私は、いわゆるテフロン系コーティング剤が好きです。
『テフロン、テフロン』と気軽に口にしていますが、あくまでもアメリカ・デュポン社の
登録商標です。
『それを使用している』と、うたっているのですから、あまりいい加減な商品ではないと
考えるからです。
まあ、
『含有している事』と
『実際の効果』との因果関係は
『根がズボラな素人』の私には
なんとも言えないのですが、
長期間使ってきて害は全く無い
ので今後も使い続けるつもりです。
私が最も古くから使っているのがエンジンコーティング用の製品です。
マニュアルトランスミッションに対しての効果は、『金属どうしが擦れ合う』点で
エンジンと変わりありませんが、爆熱に耐える必要がないので耐熱特性が違うのかもしれません。
私が2cvに対して用いたのは『SX6000シリーズ』だと思いましたが、他で使いたくても
素人がDIYでトランスミッションオイルを交換できる車は他に知りません。
さて、その効果についてですが、『エンジン用よりもハッキリと体感できる』ものでした。
交換前はギヤチェンジの度に『手にギヤとギヤの噛み合う感触』がありましたが、
コーティング剤(+ギヤオイル交換)使用後は『金属が噛むどころか磨れる感触も無くなり』
まさに『音も無く”ススっ”と』出来るようになったのです。
ポジティブに見ると非常に有効な『お薬』ですが、その効果を疑問視する事は簡単です。
エンジンオイルの項でも書いたように『お薬の効果』よりも『劣化したオイルを交換する効果』の方が
即効性があるからです。
事実交換した際に出てきたギアオイルは墨汁のように汚れていてエンジンオイルの汚れとは
比較になりませんでした。
しかも、エンジンオイルは数千kmないし半年程度という(比較的)短時間で劣化するのに対して
1万km以上の永いサイクルで劣化します。
その為、普段は大きな変化を感じる事が出来ず、オイル交換時の効果を一層大きく感じる
という事になります。
・・・・と、言いつつも現在も実感が継続していますから満足度は◎(2重丸)です。
ずぼらの私は車のワックス掛けが苦手です。
『ワックスを定期的に掛ける事によって塗装を保護し、
汚れが付き難くなって、結果的に洗車が楽になる。』
・・・・わかっちゃいますが面倒な事は後回しにして、買い物や
ドライブへと現実逃避するのが常となっています。
そんな人が世の中に溢れているのか、オートバックス等に行くと
『一度掛けるとXXヶ月間の水玉効果!』
等と、うたった製品が多数並んでいます。
ものぐさな私も、ごく初期の『○オン・○ート』に飛び付きましたが、
『艶』と『塗りやすさ』がイマイチに思え利用をやめた事がありました。
(↑ 単なる良い訳・・・・)
そんな事もあって、最近まで新製品が出ても興味がわきませんでした。
ところが夜中の『テレビ通販番組』でやっていた『オーリ』のアメリカ流パフォーマンス
を見て、大笑いをしてしまいました。
しかも、度々放送されるものですから洗脳されてきた・・・と、言うより
ディスカウントショップなど身近なところで『バッタ売り』されていたので
『シャレで』買ってみようかと思ったのです。
そして、実際に使用してみると
『塗りやすく、拭き取り易く、艶はまあ合格点』
と感じました。
気になる耐久性ですが、説明書にある『XXヶ月』ってのは、最初から当てに
していなかったものの4ヶ月間洗車しなくても
『以前のような紙やすり状態』
にはならず、
ある程度の艶も継続していました。
(さすがにボンネットやフェンダーなどは効果が薄くなっていましたが)
『これこそがテフロンの効果!』・・・か、どうかは不明ですが、私が今まで使った
ワックス(コーティング剤)の中では最も気に入っています。
強いて言えば『内容量が少なく割高』とも思えますが、一度も買ったワックスを
使い切った事の無い私には丁度良い量かもしれません。
調子に乗った私は、
『台所のガス台やタイル』
をピカピカに磨いて悦にいったりもしています。