は無いと思うが、良い教訓となった。

自宅に戻りってシャワーを浴びた後、早々にビールを飲んだらジ・エンド。
疲れていた事もあり、夕食を食べて直ぐに寝てしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.12)


平成18年06月09日(金曜日)

なんだかんだで仕事にならなかった一日。

目覚めると雨が降っていたので奥方を会社に送り届けるところから一日がスタートした
ところ、後で聞いたら入梅したと言うではないか。
何となく気が滅入る季節の到来だ。
この季節になると毎年妙な咳が出始め、1ヶ月以上苦しむのだが、今年も仕事が忙しいので
なかなか行く切欠を見出せない。
何らかのアレルギーであるのは想像に難くないのだが、専門医で無いと分からないのでね・・・

さて、出社してメールチェックをしたがお客さんからのメールは全く入っていない。
その分、落ち着いてナレーション台本の推敲ができるが、仕事に対しての反応が全く
無いのは重ね重ねやる気が萎える・・・

午後になってようやく反応があったかと思いきや、何となく先方の意味が取れなかった。
曰く『マシンをもう少し鮮明に』とメールには書かれていたのだが、色彩的に地味だと
言っているのか、画面内のマシンの大きさが『小さい』といっているのかニュアンスが
微妙なのだ。

早速その事を問い合わせたところ、『マシンがボケている』と画像を添付してきたので
確認したらズッコケタ。
(内部の)不特定多数の人にダウンロードしてもらえるように仮のWebSiteに
データを上げているのだが、何故かサムネイル用の小さな画像を保存してしまった
らしいのだ。

仕方が無いので改めてリンクを使ったダウンロードの仕方をメールに書きつつ、アップ
済みのデータを添付してこの件は終わった(のかな・・・)

さて、抱えている仕事にもいろいろある。
上記のCGやナレーション原稿と会社は同じだが別系列の撮影依頼を受けていて、明日は
朝からロケである。
岡山ロケ以来、機材のバッテリー充電やなんやらをしていなかったので、自宅を出るときに
仕掛けてきたりしたが、車への積み込みは全く出来ていない。
ナレーション原稿の編集は自宅でも続けられるので、6時過ぎに帰宅する事にした。

・・・が、事実上仕事にはならなかった。
友人である武器商人Sからのヘルプ要請があり、死蔵していたCRTを売却する事にして
いたからだ。
そもそも、前日の時点で『CRTが壊れたので土曜日の午前中に秋葉原に付き合ってくれ』
と、言われていたが、生憎その時間はロケの真っ最中の予定だ。
日曜日ならOKと思ったものの、考えて見れば自宅に死蔵しているCRTをあげてしまえば
直ぐに方のつく話だ。
相変わらず『どうやって引き取りに行ったらいい』と返してきたが、秋葉原に行く事を
考えればこちらで持って行くのはやぶさかではない。

そんな訳で、指定された新小岩の酒屋で待ち合わせ、代金代わりのビール1ケースを
受け取りつつ、Sの自宅へCRTを持ち込んだ。
持って行ったCRTは公称19インチという物なので17インチと比べると僅かに大きい
程度だが、実際に狭い机において見るとその差は歴然としていた。
特にそれまで置いてあった三菱製のCRTと比べると奥行きが長くなっているので
『デカイ』としか言いようが無い・・・

まあ、今回のCRT自体、他所から1年以上前に貰って放置していた物なので、いつまで
使えるかは分からない。
しかし、蓋を開けてみたら『ビール1ケースで売るのは勿体無かったかな?』と思える
程の代物だったので武器商人にも満足してもらえた。

こうして自宅に戻ったものの、奥方からの帰るコール無いので落ちつかない。
最近料理らしい料理を作っていなかったのでハンバーグなんぞを作って待っていたのだが
結局、迎えに行ったのは夜の10時過ぎ・・・
帰宅して、ものすごく遅い夕食を食べた後に『タモリ倶楽部』と『検索ちゃん』を見て
終わった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.12)


平成18年06月08日(木曜日)

何となくノンビリしてしまった一日。

前日パース図のCGを『出来ました。ご意見、ご要望をお待ちしています』とアップロード
したのでボールは向こう側にある。
アクセス履歴を確認すると見た形跡があるので先方の出方を待つしかない。

さて、パース図の仕事は本来の以来であるビデオ編集からはかなり横道に反れた仕事
なので本道に戻ることにした。
兎に角、ナレーション原稿を本格的に作らないことには当て嵌めるべき映像が浮かんで
来ないので、それから着手することにした。
本当はとっくの昔に作っておかなければいけなかったのだが、それどころでは無かったのだ。

一応、2回目の会議の時に無理無理作った『原稿もどき』に対してあれこれ肉付け
する形で作業を始めてみた。
あれから時間が経ち、先方からも各種資料が送られてきたので羅列するだけでも其れなりの
形になる。
しかし、T室長の考えた『特長』は同じポイントから多岐に渡って膨らんでいるので
口語調に纏めるのには骨が折れる。
しかも最初の文言があまりにも多いため、それに続く他の特長のボリュームが極端に
少なくなってしまい、バランスが悪い・・・

あれこれ考えながら推敲していったものの、収拾がつかなくなってしまったので10時前に
帰宅した。

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『安全とコストはトレードオフなのか』

港区で起きたエレベーター事故について進展が全く無い。
しかし、ブレーキに何らかの異常があったのは間違いない気がする。
停電なのでエレベータに閉じ込められるのは『問答無用でブレーキが掛かる』故と
新聞に書いてあったが、確かにそうだ。
エレベーターが惰性で天井に激突したり、自由落下するよりも遥かに安全だからだそうだ。

それにしても、メーカーであるシンドラー社は『哀悼の意以外はノーコメント』を貫いている
故に多くの日本人から反感を買っている。
その裏には『原因が分からないうちに謝ると言うことは非を認めた事と同じ』という
ヨーロッパ的でドライな考えがあるらしい。

ここで使う例えかは分からないが、満員電車で隣にいる女性に睨まれた男性が
カバンが当たったのかと思い『すいません』と謝った事が『痴漢を認めた』のと同義語に
なってしまうのに似ている。

しかし、『世界で第2位の大メーカー』と声高に言っても日本での実績は1%程度なの
だから弱小もいいところだ。
シェアが低いのは世界一エレベーターの乗り心地に煩い日本人のニーズに合っていない
だけの話であって『価格』だけではないはずだ。
大野 北さんも言っていたが『郷に入っては郷に従え』は必要だと思う。

さて、9日朝の新聞を読んでいたら『エレベーターがコピー機のリースと同じ』と
業界のからくりが載っていた。
すなわち、エレベーター自体はタダ同然で納品し、メンテナンスで儲けを出すという
基本システムがあるらしいのだ。
シンドラーのシェアが官公庁に限っては高いのは1円でも安いところが落札するという
事だが、同時に『メンテで稼ぐ為のバッタ売り』だった事が想像に難くない。

ところがそんな思惑を知ってか知らずか、『より安く』を主眼にメンテナンス業務を
別の業者に移してしまった。
『14ヶ月もメンテナンスしていない製品に責任なんてもてましぇ〜ん』とあからさまに
ヘソを曲げた態度を取っているシンドラーの不満も分からないでもない。
しかし、メンテの旨味を取り上げられた場合、部品の供給を渋ったりする事はシンドラーに
限らず他のメーカーでもあるという話は笑っていいのか悪いのか・・・

まあ、メンテを引き継いだ業者が再三にわたってシンドラーにチェックを依頼しても
無しのつぶてだったとも聞くし、トラブル報告の引継ぎが出来ていなかったりと
『誰が一番悪いのか』が未だに見えない事件である。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.09)


平成18年06月07日(水曜日)

ピリッとしない一日。

前夜ハングアップを繰り返すCGと格闘しながら飲んだ発泡酒がいけなかったらしく、
朝から軽い二日酔い状態。
朝食を食べて少し動けば軽くなるかと思ったが一向に良くならない最悪のパターンだった。
先週はビールや発泡酒を連日3、4本飲んでいてもこんな事は無かったので銘柄が体に
合わないようだ・・・

嫌〜な気分のまま歩いて出社して昨日の続きを始めたのだが、相変わらずハングアップ
する症状は変わりがない。
本当は抜本的に原因を探求すべきなのだが、時間を掛けられる状況にはないので無手勝流で
押し通すことにした。
すなわち一括レンダリングは諦め、可能な範囲でレンダリングを行いグラフィックソフトで
合成するのだ。

結局、この作業をするだけで半日を費やしてしまった。
げっそりである。

この件の仕事は此れだけではないので続きをやるべきなのだが、どうにも調子が上がらない。
夕方になっても二日酔いの感覚が残っているような、何となくドンヨリと感覚なのだ。
連日根を詰めているのでたまには気分をリセットすべく久しぶりに7時前に帰宅した。

しかし、夕食を食べテレビを見ていたらバラエティー番組が猛烈に煩く感じられ、
10時前に目を開けていられなくなってしまった。
そんな訳で、そのまま撃沈した。

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『事件報道あれこれ』

仕事場にいると一日中テレビが点いているのでいろいろなニュースが聞こえてくる。
今ホットなのは『秋田小学生殺人』と『シンドラーのエレベーター』だ。

豪憲君の死体を遺棄したとして逮捕された容疑者女性の2面性はあちこちに見出せる。
子供の運動会だからと仕事を休んだり、子供の写真を回りに見せる『子煩悩な母親像』と
子供が煩いからといって段ボール箱に詰め込んだり、食事をまともに与えていなかったりと
虚像と実像との差が分かり易すぎる・・・

テレビの取材を受け『自分の娘の事を警察がもっと真剣に調べてくれたらこんな事に
ならなかったかもしれないのに・・・』という平坦な言葉も聞いていてムカついてくる。
娘の死の真相を知りたい親の言というより、『警察は嫌い』という反権威性や、自分を
『被害者の母親』にして注目の的になりたいと言う自己顕示性というか・・・
まあ、どう転んでも豪憲君を誰が遺棄したのかを『一番知っている人間』が『誰がやったのか』
と、言っているのだから大嘘つきなのは間違いない。

『シンドラーのエレベーター』は異常な事としか言いようがない。
しかも、同じような事が日本だけでなく海外でも起こっているらしいのだから話にならない。
『我々は世界xx位のメーカーです』と自分たちの優位性を根拠に責任逃れをしているが
信用については『世界最低』にある事をどこまで認識しているのやら・・・

報道を見ていると『管理会社が悪い』とか『製造は中国でやっているから』と早速
トカゲの尻尾を模索している往生際の悪さにクラフトマンシップは存在していない。
メーカーというより商社の感覚なのかもしれないと言ったら、商社怒るかもしれないな。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.08)


平成18年06月06日(火曜日)

ハングアップに苦しんだ一日。

パースのCGも大詰め。
信号機を配置し、空き地を適当物で埋めれば完成というところまで漕ぎ着けた。
連日夜中まで作業をしていたので一寸遅めに出社してボケッとしていたが、早い時点で
データとしては完成に至っていた。

ところが、元のデータが出来たのにも拘らず納品用のJPEGデータが出力されない。
レンダリングのたびにCGソフトがハングアップしてしまうのでどうにもならないのだ。

ハングアップの原因の半分はメモリー不足だ。
ガードレールから信号機、街灯にいたるまで街並みを作るために数多くの部品を配置したり、
芝生を表現するためにパーティクルエフェクトを何重にも掛けたりしたので、いつの間にか
猛烈に重いデータになってしまったのだ。

ソフトの片隅に表示される『メモリ使用量』を見ると前日まで500MBくらいだった
のに、今日は800MBを突破し、最終的には1300MBなんて事になっていたのだ。
一応PCのメインメモリーを1.5GBにまで引き上げているのだが、ここまでくると
焼け石に水というか、直ぐにハングアップしてしまうのだ。

しかし、いくら部品数が多くても単にメモリー量の問題というのにも解せない点がある。
OSには仮想メモリーって便利なものがあるのでメモリーが足りなくなったらHDDに
データをスワップさせるようになっているからだ。

そうなるとデータそのものに何か問題がある可能性も出てくる。
事実、前日作ったデータをベースに『街灯』を何本か追加しただけなのにデータ量が
100MB近く多くなったりして驚いているのだ。

あーでもない、こーでもないと打開策を探し続けていたところ、迂闊に行ったテクスチャーの
設定が余計な挙動の一因になっていた事に気がついた。
しかし、そもそも抜本的な原因と言うわけでもないので、一部のレイヤーをオフにすると
テストレンダリングが出来るようになった程度の話である。
故に、小さな不満を修正してレンダリングをしようとすると再びハングアップする始末。

結局、日付が変わり、1時近くになって中間的な画像を何枚か出力したが、T室長に
発送するのには至らなかった。

トホホ・・・

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『祝!ソニーα100発表』

仕事の合間に情報サイトをチェックしたところ、ソニーから噂のデジイチが発表された
事を知って早速公式サイトへアクセスした。

いやぁ〜久しぶりに『キターーーーーーーー!!』って感じである。
コニカミノルタから『αブランド』を引き継いだソニーだったが、廉価版の第一弾にして
ここまで戦闘力の高い商品で参入するとおは思っていもいなかったからだ。

アンチシェイク機能を継承したのは想定の範囲内として『1020万画素』というのは
D70やKISSデジに対してのアドバンテージになっている。
しかも、オリンパスの独壇場だった『ゴミ取り機能』まで搭載しているのには驚いた。
ハッキリ言って『アンチシェイク』と『ダストリダクション』のどちらか一つが付いている
だけでも十分魅力的なのに両方付いているのだから鬼に金棒だ。
逆に8割のシェアを持っているといわれるニコンにもキャノンにはどちらの機能も未搭載
ってのは不思議な感じだ。

α100の出現の前までは私もFマウントのデジイチを考えていた。
理由は『レンズを何本か持っているから』に他ならない。
しかし、どのレンズもデジイチで使おうとすると焦点距離が1.5倍相当になってしまう
ので常用するには無理のある物ばかりという現実がある。
よって『標準ズーム』も同時に購入する必要は避けられない。

加えてストロボの問題も出てくる。
F4とセットで使っていた専用ストロボがあるものの、デジイチでは使えないらしいのだ。
レンズの焦点距離については目を瞑ったとしても此れは致命的である。
結局のところ手持ちのレンズが使えるといっても一から出直しと変わりがない事になる。
これは痛い・・・

実は浮気を考える原因の一つもストロボにある。
現在使っているミノルタDiMAGE7のストロボがα100でもそのまま使えるのだ。
元々銀塩α用のストロボなので当然と言えば当然だが、これは乗り換える大きな口実になる。

カールツァイスのレンズシリーズが出てくるあたりも擽られる。
高級シリーズとしての位置づけなので飛びつく事は出来ないが、魅力的なレンズが今後も
出てくる事は大いに歓迎できる。

当分F4を手放す予定は無いのでFマウントのニコンレンズも残しておくつもりだが
D70やD50よりもα100が魅力的に見えるのは間違いない。
本当にデジタルカメラの世界は下克上である。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.07)


平成18年06月05日(月曜日)

妙な具合に仕事。

出社し、いつものように朝のメールチェックをしたが仕事のメールは入っていない。
前日CGの進捗状況を先方に送ったので反応を期待していたのだが、良いとも悪いとも
言われないと張り合いがなくなる・・・
丸投げを決め込んでいるのかもしれないが、少なからず空しく思えた。
そんな事もあり、何となく手が動かず日記の更新に無駄な時間を使ってしまった。

流石に夕方になるとエンジンが掛かってきたのでCGに復帰した。
それこそ昨日までに相当詰まってきいるので今日中に仕上げることも出来ると踏んでいた。
しかし、ふと来た道を振り返ってしまう私・・・
不満に思える点に気づいてしまうと直さずにはいられなくなり当然ゴールは遠のいた。

・・・直すところを直してやっと新しい仕事。今日の課題は信号機だ。
なにしろ『交差点』が主題なので信号機無いとサマにならないからだ。
しかし、相変わらず想像で物を作るのが苦手な私はついつい写真をみてしまう。
見てしまうとついつい忠実に作ってしまいたくなるので時間ばかり掛かってしまった。

一応夜中には形になったが、信号だけ作っても完成したわけではないのが情けない。
今日も自分のセンスの無さを呪ってしまった。

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『巨悪(?)は眠らせない(??)』

村上ファンド(通称)の代表者である村上氏がインサイダー取引を認め逮捕された。
まあ、逮捕される以前の『事情聴取』の時点で阪神ファンのオバちゃんは『捕まって当然』
とか『ざまーみろ』見たいな事を言っていた。
感情で物を言っているので仕方が無い面もあるが、村上氏本人が言ったととおり
『儲け過ぎたので嫌われた』のは間違いない。

しかし、IT長者(?)=巨悪と位置づけ、重箱の隅をつついて抹殺することで溜飲を下げる
というのは私にはシックリトこない。
村上被告や堀江被告が巨額の利益を上げた裏で損をした人や、泣きを見た負け組みが
いたのは間違いない。
そんな人が株式投資やエセIT、M&Aで楽して儲けている人を憎み、『勝ち組、負け組み』
=格差固定社会が何となく嫌だというのは私も分かる。

だが、そんな負け組みの人の中にだって『額に汗して働かない人』が含まれることを
忘れてはいけない。
株も相場も一攫千金を狙うギャンブルみたいなものだから競馬やパチンコと変わりがない。
勝つとか負けるとかは時の運や本人の資質によるところもあるのだから、スッテンテンに
なった時、『儲けた人を恨む』のは諸刃の剣だ。

それよりも何よりも『社会保険庁』のお役人のように国民から預かったはずのお金で
放蕩の限りをつくしながら『お咎め無し』ってのはどう考えても釣り合いが取れない。
インサイダー取引で儲けると言うのはあってはならない事だが、そこから出た利益の
一部は税金として国庫にはいるのだからマイナスばかりではない。
その点、社会保険庁にはマイナスばかりが目に付くし、それを是正したりする自浄
能力は残っていないようだ。

村上氏が『最近、日本が嫌になってきた』と言う話もシンガポールに拠点を移そうと
思った理由もその辺と無関係ではないだろう。

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『神の左手悪魔の右手映画化』

日記を書いていた時、『楳図かずお』氏の漢字が上手く変換できなかったので検索を
描けたところ、同氏の公式サイトに行き着いた。
最近オロナミンCのCMにも出演しているし、相変わらず活躍しているなぁ〜と思ったが
サイトの表紙に
映画『神の左手悪魔の右手』2006年7月渋谷アミューズCQNにて公開!
の文字を見て正直言って仰け反った。

楳図氏の作品が映像化されるのは案外少ない気がするが、久々に目にしたのが
スプラッターホラーである事にショックを受けた。
「まさか、あの残酷シーンを実写で・・・」と、考えただけで顔が引きつったし、
公式サイトにあった『予告編』を見ただけで少々気持ちが悪くなった。
映画『神の左手悪魔の右手』に興味が無いわけではないが、エグイ映像の連続になるのは
間違いないので見ないだろうな・・・

まあ、楳図氏の作品にはホラー以外にも多くのSF作品がある。
それらが映像化されないのは不思議な気もするし、『独自の世界観』があるので創作力の
枯渇したハリウッドに打って出るのも面白いかもしれないと思ってしまった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.06)


平成18年06月04日(日曜日)

仕事もしたけど基本的には休み。

連日実家の兄貴とビールをがぶ飲みしているせいか一寸疲れ気味だ。
爆睡する程快適な気温ではないが、スッキリ目覚めることが出来ずに気がつけば昼近くに
なってしまった。

テレビを見ながらあり物で昼食を食べ、2時過ぎに買出しに出ることにした。
向かったのは、例によって篠崎の河内屋だ。
豆腐や乾燥わかめ、お米や焼きそば麺、納豆なんぞを買い込んで店を後にしたが、
なんだかんだ言って毎週のように来ているな・・・

このまま帰宅して仕事に出ることも考えたが、何となく感ずるものがあり三菱の
ディーラーへ向かった。
ズバリ新型車『i(アイ)』の試乗が目的だ。

一寸来ない間に改装されたショールームの前にポンコツ2cvを止めると、目の前に
パールホワイトのiが止まっていた。
早速、シートの座り心地をチェックしたりしていたら、そのまま試乗に出る事になった。
流石に社運を掛けた力の入った車だけあり、私の中のランキングを駆け上がった感がある。
(詳しくは近日中に『くるまねぇ〜』に書くつもり)

試乗に満足して帰宅。 すぐに自転車で会社へと向かった。
先ずは昨夜レンダリングの終わっていたCGの後処理だ。
ビデオ編集ソフトにおいて場面転換の処理を加えているため、動画データを差し替えて
出力をしないといけないからだ。
先方の指定は『xx版からH鋼を外したもの』なので音のデータは不要だが、どのように
使うかは分からないので一応音声の有無で2パターンを作ってみた。
これをいつものレンタルサーバーにアップロードした後、お客さんに念のためアドレスを
書いたメールを出して一件落着だ。

続けてやり掛けていたCGの続きを始めたのだが、一寸やそっとで終わるような物ではない。
そこで現時点でのサンプルをT建設のT室長に送って早々に帰宅した。

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『事件あれこれ』

夜、『堂本兄弟』を見ていたらオープニングの冒頭にニュース速報が出た。
『秋田の小学生殺害事件容疑者女性逮捕』の文字が出た事は分かったものの、0.5秒ほど
出てすぐ消え、暫くしてまた0.5秒という不親切なものだったので分かったような
分からなかったような・・・

お風呂にお風呂テレビを持ち込み番組を見ていたら今度は『彩香ちゃんの母親逮捕』に
変わり、驚いた。
まあ、雑誌の見出しをみていると『あの母親が怪しい』と言う話は随分前から出てはいたが
本当にそうだったので複雑な気分だ。
現時点では分からないことのほうが多いが、「もしかしたら・・・」と、考えてしまう。

港区のエレベーター事故も良くわからない。
エレベーターには何重もの安全装置が付いている事は素人だって知っている。
にも拘らずドアが開いたまま上昇するなどと言う事が起こったのだからただ事では無い。
そもそも、不具合が頻発したエレベーターを何故抜本的に直すことが出来なかったが
問題だ。
稲川淳二さんの怪談ではないが、詳しく調べてみたら底の方に風化した死体があった
診たいな事にならなければいいなと、ふと思ってしまった。

『芸術選奨文部科学大臣賞』などという大層な章を受賞した画家が盗作をしていたのでは
ないかという疑惑。
オリジナルを描いたとされる画家の話を聞く限り、同士の疑惑は限りなく黒に近い。
しかし、当人は『盗作ではない』と強弁を繰り返しているので話は平行線のままだ。
それこそ二人を同じ席に並べて討論させない限り着地点は見出せないだろう。
(きっと和田氏は出ないだろうが・・・)

一寸笑ったのは『スタメン(cx)』での和田氏の後輩(?)に当たる現役美大生3人に
よるディスカッション。
曰く
画家と言うのは普通画風をパクるにしても何処かにオリジナルの要素を入れたがるはず。
それにも拘らず細い線1本にも拘って再現していることを考えると
オリジナルを愛としか思えない。
(意訳)
つまり、和田氏はスギ氏の作品を心から愛するあまり、作品を飲み込んでしまったとでも
言うか、オリジナルとパクリの区別が付かなくなってしまったのではないかと言うのだ。
同じ事(?)をコメンテーターとして出演していた『ショコタン』こと中川翔子ちゃんも
言っていた。
彼女は楳図かずお氏の作品を愛するあまり真似して描いていると『楳図先生が降りて
時がある』というのだ。
それはそれで怖いが言いえて妙な話だ。

和田先生がショコタンくらいに素直になる日が来るのだろうか?

去年の今日一昨年今日

(2006.06.05)


平成18年06月03日(土曜日)

午後からぐうたらと仕事。

土曜日なので、いつものように2時過ぎまで『王様のブランチ』を見てから出社して
CGの続きを始めた。

本日の課題は『立て込みの完成』と『割り込み仕事のやっつけ』だ。
昨日も一日(?)かけて建物を作っていたが、他所も同じペースで作っていたら完成が
いつになるかは全く分からない。
他にも仕事を抱えている訳だし、こんな本論ではない部分に時間を掛けても意味が無いので
手抜きする方法を考えた。

それは昔作ったデータの使いまわしだ。
かなり前に作った説明用ビデオのCGに『団地のようなもの』とか『家のようなもの』を
何種類か作った事を思い出したのだ。
この時も随分と手を掛けて作りこんだものの、実際には『引き』でしか使わなかったので
結果的に過剰な作りこみになった気がある。
故に、今回のような『その他大勢』のような使い方には十分使えると踏んだからだ。
(考えてみれば道路を走っているインチキな乗用車もそのときの物だ)

そこでバックアップメディアの中からそれと思しきCGデータを引っ張り出し、建物の
データだけを読み込んで配置してみた。
すると少々の難が無い訳ではないが、それなりに見栄えのする画になってきたではないか!
まあ、相変わらず箱庭と言うか、ペーパークラフトっぽい画像ではあるが、最終的に
判断を下すのはクライアントだ。
各部を調整しながら余白を埋めるように建物を配置しつつ、『割り込み仕事のやっつけ』
にも着手した。

前日、G建設のH氏から無理無理に頼まれた仕事なのだが、納品したビデオで使っている
CGの一部から特定の部品を無くして欲しいというのだ。
もちろん、動画を画像修正するのではれば大層な労力が掛かるし、上手くいかないことは
分かりきっている。
しかし、自分で作ったCGなので、指定された部品を削除してレンダリングしなおせば
良いだけの話だ。
素直にサブマシンでレンダリングを仕掛け、CGの作りこみに戻ることにした。

さて、残っているのは街灯と信号機だ。
信号機は部品数が多いものの、いい加減に作ってもそれっぽく見えそうなので街灯から
作り始めることにした。
しかし、いざ着手してみると資料が少ないので何となく雰囲気が出ない。
そこで現地で撮影した写真に写っていた街灯を元に作ってみたのだが、良いよな悪いような・・・

そうこうする内にサブマシンに仕掛けていたレンダリングも終わっていた。
チャチャッと編集ソフトでタイムラインに組み込めば配信できなくもないが、それなりの
手順があるので5分や10分で終わる訳は無い。
いずれにしてもこの時点で夜中になってしまったので帰宅した。

[CG:立体交差点の完成予想図]
完成間近(?)のパース図

去年の今日一昨年今日

(2006.06.05)


平成18年06月02日(金曜日)

朝から不真面目にお仕事。

いい加減、今やっている仕事を止めて次のステージに移りたいのだが、思ったように終わら
ないのでそうもいかない。
一昨日に引き続き、建物の作りこみをする事にした。

作業開始前に考えたのは『なぜ小学生のお絵描き』になってしまうかだ。
所詮は余白を埋めるだけの物なのでリアルに作りこむ必要は無いのだが、写真をヒントに
チョコチョコと作ると”そうなってしまう”のだから困ってしまう。
やはりその辺がセンスの無い凡人故なのか・・・

そこで、遠回りと分かっていても1軒毎にそれなりの作りこみをする事にした。
小学生のお絵描きレベルの物が20個あるよりも、それなりの物が5個あったほうが
見栄えがするからだ。
もちろん同じ家でも屋根や壁の色を変えれば隙間を埋めてゆけるし、後日使いまわす事も
考えての事だ。

しかし、やってみると1軒作るだけでも猛烈な時間が掛かり、思ったペースで仕事は
進まない。
その上、G建設のH氏からお金にならない頼まれ事をされてしまい時間だけが過ぎてゆく。

結局、今日も終わらなかった。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.03)


平成18年06月01日(木曜日)

今日は那須まで出張。
岡山ロケを含め、一通りの撮影が終わったと言えるのでビデオ編集の打ち合わせだ。

今回も交通手段はポンコツ2cvを使う事にしたのだが、余程の渋滞でも無いかぎり
片道3時間もあれば十分だ。
シャワーを浴びてヒゲを剃り、払いそびれた車庫代を払ったりしていたら予定した
9時を30分ほど過ぎてしまったが大した問題ではない。
いつものように汗拭きタオルとペットボトル2本、距離計代わりのカーナビを積み込んで
出発した。

例によって平井大橋から首都高に乗ったが、順調そのものだった。
車の量が結構あったのでガラガラとは程遠かったが、サンデードライバーがいないせいか
全体が一定のペースで流れている感じだった。
この状態が東北道に入ってからも続き、道中は終始渋滞とは無縁だった。

そんな事もあり西那須野ICまで一気に走ってもよかったのだが、トイレに行きたかった
ので大谷SAへ入った。
すると、車を止めて早々、何故か台湾からと思しき観光客に取り囲まれてしまった。
彼らにはポンコツ2cvが余程珍しいらしく、『写真を撮ってもいいですか』とか、
『いつごろの車なんですか』などと興奮気味言われた。
(うっかり「昭和の終わり頃の車です」って言ったら『今、昭和何年?!』と
キャーキャー言ってたな・・・20年くらい前って言えばよかったと後から反省)

12時一寸過ぎに那須塩原ICに到着。
アポを取っている1時にはまだ余裕があるので、いつも行く回転寿司へ直行した。
ここでも熟練パテシエによるワサビワークは見事と言う域に達している。
刺身を剥がすと3mm角くらいに極薄に塗布してあり、まるで瞬間接着剤並みなのだ。
当然サビ抜きとの味の差を見出すのは難しい・・・
(こんな使い方では無駄だな労力なので全部サビ抜きで良いじゃないかと思う)

珍しく7皿ほど食べて店を出る頃には丁度いい時間になっていたのでH親分のいる
技術研究所へ直行した。
エントリーを済ませ、中へ入ると親分とH氏がいつものミーティングルームに入るところ
だった。
パソコンを用意してもらい、持参したDVDに入っている動画の説明をしながら1時間半
くらいで打ち合わせは終わった。
(もう一寸絞られるかと思ったが、H親分もいろいろ忙しいらしい)

呆気なく仕事が終わったのでお気楽モードに突入。
打ち合わせ前に電話をくれた福田探偵とお喋りをしてから向かったのは『スーパーあさの』
此方へ来ると必ず寄ってしまう巨大な地元スーパーだ。
[写真:スーパーあさの外観]
スーパーあさの外観
[写真:スーパーあさの内観]
いつ来ても活気に満ちている店先

奥に入ると普通(?)のスーパーマーケットだが、ここの醍醐味はテント下の賑わいだ。
地元や近隣で取れた野菜や果物が東京では考えられない安値で所狭しと並んでいる様子は
いつ来ても圧巻だ。
しかし、ここ最近の日照不足で葉物野菜の値段は猛烈に上がっているので、安い筈だが
あまり感動が無い。
一応、スイカやメロンなども並んでいたが、どれも小振りな物ばかりだし、夏野菜の
季節はもう少し先なのかもしれない。

そんな訳で、親父からリクエストのあったメロン4個(@380円)と2個入りレタス
(@80円)を2袋だけ買って帰路に着いた。

帰り道も至極順調。
小菅近辺で下り線が渋滞していたようだが、上りは渋滞知らずで一気に自宅まで戻った。

まあ、これにて本日の営業を終了しても良かったのだが、H親分の近況報告や残っている
仕事が気になったので一応出社した。
結局全く仕事にならないまま、10時過ぎに帰宅した。

去年の今日一昨年今日

(2006.06.02)


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