<平成14年09月02日(月曜日)>
私はC社
の会社謄本を取得する為に最寄の法務局(東京法務局江戸川出張所)へ行きました。
書類にC社の会社名と住所を書き、所定の印紙1000円分(正直に言って高価!)を貼って
窓口に出し、かなりの時間待っていたら呼び出されました。
”やっと書類が出てきたか”と、思いつつ、ウキウキしながら窓口のお姉さんの所へ行ったのですが、
何故か雰囲気がおかしい・・・
お姉さんいわく
『この会社の支店はこの管内(江戸川)にはないので、管轄の千代田の
方へ行ってみてください。』
と、印紙を貼った書類とともに九段下にある法務局への地図を渡されたのでした。
この失敗は私の根本的な勘違いから起きたものでした。
法務局について調べている途中で、各地域にある出張所同士がデータを相互リンクしている
ものと思い込んでいたので、都内にある会社の謄本なら最寄の法務局で取得できると勘違い
していたのです。
しかし、実際には
『謄本は取りたい会社の”本社所在地の管轄法務局”で取る』
のが基本なのです。
とんだ所で恥をかきつつ勉強をしたわけですが、気がついたら時間は4時近くになっていました。
役所の仕事は5時まででしょうから1時間以内に九段下まで移動しないと、今日中には会社謄本を
取る事が出来ない事に愕然としました。
もちろん翌日に出直せばよいだけの話ですが、一刻もはやく謄本を取って内容証明を出したかったので
、イチかバチかそのままスクーターで九段下を目指す事にしたのです。
すると案外順調に九段下の交差点に到着したのですが、ここで私の方向音痴が出てしまった為、
地図を見ているにもかかわらず、それらしい建物が見つかりませんでした。
タイムリミットが迫る中で地図を見直したら”単純に交差点を逆方向に曲がっていた”事に
気がつき、焦って引き返したらギリギリセーフでたどり着いたのでした。