2002年を締めくくれ! page03

エポキシ系の接着剤のような充填剤を細身のドライバーで掻き落すような作業を約半日続けて ようやく反射鏡とレンズを分離する事が出来ました。
[写真:分解したヘッドライト] [写真:錆びた反射鏡のみ]
ようやく分離できたヘッドランプのレンズと反射鏡(写真:左)と錆付いた反射鏡単体(写真:右)

一見して分かるように、反射鏡が8割程度も錆で変色していますから、 普通の銀スプレーを塗布するだけでも大幅に改善される事は容易に想像できます。

[写真:塗装した反射鏡]
塗装後のヘッドライトの反射鏡


実は銀スプレーを下地塗装にして磨き上げ、メッキのような仕上げを出来る塗料を 塗ってみたのですが、スプレー式でなかったので筆ムラになってしまい、 結局元の銀スプレーで塗りなおしました。

塗装後の反射鏡とレンズの接着には今回『シリコンシーラント』を用いました。
入手しやすい物として”バスコーク”と言われる歯磨き粉のチューブ式の製品がありますが、 容量が少ない割りに高価なので、お風呂工事などにも使われる業務用を使ってみました。
[写真:シリコンシーラー、238円] [写真:コーキングガン装着状態]
今回使ったシリコンシーラント(写真:左)と装着状態(写真:右) セットでも500円程度と激安です。

業務用と言っても、最近はホームセンターなどで300円程度で普通に売られていますし、『専用ガンユニット(?)』も200円以下と激安だったので即決しました。
色を白にしたのは『元々の接着剤が白だったから』ですが、乳白色でも良かったかなと後から思いました。

[写真:装着後]
完成した補修済みヘッドライト。 案外綺麗に仕上がりました。

コーキング剤が完全に固まったのを確認後、装着して点灯してみるとメッキよりも白いくらいで 概ねGoodでしたが、夜運転席から見える光量は明らかに負けていました。

メッキタイプのスプレーを買ってきて再チャレンジしようかとも思いましたが、以前よりも 大幅に改善しているわけですし、車検の時には対応品を使うだけの事ですからOKとしました。

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