写真修正<Lesson01>

共同構内に水を入れる

Page-05(水面への映りこみを考える)

さて、水没している状況を表現するのに厄介なのが『水面への映りこみ』です。

仮にトンネルが丁度半分まで水で満たされていたとすれば、水面を境にミラー反転すれば(下図のように)映りこみ画像は容易に作れるような気がします。

[写真:水面への映りこみ(仮定)]
<図01>

ところが、実際に水面に反射する画像は 水面対して対称の位置にあるカメラから見た映像 となる為、単純な反転画像が 使えるとは限りません。
[写真:実際の映りこみ]
<図02>

はたまた今回のスチュエーションでは仮想カメラの位置は トンネルの外から見た映像 となってしまう為、現実には撮影する事が出来ません。
[写真:実際の映りこみ]
<図03>

そうかと言って水面用のデータが無いと合成できませんので、極力下からのアングルから撮影を行って 『映り込み用画像』にする事にしました。
[写真:水面への映りこみ]
映りこみ専用に撮影した写真

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