車検切れまで10日を切った為、少々焦りを感じつつ朝から動き始めた。
車検の一括見積もりの際に返信のあった車検屋さんが、極近所にある事が分かっていたので
直接車を持ち込んで話しを聞くことにしたのだ。
しかし、ここにも少々の不安があった。
連絡をとるべく何度も電話を掛けているのだが、終始話中か留守番電話のままで反応がないからだ。
余程忙しいのか、それとも営業していないのか・・・
まあ、按ずるより生むが小野ヤスシ。 頼むか否かは別にして場所だけでも探しておこうと
ポンコツ2cvを駆った。
ところが、Webサイトにあった目印になる保険屋の看板やJOMOは直ぐ見つかったものの、
自動車屋や工場と思しき建物は幾ら探しても見当たらない。
仕方が無いので周辺を何週かしたが見つからず、再度電話を掛けたがやはり電話は繋がらないまま・・・
結局、キツネにつままれた思いで帰宅した。
なんでだろぉ〜
※ 後日、年末年始の休みをずらして取っていたと、メールが入った。 タッチの差だったので残念。
八方塞な状態となったので最後のカードを切る事にした。
親父のPTA関係の自動車屋さん『Sモータース』に車検を通してもらう事にしたのだ。
まあ、ここの親父さんは其れなりの年代の筈なのに『キャブレーターは分かりません』
と、公言したり、『外車はやめて国産車にしましょうよ』が口癖だったりする御仁。
現代の国産車が良いからといってインジェクションの修理が出来る筈も無いから、
正直言うとこんな時でも無いと世話になりたくない自動車屋さんだ。
よって、出来れば使いたくない禁断のカードでもあるのだが、背に腹は代えられない。
昼過ぎに車を持ち込んだところ、『特別大きな問題が無ければ2、3日でできる』との事。
無精者の親父さんがドラムブレーキを開けるかは不明だが、とりあえず静観する事にした。
この日は『耐震偽装問題』に関して午後から『ヒューザーのO社長の証人喚問』があるので、
朝からテレビに噛り付いていた。
ところが、オジャマモン社長の喚問が始まって暫くしたところにSモータースから電話が掛かってきた。
すわ、何か問題が発生したと思いきや、『車検、終わりました』と言われズッコケた。
早速、車を受け取りに行ったところ、
『突然エンジンが止まった』とか
『サイドブレーキ思いっきり引っ張ったら戻らなかった』とか
『マフラーから排気が漏れていた』とか
『ウォッシャーの水が出なかった』と笑いながらチクチク言われてしまった。
まあ、その面倒を見てもらうべく大枚を払っているので心の中で舌を出して終わり。
リサイクル料金込みの総額は10万2250円だったから、某ディーラーに頼むより
安かったのは間違いないが、素通し同然なので微妙なところである。
次はもっと余裕を持って車検に臨みたいとものだ。
それとも・・・
(終)
(2008-01-18)