缶詰めの合間に那須へ
那須の某研究所・中庭にて
私は自称”カメラマン”で通してはいますが、実際には銀塩写真の仕事よりも
ビデオ撮影と編集、最近はさら説明用CGがおもな仕事といえます。
前回のHP更新の直後から主に2本の撮影と編集をしていたのですが、
途中で飛び込みの仕事が入ったりして世に言う『缶詰状態』が続きました。
ところが、片方の仕事は某準大手ゼネコンによる新工法の解説ビデオだったので、
技術説明に伴う作り込みのボリュームたるや大層な物になって大騒ぎでした。
なにしろ相手は開発に直接たずさわっている技術屋さん。内容のへのこだわり
が尋常ではないだけでなく、複数の会社での共同開発なので意見がまとまらず、表現方法も2転3転して
しまうのです。
最初は実証実験機を撮影した実写と解説用に作ったイラストなどでスタートした簡単な編集が、
途中から3次元CGを多用し始めた結果、最終的には全体の70%がCGの作品になってしまいました。
プレス発表のための仮納品の直前には3日間の徹夜を経て一応のかたちになって
『後は多少の手直し』
と、思っていたら、大量のFAXと電話が入り
『修正箇所が多いので、那須の研究所まで打ち合わせに来てください』
・・・ってな事になったのです。