『簡単な構造』
と言うキーワードは2cvのあちこちに見出せる良い言葉だと思うのですが、
『簡単ゆえのトラブル』に陥る事があります。
例えば2cvの燃料ポンプは『霧吹き』や『井戸の水くみポンプ』に似た、簡単な構造の機械式です。
エンジンの回転によってカムが回転してプッシュロードを駆動させ燃料を供給するのですが、
小さなポンプなので渋滞に巻き込まれてパーコレーション気味になるとエンストの原因になるのです。
また、経年変化によって性能が落ちてくる部品でもありますので、様々な切っ掛けで交換する事のある部品
と言えます。
私も一寸した事が切っ掛けで交換する事にしました。
用意した部品
燃料ポンプ交換の効果
渋滞にはまってパーコレーション気味になった時、以前は何の前触れも無く
『プスンッ!』
と止まってしまう事が以外に多かったのですが、ポンプの交換によってこの確率が劇的に低下しました。
(残念ながら零ではないのですT-T)
突然止まってしまう確率が低くなった事により、信号待ちでエンジンが止まらないようにを煽ったり、
エンストから脱出する時に余計なアクセルを踏む事も少なくなりました。
これによって燃費も若干良くなった気がします。