『偽ノロジー』プラグコード・プロジェクト

Page02:制作編

さて、材料が集まったので早速『偽ノロジー』の制作に取り掛かることにした。
その際、用意したプラグコードは初期レストアの時から使っている『SplitFire TwinCore』だ。
理由はプラグコードは端部がネジ式になっていた方が作業が楽というだけの話だ。


改造前のプラグコード


『SplitFire TwinCore』分不相応の高級品である


SplitFireのプラグコードは端部がネジ式になっている


電線の被服を剥く


被服を剥いた電線をプラグコードに絡ませる


電線ごとアルミホイルを巻きつける

アルミホイルを巻きつけた後、全体を被ってやれば偽ノロジーはできたも同然だ。
端部が外れるプラグコードを使った理由は熱収縮チューブで簡単に全体を被覆できることに他ならない。
まあ、それが出来ないならビニールテープでグルグル巻きにしても意味は同じだが、 エンジンの熱で接着剤がベタベタになること請け合いである。

熱収縮チュープでカバーすれば出来上がり

後は引き出したアース線に圧着端子を取り付ければケーブルは完成だ。
しかし、アースの取り付け位置にはチョッと悩んだ。
本家のノロジーホットワイヤーはカムカバーにアースを取るようにしているのだが、 ２ｃｖでそれをやろうとすると、フェンダーを外したりする必要が出て大変だ。
しかも、カムカバーだろうとバッテリーだろうと、アーシングには違いないと言う考えもある。
そこで、深く考えずにクーリングファンのメッシュカバーのボルト穴にアースをとることにした。
はたして！？

引き出した電線をアースに繋げば装着完了

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